JP2011520345A - 扁平広帯域幅ラジオ周波数アンテナ - Google Patents

扁平広帯域幅ラジオ周波数アンテナ Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、平面構造、積載平板を有するRFアンテナ構造に関し、平面構造は、RFアンテナを形成するためにグラウンド・プレーンと積載平板間に設けられる。積載平板は、グラウンド・プレーンとほぼ平行にしてもよく、平面構造は積載平板とグラウンド・プレーンにほぼ垂直にしてもよい。積載平板は、RFアンテナ構造のグラウンド・プレーン上の高さを比較的小さくしてもよい。例えば、その高さは、対象のRF信号の波長の4分の1よりかなり小さくしてもよい。平面構造は、RFアンテナ構造の帯域幅を拡げるのに役立つ2つの導電整合エレメントを有してもよい。
【選択図】 図18

Description

本出願は、2008年5月2日に出願され、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれている米国仮特許出願第61/050,028号の利益を主張するものである。
本発明の実施形態は、ラジオ周波数(RF)通信システムに使うことのできるRFアンテナに関する。
技術の進歩に伴い、無線装置は小型化する傾向にあり、また無線通信のプロトコルは洗練されつつある。1つの機器にて広帯域幅の複数通信帯域をサポートすることが可能になってきた。例えばアメリカ電気電子学会(IEEE)802.11n無線通信規格は、第1の通信帯域として約2.4ギガヘルツ(GHz)と約2.4835GHz間、第2の通信帯域として約4.9GHzと約5.825GHz間を使用する無線通信のサポートを指定している。それゆえ、第2の通信帯域は、約17.25%の帯域幅を有する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイントは、エンドユーザに無線アクセスを提供するためにホットスポットに設置されてもよい。WLANのアクセスポイントは、設置のし易さと自由度のために小型であることが必要である。それゆえWLANのアクセスポイントに設置されるラジオ周波数(RF)アンテナは、大きさと寸法においてかなりの制約を受ける。例えば、WLANのアクセスポイントにおけるRFアンテナは、高さ約12ミリメートル(mm)に制限される。さらに、WLANのアクセスポイントは、複数のアンテナを利用したマルチ入力マルチ出力(MIMO)WLANのアクセスポイントとされてもよい。それゆえMIMO WLANのアクセスポイントにおけるRFアンテナは、さらなる大きさと寸法の制約を受け、コストも手頃である必要がある。もしWLANのアクセスポイントがIEEE802.11n無線通信プロトコルを用いる通信をサポートするならば、WLANのアクセスポイントにおけるRFアンテナは、2.4GHzから2.4835GHzの通信帯域か、4.9GHzと5.825GHz間の通信帯域か、またはいずれの通信帯域もサポートする必要がある。さらにMIMO WLANのアクセスポイントがIEEE802.11n無線通信プロトコルを用いる通信をサポートするならば、そのアクセスポイントにおける1以上のRFアンテナは、他の帯域からの隔離のためのシングルバンドアンテナであるか、またはそのアクセスポイントにおける1以上のRFアンテナが、RFアンテナの数を最小限にするために、2以上の通信帯域をサポートするものであってもよい。このように、RFアンテナは、小型でコストが低く、広帯域幅、デュアルバンド、またはこれらの任意の組合せである必要がある。
本発明は、平面構造、積載平板を有するRFアンテナ構造に関し、平面構造は、RFアンテナを形成するためにグラウンド・プレーンと積載平板の間に設けられる。積載平板は、グラウンド・プレーンとほぼ平行であってもよく、平面構造は積載平板とグラウンド・プレーンにほぼ垂直であってもよい。積載平板は、RFアンテナ構造のグラウンド・プレーン上の高さを比較的小さくしてもよい。例えば、その高さは、対象のRF信号の波長の4分の1よりかなり小さくしてもよい。平面構造は、RFアンテナ構造の帯域幅を拡げるのに役立つ2つの導電整合エレメントを有することができる。本発明の一の実施形態では、RFアンテナの帯域幅は、対象の通信帯域の中心周波数の約15パーセントより大きくしてもよい。
RFアンテナ構造の全部または一部は、金属のロッド、打ち抜かれた金属、プリント回路、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。本発明の一の実施形態では、RFアンテナは、シングルバンドのRFアンテナである。本発明の他の実施形態では、RFアンテナはデュアルバンドのRFアンテナである。RFアンテナは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイントに使用してもよい。WLANアクセスポイントは、マルチ入力マルチ出力(MIMO)WLANのアクセスポイントとしてもよく、その場合MIMO WLANのアクセスポイントは、2以上のRFアンテナエレメントを有する。WLANアクセスポイントは、IEEE802.11n無線通信規格を使用して動作してもよく、2.4GHzから2.4835GHzの通信帯域、または4.9GHzと5.825GHz間の通信帯域、またはいずれの帯域を利用してもよい。
当業者は、以下の本発明の好適な実施形態の詳細な説明を、添付の図面と関連させて読むことで、本発明の範囲を正しく認識し、そのさらなる態様を理解するであろう。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本発明の複数の態様を示すものであり、説明と共に本発明の原理を説明するのに役立つものである。
図1は、本発明の一の実施形態によるRFアンテナの一側面の下側から見た三次元図である。 図2は、図1に示したRFアンテナ構造の一側面の上側から見た三次元図である。 図3は、本発明の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図4は、図3に示したデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の上側から見た三次元図である。 図5は、RFアンテナの他の実施形態によるRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図6は、図5に示したRFアンテナ構造の一側面の上側から見た三次元図である。 図7は、デュアルバンドRFアンテナ構造の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図8は、図7に示したデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の上側から見た三次元図である。 図9は、RFアンテナ構造の他の実施形態によるRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図10は、RFアンテナ構造の他の実施形態によるRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図11は、図10に示したRFアンテナ構造の一側面の上側から見た三次元図である。 図12は、デュアルバンドRFアンテナ構造の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図13は、デュアルバンドRFアンテナ構造の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図14は、デュアルバンドRFアンテナ構造の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造の一側面の下側から見た三次元図である。 図15は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造の詳細を示す図である。 図16は、図1に示したRFアンテナ構造の詳細を示す図である。 図17は、図10に示したRFアンテナ構造の詳細を示す図である。 図18は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造のさらなる詳細を示す図である。 図19は、積載平板の第1の実施形態による積載平板を示す図である。 図20は、積載平板の第2の実施形態による積載平板を示す図である。 図21は、積載平板の第3の実施形態による積載平板を示す図である。 図22は、積載平板の第4の実施形態による積載平板を示す図である。 図23は、図10に示したRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第1の実施形態による平面構造を示す図である。 図24は、図10に示したRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第2の実施形態による平面構造を示す図である。 図25は、図10に示したRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第3の実施形態による平面構造を示す図である。 図26は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第4の実施形態による平面構造を示す図である。 図27は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第5の実施形態による平面構造を示す図である。 図28は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造に使用することのできる、平面構造の第6の実施形態による平面構造を示す図である。 図29は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイントに使用される本発明の応用例を示す図である。ントに使用される本発明の応用例を示す図である。
以下で説明される実施形態は、当業者が本発明を実施できるようにするために必要な情報を提示し、本発明を実施する最良の形態を示す。当業者は、添付の図面を照らし合わせながら以下の説明を読むことで本発明の概念を理解し、本明細書で具体的には言及されていないこれらの概念の応用を認識するであろう。これらの概念および応用は、当然のことながら、本開示および添付の特許請求の範囲に含まれる。
