JP2011527609A - ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイス - Google Patents

ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2011527609A
JP2011527609A JP2011517563A JP2011517563A JP2011527609A JP 2011527609 A JP2011527609 A JP 2011527609A JP 2011517563 A JP2011517563 A JP 2011517563A JP 2011517563 A JP2011517563 A JP 2011517563A JP 2011527609 A JP2011527609 A JP 2011527609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
catheter
holding
towel
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011517563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011527609A5 (ja
Inventor
ポール エス タイアースタイン
ウィリアム アトキンソン
ウィリアム ゴールド
イエン チン
ポール スコプトン
ロバート エフ ジュニア カーマイケル
Original Assignee
ポール エス タイアースタイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US12/217,852 external-priority patent/US20100006738A1/en
Application filed by ポール エス タイアースタイン filed Critical ポール エス タイアースタイン
Publication of JP2011527609A publication Critical patent/JP2011527609A/ja
Publication of JP2011527609A5 publication Critical patent/JP2011527609A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/024Holding devices, e.g. on the body having a clip or clamp system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/0266Holding devices, e.g. on the body using pads, patches, tapes or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/02Holding devices, e.g. on the body
    • A61M2025/028Holding devices, e.g. on the body having a mainly rigid support structure

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】手術設定で、カテーテル及びガイドワイヤを管理するためのデバイス、システム、及び方法を提供する。
【解決手段】一実施例では、デバイスは、患者の脚部の形状に適合する湾曲した底面を持つハウジングを含む。ハウジング内には、一つ又はそれ以上のガイドワイヤやカテーテル等を保持できる保持部材が取り付けられている。別の実施例では、ハウジングは、多くの垂直支持体を備えていてもよく、これらの支持体間に少なくとも一つの保持部材ハウジングが取り付けられる。保持部材ハウジングは、カテーテルやガイドワイヤ等の一つ又はそれ以上の細長いデバイスを受け入れて保持するのに適した保持部材を収容してもよい。保持部材は、カテーテルやガイドワイヤを配置し、使用者がカテーテルやガイドワイヤを取り外そうとするときまで所望レベルの力で保持する上で適当な大きさ、形状、及び可撓性を備えていてもよい。デバイス、カテーテル/ガイドワイヤ組み合わせ、又は他の対をなしたデバイス等を使用することにより、手術野で管理を効果的に行う。
【選択図】図8A

