JP2011527822A - 強化型電池セパレータ - Google Patents

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Abstract

電池において使用するためのセパレータが開示される。様々な実施形態において、セパレータは、突起肩部と、3つ以上のサイズのリブと、肩部上の厚くした小リブと、肩部内のリブとを含む。開示のセパレータは、従来のセパレータよりも、破裂や裂け傷に起因する故障に対する耐性を有する。

Description

優先権
本出願は、参照によりその全文が本明細書に組み込まれる、2008年7月10日に出願された、米国仮出願第61/079,612号の優先権を主張するものである。
本出願は、電池(例えば、輸送手段の始動、照明、および点火用途のための電池を含む鉛酸蓄電池、船用蓄電池、民生用電池、産業用電池、ハイブリッド電気車やマイクロハイブリッド車に使用するための電池など)の分野に関する。本出願は電池セパレータに関する。より詳細には、本出願は、セパレータの肩部付近により厚い領域を有する、厚さが変化するセパレータに関する。
自動車といった輸送手段において使用するために、電池やセルといった電力貯蔵装置を設けることが知られている。例えば、鉛蓄電池が、始動、照明、および点火用途(「SLI」)で使用されている。
隆起リブを、その他の部分は平坦なバックウェブ上に(圧力短絡を防ぐように)有する電池セパレータを製造することが知られている。リブは、一般に、セパレータの全幅にわたって等間隔で配置される。しかし、かかる公知のセパレータは、いくつかの有利な特徴(および/または特徴の組み合わせ)を実現しない。
一例示的実施形態は、バックウェブ厚さを有するセパレータ材料のバックウェブと、第1の距離だけバックウェブ厚さ外に突出している少なくとも1つの大リブと、第2の距離だけバックウェブ厚外に突出している少なくとも1つの中リブとを含み、第1の距離が第2の距離より大きく、各リブがほぼ等間隔で配置されている、電池セパレータに関する。
また、別の例示的実施形態も、複数のほぼ等間隔で配置されたリブを有するセパレータ材料のバックウェブと、肩部小ラブを有する肩部と、各肩部上の中リブとを含む、電池セパレータに関する。
別の例示的実施形態は、少なくとも1つのアノード(陽極)と、少なくとも1つのカソード(陰極)と、少なくとも1つのセパレータとを含み、セパレータが大リブと中リブとを有するセパレータ材料のバックウェブを含み、各リブがほぼ等間隔で配置されている、電池に関する。
別の例示的実施形態は、少なくとも1つのアノード(陽極)と、少なくとも1つのカソード(陰極)と、少なくとも1つのセパレータとを含み、セパレータが、複数のほぼ等間隔で配置されたリブを有するセパレータ材料のバックウェブと、肩部小ラブを有する肩部と、各肩部上の中リブとを含む、電池に関する。
別の例示的実施形態は、中央リブを含む奇数本のリブを有するセパレータ材料のバックウェブを形成するステップを含み、セパレータが中央リブに関して対称であり、中央リブの両側面までの各リブの間隔が、セパレータサイズにかかわらず全てのセパレータについて同じである、異なるサイズの電池セパレータを製造する方法に関する。
本発明によるシステムおよび方法の様々な実施形態の上記その他の特徴および利点は、本発明による様々な装置、構造、および/または方法の様々な例示的実施形態の以下の詳細な説明において説明され、あるいは以下の詳細な説明を読めば明らかになるものである。
本開示によるシステムおよび方法の様々な例示的実施形態を、添付の図を参照して説明する。
一例示的実施形態による電池を含む輸送手段を示す等角図である。 一例示的実施形態による電池とその構成要素の一部分を示す等角切断図である。 一例示的実施形態による、打抜き格子と活物質とを含む極板または電極(正極板など)を示す正面断面図である。 一例示的実施形態による打抜き格子(正の格子など)を示す正面図である。 一例示的実施形態による、極板または電極(負極板など)とセパレータとを示す等角分解組立図である。 第1の例示的実施形態によるセパレータを示す等角図である。 第2の例示的実施形態によるセパレータを示す等角図である。 第3の例示的実施形態によるセパレータを示す部分等角図である。 標準セパレータを有する電池についてのコールドクランク性能を追跡した確率プロットである。 一例示的実施形態によるセパレータを有する電池についてのコールドクランク性能を追跡した確率プロットである。 図9および図10に示す電池のコールドクランク性能を比較したボックスプロットである。
図面は必ずしも縮尺通りであるとは限らないことを理解されたい。本発明を理解するのに必要ではないか、またはその他の詳細を把握しにくくする項目は省略されている場合もある。当然ながら、本発明は必ずしも本明細書に示す個々の実施形態だけに限定されるものではないことを理解されたい。
図1を参照すると、一例示的実施形態による電池100を含む輸送手段140が示されている。輸送手段140は自動車として示されているが、様々な代替の実施形態によれば、輸送手段140には、特に、自動二輪車、バス、レクリエーション用自動車、ボートなどを含む任意の様々な種類の輸送手段が含まれ得る。一例示的実施形態によれば、輸送手段140は、原動力として内燃機関を使用する。
図1に示す電池100は、輸送手段および/または様々な輸送手段のシステム(始動、照明、および点火の各システムなど)を始動させ、または動作させるのに必要とされる電力の少なくとも一部分を提供するように構成されている。さらに、電池100は、輸送手段が関与しない様々な用途において利用されることができ、このようなすべての用途も本開示の範囲内に該当するものであることも理解されたい。
