JP2011508708A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、構造的かつ空気力学的な航空機の部品に関する。さらに詳しくは、本発明は、複合テープ自動繊維プレースメント成形(AFP)のような、材料を分配し、かつ圧密化することに関する。
関連する従来技術
繊維のプレースメント成形は、道具表面、鋳型、主軸、または、複合部品を形成するために用いられるあらゆる物の表面のような物体の表面上に、プリプレグトウとも呼ばれる樹脂が注入された複合材料を、圧密化する方法である。代表的な繊維のプレースメント成形の方法では、航空機、ミサイル、衛星、自動車などの構造物に用いるための、所定の形状の高強度の軽量部品を形成するために、複合材料の多重層を、一緒に圧密化し、および硬化させる。
繊維のプレースメント成形は、道具表面、鋳型、主軸、または、複合部品を形成するために用いられるあらゆる物の表面のような物体の表面上に、プリプレグトウとも呼ばれる樹脂が注入された複合材料を、圧密化する方法である。代表的な繊維のプレースメント成形の方法では、航空機、ミサイル、衛星、自動車などの構造物に用いるための、所定の形状の高強度の軽量部品を形成するために、複合材料の多重層を、一緒に圧密化し、および硬化させる。
従来の繊維のプレースメント成形装置は、一方向において、表面上に材料を分配し、かつ圧密化した後、材料プレースメント成形ヘッド全体を180度回転することによって、方向を逆にする。例えば、代表的な実施例においては、材料プレースメント成形ヘッドは、一方向において、表面上に材料を分配し、かつ圧密化し、次いで、材料を切断する。この後、材料プレースメント成形ヘッドは、特定のロール・オフの距離を移動し続け、次いで、表面から後退する。そして、材料プレースメント成形ヘッドは、180度回転し、表面に再接近し、表面に係合し、反対方向に移動しつつ、表面に材料を分配し、かつ圧密化する。代表的な複合部品では、沢山の往生する時間が必要になるので、この「後退」‐「回転」‐「再接近」法は、材料付着プロセスに非常に多くの時間を付加することがある。
複合材料を圧密化するための従来公知の現行のローラは、エッジからエッジまで平坦である。従って、圧密化中に、テープの薄片全体に等しい圧力を供給するために、ローラは、表面に対して垂直な状態でなければならない。これは、難しい試みであり、時には、要求される複雑な外形によって、与えられた部分に達成するのが不可能である。
従って、従来技術の問題や限界を被らずに材料を分配し、かつ圧密化する改良された方法が必要である。
発明の概要
本発明は、鋳型の表面、主軸の表面、または、複合部品を形成するために用いられる表面に、プリプレグトウのような材料を分配し、かつ圧密化する改良されたプレースメント成形ヘッドおよび方法を提供する。本発明のプレースメント成形ヘッドは、それぞれが、表面の一部分に材料の一部分を分配し、かつ圧密化するために動作可能な複数の移動可能なローラアセンブリと、他のローラアセンブリとは独立して、各ローラアセンブリを動かす制御システムとで成る。各ローラアセンブリは、独立して、3直線および3回転までの6自由度まで、回転的、回動的、および直線的に動く。
本発明は、鋳型の表面、主軸の表面、または、複合部品を形成するために用いられる表面に、プリプレグトウのような材料を分配し、かつ圧密化する改良されたプレースメント成形ヘッドおよび方法を提供する。本発明のプレースメント成形ヘッドは、それぞれが、表面の一部分に材料の一部分を分配し、かつ圧密化するために動作可能な複数の移動可能なローラアセンブリと、他のローラアセンブリとは独立して、各ローラアセンブリを動かす制御システムとで成る。各ローラアセンブリは、独立して、3直線および3回転までの6自由度まで、回転的、回動的、および直線的に動く。
各ローラアセンブリは、圧密化ローラ、第1のガイド部材、前記圧密化ローラの第1の側面の一部分に沿って材料を案内するための第2のガイド部材、および、前記圧密化ローラの第2の側面の一部分に沿って材料を案内するための第3のガイド部材で成る。前記第1のガイド部材は、第1の作動装置によって前記第1のガイド部材が第1の位置に付勢された際に、前記第2のガイド部材中に材料を案内し、さらに、第1のガイド部材は、前記第1の作動装置によって前記第1のガイド部材が第2の位置に付勢された際に、前記材料を第3のガイド部材中に案内する。前記第1のガイド部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を回動するように動作可能であっても良い。
各ローラアセンブリの圧密化ローラは、前記表面に前記材料をさらに効果的に分配し、かつ圧密化するために、自身の外周面に沿って実質的にクラウン形状であってもよい。圧密化ローラは、ゴムのような展性の材料製であってもよく、圧力が前記ローラに供給される際に、前記クラウン形状の表面を、前記表面に対して圧力をかける。
本発明のこれらまたはその他の重要な点は、以下の詳細な説明で、さらに詳しく説明する。
詳細な説明
