JP2011250521A - 発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム - Google Patents
発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011250521A JP2011250521A JP2010118745A JP2010118745A JP2011250521A JP 2011250521 A JP2011250521 A JP 2011250521A JP 2010118745 A JP2010118745 A JP 2010118745A JP 2010118745 A JP2010118745 A JP 2010118745A JP 2011250521 A JP2011250521 A JP 2011250521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- generation panel
- power
- housing
- pedestrian
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
【解決手段】歩行者の歩行による外力を圧電素子を介して電気に変換する発電パネル10A、10Bであって、歩行者の歩行が歩行可能なものであって、当該歩行による外力を受けて変位する筐体と、この筐体の内部に配置され、筐体の変位に伴って変形されることで発電する圧電素子と、圧電素子にて発電された電力により、歩行者に対して所定情報を出力する表示部50とを備える。
【選択図】図12
Description
まず、本実施の形態の基本的概念について説明する。本実施の形態に係る発電パネルは、外力を電気に変換して取り出すことを目的とするものであり、また、本実施の形態に係る発電システムは、複数の発電パネルを備えて構成された発電システムである。
以下に、本本実施の形態の具体的内容について添付図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る発電システムを設置した居室の側面図、図2は、図1の居室の平面図である(なお、図2では、後述する接続端子40〜45、供給路46、及び表示部50を省略して示す)。これら各図に示すように、発電システム1は、複数の発電パネル10を並設して構成されたものであって、各発電パネル10は、居室2の床面3に埋め込み状に設置されている。
この実施の形態によれば、発電パネル10の筐体20が歩行者の歩行による外力を受けて変位し、この変位に伴って圧電素子31b、31c、32b、32cが変形することで発電された電力により、歩行者に対して所定情報を出力するので、発電パネル10に対して情報出力機能一体的に付加することができ、情報出力機能を個別に設ける必要がなくなるので、発電パネル10を用いて省エネルギーな情報出力を行う利用者の利便性を高めることが可能となる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
筐体20や発電モジュール30の構造は、各実施の形態に示したものに限定されない。例えば、筐体20については、外力を受けて発電モジュール30の変形を行わせるものができる限りにおいて、異なる構造としてもよく、例えば、固定板21の方が外力を受けて可動板23に近接する方向に移動するようにしたり、固定板21と可動板23のいずれか一方が他方に向けて近接する方向に移動するようにしてもよい(この場合には、固定板21の名称を可動板23に変更する)。また、発電モジュール30については、発電体31、32を3つ以上重合させてもよく、あるいは、重合させることなく発電体31、32を単に並設してもよい。
接続端子40〜45、47、48としては、必ずしも物理的接触による電力供給を行わなくてもよく、例えば、電磁力を用いた公知の非接触式の電力供給構造を採用してもよい。また、物理的接触による電力供給を行う場合であっても、接続端子40〜45、47、48を筐体20の側面以外に設けることもでき、例えば、出力側の接続端子43〜45、48を、圧電素子31b、31c、32b、32cから電力供給を受ける延長コードの先端部に雄型端子として設け、入力側の接続端子40〜42、47を、出力側の接続端子43〜45、48を着脱自在に挿通させるための雌型端子として設けてもよい。
出力手段を表示部50として構成する場合、表示部50は、LED51以外にも、例えば、小型モニタの如きものであってもよい。あるいは、出力手段を表示部50以外として構成してもよく、例えば、音声出力手段として構成したり、無線信号出力手段として構成してもよい。また、出力手段を筐体20の上面に設ける必要はなく、例えば、筐体20の外部に設けた出力手段を接続コードにより当該筐体20に接続してもよい。また、出力する情報の内容も変更可能であり、例えば、目的地までの距離を示す数値を各発電パネル10の表示部50に設定しておき、この数値をモニタや音声出力手段により出力するようにしてもよい。この他、文字、数字、記号、絵等の情報を出力してもよい。
発電体としては、圧電素子に代えて、外力(歪み、屈曲、若しくは圧縮を生じさせる力を含む)により発電が可能な任意の素材を用いることができる。例えば、イオン導電性高分子の膜(ゲル)の両面に金属(金等)をメッキしたイオン高分子金属複合材料(IPMC:Ionic Polymer−Metal Composite)や、イオン導電性高分子ゲル膜(ICPF:Ionic Conducting Polymergel Film)、あるいは、これらIPMCやICPFを用いた人工筋肉を使用することができる。また、コイルと、このコイルの内部に挿入される鉄芯とから発電体を構成し、可動板13の移動によってコイル又は鉄芯を移動させることで、電磁誘導により発電を行ってもよい。また、この鉄芯に代えて超磁歪材料を用いて、可動板13の移動によって超磁歪材料を加圧することで、逆磁歪発電を行ってもよい。また、エレクトレット基板と金属基板とを対向状態に配置して発電体を構成し、可動板13の移動によってエレクトレット基板又は金属基板を移動させることで、静電誘導により発電を行ってもよい。