本発明は、平面構造と積載平板を有するRFアンテナ構造に関し、RFアンテナを形成するために平面構造はグラウンド・プレーンと積載平板の間に設けられる。積載平板は、グラウンド・プレーンとほぼ平行にしてもよく、平面構造は積載平板とグラウンド・プレーンにほぼ垂直にしてもよい。積載平板は、RFアンテナ構造のグラウンド・プレーン上の高さを比較的小さくしてもよい。例えばその高さは、対象のRF信号の波長の4分の1よりかなり小さくしてもよい。平面構造は、RFアンテナ構造の帯域幅を拡げるのに役立つ2つの導電整合エレメントを有することとしてもよい。本発明の一の実施形態では、RFアンテナの帯域幅は、対象の通信帯域の中心周波数の約15パーセントより大きくしてもよい。
RFアンテナ構造の全部または一部は、金属のロッド、打ち抜かれた金属、プリント回路、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。本発明の一の実施形態では、RFアンテナは、シングルバンドのRFアンテナである。本発明の他の実施形態では、RFアンテナは、デュアルバンドのRFアンテナである。RFアンテナは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイントに使用してもよい。WLANアクセスポイントは、マルチ入力マルチ出力(MIMO)WLANのアクセスポイントとされてもよく、その場合MIMO WLANのアクセスポイントは、2以上のRFアンテナエレメントを有する。WLANアクセスポイントは、IEEE802.11n無線通信規格を使用して動作し、2.4ギガヘルツ(GHz)から2.4835GHzの通信帯域を利用してもよく、または4.9GHzと5.825GHz間の通信帯域を利用してもよく、またはいずれの帯域を利用してもよい。
図1は、本発明の一の実施形態によるRFアンテナ構造10の一側面の下側から見た三次元図である。RFアンテナ構造10は、積載平板12を有する。積載平板12は、第1の端部14、第2の端部16、第1の平面18、第1の平面18を長手方向にほぼ二等分に分ける縦方向中心線20を有する。積載平板12は、任意の形の側面と端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、積載平板12は、平らで、ほぼ長方形である。さらに、RFアンテナ構造10は、第3の端部24、第4の端部26、第1のエッジ28を有する第1の導電整合エレメント22と、第5の端部32、第6の端部34を有する第1の導電エレメント30と、第7の端部38、第8の端部40を有する第2の導電整合エレメント36とを有する。一の実施形態の積載平板12は、第1の平面18が第1の平面導電層を有している。積載平板12の一の実施形態では、第1の平面導電層は、ほぼ長方形である。
第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36は、第1の平面導電層にほぼ垂直な平面構造を形成してもよい。第3の端部24は、第1の平面18と接してもよく、第1の平面導電層に電気的に接続してもよい。さらに、第3の端部24は、第1の端部14に向かって偏っていてもよい。導電整合エレメント22の一の実施形態では、第1のエッジ28は第1の端部14とほぼ同一平面としてもよく、第3の端部24の少なくとも一部は第1の平面18の一部と接触してもよく、第3の端部24の少なくとも一部は第1の平面18の縦方向中心線20に沿って第1の平面導電層と接触してもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。第1のエッジ28は、第1の平面導電層にほぼ垂直にしてもよい。
第1の導電整合エレメント22は、任意の形の側面と端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第1の導電整合エレメント22は、示されているように、平らで、ほぼ長方形である。第1の導電エレメント30は、任意の形であってもよい。一の実施形態では、導電エレメント30は、示されているようにほぼ円筒状である。第1の導電エレメント30は金属ロッドから形成してもよい。他の実施形態では、第1の導電エレメント30は、平らで、ほぼ長方形である。第2の導電整合エレメント36は、任意の形であってもよい。一の実施形態では、第2の導電整合エレメント36は、示されているようにほぼ円筒状である。第2の導電整合エレメント36は、金属ロッドから形成してもよい。他の実施形態では、第2の導電整合エレメント36は、平らで、ほぼ長方形である。
第5の端部32は、第1の平面18と接してもよく、第1の平面導電層に電気的に接続されてもよい。第7の端部38は、第6の端部34に向かって偏ってもよく、第1の導電エレメント30に電気的に接続されてもよい。第8の端部40は、第7の端部38と第1の導電整合エレメント22の間にあってもよく、第4の端部26は、RFアンテナ構造10とRF通信回路(図示されていない)間にRF信号を通すために使用されてもよい。
図2は、図1に示したRFアンテナ構造10の一側面の上側から見た三次元図である。RFアンテナ構造10は、第1の平面導電層と第1の平面18がグラウンド・プレーン42とほぼ平行になるように、グラウンド・プレーン42の上方に設けられる。RFアンテナ構造10は、第2の平面44を有する。第1の導電整合エレメント22の一の実施形態では、RFアンテナフィード線46が第4の端部26とRF通信回路(図示されていない)間に電気的に接続されている。グラウンド・プレーンばか穴48により、RFアンテナフィード線46がグラウンド・プレーン42に電気的に接続することなく、グラウンド・プレーン42を通り抜けることができる。
一の実施形態の積載平板12では、第2の平面44は、第1の平面導電層を有している。本発明の一の実施形態では、積載平板12、平面構造、グラウンド・プレーン42は、変形逆L字型シングルバンドRFアンテナを形成し、このアンテナはRF信号の送信、RF信号の受信またはそのいずれにも使用されてもよい。第1の導電整合エレメント22は、L字の短い部分を有し、積載平板12は、L字の長い部分を有している。積載平板12、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント材30、第2の導電整合エレメント36は、変形逆L字型アンテナの変形部を有し、これにより従来の逆L字型アンテナに比べて増大した帯域幅を提供している。第4の端部26は、第3の端部24とグラウンド・プレーン42間にあってもよく、第6の端部34は第5の端部32とグラウンド・プレーン42間にあってもよい。
変形逆L字型シングルバンドRFアンテナは、扁平であってもよい。本発明の例示的な実施形態では、第1の平面導電層とグラウンド・プレーン42間の距離を約12ミリメートルより小さくすることができる。RFアンテナ構造10の一の実施形態では、第5の端部32の少なくとも一部は、第1の平面18の一部に接触してもよく、第5の端部32の少なくとも一部は、第1の平面18の縦方向中心線20において第1の平面導電層の一部と接触してもよく、第5の端部32は第2の端部16に向かって偏ってもよく、第7の端部38は第6の端部34と接し、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
変形逆L字型シングルバンドRFアンテナは、グラウンド・プレーン42の上方に半球状に、十分に均一な全方向放射パターンを有してもよい。もし変形逆L字型シングルバンドRFアンテナが、RFアンテナ構造10が床面にもっと近接し、かつグラウンド・プレーン42が天井にもっと近接した状態で、天井に設けられたWLANアクセスポイントに使用された場合、多くのエンドユーザに対して良好なカバレージを提供するように、放射パターンは部屋の全域に亘って比較的均一に下方へ方向付けられてもよい。本発明の一の実施形態では、変形逆L字型シングルバンドRFアンテナは、中心周波数、上限周波数、下限周波数を有する1つの動作帯域と関連している。
リターン損失は、アンテナの帯域幅を特徴付ける1つの方法である。アンテナのリターン損失は、アンテナに供給されるRF電力とアンテナから戻って来る反射されたRF電力の差であり、負荷インピーダンスに依存する。本発明の一の実施形態では、負荷インピーダンスは、約50オームであり、それゆえアンテナの入力インピーダンスの設計目標は、望ましい動作帯域において約50オームである。低リターン損失は、ほとんどの供給された電力が反射されて戻り、供給された電力がほとんどアンテナから放射されないことを表す。反対に、高リターン損失は、供給された電力がほとんど反射されて戻ることはなく、ほとんどの供給された電力がアンテナから放射されることを表す。それゆえアンテナは、動作帯域内の周波数を有するRF信号を送信する時は高リターン損失(例えば10デシベルより大)を有し、動作帯域外の周波数を有するRF信号を送信する時は低リターン損失を有する。本発明の一の実施形態では、RFアンテナの帯域幅は、リターン損失が10デシベルより大きい周波数の連続した範囲として特徴付けられてもよく、上限周波数と下限の連続した範囲に亘って50オームの負荷インピーダンスにおけるリターン損失が約10デシベルより大きくなっている。帯域幅は、中心周波数のパーセントで表してもよく、f_upperとf_lowerが、リターン損失が10デシベルより大きい領域の境界となる上限周波数と下限周波数とすれば、パーセント帯域幅は、(パーセント帯域幅=((f_upper−f_lower)/f_center)×100)により得られる。ここで、f_center=(f_upper+f_lower)/2である。
変形逆L字型シングルバンドRFアンテナの1つの例示的な実施形態では、変形逆L字型シングルバンドRFアンテナの帯域幅は、中心周波数の少なくとも15パーセントである。変形逆L字型シングルバンドRFアンテナの他の例示的な実施形態では、中心周波数は約5.3625ギガヘルツ、下限周波数は約4.9ギガヘルツより小さく、上限周波数は約5.825ギガヘルツより大きい、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
