JP2011501832A - 処理システム及び方法 - Google Patents

処理システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011501832A
JP2011501832A JP2010524205A JP2010524205A JP2011501832A JP 2011501832 A JP2011501832 A JP 2011501832A JP 2010524205 A JP2010524205 A JP 2010524205A JP 2010524205 A JP2010524205 A JP 2010524205A JP 2011501832 A JP2011501832 A JP 2011501832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manifold
product
composition
data
recipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010524205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5677842B2 (ja
Inventor
ダットロ、ジェイムズ
バランタイン、トッド・エー
Original Assignee
デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ filed Critical デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ
Publication of JP2011501832A publication Critical patent/JP2011501832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5677842B2 publication Critical patent/JP5677842B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/10ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0428Safety, monitoring
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/60ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to nutrition control, e.g. diets
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31455Monitor process status

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

本発明は、一以上のプロセスの少なくとも一部に関するデータを得るために処理装置で実行される複数部分の処方の第一の部分で起きる一以上のプロセスをモニターすることを含む方法及びコンピュータプロセス製品に関する。データの少なくとも一部分は保存される。データの少なくとも一部は複数部分の処方の第二の部分の間に起こる一以上のプロセスに利用することが可能である。

Description

本発明は処理システムに関し、より具体的には、複数の別々の成分からなる製品を生成するために用いられる処理システムに関する。
本発明は以下の特許出願の優先権を主張するものであり、各出願はその全体が参照により本明細書に組み入れられる。すなわち、2008年8月27日に出願された、発明の名称「処理システム及び方法」(PROCESSING SYSTEM AND METHOD)の米国仮出願第61/092,394号、2007年9月6日に出願された、発明の名称「仮想マニホールドシステム及び方法」(VIRTUAL MANIFOLD SYSTEM AND METHOD)の米国仮出願第60/970,494号、2007年9月6日に出願された、発明の名称「FSMシステム及び方法」(FSM SYSTEM AND METHOD)の米国仮出願第60/970,493号及び2007年9月6日に出願された、発明の名称「仮想機械システム及び方法」(VIRTUAL MACHINE SYSTEM AND METHOD)の米国仮出願第60/970,495号である。
処理システムは一以上の成分を組み合わせて製品を作っても良い。不都合なことに、その様なシステムはしばしば構成が静的であり、単に比較的限定された数の製品しか作ることができない。その様なシステムは他の製品を作るために再構成されることも可能であるが、その様な再構成は機械的、電気的及びソフトウエアシステムを大幅に変えることが必要となる。
例えば、異なる製品を作るために、新しいバルブ、ライン、マニホルド、及びソフトウエア サブルーチンの様な新たな構成品を付け加えることが必要となることもある。再構成することが出来ず、その用途が単一のものに限られているために、その処理システムの範囲内の既存の装置/プロセスの大幅な変更が必要となり、新しい課題を実行するために追加の構成品を必要とすることがある。
第一の実施の態様においては、本方法は、一以上のプロセスの少なくとも一部に関するデータを得るために処理装置で実行される複数部分の処方の第一の部分で起きる一以上のプロセスをモニターすることを含む。データの少なくとも一部分は保存される。データの少なくとも一部は複数部分の処方の第二の部分の間に起こる一以上のプロセスに利用することが可能である。
以下の一以上の特徴を含んでもよい。複数部分の処方の第一の部分は処理装置の第一のマニホルド内で実行しても良い。第一のマニホルドは混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
複数部分の処方の第二の部分は処理装置の第二のマニホルド内で実行しても良い。第二のマニホルドは混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドからなる群から選択しても良い。
得られたデータは、成分データ及び処理データよりなる群から選択しても良い。データの少なくとも一部を利用可能にすることには複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスにデータを送ることを含んでも良い。
データの少なくとも一部分を保存することには、続く診断目的のために非揮発性メモリーにデータを保管することを含んでも良い。データの少なくとも一部を保存することには揮発性メモリーシステムにデータ一時的に書き込むことを含む。
モニターされた一以上のプロセスは処理装置の単一のマニホルド内で実行されることもある。モニターされた一以上のプロセスは、処理装置の単一のマニホルド内で実行される複数部分手順の単一部分を表すこともある。
他の実施の態様においては、コンピュータプログラム製品はその上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在する。プロセッサにより実行される場合、一以上のプロセスの少なくとも一部分に関するデータを得るために、処理装置上で実行される複数部分の処方の第一の部分の間に起きる一以上のプロセスをモニターすることを含む操作を指示により、プロセッサに実施させる。データの少なくとも一部分は保存される。データの少なくとも一部分は複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスに利用可能である。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。複数部分の処方の第一の部分は、処理装置の第一のマニホルド内で実行しても良い。第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
複数部分の処方の第二の部分は、処理装置の第二のマニホルド内で実行しても良い。第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
得られたデータは成分データ及び処理データよりなる群から選択しても良い。データの少なくとも一部を利用可能にすることには複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスにデータを送ることを含んでも良い。
データの少なくとも一部分を保存することには、続く診断目的のために非揮発性メモリーシステムにデータを保管することを含んでも良い。データの少なくとも一部を保存することには揮発性メモリーシステムにデータ一時的に書き込むことを含む。
モニターされた一以上のプロセスは処理装置の単一のマニホルド内で実行しても良い。モニターされた一以上のプロセスは、処理装置の単一のマニホルド内で実行される複数部分の手順の単一部分を表すこともある。
他の実施の態様においては、方法は処理装置で製品を生成する指示を受取ることを含む。指示は製品が複数組成製品であるかを決定するために処理される。もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方が決定され、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方が決定される。第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択される。第一及び第二の処方が実行される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行しても良い。第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行しても良い。第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
他の実施の態様においては、コンピュータプログラム製品はその上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在する。プロセッサにより実行される場合、指示により処理装置において製品を生成する指示を受けとることを含む操作をプロセッサに実施させる。この指示は製品が複数組成製品であるか否かを決定するために処理される。もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方が決定され、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方が決定される。第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択される。第一及び第二の処方が実行される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行しても良い。第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行しても良い。第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
他の実施の態様においては、プロセスコントローラは処理装置で製品を生成する指示を受取る様に構成される。指示は製品が例複数組成製品であるかを決定するために処理される。もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方が決定され、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方が決定される。第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択される。第一及び第二の処方が実行される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行しても良い。第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行しても良い。第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
他の実施の態様においては、方法は処理装置で生産される製品についての指示を受けとることを含む。製品の処方が決定され、処方は複数の利用可能な処方から選択される。処方は処理され、複数の個々の状態に解析され、そして一以上の状態推移を規定する。少なくとも一つの有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも一部を用いる処方について規定される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。処方は、処理装置のマニホルド内で実行しても良い。そのマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態であっても良い。
他の実施の態様においては、コンピュータプログラム製品はその上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在する。プロセッサにより実行される場合、処理装置において生成される製品ついての指示を受けとることを含む操作を、指示により、プロセッサに実施させる。製品の処方が決定され、処方は複数の利用可能な処方から選択される。処方は処理され複数の個々の状態に解析されそして一以上の状態推移を規定する。少なくとも一つの有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも一部を用いる処方について規定される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。処方は、処理装置のマニホルド内で実行しても良い。マニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態であっても良い。