図1に示す電池には、任意の種類の二次電池(充電式電池など)が含まれ得る。一例示的実施形態によれば、電池100は鉛蓄電池である。鉛蓄電池の様々な実施形態は、密閉型(無保守など)とすることも、非密閉型(湿式など)とすることもできる。
一例示的実施形態による電池100を図2に示す。様々な実施形態において、電池100は、電解質を含む容器またはハウジング110の分離した区画に設けられる複数のセル要素を含む。本明細書で提示する図は、自動車用途に関するものであり、標準的な自動車用12ボルト電池を製造するのに、6つのスタックのそれぞれにおいて、12〜16枚の極板のグループが使用される。本明細書を読めば、当業者には、個々の極板のサイズと数、任意の個々のスタック内の極板のサイズと数、および電池を組み立てるのに使用されるスタックの数は、所望の最終用途に応じて幅広く変化し得ることが明らかであろう。
様々な実施形態において、ハウジング110は、箱形のベースまたは容器を含み、成形用樹脂で作成されることができる。複数の極板ブロックが、鉛蓄電池の容量に従って直列に接続されており、一般には硫酸水溶液である電解質と共に電池容器またはハウジング110内に収容されている。
様々な実施形態において、電池は、前壁、端壁、後壁、および底壁を有する区画を含む。様々な実施形態において、端壁間には5枚のセル隔壁または仕切りが設けられており、12ボルトの自動車用電池に通常備わっている6区画が形成されている。様々な実施形態において、各区画には1つの極板ブロックが位置し、各極板ブロックはそれぞれ、少なくとも1つの耳103を有する1枚以上の正極板101および負極板102と、正極板101と負極板102との間ごとに配置されたセパレータ420とを含む。
ハウジング110のためのカバー111が設けられており、様々な実施形態において、カバー111は、セルに電解質を追加させ、修理を可能にするための端子ブッシングと注液管とを含む。注液管からの電解質の不要なこぼれを防止し、電気化学反応時に生成されるガスの排気を可能にするために、電池は、1つ以上の液口栓および/または排気口栓部品も含んでいてよい。
少なくとも1つの正極端子104と少なくとも1つの負極端子105とが、電池100の上面または前面区画の上または周囲にあってもよい。このような端子104、105は、通常、電池の設計に応じて、電池ハウジング110のカバーおよび/または前面を貫通して延出し得る部分を含む。また、様々な実施形態において、各端子は、酸の漏れを防ぐために端子シール部品も貫通して延出する。当分野で公知の上面、側面、または隅部の各構成を含めて、様々な端子配置が可能であることが理解されるであろう。
また図2には、極板セットの各耳103を電気的に結合するのに充分な長さの矩形の細長い本体部分と、丸い先端を有すし上方に延出する部材とを含む従来のキャストオンストラップ106も示されている。また図2には、耳103を負極端子105に結合するキャストオンストラップ106も示されている。図2に示すように、様々な実施形態によれば、ストラップ106は、各端区画(end compartment)内の個々の耳103を結合する本体部分と、カバーを貫通して突出し得る、本体部分と一体として形成された柱とを含む。
各セル要素または区切りは、少なくとも1枚の正極板101と、少なくとも1枚の負極板102と、正極板101と負極板102との間ごとに位置決めされたセパレータ420とを含む。セパレータ420は、短絡と、電池100内で発生する反応時に生成される望ましくない電子流とを防止するために極板101と102との間に設けられる。
正の電極板101と負の電極板102とは、これらの製造方法に従って様々な種類に分類することができる。一例として、図3〜5にペースト形電極を示す。様々な実施形態において、ペースト形電極は、格子107基板と、基板上に設けられた電気化学的活物質または「ペースト」とを含む。格子107は、基板の機械的強度を向上させるために、カルシウムのトレースを含む軟質合金で形成されていてもよい。
図3〜5を参照すると、極板はそれぞれ、電気化学的活物質を支持する鉛または鉛合金製の格子107を含む。格子107は、電流を伝える働きをする正と負との活物質またはペーストの間に電気接点を提供する。また格子107は、極板を形成するために製造時に基板上に付着されるかまたは他の方法で施される電気化学的活物質(ペーストなど)を支持するのに役立つ基盤としても使用される。
以下でより詳細に示すように、鉛蓄電池格子製造の公知技術には、(1)ブックモールド重量鋳造といったバッチ工程と、(2)ストリップエキスパンド加工、ストリップ打抜き加工、連続鋳造、連続鋳造後の圧延といった連続工程とが含まれる。これらの工程から製造される格子は、個々の工程の特徴を示す固有の特徴を有し、特にペースト工程に関して、鉛蓄電池において異なる挙動を呈する傾向がある。利用される格子は、任意の従来の格子製造工程から形成されるものでも、後から開発される格子製造工程から形成されるものでもよく、本発明を本明細書で開示する格子設計だけに限定することは意図されていないことを理解されたい。
様々な実施形態において、少なくともいくつかの格子107は打抜き格子である。図3には、その上に活物質またはペーストが施された打抜き格子107(例えば正極板用の格子)の一例示的実施形態が示されている。図4には、活物質なしの、図3に示す打抜き格子107が示されている。様々な実施形態において、打抜き格子は、上枠要素と、第1および第2の側枠要素と、下枠要素とを含む。様々な実施形態において、打抜き格子は、電流を発生させる活物質またはペーストを保持するのに役立つ開口領域(open area)を定義する連続した格子ワイヤを含む。様々な実施形態において、電流収集用耳(突部)103が、上枠要素と一体化されている。図3〜4には、耳103が上枠要素の中央からずれたものとして示されているが、耳は代替的に中央に配置されることも、第1または第2の側枠要素のどちらかにより近く位置決めされることもできる。上枠要素は、耳への電流伝導を最適化するために、少なくともその一部分が耳の真下に位置する、拡大された導電区間を含むことができる。
