JP2011511363A - オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための共存ツール - Google Patents

オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための共存ツール Download PDF

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Abstract

オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間で、プロパティを同期させるための共存ツールについて記載する。これらのツールは、顧客サイトにあるオンプレミスインフラストラクチャにインストールするためにツールを送信し、顧客のインフラストラクチャを、ホスティングサービスを介してリモートに管理するためにそのツールを実行し、顧客サイトにあるプロパティをホスティングサービスに同期させる方法を提供することができる。他の方法は、ホスティングサービスからツールを受信するステップと、そのツールを動作させることに関係する構成パラメータを伝えるステップと、その構成パラメータに応じてそのツールを実行するステップとを含むことができる。これらのツールは、顧客のインフラストラクチャに関連するオンプレミスサーバであって、顧客サイトにあるプロパティを維持するためのオンプレミス共存コンポーネントを含む、オンプレミスサーバを含むシステムも提供することができる。これらのシステムは、ホスティングサービスに関連する管理サーバも含むことができる。この管理サーバは、オンプレミスプロパティの相手先を維持しかつ同期させるための、ホスティング側共存コンポーネントを含むことができる。

Description

本発明は、オンプレミスカスタマロケーション(on−premises customer locations:構内の顧客の場所)とリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための共存(coexistence)ツールに関する。
法人企業は、自社のコンピューティングインフラストラクチャを取得し、維持するために、概してかなりのリソースを投入する。これらのリソースは、インフラストラクチャを購入しまたはリースするための財政的支出および取引を含むことがあり、インフラストラクチャを取得した後に維持するための継続的労務費も含み得る。
オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間で、プロパティを同期させるための共存ツールについて記載する。これらのツールは、顧客(customer:カスタマ)サイトにあるオンプレミス(on−premises:構内)インフラストラクチャにインストールするためにツールを送信し、顧客のインフラストラクチャを、ホスティングサービスを介してリモートに管理するためにそのツールを実行し、顧客サイトにあるプロパティをホスティングサービスによって同期させる方法を提供することができる。他の方法は、ホスティングサービスからツールを受信するステップと、そのツールを動作させることに関係する構成パラメータを伝えるステップと、その構成パラメータに応じてそのツールを実行するステップとを含むことができる。これらのツールは、顧客のインフラストラクチャに関連するオンプレミスサーバであって、顧客サイトにおけるプロパティを維持するためのオンプレミス共存コンポーネントを含む、オンプレミスサーバを含むシステムも提供することができる。これらのシステムは、ホスティングサービスに関連する管理サーバも含むことができる。この管理サーバは、オンプレミスプロパティの相手先を維持しかつ同期させるための、ホスティング側共存コンポーネントを含むことができる。
上述の目的物は、方法、コンピュータ制御機器、コンピュータプロセス、コンピューティングシステムとして、またはコンピュータ可読媒体などの製造品として実施することもできる。以下の詳細な説明を読み、関連図面を吟味することにより、これらのおよび他の様々な特徴が明らかになろう。
この概要は、詳細な説明の中で以下にさらに説明する諸概念の選択したものを、単純化した形式で紹介するために提供する。この概要は、特許請求の範囲に記載の目的物の主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、また、この概要が特許請求の範囲に記載の目的物の範囲を限定するために使用されることも意図しない。さらに、特許請求の範囲に記載の目的物は、本開示の任意の部分に示すいずれかのまたはすべての不都合を解決する実装形態に限定されるものではない。
オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間で、プロパティを同期させるためのシステムまたは動作環境を示す、ブロック図とフロー図とを組み合わせた図である。 オンプレミスのコンポーネントとホスティングサービスのコンポーネントとの間のリレーションシップ(relationship:関係)のさらなる詳細を示す、ブロック図とフロー図とを組み合わせた図である。 ホスティングサービスのコンポーネントに関係するさらなる詳細、ならびにそれらの間のデータフローおよび/またはプロセスフローを示す、ブロック図とフロー図とを組み合わせた図である。 オンプレミス共存サーバと管理サーバとの間で様々な種類のデータが交換される、同期シナリオを示すブロック図である。 顧客構内(customer premises)およびこのホスティングサービス内で本明細書に記載の共存ツールが実行し得るプロセスを示す、プロセスフロー図とデータフロー図とを組み合わせた図である。 ホスティングビジネスサービスが、様々な顧客オンプレミスにおける様々な顧客インフラストラクチャと共存し得るシナリオを示すブロック図である。
以下の詳細な説明は、オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間で、プロパティを同期させるための技術を対象にする。本明細書に記載する目的物は、コンピュータシステム上でのオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムの実行とともに実行されるプログラムモジュールの全般的な脈絡で示すが、当業者は他の種類のプログラムモジュールと組み合わせて、他の実装形態も実行できることを理解されよう。概してプログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および特定のタスクを実行しまたは特定の抽象データ型を実装する他の種類の構造を含む。さらに、本明細書に記載の目的物は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースの一般電化製品やプログラム可能一般電化製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ等を含む、他のコンピュータシステム構成により実施できることを当業者は理解されよう。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部をなし特定の実施形態または例を実例として示す、添付図面を参照する。次に、数枚の図面にわたり同様の数字が同様の要素を示す諸図面を参照し、オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間で、プロパティを同期させるためのツールおよび技法の諸態様について説明する。
図1は、オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための、全体として100で表すシステムまたは動作環境を示す。これらのシステム100は、1つまたは複数のサーバシステム102を含むことができ、図1には管理ウェブサービスを動作させるサーバの一例を示す。この管理ウェブサービスは、全体として106で表す1組のホスティングサービスのコンポーネントが、1人または複数の顧客の構内にある、全体として104で表す複数のコンポーネントと共存できるようにすることができる。
