JP2011521679A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 基端及び先端を有し、基端と先端との間に延びる管腔を形成し、先端が冷凍アブレーション器具に連結する外側部材と、
   少なくとも一部が外側部材の管腔内に位置するとともに、組織を除去するために前記冷凍アブレーション器具に液状の冷却材を送達すべくアブレーション器具に連通する冷却材送達用の管腔を有する第１の内管と、
   第２の内管から放出される液状の冷却材が気化することにより形成された気体状の冷却材が外側部材の管腔内を流動して第１の内管により搬送される液状の冷却材を冷却すべく、外側部材の管腔内で終結する開口した先端部を有する第２の内管と、を備え、
   前記第１の内管及び第２の内管が、第１の内管内を流動する液状の冷却材が第１の方向に流動し、前記外側部材の管腔内を流動する気体状の冷却材が第１の方向に対向する第２の方向に流動するように構成される、冷凍アブレーション器具に送達される冷却材を冷却する装置。
2. 第１の方向が外側部材の先端に向かう方向であり、第２の方向が外側部材の基端に向かう方向である請求項１に記載の装置。
3. 外側部材が出口を形成し、気体状の冷却材が出口を介して外側部材の管腔から排出される請求項１又は２に記載の装置。
4. 出口が外側部材の基端を通って形成される請求項３に記載の装置。
5. 第２の内管が外側部材の管腔の大部分を通って延び、第２の内管の先端が外側部材の先端に近接し、第１の内管が外側部材を完全に貫通して延びる請求項１乃至４のいずれか１項に記載の装置。
6. 外側部材の管腔を通って延びる第３の内管を備え、使用済みの冷却材が第３の内管を介して冷凍アブレーション器具から排出されるべく第３の管が冷凍アブレーション器具に連結されている請求項１乃至５のいずれか１項に記載の装置。
7. 極低温で組織を除去する冷凍アブレーション器具と、
   冷凍アブレーション器具に連通し、冷凍アブレーション器具に冷却された液状の冷却材を提供するとともに請求項１に記載の装置を有するコンジットとを備える冷凍アブレーションシステム。
8. 冷凍アブレーション器具が極低温バルーンカテーテルを有する請求項７に記載のシステム。
9. 外側部材内に配置された温度センサを備える請求項７又は８に記載のシステム。
10. 外側部材の管腔を通って延びる第３の内管を備え、使用済みの冷却材が第３の管を介して冷凍アブレーション器具から排出されるべく第３の管が冷凍アブレーション器具に連結される請求項７乃至９のいずれか１項に記載のシステム。
11. 第１の内管及び第２の内管が、第１の内管内を流動する液状の冷却材が第１の方向に流動し、外側部材の管腔内を流動する気体状の冷却材が第１の方向とは異なる第２の方向に流動するべく構成及び配置される請求項７乃至１０のいずれか１項に記載のシステム。
12. 外側部材が出口を形成し、気体状の冷却材が出口を介して外側部材から排出される請求項７乃至１１のいずれか１項に記載のシステム。