JP2011507402A - 無線リンク制御パケットの破棄および無線リンク制御の再確立をトリガする方法および装置 - Google Patents

無線リンク制御パケットの破棄および無線リンク制御の再確立をトリガする方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線リンク制御(RLC)の再確立および/またはプロトコルデータユニット(PDU)の破棄をトリガする方法および装置が開示される。RLCエンティティは、RLC PDUとそのPDUセグメントの送信および/または再送信の合計回数をカウントする状態変数を維持する。状態変数が所定の閾値に達すると、RLCエンティティは、RLCの再確立を開始、および/またはRLC PDUおよびPDUセグメントを破棄する。状態変数は、RLC PDUの少なくとも一部に対して否定応答が受信されるたびに、または、RLC PDUまたはRLC PDUの一部について再送信が検討されるときに増分されることができる。RLCエンティティは、再送信されたデータサイズに比例して状態変数を増加させることができる。RLCエンティティは、RLC PDUおよびPDUセグメントに対して別個の状態変数を維持することもでき、それらRLC PDUおよびPDUセグメントの送信および/または再送信の回数をカウントする。

Description

本願は、無線通信に関する。
図1は、ロングタームエボリューション(LTE)のユーザプレーンプロトコルスタックを示す。ユーザプレーンは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティ、無線リンク制御(RLC)エンティティ、およびメディアアクセス制御(MAC)エンティティを含む。
RLCエンティティの主要機能には、上位層プロトコルデータユニット(PDU)の転送が含まれ、この転送では、アクノレッジモード(AM)、アンアクノレッジモード(UM)、および透明モード(TM)のデータ転送、自動再送信要求(ARQ)による誤り訂正、トランスポートブロック(TB)のサイズに応じたセグメント化、再送信を必要とするRLC PDUの再セグメント化、同一の無線ベアラに対応するRLCサービスデータユニット(SDU)の連結、アップリンクにおけるハンドオーバ時を除く上位層PDUの順序配信、重複の検出、プロトコルエラーの検出および回復、発展型ノードB(eNB)と無線送受信ユニット(WTRU)との間のフロー制御、SDUの破棄、RLCのリセット等をサポートしている。
RLC SDUは、全体がTBに収まり切らない場合にセグメント化(細分化)することができる。RLC SDUは、可変サイズのRLC PDUにセグメント化することができる。再送信されるPDUが、再送信に使用される新しいTBに全体が収まらない場合、RLC PDUは、再度セグメント化することができる。再セグメント化の回数は無制限である。
3GPP TS 36.322 V1.2.0によると、発展型総合地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)のRLCエンティティは、それより上位のPDCPエンティティからの通知に基づいてSDUの破棄を行うことができ、これは、Release 6 UTRAN RLCではRLCエンティティにタイマを利用した独自のSDUの破棄機構を持たせるのと対照的である。3GPP TS 36.322 V1.2.0によると、E−UTRANでは、セグメント化のサポートに加えて、新しい再セグメント化の機能がサポートされる予定である。RLC SDUのセグメント化および再組み立てに加えて、RLC PDUの再セグメント化および再組み立てがサポートされる予定である(少なくともAMデータ転送について)。
図2は、RLC PDUのセグメント化および再セグメント化を示す。1つのRLC SDUを複数のRLC PDUにセグメント化することができる。各RLC PDUは、各PLC PDUに割り振られる通し番号(SN)(すなわちPDU SN)によって識別される。RLC PDU SNは、RLCヘッダに含められる。RLC SDUのRLC PDUへのセグメント化は1回行うことができ、RLC SDUは再度セグメント化することはできない。代わりに、RLC PDUに対して再セグメント化を行うことができる。
RLC PDUは、複数のPDUセグメント(すなわちサブセグメント)にセグメント化することができる。図2に示すように、サブセグメントは、セグメントオフセット(SO)とセグメント長(SL)の2つのパラメータで識別することができる。SOは、元のRLC PDU中での当該セグメントの開始位置を示し(例えばバイト単位)、SLは、セグメントの長さ(サイズ)を示す(例えばバイト単位)。
3GPP TS 36.322によると、RLC PDUの再セグメント化は、制限なしに複数回行ってよい。図3Aおよび図3Bは、2回のRLC PDUの再セグメント化を示す(すなわち再セグメント化の2度の発生)。図3Aでは、2番目のサブセグメントは、1番目のサブセグメントよりも大きい。これは、下の層で選択されたTBのサイズが、再送信を必要とする1番目のサブセグメントのサイズよりも大きい場合に生じる可能性がある。図3Bでは、2番目のサブセグメントは、1番目のサブセグメントよりも小さい。これは、下の層で選択されたTBサイズが、再送信を必要とする1番目のサブセグメントのサイズよりも小さい場合に生じる可能性がある。
UTRANでは、RLC AMモードでARQ再送信を行う。ARQ機構のパラメータの1つは、最大送信回数MaxDATである。MaxDATは、状態変数VT(DAT)の上限を表す。状態変数VT(DAT)は、AMD PDUの送信がスケジュールされた回数をカウントする。各RLC AMD PDUにつき1つのVT(DAT)があり、各VT(DAT)は、対応するAMD PDUの送信がスケジュールされるたびに1ずつ増分される。VT(DAT)の初期値は0である。VT(DAT)がMaxDATと等しくなると、上位層の設定に従って、RLCリセットプロシージャまたはSDU破棄プロシージャのいずれかが開始される。
E−UTRANでは、PDCPエンティティにおけるRLC SDU破棄機能をサポートすることが合意されている(例えばタイマを利用した破棄)。PDCPエンティティは、破棄されたSDU/PDUをRLCエンティティに通知し、RLCエンティティはそのSDU/PDUを自身のバッファから破棄する。
ただし、RLCエンティティ自体でローカルにRLC PDU(およびRLC SDU)の破棄基準を判断し、実施する必要がある。そのような機構を使用して、プロトコルのデッドロック状態(例えば無限の再送信)を回避することができ、かつ/またはRLCのリセットもしくは再設定やRLCの受信ウィンドウ移動(MRW)等の他のプロシージャをトリガすることができ、かつ/またはより高いサービス品質(QoS)を支援することができる。UTRAN RLCはMRWプロシージャを提供するが、このプロシージャは、受信側のRLCエンティティに自身の受信ウィンドウを移動するように要求するため、および、任意で、送信側のRLCエンティティで行われたRLC SDU破棄の結果、破棄されたRLC SDUのセットを通知するために送信側のRLCエンティティから送信される信号である。
