JP2011253988A - 配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の歯に作用する引張応力を均一化し得る配線基板を提供する。
【解決手段】複数の扁平状の歯(21a、21b、21c、21d)と当該複数の扁平状の歯を束ねて一体とした幹(21e)からなる櫛状部位(21f)と、この櫛状部位(21f)と接続される一つの扁平状の柄(21g)とで構成される絶縁基板(26)と、この絶縁基板(26)上に導電材料で形成され複数の扁平状の歯のそれぞれの先端から扁平状の柄の端まで個別に伸延し複数の扁平状の歯の先端に接触する導電体の電位を扁平状の柄の端まで電導させる複数の配線(22、23、24、25)と、複数の扁平状の歯の先端に導電材料が露出する端子部とを有する配線基板にであって、複数ある扁平状の歯の幅中心が一つの扁平状の柄の幅の内側に位置している。
【選択図】図6

Description

この発明は配線基板に関する。
積層型電池においては、各単電池が製造バラツキによりその内部抵抗や容量等にバラツキを有するため、単電池を直列に接続したときに各単電池の電圧にバラツキが生じる。この電圧バラツキにより電圧が大きい単電池から劣化が進行し、積層型電池としての寿命が制限されてしまう。従って、各単電池の電圧を測定し、その測定結果に基づいて電圧を制御することにより、全ての単電池の電圧を均等にすることが望ましい。
このため、積層型電池(双極型二次電池)の各単電池の電圧を測定するべく、各集電体にフレキシブルな(可撓性のある)配線基板を取り付け各単電池の電圧を外部に取り出すようにしたものがある(特許文献1参照)。
上記の配線基板は、複数の歯と当該複数の歯を束ねて一体とした幹からなる櫛状部位と、この櫛状部位と接続される一つの柄とで構成される絶縁基板と、この絶縁基板上に導電材料で形成され前記複数の歯のそれぞれの先端から柄の端まで個別に伸延し前記複数の歯の先端に接触する導電体の電位を前記柄の端まで電導させる複数の配線とを有している。複数の歯の先端には導電材料が露出する端子部を有し、この端子部を、集電体の上下両面に設けられる電極活物質の端部から同じ距離だけ離れた位置に次のようにして取り付けている。すなわち、歯が4つの場合で説明すると、柄の位置を基準位置として、4つある歯のうち第1の歯を柄のある位置で取り付け、後は第2の歯、第3の歯、第4の歯の順に所定幅ずつ水平方向外側に離して取り付けている。
特開2008−160060号公報
このため、積層基板を取り付けた積層型電池を振動が生じる環境下で使用する場合に、柄から水平方向に相対的に離れた位置にある歯には、柄から水平方向に相対的に近い位置にある歯より大きなモーメントが作用する。つまり、柄から最も離れている歯に最も大きなモーメント(引張応力)が作用する。このため、各歯に作用する引張応力が不均一になり、配線基板と、配線基板を取り付ける部材(集電体)との間の引張強度が低下する恐れがある。
そこで本発明は複数の歯に作用するモーメントを均一化し得る配線基板を提供することを目的とする。
本発明の配線基板は、複数の扁平状の歯と複数の扁平状の歯を束ねて一体とした幹からなる櫛状部位と、この櫛状部位と接続される一つの扁平状の柄とで構成される絶縁基板を有する。そして、この絶縁基板上に導電材料で形成され複数の扁平状の歯のそれぞれの先端から扁平状の柄の端まで個別に伸延し複数の扁平状の歯の先端に接触する導電体の電位を扁平状の柄の端まで電導させる複数の配線と、複数の扁平状の歯の先端に導電材料が露出する端子部とを有する。さらに、複数ある扁平状の歯の幅中心が一つの扁平状の柄の幅の内側に位置している。
本発明によれば、複数の扁平状の歯は複数の扁平状の歯の並ぶ方向でみれば、水平方向であってかつ歯の長さ方向に直交する方向での複数の扁平状の各歯と一つの扁平状の柄との相対位置関係が同等となっている。一つの扁平状の柄に力が作用したとき、4つの扁平状の各歯は同等の腕の長さを有するので、4つの扁平状の各歯には同等のモーメントが作用する。4つの扁平状の各歯に作用するモーメントが同等であれば、引張応力は、扁平状の各歯でばらつかず扁平状の各歯で均等となる。これによって扁平状の各歯に作用する引張応力を均一化することが可能となり、配線基板と、配線基板を取り付ける部材(集電体)との間の引張強度を全体として向上させることができる。
