JP2011247541A - 熱交換型換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加湿水の排水性を高めた熱交換型換気装置を得ること。
【解決手段】外気と室内空気の熱を交換する熱交換手段2と、室外側給気口1から前記熱交換手段2を経て取り込まれた前記外気を、室内側給気口3から室内へ給気する送風手段4と、室内側排気口6から前記熱交換手段2を経て取り込まれた前記室内空気を、室外側排気口7から室外へ排気する排気手段8と、前記送風手段4と室内側給気口3との間に配置され前記室内への給気の際に加湿する加湿手段5と、前記加湿手段5に加湿用の水を供給する給水手段と、前記加湿手段から加湿用の水を排水管13へ排水する排水手段とを備え、前記加湿手段5による加湿運転終了後から逆流防止運転持続時間の間、前記送風手段4を運転させる排水逆流防止運転を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内側から室外側に至る排気通路と室外側から室内側に至る給気通路を交換するように形成し、この交差部に熱交換素子を設け、上記それぞれの通路にて排気および給気することにより熱交換させる熱交換型換気装置に関する。
既に、送風ファンの下流側に室内熱交換機と加湿用エレメントを有し、加湿暖房運転の停止後、加湿機乾燥の目的として送風ファンを設定時間運転する空気調和機についての技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、送風機の通風路中に加湿器を配置し、運転停止後に送風機による送風により加湿器の送気層の内圧を高め、加湿器導水体内に保水されている水に圧力をかけることで強制排水するようにした加湿器についての技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−303744号公報 特開平11−166752号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、例えば特許文献1に開示されているように、加湿器の乾燥は可能であるが、加湿水の排水を補助する機能は有さないという問題があった。
また、上記従来の技術によれば、例えば特許文献2に開示されているように、加湿器の導水体内の水は排水されるが、加湿水の排水が完了していても送風機が不要に動作を継続したり、加湿水の排水が完了していなくても送風機が停止して排水が十分に行われない可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内給気に対して湿気の付加価値をつけるための加湿手段を備えた換気装置において、低コストで加湿水の排水性を高めることができる熱交換型換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外気と室内空気の熱を交換する熱交換手段と、室外側給気口から前記熱交換手段を経て取り込まれた前記外気を、室内側給気口から室内へ給気する送風手段と、室内側排気口から前記熱交換手段を経て取り込まれた前記室内空気を、室外側排気口から室外へ排気する排気手段と、前記送風手段と室内側給気口との間に配置され前記室内への給気の際に加湿する加湿手段と、前記加湿手段に加湿用の水を供給する給水手段と、前記加湿手段から加湿用の水を排水管へ排水する排水手段とを備え、前記加湿手段による加湿運転終了後から逆流防止運転持続時間の間、前記送風手段を運転させる排水逆流防止運転を行うことを特徴とする。
本発明によれば、加湿手段を備えた熱交換型換気装置において、低コストで排水性を高めることが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1〜8にかかる熱交換型換気装置の構成を示す図である。 図2は、排水逆流防止運転の概要を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態1にかかる排水逆流防止運転時の熱交換型換気装置制御を示すシーケンス図である。 図4は、実施の形態1にかかる排水逆流防止運転時の熱交換型換気装置制御を示す別のシーケンス図である。 図5は、実施の形態2にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態3にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態4にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態5にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態6にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態7にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態8にかかる熱交換型換気装置の制御手法を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる熱交換型換気装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態にかかる熱交換型換気装置の構造と制御の概略について以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換型換気装置16の構成を、集合配水管13(排水管)を介して接続している他の熱交換型換気装置14および15と共に示す図である。