JP2011504266A - ブロックベースの画像安定化 - Google Patents

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Abstract

本開示は、画像キャプチャ機能をもつデバイスのための画像安定化技術について説明する。画像キャプチャデバイスは、本開示で説明する技術を使用して、2つ以上の画像をキャプチャし、その画像を組み合わせることができる。特に、画像キャプチャデバイスは、それらの画像のうちの1つの画像の画素の複数のブロックの動きベクトルを計算することができる。場合によっては、画像キャプチャデバイスは、ブロック動きベクトルを使用して、個々の画素または画素のサブブロックに対して動きベクトルを内挿または外挿することもできる。画像キャプチャデバイスは、次いで、第1画像の画素の各々を複数の動きベクトルによって示される位置に対応する第2画像の画素で平均化することによって、第1および第2画像を平均化することができる。本技術は、画像キャプチャ中のいくつかの運動、またはいくつかの画像キャプチャ技術の使用から生じる、画像情報におけるぼけの低減に特に有効である。

Description

本開示は画像処理に関し、より詳細には画像キャプチャアプリケーションにおける画像安定化のための技術に関する。
イメージングデバイスが軽量化し、小型化するにつれて、そのようなデバイスによってキャプチャされる画像は意図しないぶれに起因する品質劣化をより受けやすくなる。ビデオキャプチャでは、ぶれはビデオ画像のぶれまたはジッタを生じることがある。静止画像キャプチャでは、ぶれは画像のぼけを生じることがある。ぼけまたはぶれは、人間の視覚系が画像中の関心領域または物体に焦点を合わせ、集中することを困難にする可能性がある。いずれにせよ、ビデオまたは画像の鑑賞経験の品質は低下する。
画像安定化システムは、より良い画質を作り出すために意図しないぶれを補正することを試みる。画像安定化システムは、一般に光学画像スタビライザ(OIS)、機械画像スタビライザ(MIS)および電子画像スタビライザ(EIS)の3つの主なカテゴリに分かれる。OISシステムは、動きの影響を低減するために、画像がセンサに達する前に画像をモーフィングする調整可能レンズを採用する。MISシステムは、滑らかな動きを維持するために、例えばカメラの重心、カウンタバランスシステムおよび/またはカメラ操作者の体を使用してカメラ全体を安定化する。EISシステムは、キャプチャされた画像を改変するために信号処理アルゴリズムを採用する。
本開示では、画像キャプチャ機能を組み込んだ無線通信デバイス、例えば、いわゆる「カメラ付き携帯電話」または「テレビ電話」などの画像キャプチャデバイスのための画像安定化技術について説明する。例えば、画像キャプチャデバイスは、画像のぼけを低減するためにブロックベースの画像レジストレーション技術を利用することができる。画像キャプチャデバイスは、本開示で説明する技術を使用して2つ以上の画像をキャプチャし、それらの画像を平均化することができる。画像キャプチャデバイスは、例えば、それらの画像のうちの1つの画像の画素の複数のブロックについて動きベクトルを計算することができる。いくつかの態様では、画像キャプチャデバイスはブロック動きベクトルを使用して個々の画素または画素のサブブロックに対し、動きベクトルを内挿または外挿することができる。
画像キャプチャデバイスは、次いで第1画像の画素の各々を複数の動きベクトルによって示される位置に対応する第2画像の画素で平均化することによって、第1および第2画像を平均化することができる。画素を調整するための複数の動きベクトルを使用すると、運動により画像の部分が異なる方向に移動されるときの画像の表現が向上する。そのような運動の例には、カメラとシーンの見通し線に接する回転、シーンへ向かう運動またはシーンから離れる運動、あるいはこれらの運動の任意の組合せがある。画像キャプチャデバイスは、全体としての画像の動きの代わりに、画像のその特定の部分の動きを表す動きベクトルを使用して画像の部分、例えばブロックまたはサブブロックを平均化することができる。場合によっては、画像レジストレーションは画素毎の運動を捕らえることによって一層正確になる。
一態様では、デジタル画像データの処理方法は、関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割することと、複数のブロックの各々について第1画像のブロックと関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算することと、画素が属するそれぞれのブロックの動きベクトルに基づいて第1画像のブロックの画素の各々の画素値を第2画像の対応する画素の画素値で平均化することと、平均化された画素値を記憶することと、を具備する。
別の態様では、デジタル画像データを処理するためのコンピュータプログラム製品は、その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を具備する。当該命令は、関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するためのコードと、複数のブロックの各々について第1画像のブロックと関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算するためのコードと、画素が属するそれぞれのブロックの動きベクトルに基づいて第1画像のブロックの画素の各々の画素値を第2画像の対応する画素の画素値で平均化するためのコードと、平均化された画素値を記憶するためのコードとを含む。
別の態様では、デジタル画像データを処理するための装置は、画像データを処理する画像プロセッサであって、関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するブロック分割器と、複数のブロックの各々について、第1画像のブロックと関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算する動きベクトルモジュールと、画素が属するそれぞれのブロックの動きベクトルに基づいて第1画像のブロックの画素の各々の画素値を第2画像の対応する画素の画素値で平均化する画素平均化モジュールと、を含む画像プロセッサを具備する。本装置は、また平均化された画素値を記憶するメモリを具備する。
別の態様では、デジタル画像データを処理するための装置は、関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するための手段と、複数のブロックの各々について、第1画像のブロックと関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算するための手段と、画素が属するそれぞれのブロックの動きベクトルに基づいて第1画像のブロックの画素の各々の画素値を第2画像の対応する画素の画素値で平均化するための手段と、平均化された画素値を記憶するための手段と、を具備する。
