JP2011501556A - 通信システムにおけるスリープモード動作制御方法 - Google Patents

通信システムにおけるスリープモード動作制御方法 Download PDF

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Abstract

通信システムにおける移動局(MS)のスリープモード動作制御方法は、上記移動局がスリープモードのリスニング間隔でアウェイク状態に遷移するステップと、上記アウェイク状態で第1の動作、第2の動作、及び第3の動作の中のいずれか1つの動作を実行するステップと、上記いずれか1つの動作を実行した後に、上記基地局(BS)に送信するデータと上記基地局から受信されるデータが存在しないことを検出すると、スリープ状態に遷移するステップとを具備する。上記第1の動作は、データを上記基地局から受信する過程であり、上記第2の動作は、データを上記基地局に送信する過程であり、上記第3の動作は、データを上記基地局から受信し、データを上記基地局に送信する過程である。

Description

本発明は、一般的に通信システムに関し、特に、通信システムにおけるスリープモード動作制御方法に関する。
一般的に、通信システムは、高速の大容量データ送受信が可能なサービスを移動局(MS)に提供するための形態で発展している。通信システムの代表的な例は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16e通信システムを含むことができる。IEEE802.16e通信システムは、MSと基地局(Base Station:以下、“BS”と称する。)間の通信を正常モード動作で常に保持する。
IEEE802.16e通信システムにおいて、MSは、データがBSから受信されるか否かを確認するためにダウンリンク(DL)を監視する。BSがMSに送信するデータがない場合にも、MSの電力消費が発生する。
一方、IEEE802.16e通信システムは、MSの移動性を考慮するシステムである。したがって、MSの電力消費は、MSの移動性に影響を及ぼす。MSの電力消費を最小化させるための方式は、MSがスリープモードで動作することができる方式を含む。図1は、通信システムにおけるスリープモードに対する動作を行う過程を示す図である。
図1を参照すると、MS100は、現在のアウェイクモードからスリープモードに遷移することを希望する場合に、ステップ101で、スリープモード遷移要請(MOBile_SLeeP−REQuest)(以下、“MOB_SLP−REQ”と称する。)メッセージをBS110に送信する。MOB_SLP−REQメッセージを受信したBS110は、BS110自身及びMS100の状況を考慮してMS100のスリープモードへのモード遷移を許可するか否かを決定し、ステップ103で、この決定された結果に従ってスリープモード遷移応答(MOLBile_SLeeP−ReSPonse)(以下、“MOB_SLP−RSP”と称する。)メッセージをMS100に送信する。ここで、MOB_SLP−RSPメッセージは、リスニング間隔(すなわち、リスニングウィンド)パラメータを含む。また、BS110がこのスリープモードのリスニング間隔でMS100に送信するデータがある場合に、BS110は、このリスニング間隔の間にMS100の識別子を含むトラフィック指示(MOLBile_TRaFfic−INDication)(以下、“MOB_TRF−IND”と称する。)メッセージをMS100に送信することができる。
MOB_SLP−RSPメッセージをBS110から受信したMS100は、MOB_SLP−RSPメッセージに従ってスリープモード動作を開始する。ここで、MS100は、MOB_SLP−RSPメッセージに含まれているリスニング間隔パラメータを考慮してスリープモードで動作する。MS100がスリープモードで動作する間にBS110に送信するデータがある場合に、MS100は、このスリープモードからアウェイクモードに即座に遷移する。
ステップ105で、BS110がMS100のリスニング間隔でMS100の識別子を含まないMOB_TRF−INDメッセージを送信する場合に、MS100は、受信したMOB_TRF−INDメッセージをデコーディングした後に、自身の識別子が含まれていないことを確認し、スリープモードでさらに動作する。
この後に、BS110がMS100に送信するデータがある場合に、BS110は、ステップ107で、MS100の識別子を含むMOB_TRF−INDメッセージを送信する。MS100は、MOB_TRF−INDメッセージをデコーディングした後に、自身の識別子が含まれていることを確認し、アウェイクモードに遷移し、BS110からデータを受信する。
MS100及びBS110のデータ送受信が終了した後に、MS100は、スリープモードにさらに遷移するために、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージをさらにやり取りする。
上述したように、MS100がスリープモードに遷移するためには、BS110とMOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージを送受信すべきである。このメッセージの送受信のために、MS100は、アップリンク(UL)及びダウンリンクのリソースを消費し、MS100の電力消費を引き起こす。MOB_SLP−REQメッセージを送信するためには、MS100は、帯域幅の割り当てを受けなければならず、このために、帯域幅要請(BW−REQ)メッセージをBS110に送信する。
一方、MOB_SLP−REQメッセージには、電力節約クラスタイプ(Power_Saving_Class_Type)フィールド及びトラフィックトリガ発生フラグ(Traffic_Triggered_Wakening_Flag:以下、“TTWF”と称する。)フィールドが含まれている。この電力節約クラスタイプフィールドは、下記のようなタイプで定義される。
1)Type1:MSは、リスニング間隔でデータ送受信が発生するか、又は肯定的な指示を含むMOB_TRF−INDメッセージを受信する際にアウェイクモードに遷移する。
2)Type2:固定されたスリープウィンド(すなわち、固定されたスリープ間隔)を有し、リスニング間隔でデータを送受信する。固定されたスリープウィンドの後に、MSは、次のリスニング間隔でデータを送受信する。
3)Type3:Type1及びType2は、MSがモード遷移要請メッセージを受信しない限りは、継続してスリープモードを保持するのに対し、Type3は、MSが1回のスリープモード動作の後にスリープモードを終了するクラスを意味する。
TTWFフィールドは、Type1だけに適用される。特に、TTWFは、データがリスニング間隔で発生しても、MSがスリープモードを保持することを希望する場合に使用される。すなわち、TTWF=0である場合に、MSは、リスニング間隔の間にデータを送受信し、リスニング間隔が終了される時点、すなわち、スリープウィンドが始まる時点でさらにスリープモードで動作する。
BSがこのリスニング間隔の間に対応する電力節約クラス用媒体アクセス制御(MAC)サービスデータユニット(SDU)の送信を希望する場合、MSが対応する電力節約クラス用接続に対してBW−REQメッセージを送信する場合、又はMSがMSの識別子を含んでいるMOB_TRF−INDメッセージをBSから受信する場合に、MSは、スリープモードを終了し、アウェイクモードに遷移する。また、MSは、MOB_SLP−REQメッセージとMOB_SLP−RSPメッセージとの交換(transaction)を介してこのスリープモードを終了することができる。
しかしながら、TTWF=1である場合に、MSがリスニング間隔の間にパケットデータユニット(PDU)をBSから受信するか、スリープモードの終了を意味するMOB_SLP−RSPメッセージを受信するか、又はダウンリンクスリープ制御拡張サブヘッダ(DL Sleep Control Extended Subheader)を受信すると、MSは、このスリープモードを終了し、このアウェイクモードに遷移する。また、MSは、データがMS自体で発生するか、又はMSがスリープモードの終了を示すMOB_SLP−REQメッセージ又はBW−REQメッセージ及びULスリープ制御ヘッダをBSに送信する場合にも、このスリープモードを終了し、このアウェイクモードに遷移する。言い換えれば、TTWF=1である場合に、MSは、トラフィックがリスニング間隔の間に発生するか又は管理メッセージが発生する場合に、アウェイクモードに遷移する。