本発明の第1実施形態の配線基板の取り付けられたスタックの概略縦断面図である。 第1実施形態の配線基板の取り付けられたスタックを上から見た平面図である。 第1実施形態の配線基板の取り付けられたスタックの縦断面図である。 比較例1の配線基板の平面図である。 比較例1の配線基板の取り付けられたスタックを上から見た平面図である。 第1実施形態の配線基板の概略斜視図である。 第2実施形態の配線基板の取り付けられたスタックの縦断面図である。 第2実施形態の配線基板の取り付けられたスタックを上から見た平面図である。 第2実施形態の配線基板の概略斜視図である。 第3実施形態の配線基板の取り付けられたスタックを上から見た平面図である。 第3実施形態の配線基板の概略斜視図である。
以下図面に基づいて実施形態を説明する。以下の図面では、発明の理解を容易にするため、積層型電池を構成する要素などの各層の厚さや形状を誇張して示しているところがある。
図1は本発明の第1実施形態の配線基板21の取り付けられたスタック2の概略縦断面図、図2は同スタック2から強電タブ16、17を除いた部分を上から見た平面図である。スタック2は双極型二次電池を構成する一単位である。図1において上方が鉛直上方、下方が鉛直下方であり、上下方向に直交する方向が水平方向であるとする。
ここでは先にスタック2の構成について説明し、その後に配線基板21について説明する。矩形かつ平板状の集電体4は、導電性高分子材料または非導電性高分子材料に導電性フィラーが添加された樹脂で形成されている。集電体4は、樹脂に限らず金属で形成されていてもよい。スタック2は、図1において水平方向に置かれた集電体4の鉛直下面に正極活物質層5(正極)が、集電体4の鉛直上面に負極活物質層6(負極)がそれぞれ形成された双極型電極3を4つ(複数)有している。各双極型電極3は、鉛直方向に電解質層7を介して積層されて(直列に接続されて)1つのスタック2を形成している。
ここで、上下方向に隣り合う2つの双極型電極をそれぞれ上段双極型電極、下段双極型電極としたとき、下段双極型電極の上面に位置する負極活物質層6と、上段双極型電極の下面に位置する正極活物質層5とが電解質層7を介して互いに向き合うように、下段、上段の各双極型電極が配置されている。
正極、負極の2つの電極活物質層5、6の水平方向の外周は、集電体4の水平方向の外周よりも一回り狭く形成されている。この2つの電極活物質層5、6の設けられていない集電体4の周縁部(水平方向の全周)に、所定幅を有するシール材11を挟むことで、正極活物質層5と負極活物質層6とを絶縁すると共に、図1で上下方向に対向する2つの電極活物質層5、6の間に所定の空間8が生じるようにしている。また、シール材11は、2つの各活物質層5、6の水平方向の端部よりも余裕を持って外側に配置されている。
上記の空間8には、液体状またはゲル状の電解質9が充填されることで、電解質層7を形成している。
電解質9が充填されている空間8には、多孔質膜で形成されるセパレータ12が設けられ、このセパレータ12によっても対向する2つの電極活物質層5、6が電気的に接触するのが防止されている。電解質9はこのセパレータ12を通過し得る。
なお、スタック2の最上段と最下段には、スタック2より離した位置に強電タブ16、17を参考までに示している。一般的には、双極型二次電池は、複数(例えば5つ)のスタック2を直列に接続する(モジュール化する)ことで構成される。この双極型二次電池において、最上段の負極活物質層6に一方の強電タブ16が、最下段の正極活物質層5に他方の強電タブ17がそれぞれ接続される。双極型二次電池の充電後にプラス端子として機能するのが一方の強電タブ16、充電後にマイナス端子として機能するのが他方の強電タブ17である。もちろん、1つのスタック2に強電タブを16、17接続するだけで双極型二次電池を構成してもかまわない。
電解質層7を挟んだ正極活物質層5及び負極活物質層6から一つの単電池層15(単電池)を構成している。したがって、スタック2は、3つの単電池層15を直列に接続した構成ともなっている。
単電池層15を直列に接続した数は図1では3つであるが、単電池層15を直列に接続する数や後述するスタックを直列に接続する数は実際には所望する電圧に応じて調節すればよい。
