JP2011259067A - 携帯端末、半導体装置、及び受信データ補完方法 - Google Patents

携帯端末、半導体装置、及び受信データ補完方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル放送を受信する携帯端末において、放送波によって受信したコンテンツデータの欠損データの補完処理を効率よく行う。
【解決手段】所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信するための放送路受信部(104)と前記放送路受信部と異なる処理で前記コンテンツデータを受信するための通信路受信部(106)を有する携帯端末(10)は、放送路受信部から受信したコンテンツデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には欠損データを補完する。このとき携帯端末は、受信したコンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて通信路受信部から欠損データを受信する第1動作モード、又は通信路受信部から欠損データを受信するとともに放送路受信部からコンテンツデータを再受信する第2動作モードの何れかにより処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送を受信する携帯端末、半導体装置、及び受信データを補完する方法に関し、特にマルチメディア放送を受信する携帯端末に適用して有効な技術に関する。
携帯端末向けの新たなデータ配信サービスとして、携帯端末向けマルチメディア放送サービスが注目されている。このマルチメディア放送は、2011年のアナログテレビジョン放送の停波後の空き周波数帯域を利用して実現される放送サービスであり、現在、いくつかのサービスが検討されている。例えば、非特許文献1に記載されているように、リアルタイム視聴、ファイル型コンテンツのダウンロード視聴、ダイナミックなコンテンツ配信編成、統合的なコンテンツナビゲーション、及びワンセグ互換等である。
マルチメディア放送では、コンテンツデータを配信する際に使用するセグメント毎に、リアルタイムで変調方式を変更する効率的な伝送方法が検討されている。このような伝送方法では、配信されるコンテンツによって使用されるセグメント数が異なることがあり、コンテンツを受信する携帯端末における処理の負荷もセグメント数に応じて変わることになる。また、マルチメディア放送では、映像や音声データの他に、携帯端末上で動作するプログラム等の大容量のデータもコンテンツとして配信されることが予定されている。
放送波により配信される大容量のコンテンツデータを携帯端末がダウンロードする場合、放送波の受信不良等により受信したコンテンツデータにデータの欠損が生じる可能性がある。そのため、受信したコンテンツデータに欠損がある場合には、携帯端末が携帯電話の移動通信網等の通信路を利用して放送局等のデータ配信サーバにアクセスし、必要な欠損データを取得して補完するという補完機能が検討されている。この放送波から受信したコンテンツデータの欠損部分を通信路を経由して補完する技術について特許文献1に開示がある。
特許文献1に記載のデータ受信端末は、放送波により受信したデータに欠損部分がある場合には、当該データ受信端末とデータ配信サーバとの間の通信状況等に応じて、前記欠損部分を前記データ配信サーバから受信して修復するか否かを判断することで、無駄な通信コストを抑えるものである。
特開2010−81397号公報
岡村 智之、"5.アナログ放送終了後の電波利用 5−1.マルチメディア放送「ISDB−Tmm」"、「映像メディア学会誌」、2008年、第62巻、第5号、p.692−p.695
しかしながら、画一的に通信路を経由して欠損データを受信して補完する方法では、補完処理の効率が悪くなる可能性がある。例えば、欠損データが大容量の場合、データ配信サーバと携帯端末間でのユニキャスト型の通信ではネットワークにかかる負荷が大きくなることで、補完処理が完了するまでの時間が増大する可能性がある。
本発明の目的は、デジタル放送を受信する携帯端末において、放送波によって受信したコンテンツデータの欠損データの補完処理を効率よく行うことにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信するための放送路受信部と前記放送路受信部と異なる処理で前記コンテンツデータを受信するための通信路受信部を有する携帯端末は、前記放送路受信部から受信したコンテンツデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には欠損データを補完する。このとき前記携帯端末は、受信したコンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて、前記通信路受信部から前記欠損データを受信する第1動作モード、又は前記通信路受信部から前記欠損データを受信するとともに前記放送路受信部から前記コンテンツデータを再受信する第2動作モードの何れかにより処理を実行する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、デジタル放送を受信する携帯端末は、放送波によって受信したコンテンツデータの欠損データの補完処理を効率よく行うことができる。
