JP2011254287A - コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置 - Google Patents

コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易にコンテンツの検索、選択などを行えると共に、高品質な状態でコンテンツを出力することができるコンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ出力システムはコンテンツの検索、選択などを行う端末装置と、コンテンツの出力を行う出力装置とからなる。端末装置は例えばパーソナルコンピュータであり、ユーザがWebブラウザを用いてコンテンツのリンクをクリックすることにより試聴するコンテンツを選択すると、コンテンツ判定部がそのコンテンツのURIを参照してコンテンツの種別を判定する。そして、コンテンツが所定のコンテンツであると判定した場合にそのコンテンツのURIを出力装置に送信する。そして、出力装置はそのURIに基づいてWebサーバにアクセスすることによりコンテンツを受信して表示部に出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置に関する。詳しくは、インターネット上のコンテンツを容易に検索できるとともに、コンテンツを高品質な状態で出力できるコンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置に関する。
現行のテレビジョン受像機の多くはネットワークに接続する機能、Web(World Wide Web)ブラウザ機能を備え、インターネットにおけるWebサイトを閲覧することが可能となっている。さらに、MPEG(Moving Picture Experts Group)などのデコード機能も備えており、YouTube(登録商標)に代表されるいわゆる動画共有サイトや動画配信サイトの動画コンテンツをテレビジョン受像機単独で再生することが可能となっている。テレビジョン受像機でインターネット上の動画コンテンツを再生することにより、パーソナルコンピュータに備え付けられたディスプレイよりも高画質、高音質で迫力のある動画を楽しむことができる。
ここで、動画共有サイトとは、特定又は不特定のユーザが動画コンテンツをアップロードすることができ、また、アップロードされた動画を特定又は不特定のユーザが閲覧することのできるサイトである。動画共有サイトで公開される動画は一般的に、例えば、Adobe社製Flash Player(登録商標)を用いてストリーミング再生により提供される。ストリーミングとは、コンテンツデータを受信しながら同時にコンテンツ再生を行うことをいう。
テレビジョン受像機において、インターネット上の動画コンテンツの再生を行うには、ユーザがテレビジョン受像機のリモートコントローラを操作して動画共有サイト上で動画コンテンツを検索するための検索単語入力、動画コンテンツの選択、再生開始の指示などを行わなければならない。
しかし、現行の多くのテレビジョン受像機用のリモートコントローラは動画共有サイトの動画コンテンツの検索、選択などのための操作に適合した構成とはなっていない。また、動画共有サイトにおける動画コンテンツの検索画面、サムネイル表示画面などは、パーソナルコンピュータを用いて利用される場合を想定して構成されている。したがって、リモートコントローラを操作して動画コンテンツの検索、選択を行うのは煩雑であり、テレビジョン受像機によるWeb動画コンテンツ試聴の普及を阻害する一因となっている。
一方、パーソナルコンピュータには、通常、QWERTYキーボードやマウスなどのパーソナルコンピュータにおける入力操作に適した入力デバイスが備え付けられている。そのため、それらの入力デバイスを用いることにより容易にそして迅速に動画コンテンツの検索、選択などを行うことができる。しかし、一般的にパーソナルコンピュータに備え付けられたディスプレイはテレビジョン受像機に比べてサイズが小さい。また、パーソナルコンピュータに備え付けられたスピーカは音質において優れているとはいえない。したがって、パーソナルコンピュータはWeb動画コンテンツの再生においては、テレビジョン受像機と比較して画質、音質、画面サイズにおいて不利となる。
そこで、ディスプレイ装置とパーソナルコンピュータとを有線で接続して、パーソナルコンピュータからディスプレイ装置へ画像データを送信することにより、パーソナルコンピュータの出力映像をディスプレイ装置で表示する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2009―10629号公報
特許文献1に記載された技術のような、パーソナルコンピュータの映像出力をテレビジョン受像機に送信する技術はいわゆるPC−TVコンバータと称され、インターネット上のコンテンツをテレビジョン受像機で見ることは可能となる。しかし、そのようなPC−TVコンバータではコンテンツを構成する映像データや音声データの送受信を行うため、送受信するデータ量が増加してしまい、パーソナルコンピュータ側、テレビジョン受像機側共に多くの処理行う必要が生じるという問題がある。
したがって、この発明の目的は、パーソナルコンピュータなどの高い操作性を有する端末装置でコンテンツの検索、選択などを行い、その選択したコンテンツをテレビジョン受像機などの高画質、高音質な出力装置で出力することにより、高い操作性とコンテンツの高品質な状態での出力を両立させるコンテンツ出力システム、コンテンツ出力方法、プログラム、端末装置および出力装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、端末装置と出力装置とからなり、端末装置は、ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力手段と、ユーザからの入力手段への入力により選択されたコンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、判定手段によりコンテンツが所定のコンテンツであると判定された場合にコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を出力装置に送信するコンテンツ情報送信手段とを備え、出力装置は、端末装置のコンテンツ情報送信手段から送信されたコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、コンテンツ情報に対応するコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、該コンテンツ受信手段により受信したコンテンツを出力する出力手段とを備えるコンテンツ出力システムである。
