JP2011520480A - 医療処置用の装置台 - Google Patents

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Abstract

本実施形態は1つ以上の医療部品の位置決めを容易にするのに適した器具及び方法を提供している。一実施形態においては、該器具は近位及び遠位端と概して長手方向の軸線とを有するレール部材を備えている。第1のコネクタがレール部材に選択的に連結されるようになされ、第1の医療部品が第1のコネクタに連結されるようになされている。第1のコネクタはレール部材に沿った選択的な長手方向の移動のために位置決めされ、それによって、レール部材に対して第1の医療部品の移動を可能にしている。この方法においては、カテーテルや針などの1つ以上の部品が相互に管理された方法で人間又は動物の体に挿入されてもよい。

Description

優先権主張
本発明は2008年4月29日出願の、「医療処置用の装置台(Device Platform for Medical Procedures)」と題される、米国仮特許出願第61/048,647号の優先権の利益を主張し、この開示の全体を参照により本明細書に援用する。
本発明は、概括的には医療装置の分野に、より具体的には、1つ以上の医療部品の位置決めを容易にする器具及び方法に関する。
医療部品は、広範な診断及び治療目的のために、人間又は動物の体に挿入される。例えば、種々の病態の画像化及び/又は治療を容易にするために、カテーテル、針、採取バスケット(extraction basket)、ステント、スネア及び多数の他の部品が、患者の脈管構造、胃系統、又は他の管路や経路に挿入される。
医療部品は外部被膜、シース、内視鏡又は類似の挿入装置を通して挿入し前進させることができる。内視鏡的処置の場合、内視鏡は画像化システムを使用して目標部位に向け前進させることもでき、また、1つ以上の医療部品を内視鏡の作業ルーメンを通して該目標部位に向けて前進させることもできる。
単独の大手術中に、多様な医療部品が一連の小さな処置のために使用される場合がある。例えば、「ランデブー処置(rendezvous procedure)」においては、放射線不透過性色素の注入、経路のカニューレ挿入、嚢胞の排出、目標部位への治療薬の送達、組織又は流体サンプルを採取する繊細な針吸引の使用、目標部位の膨張、ステントの挿入などの1つ以上の小さな処置の組み合わせが実行されることがある。
医療部品を患者の管腔又は管道内で医療部品を正確に位置決めすることは、特に、複数の医療部品が同時に使用されるときに困難となる可能性がある。加えて、医療装置相互の増分的な長手方向の前進又は後退が困難となる可能性がある。さらに、1つの医療部品を別の処置の医療部品と交換することが困難となる可能性がある。
従って、器具及び方法にとっては、1つ以上の医療部品の挿入及び/又は位置決めを容易にして、該医療部品の改善された位置決めが簡便に使用できるようにする必要がある。
本実施形態は、1つ以上の医療部品の位置決めを容易にするのに適した器具及び方法を提供する。一実施形態においては、該器具は近位及び遠位端と概して長手方向の軸線とを有するレール部材を備えている。第1のコネクタがレール部材に選択的に連結されるようになされ、第1の医療部品が第1のコネクタに連結されるようになされている。第1のコネクタはレール部材に沿った選択的な長手方向の移動のために位置決めされ、それにより、第1の医療部品を第1のコネクタの移動に対応して前進又は後退させる。
該器具はレール部材及び第2の部品に連結されるようになされた第2のコネクタをさらに備えている。第2のコネクタはレール部材に沿った選択的な長手方向の移動のために位置決めされ、それにより、第2の医療部品を第2のコネクタの移動に対応して前進又は後退させる。第2のコネクタは第1のコネクタに対して単独で長手方向に移動するように構成されている。
アダプタがレール部材の遠位端に連結され、さらに内視鏡などの挿入装置のポートに連結されることにより、第1のコネクタを挿入装置のポートと整列させ、第1の医療部品の挿入装置への挿入を容易にしてもよい。第1のコネクタ及び第1の医療部品がレール部材に対して前進又は後退した長手方向の距離を確認するために、レール部材は目盛り表示を有していてもよい。この方法では、カテーテルや針などの1つ以上の部品が相互に制御される形で人間又は動物の体に挿入することができる。
第1及び第2のコネクタは各々レール係合部分及び部品係合部分を備えていてもよい。レール係合部分はレール部材の外径より大きい径の穴を有してレール部材上のコネクタの移動を可能にしてもよい。コネクタのレール係合部分はまた、レール部材に形成された溝内での移動のために適合されたガイド部材を備え、それにより、レール部材に対してのコネクタの回転動作を実質的に阻止してもよい。つまみねじなどの作動装置がレール部材に対してコネクタの長手方向の移動を選択的に阻止するために提供され、それにより、第1及び第2の医療部品の長手方向の位置を固定してもよい。