図1において、熱交換型換気装置16が接続されている集合配水管13に接続された他の熱交換型換気装置14および15を含んだ全体の様子が示されている。
熱交換型換気装置16においては、室外側給気口1(OA側)から熱交換素子2(熱交換手段)を通り室内側給気口3(SA側)へ空気を供給する給気通路(OA→SA)に、給気ファン4(送風手段)及び室内給気に湿気を与える加湿器5(加湿手段)がそれぞれ備えられている。また、室内側排気口6(RA側)から熱交換素子2を通り室外側排気口7(EA側)へ空気を排気する排気通路(RA→EA)に排気ファン8(排気手段)が備えられている。熱交換素子2は外気と室内空気の熱を交換する熱交換手段である。
さらに、熱交換型換気装置16の集合配水管13との接続部付近には排水管(集合配水管13)からの逆流水を感知する為の水検知センサ9と排水口から排水管方向へ送風することで排水逆流防止効果を高めるための逆流防止送風ファン17(逆流防止送風手段)が備えられている。そして、排水逆流防止運転時に室内側給気口3を封鎖して熱交換型換気装置16内の圧力を高めることにより排水逆流防止効果を高めるためのSA風路ダンパー18がさらに設置されている。
水検知センサ9は、例えば、電圧を印加した二本の電極を絶縁状態にしておき、水が接触した場合には電極間の電位差がなくなることにより水検知を行う構造になっている。また、熱交換型換気装置16を遠隔操作する操作手段としてリモコン12が設けられている。熱交換型換気装置16とリモコン12との通信方法は有線通信でも無線通信でも構わず限定されない。
熱交換型換気装置16には、リモコン12からの指令をもとに、給気ファン4、排気ファン8、加湿器5への加湿用の水を供給する給水手段(図示せず)及び加湿器5から加湿水を排水する排水手段(図示せず)、逆流防止送風ファン17、及びSA風路ダンパー18に制御信号を発信するコントロールボックス10が備えられている。
そして、コントロールボックス10内には、水検知センサ9(検知手段)による排水管からの逆流水検知の状況及び、同じ集合配水管13に接続された他の熱交換型換気装置14及び15の動作状態を入手する情報収集手段11が備えられている。情報収集手段11によって収集された他の熱交換型換気装置14及び15の動作状態は、コントロールボックス10内に備えられた記憶手段(図示せず)に保持される。
次に、排水逆流防止運転の概要を、図2のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1で、熱交換型換気装置16と他の熱交換型換気装置14及び15が運転状態になりそれぞれの送風機を動作させる。熱交換型換気装置16の場合は、例えば給気ファン4が動作する。
すると、送風機から給気を行う部屋に至るまでの風路配管等の圧損により、図1のSA側の熱交換型換気装置16内の圧力が高まる。加湿水/ドレイン水を排水する為の排水管(集合配水管13)は、SA側で熱交換型換気装置16と接続されている為、送風機運転中には排水管の方にも風圧がかかり、ステップS2に示すように排水管(集合配水管13)内の圧力が上昇する。
ステップS3で、熱交換型換気装置16に運転停止要求があるか否かを判別し、要求がある(YES)ならステップS4に進み、要求がない(NO)ならステップS8に進む。ステップS4で、他の熱交換型換気装置14および15の全て(両方)に運転停止要求があるか否かを判別し、両方に運転停止要求がある(YES)ならばステップS8に進み、そうでない(NO)ならばステップS5に進む。
ステップS5では、熱交換型換気装置16に排水逆流運転要求があるか否かを判別し、要求がある場合(YES)にはステップS8に進み、要求がない場合(NO)にはステップS6に進む。
ステップS6においては、熱交換型換気装置16が停止中で、他の熱交換型換気装置14および15の両方又はどちらか一方が運転中である為、熱交換型換気装置16の装置内よりも集合配水管13内の方が正圧となる。従ってステップS7に示すように熱交換型換気装置16の排水の逆流が生じる。
ステップS8においては、熱交換型換気装置16が運転中、又は熱交換型換気装置16と他の熱交換型換気装置14および15の全てが停止中である為、熱交換型換気装置16の装置内が集合配水管13内よりも正圧、又は圧力差なしとなり、熱交換型換気装置16の加湿水/ドレイン水は正常に排水される(ステップS9)。
