JP2011250209A - ルータ、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

ルータ、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがデータセンタの中で動作する仮想マシンをあたかもLANに直接つながったサーバのように使用できる状態を作成できるルータ、情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】ルータ4は、ルータ4がワイドエリアネットワークに接続された時に、予め登録されたVM機器情報を当該ワイドエリアネットワークに接続されているデータセンタ2に送信し、データセンタ2から取得したPPPoE−ID及びパスワードに基づいて、データセンタ2内のGWセル12への通信路を開設し、VM機器情報に基づいてデータセンタ2内で起動された仮想マシン17に接続される起動した仮想ルータ18のIPアドレスをデータセンタ2から取得し、起動した仮想ルータ18のIPアドレスに基づいて、GWセル12への通信路を介して起動した仮想ルータ18と通信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ルータ、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来より、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に接続するルータの設定情報をネットワークから取得することにより、ルータ購入者によるルータ内のインターネット接続の設定を容易にする第1の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、ルータがモデムに接続されたとき、ルータはブロードバンドアクセスサーバにアクセスし、RADIUSサーバに認証された後、機器認証サーバにおいて、機器認証される。その後、ルータはISPダウンロードサーバより、ISPサーバに接続する際に必要となる設定情報を取得する。ルータは、取得した設定情報を自らに設定し、その設定情報を基に、ISPサーバに接続し、ISPサーバ経由で、インターネット上のWEBページのHTMLなどを取得する。
また、カラオケ装置の識別情報やルータの識別情報をWAN(Wide Area Network)を介してサーバに送信する第2の技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来より、クラウドデータセンタ上の仮想マシンを利用したシステムを、顧客のイントラネットから利用する第3の技術が知られている。このシステムでは、クラウドデータセンタ内の物理サーバが、顧客の業務を実行する仮想マシンを起動し、顧客のイントラネットに接続される端末(例えば、コンピュータ)に顧客の業務に必要なサービスを提供している。
特開2004−199652号公報
特開2004−109263号公報
上記第3の技術では、クラウドデータセンタのエンジニアが、顧客の要望に応じて、仮想マシンを含むシステムの論理設計や構築作業をする必要がある。また、顧客もクラウドデータセンタの仮想マシンへ接続するための設定作業を行う必要がある。このため、クラウドデータセンタのエンジニア及び顧客に作業負担がかかるという課題がある。
また、上記第1及び第2の技術のように、ルータを顧客のイントラネットに設置した場合でも、顧客の端末が、イントラネットの外部にあるネットワークに接続できるだけであり、クラウドデータセンタ上の仮想マシンにアクセスできるわけではない。
そこで、1つの側面では、発明は、ユーザがデータセンタの中で動作する仮想マシンをあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成できることを目的とする。
1つの案では、ルータは、ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、予め登録された、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ワイドエリアネットワークに接続されているデータセンタに送信する送信手段と、前記データセンタから仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を取得し、当該取得した仮想私設通信網用のプロトコル設定情報に基づいて、前記データセンタ内のゲートウエイへの通信路を開設する開設手段と、前記情報管理装置に関する情報に基づいて前記データセンタ内で起動された仮想マシンに接続される仮想ルータのアドレスを前記データセンタから取得し、当該取得した仮想ルータのアドレスに基づいて、前記データセンタのゲートウエイへの通信路を介して前記仮想ルータと通信する通信手段とを備える。
1つの案では、情報処理装置は、ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段と、前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段と、2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段と、取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段と、前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段と、起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段とを備える。
