JP2011519521A - アクセス・ネットワークを運用する方法 - Google Patents

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Abstract

第1のアクセス・ネットワークおよび第2のアクセス・ネットワークを運用する方法を提供する。アクセス・ネットワークは、アクセス・エリア内でモバイル端末を扱う。本方法は、電力消費アセスメントに基づいて第1のアクセス・ネットワークおよび第2のアクセス・ネットワークの何れか1つを選択するステップと、アクセス・エリアでモバイル端末に対して誘導オペレーションを行うステップであって、選択されていない非選択アクセス・ネットワークを使用することが望ましいことをモバイル端末に指示する誘導情報をモバイル端末に送信するステップを備えるステップと、選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するステップと、を備える。

Description

本発明は、アクセス・エリアでモバイル端末をサービングするアクセス・ネットワークを運用する方法に関する。本発明はさらに、アクセス・エリアでモバイル端末をサービングするアクセス・ネットワークを管理するネットワーク・エンティティに関する。
近年、関連した電気通信ネットワークを運用して、電気通信を提供すること、および一般的に電気通信を提供することの環境保護への影響に関する認識が、電気通信設備の供給業者だけでなく、ネットワーク事業者の間で増大してきている。特に、電気通信技術の環境的側面および環境保護の足跡が、通信技術について環境持続可能な使用に向けた研究戦略の公的資金増大を既にもたらしてきた、極めて重要な意義を持つに至っている。また、環境持続可能な技術に関する高度な責任が、自身の製品を環境に優しいものとして販売したい、設備製造業者および供給業者から見受けられることができる。
電気通信ネットワークを運用する電力消費は本質的である場合があり、そしてまた運用コストに対する重要な寄与因子となってきているので、事業者はエネルギー効率のよいネットワーク運用およびネットワーク設備を求め始めている。そのような取り組みは運用コストを劇的に削減する可能性があるばかりではなく、他方、販売機器として、たとえば環境に優しい、エネルギー効率のよい設備を採用して、事業者により用いられる可能性もある。平均的な加入者にネットワーク・サービスを提供するのに関連した二酸化炭素排出量の尺度を含んでいる、いわゆるライフ・サイクル・アセスメント(LCA)の評価は、加入者のモバイル端末にデータを送信するのに必要な送信電力がLCAフットプリントに対する本質的な寄与因子である場合があることを示す。
最新の電気通信システム・アーキテクチャの分野における周知の考え方は、いわゆるマルチアクセス・システム・アーキテクチャであり、ユーザ装置(UE)、たとえばモバイル端末への通信は、2つ以上のアクセス・ネットワークにより実施される場合がある。以下では、用語としてユーザ装置およびモバイル端末は、同じ意味で用いることとする。マルチアクセスができるモバイル端末は、したがって、単一のアクセス・ネットワークによって通信する場合があるだけでなく、通信に第2のアクセス・ネットワーク、第3のアクセス・ネットワークまたはそれ以上のアクセス・ネットワークを採用する場合もある。そのような通信は、たとえば電話の場合、単一のネットワーク事業者またはサービス提供業者により運用される場合があり、そしてモバイル端末への通信を扱う場合がある、いわゆるコア・ネットワークにさらに転送される場合がある。コア・ネットワークは通常、同様に、他の通信ネットワーク、たとえばPSTNs(公衆交換電話網)、コンピュータ・ネットワーク、たとえばインターネットなどに、さらに接続される。
しかしながら、通信に2つ以上のアクセス・ネットワークを用いるように、UEすなわちモバイル端末に付与される可能性は、円滑で効率のよいネットワーク運用を可能にするために固有の技術上の特徴を必要とする場合がある。第一に、UEは他のアクセス・ネットワークの可用性を効率的に見出すことができるべきである。この理由のため、UEには他のアクセス・ネットワークの可用性についての情報を提供されることができる。第二に、利用できる複数のアクセス・ネットワークから1つ以上のアクセス・ネットワークを適切に選択することが、良好な通信サービス性能を可能にするためになされるべきである。そのような選択は、大抵の加入者にはそのような技術的に複雑な問題に手動で対処する用意がなされていないので、好適に自動的に制御される。
上記の問題に取り組む従来型の考え方には、いわゆるアクセス・ネットワークの発見および選択機能(ANDSF)を含み、ANDSFは3GPP協調機構により既に仕様化されている。その考え方は、たとえば、技術仕様書3GPP TS 23.402 V8.3.0(2008.09)、第3世代パートナーシップ・プロジェクトの技術仕様、技術仕様化グループのサービスおよびシステム・アスペクト、http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/23402.htmで入手できる、非3GPPアクセスのためのアーキテクチャの高度化 TS−23402、および3GPP TS 24.302 V1.2.0(2008−11)、第3世代パートナーシップ・プロジェクトの技術仕様、技術仕様化グループのコア・ネットワークおよび端末、http://www.3gpp.org/ftp/Spec/html−info/24302.htmで入手できる、非3GPPアクセス・ネットワークを通じての3GPP発展型パケット・コア網(EPC)へのアクセス、に記述されている。
本発明の目的は、アクセス・エリアでモバイル端末をサービングするアクセス・ネットワークを運用する、改良方法を提供することである。本発明のさらなる目的は、アクセス・エリアでモバイル端末をサービングするアクセス・ネットワークを管理する、改良ネットワーク・エンティティを提供することである。
本発明の第1の態様に従って、第1のアクセス・ネットワークおよび第2のアクセス・ネットワークを運用する方法が提供されていて、アクセス・ネットワークはアクセス・エリアでモバイル端末をサービングし、そして本方法は、電力消費アセスメントに基づいて第1のアクセス・ネットワークと第2のアクセス・ネットワークとの何れか1つを選択するステップと、選択されていない非選択アクセス・ネットワークを使用することが望ましいことをモバイル端末に指示する誘導情報をモバイル端末に送信するステップを含み、アクセス・エリア内でモバイル端末に対して誘導オペレーション(steering operation)を行うステップと、選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するステップとを備える。
本発明の第2の態様に従って、アクセス・ネットワークを管理するネットワーク・エンティティが提供されていて、アクセス・ネットワークはアクセス・エリアでモバイル端末をサービングし、そしてネットワーク・エンティティは、電力消費アセスメントに基づいてアクセス・ネットワークを選択する選択手段と、アクセス・エリア内でモバイル端末に対して、別のアクセス・ネットワークを使用することが望ましいことをモバイル端末に指示する誘導情報を生成する誘導手段と、アクセス・エリアでモバイル端末に誘導情報を送信する送信手段と、選択されるとアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定する設定手段と、を備える。
本発明の様々な実施形態は、アクセス・ネットワークを運用する改良方法に対して、アクセス・ネットワークを管理する改良ネットワーク・エンティティ、および2つ以上のアクセス・ネットワークによりサービングされる改良モバイル端末に対して、特別な利点を提供可能である。
本発明の上記で列挙した特徴は、添付図面とともに取り上げている以下の明細書により、よりよく理解されるであろう。しかしながら、注目すべきは、添付図面は本発明の典型的な実施形態のみを説明しており、そして、したがって、本発明の範囲を制限すると考えられるべきではない。
本発明の実施形態に従って、アクセス・エリアでアクセス・ネットワークによりサービングされているモバイル端末の概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・エリアにおける複数のアクセス・ネットワークの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・ネットワークを管理するネットワーク・エンティティの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・ネットワークを管理するためのシステム・アーキテクチャの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従って、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。 本発明の実施形態に従った方法の概略フローを示す図である。 本発明の実施形態に従って、モバイル端末の概略を示す図である。
本発明に照らして、アクセス・ネットワークはモバイル端末との通信を提供する。そのようなアクセス・ネットワークは、様々なアクセス技術のうちの1つに基づく場合があり、そして無線通信またはケーブルで繋がれた通信を提供可能である。アクセス技術には、汎欧州デジタル移動通信システム(GSM)、パーソナル通信サービス(PCS)、符号分割多元接続(CDMA)、CDMA−2000、GSM/EDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN)、UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)、E−UTRAN、ロング・ターム・エボリューション無線アクセス技術(LTE RAT)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、マイクロ波アクセスのための世界的規模の相互運用(WIMAX)、衛星アクセス・ネットワーク、そしてまた、ケーブルで繋がれたアクセス・ネットワーク、たとえば非同期デジタル加入者線(ADSL、DSL)、サービス総合デジタル網(ISDN)、ケーブル・テレビジョン、またはアナログ電話網、を含む場合がある。
