JP2012000366A - Board case - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台の基板ケースに関する。 The present invention relates to a board case of a game machine represented by a slot machine, a pachinko machine, and the like.
従来、遊技の大当りや入賞装置を制御する制御基板は、外部から不正に改変されないように、樹脂製の基板ケース内に収納して、管理者以外が開封できないように施錠装置を設けているのが一般的である。特に最近では、更にセキュリティを高めるために、施錠装置を、一度封印すると封印部分を破断しないと再び基板ケースを開けないような、所謂カシメ構造にて基板ケースを構成して、一度カシメ操作を行って封印した基板ケースを開封すると、その痕跡が残るようにし、後から開封履歴がわかるような基板ケースが一般的である(例えば特許文献1)。 Conventionally, a control board for controlling game jackpots and winning devices is housed in a resin board case so as not to be tampered with from the outside, and a locking device is provided so that only a manager can open it. Is common. Recently, in order to further increase the security, the substrate case is constructed with a so-called caulking structure so that once the sealing device is sealed, the sealed case cannot be opened again without breaking the sealed portion, and the caulking operation is performed once. In general, a substrate case is made such that when the sealed substrate case is opened, the trace remains, and the opening history can be understood later (for example, Patent Document 1).
ところが最近では、2つの基板ケースを使用して、開封の痕跡が残っていない上ケース、下ケース及びカシメ部品が残るように2つの基盤ケースを破断して部品を取り出し(例えば基板ケースAは下ケースのみ破壊して、上ケース、カシメネジを残し、基板ケースBでは上ケースのみ破壊し、下ケース、カシメネジを残す)、新たなカシメ基板ケースを作成して、内部に不正な制御基板を収納して、外見上は正規の遊技基板と判別できないような不正が行われてしまう問題があった。 However, recently, using two board cases, the two base cases are broken and the parts are taken out so that the upper case, the lower case, and the caulking parts with no trace of unsealing remain (for example, the board case A is lower). Only the case is destroyed, leaving the upper case and the caulking screw, and in the case B, only the upper case is destroyed and the lower case and the caulking screw are left.) A new caulking substrate case is created and an illegal control board is stored inside. Thus, there has been a problem that fraud is performed that cannot be distinguished from a regular game board in appearance.
本発明は、以上の問題に鑑み、不正行為がし難い基盤ケースを提供することにある。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a base case that is difficult to perform fraud.
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技台は、第1ケース及び第2ケースが回路基板を挟むように係合し、前記第1ケース及び前記第2ケースの開閉を封印する封印手段を備えた基板ケースであって、前記第1ケース及び前記第2ケースの係合により形成される第1封印部及び第2封印部を備え、前記第1封印部は、前記第1ケースに設けられた第1破断部と、前記第2封印部は、前記第2ケースに設けられた第2破断部と、を含んで構成されることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a gaming machine according to the present invention has sealing means for engaging the first case and the second case so as to sandwich the circuit board and sealing the opening and closing of the first case and the second case. A board case provided with a first sealing part and a second sealing part formed by engagement of the first case and the second case, wherein the first sealing part is provided in the first case. Further, the first breaking portion and the second sealing portion are configured to include a second breaking portion provided in the second case.
以上のように、本発明では、不正に強い基盤ケースを提供できる。 As described above, the present invention can provide an illegally strong base case.
