JP2011257870A - 光ディスク再生装置、光ディスク、データ配信システム、およびデータ配信方法 - Google Patents

光ディスク再生装置、光ディスク、データ配信システム、およびデータ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像データをダウンロードの進行と映像の再生の進行とを適切に制御可能な新しい光ディスク再生装置等を提供する。
【解決手段】ネットワーク通信手段131と、コンテンツデータを分割した各分割データのURL情報等を含むメタデータを取得する第1取得手段132と、URL情報に基づいて各分割データを再生順に取得する第2取得手段133と、分割データの取得時間とデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出手段134と、前記必要データサイズに基づいて、取得した分割データを再生する再生手段135と、を含む光ディスク再生装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスク再生装置、光ディスク、データ配信システム、およびデータ配信方法に関する。
光ディスク再生装置、たとえば、ブルーレイディスク(Blu−ray Disc)プレーヤは、映像データをネットワークからダウンロードして再生する機能を備えている場合がある。
映像データをダウンロードして再生する方法として、一般的には、サイズの大きい映像データを細かい複数の映像データに分割し、該分割した分割映像データを順にダウンロードして映像を再生する処理を逐次繰り返すという、いわゆるプログレッシブダウンロードという方法が知られている。
従来のプログレッシブダウンロードの方法では、バッファリングするデータ量については検討されておらず、たとえば、ブルーレイディスクプレーヤの仕様においても、バッファリングするデータ量について規定されていない。
多くの場合、ブルーレイディスクプレーヤでは、最初の映像データのダウンロードが完了したらすぐに映像の再生を開始し、残りの分割映像データについてはダウンロードと再生する処理を逐次繰り返す制御がなされている。
そのため、ネットワークの通信環境によっては、映像の再生速度に対して映像データをダウンロードする速度が間に合わずに再生処理が正常に行われなくなる、いわゆるアンダーランエラーが生じ得るおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決し、ネットワークの通信環境等を考慮して、映像データのダウンロードの進行と、ダウンロードした映像データによる映像の再生の進行とを適切に制御し、映像をスムーズに再生することができる新しい光ディスク再生装置、光ディスク、データ配信システム、およびデータ配信方法を提供することを目的とする。
本発明による光ディスク再生装置は、ネットワーク通信を管理するネットワーク通信手段と、前記ネットワーク通信を通じて、コンテンツデータを分割した各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを取得する第1取得手段と、前記ネットワーク通信を通じて、前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出手段と、前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生手段と、を含む。
また、上記光ディスク再生装置において、一定時間おきに、次に再生予定の分割データが前記第2取得手段において取得されているか否かを監視し、前記再生予定の分割データが取得されていない場合、前記再生手段による分割データの再生を停止させる再生監視手段をさらに含むことができる。
さらに、上記光ディスク再生装置において、前記コンテンツデータの再生開始時点の指定をユーザ操作により受け付けて、前記再生開始時点を含む分割データが前記第2取得手段において取得されているか否かを判定し、該取得されていない場合、前記第2取得手段において前記再生開始時点を含む分割データから優先的に取得させるユーザ操作受付手段をさらに含むことができる。
本発明による光ディスクは、光ディスク再生装置によって読取可能な光ディスクであって、前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、前記ネットワーク通信を通じて、コンテンツデータを分割した各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを取得する第1取得処理と、前記ネットワーク通信を通じて、前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出処理と、前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生処理と、を実行させるプログラムが格納されている。
本発明によるデータ配信システムは、光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータのメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムであって、前記メタデータサーバは、前記コンテンツデータを分割にした各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを管理し、前記光ディスクは、前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する第1取得処理と、前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出処理と、前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生処理と、を実行させるプログラムが格納されている。