モバイル端末は、いわゆるユーザ装置(UE)とも呼ばれ、移動電話、ネットワーク・アクセス・ユニット、携帯情報端末(PDA)、ノートブック・コンピュータまたはラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ(PC)、有線および/または無線インタフェース・デバイス、無線アクセスPCMCIAアダプタ・カード、USBアダプタ、集積デバイス、などの場合がある。モバイル端末は、1つ以上のアクセス・ネットワークによってアクセス・サービスを手に入れる場合があり、アクセス・ネットワークは1つのアクセス技術または種々の技術に基づいている。アクセス・ネットワークは、たとえば、アクセス・ネットワークとしてWLANの場合のように、異なる収容端末間の通信を直接提供する場合があり、またはアクセス・ネットワークと端末との間の通信が、たとえばインターネットに向けて、または電話システムのコア・ネットワークに向けて、さらに接続されることができる。用語ユーザ装置(UE)は、ユーザ・ネットワークまたは“モバイル端末”とも表わされ、所望の通信機能を提供する任意のデバイスまたはデバイス群に関するものと理解されるべきであり、そしてこのように、単一のモジュールまたは(内蔵型移動電話のような)ユニットに、または、たとえば、移動電話および、たとえばいわゆるブルートゥース・モジュール、赤外線モジュール、無電(radio)すなわち無線(wireless)のLAN(WLAN)モジュール、またはケーブルで繋がれたLANモジュール、USBリンク・モジュールまたは他のいかなる種類の有線通信用モジュールを備えているパーソナル・コンピュータ、のようなモジュールからなるシステムに関することができる。
アクセス・エリアは、任意の相応しいまたは望ましい方法で、たとえば、適切に装備したモバイル端末がアクセス・サービスを手に入れることができる地理的領域として、定義される場合がある。アクセス・エリアは、このように、都市または郡の区域である場合がある。典型的な例は、セル方式通信ネットワークのセルまたはセル群であり、いわゆるマイクロセルおよびピコセルを含む。
電力消費アセスメントは、一般に、アクセス・ネットワークの選択が根拠にする場合がある一連の情報を参照する。アセスメントは、特定のアクセス・ネットワークを電力節約モードにする可能性があるかどうか、および、それぞれのアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定することによって、総電力節約量が達成される可能性があるかどうか、を決定するための根拠を提供することである。電力消費アセスメントの簡単な例には、1つの特定アクセス・ネットワークに対して、アクセス・ネットワークが通常、通信トラフィックを少しもまたは殆んど扱っていない場合の、固定した時間帯を含む。この場合、アクセス・ネットワークを最大限運用状態に保つのは、サービスの恩恵に結びつかない電力消費を引き起こすであろう。以上のように、電力消費アセスメントは、固定した情報断片または固定した規定であることができる。
しかしながら、電力消費アセスメントは、電力アセスメントに関連するパラメータ、たとえば所定のアクセス・ネットワークの容量、所定のアクセス・ネットワークにかかるトラフィック需要、などの(たとえば、定期的に予定された間隔で)連続的または継続的な評価を公平に十分備える場合がある。この評価処理は特に、適切なアルゴリズム、たとえばコスト関数の最適化を用いる、ネットワーク電力消費に関する最適化問題の継続的な解法を備える。これには、複雑なデータ、たとえば特定のアクセス・エリアでアクセス・ネットワークによりサービングされているモバイル端末の実態数、そのような数の変化、在圏モバイル端末あたりの電力消費、または比較のためにアクセス・エリアでまた利用できる、さらなるアクセス・ネットワークについての関連数値の収集ステップ、解析ステップおよび考察ステップを含む場合がある。
誘導オペレーションは、誘導情報を生成するための尺度を備える場合がある。この誘導情報は、モバイル端末に転送され、それでモバイル端末は特定のアクセス・ネットワークを用いるかどうかを決定可能である。そのような誘導情報は、好適に用いられるべき特定のアクセス・ネットワークの識別子を備える場合がある。このようにして、モバイル端末は、電力節約モードに設定されようとしている、選択されたアクセス・ネットワークから遠ざけられる場合がある。モバイル端末は、したがって、アクセス・ネットワークとの通信を確立しようとする試みを控える場合があり、そしてその代わりに、別のアクセス・ネットワークを直接用いる場合がある。誘導情報は、アクセス・ネットワークの好適な使用および/または好適な回避を指示する。アクセス・ネットワークの選択は、誘導情報に基づいてモバイル端末により起動され、誘導情報は端末制御のアクセス選択の考え方に合致する。
選択されたアクセス・ネットワークは、結果として、安全に電力節約モードになる場合がある。モバイル端末は、いずれのアクセス・ネットワークが最大限の能力でまだ利用可能であるかを知らされることができる。モバイル端末は、このようにして、接続性を失うことなく、そして、それぞれのアクセス・ネットワークが最早利用できないということを最初にただ見出すために、電力節約モードになっているアクセス・ネットワークへの接続を確立しようとしなくてよい。
誘導情報は、アクセス選択が端末により制御されるように、モバイル端末に送られる。そのような端末制御によるアクセス選択は、端末自身がアクセス・ネットワークを選択するか否かを決定することに特徴付けられる。誘導情報は、選択のための根拠としてパラメータを提供するが、しかし選択は端末により起動される。端末制御によるアクセス選択は、ネットワーク制御によるハンドオーバとは、基本的に異なる。ネットワーク制御によるハンドオーバでは、端末とアクセス・ネットワークとの間で確立された接続性または状況は、ネットワーク、通常は通信システムのコア・ネットワークの制御下で、アクセス・ネットワークにおける接続性または状況に関連したリソースに関する対応した制御コマンドを用いることにより、定義された別の接続性または状況に伝えられる。端末制御によるアクセス選択では、チャネルまたはキーのようなリソースは、アクセス選択時にアクセス・ネットワークとモバイル端末との間の通信のために、普通何ら留保されない。換言すれば、端末制御によるアクセス選択は、このようにネットワーク制御によるハンドオーバと異なる。例として、3GPP(第3世代パートナーシップ・プロジェクト)標準に適合しており、そしてアイドル・モードにあるモバイル端末は、そのような端末制御によるアクセス選択を実行する。
本実施形態によれば、誘導情報はそのようなアイドル・モードにある、またはより一般には端末制御によるアクセス選択が可能であるモードにある、モバイル端末に送られることができる。換言すると、そのようなモードは、特定のリソースが端末とアクセス・ネットワークとの間の接続に配分されているアクティブ・モードまたは接続モードとは異なる。周知のように、アイドル・モードは、待機状態にある端末の運用待機中、または待ち状態であり、着信呼または発信呼が処理されることになるアクティブ・モードに設定されるのを待っている。さらにアイドル・モードは、たとえば、モバイル端末と無線アクセス・ネットワーク(RAN)との間に個別の接続性がないということに特徴付けられる。アイドル・モードでは、モバイル端末およびアクセス・ネットワークは通常、限られた量のアイドル・モード信号の通信、たとえば信号チャネルをリッスンするステップ、キープアライブ・メッセージおよび/または位置情報を送信するステップ、などを行う。誘導情報は、そのようなアイドル・モード信号の一部として、たとえば、コア・ネットワークから端末へのネットワーク更新メッセージの一部として、任意の相応しい方法または望ましい方法で送られることができる。たとえば、領域内の全端末に同報送信する情報は、この目的のために用いられる場合がある。この場合、モバイル端末はアクティブ・モードになる必要はなく、すなわち、誘導情報を受信するためだけにアクセス・ネットワークを経由する呼の通信を設定する必要はない。
注目すべきは、誘導オペレーションは好適に、またアクティブ・モードにあるモバイル端末に誘導情報を送信するステップを含む。これは、システム間ハンドオーバを行うための制御コマンドに加えて行われる場合がある。このようにして、アクセス・エリア内の全モバイル端末または最大数分のモバイル端末が、モバイル端末がアイドル・モードにあるかまたはアクティブ・モードにあるかに係らず、アドレス指定され、そして誘導情報が提供されるということが保証される場合がある。その結果、端末は、確立された接続から独立して、電力節約モードに設定されることになる、たとえば電源が切られることになる選択されたアクセス・ネットワークから遠ざけられることができ、そして、端末は、アクティブ・モードを終えてから、たとえば電話呼を終わらせてから、選択されたアクセス・ネットワークに戻らないということが保証される。
このように、端末は、アクセス・サービスの来るべき変更に適切に再調整できる。たとえば、端末は、選択されたアクセス・ネットワーク(たとえば、UMTSアクセス・ネットワーク)から登録を取り消すことができ、そして同じアクセス・エリアで利用できる別の非選択アクセス・ネットワーク(たとえば、GSMアクセス・ネットワーク)に登録できる。そのような処理は、選択されたアクセス・ネットワークが電力節約モードになってから、アクセス・ネットワークを無制御に切り替えるよりもエネルギー効率が遥かによい。さらに、モバイル端末が、電力節約モードになっているアクセス・ネットワークを探そうとして無駄に終わることが回避可能である。このようにして、モバイル端末のユーザにとって、改善された実感サービス品質(QoS)が提供可能である。