図3は、本発明の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の下側から見た三次元図である。図3に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50は、図3に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50が第1のデュアルバンド導電エレメント52を有すること、第5の端部32が図1に示した第5の端部32よりも第1の端部14により近く偏っていることを除き、図1に示したRFアンテナ構造10と同様である。第1のデュアルバンド導電エレメント52は、第1のデュアルバンド端部54と第2のデュアルバンド端部56を有している。第1のデュアルバンド端部54は第8の端部40と接してもよく、第8の端部40は第1のデュアルバンド導電エレメント52に電気的に接続されてもよい。
図4は、図3に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の上側から見た三次元図である。第2のデュアルバンド端部56は、グラウンド・プレーン42と、グラウンド・プレーンアタッチメントポイント58において電気的に接続されてもよい。第1のデュアルバンド導電エレメント52は、どんな形であってもよい。一の実施形態では、第1のデュアルバンド導電エレメント52は、図示されるようにほぼ円筒形である。第1のデュアルバンド導電エレメント52は、金属のロッドから形成されてもよい。他の実施形態では、第1のデュアルバンド導電エレメント52は、平らで、ほぼ長方形である。本発明の一の実施形態では、積載平板12、第1の導電整合エレメント22、グラウンド・プレーン42は、変形逆L字型RFアンテナを形成してもよく、第1の端部14と第5の端部32の間の積載平板12の一部、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第1のデュアルバンド導電エレメント52、グラウンド・プレーン42は、折り曲げられたモノポールRFアンテナを形成してもよい。それゆえ、積載平板12、平面構造、グラウンド・プレーン42は、折り曲げられたモノポールRFアンテナと変形逆L字型RFアンテナが重なることにより、デュアルバンドRFアンテナを形成してもよい。デュアルバンドRFアンテナは、RF信号を送信すること、またはRF信号を受信すること、またはそのいずれにも使用されてもよい。
デュアルバンドRFアンテナは、グラウンド・プレーン42の上方の半球に、十分に均一な全方向放射パターンを提供してもよい。もしデュアルバンドRFアンテナが、デュアルバンドRFアンテナ構造50が床面にもっと近接し、かつグラウンド・プレーン42が天井にもっと近接した状態で、天井に設けられたWLANアクセスポイントに使用された場合、多くのエンドユーザに対して良好なカバレージを提供するように、放射パターンは部屋の全域に亘って比較的均一に下方へ方向付けられてもよい。本発明の一の実施形態では、デュアルバンドRFアンテナは、第1の中心周波数、第1の上限周波数、第1の下限周波数を有する第1の動作帯域と、また第2の中心周波数、第2の上限周波数、第2の下限周波数を有する第2の動作帯域とに関連している。
デュアルバンドRFアンテナの例示的な実施形態では、デュアルバンドRFアンテナの第1の動作帯域の帯域幅は、第1の中心周波数の少なくとも15パーセントであり、第1の高周波の値から第1の下限周波数値を引いた差が、第1の中心周波数の値の少なくとも15パーセントであり、第1の下限周波数と第1の上限周波数の連続した範囲に亘って50オームの負荷インピーダンスにおけるリターン損失が約10デシベルより大きくなっている。デュアルバンドRFアンテナの他の例示的な実施形態では、第1の中心周波数は、約5.3625ギガヘルツ、第1の下限周波数は約4.9ギガヘルツより小さく、第1の上限周波数は約5.825ギガヘルツより大きく、第2の中心周波数は約2.44175ギガヘルツであり、またはこれらの任意の組合せとする。
図5は、RFアンテナ構造10の他の実施形態によるRFアンテナ構造10の一側面の下側から見た三次元図である。図5に示したRFアンテナ構造10は、図1に示した第1の導電エレメント30と第2の導電整合エレメント36がいずれも円筒形であるところ、図5に示した第1の導電エレメント30と第2の導電整合エレメント36がいずれも長方形であることを除き、図1に示したRFアンテナ構造10と同様である。第1の導電整合エレメント22は、第2のエッジ60を有し、第2のエッジ60は第1の平面導電層にほぼ垂直であってもよく、かつ第1のエッジ28にほぼ平行で反対側であってもよい。
第2のエッジ60は、第1のエッジ28と第1の導電エレメント30との間にあってもよい。第1の導電エレメント30は、第3のエッジ62と第4のエッジ64を有し、これらのいずれも第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよい。第4のエッジ64は、第3のエッジ62にほぼ平行で反対側としてもよく、第3のエッジ62は、第4のエッジ64と第1の導電整合エレメント22との間にあってもよい。第1の導電エレメント30の一の実施形態では、第4のエッジ64は、第2の端部16とほぼ同一平面とされ、第7の端部38の少なくとも一部は第3のエッジ62の一部と接触しており、またはこれらのいずれでもある。図6は、図5に示したRFアンテナ構造10の一側面の上側から見た三次元図である。
図7は、デュアルバンドRFアンテナ構造50の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の下側から見た三次元図である。図7に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50は、図3に示した第1の導電エレメント30と第2の導電整合エレメント36と第1のデュアルバンド導電エレメント52の3つ全てが円筒形であるところ、図7に示した第1の導電エレメント30と第2の導電整合エレメント36と第1のデュアルバンド導電エレメント52の3つ全てが長方形であることを除き、図3に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50と同様である。第1の導電整合エレメント22は、第2のエッジ60を有し、第2のエッジ60は、第1の平面導電層にほぼ垂直であってもよく、第1のエッジ28にほぼ平行で反対側であってもよい。
第2のエッジ60は、第1のエッジ28と第1の導電エレメント30との間にあってもよい。第1の導電エレメント30は、第3のエッジ62と第4のエッジ64を有し、これらのいずれも第1の平面導電層にほぼ垂直であってのよい。第4のエッジ64は、第3のエッジ62にほぼ平行で反対側であってもよく、第3のエッジ62は第4のエッジ64と第1の導電整合エレメント22との間にあってもよい。第1のデュアルバンド導電エレメント52は、第1のデュアルバンド・エッジ66を有し、第8の端部40の少なくとも一部は第1のデュアルバンド・エッジ66の一部と接触してもよい。図8は、図7に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の上側から見た三次元図である。
図9は、RFアンテナ構造10の他の実施形態によるRFアンテナ構造10の一側面の下側から見た三次元図である。図9に示したRFアンテナ構造10は、図9に示したRFアンテナ構造10が第2の導電エレメント68を有することを除き、図5に示したRFアンテナ構造10と同様である。第2の導電エレメント68は第9の端部70、第10の端部72、第5のエッジ74を有する。第2の導電エレメント68は、任意の形のエッジと端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第2の導電エレメント68は、図示されるように平らであり且つほぼ長方形である。第9の端部70は、第1の導電整合エレメント22に電気的に接続されてもよく、かつ第9の端部70の少なくとも一部は第2のエッジ60に接触してもよい。第10の端部72は、第1の導電エレメント30に電気的に接続されてもよく、かつ第10の端部72の少なくとも一部は第3のエッジ62に接触してもよい。第5のエッジ74は、第1の平面導電層に電気的に接続されてもよい。第2の導電エレメント68の一の実施形態では、第5のエッジ74は、第3の端部24とほぼ同一平面としてもよく、第5のエッジ74は、第5の端部32とほぼ同一平面としてもよく、第5のエッジ74の少なくとも一部は第1の平面18の一部に接触してもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
図10は、RFアンテナ構造10の他の実施形態によるRFアンテナ構造10の一側面の下側から見た三次元図である。図10に示したRFアンテナ構造10は、図10に示したRFアンテナ構造10が第3の導電エレメント76を有することを除き、図9に示したRFアンテナ構造10と同様である。第3の導電エレメント76は、第11の端部78、第12の端部80、第6のエッジ82を有する。第3の導電エレメント76は、任意の形のエッジと端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第3の導電エレメント76は、図示されるように平らで且つほぼ正方形である。第3の導電エレメント76の一の実施形態では、第11の端部78は第1の導電整合エレメント22に電気的に接続されてもよく、第11の端部78の少なくとも一部は第4の端部26の一部に接触してもよく、第2のエッジ60は第6のエッジ82とほぼ同一平面としてもよい。第12の端部80は、RFアンテナ構造10とRF通信回路(図示されていない)間にRF信号を通すために使用されてもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。図11は、図10に示したRFアンテナ構造10の一側面の上側から見た三次元図である。