下枠要素は、打抜き格子の残りの部分を電池容器の底部から間隔を置いて配置するために1つ以上の下方に延在する足部(不図示)を有するものとして形成されることができる。様々な実施形態において、打抜き格子のワイヤの少なくとも一部は、ワイヤの電流容量を最適化して発生する電流を下部から上部まで運ぶのに役立つように、その下部から上部までの長さに沿って断面積が増加し、かつ/またはテーパー形状を有する。側枠要素間のワイヤの幅および間隔は、打抜き格子の幅全体にわたってほぼ等しい電位点が生じるように事前に決定されることができる。また、電気化学ペーストの支持を助け、かつ/またはペーストペレットの形成を可能にするために、様々な実施形態において、打抜き格子は、等間隔で上枠要素および/または下枠要素と平行に配置されている水平ワイヤも含む。しかし、図3〜4に示すように、水平ワイヤの少なくとも一部は、等間隔で広がっていなくても、あるいは上枠要素および/または下枠要素と平行に配置されていなくてもよい。
様々な打抜き格子設計が利用されることができる。例えば、それぞれ参照によりその全文が本明細書に組み込まれる、米国特許第5,582,936号、第5,989,749号、第6,203,948号、第6,274,274号、第6,921,611号、および第6,953,641号、ならびに米国特許出願第10/996,168号、第11/086,525号、第10/819,489号、第60/904,404号の各明細書を参照されたい。無数の格子設計を利用することができ、したがって、本発明を例示目的で提示される図3〜5に示す格子設計だけに限定することは以下の説明の意図するところではないことに留意されたい。
図5には、エキスパンド加工金属格子(負極板用の格子など)の一例示的実施形態が示されている。様々な実施形態において、エキスパンド加工金属格子は、当分野で周知のパターン(図5に示すようなひし形パターンなど)を有し、下枠要素と、耳103と一体である上枠要素とを有する。
図3〜5を参照すると、格子ワイヤの横断面は、格子製造工程によって異なり得る。しかし、電池ペーストの付着性を改善するのに役立つように、様々な実施形態において、格子ワイヤは、機械的に再整形され、再仕上げされてもよい。その形状が適切なペースト付着特性を実現する限り、いくつもの格子ワイヤ形状が利用され得ることを理解されたい。例えば、ワイヤの横断面は、ほぼ楕円形、ほぼ矩形、ほぼひし形、ほぼ偏菱形、ほぼ六角形、および/またはほぼ八角形のものを含む任意の横断面設計のものとすることができる。電池格子においては、各格子ワイヤ区間が異なる横断面構成を有していてもよく、各格子ワイヤ区間が同じまたは同様の横断面構成を有していてもよい。しかし、各格子ワイヤ区間が同じ横断面を有している方が好ましい。必要に応じて、格子107は、垂直ワイヤ要素だけ、水平ワイヤ要素だけ、または垂直と水平両方のワイヤ要素において変形させることができる。
活物質またはペーストは、通常、格子107上に塗布され、付着され、または他の方法で施された鉛系材料(電池の様々な充電/放電段階によってPbO、PbO、PbまたはPbSO)である。ペースト組成物は、当分野で既知であるように、所要電力、費用、および電池環境によって決定され得る。様々な実施形態において、鉛蓄電池の活物質は、酸化鉛、硫酸、および水を混合することによって調製される。酸化鉛は、硫酸と反応して、一塩基性、三塩基性、および/または四塩基性の硫酸鉛を生成する。また、活物質には、繊維やエキスパンダといった乾燥添加物も添加されることができる。例えば、様々な実施形態において、活物質には、微粉炭素(finely−divided carbon)(ランプブラックやカーボンブラックなど)といったエキスパンダ、硫酸バリウム、および様々なリグニンを含むことができる。様々な実施形態において、この混合物は次いで乾燥され、水が再度加えられて所望の濃度のペーストが生成される。
正の格子上に設けられる活物質(過酸化鉛[PbO]など)は、通常、微小粒子形状であり、そのため、正の電極板上の過酸化鉛微小粒子全体に電解質を拡散させ、透過させる。負の電極板の活物質である海綿状鉛は、通常、多孔質で、反応しやすく、そのため、負の電極板上の海綿状鉛全体に電解質を拡散させ、透過させる。
活物質の格子107からの分離を防止し、電極の製造に際して活物質を扱いやすくするように、格子上に付着させた後の活物質の支持体として、活物質の表面の少なくとも一方にペースト紙(不図示)が接着されるか、または他のやり方で設けられることができる。活物質の分離および取扱いの問題と、初期の高率放電劣化とを防止するために、活物質の表面または活物質上に、紙の代わりに代替として(例えばミクロンサイズの細孔を有する)多孔質不織布が設けられることができる。例えば、スパンボンディングや、熱接着により熱可塑性樹脂から合成された不織布が使用されることができる。様々な実施形態においては、1つまたは複数のポリエステル、ポリプロピレン、ビスコースレーヨンで形成された不織布が使用される。
様々な実施形態においては、1枚以上の電池セパレータ420を使用して、正の電極板101と負の電極板102とが導電的に隔離される。セパレータ材料は、通常、正の電極板101と負の電極板102からのイオンの通過を可能にするように微孔質である。様々な実施形態において、自動車電池用のセパレータ420は、通常、連続した長さとして製造され、圧延され、続いて、図5に示すように折り畳まれ、その縁部の1つ以上に沿って封止されて、極板(図5に示す負極板や図2に示す正極板など)を受容する袋が形成される。しかし、様々な実施形態において、1つ以上のセパレータ420は、リブが、極板を受容するように形成される袋の内側に並ぶように折り畳まれることができる。