また、第2の発明は、端末装置と出力装置とからなるコンテンツ出力システムにおけるコンテンツ出力方法であって、端末装置において実行される、ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップにおけるユーザからの入力により選択されたコンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによりコンテンツが所定のコンテンツであると判定された場合にコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を出力装置に送信するコンテンツ情報送信ステップと、出力装置において実行される、コンテンツ情報送信ステップにより送信されたコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信ステップと、コンテンツ情報に対応するコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ受信ステップにより受信したコンテンツを出力する出力ステップと、からなるコンテンツ出力方法である。
また、第3の発明は、端末装置に、ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力ステップと、入力ステップにおけるユーザからの入力により選択されたコンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによりコンテンツが所定のコンテンツであると判定された場合にコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を出力装置に送信するコンテンツ情報送信ステップとを実行させ、出力装置に、コンテンツ情報送信ステップにより送信されたコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信ステップと、コンテンツ情報に対応するコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ受信ステップにより受信したコンテンツを出力する出力ステップとを実行させるプログラムである。
また、第4の発明は、ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力手段と、ユーザからの入力手段への入力により選択されたコンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、判定手段によりコンテンツが所定のコンテンツであると判定された場合にコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を出力装置に送信するコンテンツ情報送信手段とを備える端末装置である。
さらに、第5の発明は、端末装置から送信されたコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、コンテンツ情報に対応するコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、コンテンツ受信手段により受信したコンテンツを出力する出力手段とを備える出力装置である。
この発明によれば、パーソナルコンピュータなどの高い操作性を有する端末装置でコンテンツの検索、選択などを行い、その選択したコンテンツをテレビジョン受像機などの高画質、高音質な出力装置で出力することにより、高い操作性とコンテンツの高品質な状態での出力を簡潔かつ容易に両立させることができる。
コンテンツ出力システムの概略構成を示す図である。 端末装置としてのパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 端末装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 出力装置としてのテレビジョン受像機の構成を示す図である。 コンテンツ出力システムにより行われる処理を示すシーケンス図である。 端末装置の表示部に表示されるWebブラウザの一例を示す図である。 この発明の変形例に係るコンテンツ出力システムの概略構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.実施の形態>
[1−1.コンテンツ出力システムの構成]
[1−2.端末装置の構成]
[1−3.出力装置の構成]
[1−4.コンテンツ出力システムの動作]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1−1.コンテンツ出力システムの構成]
図1に示すように、この発明に係るコンテンツ出力システム10は、特許請求の範囲における端末装置としてのパーソナルコンピュータ100、特許請求の範囲における出力装置としてのテレビジョン受像機200とから構成されている。そして、そのパーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200は、ルータ300を用いてLAN(Local Area Network)を構成し、インターネット400、Webサーバ500に接続されている。
ルータ300は、中継機能を有し、インターネットのルールに従ったIP(Internet Protocol)アドレスをLAN上に接続された機器に対して付与し、LAN上のネットワークに接続された機器が外部のインターネット400上の他の各種サーバなどと通信できるように機能する。また、LAN上に接続された機器が外部のインターネット400に接続されない場合には、プライベートIPアドレスなどをLAN上に接続された機器に対して付与する処理などを行う。