上述したように、MSがこのスリープモードの保持を希望する場合に、このリスニング間隔が終了された後にスリープモードにさらに遷移しようとする時点が明確に提案されていない。また、TTWF値は、MSがBSと送受信するMOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージに初期に予め設定されている。しかしながら、ある場合には、このスリープモード動作を実行する間にTTWF値を変更しなければならず、TTWF値を変更するための動作が具体的に提案されていない。
したがって、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、通信システムにおけるスリープモード動作制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、通信システムにおけるリソース浪費を減少させるためのスリープモード動作制御方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、通信システムにおけるMSの電力消費を減少させるためのスリープモード動作制御方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の実施形態の一態様によれば、通信システムにおける移動局(MS)のスリープモード動作制御方法を提供する。上記移動局は、スリープモードのリスニング間隔でアウェイク状態に遷移するステップと、上記アウェイク状態で第1の動作、第2の動作、及び第3の動作の中のいずれか1つの動作を実行するステップと、上記いずれか1つの動作を実行した後に、上記基地局(BS)に送信するデータと上記基地局から受信されるデータとが存在しないことを検出すると、スリープ状態に遷移するステップとを具備し、上記第1の動作は、データを上記基地局から受信する過程であり、上記第2の動作は、データを上記基地局に送信する過程であり、上記第3の動作は、データを上記基地局から受信し、データを上記基地局に送信する過程であることを特徴とする。
本発明の実施形態の他の態様によれば、通信システムにおける基地局(BS)のスリープモード動作制御方法を提供する。上記基地局は、上記移動局が上記スリープモードでアウェイク状態に進入したことを認識するステップと、上記移動局(MS)が上記アウェイク状態に進入したことを認識した後に、第1の動作、第2の動作、及び第3の動作の中のいずれか1つの動作を行うステップと、上記いずれか1つの動作が行われた後に、上記移動局に送信するデータと上記移動局から受信されるデータとが存在しないことを検出すると、上記移動局がスリープ状態に遷移したことを認識するステップとを具備し、上記第1の動作は、データを上記移動局に送信する過程であり、上記第2の動作は、データを上記移動局から受信する過程であり、上記第3の動作は、データを上記移動局に送信し、データを上記移動局から受信する過程であることを特徴とする。
本発明の実施形態のさらに他の態様によれば、通信システムにおける移動局(MS)のスリープモード動作制御方法を提供する。上記移動局は、アウェイクモードからスリープモードに遷移するために可変リスニング間隔指示子を含む第1のメッセージを基地局(BS)に送信するステップと、上記移動局が上記スリープモードのスリープウィンドに滞在していたうちにリスニング間隔に到達する際にアウェイク状態に遷移するステップと、上記アウェイク状態で上記可変リスニング間隔指示子に従って、第1の動作、第2の動作、及び第3の動作の中のいずれか1つの動作を行うステップとを具備し、上記第1の動作は、データを上記基地局から受信する過程であり、上記第2の動作は、データを上記基地局に送信する過程であり、上記第3の動作は、データを上記基地局から受信し、データを上記基地局に送信する過程であることを特徴とする。
本発明の実施形態のさらなる他の態様によれば、通信システムにおける基地局(BS)のスリープモード動作制御方法を提供する。上記基地局は、可変リスニング間隔指示子を含む第1のメッセージを移動局(MS)から受信するステップと、上記受信された第1のメッセージに応じて上記可変リスニング間隔指示子を含む第2のメッセージを上記移動局に送信するステップと、上記移動局が上記スリープモードのスリープウィンドに滞在していたうちにリスニング間隔に到達する際にアウェイク状態に進入したことを認識した後に、上記可変リスニング間隔指示子に従って、第1の動作、第2の動作、及び第3の動作の中のいずれか1つの動作を行うステップとを具備し、上記第1の動作は、データを上記移動局に送信する過程であり、上記第2の動作は、データを上記移動局から受信する過程であり、上記第3の動作は、データを上記移動局に送信し、データを上記移動局から受信する過程であることを特徴とする。
本発明は、通信システムにおける電力消費減少を考慮したスリープモード動作制御方法を提案し、この制御方法は、本発明で提案するタイマーを動作させることによりMSとBS間のスリープモード動作を制御し、これにより、電力消費を低減させることができるという長所を有する。
通信システムにおけるスリープモードに対する動作を行う過程を示す図である。 本発明の実施形態による通信システムにおけるBSがデータを送信するための動作を示す図である。 本発明の実施形態による通信システムにおけるMSがデータを送信するための動作を示す図である。 本発明の実施形態による通信システムにおけるMSの動作を示す図である。 本発明の実施形態による通信システムにおけるBSの動作を示す図である。
以下、本発明の好適な一実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、明瞭性と簡潔性の観点から、本発明に関連した公知の機能や構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、ユーザ及びオペレータの意図又は慣例に従って変わっても良い。従って、これらの定義は、本発明の全体の内容に基づいて定義されなければならない。
本発明は、通信システムにおけるスリープモード動作を制御する方法を提案する。以下では、1つのMS及びBSに対してスリープモード動作を制御する方法について説明するが、複数のMSが存在する場合にも適用されることができる。
MSのスリープモードへの遷移は、MOB_SLP−REQ(MOBile_SLeeP−REQuest)メッセージ及びMOB_SLP−RSP(MOBile_SLeeP−ReSPonse)メッセージの送受信により決定される。このスリープモードは、スリープウィンド及びリスニング間隔を含み、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージを送受信する際に、MSは、このスリープモードに進入する時点、スリーププウィンドの長さ、及びリスニング間隔の長さを決定する。また、MSがMSとBS間のデータ送受信による電力を消費する待機状態をアウェイク状態として定義し、MSが電力消費減少のためにBSとデータを送受信しない状態をスリープ状態として定義する。このアウェイク状態及びこのスリープ状態は、すべてスリープモードの1つの状態に対応する。すなわち、このスリープモードは、リスニング間隔に対応するアウェイク状態とスリープウィンド(すなわち、リスニング間隔でない間隔)に対応するスリープ状態とに区分される。
MSとBS間のデータ送受信は、BSがMOB_TRF−INDメッセージをMSに送信した後にMSへのデータ送信を行うと仮定する。しかしながら、以下に本発明で提案する電力消費減少のためのデータ送信方法は、MOB_TRF−INDメッセージを送信せずデータの送受信を行う場合にも適用されることができる。
図2は、本発明の実施形態による通信システムにおけるBSとMS間のデータ送受信動作を示す図である。
図2を参照すると、MSは、スリープモードへの遷移のためにMOB_SLP−REQメッセージをBSに送信し、MOB_SLP−RSPメッセージをBSから受信することにより、このスリープモードに進入する時点、スリープウィンドの長さ、及びリスニング間隔の長さを決定する。以下では、MSとBS間のMOB_SLP−REQメッセージとMOB_SLP−RSPメッセージとの送受信を介してスリープウィンドの長さが8個のフレームとして決定され、リスニング間隔の長さが2個のフレームとして決定されると仮定する。また、フレームが#0から#Nまで列挙されると仮定する(201)。BSは、フレーム#0からフレーム#7まではMSがスリープモードのスリープウィンドにあることを認識する。フレーム#8で、BSは、MSに送信するデータが存在するため、MSの識別子を含むMOB_TRF−INDメッセージを送信する(203)。BSは、MOB_TRF−INDメッセージを送信した後に、データをMSに送信する(205)。あるいは、BSがMOB_TRF−INDメッセージをMSに送信した際に、MSは、MOB_TRF−INDメッセージを認識した後に、MSがBSに送信するデータがある場合には、データをBSに送信する(205)。