UTRANでは、MaxDATパラメータは、PDUの(再)送信の回数に基づいてRLC PDUを破棄し、RLCリセットプロシージャまたはRLC MRWプロシージャをトリガするために使用されていた。E−UTRANでは、E−UTRANにおける再セグメント化という新機能が導入され、その結果、PDUの(再)送信回数の単純なカウントがRLC PDUの破棄基準として適切でなくなるため、PDUの(再)送信回数に基づく単純なMaxDATパラメータは使用できない可能性がある。
したがって、RLC PDUおよび/またはそれに対応するRLC SDUを破棄し、かつ/または、RLCのリセットや再確立等の他のプロシージャをトリガする方法および基準を提供することが望まれる。
RLCパケットの破棄および/またはRLCの再確立をトリガする方法および装置が開示される。RLCエンティティは、RLC PDUとそのPDUセグメントの送信および/または再送信の合計回数をカウントする状態変数を維持する。状態変数が所定の閾値に達する(すなわち閾値と等しくなる)と、RLCエンティティは、RLC PDUおよびRLC PDUのセグメントを破棄する、かつ/またはRLCの再確立を開始することができる。RLC PDUに関連付けられた状態変数は、RLC PDUの少なくとも一部に対して否定応答(NACK)が受信されるたびに、または、RLC PDUまたはRLC PDUの一部について再送信が検討されるときに増分されることができる。RLC PDUに関連付けられた状態変数は、RLC PDUまたは再送信が検討されるRLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態(pending retransmission)であるときには、増分してはならない。
あるいは、RLCエンティティは、RLC PDUまたはそのPDUセグメントの再送信されたデータサイズに比例して状態変数を増加させてもよい。状態変数は、RLC PDUおよびそのPDUセグメントの送信および/または再送信の合計データサイズをカウントし、状態変数が所定の閾値に達するか、閾値を超えると、RLCエンティティは、RLC PDUおよびRLC PDUのセグメントの少なくとも1つを破棄、および/またはRLCの再確立を開始することができる。
添付の図面と併せて例示として示される以下の説明から、より詳細な理解を得ることができよう。
ロングタームエボリューション(LTE)のユーザプレーンプロトコルスタックを示す図である。 RLC PDUのセグメント化および再セグメント化を示す図である。 2回のRLC PDUの再セグメント化を示す図である。 2回のRLC PDUの再セグメント化を示す図である。 第1の実施形態によるパケットの破棄および/またはRLC再確立のプロセスの流れ図である。 第2の実施形態によるパケットの破棄および/またはRLCの再確立のプロセスの流れ図である。 第3の実施形態によるパケットの破棄および/またはRLCの再確立のプロセスの流れ図である。 第4の実施形態によるパケットの破棄および/またはRLCの再確立のプロセスの流れ図である。
以下で参照される場合、用語「無線送受信ユニット(WTRU)」は、これらに限定されないが、ユーザ機器(UE)、モバイル局、固定または移動型加入者装置、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、コンピュータ、または、無線環境で動作することが可能な任意の他の種のユーザデバイスを含む。以下で参照される場合、用語「eNB」は、これらに限定されないが、基地局、Node−B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線環境で動作することが可能な任意の他の種のインタフェースデバイスを含む。
以下で、「セグメント化されたPDU」および「再セグメント化されたPDU」はともに「PDUセグメント」を指し、用語「セグメント化されたPDU」、「再セグメント化されたPDU」、「PDUセグメント」、および「サブセグメント」は、同義で使用する。以下で参照される場合、用語「RLCの再確立」は、「RLCのリセット」と同義で使用する。以下で参照される場合、用語「パケット」は、RLC SDU、RLC PUD、またはPDUセグメントを指す。
第1の実施形態によると、所与のPLC PDUとそのDPUセグメントについて送信または再送信の合計回数を計算して、そのRLC PDUを破棄するかどうか、および/またはRLC再確立プロシージャを開始するかどうかを決定する。あるいは、送信されたRLC PDUまたはPDUセグメントについて送信が失敗した合計回数(例えばNACKの数)を計算してもよい。
MaxTotalTransおよびVT(TotalTrans)の2つのパラメータが定義される。MaxTotalTransは、RLC PDUを破棄する必要があるかどうか、および/またはRLCを再確立する必要があるかどうかを決定するための閾値である。VT(TotalTrans)は、RLC PDUとそのPDUセグメントが(再)送信された回数、または再送信が検討された回数をカウントする状態変数である。関連付けられたRLC PDUについて1つのVT(TotalTrans)が生成され、そのRLC PDUまたはそのPDUセグメントが(再)送信、または(再)送信がスケジュールされるたびに増分される。VT(TotalTrans)の初期値は0である。VT(TotalTrans)は、RLC PDUが最初に再送信を検討されるときに初期化されることができる。
図4は、第1の実施形態によるRLC再確立および/またはパケット破棄のプロセス400の流れ図である。RLCエンティティが、RLC PDUを生成し、送信する(ステップ402)。その後、そのRLC PDUまたはRLC PDUの一部の再送信を検討するかどうかが判定される(ステップ404)。RLC PDUまたはRLC PDUの一部の再送信が検討されない場合(すなわちRLC PDUの送信が成功した場合)、プロセス400は終了する。
RLC PDUまたはRLC PDUの一部の再送信が検討される場合は、RLC PDUの再送信が検討されるのが初めてであるかどうかがさらに判定される(ステップ406)。RLC PDUの再送信が検討されるのが初めてである場合、そのRLC PDUに関連付けられた変数VT(TotalTrans)が「0」に設定され(ステップ414)、RLC PDUが再送信のためにMACエンティティに配信される(ステップ416)。