オンプレミスコンポーネント104とホスティングサービスのコンポーネント106とは、全体として108で表すネットワークインフラストラクチャを介して互いに通信することができる。このネットワークインフラストラクチャ108は、例えばローカルエリアネットワーク、地域ネットワーク、またはグローバル通信ネットワーク(例えばインターネット)を含む、ネットワークの1つもしくは複数の例に相当することができる。図1のネットワーク108の表示を通り抜ける破線は、ホスティングサービスのコンポーネント106とオンプレミスコンポーネント104との間の境界を概して示す。
オンプレミスコンポーネント104とホスティングサービスのコンポーネント106とは、ネットワーク108を介して通信するので、コンポーネント104および106は、異種のまたは異なるネットワーク/動作環境にわたって動作することができる。より具体的には、コンポーネント106においてコンポーネント104をホストする物理ハードウェアは、互いに離れた場所に(すなわち物理的にかつ/もしくは地理的に隔てられ、または1つもしくは複数のネットワーク境界によって隔てられる)あってよい。これらの様々な動作環境は、様々なオペレーティングシステムを実行する可能性があるという点で異種であり得る。例えば、これらの環境は、Microsoftから入手可能なWINDOWS(登録商標)ファミリのオペレーティングシステムのうちの様々なオペレーティングシステムを実行することができ、そのようなオペレーティングシステムのインスタンスを他のベンダーが提供するオペレーティングシステムと組み合わせて実行することができ、またはそのような他のベンダーが提供するオペレーティングシステムのインスタンスを実行することができる。他の例では、これらの様々な動作環境は、様々な認証機構を使用することができる。典型的には、ホスティングコンポーネントは、標準プロトコルを除き、オンプレミスコンポーネントとほとんど共通点がない可能性がある。2つ以上のエンティティが、信頼できるリンクを介して通信することを伴い得る前の共存ツールとは対照的に、本明細書に記載の共存ツールは、1つまたは複数の信頼できないネットワークリンクを介して通信することができる。
図1には1つの管理サーバシステム102を示すが、本明細書に記載の実装形態は任意の数のサーバを含むことができる。サーバシステムならびに図中の他の場所に示す他の項目を表現するために図1で使用するグラフィカル要素は、本明細書に記載の可能な実装形態を限定するためではなく、単に図示しやすいように選択したに過ぎない。
より詳細に管理サーバ102に目を向けると、これらのサーバは、特定の実装形態に適合するように選択される特定の種類またはアーキテクチャを有し得る、1つもしくは複数のプロセッサ110を含むことができる。プロセッサ110は、プロセッサ110との互換性で選ばれる1つまたは複数のバスシステム112に結合することができる。
サーバ102は、バスシステム112に結合する、コンピュータ可読記憶媒体114の1つまたは複数のインスタンスも含むことができる。このバスシステムは、プロセッサ110が、コンピュータ可読記憶媒体114との間で、コードおよび/またはデータを読み取ることを可能にすることができる。この媒体114は、半導体、磁気材料、光学等を含むがそれだけに限定されない、任意の適切な技術を使用して実装される記憶素子に相当することができる。媒体114は、RAM、ROM、フラッシュ、または他の種類として分類されようがされまいが、メモリコンポーネントを含むことができ、ハードディスクドライブに相当することもできる。
記憶媒体114は、プロセッサ110にロードされ実行されるときに、オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための様々な技法をサーバ102に実行させる、1つまたは複数の命令モジュールを含むことができる。この説明の全体にわたって詳述するように、これらのサーバ102は、本明細書に記載するコンポーネントおよびデータ構造を使用して共存サービスを提供することができる。
より詳細にコンピュータ可読媒体114に目を向けると、これらの媒体は、全体として116で表す1つまたは複数のホスティング側共存コンポーネントを含むことができる。この共存コンポーネント116は、例えば、実行時に管理ウェブサービスを実行することに関連してサーバ102に割り当てられた機能のいずれかをサーバ102に実行させる、任意の数のソフトウェアモジュールに相当することができる。
ホスティング側共存ソフトウェアコンポーネント116は、ホスティングサービスのコンポーネント106のインスタンスとすることができる。より詳細には、このホスティング側共存コンポーネント116は、ネットワーク108を介して、1つまたは複数の顧客サイトの構内にある、1つもしくは複数のオンプレミスコンポーネント104と通信することができる。図1は、118で、ホスティングサービスのコンポーネント106とオンプレミスコンポーネント104との間の共存を可能にすることに関係する、任意のデータフローおよび/またはプロセスフローを表す。
より詳細にオンプレミスコンポーネントまたはオンプレミスプロパティ104に目を向けると、これらのコンポーネントは、ID、ドキュメント、アカウント、および複数のユーザにそれぞれ関連する他のプロパティを管理するように機能する、1つまたは複数のサブシステムもしくはサーバ120を含むことができる。図1に示す例において表すように、このサブシステム120は、1つまたは複数のサーバを用いて実装することができる。このID管理サブシステムの非限定的な例には、ワシントン州Redmondの本件特許出願人から入手可能なACTIVE DIRECTORY(商標)サービスが含まれ得るが、本明細書に記載の実装形態は、Novell eDirectory(商標)(旧Novell NDS(商標))、Lotus DOMINO(商標)等を含むがそれだけに限定されない、他のベンダーが提供するID管理の例も難なく含むことができる。
オンプレミスコンポーネント104は、1人または複数のユーザのために通信、電子メール、連絡先情報等を管理するための、1つまたは複数のサブシステムもしくはサーバ122も含むことができる。連絡先管理サブシステム122の非限定的な例には、Microsoftから入手可能なEXCHANGE(商標)電子メール管理サービス、IBMから入手可能なNOTES(商標)サービス、または他のベンダーの製品が含まれ得る。
図1は、アプリケーション、サーバ、サービス、アカウント、または他のプロパティを全体として表す、オンプレミス顧客プロパティ124も示す。他のプロパティ124は、ホスティングサービスのコンポーネント106とオンプレミスコンポーネント104との間の共存を実現するための本明細書に記載のツールおよび技法を、ID管理サブシステム120および/または連絡先管理サブシステム122を超えて拡張できることを概して示す。例えばプロパティ124は、Microsoftから入手可能なSHAREPOINT(商標)などのコラボレーションツール、または他のベンダーから入手可能な同様のコラボレーションツールに相当することができる。
オンプレミスコンポーネント104は、様々なサブシステム120、122、および124へのインターフェイスまたはコネクタとして機能する、1つもしくは複数のサーバ126も含むことができる。この意味で、サーバ126は、サブシステム120、122、および124へのゲートウェイまたは同期エージェントとしての役割を果たすこともできる。可能な実装形態を限定するためではなく、単に参照および記載を容易にするために、図1ではサーバ126をサブシステム120、122、および124と分けて図示することを指摘しておく。より詳細には、本明細書の解説は様々な機能をサーバ126によって実行されるものとして記載することがあるが、この説明の諸実装形態は、これらの機能を他の1つまたは複数のコンポーネントに割り当てることができる。