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を用いて詳細に説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。
FIG. 1 is a perspective view of a
図1に示すスロットマシン100は、本体101と、本体101の正面に取付けられ、本体101に対して開閉可能な前面扉102と、を備える。本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。これらのリール110乃至112はステッピングモータ等の駆動装置により回転駆動される。
A
本実施形態において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール110乃至112は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示装置として機能する。なお、このような表示装置としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
In the present embodiment, an appropriate number of symbols are printed on the belt-like member at equal intervals, and the
各々のリール110乃至112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
A backlight (not shown) for illuminating the individual symbols displayed on the
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ライン114を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン114は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを有効な入賞ラインとして有効として設定してもよく、ベット数に関係なく、一律に同一数の入賞ラインを有効な入賞ラインとして設定してもよい。
The winning
告知ランプ123は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ124は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ128は演出用のランプである。
The
ベットボタン130乃至132は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダル(クレジットという)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施形態においては、ベットボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン131が押下されると2枚投入され、ベットボタン132が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン132はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ129は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ121が点灯する。
The
メダル投入口141は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン130乃至132により電子的に投入することもできるし、メダル投入口141から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器125は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器127は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、および、払出枚数表示器127は、7セグメント(14G)表示器とした。
The
スタートレバー135は、リール110乃至112の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン130乃至132を操作して、スタートレバー135を操作すると、リール110乃至112が回転を開始することとなる。スタートレバー135に対する操作を遊技の開始操作と言う。
The
ストップボタンユニット136には、ストップボタン137乃至139が設けられている。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール110乃至112に対応づけられている。以下、ストップボタン137乃至139に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン137乃至139の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン137乃至139の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
The stop button unit 136 is provided with
メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン134は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口155から排出するためのボタンである。ドアキー孔140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。
The
ストップボタンユニット136の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル162が設けられている。タイトルパネル162の下部には、メダル払出口155、メダルの受け皿161が設けられている。
Below the stop button unit 136 is provided a
音孔143はスロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉102の左右各部に設けられたサイドランプ144は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉102の上部には演出装置160が配設されており、演出装置160の上部には音孔143が設けられている。この演出装置160は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ163a、左シャッタ163bからなるシャッタ(遮蔽装置)163と、このシャッタ163の奥側に配設された液晶表示装置157(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ163a、左シャッタ163bが液晶表示装置157の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置157(図示省略)の表示画面がスロットマシン100正面(遊技者側)に出現する構造となっている。なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
The
図2は、前面扉を開けた状態のスロットマシン100を示す正面図である。筐体101は、上面板261、左側の側面板260、右側の側面板260、下面板264および背面板242で囲われ、前面に開口する箱体である。筐体101の内部には、背面板242の上部に設けた通風口249と重ならない位置に、内部に主制御基板を収納した基板ケース210が配置され、この基板ケース210の下方に、3つのリール110乃至112が配置されている。基板ケース210及びリール110乃至112の側方、即ち向って左側の側面板260には、内部に副制御基板を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。また、向かって右側の側面板260には、主制御基板に接続されて、スロットマシン100の情報を外部装置に出力する外部集中端子板248が取り付けられている。