さて、直列に接続する複数の単電池層15で各電圧が同じでないと、スタック2全体として所望の電池電圧が得られない。例えば、図3に示したように、4つの集電体4を鉛直下方より第1集電体4a、第2集電体4b、第3集電体4c、第4集電体4dとして、また3つの各単電池層15を鉛直下方より第1単電池層15a、第2単電池層15b、第3単電池層15cとして区別する。このとき、第1単電池層15aの電圧ΔV1は第2集電体4bを介して得られる電圧と、第1集電体4aを介して得られる電圧とから測定することができる。
同様にして、第2単電池層15bの電圧ΔV2は第3集電体4cを介して得られる電圧と、第2集電体4bを介して得られる電圧とから、第3単電池層15cの電圧ΔV3は第4集電体4dを介して得られる電圧と、第3集電体4cを介して得られる電圧とから測定することができる。
積層型電池であるスタック2においては、3つの各単電池層15a、15b、15cが製造バラツキによりその内部抵抗や容量等にバラツキを有するので、3つの単電池層15a、15b、15cを直列に接続したときに各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3にバラツキが生じる。この電圧バラツキには、各単電池層の電圧が基準値より大きくなる場合と、各単電池層の電圧が基準値より低くなる場合とがある。こうした電池バラツキの中で、電圧バラツキが大きい単電池層から劣化が進行し、積層型電池としての寿命が制限されてしまう。従って、3つの各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を測定し、その測定結果に基づいて3つの各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を制御することにより、全ての単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を均等にすることが望ましい。
このため、積層型電池であるスタック2の各単電池層15a、15b、15cの電圧を測定するべく、各単電池層15a、15b、15cの集電体に可撓性のある配線基板を取り付け、各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を外部に取り出すことを考える。例えば、図4に示したような比較例1の配線基板21を用意する。比較例1の配線基板21は4つの歯21a、21b、21c、21dと当該複数の歯を束ねて一体とした幹21eからなる櫛状部位21fと、この櫛状部位21fと接続される一つの柄21gとで構成される絶縁フィルム26(絶縁基板)と、この絶縁フィルム26上に導電材料で形成され4つの歯21a、21b、21c、21dのそれぞれの先端から柄21gの端まで個別に伸延し4つの歯の先端に接触する導電体の電位を柄21gの端まで電導させる4つの配線22、23、24、25とを有している。
ここで、比較例1の配線基板21は、厚さは有するものの全体としては二次元的形状(平面的形状)のものである。この場合に、4つの歯21a、21b、21c、21dの太さは同じに形成されている。歯の太さは歯の幅と歯の厚さとを含んだ概念であるので、二次元的形状の配線基板21における歯の幅と歯の厚さを個別に定義する。歯の幅とは、図4において歯21a、21b、21c、21dの上下方向の幅のことである。また、図4において歯には紙面を貫く方向にある厚さを有している。歯21a、21b、21c、21dの厚さとはこの紙面を貫く方向の歯の厚さのことである。
また、図4において4つの歯21a、21b、21c、21dの各先端には、導電材料が露出する端子部22a、23a、24a、25aを有している。柄21gの端(図4で右端)には図示しないコネクタを有する。なお、柄21gは、外部から4つの各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を測定できるようにするために、スタック2(電池)あるいは複数のスタック2を直列に接続してなる双極型二次電池の外装材を突き抜けてコネクタが外装材の外に出ていることが必要である。このため、柄21gにはある程度の長さが必要である。
