JP2011254139A - 携帯情報端末およびコンテンツ再生方法 - Google Patents

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弘樹 岩原
Jun Sato
順 佐藤
Naomiki Kobayashi
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Keiko Watanabe
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Abstract

【課題】記録媒体に格納して持ち出したコンテンツの中から、視聴したいコンテンツを容易にかつ短時間で再生する。
【解決手段】この携帯情報端末は、スロット、最新コンテンツ再生ボタン、コンテンツ管理部、コンテンツ再生部を有する。スロットには、録画された一つ以上のコンテンツと、前記コンテンツを管理するためにコンテンツ毎に設けられたコンテンツ管理ファイルと、前記コンテンツの中の特定のコンテンツの更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイルとを記録した記録媒体が装着される。コンテンツ管理部は、最新コンテンツ再生ボタンが操作された場合、スロットに装着された前記記録媒体のコンテンツ更新管理ファイルを参照して、録画時期が最新のコンテンツを特定する。コンテンツ再生部はコンテンツ管理部により特定された特定のコンテンツを再生する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、携帯情報端末およびコンテンツ再生方法に関する。
近年、SDメモリカード(登録商標)等のフラッシュメモリが様々な機器で利用されている。例えばデジタルビデオレコーダ(DVR)や録画機能付きのテレビ及び携帯電話機にはメモリカードスロットが設けられており、録画した番組のコンテンツをメモリカードに記録し、メモリカードを携帯電話機に装着することにより携帯電話機でコンテンツを再生し視聴することができる。
ところが、全ての携帯電話機がメモリカード上の所定フォルダを最初に参照する訳ではなく、携帯電話機の通信サービスを提供している会社、つまりキャリアによって異なる。例えばあるキャリアの携帯電話機はメモリカード上のあるフォルダを最初に参照するが、他のキャリアの携帯電話機はメモリカード上の別のフォルダを最初に参照する。このため、上記したように、携帯電話機がメモリカードの所定フォルダに格納されたコンテンツをスムーズに再生できないことがある。このようなキャリアの違いに対応するための技術は既に公開されている(特許文献1参照)。
特開2007−18463号公報
ところで、近年では、メモリカードの記憶容量が飛躍的に増大し、1枚のメモリカードに多数のコンテンツを格納できるものの、コンテンツの増大に伴い、視聴可能リストなどを携帯電話機の画面に表示させた上で、視聴可能リストの中から所望のコンテンツを選択し、再生ボタンを押すことで、コンテンツの再生が開始される。つまり携帯電話機を操作してメモリカードに入れて持ち出したコンテンツの中から、視聴したいコンテンツを短時間で見つけ出し再生するのが難しくなっている。
本発明は、メモリカードに格納して持ち出したコンテンツの中から、視聴したいコンテンツを容易にかつ短時間で再生することができる携帯情報端末およびコンテンツ再生方法を提供することを目的とする。
実施形態の携帯情報端末は、録画された一つ以上のコンテンツと、前記コンテンツの内容および格納場所を管理するために設けられたコンテンツ管理ファイルと、前記コンテンツの中の特定のコンテンツの更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイルとを記録した記録媒体が装着されるスロットと、前記所定のコンテンツを一回の操作で再生するための最新コンテンツ再生ボタンと、前記最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付けた場合、前記スロットに装着された前記記録媒体の前記コンテンツ更新管理ファイルを参照して、前記記録媒体に格納されている、録画時期が最新のコンテンツを特定するコンテンツ管理部と、前記コンテンツ管理部により特定された前記最新のコンテンツを再生するコンテンツ再生部とを具備する。
実施形態のテレビジョンシステムの構成を示す図である。 テレビジョンシステムのDVRの構成を示す図である。 SDカードのディレクトリ構成の一例を示す図である。 MGR.DATファイルの内容を示す図である。 PRGxxx.PRGファイルの内容を示す図である。 NEWS.DATファイルの内容を示す図である。 NEWS.DATファイルの更新候補コンテンツ管理情報の一例を示す図である。 DVRにおける録画動作を示すフローチャートである。 携帯電話機の構成を示す図である。 携帯電話機での今すぐニュース再生動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
図1は実施形態のテレビジョンシステムの構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態のテレビジョンシステムは、例えば地上デジタルテレビジョン装置1(以下「DTV1」と称す)と、このDTV1にHDMIケーブルなどで接続されたデジタルビデオレコーダ2(以下「DVR2」と称す)などの情報記録装置と、携帯電話機3などの携帯情報端末とを有している。
