JP2011504918A - 筋萎縮および関連疾患処置用のタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせ - Google Patents

筋萎縮および関連疾患処置用のタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせ Download PDF

Info

Publication number
JP2011504918A
JP2011504918A JP2010535405A JP2010535405A JP2011504918A JP 2011504918 A JP2011504918 A JP 2011504918A JP 2010535405 A JP2010535405 A JP 2010535405A JP 2010535405 A JP2010535405 A JP 2010535405A JP 2011504918 A JP2011504918 A JP 2011504918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxy
thiadiazolidin
aryl
heterocyclyl
cycloalkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010535405A
Other languages
English (en)
Inventor
デイビッド・バーンズ
アンゲリカ・クリスティーナ・パウル
Original Assignee
ノバルティス アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバルティス アーゲー filed Critical ノバルティス アーゲー
Publication of JP2011504918A publication Critical patent/JP2011504918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/22Hormones
    • A61K38/27Growth hormone [GH] (Somatotropin)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/433Thidiazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P21/00Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system
    • A61P21/04Drugs for disorders of the muscular or neuromuscular system for myasthenia gravis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Abstract

本発明は、筋骨格疾患の処置、特に筋萎縮の処置を目的とするタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせの使用に関するものである。

Description

本発明は、ヒト成長ホルモンと組み合わせたタンパク質チロシンホスファターゼ(PTP)、特にPTP−1Bを阻害する化合物および筋骨格疾患の処置における上記組み合わせの使用に関するものである。
細胞シグナル伝達は、多様な細胞過程を調節する外部刺激因子を細胞内部まで中継する基本的メカニズムである。シグナル伝達の鍵となる生化学的メカニズムの一つは、成熟タンパク質の構造および機能を改変することによりそれらの活性の調節を遂行し得るタンパク質の可逆的リン酸化を含む。真核生物において最も明確に特性確認されたタンパク質キナーゼは、タンパク質をセリン、トレオニンおよびチロシン残基のアルコール部分でリン酸化する。これらのキナーゼは、セリンおよびトレオニンのリン酸化に特異的なもの、およびチロシンのリン酸化に特異的なものという、2つの群に大別される。
また、所与の基質のリン酸化状態は、タンパク質キナーゼにより所与の基質に付加されたリン酸基の除去に関与するタンパク質の一群である、タンパク質ホスファターゼにより調節される。タンパク質ホスファターゼはまた、セリン/トレオニンまたはチロシンに特異的なものとして分類され得る。既知酵素は、受容体型および非受容体型タンパク質という2つの群に分類され得る。ほとんどの受容体型タンパク質チロシンホスファターゼ(RPTP)は、それぞれ240アミノ酸残基のセグメントを含む保存された2つの触媒性チロシンホスファターゼドメインを含む(Saito et al., Cell Growth and Diff. 2:59-65, 1991)。RPTPは、それらの細胞外ドメインのアミノ酸配列多様性に基づいてさらに細かく分類され得る(Saito, et al., 前出; Krueger, et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89:7417-7421, 1992)。両タイプの既知PTPの一次ペプチド配列のアラインメントは、触媒性ドメインで若干の配列共通性を示すため、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を介してチロシンホスファターゼ活性をもつタンパク質をコード化するcDNAを同定することが可能となった。
多くのキナーゼおよびホスファターゼが調節カスケードに関与しており、それらの基質は、限定されるわけではないが、活性がそのリン酸化状態により調節される他のキナーゼおよびホスファターゼを含み得る。最終的に下流エフェクターの活性は、かかる経路の活性化により誘発されるリン酸化によりモジュレーションされる。
チロシンキナーゼおよび/またはチロシンホスファターゼの異常なまたは不適切な活性が、癌などの細胞増殖性疾患、線維性疾患、免疫系の疾患および糖尿病などの代謝性疾患を含む人間の様々な疾患において、ある一定の役割を演じることは十分確立されている。
本発明は、ヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤が、哺乳類、例えばヒト個体または患者における筋骨格疾患または異常、特に筋萎縮の処置に使用され得るという発見に基づいている。したがって、本発明は、筋骨格疾患の処置方法であって、筋骨格疾患を呈するかまたは筋骨格疾患発症の危険がある個体を識別し、筋骨格疾患を緩和するのに十分であるヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の治療有効量を個体に投与することによる方法を含む。本発明はまた、筋骨格疾患の処置または予防用の医薬の製造におけるヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の使用を含む。さらに、本発明は、個体が筋骨格疾患を発症する危険があるかまたは罹患している場合であれ、それに該当しない場合であれ、個体における筋肉または骨量を増加させるためのヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の使用を含む。概して本発明は、各有効成分を投与するための逐次または同時一日投薬量単位を含むキットに関するものである。タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤化合物およびヒト成長ホルモンの組み合わせは、固定された投薬量であり得る。
特に、筋骨格疾患は筋萎縮であり得る。コルチゾール、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレドニゾン、メチルプレドニゾロンまたはプレドニゾロンなどのグルココルチコイドによる処置の結果として起こる場合を含め、筋萎縮には多くの原因がある。筋萎縮はまた、神経外傷に起因する脱神経の結果または変性、代謝性または炎症性ニューロパシー(例えば、ギラン−バレー症候群、末梢ニューロパシー、または環境毒素または薬物への暴露)の結果であり得る。さらに、筋萎縮は、成人運動ニューロン疾患、幼児脊髄性筋萎縮、若年型脊髄性筋萎縮、多巣性伝導ブロックを伴う自己免疫運動ニューロパシー、卒中または脊髄損傷に起因する麻痺、外傷、長期臥床、随意無活動、不随意無活動、代謝性ストレスまたは栄養失調、癌、エイズ、絶食、横紋筋融解症、甲状腺障害、糖尿病、良性先天性緊張低下、セントラルコア病、ネマリンミオパシー、筋細管(中心核)ミオパシー、火傷、慢性閉塞性肺疾患、肝臓病、敗血症、腎不全、うっ血性心不全または加齢に起因する骨格硬直化の結果であり得る。
筋骨格疾患はまた、デュシェンヌ型、ベッカー型、筋強直性、顔面肩甲上腕型、エメリー−ドレフュス型、眼咽頭型、肩甲上腕型、肢帯型、先天性筋ジストロフィーまたは遺伝性遠位型ミオパシーなどの筋ジストロフィー症候群であり得る。また筋萎縮疾患は、オステオポローシス、骨折、低身長または小人症であり得る。
適切なPTP阻害剤、例えば次項で記載しているものを用いることにより、上記の筋骨格疾患を処置することができる。ヒト成長ホルモンの投与は、インスリン様成長因子経路をアップレギュレーションすることにより筋骨格系に有益な効果を有することが知られているため、ヒト成長ホルモンは、本発明方法ではPTP阻害剤と一緒に併用投与され得る。
引用された参考文献または文書については、全て出典明示により援用する。
図1は、WTおよびKOマウスにおいて坐骨神経切除により右足を除神経した実験から得られた結果を示す。
本発明は、筋骨格疾患、特に筋萎縮、低い骨密度または鉱物含有量、および低身長の処置に関するものである。例えば、米国特許および特許出願公開第7115624、7078425、7022730、6911468および2005/0090502号に記載された阻害剤などのPTP阻害剤が本発明方法では使用され得る。さらに、PTP、特にPTP−1BおよびT−細胞PTPの特異的阻害剤は、下記に記載されている範ちゅうの化合物およびその中の特異的化合物を含み得る。医薬上許容されるヒト成長ホルモン(hGH)または医薬等価物は、第2の主要成分である。
本発明化合物の記載に使用する様々な用語の定義を下記に列挙する。これらの定義は、本明細書全体を通して使用されている用語に対し、特定の場合に個々にまたは大きな群の一部として特に制限しなければ、適用されるものとする。一般に、アルキル基が構造の一部として言及されるときは、常に所望により置換されていてもよいアルキルも念頭に置かれるものとする。
したがって、「所望により置換されていてもよいアルキル」という表現は、1〜20個の炭素原子、好ましくは1〜8個の炭素原子を有する非置換または置換直鎖または分枝鎖炭化水素基をいう。非置換アルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、4,4−ジメチルペンチル、オクチルなどがある。置換アルキル基には、限定されるわけではないが、以下の基の1個またはそれ以上により置換されたアルキル基がある:ハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アルカノイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ(heteroaraloxy)、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシ、例えばインドリル、イミダゾリル、フリル、チエニル、チアゾリル、ピロリジル、ピリジル、ピリミジル、ピペリジル、モルホリニルなど。
「低級アルキル」の語は、1〜7個、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する上記アルキル基のいずれかを指す。
「ハロゲン」または「ハロ」の語は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素をいう。
「アルケニル」の語は、少なくとも2個の炭素原子を有し、結合点に炭素−炭素二重結合を含む上記アルキル基のいずれかを指す。2〜8個の炭素原子を有する基が好ましい。
「アルキニル」の語は、少なくとも2個の炭素原子を有し、結合点に炭素−炭素三重結合を含む上記アルキル基のいずれかを指す。2〜8個の炭素原子を有する基が好ましい。
「アルキレン」の語は、単結合により結合した1〜6個の炭素原子の直鎖架橋、例えば−(CH)−(式中、xは1〜6である)をいい、O、S、S(O)、S(O)またはNR”から選択される1個またはそれ以上のヘテロ原子により中断され得、上記R”は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、カルバモイル、スルホニル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニルまたはアラルコキシカルボニルなどであり得るものとし、またアルキレンは、さらにヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシなどから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルから選択される1個またはそれ以上の置換基により置換され得る。
「シクロアルキル」の語は、3〜12個の炭素原子を有する所望により置換されていてもよい単環式、二環式または三環式炭化水素基をいい、それぞれ例えばアルキル、ハロ、オキソ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルカノイル、アシルアミノ、カルバモイル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、チオール、アルキルチオ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニル、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ヘテロシクリルなどの1個またはそれ以上の置換基により置換され得る。
単環式炭化水素基の例としては、限定されるわけではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシルおよびシクロヘキセニルなどがある。二環式炭化水素基の例としては、ボルニル、インジル、ヘキサヒドロインジル、テトラヒドロナフチル、デカヒドロナフチル、ビシクロ[2.1.1]ヘキシル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプチル、2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オクチルなどがある。三環式炭化水素基の例としては、アダマンチルなどがある。
「アルコキシ」の語は、アルキル−O−をいう。
「アルカノイル」の語は、アルキル−C(O)−をいう。
「アルカノイルオキシ」の語は、アルキル−C(O)−O−をいう。
「アルキルアミノ」および「ジアルキルアミノ」の語は、それぞれアルキル−NH−および(アルキル)N−をいう。
「アルカノイルアミノ」の語は、アルキル−C(O)−NH−をいう。
「アルキルチオ」の語は、アルキル−S−をいう。
「アルキルアミノチオカルボニル」の語は、アルキル−NHC(S)−をいう。
「トリアルキルシリル」の語は、(アルキル)Si−をいう。
「トリアルキルシリルオキシ」の語は、(アルキル)SiO−をいう。
「アルキルチオノ」の語は、アルキル−S(O)−をいう。
「アルキルスルホニル」の語は、アルキル−S(O)−をいう。
「アルコキシカルボニル」の語は、アルキル−O−C(O)−をいう。
「アルコキシカルボニルオキシ」の語は、アルキル−O−C(O)O−をいう。
「カルボキシカルボニル」の語は、HO−C(O)C(O)−をいう。
「カルバモイル」の語は、HNC(O)−、アルキル−NHC(O)−、(アルキル)NC(O)−、アリール−NHC(O)−、アルキル(アリール)−NC(O)−、ヘテロアリール−NHC(O)−、アルキル(ヘテロアリール)−NC(O)−、アラルキル−NHC(O)−、アルキル(アラルキル)−NC(O)−などを包含する。
「スルファモイル」の語は、HNS(O)−、アルキル−NHS(O)−、(アルキル)NS(O)−、アリール−NHS(O)−、アルキル(アリール)−NS(O)−、(アリール)NS(O)−、ヘテロアリール−NHS(O)−、アラルキル−NHS(O)−、ヘテロアラルキル−NHS(O)−などを包含する。
「スルホンアミド」の語は、アルキル−S(O)−NH−、アリール−S(O)−NH−、アラルキル−S(O)−NH−、ヘテロアリール−S(O)−NH−、ヘテロアラルキル−S(O)−NH−、アルキル−S(O)−N(アルキル)−、アリール−S(O)−N(アルキル)−、アラルキル−S(O)−N(アルキル)−、ヘテロアリール−S(O)−N(アルキル)−、ヘテロアラルキル−S(O)−N(アルキル)−などをいう。
「スルホニル」の語は、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アラルキルスルホニル、ヘテロアラルキルスルホニルなどをいう。
「スルホネート」または「スルホニルオキシ」の語は、アルキル−S(O)−O−、アリール−S(O)−O−、アラルキル−S(O)−O−、ヘテロアリール−S(O)−O−、ヘテロアラルキル−S(O)−O−などをいう。
「所望により置換されていてもよいアミノ」の語は、所望によりアシル、スルホニル、アルコキシカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、ヘテロアラルコキシカルボニル、カルボキシカルボニル、カルバモイル、アルキルアミノチオカルボニル、アリールアミノチオカルボニルなどの置換基により置換され得る第1級または第2級アミノ基をいう。
「アリール」の語は、環部分に6〜12個の炭素原子を有する単環式または二環式芳香族炭化水素基、例えばフェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、ビフェニルおよびジフェニル基をいい、それぞれ所望により1〜5個の置換基、例えばアルキル、トリフルオロメチル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アルカノイルオキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、チオール、アルキルチオ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニル、カルバモイル、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルホネート、ヘテロシクリルなどにより置換され得る。
「単環式アリール」の語は、アリールのところで記載した所望により置換されていてもよいフェニルをいう。
「アラルキル」の語は、アルキル基を通して直接結合したアリール基、例えばベンジルをいう。
「アラルカノイル」の語は、アラルキル−C(O)−をいう。
「アラルキルチオ」の語は、アラルキル−S−をいう。
「アラルコキシ」の語は、アルコキシ基を通して直接結合したアリール基をいう。
「アリールスルホニル」の語は、アリールS(O)をいう。
「アリールチオ」の語は、アリール−S−をいう。
「アロイル」の語は、アリール−C(O)−をいう。
「アロイルアミノ」の語は、アリール−C(O)−NH−をいう。
「アリールオキシカルボニル」の語は、アリール−O−C(O)−をいう。
「ヘテロシクリル」または「ヘテロシクロ」の語は、例えば、4〜7員単環式、7〜12員二環式または10〜15員三環式環系であり、少なくとも1個の炭素原子含有環に少なくとも1個のヘテロ原子を有する、所望により置換されていてもよい芳香族または部分または完全飽和非芳香族環状基をいう。ヘテロ原子を含む複素環の各環は、窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選択される1個、2個または3個のヘテロ原子を有し得、その場合窒素および硫黄ヘテロ原子はまた所望により酸化され得る。複素環基は、ヘテロ原子または炭素原子のところで結合され得る。
単環式複素環基の例としては、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、オキセタニル、ピラゾリニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、オキサゾリル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリニル、イソオキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、チアゾリジニル、イソチアゾリル、イソチアゾリジニル、フリル、テトラヒドロフリル、チエニル、オキサジアゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロロジニル、2−オキソアゼピニル、アゼピニル、4−ピペリドニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、テトラヒドロピラニル、モルホリニル、チアモルホリニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモルホリニルスルホン、1,3−ジオキソランおよびテトラヒドロ−1,1−ジオキソチエニル、1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イルなどがある。
二環式複素環基の例としては、インドリル、ジヒドロインドリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾチアジニル、キヌクリジニル、キノリニル、テトラヒドロキノリニル、デカヒドロキノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロイソキノリニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾピラニル、インドリジニル、ベンゾフリル、クロモニル、クマリニル、ベンゾピラニル、ベンゾジアゼピニル、シンノリニル、キノオキサリニル、インダゾリル、ピロロピリジル、フロピリジニル(例えばフロ[2,3c]ピリジニル、フロ[3,2b]−ピリジニルまたはフロ[2,3b]ピリジニル)、ジヒドロイソインドリル、1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロイソインドール−2−イル、ジヒドロキナゾリニル(例えば3,4−ジヒドロ−4−オキソ−キナゾリニル)、フタラジニルなどがある。
三環式複素環基の例としては、カルバゾリル、ジベンゾアゼピニル、ジチエノアゼピニル、ベンゾインドリル、フェナントロリニル、アクリジニル、フェナントリジニル、フェノキサジニル、フェノチアジニル、キサンテニル、カルボリニルなどがある。
「ヘテロシクリル」の語は、置換複素環基を包含する。置換複素環基は、次の(a)所望により置換されていてもよいアルキル、(b)ヒドロキシ(または保護ヒドロキシ)、(c)ハロ、(d)オキソ(すなわち、=O)、(e)所望により置換されていてもよいアミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノ、(f)アルコキシ、(g)シクロアルキル、(h)カルボキシ、(i)ヘテロシクロオキシ、(j)アルコキシカルボニル、例えば非置換低級アルコキシカルボニル、(k)メルカプト、(l)ニトロ、(m)シアノ、(n)スルファモイルまたはスルホンアミド、(o)アルキルカルボニルオキシ、(p)アリールカルボニルオキシ、(q)アリールチオ、(r)アリールオキシ、(s)アルキルチオ、(t)ホルミル、(u)カルバモイル、(v)アラルキルおよび(w)アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、アシルアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノまたはハロにより置換されたアリールから成る群から選択される1、2または3個の置換基により置換された複素環基をいう。「ヘテロシクロオキシ」の語は、酸素架橋を通して結合された複素環基を示す。
「ヘテロアリール」の語は、芳香族複素環、例えば単環式または二環式アリール、例えばピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、フリル、チエニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、インドリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチエニル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフリルなどをいい、所望により例えば低級アルキル、低級アルコキシまたはハロにより置換されていてもよい。
「ヘテロアリールスルホニル」の語は、ヘテロアリールS(O)をいう。
「ヘテロアロイル」の語は、ヘテロアリール−C(O)−をいう。
「ヘテロアロイルアミノ」の語は、ヘテロアリール−C(O)NH−をいう。
「ヘテロアラルキル」の語は、アルキル基を通して結合されたヘテロアリール基をいう。
「ヘテロアラルカノイル」の語は、ヘテロアラルキル−C(O)−をいう。
「ヘテロアラルカノイルアミノ」の語は、ヘテロアラルキル−C(O)NH−をいう。
「アシル」の語は、アルカノイル、シクロアルカノイル、アロイル、ヘテロアロイル、アラルカノイル、ヘテロアラルカノイルなどを包含する。
「アシルオキシ」の語は、アルカノイルオキシ、シクロアルカノイルオキシ、アロイルオキシ、ヘテロアロイルオキシ、アラルカノイルオキシ、ヘテロアラルカノイルオキシなどを包含する。
「アシルアミノ」の語は、アルカノイルアミノ、シクロアルカノイルアミノ、アロイルアミノ、ヘテロアロイルアミノ、アラルカノイルアミノ、ヘテロアラルカノイルアミノなどを包含する。
「エステル化カルボキシ」の語は、所望により置換されていてもよいアルコキシカルボニル、シクロアルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アラルコキシカルボニル、ヘテロシクロオキシカルボニルなどを包含する。
本発明において有用な化合物の医薬上許容される塩は、塩基により形成される塩類、すなわちカチオン塩類、例えばアルカリおよびアルカリ土類金属塩類、例えばナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム塩類、およびアンモニウム塩類、例えばアンモニウム、トリメチルアンモニウム、ジエチルアンモニウムおよびトリス(ヒドロキシメチル)−メチルアンモニウム塩類およびアミノ酸との塩類をいう。
同様に酸付加塩類、例えば無機酸、有機カルボン酸および有機スルホン酸、例えば塩酸、マレイン酸およびメタンスルホン酸により形成される塩類も、ピリジルなどの塩基性基が構造の一部を構成しているならば可能である。
本明細書記載の方法で本発明において有用な化合物に変換される出発化合物および中間体において、存在する官能基、例えばアミノ、チオール、カルボキシルおよびヒドロキシ基は、所望により調製的有機化学(preparative organic chemistry)では一般的である慣用的保護基により保護されていてもよい。保護アミノ、チオール、カルボキシルおよびヒドロキシル基は、緩い条件下で、分子フレームワークの破壊または他の望ましくない副反応の発生を伴わずに遊離アミノ、チオール、カルボキシルおよびヒドロキシル基に変換され得るものである。
保護基導入の目的は、所望の化学変換の実施に使用される条件下で反応成分との望ましくない反応から官能基を保護することである。特定反応についての保護基の必要性および選択は、当業者には周知であり、保護される官能基(ヒドロキシル基、アミノ基など)の性質、置換基がその一部である分子の構造および安定性および反応条件により変動する。これらの条件を満たす公知保護基およびそれらの導入および除去については、例えば McOmie, “Protective Groups in Organic Chemistry”, Plenum Press, ロンドン、ニューヨーク(1973); および GreeneおよびWuts, “Protective Groups in Organic Synthesis”, John Wiley and Sons, Inc, ニューヨーク(1999)に記載されている。
上記反応は、標準的方法に従って、個々に希釈剤、好ましくは試薬に対し不活性であり、その溶媒であるもの、触媒、縮合剤または他の薬剤および/または不活性雰囲気の存在または非存在下、低温、室温または高温(好ましくは使用溶媒の沸点またはその前後)、および大気圧または大気圧より高圧で実施される。
さらに、そのいずれかの段階で得られる中間産物を出発物質として使用し、残りの工程を実施するか、または出発物質が反応条件下においてその場で形成されるか、または反応成分がそれらの塩または光学純粋対掌体形態で使用される、本製法の変形も本発明に含まれる。
本発明で有用な化合物および中間体はまた、自体公知の方法にしたがって、互いに変換され得る。
出発物質および方法の選択によっては、化合物は、例えば、実質的に純粋な幾何(シスまたはトランス)異性体、光学異性体(鏡像体、対掌体)、ラセミ体またはその混合物として、可能な異性体の一つまたはその混合物の形態をとり得る。前述の可能な異性体またはその混合物も、本発明の範囲内に含まれる。
生成した異性体混合物は、構成成分の物理化学的差異に基づいて、例えばクロマトグラフィーおよび/または分別結晶化により純粋な幾何または光学異性体、ジアステレオマー、ラセミ体に分離され得る。
得られた最終産物または中間体のラセミ体は、公知方法により、例えば光学活性酸または塩基を用いて得られたそのジアステレオマー塩の分離、および光学活性酸性または塩基性化合物の遊離により光学対掌体に分割され得る。したがって、カルボン酸中間体は、例えばDまたはL−(アルファ−メチルベンジルアミン、シンコニジン、シンコニン、キニン、キニジン、エフェドリン、デヒドロアビエチルアミン、ブルシンまたはストリキニーネ)塩の分別結晶化によりそれらの光学対掌体に分割され得る。またラセミ生成物は、キラルクロマトグラフィー、例えばキラル吸着剤を用いる高速液体クロマトグラフィーにより分割され得る。
最後に、本発明で有用な化合物は、遊離形態で、塩形成基が存在する場合にはその塩として、またはそのプロドラッグ誘導体として得られる。特に、1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン部分のNH基は、医薬上許容される塩基により塩に変換され得る。塩は、好都合にはエーテル性またはアルコール性溶媒、例えば低級アルカノールの存在下において、慣用的方法を用いて形成され得る。後者の溶液からは、エーテル、例えばジエチルエーテルにより塩が沈殿し得る。生成した塩は、酸での処理により遊離化合物に変換され得る。これらまたは他の塩類もまた得られた化合物の精製に使用され得る。
塩基性基を有する本発明で有用な化合物は、酸付加塩、特に医薬上許容される塩に変換され得る。これらは、例えば、鉱酸などの無機酸、例えば硫酸、リン酸またはハロゲン化水素酸、または有機カルボン酸、例えば非置換またはハロゲンにより置換されている(C1−4)アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和または不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、コハク酸、マレイン酸またはフマル酸、例えばヒドロキシ−カルボン酸、例えばグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、例えばアミノ酸、例えばアスパラギン酸またはグルタミン酸、または有機スルホン酸、例えば(C1−4)アルキル−スルホン酸(例えばメタンスルホン酸)または非置換または(例えばハロゲンにより)置換されているアリールスルホン酸により形成される。好ましいのは、塩酸、メタンスルホン酸およびマレイン酸により形成される塩である。
本発明化合物のプロドラッグ誘導体は、投与後に化学的または生理学的過程を介してインビボで親化合物を放出する上記化合物の誘導体であり、例えばプロドラッグは、生理学的pHにされるか、または酵素作用により親化合物に変換される。プロドラッグ誘導体の例としては、例えば遊離カルボン酸とチオール、アルコールまたはフェノールのS−アシルおよびO−アシル誘導体(このアシルは本明細書記載の意味を有する)のエステルがある。好ましいのは、生理学的条件下でのソルボリシスにより親カルボン酸に変換され得る医薬上許容されるエステル誘導体、例えば、当業界で慣用的に使用される低級アルキルエステル、シクロアルキルエステル、低級アルケニルエステル、ベンジルエステル、モノまたはジ置換低級アルキルエステル、例えばω−(アミノ、モノまたはジ低級アルキルアミノ、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル)−低級アルキルエステル、α−(低級アルカノイルオキシ、低級アルコキシカルボニルまたはジ低級アルキルアミノカルボニル)−低級アルキルエステル、例えばピバロイルオキシメチルエステルなどである。
遊離化合物、プロドラッグ誘導体およびそれらの塩形態の化合物間の密接な関係を考慮し、本明細書で化合物といえば、常にプロドラッグ誘導体および対応する塩もまた、それ自体が環境下で可能または適切なものであるならば、包含されるものとする。
また化合物は、それらの塩類も含め、それらの水和物形態で得られるか、またはそれらの結晶化に使用される他の溶媒を含み得る。
したがって、本発明で有用な薬理学的活性化合物は、その有効量を経腸または非経腸適用に適切な賦形剤または担体と結合したまたは混合した形で含む医薬組成物の製造で使用され得る。好ましいのは、以下のものと一緒に有効成分を含む錠剤およびゼラチンカプセル剤である:
a)希釈剤、例、乳糖、デキストロース、ショ糖、マンニトール、ソルビトール、セルロースおよび/またはグリシン、
b)滑沢剤、例、シリカ、タルク、ステアリン酸、そのマグネシウムまたはカルシウム塩および/またはポリエチレングリコール、また錠剤については
c)結合剤、例、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、澱粉ペースト、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムおよび/またはポリビニルピロリドン、所望ならば
d)崩壊剤、例、澱粉、寒天、アルギン酸またはそのナトリウム塩、または起沸性混合物、および/または
e)吸収剤、着色剤、調味料および甘味料。注射可能組成物は、好ましくは水性等張溶液または懸濁液であり、坐薬は好都合には脂肪性エマルジョンまたは懸濁液から製造される。
上記組成物は、滅菌されており、そして/または補助薬、例えば保存剤、安定剤、湿潤剤または乳化剤、溶解促進剤、浸透圧調節用の塩および/または緩衝液を含み得る。さらに、それらはまた、他の治療上貴重な物質を含有し得る。上記組成物は、慣用的な混合、造粒またはコーティング方法にそれぞれ従って製造され、約0.1〜75%、好ましくは約1〜50%の割合で有効成分を含む。
経皮適用に適切な組成物は、本発明化合物の有効量を担体と共に含有する。好都合な担体は、受容者の皮膚への浸透を助けるため吸収性の薬理学的に許容される溶媒を含む。特徴として、経皮デバイスは、裏当て部材、所望により担体と共に化合物を含むレザバー、所望による長期間にわたって制御され予定された速度で受容者の皮膚へ化合物を送達するための速度制御バリア、および皮膚にデバイスを固定する手段から成るバンデージの形態をとる。
本発明で有用な医薬組成物は、ヒト成長ホルモンと共に上記化合物の治療有効量を、別の治療剤と組み合わせた形で、例えばそれぞれ当業界で報告された治療有効用量で含有し得る。PTP阻害剤と一緒に投与され得る上記の一化合物は、ヒトインスリン様成長因子1またはIGF1であるが、製剤化または安定化された、例えば Tercica 開発または米国特許第2006/0166328号記載のINCRELEXTMなどがある。
コード番号、一般名または登録商標名により識別される治療剤の構造は、標準便覧“The Merck Index”の現行版またはデータベース、例えばPatents International(例えば、IMS World Publications)から入手できる。
請求の範囲を含め、本明細書全体で使用されている「処置」の語は、当業者に周知の種々の治療形態または方式を全て包含し、特に予防、治癒、進行遅延および緩和処置を含むものとする。
上記で挙げた特性は、好都合には哺乳類、例えばマウス、ラット、イヌ、サルまたは摘出臓器、組織およびその調製物を用いて、インビトロおよびインビボ試験で立証され得る。上記化合物は、インビトロでは溶液、例えば好ましくは水溶液形態で、インビボでは経腸的、非経口的、好都合には静脈内経路で、例えば懸濁液または水溶液として適用され得る。インビトロ用量は、約10−3モル〜10−10モル濃度間の範囲であり得る。インビボでの治療有効量は、投与経路によって、約1〜500mg/kg間の範囲、好ましくは約5〜100mg/kg間の範囲であり得る。
本発明化合物の活性は、以下の方法または文献(例えば、Peters G. et al., J.Biol.Chem., 2000、275、18201-09)に詳述された方法に従って評価され得る。
例えば、インビトロPTP−1B阻害活性は、次の要領で測定され得る:
様々な作用物質の存在下におけるヒトPTP−1B(hPTP−1B)活性の評価は、96ウェルマイクロタイタープレートフォーマットを用いてホスホペプチド基質から放出される無機リン酸の量を測定することにより決定される。このアッセイ(100μL)は、周囲温度で50mMのトリス(pH7.5)、50mMのNaCl、3mMのDTTから成る検定緩衝液中において実施される。このアッセイは、典型的には0.4%ジメチルスルホキシド(DMSO)の存在下で実施される。しかしながら、ある種の難溶性化合物では10%程度の高濃度を使用する。典型的な反応は、検定緩衝液、3nmolの合成ホスホペプチド基質(GNGDpYMPMSPKS)および試験化合物を含むウェルに、0.4pmolのhPTP−1B(アミノ酸1〜411)を添加することにより開始される。10分後、180μLのマラカイトグリーン試薬(0.88mMのマラカイトグリーン、8.2mMのモリブデン酸アンモニウム、1N HCl水溶液および0.01%Triton X-100)を加えることにより、反応を終結させる。酵素反応産物である無機リン酸を、マラカイト試薬との複合体形成から生じる緑色として15分後に定量化し、Molecular Devices(サニーベール、カリフォルニア)SpectraMAX Plus 分光光度計を用いてA620として測定する。試験化合物を100%DMSO(Sigma、D−8779)中で可溶化し、DMSO中で希釈する。活性は、非阻害hPTP−1B[1−411]の活性マイナス酸不活化hPTP−1Bのチューブの活性から得られる吸光度の正味の変化として定義される。
