JP2011505082A - セキュアユーザープレーン(supl)バージョンネゴシエーションの方法 - Google Patents

セキュアユーザープレーン(supl)バージョンネゴシエーションの方法 Download PDF

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Abstract

本明細書に開示された主題は、ネットワークエンティティとSUPL対応端末の間でセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)のバージョンをネゴシエーションするためのシステム及び方法に関する。特定の実施において、SUPL開始メッセージがネットワークエンティティからSUPLエンティティに送信される。該SUPL開始メッセージは、所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別する。この複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答をSUPLエンティティから受信する。

Description

関連出願
本出願は、2007年9月26日に提出された米国暫定特許出願第60/975,454号の優先権を主張し、その全体が参照によって組み入れられる。
本明細書で開示された主題は、SUPL対応端末とネットワークエンティティの間のセキュアユーザープレーン(SUPL)バージョンのネゴシエーションのような、端末とネットワークエンティティの間の通信プロトコルネゴシエーションの方法に関する。
オープンモバイルアライアンス(OMA)によって作成されたセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)規格は、クライアントアプリケーションすなわちSUPLエージェントが無線端末すなわちSUPL対応端末(SET)の地理的な位置を得ることを可能にする。この規格によれば、SETが、それ自身の位置及び他のSETの位置を取得することが可能であり、その位置を、選択されたSUPLエージェントに転送することも可能である。現在、OMA仕様書においてSUPLの2つのバージョン−SUPLバージョン1.0(現在、OMAイネイブラーとして完全に承認される)及びSUPLバージョン2.0が定義されている。SUPL1.0は様々な測位方法をサポートするが、基本的な位置能力のみを提供する。他方、SUPL2.0は、周期的、誘発的、かつヒストリックな位置のサポートを含むさらに多くの位置能力を含んでいる。より多くの位置サービスをサポートするであろうSUPLの他のバージョンが最終的に開発される可能性もあり得る。
SUPLを用いて特定の位置サービスをサポートするために、通常、SETと、SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)として知られるSUPLネットワークエンティティの間でSUPLセッションが開始される。各種の位置サービスについては、通常、初期SUPLメッセージがSETからSLP、又はSLPからSETに送信される。このメッセージは、通常、センダからの、当該セッションを対象とするSUPLのバージョンを含んでいる。SUPLにおいて、バージョンはメジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号によって特徴づけられ得る。例えば、SUPLバージョン1.0では、メジャーバージョン番号は「1」である。また、マイナーバージョンは「0」である。SUPL2.0では、メジャーバージョン番号は「2」である。また、マイナーバージョン番号は「0」である。メジャーバージョン番号及びマイナーバージョン番号の後に現われ、サービスインジケーターとして知られる第3のレベルのSUPLバージョン番号があってもよい。例えば、SUPLバージョン2.1.0では、メジャーバージョン番号は「2」、マイナーバージョン番号は「1」、サービスインジケーターは「0」である。3つのバージョン番号(メジャー、マイナー、サービスインジケーター)はすべて、SUPLメッセージによって伝えられてもよく、従ってメッセージフローダイアグラムにおいて示されてもよいが、メジャーバージョン番号及びマイナーバージョン番号のみがSUPLバージョンネゴシエーションに利用され得る。
新規のSUPLセッションのための第1のSUPLメッセージのレシピエントが、このメッセージにおいて示されたものと同じメジャーバージョン番号のSUPLのバージョンをサポートする場合、通常、該レシピエントはSUPLセッションを正常に継続するであろう。サポートするマイナーバージョン番号がメッセージにおいて示されたものと同じでなくても、SUPLセッションが継続されてもよい(例えば、レシピエントがSETならば、該SETは送信SLPとのセキュアIP接続を確立したのちSUPLメッセージを返す)。しかしながら、上記レシピエントが受信SUPLメッセージにおいて示されたものと同じメジャーバージョン番号によってSUPLのバージョンをサポートしない場合、通常、SUPLメッセージのセンダに対し、プロトコルエラー(すなわちSUPLバージョンはサポートされない)を示すとともに、サポートするSUPLのバージョンを示すSUPL ENDメッセージを返す。このバージョンを上記センダがサポートする場合、該センダはこのSUPLバージョンを用いてSUPLセッションを再開することができる。そうでなければ、セッションの試みは通常、失敗になる。
一の特定の実施において、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)開始メッセージがネットワークエンティティからSUPLエンティティに送信される方法が提供される。該SUPL開始メッセージは、所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別してもよい。前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答をSUPLエンティティから受信してもよい。
限定されない特徴及び限定的な特徴を次の図を参照して説明する。参照数字等は、種々の図の全体にわたって部品等を指す。
図1は、一の実施に従い、SUPL情報交換を用いてターゲットSETの位置をサポートするためのシステムの概要図である。 図2は、一の実施に従い、ホームSLP(H−SLP)によって要求されたものと同じSUPLバージョンをターゲットSETが利用する場合を示す信号フロー図である。 図3は、一の実施に従い、ホームSLP(H−SLP)によって当初に要求されたものより低いSUPLバージョンをターゲットSETが利用する場合を示す信号フロー図である。 図4Aは、一の特定の実施に従い、上記H−SLP及びSETがSUPL2.0、又はより高いSUPLのバージョンを利用する場合に、SETとともにH−SLPによって行なわれるSUPLバージョンネゴシエーションの処理を示すフロー図である。 図4Bは、一の特定の実施に従い、上記H−SLP及びSETがSUPL2.0、又はより高いSUPLのバージョンを利用する場合に、H−SLPとともにSETによって行なわれるSUPLバージョンネゴシエーションの処理を示すフロー図である。 図5は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図6は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図7は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図8は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図9は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図10は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。 図11は一の実施に従うSETの概要図である。 図12は、一の実施に従うH−SLPのブロック図である。
この明細書の全体にわたる「一の実施例」、「一の特徴」、「実施例」又は「一の特徴」という言及は、特定の特徴、構造、又は、特徴及び/又は実施例に関連して説明された特性が、クレームされた主題の少なくとも1つの特徴及び/又は実施例に含まれることを意味する。したがって、この明細書の全体にわたる種々の場所における「ある実施例において」、「実施例」、「一の特徴において」、又は「特徴」という句の出現は、すべてが必ずしも同じ特徴及び/又は実施例を指していない。更に、特定の特徴、構造又は特性が1つ又は複数の実施例及び/又は特徴に組み合わされてもよい。
本明細書で説明された方法は、特定の特徴及び/又は例に従う応用に依存する種々の手段によって実施されてもよい。例えば、上記方法はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実施されてもよい。ハードウェア実施について、例えば、処理ユニットが、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、ここに説明された機能を実行するように設計された他のデバイスユニット及び/又はそれらの組み合わせの範囲内で実施されてもよい。
