JP2011253236A - Kvm切替器 - Google Patents

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英之 氷熊
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Abstract

【課題】
本発明は、画面内におけるウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等の切替処理を容易に実行することのできるKVM切替器を提供すること。
【解決手段】
複数の演算処理装置、マウス、キーボード、及び表示部が接続され、前記表示部の画面内に前記複数の演算処理装置の処理内容を表示する複数のウィンドウを表示し、前記マウス及び前記キーボードに入力される操作入力の出力先を切り替えるKVM切替器であって、前記複数のウィンドウのうちのいずれかを選択するための選択モードへの切り替えを前記マウスになされる操作に応じて実行するモード切替部と、前記選択モードにおいて前記マウスの操作によって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を前記操作入力の出力先として選択する出力先選択部とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、KVM切替器に関する。
従来より、一組のキーボード・マウス・ディスプレイを通じて複数台のコンピュータやサーバを切り替えて使用するための接続機器としてKVM(Keyboard Video Mouse)切替器が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−305543号公報
ところで、従来のKVM切替器では、複数のコンピュータやサーバに対応する複数のウィンドウをモニタの画面に同時に表示する多画面表示を行っている場合に、ウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等を行うためには、キーボードに設定したホットキーの操作、又は、マウス及びキーボードとは別の操作ユニットでの操作等が必要であった。
このため、多画面表示におけるウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等を行う際にはマウスから手を離す必要があり、操作性に課題があった。
そこで、本発明は、画面内におけるウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等の切替処理を容易に実行することのできるKVM切替器を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の一観点のKVM切替器は、複数の演算処理装置、マウス、キーボード、及び表示部が接続され、前記表示部の画面内に前記複数の演算処理装置の処理内容を表示する複数のウィンドウを表示し、前記マウス及び前記キーボードに入力される操作入力の出力先を切り替えるKVM切替器であって、前記複数のウィンドウのうちのいずれかを選択するための選択モードへの切り替えを前記マウスになされる操作に応じて実行するモード切替部と、前記選択モードにおいて前記マウスの操作によって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を前記操作入力の出力先として選択する出力先選択部とを含む。
また、前記選択モードにおいて前記複数のウィンドウのうちのいずれかを選択するための選択用カーソルを前記画面内に表示するカーソル表示部をさらに含み、前記出力先選択部は、前記マウスによって操作される前記選択用カーソルによって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を前記操作入力の出力先として選択してもよい。
また、前記選択モードにおいて前記マウスのホイールの操作によって前記複数のウィンドウを順次選択するホイール選択部をさらに含み、前記出力先選択部は、前記ホイールの操作によって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を操作入力の出力先として選択してもよい。
本発明は、画面内におけるウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等の切替処理を容易に実行することのできるKVM切替器を提供できる。
実施の形態のKVM切替器に複数のサーバが接続された状態を模式的に示す図である。 本実施の形態1のKVM切替器100の内部構成をブロックで示す図である。 本実施の形態のKVM切替器100の座標管理部129が生成するウィンドウの座標を表すウィンドウデータを示す図である。 本実施の形態のKVM切替器100の座標管理部129がウィンドウデータを生成する処理を表すフローチャートを示す図である。 本実施の形態のKVM切替器100の切替処理を表すフローチャートを示す図である。 本実施の形態のKVM切替器100における均等分割表示モードによるウィンドウの表示例を示す図である。 本実施の形態のKVM切替器100によるウィンドウの表示例を示す図である。
