JP2012002120A - タンク断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで無駄なくタンク底部の尿素水の凍結を防止できるタンク断熱構造を提供する。
【解決手段】液体還元剤を貯蔵するタンク本体11の底部16に断熱材15を、底部16のみが断熱材15で覆われるように設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体還元剤を貯蔵する還元剤タンクのタンク断熱構造に関するものである。
SCRシステムは、尿素を還元剤として使用し排気ガス中のNOx(窒素酸化物)を浄化するものである。尿素水は還元剤タンクに貯蔵され排気管内に適宜供給されるが、極寒地では長時間の車両停車中等に還元剤タンク中の尿素水が凍結しSCRシステムの作動が不可能になることがあった。尿素水は約−11℃で凍結する。
なお、特許文献1には、尿素水の解凍性能を高めるために還元剤タンクの底部にエンジン冷却水が循環する冷却水パイプを巡らせる技術が開示されている。
特開2005−83223号公報
ところで、尿素水の吸込管や温度、品質センサの検出部はタンク底部に設けられるため底部の尿素水が凍結するとシステムの作動が不可能になるが、凍結はタンクの内壁近辺から始まるため底部も早く凍結し易い。しかし単純に還元剤タンクを断熱材で覆う構造では凍結対策には優れるもののコスト高になる。また、重要なのは底部の尿素水凍結防止であり、タンク全体を覆うやり方では無駄が多いという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、低コストで無駄なくタンク底部の尿素水の凍結を防止できるタンク断熱構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、液体還元剤を貯蔵するタンク本体の底部に断熱材を、上記底部のみが断熱材で覆われるように設けたものである。
また、液体還元剤を貯蔵するタンク本体の底部と下方側部に断熱材を、上記底部と上記下方側部のみが断熱材で覆われるように設けたものである。
上記タンク本体の下方側部に設けられる断熱材の高さがタンク本体の高さの1/3以下にされるとよい。
本発明によれば、低コストで無駄なくタンク底部の尿素水の凍結を防止できる。
図1は本発明の実施形態を示す還元剤タンクの斜視説明図である。 図2は他の実施形態を示す還元剤タンクの斜視説明図である。 図3はSCRシステムの概略図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図3に本実施形態に係る還元剤タンク(尿素タンク)10が用いられるSCRシステム1を示す。このSCRシステム1は、車両に搭載されるエンジン2に適用されるものである。
図3に示すように、エンジン(例えば、ディーゼルエンジン)2に接続された排気管3には、排気上流側から順に、液体還元剤たる尿素水を排気管3内に噴射する尿素噴射ノズル4と、排気管3内に噴射された尿素水から生成されるアンモニアで排気ガス中のNOx(窒素酸化物)を還元浄化するSCR触媒(選択還元触媒)5とが配設される。尿素水は還元剤タンク10に貯蔵される。還元剤タンク10は、第1尿素供給配管6を介して尿素供給ポンプ7の吸込み側に接続されると共に尿素戻り配管6aを介して尿素供給ポンプ7の吐出側に接続されており、還元剤タンク10内の尿素水を常に循環させるようになっている。また、尿素供給ポンプ7の吐出側には第2尿素供給配管9を介して尿素噴射ノズル4が接続されており、尿素噴射ノズル4に常に一定の圧力で尿素水を供給するようになっている。尿素噴射ノズル4は、ECU(エンジン制御ユニット乃至電子制御ユニット)8により制御されるインジェクタ部(図示せず)を有する。ECU8は、排気温度センサ(図示せず)で検知されるSCR触媒5の入口の排気温度がSCR触媒5の活性温度に達したとき、尿素噴射ノズル4のインジェクタ部を作動させ、排気ガス中のNOxの量に見合った量の尿素水を尿素噴射ノズル4から噴射するようになっている。
図1に示すように、還元剤タンク10は、還元剤たる尿素水を貯蔵するタンク本体11と、タンク本体11に上方から貫通して設けられタンク本体11内から尿素水を取り出すための吸込管12と、タンク本体11内の尿素水を暖めるべくエンジン冷却水を循環させるための媒体パイプ14と、タンク本体11に設けられタンク本体11内の尿素水の温度を検知する温度センサ13と、タンク本体11の底部に設けられた断熱材15とを備える。
タンク本体11は、略直方体状に形成されており、略水平な底部16と、底部16の外周から略垂直に延びる側部17と、天板部18とを備える。天板部18には、着脱可能な天蓋19が形成される。タンク本体11は金属からなる。
吸込管12は、天蓋19に上下に貫通して設けられている。
