JP2011519148A - ヒートシンクに取り付ける発光ダイオード - Google Patents

ヒートシンクに取り付ける発光ダイオード Download PDF

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Abstract

開口部142、168、272を持つ前面部144、170、274を持つヒートシンク140、166、270に取り付けるための発光ダイオード(LED)装置が、開示される。装置は、サブマウント102と、当該サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイ104、244と、第1の領域108及び第2の領域110を持つ熱伝導性のスラグ106とを含む。第1の領域はサブマウントに熱的に結合され、第2の領域はそこから突出するポスト112、162、250を持つ。ポストは、ヒートシンクの開口部に受けられるように実施可能に構成され、第2の領域がヒートシンクの前面部に熱的に結合されるように、LED装置をヒートシンクに固定するように構成される。粘着性の熱伝導性材料196、ばねクリップ、挿入スナップ又は溶接を利用して、LED装置を取り付けるための他の実施例も、開示されている。

Description

本発明は、概して、発光ダイオード(LED)、特にヒートシンクに取り付けるLEDに関する。
発光ダイオード(LED)は、一般に電子部品としてみなされ、それ自体、例えば表面実装パッケージのリフロー・ハンダ付けのようなさまざまなハンダ付け技術を使用して、印刷回路基板(PCB)に一般に取り付けられている。
LED技術の進歩は、低い製造費用で改良された光学効率を導き、より高いパワーLEDは、家庭及び商業用のような照明アプリケーションの一般的使用に現在利用できる。斯様なアプリケーションは、LEDの単純で低コストの取付解決策のためのニーズを確立した。比較的ローテクの接続及び取付技術に伝統的に依存するハンダ付けは、照明業界では適切な取付け又は接続手法ではない。はんだ技術を斯様な業界に導入することは、LED照明部品のより広い採用に対する障害を示す。
LEDはまた、白熱電球及び蛍光灯のような従来の照明デバイスより大幅にコンパクトであり、LEDが従来の照明電球より周囲の大気への対流伝熱が利用できる表面領域が少ないという点で、熱除去のための課題がある。
LEDを取り付けるとき、LEDにより生成される熱を、周囲の環境に熱を放散できるボディに転送し、よって、LEDを安全な動作温度に維持するためのニーズがある。
従来の光源(例えば、白熱電球、蛍光灯等)で使用される取付技術は、従来の光源がLEDと同じ熱転送要件を一般に持たないので、LEDデバイスでの用途に概して適していない。従来の光源の大多数の取付技術は、コンパクトなLED源(例えば、パワーLEDは、1mm×1mm以下である)を取り付けるために有効でない。
従って、LEDを取り付けるための方法及び装置のためのニーズが存在する。
本発明の一態様によると、開口部を具備する前面部を持つヒートシンクに取り付けるための発光ダイオード(LED)装置が供給される。当該装置は、サブマウント、当該サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイ、並びに第1及び第2の領域を持つ熱伝導性のスラグを含む。第1の領域はサブマウントに熱的に結合され、第2の領域はそこから外に向かって突出するポストを持つ。ポストは、第2の領域がヒートシンクの前面部に熱的に結合されるように、ヒートシンクの開口部に受けられて、LED装置をヒートシンクに固定するように実施可能に構成される。
ポストは、LED装置をヒートシンクに固定するためヒートシンク内の開口部のねじ部と係合するように実施可能なねじ部を含む。
熱伝導性のスラグは、LED装置をヒートシンクに固定するためのトルクを付与するためのスパナを受けるように実施可能に構成される。
ヒートシンクは、開口部を持つベースを含み、ベースから延在し、ベースから遠位の開放端を持つ円筒形壁を更に含み、円筒形壁は、少なくとも部分的にLED装置を囲み、開放端を通じてLEDダイにより生成される光を案内するように実施可能である。
ポストはねじ部を含み、当該ねじ部は、ヒートシンク内の開口部に受けられるとき、その背面から突出し、LED装置をヒートシンクに固定するためのねじナットを受けるように実施可能に構成される。
ポストは、開口部に受けられるとき、ヒートシンクの背面から突出する末端部分を含み、末端部分は、第2の領域とヒートシンクの前面部との熱結合を付勢するため、ヒートシンクの背面と係合するばねクリップを受けるように実施可能に構成される。
装置は第2の領域に配置される熱伝導性材料を含み、熱伝導性材料は、LED装置がヒートシンクに取り付けられて、これにより熱抵抗を下げるとき、第2の領域とヒートシンクの前面部との間のインターフェースを形成するように実施可能である。装置は、ポストの末端部分に配置されるばねクリップを含み、ばねクリップは、ヒートシンクの開口部にポストが受けられる間、ポストにぴったりくっついて押しつけるように実施可能に構成される少なくとも一部分を持ち、熱伝導性材料は、ばねクリップの前記少なくとも一部分が、第2の領域と前面部との熱結合を付勢するためヒートシンクの背面と係合可能にするために充分な程度まで、ヒートシンクの前面部に抗してLED装置が押し下げられるように十分に適合する。
スラグは、少なくとも一つのLEDダイに電流を供給するための少なくとも一つの導体を受けるための少なくとも一つのチャネルを含む。
前記少なくとも一つのチャネルは、少なくとも一つの導体をヒートシンクの背面までルーティングするのを容易にするために、ポストを通って延在する。
装置は第2の領域に配置される熱伝導性材料を含み、当該熱伝導性材料は、LED装置がヒートシンクに取り付けられることによりその間の熱抵抗を下げるとき、第2の領域とヒートシンクとの間のインターフェースを形成するように実施可能である。