本明細書で説明される位置判定及び/又は推定技術は、無線広域エリアネットワーク(WWAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルネットワーク(WPAN)などのような種々の無線通信ネットワークに用いられてもよい。用語「ネットワーク」及び「システム」は、本明細書で区別なく用いられ得る。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワークなどであってもよい。無線技術の例を幾つか挙げると、CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)のような1つ又は複数の無線アクセス技術(RAT)を実装してもよい。ここで、cdma2000は、IS−95、IS−2000及びIS−856規格に従って実装される技術を含んでいてもよい。TDMAネットワークは、グローバル移動体通信システム(GSM)、デジタル先進移動電話サービス(D−AMPS)又は他の何らかのRATを実装してもよい。GSM及びW−CDMAは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称のコンソーシアムからの文献において説明される。cdma2000及びUMBについては「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称のコンソーシアムからの文献に記載されている。3GPP及び3GPP2の文献は公に利用可能である。例えば、WLANはIEEE802.11xネットワークを具備してもよく、WPANはBluetooth(登録商標)ネットワーク(IEEE802.15x)を具備してもよい。本明細書で説明されるような位置判定技術は、WWAN、WLAN及び/又はWPANの任意の組合せに用いられてもよい。
本明細書で言及する「位置」とは、基準点に照らしたオブジェクト又は物体の所在に関連する情報にかかわる。ここで、例えば上記の位置は、緯度と経度のような地理座標として表わされてもよい。あるいは、上記の位置は、所在地住所、地方自治体又は他の政府の管轄、郵便zipコード、及び/又は同種のものとして表わされてもよい。しかし、これらは特定の実施形態に従って位置がどのように表わされてもよいかの例にすぎないものであり、クレームされた主題はこれらの点において限定的ではない。SUPL対応端末(SET)は、その位置を、GPS又はガリレオのような衛星測位システム(SPS)からのナビゲーション信号に基づき、例えば数個(例えば4以上)の送信機からの相関擬似距離測定により決定してもよい。あるいは、上記の位置は、セルベースのトランシーバーの位置が、少なくとも(i)セルベースのトランシーバーと通信システムの間のセルベースの通信信号におけるメッセージの移動時間を表わす時間測定、及び(ii)SPS信号の移動時間を表わす時間測定の組合せから決定される、ハイブリッドシステムから推定されてもよい。
モバイルデバイスの位置に基づいた位置サービスはますます広まっている。一の実施において、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)は、位置情報及び/又はポジション情報を転送するための技術を用いてもよい。SUPLは、ターゲットSETの位置を計算するために用いられ得る位置情報を転送するのに利用されてもよい。
ネットワークエンティティ(例えばSLP)及びSETは、SUPLセッションに利用するべき特定のSUPLバージョンに合意してもよい。特定のSUPLセッションに利用するべきSUPLバージョンをネゴシエーションする1つの技術は、少なくとも一度、試みに失敗した後に、追加の遅延を加え、SUPLセッションを再び試みることを引き起こしてもよい。上記の遅延は、第1のSUPLメッセージ、例えばSUPL開始メッセージ(すなわちSUPL INIT)が、ショートメッセージサービス(SMS)のような遅い能力を用いて転送される場合に重要であるかもしれない。
他のSUPLバージョンネゴシエーション方法は、SLP及びSETがただ1つのSUPLのバージョンのサポートを示すことを可能にしてもよい。SUPLの複数のバージョンが存在する場合、SLP及びSETは同じバージョンをサポートしてもよいが、このバージョンが示されないかもしれない。例えば、SETに送信される初期のSUPL INITメッセージにおいてSUPL3.0を示し、該SETがSUPL2.0を示すSUPL ENDメッセージで応答することによってSLPがセッションを開始する場合に、問題が生じるかもしれない。SLPがバージョン1.0と2.0と3.0とをサポートするもののSETはSUPLバージョン1.0と2.0をサポートする場合、たとえSUPL1.0又はSUPL2.0を用いてセッションをサポートすることができたとしても、該セッションを確立するための上記試みは失敗するかもしれない。
図1は、一の実施に従い、SUPL情報交換を用いてターゲットSETの位置をサポートするためのシステム100の概要図を示す。システム100は、SET105と、無線ネットワーク110と、ホームSUPLロケーションプラットフォーム(H−SLP)115と、SUPLエージェント120と、SV1 125、SV2 130、SV3 135及びSV4 140のような1つ又は複数のサテライトビークル(SV)と、第1のネットワーク145と、第2のネットワーク150のような種々のエンティティを含んでいてもよい。4つのSVが示されるが、擬似距離測定のような位置データをSET105に提供するために、4以上の又は4未満の衛星がシステム100に利用されてもよいことを理解されたい。ある実施において、上記位置データが例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線広域ネットワーク(WWAN)及び/又は無線パーソナルネットワーク(WPAN)における基地局又は他の別の電子デバイスのような例えば地球上の送信機によって代わりに提供されてもよい。
ある実施において、SET105は、例えばいくつか例を挙げるとラップトップコンピューター、携帯情報端末(PDA)、他の低デューティサイクルデバイス、又は携帯電話デバイスのようなデバイスを具備してもよい。上述したように、例えばSET105は、例えば4以上の送信機の擬似距離測定を得ることによってGPS又はガリレオのようなSPSからのナビゲーション信号に基づいてその位置を決定してもよい。あるいは上述したように、SET105は、他の技術に基づいて位置を決定してもよい。
一の実施において、SUPLエージェント120は、SET105の位置情報を要求してもよい。一の実施において、SUPLエージェント120はSET105の位置を、リモートでモニターするかトラッキングしてもよい。例えば、SET105を運ぶユーザーが道に迷ったり医学的な緊急事態に悩む場合、SUPLエージェント120がSET105の位置判定を望んでもよい。SUPLエージェント120は、リモートコンピューター、コンピューティングデバイス、又はコンピューティングプラットフォームによって実行されるアプリケーションプログラムを具備してもよい。SUPLエージェント120は、第1のネットワーク145又はネットワークを通じてH−SLP115と通信してもよい。第1のネットワーク145は、ハードワイヤードのネットワーク又は無線ネットワークを具備してもよい。
H−SLP115は、SUPLエージェント120からの位置要求を受信し、無線ネットワーク110を通じてSET105と効果的にインターフェースをとる。無線ネットワーク110が図1に示されるが、ハードワイヤードのネットワーク、部分的にハードワイヤードのネットワークのような他の種のネットワークがさらに利用されてもよいことを理解されたい。さらに、ある実施において、H−SLP115に代えて又はH−SLP115に加えて、エマージェンシSUPLロケーションプラットフォーム(E−SLP)が利用されてもよい。E−SLPは、緊急E911コールに関連してSET105を見つける場合のように、緊急事態におけるSET105の位置を判定してもよい。
H−SLP115とSET105の間の通信は、H−SLP115又はSET105のどちらかによって開始されてもよい。一の実施において、通信を開始するために、H−SLP115がSET105にSUPL開始メッセージを送信してもよく、あるいはSET105がH−SLP115にSUPL開始メッセージを送信してもよい。H−SLP115は、第2のネットワーク150と通信してもよい。第2のネットワーク150は、ハードワイヤードであるかもしれないし、無線であるかもしれない。図に示すように、第2のネットワーク150が、無線ネットワーク110と直接、通信してもよい。しかし、一の実施において、第2のネットワーク150は、例えばインターネットを通じて無線ネットワーク110と間接的に通信してもよい。
上記のSUPL開始メッセージは、センダによるセッションを対象とするSUPLのバージョンを含んでいてもよい。上述したように、バージョンはメジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号によって特徴づけられ得る。例えば、SUPLバージョン1.0では、メジャーバージョン番号は、バージョン番号の最初の数字部分すなわち「1」であり、マイナーバージョンは、バージョン番号のもう一つの数字部分すなわち「0」である。SUPL2.0では、メジャーバージョン番号は「2」である。また、マイナーバージョン番号は「0」である。新規のSUPLセッションのための第1のSUPLメッセージのレシピエントが、このメッセージにおいて示されたものと同じメジャーバージョン番号のSUPLのバージョンをサポートする場合、サポートするマイナーバージョン番号がメッセージにおいて示されたものと同じでなくても、通常、該レシピエントはSUPLセッションを正常に継続することができる。ある実施において、SUPLセッションを継続するために、レシピエントは、それがSET105であるならば、H−SLP115とのセキュアなインターネットプロトコル(IP)接続を確立した後、SUPLメッセージを返してもよい。
