JP2011504981A - 流体流から電力を発生させる装置 - Google Patents

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Abstract

流体流から電力を発生させる装置であって、ピボットによって支持体に接続されたフォイル・アームと、第1および第2の縁を備え、ピボットから離間してフォイル・アームに接続された双方向フォイルと、双方向フォイルとフォイル・アームの間に接続されたアクチュエータであり、フォイルとフォイル・アームの間の角度を調整するように適合されたアクチュエータとを備える装置。

Description

本発明は、流体流から電力を発生させる装置に関する。より具体的には、本発明は、限定はされないが、流体流から電力を発生させる装置であって、フレームにピボット接続されたフォイル・アームと、ピボットから離間してフォイル・アームに接続された双方向フォイルと、フォイル・アームと双方向フォイルの間の角度を調整するリニア・アクチュエータとを備える装置に関する。
米国特許第5899664号(特許文献1)は、流体流から電力を発生させる装置を開示している。この装置は、一端がピボットによってフレームに接続され、もう一端がフォイル(foil)に接続されたフォイル・アームを備える。アームを横に振動させることによって発電機を駆動し、それによって電気を発生させる。それぞれの振動の終わりに、フォイル・アームをその長さに沿って回転させ、フォイルの方向を逆にし、それによってフォイル・アームが反対方向に移動できるようにする。
フォイル・アームをその長さに沿って回転させることによってフォイルを逆にするプロセスは、大きな程度のエネルギーを必要とする比較的に効率の悪いプロセスである。さらに、この方法は、うまくスケールアップすることができず、単一のフォイル・アームによって支持することができる比較的に小さなフォイルでの使用にしか適さない。より大きなフォイルは、必要な高い程度の剛性を維持するため、フォイルの長さに沿った複数の点で支持する必要がある。前述のようにフォイルを回転させる必要がある場合には、こうすることによって問題が発生することがある。フォイル・アームの1つをその長さを軸に回転させることはできる。しかしながら、残りのフォイル・アームを、その回転軸を中心とする円弧に沿って回転させる必要がある。これには、製造および保守に費用がかかる複雑なリンク機構が必要となる。
米国特許第5899664号明細書
したがって、本発明は、
流体流から電力を発生させる装置であって、
ピボットによって支持体に接続されたフォイル・アームと、
第1および第2の縁を備え、ピボットから離間してフォイル・アームに接続された双方向フォイルと、
双方向フォイルとフォイル・アームの間に接続されたアクチュエータであり、フォイルとフォイル・アームの間の角度を調整するように適合されたアクチュエータと
を備える装置を提供する。
このような装置は、フォイル・アームに対してフォイルを小さく動かすだけで、流れの中で、フォイル・アームの振動方向を変化させることができる。これは非常に効率的である。さらに、この装置はうまくスケールアップすることができる。それぞれがアクチュエータを有する複数のアームにフォイルを接続することによって、大きなフォイルを使用することができ、所望の程度の剛性を維持することができる。フォイルのサイズを増大させるときには、単純にフォイル・アームの数を増やすことができ、デバイスの複雑さはあまり増大しない。
好ましくは、フォイルの第1および第2の縁が翼弦平面を画定する。
フォイルは、翼弦平面に関して対称にすることができる。好ましくは、翼弦平面の両側のフォイルの2つの面が凸面である。
あるいは、フォイルが翼弦平面に関して非対称である。
翼弦平面の両側の2つの面を凸面にすることができ、一方の面の曲率はもう一方の面よりも大きい。
あるいは、フォイルの一方の側を凹面にし、もう一方の側を凸面にすることができる。
好ましくは、フォイルが、低圧凸面側の方が高圧凹面側よりも湾曲の程度が大きいキャンバ形である。
あるいは、フォイルの厚さが、第1の縁と第2の縁の間で一定である。
他の代替実施形態では、フォイルの一方の側が凸面であり、もう一方の側が平面である。