図3及び図4は、排水逆流防止運転時の熱交換型換気装置制御のシーケンス図である。図3は、加湿器5による加湿運転の終了と同時に熱交換型換気装置16が停止された場合のシーケンス図であり、Taは排水逆流防止運転を実行する時間として任意に定めた逆流防止運転持続時間である。
図3においては、加湿運転終了と同時に熱交換型換気装置16が停止されると、その後も逆流防止運転持続時間Taだけ送風ファン(給気ファン4)を遅延運転させる。これにより、熱交換型換気装置16内の圧力を集合配水管13(排水管)内の圧力以上に保つことができ、加湿水の排水性を改善することが可能となる。
図4は、加湿運転終了後にも熱交換型換気装置16の送風運転が行われる場合のシーケンス図であり、Taは排水逆流防止運転を実行する時間として諸条件に基づいて予め定めた逆流防止運転持続時間、Tbは加湿運転終了後の送風運転時間、TcはTaとTbの差分時間である。図4においては、熱交換型換気装置16において加湿運転終了後にも送風運転が行われるので、その送風ファン(給気ファン4)の運転を排水逆流防止運転の代用とする。
そして、加湿運転終了後の送風運転時間Tbをカウントし、送風運転時間Tbが排水逆流防止運転を実行する時間として定めた逆流防止運転持続時間Taに達しない場合は、その差分時間Tc(=Ta−Tb)だけ排水逆流防止運転として給気ファン4の運転を継続して行う。差分時間Tcの算出式は、例えば次式を用いる。
差分時間Tc=逆流防止運転持続時間Ta−送風運転時間Tb
排水逆流防止運転として定めた逆流防止運転持続時間Taは、
[1]熱交換型換気装置16から単位時間あたりに排水される水の量
[2]排水管(集合配水管13)の太さ
[3]排水逆流防止運転時の熱交換型換気装置16内と排水管内との圧力差
などをパラメータとし、例えば1時間を標準として設定する。また、逆流防止運転持続時間Taはユーザー(使用者)がリモコン12を用いて任意に変更することが可能となるようにしても良い。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる熱交換型換気装置の制御手法について以下に説明する。熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS10で、熱交換型換気装置16の送風機(給気ファン4)フラグが「OFF」である状態から始める。ステップS11で、熱交換型換気装置16の送風機運転要求があるか否かを判別し、要求がある(YES)ならステップS12に進み、要求がない(NO)ならステップS15に進む。ステップS15では、送風機運転要求がないので加湿器5の運転はしない。従って、加湿水を排水する。
一方、ステップS11で、送風機運転要求がある場合は、ステップS12に進んで送風機フラグをONにすると、ステップS13で、加湿器運転要求があるか否かを判別し、要求がある(YES)ならばステップS14に進み、要求がない(NO)ならばステップS15に進む。
ステップS14に進んだ場合は、加湿器5に加湿水を給水し加湿運転を開始する。その後、ステップS40で加湿運転を終了すると、ステップS15に進み上述したように加湿水を排水する。ステップS15で加湿器から加湿水を排水した後は、次のステップS16で、排水逆流防止運転のカウント時間をクリアし、ステップS17に進む。
ステップS17においては、「排水逆流防止運転時間≧Ta(排水逆流防止運転を持続する時間として予め定めた逆流防止運転持続時間)」であるか否かを判別し、「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)ならばステップS21に進み、「排水逆流防止運転時間<Ta」(NO)ならはステップS18に進む。
ステップS18に進んだ場合は、送風機フラグをONにして、ステップS20に進み、送風機(給気ファン4)を運転し、ステップS22で排水逆流防止運転時間をカウントして、ステップS17に戻る。そして、「排水逆流防止運転時間≧Ta」となるまで、このループを繰り返す。
一方、ステップS17で「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)となり、ステップS21に進んだ場合は、送風機(給気ファン4)を停止して、ステップS10の送風機フラグ「OFF」状態に戻る。
以上説明したように加湿運転の終了後に排水逆流防止運転を行うことで、加湿水の排水性を改良する。即ち、同じ集合配水管に接続された他の換気装置が動作中であっても、当該換気装置の送風機を動作させることによって、集合配管に対して当該換気装置の排水口側を正圧とすることができるので、加湿水の排水性を高めることが可能となる。