hPTP−1B[1−411]を、ヒト海馬cDNAライブラリー(Clonetech)からPCRによりクローン化し、Nco1制限部位でpET19−bベクター(Novagen)に挿入する。エシェリキア・コリ(E.coli)株BL21(DE3)を、このクローンで形質転換し、ストック培養として−80℃の20%グリセリン中で貯蔵する。酵素製造については、ストック培養物をLB/Ampに接種し、37℃で成長させる。培養がOD600=0.6に達した後、1mMのIPTGでの誘導によりPTP−1Bの発現を開始させる。4時間後、細菌ペレットを遠心分離により集める。細胞を70mLの溶菌緩衝液(50mMのトリス、100mMのNaCl、5mMのDTT、0.1%Triton X-100、pH7.6)に再懸濁し、氷上で30分間インキュベーションし、次いで超音波処理(パワー全開で4×10秒バースト)にかける。ライゼートを60分間100000×gでの遠心分離にかけ、上清を緩衝液交換し、直線NaCl勾配溶離を用いて、カチオン交換POROS 20SP カラム、次いでアニオン交換Source 30Q(Pharmacia)カラムで精製する。酵素をプールし、1mg/mLに調節し、−80℃で冷凍する。
あるいは、様々な作用物質の存在下におけるヒトPTP−1B活性の評価は、既知競合基質の加水分解産物を測定することにより決定され得る。例えば、基質パラ−ニトロフェニルホスフェート(pNPP)の開裂により、黄色着色パラ−ニトロフェノール(pNP)が放出されるが、これについては分光光度計を用いて実時間でモニターすることができる。同様に、蛍光原性基質6,8−ジフルオロ−4−メチルウンベリフェリルリン酸アンモニウム塩(DiFMUP)の加水分解により、蛍光読取装置により連続モードで容易に追跡され得る蛍光性DiFMUが放出される(Anal. Biochem. 273, 41, 1999; Anal. Biochem. 338, 32, 2005)。
pNPPアッセイ
化合物を、室温で5分間緩衝液(50mMのヘペス、pH7.0、50mMのKCl、1mMのEDTA、3mMのDTT、0.05%のNP−40)中で1nM組換えヒトPTP−1B[1−298]またはPTP−1B[1−322]とインキュベーションする。pNPP(2mM最終濃度)の添加により反応を開始させ、室温で120分間続行させる。反応を5NのNaOHでクエンチングする。標準384ウェルプレートリーダーを用いて405nmでの吸光度を測定する。
DiFMUPアッセイ
化合物を、室温で5分間緩衝液(50mMのヘペス、pH7.0、50mMのKCl、1mMのEDTA、3mMのDTT、0.05%のNP−40または0.001%BSA)中で1nM組換えヒトPTP−1B[1−298]またはPTP−1B[1−322]とインキュベーションする。DiFMUP(6μM最終濃度)の添加により反応を開始させ、355nm励起および460nm放射波長での蛍光プレートリーダーにおいて速度論的に続行させる。15分にわたる反応速度を用いて、阻害を計算する。
pET19bベクター(Novagen)を用いて構築されたプラスミドを含むエシェリキア・コリ(E.coli)BL21(DE3)で、PTP−1B[1−298]を発現させる。「オンデマンド」フェド−バッチ戦略を用いて、細菌を最小培地で成長させる。典型的には、5.5リットル発酵をフェド−バッチ方式で開始させ、そのまま37℃で一晩成長させる。光学密度は20〜24OD600間で変動し、培養物を30℃でIPTGにより0.5mMの最終濃度に誘導する。細菌細胞を8時間後に採取し、200〜350g(生重量)を得る。細胞をペレットとして冷凍し、使用時まで−80℃で貯蔵する。特記しなければ、工程は全て4℃で実施するものとする。細胞(〜15g)を37℃で短時間解凍し、50mMのトリス−HCl、150mMのNaCl、5mMのDTT、pH8.0、および1錠のComplete(EDTA不含有)プロテアーゼカクテル(Boehringer Mannheim)、100μMのPMSFおよび100μg/mLのデオキシリボヌクレアーゼIを含む溶菌緩衝液50mLに再懸濁する。Virsonic 60(Virtus)を用いて超音波処理(4×10秒バースト、フルパワー)により細胞を溶解する。ペレットを35000×gで集め、Polytronを用いて25mLの溶菌緩衝液に再懸濁し、前と同様に集める。2つの上清を合わせ、100000×gで30分間の遠心分離にかける。可溶性ライゼートは、この段階において−80℃で貯蔵されるか、またはさらなる精製用に使用され得る。10kD MWCO膜を用いるダイアフィルトレーションを用いることにより、タンパク質を緩衝液交換し、カチオン交換クロマトグラフィー前にNaCl濃度を低下させる。ダイアフィルトレーション緩衝液は、50mMのMES、75mMのNaCl、5mMのDTT、pH6.5を含む。次いで、可溶性上清を、20mL/分の速度で、カチオン交換緩衝液(50mMのMESおよび75mMのNaCl、pH6.5)で平衡させたPOROS 20 SP(1×10cm)カラムにローディングする。流速を10mL/分に低下させること以外は、分析カラム(4.6×100mm)についても同様に実施する。直線塩勾配(25CV中75〜500mMのNaCl)を用いて、タンパク質をカラムから溶離させる。PTP−1B[1−298]を含むフラクションを同定し、SDS−PAGE分析に従ってプールする。Sephacryl S-100 HR(Pharmacia)を用いて、最終精製を実施する。カラム(2.6×35cm)を50mMのヘペス、100mMのNaCl、3mMのDTT、pH7.5により平衡状態にし、流速2mL/分で実施する。最終タンパク質をプールし、分画分子量10000でのUltrafree-15 濃縮装置(Millipore)を用いて〜5mg/mLに濃縮する。濃縮タンパク質を使用時まで−80℃で貯蔵する。
酵素の活性部位への競合的結合は次に要領で測定され得る:
添加化合物(1〜2mM)の存在および非存在下において0.15mMのPTP−1B[1−298]250μLでH−15N HSQCスペクトルを捉えることにより、リガンド結合を検出する。結合は、15N−標識タンパク質への化合物添加時の2次元HSQCスペクトルにおける15N−またはH−アミド化学シフト変化の観察により測定される。編集された15Nスペクトル故に、リガンドからのシグナルは観察されず、タンパク質シグナルのみである。したがって、結合は、高化合物濃度で検出され得る。既知活性部位結合剤で見られる変化と類似した化学シフト変化のパターンをもたらした化合物を陽性とみなす。
pET19bベクター(Novagen)を用いて構築されたプラスミドを含むエシェリキア・コリ(E.coli)BL21(DE3)で、全タンパク質を発現させる。均一15N標識PTP−1B1−298を、15N−標識塩化アンモニウムを含む最小培地での細菌成長により調製する。精製工程は全て4℃で実施する。細胞(〜15g)を37℃で短時間解凍し、50mMのトリス−HCl、150mMのNaCl、5mMのDTT、pH8.0、および1錠のComplete(EDTA不含有)プロテアーゼカクテル(Boehringer Mannheim)、100μMのPMSFおよび100μg/mLのデオキシリボヌクレアーゼIを含む溶菌緩衝液50mLに再懸濁する。細胞を超音波処理により溶解する。ペレットを35000×gで集め、Polytronを用いて25mLの溶菌緩衝液に再懸濁し、前と同様に集める。2つの上清を合わせ、100000×gで30分間の遠心分離にかける。10kD MWCO膜を用いるダイアフィルトレーションを用いることにより、タンパク質を緩衝液交換し、カチオン交換クロマトグラフィー前にNaCl濃度を低下させる。ダイアフィルトレーション緩衝液は、50mMのMES、75mMのNaCl、5mMのDTT、pH6.5を含む。次いで、可溶性上清を、20mL/分の速度で、カチオン交換緩衝液(50mMのMESおよび75mMのNaCl、pH6.5)で平衡させた POROS 20 SP(1×10cm)カラムにローディングする。直線塩勾配(25CV中75〜500mMのNaCl)を用いて、タンパク質をカラムから溶離させる。PTP−1B類を含むフラクションを同定し、SDS−PAGE分析に従ってプールする。さらに、POROS 20 HQ カラム(1×10cm)を用いるアニオン交換クロマトグラフィーによりPTP−1B1−298を精製する。カチオン交換クロマトグラフィーからのプールを濃縮し、75mMのNaClおよび5mMのDTTを含む50mMのトリス−HCl(pH7.5)中で緩衝液交換する。タンパク質を20mL/分でカラムにローディングし、直線NaCl勾配(25CV中75〜500mM)を用いて溶離させる。Sephacryl S-100 HR(Pharmacia)(50mMのヘペス、100mMのNaCl、3mMのDTT、pH7.5)を用いて、最終精製を実施する。NMR試料は、NaCl(50mM)、DL−1,4−ジチオトレイトール−d10(5mM)およびアジ化ナトリウム(0.02%)を含む10%DO/90%HOビス−トリス−d19緩衝液(50mM、pH=6.5)中における均一15N標識PTP−1B1−298(0.15mM)および阻害剤(1〜2mM)により構成される。
H−15N HSQC NMRスペクトルを、Bruker DRX500 またはDMX600 NMR分光計において20℃で記録する。全NMR実験では、パルス磁場勾配を適用することにより、溶媒シグナルを抑制する。間接的に検出された範囲での直交検波を、States−TPP1方法により遂行する。Silicon Graphics コンピューターにおいて、Brukerソフトウェアを用いてデータを処理し、NMRCompassソフトウェア(MSI)を用いて解析する。
筋疾患モデルにおける阻害剤活性の解析的測定方法
PTP阻害剤が筋骨格疾患、特に筋萎縮の処置に有用であるか否かを測定するためには、次のインビトロおよび動物モデルアッセイが使用され得る。
組織培養
C2C12細胞を、American Type Tissue Culture Bankから入手し、10%ウマ血清を含む標準成長培地で増殖させ得る。細胞が70%集密度に達したとき、培地を、2%ウマ血清含有鑑別培地に変える。分化開始の3日後には、当然、分化を示す可視的線条を伴う多核筋管が存在する。hGHは、IGF−1受容体活性化についての陽性対照として使用され得るか、または別法として、これをPTP1B阻害剤と組み合わせて相乗または付加効果を評価することも可能である。従って、PTP1B阻害剤および/またはhGHは、様々な時間経過で培地に添加され得る。
筋管直径 筋管培地へのPTP1B阻害剤および/またはhGH添加の24時間後には、筋管直径を評価することが可能である。細胞を食塩水で洗浄し、グルタルアルデヒドで固定する。倒立型顕微鏡で緑色蛍光チャンネルを用いてグルタルアルデヒド固定により誘発された自己蛍光を可視化することにより画像が得られる。画像を標準倍率で印刷し、60の最大筋管をそれらの最大直径のところで測定する(以前に発表された要領で)。各群の50の最大筋管は、順位に基づくKruskal-Wallis一元配置解分析を用いることにより統計比較され得る。p<0.05ならば、差異は有意であるとみなし、図1においてアステリスクで示す。
pAKTアッセイ AKT、すなわちIGF1タンパク質がその受容体に結合したときにリン酸化されるタンパク質のリン酸化レベルは、製造会社の使用説明書に従って、市販のpAKT ELISAキット(Cell Signaling, Pathscan 7160)および対応する全AKT ELISAキット(Cell Signaling, Pathscan 7170)を用いることにより評価され得る。
pIGFRアッセイ 細胞培養におけるIGF受容体のリン酸化レベルは、細胞の溶解、抗IGFR抗体(Transduction Laboratories、レキシントン、ケンタッキー、米国)を用いるIGFRの免疫沈降、抗ホスホチロシン抗体(Upstate Biotechnology、米国)を用いるウエスタンブロット分析により評価され得る。例えば、Shefi-Friedman et al., Am J Physiol Endocrinol Metab 281:E16-E24, 2001 参照。
PTP1B阻害剤およびhGH hGHはヒト成長ホルモンであり、それを Bachem H-3148から購入し、C2C12培養培地に添加するか、またはGH発現ベクターをC2C12へトランスフェクションすることが可能である。多数のPTP1B阻害剤がhGHを使用または使用せずに試験され得る。
肥大のマウス運動モデルにおけるインビボ試験
PTP阻害剤が、既に筋肉肥大に至っている運動状況下で骨格筋量を増加させるように作用し得るか否かを測定するため、処置および未処置動物を運動させて、PTP阻害剤を投与された動物が未処置動物より大きな筋肉をつけたか否かを測定することができる。
当業界で周知の一モデルは、使用者−可変負荷を伴う自発走ホイールの使用に基づくものである(例えば、Konhilas et al., Am J Physiol Heart Circ Physiol 289:H455-H465, 2005参照)。自発(走)ケージホイールは、運動強制モデルでは一般的な物理的および生理学的傷害を排除するため、筋肉量の増加が望ましい比較的健康な個体で使用される候補薬剤を評価するのにより適切である。
適切なものであれば、いずれのマウス系統でも使用され得る。例えば、雄C57BI/6Jマウスを実験(例えば、PTP阻害剤投与)および対照群に無作為に割り当て得る。運動用ホイールを入れたケージに動物を個々に収容する。運動を課さない対照動物を、ホイールの無い同一ケージに収容する。運動ホイールは、Allen et al., J Appl Physiol 90 :1900-1908, 2001 に記載されている。簡単に述べると、そのシステムは、ホイールの回転により作動するデジタル式磁気カウンター(モデルBC600、Sigma Sport、オルネイ、イリノイ)を取り付けた5.0cm幅のランニング表面をもつ直径11.5cmのホイール(モデル6208、Petsmart、フェニックス、アリゾナ)により構成される。さらに、各ホイールは、負荷の調節を可能にする抵抗機構を伴う設計で製作されている。これは、ステンレス鋼釣糸をケージ上部に取り付け、ホイール負荷に負担をかけないように回転軸のところでケージホイールに固定された非可動滑車の周囲にワイヤーを巻きつけることにより達成される。ワイヤーを再びケージ上部にばねとねじで固定する。この設計によりホイール負荷の微調整が可能となり、負荷がホイールの回転全体を通して均等に分布される。時間および走行距離に関する1日運動値を、運動続行期間全体を通して運動させた各動物について記録する。全動物には、水および標準げっ歯動物用固形飼料を制約無しに与える。自発走(ケージホイール暴露)は、全群について平均年齢約12週齢で開始され得る。各群は、動物が約19週齢になるまでの50日間、実験群によって異なる抵抗下で走行を続ける。ホイールが僅かに位置を変えるまでホイールに既知重量をつるすことにより、ホイールの負荷を測定する。全運動群については、最初の1週間ケージホイールに負荷を付けずに開始させる。しかしながら、「負荷無し」状態は実際には2gであり、これはホイール慣性および摩擦負荷を維持するのに必要な負荷として測定される。1週間のホイール順化期間を考慮して、ホイール負荷は、2週間後に変えることができる高負荷の場合を除き、一週間間隔で変えられ得る。負荷の範囲は、概して2g〜12gまでであり得る。特定運動期間終了の直後に、運動を課した動物および運動を課さなかった対照動物を吸入麻酔下で頸部脱臼により安楽死させる。体重を測定し、後日に行う組織学的または生化学的アッセイ用に、特定の筋肉を迅速に摘出し、洗浄し、冷凍する。
また代替的な運動肥大モデルも当業者には利用可能である。例えば、Lerman et al., J Appl Physiol 92:2245-2255, 2002 に記載されたトレッドミル運動モデル参照。
PTP1Bヌル突然変異マウスにおけるインビボ試験
このインビボモデルでは、一般的に筋量を低下させる条件下で筋量を維持する能力についてPTP1bの欠如が試験され得る。
マウス 異型接合PTP1Bヌルマウスを、Deltagen(San Carlos、カリフォルニア、米国)から購入し、交配させることにより、ヌル、異型接合性または野生型同腹子である子孫をもうけさせ得る。マウスをACUCプロトコール06MG0144下で収容し、12時間明サイクルで食物および水を制約なしに与えながら維持する。マウスは、尾部生検でのPCRにより遺伝子解析され得る。
除神経 ACUCプロトコール06MG0189下での深麻酔中に、右坐骨神経を切除する。簡単に述べると、イソフルオラン吸入を用いて麻酔状態を誘導し、右脚の毛を剃り、滅菌する。次いで、側面右脚の皮膚に切り込みを入れ、坐骨神経を視覚化する。神経を切断し、0.3〜0.5セクションを除去して再付着を阻止する。切り込みを創クリップで閉じ、マウスを元のケージに戻して麻酔から回復させる。反対側の脚は、そのままで残されているため、内部対照としての役割を果たす。除神経手術の14日後にマウスを安楽死させ、筋肉および他の組織をさらなる処理用に摘出する。
筋肉および組織重量 PTP1Bノックアウトノックアウト(KO)、異型接合型(HET)および野生型(WT)マウスから、右後脚除神経の14日後に解剖により以下の組織を得る:左および右前脛骨筋、左および右長趾伸筋、左および右ヒラメ筋、左および右腓腹筋、心臓、肝臓、脾臓、精巣上体(epididimal)白色脂肪組織、褐色脂肪組織、および血清単離用血液。各組織を結合組織から取り出し、秤量した後、さらなる分析を完了させるために急速冷凍する。
実験構成および分析
筋疾患に対するPTP1B阻害の効果は、上記要領で、C2C12細胞系を用いる骨格筋萎縮のインビトロモデル系、および除神経誘導骨格筋萎縮と組み合わせたPTP1B野生型、異型接合型および同種接合型ヌルマウスを用いる骨格筋萎縮のインビボモデルで測定され得る。
50の最大筋管の直径を測定したところ、C2C12筋管をPTP1B阻害剤で処置することにより、筋管サイズの増加がもたらされ得る。
IGF1のみを10ng/mlの濃度でC2C12筋管培地に加えたとき、筋管は著しく肥大し得る。またhGHのみを加えても、C2C12筋管直径の著しい増加が誘発され得る。PTP阻害剤は、未処置筋管の直径より著しく大きい筋管直径の増加をもたらし得る。IGF1、hGHまたは阻害剤で個々に処置された細胞間に統計的有意性は存在し得ないが、筋管をIGF1またはhGHおよび阻害剤の両方で同時に処置することにより、単剤処置細胞と比べて筋管直径に著しい増加がもたらされ得る。かかる結果は、IGF1経路およびPTP阻害剤が少なくとも付加的および潜在的に相乗作用することにより大きな筋管を生じさせること、従ってhGHおよびPTP阻害剤を哺乳類に併用投与することにより、筋量を増加させるかまたは筋萎縮を処置し得ることを示している。別法として、検定結果は、PTP阻害剤が単独で活性を呈することを示し得るもので、その場合、単剤療法で阻害剤を用いることにより、筋量を増加させるかまたは筋萎縮を処置し得ることを示している。
PTP1Bヌルマウスを用いて、PTP1Bの欠如により骨格筋萎縮が阻止または改善され得るか否かを試験することができる。右後脚除神経の14日後、除神経筋肉の筋重量を、対照脚からの反対側筋肉と比較する(生筋重量を個々の体重に正規化する)。この骨格筋萎縮動物モデルを用いたところ、異型接合型およびノックアウトマウスの筋肉は著しく倹約されていた。WTマウスは、異型接合型マウスにおける30%喪失および同型接合型ヌルマウスにおける20%喪失と比べて、腓腹筋量の約40%を喪失している。WT腓腹筋と比べたところ、KO腓腹筋では除神経誘導筋萎縮の半分が阻止されている。
AKTのリン酸化は、IGF1Rリン酸化の下流事象である。AKTリン酸化レベルは、PTP阻害剤+/−IGF1または+/−hGHで1時間処置されたC2C12筋管におけるIGF1経路の活性化のリードアウトとして使用され得る。PTP阻害剤単独でも、AKTのリン酸化レベルを例えば少なくとも50%(例えば、65%)増加させ得る。hGH処置は、C2C12においてAKTリン酸化を誘発することが知られているが、PTP阻害剤と共にhGHで処置すると、hGH単独で誘導させる場合よりもAKTリン酸化をさらに増加させることが可能である。したがって、PTP阻害剤による処置は、IGF1経路の活性化を増強させ得ることから、上記方法で筋管直径の著しい増加をもたらすと思われる。
上記したような実験による結果は、PTP阻害剤、特にPTP1B阻害剤がpAKTのレベルを高め、結果的に筋管直径の生理学的増加をもたらすことを示し得る。以下のことが観察され得る:
・PTP阻害剤は、単独でC2C12筋管直径の著しい増加を誘発し、培地においてhGHと共に少なくとも付加的に作用することにより、筋管サイズをさらに増加させる。
・PTP阻害剤は、未処置筋管の場合と比べてC2C12筋管の著しい増加をもたらす。
さらに、除神経により筋萎縮が誘導されたPTP1B KOおよびWTマウスを用いたインビボ萎縮試験は、PTP1Bの阻害により骨格筋萎縮が阻止されることを立証し得る。
PTP阻害剤が、例えばAKTリン酸化レベルでIGF1シグナリング経路をモジュレーションすることにより、インビトロまたはインビボで筋量増強活性を呈するならば、上記PTP阻害剤はまた、IGF1またはヒト成長ホルモン処置に敏感に反応することが知られている他の疾患、例えば小人症、低骨密度または無機物含有量、オステオポローシスまたは低身長についても有用である。
本発明方法は、下記カテゴリーに記載された1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン誘導体により実施され得る。
カテゴリー1 PTP阻害剤
本発明方法は、式
Figure 2011504918
[式中、
Qは、それが結合している炭素原子と一緒になって、芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成し、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、R、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって3〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を用いて、実施できる。
好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、R、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンである]
を有する、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、式(IA)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである]
を有する式(IA)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
が、−Y−(CH)−CR1011−(CH)−Xであって、
Yが、酸素またはS(O)(式中、qが0または1または2の整数である)であるか、または
YがトランスCH=CHであるか、または
Yが存在せず、
nが1〜6の整数であり、
10およびR11が、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
10およびR11が一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
mが0または1または2の整数であり、
Xが、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Rが水素である、式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、さらに好ましいのは、
nが2または2の整数であり、
10およびR11が互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
mが0または1であり、
Xが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Yが存在しない、式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが3であり、
10およびR11が低級アルキルであり、
mが0または1であり、
Xが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、R10およびR11がメチルである、式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、R、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって3〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンであり、
pは0または1である]
を有する、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、式(IC)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは所望により少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、式(IC)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、pが1である、式(IC)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素または−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、R、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンである]
を有する式(IC)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、式(ID)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは所望により少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、B群と称される、式(ID)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、RおよびRが一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜5員スピロ環を形成するアルキレンである、C群と称される、式(ID)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、D群と称される、式(ID)
[式中、
は、−Y−(CH−CR1011−(CH−Xであり、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
YはトランスCH=CHであるか、または
Yは存在せず、
nは1〜6の整数であり、
10およびR11は、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
10およびR11は一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
mは0または1または2の整数であり、
Xは、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが2または3の整数であり、
10およびR11が、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
mが0または1であり、
Xが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Yが存在しない、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが3であり、
10およびR11が低級アルキルであり、
mが0または1であり、
Xが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、R10およびR11がメチルである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特定の具体例は、
5−(3,6−ジヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3,7−ジヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン カリウム塩;
5−(7−ブロモ−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−エチル−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[2−(4−メトキシフェニル)−エチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−エチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[2−(3−メトキシフェニル)−エチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(4−メチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)ナフタレン−2−イル]−フェニル}−酢酸;
5−(3−ヒドロキシ−7−フェニルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−安息香酸;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−トリフルオロメトキシフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}アセトニトリル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−ヒドロキシメチルフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2イル]−フェニル}−プロピオン酸;
6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−カルボニトリル;
3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ベンゾニトリル;
5−[7−(3,3−ジメチルブチル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−トリフルオロメチルフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−安息香酸エチルエステル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−メタンスルホニルフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−プロピオニトリル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−メトキシメチルフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−フラン−3−イル−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
N−{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
5−[7−(2−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−o−トリルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−ペンチルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−プロピルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(テトラヒドロフラン−3−イル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−酢酸エチルエステル;
3−{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−フェニル}−プロピオン酸エチルエステル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタン酸エチルエステル;
4−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチル酪酸;
5−[3−ヒドロキシ−7−((S)−4−ヒドロキシペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
4−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチルブチロニトリル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチルペンタン酸エチルエステル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−メチルブチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタンニトリル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタン酸;
5−[3−ヒドロキシ−7−(5−ヒドロキシペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
2−ヒドロキシ−6−{2−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルオキシ]−エトキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−ヒドロキシ−6−{4−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ブトキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
5−{3−ヒドロキシ−7−[3−(2−ヒドロキシエトキシ)−プロピル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[2−(2−メトキシフェニル)−エチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(5−オキソヘキシル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{7−[3−(3,5−ジメチルピラゾール−1−イル)−プロピル]−3−ヒドロキシ−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[3−(2−オキソシクロヘキシル)−プロピル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[4−ヒドロキシ−4−(テトラヒドロフラン−2−イル)−ブチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[1−(2−オキソピロリジン−1−イル)−エチル]ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−フェニルプロピル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−ペンタフルオロフェニルプロピル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
2−{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−プロピル}ベンゾニトリル;
5−[3−ヒドロキシ−7−((R)−4−ヒドロキシペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシ−3−メチルブチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[7−(4−エチル−4−ヒドロキシヘキシル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシヘプチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{3−ヒドロキシ−7−[3−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロピル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸;
5−{3−ヒドロキシ−7−[2−((1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル)−エチル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタンニトリル;
5−{3−ヒドロキシ−7−[3−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロピル]−ナフタレン−2−イル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸メチルエステル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(5,5,5−トリフルオロ−4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
酢酸4−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチルブチルエステル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(5,5,5−トリフルオロ−4−ヒドロキシペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−シクロペンチル−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−シクロヘキシル−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−(3−メチルスルファニルフェニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[3−ヒドロキシ−7−((E)−4−ヒドロキシ−4−メチルペンタ−1−エニル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−チオフェン−2−カルボニトリル;