RLC PDUまたはRLC PDUの一部の再送信が検討されるのが初めてでない場合、RLC PDUもしくはPDUセグメント、またはRLC PDUの一部もしくはRLC PDUセグメントの一部がすでに再送信待ち状態である(例えば送信が検討されるRLC PDU、またはRLC PDUの一部もしくはPDUセグメントがすでに再送信バッファにある)かどうかがさらに判定される(ステップ407)。再送信待ち状態である場合、プロセス400は終了する。再送信待ち状態でない場合は、関連付けられた変数VT(TotalTrans)が、RLC PDUまたはPDUセグメントの各々について1増分される(すなわち再送信の回数がカウントされる)か、または、再送信が検討される各PDUまたはPDUセグメントについて1増分される(すなわち再送信の失敗回数がカウントされる)(ステップ408)。
状態変数VT(TotalTrans)は、再送信を重複してカウントすることを避けるために、RLC PDUまたは再送信が検討されるその一部がすでに再送信待ち状態である場合、またはRLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態である(例えば送信が検討されるRLC PDUまたはその一部がすでに再送信バッファにある)場合は増分してはならない。次いで、変数VT(TotalTrans)が所定の閾値(MaxTotalTrans)と等しいかどうかが判定される(ステップ410)。VT(TotalTrans)がMaxTotalTransと等しくない場合、RLC PDUまたはPDUセグメントが再送信のためにMACエンティティに配信される(ステップ416)。
VT(TotalTrans)がMaxTotalTransと等しい場合は、以下の動作の1つまたは複数を行うことができる(ステップ412)。
(1)対応するRLC PDUおよび/またはPDUセグメントを破棄する。
(2)当該RLC PDUまたはPDUセグメントに含まれるセグメントを有するすべてのSDUを破棄する。
(3)破棄されたSDUのセグメントを含んでいるすべてのRLC PDUまたはPDUセグメントを破棄する。
(4)MRWプロシージャを開始する(すなわちMRWを送信して、破棄されたPDUおよび/またはSDUをピアのRLCエンティティに通知する)、および
(5)RLCのリセットまたは再確立を開始する。
あるいは、状態変数VT(TotalTrans)は、RLC PDUが初めて送信または再送信されるときに初期化してもよい。
第2の実施形態によると、所与のRLC PDUに対応する送信データおよび/または再送信データの合計「サイズ」を使用して、RLC PDUを破棄するかどうかを決定する。特定のRLC PDUについて送信および再送信された総バイト数が計算され、RLC PDU破棄の基準として使用される。
MaxBytesとVT(Bytes)の2つのパラメータが定義される。MaxBytesは、RLC PDUを破棄する必要があるか否かを決定するための閾値である。VT(Bytes)は、RLC PDUまたはそのPDUセグメントで送信されるバイト数、または送信がスケジュールされるバイト数をカウントする状態変数である。各RLC PDUにつき1つのVT(Bytes)があり、VT(Bytes)は、そのRLC PDUまたはそのPDUセグメントが(再)送信される、または(再)送信がスケジュールされるたびに、RLC PDUまたはそのPDUセグメントのサイズだけ増分される。VT(Bytes)の初期値はゼロである。
データサイズの単位として「バイト」を使用するが、データサイズを表すために他の単位が使用されてよいことに留意されたい(例えばxバイトの個数、スライスまたはビットの数、または任意の他の単位)。
図5は、第2の実施形態による、RLC再確立および/またはパケット破棄のプロセス500の流れ図である。RLCエンティティがRLC PDUを生成する(ステップ502)。そのRLC PDUについての変数VT(Bytes)の初期値が「0」にリセットされる(ステップ504)。RLCエンティティは、RLC PDUのサイズだけ対応するVT(Bytes)の値を増加させ、RLC PDUが送信される(ステップ506)。ステップ504および506におけるRLC PDUの最初の送信時のVT(Bytes)の作成とリセットは任意である。状態変数VT(Bytes)は、RLC PDUの最初の送信時に作成せずに、後に、RLC PDUの再送信が行われる場合、または再送信がスケジュールされる場合に、作成してもよい。状態変数VT(Bytes)は、ゼロに初期化しておき、最初の送信時(または、最初の再送信時にVT(Bytes)が作成される場合は最初の再送信時)に増分することができ、その後送信が行われるたびに増分することができる。あるいは、状態変数VT(Bytes)は、最初の送信時(またはVT(Bytes)が再送信時に作成される場合は最初の再送信時)にゼロに初期化し、その後送信が行われるたびに増分してもよい。
RLC PDUの送信の後、RLC PDUを再送信する必要があるかどうかが判定される(ステップ508)。RLC PDUを再送信する必要がない場合(例えばACKを受信することにより)、プロセス500は終了する。RLC PDUを再送信する必要がある場合(例えばNACKを受信したことにより)は、RLC PDUをセグメント化することが可能である。RLC PDUがセグメント化されずに再送信される場合、変数VT(Bytes)は、再送信されるRLC PDUのサイズだけ増加され、または、RLC PDUがセグメント化される場合は、送信されたPDUセグメントのサイズだけ増加される(ステップ510)。例えば、RLC PDUの送信後、変数VT(Bytes)は、そのRLC PDUのサイズだけ増加される。そのRLC PDUについてNACKが受信され、RLC PDUが3つのセグメントにセグメント化された場合、変数VT(Bytes)は、RLC PDUのサイズだけ増加される。3つのPDUセグメントを送信した後に、1つのPDUセグメントに対してNACKが返され、そのPDUセグメントが再送信された場合、変数VT(Bytes)は、再送信されたPDUセグメントのサイズだけ増加される。
次いで、VT(Bytes)がMaxBytes以上であるかどうかが判定される(ステップ512)。VT(Bytes)がMaxBytesより小さい場合、ステップ514で、RLC PDUまたはそのPDUセグメントが再送信のためにMACエンティティに配信され、プロセス500はステップ508に戻る。
VT(Bytes)がMaxBytes以上である場合は、以下のうち1つまたは複数が行われる(ステップ516)。
(1)RLC PDUおよびそのPDUセグメントを破棄する。
(2)当該RLC PDUまたはそのPDUセグメント内に含まれるセグメントを有するすべてのRLC SDUを破棄する。