一方、MSがBSから受信されるデータがなく、MSもBSに送信するデータがない場合に、タイマーT1を駆動する。タイマーT1は、MSがBSに送信するデータはあるが、MSがBSから受信するデータがない場合にも適用されることができる。また、タイマーT1は、MSがBSに送信するデータはないが、MSがBSから受信されるデータがある場合にも適用されることができる。したがって、タイマーT1は、BSとMS間のデータ送受信が発生する場合に0にリセットされる。この後に、タイマーT1は、フレーム#12からカウントされ、フレームごとに1ずつ増加する。したがって、フレーム#15でタイマーT1は、4となる(207)。
図2において、タイマーT1のしきい値が4として決定されると仮定する。このような仮定の下で、MSは、フレーム#16でスリープモードに進入する。すなわち、タイマーT1の値がしきい値となる場合に、MSは、しきい値となった対応するフレーム(フレーム#15)の次のフレーム(フレーム#16)からスリープ状態で動作する。
図3は、本発明の実施形態による通信システムにおけるBSとMS間のデータ送受信動作を示す図である。
図3を参照すると、MSは、フレーム#8でアップリンク帯域幅要請メッセージ(UL−BW−REQ)をBSに送信する(303)。フレーム#8は、リスニング間隔に対応する。
この後に、MSとBSとは、データを送受信する(305)。MSとBSとは、フレーム#12からフレーム#15までデータを送受信しない。従って、タイマーT1は、フレーム#12からカウントされ、フレーム#15でタイマーT1の値は4となる(307)。ここで、タイマーT1のしきい値は、4として決定される。
タイマーT1のしきい値が4を超過する場合に、MSは、スリープモードに進入する。
図4は、本発明の実施形態による通信システムにおけるMSのスリープモード関連動作を行う過程を示す図である。
図4を参照すると、ステップ401で、スリープモードのスリープウィンドに滞在していたMSは、リスニング間隔に進入する。ステップ403で、MSは、MOB_TRF−INDメッセージをBSから受信し、MOB_TRF−INDメッセージをデコーディングする。ステップ405で、MSは、MS自身の識別子がMOB_TRF−INDメッセージに含まれているか否かを確認する。MSの識別子が含まれている場合には、MSは、ステップ409に進み、MSの識別子が含まれていない場合には、MSは、ステップ407に進む。MSの識別子が含まれている場合には、MSは、ステップ409に進み、データをBSから受信した後にステップ411に進む。しかしながら、MSの識別子が含まれていない場合には、MSは、ステップ407に進み、アップリンクバッファをチェックすることによりBSに送信するデータがあるか否かを確認する。MSは、送信するデータがある場合には、ステップ409に進む。ステップ409で、MSは、データをBSに送信した後にステップ411に進む。
ステップ411で、MSは、MSとBS間のデータ送受信が行われる際にタイマーT1を設定する。ステップ413で、MSは、次のフレームで送受信するデータがあるか否かをチェックした後に、ステップ415に進む。MSとBS間のデータ送受信が完了したためMSがBSに送信するデータがなく、BSから受信されるデータもない場合には、MSは、ステップ417でタイマーT1を1増加させる。ステップ419で、MSが設定したタイマーT1が予め設定されたしきい値に到達する場合に、MSは、ステップ421に進み、MSは、スリープモードに遷移する。しかしながら、ステップ415で、MSがBSに送信するデータがあり、BSから受信されるデータもある場合には、MSは、ステップ409及びその次のステップを繰り返し実行する。ステップ407で、MSがBSに送信するデータがない場合には、MSは、ステップ421に直ちに進み、スリープ状態に遷移する。
図5は、本発明の実施形態による通信システムにおけるBSのスリープモード関連動作を行う過程を示す図である。
図5を参照すると、ステップ501で、BSがMSに送信するデータがあるか否かを確認する。BSがMSに送信するデータがある場合に、BSは、ステップ503に進み、送信するデータがない場合にはステップ523に進む。ステップ503で、BSは、MSの識別子をMOB_TRF−INDメッセージに含ませる。ステップ505で、BSは、リスニング間隔を待機する。ステップ507で、BSは、MOB_TRF−INDメッセージをMSに送信する。ステップ509で、BSは、MSとデータを送受信する。ステップ511で、BSは、データをMSに送信すると同時にタイマーを0にリセットする。ステップ513で、BSは、BSとMS間のデータ送受信のために次のフレームで送受信するデータがあるか否かを確認する。ステップ515で、MSに送信するデータがない場合には、BSは、ステップ517に進み、前のステップで設定されたタイマーT1の値を1増加させる。ステップ519で、BSは、タイマーT1がしきい値に到達したか否かを確認する。タイマーT1がしきい値に到達した場合に、BSは、ステップ521に進み、MSがスリープ状態に遷移したことを認識する。
一方、ステップ523で、BSは、リスニング間隔を待機する。ステップ525で、BSは、このリスニング間隔でMSの識別子を含まないMOB_TRF−INDメッセージを送信する。ステップ527で、BSは、このリスニング間隔又は次のリスニング間隔でアップリンクトラフィックを待機する。ステップ529で、BSがMSからデータを受信しない場合に、BSは、ステップ531に進み、BSは、送受信するデータがあるか否かを確認するために次のフレームをチェックした後に、ステップ533に進む。このリスニング間隔が終了された場合に、BSは、ステップ521に進み、MSがこのスリープ状態に遷移したことを認識する。ステップ533で、このリスニング間隔が終了されなかった場合に、BSは、ステップ529に進み、MSからのアップリンクトラフィックを待機する。
ステップ529で、データがMSからBSで受信される場合に、BSは、ステップ511に進む。以下では、タイマーT1とは異なるタイマーT2及びタイマーT3を使用するスリープモード動作を制御する方法について説明する。
BSは、リスニング間隔でMOB_TRF−INDメッセージをMSに送信した後にデータをMSに送信する。この際に、BSは、タイマーT2及びタイマーT3を0に初期化する。タイマーT2は、MSがBSから受信するデータがないか、又はBSがMSに送信するデータがないことを判定するのに使用されるタイマーである。タイマーT3は、MSがBSに送信するデータがないか、又はBSがMSから受信するデータがないことを判定するのに使用されるタイマーである。
タイマーT2及びタイマーT3は、BSとMS間のデータ送受信の間に0にリセットされる。MSがBSから受信するデータが4個のフレームの間に存在しないか、又はBSがMSに送信するデータが4個のフレームの間に存在しない場合に、タイマーT2は、0から増加して予め定められたしきい値である4まで増加する。同様に、MSがBSに送信するデータが4個のフレームの間に存在しないか、又はBSがMSから受信するデータが4個のフレームの間に存在しない場合に、タイマーT3は、0から増加して予め定められたしきい値である4まで増加する。MSは、タイマーT2及びタイマーT3のすべてがしきい値である4となったにもかかわらず、データ送受信が行われない場合にスリープモードに遷移する。
次いで、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明したスリープモード方式をMOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージの各々に含まれているTraffic_Triggered_Wakening_Flag(以下、“TTWF”と称する。)フィールドの値が‘0’である電力節約クラスタイプ(Power_Saving_Class_Type)1に適用する方法について説明する。
TTWFは、データがリスニング間隔で発生しても、MSがスリープ状態の保持を希望する場合に使用される。すなわち、第2の実施形態では、リスニング間隔が固定され、スリープウィンド及びリスニング間隔を反復しつつこのリスニング間隔の間にデータ送受信を実行することができ、第1の実施形態で説明したように、リスニング間隔が可変する際に、すなわち、データ送受信が発生する間に、このリスニング間隔を維持する動作を実行することができる。ここで、上述した2種類の動作を‘新たなスリープモード動作’と称する。