Description

[関連する出願の参照]
本願は、2008年7月8日に出願された米国特許出願第12/217,852号及び2009年7月7日に出願された米国特許出願第12/498,985号の優先権を主張するものである。出典を明示することにより、これらの出願に開示された全ての内容は本明細書の開示の一部とされる。
[連邦政府による資金援助を受けた研究開発の記事]
適用外
本発明は、血管内医療処置に使用される器具、特に患者の血管に導入されるガイドワイヤやカテーテル等の細長い可撓性部材の分野に関する。
バルーン血管形成術やステント挿入等の侵襲的血管処置は、ガイドカテーテルを血管系に、通常は大腿動脈に挿入し、治療を必要とする心臓等の血管系にカテーテルを差し向けることを必要とする。このカテーテルを通して、ガイドワイヤと呼ばれる細い(例えば約0.356mm(約0.014インチ))のワイヤを導入し、治療がなされるべき動脈に通す。追加のカテーテル又は他の細長い可撓性部材をガイドワイヤ上で、又はガイドワイヤに沿って導入できる。
従来技術のカテーテルには様々な種類がある。例えば、迅速交換型カテーテルもまた使用される。迅速交換型カテーテルでは、ガイドワイヤは、カテーテルの先端チップの内腔に入った後、先端チップから約1cm乃至40cmの任意の場所で出てカテーテルの側部に沿ってカテーテルの外側を延びる。「オーバーザワイヤ」カテーテルでは、ガイドワイヤはその長さに亘りカテーテル内部を延びる。
オペレータは、同じガイドワイヤを使用して一つ以上の血管の治療又は保護を行わなければならない場合がある。この場合、オペレータは、二対又はそれ以上の対をなした細長い可撓性部材を同じYアダプタに通す。多数の細長い可撓性部材が同じガイドカテーテルを通って移動し、次いで治療を必要とする血管に入る。通常は、各ガイドワイヤ及びその関連したカテーテルは、治療を必要とする異なる血管又は枝管に入る。
多数のガイドワイヤ及びこれらのガイドワイヤの夫々のカテーテルは、Yアダプタの密封可能な進入箇所を通ってガイドカテーテルに入る。ガイド/カテーテル対のYアダプタでの進入点が同じであるため、オペレータはワイヤ/カテーテル対を互いに離間した状態に置くための工程、及び各ガイドワイヤを正しいカテーテルと対応するように関連付ける工程を行わなければならない。ワイヤ/カテーテル対を互いに離間した状態に置くことは、幾つかの理由により、重要である。ワイヤ/カテーテル対が捩じれると、これらは互いに相互作用する。例えば、オペレータが一つのワイヤ又はカテーテルを移動したとき、別のワイヤ又はカテーテルもまた移動してしまう。更に、ステント等の異なるデバイスは、代表的には、カテーテルのガイドワイヤ上を通過し、従って、ワイヤ/カテーテル対が互いに捩じれている場合には、関連したデバイスを正確に前進できるのが妨げられる。更に、異なるデバイスをカテーテルの異なるワイヤ上に通すため、オペレータは、いずれのワイヤがいずれの血管又は枝管に通されているかについての混乱を招かないように、各ワイヤを区別する操作を行わなければならない。
現在、ワイヤ/カテーテル対を分離する最も広く行われている方法は、無菌タオルの層を使用することである。しかしながら、タオルは嵩張り、制御が困難である。ガイドワイヤを固定するタオルは、更に、手術野に置かれ、Yアダプタを移動する場合、タオルはその場にとどまり、そのためガイドワイヤが不時に血管から引き出されてしまう場合がある。
処置には、多くの場合、二つのワイヤ/カテーテル対、又は幾つかの、場合によっては三つ又は四つのワイヤ/カテーテル対を使用することが含まれる。代表的には、医師はガイドワイヤ及びその関連したカテーテルを取り上げ、これらで仕事を行い、次いでこれらを置き、別のワイヤ/カテーテル対を取り上げ、これらで仕事を行う。このプロセスで、Yアダプタの外にあるワイヤ/カテーテル対の自由端が互いに巻きついてしまう。複雑な処置中にこれらのワイヤ/カテーテル対の自由端が絡みついてしまう場合がある。この問題の原因は、様々なワイヤ/カテーテル対がYアダプタの同じポートを通って出るということ、及びこれらの自由端が、手術野で幾分平行な経路に沿って多かれ少なかれ自由であるために適切な区別、制御、又は組織化が妨げられるためである。
米国特許出願第12/217,852号 米国特許出願第12/498,985号
本発明の目的は、ガイドワイヤ及びこれらのガイドワイヤと関連したカテーテルの二つ又はそれ以上の対を、オペレータが効率的に区別し、組織化し、及び管理することを可能にする装置を提供することである。更に、本発明の目的は、手術野に合わせて所定の場所に便利に固定できる、カテーテル及びガイドワイヤを管理するためのデバイスを提供することである。
一つのシステムは、Yアダプタとは別に手術野に置くことができる、小さく堅固であるが柔軟なパッドを提供する。パッドは、Yアダプタに対してその所望の位置を維持するように、手術野にあるドレープ等の物品にクランプ止め等で取り付けることができる。パッドには、代表的には、二対乃至四対の細長い可撓性部材を所定の場所に保持するようになった二対乃至四対の溝又はクランプが設けられており、細長い可撓性部材の関連した対の各々は、代表的には、ガイドワイヤ及びカテーテルを含む。各対の細長い可撓性部材を、本明細書中、互いに「関連」しているという。これは、ガイドワイヤ及びカテーテルが互いに使用されるためである。溝又はクランプは、湾曲したレイアウトで配置されていてもよい。これは、ワイヤ/カテーテル対が「扇状に拡がる」ようにするため、及び各ワイヤ/カテーテル対の自由端を他の対の自由端から分離した状態に保持するのを補助するためである。溝又はクランプは、細長い可撓性部材の挿入及び取り外しを容易に行うことができるように設計されている。溝又はクランプは、ワイヤ又はカテーテルを軸線方向に移動しないようにしっかりと保持するように設計されていてもよいが、ワイヤ又はカテーテルを他の対に対して所定の場所に保持するだけであって、保持されるワイヤ又はカテーテルの軸線方向移動を制限しないように設計されていてもよい。
パッドの下側には、ドレープ又は他の物品にパッドを接着できる接着面が設けられていてもよい。これは、パッドを、手術野で、Yアダプタから選択された通りに離間されており且つYアダプタに対して選択された配向で所定の通りに保持するためである。パッド又は他のデバイスを固定するための他の方法を以下に説明する。接着面は、引き剥がしカバーを取り外すことによって選択的に露呈できる。別の実施例では、パッドを手術用クランプ又は他のクランプデバイスによって所望の位置及び配向でクランプできるように、タブをパッドに設けてもよい。
パッドは、更に、各ワイヤ及び各カテーテル、又は各ワイヤ/カテーテル対を区別するためのラベルを備えていてもよい。これらは貼付型ラベルであってもよいし、書き込むようになった表面であってもよいく、又は各ワイヤ/カテーテル対の選択された位置を区別するパンチアウト(打抜き)円が設けられた、パッドに予備成形されたラベル領域であってもよい。
ガイドワイヤ及びカテーテルを管理するための別のデバイスは、患者の脚部の形状を受け入れるための湾曲した底面を持つ剛性ハウジングを含む。剛性ハウジングは、平らな底部を備えていてもよく、又は一部が平らで別の部分が湾曲した底部を備えていてもよい。デバイスを、患者の脚部又は他の湾曲した表面でなく手術用テーブル又は他のテーブルに置く場合には、底部が平らなハウジングでもよい。
一実施例では、ハウジングは多数の垂直支持体を含み、これらの垂直支持体間に少なくとも一つの保持部材ハウジングが取り付けられる。保持部材ハウジングは、カテーテルやガイドワイヤ等の細長いデバイスを受け入れて保持するのに適した保持部材を収容する。保持部材は、使用者がカテーテル又はガイドワイヤを取り外そうとするまで、カテーテル又はガイドワイヤを配置でき且つ所望レベルの力で保持できるのに適当な大きさ、形状、及び可撓性レベルを備えていてもよい。保持部材は、一つ又はそれ以上のカテーテル及び/又はガイドワイヤを保持するため、一つ又はそれ以上のスロット又は溝を備えていてもよい。本デバイスを使用することにより、カテーテル/ガイドワイヤ組み合わせ又は他のこのような対をなしたデバイス、又はどのようなデバイスでも手術野で効果的に管理できる。
デバイスは、デバイスを手術野で例えば患者を包む布に固定できるようにする一つ又はそれ以上の取り付け機構を備えていてもよい。取り付け機構には多くの種類の構造があり、これには、ばねやクリップを持つタオルクランプ、可撓性フォークアッセンブリ、可撓性タブ、ヒンジ止めされたタブ、ワイヤ捕捉システム、可撓性フィンガを持つグリップリング、ワイヤ−プラグ捕捉システム、及び向き合ったフィンガを持つタオル捕捉システムが含まれる。
本発明の新規な特徴並びに本発明自体は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより最もよく理解されよう。ここでは、同じ参照番号が同じ部品に付してある。
図1は、細長い可撓性部材の保持に溝を使用する、本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第1実施例の平面図である。 図2は、図1に示す実施例で使用できる溝の一つの種類を示す、部分断面図である。 図3は、細長い可撓性部材の保持にばねクランプを使用する、本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第2実施例の平面図である。 図4は、図3に示す実施例の部分端面図である。 図5(A)乃至図5(G)は、本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第3実施例の様々な図である。 図6(A)乃至図6(E)は、本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第4実施例の様々な図である。 図7(A)乃至図7(F)は、本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第5実施例の様々な図である。 図8(A)乃至図8(G)は、リブ付き保持部材を使用する本発明によるガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第6実施例の様々な図である。 図9(A)及び図9(B)は、夫々、手術中に患者を包むタオルにデバイスを取り付けるための、ばねを持つタオルクランプとして実施された、取り付け機構の第1実施例の斜視図及び側面図である。
図10(A)及び図10(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えばクリップを持つタオルクランプとして実施された、取り付け機構の第2実施例の斜視図及び側面図である。 図11(A)及び図11(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えば可撓性フォークアッセンブリとして実施された、ばねを備えていてもよいし備えていなくてもよい取り付け機構の第3実施例の斜視図及び側面図である。 図12(A)及び図12(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えば可撓性タブアッセンブリとして実施された、取り付け機構の第4実施例の斜視図及び側面図である。 図13(A)及び図13(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えばスナップボタンアッセンブリを持つヒンジ止めされたカバーとして実施された、取り付け機構の第5実施例の斜視図及び側面図である。 図14(A)及び図14(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えば摺動ワイヤ捕捉ロックとして実施された、取り付け機構の第6実施例の斜視図及び側面図である。 図15(A)及び図15(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えば可撓性フィンガを持つグリップリングとして実施された、取り付け機構の第7実施例の斜視図及び側面図である。 図16(A)及び図16(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための、例えば係合ボタンアッセンブリを持つ捕捉ワイヤとして実施された、取り付け機構の第8実施例の斜視図及び側面図である。