このシステム構成でDVR2のコンテンツを再生する場合、DTV1はDVR2から外部入力されるコンテンツの映像を表示する表示装置として機能する。携帯情報端末は、携帯電話機3だけに限らず、電話機能を省いたプレーヤ、例えばメモリビデオプレーヤなどであってもよい。また、DVR2とDTV1は一体のものであってもよく、互いの機能の一部をどちらかに持たせたものであってもよい。
DVR2および携帯電話機3には、例えばSDメモリカード4(以下「SDカード4」と称す)などの記録媒体を装着するためのメモリカードスロット23,33が設けられている。
例えばDVR2のメモリカードスロット23に装着したSDカード4に、DVR2で録画したテレビ番組のコンテンツを格納し、そのSDカード4を取り出して携帯電話機3のメモリカードスロット33に装着してSDカード4のコンテンツを再生することができる。
携帯電話機3は、表示部32とメモリカードスロット33と操作部34とを有している。
操作部34には、例えばビデオなどのコンテンツを再生、停止、進め、戻しを行うための各種ボタンと、ワンボタン視聴するための専用ボタンである「今すぐニュース」ボタン35、決定操作を行うための決定キー36などが設けられている。「今すぐニュース」ボタン35は最新コンテンツを一回の操作で再生するためのボタンである。
「今すぐニュース」ボタン35は、SDカード4に格納されている特定のコンテンツを視聴するためのボタンである。特定のコンテンツとは、DVR2で「今すぐニュース」という機能で録画したコンテンツであり、時系列で指定された時間または所定の期間にジャンル毎のコンテンツファイルが自動的に上書き更新されるコンテンツである。
表示部32には、最新番組を視聴するためのメニュー32aが表示される。メニュー32aには、例えば「ニュース」、「ドラマ」、「映画」、「スポーツ」等の番組のジャンルと、設定などの項目が表示される。それぞれのジャンルを決定キー36で選択するとそれぞれのジャンルの最新コンテンツの再生が始まる。また、設定、項目では「今すぐニュース」ボタン35を押すことによってどのジャンルの最新コンテンツを再生するかを設定することができる。例えば初期設定では、「ニュース」というジャンルの項目名がアクティブな状態にされており、「今すぐニュース」ボタン35を操作すると、「ニュース」というジャンルの最新コンテンツが再生される。
図2に示すように、DVR2は、制御モジュール21、情報処理モジュール20、及び操作入力モジュール22、SDカード4が着脱自在に挿着可能なメモリカードスロット23、アンテナ24に接続されたデジタルチューナ25、自動録画モジュール26、データベース27(以下「DB27」と称す)を備えており、SDカード4などの情報記憶媒体にデジタルチューナ25で受信したさまざまなジャンルの番組をDB27に録画、つまり保存(記録)することができる。
情報記憶媒体としては、SDカード4以外にも例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、DVD(Digital versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、及びSSD(Solid State Drive(Disk))等があり、これらに対応するドライブまたはインターフェースを備えることで録画が可能である。
デジタルチューナ25は、地上デジタル放送の指定されたチャネルを受信する地上デジタル放送受信チューナである。自動録画モジュール26は、予約された時刻に指定チャネルの番組をDB27に録画、つまり記録する。
情報処理モジュール20は、ローカルデータ読み込みモジュール201、ストリームデータ分離モジュール202、メタデータ分離モジュール203、暗号化モジュール204、通常領域リードライトモジュール205(以下「通常領域R/Wモジュール205」と称す)、鍵生成モジュール206、鍵ファイル作成ファイル207、保護領域リードライトモジュール208(以下「保護領域R/Wモジュール208」と称す)、更新管理モジュール209、及び管理データ作成モジュール210を備えている。情報処理モジュール20を構成する各モジュールの詳細については後に説明する。
情報処理モジュール20は、DB27に録画(記録)された1以上のコンテンツから更新候補として指定された1以上の更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報(更新候補コンテンツの格納位置、ジャンル、プログラム番号、タイトル、時間(作成日(時)、更新日(時))、再生状態などの情報)を格納した更新管理ファイルであるNEWS.DATファイル42を生成し、カードスロット23に挿着されているSDカード4の所定のディレクトリ(MGRフォルダ)に格納(記録)する。なおこの動作は、更新候補コンテンツ設定処理として後段で詳しく説明する。
また情報処理モジュール20は、SDカード4から更新管理ファイルであるNEWS.DATファイル42を検索し、このファイルに格納された更新候補コンテンツ管理情報、及びこれから記録しようとする記録コンテンツの記録コンテンツ管理情報(記録コンテンツのジャンル、プログラム番号、時間(作成日(時)、更新日(時))などの情報)に基づき、更新候補として指定された所定のコンテンツを更新する(コンテンツ更新処理として後段で詳しく説明する)。
図3はSDカード4のディレクトリ構成の一例を示す図である。図3に示すように、SDカード4のルートディレクトリの配下にMGRフォルダおよび各プログラムフォルダ(Prg001、Prg002、Prg003…)が配置されている。