しかも、加湿水の排水促進手段として熱交換型換気装置の送風機を用いることで、新たな排水機器や排水手法を要せずに、低コストで排水性を高めることができる。また、加湿運転終了後に送風運転が行われた場合は、その運転を排水逆流防止運転の代用とすることで、効率的に省エネルギーが図れることになる。加湿運転終了後の送風運転時間が排水逆流防止運転として定めた逆流防止運転時間に達しない場合は、その差分の時間だけ排水逆流防止運転を行うことで過不足無い排水促進が可能であり、確実な排水性、及び省エネルギー性が図れる。
また、上記実施の形態において、排水逆流防止運転時間及び排水逆流防止運転時の給気ファン4の風量をユーザーがリモコン12等を用いて任意に設定できるようにしてもよい。これにより利便性、及び確実な排水性が図れる。
実施の形態3.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6のフローチャートにおいて、ステップS10〜S16、およびS40は、実施の形態2と同様である。本実施の形態においてはステップS17で、「排水逆流防止運転時間≧Ta(排水逆流防止運転を持続する時間として予め定めた逆流防止運転持続時間)」であるか否かを判別し、「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)ならステップS23に進み、「排水逆流防止運転時間<Ta」(NO)ならステップS18に進む。その後、ステップS18で送風機フラグを「ON」にして、ステップS20へ進み給気ファン4を運転させる。その後のステップS22の後は実施の形態2と同様ステップS17に戻る。
ステップS23に進んだ場合は、排水系に備えた図1の水検知センサ9が、排水管(集合配水管13)からの加湿水逆流水を検知したか否かを判別し、検知した場合(YES)はステップS18に進み、送風機フラグを「ON」にする。即ち、排水逆流防止運転時間が逆流防止運転持続時間Ta以上経過したが、まだ排水逆流防止運転が不十分であると判断し、送風機フラグを「ON」にして給気ファン4を継続運転させる。一旦、ステップS23に進んでいるので、水検知センサ9が加湿水逆流水を検知しなくなるまで、ステップS18、S20、S22、S17、S23のループを繰り返す。
ステップS23で、水検知センサ9が加湿水逆流水を検知しない場合(NO)はステップS19に進む。ステップS19は、ステップS23で加湿水逆流水を検知しなかった場合で且つ、送風機フラグが「OFF」の場合に、ステップS21で給気ファン4を停止させる。ステップS23で加湿水逆流水を検知しなかった場合でも送風機フラグが「ON」の場合は、ステップS41に進み給気ファン4を運転する。
ステップS41の後は、ステップS42で送風機停止要求が来た場合にのみ送風機フラグを「OFF」にする。ステップS42の後はステップS19に進み、送風機フラグが「ON」か「OFF」のいずれかを判断し、送風機フラグが「OFF」の場合にステップS21で給気ファン4を停止する。ステップS21後は、実施の形態2と同様にステップS10に戻る。
また、排水管からの加湿水逆流検知による排水逆流防止運転時は、給気ファン4の風量を強くしても良い。以上説明したように、排水逆流防止運転の制御に排水系に備えた水検知センサの検知結果を用いることにより、排水管からの加湿水逆流の有無を排水逆流防止運転制御の判断に加えることが可能となる。これにより、過不足なく確実で効率的かつ省エネルギー性の高い排水性を実現することが可能となる。
また、排水逆流防止運転時に給気ファン4の代わりに、またはそれと併用して逆流防止送風ファン17を用いてもよく、水検知センサ9が検知した水の量又は水検知時間或いはその両方に基づいて、排水逆流防止運転時間及び排水逆流防止運転時の給気ファン4及び逆流防止送風ファン17の風量を調節するようにしてもかまわない。さらに、給気ファン4が弱運転の送風運転中であっても、水検知センサ9が、排水管からの逆流水を検知すれば強運転動作するようにしてもよい。
実施の形態4.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7のフローチャートにおいて、ステップS10〜S16、およびS40は、実施の形態2と同様である。本実施の形態においてはステップS24で、例えば情報収集手段11が、同じ集合配水管13に接続された他の熱交換型換気装置14及び15が運転中か否かを監視し、例えば、いずれか一方でも運転中(YES)ならステップS17に進み、逆流防止運転持続時間Taまで排水逆流防止運転を行う。
一方、ステップS24で熱交換型換気装置14及び15が共に停止中(NO)ならステップS19に進む。情報収集手段11が収集した他の装置の運転状態はコントロールボックス10内に備えられた記憶手段(図示せず)に常に保持されおり、ステップS24での判定に用いることができる。即ち、本実施の形態においては、情報収集手段11及び上記記憶手段が他の熱交換型換気装置14及び15の運転状態を監視する監視手段を構成している。