詳細には、配線基板21は、ポリイミドからなる絶縁基板と、絶縁体の接着材からなる第1接着層と、導電体である銅からなる配線層と、絶縁体の接着材からなる第2接着層と、ポリイミドからなるカバー層の5つの層からなり、4つの歯21a、21b、21c、21dの先端である端子部22a、23a、24a、25aでは表面に銅を露出させるために、第2接着層とカバー層を取り除いている。すなわち、4つの端子部22a、23a、24a、25aは、ポリイミドからなる絶縁基板と、絶縁体の接着材からなる第1接着層と、導電体である銅からなる配線層の3つの層からなる。一方、配線基板21は、ポリイミドからなる絶縁基板を有しているため4つの歯の裏面もポリイミドからなる絶縁基板で覆われている。4つの端子部22a、23a、24a、25aの厚みは、対向する集電体間の間隔よりも小さいことを要する。
この比較例1の配線基板21をスタック2の3つの各単電池層15a、15b、15c毎に取り付ける。ここで、図4において4つの歯を第1歯21a、第2歯21b、第3歯21c、第4歯21dとして、4つの端子部を第1端子部22a、第2端子部23a、第3端子部24a、第4端子部25aとして区別する。これら4つの端子部22a、23a、24a、25aと4つの集電体4a、4b、4c、4dとを電気的に接続するために、以下の工程を実施する。すなわち、第1集電体4aの周縁部(図3で右端部)に第1端子部22aを配置する。その後、第1端子部22aの上にシール材11を配置し、その上に第2集電体4bを乗せる。この第2集電体4bの周縁部に第2歯21bをたわめることによって第2端子部23aを配置する。その後、第2端子部23aの上にシール材11を配置し、その上に第3集電体4cを乗せる。こうした作業を繰り返すことにより、双極型電極3を4つ積層する。その後、熱圧着工程により積層された4つの双極型電極3を熱圧着させる。シール材11は集電体4a、4b、4c、4dと熱溶着により接着されるとともに、4つの各集電体4a、4b、4c、4dに対応する端子部22a、23a、24a、25aを押しつけるように電気的に接続される。シール材11としては、弾性体であるPEO、PPO、PVdF、エポキシ樹脂、シリコン樹脂などを用いることができる。シール材11に弾性体を用いることにより集電体4a、4b、4c、4dと、導電体である銅が露出した端子部22a、23a、24a、25aとの熱膨張係数の違いにより発生する応力を吸収し、温度変化による剥がれを防止できる。
配線基板21の4つの各端子部22a、23a、24a、25aをこのようにしてスタック2に取り付けることにより、4つの端子部22a、23a、24a、25aに接触する被測定体である集電体4a、4b、4c、4dの電圧(電位)4を、コネクタを通して外部に出力させることができる。このように柄21gの端にコネクタを有することにより、コンパクトかつ少ない工数で3つの各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を測定できることとなる。
しかしながら、比較例1の配線基板を図5に示したように取り付けたときには問題が生じ得る。すなわち、比較例1の配線基板21では、柄21gの位置を基準位置として、4つある歯のうち第1歯21aを柄21gのある位置で取り付け、後は第2歯21b、第3歯21c、第4歯21dの順に所定幅ずつ水平方向外側(図5で上側)に離して取り付けている。ここで、図5は比較例1の配線基板21を取り付けた状態のスタック2から強電タブ16、17を除いた部分を上から見た平面図である。
このため、スタック2を振動が生じる環境下で使用する場合に、柄21gから水平方向に相対的に離れた位置にある歯には、柄21gから水平方向に相対的に近い位置にある歯より大きなモーメント(引張応力)が作用する。これは、水平方向(図5で上下方向)では4つの各歯21a、21b、21c、21dと柄21gとの相対位置関係が同等となっていないことによる。つまり、柄21gに力が作用したとき、4つの各歯にはこの力×腕の長さで計算されるモーメントが作用するのであるが、柄21gから最も離れた第4歯21dが最も長い腕をもつので、第4歯21dに最も大きなモーメント(引張応力)が作用する。このため、第4歯21dについて、第4歯21dに設けている第4配線25が断線したり、第4歯21dの先端に有する第4端子部25aに接触不良が生じたりすることとなる。