第1及び第2のコネクタの部品係合部分は各々第1の医療部品の近位端を受け入れるようになされた穴を有してもよい。第1及び第2の医療部品は、例えば、つまみねじなどの作動装置を使用して、部品係合部分に確実に連結されるようになされている。
一例示的な操作方法では、挿入装置は補助ポートを有する内視鏡を備えてもよく、該補助ポートは内視鏡の作業ルーメンへの第1及び第2の医療部品の挿入を可能にする。一実施形態では、第1の医療部品はルーメンを有するカテーテルを備えてもよく、第2の医療部品は該カテーテルのルーメンを通して前進するようになされた針を備えてもよい。該カテーテル及び針は目標部位まで内視鏡の作業ルーメンを通って前進してもよい。有利には、第1及び第2のコネクタとともにレール部材を使用して、第1及び第2の医療部品が、互いに対して及び内視鏡に対して一定の距離を別々に前進して特定の処置の目的を果たしてもよい。
当業者には、以下の図及び詳細な説明を考察して頂ければ、本発明の他のシステム、方法、特徴、及び利点が明らかになるであろう。全てのその様な追加のシステム、方法、特徴、及び利点は、本発明の範囲に含まれるものとし、以下の特許請求の範囲に網羅されるものとする。
本発明は以下の図及び記述を参照してより理解することができる。図中の部品は必ずしも縮尺合わせされているわけではなく、むしろ本発明の原理を説明することに重点が置かれている。さらに、図において、類似の参照符号が異なる図に亘って対応する部分を示している。
1つ以上の医療部品の位置決めを容易にする器具の第一の実施形態の斜視図である。 図1のコネクタの特徴を示している斜視図である。 内視鏡の補助ポートに連結された図1の器具を示している斜視図である。 図1から図3の器具と連結して用いられる代表的な第1及び第2の医療部品を示している斜視図である。 図4の線A−Aに沿った断面図である。 第1の医療部品に対して前進している第2の医療部品を示している斜視図である。 第2の医療部品に対して前進している第1の医療部品を示している斜視図である。 レール部材から取り外された第2の医療部品を示している斜視図である。 第2の医療部品とともに、図1から図3の器具と連結して用いられる代替の第1の医療部品を示している斜視図である。 図9の線B−Bに沿った断面図である。 1つ以上の医療部品の位置決めを容易にする器具の代替実施形態の斜視図である。
本出願においては、用語「近位」は医療処置中に概して医師に向かう方向を指し、一方、用語「遠位」は医療処置中に概して患者の解剖学的構造内の目標部位に向かう方向を指している。
ここで、図1を参照すると、1つ以上の医療部品の挿入を容易にするのに適した器具の第一の実施形態が示されている。器具20は近位及び遠位端32及び34をそれぞれ有するレール部材30と、概して長手方向の軸線Lとを、おおむね備えている。以下により詳しく記載されるように、装置20は少なくとも第1のコネクタ50をさらに備え、該コネクタはレール部材30に対して長手方向の移動可能とされている。
図2に示すように、第1のコネクタ50はレール係合部分52と部品係合部分62とを備えることができる。レール係合部分52は、それを通って形成される穴54を有する実質的に中空の部材とすることができる。穴54はレール部材30の外径よりわずかに大きい直径を有するようにすることができる。従って、概して図1に示すように、第1のコネクタ50のレール係合部分52は、レール部材30に外挿され、該部材に沿って摺動可能とされる。
図1に示すように、レール部材30は概して円筒状の断面形状を有していてもよい。レール部材30が概ね円筒状の形状を有する場合には、レール係合部分52の穴54もまた概ね円筒状の形状を有して、第1のコネクタ50のレール部材30に対する選択的な長手方向の移動を可能にすることができる。代替の実施形態においては、レール部材30は楕円形又は長方形の断面形状などの他の適した外側形状を有していてもよく、その場合、レール係合部分52の穴54はそれに対応する内側形状を有するものとすることができる。
一実施形態においては、図2に示すように、レール係合部分52はガイド部材58を備え、該部材は長手方向に向けられ、且つ穴54内に配置されている。図1に示すように、ガイド部材58は、レール部材30の側面に形成され長手方向に向けられた溝37内で長手方向に移動可能に配置されている。従って、ガイド部材58はレール部材30に対して第1のコネクタ50の長手方向の移動を可能にする一方、レール部材30に対して第1のコネクタ50の回転動作を実質的に阻止する。
第1のコネクタ50はまた、レール部材30に対して該コネクタの長手方向の移動を拘束する機構を備える。図1及び図2に示すように、一実施形態においては、該機構はねじ部分56を有するつまみねじ55を備えている。ねじ部分56は雌ねじを有する穴59に連結され、それにより、レール係合部分52の穴54内でつまみねじ55の位置の増分的な調整を可能にする。つまみねじ55によってねじ部分56を穴54内で回してレール部材30の外面に係合させることにより、レール部材30に対する第1のコネクタ50の長手方向の移動を阻止する。
