JP2011502020A - 前膣形成術の処置のための方法および装置 - Google Patents

前膣形成術の処置のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、膀胱瘤を修復する装置を提供する。本装置は、調節可能な支持部材、該指示部材と連続的に編まれている一対の上方支持アーム、および、該指示部材と連続的に編まれている一対の下方支持アームを備えており、該一対の上方支持アームと該一対の下方支持アームとの間の距離が、該支持部材の形状を変更することによって増加または減少され得る。

Description

発明の詳細な説明
数十年にもわたって陰茎インプラントが使用されており、選択されたものを提供する。本発明は、一般に泌尿生殖器の手術の分野に関する。より詳細には、本発明は、膣部または子宮頸部の脱出の処置に関し、このような処置において使用されるに好適なデバイスに関する。
〔背景技術〕
子宮頸部および膣部の脱出は、腹腔内圧が膣部を体外へ押した際に生じる。この状態は、膣部を体腔内の所定の位置に保持する子宮−仙骨靱帯が切断されたかまたは損傷した場合に発生する。このような損傷の結果、膣部は逆向きに傾く。このような傾斜は、不快でありかつ不健康であり、そして、膣部を性交に不適当にする。
このような脱出およびその症状を補正または改善するために多くの技術が試みられ、ある程度の成功がもたらされた。脱出の非外科的処置は、脱出に関与する因子(慢性的な咳、肥満、および便秘を含む。)を改善するための手段を含む。他の非外科的処置は、骨盤筋の運動、またはエストロゲンの補完を含み得る。これらの治療は、症状を緩和し、悪化を防ぐが、実際のヘルニアは残存する。膣ペッサリーは初期型の非外科的処置であるが、膣壁の潰瘍化に起因する合併症が起こり得る。
副作用が最小限であるか副作用を伴うことなく骨盤器官の脱出を処置するために使用され得る、侵襲性が最小限でありながら非常に効果的なデバイスおよび方法を得ることが期待されている。このようなデバイスを使用する処置法は、痛み、操作の危険性、感染、および術後の入院を低減させるべきである。さらに、この処置法はまた、患者にとっての人生の質を改善すべきである。
〔発明の要旨〕
本発明は、膀胱瘤修復のための方法および装置に関する。1つの実施形態において、本方法は、患者の膀胱の近くの組織において4つの経路を確立する工程、これらの経路の各々に取付けアームを導入する工程、およびこの患者の膀胱の直下に支持部材を配置する工程を包含する。支持部材は、変更可能な取付けアーム位置を可能にするように構成されており、ここで、支持部材は、取付けアームを有しており、患者の膀胱が支持部材によって支えられるように、取付けアームの各々が支持部材に接続している。この方法が適用されることによって、膀胱が患者の膣内へ突出することが軽減される。
別の実施形態において、膀胱瘤を修復するための装置は、一対の上部取付けアームおよび一対の下部取付けアームと編まれている支持面を備えており、一対の上部取付けアームと一対の下部取付けアームとの間の距離は、増加または減少され得る。
別の実施形態において、本発明は、膀胱瘤を修復するためのキットを提供する。本キットは、一対の上部取付けアームおよび一対の下部取付けアームが設けられている支持装置を備えている。これらの取付けアームの各々は、針状部の先端と取外し可能に結びつくように構成されているコネクタを備えている。本キットは、第1の針状部および第2の針状部をさらに備えている。第1の針状部は、患者の左側面上の切開部から、患者の左閉鎖孔を介して、患者の膣部における切開部まで伸長するように配置される。患者の左側面上の切開部において、患者の恥骨枝の左下端部が、患者の左閉鎖孔の底部にて終わっている。第2の針状部は、患者の右側面上の切開部から、患者の右閉鎖孔を介して、患者の膣部における切開部まで伸長するように配置される。患者の右側面上の切開部において、患者の恥骨枝の右下端部が、患者の右閉鎖孔の底部にて終わっている。
別の実施形態において、外科インプラントキットは、少なくとも二対の取付けアームを有する、調節可能な支持装置を備えている。これらの取付けアームの各々は、針状部の先端と取外し可能に結びつくように構成されているコネクタを備えている。各コネクタは、針状部の先端を受容するように構成されている開口を有している。各開口は、異なる形状を有している。本キットは、少なくとも2本の針状部をさらに備えている。各々の針状部が、少なくとも2つのコネクタの1つの開口と取外し可能に結びつくように構成された形状を有している。
別の実施形態において、外科インプラントキットは、少なくとも二対の取付けアームを有する、調節可能な支持装置を備えており、取付けアームの各対どおしの間の距離が調節可能である。取付けアームの各々が、針状部の先端と結びつくように構成されているコネクタを備えており、コネクタは、引き続いて取り去られそして針状部に再度取り付けられることができる。各コネクタは、同定するための印をその上に有している。本キットは、少なくとも2本の針状部をさらに備えている。
さらに別の実施形態において、本発明は、外科インプラントキットを提供する。本キットは、少なくとも二対の取付けアームを有する、調節可能な支持装置を備えている。これらの取付けアームの各々が、針状部の先端と取外し可能に結びつくように構成されているコネクタを備えている。本キットは、少なくとも4本の針状部をさらに備えており、各針状部が取っ手を有しており、取っ手の各々が、対応するコネクタの色と適合する色を有している。
〔図面の簡単な説明〕
本発明のより完全な認識、および付随するその利点の多くが、添付の図面と併せて考慮された場合に以下の詳細な説明を参照することによってより理解され、同様に、容易に得られる。
図1は、変更可能な取付けアーム支持装置の、断片的な平面図である。
図2は、変更可能な取付けアーム支持装置の代替的な実施形態の、断片的な平面図である。
図3は、本発明にかかる変更可能な取付けアーム支持装置の取付けアームの側面図である。
図4は、本発明にかかる変更可能な取付けアーム支持装置の取付けアームの平面図である。
図5は、本発明に従って改変された、変更可能な取付けアーム支持装置の断片的な平面図である。
図6は、本発明に従って改変された、変更可能な取付けアーム支持装置の断片的な平面図である。
図7は、変更可能な取付けアーム支持装置の一実施形態の、編まれたパターンの近接図である。
図8は、変更可能な取付けアーム支持装置の一実施形態の、代替の編まれたパターンの近接図である。
図9は、本発明の一実施形態の外科キットの平面図である。
図10は、本発明にかかる右上方針状部(外科医の右手に保持された上方針状部)の一実施形態の俯瞰図である。
