JP2011518762A - 穀類、堅果類、果実類及び香辛料類中のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法 - Google Patents

穀類、堅果類、果実類及び香辛料類中のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法 Download PDF

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Abstract

本出願は、1種類の殺菌活性化合物又は2種類以上の殺菌活性化合物の組合せを用いることによって、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法、特に、遺伝子組み換えされた穀類、堅果類、果実類及び香辛料類のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法に関する。

Description

本出願は、1種類の殺菌活性化合物又は2種類以上の殺菌活性化合物の組合せを用いることによって、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法、特に、遺伝子組み換えされた穀類、堅果類、果実類及び香辛料類のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法に関する。
多くの種類の菌類は、経済的に重要な農作物にとって重大な有害生物である。さらに、菌毒素による作物の汚染は、世界中で、農業に関する主要な問題である。
アフラトキシン類及びオクラトキシン類は、ヒト及び脊椎動物に関する健康問題を引き起こし得ることを特徴とする、農産物中でしばしば見いだされる有毒の菌代謝物である。それらは、例えば、種々のアスペルギルス属各種(Aspergillus species)及びペニシリウム属各種(Penicilium species)によって産生される。
アフラトキシン類は、数種類の作物の表面上で、特に、穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の表面上で、該作物の収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中に増殖するアスペルギルス属各種(Aspergillus species)によって産生される毒素である。アフラトキシン類の生合成は、アセテート及びマロネートから始まる複雑なポリケチド経路を含んでいる。重要な1つの中間体は、アフラトキシン類の直接的な前駆物質であるステリグマトシスチン及びO−メチルステリグマトシスチンである。アフラトキシン類の重要な産生株は、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)の殆どの株、アスペルギルス・ノミウス(Aspergillus nomius)、アスペルギルス・ボムビシス(Aspergillus bombycis)、アスペルギルス・プセウドタマリイ(Aspergillus pseudotamarii)、アスペルギルス・オクラセオロセウス(Aspergillus ochraceoroseus)、アスペルギルス・ラムベリ(Aspergillus rambelli)、エメリセラ・アステラタ(Emericella astellata)、エメリセラ・ベネズエレンシス(Emericella venezuelensis)、ビポラリス属種(Bipolaris spp.)、カエトミウム属種(Chaetomium spp.)、ファロウィア属種(Farrowia spp.)及びモノシリウム属種(Monocillium spp.)であり、特に、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)及びアスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)である(Plant Breeding (1999), 118, pp 1−16)。さらなるアスペルギルス属種(Aspergillus species)も知られている。アフラトキシン類の群は、20種類を超える異なった毒素からなり、特に、アフラトキシンB1、アフラトキシンB2、アフラトキシンG1及びアフラトキシンG2、シクロピアゾン酸(CPA)からなる。
オクラトキシン類は、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・カルボナリウス(A. carbonarius)又はペニシリウム・ビリジカツム(P. viridicatum)などのような数種類のアスペルギルス属各種(Aspergillus species)及びペニシリウム属各種(Penicilium species)によって産生される毒素である。オクラトキシン類の例は、オクラトキシンA、オクラトキシンB及びオクラトキシンCである。オクラトキシンAは、この群の中で最も一般的で関連のある菌毒素である。
従って、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物及び植物性材料のアフラトキシン及びオクラトキシンによる汚染を低減させることが求められている。
アフラトキシン又はオクラトキシンによる汚染を低減させるために穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に対して殺菌剤を収穫前施用及び収穫後施用することに関して見いだされ得る報告は、殆どない。
作物におけるアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染に対する殺菌剤の効果は、矛盾する結果が見られるので、論争を呼ぶほどに討議される。感染菌による病気の発生並びにアフラトキシン及びオクラトキシンの産生は、さまざまな因子(ここで、該因子は、気象条件、農業技術、殺菌剤の薬量及び施用、作物の成育段階、作物の種々の菌類種によるコロニー形成、宿主作物の感受性並びに菌類種の感染様式に限定されない)の影響を受ける。
殺虫剤抵抗性とは異なって作物における菌類抵抗性に関する育種は非常に困難であるということについても言及しなければならない。これまで数種類の古典的な育種的アプローチ及び遺伝子導入による育種的アプローチがなされてきたが、明らかに、高レベルの抵抗性を達成するのは困難である。
従って、殺菌活性化合物を施用することは、植物の菌類による感染を防除するための、及び、それによってアフラトキシンとオクラトキシンの含有量を低減させるための、最も効果的な方法を代表する。
Plant Breeding (1999), 118, pp 1−16
従って、本発明によって解決される問題は、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料に対して施用されることによって全ての植物及び植物性材料におけるアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる殺菌活性化合物を提供することである。
驚くべきことに、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料、特に、遺伝子組み換えされた穀類、堅果類、果実類及び香辛料類を、(Ia)アゾール群のメンバー〔例えば、シプロコナゾール、エポキシコナゾール、フルシラゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール、トリアジメノール〕、(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン〕及び(Ic)別の殺菌剤の群〔例えば、ボスカリド、クロロタロニル、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、ミクロブタニル、プロクロラズ、スピロキサミン、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド〕を包含する群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せで処理することによって収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の当該作物におけるアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が低減されるということが分かった。
定義
本発明による殺菌性化合物又は組合せ及び/若しくは組成物は、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させるために、特に、遺伝子組み換えされた穀類、堅果類、果実類及び香辛料類のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させるために、治療的に又は予防的に使用することができる。かくして、本発明のさらなる態様により、穀類、堅果類、果実類及び香辛料類のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を治療的又は予防的に低減させる方法が提供され、ここで、該方法は、種子、植物若しくは植物の果実に対して施用することにより、又は、植物が生育している土壌若しくは植物を栽培するのが望ましい土壌に対して施用するにより、本発明による群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを使用することを含む。
本発明によれば、表現「組合せ」は、例えば、単独の「レディーミックス」形態における、及び、単独の活性化合物の別々の製剤からなる組み合わされた散布混合物(例えば、「タンクミックス」)における、及び、順次的に施用される場合(即ち、数時間乃至数日間などの適度に短い期間で順々に施用される場合)の単独の活性成分の組合せ使用における、群(I)の2種類以上の化合物のさまざまな組合せを意味する。好ましくは、群(I)の化合物を施用する順番は本発明を実施する上で重要ではない。
本発明によれば、全ての穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物は、以下のものからなる:特に、穀類、例えば、全てのコムギ種、ライムギ、オオムギ、ライコムギ、イネ、モロコシ、エンバク類、アワ類、キノア、ソバ、フォニオ(fonio)、アマランス、テフ及びデュラム; 特に、さまざまな植物分類群の果実類、例えば、バラ科各種(Rosaceae sp.)(例えば、ピップフルーツ(pip fruit)、例えば、リンゴ及びナシ、さらに、核果、例えば、アンズ、サクラ、アーモンド及びモモ、液果、例えば、イチゴ)、ブドウ属各種(Vitis sp.)(例えば、ヨーロッパブドウ(Vitis vinifera):ブドウの蔓、レーズン)、キャッサバ属各種(Manihoteae sp.)(例えば、Manihot esculenta:キャッサバ)、カカオノキ属各種(Theobroma sp.)(例えば、Theobroma cacao:カカオ)、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、モクセイ科各種(Oleaceae sp.)、マタタビ科各種(Actinidaceae sp.)、クスノキ科各種(Lauraceae sp.)、バショウ科各種(Musaceae sp.)(例えば、バナナの木及びプランタン)、アカネ科各種(Rubiaceae sp.)(例えば、コーヒー)、ツバキ科各種(Theaceae sp.)、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、ミカン科各種(Rutaceae sp.)(例えば、レモン、オレンジ及びグレープフルーツ);ナス科各種(Solanaceae sp.)(例えば、トマト、ジャガイモ、トウガラシ、ナス)、ユリ科各種(Liliaceae sp.); 特に、さまざまな植物分類群の堅果類、例えば、ラッカセイ、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)(クルミ、ペルシャグルミ(テウチグルミ(Juglans regia))、バターナット(Juglans)、ヒッコリー、シャグバークヒッコリー、ペカン(Carya)、ウイングナット(Pterocarya))、ブナ科各種(Fagaceae sp.)(クリ(Castanea)、クリ、これは以下のものを包含する、チュウゴクグリ、パキラ、スウィートチェストナット、ブナノキ(Fagus)、オーク(Quercus)、ジャワナラ、タンオーク(Lithocarpus));カバノキ科各種(Betulaceae sp.)(ハンノキ(Alnus)、カバノキ(Betula)、ハシバミ、セイヨウハシバミ(Corylus)、シデ)、マメ科各種(Leguminosae sp.)(例えば、ラッカセイ、エンドウ及びインゲンマメ インゲンマメ−例えば、クライミングビーン及びソラマメ)、キク科各種(Asteraceae sp.)(例えば、ヒマワリ種子)、アーモンド、ブナノキ、バターナット、ブラジルナッツ、ククイノキ、カシュー、コロシントウリ、ワタ種子、クロダネカボチャ(Cucurbita ficifolia)、セイヨウハシバミ、インドブナ(Indian Beech 又は Pongam Tree)、コーラナッツ、ハス種子、マカダミアナッツ、マモンシージョ、マヤナッツ、モンゴンゴ、オークアコーン(Oak acorns)、オグボノナッツ(Ogbono nut)、パラダイスナット(Paradise nut)、ピリナット(Pili nut)、マツの実、ピスタチオ、カボチャ種子、オニビシ(water Caltrop);ダイズ(Glycine sp.