ある実施によれば、用いられるSUPLバージョンを決定するためにSET105とH−SLP115の間でネゴシエーションする方法を始める。SUPLセッションは、SUPL開始メッセージの送信に続いて始めてもよい。上記SUPL開始メッセージは、SUPL2.0のような既知のSUPLバージョンに従って送信されてもよい。上記の受信エンティティが開始メッセージのSUPLバージョンをサポートする場合、該受信エンティティは、(例えば、それがSET105である場合には送信エンティティとのセキュアIP接続を確立した後に)SUPL応答メッセージを送信してもよい。しかし、上記の受信エンティティは、開始メッセージにおいて規定されたSUPLバージョンをサポートしない場合、そのようなセッションを終了するためにSUPL応答を送信し、異なるSUPLバージョンが代わりに利用されるべきであることを示してもよい。
SET105は、1又は複数のSUPLのバージョンをサポートしてもよい。例えば、あるSETがSUPL1.0のみ又はSUPL2.0のみをサポートするのに対し、他のSETが、SUPL1.0とSUPL2.0の両方をサポートし、又は場合により、SUPLのさらなるバージョンをサポートしてもよい。SET105がH−SLP115にSUPL開始メッセージを送信することによりSUPLセッションを開始し、SET105は例えば、SUPL1.0とSUPL2.0の両方をサポートする場合、SUPL開始メッセージは、SUPL2.0がSUPLセッションの対象とするバージョンであることを示してもよい。H−SLP115はこの開始メッセージを受信し、SUPL2.0をサポートする場合にはSUPLセッションを継続する。しかしながら、H−SLP115は、SUPL1.0のみをサポートする場合、SET105にSUPL ENDメッセージを送信してもよい。これは、SUPLセッションが終了したことを示す。このSUPL ENDメッセージは、サポートするメジャーSUPLバージョンを示してもよい。それはこの例においてはSUPL1.0になる。
また一方、SET105がSUPL1.0のみをサポートする場合、SET105は、H−SLP115に対しSUPL1.0が対象とするSUPLバージョンであることを示すSUPL開始メッセージを送信することによりSUPLセッションを開始してもよい。受信に際して、H−SLP115はSET105に応答し、SUPL1.0でSUPLセッションを継続してもよい。
他方、SET105とは反対に、H−SLP115のようなネットワークエンティティがSUPLセッションを開始する場合、ネゴシエーション処理は合理化されてもよい。この実施に従って、SUPL開始メッセージは、所望サービスをサポートすることができ、H−SLP115によってもサポートされる複数のSUPLバージョンを識別するように変更してもよい。前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSET105の能力に基づく応答がSET105から受信されてもよい。
この方法の例としてH−SLP115は、SET105によるセッションの継続が可能な最小SUPLメジャーバージョン番号を示すパラメータとともにSUPL開始メッセージ(例えばSUPL INITメッセージ)を送信してもよい。特定の実施において、SUPL開始メッセージはいくつかのパラメーターフィールドを含めるようにフォーマットされてもよい。あらかじめ上述したように、SUPL開始メッセージは、対象とするSUPLメジャーバージョン番号及びマイナーバージョン番号、すなわち例えば本例では既存のSUPLバージョンパラメータにおいてM1.m1と表現される、M1とm1それぞれを含んでいてもよい。故にここで、上記SUPLバージョンパラメータは、H−SLP115によってサポートされる最も高いSUPLのバージョンを示してもよい。
上述したように、SUPL開始メッセージは、SET105によりSUPLセッションの継続が可能な最小SUPLメジャーバージョンM2を示すための付加的なパラメーターフィールドを含むように構成される。一の実施において、対象とするSUPLセッションは、制限のない任意のマイナーSUPLバージョン番号を含めて、M2とM1の間の任意のSUPLメジャーバージョン番号を用いることにより、SET105によって継続することができる。
一実施例において、SET105がSUPL2.0のみをサポートする一方、H−SLP115がSUPL3.0をサポートしてもよい。H−SLP115は、上記の対象とするSUPLのバージョンはSUPL3.0であって、サポートされる最低のバージョンはSUPL2.0であることを示すSUPL開始メッセージをSET105に送信してもよい。この場合、H−SLP115によって送信されるSUPL開始メッセージは、M1については3の値を示し、m1については0の値を示し、M2については2の値を示すことになる。この例において、サポートするSUPLのメジャーバージョンがM2とM1の間に位置する2であることから、SET105は上記のセッションを継続してもよい。こうしてSET105は、この場合H−SLP115によりサポートされるはずのSUPL2.0の使用を示すメッセージによってH−SLP115に応答してもよい。SUPL2.0用ではなくSUPL3.0用に定義されたSUPL開始メッセージにH−SLP115が含めた任意のパラメータ又はパラメータ値は、(SET105はSUPL3.0をサポートしないので)SET105によって無視され得る。その後、H−SLP115は、あたかもこれらのパラメータ及びパラメータ値がもともと送信されていなかったかのように、SET105からの応答に続いてSUPL2.0セッションを継続してもよい。特にこの例において、セッションはSUPL3.0に従ってSUPL開始メッセージにより開始された。上記のSUPLセッションはSET105によりSUPL2.0に従って継続されてもよい。SUPL2.0でSUPLセッションを継続することにより、SET105がSUPL開始メッセージを受信し、セッションの終了に(例えばSUPL ENDメッセージにより)応答し、SET105によりサポートされる唯一のSUPLバージョンがSUPL2.0であることを示してセッションが終了した場合に発生するかも知れない遅延及び超過帯域幅の使用が回避され得る。
例えば、SET105が、例えばSUPL1.0のような、サポートされる最小のSUPLバージョンパラメータが未定義であるSUPLのバージョンを利用する場合、SET105は事実上、上記パラメータを無視してもよい。そのような場合、SET105は、あたかも最小のサポートSUPLバージョンパラメータが受信されないかのように動作してもよく、従って、SET105は、すでに説明したように、SET105によってサポートされるSUPLバージョンを示すSUPL ENDメッセージで応じてもよい。
SUPL1.0のバージョンネゴシエーションがOMAによって定義されるかも知れないが、変化がないかも知れない。しかし、以下で説明するように、SUPL1.0をサポートするエンティティによって、SUPL1.0より高いSUPLのバージョンの後方互換性が実現されてもよい。
1.0以上のSUPLのバージョンをサポートするH−SLP115と、1.0のみをサポートするSET105の間でネットワークが開始したSUPLセッションに関し、SET105は、SUPL1.0がサポートされることを示すSUPL ENDメッセージによってH−SLP115からの第1のSUPL開始メッセージに応答してもよい。その後、H−SLP115は、SUPL1.0をサポートし、かつ対象とするSUPLサービスとSUPL1.0が互換性をもつならば、SUPL1.0を用いてセッションを再開してもよい。
SUPL1.0のみをサポートしているH−SLP115と、SUPL1.0より高いバージョンのみをサポートするSET105との間でネットワークが開始したSUPLセッションに関し、SET105は、H−SLP115がSUPL1.0のみをサポートすることを認識し、そのサポートされたSUPLバージョンを示すSUPL ENDによってH−SLP115からのSUPL開始メッセージに応答してもよく、(本例においてSUPLセッションを再び試みることができないので)該セッションは終了する。
別の例では、SUPL1.0のみをサポートしているSET105が、SUPL1.0を越えるSUPLのバージョンをサポートしているH−SLP115とのSUPLセッションを開始してもよい。上記の場合に、SET105は、SUPL開始メッセージにおいてSUPL1.0はサポートされたSUPLのバージョンであることを示してもよく、H−SLP115がこれを認識し、SUPL1.0を用いてセッションを継続するか、セッションの試みを終了するためにSUPL ENDメッセージで返答してもよい。
別の実施では、SUPL2.0のみ又はそれ以上をサポートしているSET105が、SUPL1.0のみをサポートしているH−SLP115とのSUPLセッションを開始してもよい。そのような場合、H−SLP115は、SUPL1.0へのそのサポートを示すSUPL ENDメッセージによってSET105からのSUPL開始メッセージに応答してもよく、これは、SUPL1.0をサポートする場合にSET105がセッションをリトライすることを可能にする。