図11は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、上方からの平面図である。
図12は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、底部からの平面図である。
図13は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、左側面図である。
図14は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、右側面図である。
図15は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、前面図である。
図16は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、後方図である。
図17は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、側方からの俯瞰図である。
図18は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、前方からの俯瞰図である。
図19は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、右側面図である。
図20は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、底部からの平面図である。
図21は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、前面図である。
図22は、4本の針状部のセットおよび4つのコネクタを有する支持装置の実施形態の、前面図であり、これらのコネクタは、色を用いて各針状部と適合している。
図23は、本発明の一実施形態の、第一針状部の先端および取外し可能なコネクタの俯瞰図である。
図24は、本発明の一実施形態の、第二針状部の先端および取外し可能なコネクタの俯瞰図である。
図25は、針状部を差し込む4つの切開部を示す、患者の前面図である。
図26は、左上方の切開部(患者の左側面上の上方切開部)に差し込まれる、右上方針状部の先端の俯瞰図である。
図27は、膣部の切開部を抜ける、右上方針状部の先端の俯瞰図である。
図28は、膣部の切開部を抜ける、右上方針状部の前面図である。
図29は、右上方のコネクタ(外科医の右側上の上方コネクタ)に接続された、右上方針状部の先端の俯瞰図である。
図30は、上方取付けアームおよび配置した支持部材、ならびに膣部の切開部の外側に伸びている下方取付けアームの、俯瞰図である。
図31は、膣部の切開部を抜ける、右下方針状部の先端の俯瞰図である。
図32は、取付けアームの全ておよび配置した支持部材、ならびに除去したシースの、俯瞰図である。
図33は、第1相の間に針状部の先端からコネクタを外す回復ツールの断面の、平面図である。
図34は、第2相の間に針状部の先端からコネクタを外す回復ツールの断面の、平面図である。
〔詳細な説明〕
本明細書中において図面を参照する場合、部材番号は複数の図面にわたって同一または対応する部分を示し、図1は、本発明の変更可能な取付け外科支持装置10を例示する。装置10は、膣部の前方への脱出を修復するために、女性患者にて外科的に移植されて配置される。本発明を用いて、central defects, midline defects, or both midline and central defects at onceが補正され得る。図1に示す実施形態において、装置10は、2つの上方取付けアーム12、2つの下方取付けアーム13、および支持部材40を備えている。取付けアーム12および13の各々がコネクタ30を有している。取付けアーム12および13の各々が、シース14によって覆われている。取付けアーム12および13は、公知の手段によって指示部材40に接続されている。
シース14は、好ましくはポリエチレンで製造されるが、種々の材料(例えば、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、またはテフロンTM)が本発明の範囲内として使用され得る。
取付けアーム12および13は、好ましくは長さが約19インチであり、幅が約0.433インチである。取付けアーム12および13は厚さが約0.024インチである。取付けアーム12および13は、4ミルまたは6ミルのポリプロピレンモノフィラメントを編んだものとして製造され、華氏約280〜300°で5〜8分間加熱される。また、1つの実施形態において、上方部材40は長さが約10cm、幅が約5cmであり、厚さが約0.021インチである。部材40は、4ミルのポリプロピレンモノフィラメントを編まれたものであり、華氏約310〜330°で5〜8分間加熱される。取付けアームおよび上方部材の両方が、横27.5針/インチ(±2針)および縦13針/インチ(±2針)の編み目を有している。
別の実施形態において、取付けアームは、バー1:1/0,2/1およびバー2:0/1,1/2のバー設定を用いて編まれている。支持部材は大きな孔メッシュであり、バー1:1/0,2/3,2/1,2/3,1/0,1/2,1/0,1/2;バー2:1/0,2/3,2/3,1/0;およびバー3:2/3,1/0,112,1/0,2/3,2/1,2/3,2/1のバー設定を用いて編まれている。取付けアームは、編みの後に支持部材に接続される。所定のバーパターンに従う織りが、例えば、「Warp Knitting Production」 by Dr. S. Raz, Melliand Textilberichte GmbH, Rohrbacher Str. 76, D-6900 Heidelberg, Germany (1987)(その内容が本明細書に参考として援用される。)に記載されている。
取付けアーム12および13、および/またはシース14はまた、患者への移植のための正しい向きを示すために、その上に印を備え得る。印は、種々のマーキング、色、開口、シンボル、またはこれらの組合せを含み得る。さらに、印は、取付けアーム、シース、またはその両方の上に位置付けられてもよい。図1または2に示す実施形態において、取付けアーム12の近くのシース14は、取付けアーム12が上方取付けアームであることを示す印12Aを備えており、取付けアーム13の近くのシース14は、取付けアーム13が下方取付けアームであることを示す印13Aを備えている。
装置10は、拡張コネクタ30を備えている。好適な拡張コネクタは、公開された米国特許出願番号2002/151762および2002/147382、ならびに2003年3月11日に出願された米国特許出願番号10/386,897に開示されている。