好ましくは、フォイルが、翼弦平面に対して垂直な、翼弦平面を2等分する平面に関して対称である。
好ましくは、この装置が、複数のフォイル・アームを備え、フォイル・アームがそれぞれ、そのフォイル・アームに接続された双方向フォイルを有する。
好ましくは、フォイル・アームのうちの少なくとも2つのフォイル・アームが同じ双方向フォイルに接続されている。
好ましくは、この装置が、複数の双方向フォイルを備え、少なくとも1つのフォイルが単一のフォイル・アームに接続されている。
好ましくは、この装置がさらに、それぞれのフォイル・アームとその関連フォイルとの間のアクチュエータを備える。
好ましくは、フォイル・アームのうちの少なくとも2つのフォイル・アームの振動の位相がずれている。
次に、添付図面を参照して、本発明を、限定する意図は一切になしに、単に例として説明する。
流体流から電力を発生させる知られている装置の概略図である。 本発明に基づく装置の透視図である。 図2のフォイル・アーム、フォイルおよびアクチュエータの詳細図である。 本発明に基づいていない装置のフォイル、フォイル・アームおよびアクチュエータの透視図である。 滴形フォイルおよび双方向フォイルを含む複数のフォイルを示す図である。
図1に、流体流2から電力を発生させる公知の装置1を示す。装置1は、ピボット4に接続されたフォイル・アーム3を備える。フォイル・アーム3には、ピボット4から離間して、フォイル5が接続されている。
ピボット4はフレーム6に取り付けられている。フレーム6には発電機(図示せず)が接続されている。リンク機構(図示せず)が、フォイル・アーム3を発電機に接続し、フォイル・アーム3のピボット回転運動を、クランク(図示せず)の回転に変換する。クランクは、発電機の一部分を回転させ、その結果、電力を発生させる。
使用時には、流れている流体流2の中にフォイル5が位置するように、装置1を配置する。フォイル5は、フォイル5の表面を横切って流れる流体2がフォイル5を横へ変位させて、フォイル・アーム3をピボット4を軸にピボット回転させるような形状を有する。フォイル・アーム3が1つの振動の端に到達したときに、フォイル・アーム3をその長さを軸に回転させ、フォイル5の方向が逆になるようにする。その後、流体2の流れは、フォイル・アーム3を反対方向に押し動かす。フォイル・アーム3が移動範囲の反対端に到達したときに、このプロセスを繰り返し、その結果、フォイル・アーム3が横に振動するようにする。
それぞれの振動端でフォイル・アーム3を回転させることは、比較的に効率が悪い。フォイル・アーム3をピボット回転させるために使用することができる流れ2から抽出したエネルギーを、そうする代わりに、フォイル5を回転させるために使用しなければならない。さらに、この装置は、フォイル5が小さなときにしか十分に機能しない。フォイル5は、1点でしかフォイル・アーム3に接続されていないため、フォイルを長くすると、その点にかかる応力は急速に増大する。このことは、フォイルの最大長、したがって発電能力を限定する。剛性を増大させようとしてフォイル5を複数のフォイル・アーム3に接続すると、全てのフォイル・アーム3が共通の軸の周りを回転し、それでもなおクランク・アームを駆動することができるようにしなければならないため、機構が複雑になる。
図2に、流体流から電力を発生させる本発明に基づく装置10を示す。図1の装置とは対照的に、フォイル・アーム11は、水平面内ではなく、鉛直面内で振動する。本発明の代替実施形態では、この装置が、水平面内で横に振動するフォイル・アーム11を備える。
装置10は、それぞれピボット12のところでフレーム13に接続された複数のフォイル・アーム11を備える。フレーム13にはさらに、リンク機構15によってフォイル・アーム11に接続された発電機14が接続されている。フォイル・アーム11が上下に振動することによって発電機14のクランク・アーム16が回転し、その結果、電力が発生する。
それぞれのフォイル・アーム11には、ピボット12から離間して、双方向フォイル17が接続されている。それぞれのフォイル17は、その関連フォイル・アーム11に、フォイル・ピボット18によって接続されている。示されているように、それぞれのフォイル・アーム11と関連フォイル17の間にアクチュエータ19が延びている。それぞれのアクチュエータ19は、使用中に伸びまたは縮むことによって、関連フォイル・アーム11とフォイル17の間の角度を調整するように適合されている。