また、上記データ配信システムは、前記データ配信サーバが、前記コンテンツデータを構成する映像データ部と音声部データ部とを、前記映像データ部の映像情報単位で区切られた各映像フレームの再生開始時間と前記音声データ部の音声情報単位で区切られた各音声フレームの再生開始時間とが一致する境界を検出し、該検出した境界ごとに前記コンテンツデータを分割して分割データをする作成手段を有することができる。
本発明によるデータ配信システムの変形例として、光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータのメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムであって、前記メタデータサーバは、前記コンテンツデータを分割にした各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを管理し、前記データ配信サーバは、前記各分割データごとに、少なくとも2つ以上のビットレートの異なる分割データを用意し、前記光ディスクは、前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する第1取得処理と、前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて所定のビットレートを有する前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度を算出し、かつ、前記データサイズ情報および再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生速度を算出する算出処理と、前記第2取得処理において取得された分割データを再生する再生処理と、前記転送速度と前記データ処理速度とに応じて、前記第2取処理において取得する分割データのビットレートの変更をユーザに対して提示する提示処理と、を実行させるプログラムであって、ユーザにより前記ビットレートの変更が指定された場合、前記第2取得処理において、前記データ配信サーバから取得対象の各分割データのビットレートを前記指定されたビットレートに変更し、該変更したビットレートの分割データを取得する処理が実行されるプログラムが格納されている。
本発明によるデータ配信方法は、光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータの分割した各分割データのURL情報および再生時間情報を含むメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムにおけるデータ配信方法であって、前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する段階と、前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する段階と、前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する段階と、前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する段階と、を含む。
以上のように構成された本発明によれば、光ディスク再生装置において、コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出し、該必要データサイズに基づいて、再生を開始するため、映像データをダウンロードの進行と映像の再生の進行とを適切に制御し、映像をスムーズに再生することができる。
本実施形態のデータ配信システムの概略構成を例示する図である。 本実施形態のプレーヤの機能構成を概略的に例示する図である。 メタデータサーバから取得するリストデータ、およびメタデータの例を示す図である。 本実施形態のデータ配信システム1の処理内容を示すフローチャートである。 本実施形態のデータ配信システム1の処理内容を示すフローチャートである。 本実施形態のデータ配信システム1の処理内容を示すフローチャートである。 本実施形態のデータ配信システム1の処理内容を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例のプレーヤの機能構成を概略的に例示する図である。 データ配信サーバにおける分割データ作成を説明するための図である。 データ配信サーバにおける分割データ作成方法を示したフローチャートである。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態では、光ディスク再生装置としてブルーレイディスクプレーヤ、光ディスクとしてブルーレイディスク、およびコンテンツデータとして映像データを例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態のデータ配信システム1の概略構成を例示する図である。
データ配信システム1は、図1に示すとおり、ブルーレイディスクプレーヤ(以下、「プレーヤ」と称する)10と、メタデータサーバ20と、データ配信サーバ30とを含んで構成され、それぞれ通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