図1は、本発明の実施形態に従って構成される材料プレースメント成形システム10を図示する。材料プレースメント成形システム10は、図2に示される鋳型、主軸、または、複合部品を形成するためのあらゆる装置の表面14上に材料12を分配し、かつ圧密化するために用いられても良く、特に、航空機の複合部品を構成するための繊維プレースメント成形に適用される。図1を参照すると、材料プレースメント成形システム10は、フレーム16と、フレーム16に接続されているヘッド作動装置18と、プレースメント成形ヘッド20とで成り、ヘッド作動装置18によって作動される。
図1は、本発明の実施形態に従って構成される材料プレースメント成形システム10を図示する。材料プレースメント成形システム10は、図2に示される鋳型、主軸、または、複合部品を形成するためのあらゆる装置の表面14上に材料12を分配し、かつ圧密化するために用いられても良く、特に、航空機の複合部品を構成するための繊維プレースメント成形に適用される。図1を参照すると、材料プレースメント成形システム10は、フレーム16と、フレーム16に接続されているヘッド作動装置18と、プレースメント成形ヘッド20とで成り、ヘッド作動装置18によって作動される。
フレーム16は、ガントリ構造、または、プレースメント成形ヘッド20がヘッド作動装置18やその他公知の手段によってフレーム16に対して動く、婉曲または直線的な軸を備えた構造のような、プレースメント成形ヘッド20を支持する従来公知のいかなる構造でも良い。ヘッド作動装置18は、フレームに沿って物体を動かす従来公知のいかなる作動装置でも良い。ヘッド作動装置18は、直線的および回転的にフレーム16に沿って、プレースメント成形ヘッド20を動かしても良い。
図3−4に示すように、プレースメント成形ヘッド20の好適実施形態は、フレーム16に取り付けられ、他の部品(支持台22に固定されている複数のスプール24、26、28、30、32、34、36、38と、支持台22に固定されている複数の作動装置(アクチュエータ)のアセンブリ40、42、44、46と、作動装置のアセンブリによって作動し、かつ、接続されており、さらに、それぞれが、圧密化ローラ64、66、68、70、72、74、76、78を有する複数のローラアセンブリ48、50、52、54、56、58、60、62、および、プレースメント成形ヘッド20を案内し、さらに、表面14上に材料を分配し、かつ圧密化するために、ローラアセンブリを独立して作動させる制御装置(図示しない)とを有する)を支持する支持台22を有する。
図2−5を参照すると、支持台22は、スプール24−38および作動装置のアセンブリ40−46を固定するための支持台である。支持台22は、通常、平らで、矩形形状でも良く、フレーム16またはその他の表面に沿ってプレースメント成形ヘッド20を動かす従来公知のいかなる装置に取り付けられても良い。
スプール24−38は、一般的なものであり、図2に示すように、それぞれが、表面14に複数の長尺な材料12を分配し、かつ圧密化するローラアセンブリ48−62の少なくとも1つ中に供給される材料12の伸ばされた薄片が巻き付けられている。複数の長尺な材料12は、1/16インチから1インチまでの範囲の幅を有するのが好ましい。材料12は、複合材料、樹脂含浸材料テープ、スリットテープトウ、繊維プレースメント成形に用いられる従来公知のいかなる材料、または、いかなるその他の形成材料でもよい。例示する形態においては、スプールは、18インチの長さを有する。プレースメント成形ヘッド20上のスプールの数は、プレースメント成形ヘッド20のローラアセンブリの数と等しくてもよい。例えば、図3に示すように、8つのスプールは、8つのローラアセンブリに対して材料を供給しても良い。スプール毎の材料12は、直接、ローラアセンブリに挿入されても良いし、(図示しない)転送ローラまたは従来公知の他の方法によってローラアセンブリに送られても良い。
各作動装置のアセンブリ40−46は、支持台22に、少なくとも1つまたは2つのローラアセンブリ48−62を接続してもよい。図6−10を参照すると、各作動装置のアセンブリは、支持台22に取り付けられた作動装置のマウント80、作動装置のマウント80に回動的に取り付けられた回動作動装置82、および、回動作動装置82に回転可能にまたは固定的に取り付けられた作動装置の支持台84で成ればよい。各作動装置のアセンブリは、さらに、作動装置の支持台84に回動可能に取り付けられた回転作動装置86、回転作動装置86に固定されて取り付けられているロッドマウント88、および、ロッドマウント88にスライド可能に取り付けられた第1のロッド90および第2のロッド92で成ればよい。最終的に、各作動装置のアセンブリは、4つのロッドガイド94、96、98、100、第1のロッド90にスライド可能に取り付けられた2つのロッドガイド、および、第2のロッド92にスライド可能に取り付けられた2つのロッドガイドで成ってもよい。第1および第2のロッド90、92は、図4−5に示すように、ロッド90、92の長く伸びた外側表面の周りにらせん状のねじ山を有し、ロッド90、92の回転運動は、第1および第2のロッド90、92を、ロッドマウント88またはロッドガイド94−100に対してスライドさせる。作動装置のアセンブリは、添付の図面に描かれている実施形態に参考として描かれているが、クレームに記載された発明の範囲から外れなければ、これに鑑みて作られた他の例を用いてもよい。例えば、各作動装置のアセンブリは、複数のローラアセンブリを作動させるための1つのローラアセンブリの作動装置を有してもよい。