Webサーバ500は、Webサイトなどを構成するHTML(HyperText Markup Language)文書や画像データ、さらに動画データ、音声データなどの各種コンテンツを格納するものである。そして、後述するパーソナルコンピュータ100のWebブラウザ109、テレビジョン受像機のWebブラウザ215からの要求に応じてそれらのデータ、コンテンツを提供するものである。
パーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200は共にWebブラウザを備え、ルータ300を介してインターネット400に接続されていることにより、Webサイトの閲覧、動画共有サイトにおける動画コンテンツの再生などが可能となっている。ここで、コンテンツとは、Webページ、動画コンテンツ、画像コンテンツ、音楽コンテンツ、テキストコンテンツなどを含むものである。本実施の形態では、コンテンツは動画共有サイトにアップロードされた動画コンテンツであり、パーソナルコンピュータ100で動画コンテンツの検索、選択などを行い、テレビジョン受像機200でその選択された動画コンテンツの再生を行う場合を例にして説明を行う。
[1−2.端末装置の構成]
図2はコンテンツ出力システム10を構成する端末装置としてのパーソナルコンピュータ100の概略構成を示す図である。パーソナルコンピュータ100は、入出力インターフェース101、入力部102、表示部103、記憶部104、通信部105、コンテンツ情報送信部106、ディスク再生部107および制御部108とから構成されている。入力部102、表示部103、記憶部104、通信部105、コンテンツ情報送信部106、ディスク再生部107は入出力インターフェース101を介して制御部108と接続されている。
入力部102は、動画コンテンツ検索のための単語の入力、動画コンテンツの選択、ユーザによる各種の指示の入力などを行う際に用いられるキーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネルなどの入力デバイスである。入力部102に対して入力が行われるとその入力に応じた制御信号が生成されて、制御部108に出力される。入力部102は特許請求の範囲における入力手段に相当するものである。
表示部103は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube display)、有機EL(Electro luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスであり、Webサイトなどを表示し、ユーザに提供するものである。記憶部104は、ハードディスクなどにより構成される大容量記憶媒体であり、パーソナルコンピュータ100を動作させるための各種データ、プログラム、インターネット400から取得したコンテンツ、一時ファイルなどを記憶保持するものである。
通信部105は、所定のプロトコル、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づいてインターネット400、出力装置であるテレビジョン受像機200との通信を行うためのインターフェース、モデム、ターミナルアダプタなどである。通信部105を介して各種データの送受信、動画コンテンツのストリームのダウンロードなどが行われる。
コンテンツ情報送信部106は、送信制御部113による制御に従い、通信部105と同様に所定のプロトコル、例えば、TCP/IPに基づいてテレビジョン受像機200に対してコンテンツ情報を送信するためのインターフェースである。なお、通信部105とコンテンツ情報送信部106とは、その働きに基づいて便宜上別個のものとして記載してあるが、同一のモジュールとして構成してもよい。通信方式は有線、無線を問わないが、無線LAN(Local Area Network)を用いてインターネット400への接続、ネットワークの構成を行うことにより、配線の簡略化を図ることができる。また、パーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200の自由な配置が可能となる。なお、パーソナルコンピュータ100、テレビジョン受像機200間のLANネットワークが構築されている場合には、インターネット400を介することなくパーソナルコンピュータ100からテレビジョン受像機200へ直接コンテンツ情報を送信するようにするとよい。
制御部108は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などから構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれ動作されるプログラムなどが記憶されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従い様々な処理を実行してコマンドの発行を行うことによってパーソナルコンピュータ100全体の制御を行う。また、制御部108は、所定のプログラムを実行することにより、Webブラウザ109、コンテンツ判定部110、アクセス制御部111、UI(User Interface)表示制御部112、送信制御部113として機能する。
Webブラウザ109はWebページを閲覧するためのものである。具体的には、Webブラウザ109は、通信部105およびインターネット400を介してWebサーバ500にアクセスしてHTML、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)などで表現されたWebページの情報を取得する。次に、そのHTMLやXHTMLの内容を解析し、解析結果に応じたレイアウトでWebページを生成して表示部103に出力する。そして、Webページは最終的に表示部103に表示されてユーザに提供される。