移植の前に、支持部材40は、変更可能な取付けアームの位置を提供するために、患者の解剖学に基づいて形を整えられてもよい。支持部材40の形状は、患者の膀胱を持ち上げたり、膀胱または膣壁上に過度の圧力をかけたりすることなく、カスタマイズされた取付けアームが、膀胱瘤を修復することを可能にする。例えば、図1は、上方アーム16と下方アーム18との間の距離を最大化するように構成された支持部材を例示する。支持40は、区域28を取り除くために、ライン20およびライン22に沿って切断される。同様に、支持40は、区域30を取り除くために、ライン24およびライン26に沿って切断される。この結果が、図5に例示された構成である。この構成において、上方アーム16と下方アーム18との間の距離が最大化され得る。上方アーム16は、下方アーム18に対して実質的に平行な位置、あるいは下方アーム18に対して実質的に傾いた位置への移動を可能にするように可撓性である。
変更可能な取付け外科支持装置の代替の実施形態が、図2に示される。移植の前に、支持部材40は、上方アーム16と下方アーム18との間の距離を最小化するように形を整えられ得る。支持40は、区域38を取り除くために、ライン42およびライン32に沿って切断される。同様に、支持40は、区域44を取り除くために、ライン34およびライン36に沿って切断される。この構成は図6に例示される。この構成において、上方アーム16と下方アーム18との間の距離が低減され得る。上方アーム16は、下方アーム18に対して実質的に平行な位置、あるいは下方アーム18に対して実質的に傾いた位置への移動を可能にするように可撓性である。
図3および4を参照して、外科装置のための取付けアームの実施形態が示されている。一実施形態において、取付けアーム12は、張力付与用の縫合糸17を備えている。図3および4に示すように、張力付与用の縫合糸17は、取付けアーム12のメッシュを複数回通過する。張力付与用の縫合糸17は、位置19にて取付けアーム12に貼り付けられて、縫合糸から取付けアームへの張力の移動を可能にする。一実施形態において、張力付与用の縫合糸は、支持装置の取付けアーム12および13の全てに備えられている。張力付与用の縫合糸17は、身体内に外科的にすでに移植されている取付けアームにおける緩みを低減するように構成されている。縫合糸を用いて取付けアームを締め付けることによって、取付けアーム自体を引っ張るよりも、外科医は、型崩れに起因して取付けアームが損傷することを防止する。調整中の取付けアームの過度の移動に起因する周囲の組織に対する損傷もまた、避けられ得る。取付けアーム12はまた、弛緩用の縫合糸16のための接合点を備えている。弛緩用の縫合糸16は、必要に応じて、設置された支持部材を緩めるために外科医によって引っ張られる。
装置10は、種々の合成材料および非合成材料から製造され得る。好適な非合成材料としては、アログラフト、ホモグラフト、ヘテログラフト、自家組織、死体からの膜、自己移植片、皮膚コラーゲングラフト、自己筋膜ヘテログラフト、全体的皮膚グラフト、ブタの皮膚コラーゲン、凍結乾燥させた大動脈ホモグラフト、保存した硬膜ホモグラフト、ウシの心膜、および大腿筋膜が挙げられる。好適な材料の他の例としては、米国特許出願公開番号第200210072694号に開示されたものが挙げられる。合成材料の好適な例としては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:ポリプロピレン、セルロース、ポリビニル、シリコーン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリガラクチン、Silastic、カーボンファイバー、ポリエチレン、ナイロン(登録商標)、ポリエステル(例えばDacron)、ポリ無水物、ポリカプロラクトン、ポリグリコール酸、ポリ−L−乳酸、およびポリリン酸エステル。Cervigni et al., The Use of Synthetics in the Treatment of Pelvic Organ Prolapse, Current Opinion in Urology (2001), 11: 429-435を参照のこと。
図9を参照して、別の局面において、本発明は、外科キット400に関する。外科キットは、好ましくは、少なくとも2つの上方針状部70Rおよび70Lを備えている。右上方針状部70Rは、外科医の右手に保持されるように構成されており、その結果、この針状部の先端が、患者の左側面上の切開部に入る。この切開部では、患者の左長内転筋腱が、患者の恥骨枝の左部分でその恥骨枝の端部側方に挿入されており、左閉鎖孔の頂部を通って移動し、患者の膣部内の切開部を通って出ていく。左上方針上部70Lは、外科医の左手に保持されるように構成されており、その結果、この針状部の先端が、患者の右側面上の切開部に入る。この切開部では、患者の右長内転筋腱が、患者の恥骨枝の右部分でその恥骨枝の端部側方に挿入されており、左閉鎖孔の頂部を通って移動し、患者の膣部内の切開部を通って出ていく。
本発明の代替の実施形態において、キットはさらに、以下の米国特許出願公開および米国仮出願に記載の針状部を備えていてもよい:米国特許出願公開番号20023−006S246−Al、2002−0151762−A1、2002−0147382−A1、2002−0107430−A1、2002−0099258−A1、および2002−0099259−A1;ならびに米国仮出願番号60/263,472(2001年1月23日出願)、60/269,829(2001年2月20日出願)、60/281,350(2001年4月4日出願)、60/295,068(2001年6月1日出願)、60/306,915(2001年7月20日出願)、および60/332,330(2001年11月20日出願)。閉鎖孔を超える外科手順に特に好適な実施形態において、針状部は、米国仮出願番号10/306,179(2002年11月27日出願)に記載の針状部を備えている。
本発明のキットの種々の構成要素が、カバー52およびトレイ54とともに図9に示されているようにパッケージングされ得る。あるいは、個々の構成要素は、別々にパッケージングされても、保存期間および滅菌に関する要求のような種々の因子に依存するサブアセンブリ内にパッケージングされてもよい。これらは、製造現場または医療現場においてアセンブリされ得る。任意の適切な滅菌手順が、キットの内容物を滅菌するために利用され得る。好適な滅菌技術としては以下が挙げられるがこれらに限定されない:蒸気(steam)、酸化エチレン、電子ビーム、蒸気(vapor)(例えば、過酸化水素または過酢酸)、γ手順またはプラズマ手順。