各ローラアセンブリ48−62は、ロッドガイド94−100によって、第1のロッド90および第2のロッド92の少なくとも1つに取り付けられても良い。本発明の実施形態において、作動装置のアセンブリ40の少なくとも1つは、図6−9に示すように、第1の1組のローラアセンブリ48、50に取り付けても良い。さらに、作動装置のアセンブリ42は、第2の1組のローラアセンブリ52、54に取り付けても良く、作動装置のアセンブリ44は、第3の1組のローラアセンブリ56、58に取り付けても良く、さらに、作動装置のアセンブリ46は、第4の1組ローラアセンブリ60、62に取り付けても良い。各組のローラアセンブリの圧密化ローラ間のスペースは、図5−7に示すように、材料12の薄片の幅におおよそ等しくてもよい。例えば、圧密化ローラ64と圧密化ローラ66との間のスペースは、材料12の薄片の幅に概略等しければよい。本実施形態においては、2つのローラアセンブリが、各作動装置のアセンブリに取り付けられている時には、2つのロッドガイド94、96は、一方のローラアセンブリ48に取り付けても良く、2つのロッドガイド98、100は、他方のローラアセンブリ50に取り付けても良い。
作動装置のアセンブリ40−46は、支持台22上に、実質的に互い違いに配置されている形態でもよい。図4に示すように、作動装置のアセンブリは、ジグザグ形状に互い違いに配置され、複数の作動装置アセンブリのそれぞれが、その作動装置アセンブリの後方かつ片側に配置されている。プレースメント成形ヘッド20の複数の圧密化ローラのうちのどの2点間の距離も、1/16インチから20インチまでの範囲であればよい。図3−5に示すこの互い違いの形状においては、図2に示すように、作動装置のアセンブリに接続されているプレースメント成形ヘッド20のローラアセンブリ48−62は、表面14の実質的に隣接しているパスに沿って、実質的に同時に材料12を分配する。本発明の様々な実施形態では、材料12の隣接パスの間に小さいギャップがあっても良い。材料12のパスは、少なくとも一方の材料の薄片の少なくとも一方のエッジに他の材料の薄片の一部が重なるように、部分的に重なっていてもよい。
例えば、図3−5に示す一実施形態においては、4つの作動装置のアセンブリ40−46は、それぞれ、支持台22に、1組のローラアセンブリを結合している。この実施形態においては、第1の1組のローラアセンブリ48、50は、第2の1組のローラアセンブリ52、54に対して前方に位置し、第2の1組のローラアセンブリ52、54は、第3の1組のローラアセンブリ56、58に対して前方に位置し、第3の1組のローラアセンブリ56、58は、第4の1組のローラアセンブリ60、62に対して前方に位置する。第2の1組のローラアセンブリ52、54は、第1の1組のローラアセンブリ48、50の左側に位置し、第3の1組のローラアセンブリ56、58は、第2の1組のローラアセンブリ52、54の右側に位置し、第4の1組のローラアセンブリ60、62は、第3の1組のローラアセンブリ56、58の左側に位置する。
仮に、プレースメント成形ヘッド20が、図4の矢印で示す方向に動いた場合、材料12の隣接パスは、次に記載する圧密化ローラ、左から右の順でここに記載すると、圧密化ローラ68、圧密化ローラ76、圧密化ローラ70、圧密化ローラ78、圧密化ローラ64、圧密化ローラ72、圧密化ローラ66、および圧密化ローラ74によって、表面14に圧密化されても良い。例えば、この形態においては、圧密化ローラ76によって圧密化された材料のパスの一方のサイドエッジは、圧密化ローラ68によって圧密化された材料のパスのサイドエッジに隣接し、一方、圧密化ローラ76によって圧密化された材料のパスのもう一方のサイドエッジは、圧密化ローラ70によって圧密化された材料のパスのサイドエッジに隣接する。
各ローラアセンブリ48−62は、実質的に同じ方法で、実質的に同じ構成要素によって構成されればよい。図11−18に示すように、ローラアセンブリ50は、材料12を圧密化するための外周面112を有する圧密化ローラ66、圧密化ローラ66に材料12を直接送るための第1端116および第2端118を有する第1のガイド部材114、圧密化ローラ66の外周面112の第1部分に概略続く第1のガイド表面122を有する第2のガイド部材120、および、圧密化ローラ66の外周面112の第2部分に概略続く第2のガイド表面126を有する第3のガイド部材124で成されればよい。