また、Webブラウザ109はJavascriptやAdobe Flash Playerなどを動作させることができる。動画共有サイトにおける動画コンテンツはWebブラウザ109とは別個に起動する動画再生ソフトウェアではなく、Adobe Flash PlayerなどのWebブラウザ109内に埋め込まれた動画再生用プラグインにより再生される。また、Webページ上の動画コンテンツには、Apple/QUICKTIME(登録商標)、Microsoft/Windows Media Player(登録商標)などで再生されるものもある。Webブラウザ109としては、Mozilla/Firefox(登録商標)、Google/Chrome(登録商標)、Apple/Safari(登録商標)などがある。
コンテンツ判定部110は、ユーザが選択したコンテンツが動画コンテンツであるか否かの判定を行うものである。具体的には、Webブラウザ109を用いてユーザがアクセスしようとするWebページが動画コンテンツを再生するページ(以下、動画再生ページと称する。)であるか、ユーザがWebブラウザ109においてリンクをクリックすることにより要求するコンテンツが動画コンテンツであるか否かなどを判定するものである。
コンテンツ判定部110におけるコンテンツの判定は例えば、インターネット400上における情報資源の場所を示すURI(Uniform Resource Identifier)を参照することにより行われる。例えば、動画共有サイトがYouTubeの場合、そのトップページは「http://www.youtube.com/」というURIで表記される。また、YouTubeの動画検索結果を表示するページは、「http://www.youtube.com/results?search_query=******」というURIで表記される。そして、YouTubeにおける動画再生ページは「http://www.youtube.com/watch?v=************」というURIで表記される。これは、その動画コンテンツのインターネット400上における場所を示すものである。そこで、コンテンツ判定部110は、ユーザがWebブラウザ109を介してクリックすることによりアクセスしようとするページのURI、ユーザが選択したコンテンツのURIを参照して、そのURIが動画コンテンツを示す「http://www.youtube.com/watch?v=************」であるか否かを判定することによりコンテンツが動画コンテンツであるか否かを判定する。なお、上述の説明はYouTubeを例としたものであって、ニコニコ動画など他の動画共有サイトにおいては、その動画配信サイトにおける動画コンテンツを表すURIに基づいて判定を行う。なお、URIは、URL(Uniform Resource Locator)、URN(Uniform Resource Name)を包括するものである。
コンテンツ判定部110による判定は、ユーザが入力部102を介してインターネットのサイト、ページ、コンテンツなどのリンクをクリックした際に行われる。なお、判定はURIに基づいて行うだけでなく、ソースコードを参照することにより行ってもよい。また、コンテンツが動画コンテンツであることを判別することが出来る情報であればどのようなものを参照して判定を行ってもよい。例えば、ユーザがクリックしたリンクのURIにMP4、WMVなどのコンテンツが動画ファイルであることを示す識別子が含まれているか否かでコンテンツの判定を行うことも可能である。
アクセス制御部111は、ユーザが選択したコンテンツが動画コンテンツであると判定された場合、ユーザが選択したページが動画再生ページであると判定された場合、Webブラウザ109によるWebサーバ500への接続をトラップ(アクセスを制限する)する制御を行う。すなわち、Webブラウザ109による動画再生ページへのアクセスを制限することにより動画コンテンツがパーソナルコンピュータ100により再生されないようにする。
UI表示制御部112は、ユーザがアクセスしようとしたページが動画再生ページである、または、ユーザが選択したコンテンツが動画コンテンツであると判定された場合に、表示部103に所定のUIを表示する制御を行うものである。ここで、所定のUIとは、例えば、図3に示すように、「テレビで動画を再生します。」などの動画コンテンツがパーソナルコンピュータ100ではなくテレビジョン受像機200によって出力されることをユーザに示すメッセージやアイコンである。
このUIは、図3Aに示すように、現在表示されているWebページの画像から切り替えるようにして表示してもよいし、図3Bに示すように現在表示されているWebページに重畳するようにして表示してもよい。なお、この「テレビで動画を再生します。」という表示は一例であり、表示はユーザに動画の再生がテレビで行われることを通知するものであればどのようなものであってもよい。UIは所定の期間(例えば、数秒間)表示された後に消えるようにするとよい。
送信制御部113は、ユーザが選択したコンテンツが動画コンテンツであるとコンテンツ判定部110により判定された場合に、そのコンテンツに関するコンテンツ情報がコンテンツ情報送信部106を介してテレビジョン受像機200に送信されるように制御を行うものである。本実施の形態においては、コンテンツ情報は動画共有サイトにおける動画コンテンツを表示するページのURIである。したがって、動画コンテンツの提供サイトがYouTubeの場合には「http://www.youtube.com/watch?v=************」という、動画再生ページを示すURIがコンテンツ情報としてコンテンツ情報送信部106からテレビジョン受像機200に対して送信される。また、送信制御部113はテレビジョン受像機200に対して、テレビジョン放送を行う通常のモード(以下、通常TVモードと称する。)から動画コンテンツを再生するモード(以下、Web動画再生モードと称する。)への切り替えを指示する所定の制御信号をコンテンツ情報送信部106を介して送信するように制御を行う。
なお、コンテンツ判定部110、アクセス制御部111、UI表示制御部112、送信制御部113は、それぞれの機能に基づいて便宜上別個の構成として記載されている。しかし、実際には、それらはユーザがパーソナルコンピュータ100にインストールすることによりWebブラウザ109の機能が拡張されるアドオン、プラグインとして構成され、提供されるようにするとよい。