装置は、少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続される少なくとも一つの端子を含み、当該端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて固定するように実施可能である。
本発明の別の態様によると、ヒートシンクに取り付ける発光ダイオード(LED)装置が供給される。装置は、サブマウント、当該サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイ、並びに第1及び第2の領域を持つ熱伝導性のスラグを含む。第1の領域は、サブマウントに熱的に結合される。装置はまた、スラグの第2の領域に配置される熱伝導性材料を含み、当該熱伝導性材料は、第2の領域がヒートシンクの前面部に熱的に結合されるように、LED装置をヒートシンクに固定するための接着性を持つ外面を持つ。
熱伝導性材料は、内面及び外面を持つ熱伝導性材料層と、第2の領域に熱伝導性材料層を結合するように実施可能な内面に配置される第1の接着材層と、外面上の第2の接着材層とを含む。
スラグはヒートシンク内の対応するくぼみに受けられるように実施可能に構成され、当該くぼみはヒートシンクへのLED装置の位置合わせを促進するように実施可能である。
装置は外面に配置される着脱可能な保護フィルムを含み、当該保護フィルムはLED装置をヒートシンクに固定する前に取り除かれるように実施可能に構成される。
装置は、少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続される少なくとも一つの端子を含み、当該端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて固定するように実施可能である。
本発明の別の態様によると、ヒートシンクの前面部に取り付けられ、自由端を各々持つ一対のばねクリップ持つヒートシンクに取り付ける発光ダイオード(LED)装置が供給される。装置は、サブマウント、当該サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイ、並びに第1及び第2の領域を持つ熱伝導性のスラグを含む。第1の領域は、サブマウントに熱的に結合される。装置はまた、LED装置の上面部の対向し合う側に位置される第1及び第2のスロットを含み、第1及び第2のスロットは、LED装置がヒートシンクに取り付けられるときスラグの第2の領域がヒートシンクとの熱結合を付勢されるように、ばねクリップのそれぞれの自由端を受けるように実施可能である。
装置は、スラグの少なくとも一部の周りに形成される電気絶縁ボディを含み、第1及び第2のスロットは電気絶縁ボディ内に形成される。
装置は、第1及び第2のスロットの各々を導く上向きに傾斜された傾斜部分を含み、当該傾斜部分は、ばねクリップのそれぞれの自由端を受けるように向けられ、第1及び第2のスロットとそれぞれ係合するために自由端をガイドするように実施可能である。
スラグの第2の領域は、ヒートシンクの前面部に形成されるくぼみに受けられるように実施可能に構成され、当該くぼみは、ヒートシンク上にLEDを位置決めするように実施可能である。
装置は、第2の領域に配置される熱伝導性材料を含み、当該熱伝導性材料は、LED装置がヒートシンクに取り付けられ、これによりその間の熱抵抗を下げるとき、第2の領域とヒートシンクとの間にインターフェースを形成するように実施可能である。
装置は、少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続される少なくとも一つの端子を含み、当該端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて固定するように実施可能である。
本発明の別の態様によると、ヒートシンクの前面部に取り付けるための発光ダイオード(LED)装置が供給され、ヒートシンクは、それを通じて形成される少なくとも一つの開口部を持つ。装置は、上面及び下面を持つサブマウントと、サブマウントの上面に取り付けられる少なくとも一つのLEDダイと、LEDダイに隣接してサブマウントの上面に結合されて、動作電流をLEDに供給するためLEDと電気的に接続される導体ストリップとを含む。導体ストリップは、サブマウントの上面から下向きに下降する少なくとも一つのコネクタ部分を持つ。装置は、コネクタ部分の少なくとも一部の周りでモールドされ、コネクタ部分の近くに挿入スナップを持つ電気的に絶縁ボディを含み、前記挿入スナップは、開口部に受けられ、サブマウントの下面がヒートシンクの前面部と熱的に結合されるように、LED装置をヒートシンクに固定するためヒートシンクの背面を係合するように、実施可能に構成される。
コネクタ部分はその末端でv字形のカット部分を含み、当該v字形のカット部分は、電流供給導体を受け、LEDダイに電流を供給するためコネクタとの電気的接触を確立するため電流供給導体上の絶縁層をずらすように実施可能である。
装置は、サブマウントの下面に配置される熱伝導性材料を含み、当該熱伝導性材料は、LED装置がヒートシンクに取り付けられ、これによりその間の熱抵抗を下げるとき、下面とヒートシンクとの間のインターフェースを形成するように実施可能である。
本発明の別の態様によると、ヒートシンクに取り付けるための発光ダイオード(LED)装置が供給される。装置は、サブマウントと、サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイと、第1及び第2の領域を持つ金属的なスラグとを含み、第1の領域がサブマウントに熱的に結合され、第2の領域がそこから外に突出している金属的なスタッドを持ち、前記スタッドは、第2の領域がヒートシンクに熱的に結合されるように、LED装置がヒートシンクに溶接されるためにスラグからヒートシンクまで溶接電流を伝導するように実施可能に構成される。
装置は、少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続する少なくとも一つの端子を含み、前記端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて、固定するように実施可能である。