第4配線25が断線したり、第4端子部25aに接触不良が生じたりすると、単電池層の電圧を測定できない。
また、振動に伴い柄21gより最も離れた位置の歯に引張応力が集中する傾向は、単電池層の積層方向(図3で上下方向)に厚みが増すほどあるいは単電池層を積層する数が増すほど大きくなる。3つの各単電池層15a、15b、15cの電池性能に異常が無くても、図4、図5に示した比較例1の配線基板21によれば、3つの各単電池層15a、15b、15cの電圧ΔV1、ΔV2、ΔV3を測定できない場合が生じるのである。
そこで本発明の第1実施形態の配線基板21では、図2に示したように、4つ(複数)の扁平状の歯21a、21b、21c、21dの幅の中心が一つの扁平状の柄21gの幅の内側に位置しているようにする。
この第1実施形態の配線基板21を図6を参照して具体的に説明する。図6は第1実施形態の配線基板21の概略斜視図である。当該配線基板21をスタック2に取り付けた状態では、図6において上方が鉛直上方に、下方が鉛直下方となるので、以下では、図6において上方を鉛直上方、下方を鉛直下方として扱う。また、図6において上下方向に直交する方向を水平方向として扱う。ここでも、4つの歯を第1歯21a、第2歯21b、第3歯21c、第4歯21dとして区別する。
二次元的形状であった比較例1の配線基板21と相違して、第1実施形態の配線基板21は、三次元形状(立体形状)である。ただし、比較例1の配線基板21との相違は主に形状のみにあり、可撓性を有することや材質等の他の構成については比較例1の配線基板21と変わらない。
この三次元形状である第1実施形態の配線基板21においても、扁平状の歯の太さつまり扁平状の歯の幅と歯の厚さを個別に定義する。三次元形状の配線基板21における扁平状の歯の幅とは、図6において扁平状の歯の水平方向であってかつ扁平状の歯の長さ方向(図6で左右方向)に直交する方向の幅のことである。三次元形状の配線基板21における扁平状の歯の厚さとは図6において扁平状の歯の並ぶ上下方向の扁平状の歯の厚さのことである。さらに、扁平状の柄の幅と柄の厚さを個別に定義する。三次元形状の配線基板21における扁平状の柄の幅とは、図6において扁平状の柄21gの水平方向であってかつ扁平状の柄21gの長さ方向(図6で左右方向)に直交する方向の幅のことである。三次元形状の配線基板21における扁平状の柄21gの厚さとは図6において扁平状の柄21gの上下方向の扁平状の柄21gの厚さのことである。なお、4つの扁平状の各歯は、幹21eから先端まで所定の長さを有するが、扁平状の歯の長さ方向とは、幹から扁平状の歯の先端に向かう方向あるいは扁平状の歯の先端から幹に向かう方向ことである。
このように三次元形状の配線基板21においては、4つ(複数)ある扁平状の歯21a、21b、21c、21dと一つの扁平状の柄21gは4つ(複数)の扁平状の歯の並ぶ方向に所定の厚さを、複数の扁平状の歯の並ぶ方向と直交する方向であって扁平状の歯の長さ方向に直交する方向に所定の幅を有するものである。なお、4つの各端子部は、図示していないが、4つある扁平状の各歯21a、21b、21c、21dの先端の下面に設けられている。
第1実施形態の配線基板21では、4つ(複数)の扁平状の歯21a、21b、21c、21dの幅の中心が一つの扁平状の柄21gの幅の内側に位置しているようにするため、4つの扁平状の歯の並ぶ方向(図6で上下方向)でみたとき、4つある扁平状の歯21a、21b、21c、21dの幅の中心と一つの扁平状の柄21gの幅の中心とを一致させる。すなわち、図6に示したように、扁平状の第1歯21aの幅中心を第1幅中心C1、扁平状の第2歯21bの幅中心を第2幅中心C2、扁平状の第3歯21cの幅中心を第3幅中心C3、扁平状の第4歯21dの幅中心を第4幅中心C4、一つの扁平状の柄21gの幅中心を第5幅中心C5とする。このとき、三次元形状の配線基板21を鉛直上方より見れば、扁平状の歯についての4つの幅中心C1、C2、C3、C4が扁平状の柄21gについての第5幅中心Cと一致している(図2参照)。