{3−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ベンジル}−カルバミン酸メチルエステル;
(E)−5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタ−4−エンニトリル;
(E)−5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2メチルペンタ−4−エン酸エチルエステル;
(E)−5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)ナフタレン−2−イル]−2−メチルペンタ−4−エン酸;
(E)−5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタ−4−エン酸;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−ペンタン酸イソプロピルエステル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチルペンタン酸メチルエステル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2−メチルペンタン酸;
5−[7−(4,5−ジヒドロキシ−4,5−ジメチルヘキサ−1−エニル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[7−(4,5−ジヒドロキシ−4,5−ジメチルヘキシル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[7−(4,4−ジメチルペンチル)−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
2,2−ジメチルプロピオン酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル エステル;
プロピオン酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
2−エチル酪酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
ヘキサン酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
2−アセトキシ−安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
ペンタン酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
酢酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
3−メチル安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
2−メチル安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
4−ブチル安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
シクロヘキサンカルボン酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
4−tert−ブチル安息香酸6−(3−シアノ−3−メチルプロピル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
2,2−ジメチルプロピオン酸6−(3−シアノフェニル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−(4−エトキシカルボニルブチル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−(3−メチルブチル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−((E)−4−ヒドロキシ−4−メチルペンタ−1−エニル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−メチル3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
5−[3−ヒドロキシ−7−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3,6−ジヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−6−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(6−エトキシ−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7,7−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−トリフルオロメチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−イソプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−エチル−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7,7−ジエチル−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7,7−ジプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(6'−ヒドロキシ−3',4'−ジヒドロ−1'H−スピロ[シクロペンタン−1,2'−ナフタレン]−7'−イル)1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン 1,1−ジオキシド;
5−((S)−7−エチル−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸メチルエステル;
5−[6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸;
5−(6−ヒドロキシ−2−メチル−2,3−ジヒドロベンゾ[b]チオフェン−5−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(6−ヒドロキシインダン−5−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(6−ヒドロキシ−2,2−ジメチルインダン−5−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(6−ヒドロキシ−2−メチルインダン−5−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
安息香酸6,6−ジメチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸(S)−6−エチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−エチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6,6−ジエチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸2,2−ジメチル6−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−インダン−5−イルエステル;
5−(3−アリルオキシ−6−ヒドロキシベンゾ[d]イソオキサゾール−5−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−ヒドロキシ−6−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルカリウム塩;
5−ヒドロキシ−6−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸3−メチルブチルエステル;
5−ヒドロキシ−6−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸イソブチルエステル;
5−ヒドロキシ−6−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸; および
5−(7−ヒドロキシ−3−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−6−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−メトキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−メトキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(3−ヒドロキシ−7−プロポキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシ−7−プロポキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−[1,2,5]チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(3−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン; および
5−(3−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩
またはその医薬上許容される塩である。
カテゴリー2 PTP阻害剤
本発明方法は、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
U、VおよびWは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロイルオキシ、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
UおよびWは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよい芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成するか、または
WおよびVは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよい芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成する]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を用いて、実施できる。
好ましいのは、UおよびWが、それらが結合している環原子と一緒になって、所望により置換されていてもよい芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成し、Vが水素である、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、それが結合している炭素原子と一緒になって、芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成し、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって3〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンである]
を有する式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Qが、それが結合している炭素原子と一緒になって、芳香族、または部分または完全飽和5〜6員炭素環を形成する、A群と称される式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンである]
を有するA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R4aおよびR5aが水素である、式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2aおよびR3aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである]
を有する式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、式(Ia)において、
2aが、−Y−(CH2)n−CR6a7a−(CH2)m−Xaであり、
aが、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
aがトランスCH=CHであるか、または
が存在せず、
nが1〜6の整数であり、
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
6aおよびR7aが一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
mが、0または1または2の整数であり、
aが、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、R3aが水素である、式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、さらに好ましいのは、
nが2または3の整数であり、
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
mが、0または1であり、
aが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Yが存在しない、式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが3であり、
6aおよびR7aが、低級アルキルであり、
mが、0または1であり、
aが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、R6aおよびR7aがメチルである、式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(Ia)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって3〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンであり、
pは0または1である]
を有するA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R4aおよびR5aが水素である、式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、R2aおよびR3aが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは所望により少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、pが1である、式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2a、R3a、R4aおよびR5aは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
2aおよびR3aは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンである]
を有する式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R4aおよびR5aが水素である、式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、R2aおよびR3aが、互いに独立して、水素、ハロゲンまたは所望により少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよい(C1−4)アルキルである、B群と称される式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが、水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、R2aおよびR3aが一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜5員スピロ環を形成するアルキレンである、C群と称される式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが、水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、
2aが、−Y−(CH2)n−CR6a7a−(CH2)m−Xaであり、
aが、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
aがトランスCH=CHであるか、または
が存在せず、
nが1〜6の整数であり、
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
6aおよびR7aが一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
mが、0または1または2の整数であり、
aが、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
D群と称される、式(Ia)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R3aが水素である、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが2または3の整数であり、
6aおよびR7aが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
mが、0または1であり、
aが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、単環式アリールまたはヘテロシクリルである、
D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Yが存在しない、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが3であり、
6aおよびR7aが、低級アルキルであり、
mが、0または1であり、
aが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、R6aおよびR7aがメチルである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、
UおよびVが水素であり、
Wは、アリールオキシ、アリールチオまたは単環式アリールにより置換されたメチルである、
式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、さらに好ましいのは、
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2b、R3bおよびR4bは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、R2bおよびR3bは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、R2bおよびR3bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって縮合5〜6員芳香族またはヘテロ芳香族環を形成し、
は、水素、フルオロ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシであるか、または
は、−NR5bC(O)R6b、−NR5bC(O)OR7b、−NR5bS(O)8b、−(CH)S(O)9b、−OS(O)10bまたは−OC(O)NR11b12bであり、
ここで、R5bは、水素、低級アルキル、アシル、アルコキシカルボニルまたはスルホニルであり、
6b、R7b、R8b、R9bおよびR10bは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
6b、R8bおよびR9bは、互いに独立して、−NR13b14bであり、
このR13bおよびR14bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
13bおよびR14bは組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであるものとし、
11bおよびR12bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
11bおよびR12bは組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであり、
rおよびsは、互いに独立して、0または1の整数であるものとし、または
C−Xは、窒素により置換されており、
は、O、SまたはCHである]
で示される式を有する式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、YがCHである、式(Ib)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
2b、R3bおよびR4bは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
2bおよびR3bは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
2bおよびR3bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、縮合5〜6員芳香族またはヘテロ芳香族環を形成し、
はシアノであるか、または
は、−NR5bC(O)R6b、−NR5bC(O)OR7b、−NR5bS(O)8b、−(CH)S(O)9bまたは−OS(O)10bであり、
ここで、R5bは、水素または低級アルキルであり、
6b、R7b、R8b、R13およびR10bは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
6b、R8bおよびR9bは、互いに独立して、−NR13b14bであり、
このR13bおよびR14bは、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
13bおよびR14bは組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであるものとし、
rは0であるものとし、または
C−Xは、窒素により置換されている]
を有する式(Ib)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
がシアノであるか、または
が、−NR5bS(O)8bまたは−OS(O)10bであり、
ここで、R5bが、水素または低級アルキルであり、
8bおよびR10bが、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである、
式(Ib)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、R5bが水素である、E群と称される、式(Ib)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R8bおよびR10bが、互いに独立して単環式アリールまたは(C1−4)アルキルである、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、特に好ましいのは、
2b、R3bおよびR4bが、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、単環式アリール、C(1−4)アルコキシまたは少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよいC(1−4)アルキルである、
F群と称される、式(Ib)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R5bが水素である、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、R8bおよびR10bが、互いに独立して、単環式アリールまたはC(1−4)アルキルである、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、
が、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRが、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRが、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
Uが、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり、
WおよびVが、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである、
G群と称される、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Uが、−Yc−(CH2)p−CR2c3c−(CH2)t−Xc
[式中、
は、酸素またはS(O)(式中、vは0または1または2の整数である)であるか、または
はC≡Cであるか、または
は存在せず、
pおよびtは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
2cおよびR3cは、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
2cおよびR3cは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
は、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである]である、
H群と称される、G群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R2cおよびR3cが水素である、H群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
pが、0または1〜3の整数であり、
tが、0または1であり、
2cおよびR3cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
が、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、
H群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
がC≡Cであるか、または
が存在しない、
I群と称される、H群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
が存在せず、
pが5または6の整数であり、
tが0または1であり、
2cおよびR3cが低級アルキルであり、
が、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
I群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、R2cおよびR3cがメチルである、I群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、I群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、
が存在せず、
pが4または5の整数であり、
tが0であり、
2cおよびR3cが水素であり、
が、単環式アリールオキシである、
J群と称される、I群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、J群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、
がC≡Cであり、
pが2または3の整数であり、
tが0であり、
2cおよびR3cが水素であり、
が、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
K群と称される、J群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、K群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、Qが単環式アリールまたは5〜6員複素環である、L群と称される、G群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R2cおよびR3cが水素である、M群と称される、L群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
4c、R5cおよびR6cは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
C−R4c、C−R5cおよびC−R6cは、互いに独立して、窒素により置換されている]
で示される式を有するM群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R4cおよびR5cが水素である、式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
7cは、水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり、
8cおよびR9cは、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
C−R8cおよびC−R9cは、互いに独立して、窒素により置換されている]
を有するM群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、C−R8cが窒素により置換されており、R9cが水素である、式(Ic)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
7cは、水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである]
を有する式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
7cが、−(CH2)p−CR10c11c−(CH2)t−Zc
[式中、
pおよびtは、互いに独立して、0または1〜6の整数であり、
10cおよびR11cは、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
10cおよびR11cは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
は、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである]
である、式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
pが、1〜3の整数であり、
tが、0または1であり、
10cおよびR11cが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
が、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、
式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
10cおよびR11cが水素であり、
が、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(Ic)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
化合物の特定の具体例は以下のものである:
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−フルオロ−5−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
5−(4−ベンジル−2−フルオロ−6−ヒドロキシ−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−フルオロ−6−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
安息香酸5−ベンジル−3−フルオロ−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−メチル−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
5−(4−シクロブチルメチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
5−(4−シクロヘキシルメチル−2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
7−[2−フルオロ−4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタンニトリル;
5−(2,4−ジフルオロ−6−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(1−フルオロ−3−ヒドロキシナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(7−エチル−1−フルオロ−3−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[1−フルオロ−3−ヒドロキシ−7−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−ナフタレン−2−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[8−フルオロ−6−ヒドロキシ−7−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イル]−2,2−ジメチルペンタン酸;
安息香酸4−フルオロ−6−メチル−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸6−エチル−4−フルオロ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸4−フルオロ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸4−フルオロ−6−(5−ヒドロキシ−4,4−ジメチルペンチル)−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ナフタレン−2−イルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸4−(6−シアノ−6,6−ジメチルヘキシル)−3−フルオロ−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルアミノ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルアミノ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル; および
安息香酸3−フルオロ−5−(2−メタンスルホニルオキシ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル
またはその医薬上許容される塩。
カテゴリー3 PTP阻害剤
本発明方法は、式
Figure 2011504918
[式中、
Qは、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を用いて、実施できる。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−CR−(CH2)m−Xであり、
Yが、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
YがC≡Cであるか、または
Yが存在せず、
nおよびmが、互いに独立して0または1〜8の整数であり、
およびRが、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
およびRが一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
Xが、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、
A群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜3の整数であり、
mが0または1であり、
およびRが、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
Xが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、
A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
YがC≡Cであるか、または
Yが存在しない、
B群と称される、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Yが存在せず、
nが5または6の整数であり、
mが0または1であり、
およびRが低級アルキルであり、
Xが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
およびRがメチルである、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
が水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Yが存在せず、