プレーヤ10は、ブルーレイディスク(BD)11を読取可能なBDドライバ読取機構12と、ブルーレイディスク11を読み取って該ブルーレイディスク11に格納されたプログラムを実行する制御装置13と、データ配信サーバ30からダウンロードした映像データなど各種データを記憶する記憶装置14と、ユーザ操作の入力を受け付ける入力装置15と、外部機器と通信するための通信インタフェース16とを備え、プログラムの実行結果や映像データを表示するディスプレイなどの表示装置17と接続される。
なお。本実施形態において、ブルーレイディスク11に格納されたプログラムおよび該プログラムの実行内容は従来のものと異なるが、ブルーレイディスク11、BDドライバ読取機構12、制御装置13、記憶装置14、入力装置15、通信インタフェース16、および表示装置17自体は、従来のブルーレイディスクプレーヤに搭載されるものと共通とすることができる。
ここで、プレーヤ10が、ブルーレイディスク11に格納されたプログラムを実行した場合の各種処理機能について説明する。プレーヤ10は、図2に示すように、ネットワーク通信手段131、メタデータ取得手段132、映像データ取得手段133、算出手段134、再生手段135、再生監視手段136、およびユーザ操作受付手段137を含んで構成される。これらの各手段は、主に、制御装置13が、プルーレイディスクに格納されるプログラムを実行し、各ハードウエアを制御することにより実現することができる。
ネットワーク通信手段131は、プレーヤ10のネットワークへの接続状態などのネットワーク通信を管理する。ネットワーク通信手段131は、プレーヤ10のネットワークへの接続状態を判断し、接続されている状態であればその情報をメタデータ取得手段132に通知し、未接続状態ならば、たとえば、プレーヤ10に接続された表示装置17にその旨を表示する。
メタデータ取得手段(第1取得手段)132は、ネットワーク通信を通じて、視聴可能な映像コンテンツのリストデータの送信要求をメタデータサーバ20に対して送信し、メタデータサーバ20からリストデータをダウンロードして取得し、該リストデータを表示装置17に表示させる。なお、送信要求には、プレーヤ10が読み取るブルーレイディスク11のID情報を付加し、該ID情報に応じたリストデータをメタデータサーバからダウンロード可能にすることができる。ここで、メタデータサーバ20からダウンロードした映像コンテンツのリストデータには、タイトル名、権利者名、視聴期限、再生時間、およびビットレートなどの付随情報を含み、そのリストデータの例を図3(a)示す。視聴者(ユーザ)は、表示装置17に表示されたリストデータのうち所望の映像コンテンツを入力装置15によって選択することができる。
メタデータ取得手段132は、上記ユーザの所望の映像コンテンツの選択を受け付けると、ネットワーク通信を通じて、メタデータサーバ20に対して、該当する映像コンテンツのデータ(映像データ)のメタデータをダウンロードして取得する。ここで、メタデータは、映像データを分割した各分割データのデータサイズ(byte)、URL、再生時間(s)、データ形式、ビットレート(bps)、および保存したときのファイル名などの情報を含み、そのメタデータの一例を図3(b)に示す。メタデータ取得手段132は、メタデータを取得すると、該メタデータを解釈し、メタデータのうち分割データのURL情報を映像データ取得手段133に渡し、また、データサイズ情報、再生時間情報などを算出手段134に渡す。
映像データ取得手段(第2取得手段)133は、上記各分割データのURL情報を解釈し、ネットワーク通信を通じてそれぞれのURLにアクセスし、各分割データを順番にダウンロードして取得する。なお、取得した分割データは、記憶装置14に記憶される。映像データ取得手段133は、複数の分割データのうち最初に分割データをダウンロードする際に、ダウンロードを開始する時点と完了した時点の差からダウンロード所要時間(取得時間)を計算し、該計算した取得時間の情報を算出手段134に渡す。映像データ取得手段133は、後述する算出手段134により算出された分割データを必要数取得したとき、再生手段135に対して映像の再生開始を指示し、同時に、再生監視手段136に対して映像の再生進捗の状態監視を指示する。
算出手段134は、上記分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度(bps)を算出する。また、算出手段134は、算出された転送速度と、再生時間情報から算出される映像データ全体の再生時間と、データサイズ情報から算出される映像データ全体のデータサイズとから映像データの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する。そして、算出手段134は、該必要データサイズに基づいて、再生手段135において、分割データの再生を停止せずに再生できるだけの取得すべき分割データの必要数を算出する。算出手段134は、上記分割データの必要数の情報を映像データ取得手段133に渡す。なお、上記分割データの必要数の算出方法は、後述する。
再生手段135は、必要データサイズに基づいて、取得した分割データを順に再生する。なお、必要に応じて、再生手段135は、全ての分割データの再生が終了したら、ダウンロード済みの分割データを消去することができる。