図11−14に示すように、ローラアセンブリ50は、さらに、第1のガイド部材114に材料12を共に供給する第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130と、第1および第2の供給ローラ128、130に材料12を案内する第4のガイド部材132と、材料12を切断する切断機構134と、ローラアセンブリ50の構成部品を内封する外側ケース136と、第1のガイド部材114、第1および第2の供給ローラ、128、130、および切断機構134を作動させるために外側ケース136に載置された案内作動装置138、供給作動装置140、切断作動装置142とで成ってもよい。
図11−12に示すように、圧密化ローラ66は、第1面144、第2面146、第1面144の周面に沿う第1エッジ148、および、第2面146の周面に沿う第2エッジ150で成ってもよい。さらに、第1エッジ148と第2エッジ150との間に介在する外周面112は、圧密化ローラ66の回転軸152から最も遠い外周面112の一部分が、第1エッジ148と第2エッジ150との概略中間になるように、第1エッジ148から第2エッジ150までが実質的にクラウン形状である。圧密化ローラ66は、いかなる表面にも合成材料をプレースメント成形することができるような従来公知の展性の樹脂製である。圧密化ローラ66は表面14に対して圧力をかける際に、表面14に一致することができるように、表面14に対して90度または90度以外の角度で係合する。
例えば、図19において、圧密化ローラ66は、表面14に向かって動く。図20に示すように、圧密化ローラ66が90度の角度で表面14に対して圧力をかける時、圧密化ローラ66の回転軸152から最も離れた外周面112の一部分は、材料12および表面14に対して付勢されている。図21に示すように、追加圧力が供給される際には、自身が概略平坦になるまで、外周面112が押し付けられ、従って、最初に材料の薄片の中心に、次いで、材料12の薄片の中心の外側からサイドエッジまで圧力が加えられ、これにより、表面14上に材料12が均一に圧密化される。
圧密化ローラ66は、特定の材料プレースメント成形装置に必要とされるサイズであればよい。例えば、圧密化ローラ66は、0.01インチと15インチとの間の幅であればよい。さらに、圧密化ローラ66は、0.1インチと2インチとの間の幅であればよい。さらに、圧密化ローラ66は、0.125インチと3インチとの間の幅であればよい。圧密化ローラは、材料12の薄片より広い幅であればよい。例えば、0.25インチの幅を有する材料の薄片が、0.75インチの幅を有するローラによって付着されてもよい。圧密化ローラ66の第1面144および第2面146は、約0.1インチから約15インチまでの範囲の直径を有してもよい。さらに、圧密化ローラ66の第1面144および第2面146は、約0.50インチから約3インチまでの範囲の直径を有してもよい。図12に示された例示する形態において、表面14上に1/4インチの材料12の薄片をプレースメント成形するために、圧密化ローラ66は、0.750インチの直径を有し、0.375インチの幅を有してもよい。
様々な形態において、第1のガイド部材114は、圧密化ローラ66に近接し、第1の位置と第2の位置との間を移動可能である。第1の位置において、図15−16に示すように、第1のガイド部材114の第1端116は、第2のガイド部材120に近接する。第2の位置において、図17−18に示すように、第1のガイド部材114の第1端116は、第3のガイド部材124に近接する。一実施形態においては、第1のガイド部材114は、ピボット軸158を中心にピボット回転可能であってもよく、これにより、第1のガイド部材114は、第1の位置および第2の位置に向かって回動してもよい。第1の位置から第2の位置まで第1のガイド部材114を動かすためには、いかなる手段を用いてもよい。
図11−12に示すように、第2のガイド部材120は、圧密化ローラ66の外周面112の第1部分に概略続く第1のガイド表面122を有し、第3のガイド部材124は、圧密化ローラ66の外周面112の第2部分に概略続く第2のガイド表面126を有する。外周面112の第1部分は、外周面112の第2部分の概略反対側にある。第2および第3のガイド部材120、124は、圧密化ローラ66の周りに、材料12を導くために湾曲な形状をしていてもよい。特に、第2および第3のガイド部材120、124のすくなくとも一部分は、圧密化ローラ66の周面の一部分に一致するように湾曲していてもよい。
様々な形態において、図17に示すように、第1の供給ローラ128は、互いの間に介挿された材料12と共に、第2の供給ローラ130に対して付勢されている。第1および第2の供給ローラ128、130の少なくとも1つが、回転するために作動した際には、材料12は、第1のガイド部材114に共に供給されてもよい。さらに、第1および第2の供給ローラ128、130の少なくとも1つが、第1および第2の供給ローラ128、130のもう一方に向かって動き、かつ、離れるように作動させてもよい。第4のガイド部材132は、第1および第2の供給ローラ128、130に材料12を案内するために、静止し、第1および第2の供給ローラの最も近くに位置してもよい。
