JP2011249506A - 太陽光分離発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光を分離する分離手段の温度上昇を抑え、分離手段への集光量を上げることができる太陽光分離発電装置を提供する。
【解決手段】太陽光分離発電装置1は、太陽光を集める集光器2と、集光器2によって集められた太陽光線を少なくとも紫外線と赤外線とに分離する分離機構3と、紫外線を用いて発電する発電セル4と、赤外線を用いて発電する太陽熱発電ユニット5とを備えている。分離機構3は、赤外線を透過し、かつ、赤外線による内部の温度上昇を抑制する構成を有している。例えば、分離機構3は、透明な材料からなり、入射面8と、この入射面8に対して傾斜した出射面9とを有するプリズム6を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光を分光して得られた紫外線と赤外線とを用いて発電を行う太陽分離発電装置に関する。
太陽光を利用した発電装置として、大きく分けて2種類の発電装置、すなわち、太陽光線に含まれる紫外線や可視光の一部を主に利用して発電を行う太陽電池(発電セル)と、太陽光線に含まれる赤外線を主に利用して発電を行う太陽熱発電装置とがある。いずれの場合も、太陽電池等の面積を小さくするために、太陽光を集光器によって一旦集光させた後、集光させた太陽光を太陽電池等に照射させて発電を行う。
しかし、これらの発電装置では、紫外線または赤外線のいずれか一方しか利用されていないため、発電能力の向上が難しいという問題がある。
また、集光した太陽光を太陽電池に照射したとき、発電に利用されない赤外線が太陽電池に吸収されることによって、太陽電池の温度が上昇するので、太陽電池を冷却する必要がある。太陽電池を冷却するための冷却装置は、太陽電池の後方に配置されるが、冷却能力に限界がある。そのため、冷却能力との関係で太陽電池への集光量が制限されていた。
そこで、近年では、太陽電池と太陽熱発電装置とを組み合わせた発電装置が種々研究されている。
例えば、特許文献1に記載されているように、太陽電池パネルと熱電変換素子を備えた熱発電装置とが組み合わされたハイブリッドモジュールが提案されている。
また、特許文献2に記載されているように、分離シートにより紫外線と可視光を分離して利用する太陽光採光装置が提案されている。
特開2007―81097号公報 特開2001―42249号公報
ここで、上記の特許文献1および2を参考にして、集光した太陽光を、分離シートによって紫外線と赤外線とに分離させ、紫外線を太陽電池に照射して発電し、それとともに赤外線を太陽熱発電装置に照射して発電する発電装置が考えられる。
しかし、分離シートでは、透過する赤外線の一部が分離シートに吸収されることによって、温度上昇して高温になりやすく、分離シートが劣化や損傷するおそれがある。したがって、分離シートが高温にならないように、分離シートへの集光量を制限せざるを得なくなり、発電能力の向上が困難になっている。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、太陽光を分離する分離手段の温度上昇を抑え、分離手段への集光量を上げることができる太陽光分離発電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明の太陽光分離発電装置は、太陽光を集める集光手段と、前記集光手段によって集められた太陽光線を少なくとも紫外線と赤外線とに分離する分離手段と、前記分離手段によって分離された紫外線を用いて発電する第1発電手段と、前記分離手段によって分離された赤外線を用いて発電する第2発電手段とを備えており、前記分離手段は、少なくとも前記赤外線を透過し、かつ、前記赤外線による内部の温度上昇を抑制する構成を有していることを特徴とする。
この構成によれば、集光手段によって集められた大光量の太陽光線を分離手段によって紫外線と赤外線に分離する構造において、分離手段が赤外線の一部を吸収することに起因する温度上昇を抑えるため、分離手段は、分離した赤外線を透過させ、赤外線による内部の温度上昇を抑制する構成、例えば、プリズムを有する構成および/または冷却手段を有する構成を有している。かかる構成により、分離手段の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができ、その結果、発電能力を向上することが可能である。
