JP2011253408A - サーバシステム及びそのbios復旧方法 - Google Patents

サーバシステム及びそのbios復旧方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011253408A
JP2011253408A JP2010127605A JP2010127605A JP2011253408A JP 2011253408 A JP2011253408 A JP 2011253408A JP 2010127605 A JP2010127605 A JP 2010127605A JP 2010127605 A JP2010127605 A JP 2010127605A JP 2011253408 A JP2011253408 A JP 2011253408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bios
server
bmc
data
recovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010127605A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitoshi Mizutani
文俊 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010127605A priority Critical patent/JP2011253408A/ja
Publication of JP2011253408A publication Critical patent/JP2011253408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】一般的なサーバシステムに搭載されたBMCを利用して低コストに確実なBIOS復旧手段を提供することができるサーバシステム及びBIOS復旧方法を提供する。
【解決手段】サーバシステムは、CPU103aを有するシステム100aと、BIOSデータを格納したBIOSロム102aと、BMC200aと、BMCが使用するメモリ108aと、BIOSロムとシステム又はBMCとの接続を切り替えるアクセス切替回路400aとを有する。BMCは、システム起動前にBIOSロムのBIOSデータをメモリに読み出し、第1のサーバ110aのBIOSデータに不具合があった場合、第1のサーバのBMC200aは、第2のサーバ110bのBMC200bにBIOS復旧データを要請し、第2のサーバ110bのBMC200bから送られたBIOS復旧データを受け取り、第1のサーバ110aのBIOSロム102aに書き戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバシステム及びそのBIOS復旧方法に関し、特にフォールトトレラントサーバ等、2以上のサーバを有するサーバシステム及びそのBIOS復旧方法に関する。
従来、BIOSの復旧を目的とした手段として、運用系BIOSコードを格納したBIOS ROMと待機系BIOSコードを格納したBIOS ROMをバススイッチを介して切り替えられるシステムがあり、システム起動時のROM(Read Only Memory)アクセスのタイムアウト検出によって待機系BIOS ROMに切り替える。この方式では待機系BIOS ROMでシステム起動後は保守員が故障BIOSコードの復旧を行う必要があり、その解決策として特許文献1では実際に動作するBIOSコードを格納したBIOS ROMと、そのBIOSの復旧データを格納した複数のBIOS ROMとを有し、バススイッチによって使用するBIOS ROMを切り替える構成をとる。そして、BIOSコードと復旧データの不一致を検出した場合、復旧データをBIOSコードに書き戻すことで、BIOSを復旧するものである。
図6は、特許文献1に記載のサーバシステムを示す図である。図6に示すように、BIOS ROM1102、1103は運用系/待機系の二重化構成をとる。アクセス切り替え回路1105はBUS1101とBUS1104との接続/切断を行うスイッチであり、BIOS1102、1103の一方をBUS1101に接続し、運用系BIOSとする。残る一方をBUS1104に接続し、待機系BIOSとする。メモリ1108にはBIOS復旧データが予め格納されている。比較部1107は、BIOS1102、1103のデータとメモリ1108に予め格納されているBIOS復旧データと比較する。制御部1110はこれらを制御する。
待機系BIOSのデータは比較部1107に入力され、メモリ1108に格納されているBIOS復旧データと比較される。その結果、不一致な部分があると判断された時、メモリ1108から読みだされたBIOS復旧データが待機系BIOSに書き込まれる。
また、特許文献2には、システムを正常に起動させることができなくなったBIOSを正常なBIOSに簡単に復旧させることを目的とした情報処理装置が開示されている。この情報処理装置では、電源が立ち上るとBIOSを読み出すための命令を出力する。情報処理装置は、その後、BIOSROMが起動を開始する前にPCIスロットに装着されたBIOSAROMカードに予め記憶されているシステムを初期化する初期化プログラムを読み出し、初期化プログラムによりシステムを初期化する。次に、情報処理装置は、BIOSROMカードに記憶されているBIODROM書き換えプログラムを読み出し、読みだした書き込みプログラムに従って、BIOSROMカードに記憶されているBIOS制御コードをBIOSROMに格納する。
