JP2011512077A - 時分割多重ダウンリンク/アップリンク構成の検出 - Google Patents

時分割多重ダウンリンク/アップリンク構成の検出 Download PDF

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Abstract

【課題】RSRPの測定性能を改善するために、TDD動作において隣接セルのアップリンク/ダウンリンク構成をそれらのセルの最初の検出時点で検出することを可能とする。
【解決手段】セルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)は、検出された隣接セルから信号を受信することにより、当該隣接セルのアップリンク/ダウンリンク構成を検出することができる。受信信号の特性が検出され、この特性は、ブラインド検出プロセスにおいて、受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・スロットを識別するインジケータとして使用される。次に、識別された1つ又は複数のダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して受信信号の信号電力測定値を取得することが可能となる。ブラインド検出プロセスは、隣接セルの信号のスロットがダウンリンク・ユニキャスト・スロットであるのかそれともマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロットであるのかを検出することもできる。
【選択図】図8

Description

本発明は、セルラー電気通信に関し、より詳細には、周波数分割多重(FDD)伝送と時分割多重(TDD)伝送の両方を利用したセルラー電気通信に関し、更に詳細には、とりわけ、隣接セルの伝送がアップリンク伝送であるのかそれともダウンリンク伝送であるのかをユーザ機器(UE)が判定することを可能にする方法及び装置に関する。
近年発展を続けるモバイル通信用グローバル・システム(GSM(登録商標))や広帯域符号分割多元接続(WCDMA)のような移動セルラー規格では、直交周波数分割多重(OFDM)のような新しい伝送技法が生み出される可能性が高い。更に、既存のセルラー・システムから高容量/高データ・レート・システムへの円滑な移行を既存の無線スペクトルで実現するために、新しいシステムは、様々なサイズの帯域幅が利用可能である必要がある。このような柔軟性を有する新しいセルラー・システムの提案として、第3世代(3G)WCDMA規格の進化版と見なすことが可能な3Gロング・ターム・エボリューション(3G LTE)がある。このシステムは、OFDMをダウンリンクの多元接続技法(OFDMAと呼ばれる)として使用し、1.4MHz〜20MHzの範囲の帯域幅で動作することが可能となる。更に、最大帯域幅では100Mb/s超のデータ・レートがサポートされることになる。一方、3G LTEは、高レート・サービスだけでなく音声のような低レート・サービスでも使用されることが予想される。3G LTEは伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)向けに設計されているため、ボイス・オーバIP(VoIP)は、音声搬送サービスとなるはずである。
単一のユーザによる受信が企図されるシステムからの送信は、「ユニキャスト」動作モードと呼ばれる動作モードで行われる。この場合、情報は、単一の送信機から宛先となる単一の受信機に通信される。一方、LTEシステムは、マルチメディア・ブロードキャスト/マルチキャスト・サービス(MBMS)と呼ばれるブロードキャスト/マルチキャスト・サービスも追加的にサポートするように設計されている。
ブロードキャスト/マルチキャスト・サービスを移動通信システムで提供することにより、多くの場合多数のセルに対応する広いエリアに分散する多数の移動端末に同じ情報を同時に提供することが可能となる。図1は、いくつかのセル103を含むブロードキャスト・エリア101を示すことによってこの点を例示する。ブロードキャスト/マルチキャスト情報は、TVニュース・クリップ、局所的な気象条件に関する情報、株式市場情報、あるいは所与の時点で多数のユーザが関心を示す可能性がある他の任意の種類の情報である可能性がある。
セル内の複数の移動端末に同じ情報を提供すべきときは、その情報を各移動端末に対する個別の送信(即ち、複数のユニキャスト送信)を利用して提供する代わりに、セル全体をカバーすると同時に関連するすべての移動端末によって受信される単一の「ブロードキャスト」無線送信として提供することが有益であることが多い。
セル内のブロードキャスト送信は、最悪条件下でも動作するように寸法設定する必要があるので(例えば他の移動端末が送信機アンテナに非常に近い可能性があっても、セル境界の移動端末に到達できるようにする必要があるので)、所与のブロードキャスト・サービス・データ・レートを達成するのに必要なリソース(基地局送信電力)の観点で相対的にコスト高となる可能性がある。一方、セル内の受信不良エリア(例えばセル・エッジ)で達成可能な信号対雑音比の制限を考慮に入れると、達成可能なブロードキャスト・データ・レートは、特に大きいセルが関与する場合はかなり制限される可能性がある。そこで、ブロードキャスト・データ・レートを高める1つの手法として、セル・サイズを縮小することによってセルのエッジにおける受信信号の電力を増加させることがある。しかしながら、このような手法は、一定のエリアをカバーするのに必要なセル数を増加させ、したがって配備費用の点から望ましくないことは明らかである。
一方、上述したように、移動通信ネットワークでは典型的に、同一の情報が多数のセルにわたって提供されるとき、ブロードキャスト/マルチキャスト・サービスが提供される。このような場合、セル・エッジの移動端末が複数のセルを起点とする複数のブロードキャスト送信の受信電力をブロードキャスト・データの検出/復号時に利用することができれば、所望のブロードキャスト・データ・レートを達成するのに必要なリソース(例えば基地局送信電力)を大幅に低減することが可能となる。
これを実現する1つの手法は、様々なセルからのブロードキャスト送信が完全に同一であり、相互に時間的整合性をもって送信されることを保証することである。これらの条件下では、ユーザ機器(UE)(例えば移動端末)によって受信される複数のセルからの送信は、厳しいマルチパス伝搬状況でも単一の送信対象に見える。このような複数のセルからの時間的整合性を有する同一の信号の送信は、特にブロードキャスト/マルチキャスト・サービスを提供するのに利用される場合は、単一周波数ネットワーク(Single-Frequency-Network:SFN)動作、又はマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(Multicast-Broadcast Single Frequency Network:MBSFN)動作と呼ばれることがある。
このような時間的整合性を有する同一の信号が複数のセルから送信された場合、UEは、それ自体の隣接セルから「セル間干渉」を受けることはなくなるが、その代わりに時間分散による信号劣化を経験する。ブロードキャスト送信がこのような「時間分散」の主要部分をカバーするサイクリック・プレフィックスを用いるOFDMに基づく場合、達成可能なブロードキャスト・データ・レートを制限するのは雑音だけとなり、このことは特に小さいセルほど非常に高いブロードキャスト・データ・レートが達成され得ることを意味する。更に、OFDM受信機は、ソフト・コンバインすべきセルを明示的に特定する必要がない。その代わりに、送信がサイクリック・プレフィックスの範囲に含まれるすべてのセルが、UEの受信信号の電力に「自動的に」寄与することになる。