本開示で説明した技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施できる。ソフトウェアで実施される場合、ソフトウェアは、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、ならびに他の等価の集積またはディスクリート論理回路など、1つまたは複数のプロセッサを指すことがあるプロセッサで実行できる。本技術を実行する命令を備えるソフトウェアは、最初にコンピュータ可読媒体に記憶し、プロセッサによってロードして実行できる。従って、本開示はまたプロセッサに本開示で説明する様々な技術のいずれかを実行させる命令を備えるコンピュータ可読媒体を企図する。場合によっては、コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラム製品の一部をなすことができ、コンピュータプログラム製品は、製造業者に販売でき、および/またはデバイス中で使用できる。コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読媒体を含むことがあり、場合によってはパッケージング材料を含むこともある。
1つまたは複数の例の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載されている。他の特徴、目的および利点は、説明および図面ならびに特許請求の範囲から明らかになろう。
画像安定化技術を実装する例示的な画像キャプチャデバイスを示すブロック図。 図1の画像キャプチャデバイスを組み込んだ無線通信デバイスのブロック図。 図1の画像キャプチャデバイスをさらに詳細に示すブロック図。 本開示で説明する技術に従って画像安定化を実行する画像キャプチャデバイスの例示的な動作を示すフローチャート。 本開示で説明する画像安定化技術に従って、画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサによって処理された例示的な画像情報を示す図。 本開示で説明する画像安定化技術に従って、画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサによって処理された例示的な画像情報を示す図。 本開示で説明する画像安定化技術に従って、画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサによって処理された例示的な画像情報を示す図。 本開示で説明する画像安定化技術に従って、画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサによって処理された例示的な画像情報を示す図。 本開示で説明する画像安定化技術に従って、画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサによって処理された例示的な画像情報を示す図。
いわゆるカメラ付き携帯電話など、特に小型で軽量な画像キャプチャデバイスは、画像キャプチャ中にデバイスのユーザによる望ましくない運動を受けやすい。そのような望ましくない運動は、一般にぼけまたは他の視覚的アーティファクトによる画質の低下を生じる。運動を補償するために、画像キャプチャデバイスは本開示で説明する画像レジストレーション技術を使用して画像安定化を行うことができる。一般に、画像レジストレーションは2つ以上のフレーム、例えば連続するフレームを低減された露光時間でキャプチャし、位置合わせし、次いで全体として平均化する技術を指す。画像レジストレーションでは、露光時間の短縮によりぼけが低減され、2つ以上のフレームの平均化によりノイズが低減される。
本開示で説明する技術によれば、画像キャプチャデバイスは、画像のぼけを低減するためにブロックベースの画像レジストレーション技術を利用することができる。画像キャプチャデバイスは、本開示で説明する技術を使用して2つ以上の同じ関心シーンの画像をキャプチャし、それらの画像を平均化することができる。画像キャプチャデバイスは、例えばそれらの画像のうちの1つの画像の画素の複数のブロックについて動きベクトルを計算することができる。いくつかの態様では、画像キャプチャデバイスはブロック動きベクトルを使用して個々の画素または画素のサブブロックに対して動きベクトルを内挿または外挿することができる。動きベクトルは、第1画像のブロック、サブブロックまたは画素と、第2画像中の対応するブロック、サブブロックまたは画素との間のオフセットを表す。
画像キャプチャデバイスは、次いで第1画像の画素の各々を複数の動きベクトルによって示される位置に対応する第2画像の画素で平均化することによって、第1および第2画像を平均化することができる。画像キャプチャデバイスは、第1および第2画像の単純平均化、第1および第2画像の重み付き平均、第1および第2画像の和、または2つ以上の画像の画像情報を組み合わせるための他の技術を使用することができる。画素を調整するための複数の動きベクトルを使用すると、カメラとシーンの見通し線に接する回転、あるいはシーンへ向かう運動またはシーンから離れる運動などの運動により画像の部分が異なる方向に移動されるときの画像の表現が向上する。特に、全体としての画像の動きの代わりに、画像のその特定の部分の動きを表す動きベクトルを使用して画像の部分(例えば、ブロックまたはサブブロック)を平均化する。場合によっては、画像レジストレーションは画素毎の運動を捕らえることによって一層正確になる。
これらの技術は、画像キャプチャ中の並進運動、カメラとシーンの見通し線に接する回転、シーンへ向かう運動またはシーンから離れる運動、あるいはこれらの運動の任意の組合せなど、望ましくないカメラ運動の結果として生じる画像のぼけまたは他の視覚的アーティファクトの低減に特に有効である。さらに、これらの技術は相補型金属酸化膜半導体(CMOS)画像センサ技術など、「ローリングシャッタ」を利用するいくつかの画像キャプチャ技術の使用の結果として生じる画像のぼけ、または他の視覚的アーティファクトの低減に有効である。
図1は、本開示で説明する画像安定化技術を実装する例示的な画像キャプチャデバイス2のブロック図である。画像キャプチャデバイス2は、デジタル静止画像カメラ、デジタルビデオカメラまたは両方の組合せなどのデジタルカメラとすることができる。さらに、画像キャプチャデバイス2は独立型カメラなどの独立型デバイスでもよく、または無線通信デバイスなどの別のデバイスに一体化されてもよい。一例として、画像キャプチャデバイス2を携帯電話に一体化して、いわゆるカメラ付き携帯電話またはテレビ電話を形成することができる。本開示で説明する技術は、一般にキャプチャされたデジタルビデオに適用可能であるが、説明のためにデジタル静止画像へのそのような技術の適用について説明する。
図1に示すように、画像キャプチャデバイス2は画像センサ4と画像プロセッサ6および画像記憶モジュール8を含む。画像センサ4は、関心シーンの画像情報を取得する。例えば、画像センサ4は静止画像または場合によっては完全動画ビデオシーケンスをキャプチャすることができ、その場合、画像処理はビデオシーケンスの1つまたは複数の画像フレーム上で実行できる。キャプチャされたビデオは、アーカイブまたはビデオ電話あるいは他のアプリケーション用の一般的なビデオキャプチャをサポートすることができる。画像センサ4は、例えば行と列に配列された個々の画像センサ素子の2次元アレイを含むことができる。いくつかの態様では、画像センサ4の画像センサ素子の各々は単一の画素に関連することができる。言い換えれば、画像センサ素子と画素との間には1対1の対応がある。代替的に、各画素に関連する2つ以上の画像センサ素子、または各画像センサ素子に関連する2つ以上の画素が存在することができる。画像センサ4は、例えば相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサ、電荷結合デバイス(CCD)センサなどの固体センサのアレイを備えることができる。さらに、画像センサ4はキャプチャされた画像の画像情報を記憶するための1つまたは複数の画像バッファを維持することができる。