第1のコネクタ50は部品係合部分62をさらに備え、該係合部分はレール係合部分52と類似の機能を有することができる。より具体的には、図1及び図2に示すように、部品係合部分62はそこに形成された実質的に長手方向に向いた穴64を有する。以下により詳細に説明するように、穴64は1つ以上の医療部品近位部分を受け入れるようにされている。第1のコネクタ50はまた、部品係合部分62の穴64内に医療部品を固定する機構を備えることができる。一実施形態においては、図2に示すように、ねじ部分66を有するつまみねじ65が、雌ねじを有する穴69に係合される。さらに以下に説明するように、つまみねじ65は、部品係合部分62の穴64内に付加的に位置決めされて、該穴に位置決めされた医療部品を係合し且つ効果的に固定することができる。
本明細書に示す実施形態においては、器具20は第1のコネクタ50及び第2のコネクタ70を備える。特に断りのない限り、第1及び第2のコネクタ50及び70は実質的に同一である。第1のコネクタ50は第1の医療部品の近位端に連結することができ、一方、第2のコネクタ70は第2の医療部品の近位端に連結することができる。さらに以下に説明するように、第1及び第2のコネクタ50及び70はレール部材30を介して互いに対して長手方向で位置決めされ、それにより、第1の医療部品を第2の医療部品並びに内視鏡110に対して長手方向で増分的に位置決めすることができる。2つのコネクタ50及び70が図示されているが、より多い又はより少ないコネクタがレール部材30と共にいかなる時点でも用いられてもよく、それにより1つ以上の医療部品の位置決めを容易にしてもよい。
図3に示すように、器具20はアダプタ90をさらに備えてもよく、該アダプタはレール部材30の遠位端34を内視鏡110などの挿入装置に連結してもよい。アダプタ90はレール部材30を挿入装置に連結するようになされた任意の適した形状とされる。一例として、図3に示すように、アダプタ90は遠位領域92を有する雄型ルアーロックアダプタを備えてもよく、該ルアーロックアダプタは内視鏡110の補助ポート125に着脱可能に連結されてもよい。
さらに、図3に示すように、器具20は継手35を備え、該継手はアダプタ90及びレール部材30間を連結するようになされている。継手35はレール部材30の遠位端34に着脱可能に又は取り外せないように連結することができる。継手35は実質的に図3の側面から見てC字状のクリップ36を備えることができ、該クリップは、アダプタ90に形成された切り込み94に連結されるようになされている。C字状のクリップ36が切り込み94内に例えばスナップ式接続を用いて固定されるとき、レール部材30はアダプタ90及び内視鏡110に確実に連結することができる。C字状のクリップ36が図1及び図3に示されているが、レール部材30をアダプタ90に着脱可能に連結するために任意の適した形状とすることができる。
図3に示すように、第1及び第2のコネクタ50及び70の穴64及び84がそれぞれアダプタ90と実質的に整列するように、レール部材30が内視鏡110の補助ポート125に連結される。従って、さらに以下に説明するように、各医療部品が第1及び第2のコネクタ50及び70の穴64及び84内にそれぞれ固定されと、第1及び第2のコネクタ50及び70をレール部材30上で長手方向に動かすことにより、該医療部品をアダプタ90に通し内視鏡110の作業ルーメン128の中で長手方向で動かすことができる。
レール部材30はプラスチック又はステンレス鋼などの任意の適した材料で形成することができる。レール部材30の長手方向全長、即ち近位端32及び遠位端34間の長さはレール部材30に沿っての1つ以上のコネクタの移動を可能にする任意の適した長さとすることができる。一実施形態においては、レール部材30の長手方向の長さは約20センチメートルから約30センチメートルとすることができる。さらに、レール部材30は目盛り表示38を備え、該表示は、医師が第1及び第2のコネクタ50及び70が内視鏡110に対してさらに相互に対してどれだけ離れているかを正確に知ることができる。
器具20は図3に示す内視鏡などの任意の適した挿入装置と組み合わせて用いることができる。図示された代表的な内視鏡は近位端及び遠位端132及び134それぞれを有する側視内視鏡110を構成する。該内視鏡110はそれより遠位の画像を照明し撮像する光ファイバーの部品を備えることができる。医師は接眼レンズ120を用いて内視鏡より遠位の画像を見ることができる。光ファイバーケーブル122は内視鏡110及び適した光源間で接続することができる。制御部分123は内視鏡110に関連する種々の部品の作動を容易にすることができる。