ステップS17では、「排水逆流防止運転時間≧Ta(排水逆流防止運転を持続する時間として予め定めた逆流防止運転持続時間)」であるか否かを判別し、「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)ならばステップS19に進み、「排水逆流防止運転時間<Ta」(NO)ならばステップS18に進む。ステップS18〜S22及びS41、S42は、実施の形態3と同様である。
また、同じ集合配水管13に接続された換気装置の運転台数が多い時は、給気ファン4の風量を強くしても良い。即ち、同じ集合配水管13に接続された他の換気装置の動作状況に応じて排水逆流防止運転の時間および給気ファン4の風量を調節してもよい。
また、排水逆流防止運転時に給気ファン4の代わりに、またはそれと併用して逆流防止送風ファン17を用いてもよく、同じ集合配水管13に接続された他の熱交換型換気装置の運転状態に基づいて、排水逆流防止運転時間及び排水逆流防止運転時の給気ファン4及び逆流防止送風ファン17の風量を調節するようにしてもかまわない。
以上説明したように本実施の形態の熱交換型換気装置においては、同じ集合配水管13に接続された他の熱交換型換気装置の運転状態を排水逆流防止運転制御に反映させる。具体的には、同じ集合排水管に接続された他の換気装置の運転状況により、排水逆流防止運転の有無、時間及び給気ファンの風量等を変化させる。これにより過不足無く確実で効率的な排水性を実現することが可能となり、省エネルギー化を図ることができる。
実施の形態5.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図8のフローチャートを用いて説明する。
図8のフローチャートにおいて、ステップS10〜S15は、実施の形態2と同様である。本実施の形態においてはステップS14で加湿器5に加湿水を給水して加湿運転を開始すると、ステップS25で加湿運転時間をカウントする。その後、加湿運転を終了(ステップS40)してステップS15に進む。
ステップS15で加湿水を排水した後、ステップS26で、「加湿運転時間≧Td(短期加湿時間)」であるか否かを判別する。ステップS26で「加湿運転時間≧Td」(YES)と判定されたならばステップS16に進み、排水逆流防止運転時間をクリアする。ステップS26で「加湿運転時間<Td」(NO)と判定されたならばステップS19に進む。短期加湿時間Tdは、予め定めた所定の時間であり、ユーザーがリモコン12によって変更可能としても良い。
ステップS17〜S22及びS41、S42は、実施の形態4と同様である。本実施の形態においては、ステップS21の後にさらにステップS27で加湿運転時間をクリアして、ステップS10に戻る。また本実施の形態においても、排水逆流防止運転時には給気ファン4を運転させる代わりに、またはそれと併用して逆流防止送風ファン17を運転させても構わない。
以上説明したように本実施の形態においては、加湿運転時間が予め定めた短期加湿時間Tdより短い場合には、排水逆流防止運転を行わず、給気ファン4によるアフターランを省略する制御を行う。これにより、省エネルギー性を高めることが可能となる。また、加湿運転時間の長さに応じて排水逆流防止運転の時間、及び給気ファン4の風量等を変化させるようにしてもよい。
実施の形態6.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図9のフローチャートを用いて説明する。
図9のフローチャートにおいて、ステップS10〜S14は、実施の形態2と同様である。本実施の形態においては、ステップS13で加湿運転が要求され、ステップS14で加湿水が給水され加湿運転を開始した後に、ステップS28で、加湿運転においてタイマー運転が要求されているか否かを判断する。タイマー運転とは予めユーザーが定めた時間だけ、加湿運転を実行することである。
ステップS28で、タイマー運転が要求されている(YES)ならばステップS29に進み、タイマー運転が要求されていない(NO)ならばステップS40に進む。ステップS40では、タイマー運転が要求されていない加湿運転にて、ユーザーの指示などにより加湿運転が終了させられた場合にステップS15に進む。
ステップS29においては、「加湿運転の残り時間≧Te(加湿余裕時間)」であるか否かを判別し、「加湿運転の残り時間≧Te」(YES)ならばステップS25に進んで加湿運転時間をカウントし、ステップS29に戻る。「加湿運転の残り時間<Te」(NO)ならばステップS15(加湿水排水)に進む。
加湿余裕時間Teは、タイマー運転が要求されているときに、これ以上新たに加湿器5に加湿水を給水しなくても加湿器5の中に残っている加湿水でタイマー運転で要求された時間までは加湿が継続可能な時間として見積もった予め定めた時間である。
