JP2011251755A - 棒状物繰り出し装置 - Google Patents

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JP2011251755A
JP2011251755A JP2010128376A JP2010128376A JP2011251755A JP 2011251755 A JP2011251755 A JP 2011251755A JP 2010128376 A JP2010128376 A JP 2010128376A JP 2010128376 A JP2010128376 A JP 2010128376A JP 2011251755 A JP2011251755 A JP 2011251755A
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JP2010128376A
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Mikio Kojima
幹夫 小島
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Abstract

【課題】押棒9とともにガイド筒10内を繰り出される棒状物が押棒9より外れた場合でも簡単に取り付けられる棒状物繰り出し装置に適用できる。
【解決手段】チャック2の前進動作により押棒9を繰り出し、かつ、ガイド筒10内を摺動可能な棒状物を押棒9の前進とともに繰り出す棒状物繰り出し装置を構成する。前記押棒9の前部にガイド筒10の内径よりわずかに細径の中駒11を設け、この中駒11をガイド筒10内に配置する。前記押棒9とともに前進する中駒11により棒状物が押されて繰り出される。更に、中駒11により押棒9の前部をガイド筒10内の略中心に位置させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、消しゴム、修正棒、筆記芯、アイライナー芯、アイブロー芯等の棒状物を押棒により繰り出す棒状物繰り出し装置に関する。
従来、チャックの前進動作によって送出される細棒の先端に棒状物を取り付け、この棒状物をチャックの前進動作によって案内筒内を前進させる棒状物繰り出し装置が知られている。(特許文献1参照)
しかしながら、上記棒状物繰り出し装置は、案内筒内で細棒から棒状物(消しゴム)が外れてしまうと、細棒は案内筒内を揺動して中心に位置できず傾いてしまうために、案内筒内で細棒に棒状物を突き刺すことができなかった。その為、外れた棒状物を再び細棒に取り付ける為には、細棒を案内筒から外して棒状物を取り付けなければならず、非常に面倒な操作を行わなければならないとともに、案内筒も取り外さなければならなかった。
特開平10−226193号公報
解決しようとする問題点は、ガイド筒内で押棒から棒状物が外れた時に、ガイド筒内に位置する押棒に棒状物が簡単に取り付けられない点である。
本発明は、チャックとチャックを長手方向後方に付勢するスプリングとを有するチャックユニットと、チャックユニットに連結されるガイド筒と、チャックの前進動作により繰り出される押棒と、ガイド筒内を摺動可能な棒状物を押棒の前進とともに繰り出す棒状物繰り出し装置であって、押棒の前部にガイド筒の内径よりわずかに細径の中駒を設け、この中駒をガイド筒内に配置して、押棒とともに前進する中駒により棒状物が押されて繰り出されるとともに、中駒により押棒をガイド筒内の略中心に位置させることを第1の特徴とする。
また、押棒の前部に中駒を固着して構成したことを第2の特徴とする。
更に、押棒と中駒を合成樹脂で一体成形して構成したことを第3の特徴とする。
本発明は、チャックの前進動作によって押棒を繰り出し、この押棒とともに棒状物を繰り出す棒状物繰り出し装置において、押棒より棒状物が外れても簡単に取り付けられる利点が得られるものである。
図1は、本発明の実施例1の棒状物繰り出し装置を示す断面図である。(実施例1) 押棒に中駒を固着した状態を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 図3は、押棒と中駒を一体成形した実施例2の棒状物繰り出し装置を示す主要部拡大断面図である。(実施例2)
チャックの前進動作によって押棒を繰り出し、この押棒とともにガイド筒内を繰り出される棒状物が押棒より外れた場合でも簡単に取り付けられる棒状物繰り出し装置を実現した。