次のパラメータは、BSとMS間のスリープモード動作の制御のために新たに定義される。このパラメータは、MSがBSとのネットワーク進入の間に送受信する登録要請(REGistration-REQuest:以下、“REG−REQ”と称する。)メッセージ及び登録応答(REGistration-RSPonse:以下、“REG−RSP”と称する。)メッセージに、タイプ/長さ/値(Type/Length/Value:以下、“TLV”と称する。)エンコーディングの形態で付加される。この付加されたTLVエンコーディングは、下記の<表1>のように定義されることができる。
Figure 2011501556
REG−REQメッセージ及びREG−RSPメッセージが送受信される間にこの付加されたTLVエンコーディングが省略される場合には、初期(default)値が‘0’として見なされる。また、TLVエンコーディングフィールドの可変リスニング間隔指示子(Variable Listening Interval Indicator:以下、“VLII”と称する。)が‘0x00’として設定された後に送信される場合には、新たなスリープモード動作が実行されることができないことを意味する。下記では、VLIIの詳細な説明について説明する。
より詳細に説明すると、この新たなスリープモード動作をサポートすることができるBSは、MSがこの新たなスリープモード動作を実行することができるか否かを確認する。MSがこの新たなスリープモード動作を実行することができない場合に、BSは、TLVエンコーディングを含まないREG−RSPメッセージを送信するか、又は後でMOB_SLP−RSPメッセージの送信の際に、VLIIパラメータを‘0x00’として設定する。
一方、MSがこの新たなスリープモード動作を実行することができ、BSがこの新たなスリープモード動作を実行することができない場合に、MSは、TLVエンコーディングを含まないREG−REQメッセージを送信するか、又は後でMOB_SLP−RSPメッセージの送信の際に、VLIIパラメータを‘0x00’として設定する。
ここで、TLVエンコーディングは、REG−REQメッセージ又はREG−RSPメッセージの他にもう1つのメッセージ、例えば、加入者端末機基本容量要求(Subscriber Station Basic Capability Request:以下、“SBC-REQ'と称する。)メッセージ又は加入者端末機基本容量応答(Subscriber Station Basic Capability Response:以下、“SBC-RSP”と称する。)メッセージを用いて送受信されることができる。
一方、TTWF=0を有するPower_Saving_Class_Type1の新たなスリープモード動作のために、下記のようなメッセージが、本発明で提案されなければならない。
(1) MOB_SLP−REQメッセージ
本発明で新たに提案するMOB_SLP−REQメッセージは、MSが現在のアウェイク状態からスリープ状態に遷移することを希望する際にBSに送信するメッセージである。MOB_SLP−REQメッセージのフォーマットは、下記の<表2>に示す。
Figure 2011501556
上述した<表2>に示すように、MOB_SLP−REQメッセージは、従来のMOB_SLP−REQメッセージとは異なり、VLIIフィールドを含む。このVLIIフィールドは、次の2つの意味を有する。
*VLII=0:固定された長さのリスニング間隔の間にMSとBSとがデータ送受信を行う。このリスニング間隔が終了されると、MSは、次のリスニング間隔の前までスリープ状態を維持する。
*VLII=1:可変リスニング間隔の間にMSとBSとがデータ送受信を行う。すなわち、MSとBSとは、このリスニング間隔でデータを送受信し、継続して送受信するデータが存在する場合に、このリスニング間隔が長くなる。このデータ送受信が完了した後に、データ送受信が所定の時間の間に実行されない場合に、MSは、次のリスニング間隔の前までスリープ状態を維持する。
(2)MOB_SLP−RSPメッセージ
本発明で新たに提案するMOB_SLP−RSPメッセージは、BSがBS自身及びMSの状況を考慮してMSのスリープモードへの遷移を許可するか否かを示す情報を含むメッセージをMSに送信するか、又は非要求指示(unsolicited instruction)を定義してMSに送信するメッセージである。MOB_SLP−RSPメッセージは、MSがスリープモードで動作するために必要とするパラメータ、すなわち、情報エレメント(IE)を含み、MOB_SLP−RSPメッセージのフォーマットは、下記の<表3>に示す。
Figure 2011501556
上述した<表3>に示すように、MOB_SLP−RSPメッセージは、<表2>と同様にVLIIフィールドを含む。
このVLIIフィールドの値は、BSがこの新たなスリープモードをサポートすることができるか否かに従って決定される。BSがこの新たなスリープモードをサポートすることができない場合に、VLIIフィールドは、送信の間に常に‘0’に設定される。
また、BSがこの新たなスリープモードをサポートすることができるが、TTWFが‘1’に設定される場合に、このVLIIフィールドの値は、‘0'として決定される。さらに、MSがネットワーク進入の間にこの新たなスリープモードを実行することができないと判定される場合にも、このVLIIフィールドの値は、‘0'として決定される。同様に、MSがネットワーク進入の間に‘Support of new sleep mode with variable listening Interval’TLVエンコーディング方法により新たなスリープモードをサポートすることができないことを認識した場合にも、このVLIIフィールドの値は、‘0’として決定される。
次いで、MSがアウェイク状態に遷移するために提案したタイマーについて説明する。
MS及びBSは、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージを送受信することによりVLII=1に設定されていることを確認し、BS及びMSのすべてが新たなスリープモードで動作することができることを認識したと仮定する。この際に、MS及びBSは、下記のようなタイマーを駆動することによりこの新たなスリープモードで提案した可変リスニング間隔の終了時点及びスリープ状態への遷移時点を認識する。
(1)新たなスリープモードのためのMSのタイマー(Timer_in_MS_for_NEW_SLM):このタイマーは、MSが管理するタイマーである。このタイマーは、MSとBSとが送受信したMOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージにより取得されたリスニング間隔が終了された次のフレームから開始され、MSが対応するフレームでBSからデータを受信する度にリセットされる。MSがMOB_TRF−INDメッセージを受信した場合に、MSは、MSの識別子がMOB_TRF−INDメッセージに含まれていない場合にスリープ状態に遷移する。このタイマーが満了すると、MSは、このリスニング間隔でスリープ状態に遷移し、次のリスニング間隔が開始されるまでこのスリープ状態を維持する。
(2)新たなスリープモードのためのBSのタイマー(Timer_in_BS_for_New_SLM):このタイマーは、BSが管理するタイマーである。このタイマーは、フレームごとにカウントされ、対応するフレームでMSからデータを受信する度にリセットされる。このタイマーが満了し、BSがMSに送信するデータが存在しない場合に、BSは、MSがスリープ状態に遷移したことを認識し、データが発生しても、MSが次のリスニング間隔で目覚めるまでこの発生したデータを送信しない。
ここで、このタイマーの単位は、時間又はフレームの個数となることができる。このタイマーの単位がフレームの個数であり、最大満了時点が5個のフレームであると仮定する場合に、このタイマーは、この5個のフレームの間隔の間に、MSがBSに送信するデータが存在しない際に満了する。
一方、TTWF=0であり、VLII=1である場合に、この電力節約クラスが終了されるために、すなわち、MSがこのスリープモードを外れるためには、MOB_SLP−REQ及びMOB_SLP−RSPメッセージの送受信、帯域幅及びアップリンクスリープコントロールヘッダ、及びダウンリンクスリープコントロール拡張サブヘッダの非活性化が使用される。