1つの案では、プログラムは、コンピュータを、ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段、前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段、2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段、取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段、前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段、及び起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段として機能させる。
ユーザがデータセンタの中で動作する仮想マシンをあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成できる。
本実施の形態にかかるルータを含む情報管理システムの構成図である。 データベース15Aの構成図である。 (A)は、管理サーバ14のハードウエア構成を示すブロック図である。(B)は、管理サーバ14のルータ管理部16の機能構成を示すブロック図である。 (A)は、ルータ4のハードウエア構成を示すブロック図である。(B)は、ルータ4の機能構成を示すブロック図である。 ルータ4が実行する処理を示すフローチャートである。 ルータ管理部16が実行する処理を示すフローチャートである。 情報管理システム1が実行する処理のシーケンスを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態にかかるルータを含む情報管理システムの構成図である。
情報管理システム1は、VM(Virtual Machine)サービスデータセンタ2、通信事業者が提供するPPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)網3(Ethernet;登録商標)、ルータ4、顧客用イントラネット5、及び顧客PC(Personal Computer)6を備えている。PPPoEは、PPP(Point to Point Protocol)の機能をイーサネット(登録商標)を通して利用するプロトコルであり、後述する仮想私設通信網用のプロトコルである。PPPoE網3はワイドエリアネットワーク(WAN)である。
VMサービスデータセンタ2は、顧客PC6に対して、PPPoE網3経由でソフトウェアパッケージやアプリケーション実行用のプラットフォームなどのサービスを提供するクラウドサービスセンタである。また、VMサービスデータセンタ2は、物理サーバで構成される複数のIT(Information Technology)セル11と、ゲートウエイサーバで構成される複数のGW(Gateway)セル12と、管理サーバ14とを備えている。管理サーバ14は、LAN(Local Area Network)13を介して複数のITセル11及び複数のGWセル12に接続されている。ITセル11は、情報管理装置の一例である。管理サーバ14は、情報処理装置の一例である。
ITセル11は、顧客PC6に提供するサービスを起動する仮想マシン17と、仮想マシン17からのデータの出力及び仮想マシン17へのデータの入力を制御する仮想ルータ18と備えている。仮想マシン17は、仮想ルータ18に1対1の関係で接続されている。また、ITセル11は、複数の仮想マシン17及び複数の仮想ルータ18を備えていてもよい。仮想マシン17は、仮想OSや、顧客へ提供するアプリケーションなどを起動している。仮想マシン17及び仮想ルータ18はソフトウエアで実現される。また、仮想ルータ18は、特定の顧客PCからのアクセスのみを受け付けるファイアーウォールルータである。
GWセル12は、ゲートウエイプログラムを有し、ゲートウエイプログラムを実行することにより、仮想ルータ18とPPPoE網3との間でデータの橋渡しを行う。
管理サーバ14は、ITセル管理部15と、ルータ管理部16とを備えている。ITセル管理部15は、データベース(DB)15Aを備えている。
図2は、データベース15Aの構成図である。データベース15Aには、ルータ4から受信するVM機器情報に関連付けられた、仮想マシン、仮想ルータ、ITセル及びGWセルのID番号が登録されている。VM機器情報(情報管理装置に関する情報)は、仮想マシン17及び仮想モデム18を起動するITセル11を特定する情報であり、具体的には、ITセル11が有するOS(Operating System)及びITセル11が有するハードウエアの情報である。
ITセル管理部15は、ルータ4からVM機器情報を受信すると、VM機器情報に基づいて、データベース15Aに登録されている仮想マシン17、仮想モデム18、ITセル11、及びGWセル12を選択する。その後、ITセル管理部15は、選択したITセル11及びGWセル12を起動し、選択したITセル11に選択した仮想マシン17及び仮想ルータ18を起動させる。