(3)破棄されたRLC SDUのセグメントを含んでいるすべてのRLC PDUまたはPDUセグメントを破棄する。
(4)MRWプロシージャを開始する(すなわちMRWコマンドを送信して、破棄されたPDUおよび/またはSDUをピアのRLCエンティティに通知する)。および、
(5)RLCのリセットまたは再確立を開始する。
あるいは、変数VT(Bytes)は、RLC PDU(またはPDUセグメント)の送信または再送信がスケジュールされたとき(例えばRLCエンティティがNACKを受信したが、RLC PDUをセグメント化する前)に増加させてもよい。例えば、RLC PDUを送信した後に、変数VT(Bytes)は、そのRLC PDUのサイズだけ増分される。NACKが受信され、RLC PDUの再送信がスケジュールされる場合、変数VT(Bytes)は、RLC PDUのサイズだけ増加される。RLC PDUが3つのPDUセグメントにセグメント化されると仮定すると、3つのPDUセグメントが送信される。1つのPDUセグメントに対してNACKが返され、そのPDUセグメントの再送信がスケジュールされる場合、変数VT(Bytes)は、NACKが返されたPDUセグメントのサイズだけ増加される。
あるいは、初期のRLC PDUのサイズはVT(Bytes)に含めずに、再送信されたRLC PDUまたはPDUセグメントのサイズのみをVT(Bytes)に蓄積してもよい。
閾値MaxBytesは、設定可能なパラメータとしても、別のパラメータから導出してもよい。閾値MaxBytesは、柔軟性を持たせ、初期のRLC PDUサイズに基づいてRLC PDUごとに計算することができる。特に、柔軟性のあるPDUサイズを意味するTBのサイズに従ってセグメント化が行われることを鑑みると、これにより、より高い性能が得られる。例えば、MaxBytesは、以下のように、PDUの初期サイズが乗算される係数(すなわち倍数)を使用して計算することができる。
MaxBytes=MaxBytesFactor×(初期RLC PDUのサイズ)
MaxBytesFactorは、RRCエンティティによって設定可能なIEであってよい。そのような係数または乗数は、「送信サイズ係数」や「再送信サイズ係数」等の他の妥当な名称を有することができる。この手法の利点は、RLC PDUのバイトが(再)送信される回数(amount of times)をコントロールできることである。例えば、3のMaxBytesFactorを使用すると、RLC PDUに含まれるデータが4回以上送信または(再)送信されないことを保証することができる。この係数は、実数でも整数でもよい。
第3の実施形態によると、送信または再送信の回数は、RLC PDU単位とPDUセグメント単位の両方でカウントされる。初期のRLC PDUと、当該初期のRLC PDUから生じた各PDUセグメントそれぞれに1つの状態変数が生成される。RLC PDUを作成する際、初期のRLC PDUに対して対応する1つの状態変数VT0(Trans)が作成される。そのRLC PDUが再送信のためにセグメント化されると、PDUセグメントiごとに1つの状態変数VTi(Trans)が作成される。
MaxTransおよびVTi(Trans)の2つのパラメータが定義される。MaxTransは、RLC PDUまたはPDUセグメントを破棄する必要があるか否かを決定するための閾値である。再セグメント化のレベルに応じて、2つ以上の閾値を指定することができる(すなわちMaxTrans_i)。VTi(Trans)は、RLC PDUまたはPDUセグメントの送信または再送信がスケジュールされた回数をカウントする状態変数である。各PDUまたはPDUセグメントにつき1つのVTi(Trans)があり、各VTi(Trans)は、対応するRLC PDUまたはPDUセグメントの送信または再送信がスケジュールされるたびに1増分される。VTi(Trans)の初期値は0である。
図6は、第3の実施形態によるRLCの再確立および/またはパケット破棄のプロセス600の流れ図である。RLCエンティティがRLC PDUを生成する(ステップ602)。そのRLC PDUについての変数VT0(Trans)の初期値が「0」にリセットされる(ステップ604)。インデックスi=0を使用して初期RLC PDUを参照する。RLCエンティティは、対応するVT0(Trans)の値を1増分し、RLC PDUが送信される(ステップ606)。
RLC PDUが送信された後、RLC PDUを再送信する必要があるかどうかが判定される(ステップ608)。RLC PDUを再送信する必要がない場合(例えばACKを受信することにより)、プロセス600は終了する。RLC PDUを再送信する必要がある場合(例えばNACKを受信することにより)は、RLC PDUがセグメント化される可能性がある。
RLC PDUがセグメント化されないで再送信された場合、RLCエンティティはVT0(Trans)を1増分し、RLC PDUが再送信のためにセグメント化された場合(すなわちPDUセグメントiが送信された場合)、RLCエンティティは、以下の要領でVTi(Trans)を更新する(ステップ610)。
−PDUセグメントiが初めて送信される場合は、対応するVTi(Trans)の値を次のように計算する。
VTi(Trans)=VTk(Trans)+1
ここで、kは、このPDUセグメントiの親(または祖先)であるRLC PDUまたはPDUセグメントを参照するインデックスである。
−PDUセグメントiが再送信される場合は、VTi(Trans)の値は1増分される。
次いで、任意のインデックスiについて、VTi(Trans)がMaxTrans以上であるかどうかが判定される(ステップ612)。VTi(Trans)がMaxTransより小さい場合は、ステップ614でRLC PDU(またはPDUセグメント)が再送信のためにMACエンティティに配信され、プロセス600はステップ608に戻る。
VTi(Trans)がMaxTrans以上である場合は、以下の動作の1つまたは複数が行われる(ステップ616)。
(1)対応するRLC PDUおよび/またはPDUセグメントを破棄する。
(2)当該RLC PDUまたはPDUセグメントに含まれるセグメントを有するすべてのSDUを破棄する。
(3)破棄されたSDUのセグメントを含んでいるすべてのRLC PDUまたはPDUセグメントを破棄する。
(4)MRWプロシージャを開始する(すなわちMRWを送信して、破棄されたRLC PDUおよび/またはRLC SDUをピアRLCエンティティに通知する)。および、
(5)RLCのリセットまたは再確立を開始する。
あるいは、再送信の回数のみをカウントし、最初の送信はRLC PDUのVT0(Trans)でカウントしなくてもよい。変数VTi(Trans)は、再送信時に作成することができる。
