JP2011246825A - 古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】着用することにより、健康法・護身法としての独特の姿勢・歩き方・呼吸法を有する古武術を速く、効果的に、安価に習得できる衣類を提供する。
【解決手段】上体衣2背面腰部に背骨と体側の位置を示す複数の経線5と、経線に直角に交わる複数の緯線6とで表す格子模様4を衣類1の表面または裏面に取り付け、指導者を含む第三者は視覚的に練習者は視覚的または皮膚感覚的に古武術の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を感知することができる。すなわち、経線と緯線が歪まず左右対称で格子模様が方形を保っていれば、古武術の動作が正しくできており、その反対であれば、古武術の動作が正しくないと感知でき速やかに改善ことができる上体衣。上体衣と下体衣3を連結することで、より難度の高い状態で古武術の動作を身につけることができる上体衣と下体衣を連結する連結部7。
【選択図】図1
【解決手段】上体衣2背面腰部に背骨と体側の位置を示す複数の経線5と、経線に直角に交わる複数の緯線6とで表す格子模様4を衣類1の表面または裏面に取り付け、指導者を含む第三者は視覚的に練習者は視覚的または皮膚感覚的に古武術の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を感知することができる。すなわち、経線と緯線が歪まず左右対称で格子模様が方形を保っていれば、古武術の動作が正しくできており、その反対であれば、古武術の動作が正しくないと感知でき速やかに改善ことができる上体衣。上体衣と下体衣3を連結することで、より難度の高い状態で古武術の動作を身につけることができる上体衣と下体衣を連結する連結部7。
【選択図】図1
Description
本発明は、合気道や太極拳など古武術の上達に好適な衣類に関するものである。
古来より合気道や太極拳などの古武術は、東洋医学と深いつながりを持ち、腰痛・肩こり・膝の痛みおよび血行不良が原因の病気を解消・予防できる健康法または暴力や不慮の事故から身を守ることができる護身法の目的で親しまれ、人々の健康増進に効果を挙げ、発祥の地である東洋のみならず、世界中で愛好されている。
古武術および東洋医学だけでなく、西洋医学でも早くから腰痛・肩こり・膝の痛みの原因およびさまざまな病気の原因が研究され、その解決法が開発されてきた。特許文献1特開2005−248391がそれである。これは伸縮性のある素材でできた衣類で身体を締め付け、姿勢を矯正し腰痛・肩こり・膝の痛みの原因である脊柱の歪みを正すものであるが、脱衣すればその効果はなくなる。また、弱い締め付けであっても毛細血管の血行を阻害することは免れない。特許文献2特開2010−42097も伸縮性のある素材でできた衣類で身体を締め付け丸背姿勢(猫背)の矯正を図るものであるが、これでは胸を張り腰椎を腹側に反らせることになり椎間板の背中側にかかる圧力が軽減できず腰痛を解消・予防することができない。脱衣すればその効果がなくなることは言うまでもない。
また、特許文献3特開2009−219622や特許文献4特開2009−153855などは、光ファイバセンサーやマイクロコンピューターなど高度なテクノロジーを用いて脊柱の歪みを正確に測定し脊柱の歪みの改善を促すものだが、そもそも人体は有機的にできており自動調整機能とも呼べる働きが無意識的に稼動するものである。例えば、腰椎が左に歪んでいれば胸椎で右に湾曲して調節し、さらに頚椎を左にやや傾け全体として左右対称に整え神経の圧迫を防ごうとする働きである。特許文献3特開2009−219622や特許文献4特開2009−153855などで測定すれば有機的な自動調整機能も歪みとして数値に換算されてしまう。また、もし、自動調節機能の結果右に湾曲した胸椎附近の神経が圧迫され二次的に痛みを感じることがあったとしたら、その原因が腰椎の歪みなのか頚椎の歪みなのか胸椎自体の歪みなのか、かえって断定することを難しくする。いわんや、痛みを感じている本人に脊柱の歪みを数値で示してもどのようにしたら痛みが改善されるか実感は湧かないであろう。それよりも、練習者自らが痛みの原因を知り改善しようと意識を向けた方が治療効果は格段に高いのである。
この点、本発明である古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類は、通常の衣類に加工を施すだけで特殊な伸縮性のある素材を必要とせず安価で、練習者に腰痛・肩こり・膝の痛みの原因を容易に理解させることができ、原因を取り除こうとする動機を与えることができる。
健康法・護身法としての古武術は、東洋医学と深いつながりを持ち、西洋的スポーツとは異なる独特の姿勢・歩き方・呼吸法を有しており、すぐれた指導者に師事し長い年月をかけてその秘伝を習得しなければ効果はあがらない。忙しい現代人の生活スタイルではすぐれた指導者にめぐり合う機会は少なく、古武術師範とされる指導者に入門しても西洋的スポーツと混同して指導している場合が多くかえって腰痛や関節の痛みを引き起こしてしまうことが少なくない。
上記課題を解決するための本発明は、古武術の姿勢、歩き方、呼吸法習得衣類を指導者を含む第三者か練習者もしくは両者が身につけることにより、指導者を含む第三者が練習者の身体および動作の問題点を視覚的に指摘することができ、なおかつ練習者自身も視覚的または皮膚感覚的に身体および動作の問題点を感知でき、より速く、より効果的に、より安価に古武術の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が習得できるものである。