一の実施において、以上説明された処理は、H−SLP115及びSET105が、SUPLセッションに用いられる同じSUPLメジャーバージョン番号に(そのような共通のバージョン番号が存在するならば)合意することを保証することができる。これは、例えば、SET105とH−SLP115が異なるSUPLバージョンを用いてセッションをサポートすることを試みた場合にSET105とH−SLP115の両方におけるメッセージ及び手順に関して両立し難いサポートを回避することができる。H−SLP115とSET105が合意されたメジャーバージョンについて同じマイナーバージョンをサポートしない場合、例えば既に定義されSUPL1.0に関して、セッションはなお継続することができる。しかし、SUPLの同じマイナーバージョンがSET105とH−SLP115の両方によりサポートされる場合は、より効率的かもしれない。SUPLの同じマイナーバージョンが用いられることを保証するのを支援するために、ひとたびメジャーバージョンが決定されると、SET105とH−SLP115の両方が、合意されたメジャーバージョンに関して各々がサポートする最も高いSUPLマイナーバージョンを示すことにより(あるいは、示すことを期待して)始まってもよい。さらに、SET105とH−SLP115の間のように、より高いマイナーバージョン番号をサポートするエンティティは、用いるマイナーバージョンを相手側によって示されたものに(サポートするならば)落としてもよい。
一の実施において、同じ又は互換性をもつ小さなSUPLバージョンが用いられることを保証するための方法が用いられてもよい。これは、H−SLP115がSUPL開始メッセージ中に対象とするSUPLメジャーバージョン及びマイナーバージョンM1.m1ならびに最小SUPLメジャーバージョンM2を示すことによってSUPLセッションを開始する場合に適用され得る。SET105がM2とM1の間に包含されるSUPLのメジャーバージョンMをサポートする(すなわちM2≦M≦M1)ものと仮定すると、SET105は、SUPLメジャーバージョンM及び何らかの好ましいマイナーバージョンm(例えばmは、メジャーSUPLバージョンMについてSET105によりサポートされるSUPLの最低のマイナーバージョンかもしれない)を示してH−SLP115に応答してもよい。そして、H−SLP115は、サポートするならば、SUPLメジャーバージョンM及びマイナーバージョンmを用いてセッションを継続してもよい。マイナーSUPLバージョンmをサポートしない場合、H−SLP115は、サポートするならばmより低いマイナーバージョンを用いてもよいし、mより高いマイナーバージョンを用いてもよい。
図2は、一の実施に従い、H−SLP205によって要求されたものと同じSUPLバージョンをターゲットSET200が利用する場合を示す信号フロー図である。図2は、一の特定の実施における、SUPLセッションにおけるSUPLエージェント210、H−SLP205及びターゲットSET200の間の信号フローを示す。この例において、SUPLエージェント210は、ターゲットSET200の位置を判定するためにH−SLP205と交信してもよい。一の実施において、図2のSUPLエージェント210、H−SLP205及びターゲットSET200は、図1のSUPLエージェント120、H−SLP115及びSET105に対応する。
最初にステップAにおいて、SUPLエージェント210は、該SUPLエージェント210が関連付けられたH−SLP205に「mobile location platform standard location immediate request」(MLP−SLIR)メッセージ/命令を送信する。MLP−SLIRメッセージは、位置情報が望まれるターゲットSET200の識別子(すなわち移動局識別子(ms−id))と、SUPLエージェント210の識別子(すなわちクライアントid)を含んでいてもよい。受信に際して、H−SLP205はSUPLエージェント210を認証し、受信されたクライアントidに基づいて、SUPLエージェント210が要求するサービスに関し該SUPLエージェント210は許可されるかどうかチェックしてもよい。またH−SLP205は、受信したms−idに基づいて、クライアントidに対する加入者プライバシーを適用してもよい。
要求された位置の品質(QoP)スレショルドを満たす、以前に計算された位置が、H−SLP205で利用可能であって、通知及び確認が必要でない場合、H−SLP205は、直接、ステップHに進んでもよい。他方では、通知及び確認、又は通知のみが必要な場合、処理はステップBに移る。
ステップBでは、H−SLP205はターゲットSET200が現在SUPLローミングしていないことを確認してもよい。またH−SLP205は、ターゲットSET200がSUPLをサポートすることを確認してもよい。ターゲットSET200がSUPLをサポートし、かつローミングしていない場合、処理はステップCに進む。
ステップCでは、H−SLP205はSUPL開始メッセージ(SUPL INIT)の送信により、SET200とSUPLセッションを開始してもよい。該メッセージは、ワイアレスアプリケーションプロトコル(WAP)PUSH、又はショートメッセージサービス(SMS)トリガーであってもよい。一の特定の実施において、SUPL INITメッセージは少なくともセッションid、プロキシ/非プロキシモードインジケーター、対象とする測位方法を含んでいてもよい。またSUPL INITメッセージはプロテクトレベル及び望ましいQoPを含んでいてもよい。プロテクトレベルは、SUPL INITメッセージの保護のレベルを示す。ステップAにおけるプライバシチェックの結果が、ターゲット加入者への通知又は確認が必要であることを示す場合、H−SLP205は、SUPL INITメッセージに通知エレメントを含んでいてもよい。SUPL INITメッセージが送信される前に、H−SLP205は、該メッセージのハッシュを計算し記憶してもよい。
ステップAにおいて、以前に計算された位置又はポジションを用いることをH−SLP205が決定した場合、SUPL INITメッセージはこれを”no position”posmethodパラメータ値で示してもよく、ターゲットSET200はSUPLセッションを終了するメッセージ(すなわちSUPL END)で応答してもよい。上記のSUPL ENDメッセージは、確認処理の結果(例えばアクセス許可、又はアクセス拒否)を含んでいてもよい。明示的な確認が必要でない場合(すなわち通知のみ)、ターゲットSET200はSUPL ENDメッセージで応答してもよい。その後、H−SLP205は、直接、ステップHに移ってもよい。
ステップDに関して以下で説明するように、ターゲットSET200は、SUPL ENDメッセージを送信する前にデータ接続セットアップ手順を行なってもよいことが理解されるべきである。またターゲットSET200は、ステップEの以下で説明された、H−SLP205に対してセキュアなインターネットプロトコル(IP)接続を確立するための手順を用いてもよい。
次にステップDでは、SUPL INITメッセージがターゲットSET200によって受信される場合、かかるメッセージは、その時にアタッチされていないならば、それ自体をパケットデータネットワークにアタッチするか、回線交換データ接続を確立してもよい。”no protection”以外の値を持ったプロテクトレベルパラメータが、SUPL INITメッセージにおいて受信される場合、ターゲットSET200は、SUPL INITメッセージを信頼すべきかどうか判定するために上記のパラメータを用いてもよい。
ステップEでは、ターゲットSET200は、ターゲットSET200によって用いられる特定のSUPLのバージョンの通知ルールを評価し、適切なアクションに従ってもよい。またターゲットSET200は、H−SLP205がプロキシモード又は非プロキシモードを用いるかどうか判定するためにプロキシ/非プロキシモードインジケーターをチェックしてもよい。この例においては、プロキシモードが用いられ、ターゲットSET200のホームネットワークによって設定されたSLPアドレスを用いて、ターゲットSET200がH−SLP205へのセキュアIP接続を確立してもよい。続いてターゲットSET200は、ポジショニング情報とともに、H−SLP205へのSUPL応答(すなわちSUPL POS INIT)を送信してもよい。ターゲットSET200がSUPL INITメッセージにおいて示された、対象とする測位方法を含んでいない測位技術をサポートする場合であっても、ターゲットSET200はSUPL POS INITメッセージを送信してもよい。
SUPL POS INITメッセージは、少なくともセッションid、ターゲットSET200能力、受信したSUPL INITメッセージ(ver)と位置識別子(lid)のハッシュを含んでいてもよい。ターゲットSET200能力は、サポートされる測位方法(例えばSET支援A−GPS、SETベースのA−GPS)及び関連する測位プロトコル(例えば無線通信リソース位置サービス(LCS)プロトコル(RRLP))、無線通信リソース制御(RRC)、米国電気通信工業会(TIA)−801を含んでいてもよい。ターゲットSET200は、用いられている無線技術に特有のネットワーク測定レポート(NMR)情報を提供してもよい。これがサポートされる場合、ターゲットSET200はその位置を提供してもよい。またターゲットSET200は、要求された支援データ・エレメントをSUPL POS INITメッセージに設定してもよい。
SUPL POS INITメッセージにおいて受信した情報から取り出され、又はこれに基づいて計算さSUPL POS INITメッセージにおいて受信した情報から得られたポジションが利用可能であって、要求QoPを満たす場合、H−SLP205が以下で説明されるステップFにおけるSUPLポジショニング(POS)セッションに関与することなく、処理は直接ステップGに移ってもよい。