画像センサ4は、画像をキャプチャするために画像センサ素子を画像シーンに露光して画像をキャプチャする。画像センサ4内の画像センサ素子は、例えば特定の画素位置でのシーンの光の強度を表す強度値をキャプチャすることができる。場合によっては、センサ4の画像センサ素子の各々は、センサを覆う色フィルタのために1つの色または色帯域にしか反応しないことがある。例えば、画像センサ4は例えば赤と緑と青のフィルタのアレイを備えることができる。しかしながら、画像センサ4はCMYK色フィルタなどの他の色フィルタを利用することができる。従って、画像センサ4の画像センサの各々はただ1つの色の強度値をキャプチャすることができる。従って、画像情報は画像センサ4のセンサ素子によってキャプチャされた画素強度(intensity)および/または明度(color value)を含むことができる。
画像プロセッサ6は、例えば画像センサ4のバッファから2つ以上の画像(またはフレーム)の画像情報を受け取り、本開示で説明する画像安定化技術を実行する。特に、画像プロセッサ6はブロックベースの画像レジストレーションを実行する画像レジストレーションモジュール9を含む。画像レジストレーションモジュール9は、画像の一方または両方を画素の複数のブロック(本開示では「ブロック」と呼ぶ)に分割する。「マクロブロック」と呼ばれることがあるこれらのブロックは、一般に画像情報の連続する一部分を表す。画像レジストレーションモジュール9は、さらに各ブロックを2つ以上のサブブロックに下位分割することができる。一例として、16×16のブロックは4つの8×8のサブブロック、8つの4×8のサブブロックまたは他の下位分割ブロックを備えることができる。より大きい、またはより小さい寸法のブロックも可能である。本明細書で使用する「ブロック」という用語は、任意のサイズのブロックまたはサブブロックを指すことができる。
画像レジストレーションモジュール9は、ブロックの各々について動きベクトルを計算する。ブロックの動きベクトルは、第1画像と第2画像との間の特定されたブロックの位置ずれを表す。従って、動きベクトルは第1画像のブロックと第2画像中の対応するブロックとの間のオフセットを表す。オフセットは、ぶれまたは他の意図しないデバイスの運動、またはいくつかの画像キャプチャ技術の使用に起因することがある。一態様では、画像レジストレーションモジュール9は第1画像の画素の画素値をブロック動きベクトルを使用して位置を特定される第2画像の対応する画素の画素値で平均化することによって、画像の各画素を登録することができる。言い換えれば、画像レジストレーションモジュール9は、ブロックの各々についてブロックの画素の各々のためにブロックの動きベクトルを使用することができる。しかしながら、各ブロックは異なる動きベクトルを有するので、不要な動きを補償するために複数の動きベクトルを使用することになる。画素を調整するための複数の動きベクトルを使用すると、カメラとシーンの見通し線に接する回転、あるいはシーンへ向かう運動またはシーンから離れる運動などの運動により、画像の部分が異なる方向に移動されるときの画像の表現が向上する。
しかしながら、他の態様では画像レジストレーションモジュール9はブロックの連続する一部分からなる1つまたは複数のサブブロックの動きベクトルを推定するために、2つ以上のブロックに関連する動きベクトルを使用することができる。サブブロックは、例えば8×8の連続する正方形画素ブロックの4×4の連続する正方形画素部からなることができる。一態様では、画像レジストレーションモジュール9はブロックの画素の各々について動きベクトルを推定するために、ブロックに関連する動きベクトルを使用することができ、この場合サブブロックはブロックの単一の画素からなる。画像レジストレーションモジュール9は、ブロック、サブブロックおよび/または画素の各々について決定された動きベクトルを使用して画像を登録するために、第1画像の画素の画素値を第2画像の対応する画素の画素値で平均化する。例えば、画像レジストレーションモジュール9は、最新にキャプチャされた画像の画素の画素値、例えば強度値および/または明度を時間的に前の画像の画素の画素値で平均化することができる。画像レジストレーションモジュール9は、第1および第2画像の単純平均化、第1および第2画像の重み付き平均、第1および第2画像の和、または2つ以上の画像の画像情報を組み合わせるための他の技術を使用することができる。画像レジストレーションモジュール9は、最新にキャプチャされた画像の画素位置での平均化された画素値を記憶することができる。このようにして、画像レジストレーションモジュール9はキャプチャされた画像のうちの1つの画像の画素の画素値の代わりに、画像レジストレーション中に平均化された画素値を使用することができる。この平均化された画像情報(すなわち、画素値)では、特に上述の運動が起こる場合および/または画像キャプチャ技術が関係する場合、一般にぼけがより少なくなり、従って画質が向上する。このようにして、画像レジストレーションはブロック毎、サブブロック毎または画素毎の運動を捕らえることによって、一層正確になる。さらに、ブロックレベルで動き推定を実行し、画素レベルの動きベクトルを推定することによって、計算リソースが確保される。
画像プロセッサ6は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他の等価の個別または集積論理回路、あるいはそれらの組合せによって実現できる。いくつかの実施形態では、画像プロセッサ6は動画像専門家グループ(MPEG)−2、MPEG−4、国際電気通信連合(ITU)H.263、ITU H.264、共同静止画像専門家グループ(JPEG)、グラフィックス交換形式(GIF)、タグ付き画像ファイル形式(TIFF)などの特定の符号化技術または形式に従って画像情報を符号化するエンコーダ/デコーダ(コーデック)の一部を形成することができる。画像プロセッサ6は、画像クロッピング、圧縮、強調などの追加の処理を画像情報に対して行うことができる。
画像プロセッサ6は、登録された画像を画像記憶モジュール8に記憶する。代替的に、画像プロセッサ6は登録された画像に対して追加の処理を実行し、登録された画像情報を処理済み形式または符号化形式で画像記憶モジュール8に記憶することができる。登録された画像情報に音声情報が伴う場合、音声も独立して、または登録された画像情報を含む1つまたは複数のフレームを備えるビデオ情報とともに、画像記憶モジュール8に記憶できる。画像記憶モジュール8は、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、またはFLASHメモリなど、あるいは磁気データ記憶デバイスまたは光学データ記憶デバイスなど、揮発性または不揮発性メモリあるいは記憶デバイスを備えることができる。
いくつかの他の要素を画像キャプチャデバイス2中に含めることもできるが、説明を簡単で容易にするために図1には特に示していない。例えば、画像キャプチャデバイス2はレンズ、シャッタ、フラッシュ装置およびディスプレイなど、画像をキャプチャするための追加の構成要素を含むことができる。本開示で説明する技術は様々な他のアーキテクチャで実施できるので、図1に示すアーキテクチャは例にすぎない。さらに、図1に示す機能はハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素の任意の適切な組合せによって実現できる。