前記分離手段は、透明な材料からなり、入射面と、この入射面に対して傾斜した出射面とを有するプリズムを有しており、当該プリズムは、集められた太陽光線を少なくとも赤外線および紫外線に分光し、当該赤外線および紫外線を透過させるのが好ましい。
この構成では、分離手段が透明な材料からなり、入射面と、この入射面に対して傾斜した出射面とを有するプリズムを有しているので、シート状の分離手段と比べて断面積が大きいものとなり、赤外線が透過するときにプリズムの温度が部分的に上昇するのを抑えることが可能である。また、プリズムは、入射面から入射された太陽光線をプリズム内部で分光し、分光された赤外線および紫外線等を出射面から出射させる構造であるので、透明な材料で製造することが可能になり、例えば、ガラスや石英などの融点の高い材料で製造することが可能になる。これにより、プリズムの温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができ、その結果、発電能力を向上することが可能である。
また、プリズムは、太陽光線を分光して少なくとも赤外線および紫外線、例えば、赤外線、紫外線および可視光線に分けることができる。得られた赤外線は、熱発電に利用され、紫外線は、太陽電池による発電に利用される。また、可視光線は、植物への照射による植物成長利用や照明に用いることができる。
前記分離手段は、前記プリズムを冷却するプリズム冷却機構をさらに有していることが好ましい。この場合、プリズム冷却機構によってプリズムを冷却してプリズムの温度上昇をさらに抑えることが可能となり、その結果、プリズムへの集光量をさらに増やすことが可能になる。
さらに、前記プリズムの内部には、入口と出口を有する空間部が形成され、前記プリズム冷却機構は、透明な冷却液を前記入口から前記空間部に連続的に導入するのが好ましい。この構成によれば、透明な冷却液がプリズム内部の空間部に導入されることにより、透明なプリズムを構成することができ、太陽光線を分光することが可能である。また、冷却液が空間部に連続的に導入および排出されるので、冷却液が赤外線を吸収して発生する熱もプリズム外部に排出することができ、プリズムの温度上昇をさらに効果的に抑えることができる。その結果、プリズムへの集光量をさらに増やすことが可能になる。
前記分離手段が、紫外線を反射し、赤外線を透過させる分離シートと、前記分離シートを冷却するシート冷却機構とを有しているのが好ましい。
この構成によれば、分離手段が、紫外線と赤外線とを分離する分離シートを冷却するシート冷却機構を有しているので、分離シートが赤外線を吸収して発生した熱をシート冷却機構によって冷却することが可能となり、分離シートの温度上昇を効果的に抑えることができる。その結果、分離シートへの集光量を増やすことが可能になる。
さらに、前記分離シートの内部には、入口と出口を有する空間部が形成され、前記シート冷却機構は、透明な冷却液を前記入口から前記空間部に連続的に導入するのが好ましい。
この構成によれば、透明な冷却液が、分離シートの空間部に連続的に導入および排出されるので、冷却液が赤外線を吸収して発生する熱も分離シート外部に排出することができ、分離シートの温度上昇を効果的に抑えることができる。その結果、分離シートへの集光量をさらに増やすことが可能になる。
前記分離シートは、熱伝導性を有する材料で製造されているのが好ましい。この構成によれば、分離シートが赤外線を吸収して発生した熱をシート冷却機構によって円滑に冷却することが可能になり、シート冷却機構による分離シートの冷却効果を向上させることが可能である。
前記集光手段と前記分離手段とを互いに連動させながら太陽光の追尾をさせる追尾手段をさらに備えているのが好ましい。この構成によれば、追尾手段が、集光手段と分離手段とを互いに連動させて太陽光の追尾をさせるので、太陽が移動しても、集光手段によって集められた太陽光線の分離手段への入射角を一定に保つことができ、また、分離手段によって分離された後の紫外線の第1発電手段への入射角および赤外線の第2発電手段への入射角も一定に保つことが可能になる。これにより、太陽の位置に合わせて最適な入射角を保ちながら発電を行うことができるので、発電能力が向上する。