ユニキャスト及びマルチキャストの各モードでは、LTE物理層のダウンリンク伝送はOFDMに基づく。したがって、基本的なLTEダウンリンク物理リソースは、いわゆる「リソース要素(resource element)」がそれぞれ1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに対応する、図2に示すような時間/周波数グリッドとして示すことができる。
図3に示されるように、周波数領域のダウンリンク・サブキャリアは、それぞれ180kHzの公称リソース・ブロック帯域幅に対応する0.5msのスロット継続時間を有する12個の連続するサブキャリアをそれぞれ含むリソース・ブロック(OFDMシンボル数は、ノーマル・サイクリック・プレフィックスを使用する場合は7(図示)、拡張サイクリック・プレフィックスを使用する場合は6)にグループ化される。
したがって、DCサブキャリアを含めたダウンリンク・サブキャリアの総数は、N=12・NRB+1と等しくなる。ここで、NRBは、12・NRB個の使用可能なサブキャリアから形成することが可能なリソース・ブロックの総数である。実際には、LTE物理層の仕様を用いると、約1.25MHzから最大20MHzの範囲の公称伝送帯域幅に対応するNRB−min=6以上の任意の数のリソース・ブロックをダウンリンク・キャリアに含めることが可能となる。これにより、少なくとも物理層仕様の観点では、LTE帯域幅/スペクトルの非常に高い柔軟性を得ることが可能となる。
図4a及び図4bは、LTEダウンリンク伝送の時間領域構造を示す。1msのサブフレーム400はそれぞれ、長さTslot=0.5ms(=15360・T:各スロットは15,360の時間単位Tsを含む)の2つのスロットを含む。各スロットは、いくつかのOFDMシンボルを含む。
サブキャリア間隔Δf=15kHzは、有効シンボル時間T=1/Δf≒66.7μs(2048・T)に対応する。この場合、全体のOFDMシンボル時間は、有効シンボル時間とサイクリック・プレフィックス長TCPの和となる。2つのサイクリック・プレフィックス長が定義される。図4aは、1スロットにつき7つのOFDMシンボルを通信することができるノーマル・サイクリック・プレフィックス長を示す。ノーマル・サイクリック・プレフィックスの長さTCPは、スロット内の1番目のOFDMシンボルについては160・T≒5.1μs、残りのOFDMシンボルについては144・T≒4.7μsとなる。
図4bは、それ自体のサイズが長い故に1スロットにつき6つのOFDMシンボルしか通信することができない拡張サイクリック・プレフィックスを示す。拡張サイクリック・プレフィックスの長さTCP−eは、512・T≒16.7μsである。
ノーマル・サイクリック・プレフィックスの場合は、スロット内の1番目のOFDMシンボルのサイクリック・プレフィックス長が残りのOFDMシンボルのそれよりもある程度大きくなることが分かるだろう。その理由は、スロット毎の時間単位数T(15360)が7で等分できない故に、0.5msのスロット全体を単純に埋めるためである。
リソース・ブロックのダウンリンク時間領域構造(即ち、0.5msのスロット中に12個のサブキャリアを使用する)を考慮に入れると、各リソース・ブロックは、ノーマル・サイクリック・プレフィックスの場合(図3)は12・7=84個のリソース要素を含み、拡張サイクリック・プレフィックスの場合(図示せず)は12・6=72個のリソース要素を含むことが分かるだろう。
端末の動作に関する別の重要な側面は、セル探索、同期化、及び信号電力測定手順を含むモビリティである。セル探索は、端末が潜在的に接続可能なセルを発見する手順である。セル探索手順の一環として、端末は、セルのIDを取得し、識別したセルのフレーム・タイミングを推定する。セル探索手順は、システムにアクセスするのに必要な残りのパラメータが収容されたシステム情報をブロードキャスト・チャネル上で受信するのに不可欠なパラメータの推定値も提供する。
セル計画の複雑化を回避するために、物理層セルIDの数は十分大きくする必要がある。例えば、LTE規格によるシステムは、504通りのセルIDをサポートする。これらの504通りのセルIDは、それぞれ3つのIDを含む168個のグループに分割される。
セル探索の複雑さを軽減するために、LTEのセル探索は、典型的にはWCDMAの3ステップ・セル探索手順に類似するプロセスを構成するいくつかのステップで実行される。この手順において端末を支援するために、LTEは、ダウンリンク上で1次同期信号及び2次同期信号を提供する。この様子は、LTEシステムの無線インターフェースの構造を例示する図5に示されている。LTEシステムの物理層は、10msの継続時間を有する一般無線フレーム(generic radio frame)500を含む。図5は、LTE周波数分割多重(Frequency Division Duplex:FDD)システムにおけるそのような1つのフレーム500を示す。各フレームは、(0〜19の番号が付された)20個のスロットを有し、各スロットは、通常7つのOFDMシンボルが含まれる0.5msの継続時間を有する。サブフレームは、2つの隣接スロットで構成され、したがって通常14個のOFDMシンボルが含まれる1msの継続時間を有する。1次同期信号及び2次同期信号は、各サブフレーム0及び5の1番目のスロットにおける最後の2つのOFDMシンボルに挿入される固有のシーケンスである。同期信号に加えて、セル探索手順の動作の一部では、送信信号内の既知の位置で送信される基準信号も利用される。
更に、LTEは、FDDモードと時分割多重(TDD)モードの両方で動作可能となるように定義される。1つのキャリア内では、1フレームの様々なサブフレームがアップリンク伝送又はダウンリンク伝送に使用され得る。図6aは、一方がアップリンク伝送用、他方がダウンリンク伝送用となる無線周波数スペクトル対がユーザに割り振られるFDD動作の場合を示す。この動作では、キャリア内のすべてのサブフレームがダウンリンク伝送(ダウンリンク・キャリア)又はアップリンク伝送(アップリンク・キャリア)に使用される。
一方、図6bは、TDD動作の場合を示す。この動作では、各フレームの1番目と6番目のサブフレーム(即ちサブフレーム0及び5)は、常にダウンリンク伝送用に割り当てられ、残りのサブフレームは、ダウンリンク伝送又はアップリンク伝送のいずれかに使用されるように柔軟に割り当てられ得ることが分かるだろう。1番目と6番目のサブフレームが事前定義によってダウンリンク伝送用に割り当てられる理由は、これらのサブフレームがLTE同期信号を含むためである。同期信号は、各セルのダウンリンク上で伝送され、先に説明したように、初期のセル探索だけでなく隣接セル探索にも使用されることが企図される。
図6bは、TDD動作中にアップリンク及びダウンリンク・サブフレームを割り当てる際にLTEによってもたらされる柔軟性も示す。この柔軟性により、ダウンリンク伝送用及びアップリンク伝送用にそれぞれ割り当てられる無線リソース(サブフレーム)の量の様々な非対称性が許容される。例えば、ほぼ対照的なキャリア601を作成することも、ダウンリンク・フォーカスの(即ち、アップリンク・サブフレームよりもダウンリンク・サブフレームの方が多い)非対称的なキャリア603を作成することも、アップリンク・フォーカスの(即ち、ダウンリンク・サブフレームよりもアップリンク・サブフレームの方が多い)非対称的なキャリア605を作成することも可能となる。
セル間のダウンリンク伝送とアップリンク伝送の間の深刻な干渉を回避するために、サブフレーム割当ては隣接セル間で同じにする必要があるので、ダウンリンク/アップリンク非対称性を例えばフレーム単位で動的に変更することはできない。しかしながら、例えばダウンリンク・トラフィック/アップリンク・トラフィックの非対称性の差やばらつき等、様々なトラフィック特性の整合をとるために、ダウンリンク/アップリンク非対称性をより緩やかに変更することは可能である。