他の実施の態様においては、方法は処理装置で生産される複数組成製品についての指示を受けとることを含む。複数組成製品は第一の製品組成及び少なくとも第二の製品組成を含む。第一の処方が第一の製品組成について決定される。第一の処方は複数の利用可能な処方から選択される。第二の処方が第二の製品組成について決定される。第二の処方は複数の利用可能な処方から選択される。第一及び第二の処方は処理され、複数の個々の状態に解析されそして一以上の状態推移を規定する。第一の有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも第一の部分を用いる第一の処方について規定される。第二の有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも第二の部分を用いる第二の処方について規定される。
一以上の以下の特徴を含んでも良い。第一の製品組成が処理装置の第一のマニホルド内で生産されても良い。第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。
第二の製品組成は処理装置の第二のマニホルド内で生産されても良い。第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択しても良い。複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態であっても良い。
一以上の実施の態様の詳細は、添付図面及び以下の記載において明らかにされる。他の特徴及び有利な点は本明細書、図面及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明の特徴及び有利な点は、以下の図面を参照しつつ続く詳細な説明を検討することでより良く理解されるであろう。
図1は処理システムのある実施の態様を示す略図である。 図2は図1の処理システム内に含まれる制御ロジックサブシステムのある実施の態様の略図である。 図3は図1の処理システム内に含まれる高容量成分サブシステムのある実施の態様の略図である。 図4は図1の処理システム内に含まれるミクロ成分サブシステムのある実施の態様の略図である。 図5は図1の処理システム内に含まれる配管/制御システムのある実施の態様の略図である。 図6は図1の処理システム内に含まれるユーザーインターフェイスサブシステムのある実施の態様の略図である。 図7は図1の制御ロジックサブシステムにより実行される仮想マニホルドプロセスのある実施の態様のフロチャートである。 図8は図1の制御ロジックサブシステムにより実行される仮想機械プロセスのある実施の態様のフロチャートである。 図9は図1の制御ロジックサブシステムにより実行されるFSMプロセスのある実施の態様のフロチャートである。 図10は第一の状態の図解の、ある実施の態様を示す略図である。及び 図11は第二の状態の図解の、ある実施の態様を示す略図である。
これらの各図面中の同じ参照記号は同一の要素を示す。
代表的な実施の態様の詳細な説明
以下に製品供給システムについて説明する。このシステムはまた「サブシステム」と呼ばれる一以上のモジュラーコンポーネントを含む。本明細書では、種々の実施の態様において代表的なシステムが記載されているが、製品供給システムは記載された一以上のサブシステムを含んでも良い。しかし、製品供給システムは本明細書に記載された一以上のサブシステムのみに限定されるものではない。したがって、ある実施の態様においては、更に別のサブシステムを製品供給システムで使用しても良い。
以下において、製品を形成する種々の成分を取り混ぜ及びその処理を可能にする種々の電気部品、機械部品、電子―機械部品及びソフトウエアプロセス(すなわち、「サブシステム」)の相互作用及び共同作業について検討する。その様な製品の例には酪農ベース製品(例えば、ミルクセーキ、フロート、モルト、フラッペ)、コーヒーベース製品(例えば、コーヒー、カプチーノ、エスプレッソ)、ソーダベース製品(例えば、フロート、フルーツジュース入りソーダ)、ティーベース製品(例えば、アイスティー、砂糖入りティー、ホットティー)、水ベータ製品(例えば、湧水、フレーバー湧水、ビタミン入り湧水、高電解質ドリンク、高糖質ドリンク)、固体ベース製品(例えば、トレイルミックス、グラノーラベース製品、ミックスナッツ、シリアル製品、ミックス穀類製品)、医薬製品(例えば、不溶性薬剤、注射用薬剤、摂取可能な薬剤、透析液)、アルコールベース製品(例えば、ミックスドリンク、ワインスプリッツアー、ソーダベースアルコールドリンク、水ベースアルコールドリンク、フレーバー「ショット」入りビール)、工業製品(例えば、溶媒、塗料、潤滑剤、染料)、及び健康/美容補助製品(例えば、シャンプー、化粧品、石鹸、ヘアーコンディショナー、皮膚トリートメント、局所軟膏)を含んでも良い。
製品は一以上の「成分」を用いて作っても良い。成分は一以上の流体、粉末、固体又は気体であっても良い。液体、粉末、固体及び/又は気体は、処理及び供給の文意の範囲内で水で戻し又は希釈しても良い。製品は流体、粉末、固体又は気体であっても良い。
種々の成分が「マクロ成分」、「ミクロ成分」又は「大容量ミクロ成分」と呼ばれることもある。使用される一以上の成分は躯体内、すなわち、製品供給機械内の一部に収めても良い。しかし、一以上の成分は機械の外部で保存し又は生産しても良い。例えば、ある実施の態様においては、水(種々の量の)又は大きな容量で使用される成分は機械の外部(例えば、ある実施の態様においては、高フルクトースコーンシロップは機械の外部で保存しても良い)で保存しても良く、一方、他の成分、例えば、粉末状の成分、濃縮成分、栄養補給食品、薬剤、及び/又はガスボンベは機械自身の内部に保存しても良い。
上で述べた電気部品、機械部品、電気―機械部品及びソフトウエアプロセスの種々の組み合わせについては以下で詳細に検討する。以下に、種々のサブシステムを用いて、例えば、飲料及び医療製品(例えば、透析液)の生産を開示する組み合わせが記載されているが、このことは本発明の範囲を限定することを意図するものではない。むしろサブシステムが一体となって製品を生産し、供給する代表的な実施の態様の例を開示するものである。特に電気部品、機械部品、電気―機械部品及びソフトウエアプロセス(これらの各々については以下に詳細に検討する)は上に述べた製品又はこれらに類似する任意の他の製品を生産するために用いることができる。
図1を参照して説明すると、図1は複数のサブシステム、すなわち、保存サブシステム12、制御ロジックサブシステム14、大容量成分サブシステム16、ミクロ成分サブシステム18、配管/制御サブシステム20、ユーザーインタフェイスサブシステム22、及びノズル24を含む処理システム10の全体像を表すものである。上に記載のサブシステム12、14、16,18,20,22の各々については以下に詳細に説明する。
処理システム10を使用する間にユーザー26は特定の製品28をユーザーインターフェイス サブシステム22を用いて(コンテナー30に)供給するために選択しても良い。ユーザーインターフェース22を経てユーザー26はその様な製品に含める一以上のものを選択しても良い。例えば、任意選択対象には更に一以上の成分を追加することを含んでも良いが、それに限定されるものではない。ある代表的な実施の態様においては、システムは飲料の調合を含む。この実施の態様においては、ユーザーは種々の風味料(例えば、レモン風味、ライム風味、チョコレート風味、及びバニラ風味を含むがこれに限定されるものではない)を選択して飲料に入れること、一以上の栄養補給食品(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンB12、及び亜鉛を含むがこれに限定されるものではない)を飲料に追加すること、一以上の他の飲料(例えば、コーヒー、ミルク、レモネード、アイスティーを含むがこれに限定されるものではない)を飲料に追加すること、一以上の食製品(例えば、アイスクリーム、ヨーグルト)を飲料に追加することを選択しても良い。
ユーザー26がユーザーインターフェイス サブシステム22により適当な選択をすると、ユーザーインターフェイス サブシステム22は適切なデータ信号を(データバス32を経由して)制御ロジックサブシステム14に送る。制御ロジックサブシステム14はこれらのデータを処理し、保存サブシステム12に保存される複数の処方36から選択される一以上の処方を(データバス34を経由して)取り出しても良い。「処方」(recipe)は要求された製品を処理/生成するための指示を言う。
保存サブシステム12から処方を取り出すと、制御ロジックサブシステム14は処方を処理し、適当な制御信号を(データバス38経由して)、例えば、高容量成分サブシステム16、ミクロ成分サブシステム18(及びある実施の態様においては、図示しない大容量のミクロ成分に提供し、これは処理について言うミクロ成分の記載に含んでも良い。これらの大容量のミクロ成分を供給するサブシステムに関して、ある実施の態様においては、ミクロ成分アセンブリからの代替的なアセンブリはこれらの大きな容量のミクロ成分を供給するために使用しても良い)及び配管/制御サブシステム20に提供し、そして製品28が生産される(製品28はコンテナーに供給される)。
また図2は制御ロジックサブシステム14の略図解を示す。制御ロジックサブシステム14はマイクロプロセッサ100(例えば、Intel Corporation, Santa Clara, Californiaにより生産されるARM(登録商標)マイクロプロセッサ)、非揮発性メモリー(例えば、読出し専用メモリー102)及び揮発性メモリー(例えば、ランダムアクセスメモリー104)を含んでも良く、その各々は一以上のデータ/システムバス106,108を経由して接続しても良い。上で検討した様に、ユーザーインターフェイスサブシステム22はデータバス32を経て制御ロジックサブシステム14に接続しても良い。
制御ロジックサブシステム14は、また例えば、アナログオーディオ信号を、処理システム10に組み入れられるスピーカ112に提供するためのオーディオサブシステム110を含んでも良い。オーディオサブシステム110はデータ/システムバス114を経てマイクロプロセッサ100に接続しても良い。
制御ロジックサブシステム14はオペレイティングシステムを実行し、その例にはマイクロソフトウインドウズCE(登録商標)、レッドハットリナックス(登録商標)、パームOS(登録商標)、又は装置に特異の(すなわち、カスタムメイド)オペレイティングシステムを含んでも良いがこれに限定されるものではない。
上に述べたオペレイティングシステムの指示セット及びサブルーチンは、保存システム12に保存しても良く、一以上のプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ100)及び制御ロジックサブシステム14に組み込まれる一以上のメモリーアーキテクチャー(例えば、読出し専用メモリー102及び/又はランダムアクセスメモリ104)によって実行されても良い。
保存サブシステム12は、例えば、ハードディスクドライブ、光学ドライブ、ランダムアクセスメモリー(RAM)、読出し専用メモリー(ROM),CF(すなわち、コンパクトフラシュ)カード、SD(secure digital)カード、スマートメディアカード、メモリースチック、及びマルチメディアカード、メモリスティックを含んでも良い。
上で検討した様に、保存サブシステム12はデータバス34を経由して制御ロジックサブシステム14に接続しても良い。制御ロジックサブシステム14はまたマイクロプロセッサ100により提供される信号を保存システム12により使用可能なフォーマットに変換する保存コントローラ116(影で示す)を含んでも良い。更に保存コントローラ116は保存サブシステム12により提供された信号を、マイクロプロセッサ100により使用可能なフォーマットに変換しても良い。ある実施の態様においては、またイーサーネット接続も含んでも良い。
上で検討した様に、高容量成分サブシステム16(また本明細書で「マクロ成分」とも呼ばれる)、マイクロ成分サブシステム18及び/又は配管/制御サブシステム20はデータバス38を経由して制御ロジックサブシステム14に接続しても良い。制御ロジックサブシステム14はマイクロプロセッサ100により提供される信号を、高容量成分サブシステム16、マイクロ成分サブシステム18及び/又は配管/制御サブシステム20が使用可能なフォーマットに変換するためにバスインターフェイス118を含んでも良い。さらにバスインターフェイス118は高容量成分サブシステム16、マイクロ成分サブシステム18及び/又は配管/制御サブシステム20により提供される信号をマイクロプロセッサ100が使用可能なフォーマットに変換しても良い。
以下に詳細に説明する様に、制御ロジックサブシステム14は処理システム10の操作を制御する一以上の制御プロセス120を実行しても良い。制御プロセス120の指示セット及びサブルーチンは、サブシステム12に保存しても良いが、一以上のプロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ100)及び制御ロジックサブシステム14に組み入れる一以上のメモリー アーキテクチャ(例えば、読出し専用メモリー102及び/又はランダムアクセスメモリー104)により実行しても良い。
図3は高容量成分サブシステム16及び配管/制御システム20の略図を示す。高容量成分サブシステム16は、飲料28を生成する際に高い割合で使用される消耗品を入れるためのコンテナーを含んでも良い。例えば、高容量成分サブシステム16は、二酸化炭素供給150、水供給152、及び高果糖コーンシロップ供給154を含んでも良い。ある実施の態様においては、高容量成分サブシステムは、他のサブシステムの近辺に設けても良い。二酸化炭素供給150は圧縮された気体状二酸化炭素のタンク(示さず)を含んでも良いが、これに限定されるものではない。水供給152の例には都市水供給(示さず)、蒸留水供給、ろ過水供給、逆浸透(RO)水供給又は他の所望の水供給を含んでも良いがこれに限定されるものではない。高果糖コーンシロップ供給154の例には高濃度、高果糖コーンシロップの一以上のタンク(示さず)又は一以上の高果糖コーンシロップの袋詰めを含んでもよいが、これに限定されるものではない。