ITセル管理部15は、各ITセル11の動作を管理する。また、ルータ管理部15は、通信事業者が開設したIP-VPN(IP-Virtual Private Network)上で、ルータ4及びGWセル12との間のPPPoEセッションの通信を確立する。IP-VPNは、通信事業者の保有する広域IP通信網を経由して構築される仮想私設通信網(VPN)である。図1では、IP-VPNは、VMサービスデータセンタ2からPPPoE網3を介してルータ4まで接続する仮想私設通信網(VPN)である。IP-VPNの例としては、通信事業者が提供する、フレッツ・VPNワイドやFENICSビジネスIPネットワークサービスなどがある。
また、ルータ管理部16は、ルータ4に仮想ルータ18のIPアドレスを通知し、仮想ルータ18にルータ4のIPアドレスを通知し、ルータ4及び仮想ルータ18の間のEthernet over IPによる通信を確立する。さらに、ルータ管理部16は、ITセル管理部15に、仮想マシン17を起動するITセル11にPPPoEセッションの通信を実行するGWセル12を割り当てるように依頼する。ITセル管理部15及びルータ管理部16は、1台の管理サーバに含まれているが、別々のサーバに設けられていてもよい。
通信事業者は、VMサービスデータセンタ2とルータ4との間で光通信(FTTH)のIP-VPNとしてのPPPoE網3を提供する。また、通信事業者は、遠隔地のコンピュータネットワークへ接続するためのサービスであるRAS20を有しており、このRAS20を使って、仮想ルータ18とルータ4との間のPPPoEセッションの通信を実行する。
以上のように構成された情報管理システム1では、顧客がルータ4をPPPoE網3と顧客用イントラネット5との間に接続すると、VMサービスデータセンタ2は、顧客PC6がITセル11内で動作する仮想マシン17を使用できる状態を自動的に作成する。
図3(A)は、管理サーバ14のハードウエア構成を示すブロック図である。図4(B)は、管理サーバ14のルータ管理部16の機能構成を示すブロック図である。
図3(A)において、管理サーバ14は、装置全体を制御するCPU51、制御プログラムを備えるROM52、及びワーキングエリアとして機能するRAM53を備えている。また、管理サーバ14は、各種の情報やプログラムを備えるハードディスクドライブ(HDD)54、及びLAN13と接続するためのネットワークインタフェース55を備えている。CPU51は、システムバス56を介してROM52、RAM53、HDD54、及びネットワークインタフェース55に接続されている。図1のITセル管理部15及びルータ管理部16は、CPU51がROM52又はHDD54に格納されている制御プログラムを実行することによって実現される。また、データベース15Aは、HDD54に格納されている。
ITセル11及びGWセル12のハードウエア構成は、管理サーバ14のハードウエア構成と同一であるので、ITセル11及びGWセル12のハードウエア構成の説明は省略する。
図3(B)において、ルータ管理部16は、受信部61、依頼部62、取得部63、指示部64、及び送信部65を備えている。
受信部61は、ルータ4がPPPoE網3と顧客用イントラネット5との間に接続されたときに、VM機器情報をルータ4から受信する。依頼部62は、運用段階用のIP-VPNの作成、及び2組の運用段階用PPPoE設定情報の作成を通信事業者に依頼する。取得部63は、VM機器情報に基づいて、VMサービスデータセンタ2内の起動すべきITセル11、起動すべき仮想マシン17、起動すべき仮想ルータ18及び起動すべきGWセル12の情報を取得する。ここで、ITセル11の情報は、ITセル11を特定するIDである。仮想マシン17の情報は、仮想マシン17を特定するIDである。仮想ルータ18の情報は、仮想ルータ18を特定するIDである。また、GWセル12の情報は、GWセル12を特定するIDである。
さらに、取得部63は、2組の運用段階用PPPoE設定情報を通信事業者から取得する。運用段階用PPPoE設定情報については、後述する。指示部64は、起動すべき仮想マシン17及び起動すべき仮想ルータ18の情報に対応する仮想マシン17及び仮想ルータ18の起動をITセル管理部15に指示する。送信部65は、1組の運用段階用PPPoE設定情報をルータ4へ送信し、他の1組の運用段階用PPPoE設定情報を、起動すべきGWセル12の情報に対応するGWセル12へ送信する。また、送信部65は、起動した仮想ルータ18のIPアドレスをルータ4に送信し、ルータ4のIPアドレスを起動した仮想ルータ18に送信する。
受信部61、取得部63及び送信部65は、CPU51及びネットワークインタフェース55により実現される。依頼部62及び指示部64は、CPU51が所定の制御プログラムを実行することにより実現される。受信部61は、受信手段の一例である。取得部63は、第1取得手段及び第2取得手段の一例である。送信部65は、第1送信手段及び第2送信手段の一例である。指示部64は指示手段の一例である。
図4(A)は、ルータ4のハードウエア構成を示すブロック図である。図4(B)は、ルータ4の機能構成を示すブロック図である。