図12は、デュアルバンドRFアンテナ構造50の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の下側から見た三次元図である。図12に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50は、図12に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50が第2の導電エレメント68を有することを除き、図7に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50と同様である。第2の導電エレメント68は、第9の端部70、第10の端部72、第5のエッジ74を有する。第2の導電エレメント68は、任意の形のエッジと端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第2の導電エレメント68は、図示されるように平らで且つほぼ長方形である。第9の端部70は、第1の導電整合エレメント22に電気的に接続されてもよく、かつ第9の端部70の少なくとも一部は第2のエッジ60の一部に接触してもよい。第10の端部72は、第1の導電エレメント30に電気的に接続されてもよく、かつ第10の端部72の少なくとも一部は第3のエッジ62の一部に接触されてもよい。第5のエッジ74は、第1の平面導電層に電気的に接続されてもよい。第2の導電エレメント68の一の実施形態では、第5のエッジ74は、第3の端部24とほぼ同一平面とされてもよく、第5のエッジ74は、第5の端部32とほぼ同一平面とされてもよく、第5のエッジ74の少なくとも一部は第1の平面18の一部に接触してもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
図13は、デュアルバンドRFアンテナ構造50の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の下側から見た三次元図である。図13に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50は、図13に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50が第2のデュアルバンド導電エレメント84を有することを除き、図12に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50と同様である。第2のデュアルバンド導電エレメント84は、第3のデュアルバンド端部86、第4のデュアルバンド端部88、第2のデュアルバンド・エッジ90を有する。第2のデュアルバンド導電エレメント84は、任意の形のエッジと端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第2のデュアルバンド導電エレメント84は、図示されるように平らで且つほぼ長方形である。第2のデュアルバンド導電エレメント84の一の実施形態では、第3のデュアルバンド端部86の少なくとも一部は第4のエッジ64の一部に接触してもよく、第3のデュアルバンド端部86は第1の導電エレメント30に電気的に接続されてもよく、第2のデュアルバンド・エッジ90の少なくとも一部は第1の平面18の一部に接触してもよく、第2のデュアルバンド・エッジ90は第1の平面導電層に電気的に接続されてもよく、第4のデュアルバンド端部88は第2の端部16とほぼ同一平面としてもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
図14は、デュアルバンドRFアンテナ構造50の他の実施形態によるデュアルバンドRFアンテナ構造50の一側面の下側から見た三次元図である。図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50が第3の導電エレメント76を有することを除き、図13に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50と同様である。第3の導電エレメント76は、第11の端部78、第12の端部80、第6のエッジ82を有する。第3の導電エレメント76は、任意の形のエッジと端部を有して、平らであってもよい。一の実施形態では、第3の導電エレメント76は、図示されるように平らで且つほぼ正方形である。第3の導電エレメント76の一の実施形態では、第11の端部78は、第1の導電整合エレメント22に電気的に接続されてもよく、第11の端部78の少なくとも一部は、第4の端部26の一部に接触してもよく、第2のエッジ60は、第6のエッジ82とほぼ同一平面としてもよく、第12の端部80は、デュアルバンドRFアンテナ構造50とRF通信回路(図示されていない)間にRF信号を通すために使用されてもよく、またはこれらの任意の組合せとしてもよい。
図15は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50の詳細を示す。第1の有効長92は、第1の端部14から第1の導電エレメント30の第5の端部32までの距離であり、デュアルバンドRFアンテナ構造50に関連する2つの周波数帯域のうちの一方の中心周波数の波長の約4分の1程度としてもよい。第1の長さ94は、第1の端部14から第2の端部16までの距離であり、デュアルバンドRFアンテナ構造50に関連する2つの周波数帯域のうちの他方の中心周波数の波長の約4分の1程度としてもよい。
第1の長さ94と第1の有効長92を周波数に関連付ける1つの方法は、以下に示される。光速(C)で進む放射されたRF信号の周波数(F)と、放射されたRF信号の波長(λ)を関連付ける基本的な方程式は、以下の式1で示される。
式1: λ = C/F
Cは約3 X 108メートル/秒 (M/S)に等しいので、式1にCの値を代入して、以下の式2となる。
式2: λ = (3 X 108 M/S)/F
光速をミリメートル(mm)毎ナノ秒(mm/nS)の単位に、周波数をGHz (つまり 1/nS)に変換すると、以下の式3となる。
式3: λ = (300 mm/nS)/F(GHz)
以下の式4、式5、式6に示すように、有用な値λ/2、λ/4、λ/8が得られる。
式4: λ/2 = (150 mm/nS)/F(GHz)
式5: λ/4 = (75 mm/nS)/F(GHz)
式6: λ/8 = (37.5 mm/nS)/F(GHz)
本発明の一の実施形態では、RFアンテナ構造10とグラウンド・プレーン42は、変形逆L字型シングルバンドRFアンテナを形成し、中心周波数を有する1つの動作帯域に関連する。もし第1の長さ94が中心周波数の約4分の一波長(λ/4)程度であるなら、式5は第1の長さ94を中心周波数に関連付ける。2倍の許容範囲が確立されれば、式4と式6は、第1の長さ94の許容限度を示す。変形逆L字型シングルバンドRFアンテナの例示的な実施形態では、第1の値は、約150mm/nSを中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第2の値は、約37.5mm/nSを中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第1の長さ94の値は第1の値と第2の値の間にある。
本発明の他の実施形態では、デュアルバンドRFアンテナ構造50とグラウンド・プレーン42は、デュアルバンドRFアンテナを形成し、このアンテナは第1の中心周波数を有する第1の動作帯域と、第2の中心周波数を有する第2の動作帯域と関連する。もし第1の長さ94が第2の中心周波数の約四分の一波長(λ/4)程度であるなら、式5は第1の長さ94を第2の中心周波数に関連付ける。2倍の許容範囲が確立されれば、式4と式6は、第1の長さ94の許容限度を示す。同様に、もし第1の有効長92が第1の中心周波数の約4分の一波長(λ/4)程度であるなら、式5は第1の有効長92を第1の中心周波数に関連付ける。2倍の許容範囲が確立されれば、式4と式6は、第1の有効長92の許容限度を提供する。デュアルバンドRFアンテナの例示的な実施形態では、第1の値は、約150mm/nSを第1の中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第2の値は、約37.5mm/nSを第1の中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第3の値は、約150mm/nSを第2の中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第4の値は、約37.5mm/nSを第2の中心周波数(GHzで)の値で割ったものに等しく、第1の長さ94の値は、第3の値と第4の値の間にあり、第1の有効長92の値は、第1の値と第2の値の間にある。
図16は、図1に示したRFアンテナ構造10の詳細を示す。積載平板12は、第1の長さ94と第1の幅96を有し、そのいずれもグラウンド・プレーン42にほぼ平行としてもよい(図2)。第1の導電整合エレメント22は、第2の長さ98と第2の幅100を有し、第2の長さ98は第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第2の幅100は、第1の長さ94とほぼ平行とすることができ、またはいずれであってもよい。第1の導電エレメント30は、第3の長さ102と第3の幅104を有し、第3の長さ102は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよい。第2の導電整合エレメント36は、第4の長さ106と第4の幅108を有し、第4の長さ106は、第1の長さ94とほぼ平行である。
図17は、図10に示したRFアンテナ構造10の詳細を示す。積載平板12は、第1の長さ94と第1の幅96を有し、そのいずれもグラウンド・プレーン42にほぼ平行としてもよい(図11)。第1の導電整合エレメント22は、第2の長さ98と第2の幅100を有し、第2の長さ98は第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第2の幅100は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第1の導電エレメント30は、第3の長さ102と第3の幅104を有し、第3の長さ102は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第3の幅104は第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第2の導電整合エレメント36は、第4の長さ106と第4の幅108を有し、第4の長さ106は、第1の長さ94とほぼ平行であってもよく、第4の幅108は第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、またはいずれであってもよい。第2の導電エレメント68は、第5の長さ110と第5の幅112を有する。第5の長さ110は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、第5の幅112は、第1の平面導電層にほぼ垂直にしてもよく、またはそのいずれも可能とすることができる。第3の導電エレメント76は、第6の長さ114と第6の幅116を有する。第6の長さ114は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第6の幅116は第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。