nが4または5の整数であり、
mが0であり、
およびRが水素であり、
Xが単環式アリールオキシである、
C群と称される、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
が水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのはまた、
YがC≡Cであり、
nが2または3の整数であり、
mが0であり、
およびRが水素であり、
Xが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
D群と称される、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
が水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、
D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Qが単環式アリールまたは5〜6員複素環である、E群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、G群と称される、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
10、R11およびR12は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
C−R10、C−R11およびC−R12は、互いに独立して、窒素により置換されている]
を有するG群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R10およびR11が水素である、式(IA)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのはまた、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(IA)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
また好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
13は、水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり、
14およびR15は、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
C−R14およびC−R15は、互いに独立して、窒素により置換されている]
を有するG群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、C−R14が窒素により置換されており、R15が水素である、式(IB)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
13は、水素、スルホニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである]
を有する式(IB)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
13が、−(CH2)−CR1617−(CH2)−Z
[式中、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜6の整数であり、
16およびR17は、互いに独立して、水素または低級アルキルであるか、または
16およびR17は組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
Zは、ヒドロキシ、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである]
である式(IC)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが1〜3の整数であり、
mが0または1であり、
16およびR17が、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、
Zが、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、単環式アリールまたは単環式アリールオキシである、
式(IC)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
16およびR17が水素であり、
Zが、ヒドロキシ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシである、
式(IC)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
最も好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、式(IC)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
化合物の特定の具体例は以下のものである:
5−[2−ヒドロキシ−5−(1H−ピロール−2−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(2H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−フラン−3−イル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4'−アセチル−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4'−ベンゾイル−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1H−ピロール−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
メタンスルホン酸4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イルエステル;
5−(3'−アミノ−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−ヒドロキシ−2'−メチルビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1H−インドール−2−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−アセトニトリル;
4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−カルボン酸(2−シアノエチル)−アミド;
3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−プロピオン酸メチルエステル;
4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−カルボン酸(2−カルバモイルエチル)−アミド;
5−[3'−(2−アミノエチル)−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3'−アミノメチル−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−ピリジン−3−イル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−ヒドロキシ−2'−メトキシ−ビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−ピリジン−4−イル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−4−イル]−酢酸;
5−(4’−クロロ−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3’−クロロ−4−ヒドロキシビフェニル3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(6−メトキシピリジン−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[5−(6−フルオロピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−プロピオン酸エチルエステル;
5−(4−ヒドロキシ−3'−メチルビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(3'−フルオロ−4−ヒドロキシビフェニル3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4'−フルオロ−4−ヒドロキシビフェニル−3−イル−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−ヒドロキシ−4'−メチルビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−プロピオニトリル;
4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−カルボニトリル;
5−(4−ヒドロキシ−3',5'−ジメチルビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(4−ヒドロキシ−3'−メトキシビフェニル−3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
N−(2−ヒドロキシエチル)−2−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−4−イル]−アセトアミド;
2,2,2−トリフルオロ−N−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−アセトアミド;
1−エチル−3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−尿素;
1−エチル−3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イルメチル]−尿素;
[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イルメチル]−カルバミン酸メチルエステル;
N−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イルメチル]−アセトアミド;
[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル;
1−エチル−3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−4−イル]−尿素;
3−[4'−ヒドロキシ−3'−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−3−イル]−プロピオン酸;
5−{4−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ピラゾール−1−イル}−ペンタン酸;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{4−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−ペンタン酸エチルエステル;
5−{2−ヒドロキシ−5−[1−(4,4,4−トリフルオロブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{2−ヒドロキシ−5−[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{4−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−ペンタンニトリル;
4−{4−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−ブチロニトリル;
5−(2−ヒドロキシ−5−フェノキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−ベンジル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−ヘキシル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(テトラヒドロフラン−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[5−(4−フルオロフェニルエチニル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘキサ−5−インニトリル;
6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘキサ−5−イン酸;
5−[5−(3,3−ジメチル−ブタ−1−イニル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(5−メチルヘキシル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘキサン酸;
5−[5−(ベンジルアミノメチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−ブチルアミノメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{2−ヒドロキシ−5−[(2−メトキシベンジルアミノ)−メチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{5−[(2−エトキシベンジルアミノ)−メチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{2−ヒドロキシ−5−[(2−イソプロポキシベンジルアミノ)−メチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−{[2−(1−メチル−2−フェニルエトキシ)−ベンジルアミノ]−メチル}−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(3−メチルブトキシ)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(4−メチルペンチルオキシ)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−5−プロポキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
2−ヒドロキシ−6−{4−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブトキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−ヒドロキシ−6−{5−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ペンチルオキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−ヒドロキシ−6−{6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘキシルオキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−6−{6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘキシルオキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−ヒドロキシ−6−{7−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ヘプチルオキシ}−N,N−ジメチルベンズアミド;
5−(4−ヒドロキシ−4'−ヒドロキシメチルビフェニル3−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルペンタン酸;
8−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルオクタン酸エチルエステル;
8−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルオクタン酸;
7−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタン酸;
6−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘキサン酸;
7−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタン酸エチルエステル;
8−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルオクタンニトリル;
5−[2−ヒドロキシ−5−(6−ヒドロキシ−6−メチルヘプチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(7−ヒドロキシ−6,6−ジメチルヘプチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキシル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(8−ヒドロキシ−7,7−ジメチルオクチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
7−[4−ヒドロキシ−3−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2,2−ジメチルヘプタンニトリル;
5−[2−ヒドロキシ−5−(5−ヒドロキシ−5−メチルヘキサ−1−イニル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−5−(2−ピリジン−3−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5− チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4−メチル−5−ペンチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4−メチル−5−プロピルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(5−ヘプチル−2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[5−(2−シクロヘキシルエチル)−2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
安息香酸4−(7−ヒドロキシ−6,6−ジメチルヘプチル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;および
安息香酸4−(6−シアノ−6,6−ジメチルヘキシル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル
またはその医薬上許容される塩。
カテゴリー4 PTP阻害剤
本発明方法は、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、RおよびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、RおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、縮合5〜6員芳香族またはヘテロ芳香族環を形成し、
Xは、水素、フルオロ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシであるか、または
Xは、−NRC(O)R10、−NRC(O)OR11、−NRS(O)12、−(CH)S(O)13、−OS(O)14または−OC(O)NR1516であり、
ここで、Rは、水素、低級アルキル、アシル、アルコキシカルボニルまたはスルホニルであり、
10、R11、R12、R13およびR14は、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
10、R12およびR13は、互いに独立して、−NR1718であり、
このR17およびR18は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
17およびR18は組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであるものとし、
15およびR16は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
15およびR16は組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであり、
mおよびnは、互いに独立して、0または1の整数であり、または
C−Xは、窒素により置換されており、
Yは、CH、OまたはSである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を用いて、実施できる。
好ましいのは、YがCHである、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、式
Figure 2011504918
[式中、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
およびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、縮合5〜6員芳香族またはヘテロ芳香族環を形成し、
Xは、シアノであるか、または
Xは、−NRC(O)R10、−NRC(O)OR11、−NRS(O)12、−(CH)S(O)13または−OS(O)14であり、
ここで、Rは、水素または低級アルキルであり、
10、R11、R12、R13およびR14は、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
10、R12およびR13は、互いに独立して、−NR1718であり、
このR17およびR18は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
17およびR18は組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであるものとし、
mは、0であり、または
C−Xは、窒素により置換されている]
を有する式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Xがシアノであるか、または
Xが、−NRS(O)12または−OS(O)14であり、
が、水素または低級アルキルであり、
12およびR14が、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルである、
式(IA)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Rが水素である、A群と称される式(IA)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、R12およびR14が、互いに独立して、単環式アリールまたはC(1−4)アルキルである、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
また、特に好ましいのは、R、RおよびRが、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、単環式アリール、C(1−4)アルコキシまたは所望により少なくとも1個のハロゲンにより置換されていてもよいC(1−4)アルキルである、B群と称される、式(IA)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、R12およびR14が、互いに独立して、単環式アリールまたはC(1−4)アルキルである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Rが水素または−C(O)Rであり、Rが単環式アリールである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
化合物の特定の具体例は以下のものである:
5−(4−ベンジル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−メトキシベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(2−フルオロ−3−トリフルオロメチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ベンゾニトリル;
5−[4−(2−フルオロベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4−ナフタレン−2−イルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−トリフルオロメチルベンジルフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メチルベンジル)フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(4−フルオロベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−安息香酸メチルエステル;
5−(4−ビフェニル−3−イルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(3−フルオロ−4−メチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(4−メチルベンジル)フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(4−ヒドロキシベンジル)フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(3−フルオロベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(4−tert−ブチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−{2−ベンゼンスルホニルメチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−メチルベンジル)フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−ベンゼンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
ブタン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
C−シクロヘキシル−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−4−イソプロピルベンゼンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミノスルホンアミド;
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ナフタレン−2−イル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン(thiadazolidin)−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アセトアミド;
4−tert−ブチル−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−ベンズアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−ベンズアミド;
5−[4−(4−エチルピリジン−2−イルメチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(6−メトキシピリジン−2−イルメチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4−ピリジン−2−イルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メタンスルホニルベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−N−メチルメタンスルホンアミド;
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メタンスルホニルメチルベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−{4−(3−メタンスルホニルフェニル)メチル−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
C−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−N,N−ジメチルメタンスルホンアミド;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル エステル;
メタンスルホン酸3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ナフタレン−2−イルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ナフタレン−1−イルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸1−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ナフタレン−2−イルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メトキシフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニルエステル;
エタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
プロパン−1−スルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニルエステル;
エタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
プロパン−1−スルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
5−[4−(2−フルオロ−4−メチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−N−メチルベンズアミドカリウム塩;
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−安息香酸ジカリウム塩;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−安息香酸;
5−[4−(2,5−ジフルオロベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−[4−(3−エチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
5−(2−ヒドロキシ−4−フェノキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オンカリウム塩;
2−ヒドロキシ−6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ベンゾニトリル;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−トリフルオロメチルベンゾニトリル;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルベンゾニトリル;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチル−ベンゾニトリル;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−トリフルオロメチルベンゾニトリル;
5−(2−ヒドロキシ−4−フェニルスルファニルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルスルファニル]−4−トリフルオロメチルベンゾニトリル;
2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルスルファニル]−6−トリフルオロメチルベンゾニトリル;
メタンスルホン酸2−[3−ジエチルカルバモイルオキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−イソプロポキシカルボニルオキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
N−{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−フルオロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−フルオロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−ベンゼンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{4−フルオロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−2−スルホン酸{4−フルオロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニル}−アミド;
N−{4−フルオロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−2−スルホン酸{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
エタンスルホン酸{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−アミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4,6−ジメチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−アミド;
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4,6−ジメチルフェニル}−アミド;
N−{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メトキシフェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{5−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニル}−アミド;
メタンスルホン酸4−エチル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
メタンスルホン酸4−tert−ブチル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
ジエチルカルバミン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
エタンスルホン酸{4−エチル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{4−エチル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アミド;
N−{4−エチル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジルフェニル}メタンスルホンアミド;
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ビフェニル−4−イル}−メタンスルホンアミド;
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メトキシフェニル}−メタンスルホンアミド;
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メトキシフェニル}−アミド;
プロパン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メトキシフェニル}−アミド;
メタンスルホン酸5−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−7−メチルインダン−4−イルエステル;
メタンスルホン酸6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−インダン−5−イルエステル;
N−{2−[4−(1,1−ジオキシド−4−オキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−3−ヒドロキシベンジル]−1,4−ジメチルフェニル}スルファミド;
N−{2−[4−(1,1−ジオキシド−4−オキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−3−ヒドロキシベンジル]−1−メチル−4−クロロフェニル}スルファミド;
N−{2−[4−(1,1−ジオキシド−4−オキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−3−ヒドロキシベンジル]−4−エチルフェニル}スルファミド;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−イソプロピルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メチルフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−クロロ−6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
