JP2012003456A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 メディアダイレクトプリントとする際に、操作者に識別情報等の入力を要求することなく、部門別の印刷枚数等を管理できる。
【解決手段】 CPU11が装着されるUSBストレージを検知したら、USBストレージから製品情報を取得し、登録された製品情報が部門管理情報として登録すみかどうかを判断する(S104)。ここで、製品情報が部門管理情報として登録済みであると判断した場合は、印刷データをプリントエンジン部14に転送して印刷処理を実行する(S110)。そして、CPU11は管理されている製品情報の印刷履歴情報を更新する(S112)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、装着される記憶手段に記憶された印刷情報を読み出して印刷処理を行う画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラムに関するものである。
近年、印刷機能を実行可能な画像処理装置において、印刷枚数を管理するために、印刷利用者が所属する部門を識別するためのIDとパスワードを付与し、印刷を行う際にこれらの情報を入力する部門管理と呼ばれる方法が存在する。
この部門管理による利点は、IDによる部門単位で印刷枚数を管理すると同時に、パスワードにより利用者を認証できることである。
これに対し、特許文献1に記載されているように、画像情報に対応付けられた認証情報をUSBメモリへ保存し、USBメモリを装着することで認証を行うという技術が開示されている。
特開2008−277982号公報
一方、JPEG等の画像データを格納したUSBメモリやSDカードによるメディアダイレクトプリントが普及しているが、部門管理を併用すると、操作者はさらにIDとパスワード入力という煩雑な操作しなければならない。
このようにUSBメモリやSDカードによるメディアダイレクトプリントを行う際にも、部門別のプリント枚数等を管理するには、ユーザはIDやパスワードを入力しなければならず、操作が煩雑であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、メディアダイレクトプリントを行う際に、操作者に識別情報等の入力を要求することなく、部門別の印刷枚数等を管理できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
印刷処理を実行可能な画像処理装置であって、本体に装着される記憶手段に記憶される製品情報、及び印刷情報を読み取る読み取り手段と、前記製品情報を部門管理情報としてメモリに登録する登録手段と、前記登録手段により前記メモリに登録された部門管理情報を用いて、前記読み取り手段によって読み取られた印刷情報に基づく印刷処理の印刷履歴情報を管理する管理手段と、前記読み取り手段によって読み取られた製品情報が、前記登録手段によって既に登録済みかどうかを判断する判断手段と、を備え前記管理手段は、前記判断手段によって登録済みであると判断された場合、前記読み取り手段によって読み取られた前記印刷情報に基づく印刷処理の前記印刷履歴情報を更新することを特徴とする。
本発明によれば、メディアダイレクトプリントを行う際に、操作者に識別情報等の入力を要求することなく、部門別の印刷枚数等を管理できる仕組みが提供される。これによりユーザが煩雑な操作を行う負担が軽減される。
本画像処理装置を含む画像処理システムの一例を示す図である。 USBホストとUSBデバイスの構成を説明するブロック図である。 アプリケーション・プログラムの構成を説明する図である。 不揮発性メモリのメモリマップを示す図である。 図1に示したPCから受信する印刷データの構造を説明する図である。 画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。 画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。 画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。 画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。 図1に示した表示パネルに表示されるUIを示す図である。 不揮発性メモリのメモリマップを説明する図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態を示す画像処理装置を含む画像処理システムの一例を示す図である。本例では画像処理装置の一例として、コピー機能・スキャン機能・ファクシミリ送受信機能・プリント機能を実行可能な画像処理装置を示すが、プリント機能、コピー機能を実行する画像処理装置で構成されていてもよい。