より詳細にコネクタサーバ126に目を向けると、このコネクタサーバ126は、特定の実装形態に適合するように選択される特定の種類またはアーキテクチャを有し得る、1つもしくは複数のプロセッサ128を含むことができる。プロセッサ128の種類またはアーキテクチャは、管理サーバ102に関して記載したプロセッサ110の種類またはアーキテクチャと同じでも同じでなくてもよい。プロセッサ128は、プロセッサ128との互換性で選ばれる1つまたは複数のバスシステム130に結合することができる。
サーバ126は、バスシステム130に結合する、コンピュータ可読記憶媒体132の1つまたは複数のインスタンスも含むことができる。このバスシステムは、プロセッサ128が、コンピュータ可読記憶媒体132との間で、コードおよび/またはデータを読み取ることを可能にすることができる。この媒体132は、半導体、磁気材料、光学等を含むがそれだけに限定されない、任意の適切な技術を使用して実装される記憶素子に相当することができる。媒体132は、RAM、ROM、フラッシュ、または他の種類として分類されようがされまいが、メモリコンポーネントを含むことができ、ハードディスクドライブに相当することもできる。
記憶媒体132は、プロセッサ128にロードされ実行されるときに、オンプレミスカスタマロケーションとリモートホスティングサービスとの間でプロパティを同期させるための様々な技法をサーバ126に実行させる、1つまたは複数の命令モジュールを含むことができる。この説明の全体にわたって詳述するように、これらのサーバ126は、図1に関連してここで記載するコンポーネントおよびデータ構造を使用して共存サービスを提供することができる。
より詳細にコンピュータルーム可読媒体132に目を向けると、この媒体132は、全体として134で表す、オンプレミス共存コンポーネントの1つまたは複数のインスタンスを含むことができる。この共存コンポーネント134は、例えば、実行時に管理ウェブサービスを実行することに関連してサーバ126に割り当てられた機能のいずれかをサーバ126に実行させる、任意の数のソフトウェアモジュールに相当することができる。より詳細には、このオンプレミスコンポーネント134は、ホスティングサービスのコンポーネント106とオンプレミスコンポーネント104との間で一定程度の共存を可能にするために、ネットワーク108を介して、ホスティング側のコンポーネント116と通信することができる。
シナリオの例では、管理ウェブサービスサーバ102は、1人または複数の顧客のためにホスティングビジネスサービスを動作させることができる。これを受けて、これらの顧客はそのホスティングビジネスサービスに加入することに加え、自らの構内にある様々なサブシステム(例えば120、122、および/または124)を動作させることができる。そのような環境では、ホスティングビジネスサービスは、例えば、その顧客のオンプレミスインフラストラクチャの少なくとも一部の側面をレプリケートすることができる。このホスティングビジネスサービスは、顧客に関連するユーザが、オンプレミスのコンポーネントを介して直接、またはホスティングビジネスサービスを介して、顧客のインフラストラクチャと対話できるようにすることもできる。さらに、このホスティングビジネスサービスは、ユーザがプロパティまたはアカウントに加えた変更を、その変更がオンプレミスの顧客インフラストラクチャを介して行われようが、ホスティングビジネスサービスを介して行われようが、同期させることができる。
これらのシナリオの例では、顧客の企業が、全体としてオンプレミスインフラストラクチャだけでなく、ホスティングビジネスサービスにもわたって分散している可能性がある。したがって、本明細書に記載するツールおよび技法は、顧客のオンプレミスインフラストラクチャ(例えばコンポーネントまたはプロパティ104)を、(例えばホスティングサービスのコンポーネント106によって)リモートにホストされる顧客企業のそれらの側面とともに管理することができる。このようにして、これらのツールおよび技法は、顧客インフラストラクチャの側面をオンプレミスに展開してリモートにポストすることからさもなければ生じ得る、管理労力が重複することを回避することができる。
図1は、136で、オンプレミスコンポーネント134とネットワーク108との間の共存を実現することに関係する、任意のデータフロー、プロセスフローおよび/または他のフローを表す。これらのフロー136は、所与の顧客企業内でホスティングビジネスサービスとの間の共存を実現することに関係するようなデータフロー、プロセスフローおよび/または他のフローに相当することができる。単に説明を明瞭にするために図1には単一の顧客企業を示すが、本明細書に記載のツールおよび技法は任意の数の顧客企業をサポートできることが理解されよう。
所与の顧客企業内で、ローカルフロー138は、企業内の様々なオンプレミスサブシステム(例えば120、122、および/または124)との間のフローに相当することができる。これらのローカルフロー138は、ローカルフローが共存フロー136の所与のインスタンスをもたらすか、または共存フロー136の所与のインスタンスの結果として生じる、共存フロー136とある程度関係しているローカルフローに相当することもできる。
サーバ126、またはより詳細にはオンプレミス共存コンポーネント134は、既存の同期エンジン(図1には不図示)に関連して実装することができる。そのような同期エンジンは、比較的熟達したユーザまたは管理者が、同期エンジンの動作を管理する様々なパラメータを微調整しまたは構成することを可能にする、様々なユーザインターフェイス(UI)を提供することができる。ただし、この共存コンポーネントは既存の同期エンジンをプログラム的に構成し、そうしてその同期エンジンの動作の詳細を、十分なトレーニングを受けていない管理者から隠すことができる。
図1に示す動作環境またはシステムについて説明したので、次に解説をオンプレミスの共存コンポーネントおよびポストされる側の共存コンポーネントに関係する説明に進める。この説明は、今度は図2を用いて示す。
図2は、全体として200で表す、オンプレミスコンポーネントとホスティングサービスのコンポーネントとの間のリレーションシップについてのさらなる詳細を示す。限定するためではなく参照しやすいように、図2は、同様の項目を参照するために、前の図面から一部の参照番号を繰り越すことがある。例えば図2は、オンプレミス共存ソフトウェアコンポーネント134、ホスティング側共存ソフトウェアコンポーネント116、ネットワーク108を通過し得る共存フロー118および136、顧客構内で生じ得るローカルフロー138、ホスティング側コンポーネントの全体的表現106、オンプレミスコンポーネントの全体的表現104、ならびに顧客プロパティの例(例えばサブシステム120、122、および124)を繰り越す。
より詳細に図2に、より具体的にはホスティング側コンポーネント106に目を向けると、これらのコンポーネントは、ある意味では、所与の顧客設備においてオンプレミスに設けられるインフラストラクチャの側面をレプリケートすることができる。例えば、顧客設備におけるオンプレミスコンポーネント104がID管理サブシステム(例えば120)を含むと仮定して、ホスティング側コンポーネント106は、202で表す、対応するID管理サブシステムを含むことができる。このID管理サブシステム202は、自らのサーバ上に存在することができ、または他の1つまたは複数のホスティング側コンポーネント106と物理ボックスを共用することができる。以下により詳細に説明するように、共存ソフトウェアコンポーネント116および134は、2つのサブシステム120と202との間で、記憶されたデータおよび/またはプロパティの少なくとも一部をレプリケートすることができる。図2では、このレプリケーションを点線204で示し、点線204は、サブシステム120とサブシステム202との間で共存を維持することに起因する、共存フロー118および136のその部分を概して示す。
同様に、オンプレミスコンポーネント104がメール/連絡先管理サブシステム122を含むと仮定して、ホスティング側コンポーネント106は、対応するメール/連絡先管理サブシステム206を含むことができる。図2では、サブシステム122とサブシステム206との間の情報および/またはプロパティのレプリケーションを点線208で表す。