図1は、実施の形態1に係る携帯電話端末の一例を示すブロック図である。 図2は、マルチメディア放送の番組編成の一例を示す説明図である。 図3は、コンテンツデータの受信処理の流れを示すフロー図である。 図4は、補完処理における動作モードの切り替わりに関する説明図である。 図5は、第1動作モードの補完処理による欠損データの補完の一例を表わす説明図である。 図6は、第2動作モードの補完処理による欠損データの補完の一例を表わす説明図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕(使用セグメント数に応じて補完動作を切り換える携帯端末)
本発明の代表的な実施の形態に係る携帯端末(10)は、所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信するための処理を行う放送路受信部(104)と、前記コンテンツデータを前記放送路受信部と異なる処理で受信するための処理を行う通信路受信部(106)と、操作部(102)とを有する。また、前記携帯端末は、前記操作部からの入力に応答して前記コンテンツデータの送信元から前記コンテンツデータを受信するとともに前記放送路受信部により受信した前記コンテンツデータにおけるデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には当該欠損データを補完するための第1動作モード、又は第2動作モードによる処理を行う第1処理部(1011)を有する。更に前記携帯端末は、前記放送路受信部から受信した前記コンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて、前記第1処理部に対し前記第1動作モード又は前記第2動作モードの何れかを指示する第2処理部(1012)を有する。前記第1動作モードは、前記通信路受信部から前記欠損データを受信して補完する処理であり、前記第2動作モードは、前記通信路受信部から前記欠損データを受信するとともに前記放送路受信部から前記コンテンツデータを再受信して補完する処理である。
これによれば、項1の携帯端末は前記欠損データを補完する際、前記通信路受信部から欠損データを受信するだけなく、前記放送路受信部から前記コンテンツデータの再受信を行うことができるから、画一的に前記通信路受信部から前記欠損データを受信して補完する方法に比べて、より効率良く補完することが可能となる。また、一般に使用セグメント数の増加に応じてコンテンツデータのデータ量も増加することから、前記携帯端末は、受信したコンテンツデータのデータ量に応じた欠損データの補完が可能となる。これにより、例えば、受信したコンテンツデータの使用セグメント数が多くデータ量が多い場合には、前記通信路受信部と前記放送路受信部の双方からデータを受信し、使用セグメント数が少なくデータ量が少ない場合には、前記通信路受信部のみからデータを受信して補完するといった動作が可能となる。このように前記欠損データの補完動作を、常に前記通信路受信部と前記放送路受信部の双方から受信する方法で行うのではなく、必要に応じて受信する方法を切り替えることで、無駄のない動作が可能となり前記携帯端末の低消費電力化に資する。
〔2〕(使用セグメント数が閾値(1)を超えているか否かにより判断)
項1の携帯端末において、前記第2処理部は、前記使用セグメント数が1セグメントより大きい場合には、前記第2動作モードを指示する。
〔3〕(使用セグメント数が閾値(3)を超えているか否かにより判断)
項1の携帯端末において、前記第2処理部は、前記使用セグメント数が3セグメントより大きい場合には、前記第2動作モードを指示する。
〔4〕(受信するデータの順番を放送路と通信路で逆にする)
項1乃至3の何れかの携帯端末において、前記第1処理部は、前記第2動作モードを実行する際、前記放送路受信部から前記コンテンツデータを構成するストリームデータを受信する順番と逆の順番で前記通信路受信部から前記欠損データに係るストリームデータを受信する。
前記放送路受信部によってコンテンツデータを受信する場合、例えば、前記携帯端末が放送波から送られてくる順番にデータを受信することで、その順番に前記欠損データが補完されることになる。そこで、例えば、前記放送路受信部が補完する順番と逆の順番に前記欠損データを送信するように前記携帯端末がデータサーバに対して要求し、要求に係るデータを前記通信路受信部が受信することにより、より短時間に前記コンテンツデータの欠損部分の補完を行うことが可能となる。
〔5〕(蓄積型ストリームデータから使用セグメント数を判断)
項1乃至4の何れかの携帯端末において、前記受信したコンテンツデータは、蓄積して視聴可能な蓄積型のストリームデータを含み、前記第2処理部は、前記蓄積型のストリームデータに含まれる複数のパケットデータのうち、当該蓄積型のストリームデータの構成を示す情報を含む所定のパケットデータを抽出し、当該抽出したパケットデータを参照することにより前記使用セグメント数を判別する。