また、MSは、タイマーが満了するか、又は送受信するデータが存在しない場合にスリープ状態に遷移する。しかしながら、このタイマーが満了する前にMSがスリープ状態に遷移することを希望する場合、又はBSがMSをスリープ状態に遷移させようとする場合に、MSは、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージを送受信することによりスリープ状態に遷移することができる。
BSもこの管理メッセージを用いてMSがスリープ状態に遷移するようにすることができる。この場合に、BSがこの管理メッセージを非要求指示で設定して送信することを意味する。
上述した第2の実施形態での例外状況について説明する。
1.スリープウィンドでBSがMSからBW_REQメッセージを受信する
下記の説明において、MSがスリープモードのスリープ状態に滞在していると仮定する。すなわち、BSは、MSがスリープ状態に滞在するためデータを送受信することができないことを認識する。しかしながら、MSが例えば、緊急な状況の発生によりデータをBSに送信しなければならない状況が発生したか、又はMSがリスニング間隔の開始時点から送信するデータが発生したが、MSがCDMAコードレンジングの後にULバーストグラントをBSから受信するまでの時間が、このリスニング間隔より長い場合が発生したと仮定する。従って、MSは、MS自身がスリープ状態に滞在しているとしても、BW−REQメッセージをBSに送信することができる。
BSは、MSのデータ送信を許可するか否かを決定する。BSがMSのデータ送信を許可する場合に、BSは、Timer_in_BS_for_NEW_SLMを駆動する。すなわち、BSは、Timer_in_BS_for_NEW_SLMの駆動直後にMSから受信されるデータを待機する。
同様に、BSがMSのデータ送信を許可した場合、すなわち、MSがULバーストグラントをBSから受信した場合に、MSは、このULバーストを介してデータをBSに送信し、Timer_in_MS_for_NEW_SLMの駆動直後にBSから受信されるデータを待機する。
MSがスリープ状態に滞在する場合に、MSは、MSの判断により、BW−REQメッセージを即座に送信するか又は次のリスニング間隔で送信することができる。
2.MSが基本MAP(DL−MAP/UL−MAP)を受信することができない
MSは、リスニング間隔でTimer_in_MS_for_NEW_SLMを駆動した後にBSから受信されるデータを待機する。すなわち、BSは、基本MAP(DL−MAP/UL−MAP)をMSに送信した後にデータを送信する。
一方、このリスニング間隔が終了される時点でBSとMS間で送受信されるデータが存在すると、MSは、このリスニング間隔を延長し、BSとデータを送受信することができる。しかしながら、ある場合には、MSは、この延長されたリスニング間隔中にBSが送信した基本MAPを受信することができない場合が発生し得る。この場合に、MSは、BSがデータをMSに送信したか否かを判定することができない。従って、MSは、BSが送信するデータを有していないと判定し、このスリープ状態に遷移する。
しかしながら、この場合に、MSは、このスリープ状態に遷移する前に一時的にTimer_in_MS_for_NEW_SLMをリセットすることにより、MSがリスニング間隔に滞在する間隔を延長する。この際に、MSは、基本マップの中でDL−MAPだけをBSから受信することができない場合のみにTimer_in_MS_for_NEW_SLMをリセットすることにより、MSがリスニング間隔に滞在する間隔を延長することもある。
3.MSがSUB−DL−UL−MAPを受信することができない
BSは、基本MAPでなく、Compressed MAPを使用して最大3個のSUB−DL−UL−MAPをMSに送信することができる。すなわち、BSは、この3個のSUB−DL−UL−MAPに異なる変調及び符号化方式(MCS)レベルを適用してMSに送信することができる。この際に、MSは、チャネル状態に従ってこの最大3個のSUB−DL−UL−MAPの中のいずれか1つ又はすべてをデコーディングすることができる。MSがリスニング間隔中に、BSが送信したすべてのSUB−DL−UL−MAPを受信することができないか又はデコーディングすることができない場合に、MSは、Timer_in_MS_for_NEW_SLMをリセットすることにより、リスニング間隔に滞在する間隔を延長することができる。
言い換えれば、MSがCompressed−MAPをデコーディングすることができない場合には、SUB−DL−UL−MAPもデコーディングすることができない。したがって、MSは、BSが送信したCompressed−MAPをデコーディングすることができない場合にも、Timer_in_MS_for_NEW_SLMをリセットすることにより、リスニング間隔に滞在する間隔を延長することができる。
4.BSが送信したデータに対する応答メッセージがMSから受信されない
例えば、BSは、自動反復要求(ARQ)方式を適用した通信システムにおいてデータをMSに送信し、Timer_in_BS_for_NEW_SLMを駆動することによりMSからのフィードバックメッセージを待機することができる。MSは、BSが送信したデータが正常に受信されたか又は異常に受信されたかを判定し、この判定の結果に従ってACK又はNACKメッセージをBSに送信することができる。しかしながら、ある場合には、MSは、MSの不良なチャネル状態又は電力不足によりACK又はNACKメッセージをBSに送信することができない場合が発生し得る。このような場合に、BSが駆動したTimer_in_BS_for_NEW_SLMは満了する。
また、BSがMSに送信するもう1つのデータが発生しても、MSからACK又はNACKメッセージの受信がないので、BSは、MSへのデータ送信を中止し、次のリスニング間隔でデータ送信を再開することができる。
一方、BSがチャネル品質指示チャネル(CQICH)をMSに割り当てた場合に、CQICHに関する情報が予め設定された個数だけBSに送信されなくても、BSは、MSへのデータ送信を中止することができる。
また、BSがULリソースをMSに割り当てたにもかかわらずMSがULデータを送信しない場合に、BSは、MSが異常状態にあると見なす。したがって、BSが現在のリスニング間隔でMSに送信するデータを有するとしても、BSは、次のリスニング間隔でこのデータ送信を実行する。
下記で説明する第3の実施形態において、VLIIは、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージにTLVエンコーディング形態で含まれる。
ここで、TLVエンコーディングは、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージ内のTLVエンコーディングされた情報IEに下記の<表4>の形態で定義されることができる。
Figure 2011501556
<表4>に示すように、電力節約クラス識別子がこのTLVエンコーディングされた情報IEに含まれ、このTLVエンコーディングは、この電力節約クラス識別子に対するVLIIが存在するか否かを示す。
次いで、第4の実施形態について説明する。下記で説明する第4の実施形態において、BS及びMSは、第2の実施形態と同一の動作を行う。しかしながら、第2の実施形態で提案したタイマーの動作は異なる。
MSが新たなスリープモードを実行する場合に、<表5>に示したTLVエンコーディングは、第2の実施形態で提案した‘Support of new sleep mode with variable listening Interval’TLVエンコーディングとともにREG−REQメッセージに含まれることができる。
Figure 2011501556
‘Support of new sleep mode with variable listening Interval’TLVエンコーディングだけがREG−REQメッセージに含まれ、<表5>のTLVエンコーディングがこのメッセージに含まれない場合に、初期(default)値を要請するものと見なされる。
従って、BSは、MSが送信したREG−REQメッセージをチェックし、REG−REQメッセージに対応するREG−RSPメッセージに、<表6>に示す‘Support of new sleep mode with variable listening Interval’TLVエンコーディング及びTLVエンコーディングを含んで送信する。
Figure 2011501556