高容量成分サブシステム16は、二酸化炭素気体(二酸化炭素供給150から供給される)及び水(水供給152から供給される)から炭酸水を生成する炭酸水供給装置156を含んでも良い。炭酸水158、水160及び高果糖コーンシロップ162は冷却板アセンブリ164に提供されても良く、例えば、製品が冷却されて供給されることが望ましい実施の態様の場合である。ある実施の態様においては、冷却板アセンブリは供給システムの一部に含まれないこともあり又はそれを経由しなくとも良い。冷却板アセンブリ164は炭酸水158、水160、及び高果糖コーンシロップ162を所望の供給温度(例えば、40°F)に冷却するように設計しても良い。
単一の冷却板164は炭酸水158、水160及び高果糖コーンシロップ162を冷却するように表されているが、他の構成も可能である以上、これは単に説明のためのものであって本願発明を限定するものではない。例えば、個々の冷却板は炭酸水158、水160及び高果糖コーンシロップ162の各々を冷却するために用いて良い。一度冷却されると、冷却された炭酸水164、冷却水166、及び冷却された高果糖コーンシロップ168は配管/制御サブシステム20に提供されても良い。そして更に別の実施の態様においては、冷却板は含まれないこともある。ある実施の態様においては、少なくとも一つのホットプレートが含まれることもある。
配管は図に示した順序で描かれているが、ある実施の態様においては、この順序では実施されない。例えば、本明細書に記載されたフロー制御モジュールはこれと異なる順序で構成しても良く、すなわち、フロー測定装置、バイナリーバルブその後にラインインピーダンスとする。
説明のために、以下においてシステムはソフトドリンクを製品として供給するシステムを用いて記述する。すなわち、ここで記述するマクロ成分/高容量成分は高果糖コーンシロップ、炭酸水及び水を含む。しかし、他の実施の態様における供給システムではマクロ成分自体及びマクロ成分の数は種々変わることもある。
説明のために、配管/制御サブシステム20は3つのフロー測定装置170, 172, 174を含む様に記載されており、これらの装置は冷却された炭酸水164、冷却された水166及び冷却された高果糖コーンシロップ168の容量を(それぞれ)測定する。フロー測定装置170、172、174はフィードバック信号176、178、180をそれぞれフィードバックコントローラシステム182, 184, 186に(それぞれ)提供しても良い。
フィードバックコントローラシステム182、184、186(これらについては以下に詳細に検討する)はフローフィードバック信号176、178、180を所望のフロー容量(各それぞれ冷却された炭酸水164、冷却された水166及び冷却された高果糖コーンシロップ168に規定された様に)と比較しても良い。フローフィードバック信号176、178、180を処理するとフィードバックコントローラシステム182、184、186は(それぞれ)可変ラインインピーダンス194、196、198(それぞれ)に提供するフロー制御信号188、190、192を(それぞれ)生成しても良い。可変ラインインピーダンス194、196、198の例は米国特許第5,755,683号及び米国特許出願第11/559,792号、及び第11/851,276号に開示され、その特許請求の範囲に記載されている(これら文献は参照によりその全体が本出願に組み入れられる)。可変ラインインピーダンス194、196、198は、ライン206、208、210(それぞれ)を通る冷却された炭酸水164、冷却された水166及び冷却された高果糖コーンシロップ168のフローを調節し、それらはノズル24及び(続いて)コンテナー30に送られる。しかし、可変ラインインピーダンスの他の実施の態様が本明細書に開示される。
ライン206、208、210は、流体フローが望ましくない/必要でない場合(例えば、運送中、保守の間、及び停止中)にライン206、208、210を通じて流体が流れることのない様に更にソレノイドバルブ200、202、204を含んでも良い。
上で検討した様に、図3は単に配管/制御サブシステム20の説明のためのものである。したがって、他の構成が可能である以上、図に示す配管/制御サブシステム20は本発明の範囲を制限することを意図するものではない。例えば、フィードバックコントローラシステム182、184、186の機能の一部又は全てを制御ロジックサブシステム14に含まれせも良い。
図4はミクロ成分サブシステム18及び配管/制御システム20の略平面図を示す。ミクロ成分サブシステム18は製品モジュールアセンブリ250を含んでも良く、前記アセンブリは一以上の製品コンテナー252、254、256、258と分離可能に係合するように構成しても良く、前記コンテナーは製品28を生産する時に用いられるミクロ成分を保存するように構成しても良い。ミクロ成分は製品を生産する際に使用される基質であっても良い。その様なミクロ成分/基質の例にはソフトドリンク風味料の第1部分、ソフトドリンク風味料の第2部分、コーヒー風味料、栄養補給食品及び薬剤を含んでも良いがこれに限定されるものではなく、流体、粉末又は固体状であっても良い。しかし、そして説明の目的上、以下の記述は流体であるミクロ成分の場合について述べる。ある実施の態様においては、ミクロ成分は粉末又は固体であっても良い。ミクロ成分が粉末の場合、システムは粉末を測定し、及び/又は粉末を水で戻す追加のサブシステムを含んでも良い(以下の例で述べる様に、ミクロ成分が粉末の場合は、粉末は製品を混合する方法の一部として水で戻すことを含んでも良い)。
製品モジュールアセンブリ250は、複数の製品コンテナー252、254、256、258と離脱可能に係合する様に構成された複数のスロットアセンブリ260、262、264、266を含んでも良い。この特別な例では、製品モジュールアセンブリ250は4つのスロットアセンブリ(すなわち、スロット260、262、264、266)を含む様に記載されており、したがって、4つの製品モジュールアセンブリと呼んでも良い。製品モジュールアセンブリ250内に一以上の製品コンテナー252,254,256,258を置く場合、製品コンテナー(例えば、製品コンテナー254)はスロットアセンブリ(例えば、スロットアセンブリ262)に矢印268の方向に滑り込ませても良い。本明細書に示す様に、代表的な実施の態様においては「4つの製品モジュール」アセンブリについて記述されているが、他の実施の態様においては、それより多くの又は少ない製品がモジュールアセンブリに含まれても良い。供給システムにより供給される製品に対応して、製品コンテナーの数は変わりうる。したがって、任意のモジュールアセンブリに含まれる製品の数は応用状況次第によるものであり、システムの効率、必要性及び/又は機能を含むシステム所望の特徴を満足させるように選択されるが、これに限定されるものではない。
説明のために、製品モジュールアセンブリ250の各スロットはポンプアセンブリを含む様に記載されている。例えば、スロットアセンブリ252はポンプアセンブリ270を含む様に記載され、スロットアセンブリ262はポンプアセンブリ272を含む様に記載され、スロットアセンブリ264はポンプアセンブリ274を含む様に記載され、そしてスロットアセンブリ266はポンプアセンブリ276を含む様に記載されている。
各ポンプアセンブリ270,272,274,276は、製品コンテナーに含まれる製品オリフィスに離脱可能に係合する入口を持っても良い。例えば、ポンプアセンブリ272は製品コンテナー254内に含まれるコンテナーオリフィス280と離脱可能に係合する様に構成された入口278を持つ様に記載されている。入口278及び/又は製品オリフィス280は、漏れ防止シールの取り付け、取り外しを容易にするために一以上のシールアセンブリ(例えば、一以上のO−リング/ルアー接続金具;示さず)を含んでも良い。
一以上のポンプアセンブリ270,272,274,276の例には、一以上のポンプアセンブリ270,272,274,276が起動する毎に規定の、そして決った量の流体を提供するソレノイドピストンポンプアセンブリを含んでも良いがこれに限定されるものではない。ある実施の態様においては、その様なポンプはイタリー、パビアのULKA Costruzioni Elettromeccaniche S.p.Aから調達が可能である。例えば、ポンプアセンブリ(例えば、ポンプアセンブリ274)がデータバス38を経由して制御ロジックサブシステム14により起動されるたびに、ポンプアセンブリは製品コンテナー256内に含まれる決められた容量のルートビール風味料を提供する。再び単に説明の目的で、ミクロ成分は本明細書のこの箇所では流体状である。
ポンプアセンブリ270,272,274,276の他の例及び種々のポンプ技術については
米国特許第4,808,161号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)、
米国特許第4,826,482号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)、
米国特許第4,976,162号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)、
米国特許第5,088,515号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)、
米国特許第5,350,357号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)に記載されている。ある実施の態様においては、ポンプアセンブリは任意のポンプアセンブリであっても良く、米国特許第5,421,823号(その全体が参照により本明細書に組み入れられる)に記載の任意のポンプ技術を用いても良い。
上で引用した参照文献は流体をポンピングするために用いられる空気圧により作動する膜ベースポンプの非限定的な例を示す。空気圧により作動する膜ベースポンプアセンブリは有利であり、その理由は一つに限られない。例えば、種々の組成の流体の数量、例えば、マイクロリットルの数量を、多くの負荷サイクルに渡り信頼性と正確さをもって送る能力を持つことを含むが、それに限られず、及び/又は、例えば、二酸化炭素ソースからの気体動力を用いることにより、気体圧作動ポンプは電力が少なくて済むこともある。更に膜ベースポンプは表面がシールに対して動く運動用シールを必要としないこともある。ULKAにより製造される振動ポンプ(vibratory pump)は通常運動用ゴム状シールを使用することが必要となり、これらのシールは長く使用されて、例えば、ある種の流体に曝されたり及び/又は消耗すると機能しなくなる。ある実施の態様においては、気体圧作動膜ベースポンプは他のポンプよりも信頼性があり、経済的でありそして他のポンプより校正が容易である。またこれらのポンプは他のポンプよりも騒音が少なく、熱の発生が少なくそして電力消費が少ないことがある。
製品モジュールアセンブリ250はブラケットアセンブリ282と分離可能に係合する様に構成しても良い。ブラケットアセンブリ282は処理システム10の一部であって(システム10内でしっかり固定され)も良い。本明細書では「ブラケットアセンブリ」と呼ばれるが、他の実施の態様においては、アセンブリは種々異なる。ブラケットアセンブリは製品モジュールアセンブリ282を所望の位置に固定するのに役立つ。ブラケットアセンブリ282の例には製品モジュール250と分離可能に係合する様に構成された処理システム10内の棚を含むがこれに限定されるものではない。例えば、製品モジュール250は、ブラケットアセンブリ282に組み込まれる補助装置と分離可能に係合する係合装置(例えば、クリップアセンブリ、スロットアセンブリ、ラッチアセンブリ(latch assembly)、ピンアセンブリ、図示せず)を含んでもよい。
配管/制御サブシステム20はブラケットアセンブリ282に固く固定しても良いマニホルドアセンブリ284を含んでも良い。マニホルドアセンブリ284は、各ポンプアセンブリ270,272,274,276に組み入れられるポンプオリフィス(例えば、ポンプオリフィス294,296,298,300)を分離可能に係合する様に構成される複数の入口286,288,290,292を含む様に構成されても良い。製品モジュール250をブラケットアセンブリ282に置く場合、製品モジュール250は矢印302の方向へ動かして、入口286,288,290,292をポンプオリフィス294,296,298,300と分離可能に係合させる様にしても良い。入力286,288,290,292及び/又はポンプオリフィス294,296,298,300は漏れ防止シールの取り付け、取り外しを容易にするために上に述べた様に一以上のO−リング又は他のシールアセンブリ(示さず)を含んでも良い。
マニホルドアセンブリ284は、ノズル24に(直接又は間接に)配管される配管の束と係合する様に構成しても良い。上で検討した様に、高容量成分サブシステム16は、少なくとも一の実施の態様において、また流体が冷却された炭酸水164、冷却された水166及び/又は冷却された高果糖コーンシロップ168の形で(直接又は間接に)ノズル24に提供する。したがって、制御ロジックサブシステム14は(この特別な例では)種々の高容量成分、例えば、冷却された炭酸水164、冷却された水166及び/又は冷却された高果糖コーンシロップ168の特定の量、及び/又は種々のミクロ成分(例えば、第一の基質(すなわち、風味料)、第二の基質(すなわち、栄養補給食品)及び/又は第三の基質(例えば、薬剤)の量を調整するので、制御ロジックサブシステム14は製品28の構成を正確にコントロールすることができる。
図4では唯一つのノズル24を示すが、種々の他の実施の態様においては、複数のノズルを含んでもよい。ある実施の態様においては、一以上のコンテナー30は、例えば、一組以上の配管の束を経てシステムから供給される製品を受取っても良い。この様にある実施の態様においては、供給システムは、一以上のユーザーが同時に一以上の製品の供給を要求することができる様に構成することができる。