上述したように、電力節約モードには、アクセス・ネットワークの電源を完全に切るステップを含む場合がある。しかしながら、電力節約モードは一般に、アクセス・ネットワークの電力消費が削減される任意のモードに係る。消費される電力のそのような削減は、それぞれのアクセス・ネットワークにより用いられる通信チャネル数の削減、採用されている送信電力の削減、採用されている周波数帯域幅の縮小、および/またはそれらの組み合わせにより、達成される場合がある。アクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するステップは、関連した基地局および/または対応するネットワーク装置の電源を切るステップをさらに備える場合がある。これに加えて、アクセス・ネットワークの基地局とコア・ネットワークとの間の通信経路、たとえばハブ、ルータ、およびスイッチは、対応する電力節約モードにされる場合があり、または完全に電源が切られる場合もある。しかしながら、電力節約モードは、関係しているすべての装置および通信経路を、これらが電源を切られていても、遠隔でさらに再起動できるようにする場合がある。
図1Aは、アクセス・エリア100に位置しているモバイル端末4の概略を示す図である。モバイル端末は、第1のアクセス・ネットワーク1および第2のアクセス・ネットワーク2によりサービングされている。図に示すように、アクセス・エリアにおけるサービスは、たとえば、無線のサービス範囲が重複している地域内の2つ以上のアクセス・ネットワークにより提供される。たとえば、第1のアクセス・ネットワーク1および第2のアクセス・ネットワーク2は、それぞれのセル、マイクロセルおよび/またはピコセルに関連している場合があり、そしてアクセス・エリア100は、たとえば、アクセス・ネットワーク1(たとえば、GSMネットワーク)のセルおよびアクセス・ネットワーク2(たとえば、UMTSネットワーク)のセルが重複している地域で見出される。セル配置は、アクセス・エリア100の全体を占めるか、またはそれの一部のみに留まる場合がある。当然、セル構造は例に過ぎず、そしてアクセス・エリアはまた、たとえば、2つの異なるWLANs(無線ローカル・エリア・ネットワーク)の重複部分、または(サブ)セルとWLANサービス範囲地域との重複部分で定義される場合がある。
第1のアクセス・ネットワーク1は第1のアクセス技術に基づいており、そして第2のアクセス・ネットワーク2は第2のアクセス技術に基づいている。これらのアクセス技術は、お互いに異なる場合があり、たとえば、一方はGSMであり、そして他方はUMTSである。したがって、電力消費アセスメントに基づいた選択では、広範囲にわたるアクセス技術を考慮する場合があり、それ故、数多くの選択肢を考慮する最適化が可能になる。
しかしながら、第1のアクセス・ネットワーク1および第2のアクセス・ネットワーク2はまた、同一のアクセス技術に基づく(たとえば、双方がGSMに関する)場合があって、第1のアクセス・ネットワーク1が第1の事業者により運用され、そして第2のアクセス・ネットワーク2が第2の事業者に運用される可能性がある。一般に、それぞれの事業者のアクセス・ネットワークを用いるのは、当該事業者の加入者に限定される。しかしながら、関連するまたは同一のアクセス技術に基づいたアクセス・ネットワークを運用するいくつかのネットワーク事業者は、本発明の実施形態に従ってアクセス・ネットワークを運用する恩恵を共有可能である。たとえば、第1の事業者が、自身の加入者に関して第2の事業者のアクセス・ネットワークに誘導することに合意する場合がある。このようにして、第1の事業者は、自身のアクセス・ネットワーク、および関連するネットワーク設備を電力節約モードにすることが可能であり、そして、このようにして、電力消費、エネルギーおよびコストの十分な節約を達成可能である。交替方式がすべての貢献事業者に対して等しい恩恵を提供可能である。
アクセス・エリア100は、第1のアクセス・ネットワーク1および/または第2のアクセス・ネットワーク2の1つ以上のセルを備える場合がある。アクセス・エリア100はさらに、第1のアクセス・ネットワーク1および/または第2のアクセス・ネットワーク2のセルとは関係なく定義される場合がある。
図1Bは、アクセス・エリア100で提供されている複数のアクセス・ネットワークの概略を示す図である。この概略図は、第1のアクセス・ネットワーク1、第2のアクセス・ネットワーク2、および第3のアクセス・ネットワーク3を示しており、すべてのアクセス・ネットワークはアクセス・エリア100で提供されている。第1のアクセス・ネットワーク1には、アクセス・エリア100に1つのセル10が提供されている。このセル10は、アクセス・エリア100全体またはその一部のみを占める場合がある。第2のアクセス・ネットワーク2は、アクセス・エリア100に1つ以上のセル20により提供される場合がある。セル20は、アクセス・エリア100全体を占める場合があり、そしてさらにアクセス・エリア100内で重複する場合がある。第3のアクセス・ネットワーク3には、アクセス・エリア100でセル30が提供されており、そして上述した第1のアクセス・ネットワーク1および/または第2のアクセス・ネットワーク2とは異なるセル構造を備える場合がある。注目すべきは、図1Bの3次元図は数多くの異なるアクセス・ネットワーク1、アクセス・ネットワーク2、およびアクセス・ネットワーク3を描くために象徴的に理解されるべきであり、すべてのアクセス・ネットワークには対応するまたは異なるサービス範囲構造が同じアクセス・エリア100内に提供されている、ということである。
図2は、第1のアクセス・ネットワーク1および第2のアクセス・ネットワーク2を管理するネットワーク・エンティティ6の概略を示す図であり、双方のアクセス・ネットワークは、本発明の実施形態に従って、アクセス・エリア100でモバイル端末4をサービングしている。第1のアクセス・ネットワーク1へのアクセスは第1の基地局51により提供され、第2のアクセス・ネットワーク2へのアクセスは第2の基地局52により提供される。第1の基地局51および第2の基地局52は、アクセス・エリア100内の複数のセルをサービングする場合がある。
用語エンティティは、記載している機能を提供できるようにする任意の相応しい装置を指す。エンティティは、1つ以上の物理デバイスを備える場合があり、すなわち、(たとえば、単一ノードまたは単一サーバにおける)単一のデバイスであることができ、またはいくつかのデバイスにわたって分散されることができる。上述したユニットまたは要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの相応しい任意の組み合わせにより提供されることができ、たとえば、ネットワーク・エンティティは、それぞれのコード・セクションまたはモジュールとして、選択部、誘導部、送信部、および/または設定部を提供するようなプログラムを実行するデータ処理装置を備える。
第1の基地局51および第2の基地局52は、モバイル端末4がコア・ネットワークのような、さらなるネットワークと通信できるようにする。したがって、第1の基地局51および第2の基地局52は、そのようなさらなるネットワーク(たとえば、コア・ネットワーク)に周知のやり方で繋がる、対応する接続およびデータ・パスに連結される場合がある。これに加えて、第1の基地局51および第2の基地局52はネットワーク・エンティティ6に連結され、ネットワーク・エンティティ6は、同様に、選択部61、誘導部62、送信部63、および設定部64を備える。エンティティ6はまた、コア・ネットワークに、または無線ネットワーク内に位置する場合がある。
選択部61は、電力消費アセスメントに基づいて、第1のネットワーク1および第2のネットワーク2の何れか1つを選択するように構成される。たとえば、ネットワーク・エンティティ6の選択部61は、電力消費アセスメントに基づいて第1のアクセス・ネットワーク1を選択し、このことは、たとえば第1のアクセス・ネットワーク1を作動し続けることが不利益な場合があることを示している。このことは、様々な理由による場合があり、理由には、第2のアクセス・ネットワーク2が、アクセス・エリア100ですべてのモバイル端末4、またはその選択された数のモバイル端末をサービングする第1のアクセス・ネットワーク1よりも電力消費が少ない可能性、アクセス・エリア100でモバイル端末4の実態数が、それ以下では第1のアクセス・ネットワーク1によるサービスの提供が非効率な場合がある閾値を下回る可能性、および/または第1のアクセス・ネットワーク1が、その時点においてアクセス・エリア100で少数のモバイル端末4のみにより用いられているサービスを提供するか、またはサービス品質を大して損なうことなく、第2のアクセス・ネットワーク2により十分代替される場合がある可能性、を含む。
誘導部62は、アクセス・エリア100でモバイル端末4に対する誘導情報を生成するように構成され、誘導情報は、選択部61により選択されていない別のアクセス・ネットワークを使用することが望ましいことをモバイル端末4に指示する。上記の例に次いで、誘導部62は、第2のアクセス・ネットワーク2を使用することが望ましいことをモバイル端末4に指示する誘導情報を生成する場合がある。このようにして、モバイル端末4は第2のアクセス・ネットワーク2によって自身の通信を好適にまたは排他的に通す場合がある。このことは、モバイル端末4が第1のアクセス・ネットワーク1を回避し、および/または第1のアクセス・ネットワーク1によって通信するのを控えるという結果になる場合がある。
誘導情報を送信するために、ネットワーク・エンティティ6は送信部63を備えており、送信部は、アクセス・エリア100でモバイル端末4にアイドル・モードにあるものを含めて、誘導情報を送信するように構成されている。これは、利用できる信号メカニズムの助けを借りて任意の相応しいまたは望ましい方法でなされる。したがって、送信部63は、モバイル端末4にそれらがアクティブ・モードでなくても誘導情報を送信できる。誘導情報を転送するために、たとえばIPメッセージを送信するために、短期間有効な接続を確立することがまた可能である。それに応じて、送信部63は、誘導情報を、所定のプロトコル、たとえばTCP/IPまたはデバイス管理プロトコル(いわゆるオープン・モバイル・アライアンスにより規定されたDMP)のメッセージに盛り込むための手段を備える場合があり、それで、誘導情報は、ネットワーク・エンティティ6、基地局51、基地局52、その間の通信パス、および/または所定の実装で特に用いられている通信ネットワーク技術で周知の他のネットワーク・エンティティにより、透過的に扱われることができる。
