JP2011523327A - Mac副層において通信ネットワークノードを動的に構成し管理する方法及びシステム - Google Patents

Mac副層において通信ネットワークノードを動的に構成し管理する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

ネットワークの送信ノードにおいて、ネットワーク通信のためのメディアアクセス制御(MAC)層プロトコルに準拠するデータパケットを生成する方法を開示する。データパケットは、MACヘッダとデータセグメントとを含み、データセグメント中のデータは、ネットワークの動作パラメータの値を識別する形式−レングス−値要素として符号化される。データパケットは、送信ノードから受信ノードに送信される。受信ノードにおいて、要素を取得して動作パラメータの値を決定するために、ネットワークプロトコルのMAC副層においてデータパケットを処理する。受信ノード内の動作パラメータは、決定された動作パラメータの値に適合するように調整される。

Description

本発明は、一般に、コンピュータネットワークによって接続されたデバイスの管理及び運用に関し、特に、そのようなデバイスの動的な構成に関する。
ネットワークデバイスは、通信ソフトウェアを階層的に編成するプロトコルスタックを採用する。例えば、開放型システム間相互接続(OSI:Open Sytem Interconnection)モデルは、7つの層を定義する。そのうち4つの上位層はソフトウェアアプリケーション用であり、3つの下位層はデータパケットを取り扱う。上位層は、アプリケーション層と、プレゼンテーション層と、セッション層と、トランスポート層とを含む。3つの下位層は、ネットワーク層と、データリンク層と、物理層とを含む。一般に、ネットワークデバイス管理は、ネットワークの上位層において実現され、限定的ではあるが、物理層においても実現される。
データリンク層(すなわち、レイヤ2)は、ノード間の送信の有効性及び保全性を確保するものである。データリンク層(DLL:Data Link Layer)は、論理リンク制御(LLC:Logical Link Control)副層とメディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)副層という2つの副層を含む。MAC副層は、LLC副層と物理層とを接続し、デバイス内の物理送信媒体へのアクセスを制御する。通常、MAC副層の機能は、デバイスのネットワークインタフェースカード(NIC:Network Interface Card)内に構築される。各々のNICは、ネットワーク内の特定の宛先にデータパケットを配信することを可能にする固有のMAC識別番号を有する。
いくつかのネットワーク通信プロトコルでは、任意の情報を通信するために、形式−レングス−値(TLV:Type-length-value)要素をデータパケット内に符号化する場合がある。「形式」は、「値」が表すフィールドの種類を示す。「レングス」は、「値」のサイズを示す。「値」は、要素のペイロード情報を含む、可変サイズのオクテットセットである。ネットワークを介して送信するパケットを組み立てるために、データパケットの先頭にヘッダ情報を付加する。
一般的に、MAC副層の通信プロトコルは、予め定義されたフィールドセットが所定の順序で発生する固定フレームフォーマットを規定している。通信を行なうために、ネットワーク内のデバイスは、予め指定された同じMACフレームフォーマットに準拠する必要がある。つまり、予めフォーマットされたMACフレームのフィールドに基づかない限り、ネットワークノードはコマンド、設定、及びデータを送信することができない。しかし、MAC副層プロトコルが固定フレームを必要とすることから、ネットワークの構成及び運用の方法が限定されてしまう。更に、こうした固定フレームアーキテクチャは、容易に拡張することができない。新たなMACフレーム特性を追加するには、実装を大幅に変更する必要がある。
ここに開示する実施形態においては、MAC副層を用いてネットワークノード、条件、及び運用を動的に切り替える。これらの開示された実施形態によれば、ネットワークノードの動的自己再構成、セキュリティ構成の動的変更、無線インタフェース動作の動的切り替え、異なるMAC層機能を持つノード間の相互運用性、その他の機能、及びMAC副層プロトコルの拡張が、ネットワーク要素のファームウェア又はソフトウェアを事前構成せずに行なえる。
いくつかの実施形態では、MAC副層において通信ネットワークを動的に構成する方法を提供する。この方法は、ネットワークの送信ノードにおいて、ネットワーク通信のためのメディアアクセス制御(MAC)副層プロトコルに準拠するデータパケットを生成するステップを含む。データパケットは、MACヘッダとデータセグメントとを含み、データセグメント中の少なくともいくつかのデータは、形式−レングス−値要素として符号化され、要素に含まれる値は、ネットワークの動作パラメータの値を識別する。データパケットは、送信ノードから受信ノードに送信される。受信ノードにおいて、要素を取得して動作パラメータの値を決定するために、ネットワークプロトコルのMAC副層においてデータパケットを処理する。受信ノード内の動作パラメータは、決定された動作パラメータの値に適合するように調整される。