図5について言うと、本図は配管/制御サブシステム20を表す略図である。以下に述べる配管/制御サブシステムは製品28に添加される冷却された炭酸水164の量を制御するために使用される配管/制御システムに関するが、これは単に説明のために記載するものであり、他の構成が可能である以上、本発明の範囲を制限するものではない。例えば、以下に記載する配管/制御サブシステムはまた、例えば、製品28に加えられる冷却された水166及び/又は冷却された高果糖コーンシロップ168の量を制御するために用いても良い。
上で検討した様に、配管/制御サブシステム20はフロー測定装置170からのフローフィードバック信号176を受信するフィードバックコントローラシステム182を含んでも良い。フィードバックコントローラシステム182はフローフィードバック信号176を所望のフロー容量(データバス38を経由して制御ロジックサブシステム14により規定される)と比較しても良い。フロー フィードバック信号176を処理した後にフィードバックコントローラシステム182は可変ラインインピーダンス194に提供されるフロー制御信号188を生成しても良い。
フィードバックコントローラシステム182は軌道形成コントローラ350、フローコントローラ352、原料送りコントローラ354、遅延ユニット356、飽和コントローラ358及びステッパコントローラ360を含んでも良く、これらの各々については以下に詳細に検討する。
軌道形成コントローラ350はデータバス38を経て制御ロジックサブシステム14からの制御信号を受信するように構成されても良い。この制御信号は配管/制御サブシステム20が製品28で使用される流体(この場合冷却された炭酸水164)を送ると予定される様な方法で軌道を規定しても良い。しかし制御ロジックサブシステム14により提供される軌道は、例えば、フローコントローラ352により処理される前に修飾されねばならない。
例えば、制御システムは複数の線状セグメント(すなわち、ステップの変動を含む)からなる制御曲線を処理することが困難となる傾向がある。例えば、フローコントローラ(flow regulator)352は、制御曲線370が3つの個々の線状セグメント372, 374, 376よりなるため、それを処理するのが困難なことがある。
したがって、転移点(例えば、転移点(378, 380))において、特にフローコントローラ352(及び配管/制御サブシステム20は一般的に)は瞬時に第一のフローレートから第二のフローレートに変る必要がある。したがって、軌道形成コントローラ350は、特にフローコントローラ352(及び通常配管/制御サブシステム20)によって、より容易に処理されるスムーズな制御曲線を形成するために制御曲線30をろ過処理しても良い。それにより瞬時に第一のフローレートから第二のフローレートに変化させる必要がなくなる。
更に、軌道形成コントローラ350はノズル24の充填前の湿潤及び充填後のリンスを行わせることができる。ある実施の態様及び/又はある処方においては、一以上の成分は、もしその成分(本明細書では「汚染された成分」と呼ぶ)が直接に(すなわち、それが保存されている形で)ノズルに接触した場合、ノズルに問題を起こすことがある。ある実施の態様においては、ノズル24は、これらの「汚染された成分」がノズル24に直接接触しない様に、例えば、水等の「充填前」成分により充填前に湿った状態とさせることもある。ノズル24はその後例えば、水等の「洗浄後成分」により充填後洗浄されることもある。
特に、ノズル24が、例えば、10mLの水(又は任意の「充填前」成分)で充填前に湿った状態とされ、及び/又は例えば、10mLの水(又は任意の「充填後洗浄」成分)で充填後洗浄される場合であって、汚染された成分の追加が停止された場合に、軌道形成コントローラ350は充填前の湿潤化及び/又は充填後の洗浄の間に加えられた洗浄前の成分を、充填プロセスの間に更に添加された追加量の汚染された成分を提供することにより相殺してもよい。特にコンテナー30は製品28で充填されるので、充填前の洗浄水又は「事前洗浄」により、製品28の汚染された成分の当初の濃度が規定以下である製品となる。その後軌道形成コントローラ350が汚染された成分を必要以上に高いフローレートで加えることもあり、その結果、製品28を「濃度以下」から「適当な濃度」さらに「過度の濃度」に移行させ、又は特定の処方により要求されるよりも高い濃度にさせることもある。しかし、適当な量の汚染された成分が加えられると、充填後洗浄プロセスは追加の水、又は他の適当な「事後洗浄成分」を追加し、その結果汚染された成分が再度「適当な濃度」の製品28になる。
フローコントローラ352は比例積分(PI)ループコントローラとして構成しても良い。フローコントローラ352は、対比及び上記では通常フィードバックコントローラシステム182により実施される処理を実施しても良い。例えば、フローコントローラ352はフロー測定装置170からフィードバック信号を受信するように構成しても良い。フローコントローラ352はフローフィードバック信号176を所望のフロー容量(制御ロジックサブシステム14により規定されそして軌道形成コントローラ350により修飾される)と対比しても良い。フローフィードバック信号176を処理すると、フローコントローラ352は可変ラインインピーダンス194に提供されるフロー制御信号188を生成しても良い。
原料送りコントローラ354は可変ラインインピーダンス194の当初の位置が何処に在るべきかについての「最良の有力な推測」を提供することもある。特に規定の一定の圧力において、可変ラインインピーダンスは0.00 mL/秒と120.00 mL /秒の間のフローレート(冷却された炭酸水164について)を持つと仮定する。更に、コンテナー30に製品28を保管する場合、40 mL/秒のフローレートが望ましいと仮定する。そうすると、原料送りコントローラ354は、当初に可変ラインインピーダンス194をその最大開口の33.33%にまで開く(可変ラインインピーダンス194が線形で作動すると仮定する)様に原料送り信号を(原料送り回線384に)提供しても良い。
原料送り信号の値を決定する場合、原料送りコントローラ354は、経験的に開発され、そして種々の当初フローレートに提供される信号を定義するルックアップテーブル(示さず)を用いても良い。その様なルックアップテーブルの例には以下の表を含むがこれに限定されるものではない:
Figure 2011501832
再び、コンテナー30に製品28を保管する場合、40 mL /秒のフローレートが望ましいと仮定すると、原料送りコントローラ354は上に述べたルックアップテーブルを用いて、ステップモータのパルスを(原料送り回線384を用いて)60.0度にしても良い。
遅延ユニット356は、それを通して(可変ラインインピーダンス194に提供される)事前の版の制御信号がフローコントローラ352に提供されるフィードバックパスを形成しても良い。
可変ラインインピーダンス194が最大フローレートに設定され(ステッパコントローラ360により)、フローレートの超過量及びシステム振動を低減させることによりシステムの安定性を増す場合は常に、飽和コントローラ358はフィードバックコントローラシステム182(これは、上で述べた様にPI ループコントローラとして構成しても良い)が統合された制御をすることが出来ない様に構成されても良い。
ステッパコントローラ360は(回線386上の)飽和コントローラ358により提供される信号を可変ラインインピーダンス194が使用可能な信号に変換するように構成さても良い。可変ラインインピーダンス194は可変ラインインピーダンス194のオリフィスサイズ(そして、したがって、フローレート)を調整するためにステップモータを含んでもよい。したがって、制御信号188は可変ラインインピーダンス内に含まれるステップモータを制御するように構成しても良い。
図6はユーザーインターフェース サブシステム22の概略図である。ユーザーインターフェース サブシステム22はユーザー26に製品28に関する種々の選択肢を選択することを可能にするタッチスクリーンインターフェース400を含んでも良い。例えば、ユーザー26は(「ドリンク サイズ」欄402により)製品28のサイズを選択することが可能となる。選択可能なサイズの例は「12オンス」、「16オンス」、「20オンス」、「24オンス」、「32オンス」、及び「48オンス」を含んでも良いがこれに限定されるものではない。
ユーザー26は製品28の種類を(「ドリンク タイプ」欄404により)選択することができる。選択可能な種類の例には「コーラ」、「レモンーライム」、「ルートビール」、「アイスティ−」、「レモネード」及び「フルーツパンチ」を含むがこれに限定されるものではない。
ユーザー26は製品28内に含ませる一以上の風味料/製品を(「追加」欄406により)選択することも出来る。選択可能な「追加」の例には「チェリ風味」、「レモン風味」、「ライム風味」、「チョコレート風味」「コーヒー風味」及び「アイスクリーム」を含んでも良いがこれに限定されるものではない。
更に、ユーザー26は製品28内に含ませる一以上の栄養補給食品を「栄養補給食品」欄408により)選択することができる。その様な栄養補給食品の例には「ビタミンA」、「ビタミンB6」、「ビタミンB12」、「ビタミンC」、「ビタミンD」、及び「亜鉛」を含んでも良いがこれに限定されるものではない。
ある実施の態様においては、タッチスクリーンよりも低いレベルの追加のスクリーンは「リモートコントロール(示さず)」を含んでも良い。リモートコントロールは、例えば、上、下、左、右及び選択を示すボタンを含んでも良い。しかし、他の実施の態様においては、追加のボタンを含んでも良い。
ユーザー26が適切な選択をすると、ユーザー26は「進む」ボタン410を選択し、ユーザーインターフェースサブシステム22は制御ロジックサブシステム14に(データバス32を経由して)適切なデータ信号を提供しても良い。受信すると制御ロジックサブシステム14は保存サブシステム12から適切なデータを取出して、適切な制御信号を、例えば、高容量成分サブシステム16、ミクロ成分サブシステム18、及び配管/制御サブシステム20に提供し、製品28を準備するために(上で述べた方法により)制御信号を処理しても良い。代替的にユーザー26は「取消し」ボタン412を選択し、そしてタッチスクリーンインターフェース400はデホールト状態(例えば、ボタンが選択されていない)にリセットされても良い。
ユーザーインターフェース サブシステム22はユーザー26と双方向通信を可能にする様に構成しても良い。例えば、ユーザーインターフェース サブシステム22は処理システム10がユーザー26に情報を提供することを可能にする情報スクリーン414を含んでも良い。ユーザー26に提供される情報の種類の例には、広告、システムの不具合/警告に関する情報及び種々の製品のコストに関する情報を含むがこれに限定されるものではない。
上で検討した通り、処理システム10を使用する間、ユーザー26はユーザーインターフェースサブシステム22を用いて(コンテナー30に)供給する特定の製品28を選択しても良い。ユーザーインターフェースサブシステム22を経由して、ユーザー26はその様な飲料に含まれる一以上の選択枝を選択することができる。ユーザー26がユーザーインターフェースサブシステム22を経由して適当な選択をすると、ユーザーインターフェースサブシステム22は適当なデータ信号(データバス32を経由して)を制御ロジックサブシステム14に送ることができる。制御ロジックサブシステム14はこれらのデータ信号を処理し、そして(データバス34を経由して)保存サブシステム12に保存されている複数の処方36から選択された一以上の処方を読み出しても良い。保存サブシステム12から処方を読み出すと、制御ロジックサブシステム14は、処方を処理し(データバス38を経由して)適当な制御信号を、例えば、高容量成分サブシステム16、ミクロ成分サブシステム18及び配管/制御サブシステム20に提供し、そして製品28(これはコンテナー30に供給される)を生産する。
ユーザー26が選択する場合、ユーザー26は本質的に2つの別個の、明確な処方の組み合わせである複数部分の処方を選択しても良い。例えば、ユーザー26はルートビールフロートを選択しても良く、このルートビールフロートは本質的に2つの別個の、明確な処方(すなわち、バニラアイスクリーム及びルートビールソーダ)の組み合わせである複数部分の処方である。更に別の例では、ユーザー26はコーラとコーヒーの組み合わせである飲み物を選択しても良い。このコーラ/コーヒーの組み合わせは本質的に2つの別個の、明確な処方(すなわち、コーラソーダ及びコーヒー)の組み合わせである。
したがって、ルートビールフロートの処方は複数部分の処方であることを知って、処理システム10が、ルートビールフロートを作るための指示(ユーザーインターフェースサブシステム22を経由して)を受信する場合、処理システム10は単にルートビールソーダの単一処方を得て、バニラアイスクリームの単一処方を得て、そしてルートビールソーダ及びバニラアイスクリーム(それぞれを)を生産する双方の処方を実行しても良い。これらの製品が生産されると処理システム10は個々の製品(つまりルートビールソーダ及びバニラアイスクリーム)を組み合わせてユーザー26により要求されるルートビールフロートを生産する。
処方を実行する場合、処理システム10は処理システム10内に含まれる一以上のマニホルド(示さず)を使用しても良い。本明細書においては、マニホルドは一以上のプロセスの実行を可能とするように設計された一時的保存領域である。成分のマニホルドへの、及びマニホルドからの動きを容易にするために、処理システム10は、マニホルドの間の成分の移動を容易にするための複数のバルブ(例えば、制御ロジックサブシステム14により制御可能)を含んでも良い。種々のタイプのマニホルドの例には、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドを含んでもよいがこれに限定されるものではない。
例えば、コーヒーを作る場合、粉砕マニホルドがコーヒー豆を粉砕しても良い。コーヒー豆が粉砕されると、水が加熱マニホルドに供給されそこで水160は事前に決められた温度(例えば、212°F)に加熱される。水が加熱されると(加熱マニホルドにより生成された)加熱された水は(粉砕マニホルドにより生成された)粉砕されたコーヒ豆を通しても良い。更に、そして処理システム10の構成により、処理システム10は他のマニホルド内の又はノズル24で生成されたコーヒーにクリーム及び/又は砂糖を加えても良い。