図18は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50のさらなる詳細を示す。積載平板12は、第1の長さ94と第1の幅96を有し、そのいずれもグラウンド・プレーン42にほぼ平行としてもよい(図15)。第1の導電整合エレメント22は、第2の長さ98と第2の幅100を有し、第2の長さ98は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第2の幅100は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第1の導電エレメント30は、第3の長さ102と第3の幅104を有し、第3の長さ102は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第3の幅104は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第2の導電整合エレメント36は、第4の長さ106と第4の幅108を有し、第4の長さ106は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、第4の幅108は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、またはいずれであってもよい。第2の導電エレメント68は、第5の長さ110と第5の幅112を有する。第5の長さ110は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、第5の幅112は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、またはいずれであってもよい。第3の導電エレメント76は、第6の長さ114と第6の幅116を有する。第6の長さ114は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第6の幅116は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第1のデュアルバンド導電エレメント52は、第1のデュアルバンド長さ118と第1のデュアルバンド幅120を有する。第1のデュアルバンド長さ118は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、第1のデュアルバンド幅120は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、またはいずれであってもよい。第2のデュアルバンド導電エレメント84は、第2のデュアルバンド長さ122と第2のデュアルバンド幅124を有する。第2のデュアルバンド長さ122は、第1の長さ94とほぼ平行としてもよく、第2のデュアルバンド幅124は、第1の平面導電層にほぼ垂直としてもよく、またはいずれであってもよい。
図19は、積載平板12の第1の実施形態による積載平板12を示す。積載平板12は、打ち抜かれた金属シートのような第1の金属シート126を使用して形成されてもよい。第1の金属シート126は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有することとしてもよい。積載平板12は、第1の平面18、第2の平面44を有してもよく、これらのいずれかが第1の平面導電層、他方が第2の平面導電層を有してもよい。第1の平面導電層は、一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよい。
図20は、積載平板12の第2の実施形態による積載平板12を示す。積載平板12は、第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130を使用して形成してもよい。第1の積載平板導電層128は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。積載平板誘電層130は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の積載平板導電層128は、積載平板誘電層130にほぼ平行である。第1の積載平板導電層128は、積載平板誘電層130に直接接着されてもよく、または第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130の間に1以上の中間層があってもよい。プリント回路基板(PCB)材は、第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130を有してもよい。第1の積載平板導電層128は、第1の平面18を有し、第1の平面18は、第1の平面導電層を有する。積載平板誘電層130は、第2の平面44を有する。第1の平面導電層は、一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよい。PCB材は一般的に高価でなく、PCB材を使用して組み立てられるアンテナは、費用面で効率的である。さらに、WLANアクセスポイントの他のエレメントは、PCB材を使用することで提供されてもよい。それゆえ、PCB材を使用するRFアンテナ構造10またはデュアルバンドRFアンテナ構造50を提供することは、建設材、方法、またはこれらのいずれにも共通の特徴をもたらすことができる。さらにPCB材は、一般的に1以上の誘電率を有し、それゆえ、PCB材を使用するRFアンテナ構造10またはデュアルバンドRFアンテナ構造50の大きさは、それぞれ金属シートまたは他の材料を使用するRFアンテナ構造10またはデュアルバンドRFアンテナ構造50の大きさと異なってもよく、そのことが、一定の応用において利点となることができる。
図21は、積載平板12の第3の実施形態による積載平板12を示す。積載平板12は、第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130を使用して形成されてもよい。第1の積載平板導電層128は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。積載平板誘電層130は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の積載平板導電層128は、積載平板誘電層130にほぼ平行である。第1の積載平板導電層128は、積載平板誘電層130に直接接着されてもよく、または第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130を提供してもよい。
積載平板誘電層130は、第1の平面18を有し、第1の積載平板導電層128は、第2の平面44を提供し、これにより第1の平面導電層を提供する。しかし、平面構造(図示せず)は、第1の平面18と接して設けられるため、かつ平面構造(図示せず)は、第2の平面44上にある第1の平面導電層に電気的に接続されるため、積載平板誘電層130は、平面構造(図示せず)と、複数のビアホール132を有することができる、または有することができない第1の積載平板導電層128の間を電気的に導通させる複数のビアホール132を有する。それゆえ、第1の平面導電層は、一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよく、または第1の平面導電層は、複数のビアホール132を除いて一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよい。多数のビアホール132の各々は、導電性を有するようメッキされてもよく、またはホールを貫通する導電エレメントを有してもよい。
図22は、積載平板12の第4の実施形態による積載平板12を示す。積載平板12は、第1の積載平板導電層128と、第2の積載平板導電層134と、第1の積載平板導電層128と第2の積載平板導電層134の間にある積載平板誘電層130を使用して形成されてもよい。第1の積載平板導電層128は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有することができる。第2の積載平板導電層134は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。積載平板誘電層130は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の積載平板導電層128は、積載平板誘電層130に直接接着されることができ、または第1の積載平板導電層128と積載平板誘電層130の間に1以上の中間層があってもよい。同様に、第2の積載平板導電層134は、積載平板誘電層130に直接接着されてもよく、または第2の積載平板導電層134と積載平板誘電層130の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の積載平板導電層128、第2の積載平板導電層134、積載平板誘電層130を提供することとしてもよい。
第1の積載平板導電層128は、第1の平面18を有し、第2の積載平板導電層134は、第2の平面44を有する。第1の平面18は、第1の平面導電層を有してもよく、第2の平面44は、第2の平面導電層を有してもよい。積載平板誘電層130は、第1の積載平板導電層128と第2の積載平板導電層134の間を電気的に導通させる複数のビアホール132を有してもよく、これによって第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続している。第1の積載平板導電層128は、複数のビアホール132を有することができ、または有することができない。それゆえ、第1の平面導電層は、一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよく、または第1の平面導電層は、複数のビアホール132を除いて一切絶縁領域のない、連続した導電体としてもよい。多数のビアホール132の各々は、導電性を有するようメッキされてもよく、またはホールを貫通する導電エレメントを有してもよい。