本明細書に開示する実施形態によるネットワークを示すブロック図である。 本明細書に開示する実施形態によるデータパケットの例を示す図である。 本明細書に開示する実施形態による通信ネットワークノードを動的に構成する方法を示すフローチャートである。 本明細書に開示する一実施形態を示すブロック図である。
上述した一般的な説明と以下に述べる詳細な説明はいずれも、単に例示上および説明上のものであり、本発明になんら制約を課すものではない。
図1は、ネットワーク100の一例を示すブロック図である。ネットワーク100は、通信リンク140により接続された複数のノード120を含む。通信リンク140は、有線リンク、固定無線リンク、或いはモバイル無線リンクであっても良い。ネットワーク100においては、メッセージをデータパケット130等のデータパケットに分割し、転送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)、X.25.フレームリレー等のパケット交換プロトコルに従って送信することができる。種々の実施形態によれば、ネットワーク100を別のネットワークに接続しても良く、ネットワーク100に1つ以上のサブネットワークを含んでも良く、更に/又は、ネットワーク100は、他のネットワーク内のサブネットワークであっても良い。ここに開示するいくつかの実施形態は、例えば802.15規格や802.16規格、或いはWCDMA/CDMA2000規格によるネットワーク等の無線ネットワークに適用することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク100は、電力サービスを生成し、配分、監視、且つ/又は管理するデバイスである種々のノード120を監視し、制御する無線スマート−グリッドネットワークである。これらのデバイスは、無線ネットワーク、アクセスポイント(ゲートウェイ等)、及び/又は広域ネットワーク(WAN)の組み合わせを介して、顧客計器及び電力系統生成/配分ポイントをネットワーク管理サーバ群(コントロールセンタ等)に接続することができる。
図1に示すように、ノード120Aは、データパケット130を生成して、通信チャネル140Aを介してノード120Bに送信できる。ノード120は、データパケットを送受信するためのハードウェアとソフトウェアとを備え、対応するメディアアクセス制御(MAC)識別番号を有し、ネットワーク100に接続されたインテリジェントデバイスであれば、いかなるものであっても良い。例えば、ノード120は、汎用コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス(ゲートウェイ、スイッチ、中継器、ルータ)、或いはアプリケーション固有のデバイス(住宅用電力計やリモートセンサ等)であっても良い。ノード120は更に、ノード120の制御及びノード間のデータパケット送信に関する種々のソフトウェアモジュールのためのコンピュータ可読記憶デバイス(RAM、ROM、フラッシュメモリ、磁気メモリ、光メモリ等)に格納されたコンピュータ命令を実行する図示しない電子データ処理システム又はプロセッサを有することができる。
図1に示すように、ノード120はまた、ネットワーク100のノードの通信を管理する構成モジュール125(「制御モジュール」ともいう)を含むことができる。例えば、構成モジュール125Aは、ノード120Aの通信、機能、及び能力を制御し、構成するためのパラメータを処理、格納及び取得できる。更に、構成モジュール125Aは、ネットワーク100内の他のノードに関する情報を格納し取得できる。構成モジュール125Aは、通信パラメータに基づいて、あるノード120が他のノードに情報を要求するべきか、或いはその構成を更新するべきかを判定しても良い。ノード120Aは、構成モジュール125Aを介して、他のノード120B及び120Cにソフトウェア及び/又はファームウェアの更新といった何らかの動作を行なわせることもできる。
構成モジュール125を単一のソフトウェアモジュールとして説明したが、上記の構成モジュール125の機能を得るためのハードウェアデバイス、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、或いは複数のソフトウェアモジュールとして実現しても良い。また、以下により詳しく説明するように、このような構成に関する情報は、MAC副層における形式−レングス−値(TLV)要素を用いて、ノード間でやり取りすることができる。
MAC副層で可変長TLVパケットを用いることでいくつかの利点が得られる。第一に、新規の或いは変形したネットワーク機能(プロトコル拡張性等)を実現できるよう、新たな特性を動的に、また選択的にプロトコルに付け加えるための柔軟性を可変長TLVパケットによって得ることができる。本来プロトコルに含まれていなかったコマンド形式や特性を復元可能な形で任意のタイミングで付加できる。例えば、データパケットに含まれる最新のTLV形式定義を認識しているネットワークノードは、TLVのそれぞれのペイロードを処理する。指定された形式を認識していない他のノードは、レングスフィールドを復号化し、認識できないTLVをスキップし、パケット内の他のTLVを処理できる。認識された形式のTLVは処理され、認識されていない形式はスキップされる。