本発明の別の態様によると、金属的ヒートシンクに発光ダイオード(LED)装置を取り付けるプロセスが供給され、当該LED装置は、サブマウントと、当該サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイと、第1及び第2の領域を持つ金属的なスラグとを含み、第1の領域がサブマウントに熱的に結合される。プロセスは、スラグの第2の領域がヒートシンクの近くに配置されるようにするステップと、スラグをヒートシンクに溶接するためスラグの第2の領域とヒートシンクとの間に溶接電流を確立するためスラグに帯電キャパシタを結合させるステップとを含む。
スラグの第2の領域がヒートシンクの近くに配置されるようにするステップは、チャックにLED装置を受けるステップを含み、前記チャックは、スラグの第2の領域がヒートシンクに対して間隔を置かれて置かれるように、ヒートシンクの面を係合するように実施可能に構成される。
スラグの第2の領域がヒートシンクの近くに配置されるようにするステップは、チャックにLED装置を受けるステップを含み、前記チャックは、スラグの第2の領域がヒートシンクを係合するように、ヒートシンクの面を係合するように実施可能に構成される。
スラグの第2の領域がヒートシンクの近くに配置されるようにするステップは、スラグの第2の領域から外向きに突出するスタッドがヒートシンクを係合するようにするステップを含み、前記スタッドは、スラグからヒートシンクまで溶接電流を伝導するように実施可能にされ、これによりスラグがヒートシンクに溶接されるようにスタッド及びスラグの第2の領域の少なくとも一部を溶かす。
スラグの第2の領域がヒートシンクの近くに配置されるようにするステップは、スラグの第2の領域から外向きに突出するスタッドがヒートシンクから離れて間隔をあけるステップを含み、当該スラグは、スラグからヒートシンクへ溶接電流を伝導するように実施可能であり、これによりスラグがヒートシンクに溶接されるようにスタッド及びスラグの第2の領域の少なくとも一部を溶かす。
スラグに帯電キャパシタを結合するステップは、スラグに電気的に接触するための伝導の部分を持つチャックにLED装置を受けるステップと、チャックの伝導部分に帯電キャパシタを結合するステップとを含む。
本発明の他の態様及び特徴は、添付の図面に関連して本発明の特定の実施例の以下の記述を参照すると、当業者には明らかになるだろう。
図1は、本発明の第1の実施例によるLED装置の斜視図である。 図2は、図1に示されるLED装置の他の斜視図である。 図3は、ヒートシンクに取り付けられた図1のLED装置のライン3―3に沿った断面図である。 図4は、本発明の第2の実施例によるLED装置の断面図である。 図5は、本発明の第3の実施例によるLED装置の断面図である。 図6は、本発明の第4の実施例によるLED装置の断面図である。 図7は、図6の断面図に対して直角の方向においての図6に示されるLED装置の他の断面図である。 図8は、図6及び図7に示されるLED装置の平面図である。 図9は、本発明の第5の実施例によるLED装置の斜視図である。 図10は、図9に示されるLED装置の断面図である。 図11は、本発明の第6の実施例によるLED装置の断面図である。 図12は、本発明の第7の実施例によるLED装置の断面図である。 図13は、本発明の第8の実施例によるLED装置の斜視図である。 図14は、ヒートシンクに取り付けられた図13に示されるLED装置の断面図である。 図15は、本発明の第9の実施例によるLED装置の斜視図である。 図16は、図15に示されるLED装置の第2の領域の斜視図である。 図17は、図15及び図16に示されるLEDをヒートシンクに溶接するためのプロセスを例示する一連の断面図である。 図18は、図15及び図16に示されるLEDをヒートシンクに溶接するためのプロセスを例示する一連の断面図である。 図19は、図15及び図16に示されるLEDをヒートシンクに溶接するためのプロセスを例示する一連の断面図である。
本発明の第1の実施例によるLED装置が、図1及び図2の100で概して示される。図1を参照すると、LED100は、サブマウント102と、当該サブマウントに取り付けられた少なくとも一つのLEDダイ104とを含む。サブマウント102は、例えばセラミック又はシリコン材料を有する。LED100はまた、第1及び第2の領域108及び110を持つ熱伝導性のスラグ106を含む。第1の領域108は、サブマウント102に熱的に結合される。スラグ106はまた、第2の領域110から外向きに突出するポスト112を含む。概して、ポスト112は、第2の領域がヒートシンクに熱的に結合されるようにする一方で、LED装置をヒートシンクに固定するために、ヒートシンク(図1に示されない)の開口部に受けられるように実施可能に構成される。ヒートシンクは、例えばLED100が取り付けられる金属若しくは合金のプレート又は器具である。ポスト112及びスラグ106は、例えばアルミニウム又は銅のような熱伝導性材料の単体ボディとして一緒に形成される。
図1及び図2に示される実施例では、LED100はまた、成形されたボディ114と、LEDダイ102により生成される光を結合し、及び/又は方向づけるためのレンズ116とを含む。成形されたボディ114は、スラグ106を囲み、レンズ116のための取付の特徴を提供する。
サブマウント102はまた、LEDダイ104に電気的に結合される一つ以上のサブマウント電極(図示せず)を含む。LED100はまた、電流供給導体を受けるための第1の端子118を含む。第1の端子118は、例えば導体ワイアを受けて、固定する圧入された端子である。第1の端子118は、第1のパッド120に電気的に結合され、LED100は更に、サブマウント上の第1の電極に動作電流を供給するため、サブマウント102と第1のパッド120との間を接続する第1のコネクタ121を含む。