以下、本発明のKVM切替器を適用した実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態のKVM切替器に複数のサーバが接続された状態を模式的に示す図である。
KVM切替器100は、サーバ11〜18を接続するためのサーバ接続ポート101〜108、USBポート109、キーボード19を接続するためのPS/2ポート110A、マウス20を接続するためのPS/2ポート110B、モニタ21を接続するためのディスプレイコネクタポート111、及び電源ケーブル22を接続するための電源端子112を含む。
サーバ11〜18は、それぞれ所定の処理を行うように構成されていればよい。所定の処理は、例えば解析や演算処理等、サーバ11〜18で行える処理であれば如何なる処理であってもよい。
サーバ接続ポート101〜108は、サーバ11〜18を接続できる端子であればよく、例えば、周知のサーバ接続ポートを用いることができる。
USBポート109は、USBポートを有するキーボード又はマウス(図1に図示するキーボード19又はマウス20とは別のキーボード又はマウス)を接続可能にするために設けられている。また、PS/2ポート110A、110B、及びディスプレイコネクタポート111は、それぞれ、キーボード19、マウス20、及びモニタ21を接続できるポートで構成することができる。なお、PS/2ポート110Aはキーボード19用であり、PS/2ポート110Bはマウス20用である。
電源端子112は、電源ケーブル22を接続でき、電源供給を受けることができればよい。
図2は、本実施の形態1のKVM切替器100の内部構成をブロックで示す図である。
KVM切替器100は、サーバ接続ポート101〜108、USBポート109、PS/2ポート110A、110B、ディスプレイコネクタポート111、及び電源端子112に加えて、CPU(Central Processing Unit)120、OSD(On Screen Display)マイコン130、メモリ140、切換回路150、ポートマイコン161〜168、USBコントロールマイコン169、及びPS/2/USBセレクタ170を含む。
CPU120は、主制御部121、表示切替部122、操作認識部123、モード切替部124、選択用カーソル表示部125、ホイール選択部126、メニュー処理部127、出力先選択部128、及び座標管理部129を含む。これらは、本実施の形態のKVM切替器100を実現するためのプログラムをCPU120が実行することによって実現される処理部である。
本実施の形態のKVM切替器100は、サーバ11〜18によって各ウィンドウ内に表示されるカーソルとは別に、ウィンドウを選択するための選択用カーソルをモニタ21の画面内に表示する。
主制御部121は、KVM切替器100の切替処理を統括する制御部である。
表示切替部122は、モニタ21の画面に表示するウィンドウの表示を切り替える処理部である。表示切替部122は、マウス20の左ボタン20Aがクリック(左クリック)された場合に、クリックされたウィンドウをアクティブにする処理、及びモニタ21の画面内におけるウィンドウの表示パターンを選択する処理を行う。表示パターンの選択は、例えば、均等分割表示モード、n−1表示モード(n(n≧2)個のウィンドウを小さく表示し、そのうちの1つを拡大表示するモード)等がある。表示切替部122は、表示モードの選択が行われると、後述するウィンドウデータを用いて、各ウィンドウの配置を変更する。
操作認識部123は、マウス20の移動操作、左右のボタン20A、20Bの操作、及びホイールの操作を認識し、操作入力の内容を表す信号を出力する。
モード切替部124は、マウス20のボタンの操作により、選択用カーソルによる選択モードに切り替えるための処理部である。選択モードが選択されると、マウス20への操作入力は、サーバ11〜18には出力されなくなり、選択用カーソル表示部125により、モニタ21の画面内でウィンドウを選択するための選択用カーソルの操作が行われることになる。
選択用カーソル表示部125は、ウィンドウを選択する操作を行うための選択用カーソルをモニタ21の画面に表示する処理部である。選択用カーソルは、各サーバによって各ウィンドウ内に表示されるカーソルとは別に表示されるカーソルであり、いずれかのウィンドウを選択するために、各ウィンドウを横断的に移動できるカーソルである。選択用カーソルによる選択モードが選択されている間は、選択用カーソル表示部125がマウス20の操作に応じてモニタ21の画面内で選択用カーソルを移動させる。
ホイール選択部126は、選択モードにおいてマウス20のホイール20Cが操作された場合に、モニタ21の画面に表示されているウィンドウを順次選択する。
メニュー処理部127は、マウス20の右ボタン20Bがクリック(右クリック)された場合に、メニューを表示し、表示したメニューからどのメニューが選択されたかを判定する。
出力先選択部128は、選択用カーソルによって選択されたウィンドウを認識し、選択用カーソルによって選択されたウィンドウに対応するサーバ(11〜18のうちのいずれか)を出力先として選択する処理部である。出力先選択部128は、キーボード19及びマウス20への操作入力の出力先を選択するために、選択用カーソルによって選択されたウィンドウに対応するサーバ(11〜18のいずれか)を特定し、切換回路150にサーバ11〜18の選択を切り替えるための切替指令を入力する。