様々な実施形態において、セパレータ材料は、一般には、ほぼ均一な厚さと、ほぼ均一な細孔分布を有する。細孔分布は、動作時の全般的に均一な電流密度を確保させ、それによって、電極の均一な充電および放電、ならびに最大電池効率を達成するのに役立つ。セパレータ420は、一般には、セパレータ420を補強するのに役立つように(例えば図5に示すような)1本または複数本のリブを組み込んでいる。リブには、様々な横断面形状(矩形、三角形、丸、のこ歯状など)、またはその組み合わさった形状を持たせることができる。
図6〜8を参照すると、本開示のために、全体的な特徴の向きおよび配置が、斜視端面図として参照されている。様々な実施形態において、開示のセパレータは、一般には、セパレータに沿って長手方向に通る1本以上の隆起(突起)リブを特徴とする。セパレータは、様々な例示的実施形態によれば、少なくとも1本の突起リブと2つの肩部とを有する。
一例示的実施形態では、図6に示すように、セパレータ120は、数本の大リブ121と中リブ122とを含む。従来のリブ付きセパレータは、通常、中リブ122ではなく、相対的に小さい小リブを含む。従来の小リブは、通常、高さ約0.15mmである(特に断らない限り、提示される様々なリブの高さは、セパレータバックウェブの上部、すなわち、リブの遠位に最も近いバックウェブの面またはその上にリブが設けられているバックウェブの面から測定されるものである)。様々な例示的実施形態において、中リブ122は高さ約0.45mmから約0.60mmまでである。この相対的に高い中リブ122は、従来の小リブと比べて、電極板をセパレータバックウェブから離した状態でより適切に保持することができる。様々なリブは、一般には、相互に平行である。様々な実施形態において、大リブ121は高さ約0.60mmから約1.90mmまでである。大リブ高さ対中リブ高さの比は、約4.25:1程度とすることができ、1:1より大きい(4:3など)。大リブのサイズは、一般に、適正な量の酸を収容し、および/または電池区画内の空間を埋めるために電極板間に必要とされる間隔によって決定される。
様々な例示的実施形態において、セパレータは、奇数本の大リブ121(例えば7本の大リブ)を有し、各リブは、1本の大リブがセパレータを2つの相対的に同寸法の部分に分けるように対称的に配置される。電池製造に際して、様々な例示的工程において、セパレータは、図5に示すような、電極を配置するためのエンベロープを形成するように、ローラにより折り機を通して供給される。従来のセパレータは、大リブと小リブとの間隔がサイズの異なるセパレータ間で変化するという点で、一定でないプロファイルを有する。プロファイルが変化するセパレータは、電池製造に使用するのが難しい場合もある。というのは、このようなセパレータは、ローラの中でずれて、セパレータの不均一な表面が原因で時間の経過と共にローラ内に形成される溝に嵌まりやすくなるからである。異なる幅のセパレータ上で一定のプロファイル面を使用すること、およびセパレータの中央に大リブ121(すなわち「中央リブ」)が通っていることは、どちらも、ローラにおけるセパレータ追従性を改善し、セパレータと電極板との整合(位置合わせ)性を高める。
様々な例示的実施形態において、セパレータ120は、各大リブ121の間にほぼ等間隔で配置された3本の中リブ122を有する。図6に示す例示的実施形態では、セパレータ120は、7本の大リブ121と、7本の大リブ121それぞれの間に6組の3本の中リブ122とを有する。
様々な例示的実施形態においては、図6に示すように、セパレータは、肩部124、すなわち、セパレータ縁部127と最も近い大リブとの間のセパレータ120の各側の領域を含む。従来のセパレータは、通常、高さ約0.10mmの複数本の肩部小リブを含む。様々な例示的実施形態において、セパレータ120は、複数本の改良型肩部小リブ125、および/または少なくとも1本の中リブ122を備える肩部124を有する。様々な例示的実施形態において、肩部小リブ125は、0.10mmを上回る高さ(約0.15mmなど)を有し、1本以上の中リブは、肩部小リブ125を上回る高さを有する。
様々な実施形態においては、図7に示すように、セパレータ220は、数本の大リブ221(比較的大きいリブなど)と、中リブ222(中程度のサイズのリブなど)と、小リブ223(比較的小さいリブなど)とを含む。様々な例示的実施形態において、これら様々な種類のリブは、全体として相互に平行であり、および/または少なくとも両肩部の間において等間隔で配置されている。幅の異なるセパレータにわたる様々な例示的実施形態において、大リブ221、中リブ222、および小リブ223の間隔は、電池製造時の追従性を改善するために同一に保たれる。またセパレータ220は、好ましくは、奇数本の大リブ221を有し、これが、セパレータ追従性を助長する。様々な例示的実施形態において、中リブ122は、高さ約0.45mmから約0.60mmまでである。
様々な例示的実施形態において、セパレータ220は、大リブ221間に2本の中リブ222と、3本の小リブ223とを有する。かかる実施形態においては、1本おきのリブが小リブ223である。図7の例示的実施形態では、両肩部の間に、7本の大リブ221と、12本の中リブ222と、18本の小リブ223とがある。様々な例示的実施形態において、セパレータ肩部224は、それぞれ、図7に示す中リブ122と同様に、少なくとも1本の中リブまたは1本の小リブまたは小リブ222を含むことができる。