積載平板誘電層130の第1の端部14は、第1の積載平板導電層128の第1の端部14を越えて延伸してもよく、または第2の積載平板導電層134の第1の端部14を越えて延伸してもよく、またはいずれであってもよい。積載平板誘電層130の第2の端部16は、第1の積載平板導電層128の第2の端部16を越えて延伸してもよく、または第2の積載平板導電層134の第2の端部16を越えて延伸してもよく、またはいずれであってもよい。積載平板誘電層130の1つのエッジは、第1の積載平板導電層128の対応するエッジを越えて延伸してもよく、または第2の積載平板導電層134の対応するエッジを越えて延伸してもよく、またはいずれであってもよい。積載平板誘電層130の反対側のエッジは、第1の積載平板導電層128の対応する反対側エッジを越えて延伸してもよく、または第2の積載平板導電層134の対応する反対側エッジを越えて延伸してもよく、またはいずれであってもよい。
第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続する複数のビアホール132に加えて、積載平板誘電層130の第1の端部14上、積載平板誘電層130の第2の端部16上、積載平板誘電層130の1つのエッジ上、積載平板誘電層130の反対側のエッジ上の導電層(複数)、またはこれらの任意の組合せは、第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続されてもよい。
図23は、図10に示したRFアンテナ構造10に使用することのできる、第1の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、打ち抜かれた金属シートのような第2の金属シート137を使用して形成されてもよい。第2の金属シート137は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第2の金属シート137は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを提供する。
図24は、図10に示したRFアンテナ構造10に使用することのできる、第2の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140を使用して形成されてもよい。第1の平面構造導電層138は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。平面構造誘電層140は、ガラスエポキシ、1以上の他の絶縁体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140にほぼ平行である。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140を提供してもよい。
平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第1の平面構造導電層138は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを提供する。
図25は、図10に示したRFアンテナ構造10に使用されることができる、第3の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、第1の平面構造導電層138と、第2の平面構造導電層142と、第1の平面構造導電層138と第2の平面構造導電層142の間にある平面構造誘電層140を使用して形成されてもよい。第1の平面構造導電層138は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第2の平面構造導電層142は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有することができる。平面構造誘電層140は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。同様に、第2の平面構造導電層142は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第2の平面構造導電層142と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の平面構造導電層138、第2の平面構造導電層142、平面構造誘電層140を提供することとしてもよい。
平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第1の平面構造導電層138は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、またはこれらの任意の組合せを提供する。
図26は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50に使用することのできる、第4の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、打ち抜かれた金属シートのような第2の金属シート137を使用して形成されてもよい。第2の金属シート137は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第2の金属シート137は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを提供する。
図27は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50に使用することのできる、第5の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、第1の平面構造導電層138と、平面構造誘電層140を使用して形成されてもよい。第1の平面構造導電層138は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。平面構造誘電層140は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140とほぼ平行である。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の平面構造導電層138、平面構造誘電層140を提供することとしてもよい。
平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第1の平面構造導電層138は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを提供する。
図28は、図14に示したデュアルバンドRFアンテナ構造50に使用することのできる、第6の実施形態による平面構造136を示す図である。平面構造136は、第1の平面構造導電層138と、第2の平面構造導電層142と、第1の平面構造導電層138と第2の平面構造導電層142間にある平面構造誘電層140を使用して形成されてもよい。第1の平面構造導電層138は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第2の平面構造導電層142は、銅、真鍮、銀、金、1以上の他の金属、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。平面構造誘電層140は、ガラスエポキシ、1以上の他の誘電体、またはこれらの任意の組合せを有してもよい。第1の平面構造導電層138は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第1の平面構造導電層138と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。同様に、第2の平面構造導電層142は、平面構造誘電層140に直接接着されてもよく、または第2の平面構造導電層142と平面構造誘電層140の間に1以上の中間層があってもよい。PCB材は、第1の平面構造導電層138、第2の平面構造導電層142、平面構造誘電層140を提供することとしてもよい。
平面構造136は、第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを有してもよく、第1の平面構造導電層138は、対応する第1の導電整合エレメント22、第1の導電エレメント30、第2の導電整合エレメント36、第2の導電エレメント68、第3の導電エレメント76、第1のデュアルバンド導電エレメント52、第2のデュアルバンド導電エレメント84、またはこれらの任意の組合せを有する。
RFアンテナ構造10の第1の例示的な実施形態は、図17に示され、第1の長さ94の値は約23ミリメートルに等しく、第2の長さ98の値は約8ミリメートルに等しく、第3の長さ102の値は約7ミリメートルに等しく、第4の長さ106の値は約8ミリメートルに等しく、第5の長さ110の値は約16ミリメートルに等しく、第6の長さ114の値は約2ミリメートルに等しく、第1の幅96の値は約8ミリメートルに等しく、第2の幅100の値は約5ミリメートルに等しく、第3の幅104の値は約2ミリメートルに等しく、第4の幅108の値は約2ミリメートルに等しく、第5の幅112の値は約2ミリメートルに等しく、第6の幅116の値は約2ミリメートルに等しい。
RFアンテナ構造10の第2の例示的な実施形態は、図17に示され、第1の長さ94の値は約17ミリメートルに等しく、第2の長さ98の値は約5ミリメートルに等しく、第3の長さ102の値は約5.5ミリメートルに等しく、第4の長さ106の値は約2ミリメートルに等しく、第5の長さ110の値は約11ミリメートルに等しく、第6の長さ114の値は約2ミリメートルに等しく、第1の幅96の値は約7ミリメートルに等しく、第2の幅100の値は約4ミリメートルに等しく、第3の幅104の値は約2ミリメートルに等しく、第4の幅108の値は約2ミリメートルに等しく、第5の幅112の値は約2ミリメートルに等しく、第6の幅116の値は約2ミリメートルに等しい。積載平板12は図22に示され、積載平板誘電層130は厚さ約1.6ミリメートルで、フレームリタ―ダント4(FR4)PCB材を使用して形成される。積載平板誘電層130の第1、第2の端部14、16は、第1の積載平板導電層128と第2の積載平板導電層134の第1、第2の端部14、16を越えて延伸してもよい。第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続する複数のビアホール132に加えて、積載平板誘電層130のエッジ上の導電層が、第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続してもよい。平面構造136は図24に示され、平面構造誘電層140は厚さ約1.6ミリメートルで、FR4PCB材を使用して形成される。