古武術の理想的な姿勢とは、すなわち撫肩で胸を張らず身体各部が左右対称で腰部を後背部に張り出し脊柱の胸椎と腰椎を側面から見て一直線に保ち腰をねじらない姿勢であり、西洋的スポーツからみてよしとされる姿勢は胸を張り腰椎を腹側に反らした姿勢である。
古武術の理想的な歩き方とは、すなわち理想的な姿勢を保ったまま膝の関節を軟らかく動かして身体の上下運動を抑え、左右の腕を胴体から大きく離さず腰をねじらない歩き方(なんば歩きともいう)であり、西洋的スポーツからみてよしとされる歩き方は胸を張り、膝を高く上げ左右の腕を大きく交互に振り腰をねじる歩き方(ウォーキングに代表される)である。
古武術の理想的な呼吸法とは、すなわち理想的な姿勢を保ったまま行う腹式呼吸・逆腹式呼吸であり気持ちを落ち着かせ血行をよくするため西洋医学や心理カウンセリングなどにも取り入れられている。
現代人の慢性的な身体の不具合の代表として腰痛・肩こりが挙げられる。そもそも腰痛・肩こりの原因の大半は、日常生活や労働で習慣になった脊柱の歪みである。腰椎部分の歪みが神経を圧迫して腰痛となり、それがさらに左右どちらかに偏った筋肉運動に発展し肩こりを引き起こすのである。古武術の理想的な姿勢を身につけ習慣化して脊柱の歪みを正すことができれば、大半の腰痛・肩こりは治るのである。
また、身体の問題から腰痛になる場合もある。事例1『脊柱管狭窄症』:脊柱管狭窄症は背骨の中の神経根が通っている脊柱管が何らかの原因で狭くなり神経根などが圧迫されて起こる腰痛であるが、前かがみになると痛みがやわらぐという特徴があり、古武術の理想的な姿勢を身につけ習慣化すれば痛みを解消することができる。事例2『腰椎すべり症』:脊椎分離や椎間板の老化が原因で椎骨の一つが直下の椎骨に対して腹側にすべり出す症状で、これも古武術の理想的な姿勢を身につけ習慣化すれば予防・解消することができる。事例3:『椎間板ヘルニア』:腰椎の椎骨と椎骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が老化や予想以上の圧力がかかることにより破損し神経根を圧迫し起こる腰痛であるが、これも古武術の理想的な姿勢を身につけ習慣化しておけば椎間板の腹側と背中側にかかる圧力を均等にすることができ、また重いものを持ったときなどは脊柱全体に圧力を分散することでき、発症の危険性を高い確率で抑えることができる。
さらに日常生活で不用意に身体をひねったり、スポーツなどで激しく腰をねじることにより発症する腰痛もある。『脊椎分離症』や『急性腰痛症(いわゆるギックリ腰)』などであるが、これらは古武術の理想的な歩き方を身につけ習慣化しておけば腰をねじることがなく痛みを解消・予防することができる。
現代では膝の痛みを訴える人が増えてきている。これは、膝関節の軟骨が磨り減って起こるとされており、特に硬い舗装道路を歩くことの多い都市部で生活する人に発症の確率が高いとされている。これも古武術の理想的な歩き方を身につけ習慣化しておけば膝関節の負担を軽減させ痛みを解消・予防することができる。
血行不良が多くの病気の間接的な原因とされているが、古武術の理想的な呼吸法を身につけ習慣化しておけば血行をよくし病気を解消・予防することができる。
上述のように、古武術の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を身につけ習慣化しておけば、腰痛・肩こり・膝の痛みおよび血行不良が原因の病気を解消・予防できるのであり、それはそのまま暴力や不慮の事故から身を守ることができる護身法としての古武術を飛躍的に上達させることになるのである。
これまで、腰痛・肩こり・膝の痛みの原因が脊柱の歪みであることは分かっていても、それを分かりやすく、安価に解決できるものがなかった。本発明は、着用するだけでこれまで秘伝とされてきた古武術の姿勢・歩き方・呼吸法の要訣が目に見える形で理解でき、また練習者にとって感覚的にわかりやすく短期間に習得できる衣類を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明の衣類は、第1に上体衣背面腰部に脊柱と体側の位置を示す複数の経線と、経線に直角に交わる緯線とで表す格子模様を取り付けたことを特徴とする古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類である。
第2に前記上体衣背面腰部の裏面に取り付けられた格子模様は、立体構造を有することを特徴とする上記の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類である。
第3に前記上体衣と下体衣を連結する連結部を設けたことを特徴とする上記の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類である。
第4に前記連結部は、身体の動きを必要以上に制限させないためにある程度のあそびを持たせたことを特徴とする上記の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類である。
