JP2011502392A - 同じ無線リソースへの複数の未要求使用権サービス(ugs)ユーザの多重化 - Google Patents

同じ無線リソースへの複数の未要求使用権サービス(ugs)ユーザの多重化 Download PDF

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Abstract

本アプリケーションにおける技術は、パケットベースの無線通信システムにおいて、同じ未要求使用権サービス(UGS)の無線リソース上に複数のユーザに関連付けられる送信信号を多重化する。通常、特定のユーザ装置群と関連付けられた無線リソース要求への応答として、パケットベース通信システムにおける上記無線リソースは、動的にスケジューリングされ、スケジューリングされた上記通信は、同じ無線リソースを同時に使用しないように設計される。一方、複数のユーザ装置と上記パケットベース通信システムとの間の通信のために無線リソースの未要求使用権も確立される。当該複数のユーザ装置と上記パケットベース通信システムとの間の上記通信は、上記未要求使用権と関連付けられた同じ無線リソースのうちの少なくともいくつかを同時に使用する。この少なくとも部分的な無線リソースの重複/衝突のため、上記複数のユーザの上記UGSを介して送信されるべきデータの各々は、ユーザ固有の無線リソースパターンと関連付ける。ユーザの無線リソースパターンは、複数のユーザの送信信号を含む受信された上記UGS信号から無線受信機によって当該ユーザのデータを抽出することを可能とする。
【選択図】図4

Description

技術分野は、無線通信に関し、特に、共通のパケットベースの無線リソースへのアクセスについて非衝突ベース(non-collision-based)のユーザのスケジューリングを使用して通信する基地局及び複数の無線加入者局を含む、無線通信ネットワークに関する。
典型的な無線通信システムにおいて、ユーザ機器ユニット(UE)と呼ばれるユーザ通信端末は、無線アクセスネットワーク(RAN)を介してインターネットのような他のネットワークと通信する。無線アクセスネットワーク(RAN)は、セルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、例えばあるネットワークにおいては“ノードB”又はエンハンストノードBとも呼ばれることがある無線基地局(RBS)といった基地局によりサービス提供される。セルは、基地局のサイトにおける無線基地局機器により無線カバレッジが提供される地理的エリアである。
WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)において動作しているUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)のような第三世代(3G)セルラー無線システムは、スケジューリングされない無線チャネル及びスケジューリングされた無線チャネルを含む異なるタイプの無線チャネルを使用する。音声/データ混合の回線/パケット交換式の3Gシステムは、音声中心の回線交換式の第2世代(2G)システムから発展した。専用チャネルと呼ばれることもあるスケジューリングされないチャネルは、1ユーザに関連付けられる情報のみを伝搬する接続を維持するために、当該1ユーザのみに対して通常割り当てられる。スケジューリングされたチャネルは、パケット交換式のチャネルであり、その上を複数のユーザ接続についてのパケットが伝搬される。UMTSのLTE(Long Term Evolution)及びWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)のような第四世代(4G)システムは、パケットデータに基づく無線インタフェースを設計する。システムを簡略化するために、スケジューリングされた無線チャネルが支持され、専用トラフィックチャネルは排除されている。そのため媒体アクセス制御(Medium access control)は、リソース使用権要求のリソースパラダイム(a request resource-grant resource paradigm)に移行しつつある。アップリンク及び/又はダウンリンクにおいてユーザ機器(UE)から及び/又はユーザ機器へデータを送信するための実際の要求への応答として、基地局におけるスケジューラは、送信されるべきデータトラフィックのタイプに関連付けられるサービス品質の要件を満足させるために無線リソースを動的に割り当て、同時にシステムキャパシティを最適化しようとする。
広帯域無線アクセス標準(Broadband Wireless Access Standards)におけるIEEE802.16ワーキンググループは、広帯域無線MAN(Metropolitan Area Networks)の世界的展開のための公式な仕様を策定している。802.16の標準群は、正式には無線MANと呼ばれるが、しばしばWiMAXと呼ばれる。概して802.16は、無線インタフェースの2つの側面を標準化している:物理レイヤ(PHY)及び媒体アクセス制御レイヤ(MAC)である。物理レイヤについて、IEEE802.16eの1モードは、スケーラブルな直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)を使用して、2048サブキャリアまでを伴う1.25MHzと20MHzの間のチャネル帯域幅をサポートしている。IEEE802.16eは、良好な無線信号状態においては非常に効率的な64QAM符号化スキームを使用でき、一方、貧弱な無線信号状態においてはよりロバストなBPSK符号化メカニズムを使用できるよう、適応変調符号化をサポートしている。中間の状態においては、16QAM及びQPSKが採用され得る。他の物理レイヤの特徴は、良好なNLOS(Non-line-of-sight)特性(又はより高い帯域幅)を提供するためのMIMO(multiple-in-multiple-out)アンテナについてのサポート、及び良好なエラー訂正性能のためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)を含む。
媒体アクセス制御(MAC)に関して、イーサネット、ATM、及びIPのような有線技術をいかに無線インタフェース上にカプセル化し、データをいかに分類するか等を記述する複数の集合サブレイヤを、IEEE802.16eは含む。IEEE802.16eはまた、認証時のセキュアキー(secure key)の交換、及びデータ伝送時の暗号化を使用することにより、いかに安全な通信が配信されるかも記述している。MACレイヤのさらなる特徴は、(スリープモード及びアイドルモードを使用する)節電メカニズム及びハンドオーバメカニズムを含む。
802.16WiMAXプロトコルは、5タイプのサービス品質(QoS)をサポートしている:UGS(Unsolicited Grant Service;未要求使用権サービス)、rtPS(リアルタイムポーリングサービス)、ertPS(拡張リアルタイムポーリングサービス)、nrtPS(非リアルタイムポーリングサービス)、及びBE(ベストエフォートサービス)である。未要求使用権サービス(UGS)は、無音圧縮(silence suppression)を伴わないT1/E1及びVoIP(Voice−over−IP)のような、固定サイズのデータパケットを周期ベースで生成するリアルタイムのサービスフローをサポートするよう設計されている。UGSは、固定サイズの、(UEが各送信の前に無線リソース使用権を要求する必要がないことを意味する)未要求の無線リソース使用権をリアルタイムの周期ベースで提供し、それによりUEの使用権要求に関連付けられるオーバヘッド及び待ち時間を排除し、データフローのリアルタイムの必要性を満たすために使用権が利用可能であることを保証する。UGSに関連するもう1つの用語は、無線リソースの半永続的スケジューリング(semi-persistent scheduling)である。
