JP2011505948A - Mri受信器における改良されたクロック生成 - Google Patents

Mri受信器における改良されたクロック生成 Download PDF

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Abstract

本発明は、核磁気共鳴撮像無線周波数受信器に関し、受信器は、少なくとも1つの無線周波数受信器コイル装置(122、204、306)からアナログ信号を受信するよう適合され、無線周波数受信器は、第1のディジタル信号にアナログ磁気共鳴信号を変換するためのアナログ・ディジタル変換器(408)、第2のディジタル信号に第1のディジタル信号を変換するための再サンプリング及び復調装置(414)、通信リンク(212)を介して第2のディジタル信号を送信するよう適合された通信インタフェース(400:600;602)及びサンプリング・クロックを生成する第1のクロック生成器(406)を備える。サンプリング・クロックは、アナログ・ディジタル変換器(408)の直接クロック源であり、第1のクロック生成器(406)はディジタル・タイミング・レファレンスを使用してサンプリング・クロックを生成するよう適合され、ディジタル・タイミング・レファレンスは、通信インタフェース(400、600、602)により、通信リンク(202)を介してディジタル形式で受信され、受信器はシステム・クロックを生成するための第2のクロック生成器(410)を更に備え、システム・クロックは再サンプリング及び復調装置(414)の直接クロック源であり、第2のクロック生成器(410)は、サンプリング・クロックを使用してシステム・クロックを生成するよう適合される。

Description

本発明は、核磁気共鳴撮像無線周波数受信器、磁気共鳴撮像受信器コイル装置から無線周波数信号を受信する方法、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトに関する。
磁気共鳴撮像(MRI)は、先例のない組織コントラストで、人体のような物体の断面ビューイングを可能にする従来の撮像手法である。MRIは、分子についての微視的な化学及び物理情報を得るために科学者によって使用される分光手法である核磁気共鳴(NMR)の原理に基づく。NMR及びMRIの基準は、非ゼロ・スピンを有する原子核が磁気モーメントを有するということである。医用撮像では、これは、例えば、水のような高濃度で体内に存在しているので、調査される水素原子の核(すなわち、陽子H)である。ラジオ(無線周波数)波が、強い外部磁場における核に向けられ、これは、陽子の励起及び陽子の緩和につながる。陽子の緩和により、無線信号が発出され、これを検出し、コンピュータ処理して画像を形成する。磁気共鳴(MR)無線周波数(RF)受信コイルは、特定のMR実験において伝送されるRF信号を受信するために必要な部品である。最善のアンテナ素子位置は、走査される人体の近くであり、よって、MR受信コイルの大半は、スキャナ操作者により、患者上に配置される。
MR受信コイル、又は一般に、増幅器、スイッチ等のような種々の電子部品及びコイルを備えるMR受信チェインは外部ラジオ波による擾乱に対する感度が非常に高いので、MR受信チェインは電磁的に遮蔽されなければならず、これは、検査室におけるMR受信チェイン及び別個の技術室における制御システムの空間的に離間していることを必要とする。
従来のMR受信チェインは、RFスイッチ、RF増幅器、RF電源、RFケーブル及びRFコネクタ等などの多くの高価なアナログ設計素子を備えたマッシブ・パラレル・アナログ・ソリューションを特徴とする。前述の素子は全て、通常、検査室における受信チェインと技術室におけるアナログ・ディジタル変換器との間の10乃至20メートルの距離にわたって散らばっている。これにより、素子が散らばっていること、及び多くの直流電気部品間の不必要な相互作用により、MRスキャナを、高い費用対効果で設計し、作製するために最も複雑かつ困難な局面のうちの1つになる。
前述の課題は、コイルにおける素子数が多い場合(すなわち、従来の配線手法を使用して効果的に組合せる必要がある複数の個々のコイルを含むコイル・システム)において更に重大になっている。更に、MRIシステムでは、各直流電流配線は、直流電流配線の結合効果による画像品質の有害な作用を避けるために、トレーピングを考慮し、注意深く設計する必要がある。
更に、特定のコイル実現形態の実際のワークフロー効果はMRスキャナの動作に非常に重要である。大部分においてMRスキャナの患者のスループットが定められるからである。更に、患者は、配線の混乱を軽減し、種々の人体の形状により柔軟に適合させ、より軽量である人間工学的設計、潜在的により短いか又はより少ない閉所恐怖症体験のような効率的なワークフローによって主に定められる改良された患者の快適性を有する受信コイルの恩恵を受ける。