MGRフォルダに属するMGR.DATファイル41は、各プログラムフォルダに格納されている番組コンテンツ(MOV01.3PG、MOV02.MP4、MOV03.MP4など)を管理するためのメタデータを含む。
図4はMGR.DATファイル41の内部構造の一例を示す図である。図4に示すように、MGR.DATファイル41は各プログラムフォルダに格納されている番組コンテンツを管理するためのメタデータ、例えば番組タイトルを含む。
DVR2により録画される番組コンテンツ(MOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4など)は、各プログラムフォルダ(Prg001、Prg002、Prg003…)に一つずつに格納される。例えば、番組コンテンツMOV01.3GP がプログラムフォルダPrg001に格納され、番組コンテンツMOV02.MP4がプログラムフォルダPrg002に格納され、番組コンテンツMOV03.SD1がプログラムフォルダPrg003に格納される。
各プログラムフォルダ(Prg001、Prg002、Prg003…)には、番組コンテンツを管理するためのメタデータを含む管理ファイルとして、例えば番組コンテンツMOV01.3GPは、3GP形式の動画データであり、そのメタデータは、プログラム情報ファイルPRG001.PRGというファイル名で格納される。
番組コンテンツMOV02.MP4は、MP4形式の動画データであり、そのメタデータは、プログラム情報ファイルPRG002.PRGというファイル名で格納される。番組コンテンツMOV03.SD1は、MP4形式の動画データを暗号化して格納したコンテンツであり、そのメタデータは、プログラム情報ファイルPRG003.PRGというファイル名で格納される。
図5はプログラム情報ファイルであるPRGxxx.PRGファイルの内部構造の一例を示す図である。図5に示すように、PRGxxx.PRGファイルには、番組コンテンツの詳細なメタデータが含まれている。
PRGxxx.PRGファイルは、番組ID、番組タイトル、ジャンル、録画開始日時、録画終了日時、ビデオコーデックの種類(ビデオ再生するプレーヤを特定するための情報)、オーディオコーデックの種類等のメタデータを含む。
図6は更新管理ファイルであるNEWS.DATファイル42の内部構造の一例を示す図である。図6に示すように、NEWS.DATファイル42は、SDカード4に記憶された1以上のコンテンツから更新候補として指定された1以上の更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を格納する。この例では、SDカード4に番組コンテンツ(MOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4など)が録画されているものとする。
すなわち、SDカード4には、録画された一つ以上のコンテンツ(MOV01.3PG、MOV02.MP4、MOV03.MP4など)と、各コンテンツの内容を管理するためにコンテンツ毎に設けられた第1コンテンツ管理ファイル(PRGxxx.PRGファイル)と、これらコンテンツの格納場所を管理するための第2コンテンツ管理ファイル(MGR.DATファイル41)と、コンテンツの中の特定のコンテンツ(群)の更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイル(NEWS.DATファイル42)とが記録されている。第1コンテンツ管理ファイル(PRGxxx.PRGファイル)と第2コンテンツ管理ファイル(MGR.DATファイル41)はSDカード4の内容および格納場所を管理するためのコンテンツ管理ファイルといえる。
番組を録画すると、その番組のジャンルにより例えば番組コンテンツMOV02.MP4は「ニュース」ジャンルにて、また番組コンテンツMOV03.MP4は「スポーツ」ジャンルにて更新候補となり、DVR2は、番組コンテンツMOV03.MP4(更新候補コンテンツ)の更新候補コンテンツの更新管理ファイル(NEWS.DATファイル)を生成し、SDカード4の所定の格納場所(MGRフォルダ)に格納する。
本実施形態では、SDカード4に構築されるMGRフォルダにNEWS.DATファイルが格納(配置)される例について説明するが、更新管理ファイルの配置はMGRディレクトリに限定されるものではない。更新管理ファイルは、キャリアを問わずDVR2により認識可能なエリアであれば、SDカード4のどの格納場所(記憶エリア)に格納(配置)してもよい。例えばNEWS.DATファイルは、端末メーカーが独自に設定可能なVENDERフォルダに格納(配置)してもよく、VIDEOフォルダに配置してもよく、ルートディレクトリに格納(配置)してもよい。
例えば、SDカード4には、規格により定められたディレクトリ構造が構築され、この規定のディレクトリ構造によりコンテンツ等が管理される。この他、例えばDVD、BD等も同様である。DVR2は、SDカード4の規定のディレクトリ構造の所定位置に更新管理ファイルを記録する。なおUSBメモリ、SSD等には、任意に作成されたディレクトリ構造が構築され、この任意に作成されたディレクトリ構造によりコンテンツ等が管理される。DVR2は、USBメモリ、SSD等の所定位置(例えばルートディレクトリなどの記憶場所)に更新管理ファイルを記録する。このように、更新管理ファイルを所定位置に記録することにより、更新管理ファイルを簡単かつ高速に検索(検出)することができる。
図6に示すように、更新管理ファイルであるNEWS.DATファイル42は、ファイルタイプ、ファイルサイズ、エントリー数、及び1以上のエントリーにより構成される。