上で検討した様に、制御ロジックサブシステム14は処理システム10の運転を制御する一以上の制御プロセス120を実行することができる。したがって、制御ロジックサブシステム14は仮想マニホルドプロセス122を実行しても良い。
図7では、仮想マニホルドプロセス122は、一以上のプロセスの少なくとも一部分に関するデータを得るために、例えば、処理システム10上で実行される複数部分の処方の第一の部分の間に起きる一以上のプロセスをモニターしても良い(450)。例えば、複数部分の処方はルートビールフロートを生成することに関わり、ルートビールフロートは(上で議論した様に)本質的に2つの別個の、明確な処方の組み合わせ(すなわち、ルートビールソーダ及びバニラアイスクリーム)であり、その処方は保存サブシステム12に保持される複数の処方36から選択しても良い。したがって、複数部分の処方の第一の部分は、ルートビールソーダを作るための処理システム10により使用される一以上のプロセスと考えても良い。さらに複数部分の処方の第二の部分は、バニラアイスクリームを作るための処理システム10により使用される一以上のプロセスと考えても良い。
これらの複数部分の処方の各部分は処理システム10内に含まれる異なるマニホルドで実行されても良い。例えば、複数部分の処方の第一の部分(すなわち、ルートビールソーダを作るために処理システム10により使用される一以上のプロセス)は処理システム10内に含まれる混合マニホルド内で実行されても良い。更に、複数部分の処方の第二の部分(すなわち、バニラアイスクリームを作るための処理システム10により使用される一以上のプロセス)は処理システム10内に含まれる冷蔵マニホルド内で実行されても良い。上で議論した様に、処理システム10は複数のマニホルドを含んでも良く、その例には、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドを含んでも良いがこれに限定されるものではない。
したがって、仮想マニホルドプロセス122は、ルートビールソーダを作るために、処理システム10により使用されるプロセスをモニターして(450)(又はバニラアイスクリームを作るために処理プロセスシステムにより使用されるプロセスをモニターして)これらのプロセスに関するデータを得ることができる。
得られたデータの種類の例には成分データ及び処理データを含むがこれに限定されるものではない。
成分データは複数部分の処方の第一部分で使用される成分のリストを含むがこれに限定されるものではない。例えば、複数部分の処方の第一部分はルートビールソーダを作ることに関するが、成分のリストは次のものを含んでも良い:規定の量のルートビールシロップ、規定の量の炭酸水、規定の量の非炭酸水、規定の量の高果糖コーンシロップ。
処理データは成分について実施されたプロセスの順次処理のリストを含んでいる場合もあるがこれに限定されるものではない。例えば、炭酸水の規定の量は処理システム10内のマニホルドに導入されることもある。マニホルドを炭酸水で充填しながら、またマニホルドに規定の量のルートビールシロップ、規定の量の高果糖コーンシロップ、及び規定の量の非炭酸水も導入しても良い。
得られたデータの少なくとも一部は(例えば、一時的に又は永続的に)保存しても良い(452)。更に、仮想マニホルドプロセス122はこの保存されたデータを、例えば、続いて、複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスにより使用しうる(454)様にしても良い。得られたデータを保存する(452)場合、仮想マニホルドプロセス122は、続く診断の目的のために、得られたデータを非揮発性メモリーシステム(例えば、保存サブシステム12)に保管して(456)も良い。その様な診断の目的の例には、サービス関係代表/顧客代表が、処理システム10のための消費材料の購入ための購入プランを設定するために、成分の消費の特徴を検討することを可能にすることを含む。任意選択的に/追加的に、得られたデータを保存する(452)場合、仮想マニホルドプロセス122は一時的に得られたデータを揮発性メモリーシステム(例えば、ランダムアクセスメモリー104)に書き込んでも良い。
得られたデータを利用可能にする(454)場合、仮想マニホルドプロセス122は、得られたデータ(又はその一部)を複数部分の処方の第二の部分で起きている(または起きる)一以上のプロセスに送っても良い(460)。複数部分の処方の第二の部分が、バニラアイスクリームを作るために処理システム10で用いられる一以上のプロセスに関係する、上に述べた例について続けて述べると、仮想マニホルドプロセス122は、得られたデータ(又はその一部)をバニラアイスクリームを作るために使用される一以上のプロセスに利用可能になる様にしても良い(454)。
上に述べたルートビールフロートを作るために使用されるルートビールシロップは極めて大量のバニラ風味により風味付けされているとする。更にバニラアイスクリームを作る場合、また極めて大量のバニラ風味が使用されているとする。仮想マニホルドプロセス122は得られたデータ(例えば、成分及び/又は処理データ)を制御ロジックサブシステム(すなわち、バニラアイスクリームを作るために使用される一以上のプロセスを統合するサブシステム)に利用可能にしても良く(454)、このデータを検討すると、制御ロジックサブシステム14はバニラアイスクリームを作るために使用する成分を変えることもある。特に、制御ロジックサブシステム14は、ルートビールフロート内のバニラ風味が過多になることがない様にバニラアイスクリームを作るために使用するバニラ風味の量を減少させることもある。
更に、得られたデータを次に実行されるプロセスに利用可能にすることにより、そのデータが続いて実行されるプロセスに利用されない場合には次のプロセスで可能でなかった手順が、実施可能となることもある。上に述べた例について引き続いて検討すると、消費者は10.0 mLより多いバニラ風味を含む製品を単独で消費することを好まない傾向があることが経験的に分かっていると考える。更に8.0 mLのバニラ風味が、ルートビールフロートのルートビールソーダ作るために使用されるルートビールシロップ内に含まれ、更に別の8.0 mLのバニラ風味が、ルートビールフロートを作るためのバニラアイスクリームを作るために使用されるとする。そうするとこれらの2つの製品(ルートビールソーダ及びバニラアイスクリーム)は組み合わされた場合、最終製品は16.0 mLのバニラ風味を含む(これは経験的に定められる、超えてはならない10.0 mLルールを超える)。
したがって、もしルートビールソーダの成分データが保存されない(452)場合で、その様な保存データが仮想マニホルドプロセス122により利用できない場合(454)、ルートビールソーダが8.0mLバニラ風味を含む事実が利用されず、16.0 mLのバニラ風味を含む最終製品が作られる。したがって、この得られ、そして保存された(452)データは、望ましくない結果(例えば、望ましくない風味特性、望ましくない外観特性、望ましくない匂い特性、望ましくない触感特性、及び栄養補給食品の最大推奨量を超える)が生ずることの無い(又は低減させる)ように利用するのが良い。
この得られたデータはまた続くプロセスでの調整を可能にすることもある。例えば、バニラアイスクリームを作るために使用される塩分の量は、ルートビールソーダを作るために使用される炭酸水の量により変わると思われる。更に、ルートビールソーダの成分データが保存されて(452)おらず、その様な保存されたデータが仮想マニホルドプロセス122により利用できない場合、ルートビールソーダを作るために用いられる炭酸水の量について利用されず、アイスクリームを作るために使用される塩分の量を調節する機能が損なわれる。
上で議論した様に、仮想マニホルドプロセス122は、例えば、一以上のプロセスの少なくとも一部に関するデータを得るための処理システム10上で実行される複数部分の処方の第一の部分の間で生ずる一以上のプロセスをモニターする(450)こともある。モニターされた(450)一以上のプロセスは処理システム10の単一マニホルド内で実行されることもあり、又は処理システム10の単一マニホルド内で実行される複数部分の手順の単一部分を表していることもある。
例えば、ルートビールソーダを作る場合、4つの入口(例えば、ルートビールシロップ、炭酸水、非炭酸水、高果糖コーンシロップのための各々の入口)及び一つの出口(全てのルートビールソーダは、単一の第二のマニホルドに供給されるため)を持つ単一マニホルドを使用しても良い。
しかし、もし一つの出口に替えて、マニホルドが二つの出口(一つは他の4倍の流量を持つ)持つ場合、仮想マニホルドプロセス122のこのプロセスは、同じマニホルド内で同時に実行される2つの別々の、明確な部分を含むプロセスであると考えられる。例えば、全成分の80%が混合されルートビールソーダの全量の80%を作り、全成分の残りの20%が同時に混合されて(同じマニホルドで)ルートビールソーダの全量の20%を作っても良い。したがって、仮想マニホルドプロセス122は第一の部分(80%部分)に関して得られたデータを、ルートビールソーダの80%を使用する下流プロセスに利用可能にし(454)、そして第二の部分(20%部分)に関して得られたデータを、ルートビールソーダの20%を使用する下流プロセスに利用可能にする(454)こともある。
追加的/代替的に、処理システム10の単一マニホルド内で実行される複数部分の手順の単一の部分は、複数の個々のプロセスを実行する単一のマニホルド内で起きる一つのプロセスを表すこともある。例えば、冷蔵マニホルド内においてバニラアイスクリームを作る場合、個々の成分が導入され、混合されそして冷凍するまで温度が下げられる。したがって、バニラアイスクリームを作るプロセスは成分導入プロセス、成分混合プロセス、及び成分冷蔵プロセスを含んでも良く、各プロセスは仮想マニホルドプロセス122により個別にモニターされる(450)。
上で議論した様に、制御ロジックサブシステム14は処理システム10の運転を制御することのある一以上の制御プロセス120を実行しても良い。したがって、制御ロジックサブシステム14は仮想機械プロセス124を実行することもある。
上で議論した様に、処理システム10を使用する間に、ユーザー26はユーザーインターフェースサブシステム22を用いて特定の製品28を(コンテナー30に)供給する。ユーザーインターフェースサブシステム22を経て、ユーザー26はその様な飲料に含める一以上の選択肢を選ぶことができる。ユーザー26がユーザーインターフェースサブシステム22により適当な選択をすると、ユーザーインターフェースサブシステム22は適切な指示を制御ロジックサブシステム14に送り、ユーザー26の(製品28に関する)選択及び優先傾向を示す。
選択する場合、ユーザー26は複数組成製品を作る実質的に2つの別個の、明確な処方の組み合わせである複数部分の処方を選択しても良い。例えば、ユーザー26は実質的に2つの別個の、明確な組成(すなわち、バニラアイスクリーム及びルートビールソーダ)の組み合わせである複数部分の処方であるルートビールフロートを選択してもよい。更に別の例では、ユーザー26はコーラ及びコーヒーの組み合わせである飲料を選択しても良い。このコーラ/コーヒーの組み合わせは実質的に2つの別個の、明確な組成(すなわち、コーラソーダ及びコーヒー)の組み合わせである。
図8では、上に記載の指示を受ける(500)と、仮想機械プロセス124はこの指示を処理して(502)、作られる製品(例えば、製品28)が複数組成製品であるかどうかを決定する。
もし作られる製品が複数組成製品である場合(504)、仮想機械プロセス124は複数組成製品の第一の組成を作る第一の処方及び複数組成製品の少なくとも第二の組成の少なくとも第二の処方を決定することもある。第一及び第二の処方は保存サブシステム12に保持されている複数の処方36から選択しても良い。
もし作られる製品が複数組成製品でない場合(504)、仮想機械プロセス124は製品を作るための単一の処方を決定する(508)。この単一の処方は保存サブシステム12に保持されている複数の処方36から選択しても良い。したがって、もし受けとった指示(500)がレモンライムソーダに関する指示であった場合、これは複数組成製品でないので、仮想機械プロセスはレモンライムソーダを作るために必要な単一の処方を決定して(508)も良い。
保存サブシステム12に保持されている複数の処方36から処方を決定する(506、508)と制御ロジックサブシステム14は処方を実行し(510、512)(データバス38を経て)適当な制御信号を、例えば、高容量成分サブシステム16、ミクロ成分サブシステム18及び配管/制御サブシステム20に提供し、そして製品28(これはコンテナー30に供給される)が作られる。
したがって、処理システム10は(ユーザーインターフェースサブシステム22を経て)指示を受けルートビールフロートを作るとする。仮想機械プロセス124はこの指示を処理し(502)、ルートビールフロートが複数組成製品かどうかを決定する(504)。ルートビールフロートは複数組成製品であるので、仮想機械プロセス124はルートビールフロートを作るために必要な処方(すなわち、ルートビールソーダの処方及びバニラアイスクリームの処方)を決定する(506)そして(それぞれ)ルートビールソーダ及びバニラアイスクリームを作る両方の処方を実行する(510)。これらの製品が作られると、処理システム10は個々の製品(すなわち、ルートビールソーダ及びバニラアイスクリーム)を組み合わせてユーザー26が求めるルートビールフロートを作っても良い。
上で議論した様に、制御ロジックサブシステム14は、処理システム10の運転を制御する一以上の制御プロセス120を実行しても良い。したがって、制御ロジックサブシステム14はFSM(すなわち、有限状態機械)プロセス126を実行しても良い。
上に議論した様に、処理システム10を使用する間、ユーザー26はユーザーインターフェースサブシステム22を使用して特定の製品28を選択して(コンテナー30に)供給する。ユーザーインターフェースサブシステム22を経て、ユーザー26はその様な飲料に含める一以上の選択肢を選択しても良い。ユーザーインターフェースサブシステム22により、ユーザー26が適当な選択をすると、ユーザーインターフェースサブシステム22は制御ロジックサブシステム14に適当な指示を送り、ユーザー26の(製品28に関する)選択及び優先傾向を指示する。再度、このユーザーの選択は複数組成製品を示すものである場合もある。