2 居室
3 床面
10 発電パネル
20 筐体
21 固定板
22 側板
22a 上端部
23 可動板
23a 凹部
30 発電モジュール
31、32 発電体
31a、32a 振動板
31b、31c、32b、32c 圧電素子
31d、32d 周辺スペーサ
31e、32e 中心スペーサ
33 柱状体
34 回路基板
34a 貫通孔
40〜45、47、48 接続端子
46 供給路
50 表示部
51 LED
Claims (7)
- 歩行者の歩行による外力を発電体を介して電気に変換する発電パネルであって、
歩行者の歩行が歩行可能なものであって、当該歩行による外力を受けて変位する筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記変位により発電する前記発電体と、
前記発電体にて発電された電力により、前記歩行者に対して所定情報を出力する出力手段と、
を備えた発電パネル。 - 前記発電体は、圧電素子であり、
前記圧電素子は、前記筐体の前記変位に伴って変形されることで発電する、
請求項1に記載の発電パネル。 - 前記筐体の側面のうち、相互に対向する2つの側面の各々に、当該発電パネルを他の発電パネルと接続するためのものであって、当該発電パネルの前記圧電素子にて発電された電力を当該他の発電パネルに供給するための接続端子を設けた、
請求項2に記載の発電パネル。 - 前記相互に対向する2つの側面の一方に設けた前記接続端子に供給された電力を、前記相互に対向する2つの側面の他方に設けた前記接続端子を介して前記他の発電パネルに供給するための供給路を設けた、
請求項3に記載の発電パネル。 - 前記筐体の平面形状を正方形状とし、
前記筐体の全ての側面の各々に、前記接続端子を設けた、
請求項3又は4に記載の発電パネル。 - 前記出力手段を、前記筐体の外部に向けて発光を行うことにより、前記所定情報を出力する発光手段として構成した、
請求項1から5のいずれか一項に記載の発電パネル。 - 歩行者の歩行による外力を発電体を介して電気に変換する発電パネルを複数備えて構成された発電システムであって、
前記複数の発電パネルの各々は、
歩行者の歩行が歩行可能なものであって、当該歩行による外力を受けて変位する筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記変位に伴って発電する前記発電体と、
前記発電体にて発電された電力により、前記歩行者に対して所定情報を出力する出力手段とを備えて構成され、
前記筐体の側面のうち、相互に対向する2つの側面の各々に、当該発電パネルを他の発電パネルと接続するためのものであって、当該発電パネルの前記発電体にて発電された電力を当該他の発電パネルに供給するための接続端子を設け、
前記接続端子を介して前記複数の発電パネルを相互に接続し、
前記相互に接続した複数の発電パネルのうち、いずれか一つの発電パネルの前記筐体が歩行による外力を受けることで、当該発電パネルの前記発電体が発電した際に、当該発電体にて発電された電力を前記接続端子を介して、当該発電パネルに接続された他の発電パネルに供給し、当該供給された電力によって当該他の発電パネルの前記出力手段を介して前記所定情報を出力可能とした、
発電パネルを用いた発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010118745A JP2011250521A (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | 発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010118745A JP2011250521A (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | 発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014012304A Division JP5786186B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011250521A true JP2011250521A (ja) | 2011-12-08 |
Family
ID=45415087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010118745A Pending JP2011250521A (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | 発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011250521A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015021240A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | タキロン株式会社 | 発電床材とその連結体 |
JP2015122816A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社 | 床発電構造 |
EP4344047A1 (en) * | 2022-09-23 | 2024-03-27 | Fioravanti S.r.l. | Sustainable power generation systems |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432891A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Hitachi Seiki Co Ltd | 視覚障害者誘導案内方法およびその装置 |
