JP2011253514A - タブレットｐｃ用ケース - Google Patents

Abstract

【課題】簡単な構造でタブレットＰＣの前面が上方に傾くように便利に載置することができ、カバーと本体がワンタッチで結合され収納及び取り出しが容易で、任意の開放が防止されるので安全性が向上し、さらに製品の象徴的なロゴが外部から容易に認識できるようにしたタブレットＰＣ用ケースを提供する。
【解決手段】前面に液晶が具備されたタブレットＰＣ用ケースであって、硬質の材質からなり、前面が露出するようにタブレットＰＣが収納され、一側に第１のヒンジ部が形成され他側に第２のヒンジ部が形成された第１の本体部２０、及び一側が第１の本体部２０の第２のヒンジ部にヒンジ結合された第２の本体部３０を含む本体１０と、硬質の材質からなり、一側が本体１０の第１のヒンジ部にヒンジ結合されて、タブレットＰＣの前面を回動開閉し、他側には固定突起４１が突出形成されたカバー４０とを含む。
【選択図】図１

Description

本発明は、タブレットＰＣ（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）用ケースに関し、特に、簡単な構造で堅固にロックされて任意の露出及びタブレットＰＣの液晶などの破損を防止することができ、さらに製品の象徴的なロゴが覆われることなく外部で容易に認識できるタブレットＰＣ用ケースに関するものである。

近年、個人用ＰＣが広く普及されているが、多くの人々が室外でより多くの時間を過ごすようになることで、携帯が容易なコンピュータに対するニーズが増大している。これによって、比較的薄くて折りたたむことができるノートパソコンが大きく注目を浴びていた。しかし、比較的に大きいサイズと重量による携帯の不都合は大きく改善されてはいなかった。さらに、電源と連結されるケーブルとバッテリーなどの付帯装置も携帯しなければならないので、別途のノートパソコン用鞄が必然的に要求され、特に学生は２つの鞄を携帯しなければならないという煩わしさがあった。
一方、個人用ＰＣのような仕様の携帯電話であるスマートフォンが最近大きな注目を浴びているが、これは、通話機能にインターネットなどのコンピュータ機能が付加されたものである。しかし、このようなスマートフォンは、携帯が簡便である一方、液晶が大体３インチ（約７．６ｃｍ）程度であり、大きいサイズの場合でも３．７インチ（約９．４ｃｍ）に過ぎない。よって、インターネット検索などをする場合、サイトまたは記事の全体を１つの画面で見ることが不可能で、部分的にしか見ることができないという不都合がある。そして、記事などを１つの画面で見るには文字が非常に小さく識別が困難であり、識別できるとしても眼精疲労を誘発するようになる。
最近、アップル社はタブレットＰＣであるｉＰａｄ（登録商標）をリリースし、世界中の注目を集めている。タブレットＰＣとは、キーボードを使用せずタッチスクリーンを利用して操作するＰＣであって、ｉＰａｄ（登録商標）の液晶は９インチ（約２２．９ｃｍ）であり、サイズは一般的に使われるノートよりも小さい。よって、携帯が非常に簡便であることはもちろん、スマートフォンに比べてかなり大きい液晶を通じてインターネット検索の際にサイトや記事の全体が１つの画面に入って文字がそれほど小さくならないので便利であり、電子ブックのような様々な機能を眼精疲労なしに使用することができるようになった。
一方、携帯電話と同様にタブレットＰＣも電子製品であるので、衝撃が与えられると製品が損傷されるので、別途のケースを必要とする。特に、前面に具備された液晶は外部からの小さな衝撃にも破損しやすいため、細心の注意が要求される。そして、タブレットＰＣを机などに載置して長期間使用する場合、使用者は俯いた姿勢を取る必要があるので非常に不便である。よって、タブレットＰＣをコンピュータモニタやノートパソコンのように使用者が見やすいように適切に載置する必要がある。このとき、上記のように外部衝撃から製品を保護しながらも製品の象徴的なロゴを外部から容易に認識できるようにすることが好ましい。それは、例示したｉＰａｄ（登録商標）の象徴的ロゴは、相当なブランド価値を誇るだけでなくデザインとしても魅力があるので、このようなロゴがケースによって覆われるとそのような利点が無駄になってしまうからである。したがって、本出願人は、上記のような利点を活かしながらも安全性と使用の利便性を向上させたタブレットＰＣ用ケースを提案しようとする。