図9を参照して説明すると、上に述べた指示を受ける(550)とFSMプロセスは指示を処理し生産されるべき製品(例えば、製品28)が複数組成製品であるかどうかを決定する
もし生産される製品が複数組成製品である場合(554)、FSMプロセス126は複数組成製品の各組成を生産するに必要な処方を決定しても(556)良い。決定された処方は保存サブシステム12に保持される複数の処方36から選択しても良い。
もし、生産される製品が複数組成製品でない場合(554)、FSMプロセス126は製品を生産する単一の処方を決定することもある(558)。単一の処方は保存サブシステム12に保持される複数の処方36から選択しても良い。したがって、もし受け取り(550)そして処理された(552)指示がレモンライムソーダを定める指示である場合、これは複数組成製品でないので、FSMプロセス126はレモンライムソーダを生産するために必要な単一の処方を決定しても良い(558)。
もし、指示が複数組成製品に関するものである場合(554)、保存サブシステム12に保持される複数の処方36から選択された適当な処方を決定する(556)と同時に、FSMプロセス126は各処方を複数の個々の状態に解析し(560)そして一以上の推移の状態を規定する。その後、FSMプロセス126は複数の個々の状態の少なくとも一部を用いて(各処方について)少なくとも一つの有限状態機械を規定しても良い(562)。
もし指示が複数組成製品に関するものでない(554)場合は、保存サブシステム12に保持される複数の処方36から選択された適当な処方を決定すると同時に、FSMプロセス126は処方を複数の個々の状態に分類しそして一以上の推移の状態を規定する。その後、FSMプロセス126は複数の個々の状態の少なくとも一部を用いて処方に対して少なくとも一つの有限状態機械を規定して(556)も良い。
技術分野で知られている様に、有限状態機械(FSM)はこれらの状態及び行動の間の有限数の状態及び推移よりなる挙動モデルである。例えば、図10を参照して説明すると、もし十分に開き又は閉じることのできる物理的出入口の有限状態機械を定義する場合、有限状態機械は2つの状態、すなわち、「開いた」状態(600)、及び「閉じた」状態(602)を含んでも良い。更に、2つの推移は一つの状態から他の状態への推移を可能にするものと定義しても良い。例えば、推移状態(604)はドアを「開く」(したがって、「閉じた」状態(602)から「開く」状態への推移)そして推移状態(606)はドアーを「閉める」(したがって、「開いた」状態(600)から「閉じた」状態(602)への推移)。
図11を参照すると、図11はコーヒーを入れる方法についての状態略図(650)である。状態略図(650)は5つの状態、すなわち、アイドル状態(652)、コーヒーを立てる準備をする状態(654)、コーヒーを立てる状態(656)、温度を維持する状態(658)、及びスイッチを切った状態(660)を含むことを示す。更に5つの推移状態が示されている。例えば、推移状態(662)(例えば、コーヒーのフィルターを附ける、コーヒー粉末を入れる、コーヒーメーカーに水を入れる)はアイドル状態(652)からコーヒーを立てる準備をする状態まで推移する。推移状態(664)(例えば、コーヒーメーカーのスイッチを入れる)はコーヒーを立てる準備をする状態(654)からコーヒーを立てる状態(654)へ推移しても良い。推移状態(666)(例えば、水を捨てる)はコーヒーを立てる状態(656)から温度を維持する状態(658)へ推移することもある。推移状態(668)(例えば、スイッチを切る又は最大「温度維持」時間を越える)は温度維持状態(656)からスチイッチを切る状態(660)に推移しても良い。推移状態(670)(例えば、スイッチを入れる)はスイッチを切った状態(660)からアイドル状態(652)へ推移することであっても良い。
したがって、FSMプロセス126は製品を生産するために使用される処方(又はその部分)に対応する一以上の有限状態機械を作り出すこともある。適当な有限状態機械が作られると、制御ロジックサブシステム14は有限状態機械を実行して、例えば、ユーザー26により要求される製品(例えば、複数組成又は単一組成)製品を作る。
したがって、ユーザー26がルートビールフロートを選択したことの指示を処理システム10が受ける(650)とする。FSMプロセス126はその指示を処理して(652)ルートビールフロートが複数組成製品であるか(654)を決定しても良い。ルートビールフロートは複数組成製品であるので、FSMプロセス126はルートビールフロートを生産するに必要な処方(すなわち、ルートビールソーダの処方及びバニラアイスクリームの処方)を決定し(656)そしてルートビールソーダの処方とバニラアイスクリームの処方を複数の個々の状態に解析しそして一以上の状態推移を規定する。その後FSMプロセス126は、複数の個々の状態の少なくとも一部分を用いて(各処方の)少なくとも一つの有限状態機械を規定(662)こともある。
続いて、これらの有限状態機械はユーザー26により選択されたルートビールフロートを生産するために制御ロジックサブシステム14により実行されることもある。処方に対応する状態機械を実行する場合、処理システム10は処理システム10に含まれる一以上のマニホルド(示さず)を使用しても良い。
種々の電気部品、機械部品、電子―機械部品、及びソフトウエアプロセスが飲料を供給する処理システム内で使用されると上で述べたが、他の構成が可能である以上、これは単に説明のために行ったものであり、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、上に述べた処理システムは他の消費製品(例えば、アイスクリーム及びアルコール飲料)を処理し/供給するために使用することも出来る。更に上に述べたシステムは食品工業以外の分野でも使用することができる。例えば、上に述べたシステムは、ビタミン、薬剤、医療用製品、洗浄製品、潤滑剤、塗料/染料製品、及び他の非消費用液体/半液体/顆粒状固体及び/又は流体の処理/供給のために用いても良い。
上で検討した様に、処理システム10の種々の電気部品、機械部品、電子―機械部品及びソフトウエアプロセスは一般に(及び特に、仮想マニホルドプロセス122、仮想機械プロセス124及びFSMプロセス126)は一以上の基質(また「成分」と呼ばれる)の製品をオンーデマンドで生成することが望まれる任意の機械で用いることができる。
種々の実施の態様において、製品はプロセッサにプログラムされている処方に従って生成される。上で検討した様に、処方は最新のものに更新され、新たなものが取り入れられ、そして許可を得て変更される。処方はユーザーにより要請され、又はスケジュールにしたがって準備されるようにプログラムしても良い。処方は任意の数の基質又は成分を含んでも良く、そして生産された製品は所望の濃度の任意の数の基質又は成分を含んでも良い。
使用される基質は任意の濃度の任意の流体、又は機械が製品を作っている間に又は機械が製品を作る前に、水で戻される任意の粉末又は他の固体であっても良い(すなわち、水で戻された粉末又は固体の「バッチ」が、更に製品を作るために特定の時間に計測される様に準備され、又は「バッチ」溶液を製品として供給するため)。種々の実施の態様において、2つ以上の基質が一つのマニホルドで混合され、そしてさらに他の基質と混合されるために他のマニホルドに計測して送られる。
この様に、種々の実施の態様において、オンデマンドで又は実際のデマンドがある前であって所望の時期に、第一のマニホルドの溶液が、処方にしたがって、第一の基質及び少なくとも一つの追加の基質をマニホルドに計量して送ることにより作られても良い。ある実施の態様においては、基質の一つは水で戻されても良い。すなわち、基質は粉末/固体であり、その特定の量が混合マニホルドに加えられる。液体基質がまた同じ混合マニホルドに加えられ、そして粉末基質が液体中で所望の濃度に水で戻されても良い。このマニホルドの内容物は、その後例えば、他のマニホルドに提供されても良く、又は供給されても良い。
ある実施の態様においては、本明細書に記載の方法は、処方/指示にしたがって、腹膜透析又は血液透析で使用するために、オンデマンド透析液を混合することとの関係で用いても良い。技術分野で知られている様に、透析液の組成物は、以下の一以上のものを含んでも良いがこれに限定されるものではない:重炭酸塩、ナトリウム、カルシウム、カリウム、塩素、デキストロース、乳酸塩。酢酸、酢酸塩、マグネシウム、グルコース及び塩酸。
透析液は廃棄される微粒子(例えば、尿素、クレアチン、並びにカリウム、リン等の様なイオン)及び血液からの水分を浸透作用により浸透液に引き込むために用いても良く、そして透析液は当業者に良く知られている。
例えば、浸透液は通常健康な血液中の自然な濃度に類似するカリウム及びカルシウムの様な種々のイオンを含む。ある場合は、透析液は重炭酸ナトリウムを含んでも良く、それは通常正常な血液中の濃度より幾らか高い濃度である。通常透析液は水源からの水(例えば、逆浸透水又はRO水)を一以上の以下の成分と混合して生成される:「酸」(これは酢酸、デキストロース、NaCl, CaCl, KCl, MgCl,等)、重炭酸ナトリウム(NaHCO3),及び/又は塩化ナトリウム(NaCl)。透析液の生成方法は、適当な濃度の塩、オスモル濃度、pH等を用いることを含み当業者に良く知られている。以下に詳細に検討する様に、透析液はリアルタイム、オンデマンドで生成する必要はない。透析液は透析と同時に又はその前に作ることができ、そして透析液保存容器などに保存することができる。
ある実施の態様においては、一以上の基質、例えば、重炭酸塩は粉末の形で保存しても良い。単に説明及び典型的な目的を示すために挙げるものであるが、粉末基質はこの実施例では「重炭酸塩」を示し、他の実施の態様においては、基質/成分は、重炭酸塩に加えて又はそれに替えて、機械内に粉末状で又は他の固体の形で保存しても良く、基質を水で戻すために、本明細書に記載のプロセスを用いても良い。重炭酸塩は、例えば、マニホルドにその内容物を開ける「単一用途」のコンテナーに保存しても良い。ある実施の態様においては、大量の重炭酸塩はコンテナーに保存しても良く、コンテナーのある特定の量の重炭酸塩を計測してマニホルドに入れても良い。ある実施の態様においては、大量の透析液を混合するために重炭酸塩の全量をマニホルドに完全に移しても良い。
第一のマニホルドの溶液は第二のマニホルドで更に一以上の別の基質/成分と混合しても良い。更に、ある実施の態様においては、一以上のセンサー(例えば、一以上の伝導率センサー)が設けられ、第一のマニホルドで混合された溶液が試験され、意図した濃度が達成されたかを確認しても良い。ある実施の態様においては、一以上のセンサーのデータは溶液中のエラーを訂正するために、フィードバック制御ループで使用しても良い。例えば、もしセンサーのデータが、重炭酸塩溶液の濃度が所望の濃度よりも高い又は低いことを示す場合、追加の重炭酸塩又はROをマニホルドに追加しても良い。
ある実施の態様におけるある処方では、これらの一以上の成分がまた水で戻された粉末/固体又は液体であるか否かに関わらず、一以上の成分が他のマニホルドで一以上の成分と混合される前に他のマニホルドで水で戻されても良い。
この様に、本明細書に記載のシステム及び方法は医療に使用される他の溶液を含み、透析液又の他の溶液の正確な、オンデマンド生産又は透析液を合成する手段を提供することもある。ある実施の態様においては、このシステムは2007年2月27日の優先日を持つ、2008年2月27日に出願された米国特許出願第12/072,908号に記載の様に、透析機械に組み入れても良い。これらの文献は参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。他の実施の態様においては、このシステムはオンデマンドで製品を混合することが望まれる場合、任意の機械に組み入れることができる。
水は透析液中で最大の容量を占め、そのために透析液の袋を輸送するための高いコスト、場所、時間が必要となる。上に述べた処理システム10は透析機械又は単独処理機械(例えば、患者の自宅の現場で)で透析液を準備しても良く、それにより大量の透析液の袋を輸送及び保存する必要がなくなる。上に述べたこの処理システム10は、ユーザー又は扶養者に所望の処方を加入させる能力を与え、そして上に述べたシステムは本明細書に記載のシステム及び方法を用いてオンデマンド及び現場(例えば、治療センター、薬局又は患者の家庭を含むが、これに限定されるものではない)で所望の処方を作り出す。したがって、その基質/成分が輸送/配送を必要とする唯一の成分であるので明細書に記載のシステム及び方法は輸送コストを低減させることができる。
上で議論した様に、処理システム10により生産可能なその種の製品の他の例には、酪農ベース製品(例えば、ミルクセーキ、フロート、モルト、フラッペ)、コーヒーベースの製品(例えば、コーヒー、カプチーノ、エスプレッソ)、ソーダベース製品(例えば、フロート、果実ジュース入りソーダ)、ティーベース製品(アイスティー、スイートティー、ホットティー)水ベースの製品(例えば、湧水、風味入り湧水、ビタミン入り湧水、高電解質飲料、高炭水化物飲料)、固体ベース製品(例えば、トレイルミックス、グラノーラベース製品、ミックスナッツ、シリアル製品、ミックス穀物製品)、医薬用製品(例えば、不溶解性薬剤、注射可能薬剤、摂取可能薬剤)、アルコールベース製品(例えば、ミックスドリンク、ワインスプリッツァー、ソーダベースアルコールドリンク、水ベースアルコールドリンク)、工業製品(例えば、溶媒、塗料、潤滑剤、染料)及び健康/美容補助製品(例えば、シャンプー、化粧品、石鹸、ヘアーコンディショナー、スキン手入れ用剤、局所軟膏)を含むがこれに限定されるものではない。
多くの実施の態様について説明されている。しかし、これらの種々の改変が可能であることは了解されるべきである。したがって、他の実施の態様は本特許請求の範囲の発明の範囲に含まれる。