、 Glycine max); 特に、香辛料類、例えば、アジワン(Trachyspermum ammi)、オールスパイス(Pimenta dioica)、アルカンナ(Anchusa arvensis)、アムチュール−マンゴー粉末(Mangifera)、アンゼリカ(Angelica archangelica)、アニス(Pimpinella anisum)、アニスシードマートル (Syzygium anisatum)、アナトー(Bixa orellana L.)、アップルミント(Mentha suaveolens)、尋常よもぎ(Artemisia vulgaris/Mugwort)、アサフェティダ(Ferula assafoetida)、メギ、バナナ、バジル(Ocimum basilicum)、ベイリーブス、イブキトラノオ(Persicaria bistorta)、ブラックカルダモン、ブラッククミン、クロフサスグリ、ブラックライム、ヒバマタ(Fucus vesiculosus)、ブルーコホッシュ(Blue Cohosh)、ユーカリブルーマリー(Eucalyptus polybractea)、ボグラブラドールティー(Bog Labrador Tea)(Rhododendron groenlandicum)、ボルド(Peumus boldus)、ボリビアンコリアンダー(Bolivian Coriander)(Porophyllum ruderale)、ルリヂサ(Borago officinalis)、ショウブ、キンセンカ、コロンボ(Jateorhiza calumba)、カモマイル、キャンドルナッツ、大麻、セイヨウフウチョウボク(Capparis spinosa)、キャラウェー、カルダモン、カロブポッド(Carob Pod)、カッシア、モクマオウ、チクマハッカ、キャッツクロー、ブタナ、カイエンペッパー、セラストルス・パニクラツス−ハーブ.(Celastrus Paniculatus−Herb.)、セロリソルト、セロリ種子、センタウリ(Centaury)、チャービル(Anthriscus cerefolium)、ハコベ、チコリ、チリペッパー(Chile pepper)、チリパウダー、キナノキ、チャイブ(Allium schoenoprasum)、シスレー(Myrrhis odorata)、シラントロ(「コリアンダー」を参照)(Coriandrum sativum)、シナモン(及び、カッシア)、アイアンウッド(Cinnamon Myrtle)(Backhousia myrtifolia)、サルビア、ヤエムグラ、クローバー、クローブ、コーヒー、フキタンポポ、ヒレハリソウ、ヘンルーダ、コンズランゴ、オウレン、コリアンダー、コストマリー(Tanacetum balsamita)、シバムギ、シャク(Anthriscus sylvestris)、キバナノクリンザクラ、セイヨウカンボク(Viburnum opulus)、カラシナ、アロマティカス(Plectranthus amboinicus)、ハハコグサ、クミン、オオバゲッキツ(Murraya koenigii)、ダミアナ(Turnera aphrodisiaca、 T.diffusa)、タンポポ(Taraxacum officinale)、デムルセント(Demulcent)、デビルズクロー(Harpagophytum procumbens)、イノンド種子、イノンド(Anethum graveolens)、ドリゴペッパー(Dorrigo Pepper)(Tasmannia stipitata)、ムラサキバレンギク−、エキノパナキス・エラツム(Echinopanax Elatum)、エーデルワイス、ニワトコ(Elderberry)、ニワトコ(Elderflower)、オオグルマ、エゾウコギ(Eleutherococcus senticosus)、エメナゴグエ(Emmenagogue)、アリタソウ(Chenopodium ambrosioides)、マオウ−、 オオバコエドロ(Eryngium foetidum)、ユーカリ、ウイキョウ(Foeniculum vulgare)、コロハ、ナツシロギク、ゴマノハグサ、フィレパウダー(File powder)、ファイブスパイスパウダー(Five−spice powder)(Chinese)、ツボクサ(Fo−ti−tieng)、カラクサケマン、ガランガル、ガラムマサラ、コショウソウ、ニラ(Garlic chives)、ニンニク、ショウガ(Zingiber officinale)、イチョウ(Ginkgo biloba)、チョウセンニンジン、チョウセンニンジン、エゾウコギ(Eleutherococcus senticosus)、ゴーツルー(Galega officinalis)、ゴーダマサラ(Goada masala)、アキノキリンソウ、ゴールデンシール、ゴツコラ、アフラモムム・メレグエタ(Grains of paradise)(Aframomum melegueta)、キシロピア・アエチオピカ(Grains of Selim)(Xylopia aethiopica)、ブドウ種子抽出物、緑茶、カキドオシ、グアコ、ジプシーワート、サンザシ(Crataegus sanguinea)、サンザシ(Hawthorne Tree)、大麻、エルブドプロヴァンス(Herbes de Provence)、ハイビスカス、モチノキ、サントリソウ(Holy Thistle)、ホップ、ニガハッカ、セイヨイワサビ、スギナ(Equisetum telmateia)、ヒソップ(Hyssopus officinalis)、ヤラッパ、ジャスミン、アマチャヅル(Jiaogulan)(Gynostemma pentaphyllum)、ヒヨドリバナ(Joe Pye weed)(Gravelroot)、ジョン・ザ・コンカラー、ジュニパー、コブミカンの葉(Kaffir Lime Leaves)(Citrus hystrix、 C.papedia)、カーラマサラ(Kaala masala)、タデ(Knotweed)、コカム、ラブラドルティ、カワラマツバ、ハゴロモグサ、ランドクレス、ラベンダー(Lavandula spp.)、リーダム、レモンバーム(Melissa Officinalis)、レモンバジル、レモングラス(Cymbopogon citratus、 C.flexuosus、及び、別の種)、レモンアイアンバーク(Lemon Ironbark)(Eucalyptus staigeriana)、レモンミント、レモンマートル(Backhousia citriodora)、レモンタイム、レモンバーベナ(Lippia citriodora)、カンゾウ(Licorice)−アダプトゲン、ライムフラワー(Lime Flower)、シソクサ(Limnophila aromatica)、霊芝(Lingzhi)、アマニ、甘草、長コショウ、ロベージ(Levisticum officinale)、ラカンカ(Luohanguo)、ニクズク、
マウラブチェリー(Mahlab)、マラバトルム(Malabathrum)、アラリア・マンクリカ(Manchurian Thorn Tree)(Aralia manchurica)、マンドラゴラ、マヨラナ(Origanum majorana)、ニガハッカ(Marrubium vulgare)、マーシュラブラドルティー(Marsh Labrador Tea)、マシュマロ、マスチック、シモツケ、メイイェン(Mei Yen)、メレゲータコショウ(Melegueta pepper)(Aframomum melegueta)、ハッカ(Mentha spp.)、オオアザミ(Silybum)、タイマツバナ(Bergamot)(Monarda didyma)、マザーワート、マウンテンスカルカップ(Mountain Skullcap)、ビロードモウズイカ(Verbascum thapsus)、カラシナ、カラシナ種子、ナシア・イナグエンシス(Nashia inaguensis)、インドセンダン、ネペタ(Nepeta)、イラクサ、ニオイクロタネソウ(Nigella sativa)、ニゲラ(Nigella)(カロンジ(Kolanji)、Black caraway)、ノニ、ニクズク(Nutmeg、及び、Mace)、マリファナ、マツヨイグサ属(Oenothera)(メマツヨイグサ(Oenothera biennis)など)、オリダ(Olida)(Eucalyptus olida)、オレガノ(Origanum vulgare、 O.heracleoticum、及び、別の種)、オリス根、ヤブニンジン、オリーブ葉(これは、茶で使用され、及び、ハーブ系サプリメントとして使用される)、アメリカニンジン(Panax quinquefolius)、パンダンリーフ、パプリカ、パセリ(Petroselinum crispum)、トケイソウ、パチョリ、メグサハッカ、コショウ(黒コショウ、白コショウ、及び、ピーマン)、ペパーミント、ペパーミントガム(Eucalyptus dives)、シソ、オオバコ(Plantain)、ザクロ、ポンチホラン(Ponch phoran)、ケシの実、サクラソウ(Primula)−砂糖漬け花、チャ、オオバコ(Psyllium)、スベリヒユ、カッシア、カトルエピス(Quatre epices)、ラムソン、ラス・エル・ハヌート(Ras el hanout)、ラズベリー(葉)、レイシ(Reishi)、ハリモクシュク(Restharrow)、ロディオラ・ロゼア(Rhodiola rosea)、ライベリー(Syzygium luehmannii)、キバナスズシロ(Rocket/Arugula)、ローマンカモミール、ルイボス、ローズヒップ、ローズマリー(Rosmarinus officinalis)、ロワンベリー(Rowan Berries)、ヘンルーダ、ベニバナ、サフラン、セージ(Salvia officinalis)、サイゴンシナモン、セントジョーンズワート、オランダワレモコウ(Sanguisorba minor、又は、Poterium sanguisorba)、サルビア、サンショウ(Sichuan Pepper)、ササフラス、セイバリー(Satureja hortensis、 S.Montana)、チョウセンゴミシ(Schisandra chinensis)、スクテラリア・コスタリカナ(Scutellaria costaricana)、センナ(ハーブ)、エビスグサ(Senna obtusifolia)、ゴマ種子、ヒメスイバ、ナズナ、シアラゴグエ(Sialagogue)、シベリアンチャーガ(Siberian Chaga)、シベリアニンジン(Eleutherococcus senticosus)、ラカンカ(Siraitia grosvenorii)(luohanguo)、タツナミソウ、スローベリー(Sloe Berries)、ホワイトセージ(Smudge Stick)、ソンクス、ギシギシ(Rumex spp.)、キダチヨモギ、スペアミント、クワガタソウ、カイソウ、ダイウイキョウ、ステビア、イチゴ葉、パフィア(Pfaffia paniculata)、ウルシノキ、キダチハッカ(Summer savory)、キャンサーブッシュ(Sutherlandia frutescens)、ドジョウツナギ(Sweet grass)、スイートシスリー(Myrrhis odorata)、クルマバソウ(Sweet woodruff)、サンショウ(Szechuan pepper)(Xanthoxylum piperitum)、タカマハック、タマリンド、タンドリーマサラ、ヨモギギク、タラゴン(Artemisia dracunculus)、チャ、テウクリウム・ポリウム(Teucrium polium)、タイバジル、アザミ、タイム、 トゥールダル(Toor Dall)、タチキジムシロ、ハマビシ(Tribulus terrestris)、ホーリーバジル(Tulsi)(Ocimum tenuiflorum)、ウコン(Curcuma longa)、ウバウルシ(「クマコケモモ」としても知られている)、バニラ(Vanilla planifolia)、バサカ(Vasaka)、クマツヅラ、ベチベルソウ、ペルシカリア・オドラタ(Vietnamese Coriander)(Persicaria odorata)、ワサビ(Wasabia japonica)、オランダガラシ、ワトルシード(Wattleseed)、野生ショウガ(Wild ginger)、ワイルドレタス(Wild Lettuce)、ワイルドタイム(Wild thyme)、キダチハッカ(Winter savory)、マンサク、クコ、セイヨウダイコンソウ(Wood Avens)、カッコウチョロギ(Wood Betony)、クルマバソウ(woodruff)、ニガヨモギ(Wormwood)、ヤロウ、イエルバブエナ、ヨヒンベ、ザータル、ガジュツ根。
本発明によれば、穀類、堅果類、果実類及び香辛料類には、上記で挙げられている種の全ての植物性材料が包含される。
本発明によれば、全ての植物及び植物性材料を処理することが可能である。「植物」は、望ましい野生植物及び望ましくない野生植物、栽培品種(天然に発生している栽培品種を包含する)及び植物変種(植物変種又は植物育種家の権利によって保護され得る場合も保護されない場合も)のような全ての植物及び植物個体群を意味する。栽培品種及び植物変種は、1種類以上の生物工学的方法で(例えば、倍加半数体、原形質融合、ランダム突然変異誘発及び定方向突然変異誘発、分子マーカー又は遺伝的マーカーを用いることによって)補助又は補足することが可能な慣習的な繁殖方法及び育種方法によって得られる植物であり得るか、又は、生物工学的方法と遺伝子工学的方法によって得られる植物であり得る(トランスジェニック植物を包含する)。