パーソナルコンピュータ100は、特許請求の範囲における端末装置の一例であり、端末装置は必ずしもパーソナルコンピュータに限られるものではない。インターネットに接続可能で、Webページを閲覧でき、インターネット上のコンテンツの検索、再生などを行うことができる端末であればどのようなものでもよい。端末装置としては他に、携帯電話機、スマートフォン、携帯ゲーム機などが考えられる。
[1−3.出力装置の構成]
図4はコンテンツ出力システム10を構成する出力装置としてのテレビジョン受像機200の概略構成を示す図である。テレビジョン受像機200は、アナログ放送、地上デジタル放送、BS放送、CS放送などを視聴することが可能であるとともに、インターネット接続機能を備え、Webサイトの閲覧、動画コンテンツの視聴などが可能なテレビジョン受像機である。テレビジョン受像機200は、アンテナ201、チューナ202、復調部203、分離部204、映像処理部205、表示部206、音声処理部207、スピーカ208、通信部209、コンテンツ情報受信部210、リモートコントローラ受光部211、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子212、HDMI受信部213、制御部214とから構成されている。
アンテナ201は地上デジタル放送などの各種の放送波を受信し、その放送波信号をチューナ202に供給する。チューナ202はアンテナ201から供給された放送波信号を中間周波信号に変換して復調部203に出力する。復調部203は中間周波信号から動画ストリームであるトランスポートストリームを復調して取り出し、分離部204に供給する。分離部204は、トランスポートストリームを分離するデマルチプレクサとデコードを行うデコーダを含むものである。分離部204は、パケット識別子(PID)に基づいて、トランスポートストリームを映像PES(Packetized Elementary Stream)、音声PESなどに分離する。そして、分離した映像PES、音声PESに所定の信号処理を施して映像信号、音声信号に変換する。音声信号は音声処理部207に出力され、映像信号は映像処理部205に出力される。
音声処理部207は、音声信号に対して増幅処理などの所定の処理を施してスピーカ208に出力する。スピーカ208は、音声処理部207から出力された音声信号を音声として出力してユーザに提供する音声出力手段である。映像処理部205は、映像信号に所定の処理を施して表示部206に出力する。表示部206は、LCD、CRT、有機ELディスプレイ等の表示デバイスであり、映像処理部205から出力された映像信号を映像として表示する。表示部206および/またはスピーカ208が特許請求の範囲の範囲における出力手段に相当するものである。
通信部209は、所定のプロトコル、例えば、TCP/IPに基づいてインターネット400、パーソナルコンピュータ100との通信を行うためのインターフェース、モデム、ターミナルアダプタなどである。通信部209を介して、各種データの送受信、動画コンテンツのストリームのダウンロードなどが行われる。通信部209は、特許請求の範囲におけるコンテンツ受信手段に相当する。
コンテンツ情報受信部210は、通信部209と同様に所定のプロトコル、例えば、TCP/IPに基づいてパーソナルコンピュータ100のコンテンツ情報送信部106から送信されたコンテンツ情報を受信するためのインターフェースなどである。なお、通信部209とコンテンツ情報受信部210とは、その働きに基づいて便宜上別個のものとして記載しているが、同一のモジュールにより構成してもよい。
リモートコントローラ受光部211は、ユーザの操作によりテレビジョン受像機200付属のリモートコントローラ600から送信されたコントロール信号を受信して制御部214に出力する。
制御部214は、CPU、RAMおよびROMなどから構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれ動作されるプログラムなどが記憶されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従い様々な処理を実行してコマンドの発行を行うことによってテレビジョン受像機200全体の制御を行う。また、制御部214は、所定のプログラムを実行することにより、Webブラウザ215として機能する。
Webブラウザ215はWebページを閲覧するためのものである。Webブラウザ215は、通信部209およびインターネット400を介してWebサーバ500にアクセスしてHTMLなどで表現されたWebページの情報を取得する。そして、そのHTMLの内容を解析し、解析結果に応じたレイアウトでWebページを生成して映像処理部205に出力する。そして、Webページは映像処理部205で所定の処理を施された後表示部103に出力されることにより、最終的に表示部206に表示されてユーザに提供される。また、Webブラウザ215はJavascriptやAdobe Flash Playerなどを動作させることができる。動画共有サイトにおける動画コンテンツはWebブラウザ215とは別個に起動する動画再生ソフトウェアではなく、Adobe Flash PlayerなどのWebブラウザ215内に埋め込まれた動画再生用プラグインにより再生される。
また、制御部214はリモートコントローラ受光部211から出力されたコントロール信号を解読し、そのコントロール信号に応じた制御信号をテレビジョン受像機200を構成する各部に出力する。これによりユーザの指示に応じた動作(チャンネル選択、音量調整など)がなされるようにテレビジョン受像機200を制御する。
HDMI端子212は、HDMI規格に対応する外部入力端子である。HDMIケーブルを用いることによりテレビジョン受像機200を、HDMI出力機能を備える他の機器と接続することが可能となる。HDMI受信部213は、HDMI受信機能を備えたモジュールであり、HDMI端子212から入力されたTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)信号を受信し、そのTMDS信号に含まれる映像信号と音声信号、制御信号などを抽出して復元して出力する。