FIG. 2 is a front view showing the
そして、下面板264には、メダル払出装置180(バケットに溜まったメダルを払出す装置)が配設され、このメダル払出装置180の上方、即ちリール110乃至112の下方には、電源基板を有する電源装置252が配設され、電源装置252正面には電源スイッチ244を配設している。電源装置252は、スロットマシン100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部、各装置に供給する。さらには、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えばコンデンサ)を備えている。
The
メダル払出装置180の右側には、メダル補助収納庫240が配設してあり、この背後にはオーバーフロー端子が配設されている(図示省略)。電源装置252には、電源コード264を接続する電源コード接続部が設けられ、ここに接続された電源コード264が、筐体101の背面板242に開設した電源コード用穴262を通して外部に延出している。
A medal
前面扉102は、筐体101の左側の側面板260にヒンジ装置276を介して蝶着され、図柄表示窓113の上部には、演出装置160、および、この演出装置160を制御する演出制御基板(図示省略)、上部スピーカ272、を設けている。図柄表示窓113の下部には、投入されたメダルを選別するためのメダルセレクタ170、このメダルセレクタ170が不正なメダル等をメダル受皿161に落下させる際にメダルが通過する通路266等を設けている。さらに、音孔143に対応する位置には低音スピーカ277を設けている。また図柄表示窓の下方には、各種演出装置への配線を中継する中継端子板279が設けられている。また、前面扉102の左端には、縦長形状の施錠装置280が設けられている。
The
次に図3を用いて、スロットマシン100の制御部の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
Next, the circuit configuration of the control unit of the control unit of the
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の進行を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて、主な演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、によって構成されている。
The control unit of the
まず、スロットマシン100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムデータ、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等を記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器314が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。さらには、CPU304は、電源が投入されるとROM306の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ312に送信し、カウンタタイマ312は受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU304に送信する。CPU304は、この割込み要求を契機に各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、水晶発振器314が出力するクロック信号を8MHz、カウンタタイマ312の分周値を1/256、ROM306の分周用のデータを47に設定した場合、割り込みの基準時間は、256×47÷8MHz=1.504msとなる。
First, the
基本回路302は、0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数発生回路316と、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路338を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路338から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する。
The
また、電圧を監視する電圧監視回路330と、WDT313(ウォッチドッグタイマー)が設けられている。
In addition, a
また、基本回路302には、センサ回路320を設けており、CPU304は、割り込み時間ごとに各種センサ318(ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、ベットボタン132センサ、メダル投入口141から投入されたメダルのメダル受付センサ、スタートレバー135センサ、ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、ストップボタン139センサ、精算ボタン134センサ、メダル払出装置180から払い出されるメダルのメダル払出センサ、リール110のインデックスセンサ、リール111のインデックスセンサ、リール112のインデックスセンサ、等)の状態を監視している。なお、上述したリセット検知用センサ284及び扉開放用検知センサ285もこのセンサ回路320で監視される。
Further, the
なお、センサ回路320がスタートレバーセンサのHレベルを検出した場合には、この検出を示す信号を乱数発生回路316に出力する。この信号を受信した乱数発生回路316は、そのタイミングにおける値をラッチし、抽選に使用する乱数値を格納するレジスタに記憶する。
When the
メダル受付センサは、メダル投入口141の内部通路に2個設置されており、メダルの通過有無を検出する。スタートレバー135センサは、スタートレバー135内部に2個設置されており、遊技者によるスタート操作を検出する。ストップボタン137センサ、ストップボタン138センサ、および、ストップボタン139は、各々のストップボタン137乃至139に設置されており、遊技者によるストップボタンの操作を検出する。
Two medal acceptance sensors are installed in the internal passage of the
ベットボタン130センサ、ベットボタン131センサ、および、ベットボタン132センサは、メダル投入ボタン130乃至132のそれぞれに設置されており、RAM308に電子的に貯留されているメダルを遊技への投入メダルとして投入する場合の投入操作を検出する。精算ボタン134センサは、精算ボタン134に設けられている。精算ボタン134が一回押されると、電子的に貯留されているメダルを精算する。メダル払出センサは、メダル払出装置180が払い出すメダルを検出するためのセンサである。なお、以上の各センサは、非接触式のセンサであっても接点式のセンサであってもよい。
The
リール110のインデックスセンサ、リール111のインデックスセンサ、および、リール112のインデックスセンサは、各リール110乃至112の取付台の所定位置に設置されており、リールフレームに設けた遮光片が通過するたびにLレベルになる。CPU304は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。
The index sensor of the