座標管理部129は、各ウィンドウの座標を管理する処理部である。ウィンドウの座標は、モニタ21の画面の左下を原点とし、横軸をX軸、縦軸をY軸とした場合に、ウィンドウの左下の頂点の座標(X1,Y1)と右上の頂点の座標(X2,Y2)で表される。
OSDマイコン130は、モニタ21の画面に、例えば、ユーザ情報、権限レベル、操作権レベル、及び使用状況等を表示するためのOSD機能を有する。
メモリ140は、本実施の形態のKVM切替器100の各処理を実行するためのプログラム、切替処理に必要なデータ(例えば、各ウィンドウの座標を表すウィンドウデータ)、及びOSD機能によって表示されるデータ等を格納する記憶媒体であり、例えば、固体メモリで構成される。
切換回路150は、CPU120とポートマイコン161〜168との間でのキーボード及びマウスの切替と、低容量のビデオスイッチを用いることによるモニタ21に表示する映像信号の切替とをCPU120からの制御信号に基づいて実行する回路で構成される。
ポートマイコン161〜168は、例えば、USB又はPS/2のような規格化されたインターフェイスを有し、接続されるサーバ11〜18に対して、キーボード及びマウスに入力された信号を伝送するマイコンで構成される。
USBコントロールマイコン169は、例えば、キーボード及びマウスに入力された信号をPS/2インターフェイス準拠のデータに変換してCPU120に伝送するマイコンであり、USB用マイコンとUSBホストコントローラで構成される。
PS/2/USBセレクタ170は、USBポート109とPS/2ポート110A、110Bを切り替えるためのセレクタである。
図3は、本実施の形態のKVM切替器100の座標管理部129が生成するウィンドウの座標を表すウィンドウデータを示す図である。
ウィンドウの座標は、上述のように、モニタ21の画面の左下を原点とし、横軸をX軸、縦軸をY軸とした場合に、ウィンドウの左下の頂点の座標(X1,Y1)と右上の頂点の座標(X2,Y2)で表される。ここでは、X,Y座標の値として、アルファベットと数字を組み合わせた記号を示すが、実際には具体的な数値が与えられる。
ウィンドウデータは、ウィンドウの識別子(識別番号)、対応するサーバの識別子(サーバ番号)、選択フラグ、ウィンドウの左下の頂点の座標(X1,Y1)、及び右上の頂点の座標(X2,Y2)を関連付けたデータであり、メモリ140に格納される。
選択フラグは、選択されているウィンドウに“1”が設定され、非選択のウィンドウには“0”が設定される。
ウィンドウの左下の頂点の座標(X1,Y1)と右上の頂点の座標(X2,Y2)は、座標管理部129によって更新・登録が行われ、選択フラグは、出力先選択部128によって更新・登録が行われる。
図4は、本実施の形態のKVM切替器100の座標管理部129がウィンドウデータを生成する処理を表すフローチャートを示す図である。
座標管理部129は、ウィンドウの位置・大きさの変更があるか否かを判定する(ステップS1)。
ウィンドウの左下又は右上の頂点の座標に変更がある場合は、座標管理部129はウィンドウデータ内の該当するウィンドウの座標を更新し、登録する(ステップS2)。
ステップS1及びS2の処理は、本実施の形態のKVM切替器100の切替処理が行われている間、繰り返し実行される。
図5は、本実施の形態のKVM切替器100の切替処理を表すフローチャートを示す図である。この切替処理は、CPU120内の主制御部121が表示切替部122、操作認識部123、モード切替部124、選択用カーソル表示部125、ホイール選択部126、メニュー処理部127、出力先選択部128、及び座標管理部129に処理を実行させることによってによって実行される。
モード切替部124は、マウス20の左右のボタン20A、20Bが同時にクリックされたか否かを判定する(ステップS11)。左右のボタン20A、20Bの同時クリックは、選択用カーソルによる選択モードが選択されたことを意味するからである。ステップS11の判定は、左右のボタン20A、20Bの同時クリックが行われるまで繰り返し実行される。
選択用カーソルによる選択モードが選択された場合(S11でYes)は、選択用カーソル表示部125によってモニタ21の画面内に選択用カーソルが表示される(ステップS12)。なお、この時点では、選択フラグはすべて“0”である。
選択用カーソルが表示されると、操作認識部123は、マウス20の右ボタン20Bがクリックされたか否かを判定する(ステップS13)。右クリックが行われた場合は、メニューを表示する処理を行うからである。
右クリックが行われなかった場合(S13でNo)は、操作認識部123は、マウス20のホイール20Cが操作されたか否かを判定する(ステップS14)。ホイール20Cの操作によってウィンドウを選択することもできるからである。
ホイール20Cが操作されなかった場合(S14でNo)は、操作認識部123は、マウス20の左ボタン20Aがクリックされたか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の処理は、左ボタン20Aのクリックが確認されるまで繰り返し実行される。
