JP2011258067A - ロバスト性向上支援装置、並びにロバスト性向上支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】状態遷移情報から各状態の遷移リストである第1の遷移リストを生成する遷移リスト生成部と、第1の遷移リストに対して、クリティカルイベントに対する遷移先状態を抽出し、遷移先状態の遷移リストである第2の遷移リストを抽出する遷移先状態遷移リスト生成部と、入力されたイベントモデルから生成されたイベント遷移情報から次イベントを抽出する次イベント抽出部と、第1の遷移リスト上の次イベントの状態と、第2の遷移リストの次イベントの状態を比較し決定した対策レベル、補正対策情報から検査結果一覧を生成し対策の選択を促す検査結果一覧生成部と、選択された対策を入力として受け付け、状態遷移表を書き換える状態遷移情報書換部とを有するロバスト性向上支援装置。
【選択図】図7
Description
一つとして、機能検証前に、状態遷移図モデルの各状態に着目した遷移仕様の確認を行い、状態遷移図におけるイベント及び状態の記述の抜け、誤り、矛盾等を防止する装置及び方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、複数プロセス間にわたる状態遷移規則を、変数を含む書換え型のプロダクションルールとして与え、特定の状態がある仕様によって与えられたシステムに出現するか否かを検証することができるようなソフトウェア仕様の検証方法も提案されている(例えば、特許文献2)。
また、ユースケースに記述された仕様書をベースに、仕様書の曖昧、矛盾、漏れを取り除くための仕様書確認装置も提案されている(例えば、特許文献3)。
本実施形態は、ロバスト性向上支援装置として提案される。このロバスト性向上支援装置は、入力された状態遷移モデルから状態遷移情報を生成し、保持する状態遷移情報生成部と、前記状態遷移情報から各状態の遷移リストである第1の遷移リストを生成する遷移リスト生成部と、前記第1の遷移リストに対して、クリティカルイベントに対する遷移先状態を抽出し、遷移先状態の遷移リストである第2の遷移リストを抽出する遷移先状態遷移リスト生成部と、入力されたイベントモデルからイベント遷移情報を生成するイベント遷移情報生成部と、前記イベント遷移情報から次イベントを抽出する次イベント抽出部と、前記第1の遷移リスト上の前記次イベントの状態と、前記第2の遷移リストの前記次イベントの状態を比較し、比較の結果に基づいて、前記第1の遷移リストに対して、対策レベルを決定し、決定した前記対策レベル、補正対策情報から検査結果一覧を生成し、この検査結果一覧を使用者に表示して使用者に対策の選択を促す検査結果一覧生成部と、検査結果一覧中に示された対策情報から選択された対策を入力として受け付け、入力された対策に応じて状態遷移表を書き換える状態遷移情報書換部とを有することを特徴としている。
まず、本明細書中で使用される用語の定義を述べる。
1.ロバスト性
「ロバスト性」とは、発生し得る外乱に対して、目的を達成できるように考慮されているか否かをいう。
2.状態遷移モデル
「状態遷移モデル」とは、状態、イベント、遷移、アクションによって記述されるモデルをいう。状態遷移モデルの表現形式としては状態遷移図や状態遷移表がある。
本実施形態は、検査対象である機器(実機)上で発生するイベントが、ソフトウェア上において取得ミスする可能性を鑑みて、状態遷移設計の制御仕様の抜けもれを評価し、ロバスト性を向上させるための方式を与える技術である。実際に発生しているイベントの取得ミスが起きても、制御仕様が問題なく実行できるようになっているか、イベントの取得ミスが許されない場合は、それを明示した制御仕様になっているかをユーザが調べることを支援するものである。実際に発生したイベント系列の遷移先と、イベントの取得ミスが生じた場合の遷移先を比較し、ロバスト性を向上されるための情報をユーザ(装置の使用者)与えるものである。
クリティカルイベントから次イベントには、
(1)イベントE1からイベントE2
(2)イベントE1からイベントE4
の2通りが存在していた(図2参照)。
(1)仮状態を正状態への遷移とする
但し、遷移上クリティカルイベントの取得が必須ではないことをこの補正を行うための前提条件とする。
(2)遷移元の状態を保持し続け、クリティカルイベントが取得できるまで待つ
但し、クリティカルイベントは必須であるが、即座に取得できる必要はないことをこの補正を行うための前提条件とする。
(3)必ず、クリティカルイベントが取得できるようにする
但し、クリティカルイベントは必ず取得できる必要があることをこの補正を行うための前提条件とする。
A.仮状態が遷移元と同一状態である場合は、上記補正(1),(2),(3)のいずれもを選択可能である。
B.仮状態が未検討(φ)の場合は、上記(1),(2),(3)のいずれもを選択可能である。
C.仮状態が異なる遷移先状態の場合は、上記(3)のみ選択可能
上記A.、B.のように選択肢が複数となる場合には、ユーザが前述したそれぞれの前提条件に照らし合わせて、補正手段を選択する。