特開2007−193563号公報 特開2003−345617号公報
しかしながら、特許文献1に記載のBIOS復旧方式においては、次のような課題がある。第1の課題は、複数のBIOS ROMを使用したBIOSの二重化構成をとるため、コストアップになるということである。
第2の課題は、メモリに保存された復旧データが停電などによって破壊された場合に復旧ができなくなるということである。
また、特許文献2に記載の技術においては、BIOSROMカードを使用するため、コストが高くなるという問題点がある。カードを使用する場合には、装置上に物理的にカード用スロットを配置する必要であり、ボード設計における自由度にも影響を受ける。また、引用文献2に記載の技術においては、BIOSROMカード上にBIOS書き換えプログラムを置いており、このプログラムはCPU(Central Processing Unit)上で実行されるプログラムとなっているため、CPUが通常の動作中にBIOSROMを書き換えることができない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、一般的なサーバシステムに搭載されたBMCを利用して低コストに確実なBIOS復旧手段を提供することができるサーバシステム及びBIOS復旧方法を提供することを目的とする。
本発明に係るサーバシステムは、2以上のサーバが接続されたサーバシステムにおいて、CPU(Central Processing Unit)を有するシステムと、BIOS(Basic Input/Output System)データを格納したBIOSロムと、ボードマネージメントコントローラ(BMC)と、前記BMCが使用するメモリと、前記BIOSロムと前記システム又は前記BMCとの接続を切り替えるアクセス切替回路とを有し、前記BMCは、システム起動前に前記BIOSロムのBIOSデータを前記メモリに読み出し、第1のサーバのBIOSデータに不具合があった場合、前記第1のサーバのBMCは、第2のサーバのBMCにBIOS復旧データを要請し、当該第2のサーバのBMCから送られたBIOS復旧データを受け取り、前記第1のサーバの前記BIOSロムに書き戻すものである。
本発明に係るサーバシステムは、2以上のサーバが接続されたサーバシステムにおいて、CPU(Central Processing Unit)を有するシステムと、BIOS(Basic Input/Output System)データを格納したBIOSロムと、ボードマネージメントコントローラ(BMC)と、前記BIOSロムと前記システム又は前記BMCとの接続を切り替えるアクセス切替回路と、外部のローカルネットワークに接続するネットワークコントローラとを有し、前記ローカルネットワークは、BIOSデータを有するファイルサーバに接続され、第1のサーバのBIOSデータに不具合があった場合、当該第1のサーバのBMCは、前記ネットワークコントローラを介して前記ファイルサーバにBIOS復旧データを要請し、当該ファイルサーバから転送されたBIOS復旧データを受け取り、前記第1のサーバの前記BIOSロムに書き戻すものである。
本発明に係るサーバシステムのBIOS復旧方法は、2以上のサーバが接続されたサーバシステムのBIOS(Basic Input/Output System)データ復旧方法であって、CPU(Central Processing Unit)を有するシステムの起動前に、BIOSロムからボードマネージメントコントローラ(BMC)がBIOSデータをメモリに読み出し、前記システムの起動によりBIOSデータの不具合が発覚した場合、第1のサーバのBMCは、第2のサーバのBMCに復旧用のBIOSデータを要請し、前記第2のサーバのBMCが当該第2のサーバのメモリから復旧用のBIOSデータを読み出し、第1のサーバのBMCに転送し、前記第1のサーバのBMCは、当該復旧用のBIOSデータを、前記BIOSロムに書き込み、前記第1のサーバのシステムは、当該BIOSロムのBIOSデータを使用してシステムを起動するものである。
本発明に係るサーバシステムのBIOS復旧方法は、BIOS(Basic Input/Output System)データを有するファイルサーバが接続されたローカルネットワークに接続されたサーバを有するサーバシステムのBIOSデータ復旧方法であって、CPU(Central Processing Unit)を有するシステムの起動によりBIOSデータの不具合が発覚した場合、前記サーバのBMCは、ネットワークコントローラを介して前記ローカルネットワーク上の前記ファイルサーバに復旧用のBIOSデータを要請し、前記フィルサーバが復旧用のBIOSデータを前記ローカルネットワーク経由で前記サーバのBMCに転送し、前記サーバのBMCは、当該復旧用のBIOSデータを、前記BIOSロムに書き込み、前記サーバのシステムは、当該BIOSロムのBIOSデータを使用してシステムを起動するものである。