図4(A)に示すように、ルータ4は、ルータ4の全体動作を制御するマイコン71、及び制御プログラムやデータを格納するメモリ72を備えている。また、ルータ4は、PPPoE網3と接続するためのWAN(Wide Area Network)側インターフェース73、及び顧客用イントラネット5と接続するためのLAN側インターフェース74を備えている。マイコン71はバス75を介してメモリ72、WAN側インターフェース73及びLAN側インターフェース74に接続されている。
メモリ72は、仮想マシンに接続するためのスクリプト、設定段階用PPPoE設定情報、及びVM機器情報を格納している。設定段階用PPPoE設定情報は、PPPoEユーザ名とパスワードを含む。設定段階用PPPoE設定情報は、ルータ4がPPPoEを使って、PPPoE網3を介してVMサービスデータセンタ2に最初に接続するための情報である。PPPoEユーザ名は、例えば、「faucet-user-123456@facet.sop.fujitsu.com」であり、VMサービスデータセンタ2を特定するドメイン名及びルータ4の固有のIDで構成されている。
図4(B)に示すように、ルータ4は、PPPoE処理部77、ルーティング処理部78、PPPoE認証情報データベース(DB)79、WAN側インターフェース73及びLAN側インターフェース74を備えている。PPPoE認証情報DB79は、設定段階用PPPoE設定情報を格納している。また、PPPoE認証情報DB79は、メモリ72に格納されている。送信手段及び開設手段の一例としては、PPPoE処理部77が挙げられる。また、通信手段の一例としては、ルーティング処理部78が挙げられる。
PPPoE処理部77は、PPPoE認証情報DB79に格納された設定段階用PPPoE設定情報を使ってPPPoE網3を介してVMサービスデータセンタ2に最初に接続する処理を実行する。さらに、PPPoE処理部77は、運用段階用PPPoE設定情報を使ってPPPoE網3を介してVMサービスデータセンタ2に接続する処理を実行する。運用段階用PPPoE設定情報は、ルータ4を運用段階用のIP-PVNに接続するためのPPPoE−ID及びパスワードを含み、ルータ管理部16から取得される。運用段階用PPPoE設定情報は、仮想私設通信網用のプロトコルの設定情報の一例である。また、運用段階用のIP-PVNは、VMサービスデータセンタ2からルータ4までの通信経路を含む運用段階の仮想私設通信網(VPN)である。設定段階用PPPoE設定情報と運用段階用PPPoE設定情報とを分けている理由は、設定段階で利用されるGWセル12と運用段階で起動するGWセル12とが異なる場合があるからである。
ルーティング処理部78は、ITセル管理部15で選択された仮想ルータ18のIPアドレスをルータ管理部16から取得し、ITセル管理部15で選択された仮想ルータ18と、Ethernet over IPによる通信を行う。これにより、Ethernet over IPによるデータ通信が顧客PC6とITセル管理部15で選択された仮想マシン17との間で実行される。Ethernet over IPは、データ(具体的にはイーサフレーム)をIPパケット化し送受信する機能である。PPPoE処理部77及びルーティング処理部78は、マイコン71がメモリ72に格納されている制御プログラムを実行することにより実現される。
図5は、ルータ4が実行する処理を示すフローチャートである。
前提として、顧客がルータ4のWAN側インターフェース73に光通信ケーブルを接続し、LAN側インターフェース74にLANケーブルを接続し、ルータ4の電源を投入しているものとする。
まず、PPPoE処理部77が、PPPoE認証情報DB79に格納された設定段階用PPPoE設定情報を使って設定段階のPPPoEによるGWセル12への通信路を開設する、即ち設定段階用のIP-VPNに接続する(ステップS1)。ステップS1により、ルータ4は、PPPoE網3を介してVMサービスデータセンタ2のGWセル12にアクセスする。
次いで、PPPoE処理部77は、接続開始を通知するための情報及びPPPoE認証情報DB79に格納されたVM機器情報をルータ管理部16に送信する(ステップS2)。接続開始を通知するための情報は、例えば、接続開始を示すパケットである。また、ルータ管理部16のホスト名が「faucet-mng.cloud.fujitsu.com」である場合には、PPPoE処理部77は、接続開始を示すパケット及びVM機器情報を宛先「http://faucet-mng.cloud.fujitsu.com」に送信する。
次に、PPPoE処理部77は、VM機器情報の返信として、運用段階用PPPoE設定情報、即ち、PPPoE−ID及びパスワードをルータ管理部16から取得する(ステップS3)。PPPoE処理部77は、ルータ管理部16から取得したPPPoE−ID及びパスワードを用いて、運用段階のPPPoEによる、起動したGWセル12への通信路を開設する、即ち運用段階用のIP-VPNに接続する(ステップS4)。ステップS4により、ルータ4は、イーサネットを使った仮想私設通信網で、起動したGWセル12と接続できる。
その後、ルーティング処理部78は、ITセル管理部15で選択された仮想ルータ18のIPアドレスをルータ管理部16から取得する(ステップS5)。例えば、ルーティング処理部78は、ルータ管理部16内の仮想ルータ18のIPアドレスの登録先「http://faucet-mng.cloud.fujitsu.com/etherip-param」からITセル管理部15で選択された仮想ルータ18のIPアドレスを取得する。