図13−14に示すように、ローラアセンブリ50は、材料12を切断するために、切断機構134も有してもよい。切断機構134は、材料を切断するために、従来公知のいかなる切断機構を用いてもよい。一実施形態においては、切断機構134は、第1の切断部材154および第2の切断部材156を有する。オープンポジションにおいては、第1の切断部材154は、図13に示すように、第2の切断部材156から離間するように動かされる。切断機構134は、材料12を、自身を通過させるために、概略オープンポジションに位置してもよい。図14に示すように、切断機構134は、材料12を切断する必要があるときには、図11に示す切断作動装置142のような従来公知のあらゆる手段によって、閉じることができる。
様々な形態において、切断機構134、第1の供給ローラ128、および第2の供給ローラ130は、第1のガイド部材114および第4のガイド部材132との間に位置する。さらに、切断機構134は、材料12が切断された際に、材料12の一部分が第1の供給ローラ128と第2の供給ローラ130との間に残るように、第1のガイド部材114と第1および第2の供給ローラ128、130との間に位置してもよい。
図11−12に示すように、外側ケース136は、第1のガイド部材114、切断機構134、第1の供給ローラ128、第2の供給ローラ130、および第4のガイド部材132を内封する。外側ケース136は、第2のガイド部材120、第3のガイド部材124、および圧密化ローラ66の一部も内封してもよい。さらに、周りで圧密化ローラ66を回転させるための回転軸152は、外側ケース136に固定されていてもよい。
案内作動装置138、供給作動装置140、および切断作動装置142は、図11に示すように、外側ケース136に載置されていてもよい。ローラアセンブリ48、50のような各ローラアセンブリ、案内、供給、および切断作動装置138、140、142は、図8−9に示すうように、2つのローラアセンブリ48、50の一方から離れて面する外周面上の各ローラアセンブリ48、50の外側ケース136に載置されている。案内作動装置138は、第1の位置および第2の位置の間で、第1のガイド部材114を動かしてもよい。供給作動装置140は、第1および第2の供給ローラ128、130の少なくとも1つを回転させ、第1および第2の供給ローラ128、130の一方を、第1および第2の供給ローラ128、130の他方に向かって、または、離れるように動かしてもよい。切断作動装置142は、切断機構134を閉じたり、開いたりしてもよい。
プレースメント成形ヘッド20の制御システムは、電気シグナルを受信および送信するために、従来公知のシステムを用いればよい。制御システムは、作動装置40−46、138−142、およびローラアセンブリ48−62と通信するようにプログラム可能である。制御システムは、他の作動アセンブリとは独立して、アセンブリを作動させ、これにより、3直線および3回転までの6自由度まで、各ローラアセンブリを独立して動かしてもよい。例えば、各ローラアセンブリは、各X軸、Y軸、およびZ軸に沿った両方向に直線的に、さらに、X軸、Y軸、および/またはZ軸の周りを回転的に動いてもよい。制御システムは、材料12またはローラアセンブリ内のエラーのために、個別に各ローラアセンブリをモニターする。
例示する形態においては、制御システムは、他の作動装置アセンブリ42−46とは独立して、図10に示すように、第1軸の周りを第1の1組のローラアセンブリ48、50が回動するように、作動装置のアセンブリ40の回動作動装置82に指示を与えてもよい。回動作動装置82は、第1の1組のローラアセンブリ48、50を、第1軸を中心に前後に約60度回動させてもよい。制御システムは、図8−9に示すように、第2軸の周りを回転するために、回転作動装置86に指示を与え、これにより、プレースメント成形ヘッド20の他の組みのローラアセンブリとは異なる方向に、第1の1組のローラアセンブリ48、50を回転させてもよい。第1軸は、第2軸に対して略垂直である。
様々な形態において、制御システムは、ローラアセンブリ48−62の少なくとも1つに、プレースメント成形ヘッド20の他のローラアセンブリ48−62とは独立して、他のローラアセンブリの少なくとも1つよりも支持台22から近くまたは遠くにスライドするように指示を与えてもよい。例えば、第1の1組のローラアセンブリ48、50の第2のロッド92は、支持台22から離れるようにローラアセンブリ50をスライドさせるために、制御システムによって指示されてもよく、これにより、図6−7に示すように、ローラアセンブリ48より支持台22から遠くに離れるようにローラアセンブリ50が展開する。次いで、制御システムは、支持台22に近い位置に戻るように、ローラアセンブリ50をスライドさせるために、第2のロッド92に指示を与えてもよい。さらに、制御システムは、略同時に、支持台22から近くまたは遠くにスライドさせるために、第1の1組のローラアセンブリ48、50の両方のローラに指示を与えてもよい。
ローラアセンブリ48−62の独立制御および動作は、動作のマルチ方向の個別自由度が、ローラアセンブリに、表面14のタイトな円弧や複雑な形状をより良くさせるので、従来公知の材料付着方法よりもより効率的および効果的に、表面14上に材料12を均一に圧密化させる。これは、圧密化ローラ64−78および材料12と表面14とを連続的に接触させる。