図2は、本開示で説明する画像安定化技術を実装する画像キャプチャデバイス2を含む例示的な無線通信デバイス10を示すブロック図である。言い換えれば、図2は無線通信デバイス内に一体化された画像キャプチャデバイス2を示す。画像キャプチャデバイス2の動作については、上記で図1に関して説明しており、従ってここでは詳細に説明しない。無線通信デバイス10は、画像キャプチャ機能を有するセルラー電話(例えば、いわゆるカメラ付き携帯電話またはテレビ電話)、ビデオレコーダ、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、または画像キャプチャおよび無線通信機能を有する他のハンドヘルドデバイスなどの無線通信デバイスハンドセットを備えることができる。無線通信デバイスの文脈で説明するが、本開示の技術は有線通信デバイスに適用可能である。
図2の例では、無線通信デバイス10は、画像キャプチャデバイス2と符号化モジュール12および送信機14を含む。符号化モジュール12は、記憶および/または送信のために、キャプチャされた画像情報を符号化して、画像を特定の画像圧縮形式に圧縮することができる。符号化モジュール12はJPEG、TIFF、GIFまたは他の画像圧縮形式を含むいくつかの画像圧縮形式のいずれかを使用して、画像を圧縮することができる。ビデオの場合、符号化モジュール12はMPEG、MPEGアドバンストビデオ符号化(AVC)パート10、ITU H.264などの任意の数のビデオ圧縮形式を使用してビデオを圧縮することができる。
無線通信デバイス10は、符号化画像を送信機14を介して別のデバイスに送信することができる。送信機14は、一般に符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、広域移動体通信システム(GSM)ネットワーク、または他の同様のネットワークなどのセルラーネットワークへのインタフェースを与える。送信機14は、セルラーネットワークに加えて、またはその代替として関係する米国電気電子学会(IEEE)802.11規格のいずれかによって定義された無線ネットワーク、あるいは他の有線または無線ネットワークへのインタフェースを与えることができる。画像キャプチャデバイス2、符号化モジュール12および送信機14のみを含むものとして説明したが、無線通信デバイス10はディスプレイ、ユーザとインタフェースするためのユーザインタフェース(例えば、キーパッド)、追加の動作を実行するための1つまたは複数のプロセッサ、ならびにリムーバブルメモリを受容するための様々なポートおよびレセプタクル、ヘッドフォン、電源、ならびに他のそのような周辺装置などの他のモジュールを含むことができる。
図3は、図1の画像キャプチャデバイス2をさらに詳細に示すブロック図である。図3に示すように、画像センサ4は画像バッファ26Aおよび26B(「画像バッファ26」)を含み、画像バッファ26Aと26Bの両方とも同じ関心シーンに関係する画像情報を記憶することができる。画像センサ4は、例えば画像プレビュー中に画像情報を画像バッファ26に記憶することができる。より詳細には、画像センサ4はユーザが画像キャプチャデバイスを関心シーンに向けている間、ユーザが画像をキャプチャするためにボタンを作動させる前に画像情報を画像バッファ26に記憶することができる。いくつかの実施形態では、画像バッファ26は互いに数ミリ秒またはより短い時間期間でないとしても数秒以内にキャプチャされた画像情報を記憶し、それによってバッファ26の各々が同じ関心シーンに関係する画像情報の連続するセットを記憶するようにする。この連続する画像バッファリング技術は、ぼけの低減を可能にするために利用され、画像をキャプチャすることを試みるユーザに気づかれずに行われる。すなわち、ユーザの観点からは画像キャプチャデバイス2のボタンを作動させることによって単一の画像のみがキャプチャされる。しかしながら、実際には2つ以上の画像がキャプチャされ平均化されて、ユーザが閲覧する単一の画像が生成される。図3は2つの画像バッファを含むが、画像キャプチャデバイス2は3つ以上の画像バッファ26を含むことができる。このようにして、本開示で説明する画像安定化技術は拡張によって3つ以上の画像に適用できる。
バッファ26は読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、またはFLASHメモリなど、あるいは磁気データ記憶デバイスまたは光学データ記憶デバイスなど、揮発性または不揮発性メモリあるいは記憶デバイスを備えることができる。バッファ26は、画像センサ4内に存在するものとして図3に示しているが、画像プロセッサ6、画像記憶モジュール8、または画像レジストレーションモジュール9を含む画像キャプチャデバイス2の他のモジュール内など、画像センサ4の外部に存在することができる。
ブロック適応型画像レジストレーションモジュール9は、ブロック分割器28と動きベクトルモジュール32および画素平均化モジュール38を含む。動きベクトルモジュール32は、それぞれの水平および垂直投影モジュール30Aおよび30B(「投影モジュール30」)と動きベクトル外挿器34および動きベクトル内挿器36とを含む。ユニットまたはモジュールとしての様々なフィーチャの図は、画像レジストレーションモジュール9の様々な機能的態様を強調するものであり、そのようなユニットまたはモジュールが必ずしも別個のハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェア構成要素によって実現されなければならないことを暗示しない。そうではなく、1つまたは複数のユニットまたはモジュールに関連する機能は共通のハードウェア、ソフトウェア構成要素および/またはファームウェア構成要素内に一体化できる。
上述のように、画像センサ4は画像40Aおよび40B(「画像40」)をキャプチャし、画像40をバッファ26に記憶する。画像レジストレーションモジュール9は、バッファ26から画像を受け取り、ブロック分割器28を使用して画像40の一方または両方を2つ以上の画素のブロックに分割する。JPEG規格の場合、例えばブロック分割器28は画像の各々を画素の8つの行と画素の8つの列とを含む8×8のブロックに分割することができる。8つの行または列よりも大きい、または小さいブロックも可能である。例えば、ブロック分割器28は画像の各々を16×16のブロック、8×16のブロック、16×8のブロックまたは任意のサイズのブロックに分割することができる。
ブロック分割器28が画像を両方とも分割するとき、画像は一般に同じ方法で分割される。すなわち、ブロック分割器28は画像の各々を図4Aおよび図4Bに示すブロック構成などの同じブロック構成に分割することができる。図4Aおよび図4Bにさらに示すように、ブロック分割器28は画像をいくつかの重複ブロックに分割することができる。ブロックは、画像の第1のブロックが例えばキャプチャされた画像の第1の連続するエリアを決定し、画像の第2のブロックがキャプチャされた画像の第2の連続するエリアを決定し、第1の連続するエリアが第2の連続するエリアの少なくとも一部を含んでいる場合、「重複」している。他の態様では、ブロック分割器28は画像の各々を非重複ブロックに分割することができる。