さらに、図5に示すように、内視鏡110は作業ルーメン128を有することができる。概して図4から図10に関して記述されているように、作業ルーメン128はその中に少なくとも1つの医療部品を収容できる大きさを有している。調整可能なガイド要素を内視鏡110の遠位端134の近傍に位置決めして、医療部品を作業ルーメン128に通して前進させ内視鏡110に対して所定の角度で抜け出させることができる。内視鏡110に関連する光学部品は図5の断面図には例示を目的として示されていないことに注目すべきである。
場合により、超音波内視鏡検査処置が実行することができ、その場合内視鏡110には超音波変換器が組み込まれる。超音波変換器は消化管及び周囲組織の正確で詳細な画像を作成することができるが、特に撮像されている該組織又は器官へ超音波変換器が接近することによって行える。
これより、図4から図8を参照して、器具20を用いる第1の代表的な方法が記述される。第1のステップにおいては、おおむね前述されたように、レール部材30は内視鏡110の補助ポート125に連結することができる。一実施形態においては、レール部材30は、C字状の継手36をアダプタ90の切り込み94に係合することによりアダプタ90に連結するようにすることができる。他の技法又は機構がレール部材30を内視鏡110に連結するために用いられてもよい。
次のステップにおいては、拡張カテーテル150及び針170などの1つ以上の医療部品の近位端が第1及び第2のコネクタ50及び70それぞれに連結される。拡張カテーテル150が第1のコネクタ50に連結されてから第1のコネクタ50がレール部材30に固定され、同様に、針170が第2のコネクタ70に連結されてから第2のコネクタ70がレール部材30に固定され、それらは装着工程を容易にすることができる。
一例示的なステップにおいては、拡張カテーテル150の近位端152が、例えばルアー継手160を用いて第1のコネクタ50に連結される。ルアー継手160は第1のコネクタ50の部品係合部分62の穴64(図1から図3参照)内に位置決めすることができる。図4に示すように、ルアー継手160の少なくとも一部分が穴64の内径より小さい外径を有しており、それにより、ルアー継手160が穴64内に少なくとも部分的に配置されることを可能にしている。次のステップにおいては、つまみねじ65は、ねじ部分66(図2参照)により半径方向内側に前進するように回され、それにより、ルアー継手160の外面と係合する。この動作は拡張カテーテル150の近位端152を第1のコネクタ50に固定する。
同様に、針170の近位端172が第2のコネクタ70に、例えばルアー継手180を用いて連結され、該ルアー継手は第2のコネクタ70の部品係合部分82の穴84内に配置される。つまみねじ85はルアー継手180の外面と係合するように回し、それにより、針170の近位端172を第2のコネクタ70に固定する。
次のステップにおいては、拡張カテーテル150の一部分は内視鏡110の作業ルーメン128に挿入され、次に第1のコネクタ50がレール部材30に連結される。より具体的には、図4及び図5に示すように、カテーテル150の遠位端154(図7参照)が遠位方向にアダプタ90を通って内視鏡110の作業ルーメン128の中に前進される。内視鏡110の作業ルーメン128は約4.0ミリメートルから約5.5ミリメートルの内径を有してもよく、一方、内視鏡110の全体の直径は約10ミリメートルから約14ミリメートルであってもよい。カテーテル150の外径は約3.0ミリメートルであってもよく、直径が約1.5ミリメートルのルーメン155を有していてもよい。そのような寸法は例示的な参照目的のために提供されており、限定されることを意図していない。
カテーテル150の遠位端154は、例えば該遠位端が内視鏡110の遠位端134のすぐ近位に位置決めされるまで、作業ルーメン128内で遠位方向に前進される。その間、第1のコネクタ50のガイド部材58(図2参照)はレール部材30の長手方向に向けられた溝37内に位置を合わせ、遠位方向に前進させてもよい。つまみねじ55は、所望の長手方向の位置に位置決めされるとき、第1のコネクタ50の長手方向の位置を固定するために回される。従って、カテーテル150の遠位端154は内視鏡110の作業ルーメン128内で所定の長手方向の位置に確実に位置決めすることができる。
さらに図4に示すように、針170はカテーテル150のルーメン155を通して位置決めし、レール部材30に連結することができる。特に、針170の遠位端174はカテーテル150の近位端152に連結されているルアー継手160を通して遠位方向に装填される。次に、針170は、所望の位置に位置決めされるまで、カテーテル150のルーメン155を通して遠位方向に前進される。例えば、針170の遠位端174は、カテーテル150の遠位端にそろうまで、前進され、該カテーテルの遠位端は内視鏡110の遠位端134のすぐ近位に位置決めされる。その間、第2のコネクタ70はレール部材30と整列し、その上で遠位方向に前進することができる。図4に示すように、つまみねじ75は、所望の長手方向の位置に位置決めされるとき、第2のコネクタ70及び針170の位置を一時的に固定するように回される。