前述の課題は、受信コイルのディジタル・インタフェースを使用して解決することが可能である。この場合、アナログ・ディジタル変換は既にコイル内で行われる。コイル内の高い素子数の場合にも、コネクタ及びケーブルのサイズ及び取り扱いの課題は、数本の光ファイバ又は直流電流配線のみに複数素子情報を効果的に組み合わせることによって解決することが可能である。
米国特許第6339717号明細書には、検診システム、特に、ホスト・コンピュータ装置、制御コンピュータ装置、及び画像コンピュータ装置を備えた磁気共鳴システムが開示されている。アナログ・ディジタル変換器が、画像信号受信システムのラジオ・コイルの近くに配置され、検診システムは磁気共鳴システムとして適合させる。
米国特許第4879514号明細書には、数個の構成部分以外は全てディジタルである送信器/受信器を備えたMRI装置が開示されている。
技術室から遠隔のディジタル化は、(例えば、受信器コイルの基板上での)適切なディジタル・サンプリングのための局所の(遠隔の)アナログ・ディジタル変換器におけるシステム(マスタ)クロックの利用可能性を必要とする。これは、マスタ・システム・クロックの情報が、技術室から検査室における受信器素子に提供されなければならないということを意味している。
米国特許公開公報第2007/0224698号明細書には、NMR信号の直接ディジタル化に適合された共鳴撮像システムが開示されている。
国際公開2007/043009号明細書には、磁気共鳴信号をディジタル・データに変換するよう構成されたアナログ・ディジタル変換器、及びディジタル・データの一次周波数帯を変換するよう構成された周波数変換器、及び磁気共鳴信号をピックアップするよう構成された共鳴ピックアップ回路を備えた無線周波数アンテナが開示されている。
本発明は核磁気共鳴撮像無線周波数受信器を提供し、受信器は、少なくとも1つの無線周波数受信コイル装置からアナログ信号を受信するよう適合され、無線周波数受信器は、アナログ磁気共鳴信号を第1のディジタル信号に変換するためのアナログ・ディジタル変換器と、第1のディジタル信号を第2のディジタル信号に変換するための再サンプリング及びディジタル復調装置と、通信リンクを介して第2のディジタル信号を送信するよう適合された通信インタフェースと、サンプリング・クロックを生成するための第1のクロック生成器とを備える。サンプリング・クロックはアナログ・ディジタル変換器の直接クロック源であり、第1のクロック生成器は、ディジタル・タイミング・レファレンスを使用してサンプリング・クロックを生成するよう適合され、ディジタル・タイミング・レファレンスは、通信インタフェースにより、通信リンクを介してディジタル形式で受信される。受信器はシステム・クロックを生成するための第2のクロック生成器を更に備え、システム・クロックは再サンプリング及びディジタル復調装置の直接クロック源であり、第2のクロック生成器は、サンプリング・クロックを使用してシステム・クロックを生成するよう適合される。
例えば、電圧制御された水晶発振器(VCXO)によって生成されたサンプリング・クロックが、アナログ・ディジタル変換器の直接クロック源であり、通信リンクを介してディジタル形式で受信されるディジタル・タイミング・レファレンスからサンプリング・クロックが直接生成され、アナログ・ディジタル変換器に使用されるクロックが、受信器のクロック・システム内で達成可能な最低ジッタを伴う最高精度を有する。ディジアル化された信号の品質がADCサンプリング・クロックの品質に大きく依存するので、このことは重要である。本発明による受信器によれば、高品質のアナログ・ディジタル変換をもたらすことが可能である。
本発明の実施例によれば、受信器は、データ・クロックを生成するための第3のクロック生成器を更に備え、データ・クロックは通信インタフェースのための直接クロック源であり、第3のクロック生成器は、サンプリング・クロック又はシステム・クロックを使用してデータ・クロックを生成するよう適合される。このことは、システム・クロック及びデータ・クロックが、サンプリング・クロックに基づいて生成されるということを意味する。前述の通り、ADCサンプリング・クロックの高品質が、MR受信器における獲得されたRF信号の品質をかなり向上させる。よって、第1の選択は、システム・クロック及びデータ・クロックを生成するサンプリング・クロックに基づき、通信リンクを介してディジタル形式で受信されるディジタル・タイミング・レファレンスから直接、サンプリング・クロックを生成することである。システム・クロックのジッタの増加はサンプリング・クロック上のジッタよりもずっと重大でない。このことは、ディジタル処理のみに関するからである。比較のために、通常、ジッタに関する精度及び時計の位相雑音に対し、ADCクロックに対する要求は、 1−10psであり、システム・クロックに対する要求は100−500psである。