動きベクトルモジュール32は、ブロックの各々について動きベクトルを計算する。一態様では、動きベクトルモジュール32は水平投影、垂直投影または両方を使用してブロックの各々について動きベクトルを計算することができる。水平投影は、ブロックの画素の行の画素値の合計である。垂直投影は、ブロックの画素の列の画素値の合計である。例えば、動きベクトルモジュール32は各画像のブロックの各々について以下の式に従って水平および垂直投影を決定することができる。
Figure 2011504266
ここで、P(j)はy軸に沿った画素jの関数としての水平投影を示し、P(i)はx軸に沿った画素「i」の関数としての垂直投影を示し、Im(i,j)は画素「i」および「j」の関数としての画像情報を示す。従って、Pは特定のブロックの画像情報のx軸画素値の合計(Σ)である(iは変化し、jは静的なままであるので)。このようにして動きベクトルモジュール32は、ブロックの2次元の画像情報から1次元の水平投影ベクトルを生成する。従って、動きベクトルモジュール32は2次元の8×8のブロックを表す1次元の16要素の水平投影ベクトルを生成することができる。同様に、Pは水平投影が決定された同じブロックの2次元の画像情報から1次元の垂直投影ベクトルを形成するためのブロックの画像情報、すなわちIm(i,j)のy軸画素値の合計(Σ)である(iは静的なままであり、jは変化するので)。各ブロックは、あらゆるブロックが一連の水平および垂直投影に変換されるまで同じ手順を受ける。
上記のそれぞれの式(1)、式(2)またはブロックの2次元の画像情報を1次元に圧縮できる他の投影様の関数に従って水平および垂直投影ベクトルを決定した後、動きベクトルモジュール32は投影ベクトルの関数としてブロックの動きベクトルを計算する。一実施形態では、動きベクトルモジュール32は以下の式に従って動きベクトルを計算する。
Figure 2011504266
ここで、Vは水平動きベクトル成分を示し、Vは垂直動きベクトル成分を示し、P1は第1画像の特定のブロックの水平投影を示し、P2は第2画像の対応するブロックの水平投影を示し、P1およびP2はそれぞれの第1および第2画像の垂直投影を示す。実際には、式(3)および式(4)は第1および第2画像の対応するブロックから決定される、それぞれの水平投影と垂直投影との間の平均2乗差を決定することによって、VおよびVを計算する。対応するブロックは、それらのそれぞれの画像中で同じ連続するエリアを決定する任意の2つ以上のブロックとすることができ、各ブロックは異なる画像からの分割である。これらの動きベクトル成分を計算した後、動きベクトルモジュール32は同じブロックに関係する水平および垂直動きベクトル成分を組み合わせることによって動きベクトルを決定する。従って、各動きベクトルは第1画像のブロックと第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す。平均2乗差を使用するものとして上述したが、最大相関/共分散、絶対差の和などの他の技術を動きベクトルを計算するために使用することができる。
動きベクトルモジュール32は、他の動き推定技術を使用して動きベクトルを計算することができる。例えば、動きベクトルモジュール32は第1画像の各ブロックについて第1画像のそれぞれのブロックに最も一致するブロックを求めて第2のフレームを探索することができる。動きベクトルモジュール32は、例えば差分絶対値和(SAD)、平均2乗誤差(MSE)などの誤差測度(error measure)を使用して第1画像のブロックの2次元のブロック情報を第2画像中のブロックの2次元のブロック情報と比較することができる。動きベクトルモジュール32は、誤差測定値が最も小さいブロックを選択することができる。しかしながら、2次元のブロックデータを使用する動き推定の計算は、より多くの処理リソースおよび時間を必要とすることがある。
いくつかの態様では、動きベクトルモジュール32はブロックについて計算された動きベクトルを使用して他のブロックの画素の動きベクトルを決定することができる。動きベクトルモジュール32は、例えばより詳細に説明するようにいくつかの外挿および内挿技術のいずれかに従って、ブロックの動きベクトルを使用して他のブロックの画素の動きベクトルを計算するために、動きベクトル外挿器34と動きベクトル内挿器36とを含むことができる。動きベクトル外挿器34は、例えば少なくとも他のブロックの画素の一部分の動きベクトルを計算するために、直線外挿、多項式外挿または円錐外挿を使用することができる。同様に、動きベクトル内挿器36は例えば少なくとも他のブロックの画素の一部分の動きベクトルを計算するために、直線補間、多項式補間またはスプライン補間を使用することができる。このようにして動きベクトルモジュール32は、画素の動きベクトルを外挿または内挿するために、計算された動きベクトルに直線または曲線を当てはめる。動きベクトル外挿器34または内挿器36は、これらの当てはめた直線または曲線に基づいて画像のうちの1つの画像の画素の動きベクトルを決定する。上述のように、動きベクトルは、第1画像の画素と、第2画像中の対応する画素との間のオフセットを表す。本開示では、ブロックの画素の各々について動きベクトルを決定するものとして説明したが、動きベクトルモジュール32は画素のサブセット、例えば画素のサブブロックのみについて動きベクトルを外挿または内挿することができる。例えば、元のブロックが8×8のブロックである場合、動きベクトルモジュール32は4つの2×2のサブブロックについて動きベクトルを外挿または内挿することができる。
画素平均化モジュール38は、画像の両方からの画素値を使用して登録された画像の画素値を計算する。特に、画素平均化モジュール38は第1のフレームの画素の画素値、例えば強度および/または明度を動きベクトル(すなわち、オフセット)によって示される場所に位置する第2のフレームの対応する画素の画素値、例えば強度および/または明度で平均化する。一態様では、画素平均化モジュール38は例えば外挿または内挿を使用して決定された個々の画素に関連する動きベクトルを使用して画素平均化を実行することができる。他の態様では、画素平均化モジュール38はブロックに関連する動きベクトルを使用して画素平均化を実行することができ、すなわちブロックに関連する動きベクトルは第2画像中の対応する画素を特定するために使用される。上述の画像レジストレーション技術を使用して画像をキャプチャすることによって、画像レジストレーションモジュールはいくつかの意図しないカメラ運動のいずれかのために生じるぼけの量を低減することができる。
本開示で説明し、画像レジストレーションモジュール9に起因する機能は、コンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行するプログラマブルプロセッサによって実行でき、命令および/またはコードはプロセッサに本開示で説明する画像レジストレーションを実行させる。場合によっては、コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラム製品の一部をなすことができ、コンピュータプログラム製品は製造業者に販売でき、および/またはデバイス中で使用できる。代替的に、本開示で説明し、画像レジストレーションモジュール9に起因する技術は、一般にハードウェアに実装でき、特に集積回路内に実装できる。集積回路は、本開示で説明する機能を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える。