以上説明したように、本発明の太陽光分離発電装置によれば、集光された太陽光線を紫外線と赤外線に分離する分離手段がその内部を通る赤外線によって温度上昇が生じることを抑制する構成にしているため、分離手段の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができる。その結果、発電能力の向上を達成することができる。
本発明の第1実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第6実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第7実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第8実施形態に係わる太陽光分離発電装置の構成を概略的に示す正面図である。
以下、本発明の太陽光分離発電装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示される太陽光分離発電装置1は、集光器2と、分離機構3と、発電セル4と、太陽熱発電ユニット5とを備えている。分離機構3は、本発明の分離手段の概念に含まれるものである。
集光器2は、太陽光を集めるものであり、例えば、凸レンズが用いられる。
分離機構3は、集光器2によって集められた太陽光線Sを少なくとも紫外線Vと赤外線Rとに分離する。分離機構3は、赤外線Rを透過し、かつ、赤外線Rによる内部の温度上昇を抑制する構成を有している。具体的には、分離機構3は、透明な材料からなり、入射面8と、この入射面8に対して傾斜した出射面9とを有する三角柱状のプリズム6を有している。プリズム6は、集光器2によって集められた太陽光線Sが入射面8に入射するように、配置されている。
プリズム6は、集められた太陽光線Sを赤外線R、紫外線Vおよび可視光線に分光し、当該赤外線R、紫外線Vおよび可視光線をすべて透過させる。プリズム6は、例えば、融点の高い透明な材料、ガラスや石英などの材料で製造されている。
発電セル4は、紫外線Vおよび可視光線の一部を用いて発電する太陽電池であり、本発明の第1発電手段の概念に含まれるものである。
太陽熱発電ユニット5は、赤外線Rを用いて発電する装置であり、本発明の第2発電手段の概念に含まれるものである。太陽熱発電ユニット5は、例えば、赤外線Rを用いて水を加熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回転させる発電機、または熱エネルギーから電気エネルギーに変換する熱電素子などから構成されている。
第1実施形態の太陽光分離発電装置1では、集光器2によって集められた大光量の太陽光線Sを分離機構3によって紫外線Vと赤外線Rに分離する構造において、分離機構3が赤外線Rの一部を吸収することに起因する温度上昇を抑える構成となっているため、分離機構3の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができ、その結果、発電能力を向上することが可能である。
しかも、本実施形態では、分離機構3が、プリズム6を備えた構成を有しているので、分離機構3の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができる。すなわち、入射面8と出射面9とが傾斜した三角柱状のプリズム6は、シート状の分離機構3と比べて断面積が大きいものとなり、赤外線が透過するときにプリズム6の温度が部分的に上昇するのを抑えることが可能である。
また、プリズム6は、入射面8から入射された太陽光線Sをプリズム6内部で分光し、分光された赤外線R、紫外線Vおよび可視光線を出射面9から出射させる構造であるので、透明な材料で製造することが可能になり、例えば、ガラスや石英などの融点の高い材料で製造することが可能になり、さらにプリズム6の温度上昇を抑えることが可能になる。
また、プリズム6は、太陽光線Sを分光して赤外線R、紫外線V、および可視光線に分けることができる。得られた赤外線Rは、熱発電に利用され、紫外線Vは、太陽電池による発電に利用される。そして、可視光線は、植物への照射による植物成長利用や照明に用いることができる。