図3に、それぞれのフォイル・アーム11の端部をより詳細に示す。フォイル17は、第1および第2の縁20、21を有する双方向フォイルである。流体が第1の縁20から第2の縁21へ、または第2の縁21から第1の縁20へ流れているとき、双方向フォイル17は、使用可能なかなりの力(揚力)を発生させることができる。
使用時、フォイル・アーム11は、一般に流体流の速度よりもはるかに速い速度でフォイル17を変位させる。図2に示すように、この実施形態のフォイル17は、実質的に鉛直な平面内に配置される。流体とフォイル17の間には速度差があるため、フォイル17の基準フレームからは、流体が、フォイル17の第1の縁20から後縁21へ流れるように見える。フォイル17は、アクチュエータ19によって、鉛直面に対してわずかに傾けられており、そのため、流体は非対称にフォイル17の表面を横切って流れ、フォイル17は揚力を発生させる。フォイル・アーム11がその移動範囲の端に到達すると、アクチュエータ19が、フォイル17を鉛直面のもう一方の側にわずかに変位させる。その後、流体は、反対方向にフォイル17の表面を横切って流れ、フォイル17は、反対方向の揚力を発生させる。フォイル・アーム11がその移動範囲のもう一方の端に到達すると、アクチュエータ19は、フォイル17を鉛直面のもう一方の側へ再び変位させ、振動が再び始まる。
フォイル17の双方向性のため、それぞれの振動端においてフォイル17を非常に小幅に変位させるだけで、フォイル17を鉛直面の一方の側からもう一方の側へ変位させることができる。この小さな変位は、フォイル17の表面を横切る流れの方向を逆転させ、その結果、揚力の方向を逆転させるのに十分である。これは非常に効率的であり、リニア・アクチュエータ19のエネルギーをほとんど必要としない。
図4に、図3のフォイル・アーム11の実施形態に類似しているが、本発明に基づく実施形態ではない実施形態のフォイル・アーム11の端部を示す。この実施形態では、フォイル22が、公知の一方向滴形フォイルである。フォイル22は、流体が第1の縁23から第2の縁24へ流れているときに、使用可能な揚力を発生させる。逆方向において、フォイル22は、(たとえ生成されるにしても)ごくわずかな揚力しか生成しない。使用時、フォイル・アーム11の各振動の終わりに、フォイル22を180度回転させなければならない。本発明の実施形態と比較して、これは相対的に効率が悪い。さらに、フォイル22を180度回転させる必要があるため、アクチュエータ25はロータリ・アクチュエータとなる。ロータリ・アクチュエータは高価になりがちであり、保守が難しく、図3に示した配置よりも低いトルク能力を有する。
図2および3に示した実施形態では、フォイル・アーム11がその振動端の近くにあるときに、リニア・アクチュエータ19が、フォイル・アーム11に対するフォイル17の角度を調整する。振動の残りの部分の間、フォイル17は、フォイル・アーム11に対して固定されたままである。代替実施形態では、リニア・アクチュエータ19が、フォイル・アーム11の振動の全体を通じて、フォイル17とフォイル・アーム11の間の角度を連続的に調整する。これは、流れの中に位置するフォイル17の迎え角が常にその最適な値をとることを保証する。このことは効率をさらに増大させる。
図2に示した実施形態は、それぞれが単一のフォイル17に接続された複数のフォイル・アーム11を備える。フォイル17の結合出力が、クランク・アーム16によって駆動されるシャフトに安定したトルクを与えるように、この実施形態では、フォイル17が、示されているように、互いに位相を約90度ずらして振動する。代替実施形態では、フォイル17間の異なる位相関係が可能であり、その場合も、フォイルの位相が互いにずれていることが好ましい。
代替実施形態(図示せず)では、それぞれのフォイル17が、複数のアーム11および関連アクチュエータ19に接続される。こうすることによって、複雑さをあまり増大させることなく、より大きなフォイル17を使用することができる。