なお、テレビジョン受像機200は、特許請求の範囲における出力装置の一例であり、出力装置は必ずしもテレビジョン受像機に限られるものではない。インターネットに接続可能で、Webページを閲覧でき、インターネット上の動画コンテンツの再生を行うことができるものであればどのようなものでもよい。出力装置としては他に、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、携帯ゲーム機などが考えられる。
[1−4.コンテンツ出力システムの動作]
コンテンツ出力システム10は上述のように構成されている。次に、コンテンツ出力システム10によって行われる処理について図1のコンテンツ出力システム10の構成概略図、図5のシーケンス図を参照して説明する。
なお、以下に説明するコンテンツ出力システム10により行われる処理の前に、まず、ユーザはあらかじめ、パーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200に対して、お互いがコンテンツ情報の送受信の対象であることを設定する、いわゆるペアリングを行っておく。ペアリングは、例えば、パーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200との間で通信部105、通信部209を介して、双方のID(識別情報)を交換することでなされる。IDは、パーソナルコンピュータ100およびテレビジョン受像機200のそれぞれを特定することができるアドレスである。IDとしては、MAC(Message Authentication Code)アドレスなどの電子機器製造時に付与されるID、ネットワークに接続された機器に割り振られる識別番号であるIPアドレスなどが使用される。
また、コンテンツ出力システム10の処理におけるパーソナルコンピュータ100の動作は、パーソナルコンピュータ100が動画コンテンツの再生は行わずにコンテンツ情報をテレビジョン受像機200に送信するモード(以下、コンテンツ情報送信モードと称する。)である場合に行われるものとする。コンテンツ情報送信モードとは言い換えれば、コンテンツ判定部110、アクセス制御部111、UI表示制御部112、送信制御部113が動作するモードである。
パーソナルコンピュータ100において動画コンテンツを再生するモード(以下、通常PCモードと称する。)とコンテンツ情報送信モードの切り替えをユーザが任意に行えるようにするとよい。そうすることにより、ユーザはパーソナルコンピュータ100で動画コンテンツを試聴するか、テレビジョン受像機200で動画コンテンツを視聴するかの選択が可能となる。
通常PCモードとコンテンツ情報送信モードとの切り替えは例えば、図6に示すようにWebブラウザ109にモード切り替えボタン700を設け、そのモード切り替えボタン700をクリックすることにより行えるようにするとよい。図6Aにおいては、モード切り替えボタン700は暗い色で表示されており、パーソナルコンピュータ100は通常PCモードになっている。そして、クリックすると図6Bに示すようにモード切り替えボタン700は明るく表示されてパーソナルコンピュータ100はコンテンツ情報送信モードとなる。このモード切り替えボタン700によるモードの切り替え機能は、プラグインのインストールによりWebブラウザ109がコンテンツ判定部110などの機能を備えた際に同時に備えられるようにするとよい。
以下、コンテンツ出力システム10による処理について説明する。まず、ユーザによって、パーソナルコンピュータ100の入力部102を介して所定の入力が行われることによりWebブラウザ109が起動される。そして、ユーザがWebサイト、動画共有サイトなどにアクセスしてコンテンツを検索し、再生する動画コンテンツの選択としてその動画コンテンツのリンクをクリックする(図1中の(1))。
そうすると、コンテンツ判定部110によって、ユーザがアクセスしようとしているコンテンツが動画コンテンツであるか否かが判定される。判定は上述のようにコンテンツのURIを参照することにより行われる。そして、コンテンツが動画コンテンツであると判定された場合、アクセス制御部111によりWebブラウザ109による動画コンテンツへのアクセスが制限される。これにより、動画コンテンツはパーソナルコンピュータ100においては再生されない。次に、UI表示制御部112によりパーソナルコンピュータ100の表示部103に、図3に示すような、動画の再生がテレビジョン受像機200で行われることを示すメッセージが表示される。
次に、送信制御部113の制御により、コンテンツ情報送信部106を介して、コンテンツ情報である、ユーザがアクセスしようとした動画コンテンツのURIがテレビジョン受像機200に対して送信される(図1中の(2))。同時に、テレビジョン受像機200に対して、通常TVモードからWeb動画再生モードへの切り替えを指示するモード切り替え信号も送信される。コンテンツ情報の送信後は、パーソナルコンピュータ100は他の動画の検索、他のWebページの閲覧、アプリケーションの起動など他の操作が可能となる。したがって、動画の再生がテレビジョン受像機200で行われることを示すメッセージは表示後所定の時間経過後に消えるようにするとよい。
次にテレビジョン受像機200は、パーソナルコンピュータ100から送信されたコンテンツ情報およびモード切り替え信号をコンテンツ情報受信部210で受信すると、Web動画再生モードへと自動的に切り替わる。なお、このコンテンツ情報およびモード切り替え信号の送受信は、図1に示すようにパーソナルコンピュータ100とテレビジョン受像機200とを含んでLANが構成されている場合には、インターネット400を介することなく、パーソナルコンピュータ100からテレビジョン受像機200へ直接送信するようにするとよい。
この発明においては、パーソナルコンピュータ100、テレビジョン受像機200間で動画データ、音声データなどの容量が大きいデータの送受信は行わず、送受信されるのはURIとモード切り替え信号のみであるので、伝送量を少なく抑え、送受信のために行われる処理を少なくすることができる。したがって、メモリの容量が少ない、CPUの性能が低いなどのいわゆる低スペックなパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機でもコンテンツ出力システムを構成することができる。