ステップFにおいて、H−SLP205は、SUPL INITメッセージのハッシュが特にこのセッションのために計算したものと一致することをチェックしてもよい。ターゲットSET200によりサポートされるposmethodを含むSUPL POS INITメッセージに基づいて、H−SLP205はposmethodを決定してもよい。もしposmethodのために必要ならば、H−SLP205は、SUPL POS INITメッセージからの、サポートされる測位プロトコルを用いてもよい。
ターゲットSET200とH−SLP205は、いくつかの連続するポジショニング手続メッセージを交換してもよい。H−SLP205は、受信したポジショニング測定に基づいて、ターゲットSET200の位置推定を計算してもよい(SET支援)。あるいは、ターゲットSET200は、H−SLP205から得られる支援に基づいて位置推定を計算してもよい(SETベース)。
ステップGでは、位置計算が完了すると、H−SLP205は、ターゲットSET200にこれ以上のポジショニング手順は開始されないこと、及び位置セッションが終了することを通知するSUPL ENDメッセージを送信する。ターゲットSET200は、H−SLP205に対するセキュアIP接続を解放し、このセッションに関係するリソースをすべて解放してもよい。
ステップHでは、H−SLP205は、Mobile Location Protocol(MLP) Standard Location Immediate Answer(SLIA)メッセージによってSUPLエージェント210に位置推定を送信してもよい。
図3は、一の実施に従い、H−SLP305によって当初に要求されたものより低いSUPLバージョンをターゲットSET300が利用する場合を示す信号フロー図である。この実施において、ターゲットSET300はSUPLバージョンM.0.0を利用し、H−SLP305はバージョンN.0.0までのSUPLバージョンをサポートする。ここで、N>Mである。例えば、Nは「2」であってもよく、Mは「1」であってもよい。
図3は、一の特定の実施における、SUPLセッションにおけるSUPLエージェント310、H−SLP305及びターゲットSET300の間の信号フローを示す。この例において、SUPLエージェント310は、ターゲットSET300の位置を判定するためにH−SLP305と交信してもよい。一の実施において、図3のSUPLエージェント310、H−SLP305及びターゲットSET300は、図1のSUPLエージェント120、H−SLP115及びSET105に対応する。
最初にステップAにおいて、SUPLエージェント310は、該SUPLエージェント310が関連付けられたH−SLP305に「mobile location platform standard location immediate request」(MLP−SLIR)メッセージ/命令を送信する。MLP−SLIRメッセージは、位置情報が望まれるターゲットSET300の識別子(すなわち移動局識別子(ms−id))と、SUPLエージェント310の識別子(すなわちクライアントid)を含んでいてもよい。受信に際して、H−SLP305はSUPLエージェント310を認証し、受信されたクライアントidに基づいて、SUPLエージェント310が要求するサービスに関し該SUPLエージェント310は許可されるかどうかチェックしてもよい。またH−SLP305は、受信したms−idに基づいて、クライアントidに対する加入者プライバシーを適用してもよい。
要求された位置の品質(QoP)スレショルドを満たす、以前に計算された位置が、H−SLP305で利用可能であって、通知及び確認が必要でない場合、H−SLP305は、直接、ステップLに進んでもよい。他方では、通知及び確認、又は通知のみが必要な場合、処理はステップBに移る。
ステップBでは、H−SLP305はターゲットSET300が現在SUPLローミングしていないことを確認してもよい。またH−SLP305は、ターゲットSET300がSUPLをサポートすることを確認してもよい。ターゲットSET300がSUPLをサポートし、かつローミングしていない場合、処理はステップCに進む。
ステップCでは、H−SLP305はSUPL開始メッセージ(SUPL INIT)の送信により、SET300とSUPLセッションを開始してもよい。該メッセージは、ワイアレスアプリケーションプロトコル(WAP)PUSH、又はショートメッセージサービス(SMS)トリガーであってもよい。一の特定の実施において、SUPL INITメッセージは少なくともセッションid、プロキシ/非プロキシモードインジケーター、対象とする測位方法を含んでいてもよく、SUPLバージョンN.0.0を示してもよい。またSUPL INITメッセージはプロテクトレベル及び望ましいQoPを含んでいてもよい。ステップAにおけるプライバシチェックの結果が、ターゲット加入者への通知又は確認が必要であることを示す場合、H−SLP305は、SUPL INITメッセージに通知エレメントを含んでいてもよい。SUPL INITメッセージが送信される前に、H−SLP305は、該メッセージのハッシュを計算し記憶してもよい。
次にステップDにおいて、ターゲットSET300は、その時にアタッチされていないならば、それ自体をパケットデータネットワークにアタッチするか、回線交換データ接続を確立してもよい。”no protection”以外の値を持ったプロテクトレベルパラメータがSUPL INITメッセージにおいて受信される場合、ターゲットSET300は、SUPL INITメッセージを信頼すべきかどうか判定するために上記のパラメータを用いてもよい。
ステップEでは、ターゲットSET300は、ターゲットSET300によって用いられる特定のSUPLのバージョンの通知ルールを評価し、適切なアクションに従ってもよい。またターゲットSET300は、H−SLP305がプロキシモード又は非プロキシモードを用いるかどうか判定するためにプロキシ/非プロキシモードインジケーターをチェックしてもよい。この例においては、プロキシモードが用いられ、ターゲットSET300のホームネットワークによって設定されたSLPアドレスを用いて、ターゲットSET300がH−SLP305へのセキュアIP接続を確立してもよい。ターゲットSET300は、続いて、バージョンM.0.0がSUPLセッションに用いられる予定であることを示すために、H−SLP305にSUPL ENDメッセージを送信してもよい。
次に、ステップFでは、H−SLP305とターゲットSET300の間のセキュアIP接続が解放されてもよい。H−SLP305又はターゲットSET300のどちらがセキュアIP接続を解放してもよい。ステップGでは、SUPLバージョンM.0.0が示されたSUPL開始メッセージ(SUPL INIT)を送信することによって、H−SLP305がSET300との別のSUPLセッションを開始してもよい。
上述したように、プロキシモードが用いられ、ターゲットSET300のホームネットワークによって設定されたSLPアドレスを用いて、ステップHにおいてターゲットSET300がH−SLP305へのセキュアIP接続を確立してもよい。続いてターゲットSET300は、ポジショニング情報とともに、ステップIにおいてH−SLP305へのSUPL応答(すなわちSUPL POS INIT)を送信してもよい。ターゲットSET300がSUPL INITメッセージにおいて示された、対象とする測位方法を含んでいない測位技術をサポートする場合であっても、ターゲットSET300はSUPL POS INITメッセージを送信してもよい。
SUPL POS INITメッセージは、少なくともセッションid、ターゲットSET300能力を含んでいてもよく、受信したSUPL INITメッセージ(ver)、位置識別子(lid)、SUPLバージョンM.0.0のハッシュを含んでいてもよい。ターゲットSET300能力は、サポートされる測位方法(例えばSET支援A−GPS、SETベースのA−GPS)及び関連する測位プロトコル(例えば無線通信リソース位置サービス(LCS)プロトコル(RRLP))、無線通信リソース制御(RRC)、米国電気通信工業会(TIA)−801を含んでいてもよい。ターゲットSET300は、用いられている無線技術に特有のネットワーク測定レポート(NMR)情報を提供してもよい。これがサポートされる場合、ターゲットSET300はその位置を提供してもよい。またターゲットSET300は、要求された支援データ・エレメントをSUPL POS INITメッセージに設定してもよい。
SUPL POS INITメッセージにおいて受信した情報から取り出され、又はこれに基づいて計算さSUPL POS INITメッセージにおいて受信した情報から得られたポジションが利用可能であって、要求QoPを満たす場合、H−SLP305が以下で説明されるステップJにおけるSUPLポジショニング(POS)セッションに関与することなく、処理は直接ステップKに移ってもよい。
ステップJにおいて、H−SLP305は、SUPL INITメッセージのハッシュが特にこのセッションのために計算したものと一致することをチェックしてもよい。ターゲットSET300によりサポートされるposmethodを含むSUPL POS INITメッセージに基づいて、H−SLP305はposmethodを決定してもよい。もしposmethodのために必要ならば、H−SLP305は、SUPL POS INITメッセージからの、サポートされる測位プロトコルを用いてもよい。
ターゲットSET300とH−SLP305は、いくつかの連続するポジショニング手続メッセージを交換してもよい。H−SLP305は、受信したポジショニング測定に基づいて、ターゲットSET300の位置推定を計算してもよい(SET支援)。あるいは、ターゲットSET300は、H−SLP305から得られる支援に基づいて位置推定を計算してもよい(SETベース)。