「植物性材料」は、枝条、葉、花(flower)、花(blossom)及び根などの植物の地上部及び地下部の全ての部分及び器官を意味する。例えば、葉、針状葉、茎、枝、花、子実体、果実及び種子、並びに、根、球茎及び根茎などが挙げられる。作物、並びに、栄養繁殖器官(vegetative propagating material)及び生殖繁殖器官(generative propagating material)、例えば、挿し穂、球茎、根茎、匍匐茎、果実、穀粒、莢、子実体、塊茎及び実生、さらに、種子なども、植物の部分に属する。
本発明によれば、「収穫前」は、植物繁殖材料(例えば、種子又は実生)を植物の生長を支える環境(例えば、圃場、温室)の中に配置することから開始して当該植物又は植物性材料をその環境から取り去るまでの期間を意味する。
本発明によれば、植物又は植物性材料を植物の生長を支える環境から取り去るプロセスは、「収穫」と定義される。
本発明によれば、「収穫後」は、植物又は植物性材料の収穫から開始する期間を意味する。
本発明によれば、「貯蔵中」は、収穫された植物又は植物性材料がさらなる使用のために貯蔵されている期間を意味する。それは、当該植物性材料のさらなる加工、例えば、植物又は植物性材料を乾燥させること又は凍結乾燥させることなども包含する。
本発明の処理方法において使用される1種類又は複数種類の殺菌性化合物としては、限定するものではないが、(Ia)アゾール群のメンバー〔例えば、シプロコナゾール(113096−99−4)、エポキシコナゾール(106325−08−0)、フルシラゾール(85509−19−9)、イプコナゾール(125225−28−7)、プロピコナゾール(60207−90−1)、プロチオコナゾール(178928−70−6)、メトコナゾール(125116−23−6)、テブコナゾール(107534−96−3)、トリアジメノール(89482−17−7)〕、(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、アゾキシストロビン(131860−33−8)、フルオキサストロビン(361377−29−9)、クレソキシム−メチル(143390−89−0)、ピコキシストロビン(117428−22−5)、ピラクロストロビン(175013−18−0)、トリフロキシストロビン(141517−21−7)〕及び(Ic)別の殺菌剤の群〔例えば、ボスカリド(188425−85−6)、クロロタロニル(1897−45−6)、シプロジニル(121552−61−2)、フルジオキソニル(131341−86−1)、フルオピラム(658066−35−4)、ミクロブタニル(88671−89−0)、プロクロラズ(67747−09−5)、スピロキサミン(118134−30−8)、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(ビキサフェン,581809−46−3)、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(214706−53−3)、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2006/015865−A1)、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2006/015865−A1)、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2006/015865−A1)、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(WO 2006/015865−A1)〕を包含する群(I)を挙げることができる。
これらの殺菌性化合物は、その名称の後ろの括弧内にあるそれらのCAS番号又はPCT公開番号によって特徴付けられる。
本発明の殺菌剤は、群(I)の少なくとも1種類の別の殺菌剤と組み合わせて使用することができる。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)シプロコナゾール、エポキシコナゾール、フルシラゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール、トリアジメノールから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)シプロコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾールから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロチオコナゾール、テブコナゾールから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)プロチオコナゾール、テブコナゾールから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ib)アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ib)フルオキサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ib)トリフロキシストロビンから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ic)ボスカリド、クロロタロニル、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、ミクロブタニル、プロクロラズ、スピロキサミン、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ic)ボスカリド、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、ミクロブタニル、プロクロラズ、スピロキサミン、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ic)ボスカリド、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドから選択される。
特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)シプロコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾールから選択されるか、又は、群(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン〕から選択されるか、又は、群(Ic)ボスカリド、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、プロクロラズ、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンから選択される。
極めて特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾールから選択されるか、又は、群(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、フルオキサストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン〕から選択されるか、又は、群(Ic)ボスカリド、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドから選択される。
極めて特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロチオコナゾール、テブコナゾールから選択されるか、又は、群(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔トリフロキシストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、フルオキサストロビン〕から選択されるか、又は、群(Ic)シプロジニル、フルジオキソニルから選択される。
極めて特定の実施形態では、該殺菌剤は、群(Ia)プロチオコナゾール、テブコナゾールから選択されるか、又は、群(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、トリフロキシストロビン〕から選択される。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ia)から選択される1種類の殺菌剤と群(Ib)の1種類の殺菌剤を含んでいる。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ia)から選択される1種類の殺菌剤と群(Ic)の1種類の殺菌剤を含んでいる。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ib)から選択される1種類の殺菌剤と群(Ic)の1種類の殺菌剤を含んでいる。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ia)から選択される2種類以上の殺菌剤を含んでいる。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ib)から選択される2種類以上の殺菌剤を含んでいる。
特定の実施形態では、該活性化合物組合せは、群(Ic)から選択される2種類以上の殺菌剤を含んでいる。
群(Ia)シプロコナゾール、エポキシコナゾール、フルシラゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール、トリアジメノールから選択される1種類の殺菌剤と群(Ib)アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンの1種類の殺菌剤を含んでいる組合せが、極めて特に好ましい。
群(Ia)エポキシコナゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾールから選択される1種類の殺菌剤と群(Ib)アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビンの1種類の殺菌剤を含んでいる組合せが、特に極めて好ましい。
群(Ia)プロチオコナゾール、テブコナゾールから選択される1種類の殺菌剤と群(Ib)トリフロキシストロビンの1種類の殺菌剤を含んでいる組合せが、特に極めて好ましい。
2種類の殺菌剤を含んでいる特に好ましい組合せについて、以下に挙げる:
エポキシコナゾールとアゾキシストロビン;
イプコナゾールとアゾキシストロビン;
プロピコナゾールとアゾキシストロビン;
プロチオコナゾールとアゾキシストロビン;
メトコナゾールとアゾキシストロビン;
テブコナゾールとアゾキシストロビン;
エポキシコナゾールとピラクロストロビン;
イプコナゾールとピラクロストロビン;
プロピコナゾールとピラクロストロビン;
プロチオコナゾールとピラクロストロビン;
メトコナゾールとピラクロストロビン;
テブコナゾールとピラクロストロビン;
エポキシコナゾールとフルオキサストロビン;
イプコナゾールとフルオキサストロビン;
プロピコナゾールとフルオキサストロビン;
プロチオコナゾールとフルオキサストロビン;
メトコナゾールとフルオキサストロビン;
テブコナゾールとフルオキサストロビン;
エポキシコナゾールとトリフロキシストロビン;
イプコナゾールとトリフロキシストロビン;
プロピコナゾールとトリフロキシストロビン;
プロチオコナゾールとトリフロキシストロビン;
メトコナゾールとトリフロキシストロビン;
テブコナゾールとトリフロキシストロビン;
フルジオキソニルとミクロブタニル;
エポキシコナゾールとイプコナゾール;
プロピコナゾールとイプコナゾール;
プロチオコナゾールとイプコナゾール;
メトコナゾールとイプコナゾール;
テブコナゾールとイプコナゾール;
エポキシコナゾールとプロピコナゾール;
プロチオコナゾールとプロピコナゾール;
メトコナゾールとプロピコナゾール;
テブコナゾールとプロピコナゾール;
エポキシコナゾールとプロチオコナゾール;
メトコナゾールとプロチオコナゾール;
テブコナゾールとプロチオコナゾール;
エポキシコナゾールとメトコナゾール;
テブコナゾールとメトコナゾール;
エポキシコナゾールとテブコナゾール。
本発明による活性化合物組合せ中の化合物が特定の重量比で存在している場合、アフラトキシン及びオクラトキシンを低減させる効果は特に顕著である。しかしながら、該活性化合物組合せ中の活性化合物の重量比は、比較的広い範囲内で変えることができる。一般に、本発明の組合せ中において、群(I)から選択される該化合物は、100:1〜1:100の範囲内(好ましくは、50:1〜1:50の重量比、最も好ましくは、20:1〜1:20の重量比)にある第1の化合物と第2の化合物の相乗的に効果的な重量比で存在している。
本発明によれば、表現「組合せ」は、例えば、単独の「レディーミックス」形態における、及び、単独の活性化合物の別々の製剤からなる組み合わされた散布混合物(例えば、「タンクミックス」)における、及び、順次的に施用される場合(即ち、数時間乃至数日間などの適度に短い期間で順々に施用される場合)の単独の活性成分の組合せ使用における、群(I)の化合物のさまざまな組合せを意味する。好ましくは、群(I)の化合物を施用する順番は本発明を実施する上で重要ではない。
特定の実施形態では、アフラトキシン及びオクラトキシンを産生する菌は、以下の種からなる群から選択される:アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)及びアスペルギルス・ノミウス(Aspergillus nomius)、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・カルボナリウス(A. carbonarius)又はペニシリウム・ビリジカツム(P. viridicatum)。