なお、図1に示されるプリズム6は、三角柱形状を呈しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、透明な材料からなり、入射面8と、この入射面8に対して傾斜した出射面9とを有していればよい。したがって、入射面8と出射面9とが傾斜した六角柱形状その他の多角柱形状でもよい。
(第2実施形態)
また、第2実施形態として、図2に示されるように、プリズム6を冷却するために、分離機構3がプリズム冷却機構7をさらに備えてもよい。その他の構成は、図1に示される構成と共通している。
プリズム冷却機構7は、プリズム6を冷却する機構であり、例えば、水又は空気の冷媒Cをプリズム6の表面に供給することによってプリズム6を冷却する。
第2実施形態によれば、集光器2によって集められた大光量の太陽光線Sを分離機構3によって紫外線Vと赤外線Rに分離する構造において、分離機構3が赤外線Rの一部を吸収することに起因する温度上昇を抑えるため、分離機構3が、プリズム6およびプリズム冷却機構7を備えた構成を有している。
すなわち、プリズム6自体が、シート状の分離機構3と比べて断面積が大きいものとなり、赤外線が透過するときにプリズム6の温度が部分的に上昇するのを抑えることが可能である。それに加えて、プリズム冷却機構7によってプリズム6を冷却してプリズム6の温度上昇をさらに抑えることが可能となり、その結果、プリズム6への集光量をさらに増やすことが可能になる。
(第3実施形態)
また、第1〜2実施形態のプリズム6は、ガラスまたは石英で一体形成された中実の三角柱であるが、この構成に加えて、プリズム6の内部に冷却液を流すような構成にしてもよい。
すなわち、図3に示される第3実施形態では、プリズム6の内部には、入口6bと出口6cを有する空間部6aが形成されている。プリズム冷却機構7は、透明な冷却液Wを入口6bから空間部6aに連続的に導入する。空間部6aに導入された冷却液Wは、出口6cから外部へ排出される。冷却液Wは、水またはグリコール類などの透明な冷媒が用いられる。
この場合、透明な冷却液Wがプリズム6内部の空間部6aに導入されることにより、透明な三角形状のプリズム6を構成することができ、太陽光線Sを分光することが可能である。また、冷却液Wが空間部6aに連続的に導入および排出されるので、冷却液Wが赤外線Rを吸収して発生した熱もプリズム6外部に排出することができ、プリズム6の温度上昇をさらに効果的に抑えることができる。その結果、プリズム6への集光量をさらに増やすことが可能になる。
(第4実施形態)
図4に示される太陽光分離発電装置21は、集光器22と、分離機構23と、発電セル24と、太陽熱発電ユニット25とを備えている。また、分離機構23は、分離シート26と、シート冷却機構27とから構成されている。分離機構23は、本発明の分離手段の概念に含まれるものである。
集光器22は、太陽光を集めるものであり、例えば、凸レンズが用いられる。
分離機構23は、集光器22によって集められた太陽光線Sを少なくとも紫外線Vと赤外線Rとに分離する。分離機構23は、赤外線Rを透過し、かつ、赤外線Rによる内部の温度上昇を抑制するために、分離シート26と、シート冷却機構27とから構成されている。
分離シート26は、紫外線Vを反射し、赤外線Rを透過させるシートである。分離シート26は、熱伝導性を有する銀などの材料を用いて製造され、例えば、透明の合成樹脂などの表面に、反射膜として銀を蒸着することにより製造される。銀製の反射膜は、紫外線Vを反射するが、赤外線Rを透過する性質を有する。分離シート26は、集光器22によって集められた太陽光線Sが入射するように配置されている。
シート冷却機構27は、分離シート26を冷却する機構であり、例えば、水又は空気の冷媒Cを分離シート26の表面に供給することによって、分離シート26を冷却する。
発電セル24は、紫外線Vおよび可視光線の一部を用いて発電する太陽電池であり、本発明の第1発電手段の概念に含まれるものである。
太陽熱発電ユニット25は、赤外線Rを用いて発電する装置であり、本発明の第2発電手段の概念に含まれるものである。太陽熱発電ユニット25は、例えば、赤外線Rを用いて水を加熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回転させる発電機、または熱エネルギーから電気エネルギーに変換する熱電素子などから構成されている。