内視鏡110は、適した画像技術を用いて患者の解剖学的構造内の目標部位に向かって前進させてもよい。前述のとおり、超音波内視鏡検査処置が行われる場合、内視鏡110は超音波変換器が組み込まれてもよい。超音波変換器は、特に所望の目標部位の一定の距離内に置かれるとき、正確で詳細な画像を作成することができる。例えば、経管腔的処置の際、超音波変換器は、患者の管腔又は管道内に、選択された目標部位に極めて接近して位置決めされるとき、接近した管腔又は管道内の目標部位を容易に画像化することができる。超音波変換器を用いるには距離があり過ぎる場合は、状況に応じて、内視鏡110に位置決めされた放射線不透過性バンドとともに蛍光透視技術が用いられる。
内視鏡110を位置決めする際、レール部材30は内視鏡110の補助チャネル125に連結され、さらに、第1及び第2のコネクタ50及び70を介して、拡張カテーテル150及び針170それぞれが内視鏡110の作業ルーメン128内に位置決める。この例では、拡張カテーテル150及び針170は、挿入の際、内視鏡110の作業ルーメン128内に事前に位置決めされ、その結果、実質的には内視鏡110の最終的な位置決めでの使用に対応できるようにすることができる。
或いは、内視鏡110は、拡張カテーテル150及び針170が作業ルーメン128に装填されない状態で、及び/又はレール部材30が補助チャネル125に連結されない状態で、患者の体内に前進させてもよい。例えば、内視鏡110は患者の解剖学的構造内の所望の位置に前進させてもよい。場合により、ワイヤーガイドを内視鏡110の作業ルーメン128を通して装填し、目標部位に向かって前進させてもよい。カテーテル150は内視鏡110の作業ルーメン128を通して該ワイヤーガイド上に遠位方向に前進させ、所望の位置に位置決めしてもよい。次に、レール部材30は内視鏡110に固定され、第1のコネクタ50を用いてレール部材30にカテーテル150の近位端152を連結して、カテーテル150の長手方向の位置を確保してもよい。その後、ワイヤーガイドは近位方向に引き戻されてカテーテル150のルーメン155から取り出すことができる。次に、針170はカテーテル150のルーメン155を通して遠位方向に前進させ、また第2のコネクタ70を用いて図4に示す位置に固定することができる。
上記の技術は、拡張カテーテル150及び針170をその後の使用のために内視鏡110及びレール部材30とともに準備する例示的な技術である。他の装填及び挿入技術が、拡張カテーテル150及び針170を内視鏡110及びレール部材30に連結するために用いられてもよい。
図6に示すように、次のステップでは、針170が拡張カテーテル150に対して一定の距離を移動される。つまみねじ75は、第2のコネクタ70のレール部材30に対する長手方向の移動を可能にするために、該レール部材30から離れる方向に回される。目盛り表示38を使用して、医師は、第2のコネクタ70が固定された第1のコネクタ50に対して遠位方向にどこまで動かされているかを正確に知ることができ、その結果、針170が拡張カテーテル150及び内視鏡110に対して遠位方向にどの程度前進させられているかを正確に知ることができる。図6に示すように、そのような第2のコネクタ70の遠位の移動は、針170の遠位端174を内視鏡110の遠位端134を越えて遠位方向に延在させることができる。接眼レンズ120を使用して、医師は針170の遠位端174の位置を視認してもよい。
針170の遠位端174は尖った先端178を有するようにできる。さらに、図5及び図6に示すように、針170は近位及び遠位端172及び174の間に延在する穴175を有してもよい。針170には超音波内視鏡検査(EUS)針、又は他の適した針が含まれる。さらに、針170は組織を穿刺する、経管腔的に接近する、嚢胞又は偽性嚢胞を排液する、組織標本を採取する、吸引する、流体を注入する、硬化薬又は他の治療薬を送達する、及び他の目的のために使用されてもよい。
一例示的処置では、針170は胃腸管から目標部位である例えば腹腔リンパ管叢まで、経管腔的に接近するために使用されてもよい。この場合、内視鏡110の遠位端は胃内の適切な位置に位置決めしてもよく、針170は、図6に示すように、経管腔的に胃壁を貫通し、腹膜腔を貫通し、腹腔リンパ管叢に突き刺すために前進させてもよい。明らかであるように、経管腔的及びその他の多様な応用が可能である。