テレビジョン受像機200はWeb動画再生モードへの切り替え後、Webブラウザ215を起動する。そして、パーソナルコンピュータ100から送信されたコンテンツ情報であるURIに基づいてWebブラウザ215によりWebサーバ500にアクセスする。そして、API(Application Program Interface)を介してWebサーバ500に対して、動画コンテンツの送信(動画コンテンツの配信開始)を要求する(図1中の(3))。
コンテンツ配信開始要求を受けたWebサーバ500は、インターネット400を介して動画コンテンツをテレビジョン受像機200に送信する(図1中の(4))。そして、テレビジョン受像機200は、表示部206に動画コンテンツを表示して動画コンテンツのストリーミング再生を開始する。なお、動画コンテンツを再生する場合は、いわゆる全画面表示で再生するようにするとよい。全画面表示で再生することにより、一般的に画面のサイズがパーソナルコンピュータよりも大きいテレビジョン受像機の利点をより生かすことができる。
テレビジョン受像機200での動画コンテンツ再生開始後は、テレビジョン受像機200付属のリモートコントローラ600で動画コンテンツの早送り、巻き戻し、一時停止などを行えるようにするとよい。また、テレビジョン受像機200付属のリモートコントローラ600にWeb動画再生モードから通常TVモードへ切り替える指示の入力のためのボタン(入力手段)を設けるとよい。これにより、動画コンテンツ再生中、動画コンテンツ終了後などいつでもWeb動画再生モードから通常TVモードへの切り替えが可能となる。
また、通常PCモードのパーソナルコンピュータ100において動画コンテンツを再生中にモード切り替えボタン700がクリックされた場合にもコンテンツ情報送信モードに切り替えて、コンテンツ情報をテレビジョン受像機200に送信するようにするとよい。この場合、モード切り替えボタン700がクリックされて通常PCモードからコンテンツ情報送信モードに切り替わると、その時点で再生中である動画コンテンツのURIを参照し、上述の説明と同様にその動画コンテンツのURIの送信、アクセス制御、UIの表示を行う。これにより、パーソナルコンピュータ100で動画コンテンツを再生中であっても、再度その動画コンテンツのリンクをクリックすることなくその動画コンテンツをテレビジョン受像機200で再生することが可能となる。
このようにして、ユーザは動画コンテンツの検索、選択などについてはキーボード、マウスなどを備えることにより高い操作性を有するパーソナルコンピュータ100を用いて行い、動画コンテンツの再生はテレビジョン受像機200で行うことができる。これにより、動画コンテンツの検索などを容易にそして迅速に行うことができると共に、動画コンテンツの視聴は大画面で高画質、高音質な状態で行うことができる。この発明を用いることにより、高い操作性を有するパーソナルコンピュータ100とコンテンツの高品質な出力が可能なテレビジョン受像機200とを双方の優位点を最大限生かすように連携させることができる。これにより、テレビジョン受像機200による動画コンテンツの再生が容易になることで、Web上の動画コンテンツ再生の機会が増え、動画コンテンツ自体の価値が高まると考えられる。
また、この発明は、コンテンツの選択後にコンテンツの受信を行う装置を端末装置から出力装置へと切り替えるものである。したがって、出力装置の通信速度が端末装置に比べて高速である場合には、動画コンテンツのダウンロードをより迅速に行うことができるため、ストレスなく動画コンテンツを視聴することができる。例えば、端末装置が3G(第3世代携帯電話)方式で通信を行うスマートフォンであり、出力装置が光ファイバなどでインターネットに接続可能なテレビジョン受像機である場合などである。
<2.変形例>
以上、この発明の実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく範囲内で各種の変形や適用が可能である。上述の実施の形態では、コンテンツは動画共有サイトの動画コンテンツである場合を例にして説明したが、コンテンツは動画コンテンツに限られない。コンテンツはWebページ、画像コンテンツ、音楽コンテンツ、テキストコンテンツなどでもよい。例えば、コンテンツがインターネット上の画像である場合、そのURIには「http://**********.jpg」、「http://**********.gif」のように画像であることを示す拡張子が含まれるので、コンテンツ判定部110は、URIに画像を示す拡張子を参照することにより、コンテンツの種別を判定することができる。
また、上述の実施の形態では、無線LANを用いて端末装置と出力装置とを接続する場合を挙げて説明を行ったが、端末装置と出力装置間の接続は無線LANに限られない。例えば、図7に示すようにBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)を用いて接続することも可能である。また、赤外線通信を用いることも可能である。
また、上述の実施の形態では、端末装置としてのパーソナルコンピュータ100で動画コンテンツの検索などを行い、動画コンテンツの再生をテレビジョン受像機200で行う場合を想定して説明を行ったが、この発明の利用はそのような場合に限られない。例えば、パーソナルコンピュータ100で動画コンテンツの検索を行い、そのURIをインターネット400に接続可能なスマートフォンや携帯ゲーム機などの携帯端末に送信する。そして、その携帯端末を使ってパーソナルコンピュータ100が設置されている場所とは異なる場所で動画コンテンツを視聴する、ということも可能である。また、インターネット上の音楽コンテンツのURIをインターネットに接続されたオーディオシステムに送信し、高音質で音楽コンテンツを聴くことも可能である。
10・・・・コンテンツ出力システム
100・・・パーソナルコンピュータ
102・・・入力部
105・・・通信部
106・・・コンテンツ情報送信部
109・・・Webブラウザ
110・・・コンテンツ判定部
200・・・テレビジョン受像機
209・・・通信部
210・・・コンテンツ情報受信部
215・・・Webブラウザ

Claims (11)