示される実施例において、LED100はまた、第2のパッド122と、第2のワイア接合コネクタ124と、サブマウント上の第2の電極に動作電流を供給するための第2の端子(図3の154で示される)とを含む。他の実施例において、LEDダイ104はスラグ106に結合され、スラグはLED100用の第2の電流供給端子として働く。
LEDは、LED又はLEDパッケージの正及び負の端子に接続される導体を通じて概して供給される電気的電流を実施のため必要とする。あるいは、いくつかのLEDは、従来の交流電流照明部品に対して典型的であるように、いずれの端子も正又は負の端子として取り換えられても機能できるように電気的に構成される。
一つの実施例において、レンズ116は、外面117を持ち、サブマウント102とレンズの外面117との間に延在するシリコン・ゲルのような光学的に透明な材料を有する。あるいは、レンズ116は、任意のフィラー材料がレンズ116の外面117とサブマウント102との間に空所を占有して、サブマウント102を囲む剛性レンズ材料を有する。
図3を参照すると、一つの実施例において、LED100は、円筒形開口部142を具備する前面部144を持つ金属ヒートシンク140に取り付けられる。この実施例において、開口部142は、前面部144とプレートの背面145との間に延在し、ポスト112を受けるための必要な大きさにされている。
ポスト112は、LED100がプレートに取り付けられるとき、開口部142を通って突出する末端部分148を含む。LED100を取り付けるとき、ばねクリップ150はポスト112の末端部分148に配置される。ばねクリップ150は、第2の領域110をヒートシンク140の前面部144との熱的結合を付勢するためにヒートシンクの背面145と係合するように実施可能である少なくとも一つの部分152(2つの部分152が図3に示される)を持つ。
取り付けられたLED100はまた、ヒートシンク140の前面部144とスラグ106の第2の領域110との間に配置された熱伝導性材料146を持つ。好適な熱伝導性材料は、例えば、熱伝導粘着テープ、相変化材料、熱伝導性のエラストマ・パッド及び黒鉛プレートを含む。熱伝導性材料は、理想的でない表面仕上がりのため発生し、スラグ106とヒートシンク140との間で増大する熱抵抗になる前面部144とスラグ106の第2の領域110との間の微小空洞及び/又はギャップを埋める。
あるいは、ばねクリップ150は、ポスト112の末端部分148に一体的に取り付けられてもよく、部分152は、ポストがヒートシンク140の開口部142を通じて挿入される間、ばねクリップ部がポスト112にぴったりくっついて押しつけるために十分に薄い材料(例えばベリリウム銅ストリップ)から作られる。この実施例において、熱伝導性材料146は、LED100がヒートシンクの前面部144に抗して押し下げられる一方で、ばねクリップ部152が開口部142をクリアして、示される位置へ外側に跳ね返り可能にするために十分に対応されるべきである。最適に圧縮可能な熱伝導性材料の例は、日本国東京の住友3M社のテープ及び接着事業部から入手可能なハイパーソフト熱伝導性インタフェース・パッド5502Sである。
好適には、一旦取り付けられると、LED100との電気的接続は、第1の電流供給導体158を第1の端子118へ、第2の電流供給導体156を第2の端子154へ挿入することにより容易になされる。図1及び図2に関連して説明されたように、第1及び第2の端子118及び154は、LEDダイ104に動作電流を供給するためサブマウント102に接続される。
好適には、ポスト112及び対応する開口部142は、ヒートシンクとの機械的位置合わせでヒートシンク140へのLED100のツール無しの取り付けを容易にする。最善の熱パフォーマンスのために、ばねクリップ150及びポストのサイズは、スラグ106とヒートシンク140との間の熱転送領域を増大するために最小化されるべきである。
代替の実施例では、スラグ106に概して対応する形状を持つくぼみ(図示せず)が、ヒートシンクとLED100との間の位置合わせを促進するためヒートシンク140に形成される。LED100が、レンズ、反射器及び/又は散乱面を持つ光学分布システム(図示せず)に光を結合するように実施可能なとき、光学的分布システムに関してLEDを正確に位置合わせすることが望ましい。斯様な位置合わせは、LED100のスラグ106を受けて位置付けるためのくぼみを供給することにより促進される。
図4を参照すると、別の実施例では、LED160は、ねじ部164を持つポスト162を含む。LED160は、図1及び図2に示されるLED100に概ね同様であり、スラグ106、第1の領域108及び第2の領域110を含む。LED160は、対応するねじ開口部168を持つ金属ヒートシンク166に取り付けられる。ねじ開口部168は、前面部170からヒートシンク166の背面172までヒートシンク166を通って延在する。あるいは、ねじ開口部168は、ヒートシンク166のブラインド開口部である。
取り付けられたLED160はまた、ヒートシンク166の前面部170とスラグ106の第2の領域110との間に配置された熱伝導性材料174を持つ。LED160は、ねじ開口部168にねじ止めされ、熱伝導性材料が前面部170及びスラグの第2の領域110に概して適合するように締められ、よって、その間で良好な熱結合を供給する。改良された熱結合は、ポスト162に対する最小直径を選択することにより達成され、これは、充分な固定の力を供給するために依然実施可能であり、よって、ヒートシンク166との熱結合の第2の領域のサイズを最大にする。ヒートシンク166の厚みは、LED160をヒートシンクに確実に固定するため、ねじ開口部168内にポスト162のねじ部164の充分な長さ(例えば、ポストの直径の2倍)の係合を可能にするように選択される。概して、LED160は熱伝導性材料の最適加圧が生じるのに十分なトルクでヒートシンク166に固定されるとき、第1の領域110とヒートシンク166との間の熱抵抗も最小化される。
代替の実施例では、成形されたボディ114は、最適な熱転送のため所望のトルクまでLED160を締めるのを容易にするスパナのようなツールによる係合のために形作られている。