図7を参照すると、次の任意のステップでは、拡張カテーテル150が針170及び内視鏡110に対して一定の距離を移動させられる。つまみねじ55は、第1のコネクタ50のレール部材30に対する長手方向の移動を可能にするために、該レール部材30から離れる方向に回される。目盛り表示38を使用して、医師は、第1のコネクタ50が第2のコネクタ70及び内視鏡110に対して遠位方向にどこまで動かされているかを正確に知ることができる。図7に示すように、そのような第1のコネクタ50の遠位の移動は、拡張カテーテル150の遠位端154を内視鏡110の遠位端134を越えて遠位方向に延在させることができる。この形態において、カテーテル150の遠位端154は、針170の尖った先端178を越えて遠位方向に延在してもよく、それにより、針170の遠位端174を覆い、該針が誤って組織に傷をつけることの可能性を低減できる。
拡張カテーテル150の遠位端154は拡幅された部分158を有してもよく、該拡幅された部分は、例えば身体経路に挿入し狭窄部を拡張するために使用されてもよい。図9及び図10に関して以下に説明するように、バルーン膨張カテーテルが、上記の実施形態で示されている拡張カテーテル150の代わりに使用されてもよい。
ここで図8に言及すると、医師が拡張カテーテル150及び/又は針170を用いて1つ以上の所望の処置を完了すると、針170は内視鏡110から取り出すことができる。具体的には、つまみねじ75は第2のコネクタ70の長手方向の移動を可能にするように動かしてもよい。次に、図8に示すように、第2のコネクタ70のレール係合部分72は、該第2のコネクタ70がレール部材30の近位端32を越えるまで、直線近位方向に後退させてもよい。このとき、第2のコネクタ70はさらに後退させて拡張カテーテル150のルーメン155から針170を引き出してもよい。
針170が拡張カテーテル150のルーメン155から取り出されると、別の医療部品が拡張カテーテル150のルーメン155を通して挿入することができる。該新しい医療部品の近位端が第2のコネクタ70の部品係合部分82に通し、一方、該新しい医療部品の遠位端は拡張カテーテル150のルーメン155を通して挿入することができる。
さらに、吸引源が、カテーテル150に連結され、カテーテル150のルーメン155を通して嚢胞又は他の病態を吸引するために使用することができる。針170がルーメン155から取り出されると、流すための径がより大きくなることにより吸引能力の強化がもたらされ、そのことにより、有利には、より早い方法で嚢胞を排出することができる。
或いは、拡張カテーテル150はまた、内視鏡110及びレール部材30から取り外されてもよい。どちらの場合でも、1つ以上の新しい医療部品がレール部材30の上を前進し、内視鏡110の中へ前進してよい。
この方法では、任意の数の医療部品が交換され、レール部材30と連結して用いられる。医療部品の近位端をコネクタに連結することにより、第1及び第2のコネクタ50及び70などの部品が、目盛り表示38を使用して所望の距離を前進し又は後退することができる。さらに、多様な部品が、相互に及び内視鏡110に対して単純な直線状に前進又は後退される。
レール部材30の第1の医療部品より近位に位置決めされた第2の医療部品は、第1の医療部品のルーメンを通して挿入される必要がないことに注目すべきである。例えば、図4から図8の例では、拡張カテーテル150が内視鏡110の作業ルーメン128を通して挿入されるとき、針170又は他の医療装置は、拡張カテーテル150のルーメン155を通すのとは対照的に、作業ルーメン128内の拡張カテーテル150の外面に隣接して前進させてもよい。
これより図9及び図10を参照すると、バルーン膨張カテーテル150’は膨張不可能な拡張カテーテル150の代わりに使用されてもよい。バルーンカテーテル150’は針170などの第2の医療部品を受け入れる第1のルーメン155を有し、さらに、図10に示すように、第2の膨張ルーメン188を有することが好ましい。該膨張ルーメン188はカテーテル150’の遠位領域に連結されたバルーンと流体連通している。図9に示すように、使用中での、Y形コネクタ185はバルーンカテーテル150’の近位端に連結することができる。針170などの第2の医療部品はY形コネクタ185を通してカテーテル150’のルーメン155の中に前進させることができる。Y形コネクタ185の他の入口ポート186はチューブ187を介して膨張源(図示せず)に連結されてもよい。膨張源及びチューブ187は、カテーテル150’のバルーンの選択的な膨張及び収縮を可能とするために、膨張ルーメン188と流体連通して配置されている。前述の実施形態のように、第1及び第2のコネクタ50及び70は、特定の医療処置の目的を達成するために、相互に一定の距離を前進又は後退させてもよい。
図11を参照すると、代替の器具20’がレール部材30、第1のコネクタ50、及び第2のコネクタ70を備えており、その各々が好ましくは詳細に前述したように提供されている。器具20’は前述の継手35の代わりにアダプタコネクタ250をさらに備えている。