未要求使用権は、基地局におけるスケジューラにより割り当てられる。UEは、ネットワークへの初期エントリーを一旦奪い合い、その後各々割り当てられた(assigned)UEが、基地局のスケジューラによりUGSのアクセススロットに割り当てられる(allocated)。使用権が与えられたUGSのタイムスロットは、拡大及び縮小することが可能であるが、UGSが持続している間は当該UEに割り当てられたままであり、通常他のUEがそれを使用することはできないことを意味する。
ただ、UGSには短所がある。ユーザがUGSのリソース上でデータを送信するか又は受信するかに関わらず、UGSは、GSMのようなTDMAシステムにおける固定の事前に割り当てられたスロットと同じやり方で無線リソースを消費する。例えば、UGSは、音声の確率的挙動、低データレート、及びエラー耐性(error tolerance)を利用していない。音声は、ある特性を有する確率的プロセスとしてモデル化され得る。ボコーダは、送信信号(transmission)から省くことができる無音期間の間ヌルレート(null-rate)のフレームを生成しているものもあり、その結果無線上でアイドルUGSスロットを作る。ボコーダは、フル、1/2、1/4、及び1/8レートのフレームを生成するものもある。より低いボコーダのレートは、より低い電力要件及びより高いエラーレート耐性を有しており、そのためUGSスロットにおいて割り当てられる帯域幅及び電力は、使用され得る及び実際に使用されるものよりも大きくなる。他のタイプのトラフィックは、例えば静止画像のシーンを時折伴う動画といった、類似の特性を有し得る。
UGSを使用するサービスを促進する際の無線リソースの効率を改善するための1つのやり方は、複数のユーザの低レートのパケット(小さいペイロード)を1つの大きいパケットに圧縮することである。このマルチユーザパケットのアプローチは、利用可能なリソースをフルに利用するために小さいペイロードを大きいパケットに集約することにより、必要以上の帯域幅又は電力を単一の低レートのユーザに割り当てることを回避する。ただ、マルチユーザパケットには短所がある。第一に、マルチユーザパケットは、アップリンクにおいて使用されない。第二に、マルチユーザパケットがダウンリンク上で送信される際スケジューリングに余分の制約が課せられる。スケジューラは、電力及び帯域幅の利用を最大化し、同時に各トラフィックフローの遅延の制約を満たす必要があり、これによりマルチユーザパケットのフォーマットが不確実になる。フォーマットの不確実性の結果として、マルチユーザパケットは、ペイロードの組合せ、変調、及び符号化スキームを示すためにより多くのシグナリングオーバヘッドを必要とする。第三に、オーバヘッドを減らすためにペイロードの組合せが圧縮される場合、受信機側においてブラインド検出が必要となり得る。圧縮されたオーバヘッドは、余分の前提を追加し、故に検出性能を悪化させる。第四に、マルチユーザパケットは、HARQ動作を複雑にする。異なるユーザの受信機において、マルチユーザパケットの復号が成功するかが異なり得ることから、再送信ポリシーにおいてジレンマが生じる。ペイロードは成功裡に受信されており、より少ないフォーマットのシグナリングオーバヘッドにより同じパケットが再送信されると、無線リソースは無駄に費やされるであろう。冗長性を回避するために異なるパケットが再送信される場合には、スケジューラにおける動作はより複雑となり、パケットフォーマットをシグナリングするためのより多くのオーバヘッドが必要となる。
UGS通信を促進する際の無線リソースの効率を改善し得る別のアプローチは、通常アップリンクの送信要求のために確保されているアップリンクの無線リソースを、データペイロードの送信のためにスケジューリングすることができるように、無音圧縮の期間が存在する拡張リアルタイムポーリングを使用することである。ただ、トラフィックフローがほぼ一定である非アイドル状態の間、拡張リアルタイムポーリングは、やはりアップリンクの要求及びダウンリンクのスケジューリング使用権を必要とする。音声トラフィックについてよくあることだが、トラフィックフローがほぼ一定である場合に要求及び許可のメッセージを送信することは、無線リソースの無駄である。無音期間中、受信機の復号器においてマシンの状態を維持するために、ボコーダは、引き続きヌルフレームを送信するものもある。ヌルフレーム(null frames)は、100ミリ秒毎のオーダで送信される可能性があり、ポーリングの再開について曖昧さが生じる。これら低レートのヌルフレームは、拡張リアルタイムポーリングの大部分を“コストのかかる”要求−許可の動作の状態に維持し得る。しかし、全てのボコーダが、無音圧縮をサポートしているわけではない。SKYPEのような音声アプリケーションは、連続的なトラフィックを生成するものもある。これらのアプリケーションにおいて、拡張リアルタイムポーリングは、定期的なMACオーバヘッドを伴う要求及び許可のメッセージが必要でない場合にも連続的に送信されるリアルタイムポーリングと同様になる。
その結果、リソース使用権を要求するリソースベースのパケット無線通信システムのために想定されたUGSは、アクティビティが非決定論的であり、低レートであり、低遅延であり、及びエラー耐性のある、確率的なタイプのトラフィックについて、無線リソースを効率的に使用していない。
特定のユーザ装置群と関連付けられた無線リソース要求への応答として、当該ユーザ装置とパケットベース通信システムとの間の通信が可能となるように上記パケットベース通信システムにおける無線リソースは、通常動的にスケジューリングされる。上記パケットベース通信システムにおける上記ユーザ装置の各々と関連付けられたスケジューリングされた上記通信は、同じ無線リソースを同時に使用しないように設計される。換言すると、上記パケットベース通信システムは、特定のユーザ装置群と関連付けられる送信信号が通常は衝突又は重複しないように設計される。対照的に、本申請における技術は、未要求使用権サービス(UGS)を提供するパケットベースの無線通信システムについて同じ無線リソース上に複数のユーザを多重化する。
複数のユーザ装置と上記パケットベース通信システムとの間の通信のための無線リソースの未要求使用権が確立される。上記UGSは、上記複数のユーザに、当該複数のユーザ装置の各々からの上記UGSの無線リソースを使用する各送信についての明示的な要求がなくとも、無線リソースへのアクセスを与える。複数のユーザ装置と上記パケットベース通信システムとの間の前記通信は、上記未要求使用権と関連付けられた同じ無線リソースのうちの少なくともいくつかを同時に使用する。ユーザ固有の無線リソースパターンと上記複数のユーザのデータの各々とを関連付けるよう上記複数のユーザの上記UGSを介して送信されるべきデータの各々は処理される。1ユーザ装置と関連付けられた上記無線リソースパターンは、同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して受信される上記複数のユーザのデータ送信信号から無線受信機によって当該ユーザのデータ送信信号を抽出することを可能とする。上記処理されたデータは、同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して、上記複数のユーザ装置の各々から送信される。