ファイルタイプは、この更新管理ファイルを識別するための情報であり、例えば2バイトで構成され、例えば「MI」という2文字が格納される。ファイルサイズは、この更新管理ファイルのファイルサイズをバイト数で示す。エントリー数は、後続のエントリーE1、E2、E3、…、Enの数(n個)を示す。エントリーE1、E2、E3、…、Enは、更新候補コンテンツ管理情報を格納する。
各エントリーには、更新候補コンテンツ管理情報42aが記録されている。図7に示すように、更新候補コンテンツ管理情報42aは、更新候補コンテンツのジャンル、更新候補コンテンツのプログラム番号、更新候補コンテンツのファイルの作成日、録画時間、更新日時の他、更新候補コンテンツの格納位置(格納位置を示すアドレス等)、更新候補コンテンツのID、更新候補コンテンツのタイトル、更新候補コンテンツの再生状態、更新候補コンテンツのその他のメタデータを含んでいる。
この例では、例えば「ニュース」というジャンルで、プログラム番号002のファイルが1時間の録画時間で2010年2月22日に作成され、2010年2月23日に更新されている。また「スポーツ」というジャンルで、プログラム番号003のファイルが30分の録画時間で2010年2月20日に作成され、2010年2月22日に更新されている。
なお、この他、SDカード4の中に配置する更新管理ファイルは、更新候補コンテンツのジャンルごとに設けてもよい。SDカード4の中に例えば「ニュース」というジャンルで更新管理ファイルAを配置し、「スポーツ」というジャンルで更新管理ファイルBを配置する場合、更新管理ファイルAが「ニュース」というジャンルの更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を格納し、更新管理ファイルBが、「スポーツ」というジャンルの更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を格納する。
この場合、例えば「ニュース」というジャンルに基づき更新管理ファイルAのファイル名を決定し、「スポーツ」というジャンルに基づき更新管理ファイルBのファイル名を決定するようにしてもよい。
また、更新管理ファイルが、更新候補コンテンツのジャンル別のエントリーを含むようにしてもよい。例えば更新管理ファイルが、エントリーA、Bを含み、エントリーAは、ニュース」というジャンルの更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を格納し、エントリーBは、「スポーツ」というジャンルの更新候補コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を格納する。
次に、DVR2によるコンテンツ録画動作について説明する。DVR2において、情報処理モジュール20がDB27に保存された番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4を、図3に示したディレクトリ構造を持つSDカード4に記録する例について説明する。
この例の場合、DVR2では、ローカルデータ読み込みモジュール201は、DB27に記憶された番組コンテンツMOV01.3GPを読み込み、ストリームデータ分離モジュール202は、番組コンテンツMOV01.3GPからストリームデータを分離し、暗号化モジュール204はストリームデータを暗号化し、通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4の通常領域にストリームデータを記録する。
例えば、通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4のMOV01.3GPファイル(図3参照)にストリームデータを記録する。また、メタデータ分離モジュール203は番組コンテンツMOV01.3GPからメタデータを分離し、管理データ作成モジュール210は分離したメタデータを含むプログラム情報ファイルを作成し、通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4の通常領域にプログラム情報ファイルを記録する。例えば、SDカード4のPRG001.PRGファイル(図3参照)がプログラム情報ファイルに対応する。
同様にして、DVR2は、DB27に記憶された番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4を読み込み、SDカード4に対して番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4を記録する。
また、DVR2は、SDカード4の保護領域に対してコンテンツの暗号化に使用した鍵ファイルを記録することもできる。鍵生成モジュール206は鍵を生成し、鍵ファイル作成モジュール207は鍵(以下登録鍵)を含む鍵ファイルを生成し、保護領域R/Wモジュール208は、SDカード4の保護領域に鍵ファイルを記録する。これにより、例えば、SDカード4は、通常領域に記録されたコンテンツの再生に鍵の入力を条件とすることができる。SDカード4は、保護領域に記録された鍵ファイルの登録鍵と入力鍵との一致を条件として、通常領域に記録されたコンテンツの再生を許可する。
次に、図8のフローチャートを参照してこのシステムにおけるDVR2の動作を説明する。