本発明によれば、一般的なサーバシステムに搭載されたBMCを利用して低コストに確実なBIOS復旧手段を提供することができるサーバシステム及びBIOS復旧方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるフォールトトレラントサーバを示す図である。 本発明の実施の形態1におけるBIOS復旧データの初期化のためのフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるシステム電源投入後のBIOS復旧方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるサーバシステムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるシステム電源投入後のBIOS復旧方法を説明するためのフローチャートである。 特許文献1に記載のサーバシステムを示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、ひとつのハードウェア部品に障害が発生した際にも停止することなく稼動を続けられるようにしたフォールトトレラントサーバに適用したものである。
本実施の形態においては、システムに搭載されているボードマネージメントコントローラ(BMC)からBIOS(Basic Input/Output System)データを格納したBIOS ROMへのアクセス手段を設けることにより、BMCの外部通信機能を利用して復旧BIOSコードをダウンロードし、BMCからBIOS ROMを更新して復旧させる。特にフォールトトレラントサーバにおいては、システムが冗長化されており、各システムのBMC間の通信により正常なシステム上のBIOS ROMに格納されているBIOSコードを転送することより復旧させる。
本発明の実施の形態1.
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるフォールトトレラントサーバを示す図である。図1においては、BMCからのBIOS復旧手段を適用した例である。このフォールトトレラントサーバは同一のハードウェアコンポーネントで構成されるシステムを冗長化する方式である。ここでは2つのシステムで冗長化されるフォールトトレラントサーバで説明する。
図1に示すように、2以上のサーバ110a、110bが接続されたフォールトトレラントサーバである。サーバ110aは、CPU(Central Processing Unit)103a及びチップセット104aを有するシステム100aを有する。また、BIOSコードを格納したBIOSロム102a、ボードマネージメントコントローラ(BMC)200a、BMC200aが使用するメモリ108aを有する。さらに、BIOSロム102aとシステム100a、又はBIOSロム102aとBMC200aの接続とを切り替えるアクセス切替回路400aを有する。サーバ110aとサーバ110bは、コネクタ301により接続されている。サーバ110bは、サーバ110aと同様の構成を有する。
ここで、BMC200aは、システム起動前にBIOSロム102aのBIOSコードをメモリ108aに読み出す。そして、サーバ110aのBIOSコードに不具合があった場合、サーバ110aのBMC200aは、サーバ110bのBMC200bにBIOS復旧データを要請し、当該サーバ110bのBMC200bは、メモリ108bから復旧用のBIOSコードを読み出し、BMC200aに転送する。BMC200aは、BMC200bから送られたBIOS復旧データを受け取り、サーバ110aのBIOSロム102aに書き戻す。これにより、システム100aは、復旧後のBIOSコードをBIOSロム102aから読み出して使用することができる。なお、BMC200a、2200bは、アクセス切替回路400a、400bとは異なる経路で、システム100a、
100bと接続している。
以下、更に詳細に説明する。アクセス切替回路400aはBIOS102aをBUS101aまたはBUS109aに対して接続/切断を行うスイッチである。アクセス切替回路400aは、BMC200aによって制御される。このアクセス切替回路400aは、不揮発性メモリデバイスの種類にもよるが、ボード上のバススイッチ論理やCPLD(Complex Programmable Logic Device)などで簡単に構成することができる。
メモリ108aはBMC200a上のファームウェアの実行やデータの一時保管に使用される。BMC200aは冗長化されたシステム間の通信のためにBUS300aと接続コネクタ301介して、同一コンポーネントで構成される他のシステムのBMC200bと接続される。
以下に、図1に示したBIOS復旧方式におけるBIOS復旧方法について説明する。ここでは最初にシステム100aが運用系、システム100bが待機系で動作する場合を例に挙げて説明する。
図2は、図1におけるBIOS復旧方式におけるBIOS復旧データの初期化のためのフローチャートである。これは冗長化された各々のシステム100aおよび100bにおいてAC電源が供給された直後の初期化処理として実行される。この処理は、システムの起動前に行われ、システムを起動した際に、BIOSコードに不具合が生じたサーバに、復旧データをメモリ108a、又は108bから転送することができるようにするための処理である。
各々のシステムのBMC200a/200bは、それぞれのアクセス切り替え回路400a/400bを制御し、BMC200a/200bからBIOS102a/102bへ接続する(ステップS601)。BMC200a/200bはBIOS102a/102bのデータを読み出し、メモリ108a/108bに格納する(ステップS602、S603)。その後、BMC200a/200bはアクセス切り替え回路400a/400bを制御し、BIOS102a/102bをBUS101a/101bに接続してシステム100a/100bを起動可能にする(ステップS604)。