また、可変長TLVパケットにより、使われていない古いコマンドをノード120において非推奨化(すなわち、旧式化及び/又は除去)できるようになる。標準的なMACプロトコル実装における固定フレームフォーマットでは、ある特性が使用されなくなっても、その特性情報を特定するために用いられているビットやメッセージフィールドを単純に除去できない。これは、全てのノードが、予め設定されたフレームフォーマットを用いて、適切に送信するフレームを構築し、受信したフレームを復号化するように構成されているためである。あるノードが送信時にフレーム構造を変更した場合、目標ノードは、再構成を行なって新たなフレーム構造への互換性を得るまで、そのフレームを復号化できない。こうしたことから、標準的なMAC副層プロトコル実装においては、ノードは変更されたフレームフォーマットとの相互運用性を持つことができない。しかし、ここに開示するMAC副層プロトコルでは、非推奨化(deprecated)されたTLV定義を容易に除去及び/又は更新できる。非推奨化されたTLVを、同様の或いは異なる機能特性を持つ新しいTLVに置き換えても良い。
更に、可変長TLVパケットにより、ノード120間で情報を交換する方法を提供できる。例えば、ノード120Aは、ファームウェア及び/又はソフトウェアのアップグレードを行なうために、ノード120Bへの通知を行なうデータパケット130のTLVを送信できる。また、TLVは、ネットワーク100において、アップグレードの記述をMAC副層で配信するための機構として用いることも可能である。例えば、MAC TLVのセットを変更することで、ネットワーク100のノード120を疑似802.16フレームフォーマットから802.15.4フレームフォーマットに変更し、所望のネットワーク環境及び機能を達成できる。
ネットワーク100は、図1では簡略化して図示しており、時には電力ネットワークとして説明しているが、インテリジェントノードを有するネットワークであれば、いかなるものでもここに開示する実施形態の利点を得ることができる。例えば、ネットワーク100は、ケーブルテレビネットワーク、衛星通信ネットワーク、センサネットワーク、或いはアドホック無線ネットワークであっても良い。
図2は、ここに開示する実施形態によるデータパケット130の例を示す図である。パケット130は、物理(PHY)層ヘッダ210と、データリンク制御(DLC:Data Link Control)ヘッダ220と、MACプロトコルデータユニット(MPDU:MAC Protocol Data Unit)230とを含むいくつかの部分から構成される。DLCヘッダ及びMPDUは、MAC副層データパケットを構成する。このパケットは、PHYヘッダ210を先頭に付加することでPHY層に包含される。フレームチェックシーケンス240、例えば、32ビット巡回冗長検査は、パケットの末尾に付加される。
PHYヘッダ210のプリアンブルは、2値ビットシーケンスからなる。これにより、受信ノード、例えば、ノード120Bは、信号を検出して、ソースノード、例えば、ノード120Aから受信したデータパケット130等のパケットのその他の部分との周波数・タイミング同期をとることができる。この同期フィールドに既知の2値ビットシーケンスからなる開始ワードが続く。これを復号化することで、ノード120Bは、後続のデータパケット130の復号化を開始する。開始ワードの特徴の1つとして、シンボルレベルでの同期を提供し、交互に並ぶビットからなる先行するプリアンブルとともに自己相関特性を最適化することが挙げられる。ネットワーク100が周波数ホッピングを採用したネットワークである場合、チャネルID(CHID)は、データパケット130が送信される特定のチャネル(すなわち、周波数帯)を表す。レングスフィールド(LEN)は、後続するパケット130のその他の部分の長さを示す。
DLCヘッダ220は、MACデータパケットのヘッダであり、フレーム制御フィールド(FCTRL:Frame Control Field)を含む。図2に示すように、DLCヘッダ220は、宛先MACアドレス(DEST MAC:Destination MAC Address)、送信元MACアドレス(SRC MAC:Source MAC Address)、及びDLL TLVを含むことができる。宛先MACアドレス(DEST MAC)は、ノード120B等のパケットの最終的な目標ノード固有のMACアドレスである。送信元MACアドレス(SRC MAC)は、ノード120A等の送信ノード固有のMACアドレスである。
DLL TLVは、通信リンク内で情報を搬送するために用いられ、通信リンク内でDDLによって処理される。任意の2つのノード120A及び120B間の通信リンクは、例えば、4つのデータパケットの交換で構成できる。ノード120Aは、まず最初に、ノード120Bにポーリングを行なって、ノード120Aが送信するデータを持っていることを通知し、ノード120Bがそのデータを受信できる状態であるか否かを判定する。受信可能な状態であれば、ノード120Bは、肯定応答(アクナリッジメント)パケットをノード120Aに返す。周波数ホッピングを採用したネットワークでは、ノード120Bは、このように肯定応答を行なうことで、自己のシーケンス内の割当タイミングで次のチャネルにホッピングすることなく、現在の周波数チャネルを維持してデータを受信する。肯定応答を受信すると、ノード120Aは、ノード120B宛てのデータを保持するデータパケットを送信する。パケットを受信し、復号化できたならば、ノード120Bは、肯定応答をノード120Aに返す。