ネットワーク・エンティティ6はさらに、選択されたアクセス・ネットワークの電力節約モードへの設定を起動するように構成されている設定部64を備える。上記の例に次いで、送信部63は、誘導部62により生成された誘導情報を既に送信している場合があり、誘導情報はモバイル端末4に第2のアクセス・ネットワーク2を使用することが望ましいことを指示しており、そして第1のアクセス・ネットワーク1はアクセス・エリア100で最早必要とはされない場合がある。結果として、第1のアクセス・ネットワーク1は電力節約モードに設定可能である。
電力節約モードは、任意の相応しいまたは望ましい方法で選ばれることができ、そしてそれぞれのアクセス・ネットワークにより用いられる通信チャネル数の削減、モバイル端末4に情報を送信するためにそれぞれの基地局により採用されている送信電力および/またはデータ速度の低減、それぞれの基地局からモバイル端末4にデータを送信するのに採用されている周波数の帯域幅の縮小、および/またはそれらの組み合わせ、を含む場合がある。アクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するステップはさらに、一部のまたはすべての関連基地局、それらの一部分、たとえば選択された電力増幅器、および/または対応するネットワーク設備の電源を切るステップを備える場合がある。しかしながら、電力節約モードは、すべての関係設備および通信パスを、これらが電源を切られていても、遠隔で再起動することがなお可能である場合がある。そのような方法で、ネットワーク・エンティティ6および/または他のネットワーク・エンティティはなお、上記の例に次いで、必要であれば第1のアクセス・ネットワーク1を再起動できる場合があり、および/または選択部61は、後の事例で、別のアクセス・ネットワーク、たとえば第2のアクセス・ネットワーク2を電力消費アセスメントに基づいて選択する。
図3Aは、アクセス・ネットワークを管理するためのシステム・アーキテクチャの概略を示す図である。複数のモバイル端末すなわちユーザ装置500は、1つ以上のアクセス・エリアに位置している場合がある。アクセス・ネットワークの複合体(plurality)900は、モバイル端末500のうちの、すべてまたは選択された数をサービングする場合がある。このような状況で、注目すべきは、モバイル端末の複合体500の必ずしもすべてのモバイル端末が、アクセス・ネットワークの複合体900のうちの、2つ以上のアクセス・ネットワークまたはすべてのアクセス・ネットワークと通信できるとは限らない場合がある。
アクセス・ネットワークの複合体900は、GERANネットワークの場合がある第1のアクセス・ネットワーク910、UTRANネットワークの場合がある第2のアクセス・ネットワーク920、E−UTRANの場合がある第3のアクセス・ネットワーク930、CDMA−2000の場合がある第4のアクセス・ネットワーク940、信頼性の高い非3GPPアクセス・ネットワークの場合がある第5のアクセス・ネットワーク950、および信頼性のない非3GPPアクセス・ネットワークの場合がある第6のアクセス・ネットワーク960、を備える場合がある。一般に、アクセス・ネットワークの複合体900は、関連したアクセス技術または同一のアクセス技術に基づいているか、または種々のアクセス技術に基づく場合がある、アクセス・ネットワークを備える場合がある。
アクセス・ネットワーク910、アクセス・ネットワーク920、アクセス・ネットワーク930、アクセス・ネットワーク940、アクセス・ネットワーク950、およびアクセス・ネットワーク960は、モバイル端末の複合体500のモバイル端末への通信を確立するために、無線基地局装置912および/またはノード922、ノード931、ノード942、ノード951、およびノード961を備える。さらに、それらアクセス・ネットワークは、基地局制御装置911、無線ネットワーク制御装置921、またはコア・ネットワーク800への通信を提供するゲートウェイ941を備える場合がある。第1のアクセス・ネットワーク910はさらに、モバイル端末の複合体500のモバイル端末への通信を確立するために、無線基地局装置912を備える場合がある。
コア・ネットワーク800は、回線交換ドメイン801およびパケット交換ドメイン802を備える場合がある。コア・ネットワーク800はさらに、さらなる通信を提供する通信ネットワーク701および通信ネットワーク702に連結される場合があり、そして通信ネットワーク、たとえばPSDNネットワーク、ISDNネットワーク、電話網、または同様にインターネットであるか、またはこれらのネットワークを備える場合がある。
コア・ネットワーク800のパケット交換ドメイン802内に、図3Aの例では、発展型パケット・コア網600(EPC)が構成されており、EPCは同様に、一連のゲートウェイ、ユニット、ノード、およびサーバ、たとえばポリシーおよび課金ルール機能部602、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ603、3GPP(第3世代パートナーシップ・プロジェクト)認証、認可および課金のサーバ604、サービングGPRS(汎用パケット無線サービス)サポート・ノード605、サービングゲートウェイ607、発展型パケット・データ・ゲートウェイ608、および/または関門GPRSサポート・ノード611を備える。ゲートウェイ603、ゲートウェイ607、およびノード605によって、通信ネットワーク701は、直接、または一連のゲートウェイ608、ゲートウェイ607、ゲートウェイ603、およびノード605により、アクセス・ネットワーク910からアクセス・ネットワーク960までのうちの1つ以上に連結される場合がある。
パケット交換ドメイン802は、コア・ネットワーク800の回線交換ドメイン801に連結される場合があり、そしてそれらのドメインは、エンティティ、たとえばホーム加入者サーバ610を共有する場合がある。回線交換ドメイン801はさらに、通信ネットワーク702とGERANネットワーク910との間の通信を提供するために、関門移動電話交換局804および移動電話交換局/サービングロケーション・レジスタ805を備える。
本発明の実施形態に従って、ネットワーク・エンティティ6は、電力消費アセスメントに基づいてアクセス・ネットワークの複合体900から1つ以上のアクセス・ネットワークを選択するための手段、1つ以上のアクセス・エリアでモバイル端末の複合体500のための誘導オペレーションを行うための手段、モバイル端末に誘導情報を送信するための手段を備えるか、または各手段に接続可能である。選択のための手段は、アクセス・ネットワークの複合体900から選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するためのユニットに関連している。ネットワーク・エンティティ6は、発展型パケット・コア網600の一部であるか、または発展型パケット・コア網600に接続される。このように、誘導情報の送信は、アクセス・ネットワークの複合体900のうちの1つのアクセス・ネットワークまたはアクセス・ネットワーク群によって成し遂げられる場合がある。誘導情報はさらに、モバイル端末に、アクセス・ネットワークの複合体900から選択されたアクセス・ネットワークのどれでもない非選択アクセス・ネットワークを使用することが望ましいことを指示する。
たとえば、ネットワーク・エンティティ6は、電力消費アセスメントに基づいて第1のアクセス・ネットワーク910を選択する。さらに、エンティティ6は、モバイル端末の複合体500に、1つ以上の非選択アクセス・ネットワーク、すなわち、第2のアクセス・ネットワーク920、第3のアクセス・ネットワーク930、第4のアクセス・ネットワーク940、第5のアクセス・ネットワーク950、および/または第6のアクセス・ネットワーク960を使用することが望ましいことを指示する、誘導情報を送信するステップを備えている誘導オペレーションを行う。モバイル端末の複合体500の個々のモバイル端末は、結果として、第1のアクセス・ネットワーク910を離れるかまたは回避し、そして残りのアクセス・ネットワークによってすべての通信を処理する場合がある。エンティティ6はそれから、第1のアクセス・ネットワーク910を電力節約モードに設定する場合がある。このようにして、コア・ネットワーク800と、通信ネットワーク701および通信ネットワーク702と、モバイル端末との間のすべての通信は、限定された数のアクセス・ネットワークにより処理される場合がある。アクセス・ネットワークの複合体900のうちの1つ以上のアクセス・ネットワークが、電力節約モードにされる場合があり、電力節約モードは電力、エネルギーおよびコストの本質的な節約をもたらす場合がある。
別の実施形態では、発展型パケット・コア網600はさらに、アクセス・ネットワークの発見および選択機能601(ANDSF)を備えており、ADNSFは、同様に、モバイル端末の複合体500に情報を、たとえば、システム間モビリティ・ポリシーおよびアクセス・ネットワーク発見情報を提供する場合がある。システム間モビリティ・ポリシーは、モバイル端末にアクセス・ネットワークの複合体900から1つのアクセス・ネットワークを、またはアクセス・ネットワーク910からアクセス・ネットワーク960までの一群を好適に選択するように指示する場合がある。アクセス・ネットワークの発見情報は、モバイル端末がアクセス・ネットワーク910からアクセス・ネットワーク960までの複合体900から各アクセス・ネットワークの可用性を効率よく認識できるようにする場合がある。