メタンスルホン酸5−クロロ−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−5−メトキシフェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6−メトキシフェニルエステル;
N−{2−クロロ−6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
メタンスルホン酸2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4,6−ジメチルフェニルエステル;
安息香酸5−ベンジル−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルアミノベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−[2−(ベンゾイルメタンスルホニルアミノ)−5−メチルベンジル]−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−[2−(ベンゾイルメタンスルホニルアミノ)−ベンジル]−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
2−アミノ−3−メチル酪酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−ベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(5−クロロ−2−メタンスルホニルアミノ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−3,5−ジメチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
2−アミノ−3−メチル酪酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−5−メチルベンジル−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−3,5−ジメチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
メタンスルホン酸2−[3−メトキシカルボニルオキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−4−メチルフェニルエステル;
2−アミノ−3−メチル酪酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−ベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
2−(1,1−ジオキシド−4−オキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−5−{2−[(メトキシカルボニル)(メチルスルホニル)−アミノ]−3,5−ジメチルベンジル}フェニルメチルカーボネート;
炭酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−3,5−ジメチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステルメチルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−4−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−[2−(ベンゾイルメタンスルホニルアミノ)−4−メチルベンジル]−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(5−クロロ−2−メタンスルホニルオキシ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−[2−(ベンゾイルメタンスルホニルアミノ)−3−メチルベンジル]−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
安息香酸5−(2−メタンスルホニルアミノ−3−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;
2−メチル安息香酸5−(2−メタンスルホニルオキシ−5−メチルベンジル)−2−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルエステル;および
5−(4−ベンジル−2−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
またはその医薬上許容される塩。
カテゴリー5 PTP阻害剤
本発明方法は、式
Figure 2011504918
[式中、
Qは、
i)−X、または
ii)−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yはシクロプロピルであるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは存在しないか、
Zは−C(O)−O−であるか、または
Zは−C(O)−であるか、または
Zは、−C(O)−NRα−アルキレン−または−C(O)−NRα−アルキレン−O−(式中、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−CO−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−または−C(O)−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−O−(式中、p’は0または整数1であり、n’およびm’は、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、R8’およびR9’は、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−NRα’−C(O)−または−NRα’−C(O)−O−(式中、Rα’はHまたは低級アルキルであるか、またはRα’およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−C(O)−NH−NH−C(O)−O−であるか、または
Zは、−S(O)−または−S(O)−であるか、または
Zは、−NRβ−S(O)−(式中、Rβは、H、低級アルキルであるか、またはRβおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NH−S(O)−NH−C(O)−O−であるか、または
Zは、−NRγ−C(O)−NRγ’−(式中、Rγ’は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは低級アルコキシであり、Rγは、H、低級アルキルであるか、またはRγおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであるか、またはRγ’およびXは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NR−C(O)−NH−S(O)−(式中、RはHまたは低級アルキルである)であり、
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、アルキル、−S(O)−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとし、
は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩により実践され得、
さらに式中、Xがアリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは1より大であるか、または0であり、
Xが−O−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
Xが−S−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
Xが−CH−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
Xがアリールであり、Zが存在せず、Yが−O−であるか、またはYが−S−であるとき、n+m+pは0ではないものとし、または
Qは、−CH−アリール、−S−アリールまたは−O−アリールではあり得ないものとする。
好ましくは、Z官能基の配向は、列挙された官能基の右側にX基を伴う形−Z→Xであり、例えばZが−NRα’−C(O)−であるということは、Zは−NRα’−C(O)−Xであることを意味する。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yはシクロプロピルであるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは存在しないか、
Zは−C(O)−O−であるか、または
Zは−C(O)−であるか、または
Zは、−C(O)−NRα−アルキレン−または−C(O)−NRα−アルキレン−O−(式中、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−C(O)−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−または−C(O)−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−O−(式中、p’は0または1の整数であり、n’およびm’は、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、R8’およびR9’は、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−NRα’−C(O)−または−NRα’−C(O)−O−(式中、Rα’はHまたは低級アルキルであるか、またはRα’およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−C(O)−NH−NH−C(O)−O−であるか、または
Zは、−S(O)−または−S(O)−であるか、または
Zは、−NRβ−S(O)−(式中、Rβは、H、低級アルキルであるか、またはRβおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NH−S(O)−NH−C(O)−O−であるか、または
Zは、−NRγ−C(O)−NRγ’−(式中、Rγ’は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは低級アルコキシであり、Rγは、H、低級アルキルであるか、またはRγおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであるか、またはRγ’およびXは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NR−C(O)−NH−S(O)−(式中、RはHまたは低級アルキルである)であり、
Xは、アラルキルチオ、アリールチオであるものとし、
が、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
およびRが、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである、
ALPHA群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩であり、
さらに式中、Xがアリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは1より大であるか、または0であり、
Xが−O−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないか、または
Xが−S−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないか、または
Xが−CH−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないか、または
Xがアリールであり、Zが存在せず、Yが−O−であるか、またはYが−S−であるとき、n+m+pは0ではないものとし、または
Qは、−CH−アリール、−S−アリールまたは−O−アリールではあり得ないものとする。
好ましくは、Z官能基の配向は、列挙された官能基の右側にX基を伴う形−Z→Xであり、例えばZが−NRα’−C(O)−であるということは、Zは−NRα’−C(O)−Xであることを意味する。
好ましいのは、
Yが酸素であるか、または
Yが、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yがシクロプロピルであるか、または
Yが存在せず、
Xが、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、アルキル、−S(O)−OH、アルキル、シクロアルキル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アリールオキシである、
ALPHA群の化合物である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、ALPHA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、ALPHA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜4の整数であり、
mが0または1〜4の整数であり、
pが0または1である、
ALPHA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、m+n+pが0ないし7または好ましくは0ないし5である、ALPHA群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yはシクロプロピルであるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは存在しないか、
Zは−CO−O−であるか、または
Zは−CO−であるか、または
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
A群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Yが酸素であるか、またはYがシクロプロピルであるか、またはYが存在しない、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素、アルコキシ、アルカノイル、アルコキシカルボニル、アラルキル、アリールまたはアルキルである、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、水素、ヒドロキシ、アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールである、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜3の整数であり、
mが0または1〜3の整数であり、
pが0または1である、
A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、m+n+pが0ないし4である、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、m+n+pが1ないし3であり、nが1である、A群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、Xがフェニルである、A群の化合物である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yはシクロプロピルであるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは存在せず、
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
Bと称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素、アルコキシ、アルカノイル、アルコキシカルボニル、アラルキルまたはアルキルである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、水素、NH、ヒドロキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールである、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜3の整数であり、
mが0または1〜3の整数であり、
pが0または1である、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
m+n+pが0ないし6または好ましくは0ないし4である、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+nが0ないし6または好ましくは0ないし4であり、
pが0である、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、Xが、フェニルまたはヘテロアリールから選択され、好ましくは非置換または少なくとも1個、例えば1または2個の置換基により置換されており、それが、好ましくはカルボキシ、カルバモイルまたは低級アルキルから選択される置換基である、B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+nが、1、2または3、好ましくは1または2であり、
m+m+pが、好ましくは2または3であり、
pが1または0であり、
Xが、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールまたはアリールであって、好ましくは非置換または少なくとも1個、例えば1個または2個の置換基により置換されており、それが好ましくはスルホンアミド、カルボキシ、カルバモイルおよび低級アルキルから選択される置換基である、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+nが、1、2または3、好ましくは1または2であり、
m+n+pが、2、3または4、好ましくは2または3であり、
pが1または0であり、
Xが、好ましくは非置換または少なくとも1個、例えば1または2個の置換基により置換されたアリールであって、それが好ましくはスルホンアミド、カルボキシ、カルバモイルおよび低級アルキルから選択される置換基である
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+nが、1、2または3、好ましくは1または2であり、
pが0または1であり、
Xが、「アミド」型ヘテロシクリル、好ましくはスルホンアミドである、少なくとも1個、例えば1または2個の置換基により置換されたシクロアルキル、または好ましくはスルホンアミドである、少なくとも1個、例えば1または2個の置換基により置換されたアリールである、
B群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは、−CO−NRα−アルキレン−または−CO−NRα−アルキレン−O−(式中、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−CO−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−または−CO−NRα−(CH)n’−(CR8’9’)p’−(CH)m’−O−(式中、p’は0または1の整数であり、n’およびm’は、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、R8’およびR9’は、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
Zは、−NRα’−CO−または−NRα’−CO−O−(式中、Rα’はHまたは低級アルキルであるか、またはRα’およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−CO−NH−NH−CO−O−であるか、または
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
Cと称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Yが存在しない、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素、アルカノイルアミノ、アラルキル、アリールまたはアルキルである、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、水素、アルキル、シクロアルキル、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アラルキル、アリールオキシである、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜3の整数であり、
mが0または1〜3の整数であり、
pが0または1である、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
m+n+pが0ないし6または好ましくは0ないし4である、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+n+pが、1ないし3(すなわち、1、2または3)であり、
m+nが、1ないし3(すなわち、1、2または3)およびpが0であり、
m+n+pが、1ないし3(すなわち、1、2または3)およびpが1であり、
mが0であり、nが1ないし2(すなわち、1または2)であり、pが1である、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、n’およびm’が、互いに独立して、0または1〜6の整数であり、p’が0または整数1である、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、p’+n’+m’が、0ないし5の範囲または3ないし5の範囲、すなわち3、4または5である、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、n’およびm’が、互いに独立して、0または1〜6、好ましくは1〜4の整数である、C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
n’およびm’が、0ないし5、または3ないし5、好ましくは4であり、
p’が0である、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
Xが、好ましくは非置換または好ましくはアルコキシカルボニル、カルボキシ、アルコキシ、シアノ、低級アルキル、(低級アルキル)−NHC(O)−、(低級アルキル)−NC(O)−およびヒドロキシから選択される好ましくは少なくとも1個、例えば1または2個の置換基により置換されたフェニルである、
C群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0であり、
pは0であり、
Zは存在せず、
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
Dと称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、Xが、アリールまたはヘテロアリールである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、Xが、「アミド」型ヘテロシクリルにより置換されたアリールである、D群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは、−SO−または−SO−であるか、または
Zは、−NRβ−SO−(式中、Rβは、H、低級アルキルであるか、またはRβおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環、好ましくは5、6または7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NH−SO−NH−CO−O−であるか、または
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
E群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Yが存在しない、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
およびRが、互いに独立して、水素、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル、カルバモイルであるか、または
およびRが組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである、
E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、アラルキルである、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜4の整数であり、
mが0または1〜4の整数であり、
pが0または1である、
E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、m+n+pが、0ないし7または好ましくは0ないし5である、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
i)m+n+pが2または3であるか、または
ii)m+nが2または3、およびpが0であるか、または
iii)RβおよびRが組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって5、6または7員環を形成するとき、nが1または2、mが0または1、およびpが1である、
E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、
m+nが1または2、mが0または1、およびpが1であるか、または
が水素であり、Rが、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルまたはカルバモイルから選択されるとき、nが1または2、mが0または1、およびpが1である、
E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
他の好ましい化合物は、Xが、フェニル、ビフェニル、ベンジル、低級アルキル、1または2個のフェニルにより置換されたメチル、1または2個のフェニルにより置換されたエチル、またはシクロアルキルにより置換されたメチルである、E群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、
Qが、−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
Yは存在せず、
nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
pは、0または1または2から選択される整数であり、
Zは、−NRγ−CO−NRγ’−(式中、Rγ’は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは低級アルコキシであり、Rγは、H、低級アルキルであるか、またはRγおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであるか、またはRγ’およびXは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
Zは、−NR−CO−NH−SO−(式中、RはHまたは低級アルキルである)であり、
Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、−SO−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとする、
F群と称される、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Yが存在しない、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが、互いに独立して、水素である、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Xが、水素、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキルである、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、RおよびRが水素である、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rγ’がHまたは低級アルキルである、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
好ましいのは、Rが水素である、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、m+n+pが、0ないし7または好ましくは0ないし5または2ないし3である、F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
さらに好ましいのは、
nが0または1〜4の整数であり、
mが0または1〜4の整数であり、
pが0または1である、
F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
特に好ましいのは、
m+n+pが、2または3であり、
Xが、低級アルキル、フェニル、ベンジルまたはシクロヘキシルである、
F群の化合物またはその医薬上許容される塩である。
上記群のいずれかによる化合物において、アルキルの語は、好ましくは低級アルキルをいい、アリールは、好ましくはフェニルであり、そして/またはRおよびRが存在するとき、RまたはRの少なくとも一方は水素であるものとする。
化合物の特定の具体例は、以下に具体的に例示した化合物である:
3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンズアミド
3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−N−メチルベンズアミド
3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−N,N−ジメチルベンズアミド
4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−N,N−ジメチルベンズアミド
4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンズアミド
4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−N−メチルベンズアミド
3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−安息香酸
4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−安息香酸
4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゾニトリル
2−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゾニトリル
5−(2−ヒドロキシ−4−フェネチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(3−メトキシフェニル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(3−フルオロフェニル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(2−フルオロフェニル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ペンタフルオロフェニルエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−p−トリルエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(4−オクチルフェニル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ビフェニル4−イル−エチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(4−tert−ブチルフェニル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(2,5−ジメチルフェニル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(2,4−ジメチルフェニル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
酢酸4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−フェニルエステル
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(4−フェノキシフェニル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ピリジン−4−イルエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ピリジン−3−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ナフタレンエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−キノリン−3−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(4,6−ジアミノ−[1,3,5]トリアジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシ−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(2−アミノフェニル)−プロピル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2−フェニルプロピオン酸エチルエステル
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−メチル−2−フェニルエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−((E)−2−ピリジン−3−イル−ビニル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−メトキシ−2−フェニルエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−オキソ−2−フェニルブチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2H−ピラゾール−3−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(1H−ピラゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−チアゾール−5−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−[1,2,4]トリアゾール−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−イミダゾール−1−イル−エチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2−メチル−チアゾール−5−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2−プロピル−チアゾール−5−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−{2−[4−メチル−2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−5−イル]−エチル}−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2−メチル−4−トリフルオロメチル−チアゾール−5−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[3−(3,4−ジメトキシフェニル)−プロピル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−フェネチルオキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(4−フェニルブチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
5−[4−(3−アミノプロピル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
{(S)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−1,1−ジメチルプロピル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
2−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
2−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アゼパン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