ローラアセンブリ48−62の独立した制御や動作の方法は、プレースメント成形ヘッド20の複数のローラアセンブリから複数の材料12の一部分を供給するステップ;材料12の一部分が表面14上の隣接パスに付着されるように、複数のローラアッセンブリと共に、表面14に複数の材料12の一部分を略同時に付着するステップ;および、図2−3に示すように、各ローラアセンブリが、表面14に材料12を分配し、かつ圧密化するために、他のローラアセンブリと独立して、6自由度において動くステップで成る。
例えば、図6−7に示すように、本発明の方法は、表面14に材料12を付着するために、少なくとも1つの圧密化ローラ66を、他の圧密化ローラと独立して、プレースメント成形ヘッド20の支持台22の近くの位置とプレースメント成形ヘッド20の支持台22から離れた位置との間で動かすステップを有してもよい。図8−10に示すように、本発明の方法は、さらに、第2軸が第1軸に対して略垂直であり、第1軸の周りを少なくとも1つのローラアセンブリ50が回動するステップと、第2軸の周りを同じローラアセンブリ50が回転するステップとを有してもよい。
本発明の方法は、さらに、ローラアセンブリ48−62の少なくとも1つを、支持台22に対して、他のローラアセンブリとは異なる角度で傾けるステップを有してもよい。本発明の方法は、さらに、ローラアセンブリの少なくとも1つを、表面14に対して90°以外の角度で傾けるステップを有してもよい。加えて、本発明の方法は、隣接しているローラアセンブリ48−62またはローラアッセンブリのペアが互い違いに配置されるステップ、および、表面14の隣接パスに沿ってローラアセンブリ48−62を略同時に動かすステップで成ってもよい。
本発明の他の方法は、ローラアセンブリ48−62またはプレースメント成形ヘッドを180度回転させること無しに、表面14の両方向に、材料12を分配し、かつ圧密化させる。この方法は、図15−18に示すように、第1の位置にローラアセンブリ40の第1のガイド部材114を動かすステップと、材料12が圧密化ローラ66の第1側面に近接する第2のガイド部材120と係合するように、第1のガイド部材114から材料12を供給するステップと、圧密化ローラ66が材料12を表面14に対して押し付けるように、表面14に対して圧密化ローラ66を移動させるステップと、圧密化ローラおよび表面14の一方を、圧密化ローラ66および表面14の他方に対する第1の方向に動かし、これによって、図15に示すように、第1の方向に沿って、表面14上に材料12を分配し、かつ圧密化するステップとで成る。
本発明の方法は、さらに、第2の位置に第1のガイド部材114を動かすことと、材料12が、圧密化ローラ66の第2側面に近接する第3のガイド部材120と係合するように、第1のガイド部材114から材料12を供給するステップと、圧密化ローラ66が材料12を表面14に対して押し付けるように、表面14に対して圧密化ローラ66を移動させるステップと、圧密化ローラおよび表面14の一方を、圧密化ローラ66および表面14の他方に対する第2の方向に動かし、これによって、図18に示すように、第2の方向に沿って、表面14上に材料12を分配し、かつ圧密化するステップとで成る。
本発明の方法は、さらに、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130を、互いの間に材料12が介挿された状態で、互いに対して、付勢するステップと、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の少なくとも1つを回転させて、これにより、第4のガイド部材132、開口している切断機構134、第1のガイド部材114、および第2のガイド部材120から、共同で、材料12を供給するステップとで成ってもよい。材料12が、圧密化ローラ66および表面14と係合する際には、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の一方を、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130のもう一方から離れて動かすことによって、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130は材料12を離してもよい。そして、材料12は、前記第1方向において、表面14に分配し、かつ圧密化されてもよい。