主制御部300は、リール装置110乃至112に設けたステッピングモータを駆動する駆動回路322を設けており、投入されたメダルを選別するメダルセレクタ170に設けたソレノイドを駆動する駆動回路324を設けており、メダル払出装置180に設けたモータを駆動する駆動回路326を設けており、各種ランプ339(入賞ライン表示ランプ120、告知ランプ123、遊技メダル投入可能ランプ124、再遊技ランプ122、遊技メダル投入ランプ129は、遊技開始ランプ121、貯留枚数表示器125、遊技情報表示器126、払出枚数表示器127)を駆動する駆動回路328を設けている。
The
また、基本回路302には、情報出力回路334(外部集中端子板248)を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路334を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路652にスロットマシン100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
Further, an information output circuit 334 (external concentration terminal board 248) is connected to the
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースを備えており、第1副制御部400との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
In addition, the
次に、スロットマシン100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主制御部300が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402は、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータ等が記憶されたROM406が設けている。
Next, the first
CPU404は、所定のタイミングでデータバスを介してROM406の所定エリアに格納された分周用のデータをカウンタタイマ412に送信する。カウンタタイマ412は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに割り込み要求をCPU404に送信する。CPU404は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
The
また、第1副制御部400には、音源IC418を設けており、音源IC418に出力インタフェースを介してスピーカ272、277を設けている。音源IC418は、CPU404からの命令に応じてアンプおよびスピーカ272、277から出力する音声の制御を行う。音源IC418には音声データが記憶されたS−ROM(サウンドROM)が接続されており、このROMから取得した音声データをアンプで増幅させてスピーカ272、277から出力する。
The first
また、第1副制御部400には、駆動回路422が設けられ、駆動回路422に入出力インタフェースを介して各種ランプ420(上部ランプ、下部ランプ、サイドランプ144、タイトルパネル162ランプ、等)を設けている。
The first
また、CPU404は、出力インタフェースを介して第2副制御部500へ信号の送受信を行う。スロットマシン100の第2副制御部500では、演出画像表示装置157や各種演出用駆動装置165(例えば、シャッタ163など)の制御を行う。第2副制御部500は、例えば、液晶表示装置157の制御を行う制御部、各種演出用駆動装置165の制御を行う制御部とするなど、複数の制御部で構成するようにしてもよい。第2副制御部は、演出画像表示装置157の表示制御を行ったり、演出用の駆動装置165を制御したりする。
In addition, the
次に図4を用いて、本実施形態における基板ケース210の説明を行う。尚、図4は、基板ケース210の分解斜視図である。
Next, the
基板ケース210は、上蓋としての第1ケース701と、収納ベース部としての第2ケース702が互いに係合することで、内部に回路基板等を収納するためのスペースを確保できるように構成されている。また第1ケース701の下部には軸受部706が、第2ケース702の下部には、回転用軸部707が設けられており、軸受部706が回転用軸部707とを軸着することで、第1ケース701と第2ケース702が係合した閉状態から、回転用軸部707を軸心として、第1ケース701が回転動作を行うことで開状態となる。また閉状態となった場合、図5に示すように、第1ケース701に設けられた閉鎖固定用穴部704と、第2ケース702に設けられた閉鎖固定用凸部が嵌合することで、意図的に開操作を行わなければ、基板ケース210の閉状態が保たれるように構成されている。
The
また第1ケース701の上部右側には、後述するカシメ部を形成する第1箱型ケース705、及び上部左側には第1張出部706がそれぞれ2箇所に設けられている。同様に、第2ケース702の上部右側には、第1ケース701の第1箱型ケース705と係合してカシメ部を形成する第2張出部707と、上部左側には、第1ケース701の張出部706と係合して、カシメ部を形成する第2箱型ケース708がそれぞれ2箇所設けられている。
Further, a first box-
次に、図6及び図7を用いて、第1ケース701の説明を行う。なお、図6(a)は第1ケース701の正面図、図6(b)は第1ケース701のA−A断面図である。図7(a)は第2ケース702の正面図、図7(b)は第2ケース702のB−B断面図である
図6(a)及び図6(b)に示すように、第1ケース701は、長方形の蓋部720の四方に、回路基板(図示せず)の厚みを収納できる高さを確保するための第1側壁部721が設けられていると共に、中央部は、回路基板上に比較的高さのある部品が備え付けられた場合にも収納可能なように出張部722が設けられている。また第1ケース701の左側は、回路基板からコネクタ等の外部出力端子を露出できるように複数のコネクタ孔723が設けられている。
Next, the
また、蓋部720の上部右側には、第1箱型ケース705が2箇所、上部左側には、第1張出部706が2箇所設けられている(図6では第1張出部706は背面側に隠れている)。また、第1箱型ケース705には、内部に後述する第2張出部707を収納可能に構成された第1収納部724が設けられている。
In addition, two first box-
また、図7(a)及び図7(b)に示すように、第2ケース702は、回路基板が固定される平板状の底板730の周囲に、回路基板の厚みを収納できる高さを確保するための第2側壁部731が底板730の四方に設けられていると共に、第2側壁部731の内面側には、補強のための複数の支持リブ733が設けられている。また、第2ケース702の左側には、基板ケース210を背面板242に固定するための基板収納体(図示せず)に取り付けるための取付部突部732が設けられている。
Further, as shown in FIGS. 7A and 7B, the
また、底板730の上部右側には、第2張出部707が2箇所、上部左側には、第2箱型ケース708が2箇所設けられている。
Further, two second projecting
このように、基盤ケース210の上部右側では、第2張出部707が第1箱型ケース705に裏面側から表面側に収納され、また上部左側では、第1張出部706が、第2箱型ケース708に表面側から裏面側に収納される。
Thus, on the upper right side of the
次に、図8を用いて、本発明の封印手段であるカシメピンの説明を行う。図8は、カシメピンの斜視図である。 Next, the caulking pin which is the sealing means of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a perspective view of the caulking pin.