また、本実施形態では、記憶手段として、USBストレージ30を使用する場合を説明するが、同等の記憶機能を備えるものであれば、SDカード、メモリスティック、コンパクトフラッシュ(登録商標)やその他のメモリ媒体であってもよい。
また、本実施形態の画像処理装置のCPUは、外部、例えば後述する図6に示す手順に従いPCから受信する印刷情報に付加された付加情報が登録済みかどうかを判別する機能を備える。
そして、画像処理装置のCPU11は、付加情報が登録済みであると判別して受信した前記印刷情報が印刷される毎に前記製品情報に対応づけられた前記印刷履歴情報を更新できるように構成されている。
したがって、本発明は、受信する印刷情報を付加される付加情報で認証する機能を備えた画像処理装置に適用して、双方の印刷履歴管理機能を実行するように構成してもよい。また、これに代えて、本実施形態で示すUSBストレージの製品情報を用いた印刷履歴を管理する画像処理装置として構成することも可能である。
図1において、複合機10はLAN50(ローカル・エリア・ネットワーク)に接続されており、さらにLAN50にはパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)40も接続されている。
複合機10は以下で説明する9〜20のモジュールにて構成されているものとする。9は表示パネルで、機能や設定などを表示する。11はCPUで、複合機10を構成する各部を総括的に制御する。
12は操作部で、スキャナ部13やプリントエンジン部14に対する動作指示や、各種プログラムの実行指示を行う。13はスキャナ部で、原稿を読み込み画像データに変換する。
14はプリントエンジン部で、PC40から受信したジョブから生成される画像データや、スキャナ部13から読み取れれる画像データを印刷出力する。
15はROMで、CPU11の制御、スキャナ部13の制御、プリントエンジン部14の制御などを行うためのプログラムコード、表示パネル9と操作部12で表示を行うためのプログラムコードを格納している。
本実施形態では、ROM15に書き換え可能なフラッシュROMを用いることで、ROM中に格納されているプログラムコードの更新を行うことも可能とする。
16はRAMであり、上記制御プログラムコードのワークメモリとして使用されるほか、スキャナ部13で読み込んだ画像データを一時的に蓄積したり、プリントエンジン部14に印刷出力するための画像データを一時的に蓄積するために用いられる。
17はLAN50に接続するためのEthernet(登録商標)インタフェースであり、印刷データ等の送受信を可能とする。18は部門管理情報を格納するほか、印刷データやフォントデータ等を格納するための不揮発性メモリであり、フラッシュROMやハードディスク(HDD)などで構成される。
19はUniversal Serial Bus(以下、USBと呼ぶ)ホスト機能を備えたUSBコネクタで構成されたUSBホストであり、USBストレージ30との接続を可能とする。USBホスト19は、USBストレージ30が本体の装着された場合、後述する図2に示す記憶メディアに記憶された印刷情報、あるいは製品情報としてのシリアル番号を読み取ることが可能に構成されている。
なお、本実施形態において、管理者等が複合機10にアップロードする等の処理を実行すると、CPU11がUSBストレージ30の製品情報を認証すべき部門管理情報として不揮発性メモリ18に登録する。
20はアプリケーション・プログラムで、USBホスト19を利用して動作する。CPU11はアプリケーション・プログラム20を実行することで、部門別の印刷履歴情報を管理する。具体的には、不揮発性メモリ18に登録された部門管理情報を用いてUSBストレージ30から読み出されて印刷される印刷履歴情報を管理する。
また、CPU11は、後述するフローチャートの手順に従い、USBストレージ30が複合機10の本体に装着された場合、USBストレージ30から読み取る製品情報が登録済みかどうかを判断する処理を実行する。
そして、USBストレージ30から読み取る製品情報が登録済みであるとCPU11が判断した場合、印刷履歴情報を更新する処理を実行する。より具体的には、CPU11は、USBストレージ30から読み出される印刷情報がプリントエンジン部14で印刷される毎に製品情報に対応づけられた印刷履歴情報を更新する。なお、CPU11が不揮発性メモリ18で管理している印刷履歴情報は、図10に示すように一覧表示可能に構成されている。