図16に示すように、本発明の方法は、材料12が、第1の方向おいて、表面14のあらかじめ決められた部分に圧密化された際に、切断機構134で、材料12を切断するステップで成ってもよい。材料12を切断した後、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の少なくとも1つは、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130のもう一方に向かって動かされ、図16に示すように、互いの間に材料12が配置されている状態で、第1供給ローラ128が第2供給ローラ30に対して付勢している。図17に示すように、本発明の方法は、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の少なくとも1つを回転させるステップと、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の両方を、開口している切断機構134を通って、第1のガイド部材114、そして、第3のガイド部材124に材料12を供給するために、互いに向かって回転させるステップとを含んでもよい。材料12は、一旦、圧密化ローラ66および表面14の両方に係合され、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130の少なくとも一方が、第1の供給ローラ128および第2の供給ローラ130のもう一方から離間し、これにより、材料12の係合が解かれてもよい。材料12は、図18に示すように、第2の方向において、表面14上に分配し、かつ圧密化される。
本発明は、添付の図面に描かれる実施形態を参照して説明したが、クレームに記載されている本発明の範囲から逸脱したものでなければ、これを鑑みて、同様のものやその他のものを用いることができる。例えば、様々な形態においては、上述した本発明のローラアセンブリ48−62は、様々な表面に材料をプレースメント成形するために適したいかなるローラを用いることもできる。さらに、各プレースメント成形ヘッド20のローラアセンブリ、圧密化ローラ、および、作動装置のアセンブリは、図6−21に示すように構成され作動すればよい。
従って、上述した本発明の実施形態を有し、特許証によって保護される上述および新たな特許請求の範囲は、以下である。
従って、上述した本発明の実施形態を有し、特許証によって保護される上述および新たな特許請求の範囲は、以下である。
Claims (22)
- 表面に材料を分配し、かつ圧密化するために用いられるローラアセンブリであって、
外周面を具備する第1のローラと、
第1端と第2端とを有し、第1の位置と第2の位置との間を移動可能な第1のガイド部材と、
前記第1のローラの前記外周面の第1部分に概略続く第1のガイド表面を有する第2のガイド部材と、
前記第1のローラの前記外周面の第2部分に概略続く第2のガイド表面を有する第3のガイド部材と、を有し、
前記第1のガイド部材の前記第1端は、前記第1のガイド部材が前記第1の位置にあるとき、前記第2のガイド部材に近接し、前記第1のガイド部材が前記第2の位置にあるとき、前記第3のガイド部材に近接することを特徴とするローラアセンブリ。 - さらに、前記第1のガイド部材に近接した切断機構を有する請求項1に記載のローラアセンブリ。
- さらに、第2のローラと、
前記第2のローラに対して付勢された第3のローラと、
前記第2および第3のローラの少なくとも1つを回転させる第1の作動装置と、を有する請求項1に記載のローラアセンブリ。 - 前記第2および第3のローラの少なくとも一方は、前記第1の作動装置によって、前記第2および第3のローラの他方から離れるように移動可能である請求項3に記載のローラアセンブリ。
- 前記第1のローラの前記外周面は、前記第1のローラの回転軸から最も離れた前記外周面の一部分が第1エッジと第2エッジとの間の略中間となるように、前記第1エッジおよび前記第2エッジの間が実質的にクラウン形状である請求項1〜請求項4のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- 前記第1のローラは、実質的に展性材料で作製される請求項1〜請求項5のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- さらに、前記第2のローラおよび前記第3のローラに隣接する切断機構を有する請求項3に記載のローラアセンブリ。
- 前記切断機構、前記第2のローラ、および前記第3のローラは、前記第1のガイド部材と第4のガイド部材との間に配置される請求項7に記載のローラアセンブリ。
- 前記第1のローラは、0.01インチから15インチまでの範囲の幅を有し、0.1インチから15インチまでの範囲の直径を有する請求項1〜請求項8のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- 前記第1のローラは、0.125インチから3インチまでの範囲の幅を有し、0.50インチから3インチまでの範囲の直径を有する請求項1〜請求項9のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- 前記第2および第3のガイド部材の各々の少なくとも一部分は、前記第1のローラの周面の一部分に略一致するように湾曲される請求項1〜請求項10のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- 前記第1のガイド部材は、前記第1の位置および前記第2の位置に対するピボット軸を中心にピボット回転可能である請求項1に記載のローラアセンブリ。