以下、図1及び図2に基づいて本発明における実施例1の棒状物繰り出し装置を説明する。尚、棒状物を消しゴム1で説明する。また、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、チャック2の頭部2Aを複数に分割し、このチャック2の頭部2Aに締具3を外嵌する。更に、締具3を受け止める外筒4の内段とチャック2の後部に連結されたノック筒5の前端との間にコイルスプリング6を弾発させて取り付けチャックユニットを構成する。前記コイルスプリング6によりチャック2を長手方向後方に付勢し、チャック2の頭部2Aを締具3に押圧する。すると、締具3が外筒4の前端に当接し、チャック2が閉じられる。前記外筒4の前部に先部材7を着脱可能に螺合し、先部材7の係止段7Aと外筒4の前端との間を締具3が摺動可能に構成する。前記先部材7にはゴム製のホルダー8が内蔵され、押棒9を適度の力で保持する。また、先部材7の先端孔より押棒9が前方に突出する。前記先部材7の前部に金属パイプからなるガイド筒10が圧入固着される。
中駒11は、外径が前記ガイド筒10の内径よりわずかに細径に形成され、この中駒11の後部11Aは細径で薄肉に形成される。更に、中駒11には前記押棒9が挿通可能な孔11Bが形成される。この中駒11を前記押棒9の前部に取り付け、中駒11の後部11Aをカシメることにより押棒9に中駒11を固着する。尚、図示していないが中駒を押棒の前部に圧入固着して取り付けてもよい。この押棒9の前部を棒状の消しゴム1の後部に突き刺し、消しゴム1を押棒9に取り付ける。
次に、ノック筒5を前方に押圧してチャック2を拡開した状態で、前記消しゴム1を取り付けた押棒9をガイド筒10の前方から挿入し、押棒9をチャック2内に挿入する。そして、ガイド筒10内に消しゴム1を十分に挿入させた状態でノック筒5の押圧を解除し、チャック2により押棒9を強く保持させ棒状物繰り出し装置を構成する。
この棒状物繰り出し装置は、従来一般的に使用されている複合筆記具にスライド可能に取り付けられる操作部材12にパイプ部材13を介して取り付けられる。この操作部材12を押圧するとノック筒5が前進し、また、ガイド筒10の前端が図示していない複合筆記具の外軸の内段に当接すると押棒9を保持するチャック2が前進し、通常のノック式シャープペンシルが芯を繰り出す機構と同様に押棒9が繰り出される。
この消しゴム1を有する棒状物繰り出し装置は、ノック式シャープペンシル体とともに複合筆記具に内蔵することが好ましく、従来知られている種々の複合筆記具に装着することができる。
この棒状物繰り出し装置で消しゴム1を使用した時、消しゴム1が押棒9から外れてしまった場合でも、押棒9の前部は中駒11によってガイド筒10の中心に位置されるので、ガイド筒10の先端より消しゴム1を挿入すれば消しゴム1の後部が押棒9の前部に突き刺さり取り付けられる。また、消しゴム1を強い力で挿入しても消しゴム1の後端が中駒11の前端に当接するので、必要以上に押棒9が消しゴム1内に突き刺さってしまう恐れはない。
以下、図3に基づいて本発明における実施例2の押棒109と中駒111を説明する。合成樹脂の押棒109と中駒111を一体成形で構成し、中駒111の外径をガイド筒10の内径よりわずかに細径に形成する。この押棒109の前部を消しゴム1の後部に突き刺し、消しゴム1を押棒109に取り付ける。
この実施例2の場合には、中駒111を取り付ける組立工程がなくなるとともに、中駒111が外れてしまう恐れもないという利点が得られる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、ノック筒、外筒、中駒、パイプ部材といった部材は複数の部材を固着して一体化し構成しても良い。また、先部材の一部に弾性片を形成してホルダーとしても良い。更に、棒状物としては消しゴムに限らず、修正棒、筆記芯、アイライナー芯、アイブロー芯等の種々の棒状物が考えられる。
押棒がチャックにより保持されガイド筒内に内蔵された状態でも、押棒に棒状部材を確実に取り付けることが出来る棒状物繰り出し装置に適用できる。
2 チャック
6 コイルスプリング
9 押棒
10 ガイド筒
11 中駒
109 押棒
111 中駒

Claims (3)

  1. チャックとチャックを長手方向後方に付勢するスプリングとを有するチャックユニットと、チャックユニットに連結されるガイド筒と、チャックの前進動作により繰り出される押棒と、ガイド筒内を摺動可能な棒状物を押棒の前進とともに繰り出す棒状物繰り出し装置であって、押棒の前部にガイド筒の内径よりわずかに細径の中駒を設け、この中駒をガイド筒内に配置して、押棒とともに前進する中駒により棒状物が押されて繰り出されるとともに、中駒により押棒をガイド筒内の略中心に位置させることを特徴とする棒状物繰り出し装置。
  2. 押棒の前部に中駒を固着して構成したことを特徴とする請求項1記載の棒状物繰り出し装置。
  3. 押棒と中駒を合成樹脂で一体成形して構成したことを特徴とする請求項1記載の棒状物繰り出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114952016A (zh) * 2022-05-06 2022-08-30 浙江科镭仕科技有限公司 基于机器视觉技术的具有工件调整功能的全自动打标设备

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