あるいは、最初のRLC PDUについて2つ以上のカウンタ(状態変数)を使用することもできる。それらのカウンタは、RLC PDU内部の異なるデータ範囲についての(再)送信の回数を計算するように割り当てられ、そのデータ範囲に属するデータを含むRLC PDUまたはPDUセグメントが送信されると更新されることができる。例えば、各RLC PDU(すなわち初めて送信されるRLC PDU)について、N個のVTn(Trans)変数(n=0…(N−1))が「0」に初期化される。N個のVTn(Trans)変数はそれぞれ、RLC PDU内のN個のデータ範囲の1つに対応する。RLC PDUまたはPDUセグメントの送信または再送信がスケジュールされるたびに、そのRLC PDUまたはPDUセグメントが特定のVTn(Trans)に関連付けられた範囲に属するデータを含んでいれば、RLCエンティティは、対応するVTn(Trans)の値を1増分する。RLC PDUまたはPDUセグメントが、2つ以上のデータ範囲に関連付けられたデータを含んでいる場合は、2つ以上の対応するVTnが増分される。
第4の実施形態によると、RLC PDUについて、その最初の送信時にタイマ(Discard_Timer)が開始される。このタイマは、最初のRLC PDUに関連付けられる。
図7は、第4の実施形態によるRLCの再確立および/またはパケット破棄のプロセス700の流れ図である。RLCエンティティがRLC PDUを生成する(ステップ702)。そのRLC PDUについてのDiscard_Timerが開始する(ステップ704)。RLC PDUが送信された後、RLC PDUを再送信する必要があるかどうかが判定される(ステップ706)。RLC PDUを再送信する必要がない場合(例えばACKを受信することにより)、プロセス700は終了する。RLC PDUを再送信する必要がある場合(例えばNACKを受信することにより)、RLC PDUがセグメント化される可能性がある。
RLC PDUまたはPDUセグメントの再送信時に、Discard_Timerが満了したかどうかが判定される(ステップ708)。Discard_Timerが満了していない場合、ステップ710でRLC PDUまたはPDUセグメントが送信のためにMACエンティティに配信され、プロセス700はステップ706に戻る。Discard_Timerが満了している場合は、以下の動作のうち1つまたは複数が行われる(ステップ712)。
(1)対応するRLC PDUおよび/またはPDUセグメントを破棄する。
(2)当該RLC PDUまたはPDUセグメントに含まれているセグメントを有するすべてのSDUを破棄する。
(3)破棄されたSDUのセグメントを含んでいるすべてのRLC PDUまたはPDUセグメントを破棄する。
(4)MRWプロシージャを開始する(すなわちMRWを送信して、破棄されたPDUおよび/またはSDUをピアのRLCエンティティに通知する)。および、
(5)RLCのリセットまたは再確立を開始する。
Discard_Timerの初期値は、指定値、またはRLC SDU破棄タイマに関係付けられた値(例えばその残り時間)、またはPDCP SDU/PDU破棄タイマに関係付けられた値(例えばその残り時間)とすることができる。
第4の実施形態では、1つのみのタイマ(状態変数)を最初のRLC PDUに関連付けることができる。あるいは、各PDUセグメントに独立したタイマ(状態変数)が関連付けられ、PDUセグメントが送信されるときに開始される。したがって、すべてのRLC PDUまたはPDUセグメントが、それぞれPDUまたはPDUセグメントの最初の送信時(再送信時ではなく)に開始される専用のタイマを有する。
上記のパラメータは、RRCシグナリングを介して設定することができる。それらのパラメータには、MaxTotalTrans、MaxTotalTrans_i、「MaxTotalTrans回の送信の後は破棄を行わない」、「MaxTotalTrans回の送信後にSDU(またはPDU)を破棄)」、MaxBytes、MaxBytesFactor、「MaxBytesバイト数の送信後は破棄を行わない」、「MaxBytesバイト数の送信後にSDU(またはPDU)を破棄」、MaxTrans、MaxTrans_i、「MaxTrans回の送信後は破棄を行わない」、「MaxTrans回の送信後にSDU(またはPDU)を破棄」、破棄タイマ値、「タイマ満了後は破棄を行わない」、および「タイマ満了後にSDU(またはPDU)を破棄」が含まれる。
異なる初期PDUに対して異なる閾値またはタイマ値があってよい。ここで説明する設定パラメータは任意選択であり、それらの一部は存在しても存在しなくてもよい。パラメータの名前は、別の名前でもよい。例えば、VT(Bytes)やMaxBytesは、VT(DAT)やMaxDAT等の別の名前をつけてもよい。
上記のパラメータは、任意のRRCメッセージで搬送することが可能なIEとして指定されることができる。例えば、それらパラメータは、RRC接続再設定メッセージ、RRC接続再確立メッセージ、または他のRRCメッセージで搬送されることができる。それらのRRCメッセージは、無線ベアラ(RB)の設定時、ハンドオーバ時、無線リンク障害事象時、または他の事象時に交換することができる。IEは、より大きなIEの一部として含めることができる。IEは、無線ベアラ単位で適用することができる。
閾値のパケット破棄条件は、異なる形で設定してもよい。例えば、「以上」の代わりに「より大きい」を使用してもよい。
上記実施形態は、RLC PDUに代えてRLC SDUに適用されてもよい。本明細書に開示される状態変数は、RLC PDUではなくRLC SDUに関連付けてもよい。上記実施形態は、RLC AMおよびUMの両方に適用可能である。
上記実施形態は、用語が変わっても適用可能である。例えば、用語「PDUセグメント」を別の用語に替えた場合、または用語「PDU」が、「PDUセグメント」を含むRLCから出力される任意のパケットを包含するものと定義される場合等である。
上記実施形態は、将来、RLCの副層の機能に変更または修正が行われてもなお適用可能である。例えば、上記実施形態は、PDUの再セグメント化に代えてSDUの再セグメント化が用いられる場合にもなお適用可能である。PDUの再セグメント化についての同じ実施形態が、SDUの再セグメント化の場合に適用されることができる(例えばSOが元のSDU中でのセグメントの(開始)位置を示し(例えばバイト単位)、SLがセグメントの長さを示す(例えばバイト単位))。上記実施形態は、再セグメント化に異なる機構(セグメントのオフセット/長さを用いた手法以外)が用いられる場合でもなお適用可能である。
実施形態
1.RLCの再確立をトリガする方法。
2.RLC PDUを生成するステップを含む実施形態1に記載の方法。
3.RLC PDUを送信するステップを含む実施形態2に記載の方法。