ただし、4つの扁平状の歯21a、21b、21c、21dの長さ及び扁平状の歯の幅及び扁平状の歯の厚さを全て同じとする。すなわち、扁平状の第1歯21aの長さを基準長さL1、扁平状の第1歯21aの幅を第1基準幅W1、扁平状の第1歯21aの厚さを基準厚さT1、扁平状の第1歯21aの先端に設けられる第1端子部の面積を基準面積とする。このとき、残り3つの扁平状の歯(第2歯21b、第3歯21c、第4歯21d)の長さを第1歯21aの長さ(つまり基準長さL1)と同じとし、残り3つの扁平状の歯(21b、21c、21d)の幅を第1歯21aの歯の幅(つまり第1基準幅W1)と同じとし、残り3つの扁平状の歯(21b、21c、21d)の厚さを第1歯21aの歯の厚さ(つまり基準厚さT1)と同じとする。残り3つの端子部(第2歯21bの先端に設けられる第2端子部、第3歯21cの先端に設けられる第3端子部、第4歯21dの先端に設けられる第4端子部)の面積を、第1歯21aの先端に設けられる第1端子部の面積(つまり基準面積)と同じとする。
なお、図6は、配線基板21の外部の形状を示すのみである。実際には、配線基盤21の内部に、図4と同様に配線22、23、24、25が、また扁平状の各歯の先端に端子部が形成されている。一つの扁平状の柄21gは、所定の長さL2、所定の幅W2、所定の厚さT2を有している。
ここで、第1実施形態の配線基板21の作用効果を説明する。第1実施形態の配線基板21では、図2、図6に示したように、4つ(複数)の扁平状の歯21a、21b、21c、21dは4つの扁平状の歯の並ぶ方向(図6で上下方向)でみれば、水平方向(歯の並ぶ方向と直交する方向)であってかつ扁平状の歯の長さ方向(図6で左右方向)に直交する方向(つまり図2で上下方向)での4つの扁平状の各歯21a、21b、21c、21dと一つの扁平状の柄21gとの相対位置関係が同等となっている。一つの扁平状の柄21gに力が作用したとき、4つの扁平状の各歯21a、21b、21c、21dは同等の腕の長さを有するので、4つの扁平状の各歯21a、21b、21c、21dには同等のモーメントが作用する。4つの扁平状の各歯21a、21b、21c、21dに作用するモーメントが同等であれば、扁平状の各歯21a、21b、21c、21dで引張応力がばらつかず、4つの扁平状の各歯21a、21b、21c、21dで引張応力が均等となる。これによって扁平状の各歯21a、21b、21c、21dに作用する引張応力を均一化することが可能となり、配線基板21と集電体4(配線基板を取り付ける部材)との間の引張強度を全体として向上させることができる。
図7は第2実施形態の配線基板21の取り付けられたスタック2の概略縦断面図、図8は同スタック2から強電タブ16、17を除いた部分を上から見た平面図、図9は第2実施形態の配線基板21の概略斜視図で、第1実施形態についての図3、図2、図6と置き換わるものである。図7、図8、図9において図3、図2、図6と同一部分には同一番号を付している。第2実施形態の配線基板21をスタック2に取り付けた状態では、図9において上方が鉛直上方に、下方が鉛直下方となるので、以下では、図9においても上方を鉛直上方、下方を鉛直下方として扱う。また、図9において上下方向に直交する方向を水平方向として扱う。第2実施形態の配線基板21でも、4つの扁平状の歯を第1歯21a’、第2歯21b’、第3歯21c’、第4歯21d’として区別する。
第2実施形態の配線基板21も三次元形状(立体的形状)である。この三次元形状である第2実施形態の配線基板21においても、第1実施形態の配線基板21と同様に、扁平状の歯の幅と扁平状の歯の厚さを個別に定義する。すなわち、扁平状の歯の幅とは、図9において扁平状の歯の水平方向であってかつ扁平状の歯の長さ方向(図9で左右方向)に直交する方向の幅のことである。扁平状の歯の厚さとは図9において扁平状の歯の並ぶ上下方向の扁平状の歯の厚さのことである。さらに、扁平状の柄の幅と扁平状の柄の厚さを個別に定義する。扁平状の柄の幅とは、図9において扁平状の柄21g’の水平方向であってかつ扁平状の柄21g’の長さ方向(図9で左右方向)に直交する方向の幅のことである。扁平状の柄21g’の厚さとは図9において扁平状の柄21g’の上下方向の扁平状の柄21g’の厚さのことである。