図9に示されるキットは、メッシュ支持部材40を含む支持装置を備えている。上記のような生物学的な支持部材を用いるキットが作製され得、これらの改変が特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内である、ということは、当業者に容易に理解されるべきである。さらに、生物工学グラフトを備えたキットが、取付けアームに予め取り付けられた生物工学グラフトを有していても、その移植片が取付けアームから分離されていてもよく、後述するように、移植片に取付けアームを取り付ける外科医が必要とされる。図9に示されるキットはまた、右下方針状部60R、左下方針状部60L、右上方針状部70R、および右上方針状部70Lの、4本の針状部を備えている。これらの針状部の実施形態は、図10〜21に示されており、本明細書中以下に記載されている。
図10〜16は、本発明の右上方針状部70Rの実施形態を例証している。(左上方針状部70Lは、右上方針状部70Rの鏡像である。)右上方針状部70Rは、印71R、ハンドル72R、シャフト74R、曲部76R、および先端部分78Rを備えている。印71Rは、外科医がこの針状部のハンドルを保持した場合に、外科医の右側または左側に向けて示すことによって、この針上部が左右のどちらの針状部であるのか否かを示す(外科医の右側は患者の左側に対応する。)。
ハンドル62Lを有していない左下方針状部60Lの例示的なシャフトが、図17〜21に例証されている。(右下方針状部60Rは、左上方針状部60Lの鏡像である。)左下方針状部60Lは、ハンドル62L、シャフト64L、曲部66L、および先端部分68Lを備えている。左下方針状部60Lは、外科医の左手に保持されるように構成されており、その結果、先端部分68Lは、患者の右側面上の切開部530Lに入る。この切開部では、患者の恥骨枝の右下端部が、患者の右閉鎖孔の底部にて終わっている。そして、先端部分68Lは、右閉鎖孔を通って移動し、患者の膣部内の切開部を通って出ていく。右下方針状部60Rは、外科医の右手に保持されるように構成されており、その結果、先端部分68Rは、患者の左側面上の切開部に入る。この切開部では、患者の恥骨枝の左下端部が、患者の左閉鎖孔の底部にて終わっている。そして、先端部分68Rは、右閉鎖孔を通って移動し、患者の膣部内の切開部を通って出ていく。これは、図31に示されている。上述した針状部はディスポーザブルであっても再利用可能であってもよい。
図23および24は、断面図を有する針状部の俯瞰図であり、コネクタの開口の断面に一致するように配置されている。図23は、針状部先端部478の部位450の断面が三角形であることを示している。部位450の断面は、コネクタ490における三角形形状の開口460と一致する。図24は、針状部先端部479の部位451の断面が四角形であることを示している。部位451の断面は、コネクタ491における四角形形状の開口461と一致する。
一実施形態において、針状部先端の各々は対応するコメクタの開口の断面と一致する断面を有しており、その断面は、他のコネクタの開口と適合しない。例えば、三角形である部位450の断面は、四角形である開口461に嵌め合わない。これは逆もまた同じである。よって、例え、コネクタが取り違えられたとしても、針状部先端またはコネクタを損傷させることなく、間違ったコネクタに針状部先端を挿入することは、外科医にとって物理的に不可能である。他の形状の先端および開口もまた、本発明の範囲内として可能である。
図25〜32は、メッシュ支持部材40を有する本発明の外科支持装置10を用いるための例示的な方法を例証している。手術を行う際に、患者は、改変された背臥位である切石位に置かれ、手術台の端まで鐙および臀部にて腰を曲げて、脚を上げられる。患者の膀胱は空っぽである。この手順の間、カテーテルは必要とされないが、この手順の間に尿路を同定するための手助けとなり得る。加重された膣用開創器または他の好適な膣用の収縮(vaginal retraction)もまた用いられ得る。
次いで、皮膚ペンシルを用いて、膣切開部の長さを、膀胱頸部の下から始まり、脱出の最も顕著な部位を越えて、脱出の最も少ない部位までマーキングすることが必要である。(個々の技術および患者の解剖学に起因して、バリエーションが特異的な切開部に起こり得る。)切開部はこのマーキングにわたって形成される。所望される場合、切開の部位は、生理食塩水で満たされてもよい。Allis鉗子が切開部の縁に置かれて切開部が露出する。患者の膀胱が、側位の溝でありかつ膣腔の後にまで、膣部を解剖する。この解剖は、下方恥骨の内側端部の触診を可能にし、膀胱のない出口地点へ上方針状部および下方針状部を進めることを補助する。次いで、患者の膀胱瘤が、正中皺壁形成術(midline plication)を減少され得る。
次いで、マーキングは、針状部侵入切開部の位置を同定するために形成される。膣部の解剖は、針状部侵入切開部をマーキングする前に完了して、坐骨恥骨枝に沿って指で触診することを可能にする。本明細書にて後述されるように、針状部侵入点が、マーキングの前に、内部からおよび外部から親指および人指し指で触られる。
次いで、坐骨恥骨枝の端が触診される。この触診は、膣部の切開のレベルで始まり、骨の縁に沿って陰核のレベルに向けられる。ここで、長内転筋腱が恥骨枝へ入っている。上方の皮膚切開は、おおよそこの位置でこの骨の縁の側方にてマーキングされる。マーキングは、患者の身体の両側(右側および左側)に同一の方法に従って作成される。両方のマーキングが、おおよそ陰核のレベルにて直線上に並んでいる。下恥骨枝の縁が、閉鎖孔の底部にて終わるまで触診される。下方の皮膚切開が、次いでマーキングされる。この下方の皮膚切開は、上方のマーキングよりも約3cm下で2cm横の点にて配置される。また、これらのマーキングは、患者の身体の両側上に同一の方法に従って作成される。
小さな縦方向のスタブ切開が、4つのマーキングの全てにわたって作成されて、針状部の侵入用の切開部が提供される。右上方切開540R、左上方切開540L、右下方切開530R、および左下方切開530Lが、全て図25に示されている(切開部に関する右および左は、患者の右側および左側である。)。
図9に記載されている外科キットは空けられている。このパッケージ全体が、出荷時に欠陥を生じないことを保証するためにチェックされ、このキットの構成要素は損傷に対して検査済である。
以下の方法は、外科医の右側(患者の左側)上の取付けアームが、外科医の左側(患者の右側)上の取付けアームよりも前に外科的に設置されることを記載する。しかし、いずれかのアームが先ず設置され、このような改変が特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内であるということは当業者に容易に理解されるべきである。