様々な例示的実施形態においては、図7に示すように、セパレータは肩部224を含み、肩部224は、セパレータ縁部227と最も近い大リブ221との間の、セパレータ220の両側領域として定義される。従来のセパレータは、通常、高さ約0.10mmの複数本の肩部小リブを含む。様々な例示的実施形態において、セパレータ220は、複数本の改良型肩部小リブ225、および/または少なくとも1本の中リブ222を備える肩部224を有する。様々な例示的実施形態において、肩部小リブ225は、0.10mmを上回る高さ(例えば約0.15mm)を有する。
図8を参照すると、様々な実施形態において、セパレータ320は、少なくとも1本の突起リブ321を有する誘電体のバックウェブ(シートやブラケットなど)を含む。また、様々な実施形態において、セパレータ320は、セパレータ320の縁部に最も近いリブ321と縁部との間に肩部324も含む。様々な実施形態においては、図8に示すように、数本のリブ321は、通常、セパレータ320の幅全体にわたり両肩部の間にほぼ等間隔で配置されており、長手方向に通っている。様々な実施形態において、肩部324は、肩部324の他の1つ以上の部分と比べて相対的に厚い隆起部分326を含む。様々な実施形態において、隆起部分326は、通常、リブ321のいずれよりも高さが低く、幅が広い。
様々な実施形態において、隆起部分326は、セパレータ320の縁部までも延在せず、最も近いリブ321までも延在しない。よって、かかる実施形態では、縁部と隆起部分326との間に、隆起していない、あるいはほぼ同一の厚さの領域が生じる。隆起部分326の幅および位置は、電極板の幾何学的形状を含む要因に応じて変化してもよい。様々な例示的実施形態において、隆起部分326は、おそらくは、他の余分な領域をカバーせずに、破裂が生じる可能性の最も高い領域のみをカバーするようなサイズとされ、そのように位置決めされる。
様々な実施形態において、隆起部分326は、少なくともその1以上の縁部などにおいて、勾配が付いている。例えば、様々な実施形態において、隆起部分326の縁部は、セパレータ320表面から離れる方向に曲がる角度を有する。一例示的実施形態では角度は約45度である。様々な実施形態においては、リブ321の1以上の側面も傾いている。様々な実施形態において、リブ321の側面は、隆起部分326より急な角度で傾いている。例えば、様々な実施形態において、リブ321の側面の角度は、セパレータ表面に対する垂線から7度とすることができる。
様々な実施形態において、肩部324上の厚肉部分326の幅は、肩部324の幅より狭い。肩部全体を隆起させた(すなわち、隆起部分の幅が肩部の幅と同じまたはほぼ同じである)セパレータ120は、肩部におけるセパレータの穴あきは最小限に抑えるが、コールドクランク性能に悪影響を及ぼす可能性もある(厚くしたセパレータのどの程度の部分が電極板の面を覆っているかに依存する)。さらに、かかる実施形態では、セパレータの縁部が波打ち、圧延がより困難になる傾向にある。よって、前述の実施形態では、肩部324全体より狭い部分を隆起させている(または厚くする)。
セパレータは、様々な材料(ポリオレフィン、ゴム、フェノールホルムアルデヒドレソルシノール、ガラスマット、微孔質PVC、焼結PVCなど)で構成することができる。様々な実施形態において、セパレータは、少なくとも一部は、高分子量ポリオレフィンからなる微孔質バックウェブで構成される。使用され得るポリオレフィンの例には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレンプロピレン共重合体、エチレンブテン共重合体、プロピレンブテン共重合体、エチレンプロピレンブテン共重合体などが含まれる。
また、様々な実施形態において、セパレータは、少なくとも1つの可塑剤も含む。可塑剤は、水溶性のものでも、非水溶性のものでもよい。使用され得る可塑剤の例には、有機酸エステル、エポキシ化合物、リン酸エステル、炭化水素材料、低分子量重合体などが含まれる。
また、様々な実施形態において、セパレータは、不活性充てん材料からも構成される。充てん剤は、水溶性のものでも、非水溶性のものでもよい。しかし、充てん剤は、任意の可塑剤を吸収し、化合物中に保持するための主要な手段を提供することもでき、可塑剤に溶けるものとすべきではない。好ましい充てん剤は乾燥微粉シリカである。しかし、他の充てん剤(カーボンブラック、炭じん、黒鉛、金属酸化物および金属水酸化物、金属炭酸塩、鉱物、ゼオライト、沈降金属ケイ酸塩、アルミナシリカゲル、木粉、木繊維、および樹皮製品、ガラス粒子、硫酸バリウムなどの塩、無機塩類、アセテート、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、炭酸塩、および/またはこれらの組み合わせなど)が利用されてもよい。また、充てん剤の湿潤性を向上させるために、任意の既知の、または今後開発される湿潤剤(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、イソオクチル(isoctyl)フェニルポリエトキシエタノールなど)が利用されてもよいことも理解されたい。
様々な実施形態において、セパレータは、安定剤または酸化防止剤を含む。様々な実施形態において、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−m−クレゾール)(「Santonox」(登録商標))や、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(「Ionol」(登録商標))といった従来の安定剤または酸化防止剤が利用されることができる。