本発明は上述のような問題点を解決するためのもので、本発明の目的は、簡単な構造で別途の保持部材を備えずタブレットＰＣの前面が上方に傾くように便利に載置することができるので、使用の利便性が増進し、カバーと本体がワンタッチで結合され収納及び取り出しが容易で、任意の開放が防止されるので安全性が向上し、さらに製品の象徴的なロゴが外部から容易に認識できるようにしたタブレットＰＣ用ケースを提供することにある。

本発明の態様によると、前面に液晶が具備されたタブレットＰＣ用ケースであって、硬質の材質からなり、前面が露出するようにタブレットＰＣ１が収納され、一側に第１のヒンジ部２１が形成され他側に第２のヒンジ部２３が形成された第１の本体部２０、及び一側が第１の本体部２０の第２のヒンジ部２３にヒンジ結合された第２の本体部３０を含む本体１０と、硬質の材質からなり、一側が本体１０の第１のヒンジ部２１にヒンジ結合されて、タブレットＰＣ１の前面を回動開閉し、他側には固定突起４１が突出形成されたカバー４０と、を含み、タブレットＰＣ１の側面を囲むように第２の本体部３０の縁部に形成された側壁１２には、タブレットＰＣ１の前面縁部を囲む内向突起１３が形成され、第２の本体部３０は、第２のヒンジ部２３を中心に第１の本体部２０の背面と近接するように回動するように構成され、カバー４０を本体１０から回動させてテ―ブルに配置した状態で、第２の本体部３０を回動させることによって、第１の本体部２０がタブレットＰＣ１と所定角度を成してタブレットＰＣ１の前面が上方に傾くように載置され、載置された状態でタブレットＰＣ１の下端がカバー４０の固定突起４１にかかってその位置が固定されることを特徴とするタブレットＰＣ用ケースが提供される。
本発明の別の態様によると、カバー４０が本体１０をカバーするとき、カバー４０の固定突起４１が第２の本体部３０の側壁１２にワンタッチで結合されることを特徴とするタブレットＰＣ用ケースが提供される。
本発明のさらに別の態様によると、タブレットＰＣ１の背面の中央部には、製品の象徴的なロゴが形成され、第１の本体部２０または第２の本体部３０には、ロゴをカバーするように突出した突出部３２が形成され、第２の本体部３０または第１の本体部２０には突出部３２と対応する凹部２２が形成され、突出部３２には透明窓または開口部が形成されたことを特徴とするタブレットＰＣ用ケースが提供される。

上記のように本発明によると、タブレットＰＣ１が収納される硬質の材質の本体１０を、互いにヒンジ結合された第１及び第２の本体部２０、３０として構成し、第２の本体部３０が第１の本体部２０の背面に近接するように回動し、本体１０をカバーするカバー４０に固定突起４１を形成することで、タブレットＰＣ１に与えられる衝撃を緩和しながらも簡単にタブレットＰＣ１の前面が上方に傾くように載置することができるので、使用の利便性を増進させる効果がある。また、本体１０の第１の本体部２０が回動してタブレットＰＣ１を保持することで、本体１０の外周面に別途の保持部材を付着させるか別途の保持部材を具備しなくてもいいので、スリム化が可能でシンプル且つ綺麗な外観を提供できる効果がある。
そして、固定突起４１が、タブレットＰＣ１の側面を囲むように第２の本体部３０に形成された側壁１２にワンタッチで結合されるように構成することで、タブレットＰＣ１を本体１０に簡単に収納し、カバー４０が本体１０から任意に分離されることを防止して、ケースに収納されたタブレットＰＣ１をより安全に保管できる効果がある。一方、タブレットＰＣ１の背面の中央部に形成された象徴的なロゴを第１または第２の本体部２０、３０の一側が全体的にカバーするように突出部３２を形成し、これに対応する凹部２２を形成し、突出部３２に透明窓または開口部を形成することで、第１の本体部２０と第２の本体部３０が結合された第２のヒンジ部２３に干渉を受けず、ロゴが明確に外部から認識できるようにする効果がある。

本発明によるタブレットＰＣ用ケースの一実施形態を示す斜視図である。 一実施形態の底面図である。 一実施形態によってタブレットＰＣが載置された状態を示す図である。 図３のように使用される過程を示す側面図である。