図3Bは、アクセス・ネットワークを管理するためのシステム・アーチテクチャの概略を示す図である。本実施形態によれば、アクセス・ネットワークの発見および選択機能601は、事前評価および設定エンティティ609に連結される。事前評価および設定エンティティ609は、アクセス・ネットワークの複合体900のすべてのアクセス・ネットワーク、またはその選択された数のアクセス・ネットワークだけを考慮して、電力消費アセスメントを実施する場合がある。この目的のために、アクセス・ネットワークの複合体900は、状態および/または容量に関する情報を事前評価および設定エンティティ609に報告する場合がある。事前評価および設定エンティティ609は、電力消費アセスメントを、所定の期間が経ってから周期的に、および/または特定の事象が発生した時に実施する場合がある。電力消費アセスメントは、アクセス・ネットワークの発見および選択機能601がアクセス・ネットワークの複合体900からアクセス・ネットワークの1つを選択できるようにする場合がある。事前評価および設定エンティティ609は、コア・ネットワーク800、パケット交換ドメイン802、および/または発展型パケット・コア網600に依存しない場合がある。このようにして、電力消費アセスメントは、独立したエンティティ、または運用および保守システムで実施される場合があり、そして要求に応じてまたは変更時にアクセス・ネットワークの発見および選択機能601に送られる場合がある。
事前評価および設定エンティティ609は、モバイル端末制御を実装する、アクセス・ネットワークの発見および選択機能601に連結される場合がある。事前評価および設定エンティティはまた、アクセス・ネットワーク制御を実装するために、そしてアクセス・ネットワークの複合体900のうちの1つについて電力節約モードを設定または変更するために、たとえば、コア・ネットワーク800のパケット交換ドメイン802によって、アクセス・ネットワークの複合体900に連結される場合がある。別の実施形態に従って、しかしながら、事前評価および設定エンティティ609および、アクセス・ネットワークの発見および選択機能601は、1つのエンティティ、たとえばサーバに、またはアクセス・ネットワークの発見および選択機能601自身に、一緒に支障なく実装される場合がある。
図3Cは、アクセス・ネットワークを管理するためのシステム・アーキテクチャの概略を示す図である。本実施形態によれば、第1のアクセス・ネットワーク910は、複数のゲートウェイ部911、および複数の無線基地局装置912を備える。事前評価および設定エンティティ609が選択されたアクセス・ネットワーク910を電力節約モードに設定する場合、エンティティ609は、第1のアクセス・ネットワーク910に特定の数の基地局送信機912’を電力節約モードに設定するように指示する場合がある。このようにして、第1のアクセス・ネットワーク910はなお、稼動し続けている基地局送信機912によって、モバイル端末の複合体500のモバイル端末、またはその限定された数のモバイル端末だけにサービスを提供する場合がある。同時に、しかしながら、停止している基地局送信機912’は電力を必要としないか、実質的に削減された電力しか必要としないので、エネルギーおよび電力の消費は節約される場合がある。
図4Aおよび図4Bは、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。本実施形態によれば、基地局51はアクセス・ネットワークのセル10を提供する。セル10内には、マイクロセル11および/またはピコセル12が配置されている場合がある。マイクロセル11は下位基地局511によって提供される場合があり、ピコセル12は下位基地局512により提供される場合がある。これらの下位基地局511、下位基地局512は、独立した基地局として、または基地局51に対する中継器としての機能を果たす場合がある。マイクロセル11および/またはピコセル12は、セル10の全体またはその一部に重なる、および/または広がるように配置される場合がある。
図4Aに描かれているように、セル10内の大多数のモバイル端末4はすべての下位基地局511、下位基地局512の起動を正当化する。多数のモバイル端末4が基地局51のみでサービングされると、実質的にサービス品質を落とす場合があるという事実によって、および/または最低限のサービス品質がモバイル端末4に提供されるべきであるので、消費される余分な電力が正当化される場合がある。図示している構成は、電力節約モードとは異なっている運用モードとして正当化される場合がある第1の運用モードにあるアクセス・ネットワークを描いている。
図4Bは、図4Aとともに説明されてきた構成について、モバイル端末4の数を減らした同じアクセス・エリアを示す。セル10内で数を減らしたモバイル端末4は、基地局51だけで十分サービングされる場合があり、そして、結果として、下位基地局511、下位基地局512は、電力節約モードにされる場合があり、または完全に電源が切られる場合がある。結果として、マイクロセル11および/またはピコセル12はセル10内に提供されないか、またはごく限定された数のみが提供される。モバイル端末4を基地局51のみでサービングすることによって、そして下位基地局511、下位基地局512を電力節約モードにすることによって、アクセス・エリア100内のモバイル端末4をサービングするのに必要な総電力消費は、本質的に削減される場合がある。図4Bに示す構成は、アクセス・ネットワークの第2の運用モードに相当する場合があり、そして電力節約モードと見なされる場合がある。
図5Aおよび図5Bは、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。本実施形態によれば、アクセス・ネットワークは、データの送信および受信のために7つの周波数帯f1から周波数帯f7までを提供する。各周波数帯f1から周波数帯f7までの提供には、送信電力および、それぞれの送信装置を運用するための電力を必要とし、この第1の運用モードは電力節約モードとは異なる運用モードに相当する。
図5Bに示すように、しかしながら、アクセス・ネットワークは、図示しているように限定された数の周波数帯域のみを、たとえば周波数帯域f1、周波数帯域f3、周波数帯域f6、および周波数帯域f7を提供している第2の運用モードで、運用される場合がある。この例に次いで、周波数帯域f2、周波数帯域f4、および周波数帯域f5は電源が切られていて、そして、それ故、データの送信および/または受信を提供しない。送信は限定された数の周波数帯域でのみ実行されるので、一部の送信装置は電源が切られる場合があり、そして、それ故、アクセス・ネットワークは、電力節約モードに相当するモードで動作する場合がある。
図6Aおよび図6Bは、アクセス・ネットワークを管理するシナリオの概略を示す図である。図6Aに示すように、多くのモバイル端末4が、同様に第1のアクセス・ネットワーク1および第2のアクセス・ネットワーク2が提供されているアクセス・エリア100に位置している。本実施形態によれば、第1のアクセス・ネットワーク1は電力消費アセスメントに基づいて選択されており、そして、したがって、電力節約モードに設定されている。アクセス・エリア100内のモバイル端末4には、好適に第2のアクセス・ネットワーク2を用いるように指示する誘導情報が提供される。
図6Bに示すように、しかしながら、アクセス・エリア100内のすべてのモバイル端末4が第2のアクセス・ネットワーク2によって、または最大限のサービス品質で通信できるとは限らない。たとえば、モバイル端末4’は、第2のアクセス・ネットワーク2と通信できず、そして、それ故、アクセス・エリア100内で通信サービスを受け損なう。本実施形態によれば、非選択アクセス・ネットワーク、この場合は第2のアクセス・ネットワーク2、によって通信できない、または低下したサービス品質、たとえば送信のための低下したデータ速度しか受けられないモバイル端末4’の数は、選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定する前に決定される場合がある。アクセス・エリア100でモバイル端末4、モバイル端末4’全体の数とともに、選択されたそれぞれのアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定することで、アクセス・エリア100でモバイル端末4’の数について許容できる場合があるかどうかが判断される場合がある。
例として、モバイル端末4’の総数が、所定の時間でアクセス・エリア100に位置しているモバイル端末4、モバイル端末4’全体の数の0.5パーセント未満、1パーセント未満、または10パーセント未満であると、電力節約モードにされるべきであるアクセス・ネットワークによって通信できないモバイル端末4’の数を無視することが許容できる場合がある。このようにして、所定のサービス品質の提供と、電力効率の保証、エネルギーおよび電力消費の削減との間のトレードオフが達成される場合がある。どれ程多くのモバイル端末4’が、アクセス・サービスから除外され、または低下したサービス品質を受けることに、許容できるどうかを定義する指標は、絶対値または分数表現の形で定義される場合があり、分数表現は、アクセス・エリア100に位置しているモバイル端末4、モバイル端末4’の実態数に関して許容できるモバイル端末4’の数を与える。
図7Aおよび図7Bは、本発明の実施形態に従った方法の概略フローを示す図である。図7Aに示すように、少なくとも1つのアクセス・ネットワークが、第1のステップS10で電力消費アセスメントに基づいて選択される。第2のステップS20として、それぞれのアクセス・エリアに位置しているモバイル端末に誘導情報を送信するステップを備える誘導オペレーションが行われ、誘導情報は第1のステップS10で選択されていない非選択アクセス・ネットワークを使用することが望ましいことをモバイル端末に指示する。第3のステップS30で、選択されたアクセス・ネットワークが電力節約モードに設定される。
1つの実施形態によれば、電力消費アセスメントは電力消費メトリックに基づいている。そのようなメトリックには、アクセス・システムの運用モードを選択的に考慮して、アクセス・システムの環境持続可能性の影響に対するメトリックを含む場合がある。メトリックはさらに静的LCAの影響を含み、静的LCAの影響は、サービスの純然たる提供により本質的に決定される場合があり、そしてまた、運用依存LCAの影響を備える場合もあり、運用依存LCAの影響は一定の負荷および/またはトラフィック・ミックスを考慮する。