データパケット130は、種々のDLL TLVを持つことができる。例えば、プロトコルは、通信リンク情報(CLI:Communication Link Infromation)TLV、シーケンスコントロールTLV、及びデータリンク層(DLL)巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)TLVを定義できる。例えば、チャネル制御パラメータを伝達するのに1つ以上のCLI TLVを使用しても良い。一例として、タイミングや同期等の項目を含む、周波数ホッピング方式(FHSS:Frequency Hopping Spread Spectrum)ネットワークのチャネルパラメータが挙げられる。DLL CLI TLVは、ノード120Aが隣接ノード120B及び120Cにタイミング同期情報を伝達するのに使用することができる。
DLL CLI TLVはまた、通信リンク内でタイミング及び優先順位情報を伝達するのに使用されても良い。例えば、DLL CLI TLVは、通信リンク内で送信される次のパケットの優先順位と送信時間である「tx優先順位」及び「tx時間」フィールドを通信できる。「Rx優先順位」及び「Rx時間」フィールドは、このTLVを含むパケットへの応答に許容される優先順位及びレングスを定義するのに使われる。このTLVの存在は、当該TLVを含むパケットへの応答が通信リンク内で予測されることを意味する。通信リンク内で送信されたパケットにDLL CLI TLVが存在しない場合、送信時間、受信時間ともにゼロであり、通信リンクの一端が通信リンクを終端させることを意味する。
DLL CLI TLVは、不正なパケットがMACに渡されるのを防ぐために用いられても良い。巡回冗長検査は、パケットのMAC DLL部分全体にわたって計算され、MFEによって使用されるCRC−32アルゴリズムと同じものでありえる。従って、DLL CRCをパケットに付加すると、PHY CRC−32の結果はゼロに等しくなる。DLLは、受信したCRCを計算する必要がなく、PHY CRC−32がゼロであることをチェックするだけで良いので、DLLにおける受信処理時間が最小になる。
更に、DLL TLVをシーケンス制御パラメータの構成に使用しても良い。その一例が、DLLシーケンスコントロールTLVであり、これは、DLLの分割及び重複検出のために構成されている。DLLに受け渡されたMACパケットは、受信の尤度を向上するためにDLLによって分割されても良い。
更に、DLCエンドTLV(DLC End TLV)は、パケットのDLL TLVの終端を示すために使用できる。受信パケット内のDLL TLVの処理を停止するのに、DLLはMAC TLVを参照しなければならないため、パケットデータがMACパケットの断片であれば、このTLVが付加される。
MAC副層の上層にはいくつかのアプリケーションがあり、これらは送信のためにパケットをMAC副層に伝える。アプリケーションの例としては、ネットワークレイヤ或いはIPv6、MLME、IMU(公益企業ネットワークにおけるガスメータ或いは水道メータ等)、rf pingプロトコル等が挙げられる。これらのアプリケーションは、相互作用することなく、非同期的にパケットをMACに送信する。ここで説明するMAC副層プロトコルは、これらのアプリケーションからのパケットを、送信側で単一のパケットに結合し、受信側で再び分離する。こうした小さなパケットを1つのPHY層データフレームに結合することで、MAC及びデータリンク層TLVによって付加されるオクテットのほか、各パケットのノードターゲティング(Poll-ack message)のオーバヘッドが回避される。
パケットの結合を支援する機構が2つある。1つは、各ペイロードの最初及び最後を符号化するためのTLVの使用である。これにより、MAC副層が、受信側でペイロードを分離できるようになる。より大きいパケットを分割した場合、特定のアプリケーションのペイロードは、パケットの残りの部分がまだ受信されていなくても、ペイロード全体を受信し終えると同時に上位層に受け渡すことができる。2つ目の機構としては、MACがセキュリティ(認証)を行なう場合、要求されたセキュリティ情報はTLVとしてパケットに挿入される。一般に、MACにおけるセキュリティは、ノードの証明及びパケットの内容に関する暗号化関数の計算に依存する。更に大きなパケットのペイロードを受け取った場合、MACは、単純にこのペイロードを末尾に付加して、既存のセキュリティTLVを除去し、新たなセキュリティTLVを計算できる。従って、異なるアプリケーションからの複数のペイロードを結合するのに、更なる認証オーバヘッドが生じることはない。
パケットの結合を支援する機構が2つある。1つは、各ペイロードの最初及び最後を符号化するためのTLVの使用である。これにより、MAC副層が、受信側でペイロードを分離できるようになる。より大きいパケットを分割した場合、特定のアプリケーションのペイロードは、パケットの残りの部分がまだ受信されていなくても、ペイロード全体を受信し終えると同時に上位層に受け渡すことができる。2つ目の機構としては、MACがセキュリティ(認証)を行なう場合、要求されたセキュリティ情報はTLVとしてパケットに挿入される。一般に、MACにおけるセキュリティは、ノードの証明及びパケットの内容に関する暗号化関数の計算に依存する。更に大きなパケットのペイロードを受け取った場合、MACは、単純にこのペイロードを末尾に付加して、既存のセキュリティTLVを除去し、新たなセキュリティTLVを計算できる。従って、異なるアプリケーションからの複数のペイロードを結合するのに、更なる認証オーバヘッドが生じることはない。