上述した本発明の目的、特徴及び利点は以下の詳細な説明を通じてより明らかになるであろう。以下、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図１は、本発明によるタブレットＰＣ用ケースの好ましい一実施形態を示す斜視図であり、図２は、一実施形態の底面図であり、図３は、一実施形態によってタブレットＰＣがケースに載置された状態を示す斜視図であり、図４は、図３の使用状態を仮想線とともに示す側面図である。
図示のように、本発明の一実施形態によるタブレットＰＣ用ケースは、硬質の材質からなり、前面が露出するようにタブレットＰＣ１が収納され、一側に第１のヒンジ部２１が形成され他側に第２のヒンジ部２３が形成された第１の本体部２０と、一側が第１の本体部２０の第２のヒンジ部２３にヒンジ結合された第２の本体部３０とで構成された本体１０；及び硬質の材質からなり、一側が本体１０の第１のヒンジ部２１にヒンジ結合されてタブレットＰＣ１の前面を回動開閉し、他側には固定突起４１が直角に突出形成されたカバー４０；を含んで構成される。
本体１０は、プラスチックのような硬質の材質からなり、相対的に広い長方形の後面板１１と、この後面板１１の縁部から前方に突出した側壁１２とを含む。また、本体１０は、第１の本体部２０及び第２の本体部３０に分けられる。第１の本体部２０の一側には第１のヒンジ部２１が形成され、他側には凹部２２が形成される。そして、第２の本体部３０の一側には、凹部２２と対応する突出部３２が形成される。この突出部３２が凹部２２に挿入されることで、第１の本体部２０と第２の本体部３０が係合されて、長方形の本体１０を成すようになる。勿論、このような形状は、タブレットＰＣ１と対応する形状であって、タブレットＰＣ１の形状が長方形以外の形状である場合は、それと対応する形状であってもよい。このとき、凹部２２の隣接面である第１の本体部２０の他側面には第２のヒンジ部２３が形成され、第２の本体部３０の突出部３２と隣接した一側とヒンジ結合される。
一方、突出部３２は本体１０の中央部に位置し、タブレットＰＣ１の背面の中央部に位置したロゴ２が対応して配置される。このとき、突出部３２には透明窓または開口部が形成され、ロゴ２が外部から容易に認識されることができる。突出部３２または本体１０自体が透明な材質からなって、上記のような効果を得ることもできる。そして、第２の本体部３０の側壁１２には、タブレットＰＣ１の前面縁部を囲むように、内向突起１３が形成される。また、第２の本体部３０の他側の側壁１２には、所定位置に側方に突出したロック突起１４が形成される。
カバー４０は、本体１０と対応する形状と材質からなり、その一側が第１の本体部２０の第１のヒンジ部２１に結合されて回動することによって本体１０の前面をカバーし、本体１０とカバー４０によって、タブレットＰＣ１を収納できる収納空間が形成される。このとき、カバー４０の他側には、本体１０の側壁１２を囲むように突出した１つ以上の固定突起４１が直角に突出形成される。一方、この固定突起４１はカバー４０から折曲または湾曲形成されることもでき、固定突起４１が基端部を中心に回動するように構成されることもできる。そして、固定突起４１と対応する第２の本体部３０の部分には側壁１２が形成されず、固定突起４１がタブレットＰＣ１を直接囲むように形成されることもできる。また、この固定突起４１にはロック溝４２が形成されるが、このロック溝４２は、例えば、貫通孔の形態を有する。ロック溝４２は、第２の本体部３０の側壁１２に形成されたロック突起１４と対応する位置に具備され、カバー４０が本体１０の前面を覆うように閉まるとき、ロック突起１４がロック溝４２に弾性的に結合されて、ワンタッチロックが行われるように構成される。一方、このような構成は１つの例示であって、ワンタッチでロックが行われることができる様々な構成が可能である。一方、本体１０とカバー４０はプラスチックの他に金属や皮革などの硬質の材質からなることもでき、皮の場合は、金属板または合成樹脂のボードが皮革の内部に挿入されるように構成することもできる。
以下、このように構成された本発明のタブレットＰＣ用ケースの作動状態について、図３及び図４を参照しながら説明する。
まず、タブレットＰＣ１をケースに収納する過程を説明すると、第１の本体部２０と第２の本体部３０が平面状に広げられた状態では、第２の本体部３０の内向突起１３によってタブレットＰＣ１を本体１０の後面板１１に向ける方向には収納することができない。よって、第２の本体部３０を第２のヒンジ部２３を中心に回動させて、第１の本体部２０に対して少し折曲した状態で、タブレットＰＣ１を第２の本体部３０の一側から他側の方向にスライド挿入することで、タブレットＰＣ１をケースに収納することができる。
そして、図４を参照して、ケースに収納されたタブレットＰＣ１を使用者が使いやすい状態で載置する過程を説明する。上面に具備されたカバー４０が本体１０をカバーした状態で、固定突起４１を開放方向に押すとロック突起１４がロック溝４２から離脱し、カバー４０が本体１０から分離される。このように分離されたカバー４０を第１のヒンジ部２１を中心に回動させてテ―ブルに配置する。このとき、カバー４０に具備された固定突起４１は上方を向く。そして、第２の本体部３０を第２のヒンジ部２３を中心に第１の本体部２０の背面に近接するように回動させる。また、第２の本体部３０を上記のように回動させながら、第１の本体部２０を第１のヒンジ部２１を中心にカバー４０に近接するように回動させる。このとき、タブレットＰＣ１の下端がカバー４０の固定突起４１にかかると、タブレットＰＣ１の前面液晶が上方に傾くように載置される。そして、タブレットＰＣ１をケースに再び収納するためには、上記の過程を反対に進行する。
したがって、タブレットＰＣ１を硬質の材質のケースに保管することで、タブレットＰＣ１に与えられる外部衝撃を緩和することができるので、安全性が向上する利点がある。そして、上記のようにワンタッチで本体１０とカバー４０が結合されるので、任意に本体１０とカバー４０が分離されることが防止されて、安全性がより向上し、使用の際には簡単に結合を解除することができるので、利便性が向上する。また、カバー４０をテ―ブルに配置した状態で第２の本体部３０を適切に回動させるだけで、タブレットＰＣ１が載置されるので、非常に簡単に使用できるという利点がある。一方、タブレットＰＣ１が収納される本体１０が、互いにヒンジ結合された第１の本体部２０及び第２の本体部３０として構成されることで、第１の本体部２０がヒンジ回動してタブレットＰＣ１を上方に傾くように保持する。したがって、別途の保持部材が追加的に要求されないため、材料費が節減されるだけでなく、ケースの外部に別途の保持部材が付着しないので、厚さを減らしてスリム化することができる。さらに、外観がシンプルでデザインの側面での効果も付与することができる。
本発明は、上述された実施形態及び添付の図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であることは本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明らかであろう。