極めて特定の実施形態では、アフラトキシン及びオクラトキシンを産生する菌は、以下の種からなる群から選択される:アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus )株及びアスペルギルス・ノミウス(Aspergillus nomius)、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・カルボナリウス(A. carbonarius)。
特定の実施形態では、アフラトキシン及びオクラトキシンは、以下の群から選択される:アフラトキシンB1、アフラトキシンB2、アフラトキシンG1及びアフラトキシンG2、オクラトキシンA、オクラトキシンB、オクラトキシンC。
極めて特定の実施形態では、アフラトキシン及びオクラトキシンは、以下の群から選択される:アフラトキシンB1、アフラトキシンB2、アフラトキシンG1及びアフラトキシンG2。
極めて特定の実施形態では、アフラトキシン及びオクラトキシンは、以下の群から選択される:オクラトキシンA、オクラトキシンB、オクラトキシンC。
本発明の特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料は、処理されていない収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料と比較して、アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が少なくとも10%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が少なくとも20%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が少なくとも40%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が少なくとも50%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が少なくとも80%少ない。
本発明の特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料は、処理されていない収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料と比較して、アフラトキシンの汚染が少なくとも10%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシンの汚染が少なくとも20%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシンの汚染が少なくとも40%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシンの汚染が少なくとも50%少なく、さらに好ましくは、アフラトキシンの汚染が少なくとも80%少ない。
本発明の特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料は、処理されていない収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料と比較して、オクラトキシンの汚染が少なくとも10%少なく、さらに好ましくは、オクラトキシンの汚染が少なくとも20%少なく、さらに好ましくは、オクラトキシンの汚染が少なくとも40%少なく、さらに好ましくは、オクラトキシンの汚染が少なくとも50%少なく、さらに好ましくは、オクラトキシンの汚染が少なくとも80%少ない。
特定の実施形態では、植物は、以下の群から選択される:コムギ種、ライムギ、オオムギ、ライコムギ、イネ、モロコシ、エンバク、アワ、キノア、ソバ、アマランス、リンゴ、ナシ、アンズ、サクラ、アーモンド、モモ、液果、ブドウの蔓、レーズン)、キャッサバ、カカオ、バショウ科各種(Musaceae sp.)(例えば、バナナの木及びプランタン)、コーヒー、ツバキ科各種(Theaceae sp.)、レモン、オレンジ及びグレープフルーツ、トマト、ジャガイモ、トウガラシ、ナス; ラッカセイ、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)(クルミ、ペルシャグルミ(テウチグルミ(Juglans regia))、ヒッコリー、ブナ科各種(Fagaceae sp.)(クリ(Castanea)、クリ、これは以下のものを包含する、チュウゴクグリ、パキラ、スウィートチェストナット、ハシバミ、マメ科各種(Leguminosae sp.)(例えば、ラッカセイ、エンドウ及びインゲンマメ インゲンマメ−例えば、クライミングビーン及びソラマメ)、キク科各種(Asteraceae sp.)(例えば、ヒマワリ種子)、アーモンド、カシュー、ワタ種子、マカダミアナッツ、マツの実、ピスタチオ; ダイズ(Glycine sp.、 Glycine max); カルダモン、シナモン(及び、カッシア)、コリアンダー、クミン、ニンニク、ショウガ(Zingiber officinale)、緑茶、セイヨイワサビ、ラベンダー(Lavandula spp.)、ハッカ(Mentha spp.)、パプリカ、パセリ(Petroselinum crispum)、コショウ(黒コショウ、白コショウ、及び、ピーマン)、ペパーミント、サクラソウ(Primula)−砂糖漬け花、チャ、ローズマリー(Rosmarinus officinalis)、セージ(Salvia officinalis)、サルビア、ゴマ種子、バニラ(Vanilla planifolia)。
極めて特定の実施形態では、植物は、イネ、ラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタ種子の群から選択される。
収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物及び植物性材料の処理は、本発明の活性化合物と組み合わされたさらなる活性化合物での処理も含み得る。ここで、該処理は、その市販されている製剤に含ませて及びそれらの製剤から調製された使用形態で、一緒に及び/又は順次に実施することができる。
これらのさらなる化合物は、殺虫剤、誘引剤、不妊剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、成長調節物質、除草剤、薬害軽減剤、肥料、接種剤若しくは植物の生長に影響を及ぼす別の化合物又は情報化学物質であり得る。
穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に対して特に有効な処理は、(a)プロチオコナゾールとトリフロキシストロビン又は(b)テブコナゾールとトリフロキシストロビン又は(c)テブコナゾールとプロチオコナゾールを含んでいる組合せである。
本発明による処理方法は、遺伝子組換え生物(GMO)、例えば、植物又は種子などの処理において使用される。遺伝子組換え植物(又は、トランスジェニック植物)は、異種遺伝子がゲノムに安定的に組み込まれている植物である。表現「異種遺伝子」は、本質的に、供給されたか又は当該植物の外部で構築された遺伝子であって、核のゲノム、葉緑体のゲノム又はミトコンドリアのゲノムの中に導入されたときに、興味深いタンパク質若しくはポリペプチドを発現することにより、又は、その植物内に存在している別の1つ若しくは複数の遺伝子がダウンレギュレート若しくはサイレンシングされることにより、当該形質転換された植物に新しい又は改善された作物学的特性又は別の特性を付与する遺伝子を意味する〔例えば、アンチセンス技術、コサプレッション技術又はRNA干渉(RNAi)技術などを使用する〕。ゲノム内に位置している異種遺伝子は、導入遺伝子とも称される。植物ゲノム内におけるその特異的な位置によって定義される導入遺伝子は、形質転換又は遺伝子導入イベントと称される。
植物種又は植物品種、それらの生育場所及び生育条件(土壌、気候、生育期、養分(diet))に応じて、本発明の処理により、相加効果を超える効果(「相乗効果」)も生じ得る。かくして、例えば、本発明により使用し得る活性物質及び組成物の施用量の低減及び/又は活性スペクトルの拡大及び/又は活性の増強、植物の生育の向上、高温又は低温に対する耐性の向上、渇水又は水中若しくは土壌中に含まれる塩分に対する耐性の向上、開花能力の向上、収穫の容易性の向上、促進された成熟、収穫量の増加、果実の大きさの増大、植物の高さの増大、葉の緑色の向上、より早い開花、収穫された生産物の品質の向上及び/又は栄養価の増加、果実内の糖度の上昇、収穫された生産物の貯蔵安定性の向上及び/又は加工性の向上などが可能であり、これらは、実際に予期された効果を超えるものである。
本発明に従って処理するのが好ましい植物及び植物品種は、特に有利で有益な形質を植物に付与する遺伝物質を有している全ての植物(育種によって得られたものであろうと、及び/又は、生物工学的方法によって得られたものであろうと)を包含する。
本発明に従って処理するのが同様に好ましい植物及び植物品種は、1以上の生物的ストレスに対して抵抗性を示す。即ち、そのような植物は、害虫及び有害微生物に対して、例えば、線虫類、昆虫類、ダニ類、植物病原性の菌類、細菌類、ウイルス類及び/又はウイロイド類などに対して、良好な防御を示す。
本発明に従って同様に処理し得る植物及び植物品種は、1以上の非生物的ストレスに対して抵抗性を示す植物である。非生物的なストレス状態としては、例えば、渇水、低温に晒されること、熱に晒されること、浸透ストレス、湛水、土壌中の塩分濃度の上昇、より多くの鉱物に晒されること、オゾンに晒されること、強い光に晒されること、利用可能な窒素養分が限られていること、利用可能なリン養分が限られていること、日陰回避などを挙げることができる。
本発明に従って同様に処理し得る植物及び植物品種は、増大した収量特性を特徴とする植物である。そのような植物における増大した収量は、例えば、改善された植物の生理機能、生長及び発育、例えば、水の利用効率、水の保持効率、改善された窒素の利用性、強化された炭素同化作用、改善された光合成、上昇した発芽効率及び促進された成熟などの結果であり得る。収量は、さらに、改善された植物の構成(architecture)によっても影響され得る(ストレス条件下及び非ストレス条件下)。そのような改善された植物の構成としては、限定するものではないが、早咲き、ハイブリッド種子産生のための開花制御、実生の活力、植物の寸法、節間の数及び距離、根の成長、種子の寸法、果実の寸法、莢の寸法、莢又は穂の数、1つの莢又は穂当たりの種子の数、種子の体積、強化された種子充填、低減された種子分散、低減された莢の裂開及び耐倒伏性などがある。収量についてのさらなる形質としては、種子の組成、例えば、炭水化物含有量、タンパク質含有量、油の含有量及び油の組成、栄養価、抗栄養化合物の低減、改善された加工性並びに向上した貯蔵安定性などがある。
本発明に従って処理し得る植物は、雑種強勢(これは、結果として、一般に、増加した収量、向上した活力、向上した健康状態並びに生物的及び非生物的ストレス因子に対する向上した抵抗性をもたらす)の特性を既に呈しているハイブリッド植物である。そのような植物は、典型的には、雄性不稔交配母体近交系(inbred male−sterile parent line)(雌性親)を別の雄性稔性交配母体近交系(inbred male−fertile parent line)(雄性親)と交雑させることによって作られる。ハイブリッド種子は、典型的には、雄性不稔植物から収穫され、そして、栽培者に販売される。雄性不稔植物は、場合により(例えば、トウモロコシにおいて)、雄穂を除去することによって〔即ち、雄性繁殖器官(又は雄花)を機械的に除去することによって〕、作ることができる。しかしながら、より典型的には、雄性不稔性は、植物ゲノム内の遺伝的決定基の結果である。その場合、及び、特に種子がハイブリッド植物から収穫される所望の生産物である場合、典型的には、該ハイブリッド植物において雄性稔性を確実に完全に回復させることは有用である。これは、雄性不稔性に関与する遺伝的決定基を含んでいるハイブリッド植物において雄性稔性を回復させることが可能な適切な稔性回復遺伝子を雄性親が有していることを確実なものとすることによって達成することができる。雄性不稔性に関する遺伝的決定基は、細胞質内に存在し得る。細胞質雄性不稔(CMS)の例は、例えば、アブラナ属各種(Brassica species)に関して記述されている。しかしながら、雄性不稔性に関する遺伝的決定基は、核ゲノム内にも存在し得る。雄性不稔性植物、遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によっても得ることができる。雄性不稔性植物を得るのに特に有用な方法は、WO 89/10396に記載されており、ここでは、例えば、バルナーゼなどのリボヌクレアーゼを雄ずい内のタペータム細胞において選択的に発現させる。次いで、タペータム細胞内においてバルスターなどのリボヌクレアーゼインヒビターを発現させることによって、稔性を回復させることができる。
本発明に従って処理し得る植物又は植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られたもの)は、除草剤耐性植物、即ち、1種類以上の所与の除草剤に対して耐性にされた植物である。そのような植物は、遺伝的形質転換によって得ることができるか、又は、当該除草剤耐性を付与する突然変異を含んでいる植物を選抜することによって得ることができる。