4.RLC PDUとRLC PDUの一部とのうち1つを再送信する必要がある場合、RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、状態変数は、RLC PDUの少なくとも一部の再送信が検討されるときに増分される、ステップを含む、実施形態3に記載の方法。
5.閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップを含む実施形態4に記載の方法。
6.状態変数は、RLC PDUまたは再送信が検討されるRLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態であるときには増分されない、実施形態4〜5のいずれか1つに記載の方法。
7.状態変数は、RLC PDUの一部、または再送信が検討されるRLC PDUの一部がすでに再送信バッファにあるときには増分されない、実施形態4〜6のいずれか1つに記載の方法。
8.RLC PDUに少なくとも一部が含まれているRLC SDUを破棄するステップをさらに含む、実施形態4〜7のいずれか1つに記載の方法。
9.破棄されたRLC SDUの少なくとも一部を含んでいるRLC PDUおよびPDUセグメントを破棄するステップを含む、実施形態8に記載の方法。
10.MRWプロシージャを実行するステップをさらに含む実施形態4〜9のいずれか1つに記載の方法。
11.RLC PDUとRLC PDUのセグメントとの少なくとも1つを破棄するステップをさらに含む、実施形態4〜10のいずれか1つに記載の方法。
12.状態変数は、RLC PDUの再送信が初めて検討されるときにゼロに設定される、実施形態4〜11のいずれか1つに記載の方法。
13.RLCの再確立をトリガする装置。
14.RLC PDUを生成し、RLC PDUとRLC PDUの一部とのうち1つを再送信する必要がある場合、RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、状態変数は、RLC PDUの少なくとも一部の再送信が検討されるときに増分される、RLCエンティティを備える、実施形態13に記載の装置。
15.RLCエンティティは、RLC PDUまたは再送信が検討されるRLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態であるときには状態変数を増分しないように構成されている、実施形態14に記載の装置。
16.RLCエンティティは、RLC PDUの一部、または再送信が検討されるRLC PDUの一部がすでに再送信バッファにあるときには状態変数を増分しないように構成されている、実施形態14〜15のいずれか1つに記載の装置。
17.RLCエンティティは、RLC PDUに少なくとも一部が含まれているRLC SDUを破棄し、破棄されたRLC SDUの少なくとも一部を含んでいるRLC PDUおよびPDUセグメントを破棄するように構成されている、実施形態14〜16のいずれか1つに記載の装置。
18.RLCエンティティは、MRWプロシージャを実行するように構成されている実施形態14〜17のいずれか1つに記載の装置。
19.RLCエンティティは、RLC PDUとRLC PDUのセグメントとの少なくとも1つを破棄するように構成されている実施形態14〜18のいずれか1つに記載の装置。
20.RLCエンティティは、RLC PDUの再送信が初めて検討されるときに状態変数をゼロに設定するように構成されている実施形態14〜19のいずれか1つに記載の装置。
21.PDUを生成するステップを含む実施形態1に記載の方法。
22.RLC PDUを送信するステップを含む実施形態21に記載の方法。
23.RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、状態変数は、RLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信のデータサイズだけ増加される、ステップを含む実施形態22に記載の方法。
24.閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップを含む実施形態23に記載の方法。
25.RLC PDUを生成するステップであって、RLC PDUは状態変数VT0に関連付けられる、ステップを含む実施形態1に記載の方法。
26.RLC PDUを送信するステップを含む実施形態25に記載の方法。
27.RLC PDUを再送信する必要がある場合、RLC PDUをPDUセグメントにセグメント化するステップであって、各PDUセグメントは、別個の状態変数VTi(i=1…N)に関連付けられ、Nは2以上の整数である、ステップを含む実施形態26に記載の方法。
28.RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、状態変数VTi(i=0…N)を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、状態変数は、対応するRLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信の回数だけ増分される、ステップを含む実施形態27に記載の方法。
29.状態変数VTi(i=0…N)の少なくとも1つが所定の閾値より小さくない場合、RLCの再確立を開始するステップを含む実施形態28に記載の方法。
30.RLC PDUを生成するステップを含む実施形態1に記載の方法。
31.RLC PDUを送信するステップを含む実施形態30に記載の方法。
32.RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、各状態変数は、RLC PDUの特定の部分に関連付けられ、RLC PDUの対応する部分が再送信されるたびに増分される、ステップを含む実施形態31に記載の方法。
33.閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップを含む実施形態32に記載の方法。
34.RLC PDUを生成し、RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合はRLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、状態変数は、RLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信のデータサイズだけ増加される、RLCエンティティを備える実施形態13に記載の装置。