<表6>に示すように、Timer_in_MS_for_NEW_SLMの値について、BSは、MSがMOB_SLP−REQメッセージに要請した値を含むことができ、BSがサポートする許容範囲内でMSが要請した値とは異なる値を含むことができる。この際に、Timer_in_MS_for_NEW_SLMの値は、BSが管理しているTimer_in_BS_for_NEW_SLMの値より大きい値に設定して送信する。
一方、BSがREG−RSPメッセージをMSに送信する場合に、Timer_in_MS_for_NEW_SLMエンコーディングを含まず、‘Support of new sleep mode with variable listening Interval’TLVエンコーディングだけを含むことができる。この際に、MSは、REG−RSPメッセージをデコーディングした後に、Timer_in_MS_for_NEW_SLMエンコーディングが含まれていないことを認識し、このタイマー値が予め定められた値で駆動されると見なさなければならない。
また、第4の実施形態で提案したタイマーは、電力節約クラス別に相異なるように設定されることができる。すなわち、この電力節約クラスに属しているデータパターン、すなわち、接続別に異なるタイマー値を設定することができる。このような設定を提案したTLVエンコーディングは、下記の<表7>のように定義されることができる。
Figure 2011501556
<表7>に示すように、このTLVエンコーディングは、MS及びBSがこの新たなスリープモードを実行するか又はサポートすることができ、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_SLP−RSPメッセージでTTWFが‘0’に設定された電力節約クラスのみに対して含まれる。この際に、MSは、Timer_in_MS_for_NEW_SLMを要請してもよい。
また、第2の実施形態において、VLIIは、MOB_SLP−REQメッセージ及びMOB_LSP−RSPメッセージ内に、TLVエンコーディング形態とは異なるパラメータ形態で含まれることができる。この際に、タイマーは、下記の<表8>に示すTLV形態で定義されて送信されることができる。すなわち、このVLIIがパラメータ形態で送信される場合に、このタイマーは、次のTLV形態で送信される。
Figure 2011501556
この際に、TTWFは‘0’に設定され、VLIIは、‘1’に設定された電力節約クラスに対して上述した<表8>に示すTLVを含めて、MSが管理するタイマーの値に関する情報を提供することもできる。
一方、本発明において、MSは、BSと予め交渉されたリスニング間隔で目覚めることができる。しかしながら、複数のフレームを含むスーパーフレーム構成において、この予め交渉されたリスニング間隔が1番目のフレームに含まれていない場合に、MSは、この予め交渉されたリスニング間隔だけでなく1番目のフレームでも目覚めることができる。
同様に、本発明によるスーパーフレーム構成を使用する通信システムにおいて、MSがスリープ状態に遷移する基本単位及びリスニング間隔に対応する基本単位は、スーパーフレーム単位となる。すなわち、MSがスリープ状態に遷移するフレームは、スーパーフレームの1番目のフレームとなり、MSがリスニング間隔で目覚めるフレームもスーパーフレームの1番目のフレームとなる。MSがこのスーパーフレームの1番目のフレームでスリープ状態に遷移しなくても、リスニング間隔で目覚める時点は、このスーパーフレームの1番目のフレームとならなければならない。
後述する実施形態は、MS及びBSが同時にスリープモードを要請する場合に発生し得る問題点を解消するために提案される。すなわち、MSがBSの非要求方式で送信されたMOB_SLP−REQメッセージを識別するために、BSは、上述した<表2>に示したパラメータの他にも、次のようなパラメータをMOB_SLP−RSPメッセージに付加する。
非要求指示
この非要求指示パラメータは、BSがMOB_SLP−RSPメッセージを非要求方式でMSに送信する際に‘1’に設定される。
もう1つの実施形態として、<表2>で説明したスリープ承認(Sleep_Approved)の代わりに、次のパラメータがMOB_SLP−RSPメッセージに含まれる。
応答コード
この応答コードパラメータは、MOB_SLP−RSPメッセージがMSからの要請に対するある応答であるか、又は非要求方式で送信されるかを示す。言い換えれば、この応答コードの値が‘0’である場合に、BSが非要求方式でMOB_SLP−RSPメッセージをMSに送信することを意味する。この値が‘1’である場合に、MSが送信したMOB_SLP−REQメッセージに対する承認を示す。この値が‘2'である場合に、MSが送信したMOB_SLP−REQメッセージに対する拒絶を示す。
MOB_SLP−RSPメッセージが非要求方式で送信されることを示すためには、上述したパラメータの他に他のタイプの非要求指示パラメータが使用されることができる。この非要求指示パラメータによりMS及びBSがスリープモードを同時に要請することが認識される場合に、次の2つの動作の中の1つは、システム設定、システム設計者の選択、標準の定義、又は他の基準に従って実行されることができる。
1番目に、MSの要請を最優先する場合に、BSは、自身が送信した非要求方式のMOB_SLP−RSPメッセージを無視し、MSからのMOB_SLP−REQメッセージに応答する。また、MSは、非要求方式のMOB_SLP−RSPメッセージを無視し、自身のMOB_SLP−REQメッセージに応じたBSによる適切なMOB_SLP−RSPメッセージの再送信を待機する。
次いで、BSの要請を最優先する場合に、BSは、MS自身が送信したMOB_SLP−REQメッセージを放棄し、BSからのMOB_SLP−RSPメッセージに応じてスリープモード動作を行うと見なす。MSは、BSが送信した非要求方式のMOB_SLP−RSPメッセージのパラメータに従って動作する。
次の変形された実施形態において、可変リスニング間隔を終了するための条件は、BSとMS間で個別に定義される。すなわち、リスニング間隔を延長するためのタイマーの駆動条件は、次の通りである。
Timer_in_MS_for_New_SLMの駆動条件
上述した第2の実施形態において、MSがリスニング間隔の間にDLデータをBSから受信するか、又はMOB_TRF−INDメッセージを介して肯定的な指示を受信する場合に、MSは、リスニング間隔が終了される時点でこのタイマーを駆動する。他方、次の実施形態において、MSは、リスニング間隔の間にDLデータをBSから受信するか、又はMOB_TRF−INDメッセージを介して肯定的な指示を受信する場合に、このタイマーを即座に駆動する。
本実施形態は、このタイマーがリセットされる条件で第2の実施形態と同一である。追加で、このタイマーは、ARQ ACK又はHARQ ACKがULトラフィックに対して受信された場合にもリセットされる。NACK基盤ARQ方式が使用される場合には、ARQ ACKでないARQ NACKは、このタイマーをリセットするために使用され、NACK基盤HARQ方式が使用される場合に、HARQ NACKは、このタイマーをリセットするために使用される。その結果、BSが正常に動作していることをMSが認識することができる場合に、このリスニング間隔は延長される。
Timer_in_BS_for_New_SLMの駆動条件
上述した第2の実施形態において、BSがリスニング間隔の間にULデータをMSから受信する場合に、BSは、リスニング間隔が終了される時点でタイマーを駆動する。他方、次の実施形態において、BSは、リスニング間隔の間にULデータをMSから受信する場合に、このタイマーを即座に駆動する。
本実施形態は、このタイマーがリセットされる条件において第2の実施形態と同一である。追加で、このタイマーは、ARQ ACK又はHARQ ACKがDLトラフィックに対して受信された場合にもリセットされる。NACK基盤ARQ方式が使用される場合に、ARQ ACKでないARQ NACKは、このタイマーをリセットするために使用され、NACK基盤HARQ方式が使用される場合に、HARQ NACKは、このタイマーをリセットするために使用される。その結果、MSが正常に動作していることをBSが認識することができる場合に、このリスニング間隔は延長される。
後述する変形された実施形態では、リスニング間隔を延長するためのタイマーに対してスリープ状態に遷移する条件を次の通りに定義する。
Timer_in_MS_for_New_SLMによるスリープ状態への遷移条件