図4は、本開示で説明する画像安定化技術を実行する、図3の画像キャプチャデバイス2などの画像キャプチャデバイスの例示的な動作を示す流れ図である。最初に、画像キャプチャデバイス2の画像センサ4は2つ以上の画像をキャプチャし、画像をバッファ26に記憶する(50)。上述のように、2つ以上の画像は画像センサ4によって互いに数ミリ秒、またはさらに短い時間期間でキャプチャされた連続する画像とすることができる。例えば、連続する画像は画像プレビュー中にキャプチャできる。ブロック分割器28は、画像の少なくとも1つを複数のブロックに分割する(52)。ブロックは重複しても重複しなくてもよく、寸法が変化してもよい。
動きベクトルモジュール32は、画像のうちの少なくとも1つの画像のブロックの各々について動きベクトルを計算する(54)。一実施形態では、動きベクトルモジュール32は1つまたは複数の投影、例えば水平投影、垂直投影または両方のいずれかに基づいて、画像のうちの少なくとも1つの画像のブロックの各々について動きベクトルを計算することができる。特に、動きベクトルモジュール32は式(3)および式(4)に従って画像の一方または両方の動きベクトルを決定することができる。しかしながら、動きベクトルモジュール32は他の動き推定技術を使用して動きベクトルを計算することができる。
動きベクトルモジュール32は、ブロックの計算された動きベクトルの2つ以上を使用してブロックの他の画素の少なくとも一部分の動きベクトルを内挿および/または外挿する(56)。動きベクトルモジュール32は、例えば直線補間および/または外挿の場合、計算された動きベクトルを通過する直線を当てはめ、あるいは高次補間および/または外挿の場合、計算された動きベクトルを通過する曲線を当てはめ、当てはめた直線または曲線を使用して画像のうちの1つの画像の他の画素の少なくとも一部分の動きベクトル、例えばオフセットを推定することができる。上で詳細に説明したように、動きベクトルモジュール32はブロックの画素の各々について、または代替的にブロックの画素のサブブロックについて動きベクトルを外挿または内挿することができる。
画素平均化モジュール38は、ブロックの画素位置の少なくとも一部分について、画像の両方からの画素情報を使用して登録された画像の画素値を計算する(58)。特に、画素平均化モジュール38は第1画像の画素からの画素情報と動きベクトル(すなわち、オフセット)によって示される場所に位置する第2画像の対応する画素からの画素情報とを取得し、登録された画像を生成するために画素情報を平均化する。画素平均化モジュール38は、第1および第2画像の単純平均化、第1および第2画像の重み付き平均、第1および第2画像の和、または2つ以上の画像の画像情報を組み合わせるための他の技術を使用することができる。上述の画像レジストレーション技術を使用して画像をキャプチャすることによって、画像レジストレーションモジュールは、いくつかの意図しないカメラ運動のいずれかのために生じるぼけの量を低減することができる。
図5A〜図5Eは、本開示で説明する画像安定化技術に従って図3の画像キャプチャデバイス2などの画像キャプチャデバイスによってキャプチャされ、記憶され、画像プロセッサ6によって処理された例示的な画像66Aおよび66B(「画像66」)の図である。特に、画像センサ4は画像66をキャプチャし、画像66をバッファ26の各々に記憶することができる。画像情報66は2つの画像として示されているが、説明を簡単にするために、以下の説明の大部分では画像66Aを対象とする。ただし、説明は画像66Bに等しく適用可能である。
ブロック分割器28は、画像66の一方または両方を画素の2つ以上のブロックに分割する。図5Aおよび図5Bの画像66Aに関して示すように、ブロック分割器28は画像情報をブロック68A〜68I(「ブロック68」)に分割する。図5Aおよび図5Bに示す例では、ブロック68は複数の重複ブロックである。しかしながら、本技術は重ならないブロック分割に適用できる。ブロック68への画像66Aの分割は2つの別々の図に示されているが、ブロック68は単一の画像66Aの分割である。言い換えれば、画像66Aは9つのブロックに分割される。例えば、図5Bのブロック68Fは図5Bのブロック68Iおよび68Gならびに図5Aのブロック68A、68Bおよび68Eに重なる。同様に、ブロック68Eは図5Aのブロック68A〜68Dおよび図5Bの68F〜68Iに重なる。ブロック分割器28は、場合によっては同様に画像66Bを分割することができる。
ブロック分割器28は、上述のいくつかの運動に対してぼけを低減できるようにし、ならびに計算の複雑さを減少させるために、この分割方式を選択することができる。例えば、ブロック分割器28は9つのブロックへの画像情報66Aの分割を選択することによって、水平および垂直(並進)運動に加えて、カメラとシーンの見通し線に接する回転、シーンへ向かう運動またはシーンから離れる運動によって生じるぼけをより容易に検出し、補正することができる。その上、ブロック分割方式は、さらにローリングシャッタを利用する画像キャプチャ技術に関連する運動の結果として生じる画像のぼけ、または他の視覚的アーティファクトを低減できるようにする。画像レジストレーションモジュール9は、ブロック中心70の散乱された性質のため、そのような動きを検出することができる。
動きベクトルモジュール32は、図5Cに示すようにそれぞれのブロック68の動きベクトル72A〜72I(「動きベクトル72」)を決定する。動きベクトルモジュール32は、上述のようにいくつかの技術のいずれかを使用してブロック68の各々について動きベクトル72を計算することができる。図5Cに示す例では、それぞれのブロックの動きベクトルは3×3の動きグリッドを形成する。しかしながら、上述のように本技術は2×2またはより大きいグリッドに適用可能である。
動きベクトル72が決定されると、動きベクトル外挿器34および内挿器36は、それぞれ従来の外挿および内挿技術に従って動きベクトル72に基づいて図5Dおよび図5Eに示す動きベクトル74A〜74Kおよび76A〜76Lを外挿し、内挿する。説明しやすいように、外挿および内挿動きベクトル74および76のサブセットのみを示す。外挿および内挿動きベクトル74および76は、画像66内の画素の各行および列について計算できる。言い換えれば、動きベクトルモジュール32はブロックの各々内の画素の各々について動きベクトルを計算することができる。しかしながら、上述のように本技術を使用してブロックの画素のサブセット、例えばサブブロックのみについて動きベクトルを計算することができる。従って、本発明は図5Dおよび図5Eに示す動きベクトル72〜76の例に限定されるべきではない。
図5Dおよび図5Eに示す例では、動きベクトル外挿器34および内挿器36は、垂直動きベクトルに直線78Aおよび78Bを当てはめ(fit)(図5D)、水平動きベクトルに直線80を当てはめる(図5E)ことによって、直線補間および外挿を使用する。しかしながら、上述のように個々の画素について動きベクトルを計算するために、高次補間または外挿技術を使用することができる。従って、二次方程式、スプラインまたは他のタイプの直線当てはめアルゴリズムに従って直線を当てはめることができる。