1つの限定しない例において、割り当てられる上記無線リソースの未要求使用権は、周波数及び/又は時間リソースを含む。例えば上記パケットベース通信システムは、割り当てられる上記無線リソースの未要求使用権が周波数(サブキャリア)及び時間リソースを含むように直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)を採用してもよい。そのようなパケットベース通信システムの例は、LTEベースシステム、WiMAXベースシステム、又はOFDMAベースシステムである。
ユーザ固有の無線リソースパターンの例は、実質的に互いに直交しているUGSの周波数及び時間リソース上の多重化符号、異なる周波数−時間パターン、並びに異なる周波数−時間ホッピングパターンを含む。上記多重化符号は、符号化されている上記データを拡散しても拡散しなくてもよい。一例において、各ユーザ固有の無線リソースパターンは、直交チャネライザーション符号のセットに対応する。対応する上記直交チャネライザーション符号のセットの各ユーザのデータ送信信号への適用は、他のユーザへのガウス分布状の干渉をもたらす。
非決定論的なアクティビティ要因(activity factor)、遅延の影響の受けやすさ、より低いデータレート要件、又はビット若しくはブロックエラーへの耐性という特性のうちの1つ以上を含むデータ通信に、本UGSの技術は特によく適している。音声は単なる一例に過ぎない。
限定しない例となる実施形態において、上記UGSの無線リソース使用権は、UGSタイムスロットを含み、複数のユーザ装置が関与する通信は、同じUGSタイムスロット中に送信される。同じUGSタイムスロットに割り当てられる上記複数のユーザ装置の数は、干渉閾値に基づいて好適に決定される、すなわち、ユーザ装置の数は、それらの相互干渉を上記閾値より低く維持するために制限される。アクティビティ要因の少なさにより、一般的に上記UGSスロットは、各スケジューリングインスタンスにおいて上記複数のユーザ装置のデータ送信信号のいずれについて必要とされるよりも大きな帯域幅を提供する。従って、上記複数のユーザ装置のデータ送信信号が確率的手法で上記UGSスロットへのアクセスを共有するように、同時に上記UGSスロット上に上記複数のユーザ装置からの処理された上記データを多重化することができ、これは音声アクティビティに類似した特性を有するトラフィックによく適している。
VoIPアプリケーションのようないくつかのアプリケーションにおいて、UGSスロットに割り当てられる上記無線リソースを重複しないやり方で使用するユーザ装置の第1のセットが指定されることがあってもよい。その後、効率を改善しキャパシティを増加させるため、ユーザ装置の上記第1のセットによるスケジューリングされた上記使用と少なくとも部分的に重複するやり方で上記UGSスロットについての上記無線リソースを使用するユーザ装置の第2のセットのユーザも指定される。1つ以上のユーザ装置の上記第2のセットの上記部分的な重複により生じる干渉であって、ユーザ装置の上記第1のセットの各々により経験される干渉の量は、エラーレートを事前に決定された閾値より低く維持するよう好適に制御される。1つの限定しない例となる実装において、上記ユーザ固有の無線リソースパターンは、受信処理の後にユーザ装置の上記第1及び第2のセットの間の相互干渉が近似的にガウス分布となるように選択される。
一例となるLTE移動無線通信システムの機能ブロック図である。 ダウンリンクのスケジューリング及び関連する動作の概念図である。 アップリンクのスケジューリング及び関連する動作の概念図である。 未要求使用権サービスについて同じ無線リソース上に複数のユーザを多重化するための、限定しない例となる手続を示すフローチャート図である。 図4において概説される手続を実装するために使用され得る基地局及びUEの、限定しない例となる機能ブロック図である。 周波数及び時間の衝突を伴うUGSスロット上におけるアップリンクのスケジューリングについての、限定しない例となるシグナリング図である。 UGSスロットの一部重複している周波数及び時間リソースを割り当てられている複数のユーザの、限定しない例となる図である。
次の記述において、説明及び非限定を目的として、特別なノード、機能的構成要素、技術、プロトコル、標準等のような特定の詳細は、記述される技術の理解を提供するために説明される。他の事例において、不必要な詳細で記述が不明瞭とならないよう、よく知られている方法、装置、技術等の詳細な記述は、省略される。個別の機能ブロックは、図において示される。これらブロックの機能は、個別のハードウェア回路を使用すること、適切にプログラムされたマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータと併せてソフトウェアプログラム及びデータを使用すること、プログラム可能な論理アレイであるASIC(applications specific integrated circuitry)を使用すること、及び/又は1つ以上のDSP(digital signal processors)を使用することにより、実装され得ることを、当業者は理解するであろう。
以下に開示される特定の詳細とは別に他の実施形態が実施され得ることは、当業者には明らかであろう。説明のための一例及び限定しない文脈を提供するために、当該技術は、LTEと呼ばれる発展した3GPP UMTSシステムの文脈において記述される。一方、本技術は、LTE又はWiMAXのようなパケットベース及びスケジュール駆動(schedule-driven)の任意の近代セルラー通信システムにおいて使用してもよい。
図1は、LTEタイプの移動通信システム10の一例を示している。E−UTRAN12は、無線インタフェース上でユーザ機器(UE)端末20に対してE−UTRAのユーザプレーン(user plane)及び制御プレーン(control plane)のプロトコルの終端を提供するE−UTRANノードB(eNB)18を含む。eNBはより一般的に基地局と呼ばれることがあり、UEは移動無線端末又は移動局と呼ばれることがある。図1に示されるように、基地局はX2インタフェースにより相互に接続されている。基地局はまた、MME(Mobility Management Entity)及びSAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイを含むEPC(Evolved Packet Core)14に、S1インタフェースにより接続されている。MME/SAEゲートウェイは、この例において単一のノード22として示されており、UMTS及びGSM/EDGEにおけるSGSN/GGSNゲートウェイに多くの点で類似している。S1インタフェースは、MME/SAEゲートウェイとeNBとの間の多対多の関係をサポートしている。E−UTRAN12及びEPC14は共にPLMN(Public Land Mobile Network)を形成する。MME/SAEゲートウェイ22は、直接又は間接的にインターネット16及び他のネットワークに接続される。
背景技術において記述されているように、効率的なリソースの使用を提供するために、共有された無線リソースを使用するLTE及び他のシステムは高速な“動的”スケジューリングをサポートし、瞬時のトラフィック要求、サービス品質(QoS)要件、及び評価されたチャネル品質に応じて、共有されたチャネル上のリソースがユーザ機器(UE)端末及び無線ベアラにサブフレームベースで動的に割り当てられる。この動的スケジューリングのタスクは、eNBに置かれている1つ以上のスケジューラにより典型的に実行される。