図5に、複数のフォイル断面を示す。図5(a)は、本発明に基づく装置ではない装置で使用される知られている滴形フォイル30を示す。滴形フォイル30は、前縁31および後縁32、ならびに前縁31と後縁32の間に広がる第1および第2の表面33、34を備える。第1および第2の表面33、34はともに凸面である。
前縁31から後縁32まで延びる翼弦表面35、ならびに翼弦表面35を2等分する翼弦表面35に垂直な垂直表面36を画定することができる。滴形フォイル30は垂直表面36に関して非対称である。
滴形フォイル30が、流体流の方向とまっすぐに向かい合う場合、流体は、対称に、第1および第2の両方の面33、34を横切って流れるため、滴形フォイル30は揚力を一切発生させない。示された最小迎え角と最大迎え角の間の迎え角をとるように、フォイル30を流体流に対してわずかに傾けた場合には、流体はなめらかに、しかし非対称に流れ、一方の面33、34を横切る流体は、もう一方の面33、34を横切る流体よりも速く流れる。表面33、34は、これによって高圧側と低圧側とに別れ、揚力を発生させるような形状を有する。
流体流から電力を得る装置内で、フォイル以外の部材を使用することも可能である。例えば、流体流の方向に対して傾けた単純な平面部材(図示せず)を使用することができる。流体が平面部材の表面に当たると、流体の方向の変化が、平面部材に力を加え、この力を使用して、アームを変位させ、したがって電力を発生させることができる。しかしながら、この場合、平面部材は、両方の表面を横切って流れる実質的になめらかな流れが揚力を発生させるフォイルの働きをするわけではない。流体は平面部材の周りを流れるため、部材の下流側に、複雑な乱流パターンを発生させ、これは非常に効率が悪い。
滴形フォイル30に戻ると、フォイル30は一方向フォイルであり、前縁31が流れの方向に実質的に面するときにだけフォイルとして機能するような形状を有する。後縁32が流れの方向に面する場合、フォイルとしての振舞いは得られない。したがって、このようなフォイル30を使用するデバイスは、図4を参照して前に説明したように、それぞれのストロークの終わりにフォイル30を180度回転させなければならない。
図5(b)に、本発明に基づく装置で使用するのに適した双方向フォイル17を示す。フォイル17は、第1および第2の縁20、21、ならびに第1の縁20と第2の縁21の間に広がる第1および第2の凸面37、38を備える。滴形フォイル30とは対照的に、双方向フォイル17は、翼弦表面35を2等分する垂直表面36に関して対称である。
双方向フォイルであるため、フォイル17は、第1の縁20と第2の縁21のどちらが流体流に実質的に面したときでも、フォイル17の迎え角が、最小迎え角と最大迎え角の間(受容範囲内)にありさえすれば、揚力を発生させることができる。本発明に基づく装置でこのフォイルを使用するためには、単に、鉛直面の一方の側から、もう一方の側およびフォイル・アーム11のそれぞれの振動の端へ、フォイル17を傾ければよい。流体は次いで、反対方向に、フォイル17の表面を横切って流れ、それによって揚力の方向が逆転し、その結果、振動を継続することができる。
図5(b)に示したフォイル17は、翼弦表面35に関して対称である。このようなフォイル17は、たとえ流体流の方向が逆になった場合でも同じように十分に機能するため、潮流の中で使用するのに特に適している。
本発明の代替実施形態(図示せず)では、装置が、両面ともに凸面だが、一方の面がもう一方の面よりも中高である双方向フォイル17を使用する。
図5(c)に、本発明に基づく装置とともに使用する別の双方向フォイル17を示す。この場合も、フォイル17は、翼弦平面35を2等分する垂直平面36に関して対称である。この実施形態では、示されているとおり、2つの面37、38のうちの一方が平面であり、もう一方の面が湾曲している。翼弦平面に関して対称でないこのようなフォイルはキャンバ形(cambered)と呼ばれる。これらのフォイルは、非キャンバ形フォイルに比べ、抗力を増大させることなくより多くの揚力を発生させることができるが、より限定された受容範囲を有する。より限定された受容範囲を有することは、流体流に対してフォイル17の向きを連続的に変化させるシステム内で、このフォイル17を使用することが好ましいことを意味する。