従って、ステップS29からステップS15に進んだ場合は、タイマー運転終了前に加湿器5への給水を止めて加湿水を排水する。その後も、「加湿運転の残り時間」がゼロになるまで、即ちタイマー運転終了時間までは加湿運転を続ける。加湿運転を終了した後は、ステップS16に進んで排水逆流防止運転時間をクリアする。他方、ステップS11、S13、S40からステップS15に進んだ場合は、当初から加湿運転していないか、或いは加湿運転が終了してすでに加湿器5は停止しているので、ステップS15で加湿水を排水した後も加湿器5は停止したままである。
ステップS29における「加湿運転の残り時間」とは、ユーザーがタイマーにより定めた加湿運転の実行予定時間から実際に加湿運転を行った時間を引いた残りの時間のことであり、所定の時間Teは、ユーザーがリモコン12にて変更可能としても良い。本実施の形態においては、ステップS25(加湿運転時間のカウント)の後、ステップS29に戻るループを「加湿運転の残り時間<Te」(NO)となるまで繰り返す。
ステップS16〜S22、S27、S41、S42は、実施の形態5と同様である。また本実施の形態においても、排水逆流防止運転時には給気ファン4を運転させる代わりに、またはそれと併用して逆流防止送風ファン17を運転させても構わない。
以上説明したように本実施の形態により、加湿運転がタイマー運転で実施されている場合において、タイマー運転終了前に加湿エレメント(加湿器5)への給水を止め排水運転を行う。このとき加湿エレメントに残っている加湿水があるため、加湿器5による加湿量は低下することは無い。従って、排水逆流防止運転としての残値運転(アフターラン)を行う必要が無くなる、或いは逆流防止運転持続時間を短縮できる。したがって、省エネルギー性を高めることが可能となる。
実施の形態7.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図10のフローチャートを用いて説明する。
図10のフローチャートにおいて、ステップS10で、熱交換型換気装置16の送風機フラグが「OFF」であるとすると、ステップS11で、送風機(給気ファン4)の運転要求があるか否かを判別する。要求がある(YES)ならばステップS12に進み、要求がない(NO)ならばステップS30に進む。
ステップS30では逆流防止送風ファン17を運転し、ステップS15に進む。ステップS11で、送風機(給気ファン4)の運転要求があり(YES)ステップS12に進み、その後のステップS13で加湿器5への運転要求が無い場合も、ステップS30に進む。また、ステップS13で加湿運転要求があり、ステップS14、S40と進んで加湿器5の運転が終了した場合も、ステップS30に進む。
ステップS15で加湿器から加湿水を排水した後は、次のステップS16で、排水逆流防止運転のカウント時間をクリアし、ステップS17に進む。ステップS17で、「排水逆流防止運転時間≧Ta(排水逆流防止運転として予め定めた逆流防止運転持続時間)」であるか否かを判別し、「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)ならばステップS32に進み、逆流防止送風ファン17を停止し、ステップS19に進む。
ステップS17で、「排水逆流防止運転時間<Ta」(NO)ならばステップS31に進む。ステップS31では、排水逆流防止運転時間をカウントし、ステップS17に戻り、「排水逆流防止運転時間≧Ta」(YES)となるまで排水逆流防止運転を継続し、給気ファン4と逆流防止送風ファン17を併用する。
なお、送風機フラグ=「OFF」でステップS17に来た場合は、逆流防止送風ファン17のみで排水逆流防止運転を行うことになる。また、排水逆流防止運転中に給気ファン4の停止要求が来た場合は、給気ファン4は停止させ、逆流防止送風ファン17のみ運転して排水逆流防止運転を行ってもかまわない。
ステップS32で逆流防止送風ファン17を停止し、ステップS19で送風機フラグの「ON」「OFF」判定を行う。送風機フラグが「ON」ならば給気ファン4を運転継続し(ステップS20)、「OFF」ならば給気ファン4を停止(ステップS21)させてステップS10に戻る。
以上説明したように、排水逆流防止運転時に排水口に設置した専用の小型ファンである逆流防止送風ファン17を動作させ、排水管方向へ送風することにより、排水逆流防止効果を高めることができる。また、排水の逆流防止運転として室内給気用の給気ファン4を用いずに、逆流防止送風ファン17を用いることで、効率的に省エネルギー化が図れることになる。
また、逆流防止送風ファン17の送風のみでは、十分な逆流防止効果が得られない場合は、室内給気用の給気ファン4による排水逆流防止運転を併用してもかまわない。この場合も、給気ファン4の動作時間や風量を少なくしても十分な排水逆流防止効果が得られるので、省エネルギー化が図れる。さらに、上記実施の形態においても、排水逆流防止運転時の給気ファン4或いは逆流防止送風ファン17の風量をユーザーがリモコン12等を用いて任意に設定できるようにしてもよい。
実施の形態8.