LTEでは、基準信号受信電力(Reference Signal Received Power)RSRPがハンドオーバ測定に使用される。つまり、移動端末は、サービング・セルに関するRSRPだけでなく、セル探索で検出された隣接セルに関するRSRPも測定する必要がある。RSRPは、NodeBの送信(即ちダウンリンク)基準シンボル又は信号(RS)の平均信号電力として定義される。RSは、場合によってはNodeBの1つ、2つ、又は4つの各送信アンテナから、時間/周波数グリッド内の一定のリソース要素(RE)に関して送信される。例えば、LTEでは、リソース要素は、(ロングCPが使用されるのかそれともショートCPが使用されるのかに応じて6つ又は7つのOFDMシンボルを含む)各スロット内のシンボル番号3(ロングCPが使用される場合)又はシンボル番号4(ショートCPが使用される場合)において、OFDMシンボル番号0の5つ置きのサブキャリア上で送信される。更に、シンボル番号3/4のRSは、1番目のOFDMシンボルのRSに対して3サブキャリア分ずらされる。
実際の信号状態を表すRSRP測定値に到達するために、UEは、いくつかのスロット(及びサブフレーム)にわたって取得されたいくつかの測定値の平均をとる必要がある。FDD動作では、ダウンリンク伝送及びアップリンク伝送が別々のキャリア上で行われ、それ故ダウンリンク・キャリアのすべてのサブフレームをRSRP推定値の生成に使用することができるため、上記の処理を容易に行うことができる。
しかしながら、TDD動作ではアップリンク伝送とダウンリンク伝送で同じキャリア周波数が共用され、したがって必ずしもすべてのサブフレームを使用することができない可能性がある。それだけに留まらず、隣接セルのアップリンク/ダウンリンク構成は、一般に、隣接セルに応じて異なる可能性がある。新たに検出されたセル(即ち、直前のセル探索手順で潜在的なハンドオーバ候補として検出されたセル)のアップリンク/ダウンリンク構成は、検出時点ではUEに知らされていない。従来、この情報は、当該セルへのハンドオーバが行われる時点で初めてUEに知らされる。
したがって、UEは従来、ダウンリンク伝送と関連付けられることが保証されたサブフレーム(例えば図6bに示されるLTEの同期サブフレーム0及び5)内で送信されるRSのみを利用する必要があった。これらのスロットのみに由来するRSに制限されることにより、RSRP(又はこれに類するもの)の測定値に雑音が含まれることになり、したがって有用な値を生成するのに必要となる平均時間が長くなり、それによってハンドオーバ手順に遅延が生じることになる。
一方、典型的なTDDアップリンク/ダウンリンク構成では、同期サブフレームのみの場合と比べてダウンリンク・サブフレームの数が多くなる。LTEのスーパー・フレームは、1msの10個のサブフレームに分割され、そのうち2つのサブフレームは、syncサブフレーム(例えば図5参照)となる。典型的には、アップリンク/ダウンリンク構成は、40/60あるいは30/70であり、したがって、同期サブフレームにRSだけが含まれる場合(20/80のダウンリンク/アップリンク割り振りに対応)と比べて、利用可能なダウンリンク・サブフレームの数(したがってRSの数)は、実際にはもっと多くなる。
したがって、RSRP(又はこれに類するもの)の測定性能を改善するために、TDD動作において隣接セルのアップリンク/ダウンリンク構成をそれらのセルの最初の検出時点で検出することが可能な方法及び装置が必要とされている。
本明細書で使用される「備える/含む(comprises/comprising)」という用語は、本明細書で言及される特徴、整数、ステップ、又は構成要素の存在を示すものであって、それらの用語の使用により、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、構成要素、又はそれらで構成される群の存在又は追加が排除されるわけではないことを強調しておく。
本発明の一態様によれば、上記及び他の目的は、セルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)を操作する方法及び装置によって達成される。かかる操作は、隣接セルから信号を受信するステップと、前記受信信号の特性を検出するステップと、を含む。検出された前記特性は、ブラインド検出プロセスにおいて、前記受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・スロットを識別するインジケータとして使用される。次に、識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値が取得される。
いくつかの実施形態では、検出された前記特性は、検出された周波数領域電力プロファイルであり、前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された周波数領域電力プロファイルと、公称ダウンリンク電力プロファイル及び公称アップリンク電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む。
代替実施形態では、検出された前記特性は、検出された受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator:RSSI)であり、前記ブラインド検出プロセスは、1つ又は複数の各OFDMシンボルについて、前記検出されたRSSIと、公称ダウンリンクRSSI電力プロファイル及び公称アップリンクRSSI電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む。
他の代替実施形態では、検出された前記特性は、ダウンリンク・サブフレーム内の基準シンボル・リソース要素として知られる、前記受信信号のリソース要素に関する検出された情報内容であり、各リソース要素は、サブキャリア周波数及び発生時間で定義され、前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された情報内容を1つ又は複数の既知の基準シンボルの情報内容と相関付けるステップを含む。
また他の代替実施形態では、検出された前記特性は、前記受信信号の受信に使用される検出された自動利得制御設定であり、前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された自動利得制御設定と、既知のダウンリンク・スロットの自動利得制御設定と、を比較するステップを含む。
上記の様々なブラインド検出プロセスは、隣接セルの信号のスロットがダウンリンク・ユニキャスト・スロットであるのかそれともマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロットであるのかを識別するのにも有用である。この知識により、ユーザ機器は、識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得することが可能となる。必ずしもすべてではないが、一部の実施形態では、前記ユーザ機器は追加的に、マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロット内のセル固有のパイロット信号を使用して前記受信信号の前記信号電力測定値を取得することもできる。
本発明の目的及び利点は、以下の詳細な説明を添付図面と併せて読めば理解されるはずである。