MAC TLVのもう1つの側面として、ある特定の動作向けにノードを構成するのに使用できるという点が挙げられる。変更を要求するソースノードから、要求或いは示唆された変更を実現するためにTLVを処理する目標ノードに送信されたMACパケットのTLVを介して、ネットワークパラメータを動的に調整できる。
一例において、TLVは、変調の変更を要求するのに使用できる。変調パラメータは、例えば、TYPE17として識別しても良い。公知の変調方法は以下のようにして符号化できる。1 FSK(BPSK、QPSK、8PSK、16PSK等、周波数及びシフト周波数の個々の実現を指定する数記号を付加する)、2 ASK、3 OFDM、4 QAM。この例において、QPSKへの変更を要求するTLVは、形式=17、レングス=2、値=1、4となる。別の例として、OFDMへの変更を要求するTLVは、形式=17、レングス=1、値=3となる。
別の例として、TLVは、FHSSホッピングシーケンスの変更を要求するのに使用できる。FHSSホッピングシーケンスパラメータは、例えば、18として識別されても良く、この値は、それぞれがオクテットとして符号化された新しいシード、チャネル数、及びスロットタイムを示す。新しいシード=45、チャネル数=213、及びスロットタイム=10msの新しい構成に変更するためには、ホッピングシーケンスのTLVの一例は、形式=18、レングス=3、値=45、213、10となる。同様の例でもって他のパラメータの変更を実現することが可能である(FHSSネットワークのタイミング同期パラメータ、シーケンスコントロール、電力ネットワークにおける最終パケット閾値、電力管理パラメータ、ルーティングアルゴリズム変更等)。これらの形のTLVを含むMAC副層パケットの受信に応じて、ノード120は、TLVに指定された動作パラメータを、TLVに含まれる値に従って変更し、新しい構成で動作することができる。この変更は、瞬間的に行なうか、或いは、パケット中の他のTLVを用いて、変更が行なわれるタイミングを特定して、全てのノード120が同期して再構成されるようにする。
更に別の例において、MAC TLVは、隣接ノードの能力及び/又はMACフォーマットを自動検出するのに使用できる。ここに開示されたこのような可変長TLVによって、ノード120は、MAC副層において、隣接ノードの能力に適応することが可能になる。例えば、ノード120Aは、ノード120Bの機能的能力とノード120Bが処理可能なTLVに関する情報を含む応答を引き出す目的のために、「TLV Info Req」と呼ばれるTLVととともにMACメッセージを隣接ノード120Bに送ることができる。このメッセージを受信したノード120Bは、現在処理可能なTLVに関する情報とともに、「TLV Info Rsp」と呼ばれるTLVととともにMACメッセージをノード120Aに送信することで応答する。このようにして、隣接ノード120A及び120Bは、互いの能力に関する情報の動的な交換及び/又は共通の機能の発見を行なうことができる。これにより、ネットワーク内の他のノードの再構成を要求し且つ支援することで付加的処理・機能能力、互換性、最適化、その他の特徴を達成するノードの間の「構成ダイアログ」が可能となる。このような能力を持つネットワーク100内のノード120は、MAC層パケットを、自らの現況に最適且つ互換性を持つ形式に動的に適合させることが可能となる。ノードの動的再構成の例は、(a)脅威或いは侵害を克服するか、或いはこれらに対する保護を行なうためのセキュリティパラメータの再構成、(b)ネットワーク干渉環境への応答としてのRFチャネルパラメータの迅速な変更、(c)現在のルーティングアルゴリズムの変更或いは新しいルーティングアルゴリズムの実現、及び(d)再構成と特定の形式の監視或いはネットワーク情報を再構成及び報告するためのバックオフィスサーバからの要求である。同様に、TLVは、ファームウェア/ソフトウェアのアップグレードに関する通知を(隣接ネットワークノードに)送る機構及びMAC副層におけるアップグレードの記述を配信する機構として用いることができる。
更に別の例では、ネットワーク100内のノード120のMACパケット内の1つ以上のTLVの組は、最新コードを入手するためにMACフレームの一部を更新する必要があることをノード120に通知するために用いられる。「最新コード」の例は、新しいセキュリティポリシー、新しいチャネル最適化方法、電力調整、ルーティングアルゴリズム、局在的データ処理ソフトウェア等である。システムソフトウェア/ファームウェアのアップグレードは、通信ネットワークのルーチンであり、現在は多大な時間とリソースを要するプロセスによって実現されている。
上述した通り、各ノード120は、構成モジュール125等の構成可能な「ポリシーエンジン(policy engine)」を含んでも良い。構成モジュール125は、ノードが新しいTLV定義或いは未知のTLV定義を入手する場所と方法を決定する閾値を示しても良い。例えば、ノード120B又は120C等の隣接ノードから受信した情報に基づいて、ノード120Aは、所定の閾値を越えたか否かを判定できる。例えば、TLVを使用する隣接ノードの割合及び/又はノードが新しいTLVを受信した回数の組み合わせを閾値として用いることができる。あるノードが、未知のTLVに関する情報の入手を決定した場合、そのノードが情報を入手可能な場所が2つある。第一に、ノードは、そうした情報をアプリケーション層(レイヤ7)で一般のサーバから入手しても良い。第二に、ノードは、MAC副層(レイヤ)2で「TLV Info req」TLVを用いて隣接ノードに定義を要求できる。このTLVにより、隣接ノードは、周知の或いは入手可能なTLVを全て送信することで応答する。しかし、ID18等、数字による引数をともに受信した場合は、TLV ID−18に含まれるデータをXML形式で記述し、「TLV Info rsp」TLVで送り返す。