操作者により複合機10に接続されるUSBストレージ30は、USBホスト19との通信制御を担うUSBデバイス31と、データ保存を担うフラッシュメモリ、磁気ディスクなどの記憶メディア32から構成されている。
なお、USBストレージは市販されているUSBメモリキー、USB―HDD、USB−DVD,USB−CD、USB−FD(フロッピ(登録商標)ーディスク)にて構成され得る。
なお、USB仕様はUSBインプリメンターズフォーラム(USB−IF)にて制定されている規格とし、本特許はUSB仕様そのものに特許性はないためその詳細仕様については説明を省略する。
なお、USB1.X規格、USB2.0規格に準拠したUSBホストとUSBデバイス機能を有した装置とする。
本実施形態では、USBストレージを利用した実施形として説明を行うが、データの記憶メディアとしては、USBストレージに限られたものではなく、SDカード、メモリスティック、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの着脱可能なメモリを用いてもよい。
図2は、図1に示したUSBホスト19とUSBデバイス31の構成を説明する詳細ブロック図である。本例は、複合機10に備わっているUSBホスト機能と、USBストレージ30に備わっているUSBデバイス機能が接続された時の構成を示すシステム構成例である。
図2において、USBホスト19は、複合機10とUSBストレージ30とのUSB接続をハードウェアレベルで制御するUSBホストコントローラ60を備える。また、USBホスト19は、USBホストコントローラ60を制御するUSBドライバ61と、接続したUSB機器をマスストレージ・クラスとしてアクセスするためのMassStorageクラスドライバ62とを備える。
アプリケーション・プログラム20は、USBストレージ30に記憶されているデータへアクセスして動作する。
複合機10に対してUSBコネクタを介して接続されるUSBストレージ30は、USB接続をハードウェアレベルで制御するUSBデバイスコントローラ64を備える。また、USBストレージ30は、USBデバイスコントローラ64を制御するUSBドライバ65、接続したUSB機器をマスストレージ・クラスとしてアクセスするためのMassStorageクラスドライバ66を備える。さらに、USBストレージ30は、記憶メディア32に記憶されたメディアへアクセスするためのメディア・ドライバ67を備える。
なお、USBホストコントローラ60、USBデバイスコントローラ64は、USBにて接続された機器間のUSB通信をハードウェアレベルで制御する。
USBドライバ61、65は、ハードウェアに依存したドライバ層であり、ハードウェアに対するInput/Output処理、割り込み処理、スケジューリング処理を行う。さらに、USBドライバ61、65は、ハードウェアやUSBクラスに依存しないUSBの論理的な通信制御処理を受け持つドライバ層でもあり、接続されたUSBデバイスの構成を管理する機能も併せ持つ。
MassStorageクラスドライバ62、66は、接続するUSB機器のクラスに対応したエンドポイントの管理や通信プロトコル処理を行うドライバ層である。
USBデバイスに関わるシリアル番号90を管理しているのもこの層であり、USBストレージ30の製造番号(製品情報)を管理しており、後述のアプリケーション・プログラム20でのアクセスを可能としている。
メディア・ドライバ67は、USB構成においては上位プロトコル層とも呼ばれ、記録メディア22上に格納されているデータを読み込み、書き込みするためのドライバである。
なお、記憶メディア32には、外部機器で処理された印刷情報、例えば外部機器がデジタルカメラで構成される場合あれば、印刷可能な画像ファイルが記憶される。
また、メディア・ドライバ67は、読み出したデータをファイルとして読み込み、書き込みするためのファイルシステムでもある。
操作者により複合機10に対してUSBストレージ30が装着されると、アプリケーション・プログラム20が動作し、シリアル番号90へのアクセス、記憶メディア32に格納されているデータへのアクセスが行われる。
図3は、図2に示したアプリケーション・プログラム20を構成するプログラム群の例を説明する図である。
図3において、アプリケーション・プログラム20は、部門登録プログラム71、メディアダイレクトプリントプログラム72と、同プログラムの稼動と停止の制御を行うことを目的としたプログラム制御層70から構成される。
ここで、部門登録プログラム71は、シリアル番号90へアクセスし、部門登録を行うためのプログラム、メディアダイレクトプリント72はメディアダイレクトプリントを行うためのプログラムである。