いくつかの電気通信システム・セルを含むブロードキャスト・エリアを示す図である。 1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに対応する時間/周波数グリッド、例示的なLTEダウンリンク物理リソース(「リソース要素」)を示す図である。 周波数領域のダウンリンク・サブキャリアがどのようにリソース・ブロックにグループ化されるかを示す時間/周波数グリッドの図である。 1スロットにつき7つのOFDMシンボルを通信することができるいわゆる「ノーマル」・サイクリック・プレフィックス長を示す図である。 それ自体のサイズが長い故に1スロットにつき6つのOFDMシンボルしか通信することができない拡張サイクリック・プレフィックスを示す図である。 LTEシステムの無線インターフェースの構造を示す図である。 一方がアップリンク伝送用、他方がダウンリンク伝送用となる無線周波数スペクトル対がユーザに割り振られるFDD動作の場合の信号タイミング図である。 TDD動作の場合の信号タイミング図である。 LTE移動通信システムにおける例示的なダウンリンク・サブフレームの信号タイミング図である。 図7aの2つのスロットのダウンリンク平均電力を時間の関数としてプロットしたグラフである。 例示的なLTEシステムのアップリンク・サブフレームにおける2つのアップリンク・データ伝送を示す図である。 図7cに示される期間の平均電力を時間の関数としてプロットしたグラフである。 ある点では、本発明の諸実施形態に係るUEにおいて実行される例示的なステップ/プロセスを示すフローチャートである。 本発明の様々な態様を実施するように適合された例示的なUEのブロック図である。 ある点では、受信信号の周波数領域電力プロファイルがブラインド検出プロセスで利用される、諸実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。 ある点では、基準シンボルを移送することが可能なリソース要素の内容がブラインド検出プロセスで利用される、諸実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。 ある点では、受信機のAGC設定がブラインド検出プロセスで利用される、諸実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。 2つの連続するスロット中にアンテナ・ポート上で送信される例示的なMBSFNリソース要素を示す図である。 ある点では、諸実施形態に係るUEが隣接セルの信号のスロットがダウンリンク・ユニキャスト・スロットであるのかそれともMBSFNスロットであるのかを検出することが可能となる、諸実施形態に係るUEにおいて実行される例示的なステップ/プロセスを示すフローチャートである。
以下では添付図面を参照して本発明の様々な特徴について説明する。各図面において同様の部分は同じ参照文字で識別される。
以下、本発明の様々な態様をいくつかの例示的な実施形態に関してより詳細に説明する。本発明の理解を容易にするために、本発明の多くの態様は、プログラムされた命令を実行することが可能なコンピュータ・システム又は他のハードウェアの要素によって実行されるアクション・シーケンスの観点から説明する。各実施形態では、特殊回路(例えば、特殊機能を実行するように相互接続されたディスクリート・ロジック・ゲート)、1つ又は複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令、あるいはその組合せによって様々なアクションが実行され得ることが理解されるだろう。更に、本発明は追加的に、本明細書に記載される技法をプロセッサに実行させるのに適したコンピュータ命令セットが収容される固体メモリ、磁気ディスク、光ディスクのような任意の形のコンピュータ読み取り可能なキャリア内に実装されるものと見なすこともできる。したがって、本発明の様々な態様は多種多様な形態で実施される可能性があり、かかる形態はすべて本発明の範囲に含まれることが企図される。本発明の諸種の各態様に関して、そのような形態の実施形態は、本明細書に記載されるアクションを実行する「ように構成されたロジック」と呼ばれることも、本明細書に記載されるアクションを実行する「ロジック」と呼ばれることもある。
本発明に係る諸実施形態の一態様では、検出された隣接セルのアップリンク/ダウンリンク構成の検出にブラインド検出プロセスが使用される。様々な実施形態において、アップリンク伝送技法がダウンリンク伝送技法と異なるという知識が利用される。例えば、LTEシステムでは、アップリンク伝送は単一キャリアFDMA(SC‐FDMA)を利用するが、ダウンリンク伝送はOFDMを利用する。つまり、アップリンク・スロット(及びサブフレーム)に関連する信号は、ダウンリンク・スロット(及びサブフレーム)に関連する信号と異なることになる。それ故、UEは、例えば受信信号の(サブキャリア及びOFDMシンボル毎の)周波数領域電力プロファイルをダウンリンク伝送の典型的な周波数領域電力プロファイル・パターンと相関付けることによってアップリンク伝送とダウンリンク伝送を識別し、それにより、スロット/サブフレームがアップリンクに該当するのかそれともダウンリンクに該当するのかを検出することができる。
一代替実施形態では、(サブフレーム全体の)OFDMシンボル毎の平均電力プロファイルとの相関付けだけが行われる。
別の実施形態では、DLサブフレームを検出するためにダウンリンクRSの潜在的な位置との相関付けを行うことができる。また別の実施形態では、フロント・エンド受信機のAGC設定をULサブフレーム及びDLサブフレームの検出に使用することができる。
検出されたセルのアップリンク/ダウンリンク構成が上記のブラインド検出技法のいずれかによって検出されると、UEは、より多くのダウンリンクRSをセル信号電力(例えばRSRP)の推定に利用することが可能となる。
他の代替案では、ブラインド検出技法によってDLサブフレーム又はMBSFNサブフレームが検出されたかどうかを判定することもできる。
以下では上記及び他の態様について詳述する。
図7aは、LTE移動通信システムにおける例示的なダウンリンク・サブフレーム(1msを2つのダウンリンク・スロットに分割)の信号タイミング図である。このサブフレームには、送信アンテナ1(図中の「R」)に関するRSの移送に使用されるREと、潜在的な送信アンテナ2(図中の「S」)に関連するRSの移送に使用されるREと、が含まれる。図7aには、制御情報(図中の「C」)が送信される位置も示される。制御情報は各サブフレームの最初の1つ、2つ、又は3つのOFDMシンボルのみで通信されるが、RSは両方のスロットに存在することが分かるだろう。残りのREは、大部分がデータ伝送に割り振られる。
典型的には、セルは完全にはロードされない。したがって、空でないデータREはごく一部だけとなる。この点を例示するために、図7aの斜線で示される第1のREグループ701は、第1のデータ伝送を表し、斜線で示される第2のREグループ703は、第2のデータ伝送を表す。残りのデータREは、本例では使用しない。
図7bは、図7aの2つのスロットのダウンリンク平均電力を時間の関数としてプロットしたグラフである。RSならびに制御シグナリング部分は常に伝送されるので、受信信号強度インジケータ(RSSI)は、OFDMシンボルに応じて異なる。典型的には、OFDMシンボル0及び1(制御情報ならびにRSが収容される)は、最も高い電力を有し、RSが収容されるが制御情報が収容されないOFDMシンボルは、やや低い平均電力を有し、平均的にデータ情報のみを有するOFDMシンボルは、最も低い電力を有する。
この状況は、異なる変調技術が使用されるアップリンク方向では異なる。例えば、LTEシステムでは、アップリンク伝送でSC‐FDMAが使用される。物理アップリンク共用チャネル(PUSCH)及び物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信されるデータ及び制御は、それぞれ別々のリソース・ブロック上で送信される。したがって、データ伝送を行うUEは、少なくとも1サブフレーム(即ち2スロット)に対応する量の時間にわたって、割り振られた周波数を継続的に利用する。図7cは、この点を例示する2つのデータ伝送705及び707を示す。制御情報(例えばダウンリンク・ブロックのACK/NACK)のみを送信するUEは、システムBWの端部の連続的な時間/周波数ブロックを有する。図7cは、この点を例示する2つの制御シグナリング伝送709及び711を示す。
図7dは、図7cに示される期間の平均電力を時間の関数としてプロットしたグラフである。伝送の連続的な性質により、周波数領域電力プロファイルは、サブフレーム全体により均一に分布する。本発明に係るいくつかの実施形態の一態様では、この特性を使用して、UEは、検出されたセルの受信信号がダウンリンク・サブフレームに対応するのかそれともアップリンク・サブフレームに対応するのかを検出することが可能となる。