本発明の実施例によれば、第1のクロック生成器及び第3のクロック生成器は、帰還ループを形成し、第1のクロック生成器は、帰還ループによって制御される。あるいは、第2のクロック生成器も帰還ループに含み得る。帰還ループの使用には利点があり、サンプリング・クロック及びシステム・クロックは、中央タイミング・レファレンスに対して一定周波数ロック状態にあり、よって、システムにおける(遠隔)MRI受信器は全て、同期して動作し、それにより、受信器全ての集中リアルタイム(ソフトウェア)制御が可能になる。
本発明の実施例によれば、帰還ループは位相ロック・ループである。実施例全てにおいて、ADCサンプリング処理の直接クロック源としてVCXOベースのサンプリング・クロックを有することにより、サンプリング・クロックに位相雑音を場合によっては付加し得る回路が除外される。
本発明の実施例によれば、通信リンクを介してディジタル形式で受信されるディジタル・タイミング・レファレンスはシリアル・ビットストリームとして受信される。
本発明の実施例によれば、データ・クロックは多位相クロックであり、通信インタフェースは、多位相クロックからのデータ・クロックの回復に適合され、回復されたデータ・クロックは、シリアル・データ・ビットストリームに含まれるデータを回復するよう使用可能である。
例えば、通信リンクのデータ・クロック回復の基準は、シリアル・データ・レートの周波数での8相クロックである。データ受信器は、8つのクロック位相のうちの1つでデータをサンプリングし、選ばれた位相を動的に調節する。このようにして、データ回復は、局所レファレンス・クロックがデータ・レートに周波数ロックされていなくても機能する。データは次いで、「非直列化され」、クロックが、相応に分割される。その場合、これは、「回復されたデータ・クロック」である。
本発明の実施例によれば、受信器は複数の通信インタフェースを備え、複数の通信インタフェースは、更なる受信器のデイジィ・チェイニングに適合される。デイジィ・チェイニングは、使用された通信リンクの帯域によって定められる限度まで行うことが可能であり、ほぼ任意の数の受信器及びコイルは、信号出力ファイバ・リンクに接続することが可能である。デイジィ・チェイニングにより、内部配線の長さが削減され、場合によっては、配線を完全に取り除くことが可能になる。無線データ伝送手法を備えたMR受信器の使用は更に、配線の削減を可能にする。
本発明の実施例によれば、通信インタフェースはそれぞれ、個々に割り当てられた多位相クロックを備える。
本発明の実施例によれば、システム・クロック及びサンプリング・クロックは同じ周波数で動作する。これは、再サンプリング機能を破棄することが可能であるという利点を有する。例えば、1.5T陽子MRIシステムの場合、サンプリング・クロック及びシステム・クロックは50MHzであり、サンプリング・クロックからシステム・クロックを生成するためのPLLはバイパスすることが可能である。
別の局面では、本発明は、制御及びデータ獲得システム、並びに本発明による受信器を備える核磁気共鳴撮像システムに関し、制御及びデータ獲得システムはマスタ・クロックを備え、マスタ・クロックは、通信リンクを介して受信器にタイミング・レファレンスを供給する。これは、技術室における制御及びデータ獲得システム、並びに、検査室に配置された受信器部分に核磁気共鳴撮像システムを離すことを可能にし、受信器、並びに制御及びデータ獲得システムは光ファイバ・ディジタル・リンクによって接続される。システムの集中制御は制御及びデータ獲得システムによって可能であり、RF感応性電気素子は、検査室のみにおいて非常に効果的に遮蔽されて配置される。
別の局面では、本発明は、磁気共鳴撮像受信器コイル装置から無線周波数信号を受信する方法に関し、方法は核磁気共鳴撮像無線周波数受信器によって行われ、方法は、無線周波数受信器コイル装置からアナログ核磁気共鳴信号を受信する工程、及びアナログ核磁気共鳴信号を第1のディジタル信号に変換する工程であって、変換は、アナログ・ディジタル変換器によって行われる工程と、第1のディジタル信号を第2のディジタル信号に再サンプリングし、復調する工程と、第2のディジタル信号を通信リンクを介して通信する工程とを含み、第1のクロック生成器はサンプリング・クロックを生成し、サンプリング・クロックはアナログ・ディジタル変換器の直接クロック源であり、第1のクロック生成器はディジタル・タイミング・レファレンスを使用してサンプリング・クロックを生成し、ディジタル・タイミング・レファレンスは通信インタフェースにより、通信リンクを介してディジタル形式で受信される。システム・クロックは第2のクロック生成器によって生成され、システム・クロックは再サンプリング及び復調装置の直接クロック源であり、第2のクロック生成器はサンプリング・クロックを使用してシステム・クロックを生成する。