媒体パイプ14は、伝熱性と耐食性に優れた金属管からなり、天蓋19に上方から貫通して設けられると共にタンク本体11内の底部16近傍で反転するように折り返されて天蓋19に上方に貫通して設けられている。図3に示すように、媒体パイプ14とエンジン2を接続する冷却水配管20には、ECU8からの制御信号で開閉する弁21が設けられている。
図1に示すように、温度センサ13は、天蓋19上に取り付けられた基部22と、基部22から天蓋19を貫通してタンク本体11内に垂下する延出部23と、延出部23の下端部に形成され温度を検知する検知部24とからなる。検知部24は、吸込管12の吸込口25に近接して配置される。
断熱材15は、発泡ウレタン等の保温材からなり、タンク本体11の底部16の外面(下面)に底部16のみを覆うように貼り付けられている。すなわち、タンク本体11の天板部18と側部17は露出され、タンク本体11の底部16のみが断熱材15で覆われている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図3に示すように、還元剤タンク10内の尿素水は、尿素供給ポンプ7によって常に吸込管12及び第1尿素供給配管6に吸い上げられると共に尿素戻り配管6aを介して還元剤タンク10内に戻されている。
ECU8は、SCR触媒5の入口の排気温度がSCR触媒5の活性温度に達したとき、尿素噴射ノズル4のインジェクタ部を作動させ、排気ガス中のNOxの量に見合った量の尿素水を尿素噴射ノズル4から噴射する。
一般に還元剤タンク10内の尿素水が減少すると尿素水は体積に対する表面積の割合が増えて気温の影響を受けやすくなるが、タンク本体11の底部16には断熱材15が設けられているため底部16から奪われる熱は僅かであり、尿素水が凍結することはない。
また、ECU8は、温度センサ13で検知されるタンク本体11内の尿素水の温度が所定温度より低くなったとき、冷却水配管20に設けられた弁21を開く。媒体パイプ14にはエンジン冷却水が供給され、エンジン冷却水と熱交換をした尿素水の温度が上昇する。また、ECU8は、尿素水が所定温度以上になったとき、弁21を閉じる。これにより、媒体パイプ14へのエンジン冷却水の供給が停止され、エンジンの過度な冷却が防止される。
このように、液体還元剤を貯蔵するタンク本体11の底部16に断熱材15を、底部16のみが断熱材15で覆われるように設けたため、尿素水の凍結を低コストで無駄なく防止できる。
次に他の実施の形態について述べる。
図2は上述の還元剤タンク10の断熱材15に変更を加えたものである。上述と同様の構成については図面に同符号を付し、説明を省略する。
図2に示すように、断熱材30は、タンク本体11の底部16の外面(下面)に底部16を覆うように貼り付けられると共に、タンク本体11の下方側部(側部17の下部)の外面(側面)に下方側部を覆うように貼り付けられている。すなわち、タンク本体11の天板部18と側部17の上部及び上下方向の中間部は露出され、タンク本体11の底部16と下方側部のみが断熱材で覆われている。タンク本体11の下方側部に設けられる断熱材30の高さはタンク本体11の高さの約1/3に設定されている。
このように、液体還元剤を貯蔵するタンク本体11の底部16と下方側部に断熱材30を、底部16と下方側部のみが断熱材30で覆われるように設けることにより、より気温の低い極寒地に対応できると共に、尿素水の凍結を低コストで無駄なく防止できる。
また、一般に尿素水の水位がタンク本体11の高さの1/3より高いとき、尿素水は凍結し難い。このため、タンク本体11の下方側部に設けられる断熱材30の高さは、タンク本体11の高さの1/3以下にするとよい。尿素水の凍結を無駄なく防止できる。
11 タンク本体
15 断熱材
16 底部
17 側部
30 断熱材

Claims (3)

  1. 液体還元剤を貯蔵するタンク本体の底部に断熱材を、底部のみが断熱材で覆われるように設けたことを特徴とするタンク断熱構造。
  2. 液体還元剤を貯蔵するタンク本体の底部と下方側部に断熱材を、底部と下方側部のみが断熱材で覆われるように設けたことを特徴とするタンク断熱構造。
  3. 上記タンク本体の下方側部に設けられる断熱材の高さがタンク本体の高さの1/3以下にされた請求項2記載のタンク断熱構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000027627A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Hino Motors Ltd 排気ガス浄化触媒用還元剤保温装置及びそれを組込んだ排気ガス浄化装置
JP2004324651A (ja) * 2003-04-29 2004-11-18 Man Nutzfahrzeuge Ag 自動車用液体タンク
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