SDカード4に記録された番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4のうち、例えば番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4が今すぐニュースの機能で録画されたコンテンツである場合、番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4のメタデータに含まれるジャンルは「ニュース」を示す。
例えばユーザが最新のニュースコンテンツの視聴を希望する場合、ユーザは操作入力モジュール22(例えば操作入力モジュール22に設けられた最新ニュース視聴設定ボタン)を介して、更新候補コンテンツ設定処理への遷移を指定し(ステップS101、YES)、SDカード4に記憶された番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4から更新候補として番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4を指定する(ステップS102)。
操作入力モジュール22は、番組コンテンツC1の指定情報を制御モジュール21へ通知する。制御モジュール21は、番組コンテンツC1の指定情報に基づき、番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4を更新候補コンテンツに設定する更新候補コンテンツ設定処理を指示する。情報処理モジュール20は、更新候補コンテンツ設定処理の指示に基づき、更新候補コンテンツ設定処理を実行する。
更新候補コンテンツ設定処理は、次のように実行される。通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4から、更新候補コンテンツとして指定された番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4のメタデータ等を読み出し、管理データ作成モジュール210は、番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4のメタデータ等に基づき、番組コンテンツMOV02.MP4、MOV03.MP4の更新候補コンテンツ管理情報を生成し(ステップS103)、生成した更新候補コンテンツ管理情報を含む更新管理ファイルであるNEWS.DATファイルを、SDカード4の所定位置に記録する(ステップS104)。
以降、コンテンツ更新処理に入る。上述したように、SDカード4には既にコンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4が記録されており、かつSDカード4には更新管理ファイルであるNEWS.DATファイル42も記録されており、このNEWS.DATファイル42のエントリーは番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4の更新候補コンテンツ管理情報を含んでいる。
例えば、新たな録画時刻になり、録画した新規コンテンツをSDカード4に記録する場合(ステップS105のYES)、更新管理モジュール209は、SDカード4からNEWS.DATファイル42を検索し(ステップS106)、更新管理ファイルに含まれる番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4の更新候補コンテンツ管理情報と、新規コンテンツのメタデータ(コンテンツ管理情報)とに基づき、番組コンテンツ、MOV02.MP4、MOV03.MP4のうちの所定番組コンテンツを更新するか、または番組コンテンツMOV01.3GP、MOV02.MP4、MOV03.MP4のいずれの番組コンテンツも更新しないかを判定する(ステップS107)。
例えば、更新管理モジュール209は、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれた識別情報と、新規コンテンツのメタデータに含まれた識別情報から、番組コンテンツMOV02.MP4と新規コンテンツとの関連が判明した場合に、番組コンテンツMOV02.MP4を新規コンテンツへ更新する更新処理を指示する(ステップS108のYES)。
新規コンテンツが今すぐニュースのコンテンツの場合、新規コンテンツのメタデータに含まれたジャンル(識別情報)は「ニュース」を示す。この例では、番組コンテンツMOV02.MP4は今すぐニュースコンテンツであり、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれたジャンル(識別情報)も「ニュース」を示す。つまり、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれた識別情報と、新規コンテンツのメタデータに含まれた識別情報とが一致し、更新管理モジュール209は、番組コンテンツMOV02.MP4のプログラム番号を特定し、番組コンテンツMOV02.MP4を新規コンテンツへ更新する更新処理を指示する(ステップS108のYES)。
これに対応して、通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4に記録されている番組コンテンツMOV02.MP4を新規コンテンツへ置き換え、さらに、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報を新規コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報へ置き換える(ステップS109)。