本発明の実施例によれば、方法は、第3のクロック生成器により、データ・クロックを生成する工程を更に含み、データ・クロックは通信インタフェースのための直接クロック源であり、第3のクロック生成器は、サンプリング・クロック又はシステム・クロックを使用してデータ・クロックを生成する。
本発明の実施例によれば、通信リンクを介してディジタル形式で受信されるディジタル・タイミング・レファレンスはシリアル・データ・ビットストリームとして受信され、データ・クロックは多位相クロックであり、上記方法は、多位相クロックからのデータ・クロックを通信インタフェースによって回復する工程、及び回復されたデータ・クロックを使用してシリアル・データ・ビットストリームに含まれるデータを回復する工程を更に含む。
別の局面では、本発明は、本発明による方法を行うためのコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ・プログラム・プロダクトに関する。
従来技術のMRIシステムを示す図である。 受信コイル・アセンブリの近くで、又は受信コイル・アセンブリ内で一体化されたディジタル受信器を備えたMRIシステムを示す図である。 MRIシステムにおける一体化ディジタイザを備えた複数のコイル素子を示す図である。 本発明によるMRI受信器を示す図である。 本発明によるMRI受信器の更なる実施例を示す図である。 クロック回復システムの更なる詳細を示す図である。 ADCから通信インタフェースへのデータ・フローを示すブロック図である。
以下では、本発明の好ましい実施例は、例として、図面を参照してのみ、更に詳細に説明している。
図1は、従来技術のMRIシステム100を示す。従来技術システムは2つの部分、すなわち、検査室104に配置された電気構成部分、及び技術室102に配置された電気構成部分に分離される。前述の分離の理由は、検査室において、MRI磁石が、その勾配コイル126、その送信コイル素子124、及び受信コイル素子122とともに配置される。MR撮像の目的で核を励起するためには、高周波RFパルスを送信コイル素子124を介して印加され、受信コイル素子122によって検出されなければならない。検査室の遮蔽により、大きな擾乱なしでのRF信号の高品質受信が可能であるということが確実になる。このことは、検査室102に配置された電気構成部分及び技術室102に配置された電気構成部分の直流電流分離も必要とする。
技術室では、勾配増幅器106及びRF増幅器108が配置される。何れの増幅器も、勾配コイル126及び送信コイル素子124により、MRI走査を行うために十分なエネルギを供給するために必要である。勾配増幅器106及びRF増幅器108は制御及びデータ獲得システムによって制御される。制御及びデータ獲得システム自体は、ディジタイザ114、送信器制御部116、勾配制御部118及び走査制御コンピュータ120を備えた受信器を含む。更に、受信コイル素子122は、同軸アナログ・リンク128を介して制御及びデータ獲得システムに接続される。更に、受信コイル素子122によって獲得されたMRI画像を再構成するために使用される再構成器110が更に、制御及びデータ獲得に接続される。
MRIシステムを構成する別々の部分(勾配波形生成器、送信RFパルス生成器、RF受信器のディジタル化部)は全て、中央の安定タイミング・レファレンス(すなわち、システム・タイミング・レファレンス112)に同期化される。図1に示す従来技術のMRIシステムでは、前述のレファレンスが、生成され、ディジタル・エレクトロニクス全てを収容するラック内の種々のサブシステムにマスタ・クロックとして配信される。
図1に示すシステムの欠点は、例えば、検査室104と技術室102との間で、通常、10乃至20メートルの長さの電気接続が必要であるという点である。このことにより、検査室と技術室との間の配線に外部RFフィールドが結合し得るという高い可能性による高い誤差傾向がもたらされる。更に、受信コイル素子122によって検出された微弱性MR信号は、MRIシステム100の感度を減少させる長いケーブルによって更に減衰させられる。更に、より増加した数の受信器チャネルへのスケーリングに関連付けられた費用及び複雑度は、技術室における集中受信器へのアナログ接続を使用して実現されるとすばやく増大する。
前述の課題に対する解決策は図2に示す。これは、一体化ディジタル受信器を備えたMRIシステムを示す。図1と図2との間の相違点は、図1のMRIシステム100において、獲得されたMR信号のディジタル化が受信器及びディジタイザ114により、技術室102において行われる一方、図2では、ディジタル化は、一体化ディジタイザ204を備えた受信コイル素子において既に行われているという点である。これは、受信コイル・アセンブリと固定システム(エレクトロニクス)との間の従来技術のMRシステムのアナログ接続128がディジタル光ファイバ接続202で置き換えられるということを意味する。これは、光ファイバ・リンク202を介して光ディジタル信号を受信することができる更なるネットワーク・ハブ200が技術室102において存在することを必要とする。