上述した第2の実施形態において、Timer_in_MS_for_New_SLMタイマーが満了する際に、MSは、BSに送信するデータがなければスリープ状態に遷移する。しかしながら、この場合に、ULトラフィックがMSに継続して存在する場合に、MSは、常に目覚めているため、MSのバッテリー消費を増加させる。したがって、後述する実施形態において、このタイマーが満了し、HARQ再送信試み回数又はARQ再送信試み回数が使い尽くされる(exhaust)場合に、MSは、スリープ状態に遷移する。したがって、MSが送信するULトラフィックが存在するか否かは、MSのスリープ状態への遷移に影響を及ぼさない。すなわち、再送信試み回数が使い尽くされると、MSがACKをBSから正常に受信することができず、DLトラフィックが存在しないと判定し、MSは、スリープ状態に遷移する。ここで、再送信回数が予め定められた最大制限に到達すると、MSは、再送信試み回数が使い尽くされたと判定する。
Timer_in_BS_for_New_SLMによるスリープ状態への遷移条件
一方、Timer_in_BS_for_New_SLMタイマーが満了する場合に、BSは、HARQ又はARQ再送信試み回数が使い尽くされるまで待機する。この後に、HARQ再送信試み回数又はARQ再送信試み回数が使い尽くされると、BSは、MSがスリープ状態に遷移したものと見なす。同様に、BSがMSに送信するDLトラフィックが存在するか否かは、MSがスリープ状態に遷移するものと見なされる条件に影響を及ぼさない。
他の変形された実施形態では、リスニング間隔の延長のためのタイマーの駆動条件を次のように定義する。
MSは、リスニング間隔の間にDLデータをBSから受信するか、又はULデータに対するACK(HARQ ACK又はARQ ACK)を受信した場合に、Timer_in_MS_for_New_SLMタイマーを即座に駆動する。BSは、リスニング間隔の間にULデータをMSから受信するか、又はDLデータに対するACKを受信する場合に、Timer_in_BS_for_New_SLMタイマーを即座に駆動する。
もう1つの変形された実施形態では、リスニング間隔の延長のためのタイマーの駆動条件を次のように定義する。
MSは、リスニング間隔の間にDLデータをBSから受信するか、又はULトラフィックに対するACK(HARQ ACK又はARQ ACK)を受信した場合、又はBW−REQをBSに送信した後に許可(Grant)としてULバーストの割り当てを受けた場合に、Timer_in_MS_for_New_SLMタイマーを即座に駆動する。BSは、リスニング間隔の間にULデータをMSから受信するか、又はDLトラフィックに対するACK(HARQ ACK又はARQ ACK)を受信した場合に、又はBW−REQをMSから受信すると、許可としてULバーストを割り当てた場合に、Timer_in_BS_for_New_SLMタイマーを即座に駆動する。
もう1つの変形された実施形態として、リスニング間隔の延長のためのタイマーに対して上述した駆動条件に加えて、MSは、MOB_TRF−INDメッセージを介して肯定的な指示をBSから受信した場合を考慮する。すなわち、MSは、MOB_TRF−INDメッセージを介して肯定的な指示をBSから受信した場合に、Timer_in_MS_for_New_SLMタイマーを即座に駆動する。
変形された実施形態において、BSは、リスニング間隔の間にMOB_TRF−INDメッセージの送信を予想したMSに送信するDLトラフィックがないために、MOB_TRF−INDメッセージを送信しない場合には、これをMSに通知するために次のフィールドをDL−MAPメッセージに含ませる。
Transmission_of_MOB_TRF−IND
このフィールドが‘0’に設定された場合、BSがMOB_TRF−INDメッセージを送信しない、すなわち、リスニング間隔の間に目覚めている間にMOB_TRF−INDメッセージの受信を待機しているMSに対するDLトラフィックがないことを意味する。このフィールドを認識したMSは、状況に基づいて、例えば、ULトラフィックがない場合に、残っているリスニング間隔の長さに関係なくスリープ状態に即座に遷移し、次のリスニング間隔でさらに目覚める。このフィールドが‘1’に設定された場合に、MSは、既存の動作と同様にMOB_TRF−INDメッセージの受信を待機する。
このフィールドは、DL−MAP内のTLVエンコーディングの形態で送信されるか、又はスーパーフレームヘッダに挿入される1ビットの指示子の形態で送信されることができる。
MSがスリープモードから目覚めた場合に、正確なフレームで目覚めたか否かを確認するためにフレーム番号を確認する必要がある。スーパーフレームが使用され、1つのスーパーフレームが複数のフレームで構成される場合に、フレーム番号又はスーパーフレーム番号は、スーパーフレームの1番目のフレームに位置したスーパーフレームヘッダのみを介してチェックされる。しかしながら、スリープモード動作がフレーム単位でなされる場合に、MSは、スーパーフレームヘッダを即座に受信することができないためフレーム番号を認識することができない可能性がある。したがって、スーパーフレーム構成が使用される場合に、このスリープモード動作は、スーパーフレーム単位でなされなければならない。すなわち、このリスニング間隔は、スーパーフレームの1番目のフレームから位置しなければならない。しかしながら、リスニング間隔の長さがこのスーパーフレームの倍数に長くなる必要はない。
このために、MOB_SLP−REQ/RSPメッセージで、スリープウィンドが始まるフレームの位置を示すstart_frame_numberは、このスーパーフレームの1番目のフレームを示すように設定される。例えば、start_frame_numberには、このスーパーフレームを識別するスーパーフレーム番号の6つの最下位ビット(LSB)が設定されるか、又はこのスーパーフレームの1番目のフレームを識別するフレーム番号の6つのLSBビットが設定される。
また、スリープウィンドの単位サイズ(step size)は、[スーパーフレーム長さxN]として定義される。ここで、スーパーフレーム長さは、1つのスーパーフレームに含まれているフレームの個数、例えば、4つのフレームを意味する。したがって、このスリープウィンドの長さを示すために、N又は4xNは、MOB_SLP−REQ/RSPメッセージの“initial−sleep window”フィールド又は他のフィールドに含まれる。
このスリープモードにおける1回のスリープウィンドと1回のリスニング間隔とをスリープサイクルと呼ぶ際に、このリスニング間隔は、毎スリープサイクル内に含まれる。したがって、このスリープサイクルの開始を示すスリープウィンドの開始位置がスーパーフレームの1番目のフレームとして指定され、スリープウィンドの単位長さがスーパーフレーム長さの倍数として指定される場合に、このスリープウィンドの長さが2倍ずつ増加(doubling)しても、このリスニング間隔は、あるスーパーフレームの1番目のフレームに常に位置する。その結果、MSは、このリスニング間隔で目覚めた際に、MS自身が正確な時点で目覚めたか否かを確認するためにフレーム番号を参照することができる。
本発明の新たなスリープモード動作に従うと、リスニング間隔は、継続してデータを受信するか又はACKを受信する間にBS及びMSで駆動するタイマーにより延長される。この場合に、この延長されたリスニング間隔は、最終的に次にスケジュールされたリスニングウィンドに到達することができる。これは、BS及びMSのタイマーがデータ及び/又はACKにより継続してリセットされることを意味する。MS及びBSは、この延長されたリスニング間隔が終了されたことを判定し、この次のスケジュールされたリスニングウィンドで新たなスリープモード動作をさらに適用する。この適用結果に従って、この次にスケジュールされたリスニングウィンドは、新たな延長されたリスニング間隔となることができる。ここで使用された‘スケジュールされたリスニング間隔’は、MOB_SLP−REQ/RSPメッセージにより示されたパラメータにより元来決定されたリスニング間隔を意味する。
特に、このスリープモードの初期動作では、このスリープウィンドの長さが相対的に短いために、この延長されたリスニングウィンドが次にスケジュールされたリスニングウィンドに到達する確率が高い。このように延長されたリスニング間隔が終了され、新たに開始されたリスニング間隔がさらに延長された状況が数回反復されると、すなわち、この延長されたリスニング間隔が連続して数回発生すると、MSが継続してスリープモードを維持することは意味がない。