図2にダウンリンクについての全体のスケジューリングの概念が示されている。高速なチャネル依存のリンク適応並びに高速なチャネル依存の時間及び周波数領域のスケジューリングをサポートするため、UE20は、動的スケジューリングの決定においてeNB18を補助するためのチャネル品質指標(CQI)を報告するよう構成されてもよい。典型的に、UE20は、ダウンリンク(DL)のリファレンス信号の測定結果をCQIレポートの基礎とする。異なる論理チャネルのCQIレポート及びQoS要件に基づいて、eNB18におけるDLスケジューラは、時間及び周波数の無線リソース、すなわちスケジューリングブロックを、動的に割り当てる。動的にスケジューリングされた無線リソースの割り当ては、LTEの例における物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上をシグナリングされる。各UE20は、当該UEが共有されたチャネル(LTEにおけるPDSCH)上でスケジューリングされているか否か、もしそうであれば、ダウンリンク送信についてスケジューリングされているデータを見つけられるのはどの物理レイヤの無線リソースであるかを判定するために、制御チャネルをモニタリングする。
図3にアップリンクのスケジューリングの概念が示されている。送信バッファにスケジューリング要求(SR)を伴ってデータが到達すると、UE20は、eNB18におけるULスケジューラに知らせる。ULスケジューラは、UEが使用することになる時間/周波数の無線リソースを選択し、また、アップリンクについてのリンク適応はeNBにおいて実行されるため、伝送ブロックサイズ、変調方式及び符号化方式も選択する。選択された伝送フォーマットは、ユーザIDについての情報と共にUEへシグナリングされる。これは、UEは一定の伝送フォーマットを使用しなければならないこと、及びeNBは当該UEからのULデータ送信信号を検出する際、送信パラメータを既に知っていることを意味する。割り当てられた無線リソース及び送信パラメータは、LTEにおけるPDCCHを介してUEへ送信される。その後、バッファ状態レポート(BSR)又は電力ヘッドルームレポートのような追加的なスケジューリング情報(SI)が、データと共に送信されてもよい。
動的スケジューリングは、LTE及び他のシステムにとって基本である一方、あるタイプのサービスにとって最適ではないことがあり得る。背景技術において説明されているように、小さなパケットが定期的に生成される通話(VoIP)のようなサービスについては、許可(a grant)が各スケジューリングのインスタンスにおいてシグナリングされる必要があり、VoIPの場合には全てのVoIPのパケットについて許可がシグナリングされなければならないため、動的スケジューリングは、相当な制御シグナリングを要求することになる。こういったタイプのサービスについて、このように高いシグナリングのオーバヘッドを回避するため、リソースは半静的に(semi-statically)割り当てられてもよく、これは“半永続的な”スケジューリングと呼ばれる。半永続的な使用権は、一度だけシグナリングされ、再度使用権のシグナリングがなくても、定期的な間隔でUEは利用可能である。このプロセスは、未要求使用権サービス(UGS)に関連付けられる。
音声及び他のタイプの媒体は、確率的であることを特徴とし得る。確率的プロセスは、現在の状態が次の状態を完全には決定しないという点において、その動作が“非決定論的”なプロセスである。確率的プロセスには、推測及びランダム性の要素が存在する。多重化は、2つ以上の独立した情報を担う(information-bearing)信号又はデータフローが単一の共通の媒体又はチャネルにより伝搬される技術である。時分割多元接続(TDMA)において使用されるような定期的にスケジューリングされたスロット及び“決定論的”多重化は、音声のような確率的データについて全てのキャパシティまで使用されることはあまりなく、故にこの種のデータにとっては非効率的である。遅延の影響を受けやすい(delay-sensitive)、エラー耐性のある、及び/又はより低いレートである、音声のようなあるタイプのデータについて、未要求使用権サービスベースのリソース上にユーザを確率的に多重化することにより多大な利益が得られることを、発明者は発見した。記述を平易にするため、以下では音声タイプのデータという用語を使用し、それは、遅延の影響を受けやすい、エラー耐性のある、及び/又はより低いデータレートである、任意のタイプのデータを包含することとする。確率的多重化は、複数のユーザに関連付けられるデータを、そのアクティビティ要因及びQoS要件を考慮した後のその統計的なリソース要件に基づいて、同じ信号スペースに多重化することを意味する。1つ以上のユーザが一時的にアクティブでない(データ送信信号がない)場合、それらは干渉を生成することを止め、無線リソースは同じ信号スペースに多重化されているアクティブなユーザに開放される。非決定論的な干渉レベルの変更により、提案される多重化スキームに確率的な特性が導入される。
この場合における技術は、今日一般的となっている直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)タイプのシステムのようなデータ指向(data-oriented)のシステムにおいて、半永続的なチャネルを作る。データトラフィックをサポートするための無線リソースを取得するために明示的な使用権要求を必要としない未要求使用権サービス(UGS)を使用し、その後同じ(又は少なくとも一部が同じ)UGSのリソースを使用して送信するために複数の音声ユーザを多重化して、半永続的なチャネルは作られる。
UGSスロットが複数のユーザ装置に割り当てられた後、それらは自発的及び確率的手法で好適にこれらUGSスロットへのアクセスを共有するよう、ユーザ固有の無線リソースパターンと共に又はユーザ固有の無線リソースパターンを使用して、当該スロットにおいて多重化される。また好適には、ユーザのサービスフローのいずれについて必要とされるよりも大きな帯域幅を提供する共通のUGSスロットにおいて、複数のUGSユーザは割り当てられる。異なる直接シーケンス拡散符号、チャネライゼーション符号、周波数パターン、擬似ランダムなトーンホッピングパターン、又は上記のうちの2つ以上の組合せは、ユーザの無線リソースパターンの例である。
OFDMAシステムの例における拡散スペクトラムについて、各UGSの領域は、複数のOFDMシンボルの期間にわたった複数のトーンを含む。各ユーザの変調されたOFDMシンボルは、当該ユーザの対応するユーザ固有の拡散符号により拡散される。ユーザ固有の拡散符号は好適に相互に直交しているが、いくらかの相互相関は許容され得る。トーンホッピングについて、各UGSの領域において、各ユーザは、利用可能なOFDM周波数−時間グリッド又はタイルのごく一部のみを占有する。占有されたOFDMグリッドのパターンは、各ユーザに好適には一意であり、経時的に変化してもよい。ホッピングパターンは、好適には、UGSスロットにおける異なるユーザ間においての衝突の可能性がわずかであるか、又は重複を有しないべきである。別のアプローチは、直接シーケンス拡散及びトーンホッピングのハイブリッドを含み得る。ユーザの信号は、割り当てられたUGS領域の一部のみを固有のグリッドパターンを伴って占有してもよい。各ユーザの信号は、OFDMグリッド/タイルの同じセットを占有する他のユーザの信号から、それが関連付けられる一意なユーザ固有の無線リソースパターンにより識別される。
直交する直接シーケンス拡散が使用される場合、フェージング環境において直交性が維持されるような周波数−時間グリッド/タイルのコヒーレントなブロック内においてデータシンボルを変調することが望ましいであろう。トーンホッピングの場合、別のユーザのホッピングパターンとの衝突がない限り、直交性は保たれる。必要とされてはいないものの、多重アクセスのUEからのアップリンク送信信号が、電力制御され及び/又はレート制御されていることは好適である。電力制御のレートは、固定であり得るか、又は柔軟であり得る。区分されたサブキャリアの割り当てが使用される場合、電力及びレート制御のレートは、周波数ダイバーシティのためより遅くなり得る。連続するサブキャリアの割り当てが使用される場合、電力及びレート制御のレートは、時間選択性のフェージングを相殺するためより早くなり得る。ユーザ固有の無線リソースパターンの多重アクセスの選択のスキームは、同様にサブキャリアの割り当てに依存し得る。