しかし、図2に示すディジタル・システム及び従来技術システムにおいてシステム・タイミング・レファレンス112によって生成されるタイミング情報は、検査室における一体化ディジタイザ204を備えた受信コイル素子に技術室102から転送する必要がある。タイミング・レファレンスが、一体化ディジタイザ204を備える受信コイル素子にどのようにして供給されるかという問題は、着信ディジタル・データストリームから、一体化ディジタイザ204を備えた受信コイル素子がクロックを再構成するという点である。ファイバ・リンク202を介した着信ディジタル・データストリームは、周波数においてシステム・タイミング・レファレンス112、すなわちマスタ・クロックにロックされる。
図3は、MRIシステムにおける一体化ディジタイザを備えた複数のコイル素子を示す。図3に示すコイル素子は、デイジー・チェイン化され、ディジタル受信器の使用の更なる利点が明らかになる。各受信器はそれ自身のディジタイザを有するので、単純なディジタル・ファイバ・リンクを使用してコイル素子を相互接続することが可能であり、これは、一方で、コイル素子の効率的な直流電流減結合を確実にし、更に、ケーブルの混乱等なしで素子を相互接続する容易なやり方を提供する、
図3には、技術室102における制御及びデータ獲得システムにあるネットワーク・ハブ200を示す。更なるネットワーク・ハブ300は検査室104にあり、技術室102におけるネットワーク・ハブ200及び検査室104におけるネットワーク・ハブ300は高速ファイバ・リンク202によって接続される。検査室104におけるネットワーク・ハブ300には、一体化ディジタイザを備えた複数のコイル素子が中速ファイバ・リンク302によって接続される。各コイル素子は例えば、複数のアンテナ素子306及びディジタイザ304を備える。アンテナ素子306により、RF信号は、それぞれの励起パルス系列後にピックアップされ、これは勾配コイル及び送信コイル素子を伴う。ピックアップされたRF信号は、そのうえに、ディジタイザ304によってディジタル化される。
図3にみられるように、ネットワーク・ハブ300(この場合、集信装置としての役目も担う)に直接、複数のディジタイザ304を接続することが可能である。あるいは、更なるディジタイザ及びネットワーク・ハブへの接続のために少なくとも1つの入力及び1つの出力を各ディジタイザが有するように複数のディジタイザ304をデイジー・チェイン化することが可能である。
制御及びデータ獲得システムのマスタ・クロックからのタイミング・レファレンスが、一体化ディジタイザ304を備えた個々のコイル素子に、高速ファイバ・リンク202及びネットワーク・ハブ300によって供給される。好ましくは、各ディジタイザ304は、それぞれの中速ファイバ・リンク302を介してデータ・ストリームから個々にそのシステム又はサンプリング・クロックを再構成する。
図4は、本発明によるMRI受信器を示す。図4における受信器は、ディジタル受信器であり、技術室(図示せず)における制御及びデータ獲得システムにファイバ・リンク202によって接続された光ファイバ・シリアル通信インタフェース400を備える。光ファイバ・シリアル通信インタフェース400は、ファイバ・リンク202によって受信されたデータ通信のシリアル・データ・レートからサンプリング・クロックを抽出するための電圧制御発振器406、並びに位相検出器402及びループ・フィルタ404と組み合わせて使用される。受信器シリアル・データ・レートから抽出されたサンプリング・クロックは、アナログ・ディジタル変換器408にRF入力によって入ってくるRF信号をサンプリングするために使用される。
再サンプリング及びディジタル復調装置414により、再サンプリング及びディジタル復調目的で使用されるシステム・クロックを生成するために、更なるPLL(位相ロック・ループ)410が、サンプリング・クロックからシステム・クロックを生成するために使用される。前述の生成されたシステム・クロックは次いで更に、通信インタフェース400及びファイバ・リンク202を介した通信に使用されるシリアル・データ・ブロックを生成するために更なるPLL412によって更に使用することが可能である。更に、位相検出器402、ル―プ・フィルタ404、VCXO406、PLL410及びPLL412は、生成されたサンプリング・クロックに対して高い安定性を保証するループを形成する。ジッタ及び位相雑音の規定に対するADCサンプリング・クロックの品質は、それにより、VCXO、ループ・フィルタ及び位相検出器によってのみ定められる。ループ・フィルタ及び位相検出器を適切に設計することにより、VCXO構成部分の品質が、サンプリング・クロックの位相雑音及びジッタを定める唯一の要因であるということが確実にされる。