電力消費アセスメントはさらに、アクセス・エリアにおける通信トラフィックの需要の評価およびアクセス・エリアにおける通信トラフィックの容量の評価を備える場合がある。このようにして、電力消費アセスメントはまた、同様に、アクセス・システムの選択に影響する場合がある、実際の需要および容量を考慮する場合がある。需要および容量に関するデータが知られていると、運用依存の電力消費量、たとえば運用に依存するLCAの影響を備えている電力消費メトリックを決定することが可能である場合があり、そして電力消費アセスメントはより正確になる場合がある。
別の実施形態によれば、電力消費アセスメントは最適化手順を実施するステップを備え、電力消費は、評価された容量の少なくとも一部を用いながら、そして評価された需要の少なくとも一部を提供しながら、最適化される。このようにして、最適化手順が、たとえば線形配分問題として実現される場合があり、線形配分問題では、所定の数のモバイル端末をそれぞれのアクセス・ネットワークによりサービングするのに必要な電力消費が、部分コストとして同定される。最適化はそれから、評価された需要の少なくとも一部を提供する境界条件および評価された容量の少なくとも一部を用いる境界条件を満足しながら、すべての部分コストの和である累積コストを最適化する、すなわち最小化することによって実施される。最適化手順は、単一のアクセス・エリア、アクセス・エリア群、またはアクセス・ネットワーク・システム全体、たとえば単一の事業者により運用されているネットワーク全体、またはそのようなネットワーク群を考慮する場合がある。
さらに、電力消費アセスメントは、記録された電力消費データを解析するステップ、すなわち、履歴に基づいてアセスメントを行うステップを備える場合がある。記録された電力消費データには、単一のアクセス・ネットワークの特定の時刻での電力消費量を、または特定の事象とともに、含む場合がある。そのような記録された電力消費データを解析するステップは、したがって、実際の電力消費の予測を提供する場合があり、そして、このようにして、電力消費アセスメントを本質的にサポートする場合がある。さらに、電力消費アセスメントは、実際の、近況の電力消費量を収集するステップに依存しない場合がある。それ故、通信、ネットワーク、および計算に要する電力が、正確で目的に適った電力消費アセスメントをなお提供しながら、節約される場合がある。
別の実施形態によれば、電力消費アセスメントは期待値を考慮するステップを備える。そのような期待値は、ヒューリスティック・データに基づく場合があり、および/または周期的な予定を備え、周期的な予定は、たとえば特定の時刻に関連して構造化されていて、そして、したがって、そのような期待値は、実際の、近況の電力消費データを収集する必要がなく、目的に適った電力消費アセスメントを提供する場合がある。期待値はさらに、所定の特定事象、たとえば大衆の集い(たとえば、スポーツ・イベント)の発生を備える場合があり、事象はアクセス・エリアで起こり、そしてそれぞれのアクセス・エリアにおける通信需要の本質的な増加または減少を引き起こす場合がある。
さらに別の実施形態によれば、電力消費アセスメントは、アクセス・エリアで選択された数のモバイル端末にアクセス・ネットワーク・サービスを提供するステップを含む。このようにして、電力消費アセスメントは、アクセス・エリアに位置するモバイル端末の実態数または計算した数を考慮する場合がある。アセスメントはさらに、アクセス・ネットワークのうちの1つによりサービングされることになるモバイル端末の能力、または端末が受けることができるサービス品質を決定するステップを備える場合がある。結果として、選択されたアクセス・ネットワークが電力節約モードに設定される場合、サービスを受け損なうか、または低下したサービス品質を受けるであろうモバイル端末の数を評価するかまたは計算することは可能である。アクセス・ネットワーク・サービスをアクセス・エリアで選択された数のモバイル端末に提供するステップは、したがって、最低限のサービス品質を維持するステップを備える場合があり、および/またはそれぞれのアクセス・エリアで多くの端末を犠牲にすることと、エネルギーを節約することとをトレードオフする可能性を考慮する場合がある。選択された数は、絶対項で、またはアクセス・エリアにおけるモバイル端末の全数の分数値として定義される場合がある。
誘導オペレーションはプレファレンスを示す誘導情報を送信するステップを備える。これは、任意の相応しいまたは望ましい方法で行われることができ、そして別の実施形態に従って、モバイル端末に格納されているプレファレンスを設定するステップを備える場合がある。このようにして、モバイル端末に非選択アクセス・ネットワークを好適に用いること、および/または選択されたネットワークを用いないことが指示される場合があり、しかしながら、モバイル端末に任意のアクションを強制することはない。このようにして、モバイル端末はまだ、それぞれのアクセス・ネットワークの選択を編集し、調べ、または影響を与える可能性を有する。ユーザまたは端末は、したがって、たとえば、電池寿命および/またはデータ速度に対する特定の要求を考慮しながら、ユーザ自身のニーズに合わせて利用できるアクセス・ネットワークを管理するステップに適応できる。
誘導オペレーションを行うステップは、より具体的には、たとえば、許容されたまたは禁止されたアクセス・ネットワークのリスト、たとえば特定の事業者のアクセス・ネットワークに関するリストをモバイル端末に送信することを備える場合がある。特定のアクセス技術、たとえばWLANを許容する、または禁止することもまた可能である。さらに、誘導情報は、アクセス・ネットワークまたはアクセス技術を選択するために、たとえば特定のネットワークが一日の特定の期間に好適に用いられるべきであるというような、特定の規定または条件を備える場合がある。特に、誘導情報はまた、たとえば3GPPネットワークはWLANネットワークより優先されるべきである、またはUMTSアクセスはGSMアクセスよりも優先されるべきであるというような、種々のアクセス・ネットワークに対する優先度リストを備える場合がある。そのような指示の任意の組み合わせが可能である。
端末がアクセス選択を制御し、そして起動する一方、この選択処理は受信した誘導情報に依存する。モバイル端末が、ユーザまたは端末のプレファレンスとは無関係に、たとえば選択されたアクセス・ネットワークまたは対応するアクセス技術を、禁止されたネットワークまたは技術のリストに追加することにより、非選択アクセス・ネットワークを用いることが、相応に保証される場合がある。したがって、アクセス・エリアで最大数のモバイル端末が誘導情報に従い、最大数のモバイル端末が非選択アクセス・ネットワークを用い、そしてアクセス・エリアで最小数のモバイル端末が、選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定することにより、接続性を失うということが実現される場合がある。
図7Bは、さらなる実施形態に従った方法を示す。ステップS10、ステップS20、およびステップS30は、図7Aとともに説明してきたものと同じであり、それで説明を繰り返す必要はない。ステップS10、ステップS20、およびステップS30は、連続したループに埋め込まれており、そして、したがって、繰り返し実行される。最初のステップS1で電力消費アセスメントが行われ、ステップS10でアクセス・ネットワークを選択するステップは電力消費アセスメントに基づく場合がある。誘導オペレーションがステップ20で行われていて、そして選択されたアクセス・ネットワークがステップ30で電力節約モードになってから、遅延ループS40で、ある期間待ち受ける。期間が経過し終わる場合、方法は、ステップS1から始めて再度実行され、そして、結果として、次の電力消費アセスメントが行われる。この電力消費アセスメントに基づいて、同じかまたは異なるアクセス・ネットワークがステップS10で選択される場合があり、相当する誘導情報がステップS20でモバイル端末に送られる場合があり、そして同じアクセス・ネットワークまたは、選択された別のアクセス・ネットワークまたは複数のネットワークが、ステップS30で電力節約モードに設定される場合がある。
ステップS40で待ち受ける期間は、10分以下、1時間以下、12時間以下、または24時間以下または以上である場合がある。このようにして、電力消費アセスメントは繰り返し行われる場合があり、そしてそれぞれのアクセス・ネットワークの時間特性および使用量、モバイル端末の時間特性、モバイル端末のユーザの習性、ピーク時間、日中および夜間の時間、および/または特定の事象を考慮する場合がある。このようにして、ステップS1での電力消費アセスメントは、ステップS10でアクセス・ネットワークを選択するために堅実で目的に適った根拠を提供可能である。
本実施形態によれば、アクセス・ネットワークを運用する方法は、電力消費アセスメントを実施するステップを備える。このようにして、本方法は、連続的にまたは周期的に電力消費アセスメントを、たとえば、電力消費アセスメントを現況に適応するように、持続的なやり方で実施する。そのような現況には、実際の需要量、更新された装置の特性、および/または特定の事象を含む場合がある。他方、注目すべきは、これは例に過ぎず、そして電力消費アセスメントは、制御方法とは無関係である場合があることである。したがって、たとえば、電力消費アセスメントは、一度(たとえば、種々のアクセス・ネットワークが計画され、そして設置された場合最初に)実施される場合があり、そして所定の期間有効である場合がある。このようにして、アクセス・ネットワークを運用する方法は、電力消費アセスメントを実施するステップ、通信、ネットワークおよび計算に要する電力を束縛しないステップとは無関係に実行される場合がある。例として、電力消費アセスメントは、(たとえば、あるネットワークが平均してある量の電力を消費するような)情報の一定の断片、または(たとえば、あるアクセス・ネットワークがある時刻に電源を入れる、または切るべきであるという)一定の規定であるか、または、かかる情報または規定を備えることができる。