最後に、オンプレミスコンポーネント104が汎用顧客サブシステム124を含むと仮定して、ホスティング側コンポーネント106は、対応するサブシステム210を含むことができる。図2では、サブシステム124とサブシステム210との間の情報および/またはプロパティのレプリケーションを点線212で表す。
ホスト側ソフトウェアコンポーネント116は、ホスティング側コンポーネント106のうちに含まれる様々なサブシステムとのローカルフロー214、および様々なサブシステム間のローカルフロー214を助けることができる。図示のように、そのようなサブシステムの例には、202、206、および210で示すサブシステムが含まれ得る。
動作上の例として、ID管理サブシステム120の一部の側面が、顧客サイトの構内で変更されると仮定する。これを受けて、ローカルフロー138は、この変更をオンプレミス共存コンポーネント134に提供することができる。次いでこれらのコンポーネント134は、この変更についての通知を提供する共存フロー136を生成することができ、これらのフロー136を、ネットワーク108を介して、ホスティング側共存コンポーネント116に伝送することができる。これを受けて共存コンポーネント116は、フロー136に対応し、サブシステム120上で生じた変更についての通知を含む、共存フロー118を受信することができる。
ホスティング側では、共存コンポーネント116は、フロー118からサブシステム120に対する変更についての通知を抽出し、顧客構内で変更されたサブシステム120に対応するホスティング側のサブシステムを特定することができる。この例では、点線204で示すように、ホスティング側のサブシステム202が、変更されたオンプレミスサブシステム120に対応する。したがって、共存コンポーネント116は、サブシステム202へのローカルフロー214を生成することができる。これを受けて、これらのフローは、オンプレミスサブシステム120上で生じるいかなる変更でもサブシステム202を更新することができ、それによりオンプレミスサブシステム120とホスティング側サブシステム202とが共存することを可能にする。
前述の例は、本明細書に記載のツールおよび技法が、どのように任意の数のオンプレミスサブシステムまたはコンポーネント(例えば120、122、および/または124の例を伴う全体として104)を、ホスティング側のサブシステムまたはコンポーネントの対応するインスタンス(例えば202、206、および/または210の例を伴う全体として106)と共存できるようにすることができるのかを示す。図2では、点線204、208、および212が、様々なオンプレミスコンポーネント104とホスティング側コンポーネント106との間のリレーションシップを示す。ただし、通信またはフローはこれらのサブシステム間を直接通過してもしなくてもよく、代わりに共存コンポーネント134および116を通過することもできる。
図2に、オンプレミスコンポーネントとホスティングサービスのコンポーネントとの間のリレーションシップについてのさらなる詳細を示したので、解説は、ホスティングサービスのコンポーネント、およびそれらのコンポーネント間のリレーションシップについてのより詳細な説明にここで移る。この説明は、今度は図3を用いて示す。
図3は、全体として300で表すホスティングサービスのコンポーネントに関係するさらなる詳細を示すとともに、それらのコンポーネント間のデータフローおよび/またはプロセスフローを示す。限定するためではなく参照しやすいように、図3は、同様の項目を参照するために、前の図面から一部の参照番号を繰り越すことがある。例えば図3は、ネットワーク108、ホスティングサービスのコンポーネント106、共存フロー118、サーバ102、ホスティング側共存ソフトウェア116、ならびにホスティングサブシステム202、206、および210の例を繰り越す。
前述のように、管理ウェブサービス用のサーバ102は、様々なホスティングサービスのコンポーネント106と、顧客構内のオンサイトにある対応するコンポーネントまたはサブシステムとの間の共存を可能にする、ソフトウェアコンポーネント116を含むことができる。図3に示す例では、ホスティングサービスのコンポーネント106は、サブシステム202、206、および/または210を含むことができる。図3は、ローカルデータフロー/プロセスフロー214の例も、これらのローカルフローの特定のインスタンスを必要に応じて図3に示して繰り越す。例えばフロー214は、共存ソフトウェア116を、SOM(サービスオブジェクトモデル)をホストするサーバ302にリンクすることができる。
SOMをホストするサーバ302(以下SOMサーバ)に目を向けると、このSOMは、この管理ウェブサービスにわたって利用される共通オブジェクトモデルに相当することができる。例えば、このSOMは、様々なホスティングサービスのコンポーネント106にわたって展開される共通ロジックを組み込むことができる。図示する例では、SOMをホストするサーバ302は、破線304aで示すように、ホスティングID管理サブシステム202と通信することができる。さらに、サーバ302は、それぞれの破線304bおよび304cで示すように、サブシステム206および210と通信することもできる。図3では、ローカルデータフロー214は、共存ソフトウェア116と、ID管理サブシステム202、ホスティングメール/連絡先管理サブシステム206、およびホスティング顧客サブシステム210のうちのいずれか1つまたは複数との間の通信に相当することができる。
SOMサーバ302は、それにより顧客サイトに関連する管理担当者がこの管理ウェブサービスと対話することができる、ユーザインターフェイス(UI)を提示することもできる。図3は、このUIの一例を管理用ポータル306として示し、管理担当者の一例を308で示す。この管理担当者308は、管理用ポータル306を提示することができるコンソールまたはデスクトップ310にアクセスすることができる。この管理担当者は、例えば自身が担当する顧客サイトに関する管理ウェブサービスまたは本明細書に記載する他の機能の例を構成するために、必要に応じて管理用ポータルと対話することができる。図3は、これらの対話を全体として312で示す。これらの対話は、初期構成ならびに動作が進行中に生じる可能性がある再構成に相当することができる。
管理サーバ102は、共存フロー118および136を少なくとも部分的に助けるために、1組のAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)を顧客のデータセンターに公開することができる。この管理サーバ102は、それを介して管理サーバがこのホスティングサービスの一部としてユーザおよびオブジェクトをプロビジョニングできる、SOMサーバ302を介して、2組目のAPIも公開することができる。
ホスティングサービスのコンポーネント、ならびにそれらのコンポーネント間のデータフローおよび/またはプロセスフローに関係するさらなる詳細について説明したので、解説は、オンプレミスコンポーネントとホスティングサービスのコンポーネントとの間で同期することができるデータの種類についての説明にここで移る。この説明は、今度は図4を用いて示す。
図4は、全体として400で表す、様々な種類のデータが、例えばオンプレミスの共存サーバと管理ウェブサービスに関連するサーバとの間で交換される同期シナリオを示す。限定するためではなく参照しやすいように、図4は、同様の項目を参照するために、前の図面から一部の参照番号を繰り越すことがある。例えば図4は、サーバ126および102を繰り越す。
所与の顧客の構内にあるコンポーネント104にまず目を向け、図4は、所与の顧客企業に関連するオンプレミスコンポーネント104にアクセスし得る、ユーザの例402aおよび402n(一括してユーザ402)を示す。例えば、これらのユーザは、1つまたは複数のサーバ(例えば図1に示す120、122、および/または124)にアクセスすることができる。図4ではユーザ402aおよび402nについて示すが、この説明の実装形態は任意の数のユーザに対応することができる。