図8は、ある点では、本発明の諸実施形態に係るUEにおいて実行される例示的なステップ/プロセスを示すフローチャートである。別の点では、図8は、本明細書に記載される様々な機能を実行するように構成されたロジックを備えるUE800のブロック図と見なすこともできる。UEはまず、サービング・セルに接続され、TDD隣接セルの探索を行うものと仮定する。隣接セルは、周波数内(intra-frequency)(即ち、サービング・セルと同じキャリア周波数)で動作する可能性も、周波数間(inter-frequency)(即ち、サービング・セルによって使用されるキャリア周波数と異なるキャリア周波数)で動作する可能性もある。周波数間動作の場合は、UEは、典型的にはサービング・セルのデータ受信が中断されている時間インスタンス中にそれ自体の測定を行う。
UEは、いくつかの既知の探索アルゴリズムのいずれかを使用して隣接セルを発見する(判断ブロック801の「YES」経路)。この目的で利用される具体的な探索アルゴリズムは、本発明の範囲外である。
隣接セルが検出されると、その隣接セルから信号が受信される(ステップ803)。受信信号の特性が検出され(ステップ805)、この特性はその後、ブラインド検出プロセスにおいて、受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・スロットを識別するインジケータとして使用される(ステップ807)。検出される具体的な特性は、利用されるブラインド検出プロセスのタイプに依存する。以下、これらの側面についてより詳細に説明する。
1つ又は複数のダウンリンク・スロットが識別されると、それらのダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して、受信信号の信号電力(又はこれに類するもの)の測定値が取得される(ステップ809)。
図9は、本発明の様々な態様を実施するように適合されたUE900のブロック図を示す。図9に示される機能ブロックは、様々な等価な手法で組み合わせること及び再配置することが可能であり、これらの機能の多くは、1つ又は複数の適切にプログラムされたデジタル信号プロセッサによって実行され得ることが理解されるだろう。
図9に示されるように、UE900は、受信機回路ならびに送信機回路902によって共用されるアンテナ901を有する。本発明の様々な態様は主に受信機の動作に関するものであるため、ここでは送信機回路902の詳細な説明は省略する。
スイッチ903が受信位置にあるときは、UE900は、アンテナ901を介してダウンリンク無線信号を受信し、典型的には、受信された無線信号をフロント・エンド受信機(FeRX)905においてアナログ・ベースバンド信号にダウン・コンバートする。この目的で、フロント・エンド受信機905にはローカルで生成されるキャリア周波数fが供給される。ベースバンド信号は、帯域幅BWを有するアナログ・フィルタ907によってスペクトル・シェーピングされ、フィルタ907によって生成されたシェーピング済みのベースバンド信号は、自動利得制御(AGC)回路909によって利得補正される。次に、利得補正された信号は、アナログ・デジタル変換器(ADC)911によってアナログ形式からデジタル形式に変換される。
デジタル化されたベースバンド信号は、ダウンリンク信号に含まれる同期信号又はシンボルの帯域幅に対応する帯域幅BWsyncを有するデジタル・フィルタ913によって更にスペクトル・シェーピングされる。フィルタ913によって生成されたシェーピング済みの信号は、セル探索ユニット915に提供され、セル探索ユニット915は、特定の通信システム(例えば3GLTE)用に指定された1つ又は複数のセル探索方法を実行する。典型的には、かかる方法は、先述したように受信信号内の所定の1次及び/又は2次同期チャネル(P/S‐SCH)信号を検出するステップを含む。
デジタル化されたベースバンド信号は、ADC911から帯域幅BWを有するデジタル・フィルタ917にも提供され、フィルタリングされたデジタル・ベースバンド信号は、プロセッサ919に提供され、プロセッサ919は、ベースバンド信号の周波数領域(スペクトル)表現を生成する高速フーリエ変換(FFT)又は他の適切なアルゴリズムを実行する。セル探索ユニット915は、候補セル毎、即ち信号電力(例えばRSRP)の測定対象となるセル毎に、適切なタイミング信号をプロセッサ919と交換する。
周波数領域サンプルは、各サンプルと、(a)既知のダウンリンクRS位置、又は(b)以下で更に詳述する典型的なダウンリンク(サブキャリア)電力プロファイル又はRSSIと、を相関付ける相関付けユニット921にも供給される。次に、相関付けユニット921からの出力は、制御ユニット(CU)923に供給され、制御ユニット(CU)923は、相関付け結果に基づいてどのサブフレームがダウンリンクに該当し、どのサブフレームがアップリンクに該当するのかを検出する。次に、この情報(即ちダウンリンク・サブフレームの数及び位置)は、チャネル推定ユニット925(及びFFT919)に供給される。
セル探索ユニット915は、チャネル推定ユニット925にセル識別及び各候補セルiのRSに対応するREも提供する。チャネル推定ユニット925は、プロセッサ919からタイミング信号も受信し、どのサブフレームがダウンリンク・サブフレームであるのかに関する知識を使用して、いくつかのサブキャリアjのそれぞれに関するチャネル推定値H と、候補セルiに関する信号電力の推定値(例えばRSRP、S)と、を生成する。
チャネル推定ユニット925は、チャネル推定値H をシンボル検出器927に提供する。その後、検出されたシンボルは、UE(図示せず)における後続の処理で利用することができる。チャネル推定ユニット925によって生成される電力推定値は、典型的にはUEにおける後続の信号処理でも使用される。
ブラインド・アップリンク/ダウンリンク検出は、いくつかの実施形態のうちの任意の実施形態を採用することができる。以下、これらについて説明する。
いくつかの実施形態の一態様では、周波数領域電力プロファイルは、ブラインド検出の基礎となる特性である。図10は、ある点では、これらの実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。別の点では、図10は、本明細書に記載される様々なプロセス/ステップを実行するように構成されたロジックを有するUE1000のブロック図と見なすこともできる。これらの実施形態では、2つの異なる手法が使用され得る。1つ目のより複雑でない手法は、受信されたサブフレームをOFDMシンボル毎の平均電力(総RSSI)と相関付けるものである。即ち、図7bに示されるように、各OFDMシンボルの電力プロファイルが測定され(ステップ1001)、公称(例えば典型的な)ダウンリンク電力プロファイルと相関付けられる(ステップ1003)。この相関付けは、1つのサブフレーム全体で行うことができる。性能を改善するために、このプロファイルは、いくつかのサブフレームにわたって平均をとることができる(但し、必ずしもそうする必要はない)。その結果得られた相関値は、閾値と比較される(判断ブロック1005)。この相関値が閾値を上回る場合は(判断ブロック1005のYES経路)、ダウンリンク・サブフレームが検出されたことになり、そうでない場合は(判断ブロック1005のNO経路)、アップリンク・サブフレームが検出されたことになる。閾値は、例えば同期サブフレーム(即ち、UEにダウンリンク・サブフレームとして知られるサブフレーム)の電力プロファイルから導出することができる。後続の処理(図示せず)は、アップリンク・サブフレームが検出されたのかそれともダウンリンク・サブフレームが検出されたのかに応じて進められる。