UGSスロットは、ユーザ装置によりその個々のアクティビティ要因に基づいて効率的にアクセスされ/使用される。音声トラフィックについて、非決定論的なアクティビティ要因は、電力及びレート制御と任意に組み合わされて、従来のCDMAシステムの経験から明らかなキャパシティの増加をもたらす。
通常、UGSスロットは、周期的にUEへの使用権が認められる。オーバヘッドがペイロードに釣り合わないため、各データパケットについて変調符号化フォーマットの情報を送信しないことは、低レートのUGSユーザにとって好適であろう。故に、変調符号化はUGSの割り当てのセットアップにおいて優先的に特定され、それによりそれらが毎回シグナリングされる必要性を排除する。さらにオーバヘッドを減らすため、変調符号化フォーマットを更新する必要がないよう、所与の時間内における全てのUGSのバーストに適用可能な簡略化されたUGSのマップが特定されてもよい。加えて、固有のペイロードフォーマットがUGSのフローについて定義され得るため、ペイロードを一般的なMACヘッダのフォーマットに一致させる必要はない。
図4は、未要求使用権サービス(UGS)について指定された同じ無線リソース上に複数のユーザのパケットデータストリームを多重化するための、限定しない例となる手続を示すフローチャート図である。パケット無線通信システムは、重複又は衝突を伴うことなくUEに関与する通信について無線リソースを通常動的にスケジューリングするよう設計されている(ステップS1)。ただ、上で説明されているように、いくらかの重複/衝突が存在することがより効率的で適切であり得るような状況及びあるタイプのデータが存在する。送信されるべきデータが次の特性のうちの1つ以上を有している複数のUEセッションが検出される:遅延の影響を受けやすい、エラー耐性がある、及び/又はより低いデータレート(ステップS2)。未要求使用権サービス、例えばUGSスロットが確立される(ステップS3)。複数のUEセッションのうちのいくつかが同じUGSの無線リソースの少なくともいくつかを同時に使用するように、ステップS2における複数のUEセッションは、同じUGSの無線リソース、例えば同じUGSスロットに割り当てられる(ステップS4)。これらのUEセッションの各々は、ユーザ固有の無線リソースパターン、例えば多重化符号を割り当てられる(ステップS5)。割り当てられたUGSの無線リソース及びユーザ固有の無線リソースパターンは、複数のUEの各々にシグナリングされる(ステップS6)。UEセッションについてのUEのデータパケットは、割り当てられたUGSのリソース上に割り当てられる(永続的にスケジューリングされる)(ステップS7)。UEのデータパケットは、UEの無線リソースパターンに関連付けられ、例えばUEの多重化符号で符号化され、送信される(ステップS9)。基地局又はUEのいずれかにおける受信機は、受信された他の重複しているパケットからUEの無線リソースパターンを使用して当該UEのパケットを抽出する(ステップS9)。好適には、ステップS1〜S8は、基地局において実行される。
この確率的なUGSスロットの多重化は、短い遅延、固定のブロックエラーレート、及び/又は固定のデータレートのトラフィックについて設計されており、高速の変調符号化スキーム(MCS)の適応は必要されない。多重アクセスのUGSスロットにおけるユーザの送信は、従来の3Gシステムにおける専用音声トラフィックチャネルを設定するのと類似のやり方で設定されてもよい。UGSのバーストは、接続のセットアップにおいて事前に定義されたMCSを割り当てられてもよく、サービス品質は、電力及びレート制御により維持される。MCSは、UGSスロットにおいてトラフィック中の(in-traffic)制御メッセージにより再構成され得る。多重アクセスのUGSスロットは音声タイプのトラフィックに与えられ、ペイロードのフォーマットは少数の組合せしか存在しないため、フォーマット調整メッセージと共に送信することが効率的でない、一例としてWiMAXにおいて6バイトの長さを有する一般的なMAC PDUのオーバヘッドを適用しなくてよい。例えばトラフィック中の制御メッセージのようなより単純なMAC PDUのフォーマットが、確率的なUGSスロットの多重化のために定義され得る。
図5は、図4において概説される手続を実装するために使用され得る基地局及びUEの、限定しない例となる機能ブロック図である。基地局は、破線58において示される無線インタフェースを通じてUEと通信する。基地局は、1つ以上の他のノード及び/又はネットワークへの接続のためのコントローラ40及びインタフェース42、複数のUEバッファ46を含むバッファマネージャ44、アップリンクスケジューラ50及びダウンリンクスケジューラ52を含むリソースマネージャ48、ユーザ固有の多重化符号(例えばチャネライゼーション又は拡散符号)又は他のユーザ固有の無線リソースパターンへのアクセスを有する信号プロセッサ54、並びに送受信機56を含む。コントローラ40は、基地局の全体の動作を担っている。
バッファマネージャ44は、適切なキュー又はバッファ46の中へ及び中からユーザデータを移動させるためのロジックを含む。バッファ46の各々は、UEへの個々の無線接続に関連付けられており、個々のUEへ無線インタフェース56を通じてダウンリンク上を送信される予定のユーザデータを格納している。UEバッファからのデータは、送信データユニットへ集められ、適切な無線リソースを使用して適切なUEへ送信するために送受信機56へ提供される。これらの無線リソースは、無線リソースマネージャ46により管理される。送受信機46は、適切なエンコーダ、増幅器、アンテナ、フィルタ、変換回路等のような従来の構成要素を含み得る。アップリンクスケジューラ50は、アップリンクにおいて基地局へデータユニットを送信する必要があるいくつかのUEへ動的な無線リソース使用権を提供することを担っている。ダウンリンクスケジューラ52は、基地局からいくつかのUEへの動的な無線リソース使用権をスケジューリングすること、及び必要に応じて、例えば半永続的なリソース割り当てから利益を得るVoIPのような未要求使用権サービスをサポートするために、半永続的な無線リソース割り当てを確立することを担っている。信号プロセッサ54は、UGSのリソース上に多重化される各ユーザのデータにユーザ固有の無線リソースパターンを関連付けることを担っている。限定ではない拡散符号の例において、信号プロセッサ54は、UGSグループにおける各ユーザからの拡散データをUGSのリソース上に多重化する前に、各ユーザのデータを当該ユーザの拡散符号で拡散する。
図5の下部におけるUEは、監視用コントローラ70、無線送受信機62、リソース割り当てメモリ64、1つ以上のUEバッファを伴うバッファマネージャ70、及び信号プロセッサ74を含む。信号プロセッサ74は、ユーザ固有の多重化コードを使用して、当該UEを対象とするデータを抽出するためにUGS上で基地局から受信されたデータを逆多重化する。UEバッファ70は、適切に割り当てられた無線リソースを使用して送受信機62を介して送信されるべきデータユニットを格納する。リソース割り当てメモリは、基地局からのアップリンクスケジューラ50及びダウンリンクスケジューラ52から受信したスケジューリング情報66を含む。