再生監視手段136は、映像の再生進捗の状態監視の指示を受け付けると、一定時間おきに、現在再生中の分割データの次に再生予定の分割データが、映像データ取得手段133において取得されているか否かを監視し、再生予定の分割データを取得していない場合、再生手段135に対して分割データの再生を停止させる。また、再生監視手段136は、再生予定の分割データを取得したことを監視した場合、再生手段135に対して分割データの再生を再開させる。
ユーザ操作受付手段137は、分割データのダウンロードが進行している間、チャプターの送り戻し、ポジションチェンジなど映像データの再生開始時点の指定をユーザ操作により受け付ける手段であって、該再生開始時点を含む分割データが映像データ取得手段133において取得されているか否かを判定し、該取得されていない場合、映像データ取得手段133においてその再生開始時点を含む分割データから優先的にダウンロードして取得させる。
以下、図4〜図7に示すフローチャートを参照して、データ配信システム1を用いて実施される本実施形態のデータ配信方法を説明する。なお、各図における各処理は、処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
図4は、プレーヤ10が、映像データを取得して、再生開始するまでのフローチャートの一例を示す。
まず、ネットワーク通信手段131が、プレーヤ10のネットワークへの接続状態をチェックする(ステップS100)。ネットワーク通信手段131は、ネットワークへの接続状態が接続されている状態であれば、該情報をメタデータ取得手段132に通知し、未接続状態であれば、プレーヤ10に接続された表示装置17にその旨を表示する。
プレーヤ10がネットワークに接続されていれば、次いで、メタデータ取得手段132は、ネットワーク通信を通じて、視聴可能な映像コンテンツのリストデータの送信要求をメタデータサーバ20に対して送信し、メタデータサーバ20からリストデータをダウンロードして取得する(ステップS101)。メタデータ取得手段132は、たとえば、図3(a)に示すリストデータを取得し、該リストデータを表示装置17に表示させる。ユーザは、表示装置17に表示されたリストデータのうち所望の映像コンテンツを入力装置15によって選択することができる。
次いで、メタデータ取得手段132は、ユーザの所望の映像コンテンツの選択を受け付けて、ネットワーク通信を通じて、メタデータサーバ20から該当する映像データのメタデータをダウンロードして取得する(ステップS102)。メタデータ取得手段132は、たとえば、図3(b)に示すメタデータを取得すると、該メタデータを解釈し、メタデータのうち各分割データのURL情報を映像データ取得手段133に通知し、また、データサイズ情報、再生時間情報を算出手段134に通知する。
次いで、映像データ取得手段133は、上記各分割データのURL情報を解釈し、ネットワーク通信を通じてそれぞれのURLにアクセスし、最初の分割データをダウンロードして取得する(ステップS103)。取得した分割データは、記憶装置14に記憶する。
次いで、映像データ取得手段133は、複数の分割データのうち最初に分割データをダウンロードする際に、ダウンロードを開始する時点と完了した時点の差からダウンロード所要時間(取得時間)を算出する(ステップS104)。映像データ取得手段133は、該計算した取得時間の情報を算出手段134に通知する。
次いで、算出手段134は、上記分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度(bps)を算出する(ステップS105)。たとえば、最初に取得した上記分割データのサイズが100(byte)であり、取得時間が20(s)であれば、その転送速度は5(bps)と算出される。
次いで、算出手段134は、算出された転送速度と、映像データのデータサイズおよび再生時間から、映像データの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出することで、取得すべき分割データの必要数を算出する(ステップS106)。ここで、図5を用いて、算出手段134における、分割データの必要数の計算方法について説明する。
まず、「映像データ全体のデータサイズ(byte)/映像データ全体の再生時間(s)=1秒あたりの平均データサイズ」を求める(ステップS200)。たとえば、映像データ全体のデータサイズが1000(byte)で、映像データ全体の再生時間が100(s)であれば、1秒あたりの平均データサイズは10(bps)となる。
次いで、「最初の分割データサイズ/1秒あたりの平均データサイズ=最初の分割データの推定再生秒数」を求める(ステップS201)。たとえば、最初の分割データサイズが100(byte)で、1秒あたりの平均データサイズが上記で求めた10(bps)あれば、最初の分割データの推定再生秒数は10(s)となる。
次いで、「映像データ全体の再生時間−最初の分割データの推定再生秒数=残りの再生秒数」を求める(ステップS202)。たとえば、映像データ全体の再生時間が100(s)で、最初の分割データの推定再生秒数が上記で求めた10(s)であれば、残りの再生秒数は90(s)となる。
次いで、「全体の映像データサイズ−1つめの分割データサイズ=残りの映像データサイズ」を求める(ステップS203)。たとえば、全体の映像データサイズが1000(byte)で、1つめの分割データサイズが100(byte)であれば、残りの映像データサイズは900(byte)となる。