続いて、右上方針状部70Rの先端78Rが、左上方切開540Lを介して、左閉鎖孔を介して、次いで、膣部切開524を介して、挿入される。図33に示すように、右上方針状部70Rの先端は、左上方切開540Lにおいて、先端78Rを用いて皮膚に垂直に当てられる。外科医の右手の親指が、針状部の外側の曲面上にあり、針状部の、閉鎖孔の膜および筋肉に穴を開けるような移動を制御する。親指は、閉鎖孔の筋肉および膜を介して針状部を押す。針状部のシャフトおよびハンドルが、患者の垂直方向に45°の角度で、患者の身体近傍にて配置される。針状部のハンドルが回転して、針状部の先端が移動する。坐骨恥骨枝の後部表面の周りを膣部の切開および人差し指に向けて曲がる。(針状部の先端が回転の間に恥骨に当たる場合、針状部は引っ込む。この針状部の先端は、次いで、最初の侵入深度を超えて突き進み、膣部の切開に向けて再び回転する。)針状部の先端は、外科医の指で触診される。指は、恥骨枝の周りを移動する場合、針状部の先端に出会う。(針状部の先端が位置し得ない場合は、針状部は恥骨枝のすぐ後に引っ込み、再度前進する。)図27および28に示すように、針状部の先端は、針状部の先端が膣部の切開を通って伸びるまで、外科医によって外科医の指を用いて膣部の切開へ向けて導かれる。
続いて、支持部材が配置されて、グラフトの尾部が外科医から外側へ向く。図36に示すように、右上方コネクタが、右上方針状部の先端に連結されて、この先端が、膣部の切開の外側へ伸びる。上方針状部コネクタは、膀胱頸部の下にあるグラフトの先端に最も近付く。
コネクタを連結する前に、外科医は、自己固定するメッシュおよびグラフトがねじれていないことを確かめる。しかし、コネクタは、針状部上へ一旦嵌め合わされても取外し可能である。本発明のこの特徴は、必要とされる場合に、臨床医が、支持部材40に調整を加えることを可能にする。例えば、外科医は、支持部材40の領域28および領域30を取り除いて、上方アーム16と下方アーム18との間の距離を増加させることを希望するかもしれない。あるいは、外科医は、支持部材40の領域38および領域44を取り除いて、上方アーム16と下方アーム18との間の距離を減少させることを希望するかもしれない。
コネクタ30が針状部78に取り付けられ、この針状部が回転して、コネクタおよび結合している挿入用シースおよびグラフトを、皮膚切開部を通って、所定の位置へ引く。次いで、このプロセスが患者の右側上にある左の針状部を用いて反復される。
この手順の間、コネクタ30を針状部78から取り除くことが所望され得る。このプロセスは、図33および34を参照して記載される。コネクタ30は、デフレクタタブ102および104を備えている。針状部78がコネクタから回復させるために、回復ツール106が用いられる。回復ツール106は、第1の傾斜面108および第2の傾斜面110を有している。ツール106が針状部78へ向けて移動される場合、表面110がタブ102と接触し、表面108がタブ104と接触する。針状部78へ向けてツールがより近くへ移動される場合、図34に示されるように、タブ102は移動してタブ104から離れされる。この構成は、針状部78がコネクタから分離することを可能にするネクタ30の屈曲を可能にする。ツール106は、開口112を通ってコネクタ30へ配置され得る。ツールは、開口から取り除かれ得るか、あるいはスライド可能に固定され得、これらもまた本発明の範囲内である。回復ツール106が種々の構成を含み得ることもまた本発明の範囲内であることが、理解されるべきである。
部分的に移植された装置が図37に示されており、これは、移植された上方取付けアームおよび支持部材40、ならびに膣部切開を介して体外へ伸びている下方取付けアームを有している。挿入用のシースおよびメッシュは、次いで、プラスチックのシースの末端部にある印の下で切断され、そして廃棄される。このシースはこの時点で取り外されない。
続いて、右下方針状部の先端が、左下方切開530Lを介して、左閉鎖孔を介して、次いで、膣部切開を介して、挿入される。右下方針状部の先端は、左下方切開において、先端を用いて皮膚に垂直に当てられる。外科医が、その右手人差し指を膣部切開の遠位端に配置し、針状部が出ていく膣部切開の遠位端を可視化することによって、針状部の出口は、膀胱壁がないことを確認される。外科医の右手の親指が、針状部の外側の曲面上にあり、針状部の、閉鎖孔の膜および筋肉に穴を開けるような移動を制御する。親指は、閉鎖孔の筋肉および膜を介して針状部を押す。
針状部のシャフトおよびハンドルが、患者の垂直方向に平行で、患者の身体近傍にて配置される。針状部のハンドルが回転して、針状部の先端が移動し、膣部の切開の遠位端へ向けて曲がる。外科医は出血を防ぐためにこのステップを注意して使用しなければならない。次いで、針状部の先端は、それが膣部の切開の遠位端を介して移動する場合に触診される。膣部の切開の外側へ伸びている右下方針状部が、図31に示されている。
右下方コネクタが、右下方針状部の先端に連結される。また、コネクタを連結する前に、外科医は、自己固定するメッシュおよびグラフトがねじれていないことを確かめる。しかし、コネクタは、針状部上へ一旦嵌め合わされても取外し可能である。この針状部が回転して、コネクタおよび結合している、プラスチックの挿入用シースおよびグラフトを、所定の位置へ引く。このプロセスが患者の右側上にある左下方針状部を用いて反復される。
挿入用のシースおよびメッシュは、次いで、プラスチックのシースの末端部にある印の下で切断され、そして廃棄される。このステップは、シースが、メッシュに関して自由にスライドすることを可能にする。このシースはこの時点で取り外されない。
続いて、子宮および膀胱の完全性をチェックするために膀胱鏡検査を行うことが好ましい。次いで、任意の膣用の収縮が取り除かれてメッシュの張力を調整して膀胱の腫れを低減することを可能にする。外科医は、メッシュが平坦に横たわりかつ膣壁の下で重なっていることを確認する。支持部材の上方の先端は、張力が付加されることなく、膀胱頸部の下にて位置されるべきである。支持部材の下方の尾部は、張力が付加されることなく、膣部の切開の遠位端にて、あるいは膣尖に向けて、位置されるべきである。
メッシュが緩んでいる必要がある場合、メッシュと膣壁との間に器具が配置されて、押し下げられてもよく、あるいは、適切な張力が得られるまで膣壁から離されてもよい。支持部材グラフトに対して過剰な張力が付加されないことを保証しながら、4つのプラスチックシースの各々が取り外されて、廃棄される。一旦、プラスチックシースが取り外されると、さらなる調整は最小化される。