つまり、通常領域R/Wモジュール205は、SDカード4に対して新規コンテンツを記録し、SDカード4の更新管理ファイルに対して新規コンテンツを更新候補コンテンツとして登録し(つまり更新管理ファイルに対して新規コンテンツの更新候補コンテンツ管理情報を記録し)、新規コンテンツ等の記録完了後に、番組コンテンツMOV02.MP4を削除し、更新管理ファイルに登録されていた番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報を削除する。
さらに、更新管理モジュール209は、上記した識別情報の一致に加えて、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれたコンテンツ時間情報と新規コンテンツNCのメタデータに含まれたコンテンツ時間情報とから、新規コンテンツが番組コンテンツMOV02.MP4より新しいことが確認できた場合に、更新処理を指示するようにしてもよい(ステップS108のYES)。つまり、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれた識別情報と新規コンテンツNCのメタデータに含まれた識別情報とが一致しても、もし、新規コンテンツが番組コンテンツMOV02.MP4より古い場合には、番組コンテンツMOV02.MP4の更新処理は指示されない(ステップS108のNO)。なお、コンテンツ時間情報は、コンテンツの初期記録時間であってもよいし、コンテンツの更新記録時間であってもよい。
なお、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれた再生状態が再生済みを示す場合には、上記説明したように、情報記録装置は、番組コンテンツMOV02.MP4を新規コンテンツへ更新し、番組コンテンツMOV02.MP4の更新候補コンテンツ管理情報に含まれた再生状態が未再生を示す場合には、情報記録装置は、番組コンテンツMOV02.MP4を新規コンテンツへ更新せずに、SDカード4に番組コンテンツMOV02.MP4を残した状態で、SDカード4に対して新規コンテンツを追記するようにしてもよい。
このように、DVR2は、SDカード4から更新管理ファイルを検索し、更新管理ファイルに格納された更新対象コンテンツの更新対象コンテンツ管理情報(更新対象コンテンツのID、タイトル、ジャンル、時間情報、再生状態)及び保護コンテンツ数と、新たに記録しようとする記録コンテンツの記録コンテンツ管理情報(更新対象コンテンツのID、タイトル、ジャンル、時間情報)とに基づき、更新対象コンテンツを記録コンテンツへ更新するか否か判定し、更新判定に基づき更新処理を実行する。そして、SDカード4に対して更新管理ファイルを記録することにより、更新対象コンテンツ(目的コンテンツ)を高速に検索することができる。
また、DVR2は、他の機器によりSD-Video規格に準拠した規定のディレクトリ構造が構築されたSD等のSDカード4も適切に処理することができる。DVR2は、SD-Video規格に準拠した規定のディレクトリ構造が構築されたSDカード4に対しては、規定のディレクトリ構造の所定位置に更新管理ファイルを記録する。なお、上記した所定位置とは、SD-Video規格外の情報(更新管理ファイル)の記録を許す位置である。これにより、更新管理ファイルの読取等に対応していない上記した他の機器であっても、上記した更新管理ファイルが記録されたSDカード4を処理することができる。
ここで、図9を参照して携帯電話機3の構成について説明する。図9に示すように、携帯電話機3は、操作部34によるキー操作を受け付けるキー受付部51、各部を統括制御する制御部52、暗号化/復号部53、再生部54、カードインターフェース55(以下「カードI/F55」と称す)、メモリ56、内蔵アンテナ57が接続されたワンセグメント放送受信モジュールとしてワンセグチューナ58、録画部59等を有している。
暗号化/復号部53は、SDカード4のコンテンツを再生する際に、暗号化されたコンテンツを復号し、またSDカード4に記録するコンテンツを暗号化する。
再生部54は、ビデオプレーヤなどであり、少なくとも一つ以上のビデオコーデック(例えばMP4コーデック、3GPコーデックなど)を有しており、制御部52により指示されたコンテンツを、対応するコーデックを利用して再生する。
すなわち、再生部54は、コンテンツの種類に対応するビデオコーデックを有し、コンテンツの再生が指示されたとき、対応するビデオコーデックを用いてコンテンツを再生するコンテンツ再生部として機能する。
また再生部54は、最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付けた場合、メモリカードスロット33に装着されたSDカード4の所定の格納場所(位置)に保存されたコンテンツ更新管理ファイル(NEWS.DATファイル42)を参照して、少なくとも一つの特定のコンテンツの中から録画時期が最新のコンテンツとこのコンテンツの格納場所とコンテンツを再生するためのコーデックを特定する。
カードI/F55は、メモリカードスロット33に着脱自在に挿着されたSDカード4との間でデータをやりとりするためのインターフェースである。
ワンセグチューナ58は、地上デジタル放送で行なわれる携帯電話などの移動体向けの放送であるワンセグメント放送(ワンセグ放送ともいう)を受信する。
録画部59は、通常の録画予約機能と「今すぐニュース」(最新コンテンツ再生)録画機能とを有しており、予約時刻にワンセグチューナ58を起動し、ワンセグチューナ58で受信されたチャネルの番組をメモリ56またはSDカード4に録画する。