ステップKでは、位置計算が完了すると、H−SLP305は、ターゲットSET300にこれ以上のポジショニング手順は開始されないこと、及び位置セッションが終了することを通知するSUPL ENDメッセージを送信する。ターゲットSET300は、H−SLP305に対するセキュアIP接続を解放し、このセッションに関係するリソースをすべて解放してもよい。
ステップLでは、H−SLP305は、Mobile Location Protocol(MLP) Standard Location Immediate Answer(SLIA)メッセージによってSUPLエージェント310に位置推定を送信してもよく、H−SLP305は、このセッションに関係するすべてのリソースを解放してもよい。この例において、H−SLPによって当初提案されたSUPLバージョンがSETによってサポートされる場合には必要でない付加的なSUPLシグナリング(例えばステップEにおけるSUPL END及びステップGにおけるSUPL INIT)及び付加的なIP接続セットアップ及びリリース(例えばステップD及びF)のコストを費やすが、例えば図2に関して上述した例のように、H−SLP305とSET300は、SUPLセッションに用いられる、合意されたSUPLバージョンM.0.0をネゴシエーションすることに成功する。
図4A及び図4Bは、例えば図3に例示されるような処理より速く行われ得る、H−SLPとSETの間で行なわれるSUPLバージョンネゴシエーションの処理を示すフロー図である。
図4Aは、一の特定の実施に従い、上記H−SLP及びSETの両方がSUPL2.0、又はより高いSUPLのバージョンを利用する場合に、SETとともにH−SLPによって行なわれるSUPLバージョンネゴシエーションの処理を示すフロー図である。一の特定の実施形態において、図1に示されるSET105、H−SLP115及びSUPLエージェント120が上記の処理において利用されてもよい。最初に、ステップ400では、SET105に対応する位置情報を要求するために、H−SLP115はSUPLエージェント120からメッセージ/命令を受信する。この例において、SET105はSUPL M.0をサポートする。次に、ステップ405では、H−SLP115は、SUPLセッションの対象とするSUPLのバージョンがSUPL N.0.0であることを示すSUPL INITメッセージをSET105に送信する。ただし、N>1である。またSUPL INITメッセージは、サポートする最小バージョンPを示す。ここで、N>M≧P≧1である。このサポートする最小バージョンPに対応する情報は、SUPL INITメッセージのデータ部に含まれていてもよい。
次に、ステップ410では、H−SLP115は、SUPL M.0.0はSET105によってサポートされること、及びセッションはこのSUPLバージョンを用いて継続することができることを示すSUPL POS INITメッセージを受信する。最終的に、ステップ415では、SUPLセッションは継続してもよい。また、位置情報がSET105からH−SLP115に、最終的にはH−SLP115からSUPLエージェント120に転送されてもよい。
図4Bは、一の特定の実施に従い、上記H−SLP及びSETの両方がSUPL2.0、又はより高いSUPLのバージョンを利用する場合に、H−SLPとともにSETによって行なわれるSUPLバージョンネゴシエーションの処理を示すフロー図である。一の特定の実施形態において、図1に示されるSET105、H−SLP115及びSUPLエージェント120が上記の処理において利用されてもよい。
最初に、ステップ405では、SET105は、SUPLセッションの対象とするSUPLのバージョンがSUPL N.0.0であることを示すSUPL INITメッセージをH−SLP115から受信する。ただし、N>1である。またSUPL INITメッセージは、サポートする最小バージョンPを示す。ここで、N>M≧P≧1である。このサポートする最小バージョンPに対応する情報は、SUPL INITメッセージのデータ部に含まれていてもよい。
次に、ステップ455では、SET105は、該SET105がサポートするSUPLバージョンMが、PとNの間の包含範囲内であるかどうか判定する。Mがこの範囲内である場合、続いてSET105は、ステップ460においてH−SLP115へのセキュアIP接続を確立する。
次に、ステップ465では、SET105は、SUPL M.0.0はSET105によってサポートされること、及びセッションはこのSUPLバージョンに基づいて継続することができることを示すSUPL POS INITメッセージをH−SLP115に返してもよい。最終的に、ステップ470では、SUPLセッションは継続してもよい。また、位置情報がSET105からH−SLP115に転送されてもよい。
図4A及び図4Bに関して以上説明された、SUPL2.0又はそれ以上を利用するSET105のSUPLネゴシエーションの上記の方法は、図3に関して上述したSUPL1.0に基づくSET105のSUPLネゴシエーションの方法とは対照的に合理化されている。サポートされる最小SUPLバージョンが図4A及び図4Bに示される処理におけるSUPL INITメッセージに含まれていることから、もし、SET105によりサポートされたバージョンが、SUPL INITメッセージにおいて示された最小メジャーバージョンより低くないならば、H−SLP115が対象とするバージョンより下のSUPLのバージョンのみをSET105がサポートするセッションは、SET105によりサポートされたバージョンで継続することができる。したがって、上記のネゴシエーションは単一のSUPLセッション内で行なうことができ、また単一のセキュアIP接続が確立される。他方では、SUPL1.0におけるルールに基づいたネゴシエーションが、2つのSUPLセッション及び2つの別個のセキュアなIP接続の確立を要してもよい。
図5−図10は、少なくとも一つの実施に従ってH−SLPとSETの間で送信されるメッセージを示すメッセージフローダイアグラムである。ある実施において、E−SLPをH−SLPの代わりに利用してもよい。図5−図7では、H−SLPがSETにSUPL INITメッセージを送信する。他方では、図8−図10において、SETがH−SLPにSUPL STARTメッセージを送信して通信を開始する。
図5において、H−SLP500は、バージョン3.xと1.0の間のSUPLバージョンをサポートする。他方では、SET505は、この例においてSUPL2.0のみをサポートする。この例において、望ましいバージョンがSUPL3.xであり、最小のメジャーバージョンが2であることを示す(これは、SUPL2.0の最小バージョンを示すことと等価である)SUPL INITメッセージがH−SLP500からSET505にステップAで送信されてもよい。この例において、H−SLP500はSUPL1.0をサポートするが、例えばSET505から望まれる位置サービスはSUPL1.0において提供されないので、H−SLP500は、最小バージョンがSUPL2.0であることを示す。ステップBでは、SET505がSUPL2.0メッセージ(例えばSUPL2.0に従うSUPL POS INITメッセージ)によりH−SLP500に応答してもよく、SUPLセッションが継続してもよい。
図6では、H−SLP600は、バージョン3.xと1.0の間のSUPLバージョンをサポートする。他方では、SET605は、この例においてSUPL1.0のみをサポートする。この例において、望ましいバージョンがSUPL3.xであること及びSUPL2.0の最小バージョンを示すSUPL INITメッセージがH−SLP600からSET605にステップAで送信されてもよい。ステップBでは、SET605は、SUPL1.0がSUPLセッションの必要なSUPLバージョンであることを示すSUPL ENDメッセージによってH−SLP600に応答してもよく、そのセッションは終了してもよい。
図7では、H−SLP700がSUPL1.0のみをサポートする。他方では、SET705は、この例においてSUPL2.0のみをサポートする。この例において、望ましいバージョンがSUPL1.0であることを示すSUPL INITメッセージがH−SLP700からSET705にステップAで送信されてもよい。ステップBでは、SET705は、SUPL2.0がSUPLセッションの必要なSUPLバージョンであることを示すSUPL ENDメッセージによってH−SLP700に応答してもよく、そのセッションは終了してもよい。
図8では、H−SLP800は、バージョン3.xと1.0の間のSUPLバージョンをサポートする。他方では、SET805は、この例においてSUPL2.0のみをサポートする。この例において、SUPL STARTメッセージが、SET805からH−SLP800にステップAで送信されてもよい。SUPL STARTメッセージは、SUPL2.0がSET805によってサポートされたバージョンであることを示してもよい。この場合、H−SLP800は、SUPL2.0のメッセージ(例えばSUPL2.0に従うSUPL RESPONSEメッセージ)でSET805に応答するか、通信を終了することができる。H−SLP800はSUPL2.0をサポートするので、この例のステップBにおいてSUPL2.0のセッションは継続してもよい。