35.RLCエンティティであって、RLC PDUを生成し、RLC PDUは、RLC PDUが再送信されるたびに増分される状態変数VT0に関連付けられ、RLC PDUを再送信する必要がある場合はRLC PDUをPDUセグメントにセグメント化し、各PDUセグメントは別個の状態変数VTi(i=1…N)に関連付けられ、Nは2以上の整数であり、状態変数VTi(i=1…N)は状態変数VT0の値を継承し、対応するPDUセグメントが再送信されるたびに増分され、状態変数VTi(i=0…N)の少なくとも1つが所定の閾値より小さくない場合はRLCの再確立を行うように構成されたRLCエンティティを備える実施形態13に記載の装置。
36.RLC PDUを生成し、RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合は、複数の状態変数の各々を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、各状態変数は、RLC PDUの特定の部分に関連付けられ、RLC PDUの対応する部分が再送信されるたびに増分される、RLCエンティティを備える実施形態13に記載の装置。
上記で特徴および要素について特定の組合せで説明したが、各特徴または要素は、その他の特徴および要素を用いずに単独で使用することができ、または、他の特徴および要素との各種組合せで、もしくは他の特徴および要素を用いない組合せで使用することができる。本明細書で提供される方法またはフローチャートは、汎用コンピュータまたはプロセッサによる実施のためにコンピュータ可読記憶媒体中に組み込まれた、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアとして実施することができる。コンピュータ可読記憶媒体の例には、ROM(読み取り専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリ装置、内蔵ハードディスクや取り外し可能ディスク等の磁気媒体、および、CD−ROMディスクやDVD(デジタル多用途ディスク)等の光学媒体が含まれる。
適切なプロセッサには、例として、汎用プロセッサ、特殊用途プロセッサ、従来のプロセッサ、DSP(デジタル信号プロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途集積回路)、FPGA(利用者プログラム可能ゲートアレイ)回路、および他の種のIC(集積回路)、および/または状態機械が含まれる。
ソフトウェアとの関連でプロセッサを使用して、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、または任意のホストコンピュータで使用する無線周波送受信機を実施することができる。WTRUは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアとして実施されたモジュールと併せて使用することができ、それらモジュールは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカ電話、振動装置、スピーカ、マイクロフォン、テレビ受信機、ハンドフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)無線ユニット、LCD(液晶ディスプレイ)表示装置、有機発光ダイオード(OLED)表示装置、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/またはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)または超広帯域(UWB)モジュール等である。

Claims (20)

  1. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする方法であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成するステップと、
    前記RLC PDUを送信するステップと、
    前記RLC PDUと前記RLC PDUの一部とのうちの1つを再送信する必要がある場合、前記RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、前記状態変数は、前記RLC PDUの少なくとも一部の再送信が検討されるときに増分される、ステップと、
    前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記状態変数は、前記RLC PDUまたは再送信が検討される前記RLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態であるときには増分されないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記状態変数は、前記RLC PDUの一部、または再送信が検討される前記RLC PDUの一部がすでに再送信バッファにあるときには増分されないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記RLC PDUに少なくとも一部が含まれているRLCサービスデータユニット(SDU)を破棄するステップと、
    前記破棄されたRLC SDUの少なくとも一部を含んでいるRLC PDUおよびPDUセグメントを破棄するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 受信ウィンドウ移動(MRW)プロシージャを実行するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記RLC PDUと前記RLC PDUのセグメントとの少なくとも1つを破棄するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記状態変数は、前記RLC PDUの再送信が初めて検討されるときに、ゼロに設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする装置であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成し、前記RLC PDUと前記RLC PDUの一部とのうちの1つを再送信する必要がある場合、前記RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、前記状態変数は、前記RLC PDUの少なくとも一部の再送信が検討されるときに、増分される、RLCエンティティ
    を備えることを特徴とする装置。