図4に示す手法は、VCXO周波数をADCサンプリングとして直接使用し、PLLを使用してADCサンプリング・クロックからシステム・クロックを導き出す。サンプリング・クロックの品質は、VCXOのみに依存する。ADCサンプリング・クロック品質は、獲得されたRF信号の品質にとって最大の重要度のものであるので、非常に重要な特性である。システム・クロックのジッタの増加はサンプリング・クロック上のジッタよりもずっと重大でない。このことは、ディジタル処理のみに関するからである。
完全に説明するために、再サンプリング及びディジタル復調装置414に関し、受信器は、RF入力によって獲得されるMR信号が、MR信号キャリア周波数よりもずっと低い帯域幅を通常有するということを利用するということを述べておかなければならない。例えば、約2MHzのMR信号帯域幅を含む64MHzのキャリア周波数が、陽子の1.5Tシステムにおいて使用される。ディジタル化された64MHz信号がファイバ・リンク202を介して、技術室における制御及びデータ獲得システムに送信された場合、再サンプリング及びディジタル復調が行われる。実際に、サンプリング・クロックの周波数は、エイリアシングを避け、アンチエイリアシング帯域通過フィルタ実現形態を容易にするよう選ばなければならない。
更に、アナログ・ディジタル変換器408とディジタル復調器との間に再サンプリング機能を挿入することにより、復調器及び通信インタフェース400が動作する周波数と無関係にADC408のサンプリング周波数を選ぶことが可能になる。このように無関係にあることにより、アナログ及びディジタル領域における設計上の自由度が更にもたらされる。
図5は、本発明によるディジタルMR受信器の更なる実施例を示す。図4のMR受信器と図5のMR受信器との間の相違点は、図4において、サンプリング・クロックをまずPLL410に入力してシステム・クロックを生成し、結果として生成されたシステム・クロックを更なるPLL412に更に入力してシリアル・データ・クロックを生成する。図5に示すディジタルMR受信器では、サンプリング・クロックが入力されるPLL500は1つのみ使用される。PLL500は、サンプリング・クロックからシリアル・データ・クロックを生成し、これを位相検出器402に入力して帰還ループをもたらす。ファイバ・リンク202を介した制御及びデータ獲得システムへのディジタル化MR信号の通信のためにシリアル・データ・クロックを通信インタフェース400によって更に使用する。再サンプリング及びディジタル復調装置414が必要とするシステム・クロックを生成するために、シリアル・データ・クロックがデバイダ502に入力される。シリアル・データ・クロック及びシステム・クロックを生成するために1つのPLLのみが使用されるので、これは、最適化された更なるMR受信器を提供する。システム・クロックは、単純な除算によってのみ、シリアル・データ・クロックから導き出される。例えば、ASICインテグレーション及び使用クロック比のような実現形態の手法に依存して、図5に示すような前述の手法は、より効率的であり得る。
図4及び図5に示していないのは、ファイバ・リンク202によって受信されたデータ・ビットの適切なサンプリングを担う独立したデータ回復回路である。これは、図4及び図5に示す回路が、光ファイバ202によって受信されたデータ・ストリームとの周波数ロックを有するクロックを得るために使用され、そういうものとして、データ・ストリームが生成されたレファレンス・マスタ・クロックとの周波数ロックを有する。
データ・クロック回復回路をサンプリング及びシステム・クロック回復回路と組み合わせない理由は、シリアル・データ回復回路が更に、「回復されたクロック」を供給し得るという点である。「回復されたクロック」はしかし、位相ジャンプを含み得る。位相ジャンプは、ADCサンプリング・クロック品質に悪影響を及ぼす。更に、デイジー・チェイン受信器モジュール(1対1のトポロジ又はスター・トポロジ)を有することが非常に望ましく、これは、異なるデータ位相を備えたモジュールそれぞれにおける通信のための複数のシリアル・データ回復装置が必要であるということを意味する。前述のデータ・ストリームそれぞれの回復のためにVCXOを使用すると、費用、サイズ、及び電力消費において法外になる。
図6は、システム対データ・クロック再生が無関係であることに関する詳細を示す。図6中で重要であるのは、通信リンクのデータ・クロックの再生である。図4と比較すれば、PLL412は、通信リンク・インタフェース600によって受信されたシリアル・データ・レートの周波数において、又は前述の周波数近くで8位相クロックを生成するよう適合される。
各通信リンク・インタフェースでは、回復されたデータ・クロックは、PLL412から出力された8位相の局所レファレンス・クロックから導き出される。回復されたデータ・クロックを次いで使用して、通信リンク・インタフェース600に入力されるデータ・ストリームに含まれるデータを回復することが可能である。データ回復は、局所レファレンス・クロックがデータ・レートに周波数ロックされていなくても、機能する。この場合、データ受信のための正しい位相を求めることは動的処理であり、したがって、回復されたクロックは、1/8×シリアル・データ周期の位相ジャンプを含む。データは次いで、「非直列化され」、クロックが、相応に分割される。これは、図6に示すような再生されたデータ・クロックをもたらす。