セパレータに1本以上のリブが設けられるとき、リブは、いくつかの既知の、または今後開発される高分子組成物(セパレータと同じ組成物、他のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、および/またはこれらの充てんもしくは発泡組成物など)から形成されることができる。リブは、何通りものやり方で設けられることができる。例えば、リブは、(バックウェブシートと一体または別個に)押出しによって形成されることができる。またリブは、溝切りや型付けによって形成されることができる。リブが別個に成形されるとき、リブは、ヒートシールや接着剤によるものを含む当分野で既知の何通りもの方法によって、バックウェブシートまたはベースウェブに接合又は何らか方法で結合されることができる。
セパレータの厚さは、セパレータが使用される電池の種類に応じて変化する。一般に、バックウェブまたはベースウェブの厚さは、1から50ミリインチ(「ミル」)(0.0254から1.27mm)までの範囲とすることができる。鉛蓄電池では、好ましい厚さ範囲は、通常、10から40ミル(0.254から1.016mm)である。各リブの高さは、極板間隔要件に応じて広範囲に変化し得る。一般には、ベースからの高さが5から200ミル(0.127から5.08mm)までのリブが設けられ、好ましい範囲は10から100ミル(0.254から2.54mm)までである。
様々な材料間の電気化学ポテンシャルを使用して電気を発生させる様々な化学反応が研究され、商業的に実施されている。一般には、どちらも参照により本明細書に組み込まれる、「Besenhard, J. O., Ed., Handbook of Battery Materials, Wiley-VCH Verlag GmbH, Weinheim, Germany, 1999」、および「Linden, D., Ed., Handbook of Batteries, Second Edition, McGraw Hill Inc., New York, N.Y., 199」を参照されたい。
鉛蓄電池用の極板は、従来、活物質またはペーストを、鉛合金格子といった導電性支持体に塗布することによって製造される。極板は、極板を製造する方法に従って分類することができる。例えば、極板を製造する一工程は、炉において熱い鉛を溶融する初期ステップと、続いて、溶融鉛合金をストリップ鋳造機に供給するステップとを含む。ストリップエキスパンド工程において、鋳造または鍛造された鉛ストリップは、通常、穿孔され、ストリップ面の上と下とで引き伸ばされ、次いで、引っ張られるかまたは展開されて、ひし形パターンを有する格子が形成される。様々な実施形態において、ストリップは、巻取機に巻き取られ、鉛合金ストリップコイルが後で使用するために貯蔵される。また、様々な実施形態において、ストリップは、圧延されることができる。電池格子を形成するために、様々な実施形態において、ストリップは、ストリップコイルを切断し、それに切れ目を入れ、引き伸ばして格子を形成するエキスパンダに供給される。
格子は、他の既知の、または今後開発される工程を使用して製造されてもよい。例えば、前述のように基板は、(溶融合金を鋳型に注入するなどによる)鋳造工程や、打抜き工程や、連続圧延によって形成されてもよい。格子または極板の製造時において、格子ワイヤは、(ペーストの付着性を改善するなどのために)再仕上げされ、再整形されてもよい。
次いで、エキスパンド加工済ストリップまたはワイヤ格子に活物質またはペーストが塗布されるかまたは他の方法で施される(従来のペースタ(paster)によってペーストされるなど)。様々な実施形態においては、活物質の片面または両面に1つ以上のペースト材料またはペースト紙が施される。様々な実施形態において、ペースト材料または紙は、連続工程として施されることができる。
様々な実施形態において、格子、活物質、およびペースト材料または紙は、ストリップを切断して極板にする分割機に供給される。ストリップから切り出された極板は、ペーストの不均一な部分を伸ばすように平坦化され、あるいは別の修正が施されてもよい。様々な実施形態において、極板は、(コンベア上などで)フラッシュ乾燥用の乾燥器(炉)を通り、次いで、後で使用するために積み重ねられることができる。従来、フラッシュ乾燥は、約260°C(約500°F)の従来の送風乾燥器内での極板の10〜15秒間の乾燥など、ガス直火または乾燥器を使用して行われ得る。乾燥の後、極板には、当業者に周知の化学処理が施される。ペーストが施された極板は、次に通常、遊離した鉛を酸化させ、極板の結晶構造にその他の調整を加えるために、高温高湿下で長時間にわたって硬化させる。
従来のポリオレフィン電池セパレータは、通常、高分子量ポリオレフィン、不活性充てん材料、および/または可塑剤の組成物を混合するステップと、組成物をシート形状に形成するステップと、続いて、溶剤を使用してバックウェブシートから不活性充てん剤および/または可塑剤の一部分を抽出するステップと、を含む工程によって製造される。
硬化の後、極板は電池に組み立てられる。個々の極板の組が組み立てられ、包まれ、セパレータ材料が差し込まれるかまたはセパレータ材料を用いて別の方法で隔てられ、合わさって極板セットが形成され得る。例えば、1つの一般的な電池設計では、電池セット中の1枚おきの極板(各負極板など)が、エンベロープ形状の電池セパレータに挿入される。エンベロープは、エンベロープ内の極板と電池セット内の隣接する極板との間のセパレータとして働く。極板セットは、電池を形成するように容器内で組み立てられる。
組立時には、極板の正の耳が連結され、極板の負の耳が連結される。これは、通常、組み立てられた電池スタックを取り、それらの電池スタックを反転させ、耳を鋳型に入れた溶融鉛に浸漬することによって形成されるキャストオンストラップを使用して実現される。電池全体に電流を流すために、各スタックのキャストオンストラップは、接合または結合される。さらに、電池電力の使用を必要とし、または電池電力の使用が意図される輸送手段の電気系統またはその他のシステムとの電気接触を可能にするために、カバーまたはケーシングを貫通して延出する端子電極も設けられる。