これによれば、受信したコンテンツデータの使用セグメント数を容易に判別することができる。
〔6〕(リアルタイム視聴用ストリームデータから使用セグメント数を判断)
項1乃至4の何れかの携帯端末において、前記受信したコンテンツデータは更に、リアルタイム視聴用のストリームデータを含み、前記第2処理部は、前記リアルタイム視聴用のストリームデータに含まれる複数のパケットデータのうち、当該リアルタイム視聴用のストリームデータの構成を示す情報を含む所定のパケットデータを抽出し、当該抽出したパケットデータを参照することにより前記使用セグメント数を判別する。
これによれば、リアルタイム視聴用のストリームデータを受信している場合には、前記蓄積型のストリームデータのみならず、リアルタイム視聴用のストリームデータのパケットデータからも使用セグメント数を判別することができる。
〔7〕(方法クレーム)
本発明の代表的な実施の形態に係る受信データ補完方法は、所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信する携帯端末において、放送データの中から選択して受信したコンテンツデータにおける欠損したデータを補完する受信データ補完方法である。前記受信データ補完方法は、前記放送データの中から選択して受信したコンテンツデータにおけるデータの欠損の有無を判別する第1処理(S303)と、前記第1処理においてデータが欠損していると判断した場合には、当該欠損したデータを補完する第2処理(S304〜307)とを含む。前記第2処理は、前記放送データの中から選択して受信したコンテンツデータに係る使用セグメント数を判別する第3処理(S304)と、前記使用セグメント数が所定の閾値以下の場合には、データサーバに対するアクセス要求に応じた前記欠損したデータを受信して補完し、前記使用セグメント数が所定の閾値よりも大きい場合には、データサーバに対するアクセス要求に応じた前記欠損したデータを受信するとともに、前記放送データの中から再度選択して前記コンテンツデータを受信する第4処理(S305〜S307)とを含む。
これによれば、項1と同様に、画一的にデータサーバから前記欠損データを要求して補完する方法に比べて、より効率の良い補完動作が可能となる。
〔8〕(使用セグメント数が閾値(1)を超えているか否かにより判断)
項7の受信データ補完方法は、前記所定の閾値は1セグメントである。
〔9〕(使用セグメント数が閾値(3)を超えているか否かにより判断)
項7の受信データ補完方法は、前記所定の閾値は3セグメントである。
〔10〕(放送路補完の方向と通信路補完の方向を逆にする)
項7乃至9の何れかの受信データ補完方法は、前記第4処理は、前記使用セグメント数が所定の閾値よりも大きい場合には、前記コンテンツデータに含まれるストリームデータを放送路から取得する順番と逆の順番で前記通信路から前記欠損データに係るストリームデータを取得して補完する処理である。
これによれば、項4と同様に、より短時間に前記欠損データの補完を行うことが可能となる。
〔11〕(半導体装置)
本発明の代表的な実施の形態に係る半導体装置(10)は、所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを、第1インターフェース経路及び第2インターフェース経路を経由して受信するための制御を行う半導体装置である。前記半導体装置は、前記第1インターフェース経路から受信した前記コンテンツデータにおけるデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には当該欠損したデータを補完するための第1動作モードと第2動作モードを実行する第1処理部と、前記第1インターフェース経路から受信した前記コンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて、前記第1処理部に対し前記第1動作モード又は前記第2動作モードの何れかを指示する第2処理部と、を有する。前記第1動作モードは、前記第2インターフェース経路を経由して前記欠損したデータを受信して補完する処理であり、前記第2動作モードは、前記第2インターフェース経路を経由して前記欠損したデータを受信するとともに、前記第1インターフェース経路を経由して前記コンテンツデータを再受信して補完する処理である。
これによれば、前記半導体装置は項1と同様に、前記第2インターフェース経路を介して画一的にデータサーバから前記欠損データを要求して補完する方法に比べて、より効率の良い補完動作が可能となる。
〔12〕(放送路受信部を有する半導体装置)
項11の半導体装置は、前記コンテンツデータをアンテナを介して受信するための処理を行い、前記第1インターフェース経路に接続される放送路受信部を更に有する。
〔13〕(通信路受信部を有する半導体装置)
項11又は12の半導体装置は、前記コンテンツデータをアンテナを介して受信するための処理を行い、前記第2インターフェース経路に接続される通信路受信部を更に有する。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