図6は、UGSスロットの間のアップリンク送信信号の確率的多重化について、限定しない例となるシグナリング図を示している。図の右側における基地局は、UEの第1及び第2グループへシグナリングする。UEの第1グループは、当該UEに割り当てられる未要求使用権の間隔に関連付けられる永続的な使用権を、最初の変調符号化スキーム(MCS)及びフレームにおいて占有される周波数−時間ブロックに相当するデータバースト領域と共に通知される。その結果グループ1からのUEは、指定された未要求使用権の間隔の間にそれらのデータを送信する。この例において、第1グループにおけるUEは、アップリンク方向においてそれらの個々のデータパケットを送信するために異なるサブキャリアの周波数に割り当てられるため、グループ1における他のUEからのデータパケットの送信信号と衝突することはない。前述されているように、グループ1におけるUEは、音声パケット又は類似の音声タイプの特性を伴うパケットを送信しているため、未要求使用権の間隔に関連付けられる無線リソースは、十分に利用されていない。結果として、やはり音声タイプのデータを送信する必要がある第2グループからのUEは、同じ未要求使用権の間隔を通知される。グループ1及び2におけるUEの各々は、UEの送信されたデータパケットの各々に関連付けられるユーザ固有の無線リソースパターンを割り当てられる。その結果、グループ1からのUEによりそれらのデータパケットを送信するために使用されている同じサブキャリアと少なくとも部分的に重複するデータパケットを、グループ2からのUEが送信し得る。グループの数は、硬値により制限されず(not hard limited)、代わりに干渉レベルにより所与のインスタンスに適用され得るグループの数に軟値による制限(soft limit)が設定される。両方のUEのグループからのこれら重複するアップリンクのデータ送信信号は、ページ中央における2つ目の矢印により示されている各々定期的にスケジューリングされた未要求使用権の間隔の間継続する。WiMAXに特に関連付けられる使用権管理サブヘッダ(GMSH)は、定期的なパケットと共にアップリンクの帯域幅の要求を示すメッセージフィールドである。3つ目の未要求使用権の間隔において、現行の無線チャネル状態に従ってUEの第1グループに変調符号化スキームの変更が送信される。グループ2のUEは、グループ1により使用されるものとは異なり得る新しい簡略化されたセットアップ使用権及びレート適応のシグナリングによりシグナリングされることが見込まれる。
図7は、UGSスロットについて無線チャネル上で一部重複している周波数及び時間リソースを割り当てられている複数のUEの、限定しない例となる図である。図7において、ユーザ1から3は、UGSのスケジューリングメカニズムにより割り当てられる。UGSユーザの数がある数に達すると、比較的低いアクティビティ要因のために十分活用されていないUGSスロットの数は増加するであろう。一例として、最初の3ユーザと同等に衝突する4番目のユーザxを追加しても固有の音声出力基準、例えば2%のブロックエラーレートを超えてエラーレートが増加しない場合、図7におけるユーザxは、UL送信信号のためのサブチャネルを形成するために最初の3ユーザのサブチャネルの各々から2つの無線リソースタイルを使用し得る。図7にも示されているように、ユーザxの送信信号からの干渉は、直交多重化符号を使用してガウス分布状になり得る。この例において、直交多重化符号は、(可能性はあるが)拡散符号ではなく、むしろチャネライゼーション符号である。図中の2つの吹き出しボックスにおける無線リソースタイルの信号ロケーションは、同じ周波数及び時間リソースを占有する。無線リソースタイルにより提供される12個の周波数−時間“グリッド”を使用して、長さ12の直交チャネライゼーション符号のセットを作り得る。ユーザxの8つのデータシンボルの各々は、1つの符号チャネルを変調し、その後符号分割多重化信号(code division-multiplexed signal)を形成するためにパイロット符号チャネルと組み合わされ得る。最初の3ユーザについて、タイルにおける各シンボルは、直交符号のセットの合計の結果としてガウス分布状の統計的分布を有するユーザxからの干渉を経験するであろう。同様に、ユーザxの各符号チャネルへの最初の3ユーザからの干渉は、直交チャネライゼーションの符号化により平均化され、またランダム化された効率的なガウス分布となるであろう。
この技術にはいくつか利点が存在する:
削減されたオーバヘッド:UGSスロットの確率的多重化が要求するオーバヘッドのシグナリングは、背景技術において記述されているマルチユーザパケットのアプローチよりも少ない。それは、各パケットと共にMCS情報を配信する必要がなく、スケジューラにおけるパッキングの制約を有しない。拡張リアルタイムポーリングは無音期間の間もやはりポーリング信号を生成するため、及びUGSベースのシステムは完全にポーリングを排除することができるため、本技術、そして他のユーザ又は他のセルへの削減された干渉の結果として開放される無線リソースを使用することにより、拡張リアルタイムポーリングのアプローチと比較して、音声トラフィックの無音期間は自然に抑制される。
スケジューリングにおける低複雑性:UGSスロットの確率的多重化は、1つ以上のユーザグループを定義すること、及びスケジューラにグループ内の各ユーザへユーザシグネチャを割り当てさせることしか要求しない。マルチユーザパケットを使用することと比較して、それはバッファされたパケットの遅延、圧縮、及び適応MCSの複雑な処理を必要としない。加えて、再送信が既に永続的に割り当てられているため、ハイブリッドARQ(HARQ)は、確率的に多重化されたUGSスロットにおいて実行しやすい。
過度に提供された無線リソースについての改善措置:中位から低いアクティビティ要因を伴う双方向のトラフィックについて、シングルユーザのUGSには、リソースが過度に提供され得る。この場合、厳しい遅延要件により、最も高く提供されたレートについて十分なデータが存在しないうちは、データをバッファすることができない。低レートのデータ又はアイドル期間は、無線リソースを未使用のままにしておく。多重化されたUGSスロットの集約されたデータレートは所与のトラフィックのタイプにとって平均レートであると見込まれるため、多重化されたUGSは、利用可能なデータのアクティビティ要因に自然に適応する。UGSレートの平均前後の変動及び時折の過負荷は、いずれの過負荷も所与の閾値量より低く制御されている限り、容認され得る。
自発的:拡張リアルタイムポーリングのアプローチの場合のように帯域幅要求の指標ポール要求使用権(indicator-poll-request-grant)のメカニズムは必要とされない。
効率的な電力及び干渉制御:直接シーケンス拡散、トーンホッピング、又はハイブリッドの多重アクセススキームは、大抵のチャネル状態の下で直交のままである。ユーザ間において保証された直交性を伴うコヒーレントなブロックにおいて電力制御を適用する場合、受信機において最小のSNR要件を満たすためにユーザが電力を奪い合うことが直交性により阻まれるため、多重化されたUGSスロットは、電力変動において従来のCDMAより良好な遷移挙動を有する。この多重アクセスの直交性は、電力制御の不安定性及びユーザ間における電力争い、すなわち干渉の上昇を防ぐためにユーザがその電力レベルを競って上げようとすることを回避する。電力制御はまた、隣接するセルへ低干渉の周波数−時間ブロックを提供し、ソフトハンドオーバゾーンにおけるユーザのために都合のよいゲインを作る。