この能力は、TLV定義の情報の入手に限られない。ノード120がMAC副層で処理するプログラム命令であれば他のいかなるものにでも適用できる。ある特定のコードを実行するためにコマンドを受信したとき、ノード120A等のノードは、自分がその指定されたコードを有しているか否かを判定する。有していなければ、ノード120Aは、いくつかの方法のうちの1つを用いて必要なコードを取得することができる。第一に、ノード120Aは、隣接ノード(ノード120C等)等の外部ソースにそのコードを明示的に要求できる。第二に、ノード120Aは、例えば、TLVの形でコマンドとともに受信した特定の値を一般的なコードテンプレートに適用し、結果をコンパイルすること復号化を構成しても良い。第三に、ノード120Aは、コマンドとともに受信した機能仕様に基づいて動的にコードを生成できる。
構成モジュール125は更に、どのノード120が、また各ノード120がいつ、どのようにしてTLV、新たなTLVそのものに関する情報を受信するかに関するネットワーク全体におよぶポリシーを設定し、新たな構成環境を達成するために構成されても良い。更に、このポリシーは、ノード120が、新たな機能的能力やネットワークモードで再構成されるネットワーク全体において実現しても良い。
図3は、通信ネットワークを動的に構成する方法の一例を示すフローチャートである。ネットワークのノード120A等の送信ノードにおいて、ネットワーク通信のためのメディアアクセス制御(MAC)層プロトコルに準拠し、MACヘッダとデータセグメントとを含むデータパケット130が生成される(ステップ305)。データセグメント中の少なくともいくつかのデータは、TLV要素として符号化される。更に、要素に含まれる値は、ネットワークの動作パラメータの値を識別する。送信ノード120Aからのデータパケットは、ノード120B等の受信ノードに送信される(ステップ310)。受信ノードにおいて、データパケットは、要素を取得して動作パラメータの値を決定するためにネットワークプロトコルのMAC副層で処理される(ステップ315)。データパケット内の受信情報を用いて、受信ノード120B内の動作パラメータを決定された値に適合するように調整する(ステップ320)。動作パラメータに基づいて、ノード120Bの構成モジュール125Bは、ノード120Bの1つ以上のネットワーク動作パラメータを更新しても良い。
2つの重複するネットワーク410及び420を含む一実施形態を図4に示す。ネットワーク410及び420はいずれも、ここに開示する実施形態と両立するTLVによるMACフレームフォーマットを採用しているが、それぞれのネットワークは、異なる周波数で動作し、異なるネットワークパラメータを用いている。一例としてのノード411は、複合RF能力を有し、従って、ネットワーク410及び420で使用される周波数での送受信を行える。本例の目的のために、ノード411はネットワーク410のメンバであり、隣接ノード413及び414と、更に出口ポイントにゲートウェイ412を用いてサーバ430と相互運用されるように構成されているものとする。
図4に示すように、ネットワーク420もゲートウェイ422を含んでいる。ゲートウェイ422が完全な複合能力を有しているならば、ネットワーク410及び420双方のノードは、例えば、登録、IPプレフィクス取得、及びそれぞれのネットワークの中央サーバ430への帰還を含めて、ゲートウェイ422と相互運用可能である。
いつかあるイベントによってノード411がネットワーク420に参加する。例えば、ノード411は、新しいネットワークを定期的にチェックし、所定の期間、ネットワーク410との通信に失敗した後、新しいネットワークを探しても良い。また/或いは、特定の状況下において、ゲートウェイ412又はサーバ430がノード411に対して別のネットワークに参加するよう命令しても良い(障害、セキュリティ侵害、ノード割り当ての変更等)。ノード411とゲートウェイ422は複合能力を有しているので、実線で示すように通信できる。しかし、この例によれば、ノード411は最初、ネットワーク420内において相互運用できるように構成されてはおらず、従って、破線で示すように、まだネットワーク420内のノード423及び424とは相互運用できない。
ネットワーク420に参加するために、ノード411は「Infо Request」TLVをゲートウェイ422に送信し、ネットワーク420の動作パラメータを要求する。ゲートウェイ422からの応答において、ノード411は、必要なTLVとともにゲートウェイ422からの「Info Response」メッセージを受信する。ノード411は、例えば、ノード411のネットワーク動作パラメータ及びTLV定義の変更を実現するために、例えば、構成モジュール125を用いて、ゲートウェイ422から受け取った情報を処理する。実現が完了すれば、ノード411は検出、登録、ルーティングのための次の(アップリンク)隣接ノード識別、及びその他の動作を行なう。これ以降、ノード411は、ネットワーク420において完全に動作可能なノードとなる。