熱交換型換気装置16と外部の熱交換型換気装置14および15からなるシステムの構成は上記した実施の形態1の図1と同じとして、排水逆流防止運転制御の様子を、図11のフローチャートを用いて説明する。
図11のフローチャートにおいて、ステップS10〜S12までは、実施の形態2と同様である。ステップS12に進んだ場合はステップS33で、室内側給気口に設置したダンパー(SA風路ダンパー18)を「開(OPEN)」にし、さらにステップS13に進む。
一方、ステップS11で(給気ファン4)の運転要求が無い場合は、ステップS34に進み、SA風路ダンパー18を「閉(CLOSE)」にし、ステップS15に進む。ステップS13〜S22、およびS40は、実施の形態2と同様であるが、ステップS17とステップS18の間にステップS35及びS36が追加されている。ステップS35では、ユーザーからの送風機運転要求がその時点であるか否かを判定する。
これは、ステップS11で送風機運転要求があった場合は、ステップS40での加湿運転終了後もSA風路ダンパー18が「開(OPEN)」のままであるので、排水逆流防止運転時にユーザーからの送風機運転要求の有無を再度確認するためである。この時点でユーザーからの送風機運転要求が無い場合には、ステップS36に進んでSA風路ダンパー18を「閉(CLOSE)」にする。これにより、熱交換型換気装置16内の圧力を高めて、排水逆流防止効果を向上させることができる。
以上説明したように本実施の形態においては、排水逆流防止運転時に室内側給気口3に設置したSA風路ダンパー18を閉めることで、熱交換型換気装置16内の圧力を高めて、排水逆流防止効果を向上させることができる。またこれにより、室内給気用の給気ファン4の動作時間や風量を少なくしても十分な排水逆流防止効果が得られる為、省エネルギー性を高めることが可能となる。さらに、本実施の形態においても排水逆流防止運転時に、給気ファン4を運転させる代わりに、またはそれと併用して逆流防止送風ファン17を運転させてもよく、SA風路ダンパー18を閉めることで排水逆流防止効果を向上させることができる。
外処理ユニットの加湿水/ドレイン水を排出するための排水管が集合配管となっている場合において、熱交換型換気装置の運転を停止させた場合、同じ集合配管に接続された他のユニット(例えば、熱交換型換気装置)の運転状況によって、排水が行われなくなる場合がある。例えば、他の換気装置が動作中であれば、停止させた当該換気装置内よりも排水管内の方が正圧となり、その圧力差によって熱交換型換気装置からの排水ができず、最悪時には排水した水が逆流する場合があった。
上記実施の形態においては、熱交換型換気装置停止時に排水逆流防止運転を行い、換気装置内の圧力を排水管内の圧力以上に保つことで、排水性を改善する。具体的には、排水性を改善するために、熱交換型換気装置停止時に排水逆流防止運転(アフターラン)を行う。
さらに、熱交換型換気装置および同じ集合排水管に接続された他の熱交換型換気装置の運転状況や、排水系(排水口)に設置した逆流水検知センサによる排水管からの逆流水に関する検知量等の情報を送風機ファン制御の変数として利用する。即ち、それらの情報に基づいて送風機を制御し、例えば、他のユニット(換気装置)が運転中のときのみ、又は、逆流水検知センサが水を検知したときのみ加湿水排水のための補助運転(排水逆流防止運転)を行う。
同じ集合配管に接続された他の換気装置が動作しているときは、風圧により集合配管内も圧力が高まるが、当該熱交換型換気装置の送風ファン運転状態は、当該装置から給気を行う部屋に至る風路配管等の圧損により、装置内の圧力を集合配管内の圧力以上に保つことができる。これにより、当該装置の排水時に送風ファンを運転させることで、装置内の圧力を排水管内以上に保つことができ、排水性を改善することが可能となる。
上記実施の形態では、加湿運転終了後に逆流防止運転持続時間だけ送風ファンを遅延運転(アフターラン)させ、装置内(機内)の圧力を排水管内以上に保つように圧力差を制御することで、排水性を改善する。加湿運転終了後に送風運転が行われた場合は、その運転を排水逆流防止運転の代用としてその時間を計測する。但し、送風運転時間が排水逆流防止運転を持続する時間として定めた逆流防止運転持続時間に達しない場合は、その差分時間だけ排水逆流防止運転を行う。これにより、加湿水の排水効率性を高めることができる。