ルーティング処理部78は、Ethernet over IP機能、即ちデータをIPパケット化し、ITセル管理部15で選択された仮想ルータ18との間でIPパケットを送受信する機能を設定する。これにより、ルータ4があたかもイーサネットで、ITセル管理部15で選択された仮想ルータ18に接続される仮想マシン17に直接つながっている状態を作成できる。同時に、ルーティング処理部78は、取得した仮想ルータ18のIPアドレスに基づいて、起動したGWセル12からルータ4までの通信路を介してITセル管理部15で選択された仮想ルータ18と通信する(ステップS6)。
ステップS1〜S6の工程により、顧客PC6は、ルータ4、PPPoE網3(IP-VPN)、GWセル12及び仮想ルータ18を介して仮想マシン17にアクセスすることができる。
図6は、ルータ管理部16が実行する処理を示すフローチャートである。
受信部61は、接続開始を示すパケット及びVM機器情報をルータ4から受信する(ステップS11)。取得部63は、VM機器情報をITセル管理部15に送信する。そして、取得部63は、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ、起動すべきITセルの情報及び起動すべきGWセルの情報をITセル管理部15から取得する(ステップS12)。
依頼部62は、運用段階用のIP-VPNの作成、及び2組の運用段階用PPPoE設定情報の作成を通信事業者に依頼する(ステップS13)。ここでは、依頼部62は、通信事業者のサイト(例えば「フレッツ光ネクスト サービス申込受付ページ フレッツ VPN・ワイド設定メニュー」)にアクセスして、依頼を実行する。尚、ステップS13の工程は、VMサービスデータセンタ2の管理者が運用段階用のIP-VPNの作成、及び2組の運用段階用PPPoE設定情報の作成を通信事業者に依頼してもよい。その後、通信事業者が運用段階用のIP-VPNを作成する。
取得部62は、2組の運用段階用PPPoE設定情報を通信事業者から取得する(ステップS14)。次いで、送信部65は、1組の運用段階用PPPoE設定情報をルータ4に送信する(ステップS15)。ステップS15により、ルータ4のPPPoE処理部77が運用段階用PPPoE設定情報を使って、ステップS12で取得されたGWセルの情報に対応するGWセル12への通信路を開設する。送信部65は、他の1組の運用段階用PPPoE設定情報を、ステップS12で取得されたGWセルの情報に対応するGWセルに送信する(ステップS16)。ステップS16により、ステップS12で取得されたGWセルの情報に対応するGWセル12が、運用段階用PPPoE設定情報を使って、ルータ4への通信路を開設する。
指示部64は、ステップS12で取得した、起動すべき仮想マシン17及び起動すべき仮想ルータ18の情報に対応する仮想マシン17及び仮想ルータ18の起動をITセル管理部15に指示する(ステップS17)。その後、送信部65は、起動した仮想ルータ18のIPアドレスをルータ4に送信し、ルータ4のIPアドレスを起動した仮想ルータ18に送信する(ステップS18)。ステップS18により、起動した仮想ルータ18は、Ethernet over IP機能、即ちデータをIPパケット化し送受信する機能を設定する。そして、起動した仮想ルータ18は、ルータ4のIPアドレスに基づいて、GWセル12からルータ4までの通信路を介してルータ4と通信する。また、ルータ4は、Ethernet over IP機能、即ちデータをIPパケット化し送受信する機能を設定する。そして、ルータ4は、仮想ルータ18のIPアドレスに基づいて、GWセル12からルータ4までの通信路を介して起動した仮想ルータ18と通信する。
ステップS11〜S18の工程により、ルータ管理部16は、顧客PC6がルータ4、PPPoE網3(IP-VPN)、GWセル12及び仮想ルータ18を介して仮想マシン17にアクセスすることを補助することができる。
図7は、情報管理システム1が実行する処理のシーケンスを示す図である。
まず、ルータ4の工場出荷時に、ルータ4のメモリ72にはVM機器情報が設定されている(ステップS31)。次に、ルータ4の接続時に、ルータ4のPPPoE処理部77は、PPPoE認証情報DB79に格納された設定段階用PPPoE設定情報を使って設定段階のPPPoEによるGWセル12への通信路を開設する(ステップS32)。ルータ4のPPPoE処理部77は、接続開始を示すパケット及びVM機器情報をルータ管理部16に送信する(ステップS33)。
ルータ管理部16の受信部61は、接続開始を示すパケット及びVM機器情報をルータ4から受信する(ステップS34)。ルータ管理部16の取得部63は、VM機器情報をITセル管理部15に送信する。そして、取得部63は、起動すべき仮想マシン17、起動すべき仮想ルータ18、起動すべきITセル11及び起動すべきGWセル12の情報をITセル管理部15から取得する(ステップS35)。ルータ管理部16の依頼部62は、運用段階用のIP-VPNの作成、及び2組の運用段階用PPPoE設定情報の作成を通信事業者に依頼する(ステップS36)。通信事業者は、ルータ管理部16からの依頼に応じて運用段階用のIP-VPNを開設し、2組の運用段階用PPPoE設定情報をルータ管理部16に返信する。ルータ管理部16の送信部65は、1組の運用段階用PPPoE設定情報をルータ4に、他の1組の運用段階用PPPoE設定情報を、起動すべきGWセルに送信する(ステップS37)。