そして次に、オンプレミスコンポーネント104は、ユーザ402に関連する個々のアカウントレコードを維持することができる。特定のユーザのために維持されるアカウントレコードの厳密なコンテンツは、特定のユーザにとってアクセス可能にされるサーバ、アプリケーション、および/またはサービスに応じて異なり得る。したがって図4は、この説明の実装形態が、この説明の範囲および趣旨から逸脱することなく異なり得るという理解の下で、これらのアカウントレコードが維持することができる様々な情報の例を示す。
図4は、404aおよび404nで表す、顧客構内で維持されるアカウントレコードの例(一括してアカウントレコード404)を示す。アカウントレコード404の個々のインスタンスは、アカウントレコード404とユーザ402とをつなぐ破線で示すように、潜在ユーザ402に関連することができる。図4には2つのアカウントレコードの例を示すが、この説明の実装形態は、個々のユーザにとって任意の都合のよい関係を有し得る、任意の数のアカウントレコードに対応できることを指摘しておく。説明を明瞭にするために、図4はアカウントレコード404aの説明のためのコンテンツについて詳述するが、この説明はアカウントレコード404のいずれにも該当し得ることが理解されよう。
より詳細にアカウントレコード404aに目を向けると、アカウントレコードの例は、全体として406で表す連絡先一覧情報を維持することができる。連絡先一覧情報406の例は、特定のユーザが維持する電子メールアドレス一覧、グローバルアドレス一覧(GAL)、配布リスト等を含むことができる。
アカウントレコード404は、全体として408で表す、特定のユーザに関連するドキュメントまたはファイルを維持することができる。これらのドキュメントまたはファイルの特定の種類もしくは形式は、ユーザ402にとって利用可能にされるアプリケーションまたはツールに応じて異なり得る。
アカウントレコード404は、全体として410で表す、特定のユーザに関連するディレクトリ構造および他のID情報を維持することができる。例えば、ディレクトリ構造410は、ACTIVE DIRECTORY(商標)などのサービス、または他の同様のサービスが維持する情報に相当することができる。概してディレクトリ構造410は、特定のユーザに関連する識別情報または認証情報も含むことができる。さらに本明細書に記載の共存ツールは、ユーザIDが、オンプレミスの顧客システムからリモートホスティング環境にマップされるフェデレーション機能を提供することができる。
アカウントレコード404は、全体として412で表す、特定のユーザに関連する通信レコードを維持することができる。そのような通信レコードの例には、受信した電子メール、送信した電子メール、前の電子メールのアーカイブ、またはそのような伝送についての同様のレコードが含まれ得る。
次にホスティングサービスのコンポーネント106に目を向けると、図4は、サーバ102を介してまたは管理ウェブサービスに関連するサーバ(例えば202、206、および/または210)を介して、ホスティングサービスにアクセスすることができるユーザ414aおよび414nを示す。そして、ユーザ414aおよび414nは、管理ウェブサービスが維持するものとしてのアカウントレコード416aおよび416nの個々のインスタンスに関連する。
一部のシナリオでは、所与のユーザ(例えば402a)は、オンプレミスコンポーネント104を介して自身のアカウントレコード(例えば404a)にアクセスすることができるが、別のときには、ホスティングサービスのコンポーネント106を介して自身のアカウントレコードにアクセスすることができる。この例では、ユーザ402aとユーザ414nとは、別の時間に自身のアカウントレコードにアクセスする同じ所与のユーザに相当することができる。したがって、オンプレミスコンポーネント104は、所与のユーザがサーバ126を介してアクセスすることができるアカウントレコード404aを維持することができ、ホスティングサービスのコンポーネント106は、所与のユーザがサーバ102を介してアクセスすることができる、対応するアカウントレコード416nを維持することができる。
より詳細にアカウントレコード416nに目を向けると、これらのレコードは、オンプレミスコンポーネント104が維持するレコードに対応するレコードを含むことができる。例えば、これらのレコードは、連絡先一覧406に対応する連絡先一覧418を、図4でこれら2つの項目をつなぐ破線矢印420で示すように含むことができる。全体的に理解すると、顧客サイトにおいてオンプレミスで維持される連絡先一覧406と、リモートホスティングサービスによって維持される連絡先一覧418とは、顧客サイトおよびリモートホスティングサービスの両方にわたって統一される、同期/統合された連絡先一覧またはアドレス一覧へと構成することができる。
より具体的には、破線矢印420は、顧客構内またはデータセンターと、リモートホスティングサービスとの間のデータフローに相当することができる。前述の動作の一例として、顧客構内にあるプロパティまたはデータオブジェクトが、リモートホスティングサービスに移行されようとしていると仮定する。この移行の間、このプロパティまたはデータオブジェクトに関連する属性を、顧客のデータセンターからリモートホスティングサービスに「シャドウ(shadow)」することができる。リモートホスティングサービスがこれらのシャドウされた属性を受信すると、リモートホスティングサービスは、これらのシャドウされた属性を、移行されたプロパティまたはデータオブジェクトに関連する実際の属性にレプリケートすることができる。
同様に、ドキュメント/ファイルレコード422は、ドキュメント/ファイルレコード408に対応することができ、ディレクトリ構造レコード424は、ディレクトリ構造レコード410に対応することができ、任意の通信レコード426は、通信レコード412に対応することができる。
顧客サイトにおいてオンプレミスで維持されるディレクトリ構造410、およびリモートホスティングサービスによって維持されるディレクトリ構造424に関して、これらの2つの構造は、顧客サイトおよびリモートホスティングサービスの両方にわたって定義される、統一されたまたは集合的なユーザ一覧をコンパイルするために、統合/同期することができる。この集合的なユーザ一覧は、特定の顧客および/またはその顧客のうちの特定の組織に関連することができる。さらにこの共存ツールは、オンプレミスの顧客環境から、同期されたものとしてこれらのユーザのサブセットを選択し、ホスティングサービスにアクセスするそれらのユーザのサブセットをアクティブ化することができる。これらの場合では、この共存ツールは、アクティブ化された同期ユーザのサブセットに適切なライセンスを割り当てることができる。
前の例について続けて述べると、所与のユーザ414nが自身に関連する連絡先一覧レコード418を変更するために、ホスティングサービスのコンポーネント106にアクセスすると仮定する。この連絡先一覧レコード418は、オンプレミスコンポーネント104が維持する連絡先一覧レコード406に関連するので、ユーザがレコード418に加えるいかなる変更もレコード406に同期される。このようにして、ホスティングサービスのコンポーネント106およびオンプレミスコンポーネント104は、たとえレコード406が顧客設備においてオンプレミスにある可能性があり、レコード418がホスティングサービスとともにある可能性があっても、本明細書に記載するように、連絡先一覧レコード406と連絡先一覧レコード418とを共存できるようにすることができる。
図4に示す同期シナリオについて説明したので、解説は、本明細書に記載する共存ツールに関連する例示的プロセスフローおよびデータフローについての説明にここで移る。この説明は、今度は図5を用いて示す。
図5は、全体として500で表す、本明細書に記載の共存ツールが実行し得るプロセスフローおよびデータフローの例を示す。限定するためではなく参照しやすいように、図5は、同様の項目を参照するために、前の図面から一部の参照番号を繰り越すことがある。例えば図5は、サーバ126および102を、これらのサーバ上のソフトウェアコンポーネントが図5に示す処理を実行することができるという理解の下で、繰り越す。