図5を参照すると、他の実施例では、LED190は、スラグ106の第2の領域110に結合される熱伝導性材料192を含む。LED190は、この実施例において第2の領域110に、突出していないポストがあることを除いては、図1及び図2に示されるLED100と概して同様である。熱伝導性材料192は、接着性を持つ外面194を含む。
LED190は、外面194が着脱可能な保護フィルムにより保護されながら、スラグ106の第2の領域110にすでに結合されている熱伝導性材料を備える。LED190を取り付けるとき、保護フィルムが除去され、LED190はヒートシンク196に位置合わせされ、ヒートシンクの第1の面198と接触して加圧される。この実施例において、ヒートシンク198は、LED190の第2の領域110に対応する形状を持つくぼみ199を含む。くぼみ199は、その上に熱伝導性材料192を持つ第2の領域110を受けて、ヒートシンク196へのLEDの位置合わせを促進する。
概して、熱伝導性材料は、熱伝導性材料層(図示せず)を含み、当該熱伝導性材料層の内面及び外面上に第1及び第2の接着材層を持つ。適切な熱伝導粘着テープは、ミネソタ州セントポールの3Mの電気的接着及び専門事業部から入手可能である。3Mの熱伝導性の接着テープは、接着面に配置されるシリコン処理ポリエステルの着脱可能な保護フィルムを持つ感圧接着面とセラミック充填材とを持つ。3Mテープに対して、良好な粘着力は、約2−5秒間約5−50psiの圧力を維持することにより達成される。
好適には、図5に示されるLED190は、多くの既存のLED製品の速い取り換えを容易にし、ヒートシンク196に対する特定の要求は、結合のためにかなりクリーンな平らな面の供給のみである。LED190は、例えば、熱導電性エポキシを使用するときの場合のように、硬化時間を考慮する必要なしにヒートシンク196に確実に結合される。結合は、第2の領域110及びヒートシンク196に熱伝導性材料192を結合するために用いられる接着剤に応じて、永久的又は半永久的である。3Mのテープを使用するとき、交換されなければならないLED190の除去は、テープを剥がすために熱を付与することにより補助され、LEDをヒートシンク196に再び付けるために望ましい。
図6を参照すると、他の実施例では、LED200は、ボディの上面208の対向し合う側に位置される第1の突起202及び第2の突起204を持つ成形されたボディ206を含む。第1及び第2の突起202及び204は、ボディ206の一部として成形されてもよい。あるいは、突起は、スラグ106の一部として形成されてもよい。LED200はまた、電流供給導体を受けるための端子207及び209を含む。端子207及び209は、図1に関連して上述されたように、導体ワイアを受けて固定する圧入された端子である。
LED200は、ヒートシンクに取り付けられた第1のばねクリップ214及び第2のばねクリップ216でヒートシンク212に取り付けられる。ばねクリップ214及び216は、取付けポイント218及び220でそれぞれヒートシンク212に溶接される。図6に示される実施例では、ばねクリップ214及び216は板ばねであり、例えば、ベリリウム銅又はステンレス鋼で製作される。他の実施例では、ばね214及び216は、ヒートシンク212の一部として形成されてもよい。
図7を参照すると、各突起202及び204は、LED200がヒートシンク212と接触して加圧させられるように、それぞれのばねクリップ214及び216の自由端を受けるためのスロット210を含む。示された実施例において、ヒートシンク212は、LED200を受けるために、くぼみ領域222を含む。くぼみ領域222は、スラグ106に対応する形状及びサイズを持ち、ヒートシンク212上にLED200を位置決めするための配置ガイドを提供する。くぼみ領域はまた、熱伝導性材料224を収容する。
図6及び図7に示される実施例では、突起202及び204は各々、それぞれ上向きに傾斜した傾斜部分226及び228を含む。図8を参照すると、傾斜部分226及び228は、点線で示される位置230のばねクリップ214及び216のそれぞれの自由端を受けるために方向づけられる。LED200は、ばねクリップ214及び216のそれぞれの自由端が位置232にそれぞれのスロット210と係合してきちんとはまるように、それぞれの傾斜部分226及び228に沿って自由端をガイドする矢印234及び236の方向にねじられる。スロット210それぞれに受けられるとき、ばねクリップ214及び216の自由端は下方への圧力を付与し、またLED200が更に回転するのを防止し、このように、LEDをヒートシンク212に固定する。
他の実施例では、突起202及び204と傾斜226及び228とが省略され、スロット210はボディ206の上面又はスラグ106に直接形成されてもよい。
LED200は、LEDを交換するのに必要である簡単な取り外し及び交換を容易にしながら、ヒートシンク212上にLEDをこのように確実に取り付ける。簡単な取り外し及び交換を容易にすることにより、好適には、LED200は、この業界の当業者でなく不慣れな人によっても交換され、よって、LEDを含む全体の器具の交換を回避する。
図9を参照すると、他の実施例では、LED240は、一つ以上LEDダイ244を取り付けるための熱伝導性のスラグ242を含む。この実施例では、4個のLEDダイ244が、スラグ242に結合される熱伝導サブマウント246に取り付けられて示される。サブマウント246は、例えばシリコン又はセラミック材料を有する。サブマウント246は、更に、電流供給導体をLEDダイ244に接続するためのパッド(図示せず)を含む。
スラグ242は、サブマウント246を取り付けるための取付部分248及びポスト250を含む。ポスト250は、ポストの末端にねじ部252を含む。図9に示される実施例では、LED240は、ポスト250のねじ部252に受けられるねじナット254を含む。スラグ242は、例えば、アルミニウム、鋼又は銅のような熱伝導性材料から形成される。