メッシュが締まっている必要がある場合、両側の皮膚切開に存在する張力付与用の縫合糸は、止血鉗子を用いて把持されている。縫合糸は、握りを改善するために止血鉗子の周りに巻きつけられており、適切な張力が得られるまで締めるために引っ張られる。生物工学グラフトを緩めるために、外科医は、垂れ下がった弛緩用の縫合糸の各々から引くために、止血鉗子またはクランプを用いる。外科医は、所望される場合、取付けアームのメッシュを引き下しそして緩めるためにクランプを用いる。外科医は、弛緩用の縫合糸16上にタブ18を引いて取付けアームのメッシュを緩めることを避けるための注意を払うべきである。
続いて、外科医は、弛緩用の縫合糸の各々の一端を切断し、弛緩用の縫合糸の全体が取り除かれるまでタブ18を引く。次いで、メッシュは、皮下組織のレベルにて整えられており、5つの切開の全てが閉じられる。余分な膣部組織が切り取られ得る。このステップのバリエーションが、個々の技術および患者の解剖学に起因して起こり得る。最終的に移植される装置が図32に示されている。
手術後に、カテーテルおよび/または膣部パックが、外科医の裁量で用いられ得るが、退院前に取り除かれるべきである。この間、抗生物質での予防がなされるべきである。膀胱を空にする患者の能力は、退院前に確認されるべきである。
生物工学グラフトが用いられる場合、膣部の切開が作成される前に以下のステップが行われる。生物工学グラフトはパッケージから取り除かれ、必要であれば、同梱された指示書毎に調製される。予め切断された生物工学製品は、外科医が指し示す尾部を用いてそのグラフトを配向することによって調製される。グラフト材料が、グラフトの中央へのガイドとしての印字された印を用いて開放したクランプ内に挿入される。(手術装置が体内に配置される場合に、プラスチックシースの印字された側が外科医に向いている。)クランプを開放してグラフト材料を確保する。所望の縫合糸が、ガイドとしての縫合印を用いて、クランプを通って通過する。次いで、縫合糸がガイドとしての、逆に縫合する印を用いて下方向に進める。次いで、通過した縫合糸が、外科医の選り抜きの結びを用いて締められる。必要であれば、さらなる連結が作成される。クランプ縫合糸が切断される。鋏を進めることによって、あるいは、鋏を引き下すことによって、クランプの両側のいずれかの穴に嵌る。次いで、クランクが取り除かれる。クランプ取付け縫合糸はクランプとともに残っている。外科医は、グラフト材料のメッシュテープの取り付けを評価した。保護シースが、伸展を補助するためにメッシュの連結にわたってスライドされる。
前出のステップは、グラフトの反対側でも繰り返される。縫合糸が通過して、その結果、取付けの結びの全てが、グラフトの同一の側にある。生物工学製品は、手順の残りの間、それを水和し続けるために、生理食塩水中に置かれる。グラフト尾部は、必要であれば、膣部のマーキングおよび解剖の際に、患者の解剖学を反映させて整えられる。
さらに、生物工学製品を用いる場合、外科医は、身体から取付けアームを引き抜く際に、シースがグラフト連結を被覆するように、そしてグラフト材料およびグラフト連結が損傷されないように、注意を払うべきである。
本明細書中に挙げた全ての特許出願および刊行物は、個別に援用されるのと同様に、その全体が参考として本明細書中に援用される。本発明の種々の改変およびバリエーションが、上述した教示の観点から可能である。したがって、添付の図面および本明細書の記載は、本発明の理解を容易にする例示の目的で示されるものであり、本発明の範囲を制限するために解釈されるべきではないということが、理解されるべきである。
図1は、変更可能な取付けアーム支持装置の、断片的な平面図である。 図2は、変更可能な取付けアーム支持装置の代替的な実施形態の、断片的な平面図である。 図3は、本発明にかかる変更可能な取付けアーム支持装置の取付けアームの側面図である。 図4は、本発明にかかる変更可能な取付けアーム支持装置の取付けアームの平面図である。 図5は、本発明に従って改変された、変更可能な取付けアーム支持装置の断片的な平面図である。 図6は、本発明に従って改変された、変更可能な取付けアーム支持装置の断片的な平面図である。 図7は、変更可能な取付けアーム支持装置の一実施形態の、編まれたパターンの近接図である。 図8は、変更可能な取付けアーム支持装置の一実施形態の、代替の編まれたパターンの近接図である。 図9は、本発明の一実施形態の外科キットの平面図である。 図10は、本発明にかかる右上方針状部(外科医の右手に保持された上方針状部)の一実施形態の俯瞰図である。 図11は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、上方からの平面図である。 図12は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、底部からの平面図である。 図13は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、左側面図である。 図14は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、右側面図である。 図15は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、前面図である。 図16は、本発明にかかる右上方針状部の一実施形態の、後方図である。 図17は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、側方からの俯瞰図である。 図18は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、前方からの俯瞰図である。 図19は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、右側面図である。 図20は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、底部からの平面図である。 図21は、本発明にかかる左下方針状部のシャフトの一実施形態の、取っ手のない、前面図である。 図22は、4本の針状部のセットおよび4つのコネクタを有する支持装置の実施形態の、前面図であり、これらのコネクタは、色を用いて各針状部と適合している。 図23は、本発明の一実施形態の、第一針状部の先端および取外し可能なコネクタの俯瞰図である。 図24は、本発明の一実施形態の、第二針状部の先端および取外し可能なコネクタの俯瞰図である。 図25は、針状部を差し込む4つの切開部を示す、患者の前面図である。 図26は、左上方の切開部(患者の左側面上の上方切開部)に差し込まれる、右上方針状部の先端の俯瞰図である。 図27は、膣部の切開部を抜ける、右上方針状部の先端の俯瞰図である。 図28は、膣部の切開部を抜ける、右上方針状部の前面図である。 図29は、右上方のコネクタ(外科医の右側上の上方コネクタ)に接続された、右上方針状部の先端の俯瞰図である。 図30は、上方取付けアームおよび配置した支持部材、ならびに膣部の切開部の外側に伸びている下方取付けアームの、俯瞰図である。 図31は、膣部の切開部を抜ける、右下方針状部の先端の俯瞰図である。 図32は、取付けアームの全ておよび配置した支持部材、ならびに除去したシースの、俯瞰図である。 図33は、第1相の間に針状部の先端からコネクタを外す回復ツールの断面の、平面図である。 図34は、第2相の間に針状部の先端からコネクタを外す回復ツールの断面の、平面図である。