カシメピン710は、合成樹脂などで成形され、楕円形のベース部740から、カシメピン胴体部741が張り出すような構成となっている。カシメピン胴体部741には、金属片埋込部744が設けられており、この部分に金属片を埋め込むことにより、カシメピン710の上部からキリなどを用いてカシメピン710自体を破壊するような不正行為を防止している。また本実施形態におけるカシメ部は基板ケース210の左右に2箇所ずつ設けられているので、2つのカシメピンを連結して製造時に取り扱い易くするための連結部711で、2つのカシメピン710を連結している。
The
また、カシメピン710の先端部は、側方から押圧操作をすることで、カシメピン710の中心に向かってその横幅が変化(縮小)するカシメピン鉤部743を備えたカシメピン係止部742から構成されている。
Further, the tip portion of the
次に、図9を用いて、第1ケース及び第2ケースが閉状態となった場合の態様を説明する。なお、図9(a)は、図6(a)におけるA−A断面図及び図7(a)におけるB−B断面図において、第1ケース701と第2ケース702が係合状態となった場合における断面図、図9(b)は、図6(a)におけるC−C断面図及び図7(a)におけるD−D断面図において、第1ケース701と第2ケース702が係合状態となった場合における断面図、図9(c)は、係合状態となった第1ケース701及び第2ケース702に対し、カシメピン710によってカシメ状態とした正面図である。
Next, an aspect when the first case and the second case are in the closed state will be described with reference to FIG. 9A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 6A and a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 7A. The
図9(a)において、第1ケース701には、カシメ状態となったときにカシメピン710のベース部740が収納される第1箱型ケース705に設けられたベース部収納部751と、カシメピン710が挿入される二箇所の第1カシメピン挿入孔752が設けられている。
In FIG. 9A, the
また、第2ケース702の第2張出部707には、カシメピン710が挿入される第2カシメピン挿入孔753が設けられている。
The
そして、第1ケース701及び第2ケース702が係合状態となると、第1収納部724に第2張出部707が収納されることで、第1カシメピン挿入孔752と第2カシメピン挿入孔753が連通状態となり、カシメピン710を挿入可能な状態となる。
When the
この状態で、図10(a)、図10(b)、及び図(c)に示すように、カシメピン710を挿入すると、第1ケース701に設けられた第1カシメピン挿入孔752を貫通し、第2カシメピン挿入孔753を貫通し、図10(d)に示すように、カシメピン710のベース部740がカシメピンベース部受け751に嵌合する。
In this state, as shown in FIGS. 10A, 10B, and 10C, when the
また、図9(c)に示すように、第1ケース210右側上部に設けられた第1箱型ケース705は、四隅をリブ757にて支持された箱型ケースからなり、カシメ状態を解除する際には、この四隅のリブ757を破断することで、基盤ケース210を開封することが可能となる。
Further, as shown in FIG. 9C, the first box-
また、第2ケース702の第2張出部707の外周に沿うように位置決め凸部758が設けられると共に、中央に第2張出部707が前方に突出するように収納される。この第2張出部707に、カシメピン710のカシメピン係止部742が挿入される。するカシメピン鉤部743は、第1カシメピン挿入孔752及び第2カシメピン挿入孔753に挿入されるときは、カシメピン鉤部743の横幅が縮小して貫通するが、第2張出部707の鉤部収納部759まで至ると、カシメピン鉤部743が通常状態となって横方向に広がり、この状態からカシメピン710を引き抜こうとしても、カシメピン鉤部743が、第2カシメピン挿入孔753に引っかかって抜くことができない、所謂カシメ状態となる。
In addition, a positioning
基板ケース210の上部左側におけるカシメ部におけるC−C断面部及びD−D断面部も上記構成の表面裏面を逆にしたものとすることで実現している。
The CC cross section and DD cross section in the caulking portion on the upper left side of the
つまり図9(b)に示すように、第2ケース702には、カシメ状態となったときにカシメピン710のベース部740が収納される第2箱型ケース708に設けられた第2収納部725と、カシメピン710が挿入される二箇所の第3カシメピン挿入孔755が設けられている。
That is, as shown in FIG. 9B, in the
また、第1ケース701の第1張出部706には、カシメピン710が挿入される第4カシメピン挿入孔756が設けられている。
Further, the first overhanging
そして、第1ケース701及び第2ケースが係合状態となると、第2収納部725に第1張出部706が収納されることで、第3カシメピン挿入孔755と第4カシメピン挿入孔756が連通状態となり、カシメピン710を挿入可能な状態となる。
When the
次に、本実施形態におけるカシメ方法を図11を用いて説明する。 Next, the caulking method in this embodiment will be described with reference to FIG.