様々な実施形態においては、電池セルを収容する、カバー111を含む電池ハウジング110が設けられている。様々な実施形態において、電池ハウジング110は、電池カバー111内の注液管穴を通して電池ハウジング110を電解質流体で満たすために、酸性電解質流体に浸漬される。電池ハウジング110を電解質流体で満たした後、電池100は電解質流体から取り出される。残留電解質流体被膜、ほこり、その他の細片があれば、電池を出荷に備えるために洗い流されることができる。電池ハウジングの外面を洗浄する前に、注液管穴は、洗浄用流体が電池ハウジングに流入するのを防ぐために栓でふさがれることができる。
様々な実施形態において、1枚のセパレータ120は、図5に示すように、電極板101または102の周りに折り畳まれることができる。いくつかの例示的実施形態においては、セパレータの1つまたは複数の位置合わせされた縁部が、電極板を挿入し、かつ/または封入するための、そこからタブまたは耳が突き出たセパレータ材料のエンベロープを形成するように接合されることができる。かかる実施形態においては、正の電極板と負の電極板の一方または他方がセパレータ材料内に入れられ、他方が各エンベロープの間に配置されて、図2で例示するのと同様のパターンが生成される。
セパレータは、様々な既知または今後開発される方法(押出しなど)において製造されることができる。様々な実施形態において、セパレータは、ポリエチレンといった重合体とオイルの混合物を押し出すことによって製造される。混合物が押し出された後、オイルは抽出されてセパレータ全体にミクロ細孔が残り、これによりセパレータに電解液を透過させることが可能になる。様々な実施形態において、セパレータは、連続工程において製造され、圧延されて、貯蔵および取扱いの容易な大型コイルとなる。
一般には、電池セパレータの厚さを増加させると、電池のコールドクランク性能が減少すると考えられている。しかし、それは開示のセパレータを使用した電池には当てはまらない。図8の実施形態による微孔質ポリエチレンセパレータを試験した。試験したセパレータのバックウェブは厚さ0.006インチ(0.15mm)であった。このセパレータは、その長手に沿って通る17本のリブを有する幅6.400インチのものであった。各リブは、高さ0.029インチ(0.74mm)(セパレータバックウェブ厚を含まず)であり、ピーク幅において、幅約0.015インチ(0.38mm)であった。各リブは、(リブ中心から測定して)約0.313インチ(7.94mm)間隔で配置された。セパレータ肩部は、(セパレータの縁部から最も近いリブの中心まで測定して)幅0.700インチ(17.78mm)であった。肩部の隆起部分は、幅0.360インチ(9.14mm)であり、厚さ0.011インチ(0.28mm)(セパレータバックウェブの厚さを含む)であった。隆起部分は、最も近いリブの中心から0.120インチ(3.05mm)、縁部から0.220インチ(5.59mm)のところに位置する。
図9は、標準セパレータを有する電池のコールドクランク性能を追跡した確率プロットである。図10は、一例示的実施形態によるセパレータを有する電池のコールドクランク性能を追跡した確率プロットである。図11は、図9と図10に示す電池のコールドクランク性能を比較したボックスプロットである。実験データは、開示のセパレータの使用が、コールドクランク性能に対して統計的に有意な影響を及ぼさなかったことを示している。これらの試験は、このセパレータの使用がコールドクランク性能に対して統計的に有意な影響を及ぼさないことを示した。
また、好ましい例示的実施形態および他の例示的実施形態において示すセパレータの要素の構成および配置は例示にすぎないことに留意することも重要である。本開示では、本発明のほんの数例の実施形態だけを詳細に説明しているが、本開示を考察する当業者は、記載の主題の新規の教示および利点から実質的に逸脱することなく、多くの改変(例えば、サイズ、寸法、構造、形状、および様々な要素の比率、パラメータの値、取付け配置、材料の使用法、色、向きなどの変更)が可能であることを容易に理解するであろう。例えば、一体形成されるものとして示した要素は複数の部分から構成されることができ、複数の部分として示した要素は一体形成されることができ、境界部の動作が反転されたり、別様に変更されたりすることができ、システムの構造および/または部材またはコネクタまたはその他の要素の長さまたは幅が変更されてもよく、要素間に設けられる調整位置の性質または数が(例えば、係合スロットの数または係合スロットのサイズまたは係合の種類の変更などによって)変更されることができる。システムの要素および/または部品は、多種多様な色、テクスチャ、および組み合わせのいずれから構成されてもよいことに留意されたい。したがって、かかるすべての改変は本発明の範囲内に該当すべきものである。好ましい例示的実施形態およびその他の例示的実施形態の設計、動作条件、および配置においては、本発明の趣旨から逸脱することなく、他の置換、改変、変更、または省略が行われることができる。

Claims (37)

  1. バックウェブ厚さを有するセパレータ材料のバックウェブと、
    第1の距離だけ前記バックウェブ厚さ外に突出している少なくとも1本の大リブと、
    第2の距離だけ前記バックウェブ厚さ外に突出している少なくとも1本の中リブと、
    を備え、
    前記第1の距離が前記第2の距離より大きく、
    前記大リブおよび前記中リブがほぼ等間隔で配置されている、
    電池セパレータ。
  2. 2本の大リブの間ごとに3本の中リブがある請求項1に記載の電池セパレータ。