左クリックが行われた場合(S15でYes)は、表示切替部122は、クリックされたウィンドウをアクティブにする(ステップS16)。
次に、出力先選択部128は、マウス20の左ボタン20Aがダブルクリックされたか否かを判定する(ステップS17)。左ボタン20Aのダブルクリックによってウィンドウの選択が確定し、これによって出力先(サーバ11〜18のいずれか)が確定されるからである。このステップS17の処理は、左ボタン20Aのダブルクリックが行われるまで繰り返し実行される。
出力先選択部128は、左ボタン20Aのダブルクリックが行われた場合(S17でYes)は、選択用カーソルによって選択されたウィンドウの識別番号を読み込む(ステップS18)。これにより、選択されたウィンドウが確定する。
次いで、出力先選択部128は、ステップS18で読み込んだ識別番号に対応するサーバ(11〜18のいずれか)をウィンドウデータから読み出し、出力先として選択する(ステップS19)。ステップS19によって出力先が確定すると、選択モードは一旦終了する。
主制御部121は、ステップS19の処理が終了すると、フローをステップS11にリターンする。
一方、ステップS13において、マウス20の右ボタン20Bがクリックされた場合(S13でYes)は、メニュー処理部127は、メニューを表示する(ステップS20)。メニューの内容を表すデータは、メモリ140に格納されている。メニュー処理部127は、メモリ40に格納されたデータを読み込むことによってメニューを表示する。
ステップS20で表示されるメニューは、「選択ウィンドウの非表示」と「非表示ウィンドウの表示」の2つのメニューを含む。「選択ウィンドウの非表示」は、選択されているウィンドウを非表示にする処理を実行するメニューである。「非表示ウィンドウの表示」は、現在表示されていないウィンドウを表示する処理を実行するメニューである。
メニュー処理部は、「選択ウィンドウの非表示」が選択されたか否かを判定する(ステップS21)。
「選択ウィンドウの非表示」が選択された場合(S21でYes)は、操作認識部123は、マウス20の左ボタン20Aがクリックされたか否かを判定する(ステップS22)。
左ボタン20Aがクリックされた場合は、表示切替部122は、クリックされたウィンドウを非表示にする(ステップS23)。
ステップS23の処理が終了すると、主制御部121によりフローがステップS14に進められる。
また、ステップS22において、左ボタン20Aがクリックされなかった場合においても、主制御部121によりフローがステップS14に進められる。
ステップS21において、「選択ウィンドウの非表示」が選択されなかった場合は、メニュー処理部127は、「非表示ウィンドウの表示」が選択されたか否かを判定する(ステップS24)。
「非表示ウィンドウの表示」が選択されたと判定した場合は、表示切替部122は、現在非表示にされているウィンドウを表示する(ステップS25)。
ステップS25の処理が終了すると、主制御部121によりフローがステップS14に進められる。
また、ステップS24で「非表示ウィンドウの表示」が選択されなかったと判定した場合においても、主制御部121によりフローがステップS14に進められる。
また、ステップS14でホイール20Cが操作されたと判定した場合は、ホイール選択部126は、ホイール20Cの操作に合わせて、現在表示しているウィンドウを順次アクティブにする(ステップS26)。
ステップS26の処理が終了すると、主制御部121によってフローはステップS15に進められる。
本実施の形態のKVM切替器100における切替処理では、以上の処理が繰り返し実行されることにより、マウス20の操作だけでウィンドウの選択が行われる。
次に、本実施の形態のKVM切替器100における切替処理によるウィンドウの表示の切り替わりについて説明する。
図6は、本実施の形態のKVM切替器100における均等分割表示モードによるウィンドウの表示例を示す図である。
モニタ21の画面21Aには、8つのサーバ11〜18の処理内容を示す識別番号“1”〜“8”のウィンドウが均等に表示されている。なお、画面21Aは9分割されているため、右下にはウィンドウが表示されない部分が一コマある。
本実施の形態のKVM切替器100では、マウス20の左ボタン20A及び右ボタン20Bを同時にクリックすることによって選択モードに切り替わると、選択用カーソル210が表示される。選択用カーソル210は、マウス20の操作により、画面21Aの全領域に移動可能であるため、所望のウィンドウ内でマウス20の左ボタン20Aを一度クリックすると、そのウィンドウがアクティブになる。さらに、所望のウィンドウをアクティブにした状態でマウス20の左ボタン20Aをダブルクリックすれば、そのウィンドウの選択が確定する。このとき、選択用カーソル210は画面21Aに表示されなくなる。以後は、選択したウィンドウ内で処理を行うことが可能になる。
図7は、本実施の形態のKVM切替器100による8−1表示モードによってウィンドウが表示されている状態を示す図である。