次いで、1秒あたりの転送サイズ(転送速度)が1秒あたりの平均データサイズ(再生速度)より大きいか否かを判断する(ステップS204)。1秒あたりの転送サイズが1秒あたりの平均データサイズより大きい場合(ステップS204:Yes)、算出手段134は、上記分割データの必要数の情報を1(すなわち、最初の分割ファイルのみ)とし、該情報を映像データ取得手段133に通知して、本処理フローを終了する。
一方、1秒あたりの転送サイズが1秒あたりの平均データサイズより大きくない場合(ステップS204:No)、「残りの映像データサイズ/1秒あたりの転送速度=残りの必要転送秒数」を求める(ステップS205)。たとえば、残りの映像データサイズが900(byte)で、1秒あたりの転送速度が上記ステップS105で求めた5(bps)であれば、残りの必要転送秒数は180(s)となる。
次いで、「1秒あたりの平均データサイズ−1秒あたりの転送サイズ=1秒あたりの差分サイズ」を求める(ステップS206)。たとえば、1秒あたりの平均データサイズが10(bps)で、1秒あたりの転送サイズが5(bps)であれば、1秒あたりの差分サイズは5(bps)となる。
次いで、「1秒あたりの差分サイズ×残り再生秒数=残りの必要データサイズ」を求める(ステップS207)。たとえば、1秒あたりの差分サイズが上記で求めた5(bps)で、残り再生秒数が上記で求めた90(s)であれば、残りの必要データサイズは450(byte)となる。
次いで、各分割データのデータサイズ情報と残りの必要データサイズとから、分割データの必要数を求める(ステップS208)。たとえば、各分割データのデータサイズが、それぞれ100(byte)で、残りの必要データサイズは450(byte)であれば、分割データの必要数は5となり、該情報を映像データ取得手段133に通知する。
なお、ステップS208の処理の代わりに、必要転送サイズを映像データ取得手段133に通知するようにしてもよい。この場合、映像データ取得手段133は、ダウンロードして取得した分割データの合計のデータサイズが、上記残りの必要転送サイズより大きいか否かを判断し、分割データの合計のデータサイズが、残りの必要転送サイズより大きくなった場合、再生手段135に対して映像の再生開始を指示することができる。
また、残りの必要データサイズを求める方法は、上記ステップ200〜207の処理による方法に限られず、種々の方法を用いることができ、たとえば、ステップS105で算出した転送速度と、映像データ全体の再生時間とから映像データ全体の再生時間内に取得可能な転送データサイズを算出し、該転送データサイズと、映像データ全体のデータサイズとから映像データの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出してもよい。 以上の各処理により、分割データの再生を停止せずに再生できるだけの取得すべき分割データの必要数を求めることができる。
図4に戻り、映像データ取得手段133は、次いで、上記算出された分割データを必要数取得したとき、再生手段135に対して映像の再生開始を指示する(ステップS106)。
次いで、再生手段135は、上記再生開始の指示を受け付けると、取得した分割データを順に再生する(ステップS107)。なお、必要に応じて、全ての分割データの再生が終了したら、ダウンロード済みの分割データを消去することができる。
次に、図6は、プレーヤ10が映像データを再生開始した後の再生開始を監視するフローチャートの一例を示す。
図5の上記ステップS106において、映像データ取得手段133は、再生手段135に対して映像の再生開始を指示すると同時に、再生監視手段136に対して映像の再生進捗の状態監視を指示する(ステップS300)。
次いで、再生監視手段136は、映像の再生進捗の状態監視の指示を受け付けると、一定時間おきに、現在再生中の分割データの次に再生予定の分割データが、映像データ取得手段133において取得されているか否かを監視する(ステップS301)。
上記再生予定の分割データを取得していない場合(ステップS301:No)、再生監視手段136は、再生手段135に対して分割データの再生停止を指示する(ステップS302)。再生予定の分割データを取得している場合(ステップS301:Yes)、再生監視手段136は、再度監視を続ける。
再生停止を指示した後、再生監視手段136は、再度、一定時間おきに、現在再生中の分割データの次に再生予定の分割データが、映像データ取得手段133において取得されているか否かを監視する(ステップS303)。
上記再生予定の分割データを取得した場合(ステップS303:Yes)、再生監視手段136は、再生手段135に対して分割データの再生開始を指示する(ステップS304)。再生予定の割データを取得していない場合(ステップS303:No)、再生監視手段136は、再度監視を続ける。
上記各処理により、プレーヤ10において、映像データを再生開始した後の再生開始が監視される。
次に、図7は、プレーヤ10が映像データを再生開始した後のユーザ操作を受け付けた場合のフローチャートの一例を示す。
図5の上記ステップS106において、映像データ取得手段133は、再生手段135に対して映像の再生開始を指示すると同時に、ユーザ操作受付手段137に対してユーザ操作の受付を指示する(ステップS400)。
ユーザ操作受付手段137は、分割データのダウンロードが進行している間、チャプターの送り戻し、ポジションチェンジなど映像データの再生開始時点の指定をユーザ操作により受け付けると、まず、再生手段135に対して変更先の再生開始時点が現在再生中の分割データに属するか否かを問い合わせる(ステップS401)。変更先の再生開始時点が現在再生中の分割データに属する場合(ステップS401:Yes)、ユーザ操作受付手段137は、再生手段135に対してその指定された再生開始時点から映像の再生開始を指示する(ステップS402)。