様々な実施形態が示され詳細に記述されているが、特許請求の範囲は、いかなる特別の実施形態又は例にも限定されない。上述のうちのいずれも、いかなる特別な構成要素、ステップ、範囲、又は機能も特許請求の範囲に含まれなければならないような必要不可欠なものであることを意味するものとして読まれるべきでない。特許を受ける対象となる事項の範囲は、特許請求の範囲によりのみ定義される。法的保護の範囲は、認められる請求項及びその均等物において列挙される言葉により定義される。普通の当業者に知られている上述の好ましい実施形態の構成要素の全ての構造的及び機能的均等物は、参照によりここに明示的に包含され、本特許請求の範囲に含まれることが意図される。更に、装置又は方法が、本特許請求の範囲に含まれるために、本発明により解決されようとするありとあらゆる問題に取り組む必要はない。“ための手段”又は“ためのステップ”という言葉が使用されなければ、いかなる請求項も35USC第112条パラグラフ6を行使することを意図されない。更に本明細書におけるいかなる実施形態、特徴、コンポーネント、又はステップも、当該実施形態、特徴、コンポーネント、又はステップが特許請求の範囲に列挙されているか否かに関わらず、公に供されることを意図されない。

Claims (36)

  1. パケットベース通信システムにおける無線通信のための方法であって:
    特定のユーザ装置群(20)と関連付けられた無線リソース要求への応答として、前記特定のユーザ装置群のうちの1つ以上と前記パケットベース通信システム(12)との間の通信が可能となるように無線リソースを動的にスケジューリングすることと、前記パケットベース通信システムにおける前記ユーザ装置の各々と関連付けられたスケジューリングされた前記通信は、同じ無線リソースを同時に使用しないように設計されることと;
    複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の通信のために無線リソースの未要求使用権を確立することと、
    を含み、
    前記方法は:
    複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の前記通信が、前記未要求使用権と関連付けられた同じ無線リソースのうちの少なくともいくつかを同時に使用することと;
    同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して受信される前記複数のユーザのデータ送信信号から無線受信機(56)によって1ユーザの無線リソースパターンを使用して当該1ユーザのデータを抽出することが可能となるように、ユーザ固有の無線リソースパターンと前記複数のユーザのデータの各々とを関連付けるよう前記複数のユーザの送信されるべきデータの各々を処理することと;
    同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して、前記複数のユーザ装置の各々から送信される処理された前記データを受信することと;
    を特徴とする、方法。
  2. 割り当てられる前記無線リソースの未要求使用権は、周波数及び/又は時間リソースを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パケットベース通信システムは、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)を採用し、割り当てられる前記無線リソースの未要求使用権は、周波数及び時間リソースを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パケットベース通信システムは、特定のユーザ装置群と関連付けられる送信信号が通常は衝突又は重複しないように設計される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記パケットベース通信システムは、LTEベースシステム、WiMAXベースシステム、又はOFDMAベースシステムである、請求項3に記載の方法。
  6. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる拡散符号に対応し、各ユーザと関連付けられる前記異なる拡散符号は、実質的に互いに直交している、請求項1に記載の方法。
  7. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、直交チャネライザーション符号のセットに対応し、対応する前記直交チャネライザーション符号のセットの各ユーザのデータ送信信号への適用は、他のユーザへのガウス分布状の干渉をもたらす、請求項1に記載の方法。
  8. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる周波数−時間パターンに対応する、請求項1に記載の方法。
  9. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる周波数−時間ホッピングパターンに対応する、請求項1に記載の方法。
  10. 非決定論的なアクティビティ要因、遅延の影響の受けやすさ、より低いデータレート要件、又はビット若しくはブロックエラーへの耐性という特性のうちの1つ以上を含むデータ通信のために使用される未要求使用権サービス(UGS)のために、複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の通信のための前記無線リソースの未要求使用権は確立され、
    前記UGSは、前記複数のユーザ装置に、当該複数のユーザ装置の各々からの前記UGSの無線リソースを使用する各送信についての明示的な要求がなくとも、無線リソースへのアクセスを与える、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記データ通信は、音声パケットを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記UGSの無線リソース使用権は、UGSタイムスロットを含み、複数のユーザ装置が関与する通信は、同じUGSタイムスロット中に送信される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数のユーザ装置のうち干渉に応じた数を同じUGSタイムスロット内に割り当てること、をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記UGSスロットが、前記複数のユーザ装置のデータ送信信号に関連付けられる合計データレートを提供する場合において、前記UGSスロットが割り当てられた後に、前記方法は、前記複数のユーザ装置のデータ送信信号が確率的手法で前記UGSスロットへのアクセスを共有するように、同時に前記UGSスロット上に前記複数のユーザ装置からの処理された前記データを多重化すること、を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記UGSスロットは、前記複数のユーザ装置の各々と関連付けられる音声アクティビティ要因に基づいて、前記複数のユーザ装置の各々によって使用される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記方法は:
    前記UGSスロットに割り当てられる前記無線リソースを重複しないやり方で使用するユーザ装置の第1のセットを指定することと;
    ユーザ装置の前記第1のセットによるスケジューリングされた前記使用と少なくとも部分的に重複するやり方で前記UGSスロットに割り当てられる前記無線リソースを使用する1つ以上のユーザ装置の第2のセットのユーザを指定することと;
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. 前記方法は、