図8は、2つ以上のアクセス・ネットワークによりサービングされるように構成されている、モバイル端末40の概略を示す図である。モバイル端末は、第1の送受信部41および第2の送受信部42を備えており、双方の送受信部はそれぞれ、第1のアクセス・ネットワークおよび第2のアクセス・ネットワークによって通信を提供する。モバイル端末40はさらに、ネットワーク表示子43、たとえばメモリを備えており、ネットワーク表示子はいずれのアクセス・ネットワークが好適に用いられるべきかをモバイル端末40に指示する。ネットワーク表示子43へのエントリおよびネットワーク表示子に記憶された好適なアクセス・ネットワークは、誘導情報を受信することによって影響を受ける場合があり、誘導情報は、本発明の実施形態とともに説明されてきたように、生成され、および/または送られる場合がある。さらに、ネットワーク表示子43は、いずれのアクセス・ネットワークが用いられるべきであるか、および/またはいずれの他のアクセス・ネットワークが用いられないかをモバイル端末40に十分に教示する場合がある。誘導情報および/またはネットワーク表示子43へのエントリおよびさらなる情報、たとえば、信号強度のような測定されたアクセス・ネットワーク特性、またはユーザ設定に基づいて、選択器44は1つ以上のアクセス・ネットワークを選択する。
図から分かるように、本発明の1つ以上の実施形態に従って、ユーザ・ネットワーク(モバイル端末はユーザ・ネットワークの例である)は、種々のアクセス・ネットワークの使用量を運用パラメータに適応させ、そしてこのようにLCAフットプリントを低減することにより、そして種々のアクセス・ネットワークの種々の特性を、(ある運用形態における)アクセス・ネットワークのLCAフットプリントに関して有効利用し、そして最良の特性を有するそれらのアクセス・ネットワークを選択的に用いることにより、マルチアクセス・システムのLCAフットプリントを低減するために、アクセス・ネットワークを選択するための誘導情報を受信する。
本発明の別の実施形態に従って、アクセス・エリア(これは、マルチアクセス・システムにより占められた領域、またはそのような領域の任意の部分である可能性があるであろう)に対して、以下のステップが行われることができる。
トラフィック需要、トラフィック要件を決定するステップ。
随意に(特に、すべてのユーザがすべてのアクセス・ネットワークをサポートしているとは限らない移行期間に対して)、どのアクセス・ネットワークがユーザ・ネットワークによりサポートされるかに関する要件を決定するステップ。
利用できるアクセス・ネットワークおよび、特性、たとえば容量および性能であって、たとえば、アクセス・ネットワークを経由するその時点のトラフィック、静的LCAの影響(たとえば、エネルギー効率)、運用依存LCAの影響(たとえば、ある負荷、トラフィック・ミックスでこのアクセスを用いることについてのLCA)を決定するステップ。
いずれの(複数の)アクセス・ネットワークまたはアクセス・ネットワークの(複数の)組み合わせが、所要の容量/能力を提供しながら、LCAの影響を低減するためにトラフィック需要に適しているかを決定するステップ。随意に、決定にはまた、アクセス・ネットワークの運用の種々のモードを考慮できる。
随意に、少なくとも一定の割合のユーザ・ネットワークが、使用に適した利用できるアクセス・ネットワークを有することを保証するステップ。
このことは、エネルギーを節約するために、一定数のユーザ・ネットワークがサービングされるのを拒否されることが許容さえされる場合があるということを示唆する。たとえば、第1のユーザ・ネットワークの99パーセントが第1のアクセス・システムで効率よくサービングされることができ、同時にユーザ・ネットワークの1パーセントが、(たとえば、第1のアクセス・システムをサポートしないか、または第1のアクセス・システムが十分な性能を有しないために)さらなるアクセス・システムを必要とするか、または恩恵を受けることができる可能性があると、その場合、アクセス・ネットワークのさらなる1パーセントがサービスを削減するか、またはサービスを受け損なうことを受け入れ、そして、ユーザ・ネットワークのさらなる1パーセントにサービスを提供することになる、さらなるアクセス・システムを、しかしながら、比較的高価なエネルギー消費で可能にするよりもむしろ、さらなるアクセス・システムを停止することにより、エネルギー効率のよいモードでネットワーク全体を運用することが望ましい場合がある。
その場合、使用可能になった/電源が入った(すなわち、電力節約モードでない)、アクセス・エリア内で決定された(複数の)アクセス・ネットワークまたは(複数の)組み合わせから最も適したアクセス・ネットワークまたは組み合わせを選択する場合がある。選択は、トラフィック需要を満たすアクセス・ネットワークの種々の代替案に対して、特に、累積したLCAの影響の比較に基づいて行うことができる。
それから、ユーザ・ネットワークが、選択に従って使用可能になるアクセス・ネットワークに誘導される、周知のアクセス制御メカニズム(たとえば、3GPPセル再選択優先権およびRAT間ハンドオーバ制御、および/または3GPPアクセス・ネットワークの発見および選択 RAT間モビリティ・ポリシー)によって、ユーザ・ネットワークを誘導する場合がある。
最後に、選択されていない、またはその時点ではユーザおよび/またはトラフィック要件をサービングする必要がないアクセス・ネットワークの電源を切る/停止する/電力節約モードにする場合がある(アクセス・ネットワークは多数のアクセス電力節約モードを有する場合があり、それでこのステップは、1つの種類の電力節約モードから別の種類の電力節約モードに切り替えるステップを備えることができることに注意されたい。このステップの例は、一部の周波数レイヤ(たとえば、マクロセルのみを用い、そしてマイクロセルを用いない)の電源を切るステップ、またはMBSFN(マルチキャスト、同報の単一周波数ネットワーク)からユニキャスト送信モードに切り替えるステップ−またはMBSFN送信の領域を減らすステップ(そしてそれによって同時に存在する送信機の数を減らすステップ))である。
本発明の別の実施形態に従って、効率的な電力節約モードが、たとえば、低いまたは中程度のトラフィック負荷レベルで用いられているアクセス・システムに追加できる。マクロ基地局は、マクロ無線セルで一定の容量を提供でき、マクロ無線セルはまた、遠隔無線ユニット(RRU)により提供されるマイクロセルまたはピコセルにより占められることができる。RRUsを経由するマイクロセルの使用は、基地局の運用のために必要なエネルギー消費を増大させるという代償を払って、セルにおける総容量を増加できる。運用の1つのモードは、すべてのまたは一部のRRUsを停止し、そして停止されたRRUsのサービス領域内のユーザを、その代わりにマクロ基地局によってサービングすることである。マクロ基地局に対するトラフィック負荷が閾値を越えると、1つ以上のRRUsが一部の負荷を引き継ぎ、そしてシステム容量を増加させることが可能になるようにできる。
上記ステップは、たとえば、選択された時間間隔で、または特定の事象で、たとえば、ユーザ・ネットワークがアクセス・エリアに入るまたは離れる、または、電源が入るまたは電源を切る場合、サービスが開始される場合、またはある負荷閾値を越える場合、または時刻に到達する場合(たとえば、最繁時の開始/終了)に行われることができる。
本発明のさらに別の実施形態に従って、3GPP事業者の通信システムは、付加的なWLANホットスポットのシステムを持つ3GPPアクセス・システムを有する場合がある。最繁時以外(たとえば、夜間に)での送信需要が3GPPアクセス・システムにより十分に提供されるということが決定される。WLANシステムはまた、十分な容量を提供できるが、しかしながら、ある領域でのみ、3GPPアクセス・システムに比べてサービス品質が劣り、そして、総電力消費が高くなる。この理由のために、3GPPアクセス・システムは、この例ではLCAの影響に関してWLANアクセス・システムに比べて優れていると考えられる(LCAの影響度(たとえば、電力効率)は、測定に基づく必要はない。最も簡単な場合、LCAの影響度は、過去の経験または周知の知識に基づいている。制御手順は、その場合、相当する記憶された値に基づくことができ、たとえば電力効率メトリックとして与えられることができる)。結果として、制御手順は、エネルギー消費を節約するために夜間、WLANシステムを停止する。
本発明の実施形態は、“主たるアクセス・システム”を可能にする場合があり、主たるアクセス・システムは、良好なサービス範囲を提供し、エネルギー効率のよいモードで(多分、パス損失を低減するために低周波数帯域で)運用し、そして一定のトラフィック需要、トラフィック・ミックス、負荷までの基本的なサービス能力を提供し、そしてすべての他のアクセス・システムを停止する。同じようにして、サービス能力は、トラフィック需要が所定の閾値を下回る場合、低減できる。トラフィック需要が一旦閾値を上回ると、能力およびエネルギー効率に関して2番目によいアクセス・システム(たとえば、3GPP GERAN)と分類されている、第2のアクセス・システムが、使用可能になる。トラフィック需要は、その場合、主たるアクセス・システムおよび第2のアクセス・システムによりサービングされる。トラフィック需要が第2の閾値を超えて増大すると、3番目に良いアクセス・システムが、同様な方法で、使用可能になる。これは、任意の数のアクセス・システムまで拡張できる。種々のアクセス・システムが、これによって、無線アクセス技術を異にできるが、しかし、また同じ無線アクセス技術を用いることもでき、しかし搬送波周波数および/または搬送波帯域を異にできる。