図1に示すように、本発明のデバイス10の第1実施例は、溝14、15の複数の対が上面に設けられたパッド12を含む。別の実施例では、溝14、15は、パッド12に取り付けられた可撓性材料製の本体に形成されていてもよい。パッド12は、堅固であるが可撓性の材料で形成されている。二つ又はそれ以上の平らなタブ13がパッド12に形成されていてもよい。これらのタブ13は、パッド12を手術用ドレープ上でYアダプタに対して選択された位置及び配向に保持するため、手術用クランプを取り付けることができる表面を提供する。溝14、15の各対には、夫々の溝対に固定されるガイドワイヤGW及びカテーテルCAを明らかに示すラベル16が設けられている。細長い可撓性部材の第1対即ちFEM1をパッドの一端近くの溝14、15の第1対に固定できる。ガイドワイヤGWが第1溝14に入り、カテーテルCAが第2溝15に入る。同様に、細長い可撓性部材の第2対即ちFEM2をパッド12の中央近くの溝14、15の第2対に固定できる。更に、所望であれば、細長い可撓性部材の第3対即ちFEM3をパッドの反対側近くの溝14、15の第3対に固定できる。更に、本発明から逸脱することなく、四対又はそれ以上の溝14、15をパッド12に設けてもよい。
ガイドワイヤ溝14は、好ましくは、パッド12の上面に設けられたスリットである。このスリットは押し開くことができ、ガイドワイヤGWをスリットに横方向に挿入した後、スリットはガイドワイヤGWの周囲に戻って閉じ、ガイドワイヤGWを保持する。即ち、この種の溝14は、ガイドワイヤGWを掴むように設計されており、ガイドワイヤGWが溝14に関して、又はパッド12に対して横方向TD又は軸線方向ADのいずれにも移動しないようにする。これは、多くの場合、ガイドワイヤに関して好ましい。これは、ガイドワイヤが配置された血管に対してガイドワイヤが移動しないようにされていなければならないためである。
所望であれば、カテーテルもまた、このスリット型の溝に捕捉できる。しかしながら、多くのカテーテルは直径がガイドワイヤよりも大きく、比較的大径のデバイスを支持し、図2に示す種類の溝15に配置できる。即ち、この種の溝15は、パッド12の簡単なスリットではなく、パッド12の表面の下にチューブ状断面17を持つ開放溝を含む。溝15の表面開口部を押し開けることにより、カテーテルCAを横方向に挿入できる。次いで、溝15の表面開口部はカテーテルCAの周囲に戻って閉じる。これは、溝15に対し、又はパッド12に対し、カテーテルCAを横方向に移動しないように所定の場所に保持するのに十分である。チューブ状断面17の直径は、カテーテルCAの直径をぴったりと掴むように選択でき、又はこれよりも大径であってもよい。チューブ状断面17の直径がカテーテルCAとぴったりと合っている場合には、カテーテルCAを溝15に対して及びパッド12に対して軸線方向に移動しないように固定できる。逆に、チューブ状断面17の直径がカテーテルCAの直径よりも大きい場合には、カテーテルCAは溝15内で軸線方向に移動できる。これは、幾つかのバルーンカテーテルに関して望ましい。
ラベル16は、書き込むことができる単なる表面であってもよいし、識別子が予め印刷してある貼付ラベルであってもよい。又は、ラベル16は、可能性がある幾つかの識別子を列挙するものとしてパッド12と一体成形されていてもよい。これらの識別子には、ガイドワイヤの代表的な位置、例えばLAD、RCA、又はCIRCが含まれ、又は場合によっては、主要(Main)動脈についてMを、枝(Branch)動脈についてBをというように使用してもよい。ラベル上に列挙した各項目と隣接して、パンチアウト窪みが設けられていてもよい。これにより、オペレータは、関連したガイドワイヤ及びカテーテルの対を溝14、15に配置したとき、この対の位置を正しく識別する項目と隣接した穴をパンチするだけである。別の態様では、オペレータは、ラベル上の適当な識別子と隣接した場所にチェックマークを付けるだけでもよい。
図3は、本発明の第2実施例10’を示す。この実施例は、細長い可撓性部材の対を所定の場所に保持するため、パッド12の溝の代わりにばねクランプ18、19を使用する。即ち、第1対FEM1のGWは、パッド12の一端の近くのばねクランプ18内に配置でき、関連したカテーテルCAは、関連したばねクランプ19内に配置できる。この実施例でも、上掲の実施例と同様に、クランプ18、19の各対に固定された細長い可撓性部材の対を識別するためにラベル16が設けられている。図4は、図3に示すパッド12の端面図であり、ばねクランプ18、19の機能を更によく示すため、「平らにした」状態で示してある。第1の種類のばねクランプ18は、ガイドワイヤGW又はカテーテルCAのいずれかを、単にパッド12に押し付けるだけでパッド12にクランプするのに使用できる。オペレータは、ばねクランプ18のウィング21を押し下げてクランプ18を開き、ガイドワイヤGW又はカテーテルCAを横方向にクランプ18の縁部の下に挿入し、ウィング21を離し、クランプ18が細長い可撓性部材をパッド12にぴったりと当たった状態でクランプできるようにする。これにより、ガイドワイヤ又はカテーテルがパッド12に対して横方向又は軸線方向のいずれかの方向に移動しないようにする。
しかしながら、幾つかのバルーンカテーテルの場合のように、細長い可撓性部材を軸線方向に移動するのが望ましい場合には、別の種類のばねクランプ19を使用してもよい。この種のクランプでは、細長い可撓性部材を配置できる部分的チューブ状断面が設けられる。オペレータがクランプ19のウィング22を離すとクランプの端部がパッド12に当たってぴったりと閉じ、カテーテルCAをチューブ状断面内に捕捉する。チューブ状断面の直径がカテーテルCAの直径よりも大きい場合には、カテーテルCAは、パッド12に対して横方向に移動しないように所定の場所に保持されるが、パッド12に対して軸線方向に移動できる。
図3に示すパッド12は、更に、第1実施例に示したクランプタブ13を備えていてもよい。別の実施例では、又は追加として、いずれの実施例にも、図4に示すように、パッド12の底部に接着剤ストリップ23が設けられていてもよい。接着剤ストリップ23は、使用されるまで、引き剥がしカバーによって覆われていてもよい。パッド12を所定の場所に保持するいずれの方法でも、パッド12をYアダプタから所望の距離のところに位置決めでき、パッド12をYアダプタに対して所望の配向に保持できる。
いずれの実施例でも、細長い可撓性部材の対FEM1、FEM2、及びFEM3を互いから角度的に離す即ち分散するように、溝14、15の対又はクランプ18、19の対を「扇状」パターン即ち配置で、パッド12に配置する。この角度的分散を、図1の細長い可撓性部材の隣接した対の自由端間の角度A及びBによって示す。
図5(A)乃至図5(G)は、本発明の第3実施例30を示す。ガイドワイヤ80a及びカテーテル80bがデバイスによって保持された状態で示してある(これらのエレメントは、図6乃至図8にある)。この実施例では、多数のグリップ構成要素24a、24b、24c等がハウジング40の上面34に取り付けられている。ハウジング40は、湾曲したベース26を備えていてもよい。これは、ハウジング40を患者に配置した場合、湾曲したベース26が患者の脚部等に快適に且つしっかりと装着するようにするためである。更に、二つの向き合ったフィンガ28及び32を含む取り付け機構50が示してある。取り付け機構50は、デバイス30を所定の場所に保持するため、患者を覆うタオルをこれらのフィンガ28、32間に挿入できる。タオルが更にしっかりと掴まれるようにするため、フィンガ28及び32の端部に一連の歯が示してある。この他の種類の取り付け機構を以下に図9乃至図16を参照して説明する。
更に図5(C)を参照すると、グリップ構成要素24a、24b等は、これらの構成要素を上面34に取り付けることを可能にする特徴、並びにカテーテル又はガイドワイヤを構成要素間に挿入でき且つ掴む、即ち構成要素24aと構成要素24bとの間の隙間に摩擦で保持することを可能にする様々な特徴を含む。
グリップ構成要素24iをハウジングに保持するため、スナップ嵌めデバイス42i(図5(E)参照)を使用し、構成要素24iをハウジング40に摩擦及び機械的作用で保持してもよい。構成要素24iに対して更なる支持を提供するため、並びに構成要素24iをハウジング40に対して中心決めし、配置し、及び保持するのを補助するため、プラグ43iを持つストリップ41を使用してもよい。構成要素24iをハウジング40に保持するため、この他の様々なデバイス及び技術を使用できるということはこの教示から理解されよう。更に、カテーテル又はガイドワイヤを隙間に配置するのを補助するため、グリップ構成要素24a、24b等の頂部には、「V」字形状を形成する表面36及び38が設けられていてもよい。これらの表面は、図5(B)、図5(C)、図5(E)、及び図5(F)に示すように互いに隣接している。「V」字形状をなしているため、看護士や医師にとって、カテーテル又はガイドワイヤの配置が非常に便利になる。
構成要素24iの断面を図5(G)に示す。実質的に又は全体に三角形断面を備えていることの利点を以下に説明する。
一つの製造方法では、型成形によって成形した三角形の端部輪郭を持つシリコーン(又は他の適当な材料)製のロッドを切り、即ち薄切りにし、スロット又は溝を形成してもよい。
別の製造方法には、垂直支持体54a及び54bを利用する。即ち、図5(C)に示すように、構成要素24iの群をハウジングに対して保持するのに垂直支持体54a及び54bを使用してもよい。垂直支持体54a及び54bは、開放式金型を使用するプロセスで構成要素24を形成する場合に特に重要である。このプロセスにより成形された部品は、図5(E)に示されているのと類似しており、即ちスリットや溝が実質的に開放形状をなす部品は、部品を圧縮してハウジング40に挿入したとき、スロットが閉鎖形状をとり、正しい形状をとる。この製造方法は、精度及び再現性が高い。
更に詳細には、部品は、図5(E)に示されているように成形され、エラストマーの可撓性により、スリットのほぼベースのところに小さなヒンジ点を形成できる。スリットは、この場合に「開放」しているように設計されており、そのため、1054.5kg/cm2乃至1406kg/cm2(15000psi乃至20000psi)のキャビティ射出圧力に耐えるのに十分な強度を持つコアを用いて射出成形を行うことができる。幾つかの場合では、スリットが「閉鎖」しているるように型成形するのは困難である。これは、コアを形成する最小厚(0.020mm乃至0.5mm)ブレードが、一般的には圧力を受け入れず、一般的には厚過ぎるためである。
幾つかの場合では、シリコーンでなく例えばTPE等のエラストマーを使用した場合、ワイヤに作用する貼り付き即ちスティクション(stiction)又は「把持力」が大き過ぎる。図8(A)乃至図8(G)に関して以下に説明する解決策は、表面積が小さいリブ付きスロットを使用することである。更に、これらのリブにより、射出成形用の強く且つ組み立てが容易なコアが得られる。リブが使用されていようといまいと、面間の角度は、0°、1°、2°、3°、4°、又はこれ以上の角度並びにこれらの角度間の角度である。
エラストマー材料について、エラストマーには「常温流れ」等の材料特性があり、ここに押し込まれるガイドワイヤ等の部材の表面の周囲と同じ形態をとるということに着目されたい。比較的大径のワイヤについては、ワイヤの表面積が材料特性又はショアー高度に対して小さいため、最小である。常温流れは、小径のガイドワイヤの比較的小さな表面上で更に顕著である。大きなワイヤ直径と小さなワイヤ直径との間にスティクションの均衡がある。スリットの上半分では表面積が小さく、通常は、ここで比較的太いワイヤが使用される(最大深さについての自然の「触覚」がある)。これは、比較的小さな三角形の端部輪郭のためである。スリットの上半分では表面積(全体にワイヤに対して適用される表面積)が大きく、ここでは比較的細いワイヤが使用される。これは、三角形の端部輪郭が提供する比較的大きな表面積のためである。その結果、この設計は、様々なワイヤ直径のスティクション又は把持の均衡をとるようになっている。
第4実施例50を図6(A)乃至図6(E)に示す。この実施例では、ハウジング51は、上面48から上方に延びる複数の垂直支持体78a乃至78dを含む。少なくとも二つの垂直支持体78a、78b等間に一つ又はそれ以上の保持部材82a乃至82cが配置される。垂直支持体の数及び保持部材の数は大幅に変化できるということは理解されよう。このモジュール式構造により、様々な保持部材を使用者の要求に従って切り換え、そして交換してもよい。更に、比較的剛性の保持部材ハウジングによって、保持部材の柔軟性が強化される。各保持部材には、一つ、二つ、又はそれ以上のスロット又は溝が設けられ、カテーテルやガイドワイヤ等の細長い可撓性部材がここに配置され、保持される(二つのスロットが示してある)。
ハウジング51は、湾曲したベース52を備えていてもよい。これは、ハウジング51を患者に配置した場合、湾曲したベース52が患者の脚部等の形に馴染み、ここに快適に且つしっかりと装着するようにするためである。湾曲したベース52は、プロチュバランスを含む底面を備えていてもよい。これらのプロチュバランスは、タオルを掴み、デバイス50が移動しないようにするのを補助する。プロチュバランスは、全体がハウジング又は本体の底面に形成されている。ハウジング51をテーブルに置く場合、ハウジングを形成する構成要素及び/又は随意の取り付け機構には、平らなテーブルに適合するため、少なくとも部分的に、平らなベース111が設けられている。勿論、幾つかの実施例では、使用者がデバイスを患者の脚部又はその他の肢部の周りで曲げ、様々な肢部に装着できるように、デバイス全体が可撓性であるように設計されていてもよい。更に、上面48が湾曲していてもよいということに着目されたい。湾曲したベースには、カテーテル及びガイドワイヤ管理デバイスを患者にしっかりと固定するため、本明細書中に説明した様々な取り付け機構が設けられていてもよい。