プログラム制御層70は、USBホスト19へUSBストレージ30が本体に装着されると、部門登録プログラム71を自動的に実行する。
また、メディアダイレクトプリントを実行する場合に、メディアダイレクトプリント72のプログラムを実行させる。
本実施形態において、部門管理とは、利用者が所属する部門を識別するための部門IDとパスワードを付与し、印刷を行う際にはこれらの情報入力することで、各部門の印刷枚数を管理する機能を示す。
また、印刷データに部門IDを付加することで、部門IDに対する印刷枚数をカウントアップし、部門単位の印刷枚数を管理することを可能とする。
また、部門IDと対になるパスワードも入力することで認証を行い、他部門のIDを不正に利用することを防止する。
部門IDやパスワードは、複合機10の管理者が事前に設定することで、図1の不揮発性メモリ18に保存される。
なお、部門IDとパスワードと対になるように、プリント枚数領域も不揮発性メモリ18の中に用意し、該当する部門IDの印刷が行われた場合にカウントアップを行うものとする。
図4は、図1に示した不揮発性メモリ18のメモリマップを示す図である。本例は、不揮発性メモリ18に保存した、部門ID、パスワード、プリント枚数の構成例である。また、本実施形態では、部門IDとパスワードは数字とアルファベットから構成する例を示す。
さらに、プリント枚数の初期値はゼロとし、印刷時にカウントアップを行うものとする。図4に示す管理例は、カラープリント枚数とモノクロプリント枚数の2個のカウンタで構成した例である。
なお、保存できる部門IDの上限数を設け、その範囲内で自由に設定できるものとする。
図5は、図1に示したPC40から受信する印刷データの構造を説明する図である。本例は、印刷データ内に部門IDとパスワードを格納した構成例である。
図5に示すように、印刷データは、部門IDとパスワードからなる管理データ部と、画像生成するためのPDL(Page Description Language)コマンドからなるPDLデータは部から構成されている。
また、管理データ部とPDLデータ部は共にバイナリデータとして構成され、図1のPC40にインストールされている不図示のプリンタドライバにて生成される。
部門に所属する部員は、プリンタドライバに各自の部門IDとパスワードを設定してから印刷実行することで、印刷データ中に部門IDとパスワードが格納された印刷データが生成される。
なお、PDLについては周知であり、PDLデータの生成処理自体に特徴があるものではないので、本実施の形態ではその処理の詳細説明は省略する。
図6は、本実施形態の画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。以下、複合機10において受信した印刷データの部門IDとパスワードを、不揮発性メモリ18に保存されている部門IDとパスワードと比較し、合致する場合は印刷を行い、合致しない場合はエラー処理を行う制御について説明する。
なお、S101〜S112は各ステップを示し、各ステップは、CPU11がROM15等に記憶された制御プログラムをRAM16にロードして実行することで実現される。
複合機10は、Ethernet(登録商標)17を介して外部、例えばPC40から印刷データを受信する(S101)。次に、S102で、CPU11は部門管理が動作中か否かの判断する。ここで、部門管理が動作中でないとCPU11が判断した場合は、S105へ進み、PDL解析処理を実行する。
一方、S102で、部門管理が動作しているとCPU11が判断した場合は、CPU11は、図1の不揮発性メモリ18に保存されている部門IDとパスワードの中から、印刷データの部門IDとパスワードに合致するものを検索する(S103)。
次に、S104にて、部門IDとパスワードが合致するものを検索できないとCPU11が判断した場合は、S113で図1の表示パネル9にエラー表示を行い、受信中の印刷データのキャンセルを行い(S114)、以上の動作フローを終了する。
一方、S104で部門IDとパスワードが合致するものを検索できたとCPU11が判断した場合は、S105で、CPU11は受信した印刷データ内のPDLデータの解析を行い、S106でPDLデータの終了命令を受け取るまで、S107以降の処理を継続する。
S106で、終了命令でないとCPU11が判断した場合は、印刷用紙の排紙命令が存在すると判断するまでの間(S108)、PDLデータに記述された各命令に従って画像イメージの生成処理(描画処理)を行う(S107)。
そして、S108において排紙命令が存在するとCPU11が判断した場合、RAM16上に生成した画像イメージをビデオ信号に変換し、ビデオ信号をプリントエンジン部14へ転送する(S109)。