除草剤耐性植物は、例えば、グリホセート耐性植物、即ち、除草剤グリホセート又はその塩に対して耐性にされた植物である。植物は、種々の方法によって、グリホセートに対して耐性にすることができる。例えば、グリホセート耐性植物は、酵素5−エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸シンターゼ(EPSPS)をコードする遺伝子で植物を形質転換させることによって得ることができる。そのようなEPSPS遺伝子の例は、以下のものである:細菌サルモネラ・チフィムリウム(Salmonella typhimurium)のAroA遺伝子(突然変異CT7)、細菌アグロバクテリウム属各種(Agrobacterium sp.)のCP4遺伝子、ペチュニアのEPSPSをコードする遺伝子、トマトのEPSPSをコードする遺伝子又はオヒシバ属(Eleusine)のEPSPSをコードする遺伝子。それは、突然変異EPSPSであることも可能である。グリホセート耐性植物は、さらにまた、グリホセートオキシドレダクターゼ酵素をコードする遺伝子を発現させることによって得ることもできる。グリホセート耐性植物は、さらにまた、グリホセートアセチルトランスフェラーゼ酵素をコードする遺伝子を発現させることによって得ることもできる。グリホセート耐性植物は、さらにまた、上記遺伝子の自然発生突然変異を含んでいる植物を選抜することによって得ることもできる。
別の除草剤抵抗性植物は、例えば、酵素グルタミンシンターゼを阻害する除草剤(例えば、ビアラホス、ホスフィノトリシン又はグルホシネート)に対して耐性にされている植物である。そのような植物は、当該除草剤を解毒する酵素を発現させるか、又は、阻害に対して抵抗性を示す突然変異グルタミンシンターゼ酵素を発現させることによって、得ることができる。そのような有効な一解毒酵素は、ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼをコードする酵素である(例えば、ストレプトマイセス属各種(Streptomyces species)に由来するbarタンパク質又はpatタンパク質)。外因性のホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼを発現する植物も記述されている。
さらなる除草剤耐性植物は、さらにまた、酵素ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(HPPD)を阻害する除草剤に対して耐性にされている植物である。ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ類は、パラ−ヒドロキシフェニルピルベート(HPP)がホモゲンチセートに変換される反応を触媒する酵素である。HPPD阻害薬に対して耐性を示す植物は、自然発生抵抗性HPPD酵素をコードする遺伝子を用いて、又は、突然変異HPPD酵素をコードする遺伝子を用いて、形質転換させることができる。HPPD阻害薬に対する耐性は、さらにまた、HPPD阻害薬による天然HPPD酵素の阻害にもかかわらずホモゲンチセートを形成させることが可能な特定の酵素をコードする遺伝子を用いて植物を形質転換させることによっても得ることができる。HPPD阻害薬に対する植物の耐性は、さらにまた、HPPD耐性酵素をコードする遺伝子に加えて酵素プレフェナートデヒドロゲナーゼをコードする遺伝子を用いて植物を形質転換させることによって改善することもできる。
さらに別の除草剤抵抗性植物は、アセトラクテートシンターゼ(ALS)阻害薬に対して耐性にされている植物である。既知ALS阻害薬としては、例えば、スルホニル尿素系除草剤、イミダゾリノン系除草剤、トリアゾロピリミジン系除草剤、ピリミジニルオキシ(チオ)ベンゾエート系除草剤、及び/又は、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン系除草剤などがある。ALS酵素(アセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)としても知られている)における種々の突然変異体は、種々の除草剤及び除草剤の群に対する耐性を付与することが知られている。スルホニル尿素耐性植物及びイミダゾリノン耐性植物の作製については記述されている。別のイミダゾリノン耐性植物についても記述されている。さらなるスルホニル尿素耐性植物及びイミダゾリノン耐性植物は、さらにまた、例えば、WO 2007/024782にも記載されている。
イミダゾリノン及び/又はスルホニル尿素に対して耐性を示す別の植物は、例えば、ダイズ、イネ、テンサイ、レタス又はヒマワリに関して記述されているように、誘導された突然変異誘発、当該除草剤の存在下での細胞培養における選抜又は突然変異育種によって得ることができる。
本発明に従って同様に処理し得る植物又は植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られたもの)は、昆虫抵抗性トランスジェニック植物、即ち、特定の標的昆虫による攻撃に対して抵抗性にされた植物である。そのような植物は、遺伝的形質転換によって得ることができるか、又は、そのような昆虫抵抗性を付与する突然変異を含んでいる植物を選抜することによって得ることができる。
本明細書中で使用されている場合、「昆虫抵抗性トランスジェニック植物」には、以下のものをコードするコード配列を含んでいる少なくとも1の導入遺伝子を含んでいる任意の植物が包含される:
(1) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫性結晶タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、クリックモアら「Crickmore et al., Microbiology and Molecular Biology Reviews (1998), 62, 807−813」によって記載され、クリックモアら「Crickmore et al. (2005)」によって、オンライン「http://www.lifesci.sussex.ac.uk/Home/Neil_Crickmore/Bt/」上で「バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)毒素命名法」において更新された殺虫性結晶タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、Cryタンパク質類(Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry2Ab、Cry3Aa、又は、Cry3Bb)のタンパク質又はその殺虫活性を示す一部分;又は、
(2) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する第2の別の結晶タンパク質又はその一部分の存在下において殺虫活性を示す、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する結晶タンパク質又はその一部分、例えば、Cry34結晶タンパク質とCry35結晶タンパク質で構成されているバイナリートキシン;又は、
(3) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する種々の殺虫性結晶タンパク質の一部分を含んでいる殺虫性ハイブリッドタンパク質、例えば、上記(1)のタンパク質のハイブリッド、又は、上記(2)のタンパク質のハイブリッド、例えば、トウモロコシイベントMON98034で産生されるCry1A.105タンパク質;又は、
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1つのタンパク質において、標的昆虫種に対するさらに強い殺虫活性を得るために、及び/又は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、及び/又は、クローニング若しくは形質転換に際してコード化DNA中に導入された変化に起因して、幾つかのアミノ酸(特に、1〜10のアミノ酸)が別のアミノ酸で置き換えられていているもの、例えば、トウモロコシイベントMON863若しくはMON88017におけるCry3Bb1タンパク質又はトウモロコシイベントMIR604におけるCry3Aタンパク質;又は、
(5) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する殺虫性分泌タンパク質又はその殺虫活性を示す一部分、例えば、「http://www.lifesci.sussex.ac.uk/home/Neil_Crickmore/Bt/vip.html」において挙げられている栄養生長期殺虫性タンパク質(vegetative insecticidal protein)(VIP)、例えば、VIP3Aaタンパク質類のタンパク質;又は、
(6) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する第2の分泌タンパク質の存在下において殺虫活性を示す、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する分泌タンパク質、例えば、VIP1Aタンパク質とVIP2Aタンパク質で構成されているバイナリートキシン;又は、
(7) バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)又はバシルス・セレウス(Bacillus cereus)に由来する種々の分泌タンパク質の一部分を含んでいる殺虫性ハイブリッドタンパク質、例えば、上記(1)のタンパク質のハイブリッド、又は、上記(2)のタンパク質のハイブリッド;又は、
(8) 上記(1)〜(3)のいずれか1つのタンパク質において、標的昆虫種に対するさらに強い殺虫活性を得るために、及び/又は、影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、及び/又は、クローニング若しくは形質転換に際してコード化DNA中に導入された変化(それでも、まだ、殺虫性タンパク質をコードしている)に起因して、幾つかのアミノ酸(特に、1〜10のアミノ酸)が別のアミノ酸で置き換えられていているもの、例えば、ワタイベントCOT102におけるVIP3Aaタンパク質。
もちろん、「昆虫抵抗性トランスジェニック植物」は、本明細書で使用される場合、上記クラス(1)〜(8)のいずれか1つのタンパク質をコードする遺伝子の組合せを含んでいる任意の植物も包含する。一実施形態では、異なった標的昆虫種に対して異なったタンパク質を使用した場合に影響を受ける標的昆虫種の範囲を拡大するために、又は、同一の標的昆虫種に対して殺虫活性を示すが作用機序は異なっている(例えば、当該昆虫内の異なった受容体結合部位に結合する)異なったタンパク質を用いることによって当該植物に対する昆虫の抵抗性の発達を遅延させるために、昆虫抵抗性植物は上記クラス(1)〜(8)のいずれか1つのタンパク質をコードする2つ以上の導入遺伝子を含んでいる。
本発明に従って同様に処理し得る植物又は植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られたもの)は、非生物的ストレスに対して耐性を示す。そのような植物は、遺伝的形質転換によって得ることができるか、又は、そのようなストレス抵抗性を付与する突然変異を含んでいる植物を選抜することによって得ることができる。特に有用なストレス耐性植物としては、以下のものなどがある:
(a) 植物細胞内又は植物内におけるポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼ(PARP)遺伝子の発現及び/又は活性を低減させることが可能な導入遺伝子を含んでいる植物;
(b) 植物又は植物細胞のPARGコード化遺伝子の発現及び/又は活性を低減させることが可能なストレス耐性を強化する導入遺伝子を含んでいる植物;
(c) ニコチンアミダーゼ、ニコチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ、ニコチン酸モノヌクレオチドアデニルトランスフェラーゼ、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドシンテターゼ又はニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼを包含するニコチンアミドアデニンジヌクレオチドサルベージ生合成経路の植物機能性酵素(plant−functional enzyme)をコードするストレス耐性を強化する導入遺伝子を含んでいる植物。
上記形質を有している植物の例について、非網羅的に表Aに記載する。
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本発明に従って同様に処理し得る植物又は植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られたもの)は、収穫された生産物の改変された量、品質及び/若しくは貯蔵安定性、並びに/又は、収穫された生産物の特定の成分の改変された特性を示す。例えば:
(1) 野生型の植物細胞又は植物において合成された澱粉と比較して、その物理化学的特性〔特に、アミロース含有量若しくはアミロース/アミロペクチン比、枝分かれ度、平均鎖長、側鎖分布、粘性挙動、ゲル化強度(gelling strength)、澱粉粒径及び/又は澱粉粒子形態〕が変えられていて、特定の用途により適した変性澱粉を合成するトランスジェニック植物;
(2) 非澱粉炭水化物ポリマーを合成するか又は遺伝子組換えがなされていない野生型植物と比較して改変された特性を有する非澱粉炭水化物ポリマーを合成するトランスジェニック植物。その例は、ポリフルクトース(特に、イヌリン型及びレバン型のポリフルクトース)を産生する植物、α−1,4−グルカン類を産生する植物、α−1,6−分枝 α−1,4−グルカン類を産生する植物、及び、アルテルナンを産生する植物である;