アクセス・システムの構成を制御していて、そして種々の送信モードが用いられるかどうか、またはアクセス・システムが、使用可能であるか、または停止されているかどうかを決定するアクセス・システム制御機能は、通常O&M(運用&保守)機能である。自己組織化および自己設定のネットワークの状況では、この機能はまた、RAN(無線アクセス・ネットワーク)システム(たとえば、機能が相互に連結されるそのような機能を有する各RANシステム)に分散される場合がある。ユーザ・ネットワークを、停止されようとしているアクセス・システムから切り離す、または使用可能になっているアクセス・システムに切り替えるために、アクセス・システム制御機能は、ユーザ・ネットワーク誘導機能に好適に接続される。そのような機能は、3GPPアクセス・システムに対するMME/SGSNであることができ、MME/SGSNは、その場合、ユーザ・ネットワークの誘導を行うために、それに応じて、UE誘導情報をGERAN/UTRAN/E−UTRANアクセス・システムに提供する。その代わりに、アクセス・システム制御機能は、それに応じて、MME/SGSNユーザ誘導情報を変更/選別するRANユーザ・ネットワーク誘導機能と直接インタフェースをとることができよう。非3GPPアクセス・システムに対しては、トラフィック誘導機能は、ユーザ・ネットワークを直接誘導するANDSFであることができる。ANDSFは、アクセス・システム(またはアクセス・システム・モード)の使用に従って、アクセス・システム制御機能により制御できよう。ユーザ・ネットワークの誘導はまた、ユーザのデータ・ベース(HSS(ホーム加入者サーバ)または加入者プロファイル・レジストリ(SPR)のいずれか)に記憶されているアクセス・システム好適情報により起動でき、アクセス・システム制御機能は、1つの実施形態では、HSSまたはSPRに記憶されているアクセス・システム好適情報を制御できる。
1つの実施形態では、アクセス・システム制御機能は、アクセス・システムの電源を切る前に、ユーザ・ネットワークが、停止されるアクセス・システムの無線モデムの電源を切るように、ポリシー(たとえば、システム間モビリティ・ポリシーおよび/またはANDSFによるアクセス・ネットワーク発見情報)を、影響を受けるユーザ・ネットワークに提供する。それによって、またユーザ・ネットワークのエネルギー消費が低減される。
このように、一般論として、本発明は、モバイル端末への接続を提供する少なくとも1つのアクセス・システムを備えている通信システムに関する場合がある。アクセス・エリア内のモバイル端末の送信需要および/または要件を決定するステップ、送信需要および/または要件に関してアクセス・システムの送信容量および特性を決定するステップ、アクセス・システムの環境持続可能性の影響に対するメトリックを、オプションとして、アクセス・システムの運用モードを考慮して決定するステップ、アクセス・システム(およびオプションとして運用モード)の集合に対して、送信需要および要件を(オプションとして明記できるレベルまで)満たす少なくとも1つの選択肢を決定するステップ、環境持続可能性の影響の最も低い集約的なメトリックをもたらすアクセス・システム(およびオプションとして運用モード)の集合を選択するステップ、非選択アクセス・システムの電源を切る、または(可能な複数のモードのうち)スリープ・モードに切り替えるステップ、の各ステップを行うことが提案される。オプションとして、また、選択された集合におけるモードのないアクセス・システムも適応できる。
これはさらに、モバイル端末を非選択アクセス・システムから選択されたアクセス・システムまで積極的に誘導することと併用でき、誘導後に、アクセス・システム/モバイル端末を、たとえば、3GPPで“RAT間セル再選択”、“IRATハンドオーバ”および“アクセス・ネットワークの発見および選択”に対して現在標準化されているメカニズムに従って、スリープ・モードにするステップ、UEsのRAT能力を(たとえば、現行の3GPPメカニズムに従って)最初に決定するステップ、および、いずれのアクセス・システムがスリープ・モードになると、環境持続可能性に対するメトリック、たとえば、総使用電力、何らかのCO2等価尺度、などを定義するUEsの種々の選択肢に合わせて、サービスを中断するかを決定するステップを行う。
本発明は、マルチアクセス・ネットワークのエネルギー効率を改善し、通信ネットワークの環境影響(LCAフットプリント)を低減させ、および/またはネットワーク事業者に対して総所有コストを削減するような便益を提供可能である。
前述の明細書では、本発明の典型的な実施形態を説明しているに過ぎない。本明細書で開示した特徴および請求項および図面は、したがって、本発明の様々な実施形態において、個々および任意の組み合わせの双方で、本発明の実現のために重要であることができる。前述は、本発明の実施形態に向けられているが、本発明の他の実施形態およびさらなる実施形態は、本発明の基本的な範囲を逸脱することなく、考案可能であり、本発明の範囲は、引き続く請求項により決定される。

Claims (17)

  1. アクセス・エリア内でモバイル端末をサービングする第1のアクセス・ネットワーク及び第2のアクセス・ネットワークを運用する方法であって、
    電力消費アセスメントに基づいて、前記第1のアクセス・ネットワークと前記第2のアクセス・ネットワークとの何れか1つを選択するステップと、
    選択されていない非選択アクセス・ネットワークを使用することが望ましいことを前記モバイル端末に指示する誘導情報を前記モバイル端末に送信するステップを含み、前記アクセス・エリア内で前記モバイル端末用の誘導オペレーションを実行するステップと、
    前記選択されたアクセス・ネットワークを電力節約モードに設定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のアクセス・ネットワークは、第1のアクセス技術に基づいており、
    前記第2のアクセス・ネットワークは、前記第1のアクセス技術と異なる第2のアクセス技術に基づいていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のアクセス・ネットワーク及び前記第2のアクセス・ネットワークは、1つのアクセス技術に基づいており、
    前記第1のアクセス・ネットワークは、第1のオペレータによって運用され、
    前記第2のアクセス・ネットワークは、第2のオペレータによって運用されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記電力消費アセスメントは、電力消費メトリックに基づいていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 前記電力消費アセスメントは、前記アクセス・エリア内での通信トラフィックの需要の評価及び前記アクセス・エリア内での通信トラフィックの容量の評価を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記電力消費アセスメントは、最適化手順を実施するステップを含み、
    電力消費は、前記評価された容量の少なくとも一部を用いながら、かつ、前記評価された需要の少なくとも一部を提供しながら、最適化されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記電力消費アセスメントは、記憶された電力消費データを解析するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記電力消費アセスメントは、期待値を考慮するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記電力消費アセスメントは、前記アクセス・エリア内で選択された数のモバイル端末にアクセス・ネットワーク・サービスを提供するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記電力消費アセスメントを実施するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記誘導オペレーションを実行する前記ステップは、前記モバイル端末に格納されているプレファレンスを設定するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の方法。
  12. 前記誘導オペレーションは、アクティブ・モードであるモバイル端末へ前記誘導情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の方法。
  13. 前記誘導オペレーションは、アクセス選択を制御するモードであるモバイル端末へ前記誘導情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の方法。
  14. 前記誘導オペレーションは、アイドル・モードであるモバイル端末へ前記誘導情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. アクセス・エリア内でモバイル端末をサービングするアクセス・ネットワークを管理するネットワーク・エンティティであって、
    電力消費アセスメントに基づいて、前記アクセス・ネットワークを選択する選択手段と、
    他のアクセス・ネットワークを使用することが望ましいことを前記モバイル端末に指示する誘導情報を、前記アクセス・ネットワーク内の前記モバイル端末のために生成する誘導手段と、
    前記アクセス・ネットワーク内の前記モバイル端末へ前記誘導情報を送信する送信手段と、
    選択されていれば、前記アクセス・ネットワークを電力節約モードに設定する設定手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク・エンティティ。
  16. 前記ネットワーク・エンティティは、さらに、前記アクセス・エリア内でモバイル端末をサービングする前記他のアクセス・ネットワークを管理し、
    前記選択手段は、前記電力消費アセスメントに基づいて、前記アクセス・ネットワークと前記他のアクセス・ネットワークとの何れか1つを選択することを特徴とする請求項15に記載のネットワーク・エンティティ。
  17. 前記ネットワーク・エンティティは、請求項1乃至14の何れか1項に記載の方法を実行するように構成されていることを特徴とする請求項15又は16に記載のネットワーク・エンティティ。
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