通常の録画予約機能は、録画予約時刻になると、メモリ56またはSDカード4に新たなコンテンツの保存フォルダ(Prgxxx)を生成し、その保存フォルダ(Prgxxx)に録画する機能である。
「今すぐニュース」録画機能は、保存フォルダ(Prgxxx)を利用する点では同じだが、ジャンル毎に、録画対象のコンテンツを上書きする。つまり「今すぐニュース」録画機能ではジャンル毎に最新のコンテンツのみが保存され、残される。
すなわち、録画部59は、「今すぐニュース」用として録画予約された場合、録画予約された時刻にワンセグチューナ58を起動し、ワンセグチューナ58により受信された録画予約番組が初めての録画であれば、メモリ56またはSDカード4に録画保存用のフォルダを生成し、そのフォルダにコンテンツファイルを録画するとともに、各管理ファイル(MGR.DATファイル41、NEWS.DATファイル42など)を更新する。録画予約番組が既に録画されているものと同じジャンルであり、2回目以降のものであれば、該当ファイルを上書き録画する。
メモリ56には、この携帯電話機3の基本機能を実現するためのファームウェアを含む各種プログラム、設定データ、プログラムで使用するデータが記憶されている他、プログラムで処理したデータが記憶される。またメモリ56は、制御部52が各部を制御し、また各部が処理を行う際に作業領域として機能する。
制御部52は、最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付けた場合、メモリカードスロット33に装着されたSDカード4のコンテンツ更新管理ファイルを参照して、SDカード4に格納されている、録画時期が最新のコンテンツを特定する。
制御部52は、特定したビデオコーデックの種類に応じたビデオコーデックを用いて、特定した格納場所の特定のコンテンツを再生するよう再生部54を制御するコンテンツ再生制御部として機能する。すなわち、制御部52は、特定したビデオコーデックの種類に応じたビデオコーデックを用いて、特定した格納場所の特定のコンテンツ(番組)を再生部54に再生させる。また制御部52はコンテンツ(番組)が属する番組のジャンルに応じて、最新のジャンルに属するコンテンツ(番組)を再生部54に再生させる。
続いて、図10のフローチャートを参照して携帯電話機3のコンテンツ再生動作を説明する。
携帯電話機本体3では、利用者によって、今すぐニュースボタン35が押された場合(図9のステップS201のYes)、制御部52は、メモリカードスロット33に装着されたSDカード4の所定の位置(図3のMGRフォルダ)に保存されたNEWS.DATファイル42を参照して、NEWS.DATファイル42に存在するプログラム番号002,003のコンテンツの中から録画時期が最新のコンテンツ(この例ではプログラム番号002のコンテンツ)の格納場所(Prg002フォルダ)を特定し(ステップS202)、その格納場所(フォルダ)にあるプログラム管理ファイルPRG002.PRGから、コンテンツを再生するコーデックの種類(MP4)を特定する(ステップS203)。
そして、制御部52は、特定したコーデック(プログラム番号002のコンテンツ)の種類(MP4)に応じた再生部44のコーデック(MP4コーデック)を用いて再生するよう再生部44を制御し、該当する格納場所(Prg002フォルダ)のコンテンツ(プログラム番号002のコンテンツ)を再生させる(ステップS204)。
このようにこの第1の実施形態のテレビジョンシステムによれば、携帯電話機3に設けた「今すぐニュース」ボタン35をユーザが押すと、SDカード4に格納されたコンテンツのうち、自動録画および上書き更新された所定のコンテンツ、つまりニュースやスポーツなどのジャンルの番組の中から最新の番組(例えば更新時期の最も新しいニュース)が再生されるので、ユーザは、最新の番組を携帯電話機3の簡単な操作で視聴することができる。つまり、SDカード4などの記録媒体に格納して持ち出したコンテンツの中から、携帯電話機3で視聴したいコンテンツを容易にかつ短時間で再生することができる。
換言すると、ユーザは携帯電話機3の画面を見ながらコンテンツ一覧のところまで検索し、さらにその中からそれぞれのコンテンツの録画時刻をチェックして最新のニュースを選ぶといった一連の操作を行うことなく、最新のニュースをワンタッチで視聴することができる。
すなわち、「今すぐニュース」の自動録画機能を備えたDVR2にて「今すぐニュース」番組を録画し格納したSDカード4を抜き取って携帯電話機3に装着し視聴する際に、携帯電話機3に設けた「今すぐニュース」ボタン35を押すことで、SDカード3から最新のコンテンツが読み出されて携帯電話機3の画面に再生されるので、ユーザは携帯電話機3のボタンをワンタッチ操作するだけで最新のニュースを視聴することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。例えば上記したモジュールとは、ハードウェアで実現するものであってもよく、CPU等を使ってソフトウェアで実現してもよい。
また、実施形態で説明した各要素の拡張、一部の削除を含む変更を行った形態も本発明の技術的範囲に含まれる。上記実施形態に開示した複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。また実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態の構成要素は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合、組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