ここに述べたTLVに基づくMAC実装により、特定のノードが対応していない構成要求は、自動的に無視されるため、ネットワーク内のノードの動作に影響を及ぼすことはなく、ノードは、その能力の範囲内で動作を続けることになる。対応していない構成要求に対して応答がないことは、ノードの能力がこの要求に対応していないことを要求元に黙示的に通知することを意味する。この場合、古いノードを扱うのに特別なプロトコルは必要ない。TLVに基づくMAC実装はこうして、古いノードとネットワークに導入された(設置された)新しいノードとの共存及び相互運用性を、特別な連携なしに可能にする。
ここまで本発明の一例としての実施形態を説明してきたが、ここに開示する実施形態に基づいて当業者に理解される通り、本発明の範囲は、等価の要素、変形、省略、(例えば、種々の実施形態における各側面の)組み合わせ、転用、及び/又は改変を有するいくつかの、或いは全ての実施形態を含む。請求項における制限は、請求項の記述に使用される言語に基づいて広義に解釈されるべきものであり、本明細書中で説明されるか或いは応用遂行中の例に限られない。これらの例は非排他的なものと解釈されるべきである。
本発明のある種の特徴と実施形態を説明してきたが、本発明の他の実施形態もまた、ここに開示する本発明の実施形態の実施と明細書を考慮することで、当業者には明らかとなろう。例示的な実施形態を特定のネットワークに関連して説明したが、本発明は、構成可能なインテリジェントなノードを有する他のネットワーク環境にも同様に適用可能である。従って、明細書と例は、単なる例示として考えられることが意図され、本発明の趣旨の範囲は、以下に添付する請求項によって示される。

Claims (28)

  1. 通信ネットワークを動的に構成する方法であって、
    前記ネットワークの送信ノードにおいて、ネットワーク通信のためのメディアアクセス制御(MAC)副層プロトコルに準拠するとともに、少なくともいくつかのデータがネットワーク動作パラメータである値を含む形式−レングス−値(TLV)要素として符号化されるデータセグメントとMACヘッダとを含むデータパケットを生成するステップと、
    前記データパケットを前記送信ノードから受信ノードに送信するステップと、
    前記受信ノードにおいて、前記TLV要素を取得してパラメータを決定するために、前記MAC副層プロトコルを用いて、前記データパケットを処理するステップと、
    前記受信ノード内の前記動作パラメータを前記決定された値に適合するように調整するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 動作パラメータを調整するステップは、他のノードに構成情報を要求するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記受信ノードにおいて、前記他のノードからの前記構成情報を用いて、新しいソフトウェア又はファームウェアを生成するステップ
    を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記構成情報は、前記受信ノードにとって新しい機能的能力である
    ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 他のノードへ構成情報を要求するステップは、
    前記受信ノードで前記調整された動作パラメータに対応するTLV定義を取得するために前記ネットワークを検索するステップ
    を含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 前記取得されたTLV要素は、非推奨のTLV形式を含み、
    前記動作パラメータを調整するステップは、
    前記受信ノードにおいて前記MAC副層プロトコルから前記非推奨のTLV形式の定義を除去するステップ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記データパケットを処理するステップは、
    前記受信ノードにおいて、前記MAC副層プロトコルに準拠しない前記TLV要素のセグメントをスキップするステップ
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記動作パラメータは、前記送信ノード及び受信ノードの間の通信リンクのタイミング及び優先順位情報を定義する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記動作パラメータは、前記ネットワークの変調周波数を定義する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記動作パラメータは、前記送信ノードのタイミング及び同期を定義する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記動作パラメータは、周波数ホッピング方式のホッピングシーケンスパラメータを定義する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 通信ネットワークのノードを動的に構成する方法であって、
    前記ネットワークを介して他のノードから送信され、形式−レングス−値(TLV)要素として符号化された情報を含むデータパケットを受信するステップと、
    要素がメディアアクセス制御(MAC)プロトコルに対応するヘッダを含むか否かを判定するステップと、
    前記MACプロトコルに基づいて、前記データパケットから前記情報を抽出するステップと、