図11に示すように、本実施形態の基板ケースでは、左右に2箇所ずつ計4箇所のカシメ部を設けているが、1回のカシメ操作によって、左右1箇所ずつ計2箇所のカシメ操作を行う。つまり、1回目にカシメ部分760と、2回目カシメ部分761の計2回のカシメ操作を行うことができる。ここで注意が必要であるが、左右のカシメ部において、基板ケース210の上部左側のみ、又は上部右側のみ2箇所についてカシメ操作を行うと、第1ケース701のみ又は第2ケース702のみに痕跡が残ってしまうので、そのようなカシメ操作は行わない。左右1箇所ずつカシメ操作を行うことによって、カシメ破断時に、第1箱型ケース及び705及び第2箱型ケース708のリブ757を破断する必要が生じることによって、第1ケース701及び第2ケース702の双方について破断の痕跡を残すことが可能となる。
As shown in FIG. 11, in the substrate case of the present embodiment, four caulking portions are provided in two places on the left and right sides, but two caulking operations are performed in one place on the left and right sides by one caulking operation. Do. That is, the caulking operation can be performed twice in total for the
このように、基盤ケース210の上部左右において、同一形状の箱型ケース及び張出部が表裏で逆に設けられることで、第1ケース701及び第2ケース702が係合状態となったときは4箇所のカシメ部が同一の機能を持つが、カシメを破断する場所は、基盤ケース210上部右側では第1ケース701、基盤ケース上部左側では第2ケース702を破断する必要があるので、カシメ解除すると第1ケースと第2ケースが共に破断されることになるので、不正な部品流用を防止することができる。
In this way, when the
以上に説明したように、本発明の基板ケースは、第1ケース及び第2ケースが回路基板を挟むように係合し、前記第1ケース及び前記第2ケースの開閉を封印する封印手段を備えた基板ケースであって、前記第1ケース及び前記第2ケースの係合により形成される第1封印部及び第2封印部を備え、前記第1封印部は、前記第1ケースに設けられた第1破断部と、前記第2封印部は、前記第2ケースに設けられた第2破断部と、を含んで構成されることを特徴とした。 As described above, the board case of the present invention includes sealing means for engaging the first case and the second case so as to sandwich the circuit board and sealing the opening and closing of the first case and the second case. A first sealing part and a second sealing part formed by engagement of the first case and the second case, wherein the first sealing part is provided on the first case. The first breakage portion and the second sealing portion include a second breakage portion provided in the second case.
上述した実施形態では、第1破断部を第1ケース701に設けられた第1箱型ケース705にて構成し、この第1箱型ケース705含む基盤ケース210の上部右側に形成されるカシメ部分を第1封印部とした。同様に、第2破断部を第2ケース702に設けられた第2箱型ケース708にて構成し、この第2箱型ケース708含む基盤ケース210の上部左側に形成されるカシメ部分を第2封印部とした。
In the embodiment described above, the first breaking portion is constituted by the first box-
よって、左右のカシメ部分をカシメ状態として基板ケース210の左右二箇所を封印状態とした後、基板ケース210を開封するためには、第1箱型ケース705及び第2箱型ケース708を破断しなければならないので、第1ケース701及び第2ケース702共に破断の痕跡が残ることになり、部材を不正に流用されることがない。
Therefore, in order to open the
また、本発明の別の態様では、更に、前記第1封印部は、前記第1ケースに設けられ、前記第1破断部を備えた第1カシメ部と、前記第2ケースに設けられた第2カシメ部とが係合することで形成され、前記第2封印部は、前記第2ケースに設けられ、前記第2破断部を備えた第3カシメ部と、前記第1ケースに設けられた第4カシメ部とが係合することで形成されることを特徴とした。 Further, in another aspect of the present invention, the first sealing portion is provided in the first case, and a first caulking portion provided with the first breaking portion and a second caulking portion provided in the second case. The second sealing part is provided in the second case, the third crimping part provided with the second breaking part, and the first case. It is characterized by being formed by engaging with the fourth caulking portion.