  1. 端末装置と出力装置とからなり、
    前記端末装置は、
    ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力手段と、
    前記ユーザからの前記入力手段への入力により選択された前記コンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記コンテンツが前記所定のコンテンツであると判定された場合に該コンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を前記出力装置に送信するコンテンツ情報送信手段と、
    を備え
    前記出力装置は、
    前記コンテンツ情報送信手段から送信された前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、
    前記コンテンツ情報に対応する前記コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    該コンテンツ受信手段により受信した前記コンテンツを出力する出力手段と、
    を備える
    コンテンツ出力システム。
  2. 前記コンテンツは、インターネット上のサーバに格納されており、前記コンテンツ情報は前記コンテンツの前記インターネット上における場所を示すURIである請求項1に記載のコンテンツ出力システム。
  3. 前記判定手段は、前記URIを参照することにより前記ユーザにより選択された前記コンテンツが前記所定のコンテンツであるか否かを判定する請求項2に記載のコンテンツ出力システム。
  4. 前記所定のコンテンツは動画コンテンツである請求項1に記載のコンテンツ出力システム。
  5. 前記端末装置はパーソナルコンピュータであり、前記出力装置はテレビジョン受像機である請求項4に記載のコンテンツ出力システム。
  6. 前記入力手段は、さらに、前記ユーザから前記コンテンツ情報を前記出力装置に送信する指示の入力を受け付け、
    前記コンテンツ情報送信手段は、前記コンテンツ情報を前記出力装置に送信する指示が入力された場合に前記コンテンツ情報を前記出力装置に送信する請求項1に記載のコンテンツ出力システム。
  7. 前記端末装置はさらに、
    前記判定手段により前記コンテンツが前記所定のコンテンツであると判定された場合に前記コンテンツの出力を前記出力装置で行う旨の表示を行う表示手段を備える請求項1に記載のコンテンツ出力システム。
  8. 端末装置と出力装置とからなるコンテンツ出力システムにおけるコンテンツ出力方法であって、
    前記端末装置において実行される
    ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力ステップと、
    該入力ステップにおける前記ユーザからの入力により選択された前記コンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、
    該判定ステップにより前記コンテンツが前記所定のコンテンツであると判定された場合に該コンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を前記出力装置に送信するコンテンツ情報送信ステップと、
    前記出力装置において実行される
    前記コンテンツ情報送信ステップにより送信された前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信ステップと、
    前記コンテンツ情報に対応する前記コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    該コンテンツ受信ステップにより受信した前記コンテンツを出力する出力ステップと、
    からなる
    コンテンツ出力方法。
  9. 端末装置に、
    ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力ステップと、
    該入力ステップにおける前記ユーザからの入力により選択された前記コンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、
    該判定ステップにより前記コンテンツが前記所定のコンテンツであると判定された場合に該コンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を前記出力装置に送信するコンテンツ情報送信ステップとを実行させ、
    出力装置に、
    前記コンテンツ情報送信ステップにより送信された前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信ステップと、
    前記コンテンツ情報に対応する前記コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    該コンテンツ受信ステップにより受信した前記コンテンツを出力する出力ステップと
    を実行させるプログラム。
  10. ユーザによるコンテンツの選択の入力を受け付ける入力手段と、
    前記ユーザからの前記入力手段への入力により選択された前記コンテンツが所定のコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記コンテンツが前記所定のコンテンツであると判定された場合に該コンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を出力装置に送信するコンテンツ情報送信手段とを備える端末装置。
  11. 端末装置から送信されたコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、
    前記コンテンツ情報に対応するコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    該コンテンツ受信手段により受信したコンテンツを出力する出力手段と
    を備える出力装置。
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