デュアルバンドRFアンテナ構造50の第1の例示的な実施形態は、図18に示され、第1の長さ94の値は約29.5ミリメートルに等しく、第2の長さ98の値は約6.5ミリメートルに等しく、第3の長さ102の値は約6.5ミリメートルに等しく、第4の長さ106の値は約10.5ミリメートルに等しく、第5の長さ110の値は約16ミリメートルに等しく、第6の長さ114の値は約2.5ミリメートルに等しく、第1のデュアルバンド長さ118の値は約4.5ミリメートルに等しく、第2のデュアルバンド長さ122の値は約7.5ミリメートルに等しく、第1の幅96の値は約7ミリメートルに等しく、第2の幅100の値は約4ミリメートルに等しく、第3の幅104の値は約2ミリメートルに等しく、第4の幅108の値は約2ミリメートルに等しく、第5の幅112の値は約2ミリメートルに等しく、第6の幅116の値は約2ミリメートルに等しく、第1のデュアルバンド幅120の値は約2ミリメートルに等しく、第2のデュアルバンド幅124の値は約2ミリメートルに等しい。
デュアルバンドRFアンテナ構造50の第2の例示的な実施形態は、図18に示され、第1の長さ94の値は約23ミリメートルに等しく、第2の長さ98の値は約5.5ミリメートルに等しく、第3の長さ102の値は約5.5ミリメートルに等しく、第4の長さ106の値は約4.5ミリメートルに等しく、第5の長さ110の値は約10ミリメートルに等しく、第6の長さ114の値は約2.5ミリメートルに等しく、第1のデュアルバンド長さ118の値は約4.5ミリメートルに等しく、第2のデュアルバンド長さ122の値は約7ミリメートルに等しく、第1の幅96の値は約7ミリメートルに等しく、第2の幅100の値は約4ミリメートルに等しく、第3の幅104の値は約2ミリメートルに等しく、第4の幅108の値は約2ミリメートルに等しく、第5の幅112の値は約2ミリメートルに等しく、第6の幅116の値は約2ミリメートルに等しく、第1のデュアルバンド幅120の値は約2ミリメートルに等しく、第2のデュアルバンド幅124の値は約2ミリメートルに等しい。積載平板12は図22に示され、積載平板誘電層130は厚さ約1.6ミリメートルで、FR4PCB材を使用して形成される。積載平板誘電層130の第1、第2の端部14、16は、第1の積載平板導線電128と第2の積載平板導電層134の第1、第2の端部14、16を越えて延伸してもよい。第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続する複数のビアホール132に加えて、積載平板誘電層130のエッジ上の導電層が、第1の積載平板導電層128を第2の積載平板導電層134に電気的に接続してもよい。平面構造136は図27に示され、平面構造誘電層140は厚さ約1.6ミリメートルで、FR4PCB材を使用して形成される。
RFアンテナ構造10またはデュアルバンドRFアンテナ構造50の応用例は、RFアンテナ144を形成するための使用である。RFアンテナ144は、その基本的な構成が図29に表される無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント146に含まれる。WLANアクセスポイント146は、受信機フロントエンド148、ラジオ周波数送信機部150、RFアンテナ144、デュプレクサまたはスイッチ152、ベースバンドプロセッサ154、制御システム156、周波数合成装置158を有してもよい。受信機フロントエンド148は、1以上のエンドユーザ(図示せず)からRF信号を発生させる情報を受信する。ローノイズアンプ(LNA)160は、信号を増幅する。フィルタ回路162は、受信信号中の広帯域障害を最小限にし、一方で、下方変換とデジタル化回路164は、フィルタを通した受信信号を、中間周波数信号またはベースバンド周波数信号へ下方変換し、次いでその下方変換された信号は1以上のデジタルストリームにデジタル化される。受信機フロントエンド148は、一般的には周波数合成装置158で発生する1以上の混合周波数を使用する。ベースバンドプロセッサ154は、デジタル化された受信信号を、受信信号に運ばれた情報またはデータビットを引き出すように処理する。この処理は、一般的には、復調、復号、エラー訂正の動作を有する。このようなベースバンドプロセッサ154は、一般的には1以上のデジタル信号プロセッサ(DSPs)に実装される。
送信側においては、ベースバンドプロセッサ154は、制御システム156からの音声、データ、または制御情報を表すことのできるデジタル化されたデータを受け、ベースバンドプロセッサ154は、エンドユーザへの送信のためにそのデータを符号化する。符号化されたデータは送信機150へ出力され、そこで望んでいる送信周波数のキャリア信号を変調するために変調器166によって使用される。電力増幅回路168は、変調されたキャリア信号を、送信するのに適当なレベルまで増幅し、その変調され増幅されたキャリア信号を、デュプレクサまたはスイッチ152を介してアンテナ144へ送信する。
当業者は、以下の本発明の好適な実施形態の変形例を理解するであろう。これら全ての変形例はここに開示された概念と、以下の特許請求の範囲の範囲内と考えられる。

Claims (28)

  1. ラジオ周波数(RF)アンテナ構造であって、
    第1の長さと、第1の幅と、第1の端部と、第2の端部と、第1の平面導電層と、第1の平面とを有し、前記第1の長さ、前記第1の幅、前記第1の平面導電層、前記第1の平面がグラウンド・プレーンに略平行である積載平板と、
    第1の平面導電層に略垂直な平面構造とを有し、前記平面構造は、
    第2の長さと、第2の幅と、第3の端部と、第4の端部とを有する第1の導電整合エレメントであって、前記第2の長さが前記第1の平面導電層に略垂直であり、前記第2の幅が前記第1の長さと略平行であり、前記第3の端部が前記第1の平面と接し、前記第3の端部が前記第1の平面導電層に電気的に接続され、前記第3の端部が前記第1の端部に向かって偏り、前記第4の端部が前記第3の端部と前記グラウンド・プレーンの間にある、第1の導電整合エレメントと、
    第3の長さと、第3の幅と、第5の端部と、第6の端部とを有する第1の導電エレメントであって、前記第3の長さが前記第1の平面導電層に略垂直であり、前記第5の端部が前記第1の平面と接し、前記第5の端部が前記第1の平面導電層に電気的に接続され、前記第6の端部が前記第5の端部と前記グラウンド・プレーンの間にある、第1の導電エレメントと、
    第4の長さと、第4の幅と、第7の端部と、第8の端部とを有する第2の導電整合エレメントであって、前記第4の長さが前記第1の長さに略平行であり、前記第7の端部が前記第6の端部に向かって偏り、前記第7の端部が前記第1の導電エレメントに電気的に接続され、前記第8の端部が前記第7の端部と前記第1の導電整合エレメントの間にある、第2の導電整合エレメントと、
    を有し、前記第4の端部が、RF信号をRFアンテナ構造とRF通信回路間で伝送させるように適合された、ラジオ周波数(RF)アンテナ構造。
  2. 前記第1の平面導電層は、絶縁領域の無い連続的な導電性を有する請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  3. 前記第1の平面導電層は、複数のビアホールを有し、前記第1の平面導電層は前記複数のビアホールを除いて絶縁領域の無い連続的な導電性を有する請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  4. 前記積載平板は、前記第1の平面導電層を有する第1の積載平板導電層と、第2の平面導電層を有する第2の積載平板導電層と、前記第1の積載平板導電層と前記第2の積載平板導電層間にある積載平板誘電層と、を使用して形成され、前記複数のビアホールが前記第1の積載平板導電層を前記第2の積載平板導電層へ電気的に接続する、請求項3に記載のRFアンテナ構造。
  5. 前記積載平板は、前記第1の平面導電層を有する第1の積載平板導電層と、積載平板誘電層と、を使用して形成され、前記積載平板誘電層は、前記第1の積載平板導電層と略平行である、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  6. 前記第1の平面導電層の形は、略長方形である、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  7. 前記第1の平面は、前記第1の平面導電層を有し、前記第3の端部の少なくとも一部が前記第1の平面の縦方向中心線に沿って前記第1の平面導電層の一部と接触し、前記第5の端部の少なくとも一部が前記第1の平面の縦方向中心線に沿って前記第1の平面導電層の一部と接触し、前記第5の端部が前記第2の端部へ向かって偏り、前記第7の端部が前記第6の端部と接している、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  8. 前記積載平板、前記平面構造、前記グラウンド・プレーンが、変形逆L字型シングルバンドRFアンテナを形成する、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  9. 前記変形逆L字型シングルバンドRFアンテナは、動作帯域に関連しており、
    前記動作帯域は中心周波数、上限周波数、下限周波数を有し、
    50オームの負荷インピーダンスにおけるリターン損失が、前記上限周波数と前記下限周波数の連続した範囲に亘って略10デシベルより大きく、
    前記上限周波数値から前記下限周波数値を引いた差が、前記中心周波数の値の少なくとも15パーセントとなるよう構成された、請求項8に記載のRFアンテナ構造。