上述した実施形態では、第1カシメ部として第1箱型ケース705を、第2カシメ部として第2張出部707を、第3カシメ部として第2箱型ケース708を、第4カシメ部として第1張出部706をそれぞれ設け、基板ケース210の上部右側に第1箱型ケース705と第2張出部707にて第1封印部を、基板ケース210の上部左側に第2箱型ケース708と第1張出部706にて第2封印部をそれぞれ設けた。
In the above-described embodiment, the first
よって、第1ケース及び第2ケースを係合させるだけで、基板ケース210の左右にカシメ部分が形成されるので、効率よく封印部を形成することができる。
Therefore, since the crimped portions are formed on the left and right sides of the
また、本発明の別の態様では、更に、前記第1封印部及び前記第2封印部には、前記封印手段が挿入される挿入孔が形成されていることを特徴とした。 According to another aspect of the present invention, the first sealing portion and the second sealing portion are further provided with insertion holes into which the sealing means are inserted.
上述した実施形態では、第1ケース701と第2ケース702が係合すると、第1箱型ケース705に設けられた第1カシメピン挿入孔752と、第2張出部707に設けられた第2カシメピン挿入孔753が一直線上に位置して、封印手段が貫通可能な挿入孔が形成されるように構成した。
In the embodiment described above, when the
よって、形成された挿入孔に封印手段を貫通させるだけで封印を行うことが可能になるので、簡易な操作で基板ケース210をカシメ状態とすることができる。
Therefore, since it becomes possible to perform sealing only by penetrating the sealing means through the formed insertion hole, the
また、本発明の別の態様では、更に、前記第1破断部は、前記第1ケースから支持されるリブにより形成され、前記第2破断部は、前記第2ケースから支持されるリブにより形成されることを特徴とした。 Further, in another aspect of the present invention, the first fracture portion is formed by a rib supported from the first case, and the second fracture portion is formed by a rib supported from the second case. It was characterized by being.
上述した実施形態では、第1箱型ケース705の四隅をリブ757にて支持し(第2箱型ケース708も同様)、封印解除する際に、この4つのリブ757を破断することにより、封印解除操作を行えるように構成した。
In the above-described embodiment, the four corners of the first box-
よって、ニッパなどにより簡単に封印解除操作が行え、かつ箱型ケースも張出部と一体化した状態となって開封されるので、余計な廃棄部材を出さずに済む。 Accordingly, the seal release operation can be easily performed by a nipper or the like, and the box-shaped case is opened in a state of being integrated with the overhanging portion, so that an unnecessary waste member does not have to be taken out.
また、本発明の別の態様では、更に、前記封印手段を、先端部の形状が可変するカシメピンで構成すると共に、前記封印部は、前記先端部を内部に収納可能なカシメピン係止部を含んで構成されていることを特徴とした。 Further, in another aspect of the present invention, the sealing means is constituted by a caulking pin whose shape of the tip end portion is variable, and the sealing portion includes a caulking pin locking portion capable of accommodating the tip end portion therein. It is characterized by comprising.
上述した実施形態では、封印手段をカシメピン710で構成し、このカシメピン710の先端部分をカシメピン710の中心に向かってその横幅が変化(縮小)するカシメピン鉤部743を備えたカシメピン係止部742にて構成し、このカシメピン係止部742が、例えば第2張出部707内にて係止状態となることで、封印状態を確保できるように構成した。
In the above-described embodiment, the sealing means is constituted by the
よって、カシメネジなどを操作するためにドライバーを用意する必要もなく、カシメピンを押圧操作するだけで、簡易にカシメ操作を行うことができる。 Therefore, it is not necessary to prepare a screwdriver for operating the caulking screw or the like, and the caulking operation can be performed simply by pressing the caulking pin.