詳細に図5に目を向けると、ブロック502は全体として、1つまたは複数の顧客構内に共存ツールを送信することを表す。図5は、504で、顧客構内に送信される共存ツールを表す。この共存ツールの例は、任意のデータストア等とともに、本明細書に記載のソフトウェアコンポーネントまたはモジュールのうちのどれでも含むことができる。ブロック502は、様々な顧客構内に、インストールスクリプトまたはインストールウィザードを送信することも含むことができる。
顧客にアプライアンスのようなエクスペリエンスを提供するために、ブロック502は、この共存ツールが依存し得る任意のソフトウェアを、この共存ツールとバンドルすることを含むことができる。言い換えれば、この共存ツールが他のソフトウェア上に構築される場合、この他のソフトウェアを共存ツールと一緒にバンドルし、インストールすることができる。このようにして、顧客の担当者を、そのような他のソフトウェアを特定し、そのソフトウェアを別々にダウンロードすることから解放することができる。
用語「アプライアンスのような」は、最低限のユーザ構成および対話で構成し、動作させることができるシステムを指す。したがって本明細書に記載のシステムは、共存ツールをインストールし、実行することに関連する複雑さおよびスキルレベルを低減することができる。より詳細には、本明細書に記載のツールを動作させることに関連するスキルレベルまたはトレーニングレベルは、前の共存ツールを動作させることに関連するスキルレベルまたはトレーニングレベルよりもある程度低いことがある。
このアプライアンスの概念は、エラーを処理するための技法にも関することができる。例えば、顧客サイトにおいてオンプレミスで何らかのエラーが発生すると仮定し、このエラーが本明細書に記載の共存ツールの下で管理されているプロパティに関与するとさらに仮定する。このシナリオでは、このエラーに関係するレポートを、顧客サイトの管理者ではなく、「クラウド」(すなわち本明細書に記載のホスティングサービスのコンポーネント)に送信することができる。このようにして、エラーの処理およびエラーの解決を、より高度な技術を有する担当者にルートし、それにより顧客サイトの管理担当者をこれらの任務から解放することができる。
ブロック502は、所与の顧客がホスティングビジネスサービスに加入すると、自動的に実行され得る。他の例ではブロック502は、ツールをダウンロードし、ホスティングビジネスサービスの下で動作し始めるための、所与の顧客からの要求に応答して実行され得る。
顧客構内において、ブロック506は、ホスティングビジネスサービスから送信される共存ツールを受信することを表し、顧客構内においてその共存ツールをインストールしまたはロードするための、任意の適切なインストールスクリプトもしくはインストールウィザードを実行することを表す。ブロック502に関して上述したように、顧客にアプライアンスのようなエクスペリエンスを提供するために、ブロック506は、共存ツール504だけでなく共存ツールが依存し得る他の任意のソフトウェアもインストールするための、単一のインストールスクリプトまたはインストールウィザードを実行することを含むことができる。
この共存ツールをインストールし、ロードした後、ブロック508は、所与の顧客構内にインストールされる特定のプロパティに関する動作のために、このツールを構成することを表す。例えば、ブロック508は、顧客構内の管理者(例えば図3の308)が、この共存ツールによって提供される管理用ポータル(例えば306)と対話できるようにすることを含むことができる。
ブロック508は、この共存ツールが顧客構内でどのように動作するのかを指定する様々なパラメータ510を送信するための、そのような管理者の入力に応答することを含むことができる。そのようなパラメータの例は、顧客構内にあるプロパティを、ホスティングビジネスサービスによって維持される対応するプロパティといつ同期すべきか(例えば24時間ごと)を指定することができる。そのようなパラメータの他の例は、どのプロパティを顧客のプロセスからホスティングビジネスサービスに移行し、同期すべきかを特定することができる。これらの例には、同期の時間、同期の間隔、同期スコープ(例えば、どのコンテナー、サブセット等を同期すべきか)、同期についての特定の除外(例えば名前に「−」のつくオブジェクトは同期しない)、同期する間のデータの上書きに関するルール(すなわち編集の優先順位)、データに関する競合管理を処理することに関するルール、エラーの処理および通知に関するルール等が含まれ得るが、これだけに限定されない。
ホスティングビジネスサービスにおいて、ブロック512は、指定された共存パラメータを受信/記憶し、それらのパラメータを指定した管理者に、様々な共存パラメータを関連させることを表す。このようにして本明細書に記載のツールは、様々な管理者が、自らの特定の担当領域内で適用する特定の共存パラメータを指定できるようにすることができる。図5は、管理IDの一例を514で表す。
さらに、ブロック512は、特定のパラメータを指定した、特定の顧客または組織を識別する情報を記憶することを含むことができる。図5は、組織IDの一例を516で表す。図6に関連してさらに説明するように、ホスティングビジネスサービスが提供するこの共存ツールは、複数の異なる組織を相手に動作することができ、この組織IDは、これらの様々な組織に関連する移行および同期データの追跡と維持を容易にすることができる。
この説明は、単に解説しやすいように共存パラメータ510の上記の例を提供する。ただし、これらの例は、他の共存パラメータの例を含み得る実装形態を除外するものではない。
所与の顧客構内に共存ツールをインストールし、それらのツールをホスティングビジネスサービスで構成した後、顧客構内にインストールされるツールおよびホスティングビジネスサービスが、ここで動作を開始することができる。図5は、全体として518で顧客構内において進行中の動作を示し、全体として520でホスティングビジネスサービスにおける動作を示す。
図5に示すように、顧客サイトにおけるブロック518は、全体としてブロック522で示すように、任意の特定したユーザカウントまたはプロパティをウェブサービスに移行することを含むことができる。より詳細には、ブロック522は、ブロック508で発行された構成パラメータに応答してプロパティを移行することを含むことができる。例えば上述のように、顧客構内において特定のプロパティを担当する管理者は、どのプロパティをホスティングビジネスサービスに移行すべきかを指定することができる。図5は、524で、移行されるアカウントまたはプロパティを表す。
ホスティングビジネスサービスにおいて、ブロック526は、移行されるプロパティまたはユーザカウント524を受信することを表す。ブロック526は、移行されたプロパティをホストするために、必要に応じて任意のデータストレージを割り当て、任意のデータ構造を構築することを含むことができる。
顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で、指定されたように特定のプロパティを移行した後、顧客構内およびホスティングビジネスサービスにおいてそれらのプロパティに加えられる変更を、ここで同期しまたは調整することができる。上述のように様々なユーザが、顧客構内を経由して直接、またはホスティングビジネスサービスにアクセスすることにより、プロパティにアクセスすることができる。これらの変更は時間が経つにつれて生じるので、顧客構内において維持されるプロパティが、ホスティングビジネスサービスによって維持されるそのプロパティと一致するように、本明細書に記載の共存ツールはこれらの変更を同期させることができる。
図5に示すように、この共存ツールは、顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で完全同期を実行することができる。図5は、完全同期に関係する動作を全体として(顧客側の)528、および(ホスティングビジネスサービスに関する)530で示す。図5は、全体として532で、完全同期に関係するデータ転送も示す。