再生されたデータ・クロックが、システム位相検出器のレファレンスとして使用されない主たる理由は上述の通りであり、すなわち、クロックは、動的位相選択から生じるジャンプを含み得る。前述のジャンプは、非常に低い周波数のものであり得、したがって、ループ・フィルタによって除去されない。これは、ADCサンプリング・クロックの受け入れられない位相ジャンプをもたらすので、データ・ストリームに符号化されたデータを回復するために使用された回復されたデータ・クロックの判定は、ADCサンプリング・クロックの判定と互いに分離される。ADCサンプリング・クロックは、回復されたデータ・クロックに依存しない。
更に、図6には、更なるディジタル受信器をデイジー・チェイン化するために使用することが可能な更なる通信リンク・インタフェース602も示す。各通信リンク602はデータ回復を独立して行う。これは、各受信器のデータ回復回路が個々に、後続ディジタル受信器との通信を行うことができるということを意味する。
図7は、ADCから通信インタフェースへのデータ・フローのブロック図を示す。前述のフローは通常、再サンプリング及びディジタル復調装置内で行われ、3つの主要工程を含む。まず、ADCから受信されたデータが、再サンプラに入力され、再サンプリングされ、そのうえ、ディジタル復調器に入力される。最後に、復調器によって処理された信号は、処理され、符号化され、通信インタフェースに供給される。前述の通り、再サンプリングは任意である。更なる符号化も同様である。しかし、光ディジタル・ネットワークを介してデータの効率的な伝送を可能にするためにデータ帯域幅をかなり削減するために、復調器が必要である。復調器の更なる目的は、画像再構成の目的で使用されるベースバンド・データを供給することである。
参照符号リスト
100 MRIシステム
102 技術室
104 検査室
106 勾配増幅器
108 RF増幅器
110 再構成器
112 マスタ・クロック
114 ディジタイザ
116 送信器制御部
118 勾配制御部
120 走査制御部
122 アナログ受信コイル
124 送信コイル
126 勾配コイル
128 アナログ・リンク
200 ネットワーク・ハブ
202 ディジタル・リンク
204 ディジタル受信コイル
300 ネットワーク・ハブ
302 リンク
304 ディジタイザ
306 アンテナ素子
400 通信インタフェース
402 位相検出器
404 ループ・フィルタ
406 VCXO
408 ADC
410 PLL
412 PLL
414 再サンプリング及びディジタル復調装置
500 PLL
502 デバイダ
600 通信インタフェース
602 通信インタフェース

Claims (16)

  1. 核磁気共鳴撮像無線周波数受信器であって、前記受信器は、少なくとも1つの無線周波数受信器コイル装置からアナログ信号を受信するよう適合され、前記無線周波数受信器は、第1のディジタル信号にアナログ磁気共鳴信号を変換するためのアナログ・ディジタル変換器、第2のディジタル信号に前記第1のディジタル信号を変換するための再サンプリング及びディジタル復調装置、通信リンクを介して前記第2のディジタル信号を送信するよう適合された通信インタフェース、及びサンプリング・クロックを生成する第1のクロック生成器を備え、前記サンプリング・クロックは、前記アナログ・ディジタル変換器の直接クロック源であり、前記第1のクロック生成器はディジタル・タイミング・レファレンスを使用して前記サンプリング・クロックを生成するよう適合され、前記ディジタル・タイミング・レファレンスは、前記通信インタフェースにより、前記通信リンクを介してディジタル形式で受信され、前記受信器はシステム・クロックを生成するための第2のクロック生成器を更に備え、前記システム・クロックは再サンプリング及び復調装置の直接クロック源であり、前記第2のクロック生成器は、前記サンプリング・クロックを使用して前記システム・クロックを生成するよう適合される受信器。
  2. 請求項1記載の受信器であって、データ・クロックを生成するための第3のクロック生成器を更に備え、前記データ・クロックは、前記通信インタフェースの前記直接クロック源であり、前記第3のクロックは、前記サンプリング・クロック又は前記システム・クロックを使用して前記データ・クロックを生成するよう適合された受信器。
  3. 請求項1又は2に記載の受信器であって、前記第1のクロック生成器及び前記第3のクロック生成器は帰還ループを形成し、前記第1のクロック生成器は前記帰還ループによって制御される受信器。
