JP2011507660A5 - - Google Patents

Description

スネア機構４２は、少なくとも１つのループ４６へと形成されるワイヤ、または２本以上のワイヤの束を含み得る。ループ４６は、留置されるまでスネアカテーテル４０内に配置されてもよい。図４は、開口システム４４が１個の穴５２を有しているスネアカテーテル４０を示す。図５に図示のとおり、スネア機構４２を形成するワイヤは、スネアカテーテル４０内でループにされた単一のワイヤである。スネア機構４２のワイヤの端部４８および５０は、スネアカテーテル４０を通って延在し、少なくとも一方が、スネアカテーテル４０の遠位端５５から出て延在し、送達システム（図示せず）から出て、さらに患者の体（図示せず）から出て、医師がスネアループ４６を操作できるようにする。

図６に図示のとおり、ループ４６は穴５２から出てスネア装置を形成する。ループ４６を形成するワイヤの端部４８、５０は、カテーテル４０の長さにわたって延在し、カテーテル４０の遠位端５５から出ていく。円形または卵形の単一のループが図示されているが、他の形状も企図される。

Claims (8)

1. 血管内送達システム（２０）であって、
   送達装置と、
   送達装置上に配置され、本体（１２）、第１の肢部（１４）および第２の肢部（１６）を有する分岐したプロテーゼ（１０）とを含み、各肢部は管腔を備え、前記血管内送達システムはさらに、
   近位端、遠位端、前記近位端と前記遠位端との間に管腔、および、前記近位端と前記遠位端との間にスネア開口システム（４４）を有するスネアカテーテル（４０）と、
   プロテーゼの少なくとも一部およびスネアカテーテルの少なくとも一部にわたって摺動可能に配置されるシース（２２）と、
   スネアカテーテル内に配置され、スネアカテーテルの外部にループを形成し、スネアカテーテルの遠位端から出る少なくとも１つの自由端を備えることのできるスネア機構（２４）とを含み、
   スネアカテーテルの少なくとも一部がプロテーゼの外部に沿って位置決めされ、スネアカテーテルの少なくとも一部が肢部のうちの１つの管腔内に位置決めされる、血管内送達システム。
2. スネアカテーテル（４０）は、前記スネアカテーテル内に、スネア開口システム（４２）に近位側に隣接しているスネア塞ぎ機構（５８）をさらに含む、請求項１に記載の送達システム。
3. スネア開口システム（４４）が少なくとも１つの穴（５２；５４，５６）を含む、請求項１または２に記載の送達システム。
4. スネア開口システムが２つの穴（５４，５６）を含む、請求項１または２に記載の送達システム。
5. スネア機構（４２）が少なくとも１つのワイヤ（４６）を含む、請求項１から４のいずれかに記載の送達システム。
6. スネア機構（４２）は複数のワイヤを含み、前記複数のワイヤのうち少なくとも１つが撮像可能である、請求項５に記載の送達システム。
7. 第１の肢部（１４）は第２の肢部（１６）よりも長い、請求項１から６のいずれかに記載の送達システム。
8. スネアカテーテルのうちプロテーゼ（１０）の外部に位置決めされた部分が、より長い肢部（１２）に隣接しており、スネアカテーテルのうち開口システム（４４）の近位にある一部が、より短い第２の肢部（１６）内に位置決めされる、請求項７に記載の送達システム。