同様に図5に示すように、この共存ツールは、顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で増分または「デルタ」同期を実行することができる。図5は、増分同期に関係する動作を全体として(顧客側の)534、および(ホスティングビジネスサービスに関する)536で示す。図5は、全体として538で、増分同期に関係するデータ転送も示す。これらのデータフロー538に基づいて、このコードシステムツールは、ホスティングサービス内でオンプレミスサイトにわたる共通ユーザ一覧を維持するとともに、統一された電子メールアドレス一覧を維持するために適切な、任意のプロパティまたはデータオブジェクトを計算することができる。
用語「完全同期」は、本明細書で使用するとき、移行されるプロパティに生じる可能性がある任意の変更にかかわらず、それらの移行されるプロパティに相当するデータを、顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で完全に転送することを指す。用語「増分同期」は、本明細書で使用するとき、移行されるプロパティに相当するデータを、顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で部分的に転送することを指す。より詳細には、増分同期は、変更されたデータのみを顧客構内とホスティングビジネスサービスとの間で転送するものであるとすることができる。このようにして、顧客構内とホスティングビジネスサービスとは、完全同期に比べ、より少ない情報を交換しながら変更を調整することができる。
図5のプロセスおよびデータフローの上記の例について説明したので、解説は、ホスティングビジネスサービスが、複数の異なる顧客構内および関係する組織をサポートすることができるシナリオについての説明にここで移る。この説明は、今度は図6を用いて示す。
図6は、全体として600で表す、ホスティングビジネスサービスが、様々な顧客構内に存在する様々な顧客インフラストラクチャと共存することができるシナリオを示す。限定するためではなく参照しやすいように、図6は、同様の項目を参照するために、前の図面から一部の参照番号を繰り越すことがある。例えば図6は、ホスティングビジネスサービスに関連して実行される処理を表すために、管理サーバ102を繰り越す。
図6に示すように、このホスティングビジネスサービスは、様々な顧客構内における様々な異なる顧客組織と複数の共存リレーションシップ(coexistence relationship:共存関係)を確立し、維持することができる。図6は、これらの共存リレーションシップの例を602aおよび602n(一括して共存リレーションシップ602)で示す。これらの共存リレーションシップ602は、図2に(例えば204、208、および/または212で)示す様々な種類の関係を概して表すことができる。
共存リレーションシップ602aは、サーバ126aによって概して示す、第1の顧客に関連する構内において維持されるインフラストラクチャとの間に存在することができる。これらの顧客構内は、全体として604aで表す、1つまたは複数の顧客組織をサポートすることができる。これらの顧客組織のうちで、複数のユーザが、対応する複数のアカウントレコードまたは他のプロパティに関連することができる。図6は、この組織604a内のユーザの例を402aおよび402nで繰り越し、対応するアカウントレコードの例を404aおよび404nで繰り越す。
このホスティングビジネスサービスは、全体として606aで表す、顧客組織604aのホスティング相手先を確立し、維持することができる。この顧客組織のホスティング相手先は、この顧客組織内の様々なユーザに関連するアカウントレコードまたは他のプロパティの表現を含むことができる。説明しやすいように、図6は、ホスティングアカウントレコードの例を416aおよび416nで繰り越し、ユーザの例を414aおよび414nで繰り越す。
図6は、(サーバ126bによって全体として示す)顧客構内とホスティング相手先606nとの間に確立される、別の共存リレーションシップ602nも示す。顧客構内において、1つまたは複数の組織604nは任意の数のユーザを含むことができ、図6はユーザの例を402bおよび402mで繰り越す。図6は、404bおよび404mで表すように、これらのユーザに関連するアカウントレコードまたは他のプロパティの例も繰り越す。
サーバ126bによって示す顧客構内に関して、ホスティングサービスが維持するホスティング相手先606nに目を向けると、図6は、414bおよび414mで表すユーザの例を繰り越す。図6は、416bおよび416mで表すように、これらのユーザに関連するアカウントレコードの例も繰り越す。
共存リレーションシップ602の少なくとも一部分として、このホスティングビジネスサービスは、顧客構内で、またはそれらの顧客構内に対するホスティング相手先で生じ得る変更を同期し、もしくは調整することができる。最初の例として、これらの変更が、ホスティングビジネスサービスによって維持されるインフラストラクチャで生じるとき、このホスティングビジネスサービスは、顧客識別子、管理識別子、および/または組織識別子をこれらの変更に関連させることができる。図5は、管理ID514および組織ID516の例を示す。これらの識別子を使用して、ホスティングビジネスサービスは、これらの変更の通知を受信するのに適切なオンプレミス顧客を特定することができ、これらの変更を適切な顧客に同期させることができる。
共存リレーションシップ602の一部分として実行される処理の別の例として、変更が顧客の構内インフラストラクチャで生じるとき、オンプレミス共存サーバ126は、これらの変更を適切な識別子(例えば顧客識別子、管理識別子、組織識別子等)に関連させることができる。共存サーバ126は、適切な識別子を使用して、これらの変更をホスティングビジネスサービスと調整することもできる。それを受けて、ホスティングビジネスサービスは、顧客のオンプレミスインフラストラクチャのホスティング相手先(例えば606)内で、このホスティングビジネスサービスが維持する適切なアカウントレコードを更新することができる。
説明しやすいように、前述のツールおよび技法を会社または企業アプリケーションとの関連で説明した。しかし、前述のツールおよび技法の少なくとも一部を、コンシューマーアプリケーションにも同様に適用することができることを指摘しておく。
先の説明は、オンプレミスの顧客データセンターとリモートホスティングサービスとの間の共存を実現するための様々なツールおよび技法を提供したが、これらのツールおよび技法は、さらなるリモートサービスに対するコネクタを提供することもできる。シナリオの一例では、所与のクライアントは、例えばかなりの数の企業メールボックスをスパム、ウイルス等から保護するために、リモートサービスプロバイダが提供する電子メール保護サービスに加入することができる。ただし、これらのサービスに加え、このリモートサービスプロバイダは、顧客サイトのオンプレミスにある電子メールサーバを保護する、フェールオーバー機能または継続性サービスも顧客に提供することができる。このシナリオでは、顧客のオンプレミス電子メールサーバが故障する場合、この電子メールサーバはリモートサービスプロバイダにフェールオーバーすることができる。このリモートサービスプロバイダは、電子メール保護サービスをかなりの組のメールボックスにすでに提供しているので、これらのサービスプロバイダは、顧客のサイトからフェールオーバーするそれらのメールボックスを特定することができる。
本明細書に提示する目的物は、コンピュータの構造的特徴、方法の行為、およびコンピュータ可読媒体に固有の用語で説明してきたが、添付の特許請求の範囲は必ずしも本明細書に記載した特定の特徴、行為、または媒体に限定されないことを理解すべきである。むしろこれらの特定の特徴、行為、および媒体は、特許請求の範囲を実施する形態の例として開示する。さらに、特定のデータフローおよびプロセスフローを図中の矢印によって示す。これらの矢印の方向は、可能な実装形態を限定するためではなく、単に図面を説明する便宜上定めることを指摘しておく。より詳細には、矢印の方向は、逆方向のデータフローまたはプロセスフローを除外せずもしくは制限しない。