(3) ヒアルロナンを産生するトランスジェニック植物。
本発明に従って処理し得る特に有用なトランスジェニック植物は、アメリカ合衆国内における規制除外(non−regulated status)についてのアメリカ合衆国農務省(USDA)の動植物検疫局(APHIS)に対する申請の対象である(ここで、そのような申請は、許可されていても又は審理中であってもよい)、形質転換イベント又は形質転換イベントの組合せを含んでいる植物でである。いつ何時でも、この情報は、APHIS(4700 River Road Riverdale,MD 20737,USA)から、例えば、そのインターネットサイト(URL http://www.aphis.usda.gov/brs/not_reg.html)において、容易に入手することができる。本出願の出願日において、APHISが審理中であるか又はAPHISによって許可された規制除外についての申請は、表Bに記載されているものである。表Bは、以下の情報を含んでいる:
申請: 申請の識別番号。形質転換イベントの技術的な記述は、この申請番号を参照することによってAPHISから(例えば、APHISウェブサイト上で)入手可能な個々の申請書類の中に見いだすことができる。これらの記述は、参照により本明細書に組み入れる。
申請の延長: 延長が請願されている先の申請についての参照。
研究機関: 申請書を提出している団体の名称。
被規制物: 関連する植物。
トランスジェニック表現型: 形質転換イベントによって植物に賦与された形質。
形質転換イベント又はライン: 規制除外が請願されている1種類又は複数種類のイベント(場合により、ラインとも称される)の名称。
APHIS文書: 申請に関してAPHISから刊行されているさまざまな文書(これは、APHISに要求することができる)。
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本発明に従って処理することができる穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の特に有用なトランスジェニック植物について、その商品名と一緒に表Bに記載する。
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本発明に従って処理することができる特に有用なトランスジェニック植物は、例えば国又は地域の各種規制機関のデータベースに記載されている形質転換イベント又は形質転換イベントの組合せを含んでいる植物である(例えば、「http://gmoinfo.jrc.it/gmp_browse.aspx」及び「http://www.agbios.com/dbase.php」を参照されたい)。
特別に遺伝子組み換えされたさらなる植物には、表C中に挙げられているイベントによって記載されているような栽培学的に中立的な又は有益な位置に遺伝子を含んでいる植物が包含される。
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極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してイプコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してイプコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してイプコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してイプコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してフルジオキソニル及びミクロブタニルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾール及びイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びプロピコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾール及びプロピコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びプロピコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びプロピコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びプロチオコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾール及びプロチオコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びプロチオコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びメトコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾール及びメトコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾール及びテブコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してシプロコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してエポキシコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してフルシラゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してイプコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロピコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロチオコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してメトコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してテブコナゾールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してトリアジメノールを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してアゾキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してフルオキサストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してクレソキシム−メチルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してピコキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してピラクロストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してトリフロキシストロビンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してボスカリドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してクロロタロニルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してシプロジニルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してフルジオキソニルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してフルオピラムを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してミクロブタニルを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してプロクロラズを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してスピロキサミンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してN−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対して5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジンを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対して1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してN−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対して1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
極めて特定の実施形態では、収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中のラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタの植物及び/又はラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタに由来する植物性材料のアフラトキシンB1、B2、G1及びG2による汚染を低減させる方法が記述され、ここで、該方法は、遺伝子組み換えされたラッカセイ及びワタに対してN−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを使用することを含む〔ここで、該遺伝子組み換えされた植物によって発現される活性成分は、表A、表B又は表Cの横列に対応する〕。
さらなる態様において、本発明による群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを含んでいる組成物が提供される。好ましくは、該殺菌性組成物は、農業上許容される添加剤、溶媒、担体、界面活性剤又は増量剤を含んでいる。
本発明によれば、用語「担体」は、群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せと組み合わせて又は関連させて、特に該植物の部分に対して、より容易に施用できるようにする、天然又は合成の有機化合物又は無機化合物を意味する。このような支持体は、従って、好ましくは不活性であり、また、少なくとも農業上許容されるものであるべきである。支持体は、固体であることができるし、又は、液体であることもできる。
適切な固体担体は、以下のものである:例えば、アンモニウム塩、及び、天然石粉末、例えば、カオリン、クレー、タルカム、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイト又はケイ藻土、及び、合成石粉末、例えば、高分散シリカ、酸化アルミニウム及びシリケート、油蝋、固形肥料、水、アルコール(好ましくは、ブタノール)、有機溶媒、鉱油及び植物油、並びに、それれらの誘導体;
粒剤に適する固体担体は、例えば、粉砕して分別した天然石、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、苦灰岩、並びに、無機及び有機の粉末からなる合成顆粒や、有機材料、例えば、紙、おがくず、ココナッツ殻、トウモロコシ穂軸及びタバコの葉柄などからなる顆粒などである。
液化した気体希釈剤又は支持体は、常温常圧下では気体であるような液体、例えば、エーロゾル噴射剤、例えば、ハロ炭化水素類、並びに、ブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素などを意味する。
上記製剤において、接着剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、天然及び合成の粉末化ポリマー又は顆粒状ポリマー又はラテックス様ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、並びに、天然のリン脂質、例えば、セファリン及びレシチン、並びに、合成リン脂質などを使用することができる。さらなる添加剤は、鉱油又は植物油及び蝋(これらは、場合により、変性されていてもよい)であり得る。
適切な増量剤は、例えば、水、並びに、極性及び非極性の有機化学的液体、例えば、以下の種類から選択されるものである:芳香族及び非芳香族の炭化水素類(例えば、パラフィン類、アルキルベンゼン類、アルキルナフタレン類、クロロベンゼン類)、アルコール類及びポリオール類(これらは、適切な場合には、置換されていてもよく、エーテル化されていてもよく、及び/又は、エステル化されていてもよい)、ケトン類(例えば、アセトン、シクロヘキサノン)、エステル類(これは、脂肪類及び油類を包含する)及び(ポリ)エーテル類、置換されていない及び置換されているアミン類、アミド類、ラクタム類(例えば、N−アルキルピロリドン類)及びラクトン類、スルホン類及びスルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)。