特に図6(C)及び図6(E)を参照すると、保持部材82a乃至82cは、これらの保持部材を支持体78a乃至78d並びにハウジング51の上面48に取り付けることができるようにする様々な特徴を備えている。図6(C)及び図6(E)を参照すると、保持部材をハウジング内に保持するため、装着端構成要素84a及び84bを使用する。これらの装着端構成要素は垂直支持体と協働し、保持部材をハウジングに対して摩擦で保持する。この他の様々なデバイス及び技術を使用できるということはこの教示から理解されよう。
保持部材は、更に、カテーテル又はガイドワイヤを受け入れるための特徴を備えている。これは、カテーテル又はガイドワイヤを保持部材に挿入し、保持部材で掴む、即ち保持部材に形成された、又は保持部材の形状によって形成された隙間内に摩擦で保持することによって行われる。
スロットはテーパが異なっていてもよい(図示せず)。一つのスロットはテーパが大きく、また別の一つのスロットはテーパが非常に小さくてもよい。比較的大きなテーパは、多くのカテーテル(代表的な大きさが0.508mm乃至1.016mm(0.020インチ乃至0.040インチ)程度)に対して適当であり、比較的小さなテーパは、多くのガイドワイヤ(代表的な大きさが0.3556mm(0.014インチ)程度)に対して適当である。勿論、これは随意であり、保持部材の任意の組み合わせを使用できる。これには、一種類の保持部材しか含まないシステムが含まれる。
製造プロセスを補助するため、保持部材82a、82b、等は、図6(C)並びに図6(E)の右側に示すように、開放形態で型成形により形成されてもよい。この開放成形プロセスは、図5(E)と関連して上文中に説明してあり、ここでは繰り返さない。
カテーテル又はガイドワイヤをスロット内に配置するのを補助するため、保持部材82a、82bのスロットの頂部は、図6(C)に示すように、図示の「V」字形状等の進入角度を形成するようになっている。進入角度は、例えば30°乃至45°であってもよく、深さが約3mmである。これらの値は大幅に変化できる。進入角度は、カテーテル又はガイドワイヤが保持されるスリット又は溝内に滑らかに移行する。更に詳細に述べると、保持部材82aは、カテーテル又はガイドワイヤを保持部材に便利に配置するために看護士や医師が使用する広い「V」字形状を形成する表面81a、81b、83a、及び83bを含む。これらの表面81a、81b、83a、及び83bは、表面85a、85b、87a、及び87bのところで終端する。これらの表面85a、85b、87a、及び87bは、全体として、カテーテル又はガイドワイヤと係合する表面である。これらの表面は平らな表面として示してあるが、例えば非常に強い保持力や小さな保持力等の様々な保持効果を得るため、様々な湾曲が設けられていてもよい。表面85a、85b、87a、及び87bは、角度をなしていなくてもよいし、例えば2°乃至10°、例えば4°等の角度「a」をなしていてもよい。これらの表面がカテーテル又はガイドワイヤに及ぼす力は、カテーテル又はガイドワイヤを保持部材に押し込む際に変化してもよい。カテーテル又はガイドワイヤを小さな距離だけ挿入した場合に及ぼされる保持力は、カテーテルを大きな距離に亘って挿入した場合よりも小さい。
保持力の変化は、テーパ又は角度「a」によるばかりでなく、保持部材が三角形(断面)を備えていることにもよる。即ち、力を変化するための別の方法は、カテーテル又はガイドワイヤを保持する保持部材の量を変化することである。カテーテル又はガイドワイヤをデバイスに押し込むとき、これらと摩擦接触する保持部材の量が大きくなるため、保持力が増大する。これにより多くの有用な特徴が得られる。
特定的には、医師が、ワイヤ又はカテーテルを、動かないように非常にきつく保持することを望む場合があり、また、正確に配置するため、カテーテルを前後に摺動できるのを望む場合もある。例えば、動脈を開放するため、先ず最初にガイドワイヤを血管に通す。次いで、バルーン又は金属製ステントがチップに設けられたカテーテルをガイドワイヤ上で動脈内にターゲット閉塞箇所まで前進する。多くの場合、一つ以上の動脈を治療する。非常に一般的には、閉塞箇所は分枝点に形成する。そのため、オペレータは、各枝管に一つずつ二本のワイヤを挿入しなければならず、次いで二つのバルーン又は二つのステントを、両ワイヤ及び両バルーン(又はステント)が両枝管に同時に入るように二本のワイヤ上に通す。オペレータは、デバイスを所望の位置に正確に配置するため、バルーンの膨張(又はステントの展開)前に、X線透視検査で各バルーンの位置を確認しながら各バルーンを注意深く前進させたり引っ込めたりする必要がある。多くの場合、医師は、一つのバルーンを動脈内に入れていくが、望ましからぬことに、他方のバルーンがこれとともに移動してしまう。更に、いずれのワイヤ及びカテーテルがいずれの枝管に入っているのかを記憶するのは困難である。また、ワイヤ及びカテーテルが誤って互いに巻きついてしまい、一方のカテーテルを他方のカテーテルと区別するのが不可能ではないが困難となる場合がある。開示のデバイスでは、オペレータは、ワイヤを常にスロットに押し込んでおくことができる。そのため、これらのワイヤは、ぴんと張った状態に保持されるが、バルーンカテーテル又はステントカテーテルはスロットの頂部のところに置かれ、そのためこれらは互いに関して所定の位置にとどまる(が移動したり停止したりできる)。
図6(A)を再び参照すると、デバイス60は、向き合ったフィンガを含むアッセンブリとして図6(A)に示す取り付け機構113を備えていてもよい。アッセンブリは第1フィンガ122を含み、この第1フィンガ122は、フィンガ128と実質的に向き合っており、離間されている。フィンガ122及び128の先端は、隙間132によって離間されている。これらのフィンガ122及び128のうちの一方又は両方の一部に、掴みやすくするため、リブ126が設けられている。図6(A)の構造では、(組の)一方のフィンガ(フィンガ122)だけにリブ126が設けられている。
使用時には、タオルを隙間132に引き込み、フィンガ122及び128との摩擦係合によって所定の場所に保持する。取り外すためには、隙間132を大きくすることにより、タオルを摩擦係合状態から外す。図6(A)の形態では、隙間132の大きさを大きくするための方法は、リブ126を押すことにより、フィンガ122の先端を逸らすことである。この隙間132の大きさを大きくするためのその他の方法は、本教示により、理解されよう。
他の種類の取り付け機構を図9乃至図16に関して以下に説明する。
図7(A)乃至図7(F)は、ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイスの第5実施例60を示す。この実施例では、特定のエレメントは、図6(A)乃至図6(E)に関して上文中に説明したエレメントと同じであり、これらのエレメントには同じ参照番号が付してあり、ここではこれ以上説明しない。
この第5実施例では、デバイス60は、上面48を持つハウジング61を有する。上面48から多くの支持体54a、54b、等が垂直方向上方に延びている。多数の保持部材ハウジング44a乃至44cがハウジング61に取り付けられた状態で示してある。多数の保持部材46a乃至46fが保持部材ハウジングに取り付けられた状態で示してある。多くの場合において、保持部材ハウジングは、ハウジング61と一体に形成されていてもよい。図7(C)に示すように、保持部材46iは、スナップ嵌め構成要素47(図7(F)参照)を介して保持部材ハウジングに挿入されていてもよい。図7(F)でも、保持部材は、図5(E)と関連して上文中に説明した開放成形プロセスを使用して形成されてもよく、これにより、これに付随した利点が得られる。図7(F)は、更に、スロット及び溝を詳細に示す。これらのスロット及び溝は、図6(C)乃至図6(E)と関連して上文中に説明したのとほぼ同じであり、対応する(プライム(’)を付けた)参照番号が付してある。かくして、ここではこれ以上説明しない。最後に、図7(D)及び図7(E)には多数のプロチュバランス115が示してある。これらのプロチュバランスは、デバイスを手術台又は患者を覆うタオルに更にしっかりと固定するのに役立つ。
図8(A)乃至図8(E)は、カテーテル及びガイドワイヤの管理を行うためのデバイス60’の第6実施例の多くの図を示す。デバイス60は、垂直支持体91a乃至91gを持つハウジング90を有する。このデバイス60’では、リブ付きスロット又は溝を持つ保持部材67a乃至67fを使用する。特定のエレメントは、図6(A)乃至図6(E)に関して上文中に説明したエレメントと同じであり、これらのエレメントには同じ参照番号が付してあり、ここではこれ以上説明しない。
リブ付き保持部材67iの詳細を図8(E)乃至図8(G)に示す。保持部材67iはフィンガ72a及び72bを含む。フィンガ72aは、リブ74a及び窪み76aを含み、フィンガ72bは、リブ74b及び窪み76bとともに示してある。リブ74aは窪み76bに嵌まり、リブ74bは窪み76aに嵌まる。このようにして、カテーテル又はガイドワイヤを更にしっかりと保持できると同時に、以下に更に詳細に説明する「ヒーリング(healing) 」効果を最小にする。このような保持部材67iは、便利には、図5(E)と関連して上文中に説明した開放成形プロセスを使用して製造される。
保持部材を形成する材料は、例えば、型成形により形成したゴム又はシリコーン等のエラストマー材料であってもよい。全体形状を型成形により形成してもよいが、幾つかの実施例では、ナイフスリットを保持部材に形成し、上文中に説明した表面を形成していてもよい。シリコーン又はゴムのショアージュロメータ硬度は、例えば30乃至80の範囲で変化してもよい。しかしながら、この範囲は単なる例示であって、この他の値もまた可能である。ハウジング及び取り付け機構を構成する材料は、例えば、射出成形によって形成したプラスチック、シリコーン、又はゴムであってもよい。この他の材料も考えられるということは理解されよう。材料を選択する上での一つの重要な特徴は、「ヒーリング」である。ヒーリングは、特に同様の材料が、常に接触している場合に、例えば長期間に亘って貯蔵された場合に互いに付着する傾向である。上述のリブ付きスロットの例では、リブ及び窪みがぴったりと嵌まるが、ワイヤ及びカテーテルを取り外した場合でも接触しないように形成するのが望ましい。このようにして「ヒーリング」の悪化を小さくしてもよい。更に、型成形により形成したスリットは、このようなヒーリングが生じ難い。
保持部材のスリットは、医師の手の動きと干渉しないように、これらのスリットが約1cm離して、手術野の上方1cm乃至2cmのところに配置されていてもよい。勿論、これらの距離は、用途に応じて大幅に変化してもよい。保持部材を全体に三角形形状(二つの表面62a及び62bを二分する平面に対して垂直方向に見た断面で)として説明したが、寸法が同様に変化する、例えば放物線等の任意の形状を使用してもよいということは理解されよう。実質的に三角形形状の保持部材のみを説明した。スリット又は溝が一つしかない保持部材を使用してもよく、スリット又は溝がデバイス全体で一つしかなくてもよい。このような実施例は、ガイドワイヤ等を一時的に保持する上で特に有用である。
図9(A)及び図9(B)は、夫々、手術中に患者を覆うタオルにデバイスを取り付けるための、ばねを持つタオルクランプとして実施した取り付け機構の第1実施例の斜視図及び側面図である。詳細には、細長い部材を管理する任意のデバイスに関して上文中に説明した構造を持つデバイス110を示す。デバイス110は、取り付け機構に取り付けられているか或いは取り付け機構と一体に形成されている。取り付け機構は、この場合、ばねアッセンブリ234を持つタオルクランプである。ばねアッセンブリ234を持つタオルクランプは、上プレート236及び下プレート238を含み、これらのプレートはヒンジアッセンブリ244を介して取り付けられている。ヒンジアッセンブリ244は、ばね246を含んでいてもよい。タオルTへのタオルクランプの取り付け(及び取り外し)を容易にするため、引きタブ242が上プレート又は下プレート(又は両プレート)の末端から延びていてもよい。
使用に当たっては、上プレートと下プレートとの間にタオルTを配置する。ばねが上プレートを下プレートに向かって押圧し、デバイス110をタオルTに摩擦で固定する。任意の時期に、設置又は取り外しを行うため、引きタブ242を使用して上プレートを下プレートから分離してもよい。