ルータ4のPPPoE処理部77は、運用段階用PPPoE設定情報を使って、起動すべきGWセル12への通信路を開設する(ステップS38)。また、起動すべきGWセル12が、運用段階用PPPoE設定情報を使って、ルータ4への通信路を開設する(ステップS39)。ステップS38,S39により、ルータ4及び起動すべきGWセル12は、イーサネットを使った仮想私設通信網を介して互いに接続できる。
その後、ルータ管理部16の指示部64は、ステップS35で取得した起動すべき仮想マシン17及び起動すべき仮想ルータ18の情報に対応する仮想マシン17及び仮想ルータ18の起動をITセル管理部15に指示する(ステップS40)。ステップS35で取得したITセルの情報によって特定されるITセルはITセル管理部15からの指示によって、仮想マシン17及び仮想ルータ18を起動する(ステップS41)。
その後、ルータ管理部16の送信部65は、起動した仮想ルータ18のIPアドレスをルータ4へ、ルータ4のIPアドレスを起動した仮想ルータ18へそれぞれ送信する(ステップS42)。ルータ4は、起動した仮想ルータ18のIPアドレスをルータ管理部16から受信する。ルータ4は、Ethernet over IP機能を設定し、受信されたIPアドレスに基づいて、GWセル12からルータ4までの通信路を介して起動した仮想ルータ18と通信する(ステップS43)。ITセル11内の起動した仮想ルータ18は、ルータ管理部16からルータ4のIPアドレスを受信する。起動した仮想ルータ18は、Ethernet over IP機能、即ちデータをIPパケット化し送受信する機能を設定する。同時に、起動した仮想ルータ18は、受信されたIPアドレスに基づいて、GWセル12からルータ4までの通信路を介してルータ4と通信する(ステップS44)。Ethernet over IP機能が、起動した仮想ルータ18及びルータ4に設定されるので、起動した仮想ルータ18に接続される仮想マシン17があたかもイーサネットでルータ4に直接つながっている状態を作成できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ルータ4は、ルータがPPPoE網3に接続された時に、VM機器情報をルータ管理部16に送信する。そして、ルータ4は、PPPoE−ID及びパスワードを使って、VM機器情報に基づいて特定された起動すべきGWセル12への通信路を開設する。これにより、ルータ4と起動すべきGWセル12との間の通信路が開設される。さらに、ルータ4は、VM機器情報に従って起動された仮想マシン17に接続される仮想ルータ18のIPアドレスに基づいて、GWセル12への通信路を介して当該仮想ルータ18と通信する。これにより、ルータ4及び起動した仮想ルータ18が互いに通信する。よって、ルータ4をPPPoE網3に接続するだけで、ルータ4は、ユーザがVMサービスデータセンタ2の中で動作する仮想マシン17をあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成することができる。また、顧客は、ルータ4を設置するだけでVMサービスデータセンタ2の中で動作する仮想マシン17を使用できるので、顧客のシステムにかかる費用、つまりランニングコストを削減することができる。
また、管理サーバ14のルータ管理部16は、ルータがPPPoE網3に接続された時に、ルータ4からVM機器情報を受信する。ルータ管理部16は、PPPoE−ID及びパスワードをルータ4とVM機器情報に基づいて特定された起動すべきGWセル12とに送信する。これにより、ルータ4と起動すべきGWセル12との間の通信路が開設される。さらに、ルータ管理部16は、VM機器情報に基づいて特定された仮想マシン17及び仮想ルータ18の起動をITセル管理部15に指示する。これにより、仮想マシン17及び仮想ルータ18が起動する。さらに、ルータ管理部16は、起動した仮想ルータ18のアドレスをルータ4に送信し、ルータ4のアドレスを起動した仮想ルータ18に送信する。これにより、ルータ4及び起動した仮想ルータ18が互いに通信する。よって、ルータ管理部16は、ルータ4をPPPoE網3に接続するだけで、ユーザが仮想マシン17をあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成できる。
さらに、VMサービスデータセンタ2では、ルータ4のネットワークへの接続に応じて、PPPoE−ID及びパスワードの取得及び仮想マシン17の起動が実行される。よって、VMサービスデータセンタ2は、必要な数のPPPoE−ID及びパスワードを取得でき、必要な数の仮想マシン17を稼働することができる。
ルータ管理部16の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、管理サーバ14に供給し、CPU51が記憶媒体に格納されたプログラムを実行してもよい。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、又はSD(Secure Digital)メモリカードなどがある。