そして、プリントエンジン部14による印刷処理を行い(S110)、印刷が完了した用紙を排紙する(S111)。
そして、S112では、CPU11は、S103で検索した部門IDと対になっているプリントカウンタのカウントアップを行った後、S105に戻る。
本実施形態においては印刷処理そのものには特許性はないため、画像データの印刷処理についての詳細な説明は省略する。
以下、メディアダイレクトプリントの場合、操作部12を介して部門IDとパスワードを入力するという煩雑な操作を不要とするが、本実施形態においてはUSBストレージ30が保有するシリアル番号90を部門IDとして制御することを特徴とする。
図7は、本実施形態の画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。本例は、図3に示した部門登録プログラム71の動作に対応する処理例である。
なお、S201〜S206は各ステップを示し、各ステップは、CPU11がROM15等に記憶された制御プログラムをRAM16にロードして実行することで実現される。
S201で、USBストレージ30が装着されたことをCPU11が検知すると、S202で、部門管理が動作中か否かの判断を行い、部門管理が動作していないとCPU11が判断した場合は、動作フローを終了する。
一方、S201で、部門管理が動作中であるとCPU11が判断した場合は、
部門管理が動作中であれば、USBストレージ30が保有しているシリアル番号90の取得を行う(S203)。
次に、シリアル番号90を部門IDとして登録するため、CPU11は取得したUSBストレージ30が保有しているシリアル番号90が図1の不揮発性メモリ18に保存されている部門IDに登録済みか否かの破談を行う(S204)。
次に、S205において、シリアル番号90に相当する部門IDが未登録であるとCPU11が判断した場合、S206で、CPU11は不揮発性メモリ18にUSBストレージ30から取得したシリアル番号90を部門IDとして登録して、動作フローを終了する。
なお、部門IDと対になるパスワードについては未設定とすることで、パスワード認証を不要とする。
図6で説明した動作フローでは、PC40のプリンタドライバ上にて部門IDとパスワードを設定した場合を説明した。
一方、メディアダイレクトプリントの場合、USBストレージ30から印刷データを受信し、部門IDとパスワードは図1の操作部12を介して入力することになる。
本実施形態では、図7においてUSBストレージ30が保有するシリアル番号90を部門IDとして登録したことを利用して、操作部12を介して部門IDとパスワード入力という煩雑な操作を不要とすることを特徴とする。
図8は、本実施形態の画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。本例は、図3に示したメディアダイレクトプリントプログラム72の動作に対応する処理例である。
なお、S301〜S307は各ステップを示し、各ステップは、CPU11がROM15等に記憶された制御プログラムをRAM16にロードして実行することで実現される。
S301では、CPU11は、USBストレージ30に格納されている画像ファイル(JPEG・TIFF・BITMAP・PDFなど)の検索を行う。
次に、S302で、CPU11は画像ファイルがUSBストレージ30に存在するかどうかを判断する。ここで、CPU11がUSBストレージ30に画像ファイルが存在しないと判断した場合は以上の動作フローを終了する。
一方、画像ファイルがUSBストレージ30に存在するとCPU11が判断した場合、S303において、図1に示した表示パネル9に画像ファイルの一覧を表示し、操作部12から印刷する画像ファイルの選択を行う。
そして、S304で、CPU11は操作者が表示一覧から印刷すべき画像ファイルが選択されたかどうかを判断する。ここで、表示一覧から画像ファイルの選択が行われていないとCPU11が判断した場合、つまり、メディアダイレクトプリントを利用しないとCPU11が判断した場合は、以上の動作フローを終了する。
一方、S304で、操作者が画像ファイルを選択したとCPU11が判断した場合、S305で、CPU11はUSBストレージ30が保有しているシリアル番号90の取得を行う。
そして、CPU11はS303で選択した画像ファイルに、取得したシリアル番号90を部門IDとして付加した印刷データを生成する(S306)。
そして、S307においては、図9の動作フローに従い印刷出力後、303に戻って、以上の動作フローを終了する。