Claims (47)

  1. 方法であって、前記方法は
    一以上のプロセスの少なくとも一部に関するデータを得るために処理装置で実行される複数部分の処方の第一の部分で起きる一以上のプロセスをモニターすること;
    前記データの少なくとも一部分を保存すること;及び
    データの少なくとも一部は複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスに利用することが可能であることを含む、前記方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、複数部分の処方の第一の部分は処理装置の第一のマニホルド内で実行され、第一のマニホルドは混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、前記方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、複数部分の処方の第二の部分は処理装置の第二のマニホルド内で実行され、第二のマニホルドは混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、前記方法。
  4. 得られたデータが、成分データ及び処理データよりなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  5. データの少なくとも一部を利用可能にすることには複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスにデータを送ることを含む、請求項1に記載の方法。
  6. データの少なくとも一部分を保存することには、続く診断目的のために非揮発性メモリーシステムにデータを保管することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. データの少なくとも一部を保存することには揮発性メモリーシステムにデータ一時的に書き込むことを含む、請求項1に記載の方法。
  8. モニターされた一以上のプロセスは処理装置の単一のマニホルド内で実行される、請求項1に記載の方法。
  9. モニターされた一以上のプロセスは、処理装置の単一のマニホルド内で実行される複数部分の手順の単一部分を表す、請求項1に記載の方法。
  10. その上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在するコンピュータプログラム製品であって、プロセッサにより実行される場合、前記指示はプロセッサに:
    一以上のプロセスの少なくとも一部分に関するデータを得るために、処理装置上で実行される複数部分の処方の第一の部分の間に起きる一以上のプロセスをモニターすること
    データの少なくとも一部分を保存すること、及び
    データの少なくとも一部分を複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスに利用可能にすること、
    を含む操作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
  11. 複数部分の処方の第一の部分は、処理装置の第一のマニホルド内で実行され、前記第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  12. 複数部分の処方の第二の部分は、処理装置の第二のマニホルド内で実行され、前記第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. 得られたデータは成分データ及び処理データよりなる群から選択される、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. データの少なくとも一部を利用可能にするための指示には複数部分の処方の第二の部分の間に起きる一以上のプロセスにデータを送る指示を含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. データの少なくとも一部分を保存する指示には、続く診断目的のために非揮発性メモリーシステムにデータを保管することを含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  16. データの少なくとも一部を保存する指示には揮発性メモリーシステムにデータ一時的に書き込むことの指示を含む、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  17. モニターされた一以上のプロセスは処理装置の単一のマニホルド内で実行される、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  18. モニターされた一以上のプロセスは、処理装置の単一のマニホルド内で実行される複数部分の手順の単一部分を表す、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. 方法であって、前記方法は、
    処理装置上で製品を生成する指示を受取ること、
    製品が複数組成製品であるかを決定するために指示を処理すること、
    もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方を決定し、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方を決定し、第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択され、及び
    第一及び第二の処方を実行する、ことを含む前記方法。
  20. 前記第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行される、請求項19に記載の方法。
  23. 前記第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
  24. その上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在するコンピュータプログラム製品であって、プロセッサにより実行される場合、前記指示はプロセッサに:
    処理装置上で製品を生成する指示を受けとること;
    製品が複数組成製品であるか否かを決定するために指示を処理すること;
    もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方を決定し、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方を決定し、第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択され;及び
    第一及び第二の処方が実行すること、
    を含む操作を実施させる前記コンピュータプログラム製品。
  25. 前記第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行される、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  26. 前記第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行される、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項27に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. プロセスコントローラであって、
    処理装置上で製品を生成する指示を受取り;
    製品が例複数組成製品であるかを決定するために前記指示を処理し;
    もし製品が複数組成製品である場合、複数組成製品の第一の組成を生産するために第一の処方を決定し、複数組成製品の少なくとも第二の組成を生産するために少なくとも第二の処方を決定し、第一及び第二の処方は複数の利用可能な処方から選択され;及び
    第一及び第二の処方を実行する、
    様に構成される前記プロセスコントローラ。
  30. 前記第一の処方は、処理装置の第一のマニホルド内で実行される、請求項29に記載のプロセスコントローラ。
  31. 前記第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項30に記載のプロセスコントローラ。
  32. 前記第二の処方は、処理装置の第二のマニホルド内で実行される、請求項29に記載のプロセスコントローラ。
  33. 前記第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項32に記載のプロセスコントローラ。
  34. 方法であって、
    処理装置上で生産される製品についての指示を受けとること;
    製品の処方を決定し、前記処方は複数の利用可能な処方から選択されること;
    前記処方を処理し、複数の個々の状態に解析し、そして一以上の状態推移を規定すること;及び
    少なくとも一つの有限状態機械を複数の個々の状態の少なくとも一部を用いる処方について規定すること、
    を含む、前記方法。
  35. 前記処方は、処理装置のマニホルド内で実行される、請求項34に記載の方法。
  36. 前記マニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項35に記載の方法。
  37. 前記複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態である、請求項34に記載の方法。
  38. その上に複数の指示が保存されるコンピュータ読取可能な媒体上に存在するコンピュータプログラム製品であって、プロセッサにより実行される場合、前記指示はプロセッサに:
    処理装置上で生成される製品の指示を受けとること;
    製品の処方を決定し、処方は複数の利用可能な処方から選択されること;
    処方を処理し複数の個々の状態に解析し、そして一以上の状態変移を規定すること;及び
    少なくとも一つの有限状態機械を複数の個々の状態の少なくとも一部を用いる処方について規定すること、
    を含む操作を実行させるコンピュータプログラム製品。
  39. 前記処方は、処理装置のマニホルド内で実行される、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記マニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項39に記載のコンピュータプログラム製品。
  41. 前記複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態である、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  42. 方法であって、前記方法は、
    処理装置上で生成される複数組成製品についての指示を受けとることを含み、前記複数組成製品は第一の製品組成及び少なくとも第二の製品組成を含み;
    第一の処方が第一の製品組成について決定され、第一の処方は複数の利用可能な処方から選択され;
    第二の処方が第二の製品組成について決定され、第二の処方は複数の利用可能な処方から選択され;
    第一及び第二の処方は処理され、複数の個々の状態に解析され、そして一以上の状態推移が規定され;
    第一の有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも第一の部分を用いる第一の処方について規定され;及び
    第二の有限状態機械が複数の個々の状態の少なくとも第二の部分を用いる第二の処方について規定される、
    ことを含む、前記方法。
  43. 前記第一の製品組成が処理装置の第一のマニホルド内で生産される、請求項42に記載の方法。
  44. 前記第一のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項43に記載の方法。
  45. 前記第二の製品組成は処理装置の第二のマニホルド内で生産される、請求項42に記載の方法。
  46. 前記第二のマニホルドは、混合マニホルド、ブレンドマニホルド、粉砕マニホルド、加熱マニホルド、冷却マニホルド、冷蔵マニホルド、浸潤マニホルド、ノズル、圧力マニホルド、真空マニホルド及び攪拌マニホルドよりなる群から選択される、請求項45に記載の方法。
  47. 前記複数の個々の状態の少なくとも一部分は連続する個々の状態である、請求項42に記載の方法。
JP2010524205A 2007-09-06 2008-09-05 処理システム及び方法 Active JP5677842B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US97049407P 2007-09-06 2007-09-06
US97049307P 2007-09-06 2007-09-06
US97049507P 2007-09-06 2007-09-06
US60/970,495 2007-09-06
US60/970,493 2007-09-06
US60/970,494 2007-09-06
US9239408P 2008-08-27 2008-08-27
US61/092,394 2008-08-27
PCT/US2008/075497 WO2009033101A1 (en) 2007-09-06 2008-09-05 Processing system and method