図9に示される実施例では、スラグ242は、銅の表面膜を持つ鋼ボルトを有する。好適には、鋼ボルトは、銅又はアルミニウムスラグより強く、一般に低コストである。鋼はまた、銅又はアルミニウム(それぞれ17及び23ppm/C)より低い熱膨張係数(約11ppm/C)を持つ。LEDダイ244を取り付けるために使用される材料は、低い熱膨張係数(シリコンは、約3.2ppm/Cの熱膨張係数を持つ)を概して持つ。鋼は、このようにスラグ242とダイ244との間に低い膨張係数不整合を供給し、よって、温度変化によるLED240に対するストレスを低減する。
LED240はまた、スラグ242のポスト及び取り付け部分248を通って延在する第1及び第2のチャネル256及び258を含む。チャネル256及び258は、LEDダイ244に電流を供給するための導体260及び262をそれぞれ受けるように実施可能である。導体260及び262は、端部部分264及び266でそれぞれ曲げを含み、当該曲げは、サブマウント246を通ってダイへの電気的接続を供給するためLEDダイ244上のパッドと超音波又ははんだで結合される。スラグ242が電気的に導体である実施例では、導体260及び262は、第1及び第2のチャネル256及び258から電気的に絶縁されるべきである。
図10を参照すると、ヒートシンク270と取り付けられたLED240が示される。ヒートシンク270は、ポスト250を受けるための開口部272を含む。熱伝導性材料249は、スラグ242の取り付け部分248とヒートシンク270の前面部274との間に置かれる。LED240は、ねじナット254を係合し、締め付けることにより、ヒートシンク270に固定され、よって、スラグ242の取り付け部分248が、ヒートシンク270の前面部274と熱的に結合するように付勢される。導体260及び262は、ポスト250のねじ部分252の端部を過ぎて延在し、LED240に動作電流を供給するための電流供給部との接続を促進する。
図10に示される実施例では、ヒートシンク270は、LEDダイ244により生成される光を収集し方向づけるための光リフレクタ及び/又は光ガイドとして更に働く円筒缶形状ボディを持つ。導体260及び262は、LED装置を吊るすための部屋の天井の照明器具(図示されず)と接続されてもよい。他の実施例では、ヒートシンク270は、プレート又は例えば冷却フィンを持つヒートシンクでもよい。
図11を参照すると、代わりのヒートシンク302に取り付けられたLED300が示される。LED300は、ねじ部分306を備えるポスト304を持つが、円筒ボディ308を持つ図9に示されたLED240に概して類似している。ヒートシンク302は、LED300を固定するためのポスト304のねじ部分306を受けるためのねじ開口部314及び円筒くぼみ312を含む。熱的導体材料318は、くぼみ312の面320とボディ308との間に置かれる。
好適には、LED300は、ねじ開口部314にねじ止めされ、ボディ308とヒートシンク302との間の熱的結合を供給するために熱的導体材料318が圧迫されるように締め付けられてもよい。
図12を参照すると、他の実施例では、LED340は、一つ以上のLEDダイ344を取り付けるための円筒ボディ342を含む。LED340は、図9と関連して説明されるようにLED344と接続される導体346及び348を含む。
LED340は、導体346及び348に対するフィードスルー開口部354を持つヒートシンク350に取り付けられる。ヒートシンク350はまた、ヒートシンクに固定され、それぞれの導体346及び348を受けるための接続ソケット358及び360を含むコネクタブロック356を含む。ソケット358及び360は、LED340に電流を供給するための供給導体362及び364とそれぞれ接続される。
ソケット358及び360は、電子部品を基板と除去可能に接続するためプリント回路基板アセンブリで使用されるソケットに概して類似し、これらソケットはLED340をヒートシンクに同時に固定する一方、導体346及び348との接続を供給するように機能する。ソケット358及び360は、ボディ342とヒートシンク350の前面部352との間に熱的導体材料366を少なくとも部分的に圧迫するために充分な力を供給するように構成され、よってLED340とヒートシンクとの間の良好な熱的コンタクトを保証する。
図13を参照すると、更に他の実施例では、LED380は、サブマウント384の第1の面385に取り付けられるLEDダイ382を含む。LED380はまた、第1の面385に結合される第1及び第2の長手導体ストリップ386及び388を含む。一つの実施例では、サブマウント384は、導体ストリップ386及び388をその場所にはんだ付けするための接続パッド(図示されず)を持つ金属セラミックを有する。接続パッドは更に、動作電流をLEDダイ382へ供給するためLEDダイ382と電気的に接続されてもよい。
導体ストリップ各々は、下方に下がる依存コネクタ部390及び392それぞれを持つ。示される実施例では、導体部390及び392は、サブマウント384の第1の面385から下方向に延在するように折られる。
図14を参照すると、LED380は、サブマウント384を囲む(LEDダイ382及びサブマウントの背面を除く)プラスチックボディ396に封入される。ボディ396はまた、ボディに成型された挿入スナップ402を含む。
LED380は、下方に下がる降下コネクタ部390及び392に対応する開口部を持つヒートシンク404に取り付けられ、ここでは開口部410及び412が示されている。LED380を取り付けるとき、挿入スナップ402が開口部410及び412内に受けられ、ボディ396は、挿入スナップ402がヒートシンク404の背面408と係合するまで下方向に押される。熱伝導性材料414は、サブマウント384の背面398とヒートシンク404の前面406との間に配置され、これらの条件の下、サブマウントの背面は、ヒートシンクと熱的に結合され、その場所に固定される。熱伝導性材料414は、図5に関連して説明されたように、3Mのハイパーソフト熱パッドのような適合材料でもよい。
