JP2012002488A - 香料入り蛍光カラー液発射銃。 - Google Patents

香料入り蛍光カラー液発射銃。 Download PDF

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Abstract

【課題】カラー液の連続噴射により、確実に命中マーキングされ犯人等の追跡検挙に役立たせる香料入り蛍光カラー液発射銃を提供する。
【解決手段】外前筒6−2の端部には、蛍光液器5−7の収納口であって噴射口4−1を有する前栓5−1を備え、後筒の後端には、ガスボンベ3−3の収納室を有し、ガスボンベ3−3の収納室の前方にスライド筒3−2を備え、スライド筒3−2の内部にはセンターピン3−4を有し、そのセンターピン3−4の後方と、前方には、尖端状の端部であると共に両方向に貫通する穴を有し、前記スライド筒3−2の内側には固定筒3−1を備え、この固定筒3−1の中心部にセンターピン3−4が同心的に、しゅう動自在に保持されており、さらにセンターピン3−4の、外周にはストッパー6−5が備えられており、スライド筒3−2に設けられたスライド筒のハンドル1−2と、固定筒のハンドル1−1を握り締める事により発射が行われる。
【選択図】図2

Description

イ)本発明は、香料入りカラー液体を瞬時に発射出来、小形軽量で常時携行可能であり、又、設置しやすく、突然の変事にも最適に使用する事が出来る。
ロ)香料入りカラー液体を付着させて、犯人等の識別が迅速かつ確実に行える。
ハ)香料入りのため、警察犬の追跡が容易になり、犯人検挙に最大の効果を発揮する事が出来る。
従来、発射用筒に取り付けた収納庫内に、複数個の蛍光カラーボールを収納し、この蛍光カラーボールを順次引き金に系脱可能に連係するスプリングの前部に繰り出した後に引き金を引く事により前記スプリングのバネ力を利用して蛍光カラーボールを発射し、破裂させてカラーボール内の塗料を犯人や逃走車に付着させ犯人等の識別を行い、追跡と検挙に役立たせる警棒兼用の蛍光カラーペイント容器連続発射銃があった。
(発明の名称)警棒兼用の蛍光カラーペイント容器連続発射銃である。
又、2本の発射筒から成る(カラーボールの射撃銃)特開2005−249361がある。前記発明のカラーボールの射撃銃は、1発目と、2発目のカラーボールの射撃を、簡単な操作にて、時間と手間とをかけずに迅速かつ確実に行え、犯人や逃走車輛にカラーボールを命中させ、犯人等の追跡と検挙に役立たせ、カラーボールの発射時の衝撃を少なくする。等、等があった。
しかしながら、特開2003−148895に記載の上記警棒兼用の蛍光カラーペイント容器連続発射銃は、蛍光カラーボールを射撃するのに、収納庫内に収納した複数個の蛍光カラーボールを、1発づつスプリングの前部に繰り出した後に、引き金を引く事により前記スプリングのバネ力を利用して蛍光カラーボールを発射用筒から発射する構造である。そして、収納庫内に収納している2発目の蛍光カラーボールを発射させるのには、受機引き戻し用カバーをひいてスプリングを元に戻した後に、1発目と同様の前述の操作を繰り返して引き金を引くことにより2発目、及び以後の蛍光カラーボールの射撃を行うものであるので射撃操作に多くの手間と時間が掛かっていた。
又、カラーボールの射撃銃、特開2005−249361、がある。この射撃銃は1発目と、2発目のカラーボールの射撃を、簡単な操作にて時間と手間をかけずに迅速、かつ確実に行え、犯人や逃走車両にカラーボールを命中させ、犯人等の追跡と検挙に役立たせ、カラーボールの発射時の衝撃を少なくする。があった。
2本の発射筒から成るこのカラーボールの射撃銃も大形であり、重量もあり、発射に至る時間もかかり、カラーボールも単発の、個、個のボールである為、瞬間の発射では2発の連続発射とは言え命中する確立は低く好結果は得られない。
発明が解決しょうとする課題