図9において、H−SLP900は、バージョン3.xと2.0の間のSUPLバージョンをサポートする。他方では、SET905は、この例においてSUPL1.0のみをサポートする。この例において、SUPL STARTメッセージが、SET905からH−SLP900にステップAで送信されてもよい。SUPL STARTメッセージは、SUPL1.0がSET905によってサポートされたバージョンであることを示してもよい。この場合、H−SLP900はSUPL1.0をサポートしないことから、H−SLP900は、ステップBにおいてSUPL3.0のSUPL ENDメッセージで応答する。
図10では、H−SLP1000は、バージョン2.0と1.0の間のSUPLバージョンをサポートする。他方では、SET1005は、この例においてSUPL3.0のみをサポートする。この例において、SUPL STARTメッセージが、SET1005からH−SLP1000にステップAで送信されてもよい。SUPL STARTメッセージは、SUPL3.0がSET1005によってサポートされたバージョンであることを示してもよい。この場合、H−SLP115はSUPL3.0をサポートしないことから、H−SLP1000は、ステップBにおいてSUPL2.0のSUPL ENDメッセージで応答する。
図11は、無線送受信機1106が音声又はデータのようなベースバンド情報を持ったRFキャリア信号をRFキャリア上に変調し、上記のベースバンド情報を得るために、変調されたRFキャリアを復調するよう構成されたSETの特定の実施を示す。アンテナ1110は、変調されたRFキャリアを無線通信リンクによって送信し、変調されたRFキャリアを無線通信リンクによって受信するように構成されてもよい。
ベースバンドプロセッサ1108は、無線通信リンクによる送信のためにCPU1102からトランシーバー1106にベースバンド情報を提供するように構成されてもよい。ここで、CPU1102は、上記のベースバンド情報をユーザインタフェース1116内の入力デバイスから得てもよい。またベースバンドプロセッサ1108は、ユーザインタフェース1116内の出力デバイスを通じた送信のためにトランシーバー1106からCPU1102にベースバンド情報を提供するように構成されてもよい。
SPS受信機(SPS Rx)1112は、SPSアンテナ1114を通じた送信機からの送信を受信し、及び復調し、復調された情報を相関器1118に提供するように構成されてもよい。相関器1118は、受信機1112によって提供される情報から相関関数を得るように構成されてもよい。例えば、ある擬似雑音(PN)符号に関して、相関器1118は、符号位相探索ウィンドウを設定するための符号位相の範囲の間、及び上記ドップラー周波数仮定の範囲の間で定義される相関関数を生成してもよい。そのため、定義されたコヒーレントの、及び非コヒーレントの積分パラメータに従って個別の相関が行なわれてもよい。
また相関器1118は、トランシーバー1106によって提供されるパイロット信号に関する情報からパイロット関連の相関関数を得るように構成されてもよい。この情報は、無線通信サービスを得るために加入者局によって用いられてもよい。
チャネル復号器1120は、ベースバンドプロセッサ1108から受信されたチャネルシンボルを基礎的なソースビットに復号するように構成されてもよい。チャネルシンボルが畳み込み符号化されたシンボルを含む一実施例において、上記のチャネル復号器はビタビ復号器を具備してもよい。チャネルシンボルが畳み込み符号の直列又は並列の連なりを具備する第2の実施例において、チャネル復号器1120はターボデコーダを具備してもよい。
メモリ1104は、説明し又は示唆した1以上の処理、実施例、実装、又はその実施例を行なう実行ファイルであるところの機械可読命令を記憶するように構成されてもよい。CPU1102は、上記の機械可読命令にアクセスし実行するように構成されてもよい。これらの機械可読命令の実行を通じて、CPU1102は、相関器1118によって提供されるSPS相関関数を分析するように相関器1118に指示し、それらのピークから測定を得、位置の推定が十分に正確かどうか判定してもよい。しかしこれらは、特定の態様でCPUによって行なわれ得るタスクの例に過ぎず、クレームされた主題はこれらの点において限定的ではない。
特定の実施例において、CPU1102は、上記のようにSVから受信された信号の少なくとも一部に基づいて加入者局の位置を推定してもよい。またCPU1102は、特定の実施例に従い上記したように、第1の受信信号において検出された符号位相の少なくとも一部に基づいて第2の受信信号を得るために符号検索範囲を決定するように構成されてもよい。
図12は、一の実施に従うH−SLP1200のブロック図を示す。図のように、H−SLP1200はプロセッサ1205、メモリ1210及び通信デバイス1215を含んでいてもよい。メモリ1210は、プログラムコードのような、プロセッサ1205によって実装され得る命令を記憶してもよい。通信デバイス1215は、無線伝送を伝え、且つ/又は受信するためのアンテナを含んでいてもよい。また通信デバイス1215は、H−SLP1200へのハードワイヤード接続を通じて通信を受け入れるためのモデム又は他のデバイスを含んでいてもよい。
本明細書で説明したSUPLバージョンネゴシエーションは、例えば、SET105を見つける必要がある緊急事態に利用されてもよい。H−SLP115又はE−SLPは、望ましいSUPLバージョン及び最小のSUPLバージョンの両方が示されるSUPL開始メッセージの送信によりSUPLセッションを開始することができる。SET105が、望ましいSUPLバージョン、あるいはSUPL開始メッセージで規定された最小バージョン以上のどちらかをサポートする場合、SETによってサポートされる、より低いSUPLバージョンで同セッションは継続することができる。この処理は、2つのセキュアなIP接続の確立と、SET105が初期のSUPL開始メッセージにおいて規定された望ましいSUPLバージョンをサポートしない場合のSUPL ENDメッセージ及び第2のSUPL開始メッセージの送信の要件をなくす。
現在実施例の特徴であると考えられるものを示し説明したが、クレームされた主題から外れることなく、種々の他の変更がなされてもよく、等価物の置換がなされてもよいことは当業者によって理解される。さらに、本明細書で説明された主要な概念から外れることなく、特定の状況に適合するよう様々な変更がクレームされた主題の教示に対してなされてもよい。従って、クレームされた主題は、開示された特定の実施例に限定されず、かかるクレームされた主題は、添付されたクレームの範囲内にあるすべての態様及びその等価物を含み得ることが意図される。

Claims (46)

  1. 所望サービスをサポートすることができる複数のセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)バージョンを識別するSUPL開始メッセージをネットワークエンティティからSUPLエンティティに送信すること、及び
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記SUPLエンティティから受信すること、を具備する方法。
  2. 前記SUPLエンティティはSUPL対応端末を具備する請求項1の方法。
  3. 前記ネットワークエンティティは、SUPLロケーションプラットフォームを具備する請求項1の方法。
  4. 前記応答の受信に先立って前記ネットワークエンティティと前記SUPLエンティティとの間にセキュア接続を確立することさらに具備する請求項1の方法。
  5. 前記セキュア接続は、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル接続を具備する請求項4の方法。
  6. 前記応答を前記受信することは、前記セキュア接続を通じて行なわれる請求項4の方法。
  7. 前記SUPLエンティティからの前記応答は、前記所望サービスをサポートすることができる前記複数のSUPLバージョンのうちの1つによる送信信号を具備する請求項1の方法。
  8. 前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて位置サービスを提供することをさらに具備する請求項1の方法。
  9. 前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョン、対象とするSUPLマイナーバージョン、及び最小SUPLメジャーバージョンにより示され、前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョンと包括的な最小SUPLメジャーバージョンの間の任意のマイナーバージョン及びすべてのメジャーバージョンを具備する請求項1の方法。
  10. セキュアユーザープレーン(SUPL)エンティティにより、所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別する、ネットワークエンティティからのSUPL開始メッセージを受信すること、及び
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記ネットワークエンティティに送信すること、を具備する方法。
  11. 前記SUPLエンティティはSUPL対応端末を具備する請求項10の方法。
  12. 前記ネットワークエンティティは、SUPLロケーションプラットフォームを具備する請求項10の方法。
  13. 前記送信に先立って前記SUPLエンティティと前記ネットワークエンティティとの間にセキュア接続を確立することさらに具備する請求項10の方法。
  14. 前記送信することは、前記セキュア接続を通じて行なわれる請求項13の方法。