≪実施の形態1≫
図1は、実施の形態1に係る、マルチメディア放送のコンテンツデータを受信して再生する機能を備えた携帯電話端末の一例を示すブロック図である。
同図に示される携帯端末10は、制御部101、放送受信処理制御部104、通信処理制御部106、通信用アンテナ105、放送用アンテナ103、操作部102、記憶部107、映像復号部108、表示部109、音声復号部110、及び音声出力部111を有する。
前記制御部101は、記憶部107に格納されたプログラムに従って、前記携帯端末10の統括的な制御を行なうプログラム処理装置であり、例えば、CPU又はCPUコアである。前記制御部101は、特に制限されないが、公知のCMOS集積回路の製造技術によって1個の単結晶シリコンのような半導体基板に形成されている。
前記制御部101は、携帯電話の通信網等の通信路を利用してデータの送信を行う。このとき、前記制御部101は、送信するためのパケットデータを生成し、生成したパケットデータを前記通信処理制御部106に与える。そして、送信データを受け取った前記通信処理制御部106が、前記通信用アンテナ105を介してデータを送信する処理を行う。前記通信処理制御部106は、例えば、通信用のアナログフロントエンドICである。また、前記通信処理制御部106が前記通信用アンテナ105を介して信号を受信した場合には、前記通信処理制御部106が信号を復調し、復調したパケットデータ等を前記制御部101に与える。
前記制御部101は更に、マルチメディア放送を受信し、受信したコンテンツデータを再生等するための処理を行う。
図2は、マルチメディア放送の番組編成の一例を示す説明図である。
図2に示されるように、マルチメディア放送では、番組毎に周波数帯域(セグメント数)が配分される。図2において、横軸は時間経過を表わし、縦軸は番組毎のセグメントの区分けを表わしている。図2に示す番組編成では、セグメント数が“#0”から“#20”の21個であり、#13のセグメントが番組情報等を示すパイロットセグメントとして定義されている場合を一例として示している。また、“#0”から“#12”までの13セグメントが一つの番組用に割り当てられ、“#14”〜“#20”は個別の1セグメントの集合体として運用されている場合を一例として示している。例えば、番組A−1は13セグメントを占有して放送され、番組B−1は1セグメントを占有して放送される。なお、図2には示されないが、番組毎の使用セグメント数はダイナミックに変動編成されうる。
マルチメディア放送のコンテンツデータは、アプリケーション等のソフトウェア、音楽ファイル、及び映像ファイル等のようにダウンロードして利用する蓄積型コンテンツデータと、リアルタイム視聴用のストリーム型コンテンツデータに大きく2つに分けられる。実施の形態1では、前記携帯端末10が前記蓄積型コンテンツデータを受信して再生する場合を一例として説明する。
前記携帯端末10によるマルチメディア放送の受信と再生の処理手順は以下である。
先ず、前記制御部101は、例えば、ユーザからの入力を受け付けるキーボード等の前記操作部102を介して選局された放送局に係るコンテンツデータを受信するように前記放送受信処理制御部104に指示する。前記放送受信処理制御部104は、当該指示に応じて、放送用アンテナ103を介して、選局された放送局のコンテンツデータを受信するための処理を行う。前記放送受信処理制御部104は、例えば、受信した放送信号を復調し、所望のデータを取得するチューナー等の機能を備えたアナログフロントエンドICである。前記放送受信処理制御部104はコンテンツデータを受信すると、当該データを前記制御部101に与える。前記コンテンツデータは、例えば、TS(Transport Stream)のパケットデータであり、映像(V)、音声(A)や、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、及び番組の構成情報等を含むNIT(Network Information Table)等のパケットデータが多重化されたデータである。
前記コンテンツデータを受け取った前記制御部101は、前記記憶部107にそのデータを格納する。前記記憶部107は、前記制御部101によってデータの読み出し及び書き込みが実行される記憶領域を有する記憶装置であり、当該記憶領域には前記携帯端末10を制御するためのプログラム等のソフトウェアや受信したコンテンツデータ等が格納される。前記記憶部107は、例えば、揮発性メモリやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを備える。
前記制御部101は、前述の前記記憶部107へのデータの格納とともに、受信したコンテンツデータから映像(V)パケットデータと音声(A)パケットデータを分離する逆多重化処理を実行し、分離した前記映像パケットデータを前記映像復号部108に与え、分離した前記音声パケットデータを前記音声復号部110に与える。