以下、本実施形態の一実施例を説明する。本実施例は、状態遷移設計に対するロバスト性向上支援装置(以下、「支援装置」と略す)として提案される。
本実施例である支援装置は、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置によって実現される装置である。この情報処理装置は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、及び必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置である。
次に、ロバスト性向上支援方法を実行する装置である支援装置1の動作例について説明する。図14、図15は本支援装置1の動作例(ロバスト性向上支援方法の実行)を示すフローチャートであって、図15は図14に続くフローチャートである。以下、図14、図15を参照しながら支援装置の動作例を説明する。
対策レベル1或いは対策レベル2を指定した後、支援装置1は前述したステップS120に進み、以降同様にステップS130以降の処理を実行する。
以上で、支援装置の動作の説明を終了する。
本実施形態によれば、実機上で発生するイベントが、ソフトウェア上において取得ミスする可能性を鑑みて、状態遷移設計の制御仕様の抜けもれを評価し、ロバスト性を向上させるための方式を与えることができる。
本実施形態は、実際に発生したイベント系列の遷移先と、イベントの取得ミスが生じた場合の遷移先を比較し、ロバスト性を向上されるための情報を与えるものである。
本実施形態は、以下の変形を行っても成立する。
1.実機上のイベントモデルに対する外乱として、イベントの抜けを対象としたが、以下の外乱に対しても拡張できる
ノイズイベントの除去(チャタリング、雑音等)
2.イベントモデルの記述方法は以下に拡張できる
イベントを発生する外部機器を状態遷移モデルとして記述する。これにより、クリティカルイベントを時間制約や、状態遷移制約を用いた情報として拡張できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加、組み合わせ等が可能である。
Claims (2)
- 入力された状態遷移モデルから状態遷移情報を生成し、保持する状態遷移情報生成部と、
前記状態遷移情報から各状態の遷移リストである第1の遷移リストを生成する遷移リスト生成部と、
前記第1の遷移リストに対して、クリティカルイベントに対する遷移先状態を抽出し、遷移先状態の遷移リストである第2の遷移リストを抽出する遷移先状態遷移リスト生成部と、
入力されたイベントモデルからイベント遷移情報を生成するイベント遷移情報生成部と、
前記イベント遷移情報から次イベントを抽出する次イベント抽出部と、
前記第1の遷移リスト上の前記次イベントの状態と、前記第2の遷移リストの前記次イベントの状態を比較し、比較の結果に基づいて、前記第1の遷移リストに対して、対策レベルを決定し、決定した前記対策レベル、補正対策情報から検査結果一覧を生成し、この検査結果一覧を使用者に表示して使用者に対策の選択を促す検査結果一覧生成部と、
検査結果一覧中に示された対策情報から選択された対策を入力として受け付け、入力された対策に応じて状態遷移表を書き換える状態遷移情報書換部と
を有するロバスト性向上支援装置。 - 入力された状態遷移モデルから状態遷移情報を生成し、保持させるステップと、
入力されたイベントモデルからイベント遷移情報を生成し、このイベント遷移情報から次イベントを抽出するステップと、
前記状態遷移情報から各状態の遷移リストである第1の遷移リストを生成するステップと、
前記第1の遷移リストに対して、クリティカルイベントに対する遷移先状態を抽出し、抽出された遷移先状態の遷移リストである第2の遷移リストを抽出するステップと、
前記第1の遷移リスト上の前記次イベントの状態と、前記第2の遷移リストの前記次イベントの状態を比較するステップと、
前記第1の遷移リスト上の次イベントに対する遷移先がないか否か判定するステップと、
前記第1の遷移リスト上の次イベントに対する遷移先がないと判定した場合、第3の対策を指定するステップと、
前記第1の遷移リスト上の次イベントに対する遷移先があると判定した場合、前記第1の遷移リスト上の前記次イベントの状態と、前記第2の遷移リストの前記次イベントの状態が同じか否かを判定するステップと、
前記次イベントの状態が同じでないと判定した場合、前記第1の遷移リストの遷移先が遷移元と同状態であるか否かを判定するステップと、
前記第1の遷移リストの遷移先が遷移元と同状態であると判定した場合、第2の対策を指定するステップと、
前記第1の遷移リストの遷移先が遷移元と同状態でないと判定した場合、第1の対策を指定するステップと、
指定された前記対策レベル、補正対策情報から検査結果一覧を生成し、この検査結果一覧を使用者に表示して使用者に対策の選択を促すステップと
入力された対策に応じて前記状態遷移表を書き換えるステップと、
を有することを特徴とするロバスト性向上支援方法。
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