古武術の練習中および活動中に格子模様の表す複数の方形が形を保っていれば理想的な姿勢・歩き方・呼吸法であることを表し、その反対すなわち格子模様の表す方形がひし形に歪む、皺がよるなどであれば理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れていることを表す。格子模様は、練習者もしくは指導者を含む第三者が理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を視覚のみで感知しチェックすることを目的とする場合は平面で衣類の皮膚に当接しない表面に取り付ける。こうすることにより、指導者を含む第三者は練習者に対し抽象的な言葉を用いず古武術の要訣を練習者に分かりやすく説明でき、練習者の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れた場合に指導者を含む第三者は見逃さず指摘することができるので練習者は速く、効果的に上達する。もし指導者がいなくても練習者は第三者から指摘を受けることができ安価に古武術を習得できるのである。
格子模様は、練習者が自ら理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を皮膚感覚のみで感知しチェックすることを目的とする場合は立体的な素材を用いて皮膚に当接する裏面に取り付ける。古武術の練習中および活動中に立体素材でできた格子模様が表す複数の方形が形を保ったまま皮膚に当接していれば理想的な姿勢・歩き方・呼吸法であることを表す。練習者は常に立体素材でできた格子模様を意識し、理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れた場合に速やかに改善でき、結果的に速く、効果的に、安価に古武術を習得することができる。
格子模様は、表面と裏面の両方に取り付けてもよい。
上記の効果をさらに挙げるため上体衣と下体衣を連結する連結部を設けることができる。着衣した時上体衣と下体衣の間に隙間のできやすい作務衣など衣類の場合、理想的でない腰をねじる動作をしても格子模様が表す複数の方形が形を保つことがある。上体衣と下体衣を連結する連結部を設ければ、理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れた時、連結させない場合に比べより顕著に視覚的または皮膚感覚的に感知でき、結果的に速く、効果的に、安価に古武術を習得することができる。
上体衣と下体衣を連結する連結部は、身体の動きを必要以上に制限しないためのあそび(可動許容範囲)を持たせたものがよい。なぜなら、古武術の中には腕を上げたり前屈姿勢をする動作も含まれるからである。
衣類の表面に取り付けられた格子模様は理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を視覚のみで感知することを目的としており、視覚的に分かりやすくなければならない。古武術の練習とは、ある程度の広さのある道場で行われるものであり指導者と練習者が必ずしも近距離にいるとは限らない。よって、衣類の表面に取り付けられた格子模様を表す線は、衣類の生地の色とはっきりと区別される色でなければならない。例えば、白の衣類に黒の線や黒の衣類に白の線などが好適である。また線の太さは、太すぎず細すぎず視覚的に分かりやすくなければならない。
衣類の表面に取り付けられた格子模様の表す方形は大きすぎても小さすぎても視覚的に分かりづらくなる。よって、上体衣背面腰部全体に2個から30個程度の方形を描くのが好適である。
衣類の裏面に取り付けられた格子模様は理想的な姿勢・歩き方・呼吸法を皮膚感覚のみで感知することを目的としており、皮膚感覚的に感知されやすくなければならない。よって、立体的な素材で描かれた格子模様を取り付けなければならない。例えば、発泡インクなどが挙げられる。さらに、発汗や皮膚アレルギーなどによる炎症が考えられる場合は細く線状にしたタオル生地で格子模様を描いてもよいし、衣類に圧力をかけ立体部分を設けるいわゆるエンボス加工などで格子模様を描いてもよい。また線のふとさは、太すぎず細すぎず皮膚感覚的にわかりやすくなければならない。
前記衣類の裏面に取り付けられた格子模様の表す方形は大きすぎても小さすぎても皮膚感覚的に分かりづらくなる。よって、上体衣背面腰部全体に2個から30個程度の方形を描くのが好適である。
本発明に係る古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類を着用すれば、古武術の要訣が視覚的または皮膚感覚的に分かりやすく練習でき、さらに安価に古武術の姿勢・歩き方・呼吸法が習得できるのである。
図1は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の上体衣2と下体衣3を連結させた状態である。
図2は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の上体衣2であり、連結部aボタン穴8が取り付けられている。
図3は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の下体衣3であり、連結部aボタン9が取り付けられている。
図4は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の上体衣2の裏面であり、立体構造を有する格子模様10が取り付けられ、さらに連結部aとは違う素材で作られた連結部bが取り付けられている。ここでいう立体構造とは、裏面に対して突出する構造を有するものである。突出する構造によって、皮膚に当接し練習者は常に立体素材でできた格子模様を意識し、理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れた場合に速やかに改善でき、結果的に速く、効果的に、安価に古武術を習得することができる。