また、管理サーバ14のCPU51が、ルータ管理部16の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、予め登録された、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ワイドエリアネットワークに接続されているデータセンタに送信する送信手段と、前記データセンタから仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を取得し、当該取得した仮想私設通信網用のプロトコル設定情報に基づいて、前記データセンタ内のゲートウエイへの通信路を開設する開設手段と、前記情報管理装置に関する情報に基づいて前記データセンタ内で起動された仮想マシンに接続される仮想ルータのアドレスを前記データセンタから取得し、当該取得した仮想ルータのアドレスに基づいて、前記データセンタのゲートウエイへの通信路を介して前記仮想ルータと通信する通信手段とを備えることを特徴とするルータ。かかる構成によれば、ルータは、ユーザがデータセンタの中で動作する仮想マシンをあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成できる。
(付記2)前記仮想私設通信網用のプロトコル設定情報は、前記データセンタが通信事業者から取得したPPPoEの識別情報及びパスワードであることを特徴とする付記1に記載のルータ。かかる構成によれば、ルータは、イーサネットを使った仮想私設通信網でデータセンタ内のゲートウエイと接続できる。
(付記3)前記通信手段は、Ethernet over IP機能を設定することを特徴とする付記1又は2に記載のルータ。かかる構成によれば、ルータがあたかもイーサネットで仮想マシンに直接つながっている状態を作成できる。
(付記4)前記開設手段は、前記送信手段による前記情報管理装置に関する情報の送信前に、予め登録された設定段階の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報に基づいて、前記データセンタ内のゲートウエイへの通信路を開設し、前記送信手段による前記情報管理装置に関する情報の送信後に、前記データセンタから取得した運用段階の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報に基づいて、前記データセンタ内のゲートウエイへの通信路を開設することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載のルータ。かかる構成によれば、設定段階の接続先のゲートウエイと運用段階の接続先のゲートウエイとが異なる場合でも、ゲートウエイへの通信路の開設ができる。
(付記5)ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段と、前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段と、2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段と、取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段と、前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段と、起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。かかる構成によれば、情報処理装置は、ユーザがデータセンタの中で動作する仮想マシンをあたかもLANに直接繋がるサーバのように使用できる状態を作成できる。
(付記6)前記情報管理装置に関する情報に、前記データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を関連付けたデータベースを備え、前記取得手段は、前記データベース及び前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、前記データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。かかる構成によれば、情報処理装置は、ルータの接続に応じて、起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイを特定できる。
(付記7)前記仮想私設通信網用のプロトコルの設定情報は、PPPoEの識別情報及びパスワードであることを特徴とする付記5又は6に記載の情報処理装置。かかる構成によれば、データセンタ内のゲートウエイ及びルータはイーサネットを使った仮想私設通信網を介して互いに接続できる。
(付記8)コンピュータを、ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段、前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段、2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段、取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段、前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段、及び起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。かかる構成によれば、上記付記(5)の効果と同様の効果を奏する。