前記映像復号部108及び前記音声復号部110は、入力された、圧縮されたパケット形式のデータを復号するための処理を実行する。例えば、前記映像復号部108は、前記映像パケットデータを入力して復号し、前記表示部109に与える。また、前記音声復号部110は、前記音声パケットデータを入力して復号し、前記音声出力部111に与える。前記表示部109は、例えば、液晶ディスプレイ等の映像を表示する装置であり、前記制御部101の制御により、前記映像復号部108から与えられた映像データを表示する。また、前記音声出力部111は、例えば、スピーカ等の電気信号を音声に変換して出力する装置であり、前記制御部101の制御により、前記音声復号部110から与えられた音声データを再生する。
以上のように、放送波からコンテンツデータが受信され、再生処理が行われるが、前述のように、放送波の受信不良等により受信したコンテンツデータに欠損が生じる場合がある。そこで、前記制御部101は、上記の処理に加え、放送波から受信したコンテンツデータに欠損が有るか否かを判別し、データの欠損が確認された場合には、当該欠損データを受信して補完するための処理(以下、「補完処理」と称する。)を行う。以下、補完処理について詳細に説明する。
補完処理は、図1に示されるデータ処理制御部1011と補完処理制御部1012によって実行される。前記データ処理制御部1011及び前記補完処理制御部1012は、前記制御部101において実行される所定のプログラムによって実現される、機能実現手段の一部である。
前記データ処理制御部1011は、前述した、通信や放送受信に係る処理における前記放送受信処理制御部104及び前記通信処理制御部106の制御や、受信したコンテンツデータの逆多重化処理等、前記携帯端末10における統括的な制御を行なうとともに、必要に応じて前記補完処理を実行する。前記データ処理制御部1011は、前記補完処理について2つの動作モードを有する。具体的には、前記データ処理制御部1011は、前記通信処理制御部106から欠損データを受信して補完する第1動作モードと、前記通信処理制御部106から欠損データを受信するとともに前記放送受信処理制御部104からコンテンツデータを再受信して補完する前記第2動作モードの何れかの動作モードにより、前記補完処理を実行する。前記データ処理制御部1011がどちらの動作モードで補完処理を実行するかは、前記補完処理制御部1012により決定される。
前記補完処理制御部1012は、受信したコンテンツデータの送信元である放送局が当該コンテンツデータを送信するのに使用したセグメント数を判別し、判別結果に基づいて前記データ処理制御部1011の前記動作モードを決定する。
前記補完処理制御部1012は、分離部1014、使用セグメント数判別部1013、比較部1015、及び動作モード設定部1016を有する。これらの機能部も前記制御部101において実行されるプログラムによって実現される機能実現手段の一部であり、前記補完処理制御部1012の有する機能を細分化して表わしたものである。
前記分離部1014は、前記放送受信処理制御部104によって受信されたコンテンツデータを入力し、入力されたコンテンツデータに含まれる当該コンテンツデータの識別情報を示すデータを分離して取得する。例えば、前述のように前記コンテンツデータがTSパケットのデータである場合、前記分離部1014は、受信した番組のTSパケットに含まれるPAT、PMT、及びNITのパケットデータを、TSパケットの中から分離して取得する。
前記使用セグメント数判別部1013は、前記分離部1014によって分離され取得された前記識別情報を示すデータを解析し、受信したコンテンツデータの使用セグメント数を判別する。例えば、図2に示すように、番組A−1のコンテンツデータを受信した場合には、前記使用セグメント数判別部1013は、当該コンテンツデータ中のPAT、PMT、又はNIT等のパケットデータを解析し、番組A−1のコンテンツデータが13セグメントを使用して送信されたデータであることを判別する。
前記比較部1015は、前記使用セグメント数判別部1013により判別された使用セグメント数と予め設定された所定の閾値との比較を行い、比較結果を出力する。前記所定の閾値は、前記第1動作モードと前記第2動作モードの切り替わりを行うための値である。特に制限されないが、前記所定の閾値は、“1”又は“3”とする。例えば、前記所定の閾値を“1”とした場合には、前記比較部1015は、前記受信したコンテンツデータの使用セグメント数が1より大きいか否かを判別し、その判別結果を前記動作モード設定部1016に与える。
前記動作モード設定部1016は、前記比較部1015による比較結果に基づいて、動作モードを決定し、前記データ処理制御部1011に設定する。具体的には、前記動作モード設定部1016は、前記比較部1015から使用セグメント数が前記閾値を超えていることを表わす比較結果を受け取った場合には、前記第2動作モードで前記補完処理を実行するように、前記データ処理制御部1011に指示する。一方、前記動作モード設定部1016が、使用セグメント数が前記閾値以下であることを表わす比較結果を受け取った場合には、前記第1動作モードで前記補完処理を実行するように、前記データ処理制御部1011に指示する。例えば、前記所定の閾値を“1”とし、番組A−1(13セグメント)のコンテンツデータを受信した場合には、前記比較部1015は、使用セグメント数(13セグメント)が前記所定の閾値(1セグメント)より大きいことを表わす判定結果を前記動作モード設定部1016に与える。そして、当該指示を受け取った前記動作モード設定部1016は、当該判定結果に基づき、前記第2動作モードで前記補完処理を実行するように前記データ処理制御部1011に対して指示を与える。