Claims (20)

  1. 膀胱瘤を修復するための装置であって、
    調節可能な支持部材;
    該指示部材と連続的に編まれている一対の上方支持アーム;および
    該指示部材と連続的に編まれている一対の下方支持アーム
    を備えており、
    該一対の上方支持アームと該一対の下方支持アームとの間の距離が、該支持部材の形状を変更することによって増加または減少され得る、装置。
  2. 前記調節可能な支持部材が、中間点および末端部を有している、実質的に菱形形状の部材を備えており、前記一対の上方支持アームが、その中間点の近位にて該調節可能な支持部材と連続的に編まれている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記一対の下方支持アームが、その末端部の近位にて前記調節可能な支持部材と連続的に編まれている、請求項2に記載の装置。
  4. 膀胱瘤を修復するための方法であって、
    (a)患者の膀胱の近くの組織において4つの経路を確立する工程;
    (b)該経路の各々へ取付けアームを導入する工程;および
    (c)調節可能な支持部材を、該患者の膀胱の直下に配置する工程であって、該支持部材は、取付けアームの第一の対および取付けアームの第二の対を有しており、患者の膀胱が支持部材によって支えられるように、そして該膀胱が該患者の膣内へ突出することが軽減されるように、該取付けアームの各々が該支持部材に接続しており、取付けアームの第一の対と取付けアームの第二の対との間の距離が、増加または減少され得る、工程
    を包含し、
    患者の膀胱の近くの組織において4つの経路を確立する該工程は、
    (a−1)該患者の膣部に切開部を形成するステップ;
    (a−2)該患者の左側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の左長内転筋腱が、該患者の恥骨枝の左部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでいる、ステップ;
    (a−3)該患者の右側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の右長内転筋腱が、該患者の恥骨枝の右部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでいる、ステップ;
    (a−4)該患者の左側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の恥骨枝の左下端部が、該患者の左閉鎖孔の底部にて終わっている、ステップ;および
    (a−5)該患者の右側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の恥骨枝の右下端部が、該患者の右閉鎖孔の底部にて終わっている、ステップ
    を含んでいる、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、
    前記経路の各々へ取付けアームを導入する工程が、
    (b−1)前記ステップ(a−2)、(a−3)、(a−4)および(a−5)にて形成した前記切開部の各々へ針状部を挿入するステップであって、該切開部の各々が、対応する各針状部のための差込み用切開部を有している、ステップ;
    (b−2)対応する側面上の前記閉鎖孔を介して各針状部を進めるステップ;
    (b−3)前記ステップ(a−1)にて作成された前記膣部の切開部へ向けて、該針状部の先端が該膣部の切開部を介して伸長するまで、該針状部の各々をさらに進めるステップ;
    (b−4)各取付けアームの第一の端部に固定されたコネクタを、対応する各針状部の先端へ、取外し可能に結び付けるステップ;
    (b−5)該膣部の切開部を介して、各針状部の先端を、各針状部の対応する差込み用切開部へ向けて引き戻し、該コネクタおよび該取付けアームが、各針状部の対応する差込み用切開部へ向けて、該膣部の切開部内へ引き出される、ステップ;ならびに
    (b−6)該針状部の各々、該コネクタの各々、および、該取付けアームの該第一の端部の各々を、対応する該差込み用切開部から引き戻すステップ
    を含む、方法。
  6. 請求項4に記載の方法であって、
    調節可能な支持部材を、前記患者の膀胱の直下に配置する工程であって、該支持部材は、前記取付けアームの各々を有しており、該患者の膀胱が該調節可能な支持部材によって支えられるように、そして該膀胱が該患者の膣内へ突出することが軽減されるように、該取付けアームの各々が該支持部材に接続している、工程は、
    (c−1)該調節可能な指示部材の前縁部を該膀胱の頸部の下に配置するステップ;
    (c−2)該指示部材の後縁部を、前記膣部の切開部の遠位端にて、または膣尖部へ向かって、配置するステップ;
    (c−3)該取付けアームの第一の対と該取付けアームの第二の対との間の距離を増加または減少させるために、該指示部材からの部品の位置を整えるステップ
    を含む、方法。
  7. 膀胱瘤を修復するための方法であって、
    (a)患者の膀胱の近くの組織において4つの経路を確立する工程;
    (b)該経路を非外傷性に拡張させる工程;
    (c)該経路が非外傷性に拡張される間に該経路の各々へ取付けアームを導入する工程;
    (d)調節可能な支持部材を、前記患者の膀胱の直下に配置する工程であって、該支持部材は、前記取付けアームの各々を有しており、該患者の膀胱が該調節可能な支持部材によって支えられるように、そして該膀胱が該患者の膣内へ突出することが軽減されるように、該取付けアームの各々が該支持部材に接続している、工程;ならびに
    (e)該調節可能な指示部材の少なくとも一部を、取付けアームの関連部に適合するように調整する工程
    を包含し、
    患者の膀胱の近くの組織において4つの経路を確立する該工程は、