図10(A)及び図10(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための取り付け機構の第2実施例の斜視図及び側面図である。この実施例では、例えば、クリップを持つタオルクランプとして実施した。詳細には、上述の構造のデバイス110は、図10(A)及び図10(B)にクリップ241を持つタオルクランプとして示す取り付け機構に、取り付けられているか或いは一体に形成されている。幾つかのエレメントは図9に示すのと同じである。例えば、上プレート236は下プレート238に連結されており、引きタブ242がいずれかのプレート(図10(A)及び図10(B)では、上プレート)から延びている。ヒンジアッセンブリ244により、これらのプレートはヒンジのように移動する。しかしながら、ヒンジアッセンブリ244は、必ずしもこれらの実施例の全てで必要とされるわけではないということは当業者には理解されよう。例えば、図10(A)及び図10(B)では、以下に説明するように、幾つかの構造において、上プレートを下プレートに取り付けられた状態に保持する上でクリップだけで十分である。
図10(A)及び図10(B)を再び参照すると、上プレートを下プレートに対して保持するクリップ248が示してある。クリップ248は、配置を容易にするための随意の軌道249に入っていてもよい。更に、クリップ248の下アーム251が下プレートに入るように、内部スロット254を使用してもよい。内部スロット254は、図10(B)だけに示してある。軌道又は内部スロットは、上プレート又は下プレートのいずれかで使用してもよく、又は両プレートで使用してもよいということは理解されよう。しかしながら、多くの実施例において、少なくとも一方のプレートに内部スロットがない方が、クリップの取り外しが容易である。設置及び取り外しを更に容易にするため、クリップ248の上アーム247に波形252が配置されていてもよい。
設置を行うため、タオルTを上プレートと下プレートとの間に置き、クリップを軌道及び/又は内部スロットに(又はスロットも軌道も使用されていない場合には、これらのプレートの周囲に)装着する。方向F1で加えられた力によりクリップをプレートに固定し、これによりデバイス110をタオルTに固定する。
図11(A)及び図11(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための取り付け機構の第3実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、可撓性フォークアッセンブリとして実施される。詳細には、図11は可撓性フォークアッセンブリ256を示す。図11(A)の可撓性フォークアッセンブリ256はばねを備えておらず、図11(B)の可撓性フォークアッセンブリ256はばねを備えている。
少なくとも二つのタイン258及び258’がフォーク256を形成する。一つ又はそれ以上のテーパした表面260及び260’を使用し、タイン258及び258’が形成する穴262内へのタオル部分の導入を容易にする。
図11(A)の実施例では、使用時に、タイン自体の可撓性は、タオル部分の挿入時にタインが拡がって戻ることによりタオルをしっかりと保持するのに十分であるようになっている。
関連した図11(B)の実施例では、ばね264がタイン258に取り付けられた可撓性フォークアッセンブリ256’が示してある。関連した実施例では、ばねがタイン258’にも取り付けられていてもよい。これらの実施例では、フォークのタインの可撓性は、ばねの角度レジリエンスによって補助される。
使用時に、タオル部分を穴262に挿入し、便利には、テーパした表面260及び260’を使用してタオル部分を挿入する。一般的には、タオルが穴から引き出されないように、十分な摩擦嵌めが得られるように、タオルの十分に大きな部分を挿入する。この要件は、このエレメントが使用された実施例において、ばね264の最小ばね定数(即ち剛性)を設定するのにも使用できる。
図12(A)及び図12(B)は、夫々、デバイス110をタオルに取り付けるための取り付け機構の第4実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、可撓性タブアッセンブリ264として実施される。これらの図にはデバイス110が示してないけれども、デバイス110は、取り付け機構に取り付けられ、連結され、又は一体に形成されている。可撓性タブアッセンブリ264は、少なくとも二つのタイン266及び266’並びに可撓性タブ268を含む。タオル部分Tに及ぼされる掴み効果を高めることができるように、可撓性タブ268に返し270が形成されていてもよい。図12(B)に示すように、タオル部分Tに皺寄せし、タイン266及び266’の間及び可撓性タブ268の下に押し込む。このようにして、タオルを可撓性タブアッセンブリ264に固定でき、及びかくしてガイドワイヤ挿入デバイスをタオルTに固定できる。タオルを外すため、可撓性タブ268に力を方向F2に及ぼしてもよい。
図13(A)及び図13(B)は、夫々、デバイス110をタオルに取り付けるための取り付け機構の第5実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、スナップボタンアッセンブリ274を持つヒンジ止めされたカバーとして実施される。詳細には、二つの向き合ったセグメント276及び276’が穴278を形成し、ここにタオル(図示せず)を引き込むことができる。穴278は実質的に円形であるように示してあるが、形状は重要ではない。タオルを穴278に導入し易くするため、セグメント276及び276’は、夫々、テーパした表面280及び280’を含んでいてもよい。ヒンジ止めされたカバー282が示してある。このカバーは、ヒンジ288によってセグメント276及び276’に取り付けられている。カバー282からネック286が延びており、スナップボタン284がネック286に取り付けられている。
穴278を通してタオル部分を引っ張った後、カバー282を矢印F3で示す方向に閉鎖する。この作用により、タオルを穴278に固定し、従ってガイドワイヤ装入デバイスをタオルに固定する。一実施例では、図示のように、スナップボタン284は球状形状を有する。この形状は、スナップボタンを穴に固定するのを補助する。しかしながら、この他の形状を使用してもよい。取り外しを行うため、使用者は、カバー282を引っ張ってスナップボタン284を穴278と係合した状態から引き出す。
図14(A)及び図14(B)は、夫々、デバイスをタオルに取り付けるための取り付け機構の第6実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、摺動ワイヤ捕捉ロック290として実施される。上述のように、取り付け機構は、デバイス110に連結されているか或いはデバイス110と一体に形成されている。摺動ワイヤ捕捉ロック290は、二つのスロット300及び300’が形成されたハウジング291を含む。摺動ワイヤ292は二つの長さ方向セグメント294及び294’を含み、これらの長さ方向セグメントは夫々のスロット300及び300’内で摺動する。横方向セグメント296がセグメント294及び294’を連結する。設置中に押し易くするため、及び取り外し中に引っ張り易くするため、横方向セグメント296にタブ298が形成されていてもよい。使用者がタブ298を掴むことができるようにするため、並びにタオル部分Tの把持を高めるため、タブの一方の側又は両側(並びにタブに面するハウジング291の一部)でリブ、歯、又は他の賦形体を使用してもよい。タブ298は、横方向セグメント296の任意の部分に沿って延びていてもよく、セグメント全体に設けられていてもよい。
使用時には、セグメント294、294’、296、及びハウジング291によって形成された穴にタオル部分Tを置く。次いで、摺動ワイヤ292を矢印302が示す方向にハウジング291に向かって押す(力F4)。かくしてタオルTが捕捉され、かくしてデバイス110がタオルTに固定される。取り外しを行うため、摺動ワイヤ292を設置方向と逆方向に引き出し、タオルTを取り外す。
図15(A)及び図15(B)は、夫々、デバイス110をタオルに取り付けるための取り付け機構の第7実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、可撓性フィンガを持つグリップリングアッセンブリ304として実施される。このアッセンブリ304は、デバイス110(図15(B)参照)に連結されている(か或いは上述のようにデバイス110と一体である)。グリップリング308がハウジングに形成されている。グリップリング308は多数の可撓性フィンガ308a、308b、等を含む。グリップリング308及び可撓性フィンガ308iは、タオルTの一部を受け入れ、タオルTが通常の使用中に外れないように固定し、使用後にタオルを取り外すことができるようにするのに十分な可撓性を提供するため、例えば様々なプラスチック材料又はゴム材料から形成されていてもよい。使用時には、図15(B)に示すように、タオルTの一部をグリップリングに挿入してもよい。フィンガ308iの剛性により、手順が完了するまで、タオルが外れないようにする。手順の完了時にタオルを取り外してもよい。
図16(A)及び図16(B)は、夫々、デバイス110をタオルに取り付けるための取り付け機構の第8実施例の斜視図及び側面図である。取り付け機構は、この実施例では、係合ボタンアッセンブリ110を持つ捕捉ワイヤとして実施される。このアッセンブリ110は、二つの支持体314及び314’を含み、これらの支持体に捕捉ワイヤ316が取り付けられている。支持体314及び314’はハウジング313に取り付けられている。ハウジング313には、係合ボタン318がネック320を介して取り付けられている。
使用時には、タオルTを係合ボタン318上に置き、捕捉ワイヤ316を角度方向312に移動し、タオルTの上及び係合ボタン318上に配置する。捕捉ワイヤ316の形状及び係合ボタン318の形状が協働し、タオルを所定の場所に固定する。別の実施例では、特定の形状を含まない摩擦嵌めだけでこの固定を行ってもよい。取り外すため、捕捉ワイヤ316を係合ボタン318の頂部から引き離し、タオルを取り外す。
取り付け機構の主要構成要素で使用するための適当な材料並びにカテーテル及びガイドワイヤの管理を行うためのデバイスで使用するための適当な材料には、吹込成形又は射出成形により形成するプラスチック等が含まれる。カテーテル及びガイドワイヤの管理を行うためのデバイスは、使い捨てであってもよいし再使用可能であってもよい。
デバイスは、カテーテル及び/又はガイドワイヤの管理を行うための方法で使用してもよい。例えば、一つの例示の方法では、カテーテル及びガイドワイヤの管理を行うためのデバイスは、「二叉病変部位」を持つ患者の治療で使用してもよく、即ち二つの血管又は枝管を同時に治療するために使用してもよい。別の用途は、迅速交換型カテーテルの展開方法である。先ず最初に迅速交換型カテーテルをガイドワイヤに装入するとき、ガイドワイヤは、カテーテル先端から約22cmのところに配置された出口ポートを出る。オペレータがカテーテルをワイヤ上でYアダプタを通してガイドカテーテル内に心臓に向かって前進するとき、アシスタントがワイヤを所定の場所に保持する。ガイドカテーテルを通してカテーテルを約22cm前進させた後、迅速交換型カテーテルの外側のガイドワイヤの部分は、ガイドワイヤがカテーテルと隣接して延びるようにガイドカテーテルによって拘束される。オペレータは、これでワイヤを片手で保持でき、この際、カテーテルを他方の手で前進する。換言すると、最初の22cmに亘り、アシスタントは、彼らが行っていることを停止し、オペレータのためにワイヤを所定の場所に保持しなければならない。カテーテル又はガイドワイヤの管理を行うためのデバイスを使用する方法では、デバイスをYアダプタから約25cm又は30cmのところに配置してもよい。ワイヤがカテーテルの側部から出口ポートのところで出るまで、及びカテーテルがYアダプタに入ろうとするまで、迅速交換型カテーテルをワイヤ上に設置してもよい。次いで、ガイドワイヤが出る部分を、上文中に説明した任意のスリット又は溝によって保持し、アシスタントが他の仕事を自由に行うことができるようにする。即ち、この場合、ガイドワイヤをスリットによってぴったりと保持し、そのため、ガイドワイヤを動脈の中で移動することなく、カテーテルをYアダプタを通して患者の体内に前進できる。幾つかの場合では、ガイドワイヤを保持するデバイス及び多数のワイヤ及びカテーテルを組織化された状態に保持するためのデバイスの二つのデバイスを使用してもよい。本開示により、他のカテーテルを設置するための方法もまた明らかであろう。
図示し詳細に開示した特定の発明は、目的を完全に達成でき、上文中に説明した利点が得られるけれども、本開示は、本発明の現在の好ましい実施例の単なる例示であって、添付の特許請求の範囲に記載されている以外の限定を意図するものではないということは理解されるべきである。
10 デバイス
12 パッド
13 タブ
14 第1溝
15 第2溝
16 ラベル
17 チューブ状断面