前記補完処理の流れについて図3を用いて詳細に説明する。
図3は、コンテンツデータの受信処理の流れを示すフロー図である。
先ず、ユーザからの前記操作部への入力等によりマルチメディア放送を受信する動作が開始される(S300)。その開始の後、更にユーザからの前記操作部への入力等により受信する放送局が指定される(S301)。前記データ処理制御部1011は当該指定された放送局のコンテンツデータの受信を開始するように前記放送受信処理制御部104に対して指示を行い、前記放送受信処理制御部104が指定された放送局の放送波を受信してコンテンツデータを取得する(S302)。前記データ処理制御部1011は、取得したコンテンツデータ内に欠損部分が有るか否かを判別する(S303)。ステップ303において、前記データ処理制御部1011がコンテンツのダウンロードが完了していないこと、又は、ダウンロードは完了しているがデータの欠損がないことを確認した場合には、ステップ302に再度移行し、必要なコンテンツデータの受信を継続する。一方、ステップ303にて、コンテンツデータのダウンロードが完了し、且つ、データの欠損が有ると判断した場合には、前記分離部1014が前述の方法により分離したパケットデータに基づいて、前記使用セグメント数判別部1013が使用セグメント数を判別する(S304)。そして、前記比較部1015が、前記判別された使用セグメント数が前記所定の閾値より大きいか否かを判別する(S305)。ステップ305において、使用セグメント数が前記所定の閾値以下である場合には、前記動作モード設定部1016は、前記データ処理制御部1011に対して前記第1動作モードで前記補完処理を実行するように指示し、前記データ処理制御部1016は、前記第1動作モードで前記補完処理を実行する(S306)。具体的には、前記データ処理制御部1016が前記通信処理制御部106を制御することにより、前記コンテンツデータの送信元のデータサーバにアクセスして欠損部分のデータを要求し、要求に応じたデータを受信することでデータの補完を行う。
一方、ステップ305において、使用セグメント数が前記所定の閾値より大きい場合には、前記動作モード設定部1016は、前記データ処理制御部1011に対して前記第2動作モードで前記補完処理を実行するように指示し、前記データ処理制御部1016は、前記第2動作モードにより前記補完処理を実行する(S307)。具体的には、前記データ処理制御部1016が前記通信処理制御部106を制御することにより、前記コンテンツデータの送信元のデータサーバにアクセスして前記欠損部分のデータを要求し、要求に応じたデータを受信すると共に、前記放送受信処理制御部104を制御し、再度前記コンテンツデータの受信を行うことでデータの補完を行う。
ステップ306及び307の後、ステップ303に移行し、再度受信したコンテンツデータにおける欠損部分の有無の判断を行い、上記処理が繰り返し実行される(S303〜S307)。
図4は、前記補完処理における動作モードの切り替わりに関する説明図である。
図4では、前記所定の閾値を1セグメントに設定した場合において、受信する番組を切り替える例を示している。
初めに13セグメントを使用する番組A−1がユーザ等により指定された場合、前記携帯端末10は、放送局を選局し、番組A−1を受信する処理を開始する(S401)。そして前記携帯端末10は、当該番組の受信を行う(S402)。このとき前記携帯端末10は、前述のように放送波から番組のコンテンツデータを受信する。そして、受信したコンテンツデータの補完処理を行う場合には、当該番組の使用セグメント数が1セグメントよりも大きいので、前述と同様の方法により、通信路からの欠損データのダウンロードに加え、放送波からコンテンツデータの再受信を行う(S403)。これにより、前記コンテンツデータの全てのデータの受信が完了する(S404)。
続けて1セグメントを使用する番組B−2がユーザ等により指定された場合、前記携帯端末10は、該当する放送局を選局し、番組B−2を受信する処理を開始する(S405)。そして前記携帯端末10は、当該番組の受信を行う(S406)。このとき前記携帯端末10は、前述のように放送波から番組のコンテンツデータを受信する。そして、受信したコンテンツデータの補完処理を行う場合には、当該番組の使用セグメント数が1セグメントであるので、前述と同様の方法により、通信路からの欠損データのダウンロードを行う(S407)。これにより、前記コンテンツデータの全てのデータの受信が完了する(S408)。
図5は、第1動作モードの補完処理による欠損データの補完の一例を表わす説明図である。