図9は、本実施形態の画像処理装置の制御例を説明するフローチャートである。本例は、図6に示した部門別印刷枚数カウント処理の他の処理例である。
なお、S101〜S114、S120,S121は各ステップを示し、各ステップは、CPU11がROM15等に記憶された制御プログラムをRAM16にロードして実行することで実現される。また、図9のS101〜114は図6のステップと同様のステップである。本実施形態では、CPU11がUSBストレージ30の製品情報を登録済みでないと判断した場合、入力される部門管理情報を受け付ける受付処理を実行する。そして、CPU11は、受け付けた部門管理情報が登録済みかどうかをさらに判別して、USBストレージの製品情報が未登録であっても、入力される部門管理情報に応じて認証する。そして、CPU11が入力された部門管理情報を認証できたと判別した場合は、USBストレージ30に記憶された印刷情報を印刷する例を以下に説明する。
本処理において、図6に示した処理と異なるのは、S104において、部門IDとパスワードが合致するものを検索できなかった場合、S120で所定の回数に到達するまで、S121において操作部12を介して部門情報を再入力する点である。
本実施形態では、ユーザが操作部12を用いて再入力した部門情報を使用してS103にて再び検索を行う。
また、S120における部門情報の再入力回数は、例えば3回を上限値とし、上限値を超えたとCPU11が判断した場合は、S113でエラー処理を行う。
また、図8のS306における部門IDの入力は自動的に行われるのに対し、図9のS121における部門IDの再入力は、操作部12を介して手動で行うため、部門IDの信頼性がより高いと言える。
そこで、図8に示したS306における部門IDの入力時は、印刷出力のみ可能とし、印刷の取り消しを始めとした複合機10のその他の操作は使用禁止とする。
一方、図9のS121における部門IDの再入力時は、印刷の取り消しを始めとした複合機10のその他の操作も使用可能とすることで、部門IDの入力方法の違いによる信頼性の差異を活かして、操作可能な範囲を変更しても良い。
図1の不揮発性メモリ18に保存された部門IDとプリントカウンタを表示パネル9に表示した例を図10で説明する。
図10は、図1に示した表示パネル9に表示されるユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。
本例は、4つの部門IDが保存されており、部門IDが「1000〜1002」はPC40から印刷した時のプリントカウンタを示している。
また、"ABCDEFGHIJKLMN"のシリアル番号(製品情報)は、USBストレージから印刷した時のプリントカウンタ(印刷履歴情報)を示している。
なお、本実施形態において、製品情報は、記憶手段としてのUSBストレージの製造時に付加される個体情報であって、シリアル番号を含むものとする。したがって、個体情報として特定できる製品情報であれば、シリアル番号に類する情報であっても本発明を適用可能である。
さらに、本例では、部門IDと対に保存しているカラープリントとモノクロプリントの2種類のプリントカウンタを表示している。
また、本例では、不揮発性メモリ18に保存された部門IDとプリントカウンタは本例のように表示パネル9に表示できるほか、複合機10で印刷出力したり、LAN50を介してPC40にアップロードすることも可能とする。
以上で説明したように、部門管理とメディアダイレクトプリントを併用した場合において、操作部からIDやパスワード入力を不要とすることで、操作性を向上することが可能となる。
また、USBメモリやSDカードが保有しているシリアル番号を部門管理情報として利用することで印刷枚数や利用者の管理も可能となる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、記憶手段として1個のUSBストレージに対し、1個の部門IDを割り当てる場合を説明した。本実施形態では、複数個のUSBストレージに対し、1個の部門IDを割り当てる場合を説明する。つまり、複数のUSBストレージからそれぞれ読み出される各製品情報に対して1つの部門管理情報を対応づけて登録して、印刷履歴を管理する例を説明する。
本実施形態は、例えば同一部門に所属する複数のユーザがそれぞれ1個のUSBストレージを所有している場合に、1個の部門として印刷枚数を管理する例である。
図11は、図1に示した不揮発性メモリ18のメモリマップを説明する図である。
図11において、シリアル番号"ABCDEFGHIJKLMN"、"A1B2C3D4E5F6G7"、"1234567ABCDEFG"を保有する3個のUSBストレージに対して、1個の部門IDを割り当てた例を示している。