Claims (25)

  1. 細長い可撓性部材の関連した対を、手術野のところで管理するためのデバイスにおいて、
    ハウジングと、
    前記ハウジングを、手術野で、選択された位置及び配向に保持するための手段と、
    前記ハウジング内に配置された少なくとも一対の保持部材とを含み、前記一対の保持部材の各々は、少なくとも一つの細長い可撓性部材を選択された位置に保持するようになっている、デバイス。
  2. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記ハウジングは、更に、少なくとも三つの垂直支持体及び少なくとも二つの保持部材ハウジングを含み、前記一対の保持部材の各々は、夫々の保持部材ハウジングに配置されるように形成されている、デバイス。
  3. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記保持部材の各々には二つのスロットが形成されており、これらの二つのスロットのうちの第1スロットのテーパは、前記二つのスロットのうちの第2スロットのテーパと異なる、デバイス。
  4. 請求項3に記載のデバイスにおいて、
    前記第1スロットの前記テーパはカテーテルに対して形成され、前記第2スロットの前記テーパはガイドワイヤに対して形成されている、デバイス。
  5. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記保持部材の少なくとも一つの断面形状は実質的に三角形である、デバイス。
  6. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記保持部材のショアージュロメータ硬度は約30乃至80である、デバイス。
  7. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記保持手段は、本体に連結された、前記本体を布に固定するための取り付け機構を含む、デバイス。
  8. 請求項7に記載のデバイスにおいて、
    前記布は、患者を包むタオルである、デバイス。
  9. 請求項7に記載のデバイスにおいて、
    前記取り付け機構は、ばね又はクリップを含むタオルクランプ、可撓性フォークアッセンブリ、可撓性タブ、ヒンジタブ、ワイヤ捕捉システム、可撓性フィンガを持つグリップリング、ワイヤ−プラグ捕捉システム、少なくとも一つのプロチュバランス、及び向き合ったタオル捕捉システムからなる群から選択された機構である、デバイス。
  10. 請求項9に記載のデバイスにおいて、
    前記取り付け機構は、向き合ったフィンガを含むタオル捕捉システムであり、この向き合ったフィンガを含むタオル捕捉システムは、前記ハウジングの二つのほぼ反対側に配置されている、デバイス。
  11. 請求項1に記載のデバイスにおいて、更に、
    前記ハウジングの底面に配置されたプロチュバランスを含む、デバイス。
  12. 請求項4に記載のデバイスにおいて、
    前記第1スロットは、約2°乃至10°の角度を形成する少なくとも二つの表面を含む、デバイス。
  13. 請求項4に記載のデバイスにおいて、
    前記第2スロットは、約0°乃至2°の角度を形成する少なくとも二つの表面を含む、デバイス。
  14. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記ハウジングは底面を含み、前記底面の少なくとも一部が湾曲している、デバイス。
  15. 請求項2に記載のデバイスにおいて、
    少なくとも三つの垂直支持体が前記ハウジングの上面から垂直方向上方に延びている、デバイス。
  16. 請求項15に記載のデバイスにおいて、
    前記上面は湾曲している、デバイス。
  17. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    各保持部材には二つのスロットが形成されており、これらの二つのスロットのうちの第1スロットの形状は、前記二つのスロットのうちの第2スロットの形状と同じである、デバイス。
  18. 請求項1に記載のデバイスにおいて、
    前記ハウジングは底面を含み、前記底面の少なくとも一部が平らである、デバイス。
  19. 細長い可撓性部材の関連した対を、手術野のところで管理するためのデバイスにおいて、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置された少なくとも一対の保持部材とを含み、前記一対の保持部材の各々は、第1の細長い可撓性部材を受け入れるための第1スロットを含み、更に、第2の細長い可撓性部材を受け入れるための第2スロットを含む、デバイス。
  20. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記第1スロットはカテーテル用に形成されており、前記第2スロットはガイドワイヤ用に形成されている、デバイス。
  21. 迅速交換型カテーテルを患者に設置するための方法において、
    患者にガイドワイヤを設置する工程と、
    迅速交換型カテーテルを前記ガイドワイヤ上に通す工程と、
    前記ガイドワイヤを保持デバイスに保持する工程を含む、前記ガイドワイヤを移動しないように固定する工程とを含み、前記保持デバイスは、
    ハウジングと、
    前記ハウジングを、手術野で、選択された位置及び配向に保持するための手段と、
    前記ハウジングに配置された少なくとも一つの保持部材とを含み、前記保持部材は、少なくとも一つの細長い可撓性部材を選択された位置に保持するようになっている、方法。
  22. 細長い可撓性部材を、手術野のところで管理するためのデバイスにおいて、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに配置された少なくとも一つの保持部材とを含み、前記保持部材は、少なくとも一つの細長い可撓性部材を選択された位置に保持するようになっている、デバイス。
  23. ワイヤを管理するためのデバイスを製造するための方法において、
    少なくとも二つの垂直支持体を持つハウジングを成形する工程と、
    スリット又は溝が実質的に開放形態をなすように、スリット又は溝が形成された保持部材を成形する工程と、
    前記保持部材を圧縮し、圧縮状態の前記保持部材を前記少なくとも二つの垂直支持体間に取り付ける工程とを含む、方法。
  24. 請求項23に記載の方法において、更に、
    取り付け機構を前記ハウジングとともに形成する工程を含む、方法。
  25. 請求項23に記載の方法において、更に、
    前記取り付け機構を前記ハウジングに取り付ける工程を含む、方法。
JP2011517563A 2008-07-08 2009-07-08 ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイス Pending JP2011527609A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/217,852 2008-07-08
US12/217,852 US20100006738A1 (en) 2008-07-08 2008-07-08 Guide wire and catheter management device
US12/498,985 2009-07-07
US12/498,985 US8523824B2 (en) 2008-07-08 2009-07-07 Guidewire and catheter management device
PCT/US2009/049919 WO2010006037A1 (en) 2008-07-08 2009-07-08 Guidewire and catheter management device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011527609A true JP2011527609A (ja) 2011-11-04
JP2011527609A5 JP2011527609A5 (ja) 2012-08-23