しかしながら特開2003−148895に記載の警棒兼用の蛍光カラーペイント容器連続発射銃、又、特開2005−249361に記載のカラーボールの射撃銃は、それぞれ射撃操作に複数の手間がかかり、多くの時間がかかった。又、全体に大形で常時携行に不便があった。
従って、事に応じて間髪を入れず発射するのに限界があり、瞬間の使用に間に合わず犯人等を逃走させてしまう懸念があった。
又、蛍光カラーボールを射撃出来ても、瞬間の発射では単体のボールを命中させる事は確率の低い物であった。
本発明は、上記従来の欠点を解決し、事に応じて瞬間に香料入りカラー液を発射し、目視しながら連続噴射により確実に動く犯人、車にも命中させ、カラー液体を照射マーキングすると共に、香料により警察犬の追跡を容易にし、犯人等の検挙に役立つものである。
本発明は、上記0009に記した好結果を得ると共に、本発明の広範な普及により検挙率の確実な上昇が見込まれる。又、本発明により、犯罪の抑制に寄与する事を得るを目的とする物である。
課題を解決する為の手段
本発明は、上記課題に鑑みなされた物であり、請求項、1に記載の発明は、
イ香料入り液体の器、5−7を銃内前部に有し、
ロ高圧気体ボンベ、3−3のガスボンベを銃内後部に有し、
ハ固定した前部固定筒、3−1のハンドル1−1と、前へスライドする後部スライド筒、3−2のハンドル、1−2を握り締める事により、銃内後部分、3−2スライド筒が前方 へスライドし、
ニ前筒、後筒、の間に設置された中心にガス道の穴の通った、3−4センターピンの後の尖端部、a、でガスボンベ、3−3を開口し、
ホ3−4センターピンの前の尖端部、b、で蛍光カラー液の器、5−7を開口しセンターピン、3−4のガス道穴を通ったガスが香料入り液器の、5−7に流入し。
ヘ)同時に、銃先端部、5−3の噴射ノズルの噴射道と、5−6ノズルピンを開、閉押し棒、6−1が作動し、45度転回し、噴射道を直線にし、香料入りカラー液を、4−1噴射口より噴射する射撃銃。
発明の効果
ア)本発明の、香料入りカラー液発射銃は安全装置、6−5ストッパーを外すだけで迅速、かつ確実に発射出来る。
イ)本発明は、目視しながらのカラー液連続噴射のため確実に犯人、又、車に対してマーキングする事が出来る。
ウ)ピストルなどは、強力な故にその使用には様々な制限があり、その殺傷力のため使用に当たっては様々な問題が生じる。
エ)本発明は、飛び道具として、いつでも、どこでも使用出来、色、香りでマーキングする事により犯人等の検挙に役立つ物である。
オ)カラー液は、香料入りのため、警察犬による追跡には最大の効果を得る事が出来る。
本発明の香料入りカラー液発射銃の斜視図である。 同じく縦断面図である。 スライドシステムの部品図である。 銃先端部噴射口周りの拡大図である。 その噴射口周りの各部品図である。 本体下面図とその部品である。 スライド部通常時の拡大図である。 同発射時の拡大図である。
以下、図面に従い本発明を実施するための最良の形態につき、詳細を説明する。
5−3ノズルのネジの方へ、5−8キャップをナットでとめる。
5−6ノズルピンを設置しネジで止める。
5−7液器の中へ、5−9パイプをセットし、液器にカラー液を注入する。
0014でセットされた先端栓キヤップに液器をセットする。
3−1、固定筒に、3−4、センターピンをセットする。
3−2、スライド筒の奥部に、ガスもれ防止のゴムパッキン、2−1を入れる。
3−2、スライド筒後ネジ部に、3−3、ガスボンベを固定する。
0016でセットされた、5−1、先端栓に、6−2、前外筒を装填し、その、カラー液器の後部を、0014、でセットされた固定筒の前部にはめ込む。
3−1、固定筒の後の方から、3−4、センターピンを入れる。
上記、0020でセットされた固定筒の後の方から、スライド筒、3−1を飲み込むように前方へ押し込み、先端切り込みへ、3−1固定筒のハンドル部、1−1をはめ込みながらセットする。
はめ込み接合により、固定筒、スライド筒の独自の転回はしない。