5−(2−ヒドロキシ−4−ピペリジン−3−イルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
{(1R,2S)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンズアミド
4−フルオロ−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンズアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アセトアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−プロピオンアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−イソブチルアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−2,2−ジメチルプロピオンアミド
アダマンタン−1−カルボン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アセトアミド
4−フルオロ−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンズアミド
−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−プロピオンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−イソブチルアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,2−ジメチルプロピオンアミド
アダマンタン−1−カルボン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
5−[2−ヒドロキシ−4−((S)−5−オキソピロリジン−2−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−1H−ピリジン−2−オン
6−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ピペリジン−2−オン
7−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−アゼパン−2−オン
(R)−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−3,4−ジヒドロ−2H−イソキノリン−1−オン
(S)−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−2,3−ジヒドロ−ベンゾ[c]アゼピン−1−オン
(R)−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−1−オン
1−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−3−オン
1−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−2−オン
7−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6,7−ジヒドロ−ジベンゾ[c,e]アゼピン−5−オン
(S)−7−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−6,7−ジヒドロ−ジベンゾ[c,e]アゼピン−5−オン
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−3,4−ジヒドロ−2H−ナフト[1,8−cd]アゼピン−1−オン
5−{4−[2−(1−アセチルピペリジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
N−{(1R,2S)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−アセトアミド
N−{(S)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
N−{4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブチル}−フタルアミド酸
2−{4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブチル}−イソインドール−1,3−ジオン
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−イソプロピル−N−メチルプロピオンアミド
5−{4−[3−(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−イル)−3−オキソプロピル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
N'−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニル}−ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルエステル
N−ブチル−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−ペンチルプロピオンアミド
N−ヘキシル−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−(4−フェニルブチル)−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−(5−フェニルペンチル)−プロピオンアミド
N−(2−ヒドロキシフェニル)−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−フェニルプロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−o−トリル−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−イソプロピル−プロピオンアミド
2−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−2−メチルプロピオン酸
2−ヒドロキシ−6−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−安息香酸メチルエステル
2−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−安息香酸メチルエステル
2−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−安息香酸
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−(4−フェノキシブチル)−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−[4−(2−トリフルオロメチルフェノキシ)−ブチル]−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−[4−(2−メタンスルホニルフェノキシ)−ブチル]−プロピオンアミド
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−[4−(3−メトキシフェノキシ)−ブチル]−プロピオンアミド
N−[4−(2,3−ジメトキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(3−ヒドロキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(2−ヒドロキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(3−ヒドロキシ−2−メトキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(3−ヒドロキシ−2−メチルフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(2−アセチル−3−メトキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
2−ヒドロキシ−6−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−N,N−ジメチルベンズアミド2−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−6,N,N−トリメチルベンズアミド
2−フルオロ−6−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−N,N−ジメチルベンズアミド
2−ヒドロキシ−6−(4−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−安息香酸
N−[4−(2−アセチル−3−ヒドロキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(2−シアノ−3−ヒドロキシフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(3−ヒドロキシ−2−メタンスルフィニルフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
N−[4−(3−ヒドロキシ−2−メタンスルホニルフェノキシ)−ブチル]−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオンアミド
2−(4−{2−アセチルアミノ−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−6−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル
2−(4−{(S)−2−アセチルアミノ−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオニルアミノ}−ブトキシ)−6−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピオン酸メチルエステル
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2−メチルプロピオン酸メチルエステル
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2−メチルプロピオン酸tert−ブチルエステル
(1R,2R)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル
(1R,2S)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル
N−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−N−メチルベンゼンスルホンアミド
N−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−N−メチルメタンスルホンアミド
C−シクロヘキシル−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−メタンスルホンアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−メタンスルホンアミド
エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
ブタン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
プロパン−2−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
オクタン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゼンスルホンアミド
N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド
4−フルオロ−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゼンスルホンアミド
3,4−ジクロロ−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゼンスルホンアミド
3−(4−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチルスルファモイル}−フェニル)−プロピオン酸
2−ヒドロキシ−5−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチルスルファモイル}−安息香酸
ナフタレン−1−スルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
2−ナフタレン−1−イル−エタンスルホン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−メタンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−C−フェニルメタンスルホンアミド
C−(4−フルオロフェニル)−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−メタンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−4−イソプロピルベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4)−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−4−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホンアミド
C−(3−アミノフェニル)−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−メタンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド
2−ヒドロキシ−5−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピルスルファモイル}−安息香酸
3−アミノ−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド
4−アミノ−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−3,5−ジメチルベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,5−ジメチルベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド
4−tert−ブチル−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド
4−(1,1−ジメチルプロピル)−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−ベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−3,4−ジメトキシベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,5−ビス−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−ベンゼンスルホンアミド
ビフェニル−4−スルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル−フェニル]−プロピル}−2−フェノキシベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−3−フェノキシベンゼンスルホンアミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−2,5−ビス−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−ベンゼンスルホンアミド
2,2−ジフェニルエタンスルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
C−(2−アミノフェニル)−N{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−メタンスルホンアミド
ナフタレン−1−スルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
C−シクロヘキシル−N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−メタンスルホンアミド
2−ナフタレン−1−イル−エタンスルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
2−フェニル−2−(2−トリフルオロメチルフェニル)−エタンスルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
2−オキソ−2H−クロメン(chomene)−6−スルホン酸{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−アミド
N−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニルプロピル}−N−イソプロピルベンゼンスルホンアミド
N−(1−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−シクロプロピル)−ベンゼンスルホンアミド
N−{(S)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−メタンスルホンアミド
エタンスルホン酸{(S)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
N−{(S)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−C−フェニル−メタンスルホンアミド
N−{(R)−1−ベンジル−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−C−フェニルメタンスルホンアミド
N−{4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブチル}−メタンスルホンアミド
N−{5−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ペンチル}−メタンスルホンアミド
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−メタンスルホニルピペリジン−3−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(1−メタンスルホニルピペリジン−2−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1−ベンゼンスルホニルピペリジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−((S)−1−ベンゼンスルホニルピペリジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−((R)−1−ベンゼンスルホニルピペリジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1−ベンゼンスルホニルピロリジン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1−ベンゼンスルホニル−1H−ピロール−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1−ベンゼンスルホニルピロリジン−3−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1−ベンゼンスルホニルアゼパン−2−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−((R)−2−メタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−((R)−2−ベンゼンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−{2−[2−(4−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−イル]−エチル}−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2−フェニルメタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−イル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[2−(1,1−ジオキソ−1,2−チアジナン−3−イル)−エチル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
N−{(1R*,2S*)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−メタンスルホンアミド
N−{(1R,2S)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−メタンスルホンアミド
N−{(1S,2R)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−メタンスルホンアミド
エタンスルホン酸{(1R*,2S*)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−アミド
N−{(1R*,2S*)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−シクロヘキシル}−ベンゼンスルホンアミド
(S)−2−ベンゼンスルホニルアミノ−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−ペンチルプロピオンアミド
(S)−2−ベンゼンスルホニルアミノ−3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−N−(4−フェニルブチル)−プロピオンアミド
N−{(S)−1−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ベンゼンスルホンアミド
[({2−[4−(1,1−ジオキシド−4−オキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−3−ヒドロキシフェニル]エチル}アミノ)スルホニル]カルバミン酸tert−ブチル
1−シクロヘキシル−3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
1−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−3−フェニル−尿素
1−エチル−3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
1−アダマンタン−1−イル−3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
ベンゼンスルホニル−N−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
1−(2,4−ジメトキシベンジル)−3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
1−(2−ヒドロキシエチル)−3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−尿素
3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−1,1−ビス−(2−メトキシエチル)−尿素
モルホリン−4−カルボン酸{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−アミド
4−(3−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−ウレイド)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
1−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−3−ピペリジン−4−イル−尿素
1−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−3−フェニル−尿素
1−シクロヘキシル−3−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−尿素
1−アダマンタン−1−イル−3−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン(thiaidiazolidin)−2−イル)−フェニル]−プロピル}−尿素
3−{3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−プロピル}−1H−キナゾリン−2,4−ジオン
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−ピペリジン−1−カルボン酸エチルアミド
5−(2−ヒドロキシ−4−メタンスルホニルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−エタンスルホニルメチル−2−ヒドロキシ−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(プロパン−2−スルホニルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−ベンゼンスルホニルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−メタンスルフィニルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−エタンスルフィニルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(プロパン−2−スルフィニルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−メチルスルファニルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−エチルスルファニルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−イソプロピルスルファニルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ベンゼンスルホニルエチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(4−ベンゼンスルホニルブチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[3−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−2−イル)−プロパ−1−イニル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{4−[3−(1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェン−2−イル)−プロピル]−2−ヒドロキシフェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−オキソペンチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−3−オキソペンチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−3−オキソ−3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ベンゾイルブチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ベンゾイルペンチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−オキソ−2,3−ジフェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ベンジル−3−オキソ−3−フェニルプロピル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−フェニルプロピル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−オキソ−インダン−2−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メトキシ−3−オキソ−3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチル−3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(ヒドロキシルフェニルメチル)−ブチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(ヒドロキシフェニルメチル)−ペンチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−ベンジル−3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル3−フェニルプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−ヒドロキシインダン−2−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシ−2−メトキシ−3−フェニル−プロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−ビニルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシヘキシル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−ヒドロキシブチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(4,4,4−トリフルオロ−3−ヒドロキシ−3−フェニルブチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(3−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
[3’−ヒドロキシ−4’−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ビフェニル−4−イル]−酢酸
5,5’−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1,1,1’,1’−テトラオキソ−1,1’,2,2’,5,5’−ジチアジアゾリジン−3,3’−オン
5−(4−フラン−3−イル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−チオフェン−3−イル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−ベンゾフラン−3−イル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(6−メトキシベンゾフラン−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1H−ピロール−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1H−ピラゾール−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[1−(3−メチルブチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(テトラヒドロフラン−3−イル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イルメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2H−ピラゾール−3−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−ピラゾール−1−イルメチル−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3−トリフルオロメチルピラゾール−1−イルメチル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ペンタン酸
4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブタン−1−スルフィン酸
4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−ブチロニトリル
4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−2−メチル−ブチロニトリル
4−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェニル]−3,3−ジメチルブチロニトリル
[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェノキシ]−酢酸2−トリメチルシラニルエチルエステル
[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェノキシ]−酢酸
3−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−フェノキシ]−1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−2−オン
5−(4−エチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−ヘキシル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−イソブチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(3,3−ジメチルブチル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−シクロペンチルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−シクロヘキシルメチル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[1−(2,4,6−トリメチルフェニル)−エチル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−アミノベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[4−(2−アミノメチルベンジル)−2−ヒドロキシフェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(2−メトキシメチルベンジル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アセトニトリル
{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−酢酸メチルエステル
{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−酢酸
N−エチル−2−{2−[3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンジル]−フェニル}−アセトアミド
5−(2−ヒドロキシ−4−{2−[2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−2−オキソ−エチル]−ベンジル}−フェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−{2−ヒドロキシ−4−[2−(2−ヒドロキシエチル)−ベンジル]−フェニル}−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−[2−ヒドロキシ−4−(ピリジン−2−カルボニル)−フェニル]−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(4−ベンゼンスルホニル−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−トリフルオロメチルフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
5−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
3−ヒドロキシ−4−(1,1,4−トリオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−2−イル)−ベンゾニトリル、および
5−(4−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)−1,1−ジオキソ−1,2,5−チアジアゾリジン−3−オン
またはその医薬上許容される塩。
本発明について単なる実例として記載したが、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、修正が加えられ得るものとする。