図13及び図14に示される実施例では、下方に下がる依存コネクタ部390及び392各々は、絶縁された導体420及び422それぞれを受けるためのV字形カットアウト416及び418を持つ。この実施例では、カットアウト416及び418はまた、導体部の平面にコネクタ部の端部が曲がるのを許容するため除去された円形部417及び419を持つ。絶縁された導体各々は、導体コア424及び絶縁層426を持ち、絶縁された導体420及び422がV字形カットアウト416及び418へ力を行使されるとき、それぞれのカットアウトは、導体コアと電気的にコンタクトするため絶縁をずらすことにより導体と係合するように曲がる。プラスチックボディ396は、ヒートシンク404からリード線を絶縁することにより、供給された電流の電気的短絡を防止する。
図1及び図2に示された実施例に関連して説明されたように、光学素子は、上述の代替実施例の何れに具備されてもよい。例えば、図14を参照すると、光学素子は、導体ストリップ386及び388をアタッチする前にサブマウントに事前成型されるレンズ(図示せず)を有する。
図15及び図16を参照すると、他の実施例では、LED450は、サブマウント452と当該サブマウント上に少なくとも一つ以上のLEDダイ454とを含む。LED450はまた、第1及び第2の領域458及び460を持つ金属スラグ456を含む。第1の領域458は、サブマウント452に熱的に結合される。スラグ456はまた、第2の領域460から突出する金属スタッド462を含む。
この実施例では、LED450は、LEDダイ454により生成される光を結合し及び/又は方向づけるためのレンズ464を含む。レンズ464は、レンズ包囲部とでLEDダイ454を保護する成型ボディ468内に取り付けられる。LED450はまた、端子470及び472と、LEDダイ454に動作電流を供給するためのそれぞれのコネクタ474及び476とを含む。この実施例では、コネクタ474及び476は、図13及び図14と関連して上述されたような絶縁移動タイプのコネクタである。他の実施例では、図1の端子118のような押圧フィット端子が供給されてもよい。
LED450の取り付けのプロセスは、図17乃至図19を参照すると説明される。図17を参照すると、LED450は溶接ツール(図示せず)のチャック490に受けられる。溶接ツールは、米国オハイオ州エリリアのネルソンスタッドウェルディング社から利用可能なネルソン(登録商標)CDライトアイシステムのような容量的放電スタッド溶接システムの一部でもよい。ネルソンシステムは、50V乃至220Vの範囲内の電圧まで66000μFキャパシタを充電するための電源ユニットを含む。溶接ツールは、溶接されるべきワークピースを受けるための種々のチャックアタッチメントを受けるように構成される。溶接ツールは、キャパシタに結合するためのケーブルを含み、チャックを通ってワークピースまでキャパシタの放電を活性化するためのスイッチを更に含む。
この実施例では、チャック490は、ヒートシンク496と係合するための絶縁部分494を持つ外部スリーブ492を含む。チャック490は、LED450を保持し、充電されたキャパシタから金属スラグ456へ溶接電流を導通するためのホルダー498を更に含む。ホルダー498は、スリーブ492を受け、スリーブに関して矢印により示される方向に移動可能である。チャック490はまた、LED450をヒートシンク496に付勢するためのばね502を含む。一般に、容量的放電スタッド溶接システムは、所望の溶接特性を達成するためバネ502により供給される付勢力の調節を促進する。
溶接する前に、LED450は、コネクタ474及び476がそれぞれの導体504及び506と係合するように位置決めされる。それから、チャック490がLED450にわたって位置づけられ、LEDは、スタッド462がヒートシンク496と近接するが電気的にコンタクトしないように、チャック490により最初に位置決められる。他の実施例では、LED450は、チャック490にロードされてもよく、その後チャック内に保持されながらヒートシンクに関して位置決めされる。
電源はまた、所望の電圧までキャパシタを充電するように活性化する。キャパシタが充電され、LED450が所望の位置にあるとき、溶接ツールスイッチがユーザにより活性化され、キャパシタはホルダー498を通じて放電されるようになる。
初期の電流の流れはスタッド462を通って集中され、スタッドとヒートシンク496(通常グランドの電位に保持される)との間にアークを確立する。集中された電流の流れは、スタッド362を通る高い電流密度となり、スタッドが少なくとも部分的に溶けるか及び/又は蒸発する程度までスタッドの速い加熱を生じ、よって、第2の領域460がヒートシンク496に近接移動することを許容する。第2の領域460がヒートシンク496へ近接移動するので、複数のアーク510が第2の領域とヒートシンクとの間に確立される。アーク510は、第2の領域のスラグ456とヒートシンク496との局地的溶解を生じ、第2の領域がヒートシンクとのコンタクトを結果的に生じるとき、LED450をヒートシンクと固定するように溶接する。
図19を参照すると、LED450のスラグ456とヒートシンク496との間の結果の溶接は、溶接された金属が後で冷却され固定されたとき、良好な熱コンタクトを保証する。
好適には、容量的放電スタッド溶接システムは、非常に短いタイムフレームで大きな電流(たとえば4ミリ秒で9000A)をスタッド362に流す。スタッド462及び周りの第2の領域の結果的加熱は、非常に速く、従って、熱放散が最小化され、よって、スラグ456及び/又はヒートシンク496の損傷又は変色を局地化する。
図17に戻ると、他の実施例(コンタクト容量的放電スタッド溶接として知られる)では、スタッド462は、ヒートシンク496との電気的コンタクトで位置づけられてもよい。次に、スイッチが活性化されるとき、溶接電流は、直接スタッド462を通じてヒートシンク496と結合される。コンタクト容量的放電スタッド溶接は、スタッド462とヒートシンク496との間にギャップがあるとき放電が開始される実施例より、わずかに長めの溶接時間となる。