後外筒、6−3をガスボンベ、スライド部分を、かぶせるように後から前方え進め、1−1、1−2のハンドル部を切り込みにはめながら、外前筒の後ネジ部へ接合する。
外後筒の後部へ、6−5外後筒栓を装着する。
ノズル開閉押し棒、6−1をハンドル戻しバネ6−7と共に装置し、ストッパー、6−6を前ハンドル、と、後ハンドルの間に装置する。
ノズルピン、5−6の噴射液道の穴は、常時は、ノズル、5−3の直行の噴射液道に対して、交差して液を止めている。
発射時には、本体下部に装着された押し棒、6−1によりノズルピン、5−6が押され45度回転し、ノズル、5−3の噴射液道の穴と直線となり、液が噴出する。
押し棒、6−6と、固定ハンドル1−1に両端を固定されたバネの引き戻し作用により、スライド筒3−2は発射後は元に戻る。
安全装置のストッパー、6−6、を外し固定筒のハンドル、1−1を支えにして、スライド筒、3−2のハンドル、1−2を握り締める事によりスライド筒が前進し、スライド筒に設置されたボンベ、3−3の前部が、3−4センターピンを押しながら、前進し、bセンターピン止めにて、cストップリングで止められ、aセンターピン後先端部にて3−3ガスボンベが開口される。
同時に、センターピン先端のb部で、蛍光液器、5−7の後部が開口され、センターピンのガス道の穴を通ったガスが注入される。
同時に、ノズル押し棒、6−1に押されたノズルピン、5−6が45度回転し、直線となった噴射道を通った蛍光液が、4−1噴射口より噴射される。
前記、0028、0029、0030、の一連の発射行為は一瞬に行われる。
本発明による実施形態では、香料入り蛍光液の射程距離は7m位が最適であるが、噴射口を少し細くする事により、噴射量は細くなるが10m位の有効射程距離を得る事が出来る。
本発明の、香料入り蛍光カラー液発射銃は、小形で携行可能であり、前記0031の記述の如く射撃が一瞬に行われる。以て、犯人や逃走車輛に対して安全な飛び道具として、いつ、どこでも使用出来、カラー液を的確に命中、マーキングし、犯人等の追跡と検挙に最大の効果を発揮する物である。
1 本発明品。
1−1 固定筒のハンドル。
1−2 スライド筒のハンドル。
2−1 ゴムパッキン。
3−1 固定筒。
3−2 スライド筒。
3−3 ガスボンベ。
3−4 センターピン。
4−1 噴射口。
5−1 本体前筒の前栓。
5−2 同、縦断面図。
5−3 ノズル斜視図。
5−4 ノズル、噴射道、開きの図。
5−5 ノズル、噴射道、閉じの図。
5−6 ノズルピン。
5−7 蛍光液器。
5−8 同、キヤップ。
5−9 パイプ。
5−10 蛍光液器のなかへ、パイプをセットの縦断面図。
6−1 ノズルピン押し棒。
6−2 外前筒。
6−3 外後筒。
6−4 同、後筒の栓。
6−5 ストッパー。
6−6 ハンドル戻しバネ。
a センターピン後尖端部。
b センターピン前尖端部。
c ストップリング。
d センターピン止。

Claims (1)

  1. 銃本体は、前筒と後筒からなり、前筒の一端と後筒の一端を螺により接合し、前筒の他端には、カラー塗料容器の収納口であって塗料噴射口を有する蓋を備え、後筒の他端には、エアーボンベの収納室を有し、エアーボンベの収納室の前方にスライド筒を備え、スライド筒の内部にはセンターピンを有し、そのセンターピンの後方と、前方には、尖端状の端部であると共に両方向に貫通する穴を有し、前記スライド筒の内側には固定筒を備え、この固定筒の中心部にセンターピンが同心的に、しゅう動自在に保持されており、更に、センターピンの外周にはストッパーが備えられており、スライド筒に設けられた後ハンドルと、固定筒に設けられた前ハンドルを軸にして握り締める事により発射が行われ、本体下部のノズル押し棒と、固定ハンドルに、それぞれ両端を固定されたバネによる押し棒の戻る力にて、ハンドルが元に戻り発射が完了する液体噴射銃。
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