JP2001351416A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Tokin Ceramics Corp | 圧電式発光装置 |
JP2002163759A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Nippon Road Co Ltd:The | 情報提供システム |
JP2008190267A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Taiheiyo Cement Corp | 無電源発光ブロックおよびこれを用いた発光システム |
JP2009221668A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Daikure Co Ltd | グレーチングの取付構造 |
-
2010
- 2010-05-24 JP JP2010118745A patent/JP2011250521A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432891A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Hitachi Seiki Co Ltd | 視覚障害者誘導案内方法およびその装置 |
JP2001351416A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Tokin Ceramics Corp | 圧電式発光装置 |
JP2002163759A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Nippon Road Co Ltd:The | 情報提供システム |
JP2008190267A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Taiheiyo Cement Corp | 無電源発光ブロックおよびこれを用いた発光システム |
JP2009221668A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Daikure Co Ltd | グレーチングの取付構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015021240A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | タキロン株式会社 | 発電床材とその連結体 |
JP2015122816A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社 | 床発電構造 |
EP4344047A1 (en) * | 2022-09-23 | 2024-03-27 | Fioravanti S.r.l. | Sustainable power generation systems |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2209201B1 (en) | Power generation unit | |
US10312788B2 (en) | Linear vibration motor | |
US10183227B2 (en) | Electronic building block set with metal layer on outer surface of each building block | |
KR20120105785A (ko) | 압전 소자 | |
JP2011250521A (ja) | 発電パネル、及び発電パネルを用いた発電システム | |
CN109362003B (zh) | 扬声器 | |
EP2469658A3 (en) | Connector | |
JP4892079B2 (ja) | 多段式発電ユニット | |
CN209329938U (zh) | 振动马达和触觉设备 | |
WO2019000537A1 (zh) | 一种扬声器单体 | |
US8076823B2 (en) | Ultrasonic actuator | |
JP2011233851A (ja) | 圧電発電ユニットおよびそれを応用した圧電発電マット | |
KR20110065241A (ko) | 고효율 자가발전장치 | |
JP5786186B2 (ja) | 発電システム | |
US10381957B2 (en) | Power generation device | |
JP2013543662A (ja) | スタック可能な圧電アクチュエータ素子 | |
JP6265543B2 (ja) | 発電装置 | |
TWM561563U (zh) | 具磁力連接及電力導通機構以能自由組裝及擴充功能之電子積木 | |
KR101020533B1 (ko) | 다중 모드를 이용한 압전 발전기 | |
JP4869970B2 (ja) | 無電源発光ブロックおよびこれを用いた発光システム | |
CN203840397U (zh) | 压电模块及应用该压电模块的电子设备 | |
US20150111618A1 (en) | Cover for mobile electronic device, and mobile electronic apparatus employing same | |
CN207805064U (zh) | 模块化机器人玩具 | |
JP2014036500A (ja) | 発電装置 | |
JP3196549U (ja) | 圧電発電マット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140529 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140606 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140725 |