図5の(a)に示されるように、放送波から受信したコンテンツデータ220において欠損データ221〜224が存在している。この場合において、通信路から欠損データを受信する補完処理が開始されると、図5の(b)に示されるように、欠損データ223及び224に対応するデータ226及び225が補完される。データが補完される順番は特に制限されないが、同図では、初めに参照符号224に示される欠損データE4が補完され、次に参照符号223に示される欠損データE3が補完される場合を一例として示している。そして、引き続き補完処理が実行されると、図5の(c)に示されるように、欠損データ221〜224の全ての補完が完了する。
一方、図6は、第2動作モードの補完処理による欠損データの補完の一例を表わす説明図である。
図6の(a)に示されるように、放送波から受信したコンテンツデータ220において欠損データ221〜224が存在している。この場合において、通信路から欠損データの受信と放送波からの再受信が開始されると、図6の(b)に示されるように、放送波の再受信により欠損データ221及び222に対応するデータ229及び230が補完され、通信路から欠損データ224に対応するデータ233が補完される。そして、引き続き補完処理が実行されると、図6の(c)に示されるように欠損データ221〜224の全ての補完が完了する。
以上実施の形態1に係る携帯端末10では、補完処理に際し、通信路から欠損データをダウンロードして補完するだけでなく、放送路からのコンテンツデータの再受信も行うことで、画一的に通信路から欠損データを受信して補完する方法に比べて、より短時間で効率良くデータを補完することが可能となる。すなわち、2つの経路から欠損データの補完を行うことで、放送波による再受信又は放送路からの欠損データのダウンロードのどちらか早い方の処理により補完が完了する。また、図6の(b)及び(c)に示されるように、放送波によりコンテンツデータを再受信してデータを取得する順番と逆の順番で、放送路から欠損のデータをダウンロードすることで、より短時間にデータの補完を行うことが可能となる。以上のように補完動作を効率よく行うことで、前記携帯端末10全体としての低消費電力化に資する。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記携帯端末10において、前記制御部101が1チップの半導体集積回路である場合を一例としたが、これに限られず、前記制御部101と、前記放送受信処理制御部104と、前記通信処理制御部106とを一つの半導体基板に形成した1チップの半導体集積回路であってもよい。
また、マルチメディア放送では、放送局がリアルタイム視聴用の番組のストリーム型コンテンツデータと当該番組に関連する蓄積型コンテンツデータの双方を同時に放送波により送信する場合もある。その場合には、前記分離部1014がリアルタイム視聴用のストリーム型コンテンツデータから当該ストリーム型コンテンツデータの識別情報を示すパケットデータを分離し、前記使用セグメント数判別部1013が、前述と同様の方法により、分離されたパケットデータから使用セグメント数を判別してもよい。これによれば、リアルタイム視聴を行っているときに蓄積型のコンテンツデータを受信する場合には、当該蓄積型コンテンツデータの使用セグメント数を判別する代わりにリアルタイム視聴に係るストリーム型コンテンツデータの使用セグメント数を判別することで、実施の形態1と同様に効率のよい補完処理を実現することが可能となる。
10 携帯端末
101 制御部
102 操作部
103 放送用アンテナ
104 放送受信処理制御部
105 通信用アンテナ
106 通信処理制御部
107 記憶部
108 映像復号部
109 表示部
110 音声復号部
111 音声出力部
1011 データ処理制御部
1012 補完処理制御部
1013 使用セグメント数判別部
1014 分離部
1015 比較部
1016 動作モード設定部
221〜224 欠損データ
225〜228 補完データ(通信路)
229〜233 補完データ(放送波)

Claims (13)

  1. 所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信するための処理を行う放送路受信部と
    前記コンテンツデータを前記放送路受信部と異なる処理で受信するための処理を行う通信路受信部と、
    操作部と、
    前記操作部からの入力に応答して、前記コンテンツデータの送信元から前記コンテンツデータを受信するとともに、前記放送路受信部により受信した前記コンテンツデータにおけるデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には当該欠損データを補完するための第1動作モード又は第2動作モードによる処理を行う第1処理部と、
    前記放送路受信部から受信した前記コンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて、前記第1処理部に対し前記第1動作モード又は前記第2動作モードの何れかを指示する、第2処理部と、を有する携帯端末であって、
    前記第1動作モードは、前記通信路受信部から前記欠損データを受信して補完する処理であり、