一方、変更先の再生開始時点が現在再生中の分割データに属しない場合(ステップS401:No)、ユーザ操作受付手段137は、再生開始時点を含む分割データが映像データ取得手段133において取得されているか否かを判定する(ステップS403)。
再生開始時点を含む分割データが映像データ取得手段133において取得されている場合(ステップS403:Yes)、ユーザ操作受付手段137は、再生手段135に対してその指定された再生開始時点から映像の再生開始を指示する(ステップS402)。
一方、再生開始時点を含む分割データが映像データ取得手段133において取得されていない場合(ステップS403:No)、再生手段135に対して現在再生中の分割データの停止を指示し(ステップS404)、かつ、映像データ取得手段133に対してその再生開始時点を含む分割データから優先的にダウンロードして取得するように指示する(ステップS405)。
次いで、再生開始時点を含む分割データをダウンロードして取得した後、再生手段135に対して該当する分割データの再生開始を指示する(ステップS406)。
上記各処理により、プレーヤ10において、映像データを再生開始した後のユーザ操作を受け付けた場合の処理が実行される。
上述したような本実施形態によれば、ブルーレイディスクプレーヤ10において、分割データの再生を停止せずに再生できるだけの取得すべき分割データの必要数を算出し、該分割データを必要数ダウンロードした後、再生を開始するため、映像をスムーズに再生することができる。
また、上記再生監視手段を設けることで、映像データをダウンロードの進行と映像の再生の進行とを適切に制御することができる。
さらに、データの無い再生開始時点の指定を受け付けた場合、従来のブルーレイディスクプレーヤ10の仕様では、映像の再生処理そのものがストップしてしまっていたが、本実施形態によれば、上記ユーザ操作受付手段137を設けることで、映像の再生処理そのものをストップせずに、ウェイティングすることができる。
<データ配信システムの変形例>
上記本実施形態のデータ配信システム1では、再生手段135による再生を、分割データを必要数取得した後に分割データを再生するものであるが、本実施形態のデータ配信システム1はこれに限られない。本実施形態のデータ配信システム1の変形例は、図8に示すように、たとえば、データ配信サーバ30において、各分割データごとに、少なくとも2つ以上のビットレートの異なるデータを用意し、かつ、プレーヤ10'において、転送速度と再生速度とに応じて、映像データ全体を停止せずに再生可能なビットレートへの変更をユーザに対して提示する提示機能138を備えつつ、ユーザにより前記ビットレートの変更が指定された場合、映像データ取得手段(第2取得手段)133'において、データ配信サーバ30'から取得対象の各分割データのビットレートを上記指定されたビットレートに変更し、該変更したビットレートの分割データをダウンロードして取得するようにしてもよい。なお、メタデータサーバ20'においても、各分割データについて、同一の映像であって、かつ、ビットレートの異なるメタデータを用意しておき、転送速度が映像のデータ処理速度よりも遅い場合は、メタデータ取得手段132が、再度、現在のより低いビットレートのメタデータを取得し、該取得したメタデータのうちURL情報に基づいて、ダウンロードし直すという運用も可能である。
このように、ビットレートの異なるデータをダウンロードすることで、ダウンロードに要する時間を短縮し、ユーザが即座に映像を再生することができる。
<データ配信サーバ30における分割データ作成方法>
ここで、上記データ配信サーバ30において、映像データを分割して分割データを作成する方法について説明する。
1つの映像データには、映像データ部と音声データ部とを含んでおり、映像データ部はGOP(Group of Pictures)という単位で区切られてエンコードされ、音声データ部はAU(Access Unit)という単位で区切られてエンコードされる。Blu−ray Disc規格では、分割したファイルをシームレスに再生する場合は、上記の単位の境界でデータを分割する必要があると定められている。
たとえば、図9(a)に示すように、単純に任意の映像のGOPを基準に分割を行うと映像のGOPスタート時刻(例:Tv2)と音声のAUスタート時刻(例:TA7)とが一致しないため、分割したデータの前半データと後半データそれぞれに重複して音声データ(TA6・TA7)を格納しなければならない。
このような分割は、データのMux(Multiplex:映像と音声を多重化する処理)設定時に猥雑な指定を強いることからデータ作成のミスが起きやすく、また、再生時のプレーヤの負荷を高めたり、潜在不具合などを顕在化させる可能性もあるため問題となる。
そこで、本実施形態のデータ配信サーバ30は、映像データを構成する映像データ部と音声部データ部とを、映像データ部の映像情報単位で区切られた各映像フレームの再生開始時間と音声データ部の音声情報単位で区切られた各音声フレームの再生開始時間とが一致する境界を検出し、該検出した境界ごとに映像データを分割して各分割データを作成する作成手段31を有する。
以下、図10に示すフローチャートを参照して、本実施形態における分割データの作成方法について説明する。
図10に示すように、まず、映像データ部において先頭から2つ目のGOPスタート時刻(Tv(X=1))と、音声データ部において先頭から2つ目のAUスタート時刻(TA(Y=1))とを比較対象のスタート時刻として設定する(ステップS500)。