同様に、OFDMシンボルは、公称ダウンリンク電力プロファイルと相関付けられる代わりに、図7dに示したように公称(例えば典型的な)アップリンク電力プロファイルと相関付けられる。本例では、相関値が閾値を上回った場合は、アップリンク・サブフレームが検出されたことが指示される。そうでない場合は、サブフレームはダウンリンク・サブフレームに該当する。
一代替実施形態は、各サブキャリア全体で相関付けが行われるより複雑な変形例を含む。それ故、各OFDMシンボルについてサブキャリア毎の電力が推定され、ここでは2つの次元、即ち時間及び周波数を有する典型的な電力プロファイルと相関付けられる。この場合も、上述したように、分析対象の信号がアップリンク・サブフレームに関連する信号であるのかそれともダウンリンク・サブフレームに関連する信号であるのかを判定するために、閾値と比較した相関付けが行われる。
いくつかの代替実施形態の一態様では、RSを移送することが可能なREがブラインド検出の基礎となる特性として働く。図11は、ある点では、これらの実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。別の点では、図11は、本明細書に記載される様々なプロセス/ステップを実行するように構成されたロジックを有するUE1100のブロック図と見なすこともできる。UE1100は、この検出手法を使用して、ダウンリンク・サブフレームの場合はRSに相当するREを(隣接セルのセルIDに対応するスクランブル・コードで)逆スクランブルする(ステップ1101)。次に、逆スクランブルされたREは、公称RSパターンと相関付けられる(ステップ1103)。次に、相関値と閾値の比較が行われる(判断ブロック1105)。相関値が閾値を上回る場合は(判断ブロック1105のYES経路)、サブフレームはダウンリンク・サブフレームと見なされる。そうでない場合は(判断ブロック1105のNO経路)、サブフレームはアップリンク・サブフレームと見なされる。後続の処理(図示せず)は、アップリンク・サブフレームが検出されたのかそれともダウンリンク・サブフレームが検出されたのかに応じて進められる。
いくつかの他の代替実施形態の一態様では、受信機のAGC設定がブラインド検出の基礎となる特性として働く。図12は、ある点では、これらの実施形態に係るUEにおいて実行されるステップ/プロセスを示すフローチャートである。別の点では、図12は、本明細書に記載される様々なプロセス/ステップを実行するように構成されたロジックを有するUE1200のブロック図と見なすこともできる。
これらの実施形態の動作の基礎となる原理は、例えばアップリンク伝送がまったく行われない結果として、又はUE1200から離れた位置に所在する伝送中のUEが信号受信(及び信号電力測定)を試行する故に、アップリンク・サブフレームを信号電力の低い信号で構成することが可能となることである。いずれの場合も、このようなサブフレーム内の受信信号電力は、ダウンリンク・サブフレームと比較して小さくなる。伝送中のUEが信号受信を試行中のUE1200に近い場合、入力信号は、ダウンリンク・サブフレームに関連する信号の強度と比べて非常に強くなる。UE1200は、隣接セルを検出した後は、ダウンリンク・サブフレームの少なくとも一部(即ち、UL/DL構成に関わらずダウンリンク伝送に使用されるサブフレーム)を常に認識することになるので、未知のサブフレームのAGC設定と、既知のダウンリンク・サブフレームに関連するAGC設定とを比較することができる。この比較によって十分大きい差が存在することが明らかとなった場合は、アップリンク・サブフレームのインジケータと解釈することができ、そうでない場合は、未知のサブフレームをダウンリンク・サブフレームと見なすことができる。かかる情報は、いくつかの実施形態ではUL/DLサブフレーム構成の判定にも使用される可能性がある。
したがって、これらの実施形態によれば、UE1200は、1つ又は複数の既知のダウンリンク・サブフレームのAGC設定を判定する(ステップ1201)。次に、「未知の」候補サブフレームのAGC設定と、1つ(又は複数)の既知のダウンリンク・サブフレームのAGC設定とが比較される(ステップ1203)。この比較によって大きい差が存在することが示された場合は(判断ブロック1205のYES経路)、候補サブフレームはアップリンク・サブフレームと見なされる。そうでない場合は(判断ブロック1205のNO経路)、候補サブフレームはダウンリンク・サブフレームと見なされる。例えば、AGC設定の差が5倍(7dB)を超えるような場合は、ダウンリンク・サブフレームではなくアップリンクの存在を仮定することが妥当である。それ故、既知のダウンリンク・サブフレームのAGC設定をxとしたときに、AGC設定が0.2xを下回る又は5xを上回る場合は、アップリンク・サブフレームが検出されたものと見なすことができる。
後続の処理(図示せず)は、アップリンク・サブフレームが検出されたのかそれともダウンリンク・サブフレームが検出されたのかに応じて進められる。
上記では、本発明に係る諸実施形態の様々な態様をTDD隣接セルに関するダウンリンク・サブフレームの検出に関して説明してきた。しかしながら、上記のブラインド検出技法は、他のシナリオにも適用可能である。そのような1つのシナリオは、ダウンリンク・サブフレームの一部がブロードキャスト用に割り振られるMBSFN動作である。これらのダウンリンク・サブフレームは、通常のユニキャスト・サブフレームと比べて幾分異なる構造を有する。この差異は、2つの連続するスロット中にアンテナ・ポート4上で送信される例示的なMBSFNリソース要素を例示する図13に示されている。MBSFN動作では、同期マルチ・セル・マルチキャスト/ブロードキャスト伝送がマルチパス・チャネル上で単一の伝送に見えるようになることを改めて確認しておく。より大きい伝搬遅延(即ち、UEが最も近いNodeBからの送信だけでなく隣接するNodeBからの送信も受信する状況)に対処するために、拡張CPが使用される。それ故、各スロットは、ユニキャスト動作では通常7つのOFDMシンボルが存在するが、6つのOFDMシンボルしか有さない。
MBSFN伝送のコヒーレント復調に関するチャネル推定では、先述した「通常の」セル固有の基準信号(RCS)を直接利用することはできない。というのも、これらの基準信号は、MBSFNを利用して伝送されるわけではなく、したがってアグリゲートされたMBSFNチャネルに影響を及ぼさないためである。その代わりに、図13に示されるように、追加的な基準シンボル(R)がMBSFNサブフレームに挿入される。これらの基準シンボルは、MBSFNを利用して伝送される。即ち、MBSFN伝送に関与するすべてのセルから同一の基準シンボル(同じリソース要素内の同じ複素数値)が伝送される。したがって、これに対応して受信される基準信号をアグリゲートされたMBSFNチャネルの推定に直接使用することが可能となり、その結果、MBSFN伝送のコヒーレント復調が可能となる。
ダウンリンク共用チャネル(DL‐SCH)伝送に関するダウンリンクL1/L2制御シグナリングは、MBSFNサブフレーム内で伝送する必要はないが、依然として、MBSFNサブフレーム内で伝送すべき他のダウンリンクL1/L2制御シグナリングが存在する可能性がある(例えばUL‐SCH伝送のスケジューリング許可)。その結果、MBSFNベースの基準信号と並行して、通常のセル固有の基準信号(RCS)もMBSFNサブフレーム内で伝送する必要が生じる。しかしながら、L1/L2制御シグナリングはサブフレームの最初の部分に限定されるので、図13に示されるように、サブフレームの1番目のOFDMシンボル(送信アンテナが4つの場合は、更にサブフレームの2番目のOFDMシンボル)内のセル固有の基準シンボルだけがMBSFNサブフレーム内で伝送される。
本構成の結果、MBSFNサブフレームに含まれるRSRP測定に使用可能なRSの数は減少する(即ち、サブフレーム毎の1番目のOFDMシンボルで発見されるRSだけが含まれる)。セル固有の基準シンボルを有する2つの同期サブフレームがMBSFNに常に存在するという知識を除いて、UEは、隣接セル内の通常のサブフレーム及びMBSFNサブフレームの正確な数及び位置の知識を有さない。このような不確実性は、隣接セルのセル固有の基準信号の電力測定を行いたいUEにとって問題となる。