したがって、後述する実施形態では、連続的な延長されたリスニング間隔の個数をチェックするためのしきい値を使用する。本発明の新たなスリープモード動作に従って延長されたリスニング間隔が次のスケジュールされたリスニングウィンドに到達した場合に、MSは、連続的な延長されたリスニング間隔の個数がこのしきい値に到達したか否かを判定する。この際に、新たな延長されたリスニング間隔は、連続的な延長されたリスニング間隔の個数をカウントするのに含まれるか又は省略される。この連続的な延長されたリスニング間隔の個数がこのしきい値より小さい場合に、MSは、スリープモードを維持する。他方、この連続的な延長されたリスニング間隔の個数がこのしきい値に到達した場合に、MSは、スリープモードをこれ以上維持する必要がないと判定し、スリープモードから正常モードに遷移する。また、BSは、MSがMSと同一のアルゴリズムを使用してスリープモードを保持するか又は正常モードに遷移するかを判定する。
MSが正常モードに遷移せず次にスケジュールされたリスニングウィンドに到達した場合に、リスニング間隔の延長のために使用されるタイマーは、中止された後に再始動される。例えば、タイマーが中止された状態でデータ交換が発生すると、リスニングタイマーの延長のためのタイマーは、上述した実施形態で説明した条件により再始動される。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。

Claims (19)

  1. 通信システムにおける移動局(MS)のスリープモード動作制御方法であって、
    前記スリープモードは、アウェイク状態に対応するリスニング間隔とスリープ状態に対応するスリープウィンドとに区分され、前記リスニング間隔及び前記スリープウィンドは、フレーム単位で区分され、前記リスニング間隔のA番目のフレームから予め定められた個数のフレームの間に基地局(BS)との送信又は受信を行うデータが存在しない場合に、A番目のフレーム後の予め定められた個数に対応するB番目のフレームから前記スリープ状態で動作するステップと、
    前記移動局が前記リスニング間隔のC番目のフレームで前記基地局とデータの送信又は受信を行う場合に、C+1番目のフレームから前記予め定められた個数だけに対応するフレームの間には、リスニング状態で動作するステップと、
    を具備することを特徴とするスリープモード動作制御方法。
  2. 前記リスニング間隔が始まるフレームでトラフィック指示(TRF−IND)メッセージを前記基地局から受信するステップをさらに具備し、前記トラフィック指示メッセージは、前記移動局が前記基地局から受信するデータが存在するか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のスリープモード動作制御方法。
  3. 前記情報は、前記移動局の識別子であることを特徴とする請求項2に記載のスリープモード制御方法。
  4. 前記移動局が前記スリープウィンドでデータを前記基地局に送信する必要がある場合に、帯域幅要請メッセージを前記基地局に送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のスリープモード制御方法。
  5. 前記フレームの単位は、予め定められた時間単位であることを特徴とする請求項1に記載のスリープモード制御方法。
  6. 前記移動局が前記リスニング状態で動作する間に前記基地局から前記スリープ状態への遷移要請メッセージを受信すると、前記スリープ状態に遷移するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のスリープモード制御方法。
  7. 前記移動局が前記スリープ状態で動作する間に前記基地局からリスニング状態への遷移要請メッセージを受信すると、前記リスニング状態に遷移するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のスリープモード制御方法。
  8. 通信システムにおける基地局(BS)のスリープモード動作制御方法であって、
    前記スリープモードは、アウェイク状態に対応するリスニング間隔とスリープ状態に対応するスリープウィンドとに区分され、前記リスニング間隔及び前記スリープウィンドは、フレーム単位で区分され、移動局のリスニング間隔で予め定められた個数のフレームの間に前記移動局との送信又は受信を行うデータが存在しない場合に、前記移動局が前記スリープ状態で動作することを認識するステップと、
    前記移動局のリスニング間隔のn番目のフレームで前記移動局とデータの送信又は受信を行う場合に、前記移動局がn+1番目のフレームから前記予め定められた個数だけに対応するフレームの間には、リスニング状態で動作することを認識するステップと、
    を具備することを特徴とするスリープモード動作制御方法。
  9. 前記リスニング間隔が始まるフレームでトラフィック指示(TRF−IND)メッセージをブロードキャストするステップをさらに具備し、前記トラフィック指示メッセージは、前記基地局が前記移動局に送信するデータが存在するか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項8に記載のスリープモード動作制御方法。
  10. 前記情報は、前記移動局の識別子であることを特徴とする請求項9に記載のスリープモード制御方法。
  11. 前記基地局が前記移動局のスリープウィンドでデータを前記移動局に送信する必要がある場合に、前記リスニング状態への遷移要請メッセージを前記移動局に送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項8に記載のスリープモード制御方法。
  12. 前記フレームの単位は、予め定められた時間単位であることを特徴とする請求項8に記載のスリープモード制御方法。
  13. 前記移動局が前記リスニング状態で動作する間に前記移動局から前記スリープ状態への遷移要請メッセージを受信する場合に、前記スリープ状態への遷移を許可するメッセージを送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項8に記載のスリープモード制御方法。
  14. 前記移動局が前記スリープ状態で動作する間に帯域幅要請メッセージを前記移動局から受信する場合に、前記移動局のアップリンクデータ送信を許可するステップをさらに具備することを特徴とする請求項8に記載のスリープモード制御方法。
  15. 通信システムにおける移動局(MS)のスリープモード動作制御方法であって、
    前記スリープモードは、アウェイク状態に対応するリスニング間隔とスリープ状態に対応するスリープウィンドとに区分され、前記リスニング間隔及び前記スリープウィンドは、フレーム単位で区分され、前記移動局がスリープモード要請メッセージを基地局から受信する場合に前記スリープモードに遷移するステップと、
    前記リスニング間隔のフレームの中でデータ送信又は受信が発生しないN番目のフレームでタイマーを初期値に設定するステップと、
    前記N番目のフレームで設定されたタイマーの初期値をデータ送信又は受信が発生するフレームの前のフレームまでフレーム別に1ずつ増加させるステップと、
    前記増加されたタイマー値がM番目のフレームで予め定められたしきい値に到達する場合に、M+1番目のフレームから前記スリープ状態で動作するステップと、
    を具備することを特徴とするスリープモード制御方法。
  16. 前記リスニング間隔が始まるフレームでトラフィック指示(TRF−IND)メッセージを前記基地局から受信するステップをさらに具備し、前記トラフィック指示メッセージは、前記移動局が前記基地局から受信するデータが存在するか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項15に記載のスリープモード動作制御方法。
  17. 前記リスニング間隔のフレームの中でデータ送信又は受信が発生するフレームで前記タイマー値を初期値にリセットするステップをさらに具備することを特徴とする請求項15に記載のスリープモード制御方法。
  18. 前記移動局が前記スリープウィンドでデータを前記基地局に送信する必要がある場合に、帯域幅要請メッセージを前記基地局に送信するステップをさらに具備することを特徴とする請求項15に記載のスリープモード制御方法。
  19. 前記フレームの単位は、予め定められた時間単位であることを特徴とする請求項15に記載のスリープモード制御方法。
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