  15. 前記応答は、前記所望サービスをサポートすることができる前記複数のSUPLバージョンのうちの1つによる送信信号を具備する請求項10の方法。
  16. 前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて前記ネットワークエンティティからの位置サービスを受けることをさらに具備する請求項10の方法。
  17. 前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョン、対象とするSUPLマイナーバージョン、及び最小SUPLメジャーバージョンにより示され、前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョンと包括的な最小SUPLメジャーバージョンの間の任意のマイナーバージョン及びすべてのメジャーバージョンを具備する請求項10の方法。
  18. 所望サービスをサポートすることができる複数のセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)バージョンを識別するSUPL開始メッセージをネットワークエンティティからSUPLエンティティに送信するための送信手段と、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記SUPLエンティティから受信するための受信手段と、を具備する装置。
  19. 前記装置は、ネットワークエンティティを具備する請求項18の装置。
  20. 前記受信に先立って前記装置と前記SUPLエンティティとの間にセキュア接続を確立するための接続手段をさらに具備する請求項18の装置。
  21. 前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて位置サービスを提供するための位置手段をさらに具備する請求項18の装置。
  22. 前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョン、対象とするSUPLマイナーバージョン、及び最小SUPLメジャーバージョンにより示され、前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョンと包括的な最小SUPLメジャーバージョンの間の任意のマイナーバージョン及びすべてのメジャーバージョンを具備する請求項18の装置。
  23. 所望サービスをサポートすることができる複数のセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)バージョンを識別するSUPL開始メッセージをネットワークエンティティから受信するための受信手段と、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記装置に送信するための送信手段と、を具備する装置。
  24. 前記装置は、SUPLエンティティを具備する請求項23の装置。
  25. 前記SUPLエンティティはSUPL対応端末を具備する請求項23の装置。
  26. 前記ネットワークエンティティは、SUPLロケーションプラットフォームを具備する請求項23の装置。
  27. 前記送信に先立って前記装置と前記ネットワークエンティティとの間にセキュア接続を確立するための接続手段をさらに具備する請求項23の装置。
  28. 前記応答は、前記所望サービスをサポートすることができる前記複数のSUPLバージョンのうちの1つによる送信信号を具備する請求項23の装置。
  29. 前記装置からの前記応答に基づいて前記ネットワークエンティティからの位置サービスを受けるための受入手段をさらに具備する請求項23の装置。
  30. 前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョン、対象とするSUPLマイナーバージョン、及び最小SUPLメジャーバージョンにより示され、前記複数のSUPLバージョンは、対象とするSUPLメジャーバージョンと包括的な最小SUPLメジャーバージョンの間の任意のマイナーバージョン及びすべてのメジャーバージョンを具備する請求項23の装置。
  31. 所望サービスをサポートすることができる複数のセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)バージョンを識別するSUPL開始メッセージをネットワークエンティティから受信する受信機と、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を決定するプロセッサと、
    前記応答を前記ネットワークエンティティに送信する送信機と、を具備するセキュアユーザープレーン(SUPL)エンティティ。
  32. 前記SUPLエンティティは、SUPL対応端末を具備する請求項31のSUPLエンティティ。
  33. 前記受信機及び前記送信機の少なくとも1つは、前記SUPL開始メッセージを受信する前に前記SUPLエンティティと前記ネットワークエンティティとの間にセキュア接続を確立するように構成される請求項31のSUPLエンティティ。
  34. 前記応答は、前記所望サービスをサポートすることができる前記複数のSUPLバージョンのうちの1つによる送信信号を具備する請求項31のSUPLエンティティ。
  35. 所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別するセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)開始メッセージを、SUPLセッションを開始するためにSUPLエンティティに送信することを決定するプロセッサと、
    前記SUPLエンティティに前記SUPL開始メッセージを送信する送信機と、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記SUPLエンティティから受信する受信機と、を具備するネットワークエンティティ。
  36. 前記ネットワークエンティティは、SUPLロケーションプラットフォームを具備する請求項1のネットワークエンティティ。
  37. 前記受信機及び前記送信機の少なくとも1つは、前記応答を受信する前に前記ネットワークエンティティと前記SUPLエンティティとの間にセキュア接続を確立するように構成される請求項35のネットワークエンティティ。
  38. 通信エレメントが、前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて位置サービスを提供するように構成される請求項35の方法。
  39. コンピューティングプラットフォームによって実行されたときに、該コンピューティングプラットフォームが、
    所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別するセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)開始メッセージをネットワークエンティティからSUPLエンティティに送信し、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記SUPLエンティティから受信するのを可能にするように構成された機械可読命令を記憶した記憶媒体を具備する製品。
  40. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記SUPLエンティティから前記応答を受信する前に、前記ネットワークエンティティと前記SUPLエンティティとの間にセキュアな接続を確立することが可能なように構成される請求項39の製品。
  41. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記セキュア接続を通じて前記応答を受信することが可能なように構成される請求項40の製品。
  42. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて位置サービスを提供することが可能なように構成される請求項39の製品。
  43. コンピューティングプラットフォームによって実行されたときに、該コンピューティングプラットフォームが、
    セキュアユーザープレーン(SUPL)エンティティにより、所望サービスをサポートすることができる複数のSUPLバージョンを識別する、ネットワークエンティティからのSUPL開始メッセージを受信し、
    前記複数のバージョンの少なくとも一つをサポートするSUPLエンティティの能力の少なくとも一部に基づく応答を前記ネットワークエンティティに送信するのを可能にするように構成された機械可読命令を記憶した記憶媒体を具備する製品。
  44. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記応答を送信する前に、前記SUPLエンティティと前記ネットワークエンティティとの間にセキュアな接続を確立することが可能なように構成される請求項43の製品。
  45. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記セキュア接続を通じて前記応答を送信することが可能なように構成される請求項44の製品。
  46. 前記機械可読命令は、前記コンピューティングプラットフォームが、さらに、前記SUPLエンティティからの前記応答に基づいて前記ネットワークエンティティからの位置サービスを受けることが可能なように構成される請求項43の製品。
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