さらに、加湿運転時間が少なければ排水逆流防止運転を実施しない機能、加湿運転がタイマー運転で実施されている場合は、タイマー運転終了前に加湿エレメントへの給水を止めて排水運転を行う機能、排水逆流防止運転時は専用の小型ファンにより送風を行う機能、排水逆流防止運転時に室内側給気口に設置したダンパーを閉めることで、機内の圧力を高めて排水逆流防止効果を向上させる機能などをさらに備える。
以上説明したように本実施の形態により、加湿水の排水促進手段として既存の送風機を用いるので、新たな排水機器や排水手法を必要とせず低コストで排水性を向上することができる。また、同じ集合配管に接合された他のユニット(例えば、熱交換型換気装置)の運転状況に左右されない安定した排水性が得られる。また、加湿運転終了後に送風運転が行われた場合、加湿運転時間が少ない場合、同じ集合配管に接続された機器が運転されていない場合に、排水運転を省略することができ省エネルギー化が図れる。
さらに、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上のように、本発明にかかる熱交換型換気装置は、低コストで加湿器の排水性を高めることに有用であり、特に、室内給気に対して湿気の付加価値をつけるための加湿器を備えた熱交換型換気装置に適している。
1 室外側給気口
2 熱交換素子
3 室内側給気口
4 給気ファン
5 加湿器
6 室内側排気口
7 室外側排気口
8 排気ファン
9 水検知センサ
10 コントロールボックス
11 情報収集手段
12 リモコン
13 集合配水管
14、15 他の熱交換型換気装置
16 熱交換型換気装置
S1〜S23 ステップ

Claims (7)

  1. 外気と室内空気の熱を交換する熱交換手段と、
    室外側給気口から前記熱交換手段を経て取り込まれた前記外気を、室内側給気口から室内へ給気する送風手段と、
    室内側排気口から前記熱交換手段を経て取り込まれた前記室内空気を、室外側排気口から室外へ排気する排気手段と、
    前記送風手段と室内側給気口との間に配置され前記室内への給気の際に加湿する加湿手段と、
    前記加湿手段に加湿用の水を供給する給水手段と、
    前記加湿手段から加湿用の水を排水管へ排水する排水手段とを備え、
    前記加湿手段による加湿運転終了後から逆流防止運転持続時間の間、前記送風手段を運転させる排水逆流防止運転を行う
    ことを特徴とする熱交換型換気装置。
  2. 前記排水管へ送風する逆流防止送風手段をさらに備え、
    前記加湿運転終了後に、前記逆流防止送風手段を運転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換型換気装置。
  3. 前記排水管からの排水の逆流を検知する検知手段をさらに備え、
    前記検知手段が排水の逆流を検知している間のみ前記排水逆流防止運転を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
  4. 前記排水管に接続された他の熱交換型換気装置の運転状態を監視する監視手段をさらに備え、
    前記運転状態に基づいて前記排水逆流防止運転を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
  5. 前記加湿運転が実行された時間が短期加湿時間より短い場合には、前記排水逆流防止運転を行わないようにする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
  6. 前記加湿運転が予め定めた時間実行される設定がなされている場合は、前記加湿運転の終了予定時刻より加湿余裕時間だけ前の時刻に前記排水手段による排水を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
  7. 前記室内側給気口を開閉可能なダンパーをさらに備え、
    前記排水逆流防止運転中に前記室内側給気口を閉じる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換型換気装置。
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