第4実施形態によれば、集光器2によって集められた大光量の太陽光線Sを分離機構23によって紫外線Vと赤外線Rに分離する構造において、分離機構23が赤外線Rの一部を吸収することに起因する温度上昇を抑える構成となっているため、分離機構23の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができ、その結果、発電能力を向上することが可能である。
本実施形態では、分離機構23が、分離シート26を冷却するシート冷却機構27を有する構成となっているので、分離シート26の温度上昇を抑えて、集光量を増やすことができる。
また、分離シート26は、銀などの熱伝導性を有する材料で製造されているので、分離シート26(とくに表面の反射膜の部分)が赤外線Rを吸収して発生した熱をシート冷却機構27によって円滑に冷却することが可能になり、シート冷却機構27による分離シート26の冷却効果を向上させることが可能である。
(第5実施形態)
また、第4実施形態の分離シート26は、透明な合成樹脂などで形成された中実のシートであるが、その内部に冷却液を流すような構成にしてもよい。
図5に示される第5実施形態では、分離シート26の内部には、入口26bと出口26cを有する空間部26aが形成されている。シート冷却機構27は、透明な冷却液Wを入口26bから空間部26aに連続的に導入する。空間部26aに導入された冷却液Wは、出口26cから外部へ排出される。冷却液Wは、水またはグリコール類などの透明な冷媒が用いられる。
この場合、冷却液Wが分離シート26内部の空間部26aに連続的に導入および排出されるので、冷却液Wが赤外線Rを吸収して発生した熱も分離シート26外部に排出することができ、分離シート26の温度上昇を効果的に抑えることができる。その結果、分離シート26への集光量をさらに増やすことが可能になる。
(第6実施形態)
さらに、図6に示される第6実施形態のように、分離シート26を無端ループ状に形成して、シート冷却機構27によって冷却された分離シートの部分を太陽光線の照射側へ連続的に供給できるようにしてもよい。
具体的には、図6に示されるように、無端ループ状の分離シート26が一対のロール28、29に取り付けられている。ロール28、29のいずれか一方または両方は、図示しない駆動手段により回転する。
分離シート26は、集光器22で集められた太陽光線Sが照射されて温度上昇する照射側26aと、温度上昇する箇所以外の箇所であって、シート冷却機構27から冷媒Cが供給されて冷却される冷却側26bとを通るように、ロール28、29の間に配置される。
したがって、ロール28、29を回転することにより、分離シート26は、照射側26aと、冷却側26bとの間を循環することができる。
この構成によれば、分離シート26の照射側26aが太陽光線Sに含まれる赤外線Rの一部を吸収することにより高温になっても、分離シート26が回転して、温度上昇する箇所以外の冷却側26bにおいてシート冷却機構27から冷媒Cが供給されて冷却される。その結果、冷却された分離シート26の部分を照射側26aに連続的に供給することができる。
また、ロール28、29を熱伝導の良い材料で製造して、ロール28、29自体を水または空気などの冷却媒体で冷却することで、分離シート26から抜熱するようにしてもよい。とくに、水などの冷却液でロール28、29を冷却する場合には、ロール28、29の内部に冷却液を通して冷却するのが望ましい。なお、ロール28、29を冷却しない場合でも、ロール28、29自体による分離シート26からの抜熱が十分な場合には、上記した冷却媒体による冷却は不要である。
さらに、上記のようなロール28、29による分離シート26からの抜熱だけで、分離シート26を所望の温度以下まで下げることができる場合には、冷媒Cを供給するシート冷却機構は省略しても良い。この場合、ロール28、29が本発明のシート冷却機構の概念に含まれる。
(第7実施形態)
さらに、上記の第1〜6実施形態における集光器および分離機構を、太陽光の向きの変化に合わせて位置調整を行うようにしてもよい。
すなわち、図7に示される第7実施形態に係る太陽光分離発電装置31は、集光器32と、分離機構33と、発電セル34と、太陽熱発電ユニット35と、太陽光追尾機構38とを備えている。