    1つ以上のユーザ装置の前記第2のセットの部分的な重複により生じる干渉であって、ユーザ装置の前記第1のセットの各々により経験される干渉の量を制御すること;
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ユーザ固有の無線リソースパターンは、受信処理の後にユーザ装置の前記第1及び第2のセットの間の相互干渉が近似的にガウス分布となるように選択される、請求項16に記載の方法。
  19. パケットベース通信システム(12)における無線通信を行うための無線ネットワークノード(18)であって:
    特定のユーザ装置群(20)と関連付けられた無線リソース要求への応答として、前記特定のユーザ装置群のうちの1つ以上と前記パケットベース通信システムとの間の通信が可能となるように無線リソースを動的にスケジューリングするよう構成されるスケジューラ(48)を含み、前記パケットベース通信システムにおける前記ユーザ装置の各々と関連付けられたスケジューリングされた前記通信は、同じ無線リソースを同時に使用しないように設計されており;
    当該スケジューラは、複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の通信のために無線リソースの未要求使用権を確立するようさらに構成され、
    前記無線ネットワークノードは:
    複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の前記通信が、前記未要求使用権と関連付けられた同じ無線リソースのうちの少なくともいくつかを同時に使用することと;
    同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して受信される前記複数のユーザのデータ送信信号から前記複数のユーザのデータ送信信号のうちの個別の1つを抽出するために無線受信機(20)によって使用可能なユーザ固有の無線リソースパターンに前記複数のユーザのデータの各々を関連付けるよう前記複数のユーザの送信されるべきデータの各々を処理するよう構成される信号プロセッサ(54)と;
    同時に同じ無線リソースの未要求使用権を使用して、前記複数のユーザ装置の各々について送信される処理された前記データを受信するための受信機(56)と;
    を特徴とする、無線ネットワークノード。
  20. 割り当てられる前記無線リソースの未要求使用権は、周波数及び/又は時間リソースを含む、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  21. 前記パケットベース通信システムは、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)を採用し、割り当てられる前記無線リソースの未要求使用権は、周波数及び時間リソースを含む、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  22. 前記パケットベース通信システムは、特定のユーザ装置群と関連付けられる送信信号が通常は衝突又は重複しないように設計される、請求項21に記載の無線ネットワークノード。
  23. 前記パケットベース通信システムは、LTEベースシステム、WiMAXベースシステム、又はOFDMAベースシステムである、請求項21に記載の無線ネットワークノード。
  24. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる拡散符号に対応し、前記異なる拡散符号は、実質的に互いに直交している、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  25. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、直交チャネライザーション符号のセットに対応し、対応する前記直交チャネライザーション符号のセットの各ユーザのデータ送信信号への適用は、他のユーザへのガウス分布状の干渉をもたらす、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  26. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる周波数−時間パターンに対応する、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  27. 各ユーザ固有の無線リソースパターンは、異なる周波数−時間ホッピングパターンに対応する、請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  28. 前記スケジューラは、非決定論的なアクティビティ要因、遅延の影響の受けやすさ、より低いデータレート要件、又はビット若しくはブロックエラーへの耐性という特性のうちの1つ以上を含むデータ通信のために使用される未要求使用権サービス(UGS)のために、複数のユーザ装置と前記パケットベース通信システムとの間の通信のための無線リソースの未要求使用権を確立するようさらに構成され、
    前記UGSは、前記複数のユーザ装置に、当該複数のユーザ装置の各々からの前記UGSの無線リソースを使用する各送信についての明示的な要求がなくとも、無線リソースへのアクセスを与える、
    請求項19に記載の無線ネットワークノード。
  29. 前記データ通信は、音声パケットを含む、請求項28に記載の無線ネットワークノード。
  30. 前記UGSの無線リソース使用権は、UGSタイムスロットを含み、複数のユーザ装置が関与する通信は、同じUGSタイムスロット中に送信される、請求項29に記載の無線ネットワークノード。
  31. 前記スケジューラは、前記複数のユーザ装置のうち干渉に応じた数を同じUGSタイムスロット内に割り当てるようさらに構成される、請求項30に記載の無線ネットワークノード。
  32. 前記UGSスロットが割り当てられた後に、前記UGSスロットは、前記複数のユーザ装置のデータ送信信号に関連付けられる合計データレートより大きい帯域幅を提供し、前記スケジューラは、前記複数のユーザ装置のデータ送信信号が確率的手法で前記UGSスロットへのアクセスを共有するように、同時に前記UGSスロット上に前記複数のユーザ装置からの処理された前記データを多重化するようさらに構成される、請求項30に記載の無線ネットワークノード。
  33. 前記UGSスロットは、前記複数のユーザ装置の各々と関連付けられる音声アクティビティ要因に基づいて、前記複数のユーザ装置の各々によって使用可能な、請求項32に記載の無線ネットワークノード。
  34. 前記スケジューラは:
    前記UGSスロットに割り当てられる前記無線リソースを重複しないやり方で使用するユーザ装置の第1のセットを指定し、
    ユーザ装置の前記第1のセットによるスケジューリングされた前記使用と少なくとも部分的に重複するやり方で前記UGSスロットに割り当てられる前記無線リソースを使用する1つ以上のユーザ装置の第2のセットのユーザを指定するようさらに構成される、
    請求項29に記載の無線ネットワークノード。
  35. 前記信号プロセッサは、1つ以上のユーザ装置の前記第2のセットの部分的な重複により生じる干渉であって、ユーザ装置の前記第1のセットの各々により経験される干渉の量を制御するようさらに構成される、請求項34に記載の方法。
  36. 前記ユーザ固有のシグネチャは、受信処理の後にユーザ装置の前記第1及び第2のセットの間の相互干渉が近似的にガウス分布となるように構成される、請求項34に記載の無線ネットワークノード。
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