JP2011248314A - 弦楽器の弦を装着したままフレット、フレット板または指板をまっすぐに正す道具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の弦楽器のフレット、フレット板または指板の調整方法は、弦を外したり緩めたりしてから、フレットを削っていくという作業が一般的であった。弦を外しての調整は完璧とは言えず、弦を装着することで、再度バランスが崩れてしまう。
【解決手段】 フレット、フレット板または指板をまっすぐに調整するための作業を、弦を装着したままできるような道具を考案した。まず、弦を外したり緩めたりする作業が不要になるよう、道具本体を弦と弦の間からの弦の下にもぐりこませることができる形状にした。さらに、部分的ではなく、第一フレットから最終フレットもしくは、フレット板や指板のナットから縦方向への端から端までを均等に削ることができるような長さをもたせた。それにより、仕上がりの精度が高いものとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、弦楽器のフレット、フレット板または指板の最適化に関する。
通常、ギター(アコースティックギター、エレキ、クラッシックなど)やベース(アコースティックやエレキ)、バンジョー、ウクレレ、マンドリン、バイオリン、コントラバスなどといった弦楽器のフレット、フレット板または指板を調整する場合は、弦を緩めるか外してから作業を行うことがほとんどである。さらに、通常は職人の経験に基づき行われる。
弦を装着したまま、フレットを研磨し調整する道具もあるようだが、フレットの縦方向全体(第一フレットから最終フレットまでを同時に)を研磨するものではなく、また、フレット板の範囲外から操作するものである。
他には、ドイツ人の発明したPLEKというスキャンと研磨器を備えた機械がある。この機械は、高額で、さらに、研磨時に弦を外す必要がある。
以上に述べた従来の機器や手段では、作業時に弦をはずしたり緩めたりという作業が発生したり、研磨においても専門的な知識や職人としての経験が必要になる。さらに、機械を導入するとなると、弦の取り外しに加え、設置場所や膨大な費用も必要となり、修理職人はもとより、楽器を自分で修理したいという個人には難しい。
なにより、弦を外しての調整は完璧とは言えず、弦を装着することでせっかくの調整が狂ってしまう。
本発明は、このような問題を解決しようとするためのものであり、弦楽器を台においた状態、弦を装着した状態、さらには装着して演奏をしている状態といった、フレット、フレット板または指板の調整に最適な状態で、調整を行うことを可能にすることを目的とする。
そして本発明は、上記目的を達成するために、まず第一に、研磨用の道具を、弦を外したり緩めたりすることなく、弦の下にセットできるような形状にした。この形状により、まるで弦が存在しないかのような自由な動きが可能となる。
長さは、フレット板や指板と同様もしくは少し長いものを使用する。これにより、一部分だけを削りすぎてしまうことなく、第一フレットから最終フレットまでを一直線に削ることができるようになる。
そして、ナットの近くにもうひとつの部品を挟み込むことで、弦とフレット板や指板との間に隙間を作ることができるため、研磨作業がさらに容易になる。
上述したように、本発明は、フレット、フレット板または指板をまっすぐに正す際、この特殊な形状により、弦を取り外したり緩めたりすることなく、まるで弦が存在しないかのように作業することができる。
本発明は、弦を装着した楽器本来のバランスを保った状態でフレット、フレット板または指板をまっすぐに正すことが可能となるため、オペレーションの精度が高く優れている。
長さも、フレット板または指板と同様もしくは少し長いため、第一フレットから最終フレットまでの一直線を同時に削ることができる。
本発明を用いると、楽器を弾きながらでも、その場で、フレット、フレット板または指板をまっすぐに正すオペーレーションが可能であり、迅速かつ確実な仕上がりを実現できる。
本発明を用いると、今までは機械を使ったり、職人でないと難しかったフレット、フレット板または指板をまっすぐに正すオペーレーションが、上記のような経験者でなくても簡単に行えるようになる。
研磨用の道具の斜視図、断面図、側面図 本発明をギターに適用した場合の斜視図 弦を持ち上げ、かつストッパーの役割を持つ道具の斜視図
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、研磨用の道具である。この道具が、本発明でもっとも効果を発する形状は、断面がHを横に倒した形状のもので、長さはフレット板または指板と同様または少し長いものである。
図1の1、底面は平面であり、フレット板または指板と同様または少し長いものである。そこに、紙ヤスリを貼り付けた状態またはダイヤモンドの粉等、ヤスリと同等の機能を備えている。紙ヤスリを貼る場合は、途中ではがれないよう、両端を折り返して接着するのが好ましい。そのため、図1の1は、図1の2と3より数ミリメートル長くする。
図1の2は、手を添える場所である。研磨時の感触を直接手で感じることができるよう、ヤスリ等の機能がついていないほうが望ましい。長さは、図1の1より数ミリメートル短い。
図1の3は、垂直に伸びる支柱状のもので、これにより、手を添える部分と、研磨する部分をつなぐ。この部分は、本発明の核であり、この支柱を用いた形状こそが弦を外したり緩めたりせずに弦の下に道具を入れ込み、まるで弦がないかのように自由な動きを可能とするために欠かせないものである。
図1の4の厚みは浮かせたコードに触れない程度の厚みがよい。
図2は本発明を適用したエレキギターを示すもので、5が研磨を行う道具、6が弦を持ち上げ、かつ、ストッパーの役割を持つ道具である。
図2の6は、弦を浮かせ、研磨用の道具をスムーズに操作できるようにするための部品である。
図3は、図2の6を拡大したものである。立方体と突出した2つの突起から成り、立方体の部分は、弦と弦の間に丁度収まる大きさである。図3Bは使用中の状態を示す。突起は、図3Bの状態で弦をほんの少し持ち上げる程度の高さが必要である。
使い方は、図3Aのように弦の下に置き、矢印の方向に倒すことで、図3Bのようになり、弦を持ち上げる。これにより、図2の5の研磨を行う道具を自由に動かすことができるようになる。
5 研磨用道具
6 弦を持ち上げ、ストッパーの役割を併せ持つ道具

Claims (3)

  1. フレット、フレット板または指板を有する弦楽器のフレット、フレット板または指板をまっすぐに正すオペレーションにおいて、弦を緩めたり外したりすることなく、弦の間から弦の下に入り込むことが可能な形状をもち、長さはフレット板または指板と同じもしくは少し長く、平面である底面にはヤスリもしくはそれと同等の機能をもつ道具。
  2. 弦の下を、自由に動かせるような形状であり、フレット、フレット板または指板をまっすぐに正すことが簡単、迅速かつ精度の高い仕上がりを実現できる、請求項1記載の道具。
  3. 弦が請求項1記載の道具の動きを妨げないよう、そして、請求項1記載の道具が弦を傷つけないように、弦を持ち上げる機能を持つ形状の道具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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