使用する増量剤が水である場合、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することもできる。本質的に、適切な液体溶媒は、芳香族化合物、例えば、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類、塩素化芳香族化合物又は塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサン又はパラフィン類、例えば、石油留分、鉱油及び植物油、アルコール類、例えば、ブタノール又はグリコールとそれらのエーテル類及びエステル類、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルスルホキシドなどであり、さらに、水も適している。
本発明の組成物には、さらにまた、付加的な成分も含有させることができる。特に、該組成物には、さらに、界面活性剤を含有させることができる。該界面活性剤は、イオン性若しくは非イオン性のタイプの乳化剤、分散剤若しくは湿潤剤であることが可能であるか、又は、そのような界面活性剤の混合物であることが可能である。例えば、以下のものを挙げることができる:ポリアクリル酸塩、リグノスルホン酸塩、フェノールスルホン酸塩若しくはナフタレンスルホン酸塩、エチレンオキシドと脂肪アルコールの重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪酸の重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪アミンの重縮合物、置換されているフェノール(特に、アルキルフェノール又はアリールフェノール)、スルホコハク酸エステルの塩、タウリン誘導体(特に、アルキルタウレート)、ポリオキシエチル化アルコールのリン酸エステル若しくはポリオキシエチル化フェノールのリン酸エステル、ポリオールの脂肪酸エステル、並びに、硫酸官能基、スルホン酸官能基及びリン酸官能基を含んでいる本発明化合物の誘導体、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスルフェート類、アリールスルホネート類、タンパク質加水分解物、リグノスルファイト廃液及びメチルセルロースなど。該活性化合物及び/又は該不活性支持体が水不溶性である場合、並びに、施用のための媒介物(vector agent)が水である場合、一般に、少なくとも1種類の界面活性剤を存在させることが必要である。好ましくは、界面活性剤の含有量は、該組成物の5重量%〜40重量%であり得る。
適切な乳化剤及び/又は泡形成剤は、例えば、非イオン性及びアニオン性の乳化剤、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル類などであり、適切な分散剤は、非イオン性及び/又はイオン性の物質、例えば、アルコールPOE及び/又はPOPエーテル類、酸及び/又はPOP若しくはPOEエステル類、アルキルアリール及び/又はPOP若しくはPOEエーテル類、脂肪及び/又はPOP−POE付加体、POE及び/又はPOPポリオール誘導体、POE及び/又はPOP/ソルビタン若しくは糖付加体、アルキルスルフェート類若しくはアリールスルフェート類、アルキルスルホネート類若しくはアリールスルホネート類及びアルキルホスフェート類若しくはアリールホスフェート類又はそれらの対応するPOエーテル付加体の類から選ばれた非イオン性及び/又はイオン性の物質などである。さらに、適切なオリゴマー又はポリマー、例えば、ビニルモノマーに基づくもの、アクリル酸に基づくもの、EO及び/若しくはPOの単独又は例えば(ポリ)アルコール類若しくは(ポリ)アミン類と組み合わせたものに基づくもの。さらにまた、リグニン及びそのスルホン酸誘導体、単純セルロース及び変性セルロース、芳香族及び/又は脂肪族のスルホン酸並びにそれらのホルムアルデヒドとの付加体なども使用することができる。分散剤として適しているものは、例えば、リグノスルファイト廃液及びメチルセルロースなどである。
着色剤、例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタン及びフェロシアンブルー、並びに、有機色素、例えば、アリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、並びに、微量元素、例えば、鉄塩、マンガン塩、ホウ素塩、銅塩、コバルト塩、モリブデン塩及び亜鉛塩などを使用することができる。
場合により、付加的な別の成分、例えば、保護コロイド、粘着剤、増粘剤、揺変剤、浸透剤、安定化剤、金属イオン封鎖剤などを含ませることもできる。さらに一般的には、該活性化合物は、通常の製剤技術に従う固体又は液体の任意の添加剤と組み合わせることが可能である。
一般に、本発明の組成物は、0.05〜99重量%の活性化合物、好ましくは、1〜70重量%の活性化合物、最も好ましくは、10〜50重量%の活性化合物を含有することができる。
本発明による組合せ又は組成物は、そのままで、それらの製剤の形態で、又は、それから調製される使用形態として、例えば、エーロゾルディスペンサー、カプセル懸濁液剤、冷煙霧濃厚剤(cold fogging concentrate)、温煙霧濃厚剤(hot fogging concentrate)、カプセル化粒剤、細粒剤、種子処理用フロアブル剤、即時使用可能な(ready−to−use)溶液剤、散粉性粉剤、乳剤、水中油型エマルション剤、油中水型エマルション剤、大型粒剤、微粒剤、油分散性粉剤、油混和性フロアブル剤、油混和性液剤、泡剤(froth)、ペースト剤、農薬粉衣種子、懸濁製剤(フロアブル剤)、サスポエマルション製剤、可溶性濃厚剤(soluble concentrate)、懸濁液剤(suspension)、可溶性粉剤、粒剤、水溶性顆粒剤、水溶性錠剤、種子処理用水溶性粉剤、水和剤、活性化合物を含浸させた天然物質、活性化合物を含浸させた合成物質、ポリマー物質中にマイクロカプセル化したもの、種子用ジャケット中にマイクロカプセル化したもの、さらに、ULV−冷煙霧製剤(cold fogging formulation)、ULV−温煙霧製剤(hot fogging formulation)、ガス剤(加圧下)、ガス生成剤(gas generating product)、植物用棒状剤(plant rodlet)、乾燥種子処理用粉剤、種子処理用溶液剤、微量散布用液剤(ultra low volume (ULV) liquid)、微量散布用懸濁液剤(ultra low volume (ULV) suspension)、顆粒水和剤、水分散性錠剤、スラリー処理用水和剤などとして使用することが可能である。
これらの製剤は、既知方法で、該活性化合物又は活性化合物組合せを慣習的な添加剤、例えば、慣習的な増量剤、並びに、さらに、溶媒若しくは稀釈剤、乳化剤、分散剤、及び/又は、結合剤若しくは固定剤、湿潤剤、撥水剤と混合させ、適切な場合には、さらに、乾燥剤及び紫外線安定剤、着色剤、顔料、消泡剤、防腐剤、第2の増粘剤、粘着剤、ジベレリン類及び水、並びに、さらなる加工助剤と混合させることにより、調製する。
これらの組成物には、処理対象の植物又は種子に対して噴霧装置又は散粉装置のような適切な装置を用いて施用される状態にある組成物のみではなく、作物に対して施用する前に希釈することが必要な商業的な濃厚組成物も包含される。
アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させることは、主に、土壌及び植物の地上部を作物保護剤で処理することにより実施する。作物保護剤が環境並びにヒト及び動物の健康に対して影響を及ぼし得るということに関する懸念のために、施用する活性化合物の量を低減させる努力がなされている。
本発明による活性化合物及び活性化合物組合せは、その市販製剤中に及びそのような製剤から調製した使用形態中に含ませて、誘引剤、不妊剤、殺細菌剤、殺線虫剤、殺菌剤、成長調節物質、除草剤、薬害軽減剤、肥料又は情報化学物質などの他の活性化合物との混合物として使用することができる。
本発明による群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを用いた植物及び植物の部分の処理は、通常の処理方法を用いて、例えば、潅水(灌注(drenching))、点滴灌漑、散布、気化、噴霧、ばらまき、散粉、泡状散布(foaming)、塗布(spreading−on)によって、及び、乾燥種子処理用の粉末、種子処理用の溶液、種子処理用の水溶性粉末、スラリー処理用の水溶性粉末として直接的に実施するか又はそれらの周囲、生息環境若しくは貯蔵区域に作用させることによって実施し、又は、植物性材料の場合、特に、種子の場合、表面を覆うことによって、さらに、乾燥処理、スラリー処理、液体処理によって、1層若しくは多層コーティングによって実施する。該活性化合物を微量散布法(ultra−low volume method)で施用するも可能であり、又は、該活性化合物調製物若しくは該活性化合物自体を土壌中に注入することも可能である。
本発明による処理方法は、さらにまた、群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを同時に、別々に又は順次に使用することも提供する。
本発明による処理方法で通常施用される活性化合物の薬量/施用量は、一般に、及び、有利には、以下のとおりである:
・ 茎葉処理に関しては:0.1〜10,000g/ha、好ましくは、10〜1,000g/ha、さらに好ましくは、50〜300g/ha; 灌注施用又は点滴施用の場合、該薬量は、特にロックウール又はパーライトなどの不活性基体を使用する場合、低減させることさえ可能である;
・ 種子処理に関しては:種子100kg当たり2〜200g、好ましくは、種子100kg当たり3〜150g;
・ 土壌処理に関しては:0.1〜10,000g/ha、好ましくは、1〜5,000g/ha。
ここに示されている薬量は、本発明による方法を例証する例として与えられている。当業者は、特に処理対照の植物又は作物の種類に応じて、該施用薬量を適合させる方法を理解するであろう。
本発明による処理方法は、種子、実生又は移植実生(seedlings pricking out)及び植物又は移植植物(plants pricking out)を処理するのにも有用であり得る。この処理方法は、根を処理するのにも有用であり得る。本発明による処理方法は、関係している植物の茎、穂、雄穂、シルク、穂軸及び穀粒のような植物の地上部を処理するのにも有用であり得る。
本発明は、トランスジェニック種子を群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せで同時に処理する方法を包含する。本発明は、さらに、トランスジェニック種子を群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せで別々に処理する方法も包含する。
本発明は、さらにまた、群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せで同時に処理されたトランスジェニック種子も包含する。本発明は、さらにまた、群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せで別々に処理されたトランスジェニック種子も包含する。後者のトランスジェニック種子の場合、当該活性成分は、別々の層に施用することができる。それらの層は、場合により、活性成分を含んでいても又は含んでいなくてもよいさらなる層で隔てることができる。
群(I)から選択される該化合物若しくは2種類以上の殺菌性化合物の組合せ及び/又は本発明の組成物は、トランスジェニック種子を処理するのに特に適している。栽培変種に対して害虫及び/又は植物病原性菌類によってもたらされる被害の大部分は、トランスジェニック種子を貯蔵中及び土壌中に播種した後、並びに、植物が発芽している最中及び発芽の直後に、当該トランスジェニック種子が侵襲されることによって起こる。この相は特に危険である。それは、生長している植物の根及び苗条は特に感受性が高く、少量の損傷であっても植物全体を死に至らしめ得るからである。従って、適切な薬剤を用いてトランスジェニック種子及び発芽中の植物を保護することに、大きな関心が持たれている
植物のトランスジェニック種子を処理することによる害虫及び/又は植物病原性菌類の防除は、かなり長い間知られており、継続的に改良が加えられている。しかしながら、トランスジェニック種子を処理することには、必ずしも満足のいくように解決することができるわけではない多くの問題がある。従って、播種後又は植物の発芽後に植物保護剤を追加で施用することを不必要とするような、トランスジェニック種子及び発芽中の植物を保護する方法を開発することは価値がある。さらに、施用する活性化合物によって植物自体に損傷を与えることなく、トランスジェニック種子及び発芽中の植物が害虫及び/又は植物病原性菌類による侵襲に対して可能な限り最も良好に保護されるように、施用する活性物質の量を最適化することも価値がある。特に、トランスジェニック種子を処理する方法では、作物保護剤の消費を最少量にしてトランスジェニック種子及び発芽中の植物を最適に保護するために、トランスジェニック植物の内因性の殺菌特性及び殺虫特性も考慮に入れるべきである。
従って、本発明は、特に、害虫並びに/又は植物病原性の菌類及び/若しくは微生物による侵襲からトランスジェニック種子及び発芽中の植物を保護する方法に関し、ここで、該方法においては、該トランスジェニック種子を本発明の組合せ/組成物で処理する。さらに、本発明は、トランスジェニック種子及び発芽中の植物を害虫並びに/又は植物病原性の菌類及び/若しくは微生物から保護するためにトランスジェニック種子を処理するための本発明の組合せ/組成物の使用にも関する。さらに、本発明は、害虫並びに/又は植物病原性の菌類及び/若しくは微生物から保護するために本発明の組合せ/組成物で処理されたトランスジェニック種子にも関する。