集光器32は、太陽光Lを集め、集められた太陽光線Sをプリズム36へ導くものであり、例えば、凹面鏡が用いられる。
分離機構33は、透明な材料からなり、入射面37と、この入射面37に対して傾斜した出射面39とを有する三角柱状のプリズム36から構成されている。プリズム36は、集められた太陽光線Sを赤外線R、紫外線Vおよび可視光線に分光し、当該赤外線R、紫外線Vおよび可視光線をすべて透過させる。
発電セル34は、紫外線Vおよび可視光線の一部を用いて発電する太陽電池であり、本発明の第1発電手段の概念に含まれるものである。
太陽熱発電ユニット35は、赤外線Rを用いて発電する装置であり、本発明の第2発電手段の概念に含まれるものである。太陽熱発電ユニット35は、例えば、赤外線Rを用いて水を加熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回転させる発電機、または熱エネルギーから電気エネルギーに変換する熱電素子などから構成されている。
太陽光追尾機構38は、集光器32と分離機構33のプリズム36とを互いに連動させながら、太陽光Lを追尾させる。具体的には、太陽光追尾機構38は、集光器32によって集められた太陽光線Sを、プリズム36へ一定の入射角で入射するように、集光器32およびプリズム36の向きを調整する。
太陽光追尾機構38は、例えば、集光器32およびプリズム36の向きを変えるサーボモータ、および現時点の太陽の位置に合わせてサーボモータの回転を制御する制御用マイコンなどによって構成される。太陽の位置は、例えば、太陽光分離発電装置31が設置された位置の緯度と経度ならびに現在の時刻のデータを用いて制御用マイコンが計算することによって求められる。
第7実施形態の太陽光分離発電装置31は、太陽光追尾機構38を備えており、この太陽光追尾機構38によって集光器32とプリズム36とを互いに連動させて太陽光Lの追尾をさせるので、集光器32によって集められた太陽光線Sのプリズム36への入射角を一定に保つことができ、さらに、プリズム36によって分離された後の紫外線Vの発電セル34への入射角および赤外線Rの太陽熱発電ユニット35への入射角も一定に保つことが可能になる。これにより、太陽の位置に合わせて最適な入射角を保ちながら発電を行うことができるので、発電能力が向上する。
(第8実施形態)
また、第7実施形態のプリズム36を備えた分離機構33の代わりに、分離シート46およびシート冷却機構47を備えた分離機構43を備えた太陽光分離発電装置41でも、集光器42および分離機構43を、太陽光Lの動きに連動して位置調整を行うことは可能である。
すなわち、図8に示される第8実施形態に係る太陽光分離発電装置41は、集光器42と、分離機構43と、発電セル44と、太陽熱発電ユニット45と、太陽光追尾機構48とを備えている。
集光器42は、太陽光Lを集め、集められた太陽光線Sを分離シート46へ導くものであり、例えば、凹面鏡が用いられる。
分離機構43は、分離シート46と、シート冷却機構47とから構成されている。
分離シート46は、紫外線Vを反射し、赤外線Rを透過させるシートである。分離シート46は、熱伝導性を有する銀などの材料を用いて製造され、例えば、透明の合成樹脂の表面に、反射膜として銀を蒸着することにより製造される。銀製の反射膜は、紫外線Vを反射するが、赤外線Rを透過する性質を有する。
シート冷却機構47は、分離シート46を冷却する。例えば、水又は空気の冷媒Cを分離シート46の表面に供給することによって、分離シート46を冷却する。
発電セル44は、紫外線Vおよび可視光線の一部を用いて発電する太陽電池であり、本発明の第1発電手段の概念に含まれるものである。
太陽熱発電ユニット45は、赤外線Rを用いて発電する装置であり、本発明の第2発電手段の概念に含まれるものである。太陽熱発電ユニット45は、例えば、赤外線Rを用いて水を加熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回転させる発電機、または熱エネルギーから電気エネルギーに変換する熱電素子などから構成されている。