  3. 前記第2の距離は約0.45mmから約0.60mmまでである請求項1または2に記載の電池セパレータ。
  4. 前記第1の距離は約0.60mmから約1.90mmまでである請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  5. 奇数本の大リブがある請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  6. 7本の大リブがある請求項5に記載の電池セパレータ。
  7. 1本の大リブがセパレータのほぼ中央を通る請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  8. 改良型肩部小リブを有する少なくとも1つの肩部をさらに備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  9. 少なくとも1本の中リブを有する少なくとも1つの肩部をさらに備える請求項1〜8のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  10. 前記肩部小リブは前記バックウェブ厚さ外に約0.15mm突出している請求項8または9に記載の電池セパレータ。
  11. 前記バックウェブ厚さ外に突出している部分と、セパレータの縁部に隣接する前記バックウェブ厚さ外に突出していない部分とを有する少なくとも1つの肩部をさらに備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  12. 複数のほぼ等間隔で配置されたリブを有するセパレータ材料のバックウェブと、
    肩部小ラブを有する肩部と、
    各肩部上の中リブと
    を備える電池セパレータ。
  13. 前記リブは大リブと中リブとをさらに備える請求項12に記載の電池セパレータ。
  14. 前記中リブは高さ約0.45mmから約0.60mmまでである請求項12または13に記載の電池セパレータ。
  15. 前記肩部小リブは高さ約0.15mmである請求項12〜14のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  16. 前記第1の距離は約0.60mmから約1.90mmまでである請求項12〜15のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  17. 奇数本のリブがある請求項12〜16のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  18. 1本の大リブがセパレータのほぼ中央を通る請求項12〜17のいずれか1項に記載の電池セパレータ。
  19. 少なくとも1つのアノードと、
    少なくとも1つのカソードと、
    少なくとも1つのセパレータと、
    を備え、
    前記セパレータは、大リブと中リブとを有するセパレータ材料のバックウェブを備え、
    前記リブはほぼ等間隔で配置されている、
    電池。
  20. 大リブの間に3本の中リブがある請求項19に記載の電池。
  21. 奇数の大リブがある請求項19または20に記載の電池。
  22. 7本の大リブがある請求項21に記載の電池。
  23. 前記中リブは高さ約0.45mmから約0.60mmまでである請求項19〜22のいずれか1項に記載の電池。
  24. 前記第1の距離は約0.60mmから約1.90mmまでである請求項19〜23のいずれか1項に記載の電池。
  25. 1本の大リブが前記セパレータのほぼ中央を通る請求項19〜24のいずれか1項に記載の電池。
  26. 改良型肩部小リブを有する肩部をさらに備える請求項19〜25のいずれか1項に記載の電池。
  27. 中リブを有する肩部をさらに備える請求項19〜26のいずれか1項に記載の電池。
  28. 前記肩部小リブは高さ約0.15mmである請求項26または27に記載の電池。
  29. 前記バックウェブ厚さ外に突出している部分と、前記セパレータの縁部に隣接する前記バックウェブ厚さ外に突出していない部分とを有する少なくとも1つの肩部をさらに備える請求項19〜26のいずれか1項に記載の電池。
  30. 少なくとも1つのアノードと、
    少なくとも1つのカソードと、
    少なくとも1つのセパレータと、
    を備え、
    前記セパレータは、
    複数のほぼ等間隔で配置されたリブを有するセパレータ材料のバックウェブと、
    肩部小ラブを有する肩部と、
    各肩部上の中リブと、
    を備える
    電池。
  31. 前記リブは大リブと中リブとをさらに備える請求項30に記載の電池。
  32. 前記中リブは高さ約0.45mmから約0.60mmまでである請求項30または31に記載の電池。
  33. 前記肩部小リブは高さ約0.15mmである請求項30〜32のいずれか1項に記載の電池。
  34. 前記第1の距離は約0.60mmから約1.90mmまでである請求項30〜33のいずれか1項に記載の電池。
  35. 奇数本のリブがある請求項30〜34のいずれか1項に記載の電池。
  36. 1本の大リブが前記セパレータのほぼ中央を通る請求項30〜35のいずれか1項に記載の電池。
  37. 異なるサイズの電池セパレータを製造する方法であって、中央リブを含む奇数本のリブを有するセパレータ材料のバックウェブを形成するステップを含み、前記セパレータは中央リブに関して対称であり、前記中央リブの両側面までのリブの間隔は、セパレータサイズにかかわらずすべてのセパレータについて同じである、方法。
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