本発明の諸態様は、上述した手法と同様の手法(例えば通常のDLサブフレームの場合のRS位置との相関付け)を使用してどのサブフレームがMBSFNサブフレームであり、どのサブフレームがMBSFNサブフレームでないのかを検出することができる点で、この問題を解決する。したがって、RSRP測定は、検出された数の通常のサブフレームに適合させることができる。また、MBSFN動作に関して、本発明の様々な態様は、LTE FDDモードとTDDモードの両方に適用可能であることに留意していただきたい。
図14は、ある点では、本発明の諸実施形態に係るUEにおいて実行される例示的なステップ/プロセスを示すフローチャートである。別の点では、図14は、本明細書に記載される様々な機能を実行するように構成されたロジックを備えるUE1400のブロック図と見なすこともできる。UEはまず、サービング・セルに接続され、TDD又はFDD隣接セルの探索を行うものと仮定する。隣接セルは、周波数内(即ち、サービング・セルと同じキャリア周波数)で動作する可能性も、周波数間(即ち、サービング・セルによって使用されるキャリア周波数と異なるキャリア周波数)で動作する可能性もある。周波数間動作の場合は、UEは、典型的にはサービング・セルのデータ受信が中断されている時間インスタンス中にそれ自体の測定を行う。
UEは、いくつかの既知の探索アルゴリズムのいずれかを使用して隣接セルを発見する(判断ブロック1401の「YES」経路)。この目的で利用される具体的な探索アルゴリズムは、本発明の範囲外である。
隣接セルが検出されると、その隣接セルから信号が受信される(ステップ1403)。受信信号の特性が検出され(ステップ1405)、この特性はその後、ブラインド検出プロセスにおいて、受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット(あるいはMBSFNスロット)を識別するインジケータとして使用される(ステップ1407)。検出される具体的な特性は、利用されるブラインド検出プロセスのタイプに依存する。これらの側面については、上記で詳述したとおりである。
1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロットが識別されると、それらのダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して、受信信号の信号電力(又はこれに類するもの)の測定値が取得される(ステップ1409)。必ずしもすべてではないが、一部の実施形態では、RSRP推定においてMBSFNサブフレームに由来するセル固有のRSも使用される。
以上、本発明を特定の実施形態に関して説明した。しかしながら、本発明は上述の実施形態と異なる特定の形態で実施することも可能であることが、当業者には容易に理解されるはずである。本明細書に記載される各実施形態は、単なる例示的なものにすぎず、決して限定的なものと解釈されるべきではない。本発明の範囲は、上記の説明ではなく添付の特許請求の範囲に示され、各請求項の範囲に含まれるすべての変形例及び均等物は、本発明の範囲に包含されるものとする。

Claims (22)

  1. セルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)を操作する方法であって、
    隣接セルから信号を受信するステップと、
    前記受信信号の特性を検出するステップと、
    検出された前記特性を、ブラインド検出プロセスにおいて、前記受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・スロットを識別するインジケータとして使用するステップと、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得するステップと、
    を含む方法。
  2. 検出された前記特性は、検出された周波数領域電力プロファイルであり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された周波数領域電力プロファイルと、公称ダウンリンク電力プロファイル及び公称アップリンク電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 検出された前記特性は、検出された受信信号強度インジケータ(RSSI)であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、1つ又は複数の各OFDMシンボルについて、前記検出されたRSSIと、公称ダウンリンクRSSI電力プロファイル及び公称アップリンクRSSI電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 検出された前記特性は、ダウンリンク・サブフレーム内の基準シンボル・リソース要素として知られる、前記受信信号のリソース要素に関する検出された情報内容であり、各リソース要素は、サブキャリア周波数及び発生時間で定義され、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された情報内容を1つ又は複数の既知の基準シンボルの情報内容と相関付けるステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 検出された前記特性は、前記受信信号の受信に使用される検出された自動利得制御設定であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された自動利得制御設定と、既知のダウンリンク・スロットの自動利得制御設定と、を比較するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. いくつかのダウンリンク・スロットはダウンリンク・ユニキャスト・スロットであり、いくつかのダウンリンク・スロットはマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロットであるセルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)を操作する方法であって、
    隣接セルから信号を受信するステップと、
    前記受信信号の特性を検出するステップと、
    検出された前記特性を、ブラインド検出プロセスにおいて、前記受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロットを識別するインジケータとして使用するステップと、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得するステップと、
    を含む方法。