  4. 請求項3記載の受信器であって、前記第2のクロック生成器は前記帰還ループ内に含まれる受信器。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の受信器であって、帰還ループが位相ロック・ループである受信器。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の受信器であって、前記通信リンクを介してディジタル形式で受信された前記ディジタル・タイミング・レファレンスがシリアル・データ・ビットストリームとして受信される受信器。
  7. 請求項6記載の受信器であって、前記データ・クロックは多位相クロックであり、前記通信インタフェースは、前記多位相クロックからの前記データ・クロックの回復に適合され、前記回復されたデータ・クロックは、前記シリアル・データ・ビットストリームに含まれる前記データを回復するために使用可能である受信器。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の受信器であって、前記受信器は複数の通信インタフェースを備え、前記複数の通信インタフェースは、更なる受信器のデイジー・チェイン化に適合される受信器。
  9. 請求項8記載の受信器であって、各通信インタフェースは、中央で生成された多位相クロックから前記データ・クロックを個々に、かつ動的に回復する受信器。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の受信器であって、複数の受信器チャネルは受信器内に含まれ、各受信器チャネルはアナログ・ディジタル変換器並びに再サンプリング及びディジタル復調装置を備え、受信器チャネルは全て、共通のサンプリング・クロックと、共通のシステム・クロックと、前記通信インタフェースとを含む受信器。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の受信器であって、前記システム・クロック及び前記サンプリング・クロックは同じ周波数で動作する受信器。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の受信器と、制御及びデータ獲得システムとを備えた核磁気共鳴撮像システムであって、前記制御及びデータ獲得システムはマスタ・クロックを備え、前記マスタ・クロックは前記タイミング・レファレンスを前記受信器に前記通信リンクを介して供給する核磁気共鳴撮像システム。
  13. 磁気共鳴撮像受信器コイル装置から無線周波数信号を受信する方法であって、前記方法は核磁気共鳴撮像無線周波数受信器によって行われ、前記方法は、前記無線周波数受信器コイル装置からアナログ核磁気共鳴信号を受信する工程と、アナログ磁気共鳴信号を第1のディジタル信号に変換する工程であって、前記変換は、アナログ・ディジタル変換器によって行われる工程と、前記第1のディジタル信号を第2のディジタル信号に再サンプリングし、前記第2のディジタル信号を通信リンクを介して通信する工程とを含み、第1のクロック生成器はサンプリング・クロックを生成し、前記サンプリング・クロックは前記アナログ・ディジタル変換器の直接クロック源であり、前記第1のクロック生成器はディジタル・タイミング・レファレンスを使用して前記サンプリング・クロックを生成し、前記ディジタル・タイミング・レファレンスは前記通信インタフェースにより、前記通信リンクを介してディジタル形式で受信され、システム・クロックが第2のクロック生成器によって生成され、前記システム・ブロックが前記再サンプリング及び復調装置の直接クロック源であり、前記第2のクロック生成器は、前記サンプリング・クロックを使用して前記システム・クロックを生成する方法。
  14. 請求項13記載の方法であって、第3のクロック生成器により、データ・クロックを生成する工程を更に備え、前記データ・クロックは、前記通信インタフェースの前記直接クロック源であり、前記第3のクロック生成器は、前記サンプリング・クロック又は前記システム・クロックを使用して前記データ・クロックを生成する方法。
  15. 請求項13又は14に記載の方法であって、前記通信リンクを介してディジタル形式で受信される前記ディジタル・タイミング・レファレンスは、シリアル・データ・ストリームとして受信され、前記データ・クロックは多位相クロックであり、前記方法は更に、前記通信インタフェースにより、前記データ・クロックを前記多位相クロックから回復する工程、及び前記回復されたデータ・クロックを使用して前記シリアル・データ・ビットストリームに含まれるデータを回復する工程を含む方法。
  16. 請求項13乃至15の何れかに記載の方法工程の何れかを行うためのコンピュータ実行可能な命令を備えたコンピュータ・プログラム・プロダクト。
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