アダプタコネクタ250は第1のコネクタ50と同じであることが望ましく、レール係合部分252、アダプタ係合部分262、及びつまみねじ255及び265を備えている。前述のつまみねじ55と同じであってもよいつまみねじ255は、アダプタ90に対してレール部材30の長手方向の移動を選択的に可能にしたり阻止したりするために、レール部材30の外面と選択的に係合するように回すことができる。
有利には、つまみねじ255が緩められるとき、レール部材30は内視鏡110に対して前進させてもよく、それにより、第1及び第2のコネクタ50及び70を任意の関連した医療部品とともに同時に前進させることができる。レール部材30を前進させることにより、第1及び第2のコネクタ50及び70を同時に前進させ、多様な医療部品の相対的な位置が維持するようにすることができる。例えば、前述の拡張カテーテル150及び針170がそれぞれ第1及び第2のコネクタ50及び70に連結されている場合、アダプタコネクタ250を介してのレール部材30の前進又は後退により、拡張カテーテル150及び針170が縦列をなして同時に前進又は後退することができる。従って、図11の実施形態では、医師が2つの異なる医療部品を、それらの相対的な位置を維持したいとき、別個に前進させる必要はない。とりわけ、つまみねじ265は、アダプタコネクタ250をアダプタ90から解放するために単独で回すことができる。
2つの医療部品が本明細書に示されてきたが、より多い又はより少ない医療部品、又はコネクタが使用されてもよい。例えば、ただ一つの医療部品及び1つの第1のコネクタ50が内視鏡110及びレール部材30とともに使用されてもよい。或いは、図11に示すように、3つ以上の医療部品が任意の所定の時点で使用されてもよく、その場合、3つ以上の関連するコネクタがレール部材30に沿って相互に前進してもよく、或いは、レール部材30が内視鏡110に対して3つ以上の関連するコネクタとともに縦列をなして前進してもよい。
多種多様な医療部品が器具20及び20’と連結して使用されてもよい。例えば、レール部材30を使用して、カテーテル、針、採取バスケット、及びスネアが単独で又は互いに連動して送達されてもよい。さらに、自己展開式又はバルーン拡張可能ステントが器具20及び20’を使用して送達されてもよい。なおさらなる医療部品及び応用品が本実施形態の範囲内にあるものとする。さらに、挿入装置が例示的な内視鏡110として示されてきたが、器具20及び20’は種々の他の挿入装置と連結して使用されてもよい。さらに、トーイ・ボースト(Touhy Borst)アダプタが、閉鎖を容易にして空気が当該システに侵入するのを防ぐために、器具20に連結して使用されてもよい。
本発明の種々の実施形態を説明してきたが、本発明の範囲内でさらに多くの実施形態及び具体化が可能であることは当業者には明らかであろう。従って、本発明は、付随の特許請求の範囲及びそれらの等価物に照らして見た場合を除き、限定されるものではない。
20、20’ 器具
30 レール部材
32、132、152、172 近位端
34、134、154、174 遠位端
35 継手
36 C形継手、C字状のクリップ
37 長手方向に向けられた溝
38 目盛り表示
50、52、72、252 レール係合部分
54、64、69、84、175 穴
55、65、75、85、255、265 つまみねじ
56、66 ねじ部分
58 ガイド部材
62 部品係合部分
70 第2のコネクタ
82 部品係合部分
90 アダプタ
92 遠位領域
94 切り込み
110 内視鏡
120 接眼レンズ
122 光ファイバーケーブル
123 制御部分
125 補助チャネル、補助ポート
128 作業ルーメン
150 拡張カテーテル
150’ バルーン膨張カテーテル
155 ルーメン
155 第1のルーメン
158 拡幅された部分
160 ルアー継手
170 針
178 尖った先端
180 ルアー継手
185 Y形コネクタ
187 チューブ
188 第2の膨張ルーメン
250 アダプタコネクタ
262 アダプタ係合部分

Claims (20)

  1. 近位及び遠位端と概ね長手方向の軸線とを有するレール部材と、
    前記レール部材に選択的に連結され、且つ前記レール部材の前記概ね長手方向の軸線に沿って移動できるように配置され、第1の医療部品に連結されるようになされている第1のコネクタと、
    前記レール部材に選択的に連結され、且つ前記レール部材の前記概ね長手方向の軸線に沿って移動できるように配置され、第2の医療部品に連結されるようになされている第2のコネクタと、
    前記レール部材の前記遠位端に連結され、挿入装置のポートに連結されるようになされて前記第1及び第2のコネクタを前記挿入装置の前記ポートと整列させるアダプタと、
    を備えている、1つ以上の医療部品の位置決めを容易にするのに適した器具。
  2. 前記挿入装置は内視鏡を有しており、前記ポートは前記内視鏡の作業ルーメンへの前記第1及び第2の医療部品の挿入を可能にしている、請求項1項に記載の器具。