Family

ID=41505824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011517563A Pending JP2011527609A (ja) 2008-07-08 2009-07-08 ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8523824B2 (ja)
EP (1) EP2313133A4 (ja)
JP (1) JP2011527609A (ja)
WO (1) WO2010006037A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017500176A (ja) * 2013-11-26 2017-01-05 アヴェント インコーポレイテッド カテーテル張力緩和クリップ
JP2017517371A (ja) * 2014-06-12 2017-06-29 メッド−ヨーロップ ヨーロピアン メディカル サプライズ ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータMed−Europe European Medical Supplies S.R.L. 外科的縫合の補助及び案内をなす器具

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2646846C (en) 2005-07-11 2014-03-18 Catheter Robotics, Inc. Remotely controlled catheter insertion system
US8986246B2 (en) * 2008-01-16 2015-03-24 Catheter Robotics Inc. Remotely controlled catheter insertion system
EP2231253B1 (en) 2008-01-16 2019-06-12 Catheter Precision, Inc. Remotely controlled catheter insertion system
JP5453284B2 (ja) * 2008-09-29 2014-03-26 テルモ株式会社 保護具
US10863970B2 (en) 2008-12-18 2020-12-15 C. R. Bard, Inc. Needle guide including enhanced visibility entrance
WO2010080637A1 (en) 2008-12-18 2010-07-15 C. R. Bard, Inc. Needle guides for a sonographic imaging device
US20120089093A1 (en) * 2010-10-07 2012-04-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Seal arrangement for minimally invasive diagnostic or surgical instruments
EP2654568A1 (en) 2010-12-22 2013-10-30 C. R. Bard, Inc. Selectable angle needle guide
US9101736B2 (en) 2011-02-25 2015-08-11 Adnan Iqbal Qureshi External loop for exchanging catheters and delivery devices over exchange length wires during catheter based procedures
US10300248B2 (en) * 2011-02-28 2019-05-28 Kevin D. Taylor Medical line retaining device and method of using the same
CN103619263B (zh) * 2011-06-23 2017-02-15 C·R·巴德股份有限公司 具有可选方面的针导引件
US8679065B2 (en) * 2011-11-28 2014-03-25 Innovative Design Solutions Medical, Llc Apparatus for supporting medical lines
US20150073440A1 (en) * 2011-12-21 2015-03-12 Empire Technology Development, Llc Suture collector
USD732663S1 (en) 2012-05-24 2015-06-23 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Fluid tubing guide
WO2014015062A1 (en) * 2012-07-17 2014-01-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Guide extension catheter
CA2882809A1 (en) * 2012-08-27 2014-03-06 Herman Miller, Inc. Partition system and accessories for use therewith
US20140097303A1 (en) * 2012-10-09 2014-04-10 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Medical Fluid Line Alignment Devices and Related Systems and Methods
US9907727B2 (en) 2012-10-30 2018-03-06 Gary L. Sharpe Vial gripper
WO2014145420A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Cohen Todd J Catheter management system
US11253679B2 (en) * 2013-03-15 2022-02-22 Nexus Control Systems, Llc Medical device management system
GB2507137B (en) * 2013-04-24 2014-10-15 Keymed Medicals & Ind Equip A Mat
US9993614B2 (en) 2013-08-27 2018-06-12 Catheter Precision, Inc. Components for multiple axis control of a catheter in a catheter positioning system
US9724493B2 (en) 2013-08-27 2017-08-08 Catheter Precision, Inc. Components and methods for balancing a catheter controller system with a counterweight
US9750577B2 (en) 2013-09-06 2017-09-05 Catheter Precision, Inc. Single hand operated remote controller for remote catheter positioning system
US9999751B2 (en) 2013-09-06 2018-06-19 Catheter Precision, Inc. Adjustable nose cone for a catheter positioning system
US9795764B2 (en) 2013-09-27 2017-10-24 Catheter Precision, Inc. Remote catheter positioning system with hoop drive assembly
US9700698B2 (en) 2013-09-27 2017-07-11 Catheter Precision, Inc. Components and methods for a catheter positioning system with a spreader and track
US9931488B2 (en) 2013-12-09 2018-04-03 Epgear, Llc Holding devices for elongated instruments
USD859649S1 (en) 2014-03-17 2019-09-10 Nexus Control Systems, Llc Catheter holding device
US9127786B1 (en) 2014-05-05 2015-09-08 Anselmo Arratia Vascular surgical clamp for holding and guiding guide wire on a sterile field
US20160089204A1 (en) * 2014-09-29 2016-03-31 Ken Wah Chow Medical device management unit
US20190030283A2 (en) 2014-11-04 2019-01-31 Orbusneich Medical, Inc. Progressive flexibility catheter support frame
US10617847B2 (en) 2014-11-04 2020-04-14 Orbusneich Medical Pte. Ltd. Variable flexibility catheter support frame
US9878131B2 (en) 2014-12-10 2018-01-30 Biosense Webster (Israel) Ltd. Guide wire restraint device
AU2016220156B2 (en) 2015-02-18 2020-07-23 Cath Lab Solutions Llc Apparatus for securely and gently holding a flexible elongated medical device
EP3334382B1 (en) * 2015-08-14 2020-12-16 Caisson Interventional, LLC Systems and methods for heart valve therapy
US10688286B2 (en) * 2015-09-17 2020-06-23 Secure Surgical Inc Devices and methods for securing surgical guide wires
US10799686B2 (en) * 2016-04-21 2020-10-13 Johan Willem Pieter Marsman Guidewire torquer
WO2017198313A1 (en) * 2016-05-20 2017-11-23 Brainlab Ag Tracking reference fixation support
EP4356947A2 (en) 2016-10-18 2024-04-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Guide extension catheter
US11095104B2 (en) * 2017-05-05 2021-08-17 Harvey L Frierson Chord organizer
CN107362434B (zh) * 2017-07-25 2018-04-20 河南亚都实业有限公司 一种多功能医用导管固定装置及其使用方法
EP3723621A4 (en) 2018-02-05 2021-09-22 LSI Solutions, Inc. DEVICE FOR SEAM MANAGEMENT AND PROCEDURE FOR IT
US11134775B2 (en) * 2018-02-12 2021-10-05 Innovation Lab, LLC Pedal organizer and related system
US11382652B2 (en) 2018-05-08 2022-07-12 Boston Scientific Scimed, Inc. Device guidewire management accessory
US10987194B2 (en) 2018-06-22 2021-04-27 Dhruv Patel Angiographic wire guide device with fluid solvent delivery
US10381810B1 (en) * 2018-12-21 2019-08-13 Youhung International View Co., Ltd. Network cable combing tool
US11033711B2 (en) 2019-08-02 2021-06-15 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Guidewire management clip
EP3824935A1 (en) 2019-11-20 2021-05-26 Vascular Barcelona Devices, S.L. Medical instrument support device
CN111166601A (zh) * 2020-03-05 2020-05-19 吴欣 手术台上使用的理线器
US11752307B2 (en) 2020-04-01 2023-09-12 Teleflex Life Sciences Limited Guidewire and catheter management device and related methods
US11191603B1 (en) * 2021-03-09 2021-12-07 Cynthia Schor Surgical tool support system
CN116785560A (zh) * 2022-03-21 2023-09-22 巴德阿克塞斯系统股份有限公司 用于保持导管放置系统或医疗装置的一部分的导管容纳装置
WO2023183263A1 (en) * 2022-03-21 2023-09-28 Bard Access Systems, Inc. Untethered catheter containment system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54149293A (en) * 1977-12-29 1979-11-22 Univ Yeshiva Suture thread arranging body* prosthetic device holder and relative surgical treatment method
JPH08322851A (ja) * 1995-01-05 1996-12-10 William R Dobkin 外科用取付装置
JP2002325770A (ja) * 2000-09-18 2002-11-12 Koseki Ika Kk 手術用糸保持整理器
WO2007035204A2 (en) * 2005-07-29 2007-03-29 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear, nose and throat