  7. 検出された前記特性は、検出された周波数領域電力プロファイルであり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された周波数領域電力プロファイルと、公称ダウンリンク電力プロファイル及び公称アップリンク電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 検出された前記特性は、検出された受信信号強度インジケータ(RSSI)であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、1つ又は複数の各OFDMシンボルについて、前記検出されたRSSIと、公称ダウンリンクRSSI電力プロファイル及び公称アップリンクRSSI電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  9. 検出された前記特性は、ダウンリンク・サブフレーム内の基準シンボル・リソース要素として知られる、前記受信信号のリソース要素に関する検出された情報内容であり、各リソース要素は、サブキャリア周波数及び発生時間で定義され、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された情報内容を1つ又は複数の既知の基準シンボルの情報内容と相関付けるステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  10. 検出された前記特性は、前記受信信号の受信に使用される検出された自動利得制御設定であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された自動利得制御設定と、既知のダウンリンク・スロットの自動利得制御設定と、を比較するステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  11. 識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得する前記ステップは、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のセル固有のパイロット信号と、1つ又は複数のマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロット内の既知のセル固有のパイロット信号と、を使用して、前記受信信号の信号電力測定値を取得するステップ
    を含む、請求項6に記載の方法。
  12. セルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)であって、
    隣接セルから信号を受信するように構成されたロジックと、
    前記受信信号の特性を検出するように構成されたロジックと、
    検出された前記特性を、ブラインド検出プロセスにおいて、前記受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・スロットを識別するインジケータとして使用するように構成されたロジックと、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得するように構成されたロジックと、
    を備えるユーザ機器。
  13. 検出された前記特性は、検出された周波数領域電力プロファイルであり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された周波数領域電力プロファイルと、公称ダウンリンク電力プロファイル及び公称アップリンク電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項12に記載のユーザ機器。
  14. 検出された前記特性は、検出された受信信号強度インジケータ(RSSI)であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、1つ又は複数の各OFDMシンボルについて、前記検出されたRSSIと、公称ダウンリンクRSSI電力プロファイル及び公称アップリンクRSSI電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項12に記載のユーザ機器。
  15. 検出された前記特性は、ダウンリンク・サブフレーム内の基準シンボル・リソース要素として知られる、前記受信信号のリソース要素に関する検出された情報内容であり、各リソース要素は、サブキャリア周波数及び発生時間で定義され、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された情報内容を1つ又は複数の既知の基準シンボルの情報内容と相関付けるステップを含む、
    請求項12に記載のユーザ機器。
  16. 検出された前記特性は、前記受信信号の受信に使用される検出された自動利得制御設定であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された自動利得制御設定と、既知のダウンリンク・スロットの自動利得制御設定と、を比較するステップを含む、
    請求項12に記載のユーザ機器。
  17. いくつかのダウンリンク・スロットはダウンリンク・ユニキャスト・スロットであり、いくつかのダウンリンク・スロットはマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロットであるセルラー電気通信システム内のユーザ機器(UE)であって、
    隣接セルから信号を受信するように構成されたロジックと、
    前記受信信号の特性を検出するように構成されたロジックと、
    検出された前記特性を、ブラインド検出プロセスにおいて、前記受信信号内の1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロットを識別するインジケータとして使用するように構成されたロジックと、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得するように構成されたロジックと、
    を備えるユーザ機器。
  18. 検出された前記特性は、検出された周波数領域電力プロファイルであり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された周波数領域電力プロファイルと、公称ダウンリンク電力プロファイル及び公称アップリンク電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  19. 検出された前記特性は、検出された受信信号強度インジケータ(RSSI)であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、1つ又は複数の各OFDMシンボルについて、前記検出されたRSSIと、公称ダウンリンクRSSI電力プロファイル及び公称アップリンクRSSI電力プロファイルのうちの少なくとも一方と、を比較するステップを含む、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  20. 検出された前記特性は、ダウンリンク・サブフレーム内の基準シンボル・リソース要素として知られる、前記受信信号のリソース要素に関する検出された情報内容であり、各リソース要素は、サブキャリア周波数及び発生時間で定義され、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された情報内容を1つ又は複数の既知の基準シンボルの情報内容と相関付けるステップを含む、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  21. 検出された前記特性は、前記受信信号の受信に使用される検出された自動利得制御設定であり、
    前記ブラインド検出プロセスは、前記検出された自動利得制御設定と、既知のダウンリンク・スロットの自動利得制御設定と、を比較するステップを含む、
    請求項17に記載のユーザ機器。
  22. 識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のパイロット信号を使用して前記受信信号の信号電力測定値を取得するように構成された前記ロジックは、
    識別された前記1つ又は複数のダウンリンク・ユニキャスト・スロット内の既知のセル固有のパイロット信号と、1つ又は複数のマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク・スロット内の既知のセル固有のパイロット信号と、を使用して、前記受信信号の信号電力測定値を取得するように構成されたロジック
    を含む、請求項17に記載のユーザ機器。
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