このように、4つ(複数)ある扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’と一つの扁平状の柄21g’は4つ(複数)の扁平状の歯の並ぶ方向に所定の厚さを、複数の扁平状の歯の並ぶ方向と直交する方向であって扁平状の歯の長さ方向に直交する方向に所定の幅を有するものである点で、第1実施形態の配線基板21と同様の構成である。なお、4つの各端子部は、図示していないが、4つある扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’の先端の下面に設けられている。
さて、第2実施形態の配線基板21では、4つ(複数)の扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’の幅の中心が一つの扁平状の柄21g’の幅の内側に位置しているようにするため、4つの扁平状の歯の並ぶ方向(図9で上下方向)でみたとき、4つある扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’が一つの扁平状の柄21g’の幅内で互いにずれるように4つの扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’を配置している。すなわち、図9に示したように、扁平状の第1歯21a’の幅中心を第1幅中心C1’、扁平状の第2歯21b’の幅中心を第2幅中心C2’、扁平状の第3歯21c’の幅中心を第3幅中心C3’、扁平状の第4歯21d’の幅中心を第4幅中心C4’、一つの柄21g’の幅中心を第5幅中心C5’とする。このとき、三次元形状の配線基板21を鉛直上方より見れば、扁平状の歯についての4つの各幅中心C1’、C2’、C3’、C4’は重なることなく水平方向であって扁平状の歯の長さ方向に直交する方向に互いにずれており、かつ4つの扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’は何れも一つの扁平状の柄21g’の幅(W2’)の内側に位置している(図8参照)。
第2実施形態の配線基板21でも、4つの扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’の長さ及び扁平状の歯の幅及び扁平状の歯の厚さを全て同じとする。すなわち、扁平状の第1歯21a’の長さを基準長さL1、扁平状の第1歯21a’の幅を第2基準幅W1’、扁平状の第1歯21a’の厚さを基準厚さT1、扁平状の第1歯21aの先端に設けられる第1端子部の面積を基準面積とする。このとき、残り3つの扁平状の歯(第2歯21b’、第3歯21c’、第4歯21d’)の長さを第1歯21a’の長さ(つまり基準長さL1)と同じとし、残り3つの扁平状の歯(21b’、21c’、21d’)の幅を第1歯21a’の歯の幅(つまり第2基準幅W1’)と同じとし、残り3つの扁平状の歯(21b’、21c’、21d’)の厚さを第1歯21a’の歯の厚さ(つまり基準厚さT1)と同じとする。残り3つの端子部(第2歯21b’の先端に設けられる第2端子部、第3歯21c’の先端に設けられる第3端子部、第4歯21d’の先端に設けられる第4端子部)の面積を、第1歯21a’の先端に設けられる第1端子部の面積(つまり基準面積)と同じとする。
なお、図9は、配線基板21の外部の形状を示すのみである。実際には、配線基盤21の内部に、図4と同様に配線22、23、24、25が、また扁平状の各歯の先端に端子部が形成されている。一つの扁平状の柄21g’は、所定の長さL2、所定の幅W2’、所定の厚さT2を有している。
第2実施形態の配線基板では、4つある扁平状の歯の幅中心(C1’、C2’、C3’、C4’)と一つの扁平状の柄21g’の幅中心C5’とが水平方向であって扁平状の歯の長さ方向に直交する方向にずれているけれども、4つある扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’を全て一つの扁平状の柄21g’の幅内に配置することで、4つ(複数)の扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’は4つの扁平状の歯の並ぶ方向(図9で上下方向)でみれば、第1実施形態の配線基板には及ばないものの、水平方向(歯の並ぶ方向と直交する方向)であってかつ扁平状の歯の長さ方向(図9で左右方向)に直交する方向(つまり図8で上下方向)での4つの扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’と一つの扁平状の柄21g’との相対位置関係がほぼ同等となっている。