次いで、GOPスタート時刻(Tv(X=1))とAUスタート時刻(TA(Y=1))とを比較し(ステップS501)、一致すれば(ステップS501:Yes)、その時点をカットポイントとして決定し(ステップS502)、次の各GOPスタート時刻(Tv(X=x+1))と、AUスタート時刻(TA(Y=Y+1))とを比較対象のスタート時刻として設定し、ステップS501の処理を行う。
一方、一致しない場合(ステップS501:No)、GOPスタート時刻の方が大きな値であれば(ステップS503:Yes)、次のAUスタート時刻(TA(Y=Y+1))を比較対象のAUスタート時刻として再設定し(ステップS504)、ステップS501の処理に移る。
また、GOPスタート時刻の方が小さな値であれば(ステップS503:No)、次のGOPスタート時刻(TV(X=X+1))を比較対象のGOPスタート時刻として再設定し(ステップS505)、ステップS501の処理に移る。
上記の処理により、たとえば、図9(b)に示すように、分割可能なポイント(TV3・TA10)を割り出すことができる。
以上の処理により、本実施形態のデータ配信サーバ30において、映像と音声との一致する境界で映像データを分割して分割データを作成することで、映像データを再生する際に、画像と音声の開始位置がずれることが無いように、プレーヤ10において分割データを取得し、映像コンテンツを再生することができる。
<変形例>
以上のように本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるべきものではなく、特許請求の範囲に表現された思想および範囲を逸脱することなく、種々の変形、追加、および省略が当業者によって可能である。
たとえば、上記実施形態では、光ディスク再生装置としてブルーレイディスクプレーヤ、および光ディスクとしてブルーレイディスクを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、たとえば、DVDディスクプレーヤ、およびDVDに対しても適用することができる。
また、上記実施形態では、再生監視手段136、およびユーザ操作受付手段137を用いる場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、たとえば、一方の手段を省略したり、両方の手段を省略してもよい。
さらに、上記実施形態では、メタデータサーバ20およびデータ配信サーバ30を別途備えている場合を説明したが、1つのサーバにメタデータおよび映像データ(各分割データ)を両方保持し、管理またはデータ配信するようにしてもよい。
さらに、ブルーレイディスク11には、用途に応じた各処理(各手段)を実行するプログラムが記憶されているが、これら各処理は、そのいくつかを一纏めにして構成されていてもよいし、一つの処理をさらに複数の処理に分割して構成されていてもよい。
さらに、ブルーレイディスク11ではなく、ブルーレイディスクプレーヤ10本体に各処理を規定したプログラムを予め記憶させておくこともできる。
1 データ配信システム、
10 ブルーレイディスクプレーヤ、
11 ブルーレイディスク、
12 BDドライバ読取機構、
13 制御装置、
14 記憶装置、
15 入力装置、
16 通信インタフェース、
17 表示装置、
20 メタデータサーバ、
30 データ配信サーバ、
131 ネットワーク通信手段、
132 メタデータ取得手段、
133 映像データ取得手段、
134 算出手段、
135 再生手段、
136 再生監視手段、
137 ユーザ入力受付手段。

Claims (8)

  1. ネットワーク通信を管理するネットワーク通信手段と、
    前記ネットワーク通信を通じて、コンテンツデータを分割した各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを取得する第1取得手段と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出手段と、
    前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生手段と、
    を含む光ディスク再生装置。
  2. 一定時間おきに、次に再生予定の分割データが前記第2取得手段において取得されているか否かを監視し、前記再生予定の分割データが取得されていない場合、前記再生手段による分割データの再生を停止させる再生監視手段をさらに含む、請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 前記コンテンツデータの再生開始時点の指定をユーザ操作により受け付けて、前記再生開始時点を含む分割データが前記第2取得手段において取得されているか否かを判断し、該取得されていない場合、前記第2取得手段に対して前記再生開始時点を含む分割データから優先的に取得させるユーザ操作受付手段をさらに含む、請求項1または請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 光ディスク再生装置によって読取可能な光ディスクであって、
    前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、コンテンツデータを分割した各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを取得する第1取得処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出処理と、