Claims (24)

  1. 筋骨格疾患の処置方法であって、
    筋骨格疾患を呈するか、または筋骨格疾患発症の危険がある個体を識別し、
    筋骨格疾患を軽減するのに十分なヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の治療有効量を個体に投与することを含む方法。
  2. 筋骨格疾患の処置または予防を目的とする医薬の製造におけるヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の使用。
  3. 筋骨格疾患が筋萎縮である、請求項1または2に記載の方法または使用。
  4. 筋萎縮がグルココルチコイドによる処置の結果である、請求項3記載の方法または使用。
  5. グルココルチコイドが、コルチゾール、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレドニゾン、メチルプレドニゾロンまたはプレドニゾロンである、請求項4記載の方法または使用。
  6. 筋萎縮が神経外傷に起因する脱神経の結果である、請求項3記載の方法または使用。
  7. 筋萎縮が、変性、代謝性または炎症性ニューロパシーの結果である、請求項3記載の方法または使用。
  8. ニューロパシーが、ギラン−バレー症候群、末梢ニューロパシーまたは環境的毒素または薬物への暴露により誘発される、請求項7記載の方法または使用。
  9. 筋萎縮が、成人運動ニューロン疾患、幼児脊髄性筋萎縮、若年型脊髄性筋萎縮、多巣性伝導ブロックを伴う自己免疫運動ニューロパシー、卒中または脊髄損傷に起因する麻痺、外傷、長期臥床、随意無活動、不随意無活動、代謝性ストレスまたは栄養失調、癌、エイズ、絶食、横紋筋融解症、甲状腺障害、糖尿病、良性先天性緊張低下、セントラルコア病、ネマリンミオパシー、筋細管(中心核)ミオパシー、火傷、慢性閉塞性肺疾患、肝臓病、敗血症、腎不全、うっ血性心不全または加齢の結果である、請求項3記載の方法または使用。
  10. 筋骨格疾患が、筋ジストロフィー症候群である、請求項1または2記載の方法または使用。
  11. 筋ジストロフィーが、デュシェンヌ型、ベッカー型、筋強直性、顔面肩甲上腕型、エメリー-ドレフュス型、眼咽頭型、肩甲上腕型、肢帯型、先天性筋ジストロフィーまたは遺伝性遠位型ミオパシーである、請求項10記載の方法または使用。
  12. 筋骨格疾患が、オステオポローシス、骨折、低身長または小人症である、請求項1または2記載の方法または使用。
  13. PTP阻害剤が、式
    Figure 2011504918
    [式中、
    Qは、それが結合している炭素原子と一緒になって、芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成し、
    は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
    およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
    およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
    、R、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
    およびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって3〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
    およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員スピロ環を形成するアルキレンである]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法または使用。
  14. PTP阻害剤が、式
    Figure 2011504918
    [式中、
    は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
    およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
    およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
    U、VおよびWは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロイルオキシ、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
    UおよびWは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよい芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成するか、または
    WおよびVは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、所望により置換されていてもよい芳香族、または部分または完全飽和非芳香族5〜8員炭素環または複素環を形成する]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法または使用。
  15. PTP阻害剤が、式
    Figure 2011504918
    [式中、
    は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
    およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
    およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
    、RおよびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、遊離またはエステル化カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
    およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、RおよびRは一体となって、それらが結合している環原子と一緒になって5〜7員縮合環を形成するアルキレンであるか、または
    およびRが互いに隣接した炭素原子に結合しているとすれば、RおよびRは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、縮合5〜6員芳香族またはヘテロ芳香族環を形成し、
    Xは、水素、フルオロ、シアノまたは遊離またはエステル化カルボキシであるか、または
    Xは、−NRC(O)R10、−NRC(O)OR11、−NRS(O)12、−(CH)S(O)13、−OS(O)14または−OC(O)NR1516であって、
    は、水素、低級アルキル、アシル、アルコキシカルボニルまたはスルホニルであり、
    10、R11、R12、R13およびR14は、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルホンアミド、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであるか、または
    10、R12およびR13は、互いに独立して、−NR1718であり、
    このR17およびR18は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
    17およびR18は組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであるものとし、
    15およびR16は、互いに独立して、水素、アルキル、シクロアルキル、アラルキル、アリールまたはヘテロシクリルであるか、または
    15およびR16は組み合わされて、それらが結合している窒素原子と一緒になって4〜7員環を形成するアルキレンであり、
    mおよびnは、互いに独立して、0または整数1であるものとし、または
    C−Xは、窒素により置換されており、
    Yは、CH、OまたはSである]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法または使用。
  16. PTP阻害剤が、式
    Figure 2011504918
    [式中、
    Qは、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、シクロアルキル、アリール、アリールオキシ、ヘテロシクリル、アルケニル、アルキニルまたは所望によりハロゲン、ヒドロキシ、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、所望により置換されていてもよいアミノ、カルバモイル、チオール、アルキルチオ、アルキルチオノ、スルホニル、スルファモイル、ニトロ、シアノ、遊離またはエステル化カルボキシ、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アルケニル、アルキニル、アラルコキシ、ヘテロアラルコキシ、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルオキシから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよい(C1−8)アルキルであり、
    は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
    およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
    およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
    およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法または使用。
  17. PTP阻害剤が、式
    Figure 2011504918
    [式中、
    Qは、
    i)−X、または
    ii)−Y−(CH2)n−C(R)−(CH2)m−Z−Xであって、上式中、
    Yは、酸素またはS(O)(式中、qは0または1または2の整数である)であるか、または
    Yは、−C≡C−または−C=C−であるか、または
    Yはシクロプロピルであるか、または
    Yは存在せず、
    nおよびmは、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、
    およびRは、互いに独立して、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、アルカノイル、アルカノイルアミノ、アルコキシカルボニル、アラルキル、ヘテロアリール、カルバモイル、アリールまたはアルキルであるか、または
    およびRは一体となって、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであり、
    pは、0または1または2から選択される整数であり、
    Zは存在しないか、
    Zは−C(O)−O−であるか、または
    Zは−C(O)−であるか、または
    Zは、−C(O)−NRα−アルキレン−または−C(O)−NRα−アルキレン−O−(式中、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
    Zは、−C(O)−NRα−(CH)n'−(CR8'9')p'−(CH)m'−または−C(O)−NRα−(CH)n'−(CR8'9')p'−(CH)m'−O−(式中、p'は0または整数1であり、n'およびm'は、互いに独立して、0または1〜8の整数であり、R8'およびR9'は、互いに独立して、水素または低級アルキルであり、RαはHまたは低級アルキルである)であるか、または
    Zは、−NRα'−C(O)−または−NRα'−C(O)−O−(式中、Rα'はHまたは低級アルキルであるか、またはRα'およびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
    Zは、−C(O)−NH−NH−C(O)−O−であるか、または
    Zは、−S(O)−または−S(O)−であるか、または
    Zは、−NRβ−S(O)−(式中、Rβは、H、低級アルキルであるか、またはRβおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
    Zは、−NH−S(O)−NH−C(O)−O−であるか、または
    Zは、−NRγ−C(O)−NRγ'−(式中、Rγ'は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは低級アルコキシであり、Rγは、H、低級アルキルであるか、またはRγおよびRは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンであるか、またはRγ'およびXは組み合わされて、それらが結合している炭素原子と一緒になって3〜7員環を形成するアルキレンである)であるか、または
    Zは、−NR−C(O)−NH−S(O)−(式中、RはHまたは低級アルキルである)であり、
    Xは、水素、ヒドロキシ、NH、ハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、アルキル、−S(O)−OH、アルキル、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アシル、アシルオキシ、カルバモイル、所望により置換されていてもよいアミノ、シアノ、トリフルオロメチル、遊離またはエステル化カルボキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアラルキル、アリール、アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシ、アラルキルチオ、アリールチオであるものとし、
    は、水素、−C(O)R、−C(O)NRまたは−C(O)ORであって、
    およびRは、互いに独立して、水素、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであり、
    およびRは、互いに独立して、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、ヘテロアラルキルまたは所望によりハロゲン、シクロアルキル、シクロアルコキシ、アルコキシ、アルキルオキシアルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリール、アリールオキシおよびヘテロシクリルから成る群から選択される1〜4個の置換基により置換されていてもよいアルキルであるものとし、
    およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、(C1−3)アルキルまたは(C1−3)アルコキシである]
    で示され、
    さらに、Xがアリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは1より大であるか、または0であり、
    Xが−O−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
    Xが−S−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
    Xが−CH−アリールであり、YおよびZが存在しないとき、n+m+pは0ではないものとし、または
    Xがアリールであり、Zが存在せず、Yが−O−であるか、またはYが−S−であるとき、n+m+pは0ではないものとし、または
    Qは、−CH−アリール、−S−アリールまたは−O−アリールではあり得ないものとする、化合物またはその医薬上許容される塩である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法または使用。
  18. さらに、IGF1分子を個体に投与することを含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法または使用。
  19. 筋骨格疾患処置用医薬の製造におけるIGF1およびPTP阻害剤の使用。
  20. 個体において筋肉または骨量を増加させる方法であって、
    筋肉または骨量の増加が望ましい個体を識別し、
    個体において筋肉または骨量を増加させるのに十分な量のPTP阻害剤を個体に投与する
    ことを含む方法。
  21. 個体において筋肉または骨量を増加させる医薬の製造におけるヒト成長ホルモンと組み合わせたPTP阻害剤の使用。
  22. タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤化合物、ヒト成長ホルモンおよび1種またはそれ以上の医薬賦形剤を含む、医薬組み合わせ組成物。
  23. タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤化合物およびヒト成長ホルモンが、一定の単用量組成物である、請求項22記載の組成物。
  24. タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤化合物およびヒト成長ホルモンが逐次的または同時に投与される、請求項22記載の組成物。
JP2010535405A 2007-11-30 2008-12-01 筋萎縮および関連疾患処置用のタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせ Pending JP2011504918A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US99145707P 2007-11-30 2007-11-30
PCT/EP2008/066554 WO2009068689A2 (en) 2007-11-30 2008-12-01 Combination of protein tyrosine phosphatase inhibitors and human growth hormone for the treatment of muscle atrophy and related disorders