    前記抽出した情報に基づいて前記ノードの構成を調整するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、前記ノードでは定義されていない値を含み、
    前記ノードの構成を調整するステップは、
    前記ネットワーク内の他のノードから前記TLV形式の定義を受信するステップと、
    前記ノードにおいて、前記TLV形式の前記受信した定義を前記MACプロトコルに付加するステップと
    を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記ノードの構成を調整するステップは、
    前記ネットワーク内の他のノードに構成情報を要求するステップと、
    前記ノードにおいて、前記他のノードから受信した前記構成情報を用いて、新しいソフトウェア又はファームウェアを生成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 前記ノードの構成を調整するステップは、
    前記調整された前記ノードの構成に対応するTLV定義を取得するために前記ネットワークを検索するステップ
    を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記構成情報は、前記ノードにとって新しい機能的能力である
    ことを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、非推奨のTLV形式を含み、
    前記ノードの構成を調整するステップは、
    前記ノードにおいて前記MACプロトコルから前記TLV形式の定義を除去するステップ
    を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  18. 前記パケットから前記情報を抽出するステップは、
    前記MACプロトコルに準拠しない前記TLV要素のセグメントをスキップするステップ
    を含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  19. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、通信リンクのタイミング及び優先順位情報を示すTLV値を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  20. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、巡回冗長検査値を示すTLV値を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  21. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、前記ネットワークの変調周波数を示すTLV値を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  22. 前記動作パラメータは、送信ノードのタイミング及び同期を定義する
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  23. 前記TLV要素から抽出された前記情報は、
    周波数ホッピング方式のホッピングシーケンスパラメータを示すTLV値を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  24. 複数のノードを有するとともに、物理層及び1つ以上の他の層とインタフェースするメディアアクセス制御(MAC)層を含む複数の通信層を有するネットワークにおいて通信を行なう方法であって、
    前記ネットワーク内のノードにおいて、前記MAC層で受信されるTLVメッセージを受信するステップと、
    前記TLVメッセージから前記ノードにおける所定のメッセージフォーマットポリシーに準拠した複数のセグメントをパースするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  25. 前記パースするステップは、
    前記メッセージフォーマットポリシーに準拠しない前記TLVメッセージのセグメントをスキップするステップ
    を含むことを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記複数のノードは、前記MAC層のTLV処理エンジンを含む
    ことを特徴とする請求項24記載の方法。
  27. 前記複数のノードのうちで異なるノードは、異なるメッセージフォーマットポリシーを有する
    ことを特徴とする請求項24記載の方法。
  28. 複数のノードを有するとともに、物理層及び1つ以上の他の層とインタフェースするメディアアクセス制御(MAC)層を含む複数の通信層を有するネットワークにおいて通信を行なう方法であって、
    前記MAC層で第1のTLVメッセージを送信するステップと、
    前記第1のTLVメッセージに応答して、前記ネットワーク内のノードの構成情報を含む第2のTLVメッセージを前記MAC層で受信するステップと、
    前記構成情報に基づいて第2のノードの構成を変更するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
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