    前記第2動作モードは、前記通信路受信部から前記欠損データを受信するとともに前記放送路受信部から前記コンテンツデータを再受信して補完する処理である、携帯端末。
  2. 前記第2処理部は、前記使用セグメント数が1セグメントより大きい場合には、前記第2動作モードを指示する、請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記第2処理部は、前記使用セグメント数が3セグメントより大きい場合には、前記第2動作モードを指示する、請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記第1処理部は、前記第2動作モードを実行する際、前記放送路受信部から前記コンテンツデータを構成するストリームデータを受信する順番と逆の順番で前記通信路受信部から前記欠損データに係るストリームデータを受信する、請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記受信したコンテンツデータは、蓄積して視聴可能な蓄積型のストリームデータを含み、
    前記第2処理部は、前記蓄積型のストリームデータに含まれる複数のパケットデータのうち、当該蓄積型のストリームデータの構成を示す情報を含む所定のパケットデータを抽出し、当該抽出したパケットデータを参照することにより前記使用セグメント数を判別する、請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記受信したコンテンツデータは更に、リアルタイム視聴用のストリームデータを含み、
    前記第2処理部は、前記リアルタイム視聴用のストリームデータに含まれる複数のパケットデータのうち、当該リアルタイム視聴用のストリームデータの構成を示す情報を含む所定のパケットデータを抽出し、当該抽出したパケットデータを参照することにより前記使用セグメント数を判別する、請求項1記載の携帯端末。
  7. 所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを受信する携帯端末において、放送データの中から選択して受信したコンテンツデータにおける欠損したデータを補完する受信データ補完方法であって、
    前記放送データの中から選択して受信したコンテンツデータにおけるデータの欠損の有無を判別する第1処理と、
    前記第1処理においてデータが欠損していると判断した場合には、当該欠損したデータを補完する第2処理と、を含み、
    前記第2処理は、前記放送データの中から選択して受信したコンテンツデータに係る使用セグメント数を判別する第3処理と、
    前記使用セグメント数が所定の閾値以下の場合には、データサーバに対するアクセス要求に応じた前記欠損したデータを受信して補完し、前記使用セグメント数が所定の閾値よりも大きい場合には、データサーバに対するアクセス要求に応じた前記欠損したデータを受信するとともに、前記放送データの中から再度選択して前記コンテンツデータを受信する第4処理とを含む、受信データ補完方法。
  8. 前記所定の閾値は1セグメントである、請求項7記載の受信データ補完方法。
  9. 前記所定の閾値は3セグメントである、請求項7記載の受信データ補完方法。
  10. 前記第4処理は、前記使用セグメント数が所定の閾値よりも大きい場合には、前記コンテンツデータに含まれるストリームデータを放送路から取得する順番と逆の順番で前記通信路から前記欠損データに係るストリームデータを取得して補完する処理である、請求項7記載の受信データ補完方法。
  11. 所定のセグメント数を使用して送信されるデジタル放送用のコンテンツデータを、第1インターフェース経路及び第2インターフェース経路を経由して受信するための制御を行う半導体装置であって、
    前記第1インターフェース経路から受信した前記コンテンツデータにおけるデータの欠損を判別し、データが欠損している場合には当該欠損したデータを補完するための第1動作モードと第2動作モードを実行する第1処理部と、
    前記第1インターフェース経路から受信した前記コンテンツデータに係る使用セグメント数を判別し、判別結果に基づいて、前記第1処理部に対し前記第1動作モード又は前記第2動作モードの何れかを指示する第2処理部と、を有する半導体装置であって、
    前記第1動作モードは、前記第2インターフェース経路を経由して前記欠損したデータを受信して補完する処理であり、
    前記第2動作モードは、前記第2インターフェース経路を経由して前記欠損したデータを受信するとともに、前記第1インターフェース経路を経由して前記コンテンツデータを再受信して補完する処理である、半導体装置。
  12. 前記コンテンツデータをアンテナを介して受信するための処理を行い、前記第1インターフェース経路に接続される放送路受信部を更に有する、請求項11記載の半導体装置。
  13. 前記コンテンツデータをアンテナを介して受信するための処理を行い、前記第2インターフェース経路に接続される通信路受信部を更に有する、請求項11記載の半導体装置。
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