この割り当ては、図1の表示パネル9と操作部12を介して設定を行う。
1個の部門IDに割り当てるUSBストレージの個数は自由に設定可能とし、追加や削除も変更可能とする。
この結果、シリアル番号"ABCDEFGHIJKLMN"、"A1B2C3D4E5F6G7"、"1234567ABCDEFG"を保有する3個のUSBストレージによるメディアダイレクトプリントを行うと、一つの部門IDとして判断し、同一のプリントカウンタをカウントアップすることを可能とする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数個のUSBメモリを同一部門として登録することにより、1部門として印刷枚数を管理することが可能となる。
なお、本実施形態では、印刷情報に付加される部門情報を認証する画像処理装置に対して、USBストレージの製品情報を部門情報として印刷データに付加して印刷処理を実行する場合について説明した。しかしながら、USBストレージの製品情報を部門情報として管理するシステムにおいて、印刷処理とは独立した制御として、USBストレージ30装着時にシリアル番号を認証する処理としてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
11 CPU
30 USBストレージ

Claims (8)

  1. 印刷処理を実行可能な画像処理装置であって、
    本体に装着される記憶手段に記憶される製品情報、及び印刷情報を読み取る読み取り手段と、
    前記製品情報を部門管理情報としてメモリに登録する登録手段と、
    前記登録手段により前記メモリに登録された部門管理情報を用いて、前記読み取り手段によって読み取られた印刷情報に基づく印刷処理の印刷履歴情報を管理する管理手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた製品情報が、前記登録手段によって既に登録済みかどうかを判断する判断手段と、を備え
    前記管理手段は、前記判断手段によって登録済みであると判断された場合、前記読み取り手段によって読み取られた前記印刷情報に基づく印刷処理の前記印刷履歴情報を更新することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記登録手段は、複数の記憶手段からそれぞれ読み出される各製品情報に対して1つの部門管理情報を対応づけて登録することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判断手段によって登録済みでないと判断された場合、入力される部門管理情報を受け付ける受付手段を更に有し、
    前記判断手段は、前記受付手段が受け付けた部門管理情報が登録済みかどうかをさらに判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記印刷情報は、画像ファイルであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 外部から受信する印刷情報に付加された部門情報が登録済みかどうかを判別する判別手段と、
    前記管理手段は、前記判別手段によって登録済みであると判別された場合、前記外部から受信した印刷情報に基づく印刷処理の印刷履歴情報を更新することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記製品情報は、前記記憶手段の製造時に付加される個体情報であって、シリアル番号を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 印刷処理を実行可能な画像処理装置の制御方法であって、
    本体に装着される記憶手段に記憶される製品情報、及び印刷情報を読み取る読み取り工程と、
    前記製品情報を部門管理情報としてメモリに登録する登録工程と、
    前記登録工程により前記メモリに登録された部門管理情報を用いて、前記読み取り工程によって読み取られた印刷情報に基づく印刷処理の印刷履歴情報を管理する管理工程と、
    前記読み取り工程によって読み取られた製品情報が、前記登録工程によって既に登録済みかどうかを判断する判断工程と、を備え
    前記管理工程は、前記判断工程によって登録済みであると判断された場合、前記読み取り工程によって読み取られた前記印刷情報に基づく印刷処理の前記印刷履歴情報を更新することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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