１ タブレットＰＣ
１０ 本体部
１２ 側壁
１３ 内向突起
２０ 第１の本体部
２１ 第１のヒンジ部
３０ 第２の本体部
２２ 凹部
２３ 第２のヒンジ部
３２ 突出部
４０ カバー
４１ 固定突起

Claims (3)

1. 前面に液晶が具備されたタブレットＰＣ用ケースであって、
   硬質の材質からなり、前面が露出するようにタブレットＰＣ（１）が収納され、一側に第１のヒンジ部（２１）が形成され他側に第２のヒンジ部（２３）が形成された第１の本体部（２０）、及び一側が前記第１の本体部（２０）の第２のヒンジ部（２３）にヒンジ結合された第２の本体部（３０）を含む本体（１０）と、
   硬質の材質からなり、一側が前記本体（１０）の第１のヒンジ部（２１）にヒンジ結合されて、タブレットＰＣ（１）の前面を回動開閉し、他側には固定突起（４１）が突出形成されたカバー（４０）と、を含み、
   前記タブレットＰＣ（１）の側面を囲むように前記第２の本体部（３０）の縁部に形成された側壁（１２）には、タブレットＰＣ（１）の前面縁部を囲む内向突起（１３）が形成され、前記第２の本体部（３０）は、第２のヒンジ部（２３）を中心に第１の本体部（２０）の背面と近接するように回動するように構成され、
   前記カバー（４０）を本体（１０）から回動させてテ―ブルに配置さし状態で、第２の本体部（３０）を回動させることによって、第１の本体部（２０）がタブレットＰＣ（１）と所定角度を成しながらタブレットＰＣ（１）の前面が上方に傾くように載置され、載置された状態でタブレットＰＣ（１）の下端が前記カバー（４０）の固定突起（４１）にかかってその位置が固定されることを特徴とするタブレットＰＣ用ケース。
2. 前記カバー（４０）が本体（１０）をカバーするとき、カバー（４０）の固定突起（４１）が第２の本体部（３０）の側壁（１２）にワンタッチで結合されることを特徴とする請求項１に記載のタブレットＰＣ用ケース。
3. 前記タブレットＰＣ（１）の背面の中央部には、製品の象徴的なロゴが形成され、前記第１の本体部（２０）または第２の本体部（３０）には、前記ロゴをカバーするように突出した突出部（３２）が形成され、前記第２の本体部（３０）または第１の本体部（２０）には前記突出部（３２）と対応する凹部（２２）が形成され、前記突出部（３２）には透明窓または開口部が形成されたことを特徴とする請求項１または２に記載のタブレットＰＣ用ケース。

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