図5は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の下体衣3であり、連結部aとは違う素材で作られた連結部bが取り付けられている。
図6は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の立体構造を有する格子模様10の断面図であり、発泡インク12が使用されている。
図7は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の立体構造を有する格子模様10の断面図であり、細く線状にしたタオル生地13が使用されている。
図8は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の上体衣2を着用し合気道や太極拳など古武術を実施する際の最良の姿勢・歩き方・呼吸法を表す状態である。すなわち、経線5と緯線6がともに歪まず、左右対称でかつ格子模様4が方形を保っている状態である。このことは、指導者を含む第三者は視覚的に、練習者は視覚的または皮膚感覚的に感知できる。
図9は、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の上体衣2と下体衣3を連結させ、より難度の高い条件で合気道や太極拳など古武術を実施する際の最良の姿勢・歩き方・呼吸法を表す状態である。すなわち、腰部を捻らず上体衣2の経線5と緯線6がともに歪まず、左右対称でかつ格子模様4が方形を保っている状態である。このことは、指導者を含む第三者は視覚的に、練習者は視覚的または皮膚感覚的に感知できる。
図10aは、合気道や太極拳など古武術を実施する際の最良の姿勢が崩れた状態を表している。すなわち、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の経線5と緯線6が左右不対称で格子模様4が方形を保っていない状態である。このことは、指導者を含む第三者は視覚的に、練習者は視覚的または皮膚感覚的に感知でき速やかに姿勢・歩き方・呼吸法を改善することができる。
図10bは、合気道や太極拳など古武術を実施する際の最良の姿勢が崩れた状態を表している。すなわち、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の経線5と緯線6が前方に引っ張られ格子模様4が方形を保っていない状態である。このことは、指導者を含む第三者は視覚的に、練習者は視覚的または皮膚感覚的に感知でき速やかに姿勢・歩き方・呼吸法を改善することができる。
図11は、合気道や太極拳など古武術を実施する際の最良の姿勢が崩れた状態を表している。すなわち、本発明の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類1の経線5と緯線6に皺が寄り格子模様4が方形を保っていない状態である。このことは、指導者を含む第三者は視覚的に、練習者は視覚的または皮膚感覚的に感知でき速やかに姿勢・歩き方・呼吸法を改善することができる。
さらに、本発明の衣類は、古武術の理想的な姿勢・歩き方・呼吸法をさらに効果的に行うために上体衣2と下体衣3を連結する連結部を取り付けたものである。連結部はたとえばボタンや結び紐などで、下体衣のベルト周辺の筋肉が厚く骨格に当たらないところがよい。また身体の動きを必要以上に制限させないためにある程度のあそび(可動許容範囲)を持たせたものがよい。連結部を取り付けること古武術の練習中および活動中に理想的な姿勢・歩き方・呼吸法が崩れた時、連結させない場合に比べより顕著に視覚的または皮膚感覚的に感知できる。
上記課題を解決するための手段の格子模様および上体衣と下体衣を連結させる連結部はどのような衣類に取り付けても本発明の効果を奏することができる。
1 古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類
2 上体衣
3 下体衣
4 格子模様
5 経線
6 緯線
7 連結部a
8 連結部aボタン穴
9 連結部aボタン
10 立体構造を有する格子模様
11 連結部b
12 発泡インク
13 細く線状にしたタオル生地
2 上体衣
3 下体衣
4 格子模様
5 経線
6 緯線
7 連結部a
8 連結部aボタン穴
9 連結部aボタン
10 立体構造を有する格子模様
11 連結部b
12 発泡インク
13 細く線状にしたタオル生地
Claims (4)
- 上体衣背面腰部に脊柱と体側の位置を示す複数の経線と、経線に直角に交わる緯線とで表す格子模様を取り付けたことを特徴とする古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類。
- 前記上体衣背面腰部の裏面に取り付けられた格子模様は、立体構造を有することを特徴とする請求項1記載の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類。
- 前記上体衣と下体衣を連結する連結部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類。
- 前記連結部は、身体の動きを必要以上に制限させないためのあそびを持たせたことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の古武術の姿勢・歩き方・呼吸法習得衣類。
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