図5(d)は、本発明に基づく双方向フォイル17の別の実施形態を示す。フォイル17は、下面38が凹面であることを除き、図5(c)のフォイル17と同様である。示されているように、一方の側の曲率は、もう一方の側の曲率とはわずかに異なり、低圧凸面側37の方が、高圧凹面側38よりも大きな曲率を有し、そのため、フォイル17の厚さがその長さに沿って変化する。
図5(e)の実施形態は、図5(d)の実施形態に似ているが、キャンバ形ではない。このフォイル17はその長さに沿って均一な厚さを有する。このようなフォイル17はヨットの帆に似ている。このフォイル17は、図5(d)のフォイル17よりも受容範囲が狭く、効率が低いが、製造がより単純である。
これらのフォイル17の面37、38に対していくつかの異なる曲面が可能である。好ましい実施形態では、表面37、38が楕円形である。
以上に説明した双方向フォイル17は全て、垂直平面36に関して対称である。この垂直平面36に関して非対称な双方向フォイル17も、本発明に基づく装置とともに使用するのに適する。
10:装置、11:フォイル・アーム、12:ピボット、13:フレーム、14:発電機、16:クランク・アーム、17:双方向フォイル、19:アクチュエータ、20:第1の縁部、21:第2の縁部

Claims (18)

  1. 流体流から電力を発生させる装置であって、
    ピボットによって支持体に接続されたフォイル・アームと、
    第1および第2の縁を備え、前記ピボットから離間して前記フォイル・アームに接続された双方向フォイルと、
    双方向フォイルとフォイル・アームの間に接続されたアクチュエータであり、フォイルとフォイル・アームの間の角度を調整するように適合されたアクチュエータと
    を備える装置。
  2. 前記フォイルの前記第1および第2の縁が翼弦平面を画定する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記フォイルが前記翼弦平面に関して対称である、請求項2に記載の装置。
  4. 前記翼弦平面の両側の前記フォイルの2つの面が凸面である、請求項3に記載の装置。
  5. 前記フォイルが前記翼弦平面に関して非対称である、請求項2に記載の装置。
  6. 前記翼弦平面の両側の2つの面が凸面であり、一方の面の曲率がもう一方の面よりも大きい、請求項5に記載の装置。
  7. 前記フォイルの一方の側が凹面であり、もう一方の側が凸面である、請求項5に記載の装置。
  8. 前記フォイルが、前記低圧凸面側の方が前記高圧凹面側よりも湾曲の程度が大きいキャンバ形である、請求項7に記載の装置。
  9. 前記フォイルの厚さが、第1の縁と第2の縁の間で一定である、請求項7に記載の装置。
  10. 前記フォイルの一方の側が凸面であり、もう一方の側が平面である、請求項5に記載の装置。
  11. 前記フォイルが、前記翼弦平面に対して垂直な前記翼弦平面を2等分する平面に関して対称である、請求項2から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 複数のフォイル・アームを備え、前記フォイル・アームがそれぞれ、そのフォイル・アームに接続された双方向フォイルを有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記フォイル・アームのうちの少なくとも2つのフォイル・アームが同じ双方向フォイルに接続された、請求項12に記載の装置。
  14. 複数の双方向フォイルを備え、少なくとも1つのフォイルが単一のフォイル・アームに接続された、請求項12または13に記載の装置。
  15. それぞれのフォイル・アームとその関連フォイルとの間のアクチュエータをさらに備える、請求項12から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記フォイル・アームのうちの少なくとも2つのフォイル・アームの振動の位相がずれている、請求項12に記載の装置。
  17. 本明細書に実質的に記載された装置。
  18. 図面を参照して本明細書に実質的に記載された装置。
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