1 情報管理システム
2 VM(Virtual Machine)サービスデータセンタ
3 PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)網
4 ルータ
5 顧客用イントラネット
6 顧客PC(Personal Computer)
11 IT(Information Technology)セル
12 GW(Gateway)セル
14 管理サーバ
13 LAN(Local Area Network)
17 仮想マシン
18 仮想ルータ

Claims (7)

  1. ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、予め登録された、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ワイドエリアネットワークに接続されているデータセンタに送信する送信手段と、
    前記データセンタから仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を取得し、当該取得した仮想私設通信網用のプロトコル設定情報に基づいて、前記データセンタ内のゲートウエイへの通信路を開設する開設手段と、
    前記情報管理装置に関する情報に基づいて前記データセンタ内で起動された仮想マシンに接続される仮想ルータのアドレスを前記データセンタから取得し、当該取得した仮想ルータのアドレスに基づいて、前記データセンタのゲートウエイへの通信路を介して前記仮想ルータと通信する通信手段と
    を備えることを特徴とするルータ。
  2. 前記仮想私設通信網用のプロトコル設定情報は、前記データセンタが通信事業者から取得したPPPoEの識別情報及びパスワードであることを特徴とする請求項1に記載のルータ。
  3. 前記通信手段は、Ethernet over IP機能を設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のルータ。
  4. ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段と、
    前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段と、
    2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段と、
    取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段と、
    前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段と、
    起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記情報管理装置に関する情報に、前記データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を関連付けたデータベースを備え、
    前記取得手段は、前記データベース及び前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、前記データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記仮想私設通信網用のプロトコル設定情報は、PPPoEの識別情報及びパスワードであることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    ルータがワイドエリアネットワークに接続された時に、仮想マシン及び仮想ルータを起動する情報管理装置に関する情報を当該ルータから受信する受信手段、
    前記受信した情報管理装置に関する情報に基づいて、データセンタ内の起動すべき情報管理装置、起動すべき仮想マシン、起動すべき仮想ルータ及び起動すべきゲートウエイの情報を取得する第1取得手段、
    2組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を通信事業者から取得する第2取得手段、
    取得した1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を前記ルータへ送信し、取得した他の1組の仮想私設通信網用のプロトコル設定情報を、前記起動すべきゲートウエイの情報に対応するゲートウエイへ送信する第1送信手段、
    前記起動すべき仮想マシン及び前記起動すべき仮想ルータの情報に対応する仮想マシン及び仮想ルータの起動を指示する指示手段、及び
    起動した仮想ルータのアドレスを前記ルータに送信し、前記ルータのアドレスを前記起動した仮想ルータに送信する第2送信手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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