続いて図3は、図1におけるBIOS復旧方式におけるシステム電源投入後のBIOS復旧方法を説明するためのフローチャートである。システム100aのDC電源が投入された時(ステップS701)、BIOS102aのデータ不整合によって起動失敗を検出(ステップS702)した場合について説明する。この場合、システムの起動をシステム100bに切り替え、システム100aのBIOS ROM102aの復旧処理を開始する(ステップS703)。復旧処理ではBMC200aはBUS300aを介して待機系システムのBMC200bにBIOS復旧データを要求する(ステップS705)。BMC200bは予めメモリ108bに保存したBIOS102bのデータを復旧データとしてBUS300bを介してBMC200aに転送し、BMC200aはメモリ108aに保存する(ステップS706)。BMC200aはアクセス切り替え回路を制御し、BIOS102aをBMC200aと接続する(ステップS707)。BMC200aはメモリ108aのBIOS復旧データをBIOS102aに書き込む(ステップS708)。復旧データの書き込みを完了するとアクセス切り替え回路400aを制御し、BIOS102aをチップセット側に接続する(ステップS709)。
本実施の形態においては、システムの冗長化を二重化としているため、BIOS復旧データの要求先システムは1つであったが、三重化以上の構成では、より信頼性の高いシステムの優先度を設定して、信頼性の高いシステムにBIOS復旧データを要求することができる。
また、フォールトトレラントサーバシステムにおいて、復旧データを待機系システムから転送しているので、待機系BIOS ROMを追加せずにBIOSコードを復旧できる。
さらに、BIOS復旧データが不揮発性メモリ上のデータから得られるので、停電などによって復旧データが失われない。
さらにまた、本実施の形態における物理的な構成の変更はBMC−チップセット−BIOSROM間のアクセス切り替え回路400a、300bでるが、現在主流のBIOSROMはシリアルインターフェースが採用されており、信号数は数本であるため、この回路の追加におけるコスト増加やボード設計の自由度への影響は、特許文献2のスロットの追加と比較するとごくわずかとなる。
また、特許文献2においては、BIOSコードの書き換えをCPUが行っているのに対し、本実施の形態においては、BMC200a、200bがBIOSロムの書き換えを行う。これにより、CPUが通常の動作中にBIOSロムを書き換えることのできるシステムに拡張することができる。そしてBIOSロム復旧データの入手をBMCが外部と接続できるインターフェースから任意に選択できることから、より新しいBIOSロムデータへの更新が可能となる。
本発明の実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態において、基本構成は実施の形態1と同様であるが、本実施の形態においては、BIOS復旧データの転送方法について更に工夫している。図4は、本発明の実施の形態2にかかるサーバシステムを示すブロック図である。
本図において、BMC200aはLANコントローラ201aによって外部ローカルエリアネットワークに接続される。このLANコントローラ201aは多くのBMCにおいて提供されている既存のインターフェースを用いることができる。ローカルエリアネットワーク上にファイルサーバ500が設置され、BIOS復旧データを提供する。
以下に図4に示したBIOS復旧方式におけるBIOS復旧方法について説明する。ここでは最初にシステム100aが運用系、システム100bが待機系で動作する場合を例に挙げて説明する。図5は図4におけるBIOS復旧方式におけるシステム電源投入後のBIOS復旧方法を説明するためのフローチャートである。システム100aのDC電源が投入された時(ステップS801)、BIOS102aのデータ不整合によって起動失敗を検出(ステップS802)すると、システムの起動をシステム100bに切り替え、BIOS復旧処理を開始する(S803)。BMC200はLANコントローラ201aを介してファイルサーバ500にBIOS復旧データを要求する(ステップS805)。ファイルサーバ500は復旧データをBMC200aに転送し、BMC200aはデータをメモリ108aに保存する(ステップS806)。BIOS102aに格納する復旧データの転送は、例えばBMC200a上でtftpクライアントのような小さなファイル転送プログラムを実装し、ファイルサーバ500上でtftpサーバのサービス実行し、そのIPアドレスおよび復旧データファイル名をBMC200aにあらかじめ指定しておくことで復旧データを引き取る。復旧データを引き取ったBMC200aはアクセス切り替え回路400aを制御しBIOS102aに接続する(ステップS807)。BMC200aは保存したデータBIOS102aに復旧データを書き込む(ステップS808)。復旧データの書き込みが完了すると、BMC200aはアクセス切り替え回路400aを制御して、BIOS102aをBUS101aへの接続に切り替える(ステップS809)。
