JP2011257129A5

JP2011257129A5 -

Info

Publication number: JP2011257129A5
Application number: JP2011148485A
Authority: JP
Filing date: 2011-07-04
Publication date: 2012-06-07
Anticipated expiration: 2025-06-17

Claims

溶解炉と、少なくとも一対の電極端子と、磁場発生装置と、を有する攪拌装置付溶解炉であって、
前記溶解炉は、側壁と底壁とを有し、且つ、前記側壁と前記底壁とにより形成される収納空間を有し、前記収納空間は非鉄金属の溶湯を収納するためのものであり、前記側壁は前記収納空間を挟んで横向きに対向する一対の対向側壁部を有し、
前記一対の電極端子はそれぞれ電源に接続可能であり、且つ、それぞれ前記一対の対向側壁部に設けられており、さらに、前記一対の電極端子を前記収納空間を介して互いに横向きに対向させて、これにより、前記一対の電極端子の間には、前記溶解炉に非鉄金属の溶湯が収納されているときには、前記非鉄金属の溶湯を介して、横向きに電流が流れるようにし、
前記磁場発生装置は前記溶解炉の前記底壁の外部の下方に設けられており、さらに、前記磁場発生装置は永久磁石を備え、前記永久磁石は上端部がＳ極又はＮ極に磁化され、下端部がＮ極又はＳ極に磁化されており、前記永久磁石の前記上端部を前記底壁と上下に対向させて、前記永久磁石のＮ極から出る磁力線のみ又はＳ極へ向かう磁力線のみを用いるようにし、前記上端部から出る磁力線又は前記上端部へ入る磁力線が、前記収納空間内を縦向きに走り、縦向きに走る前記磁力線と横向きに走る前記電流とが縦横に交差するようにしている、
ことを特徴とする攪拌装置付溶解炉。
溶解炉と、少なくとも一対の電極端子と、磁場発生装置と、を有する攪拌装置付溶解炉であって、
前記溶解炉は側壁と底壁とを有し、且つ、前記側壁と前記底壁とにより形成される収納空間を有し、前記収納空間は非鉄金属の溶湯を収納するためのものであり、
前記一対の電極端子はそれぞれ電源に接続可能であり、且つ、それぞれ前記側壁に縦向きに対向するように設けられており、さらに、前記一対の電極端子を、前記収納空間を介して互いに縦向きに対向させて、これにより前記一対の電極端子の間には、前記溶解炉に非鉄金属の溶湯が収納されているときには、前記非鉄金属の溶湯を介して、縦向きに電流が流れるようにし、
前記前記磁場発生装置は、前記溶解炉の前記側壁の外部の側方に設けられており、さらに、前記磁場発生装置は永久磁石を備え、前記永久磁石は一端部がＳ極又はＮ極に磁化され、他端部がＮ極又はＳ極に磁化されており、前記永久磁石の前記一端部を前記側壁と横向きに対向させて、前記永久磁石のＮ極から出る磁力線のみ又はＳ極へ向かう磁力線のみを用いるようにし、前記一端部から出る磁力線又は前記一端部へ入る磁力線が、前記収納空間内を横向きに走り、この横向きに走る前記磁力線と縦向きに走る前記電流とが縦横に交差している、
ことを特徴とする攪拌装置付溶解炉。
溶解炉と、少なくとも一対の電極端子と、磁場発生装置と、を有する攪拌装置付溶解炉であって、
前記溶解炉は、側壁と底壁とを有し、且つ、前記側壁と前記底壁とにより形成される収納空間を有し、前記収納空間は非鉄金属の溶湯を収納するためのものであり、
前記一対の電極端子は、側壁側電極端子と底壁側電極端子とを備え、且つ、それぞれ電源に接続可能であり、さらに、前記前記側壁側電極端子と前記底壁側電極端子は、それぞれ、前記側壁と前記底壁とに設けられており、前記側壁側電極端子と前記底壁側電極端子を、前記収納空間を介して互いに対向させ、これにより、前記側壁側電極端子と前記底壁側電極端子の間には、記溶解炉に非鉄金属の溶湯が収納されているときには、前記非鉄金属の溶湯を介して、電流が流れるようにし、
前記磁場発生装置は、前記溶解炉の前記底壁の外部の下方の前記底壁側電極端子に対応する位置に設けられており、さらに、前記磁場発生装置は、永久磁石を備え、且つ、上端部がＳ極又はＮ極に磁化され、下端部がＮ極又はＳ極に磁化されており、前記永久磁石の前記上端部を前記底壁と上下に対向させ、前記永久磁石のＮ極から出る磁力線のみ又はＳ極へ向かう磁力線のみを用いるようにし、前記上端部から出る磁力線又は前記上端部へ入る磁力線が、前記収納空間内を縦向きに走り、縦向きに走る前記磁力線と前記電流とを縦横に交差するようにしている、
ことを特徴とする攪拌装置付溶解炉。
前記電極端子の対は複数対設けられていることを特徴とする請求項１又は２に記載の攪拌装置付溶解炉。
前記側壁側電極端子は複数設けられており、前記側壁側電極端子のそれぞれが前記側壁に設けられており、複数の前記側壁側電極端子と前記底壁側電極端子とで複数の電極端子の対を構成しており、これらの複数の前記電極端子の対のそれぞれ電流が流れるように構成されていることを特徴とする請求項３に記載の攪拌装置付溶解炉。
前記電源をさらに備え、前記電源は、極性の切り替えと出力調整の少なくとも１つが可能に構成されていることを特徴とする請求項１乃至５の１つに記載の攪拌装置付溶解炉。
前記溶解炉は矩形容器状あるいは円筒容器状のいずれかとして構成されていることを特徴とする請求項１乃至６の１つに記載の攪拌装置付溶解炉。
前記電極端子は、横断面が円形あるいは矩形であることを特徴とする請求項１乃至７の１つに記載の攪拌装置付溶解炉。