- 前記外周面の前記第1部分は、前記外周面の前記第2部分の略反端側に位置する請求項1〜請求項12のいずれかに記載のローラアセンブリ。
- 表面に材料を分配し、かつ圧密化するために用いられるローラアセンブリであって、
第1のローラと、
第1のガイド部材と、
前記第1のローラの第1側面の一部分に沿って材料を案内するように動作可能である第2のガイド部材と、
前記第1のローラの第2側面の一部分に沿って前記材料を案内するように動作可能である第3のガイド部材と、を有し、
前記第1のガイド部材が第1の位置にあるとき、前記第1のガイド部材は、前記第2のガイド部材中に前記材料を案内し、前記第1のガイド部材が第2の位置にあるとき、前記第1のガイド部材は、前記第3のガイド部材中に前記材料を案内することを特徴とするローラアセンブリ。 - 請求項1〜14に記載のローラアセンブリを用いて、表面に材料を分配し、かつ圧密化する方法であって、
第1の位置に第1のガイド部材を動かすステップと、
前記材料が第1のローラの第1側面に近接した第2のガイド部材と係合するように、前記第1のガイド部材を通って前記材料を供給するステップと、
前記第1のローラが前記材料を前記表面に対して押し付けるように、前記第1のローラを前記表面に向かって移動させるステップと、
前記第1のローラおよび前記表面の一方を、前記第1のローラおよび前記表面の他方に対する第1の方向に動かし、これにより、前記第1の方向に沿って前記表面に前記材料を付着させるステップと、
第2の位置に前記第1のガイド部材を動かすステップと、
前記材料が前記第1のローラの第2側面に近接した第3のガイド部材と係合するように、前記第1のガイド部材を通って前記材料を供給するステップと、
前記第1のローラが前記材料を前記表面に対して押し付けるように、前記第1のローラを前記表面に向かって移動させるステップと、
前記第1のローラおよび前記表面の一方を、前記第1のローラおよび前記表面の他方に対する第2の方向に動かし、これにより、前記第2の方向に沿って前記表面に前記材料を分配し、かつ圧密化するステップと、を含むことを特徴とする方法。 - さらに、互いに対して付勢された第2のローラおよび第3のローラを用いて、前記材料がそれらのローラの間に配置された状態で、前記第1のガイド部材に向かって前記材料を供給し、かつ前記第2のローラおよび前記第3のローラのうちの少なくとも1つを回転させるステップを含む請求項15に記載の方法。
- 前記第2のローラおよび前記第3のローラの少なくとも1つが、第1の作動装置によって回転され、かつ付勢される請求項16に記載の方法。
- さらに、前記第2のローラおよび前記第3のローラの少なくとも一方を、前記第2のローラおよび前記第3のローラの他方から離れるように動かし、これにより、それらのローラの間に配置された前記材料との係合を解くステップを含む請求項16に記載の方法。
- 前記第2および第3のガイド部材の各々の少なくとも一部分は、前記第1のローラの周面の一部分に略一致するように湾曲される請求項15〜請求項18のいずれかに記載の方法。
- 前記第1のガイド部材は、前記第1の位置および前記第2の位置に対するピボット軸を中心にピボット回転する請求項15〜請求項19のいずれかに記載の方法。
- さらに、前記第2の位置に前記第1のガイド部材を動かす前に、前記材料を切断するステップを含む請求項15〜請求項20のいずれかに記載の方法。
- 表面に材料を分配し、かつ圧密化するために用いられるローラアセンブリであって、
第1のローラと、
第1の位置および第2の位置の間でピボット回転可能である第1のガイド部材と、
切断機構と、
前記第1のローラの第1側面の一部分に沿って材料を案内するように動作可能である第2のガイド部材と、
前記第2のガイド部材から前記第1のローラの略反対側に位置し、前記第1のローラの第2側面の一部分に沿って材料を案内するように動作可能である第3のガイド部材と、
第4のガイド部材と、
第2のローラと、
第3のローラと、を有し、
前記第2のローラおよび前記第3のローラは、前記材料の一部分がそれらのローラの間に配置された状態で、互いに対して付勢され、
第2の作動装置は、前記第2のローラおよび前記第3のローラが互いに対して付勢されると共に、前記第2のローラおよび前記第3のローラの少なくとも1つを回転させ、これにより、前記第1のローラに前記材料を供給し、
第1の作動装置は、前記第2のローラおよび前記第3のローラの間に配置された前記材料との係合を解くために、前記第2のローラおよび前記第3のローラの少なくとも一方を、前記第2のローラおよび前記第3のローラの他方から離れるように動かし、
前記第1のガイド部材が前記第1の位置にあるとき、前記第1のガイド部材は、前記第2のガイド部材に前記材料を案内し、前記第1のガイド部材が前記第2の位置にあるとき、前記第1のガイド部材は、前記第3のガイド部材に前記材料を案内することを特徴とするローラアセンブリ。
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