このように、本実施例ではBIOS復旧データをローカルエリアネットワーク上のファイルサーバに置くことができるため、初期化処理としてBIOS ROMデータの読み出しを省略することができる。さらに冗長システム間でBMCがBIOS復旧データを保存、送信する機能を省くこともできる。また、フォールトトレラントサーバによらず、単一のシステムで動作するサーバシステムにおいても、復旧データが外部サーバにおかれているため、BIOS復旧に利用することができる。さらにファイルサーバ500で提供する復旧データを最新BIOSへの更新データとすることで、遠隔からのBIOS更新に利用することができる。本構成においてBMC200aからファイルサーバ500への接続は、LANコントローラ以外にも、モデムなどの通信手段を利用してもよい。
また、上述の実施の形態1においては、復旧用のBIOSコードは同じ構成のシステムから入手することになり、復旧用のBIOSコードは原則としてBIOSロムデータ故障前と同じデータとなる。これに対し、本実施の形態においては、復旧データはローカルネットワークに接続されたサーバ上のBIOSROMデータを使用することができる。サーバ上のBIOSデータをより新しいBIOSROMデータとすることで、より安定したBIOSによって復旧させることも可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
100a、100b システム
101a、101b、109a、109b、300a、300b バス
102a、102b BIOSロム
104a、104b チップセット
108a、108b メモリ
110a、110b サーバ
200a、200b BMC
201a、201b LANコントローラ
301 コネクタ
301 接続コネクタ
400a、400b アクセス切替回路
500 ファイルサーバ

Claims (8)

  1. 2以上のサーバが接続されたサーバシステムにおいて、
    CPU(Central Processing Unit)を有するシステムと、
    BIOS(Basic Input/Output System)データを格納したBIOSロムと、
    ボードマネージメントコントローラ(BMC)と、
    前記BMCが使用するメモリと、
    前記BIOSロムと前記システム又は前記BMCとの接続を切り替えるアクセス切替回路とを有し、
    前記BMCは、システム起動前に前記BIOSロムのBIOSデータを前記メモリに読み出し、
    第1のサーバのBIOSデータに不具合があった場合、前記第1のサーバのBMCは、第2のサーバのBMCにBIOS復旧データを要請し、当該第2のサーバのBMCから送られたBIOS復旧データを受け取り、前記第1のサーバの前記BIOSロムに書き戻す、サーバシステム。
  2. 前記第1のサーバと前記第2のサーバとは、コネクタを介して接続されている、請求項1記載のサーバシステム。
  3. 前記メモリは、不揮発性メモリである、請求項1又は2記載のサーバシステム。
  4. 2以上のサーバが接続されたサーバシステムにおいて、
    CPU(Central Processing Unit)を有するシステムと、
    BIOS(Basic Input/Output System)データを格納したBIOSロムと、
    ボードマネージメントコントローラ(BMC)と、
    前記BIOSロムと前記システム又は前記BMCとの接続を切り替えるアクセス切替回路と、
    外部のローカルネットワークに接続するネットワークコントローラとを有し、
    前記ローカルネットワークは、BIOSデータを有するファイルサーバに接続され、
    第1のサーバのBIOSデータに不具合があった場合、当該第1のサーバのBMCは、前記ネットワークコントローラを介して前記ファイルサーバにBIOS復旧データを要請し、当該ファイルサーバから転送されたBIOS復旧データを受け取り、前記第1のサーバの前記BIOSロムに書き戻す、サーバシステム。
  5. 前記アクセス切替回路は、前記BIOSロムと前記システムを接続する第1のバスと、前記BIOSロムと前記BMCを接続する第2のバスとの接続を切り替える、請求項1乃至4のいずれか1項記載のサーバシステム。
  6. 前記ファイルサーバは、各サーバに提供するBIOS復旧データを最新のBIOSデータに更新する、請求項4又は5記載のサーバシステム。
  7. 2以上のサーバが接続されたサーバシステムのBIOS(Basic Input/Output System)データ復旧方法であって、
    CPU(Central Processing Unit)を有するシステムの起動前に、BIOSロムからボードマネージメントコントローラ(BMC)がBIOSデータをメモリに読み出し、
    前記システムの起動によりBIOSデータの不具合が発覚した場合、第1のサーバのBMCは、第2のサーバのBMCに復旧用のBIOSデータを要請し、
    前記第2のサーバのBMCが当該第2のサーバのメモリから復旧用のBIOSデータを読み出し、第1のサーバのBMCに転送し、
    前記第1のサーバのBMCは、当該復旧用のBIOSデータを、前記BIOSロムに書き込み、
    前記第1のサーバのシステムは、当該BIOSロムのBIOSデータを使用してシステムを起動する、サーバシステムのBIOS復旧方法。
  8. BIOS(Basic Input/Output System)データを有するファイルサーバが接続されたローカルネットワークに接続されたサーバを有するサーバシステムのBIOSデータ復旧方法であって、
    CPU(Central Processing Unit)を有するシステムの起動によりBIOSデータの不具合が発覚した場合、前記サーバのBMCは、ネットワークコントローラを介して前記ローカルネットワーク上の前記ファイルサーバに復旧用のBIOSデータを要請し、