  3. 前記レール部材、前記第1及び前記第2のコネクタが前記挿入装置に対して縦列をなして移動可能であるように、前記レール部材が前記アダプタに摺動可能に連結されている、請求項1項に記載の器具。
  4. 前記第1の医療部品がルーメンを有するカテーテルを備えている、請求項1項に記載の器具。
  5. 前記カテーテルの前記ルーメンを通って前進するようになされた針を前記第2医療部品が備えている、請求項4項に記載の器具。
  6. 前記針には超音波内視鏡検査針が含まれる、請求項5項に記載の器具。
  7. 挿入装置に対して1つ以上の医療部品の位置決めを容易にするのに適した器具であって、
    近位及び遠位端と概して長手方向の軸線とを有するレール部材であって、前記遠位端が前記挿入装置に連結されるようになされているレール部材と、
    前記レール部材に選択的に連結され、且つ前記レール部材の前記長手方向の軸線に沿っての移動のために配置されるようになされている第1のコネクタと、を備えており、
    前記第1のコネクタが第1の医療部品に連結されて前記レール部材に沿っての前記第1のコネクタの移動に応じて、前記第1の医療部品が前記挿入装置に対して前進又は後退できるようになされている、器具。
  8. 前記レール部材の前記遠位端に連結され、前記挿入装置のポートに連結されるようになされて前記第1のコネクタを前記挿入装置の前記ポートと整列させているアダプタを備えている、請求項7に記載の器具。
  9. 前記第1のコネクタがレール係合部分及び部品係合部分を有する、請求項7に記載の器具。
  10. 前記レール部材は実質的に円形断面の外形を有しており、前記第1のコネクタの前記レール係合部分は前記レール部材の外径より大きい径の穴を有して前記第1コネクタの前記レール部材上の移動を可能にしている、請求項9に記載の器具。
  11. 前記レール係合部分が、前記レール部材に形成された溝内で移動できるようにされたガイド部材を備え、それにより、前記レール部材に対しての前記第1のコネクタの回転動作を実質的に阻止するようにされている、請求項10に記載の器具。
  12. 前記部品係合部分は前記第1の医療部品の近位端を受け入れるようになされた穴を有しており、前記医療部品は前記部品係合部分に確実に連結されるようになされている、請求項9に記載の器具。
  13. 前記第1のコネクタの前記レール部材に対する長手方向の移動を選択的に阻止する作動装置をさらに備える、請求項7に記載の器具。
  14. 前記作動装置がつまみねじを有している、請求項13に記載の器具。
  15. 前記レール部材が、前記第1のコネクタを該レール部材に対して前進又は後退させる距離を確認するための目盛り表示を有する、請求項7に記載の器具。
  16. 前記レール部材に選択的に連結され、且つ前記レール部材の前記概ね長手方向の軸線に沿っての移動のために配置されるようになされている第2のコネクタをさらに備え、
    前記第2のコネクタは、第2の医療部品に連結されることにより、前記レール部材に沿っての前記第2のコネクタの移動に応じて、前記第2の医療部品が前進又は後退できるようになされており、
    前記第2のコネクタは、前記第1のコネクタより近位の前記レール部材に沿う位置に配置される、請求項7に記載の器具。
  17. 1つ以上の医療部品の位置決めを容易にするのに適した方法であって、
    近位及び遠位端と概ね長手方向の軸線とを有するレール部材を用意するステップと、 第1のコネクタを前記レール部材に連結するステップと、
    第1の医療部品を前記第1のコネクタに連結するステップと、
    前記第1のコネクタを前記レール部材に沿って移動させることにより前記レール部材に対して前記第1の医療部品を移動させるステップと、を含む、方法。
  18. アダプタを前記レール部材の前記遠位端に連結するステップと、
    前記アダプタを挿入装置のポートに連結させて前記第1コネクタを前記挿入装置の前記ポートと整列させるステップとをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のコネクタはレール係合部分及び部品係合部分を有し、前記方法は前記部品係合部分の穴の中で前記第1の医療部品を連結するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記レール部材に選択的に連結され、且つ前記レール部材の前記概ね長手方向の軸線に沿って移動できるように配置されるようになされている第2のコネクタを用意するステップと、
    第2の医療部品を前記第2のコネクタに連結するステップと、
    前記第1のコネクタより近位の前記レール部材に沿う位置に配置されている前記第2のコネクタを前記レール部材に沿って移動させるステップと、
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
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