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000126A Division JP2015097110A (ja) 2007-09-06 2015-01-05 処理システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011501832A true JP2011501832A (ja) 2011-01-13
JP5677842B2 JP5677842B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=40429392

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010524205A Active JP5677842B2 (ja) 2007-09-06 2008-09-05 処理システム及び方法
JP2015000126A Pending JP2015097110A (ja) 2007-09-06 2015-01-05 処理システム及び方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000126A Pending JP2015097110A (ja) 2007-09-06 2015-01-05 処理システム及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (3) US9275193B2 (ja)
EP (1) EP2188753B1 (ja)
JP (2) JP5677842B2 (ja)
CN (2) CN101849237A (ja)
AU (2) AU2008296074B2 (ja)
BR (1) BRPI0817076A2 (ja)
MX (1) MX2010002671A (ja)
RU (2) RU2495473C2 (ja)
WO (1) WO2009033101A1 (ja)
ZA (1) ZA201002228B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016516643A (ja) * 2013-03-14 2016-06-09 デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ 製品注出システム

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0922229A2 (pt) * 2008-12-08 2015-08-11 Enodis Corp Sistema integrado de mistura de bebidas, método para produzir pelo menos uma bebida, e, sistema para misturas e bebidas refrigeradas.
CN103228189B (zh) * 2010-11-29 2016-12-21 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于制备饮料的方法和设备
US10114388B2 (en) 2013-09-04 2018-10-30 Rubicon Research Pty Ltd Method of demand management and control of fluid pipe networks
US20150278455A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-01 Elwha Llc Quantified-self machines and circuits reflexively related to big-data analytics systems and associated fabrication machines and circuits
US20150279173A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-01 Elwha LLC, a limited liability company of the State of Delaware Quantified-self machines and circuits reflexively related to big data analytics user interface systems, machines and circuits
US20150279177A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-01 Elwha LLC, a limited liability company of the State of Delaware Quantified-self machines and circuits reflexively related to fabricator, big-data analytics and user interfaces, and supply machines and circuits
US20150279175A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-01 Elwha Llc Quantified-self machines and circuits reflexively related to big data analytics user interface systems, machines and circuits
US10372100B2 (en) * 2016-08-29 2019-08-06 Ge Healthcare Bio-Sciences Corp. Manufacturing system for biopharmaceutical products
CN106774227A (zh) * 2017-03-09 2017-05-31 佛山市金银河智能装备股份有限公司 硅酮胶生产线故障诊断及处理系统
CN111788146B (zh) * 2018-01-05 2022-12-02 比利澳大利亚私人有限公司 可变碳酸化饮料分配系统
CN108983739B (zh) * 2018-09-26 2021-10-08 上海氦豚机器人科技有限公司 基于通讯式控制的现制现售食品多工序制作方法及应用、系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202561A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Fuji Electric Co Ltd 飲料供給システム
JP2002114296A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Sanyo Electric Co Ltd 飲料供給装置
JP2004217262A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Sanyo Electric Co Ltd 送出量の設定装置
US20060081653A1 (en) * 2004-10-01 2006-04-20 Boland Michael J Customised nutritional food and beverage dispensing system

Family Cites Families (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2982895A (en) * 1957-03-04 1961-05-02 Honeywell Regulator Co Liquid level sensor
US3738356A (en) * 1971-01-22 1973-06-12 Lowa State University Res Foun Intravenous pressure monitor
CH579899A5 (ja) * 1974-03-07 1976-09-30 Etat De Vaud Departement De L
US4315523A (en) * 1980-03-06 1982-02-16 American Flow Systems, Inc. Electronically controlled flow meter and flow control system
US4613325A (en) * 1982-07-19 1986-09-23 Abrams Lawrence M Flow rate sensing device
US4941353A (en) * 1988-03-01 1990-07-17 Nippondenso Co., Ltd. Gas rate gyro
US5350082A (en) * 1992-11-09 1994-09-27 Alex Kiriakides, Jr. Automatic soda fountain and method
US5757667A (en) * 1996-05-10 1998-05-26 Imi Wilshire Inc. Solid state pressure detector for beverage dispensers
US6799883B1 (en) * 1999-12-20 2004-10-05 Air Liquide America L.P. Method for continuously blending chemical solutions
US7223427B2 (en) * 1999-06-21 2007-05-29 Bunn-O-Matic Corporation Beverage maker interface
US6465263B1 (en) * 2000-01-04 2002-10-15 Advanced Micro Devices, Inc. Method and apparatus for implementing corrected species by monitoring specific state parameters
US20020004749A1 (en) * 2000-02-09 2002-01-10 Froseth Barrie R. Customized food selection, ordering and distribution system and method
US6364159B1 (en) 2000-05-01 2002-04-02 The Coca Cola Company Self-monitoring, intelligent fountain dispenser
US6689519B2 (en) * 2000-05-04 2004-02-10 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for lithography process control
US6685054B2 (en) * 2000-08-09 2004-02-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Apparatus and method for delivering liquids
US6789067B1 (en) * 2000-12-19 2004-09-07 Gateway, Inc. Multiple recipe merge with feedback
US6689410B2 (en) * 2001-01-25 2004-02-10 Flavor Burst Co. Product blender and dispenser
US7197561B1 (en) * 2001-03-28 2007-03-27 Shoregroup, Inc. Method and apparatus for maintaining the status of objects in computer networks using virtual state machines
US7160739B2 (en) * 2001-06-19 2007-01-09 Applied Materials, Inc. Feedback control of a chemical mechanical polishing device providing manipulation of removal rate profiles
US7101799B2 (en) * 2001-06-19 2006-09-05 Applied Materials, Inc. Feedforward and feedback control for conditioning of chemical mechanical polishing pad
TWI269235B (en) * 2002-01-09 2006-12-21 Mead Westvaco Corp Intelligent station using multiple RF antennae and inventory control system and method incorporating same
JP3845615B2 (ja) * 2002-03-12 2006-11-15 アドバンス電気工業株式会社 流量センサー
US7225047B2 (en) * 2002-03-19 2007-05-29 Applied Materials, Inc. Method, system and medium for controlling semiconductor wafer processes using critical dimension measurements
US6600882B1 (en) * 2002-05-30 2003-07-29 Lexmark International, Inc. Measuring toner level in a closed container
US7035696B1 (en) * 2002-07-03 2006-04-25 Ahsoon Technologies, Inc. Method and apparatus for poly gate CD control
JP2004093065A (ja) 2002-09-03 2004-03-25 Toto Ltd 石油給湯機
EP1413937A1 (en) * 2002-10-21 2004-04-28 ABB Schweiz AG Finite state machine display for operator guidance
US7333871B2 (en) * 2003-01-21 2008-02-19 Applied Materials, Inc. Automated design and execution of experiments with integrated model creation for semiconductor manufacturing tools
US6669053B1 (en) * 2003-04-05 2003-12-30 Brent Garson Beverage dispenser
US20040200498A1 (en) * 2003-04-08 2004-10-14 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for cleaning a substrate processing chamber
US6931984B2 (en) * 2003-06-26 2005-08-23 Food Equipment Technologies Company, Inc. Feature disablement controlled brewer
US7354332B2 (en) * 2003-08-04 2008-04-08 Applied Materials, Inc. Technique for process-qualifying a semiconductor manufacturing tool using metrology data
RU2275668C2 (ru) * 2003-08-08 2006-04-27 Открытое акционерное общество "Западно-Сибирский металлургический комбинат" (ОАО "ЗСМК") Автоматизированная система управления процессом приготовления шлакообразующих смесей
US7494028B2 (en) * 2003-10-15 2009-02-24 Zavida Coffee Company Inc. Fluid dispensing system suitable for dispensing liquid flavorings
US7617850B1 (en) * 2004-08-20 2009-11-17 Validfill Llc Beverage dispensing system
GB0328961D0 (en) * 2003-12-13 2004-01-14 Ncr Int Inc Vacuum picking system
US6999028B2 (en) * 2003-12-23 2006-02-14 3M Innovative Properties Company Ultra high frequency radio frequency identification tag
US7948381B2 (en) * 2004-04-30 2011-05-24 Binforma Group Limited Liability Company Reversibly deactivating a radio frequency identification data tag
CN1997947B (zh) 2004-08-02 2011-09-21 Tdk兰达株式会社 脉冲宽度调制功率放大器的强韧性数字控制器及其设计装置
US8615314B1 (en) * 2004-09-02 2013-12-24 Advanced Micro Devices, Inc. Process control using analysis of an upstream process
JP2006127137A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd カップ式自動販売機
US7340320B2 (en) * 2005-04-13 2008-03-04 Asm Japan K.K. Method of recipe control operation
US9821992B2 (en) * 2006-03-06 2017-11-21 The Coca-Cola Company Juice dispensing system
US7905373B2 (en) * 2006-03-06 2011-03-15 Deka Products Limited Partnership System and method for generating a drive signal
US20070224840A1 (en) * 2006-03-21 2007-09-27 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Method of Plasma Processing with In-Situ Monitoring and Process Parameter Tuning
US20070235319A1 (en) * 2006-04-07 2007-10-11 Tokyo Electron Limited Multi-processing using an ionized physical vapor deposition (ipvd) system
AU2007269050A1 (en) * 2006-07-06 2008-01-10 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Positive displacement pump system and method
US7701395B2 (en) * 2007-02-26 2010-04-20 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Increasing isolation between multiple antennas with a grounded meander line structure
AU2008347649B2 (en) 2008-01-15 2013-02-21 Imi Cornelius (Uk) Limited Quality control system for beverage dispenser
AU2009249061B2 (en) 2008-05-20 2015-01-22 Deka Products Limited Partnership RFID system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202561A (ja) * 2000-01-24 2001-07-27 Fuji Electric Co Ltd 飲料供給システム
JP2002114296A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Sanyo Electric Co Ltd 飲料供給装置
JP2004217262A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Sanyo Electric Co Ltd 送出量の設定装置
US20060081653A1 (en) * 2004-10-01 2006-04-20 Boland Michael J Customised nutritional food and beverage dispensing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016516643A (ja) * 2013-03-14 2016-06-09 デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ 製品注出システム
JP2020097445A (ja) * 2013-03-14 2020-06-25 デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ 製品注出システム

Also Published As

Publication number Publication date
ZA201002228B (en) 2011-10-26
US9275193B2 (en) 2016-03-01
EP2188753A4 (en) 2012-10-24
AU2014202822A1 (en) 2014-06-19
CN106991269A (zh) 2017-07-28
EP2188753A1 (en) 2010-05-26
RU2010113009A (ru) 2011-10-20
WO2009033101A1 (en) 2009-03-12
MX2010002671A (es) 2010-06-01
EP2188753B1 (en) 2018-11-07
RU2013138737A (ru) 2015-02-27
JP5677842B2 (ja) 2015-02-25
JP2015097110A (ja) 2015-05-21
US11373741B2 (en) 2022-06-28
BRPI0817076A2 (pt) 2015-03-24
US20160179080A1 (en) 2016-06-23
US20090069922A1 (en) 2009-03-12
US20220399094A1 (en) 2022-12-15
CN106991269B (zh) 2020-06-09
AU2008296074B2 (en) 2014-02-27
AU2008296074A1 (en) 2009-03-12
CN101849237A (zh) 2010-09-29
RU2495473C2 (ru) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5677842B2 (ja) 処理システム及び方法
JP6813603B2 (ja) 製品ディスペンサシステム
JP5439376B2 (ja) Rfidシステム及びその使用方法
JP5806268B2 (ja) 駆動信号を生成するシステムおよび方法
CN102387982B (zh) 产品配制系统
JP5690816B2 (ja) 製品分配システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130731

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130819

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130828

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130912

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140630

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140707

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140731

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140822

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140901

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5677842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250