上述の目的物は単に例として提供したに過ぎず、限定的であると解釈すべきでない。図示し、説明した実施形態例および応用例に従うことなく、かつ特許請求の範囲の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書に記載の目的物に様々な修正および変更を加えることができる。

Claims (20)

  1. 少なくとも1つの顧客サイト内にあるオンプレミスインフラストラクチャ(126)にインストールしようとする共存ツール(504)を送信するステップ(502)と、
    前記オンプレミスの顧客のインフラストラクチャを、ホスティングサービス(102)を介してリモートに管理するために前記共存ツールを実行するステップ(520)と、
    前記共存ツールを使用して、前記顧客サイトにある少なくとも1つのプロパティ(120、122、または124)を同期させるステップ(530または536)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 少なくとももう1つの顧客サイト内にあるオンプレミスインフラストラクチャにインストールしようとする共存ツールを送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記顧客サイトから少なくとも1つの識別子を受信するステップをさらに含み、少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記識別子に基づいて前記プロパティを同期させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記顧客サイトから、少なくとも前記プロパティの移行を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記ホスティングサービスと前記オンプレミスインフラストラクチャとの間で、前記プロパティの完全同期を実行するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記ホスティングサービスと前記オンプレミスインフラストラクチャとの間で、前記プロパティの増分同期を実行するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記ホスティングサービスと前記オンプレミスインフラストラクチャとの間で、少なくとも1つの連絡先一覧、少なくとも1つのディレクトリ構造、または少なくとも1つのユーザ一覧を同期させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記ホスティングサービス上に、少なくとも前記プロパティの相手先を作成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも前記プロパティの相手先を作成するステップは、前記顧客サイトのオンプレミスで維持される少なくとも1つの連絡先一覧の相手先を作成するステップを含み、少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記連絡先一覧を同期させ、前記顧客サイトおよび前記ホスティングサービスにわたって統一された、少なくとも1つのグローバル連絡先一覧を作成するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 少なくとも前記プロパティの相手先を作成するステップは、前記顧客サイトのオンプレミスで維持される少なくとも1つのユーザ一覧の相手先を作成するステップを含み、少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記連絡先一覧を同期させ、前記顧客サイトおよび前記ホスティングサービスにわたって統一された、少なくとも1つのグローバルユーザ一覧を作成するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記顧客サイトでのユーザ操作に起因する変更に応答して、前記プロパティを同期させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記ホスティングサービスにおけるユーザ操作に起因する変更に応答して、前記プロパティを同期させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 少なくとも1つのリモートホスティングサービス(102)から共存ツール(504)を受信するステップ(506)と、
    少なくとも1つの構成パラメータ(510)を前記リモートホスティングサービスに伝えるステップ(508)であって、前記構成パラメータは前記共存ツールの動作に関係する、前記リモートホスティングサービスに伝えるステップ(508)と、
    前記構成パラメータに応じて前記共存ツールを実行するステップ(518)と、
    顧客サイトのオンプレミスで維持される少なくとも1つのプロパティを、前記リモートホスティングサービスに同期させるステップ(528または534)と
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 少なくとも1つの構成パラメータを伝えるステップは、前記顧客サイトに対応する少なくとも1つの識別子を伝えるステップを含み、少なくとも1つのプロパティを同期させるステップは、前記識別子を参照するステップを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記顧客サイトのオンプレミスで前記プロパティにアクセスする第1の複数のユーザと、前記リモートホスティングサービスにおいて維持される、前記プロパティにとっての少なくとも1つの相手先にアクセスする少なくとも第2の複数のユーザとを含む、少なくとも1つのグローバルユーザ一覧をコンパイルするステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記ユーザの少なくともサブセットを選択するステップと、前記リモートホスティングサービスにアクセスする前記選択したユーザのサブセットをアクティブ化するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記選択したユーザのサブセットに少なくとも1つのライセンスを割り当てるステップであって、前記ライセンスは前記選択したユーザのサブセットが前記リモートホスティングサービスにアクセスすることを可能にする、少なくとも1つのライセンスを割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 顧客サイトにあるインフラストラクチャに関連する少なくとも1つのオンプレミスサーバ(126)であって、前記顧客サイトにおける少なくとも1つのプロパティ(120、122、または124)を維持するための少なくとも1つのオンプレミス共存コンポーネント(134)を含む、少なくとも1つのオンプレミスサーバ(126)と、
    リモートホスティングサービスに関連する少なくとも1つの管理サーバ(102)であって、前記オンプレミスプロパティの少なくとも1つの相手先(606)を維持し、前記相手先を前記オンプレミスプロパティに同期させるための少なくとも1つのホスティング側共存コンポーネント(116)を含む、少なくとも1つの管理サーバ(102)と
    を備えることを特徴とするシステム。
  19. 前記管理サーバは、前記プロパティの前記相手先に加えられた少なくとも1つの変更を、前記リモートホスティングサービスを介して、前記オンプレミスサーバに同期させるためのものである請求項18に記載のシステム。
  20. 前記オンプレミスサーバは、前記顧客サイトにおいて前記プロパティに加えられた少なくとも1つの変更を、前記管理サーバに同期させるためのものである請求項18に記載のシステム。
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