    (a−1)該患者の膣部に切開部を形成するステップ;
    (a−2)該患者の左側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の左長内転筋腱が、該患者の恥骨枝の左部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでいる、ステップ;
    (a−3)該患者の右側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の右長内転筋腱が、該患者の恥骨枝の右部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでいる、ステップ;
    (a−4)該患者の左側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の恥骨枝の左下端部が、該患者の左閉鎖孔の底部にて終わっている、ステップ;および
    (a−5)該患者の右側面上に切開部を形成するステップであって、該切開部では、該患者の恥骨枝の右下端部が、該患者の右閉鎖孔の底部にて終わっている、ステップ
    を含んでいる、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記経路を非外傷性に拡張させる工程が、
    (b−1)前記ステップ(a−2)、(a−3)、(a−4)および(a−5)にて形成した前記切開部の各々へ針状部を挿入するステップであって、該切開部の各々が、対応する各針状部のための差込み用切開部を有している、ステップ;および
    (b−2)前記ステップ(a−1)にて作成された前記膣部の切開部へ向けて、該針状部の先端が該膣部の切開部を介して伸長するまで、対応する側面上の前記閉鎖孔を介して各針状部を進めるステップ
    を含む、方法。
  9. 請求項7に記載の方法であって、
    該経路が非外傷性に拡張される間に該経路の各々へ取付けアームを導入する工程が、
    (c−1)各取付けアームの第一の端部に固定されたコネクタを、対応する各針状部の先端へ結びつけるステップであって、該コネクタは該針状部から取外し可能である、ステップ;
    (c−2)該膣部の切開部を介して、各針状部の先端を、各針状部の対応する差込み用切開部へ向けて引き戻し、該コネクタおよび該取付けアームが、各針状部の対応する差込み用切開部へ向けて、該膣部の切開部内へ引き出される、ステップ;ならびに
    (c−3)該針状部の各々、該コネクタの各々、および、該取付けアームの該第一の端部の各々を、対応する該差込み用切開部から引き戻すステップ
    を含む、方法。
  10. 請求項7に記載の方法であって、
    調節可能な支持部材を、前記患者の膀胱の直下に配置する工程であって、該支持部材は、前記取付けアームの各々を有しており、該患者の膀胱が該調節可能な支持部材によって支えられるように、そして該膀胱が該患者の膣内へ突出することが軽減されるように、該取付けアームの各々が該支持部材に接続している、工程は、
    (d−1)該指示部材の前縁部を該膀胱の頸部の下に配置するステップ;
    (d−2)該指示部材の後縁部を、前記膣部の切開部の遠位端にて、または膣尖部へ向かって、配置するステップ;および
    (d−3)該指示部材の少なくとも一部を調整するステップ
    を含む、方法。
  11. 膀胱瘤を修復するためのキットであって、
    一対の上部取付けアームおよび一対の下部取付けアームが設けられている、調節可能な支持装置;
    患者の右側面上の切開部から、該患者の右閉鎖孔を介して、該患者の膣部における切開部まで伸長するように配置される第1の針状部;および
    該患者の左側面上の切開部から、該患者の左閉鎖孔を介して、該患者の膣部における切開部まで伸長するように配置される第2の針状部
    を備えており、
    該取付けアームの各々は、針状部の先端と取外し可能に結びつくように構成されているコネクタを備えており、
    該患者の右側面上の該切開部において、該患者の右内転筋長筋の腱が、該患者の恥骨枝の右部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでおり、
    該患者の左側面上の該切開部において、該患者の左内転筋長筋の腱が、該患者の恥骨枝の左部の、該恥骨枝の端部の側方へ入り込んでいる
    キット。
  12. 前記調節可能な支持装置が生物工学グラフトを備えている、請求項11に記載のキット。
  13. 前記生物工学グラフトが前記二対の取付けアームの少なくとも1つに予め取り付けられている、請求項11に記載のキット。
  14. 前記調節可能な支持装置が、編まれた支持部材にわたって結び付けられた生物工学グラフトを備えている、請求項11に記載のキット。
  15. 前記上部取付けアームと前記下部取付けアームとの間の距離が、前記調節可能な支持部材からの部品を取り除くことによって減少され得る、請求項11に記載のキット。
  16. 前記上部取付けアームと前記下部取付けアームとの間の距離が、前記調節可能な支持部材からの部品を取り除くことによって増加され得る、請求項11に記載のキット。
  17. 前記調節可能な支持装置が、
    第一のバー設定を用いて編まれている支持部材;および
    該指示部材と連続的に編まれている、複数の取付けアーム
    を備えており、
    該複数の取付けアームは第二のバー設定を用いて編まれている、請求項11に記載のキット。
  18. 一対の上部取付けアームおよび一対の下部取付けアームを有する支持装置;および
    少なくとも4本の針状部
    を備えており、
    該上部取付けアームの各々は、針状部の先端と結びつくように構成されているコネクタを備えており、各コネクタは、該針状部の先端を取外し可能に受容するように構成されている開口を有しており、各開口は、異なる形状を有しており、
    該針状部の各々が、該コネクタの特定の1つの開口と結びつくように構成された形状を有する先端を有している、外科インプラントキット。
  19. 請求項18に記載のキットであって、
    前記コネクタの各々が、第一の位置から第二の位置まで移動可能な、複数の偏向タブを有しており、
    該偏向タブが第一の位置にある場合に前記針状部の先端が前記コネクタにロックされており、該偏向タブが第二の位置にある場合に該針状部がクリアされる、キット。
  20. 前記針状部を前記コネクタから開放するように構成されている取外しツールをさらに備えている、請求項19に記載のキット。
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