    前記フィルサーバが復旧用のBIOSデータを前記ローカルネットワーク経由で前記サーバのBMCに転送し、
    前記サーバのBMCは、当該復旧用のBIOSデータを、前記BIOSロムに書き込み、
    前記サーバのシステムは、当該BIOSロムのBIOSデータを使用してシステムを起動する、サーバシステムのBIOS復旧方法。
JP2010127605A 2010-06-03 2010-06-03 サーバシステム及びそのbios復旧方法 Pending JP2011253408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010127605A JP2011253408A (ja) 2010-06-03 2010-06-03 サーバシステム及びそのbios復旧方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010127605A JP2011253408A (ja) 2010-06-03 2010-06-03 サーバシステム及びそのbios復旧方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011253408A true JP2011253408A (ja) 2011-12-15

Family

ID=45417285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010127605A Pending JP2011253408A (ja) 2010-06-03 2010-06-03 サーバシステム及びそのbios復旧方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011253408A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102566738A (zh) * 2011-12-30 2012-07-11 曙光信息产业股份有限公司 一种服务器系统的开机方法和服务器系统
JP2014170308A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Nec Computertechno Ltd 情報処理装置、bmc切り替え方法、bmc切り替えプログラム
CN107632900A (zh) * 2017-09-21 2018-01-26 联想(北京)有限公司 一种bios数据修复方法和整机柜服务器
CN109298963A (zh) * 2018-09-06 2019-02-01 锐捷网络股份有限公司 一种系统自恢复的方法及装置
WO2019156062A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 Necプラットフォームズ株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置のbios更新方法、及び情報処理装置のbios更新プログラム
CN111506454A (zh) * 2019-01-31 2020-08-07 广达电脑股份有限公司 基本输入/输出系统的恢复及更新的方法及系统
CN113392052A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 深圳市同泰怡信息技术有限公司 一种基于四路服务器的bios系统、方法及计算机可读存储介质

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102566738A (zh) * 2011-12-30 2012-07-11 曙光信息产业股份有限公司 一种服务器系统的开机方法和服务器系统
JP2014170308A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Nec Computertechno Ltd 情報処理装置、bmc切り替え方法、bmc切り替えプログラム
CN107632900A (zh) * 2017-09-21 2018-01-26 联想(北京)有限公司 一种bios数据修复方法和整机柜服务器
WO2019156062A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 Necプラットフォームズ株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置のbios更新方法、及び情報処理装置のbios更新プログラム
JP2019139373A (ja) * 2018-02-07 2019-08-22 Necプラットフォームズ株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置のbios更新方法、及び情報処理装置のbios更新プログラム
JP7002358B2 (ja) 2018-02-07 2022-01-20 Necプラットフォームズ株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理装置のbios更新方法、及び情報処理装置のbios更新プログラム