一つの扁平状の柄21g’に力が作用したとき、4つの扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’はほぼ同等の腕の長さを有するので、4つの扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’には同等のモーメントが作用する。4つの扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’に作用するモーメントが同等であれば、扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’で引張応力がそれほどばらつかず、4つの扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’で引張応力がほぼ均等となる。これによって扁平状の各歯21a’、21b’、21c’、21d’に作用する引張応力を均一化することが可能となり、配線基板21と集電体4(配線基板を取り付ける部材)との間の引張強度を全体として向上させることができる。
第2実施形態の配線基板21では、三次元形状の配線基板21を鉛直上方より見たとき、図8に示したように、隣り合う2つの扁平状の歯の幅方向(図8で上下方向)の両端が重なっていないが、隣り合う2つの扁平状の歯の幅方向(図8で上下方向)の両端が重なっていてもかまわない。第2実施形態の配線基板21では、4つの扁平状の各歯の長さ及び厚さ並びに1つの扁平状の柄の長さ及び厚さを第1実施形態の配線基板と同じにしているが、同じにする必要は必ずしもない。
また、第2実施形態の配線基板21では、4つの扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’がほぼ一直線に整列しているが、例えば、図10、図11に示したしたように4つの扁平状の歯21a’、21b’、21c’、21d’が必ずしも一直線に整列している必要はない。ここで、図10は第3実施形態の配線基板21の取り付けられたスタック2から強電タブ16、17を除いた部分を上から見た平面図、図11は第3実施形態の配線基板21の概略斜視図で、第2実施形態についての図8、図9と置き換わるものである。
実施形態の配線基板21では、一つの配線基板の有する扁平状の歯の数が4つの場合で説明したが、一つの配線基板の有する扁平状の歯の数は少なくとも2つあればよい。
2 スタック
21 配線基板
21a、21b、21c、21d 扁平状の歯
21a’、21b’、21c’、21d’ 扁平状の歯
21e 幹
21f 櫛状部位
21g 扁平状の柄
21g’ 扁平状の柄
22、23、24、25 配線
26 絶縁フィルム(絶縁基板)
22a、23a、24a、25a 端子部

Claims (3)

  1. 複数の扁平状の歯と当該複数の扁平状の歯を束ねて一体とした幹からなる櫛状部位と、この櫛状部位と接続される一つの扁平状の柄とで構成される絶縁基板と、
    この絶縁基板上に導電材料で形成され前記複数の扁平状の歯のそれぞれの先端から前記扁平状の柄の端まで個別に伸延し前記複数の扁平状の歯の先端に接触する導電体の電位を前記扁平状の柄の端まで電導させる複数の配線と、
    前記複数の扁平状の歯の先端に導電材料が露出する端子部と
    を有する配線基板であって、
    前記複数ある扁平状の歯の幅中心が前記一つの扁平状の柄の幅の内側に位置していることを特徴とする配線基板。
  2. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記複数ある扁平状の歯の幅中心が前記一つの扁平状の柄の幅中心と一致していることを特徴とする配線基板。
  3. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記複数ある扁平状の歯が前記一つの扁平状の柄の幅内で互いにずれるように前記複数の扁平状の歯が配置されていることを特徴とする配線基板。
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