図7(A)は、本実施の形態のKVM切替器100による1,3,8表示モードによるウィンドウの表示例を示す。1,3,8表示モードでは、サーバ11、13、18の処理内容を示す識別番号“1”、“3”、“8”のウィンドウが表示される。図7(A)には、識別番号“3”のウィンドウがアクティブになっている状態を示すが、例えば、この状態で、マウス20のホイール20Cを下方向に操作すれば、図7(B)に示すように、識別番号“8”のウィンドウをアクティブにすることができ、上方向に操作すれば“1”のウィンドウをアクティブにできる。なお、マウス20を移動して左クリックを行うことによっても、同様の動作を実現することができる。
図7(C)は、本実施の形態のKVM切替器100により、識別番号“1”、“2”、“3”、“4”、“5”、“6”、“7”、“8”、のすべてのウィンドウが小さく表示されるとともに、中央に識別番号“1”のウィンドウがアクティブな状態で大きく表示されている状態を示す図である。
マウス20を移動させて左クリックを行うことにより、又は、ホイール20Cを操作することにより、中央に表示されるアクティブなウィンドウをマウス20の操作だけで入れ替えることができる。
図7(D)は、本実施の形態のKVM切替器100により、識別番号“1”、“3”、“5”、“7”のウィンドウが小さく表示されるとともに、識別番号“8”のウィンドウがアクティブな状態で大きく表されている状態を示す図である。
マウス20を移動させて左クリックを行うことにより、又は、ホイール20Cを操作することにより、アクティブなウィンドウをマウス20の操作だけで入れ替えることができる。
なお、いずれの場合においても、マウス20の左ボタン20Aをダブルクリックすることにより、ウィンドウの選択が確定され、対応するサーバ(11〜18のいずれか)の処理内容がアクティブなウィンドウに表示される。
以上、本実施の形態のKVM切替器100によれば、マウス20の移動、左ボタン20A、右ボタン20Bのクリック、又はホイール20Cの操作だけで、ウィンドウの選択を切り替えることができる。このため、画面内におけるウィンドウの選択、又はウィンドウの配置換え等の切替処理を容易に実行することのできるKVM切替器を提供することができる。
以上の説明では、マウス20の左ボタン20Aのクリックでウィンドウのアクティブ化、ホイール20Cの操作でウィンドウのアクティブ化、左ボタン20Aのダブルクリックで出力先となるサーバに対応するウィンドウの選択、マウス20の右ボタン20Bのクリックでメニューの表示を行うようにマウス20のボタン等を割り当てる形態について説明したが、ボタン等の割当は、上述の形態に限定されるものではない。
以上、本発明の例示的な実施の形態のKVM切替器について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
11〜18 サーバ
19 USBキーボード
20 マウス
20A 左ボタン
20B 右ボタン
20C ホイール
21 モニタ
21A 画面
22 電源ケーブル
100 KVM切替器
101〜108 シリアルポート
109 USBポート
110A、110B PS/2ポート
111 ディスプレイコネクタポート
112 電源端子
120 CPU
121 主制御部
122 表示モード選択部
123 選択モード選択部
124 選択用カーソル表示部
125 出力先選択部
126 座標管理部
130 OSDマイコン
140 メモリ
150 切換回路
161〜168 ポートマイコン
169 USBコントロールマイコン
170 PS/2/USBセレクタ
210 選択用カーソル

Claims (3)

  1. 複数の演算処理装置、マウス、キーボード、及び表示部が接続され、前記表示部の画面内に前記複数の演算処理装置の処理内容を表示する複数のウィンドウを表示し、前記マウス及び前記キーボードに入力される操作入力の出力先を切り替えるKVM切替器であって、
    前記複数のウィンドウのうちのいずれかを選択するための選択モードへの切り替えを前記マウスになされる操作に応じて実行するモード切替部と、
    前記選択モードにおいて前記マウスの操作によって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を前記操作入力の出力先として選択する出力先選択部と
    を含むKVM切替器。
  2. 前記選択モードにおいて前記複数のウィンドウのうちのいずれかを選択するための選択用カーソルを前記画面内に表示するカーソル表示部をさらに含み、
    前記出力先選択部は、前記マウスによって操作される前記選択用カーソルによって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を前記操作入力の出力先として選択する、請求項1に記載のKVM切替器。
  3. 前記選択モードにおいて前記マウスのホイールの操作によって前記複数のウィンドウを順次選択するホイール選択部をさらに含み、
    前記出力先選択部は、前記ホイールの操作によって選択されたウィンドウに対応する演算処理装置を操作入力の出力先として選択する、請求項1に記載のKVM切替器。
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