    前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生処理と、
    を実行させるプログラムが格納された光ディスク。
  5. 光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータのメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムであって、
    前記メタデータサーバは、前記コンテンツデータを分割にした各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを管理し、
    前記光ディスクは、
    前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する第1取得処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズ情報とから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する算出処理と、
    前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する再生処理と、を実行させるプログラムが格納されている、データ配信システム。
  6. 前記データ配信サーバは、前記コンテンツデータを構成する映像データ部と音声部データ部とを、前記映像データ部の映像情報単位で区切られた各映像フレームの再生開始時間と前記音声データ部の音声情報単位で区切られた各音声フレームの再生開始時間とが一致する境界を検出し、該検出した境界ごとに前記コンテンツデータを分割して分割データを作成する作成手段を有する、請求項5に記載のデータ配信システム。
  7. 光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータのメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムであって、
    前記メタデータサーバは、前記コンテンツデータを分割にした各分割データのURL情報、データサイズ情報および再生時間情報を含むメタデータを管理し、
    前記データ配信サーバは、前記各分割データごとに、少なくとも2つ以上のビットレートの異なる分割データを用意し、
    前記光ディスクは、
    前記光ディスク再生装置のネットワーク通信を管理するネットワーク通信処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する第1取得処理と、
    前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて所定のビットレートを有する前記各分割データを再生順に取得する第2取得処理と、
    前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度を算出し、かつ、前記データサイズ情報および再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータ処理速度を算出する算出処理と、
    前記第2取得処理において取得された分割データを再生する再生処理と、
    前記転送速度と前記データ処理速度とに応じて、前記第2取処理において取得する分割データのビットレートの変更をユーザに対して提示する提示処理と、
    を実行させるプログラムであって、
    ユーザにより前記ビットレートの変更が指定された場合、前記第2取得処理において、前記データ配信サーバから取得対象の各分割データのビットレートを前記指定されたビットレートに変更し、該変更したビットレートの分割データを取得する処理が実行されるプログラムが格納されている、データ配信システム。
  8. 光ディスクを読取可能な光ディスク再生装置と、該光ディスク再生装置とネットワーク通信可能なサーバであって、前記光ディスク再生装置で再生するコンテンツデータの分割した各分割データのURL情報および再生時間情報を含むメタデータを管理するメタデータサーバおよび前記コンテンツデータを分割にした各分割データを配信するデータ配信サーバと、を含むデータ配信システムにおけるデータ配信方法であって、
    前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記メタデータサーバから前記メタデータを取得する段階と、
    前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記データ配信サーバから前記取得したメタデータのうちURL情報に基づいて前記各分割データを再生順に取得する段階と、
    前記光ディスク再生装置が、前記ネットワーク通信を通じて、前記第2取得処理で取得された分割データの取得時間と、該分割データのデータサイズとから分割データの転送速度を算出し、該転送速度と、前記再生時間情報から算出される前記コンテンツデータ全体の再生時間と、前記データサイズ情報から算出される前記コンテンツデータ全体のデータサイズとから前記コンテンツデータの再生開始前に取得を要する必要データサイズを算出する段階と、
    前記必要データサイズに基づいて、前記取得した分割データを再生する段階と、
    を含む、データ配信方法。
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