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011504918A true JP2011504918A (ja) 2011-02-17

Family

ID=40627504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010535405A Pending JP2011504918A (ja) 2007-11-30 2008-12-01 筋萎縮および関連疾患処置用のタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20100305036A1 (ja)
EP (1) EP2227245A2 (ja)
JP (1) JP2011504918A (ja)
KR (1) KR20100102626A (ja)
CN (1) CN101883579A (ja)
AU (1) AU2008328683A1 (ja)
BR (1) BRPI0819703A2 (ja)
CA (1) CA2707117A1 (ja)
EA (1) EA201000865A1 (ja)
MX (1) MX2010005909A (ja)
WO (1) WO2009068689A2 (ja)

Families Citing this family (81)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2004285412A1 (en) 2003-09-12 2005-05-12 Minnow Medical, Llc Selectable eccentric remodeling and/or ablation of atherosclerotic material
US8396548B2 (en) 2008-11-14 2013-03-12 Vessix Vascular, Inc. Selective drug delivery in a lumen
US9713730B2 (en) 2004-09-10 2017-07-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Apparatus and method for treatment of in-stent restenosis
US8019435B2 (en) 2006-05-02 2011-09-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Control of arterial smooth muscle tone
EP3257462B1 (en) 2006-10-18 2022-12-21 Vessix Vascular, Inc. System for inducing desirable temperature effects on body tissue
EP2992850A1 (en) 2006-10-18 2016-03-09 Vessix Vascular, Inc. Inducing desirable temperature effects on body tissue
CA2666661C (en) 2006-10-18 2015-01-20 Minnow Medical, Inc. Tuned rf energy and electrical tissue characterization for selective treatment of target tissues
CN102271603A (zh) 2008-11-17 2011-12-07 明诺医学股份有限公司 得知或未得知组织形态的选择性能量积累
CA2795229A1 (en) 2010-04-09 2011-10-13 Vessix Vascular, Inc. Power generating and control apparatus for the treatment of tissue
US9192790B2 (en) 2010-04-14 2015-11-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Focused ultrasonic renal denervation
US8473067B2 (en) 2010-06-11 2013-06-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal denervation and stimulation employing wireless vascular energy transfer arrangement
US9463062B2 (en) 2010-07-30 2016-10-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Cooled conductive balloon RF catheter for renal nerve ablation
US9358365B2 (en) 2010-07-30 2016-06-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Precision electrode movement control for renal nerve ablation
US9408661B2 (en) 2010-07-30 2016-08-09 Patrick A. Haverkost RF electrodes on multiple flexible wires for renal nerve ablation
US9155589B2 (en) 2010-07-30 2015-10-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Sequential activation RF electrode set for renal nerve ablation
US9084609B2 (en) 2010-07-30 2015-07-21 Boston Scientific Scime, Inc. Spiral balloon catheter for renal nerve ablation
US8974451B2 (en) 2010-10-25 2015-03-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal nerve ablation using conductive fluid jet and RF energy
US9220558B2 (en) 2010-10-27 2015-12-29 Boston Scientific Scimed, Inc. RF renal denervation catheter with multiple independent electrodes
US9028485B2 (en) 2010-11-15 2015-05-12 Boston Scientific Scimed, Inc. Self-expanding cooling electrode for renal nerve ablation
US9668811B2 (en) 2010-11-16 2017-06-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Minimally invasive access for renal nerve ablation
US9089350B2 (en) 2010-11-16 2015-07-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal denervation catheter with RF electrode and integral contrast dye injection arrangement
US9326751B2 (en) 2010-11-17 2016-05-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Catheter guidance of external energy for renal denervation
US9060761B2 (en) 2010-11-18 2015-06-23 Boston Scientific Scime, Inc. Catheter-focused magnetic field induced renal nerve ablation
US9192435B2 (en) 2010-11-22 2015-11-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal denervation catheter with cooled RF electrode
US9023034B2 (en) 2010-11-22 2015-05-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal ablation electrode with force-activatable conduction apparatus
US20120157993A1 (en) 2010-12-15 2012-06-21 Jenson Mark L Bipolar Off-Wall Electrode Device for Renal Nerve Ablation
WO2012100095A1 (en) 2011-01-19 2012-07-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Guide-compatible large-electrode catheter for renal nerve ablation with reduced arterial injury
US20140357558A1 (en) * 2011-06-24 2014-12-04 Cold Spring Harbor Laboratory Compositions and methods for treatment of spinal muscular atrophy
CN103813745B (zh) 2011-07-20 2016-06-29 波士顿科学西美德公司 用以可视化、对准和消融神经的经皮装置及方法
US9186209B2 (en) 2011-07-22 2015-11-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Nerve modulation system having helical guide
WO2013055826A1 (en) 2011-10-10 2013-04-18 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices including ablation electrodes
EP2765940B1 (en) 2011-10-11 2015-08-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Off-wall electrode device for nerve modulation
US9420955B2 (en) 2011-10-11 2016-08-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Intravascular temperature monitoring system and method
US9364284B2 (en) 2011-10-12 2016-06-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Method of making an off-wall spacer cage
EP2768568B1 (en) 2011-10-18 2020-05-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Integrated crossing balloon catheter
US9162046B2 (en) 2011-10-18 2015-10-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Deflectable medical devices
CN104023662B (zh) 2011-11-08 2018-02-09 波士顿科学西美德公司 孔部肾神经消融
EP2779929A1 (en) 2011-11-15 2014-09-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Device and methods for renal nerve modulation monitoring
US9119632B2 (en) 2011-11-21 2015-09-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Deflectable renal nerve ablation catheter
US9265969B2 (en) 2011-12-21 2016-02-23 Cardiac Pacemakers, Inc. Methods for modulating cell function
WO2013096920A1 (en) 2011-12-23 2013-06-27 Vessix Vascular, Inc. Methods and apparatuses for remodeling tissue of or adjacent to a body passage
CN104135958B (zh) 2011-12-28 2017-05-03 波士顿科学西美德公司 用有聚合物消融元件的新消融导管调变神经的装置和方法
US9050106B2 (en) 2011-12-29 2015-06-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Off-wall electrode device and methods for nerve modulation
WO2013169927A1 (en) 2012-05-08 2013-11-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal nerve modulation devices
CN104540465A (zh) 2012-08-24 2015-04-22 波士顿科学西美德公司 带有含单独微孔隙区域的球囊的血管内导管
WO2014043687A2 (en) 2012-09-17 2014-03-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Self-positioning electrode system and method for renal nerve modulation
US10549127B2 (en) 2012-09-21 2020-02-04 Boston Scientific Scimed, Inc. Self-cooling ultrasound ablation catheter
WO2014047411A1 (en) 2012-09-21 2014-03-27 Boston Scientific Scimed, Inc. System for nerve modulation and innocuous thermal gradient nerve block
WO2014059165A2 (en) 2012-10-10 2014-04-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal nerve modulation devices and methods
FR3000746A1 (fr) 2013-01-04 2014-07-11 Centre Nat Rech Scient Peptide pour son utilisation dans le traitement des neuronopathies motrices
WO2014163987A1 (en) 2013-03-11 2014-10-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices for modulating nerves
WO2014143571A1 (en) 2013-03-11 2014-09-18 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices for modulating nerves
US9808311B2 (en) 2013-03-13 2017-11-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Deflectable medical devices
US10265122B2 (en) 2013-03-15 2019-04-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Nerve ablation devices and related methods of use
CN105228546B (zh) 2013-03-15 2017-11-14 波士顿科学国际有限公司 利用阻抗补偿的用于治疗高血压的医疗器械和方法
EP2967734B1 (en) 2013-03-15 2019-05-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Methods and apparatuses for remodeling tissue of or adjacent to a body passage
CN105473092B (zh) 2013-06-21 2019-05-17 波士顿科学国际有限公司 具有可旋转轴的用于肾神经消融的医疗器械
EP3010437A1 (en) 2013-06-21 2016-04-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal denervation balloon catheter with ride along electrode support
US9707036B2 (en) 2013-06-25 2017-07-18 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for nerve modulation using localized indifferent electrodes
CN105358084B (zh) 2013-07-01 2018-11-09 波士顿科学国际有限公司 用于肾神经消融的医疗器械
CN105377170A (zh) 2013-07-11 2016-03-02 波士顿科学国际有限公司 具有可伸展电极组件的医疗装置
CN105377169B (zh) 2013-07-11 2019-04-19 波士顿科学国际有限公司 用于神经调制的装置和方法
WO2015010074A1 (en) 2013-07-19 2015-01-22 Boston Scientific Scimed, Inc. Spiral bipolar electrode renal denervation balloon
EP3024405A1 (en) 2013-07-22 2016-06-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Renal nerve ablation catheter having twist balloon
CN105555220B (zh) 2013-07-22 2019-05-17 波士顿科学国际有限公司 用于肾神经消融的医疗器械
WO2015027096A1 (en) 2013-08-22 2015-02-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Flexible circuit having improved adhesion to a renal nerve modulation balloon
US9895194B2 (en) 2013-09-04 2018-02-20 Boston Scientific Scimed, Inc. Radio frequency (RF) balloon catheter having flushing and cooling capability
CN105530885B (zh) 2013-09-13 2020-09-22 波士顿科学国际有限公司 具有气相沉积覆盖层的消融球囊
US11246654B2 (en) 2013-10-14 2022-02-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Flexible renal nerve ablation devices and related methods of use and manufacture
EP3057488B1 (en) 2013-10-14 2018-05-16 Boston Scientific Scimed, Inc. High resolution cardiac mapping electrode array catheter
US9770606B2 (en) 2013-10-15 2017-09-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Ultrasound ablation catheter with cooling infusion and centering basket
AU2014334574B2 (en) 2013-10-15 2017-07-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical device balloon
CN105636538B (zh) 2013-10-18 2019-01-15 波士顿科学国际有限公司 具有柔性导线的球囊导管及其使用和制造的相关方法
WO2015061457A1 (en) 2013-10-25 2015-04-30 Boston Scientific Scimed, Inc. Embedded thermocouple in denervation flex circuit
JP6382989B2 (ja) 2014-01-06 2018-08-29 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 耐引き裂き性フレキシブル回路アセンブリを備える医療デバイス
US11000679B2 (en) 2014-02-04 2021-05-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Balloon protection and rewrapping devices and related methods of use
JP6325121B2 (ja) 2014-02-04 2018-05-16 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 双極電極上の温度センサの代替配置
WO2017078499A2 (ko) * 2015-11-06 2017-05-11 경북대학교 산학협력단 단백질 타이로신 탈인산화효소 억제제를 포함하는 신경염증성 질환의 예방 또는 치료용 조성물
US11198867B2 (en) 2016-06-16 2021-12-14 Ionis Pharmaceuticals, Inc. Combinations for the modulation of SMN expression
US20220064638A1 (en) 2020-02-28 2022-03-03 Ionis Pharmaceuticals, Inc. Compounds and methods for modulating smn2
WO2022261145A1 (en) * 2021-06-10 2022-12-15 Ness Therapeutics, Inc. Compounds having 5-(2-fluoro-6-hydroxyphenyl)-1,2,5-thiadiazolidin-3-one 1,1-dioxide as inhibitors of protein kinase phosphatase enzymes

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69941787D1 (de) * 1998-07-24 2010-01-21 Univ Mcgill Protein tyrosine phosphatase-1b (ptp-1b)-mangelmaüse und deren verwendungen
EP1963294B1 (en) * 2005-12-08 2012-10-10 Novartis AG 1,2,5-thiazolidine derivatives useful for treating conditions mediated by protein tyrosine phosphatases (ptpase)
WO2008067527A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-05 Novartis Ag Inhibitors of protein tyrosine phosphatase for the treatment of muscle atrophy and related disorders

Also Published As

Publication number Publication date
EA201000865A1 (ru) 2010-12-30
CN101883579A (zh) 2010-11-10
US20100305036A1 (en) 2010-12-02
WO2009068689A3 (en) 2009-08-06
WO2009068689A2 (en) 2009-06-04
EP2227245A2 (en) 2010-09-15
CA2707117A1 (en) 2009-06-04
KR20100102626A (ko) 2010-09-24
MX2010005909A (es) 2010-06-23
BRPI0819703A2 (pt) 2015-06-16
AU2008328683A1 (en) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011504918A (ja) 筋萎縮および関連疾患処置用のタンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤およびヒト成長ホルモンの組み合わせ
JP6823167B2 (ja) ミオスタチン阻害剤の使用および併用療法
JP6251321B2 (ja) Dgat1阻害剤の使用
Mazziotti et al. New understanding and treatments for osteoporosis
US8722621B2 (en) Stabilized insulin-like growth factor polypeptides
EP3251694A1 (en) Drug combinations for the treatment of duchenne muscular dystrophy
US20100247517A1 (en) Use of mnk inhibitors for the treatment of alzheimer's disease
KR20080110852A (ko) 대사질환 치료용 엔도테린 및 엔도테린 수용체 작용제
JP2010522768A5 (ja)
US20200306244A1 (en) Wnt inhibitors for use in the treatment of fibrosis
JP2009534415A (ja) ニューロトロフィン発現に対するampa受容体モジュレーターの作用の薬理学的制御
US20100035860A1 (en) Inhibitors of protein tyrosine phosphatase for the promotion of physiological cardiac hypertrophy
JP2003533477A (ja) リン酸輸送阻害剤
US9056105B2 (en) Method for treatment of bone diseases and fractures
WO2008067527A1 (en) Inhibitors of protein tyrosine phosphatase for the treatment of muscle atrophy and related disorders
KR20080100346A (ko) 신경아세포종을 치료하기 위한 라파마이신 유도체
EP0869785B1 (en) 4-hydroxycoumarin-3-carboxamides for the treatment of non-insulin dependent diabetes mellitus
KR101558477B1 (ko) 자가면역성 갑상선 질환의 예방 또는 치료용 조성물
CA2155540A1 (en) Methods for treating amyotrophic lateral sclerosis with cntf
JP2018039748A (ja) 変異を有するi型コラーゲンの小胞体内過剰蓄積正常化剤
Gonzalez-Rozas et al. The β-adrenergic system and bone mineral remodeling
ES2903397T3 (es) Composiciones y métodos para tratar la retinopatía
KR101598380B1 (ko) 당뇨병 또는 당뇨 합병증의 예방 또는 치료용 조성물
JP2019156817A (ja) R−スポンジン2によるWnt/β−カテニンシグナル活性化の制御を介した治療薬
US7834040B2 (en) Isoxazolic derivative to relieve neuropathic pain