また、本発明の別の態様では、更に、前記封印部は、前記カシメピン係止部を収納する箱型ケースを備えたことを特徴とした。 Moreover, in another aspect of the present invention, the sealing portion further includes a box-type case that houses the caulking pin locking portion.
上述した実施形態では、基板ケース210が係合状態となった場合に、第1箱型ケース705の第1収納部724に第2張出部707が収納され、第2箱型ケース708の第2収納部725に第1張出部706が収納されるように構成した。
In the above-described embodiment, when the
よって、カシメ状態となったカシメピン鉤部743を外部から不正操作するには、箱型ケース及び張出部を破断しなければならないので、不正操作を困難にすることができる。
Therefore, since the box-type case and the overhanging portion must be broken in order to illegally operate the caulking
また、本発明の別の態様では、更に、前記第1カシメ部と前記第3カシメ部、及び前記第2カシメ部と前記第4カシメ部は同一の形状にて形成されていることを特徴とした。 In another aspect of the present invention, the first caulking portion and the third caulking portion, and the second caulking portion and the fourth caulking portion are formed in the same shape. did.
上述した実施形態では、第1カシメ部である第1箱型ケース705と第3カシメ部である第2箱型ケース708を同一の形状に、第2カシメ部である第2張出部707と第4カシメ部である第1張出部706とを同一の形状にて構成した。ここで、この形状は完全に一致させる必要はなく、略一致していればよい。
In the above-described embodiment, the first box-
よって、4箇所のカシメ部の2つを共通の設計とすることができるので、設計コストを低減することができる。 Therefore, since two of the four caulking portions can be designed in common, the design cost can be reduced.
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。 As mentioned above, although the Example of this invention was described, it has only illustrated the specific example and does not specifically limit this invention. Further, the actions and effects described in the embodiments of the invention only list the most preferable actions and effects resulting from the present invention, and the actions and effects according to the present invention are described in the embodiments of the present invention. It is not limited to what was done.
本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台にて使用される基板ケースに適用することが可能である。 The present invention can be applied to a substrate case used in a game machine represented by a slot machine, a pachinko machine, and the like.
100・・・スロットマシン
210・・・基板ケース
701・・・第1ケース
702・・・第2ケース
710・・・カシメピン
705・・・第1箱型ケース
706・・・第1張出部
707・・・第2張出部
708・・・第2箱型ケース
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記第1ケース及び前記第2ケースの係合により形成される第1封印部及び第2封印部を備え、
前記第1封印部は、前記第1ケースに設けられた第1破断部と、
前記第2封印部は、前記第2ケースに設けられた第2破断部と、を含んで構成されることを特徴とする基板ケース。 A board case having sealing means for engaging the first case and the second case so as to sandwich the circuit board and sealing the opening and closing of the first case and the second case,
A first sealing portion and a second sealing portion formed by engagement of the first case and the second case;
The first sealing portion includes a first breaking portion provided in the first case,
The substrate case, wherein the second sealing portion includes a second breaking portion provided in the second case.
前記第1ケースに設けられ、前記第1破断部を備えた第1カシメ部と、
前記第2ケースに設けられた第2カシメ部とが係合することで形成され、
前記第2封印部は、
前記第2ケースに設けられ、前記第2破断部を備えた第3カシメ部と、
前記第1ケースに設けられた第4カシメ部とが係合することで形成されることを特徴とする請求項1記載の基板ケース。 The first sealing part is
A first caulking portion provided in the first case and provided with the first breaking portion;
Formed by engaging with a second caulking portion provided in the second case,
The second sealing part is
A third caulking portion provided in the second case and provided with the second breaking portion;
The substrate case according to claim 1, wherein the substrate case is formed by engaging a fourth caulking portion provided in the first case.
前記破断部は、前記先端部を内部に収納可能なカシメピン係止部を含んで構成されていることを特徴とする請求項4記載の基板ケース。 The sealing means is composed of a caulking pin whose tip shape is variable,
The substrate case according to claim 4, wherein the breaking portion includes a caulking pin locking portion capable of accommodating the tip portion therein.
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