太陽光追尾機構48は、集光器42と分離機構43の分離シート46とを互いに連動させながら、太陽光Lを追尾させる。具体的には、太陽光追尾機構48は、集光器42によって集められた太陽光線Sを、分離シート46へ一定の入射角で入射するように、集光器32および分離シート46の向きを調整する。
太陽光追尾機構48は、例えば、集光器42および分離シート46の向きを変えるサーボモータ、および現時点の太陽の位置に合わせてサーボモータの回転を制御する制御用マイコンなどによって構成される。太陽の位置は、例えば、太陽光分離発電装置41が設置された位置の緯度と経度ならびに現在の時刻のデータを用いて制御用マイコンが計算することによって求められる。
また、太陽光追尾機構48は、分離シート46の向きに合わせて、シート冷却機構47の向きも変えるようにすれば、分離シート46に対して最適な角度で冷媒Cを供給することが可能になる。
第8実施形態の太陽光分離発電装置41は、太陽光追尾機構48を備えており、この太陽光追尾機構48によって集光器42と分離シート46とを互いに連動させて太陽光Lの追尾をさせるので、集光器42によって集められた太陽光線Sの分離シート46への入射角を一定に保つことができ、さらに、分離シート46によって分離された後の紫外線Vの発電セル44への入射角および赤外線Rの太陽熱発電ユニット45への入射角も一定に保つことが可能になる。これにより、太陽の位置に合わせて最適な入射角を保ちながら発電を行うことができるので、発電能力が向上する。
1、21、31、41 太陽光分離発電装置
2、22、32、42 集光器(集光手段)
3、23、33、43 分離機構(分離手段)
4、24、34、44 発電セル(第1発電手段)
5、25、35、45 太陽熱発電ユニット(第2発電手段)
6、36 プリズム
7 プリズム冷却機構
26、46 分離シート
27、47 シート冷却機構
38、48 太陽光追尾機構

Claims (9)

  1. 太陽光を集める集光手段と、
    前記集光手段によって集められた太陽光線を少なくとも紫外線と赤外線とに分離する分離手段と、
    前記分離手段によって分離された紫外線を用いて発電する第1発電手段と、
    前記分離手段によって分離された赤外線を用いて発電する第2発電手段と
    を備えており、
    前記分離手段は、少なくとも前記赤外線を透過し、かつ、前記赤外線による内部の温度上昇を抑制する構成を有している、
    ことを特徴とする太陽光分離発電装置。
  2. 前記分離手段は、透明な材料からなり、入射面と、この入射面に対して傾斜した出射面とを有するプリズムを有しており、
    当該プリズムは、集められた太陽光線を少なくとも赤外線および紫外線に分光し、当該赤外線および紫外線を透過させる、
    請求項1に記載の太陽光分離発電装置。
  3. 前記分離手段は、前記プリズムを冷却するプリズム冷却機構をさらに有している、
    請求項2に記載の太陽光分離発電装置。
  4. 前記プリズムの内部には、入口と出口を有する空間部が形成され、
    前記プリズム冷却機構は、透明な冷却液を前記入口から前記空間部に連続的に導入する、
    請求項3に記載の太陽光分離発電装置。
  5. 前記分離手段が、
    紫外線を反射し、赤外線を透過させる分離シートと、
    前記分離シートを冷却するシート冷却機構と
    を有している、
    請求項1に記載の太陽光分離発電装置。
  6. 前記分離シートの内部には、入口と出口を有する空間部が形成され、
    前記シート冷却機構は、透明な冷却液を前記入口から前記空間部に連続的に導入する、
    請求項5に記載の太陽光分離発電装置。
  7. 前記分離シートが無端ループ状に形成され、
    前記シート冷却機構によって冷却された分離シートの部分が、太陽光線の照射側へ連続的に供給される、
    請求項5に記載の太陽光分離発電装置。
  8. 前記分離シートは、熱伝導性を有する材料で製造されている、
    請求項5から7のいずれかに記載の太陽光分離発電装置。
  9. 前記集光手段と前記分離手段とを互いに連動させながら太陽光の追尾をさせる追尾手段をさらに備えている、
    請求項1から8のいずれかに記載の太陽光分離発電装置。
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