US11314665B2 (en) 2018-02-07 2022-04-26 Nec Platforms, Ltd. Information processing system, information processing device, BIOS updating method for information processing device, and BIOS updating program for information processing device
CN109298963A (zh) * 2018-09-06 2019-02-01 锐捷网络股份有限公司 一种系统自恢复的方法及装置
CN111506454A (zh) * 2019-01-31 2020-08-07 广达电脑股份有限公司 基本输入/输出系统的恢复及更新的方法及系统
JP2020126576A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. Biosの復旧と更新の方法およびシステム
CN113392052A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 深圳市同泰怡信息技术有限公司 一种基于四路服务器的bios系统、方法及计算机可读存储介质
CN113392052B (zh) * 2021-06-11 2023-07-18 深圳市同泰怡信息技术有限公司 一种基于四路服务器的bios系统、方法及计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11194679B2 (en) Method and apparatus for redundancy in active-active cluster system
US9798632B2 (en) Providing boot data in a cluster network environment
US9916216B2 (en) Selectively coupling a PCI host bridge to multiple PCI communication paths
EP1980943B1 (en) System monitor device control method, program, and computer system
US9141494B2 (en) Isolating a PCI host bridge in response to an error event
US9298566B2 (en) Automatic cluster-based failover handling
JP2011253408A (ja) サーバシステム及びそのbios復旧方法
US8775867B2 (en) Method and system for using a standby server to improve redundancy in a dual-node data storage system
US11573737B2 (en) Method and apparatus for performing disk management of all flash array server
US20130117518A1 (en) System controller, information processing system and method of saving and restoring data in the information processing system
CN110908723A (zh) 操作系统的主备切换方法、装置及相关设备
US20100229029A1 (en) Independent and dynamic checkpointing system and method
US9158666B2 (en) Computer system and computer system information storage method
JP5299283B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理システム並びにそれらの制御方法
US20210073091A1 (en) Method of fault management in a network of nodes and associated part of network of nodes
JP5151393B2 (ja) ブレードサーバシステム及びスイッチモジュール
JP6554801B2 (ja) 冗長通信装置及びその制御方法
US11216348B2 (en) All flash array server and control method thereof
JP6364773B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、メモリレプリケーション方法、並びにコンピュータ・プログラム
US11922175B2 (en) Unplanned reboot expedited recovery for network devices
JP2016009499A (ja) 相互接続を管理する方法およびシステム
JP4096849B2 (ja) 回線多重化構造を用いた入出力制御システム
WO2007122666A1 (ja) フォルトトレラントシステム
KR20050087182A (ko) 이중화 장치 및 그 운용방법
KR19990053243A (ko) 개방형 내장 시스템에서의 순환 이중화 방법