好適には、スタッド462は、所望の位置(すなわち、第2の領域460の中心)に溶接電流を開始する。しかしながら、他の実施例では、スタッド462は、省略されてもよい。斯様な場合、初期の溶接電流が、第2の領域460とヒートシンク496との間にアークを確立し、結果的溶接が十分に単一であることを保証するためヒートシンクに関してLED450のより注意深い位置合わせを必要とする。
好適には、ここで説明される実施例のLEDは、熱が効果的にヒートシンクへ転送されるように、LEDとヒートシンクとの間の良好な熱結合を供給しながら、はんだの使用がないヒートシンクとのアタッチメントを提供する。他の実施例が一般のハンドツール又は他の便利なツールを使用して取り付けられる一方、ここで説明された幾つかの実施例は、道具なしのヒートシンクとのアタッチメントを促進する。
本発明の特定の実施例が、説明され例示されたが、斯様な実施例は、本発明の単なる例示であり、添付の請求項にしたがって意図される本発明を限定するものとみなされるべきではない。

Claims (15)

  1. 開口部を具備する前面部を持つヒートシンクに取り付けるための発光ダイオード(LED)装置であって、サブマウント、前記サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイ、並びに第1及び第2の領域を持つ熱伝導性のスラグを有し、第1の領域は前記サブマウントに熱的に結合され、第2の領域は外に向かって突出するポストを持ち、前記ポストは、第2の領域が前記ヒートシンクの前記前面部に熱的に結合されるように、前記ヒートシンクの前記開口部に受けられ、前記LED装置を前記ヒートシンクに固定する、LED装置。
  2. 前記ポストは、前記LED装置を前記ヒートシンクに固定するためヒートシンク内の前記開口部のねじ部と係合するねじ部を含む、請求項1に記載のLED装置。
  3. 前記熱伝導性のスラグは、前記LED装置を前記ヒートシンクに固定するためのトルクを付与するためのスパナを受けるように構成される、請求項2に記載のLED装置。
  4. 前記ヒートシンクは、前記開口部を持つベースを含み、前記ベースから延在し、前記ベースから遠位の開放端を持つ円筒形壁を更に含み、前記円筒形壁は、少なくとも部分的に前記LED装置を囲み、前記開放端を通じて前記LEDダイにより生成される光を案内する、請求項2に記載のLED装置。
  5. 前記ポストは、前記開口部に受けられるとき、前記ヒートシンクの背面から突出する末端部分を含み、前記末端部分は、第2の領域と前記ヒートシンクの前記前面部との熱結合を付勢するため、前記ヒートシンクの前記背面と係合するばねクリップを受ける、請求項1に記載のLED装置。
  6. 第2の領域に配置される熱伝導性材料と前記ポストの末端部分に配置されるばねクリップとを有し、前記熱伝導性材料は、前記LED装置が前記ヒートシンクに取り付けられて、これにより熱抵抗を下げるとき、第2の領域と前記ヒートシンクの前記前面部との間のインターフェースを形成し、前記ばねクリップは、前記ヒートシンクの前記開口部に前記ポストが受けられる間、前記ポストにぴったりくっついて押しつけるように構成される少なくとも一部分を持ち、前記熱伝導性材料は、前記ばねクリップの前記少なくとも一部分が、第2の領域と前記前面部との熱結合を付勢するため前記ヒートシンクの背面と係合可能にするために充分な程度まで、前記ヒートシンクの前記前面部に抗してLED装置が押し下げられるように十分に適合する、請求項1に記載のLED装置。
  7. 前記スラグは、前記少なくとも一つのLEDダイに電流を供給するための少なくとも一つの導体を受けるための少なくとも一つのチャネルを有する、請求項1に記載のLED装置。
  8. 前記少なくとも一つのチャネルは、前記少なくとも一つの導体を前記ヒートシンクの背面までルーティングするのを容易にするために、前記ポストを通って延在する、請求項7に記載のLED装置。
  9. 第2の領域に配置される熱伝導性材料を有し、当該熱伝導性材料は、前記LED装置が前記ヒートシンクに取り付けられることにより熱抵抗を下げるとき、第2の領域と前記ヒートシンクとの間のインターフェースを形成する、請求項1に記載のLED装置。
  10. 前記少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続される少なくとも一つの端子を更に有し、当該端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて固定する、請求項1に記載のLED装置。
  11. ヒートシンクに取り付ける発光ダイオード(LED)装置であって、サブマウントと、前記サブマウントに取り付けられる少なくとも一つのLEDダイと、第1及び第2の領域を持つ熱伝導性のスラグと、前記スラグの第2の領域に配置される熱伝導性材料とを有し、第1の領域は前記サブマウントに熱的に結合され、前記熱伝導性材料は、第2の領域が前記ヒートシンクの前記前面部に熱的に結合されるように、前記LED装置を前記ヒートシンクに固定するための接着性を持つ外面を持つ、LED装置。
  12. 熱伝導性材料は、内面及び外面を持つ熱伝導性材料層と、第2の領域に前記熱伝導性材料層を結合する、前記内面に配置される第1の接着材層と、前記外面上の第2の接着材層とを有する、請求項11に記載のLED装置。
  13. 前記スラグは前記ヒートシンク内の対応するくぼみに受けられ、前記くぼみは前記ヒートシンクへの前記LED装置の位置合わせを促進する、請求項12に記載のLED装置。
  14. 前記外面に配置される着脱可能な保護フィルムを有し、前記保護フィルムは前記LED装置を前記ヒートシンクに固定する前に取り除かれるように構成される、請求項12に記載のLED装置。
  15. 前記少なくとも一つのLEDダイと電気的に接続される少なくとも一つの端子を更に有し、前記端子は、前記少なくとも一つのLEDダイに動作電流を供給するための電気的導体を受けて固定する、請求項11に記載のLED装置。
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