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2727512A (en) * 1953-07-16 1955-12-20 Muller Herman Infusion needle support
DE1272412B (de) 1967-11-24 1968-07-11 Josef Skopek Maulschelle
US3491971A (en) * 1968-01-22 1970-01-27 Illinois Tool Works Spring clip
US3630195A (en) * 1970-02-04 1971-12-28 Deseret Pharma Infusion tube holder and method
US3696920A (en) * 1970-10-15 1972-10-10 Int Paper Co Device for organizing objects
US4336806A (en) * 1980-05-07 1982-06-29 Instranetics, Inc. Medical tubing holder
US4492229A (en) * 1982-09-03 1985-01-08 Grunwald Ronald P Suture guide holder
DE3301939A1 (de) 1983-01-21 1984-07-26 Max Planck Gesellschaft, 3400 Göttingen Anordnung zur messung von potentialdifferenzen
SE445709B (sv) * 1983-02-15 1986-07-14 Bengt Gustavsson Anordning for fixering av katetrar, drenageror, slangar och liknande till huden
US4609171A (en) * 1983-09-05 1986-09-02 Kitagawa Industries Co., Ltd. Electric wire bundle clamp
US4896465A (en) * 1987-08-27 1990-01-30 Robert Rhodes Retainer apparatus
US4820274A (en) * 1987-08-27 1989-04-11 Pradip V. Choksi Medical tube and/or cable holder
US4907332A (en) * 1988-01-11 1990-03-13 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Device for connecting extendable guidewire sections for cardiovascular procedures
US4971271A (en) * 1989-05-05 1990-11-20 Sularz Frank D Article organizer and holder assembly
US5224674A (en) * 1989-12-19 1993-07-06 Simons Ramona K Method and apparatus for organizing and identifying intravenous administration lines
US5202538A (en) * 1990-03-20 1993-04-13 Union Connector Co., Inc. Portable power distribution cabinet
US5226892A (en) * 1991-08-23 1993-07-13 Boswell Thomas A Surgical tubing clamp
US5363539A (en) * 1993-02-08 1994-11-15 Illinois Tool Works Inc. Flexible tube clip
US5389082A (en) * 1994-03-14 1995-02-14 Baugues; Mary C. Intravenous line separator system
US5643217A (en) * 1995-01-05 1997-07-01 Dobkin; William R. Surgical attachment device
US5743497A (en) * 1996-02-13 1998-04-28 Michael; Douglas C. Wire installation strip
DE69729445D1 (de) * 1996-04-03 2004-07-15 Karl Michael Hargreaves Klammer, klammervorrichtung, und verfahren dafür
US5795335A (en) * 1997-02-26 1998-08-18 Zinreich; Eva S. Intravenous tube restraint and cover device
US5830157A (en) * 1997-05-09 1998-11-03 Merit Medical Systems, Inc. Guidewire connection guide and method of use
GB9921149D0 (en) * 1999-09-07 1999-11-10 United Bristol Healthcare Nhs Lubricator for medical instrument
US6517518B2 (en) * 2000-03-10 2003-02-11 Kensey Nash Corporation Tool for facilitating the connecting of a catheter or other tubular member onto a guide-wire without access to the ends of the guide-wire
US6458104B2 (en) * 2000-03-13 2002-10-01 William E. Gautsche, Jr. IV administration lines fastening and identification device
FR2818816B1 (fr) * 2000-12-21 2003-10-03 Valeo Climatisation Dispositif pour envelopper et fixer un faisceau de cables electriques
US6647991B2 (en) * 2001-02-27 2003-11-18 David Alan Silva Multiple clip hair fastener
WO2002089872A2 (en) * 2001-05-06 2002-11-14 Stereotaxis, Inc. System and methods for advancing a catheter
US7303568B2 (en) * 2002-07-25 2007-12-04 Jannot Paul R Suture and clamp retainer and organizer
US7918828B2 (en) 2003-11-28 2011-04-05 Health Equipment Denmark Aps Medical securing device
US7320681B2 (en) * 2004-02-18 2008-01-22 Tri-State Hospital Supply Corporation Patient medical tubing anchor and method
US6969498B1 (en) * 2004-05-07 2005-11-29 Riley Medical, Inc. Surgical instrument bracket assembly
US20060149292A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Merril Knudtson Device for facilitating the insertion of a guidewire into the tip of intervascular guidewire guided device
US7438265B2 (en) * 2005-01-14 2008-10-21 Luis Berardo Urzua Single and double electrical cable holder strip
US20060237597A1 (en) * 2005-02-17 2006-10-26 D Andria Maureen Removably mountable intravenous tubing holder
WO2006122038A1 (en) * 2005-05-05 2006-11-16 Abbott Laboratories Guidewire loader apparatus and method
US20070118079A1 (en) * 2005-11-21 2007-05-24 Moberg John R Medical devices and related systems and methods
US7457506B1 (en) * 2005-12-30 2008-11-25 Osborne Orthopedic Group, Inc. Line organizer
US7806873B2 (en) * 2006-07-13 2010-10-05 Venetec International, Inc. Intravenous securement device with adhesively interconnected anchoring component and permeable adhesive strip
US20080076989A1 (en) * 2006-09-21 2008-03-27 Starr Life Sciences Corp. Tail Mounting Clip for Securely Mounting Sensor to Tail and a Tail Mounted Pulse Oximetry Sensor System Using Same
US7817444B2 (en) * 2006-11-30 2010-10-19 Adc Gmbh Detachable cable manager
US8366638B2 (en) * 2008-07-08 2013-02-05 Teirstein Paul S Guide wire loading method and apparatus with towel attachment mechanism and retaining member

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54149293A (en) * 1977-12-29 1979-11-22 Univ Yeshiva Suture thread arranging body* prosthetic device holder and relative surgical treatment method
JPH08322851A (ja) * 1995-01-05 1996-12-10 William R Dobkin 外科用取付装置
JP2002325770A (ja) * 2000-09-18 2002-11-12 Koseki Ika Kk 手術用糸保持整理器
WO2007035204A2 (en) * 2005-07-29 2007-03-29 Acclarent, Inc. Methods and apparatus for treating disorders of the ear, nose and throat

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017500176A (ja) * 2013-11-26 2017-01-05 アヴェント インコーポレイテッド カテーテル張力緩和クリップ
JP2017517371A (ja) * 2014-06-12 2017-06-29 メッド−ヨーロップ ヨーロピアン メディカル サプライズ ソチエタ ア レスポンサビリタ リミタータMed−Europe European Medical Supplies S.R.L. 外科的縫合の補助及び案内をなす器具

Also Published As

Publication number Publication date
EP2313133A4 (en) 2011-10-05
US8523824B2 (en) 2013-09-03
EP2313133A1 (en) 2011-04-27
WO2010006037A1 (en) 2010-01-14
US20100010475A1 (en) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011527609A (ja) ガイドワイヤ/カテーテル管理デバイス
EP1654026B1 (en) Wire guide holder
AU2006335685B9 (en) Wire guide holder with wire guide deflector
US11944767B2 (en) Wire lock assembly
JP2007054645A (ja) カテーテル固定装置
US9492640B2 (en) Catheter securement device and methods
US20100006738A1 (en) Guide wire and catheter management device
US11253679B2 (en) Medical device management system
US10285768B2 (en) Vascular catheter wire clamp
AU2021248906B2 (en) Guidewire and catheter management device
JP2018505753A (ja) 可撓性長尺医療デバイスを堅固に優しく保持するための装置
US8366638B2 (en) Guide wire loading method and apparatus with towel attachment mechanism and retaining member
US10143825B2 (en) Catheter management system
US8652107B1 (en) Article for securing a catheter
JP4308114B2 (ja) 生体内組織閉鎖具および生体内組織閉鎖装置
US20220218952A1 (en) Device and system for locating guidewire
JP2005218526A (ja) 生体内組織閉鎖装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120703

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140108