さらに、上記実施形態に示した各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよく、また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。電子媒体としては、例えばCD−ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
1…地上デジタルテレビジョン装置(DTV)、2…デジタルビデオレコーダ(DVR)、3…携帯電話機、4…SDメモリカード(SDカード)、20…情報処理モジュール、21…制御モジュール、22…操作入力モジュール、23,33…メモリカードスロット、24…アンテナ、25…地上デジタル放送受信チューナ(デジタルチューナ)、26…自動録画モジュール、27…データベース、32…表示部、34…操作部、35…今すぐニュースボタン、42…制御部、42a…更新候補コンテンツ管理情報、44…再生部、51…キー受付部、52…制御部、53…暗号化/復号部、54…再生部、55…カードインターフェース(カードI/F)、56…メモリ、57…内蔵アンテナ、58…ワンセグチューナ、59…録画部、201…ローカルデータ読み込みモジュール、202…ストリームデータ分離モジュール、203…メタデータ分離モジュール、204…暗号化モジュール、205…通常領域リードライトモジュール(通常領域R/Wモジュール)、206…鍵生成モジュール、207…鍵ファイル作成ファイル、207…鍵ファイル作成モジュール、208…保護領域リードライトモジュール(保護領域R/Wモジュール)、209…更新管理モジュール、210…管理データ作成モジュール。

Claims (5)

  1. 録画された一つ以上のコンテンツと、前記コンテンツの内容および格納場所を管理するために設けられたコンテンツ管理ファイルと、前記コンテンツの中の特定のコンテンツの更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイルとを記録した記録媒体が装着されるスロットと、
    前記所定のコンテンツを一回の操作で再生するための最新コンテンツ再生ボタンと、
    前記最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付けた場合、前記スロットに装着された前記記録媒体の前記コンテンツ更新管理ファイルを参照して、前記記録媒体に格納されている、録画時期が最新のコンテンツを特定するコンテンツ管理部と、
    前記コンテンツ管理部により特定された前記最新のコンテンツを再生するコンテンツ再生部と
    を具備することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 録画された一つ以上のコンテンツと、前記コンテンツの内容および格納場所を管理するためのコンテンツ管理ファイルと、前記コンテンツの中の特定のコンテンツの格納場所、種類、更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイルとを記録した記録媒体が装着されるスロットと、
    前記所定のコンテンツを一回の操作で再生するための最新コンテンツ再生ボタンと、
    前記コンテンツの種類に対応するコーデックを有し、対応するコーデックを用いて前記コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付けた場合、前記スロットに装着された前記記録媒体の所定の位置に保存された前記コンテンツ更新管理ファイルを参照して、前記少なくとも一つの特定のコンテンツの中から録画時期が最新のコンテンツとこのコンテンツの格納場所とコンテンツを再生するためのコーデックを特定するコンテンツ管理部と、
    前記コンテンツ管理部により特定されたコーデックの種類に応じたコンテンツ再生部に、特定した格納場所の前記最新のコンテンツを再生させるコンテンツ再生制御部と
    を具備することを特徴とする携帯情報端末。
  3. ワンセグメント放送を受信するチューナと、
    通常の録画予約とは別に最新コンテンツ再生用として録画予約された場合、録画予約された時刻に前記チューナを起動し、前記チューナにより受信された録画予約番組を前記記録媒体に録画するとともに前記コンテンツ更新管理ファイルを更新する録画部と
    を具備することを特徴とする請求項1または2いずれか記載の携帯情報端末。
  4. 前記コンテンツ再生制御部は、
    前記コンテンツが属する番組のジャンルに応じて、最新のジャンルに属する前記コンテンツを前記コンテンツ再生部に再生させることを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末。
  5. 携帯情報端末のスロットに装着された、録画された一つ以上のコンテンツと、前記コンテンツを管理するためにコンテンツ毎に設けられたコンテンツ管理ファイルと、前記コンテンツの中の特定のコンテンツの更新時期を管理するコンテンツ更新管理ファイルとを記録した記録媒体の、所定のコンテンツを一回の操作で再生するために設けられた最新コンテンツ再生ボタンの操作を受け付け、
    前記記録媒体の前記コンテンツ更新管理ファイルを参照して、録画時期が最新のコンテンツを特定し、
    特定したコンテンツを再生する
    ことを特徴とするコンテンツ再生方法。
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