本明細書で説明した技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施できる。モジュールまたは構成要素として説明するフィーチャは、集積論理デバイスに一緒に、または個別であるが相互運用可能な論理デバイスとして別々に実装できる。ソフトウェアで実装した場合、これらの技術は、実行されると、上記で説明した方法の1つまたは複数を実行する命令を備えるコンピュータ可読媒体によって少なくとも部分的に実現できる。コンピュータ可読媒体は、パッケージング材料を含むことがある、コンピュータプログラム製品の一部をなすことができる。コンピュータ可読媒体は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、FLASHメモリ、磁気または光学データ記憶媒体などを備えることができる。本技術は、追加または代替として、命令またはデータ構造の形態でコードを搬送または伝達し、コンピュータによってアクセス、読込み、および/または実行できるコンピュータ可読通信媒体によって、少なくとも部分的に実現できる。
コードは、1つまたは複数のDSP、汎用マイクロプロセッサ、ASIC、フィールドプログラマブル論理アレイFPGA、または他の等価な集積またはディスクリート論理回路など、1つまたは複数のプロセッサによって実行できる。従って、本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、前述の構造、または本明細書で説明する技術の実装に好適な他の構造のいずれかを指す。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明する機能を符号化および復号のために構成された専用のソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュール内に提供することができ、または複合ビデオエンコーダ/デコーダ(コーデック)に組み込むことができる。従って、本開示はまた、本開示で説明した技術の1つまたは複数を実装する回路を含む様々な集積回路デバイスのいずれかを企図する。そのような回路は、単一の集積回路チップまたは複数の相互運用可能な集積回路チップで提供できる。
様々な技術について説明した。これらおよび他の例示的な態様は以下の特許請求の範囲の範囲内にある。

Claims (25)

  1. 関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割することと、
    前記複数のブロックの各々について前記第1画像の前記ブロックと前記関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算することと、
    前記画素が属する前記それぞれのブロックの前記動きベクトルに基づいて、前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の画素値を前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化することと、
    前記平均化された画素値を記憶することと、
    を具備するデジタル画像データの処理方法。
  2. 前記複数のブロックの各々について、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の各々について動きベクトルを決定することをさらに具備し、
    前記画素値を平均化することは、前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の前記画素値を前記画素の前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記画素の各々について動きベクトルを決定することは、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとに基づいて、外挿と内挿のうちの1つを使用して前記画素の各々について動きベクトルを決定することを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記複数のブロックの各々について、サブブロックが属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の前記サブブロックについて動きベクトルを決定することをさらに具備し、
    前記画素値を平均化することは、前記第1画像の前記サブブロックの各々の前記画素値を前記サブブロックの前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応するサブブロックの画素値で平均化することを含む請求項1に記載の方法。
  5. 動きベクトルを計算することは、
    前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する水平投影と垂直投影とのうちの少なくとも1つを計算することと、
    前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する前記水平および垂直投影のうちの前記少なくとも1つに基づいて動きベクトルを計算することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1画像と前記第2画像とをキャプチャすることをさらに具備し、前記第1画像と前記第2画像とのうちの少なくとも1つが画像プレビュー中にキャプチャされる請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1画像を画素の複数のブロックに分割することは、前記第1画像を画素の複数の重複ブロックに分割することを含む請求項1に記載の方法。
  8. その上に命令を有するコンピュータ可読媒体を具備する、デジタル画像データを処理するためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
    関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するためのコードと、
    前記複数のブロックの各々について前記第1画像の前記ブロックと前記関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算するためのコードと、
    前記画素が属する前記それぞれのブロックの前記動きベクトルに基づいて前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の画素値を前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化するためのコードと、
    前記平均化された画素値を記憶するためのコードと、
    を具備するコンピュータプログラム製品。
  9. 前記複数のブロックの各々について、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の各々について動きベクトルを決定するためのコードをさらに具備し、
    前記画素値を平均化するためのコードは、前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の前記画素値を前記画素の前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化するためのコードを含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