  9. 前記RLCエンティティは、前記RLC PDUまたは再送信が検討される前記RLC PDUの一部がすでに再送信待ち状態であるときには前記状態変数を増分しないように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記RLCエンティティは、前記RLC PDUの一部、または再送信が検討される前記RLC PDUの一部がすでに再送信バッファにあるときには前記状態変数を増分しないように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記RLCエンティティは、前記RLC PDUに少なくとも一部が含まれているRLCサービスデータユニット(SDU)を破棄し、その破棄されたRLC SDUの少なくとも一部を含んでいるRLC PDUおよびPDUセグメントを破棄するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記RLCエンティティは、受信ウィンドウ移動(MRW)プロシージャを実行するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  13. 前記RLCエンティティは、前記RLC PDUと前記RLC PDUのセグメントとの少なくとも1つを破棄するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  14. 前記RLCエンティティは、前記RLC PDUの再送信が初めて検討されるときに、前記状態変数をゼロに設定するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  15. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする方法であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成するステップと、
    前記RLC PDUを送信するステップと、
    前記RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、前記RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、前記状態変数は、前記RLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信のデータサイズだけ増加される、ステップと、
    前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  16. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする方法であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成するステップであって、前記RLC PDUは状態変数VT0に関連付けられる、ステップと、
    前記RLC PDUを送信するステップと、
    前記RLC PDUを再送信する必要がある場合、前記RLC PDUをPDUセグメントにセグメント化するステップであって、各前記PDUセグメントは、別個の状態変数VTi(i=1…N)に関連付けられ、Nは2以上の整数である、ステップと、
    前記RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、状態変数VTi(i=0…N)を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、前記状態変数は、前記対応するRLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信の回数だけ増分される、ステップと、
    前記状態変数VTi(i=0…N)の少なくとも1つが所定の閾値より小さくない場合、RLCの再確立を開始するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする方法であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成するステップと、
    前記RLC PDUを送信するステップと、
    前記RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合、状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行うステップであって、各前記状態変数は、前記RLC PDUの特定の部分に関連付けられ、前記RLC PDUの対応する部分が再送信されるたびに増分される、ステップと、
    前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする装置であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成し、前記RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合は前記RLC PDUに関連付けられた状態変数を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、前記状態変数は、前記RLC PDUおよびそのPDUセグメントの再送信のデータサイズだけ増加される、RLCエンティティ
    を備えることを特徴とする装置。
  19. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする装置であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成し、前記RLC PDUは、前記RLC PDUが再送信されるたびに増分される状態変数VT0に関連付けられており、前記RLC PDUを再送信する必要がある場合は前記RLC PDUをPDUセグメントにセグメント化し、各前記PDUセグメントは別個の状態変数VTi(i=1…N)に関連付けられ、Nは2以上の整数であり、前記状態変数VTi(i=1…N)は、前記状態変数VT0の値を継承して、対応するPDUセグメントが再送信されるたびに増分され、前記状態変数VTi(i=0…N)の少なくとも1つが所定の閾値より小さくない場合はRLCの再確立を行うように構成された、RLCエンティティ
    を備えることを特徴とする装置。
  20. 無線リンク制御(RLC)の再確立をトリガする装置であって、
    RLCプロトコルデータユニット(PDU)を生成し、前記RLC PDUの少なくとも一部を再送信する必要がある場合は、複数の状態変数の各々を所定の閾値と比較することによって閾値テストを行い、前記閾値テストに基づいてRLCの再確立を開始するように構成されたRLCエンティティであって、各前記状態変数は、前記RLC PDUの特定の部分に関連付けられ、前記RLC PDUの対応する部分が再送信されるたびに増分される、RLCエンティティ
    を備えることを特徴とする装置。
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