  10. 第1の値は、略150ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記中心周波数の値で割ったものに等しく、
    第2の値は、略37.5ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記中心周波数の値で割ったものに等しく、
    前記第1の長さの値は、前記第1の値と前記第2の値の間にある、請求項9に記載のRFアンテナ構造。
  11. 前記中心周波数が略5.3625ギガヘルツである、請求項10に記載のRFアンテナ構造。
  12. 前記上限周波数は略5.825ギガヘルツより大きく、前記下限周波数は略4.9ギガヘルツより小さく、前記中心周波数は略5.3625ギガヘルツである、請求項9に記載のRFアンテナ構造。
  13. 前記積載平板、前記平面構造、前記グラウンド・プレーンは、折り曲げられたモノポールRFアンテナと変形逆L字型RFアンテナが重なることにより、デュアルバンドRFアンテナを形成する、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  14. 前記デュアルバンドRFアンテナは、第1の動作帯域と第2の動作帯域に関連し、
    前記第1の動作帯域は、第1の中心周波数、第1の上限周波数、第1の下限周波数を有し、
    50オームの負荷インピーダンスにおけるリターン損失は、前記第1の下限周波数と前記第1の上限周波数間の周波数の連続した範囲に亘って略10デシベルより大きく、
    前記第1の上限周波数値から前記第1の下限周波数値を引いた差は、前記第1の中心周波数の値の少なくとも15パーセントであり、
    前記第2の動作帯域は、第2の中心周波数を有するよう構成された、請求項13に記載のRFアンテナ構造。
  15. 第1の値は、略150ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記第1の中心周波数の値で割ったものに等しく、
    第2の値は、略37.5ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記第1の中心周波数の値で割ったものに等しく、
    第3の値は、略150ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記第2の中心周波数の値で割ったものに等しく、
    第4の値は、略37.5ミリメートル毎ナノ秒をギガヘルツでの前記第2の中心周波数の値で割ったものに等し
    第1の有効長は、前記第1の端部と前記第3の端部間の距離に略等しく、
    前記第1の長さの値は、前記第3の値と前記第4の値の間にあり、
    前記第1の有効長の値は、前記第1の値と前記第2の値の間にある、請求項14に記載のRFアンテナ構造。
  16. 前記第1の中心周波数の値は、略5.3625ギガヘルツで、前記第2の中心周波数の値は、略2.44175ギガヘルツである、請求項15に記載のRFアンテナ構造。
  17. 前記第1の上限周波数は略5.825ギガヘルツより大きく、前記第1の下限周波数は略4.9ギガヘルツより小さく、前記第1の中心周波数は、略5.3625ギガヘルツであり、前記第2の中心周波数は略2.44175ギガヘルツである、請求項14に記載のRFアンテナ構造。
  18. 前記平面構造はさらに、第1のデュアルバンド長さ、第1のデュアルバンド幅、第1のデュアルバンド端部、第2のデュアルバンド端部を有する第1のデュアルバンド導電エレメントを有し、前記第1のデュアルバンド長さは前記第1の平面導電層に略垂直であり、前記第1のデュアルバンド幅は前記第1の長さに略平行であり、前記第1のデュアルバンド端部は前記第8の端部と接し、前記第8の端部は前記第1のデュアルバンド導電エレメントに電気的に接続され、前記第2のデュアルバンド端部は前記グラウンド・プレーンに電気的に接続される、請求項14に記載のRFアンテナ構造。
  19. 前記第1の導電整合エレメントは、前記第1の平面導電層に略垂直な第1のエッジを有し、
    前記第1の導電整合エレメントは、前記第1の平面導電層に略垂直で、前記第1のエッジに略平行で反対側にある第2のエッジを有し、
    前記第2のエッジは、前記第1のエッジと前記第1の導電エレメントの間にあり、
    前記第1の導電エレメントは、前記第1の平面導電層に略垂直な第3のエッジを有し、
    前記第1の導電エレメントは、前記第1の平面導電層に略垂直で、前記第3のエッジに略平行で反対側にある第4のエッジを有し、
    前記第3のエッジは、前記第4のエッジと前記第1の導電整合エレメントの間にあり、
    前記第7の端部の少なくとも一部は、前記第3のエッジの一部に接触し、
    前記第1のエッジは、前記第1の端部と略同一面である、請求項1に記載のRFアンテナ構造。
  20. 前記平面構造はさらに、第5の長さ、第5の幅、第9の端部、第10の端部、第5のエッジを有する第2の導電エレメントを有し、
    前記第5の長さは前記第1の長さに略平行であり、
    前記第5の幅は、前記第1の平面導電層に略垂直であり、
    前記第9の端部は、前記第1の導電整合エレメントに電気的に接続され、
    前記第10の端部は、前記第1の導電エレメントに電気的に接続され、
    前記第5のエッジは、前記第1の平面導電層に電気的に接続され、
    前記第9の端部の少なくとも一部は、前記第2のエッジの一部に接触し、
    前記第10の端部の少なくとも一部は、前記第3のエッジの一部に接触する、請求項19に記載のRFアンテナ構造。
  21. 前記第3の端部の少なくとも一部は、前記第1の平面の一部に接触し、
    前記第5の端部の少なくとも一部は、前記第1の平面の一部に接触し、
    前記第5のエッジの少なくとも一部は、前記第1の平面の一部に接触する、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  22. 前記平面構造は、第1の平面構造導電層と、第1の平面構造導電層と略平行な平面構造誘電層を使用して形成され、前記第1の平面構造導電層は、前記第1の導電整合エレメント、前記第1の導電エレメント、前記第2の導電整合エレメント、前記第2の導電エレメントを有する、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  23. 前記平面構造は、第1の平面構造導電層と、第2の平面構造導電層と、第1の平面構造導電層と第2の平面構造導電層の間にある平面構造誘電層を使用して形成され、前記第1の平面構造導電層は、前記第1の導電整合エレメント、前記第1の導電エレメント、前記第2の導電整合エレメント、前記第2の導電エレメントを有する、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  24. 前記第4のエッジは、前記第2の端部と略同一平面となる、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  25. 前記平面構造はさらに、第6の長さ、第6の幅、第11の端部、第12の端部、第6のエッジを有する第3の導電エレメントを有し、
    前記第6の長さは、前記第1の平面導電層に略垂直であり、
    前記第6の幅は、前記第1の長さに略平行であり、
    前記第11の端部は、前記第1の導電整合エレメントに電気的に接続され、
    前記第11の端部の少なくとも一部は、前記第4の端部の一部に接触し、
    前記第2のエッジは、前記第6のエッジと略同一平面とされ、
    前記第12の端部は、前記RF信号を前記RFアンテナ構造と前記RF通信回路間で伝送させるよう適合された、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  26. 前記平面構造はさらに、第1のデュアルバンド長さ、第1のデュアルバンド幅、第1のデュアルバンド端部、第2のデュアルバンド端部、第1のデュアルバンド・エッジを有する第1のデュアルバンド導電エレメントを有し、
    前記第1のデュアルバンド長さは、前記第1の平面導電層に略垂直であり、
    前記第1のデュアルバンド幅は、前記第1の長さに略平行であり、
    前記第1のデュアルバンド端部は前記第8の端部と接し、
    前記第8の端部は前記第1のデュアルバンド導電エレメントに電気的に接続され、
    前記第8の端部の少なくとも一部は、前記第1のデュアルバンド・エッジの一部に接触し、
    前記第2のデュアルバンド端部は、前記グラウンド・プレーンに電気的に接続される、請求項20に記載のRFアンテナ構造。
  27. 前記平面構造はさらに、第2のデュアルバンド長さ、第2のデュアルバンド幅、第3のデュアルバンド端部、第4のデュアルバンド端部、第2のデュアルバンド・エッジを有する第2のデュアルバンド導電エレメントを有し、
    前記第2のデュアルバンド長さは、前記第1の長さに略平行であり、
    前記第2のデュアルバンド幅は、前記第1の平面導電層に略垂直であり、
    前記第3のデュアルバンド端部の少なくとも一部は、前記第4のエッジの一部に接触し、
    前記第3のデュアルバンド端部は、前記第1の導電エレメントに電気的に接続され、
    前記第2のデュアルバンド・エッジの少なくとも一部は、前記第1の平面の一部に接触し、
    前記第2のデュアルバンド・エッジは、前記第1の平面導電層に電気的に接続され、
    前記第4のデュアルバンド端部は、前記第2の端部と略同一平面となる、請求項26に記載のRFアンテナ構造。
  28. 前記平面構造はさらに、第6の長さ、第6の幅、第11の端部、第12の端部、第6のエッジを有する第3の導電エレメントを有し、
    前記第6の長さは、前記第1の平面導電層に略垂直であり、
    前記第6の幅は、前記第1の長さに略平行であり、
    前記第11の端部は、前記第1の導電整合エレメントに電気的に接続され、
    前記第11の端部の少なくとも一部は、前記第4の端部の一部に接触し、
    前記第2のエッジは、前記第6のエッジと略同一平面とされ、
    前記第12の端部は、前記RF信号を前記RFアンテナ構造と前記RF通信回路間で伝送させるよう適合された、請求項27に記載のRFアンテナ構造。
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