  10. 前記画素の各々について動きベクトルを決定するためのコードは、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとに基づいて、外挿と内挿のうちの1つを使用して前記画素の各々について動きベクトルを決定するためのコードを含む請求項9に記載のコンピュータプログラム製品。
  11. 前記複数のブロックの各々について、サブブロックが属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の前記サブブロックについて動きベクトルを決定することをさらに具備し、
    前記画素値を平均化することは、前記第1画像の前記サブブロックの各々の前記画素値を前記サブブロックの前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応するサブブロックの画素値で平均化することを含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
  12. 動きベクトルを計算するためのコードは、
    前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する水平投影と垂直投影とのうちの少なくとも1つを計算するためのコードと、
    前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する前記水平および垂直投影のうちの前記少なくとも1つに基づいて動きベクトルを計算するためのコードとを含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. 前記第1画像と前記第2画像とをキャプチャするためのコードをさらに具備し、前記第1画像と前記第2画像とのうちの少なくとも1つが画像プレビュー中にキャプチャされる請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. 前記第1画像を分割するためのコードは、前記第1画像を画素の複数の重複ブロックに分割するためのコードを含む請求項8に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. デジタル画像データを処理するための装置であって、
    関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するブロック分割器と、
    前記複数のブロックの各々について前記第1画像の前記ブロックと前記関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算する動きベクトルモジュールと、
    前記画素が属する前記それぞれのブロックの前記動きベクトルに基づいて前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の画素値を前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化する画素平均化モジュールと、を含む
    前記画像データを処理する画像プロセッサと、
    前記平均化された画素値を記憶するメモリと、
    を具備する装置。
  16. 前記動きベクトルモジュールは、前記複数のブロックの各々について、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の各々について動きベクトルを決定し、
    前記画素平均化モジュールは、前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の前記画素値を前記画素の前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記動きベクトルモジュールは、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとに基づいて、外挿と内挿のうちの1つを使用して前記画素の各々について動きベクトルを決定する請求項16に記載の装置。
  18. 前記動きベクトルモジュールは、前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する水平投影と垂直投影とのうちの少なくとも1つを計算し、前記複数のブロックの各々について前記ブロックに対する前記水平および垂直投影のうちの前記少なくとも1つに基づく動きベクトルを計算する請求項15に記載の装置。
  19. 前記第1画像と前記第2画像とをキャプチャする画像センサをさらに具備し、前記画像センサは画像プレビュー中に前記第1画像と前記第2画像とのうちの少なくとも1つをキャプチャする請求項15に記載の装置。
  20. 前記ブロック分割器は、前記第1画像を画素の複数の重複ブロックに分割する請求項15に記載の装置。
  21. 前記装置が無線通信デバイス内に組み込まれており、前記無線通信デバイスは、
    前記平均化された画像を符号化する符号化モジュールと、
    前記符号化画像を送信する送信機と、
    を含む請求項15に記載の装置。
  22. 関心シーンの第1画像を画素の複数のブロックに分割するための手段と、
    前記複数のブロックの各々について、前記第1画像の前記ブロックと前記関心シーンの第2画像中の画素の対応するブロックとの間のオフセットを表す動きベクトルを計算するための手段と、
    前記画素が属する前記それぞれのブロックの前記動きベクトルに基づいて前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の画素値を前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化するための手段と、
    前記平均化された画素値を記憶するための手段と、
    を具備するデジタル画像データを処理する装置。
  23. 決定手段は、複数のブロックの各々について、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの前記画素の各々について動きベクトルを決定し、
    前記平均化手段は、前記第1画像の前記ブロックの前記画素の各々の前記画素値を前記画素の前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応する画素の画素値で平均化する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記決定手段は、前記画素が属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとに基づいて、外挿と内挿のうちの1つを使用して前記画素の各々について動きベクトルを決定する請求項23に記載の装置。
  25. 前記決定手段は、前記複数のブロックの各々について、サブブロックが属する前記ブロックについて計算された前記動きベクトルと前記画像の他の1つのブロックについて計算された少なくとも1つの他の動きベクトルとを使用して前記ブロックの画素の前記サブブロックについて動きベクトルを決定し、
    前記平均化手段は、前記第1画像の前記サブブロックの各々の前記画素値を前記サブブロックの前記それぞれの動きベクトルによって示される位置での前記第2画像の対応するサブブロックの画素値で平均化する請求項22に記載の装置。
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