本発明の有利な点の1つは、本発明の組合せ/組成物が有している際立った浸透移行性によって、群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを用いた処理によりそのトランスジェニック種子自体が保護されるのみではなく、出芽後に現れる植物も保護されるということである。かくして、播種時又は播種後間もなくの作物の直接的な処理を省くことができる。
さらなる有利な点は、本発明の組合せ/組成物の殺菌活性が個々のそれぞれの活性化合物と比較して相乗的に増大しているということであり、これは、個別的に施用された両方の活性化合物の活性の総和を超えている。かくして、施用する活性化合物の量を最適化することが可能となる。
さらに、本発明の混合物が、特に、トランスジェニック種子(そのような種子から生じた植物は、害虫並びに植物病原性の菌類及び/又は微生物に対抗するタンパク質を発現することができる)と一緒に使用することも可能であるということも、有利な点として見なされる。そのような種子を本発明の薬剤で処理することで、特定の害虫並びに/又は植物病原性の菌類及び/若しくは微生物は、例えば殺虫活性タンパク質の発現により既に防除可能であり、そして、本発明の薬剤を用いて相乗的な活性の補足(これは、害虫による侵襲からの保護の有効性をさらに一層向上させる)が起こるということはさらに驚くべきことである。
既に記述したように、本発明の群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せによるトランスジェニック種子の処理は、特に重要である。これは、特定の殺虫特性を有するポリペプチドの発現を支配する少なくとも1種類の異種遺伝子を一般に含んでいる植物の種子に関する。トランスジェニック種子内の異種遺伝子は、バシルス(Bacillus)、リゾビウム(Rhizobium)、シュードモナス(Pseudomonas)、セラチア(Serratia)、トリコデルマ(Trichoderma)、クラビバクテル(Clavibacter)、グロムス(Glomus)又はグリオクラジウム(Gliocladium)などの微生物に由来し得る。本発明は、その遺伝子産物がアワノメイガ(European corn borer)及び/又はウェスタンコーンルートワーム(western corn rootworm)に対して活性を示すバシルス属種(Bacillus sp.)に由来する少なくとも1種類の異種遺伝子を含んでいてるトランスジェニック種子を処理するのに特に適している。特に好ましいのは、バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する異種遺伝子である。
本発明に関連して、本発明の群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せは、トランスジェニック種子に対して、単独で施用するか、又は、適切な製剤中に含ませて施用する。好ましくは、トランスジェニック種子は、処理中に損傷が生じないほど充分に安定な状態で処理する。一般に、トランスジェニック種子の処理は、収穫と播種の間の任意の時点で実施することができる。通常、植物から分離されていて、肉穂花序、殻、柄、莢、綿毛又は果肉が取り除かれているトランスジェニック種子を使用する。収穫され、不純物が取り除かれ、含水量が15%(w/w)未満となるまで乾燥されたトランスジェニック種子を使用する。あるいは、乾燥後に水で処理され、その後再度乾燥されたトランスジェニック種子も使用することができる。
トランスジェニック種子の処理に際しては、トランスジェニック種子に施用する本発明の群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物若しくは2種類以上の殺菌性化合物の組合せの量及び/又はさらなる添加剤の量を、トランスジェニック種子の発芽が損なわれないように及び生じた植物が損傷を受けないように選択することについて、一般に注意しなくてはならない。このことは、とりわけ、特定の量で施用されたときに薬害作用を示し得る活性化合物の場合には、留意しなくてはならない。
本発明の群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せは、直接的に施用することが、即ち、付加的な成分を含ませることなく、また、希釈することなく、施用することが可能である。通常、該組合せ/組成物は、適切な製剤の形態でトランスジェニック種子に施用するのが好ましい。トランスジェニック種子を処理するための適切な製剤及び方法は、当業者には知られており、例えば、以下の文献に記載されている:US 4,272,417A、US 4,245,432A、US 4,808,430A、US 5,876,739A、US 2003/0176428A1、WO 2002/080675A1、WO 2002/028186A2。
本発明に従って使用可能な群(I)から選択される1種類の化合物若しくは2種類以上の殺菌性化合物の組合せ及び組成物は、慣習的な種子粉衣製剤、例えば、溶液剤、エマルション剤、懸濁液剤、粉末剤、泡剤、スラリー剤又は種子用の別のコーティング物質、及び、さらに、ULV製剤に変換することができる。
これらの製剤は、既知方法で、活性化合物又は活性化合物組合せを慣習的な添加剤、例えば、慣習的な増量剤、及び、さらに、溶媒又は希釈剤、着色剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、防腐剤、第2の増粘剤、粘着剤、ジベレリン類などと混合させ、及び、さらに、場合により水と混合させることによって調製する。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な着色剤には、そのような目的に慣習的な全ての着色剤が包含される。水中での溶解性が乏しい顔料と水中で溶解する染料の両方を使用し得る。挙げることができる例としては、以下の名称で知られている着色剤などがある:「Rhodamine B」、「C.I.Pigment Red 112」、及び、「C.I.Solvent Red 1」。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な湿潤剤には、農薬活性物質の製剤において慣習的な湿潤を促進する全ての物質が包含される。好ましくは、アルキルナフタレンスルホネート類、例えば、ジイソプロピルナフタレンスルホネート又はジイソブチルナフタレンスルホネートなどを使用することが可能である。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な分散剤及び/又は乳化剤には、上記のように、農薬活性物質の製剤において慣習的な非イオン性、アニオン性及びカチオン性の全ての分散剤が包含される。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な消泡剤には、農薬活性物質の製剤において慣習的な全ての泡抑制物質が包含される。好ましくは、シリコーン消泡剤及びステアリン酸マグネシウムを使用することができる。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な防腐剤には、農薬組成物中で当該目的のために使用することが可能な全ての物質が包含される。例として、ジクロロフェン及びベンジルアルコールヘミホルマールを挙げることができる。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な第2の増粘剤には、農薬組成物中で当該目的のために使用することが可能な全ての物質が包含される。セルロース誘導体、アクリル酸誘導体、キサンタン、変性クレー及び高分散シリカが、好ましく適切である。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切な粘着剤には、種子粉衣中で使用可能な全ての慣習的な結合剤が包含される。好ましくは、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール及びチロースを挙げることができる。
本発明の種子粉衣製剤中に存在させることができる適切なジベレリンには、好ましくは、ジベレリンA1、ジベレリンA3(=ジベレリン酸)、ジベレリンA4及びジベレリンA7が包含され、ジベレリンA3(=ジベレリン酸)が特に好ましい。式(II)で表されるジベレリン類は既知であり、ジベレリン類の命名法は下記参考文献中に見いだすことができる(cf. R.Wegler, “Chemie der Pflanzenschutz− und Schadlingsbekampfungsmittel”, Volume 2, Springer Verlag, Berlin−Heidelberg−New York, 1970, pages 401−412)。
本発明に従って使用される種子粉衣製剤又は水を添加することによってその種子粉衣製剤から調製した調製物を用いて種子を処理するための適切な混合装置には、粉衣するのに通常使用可能な全ての混合装置が包含される。粉衣を行うときに採用される特定の手順は、混合機に種子を導入すること、特定の所望量の種子粉衣製剤をそのまま添加するか又は予め水で希釈したあとで添加すること、及び、該製剤が当該種子の表面に均質に分配されるまで混合を実施することを含んでいる。場合により、乾燥工程を続けて行う。
下記実施例によって本発明について例証する。本発明は、その実施例のみに限定されることはない。

Claims (8)

  1. 収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料のアフラトキシン及びオクラトキシンの汚染を低減させる方法であって、(Ia)アゾール群のメンバー〔例えば、シプロコナゾール、エポキシコナゾール、フルシラゾール、イプコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール、トリアジメノール〕、(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム−メチル、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン〕及び(Ic)別の殺菌剤の群〔例えば、ボスカリド、クロロタロニル、シプロジニル、フルジオキソニル、フルオピラム、ミクロブタニル、プロクロラズ、スピロキサミン、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、5−クロロ−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、1−メチル−N−{2−[1’−メチル−1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−{2−[1,1’−ビ(シクロプロピル)−2−イル]フェニル}−1−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド〕を包含する群(I)から選択される1種類の殺菌性化合物又は2種類以上の殺菌性化合物の組合せを使用することを含む、前記方法。
  2. 穀類、堅果類、果実類及び香辛料類の植物並びに/又は穀類、堅果類、果実類及び香辛料類に由来する植物性材料が遺伝子組み換えされている、請求項1に記載の方法。
  3. アフラトキシン及びオクラトキシンの汚染が、植物及び/又は植物性材料が収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中にアスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(Aspergillus parasiticus)及びアスペルギルス・ノミウス(Aspergillus nomius)、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・カルボナリウス(A. carbonarius)又はペニシリウム・ビリジカツム(P. viridicatum)に侵襲されることに起因する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 植物がラッカセイ、カシュー、カカオ、レーズン、ブドウ、ダイズ、キャッサバ、ワタから選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. アフラトキシン及びオクラトキシンが、アフラトキシンB1、アフラトキシンB2、アフラトキシンG1若しくはアフラトキシンG2又はオクラトキシンA、オクラトキシンB若しくはオクラトキシンCから選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  6. 殺菌剤がエポキシコナゾール、イプコナゾール、プロチオコナゾール、テブコナゾールからなる群から、群(Ib)ストロビルリン群のメンバー〔例えば、トリフロキシストロビン〕から、及び、群(Ic)シプロジニル、フルジオキソニルから選択される、請求項1から5に記載の方法。
  7. 殺菌剤組合せが、テブコナゾールとプロチオコナゾール、テブコナゾールとトリフロキシストロビン、トリフロキシストロビンとプロチオコナゾールからなる群から選択される、請求項1から5に記載の方法。
  8. 収穫前若しくは収穫後又は貯蔵中の植物又は植物性材料を誘引剤、不妊剤、殺細菌剤、殺線虫剤、殺菌剤、成長調節物質、除草剤、薬害軽減剤、肥料、接種剤若しくは植物の生長に影響を及ぼす別の化合物又は情報化学物質でさらに処理する、請求項1から7に記載の方法。
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