JP2011242079A - ファンフィルタユニット - Google Patents

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Masafumi Matsui
雅史 松井
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Abstract

【課題】ガス状汚染物質濃度に合わせてファンモータを回転制御して、ガス状汚染物質を所定の濃度以下に抑えるファンフィルタユニットを提供する。
【解決手段】ファン2、モータ3からなるファンユニット4を箱形状のチャンバー5に内蔵し、ファンユニット4の吹出側となる下方にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタ6を配設し、本体1はファンユニット4を制御する本体制御部7を有している。本体制御部7はケミカルフィルタ6の下流側に設けたケミカルセンサー8から入力されたガス状汚染物質濃度を検出する濃度検出手段9と検出された検出濃度を受け、ファンユニット4を回転数制御する制御手段10を有し、検出濃度に合わせてファンユニット4を回転制御することでケミカルフィルタ6の通過風速を低下させ、吹出側のガス状汚染物質濃度をケミカルセンサー8の検出限界以下に抑えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、クリーンルーム、クリーンブース、クリーンベンチ或いは半導体製造装置内のような清浄空間の汚染防止、すなわち、イオン状物質、揮発性有機物等の汚染物質除去に使用されるファンフィルタユニットに関する。
従来のケミカルフィルタの破過を検知する装置は、ファンフィルタユニットとは別に設ける構成としている。
特開平11−76743号公報
このようなファンフィルタユニットとは別にケミカルフィルタの破過を検知する装置を設ける構成では、半導体製造装置内のような清浄局所空間において、ファンフィルタユニットとは別に設置場所を必要とし、また破過を検知する装置にも高価なケミカルフィルタが必要とする課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、安価で簡単な手段により、破過するまでの期間を延ばすことができるファンフィルタユニットを提供することを目的とする。
本発明のファンフィルタユニットは上記目的を達成するために、箱形状のチャンバー上部に吸込口を有し、ファンとモータからなるファンユニットを前記チャンバーに内蔵し、前記ファンユニットの下流側にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタを配設し、前記ケミカルフィルタの下流側にガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出濃度を入力して前記ファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものである。
本発明によれば、ガス状汚染物質濃度に合わせファンモータを回転制御することでガス状汚染物質がない空間を得ることができるという効果のあるファンフィルタユニットを得られる。
本発明の実施の形態1の概略構成図 同実施の形態1のブロック回路図 同実施の形態2のブロック回路図 同実施の形態3のブロック回路図 同実施の形態4のブロック回路図
本発明の請求項1記載の発明は、箱形状のチャンバー上部に吸込口を有し、ファンとモータからなるファンユニットを前記チャンバーに内蔵し、前記ファンユニットの下流側にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタを配設し、前記ケミカルフィルタの下流側にガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出濃度を入力して前記ファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものであり、ガス状汚染物質濃度に合わせファンモータを回転制御することで、ガス状汚染物質を所定の濃度以下に抑えた空間を得ることができるという作用を有する。
本発明の請求項2記載の発明は、ケミカルフィルタの上流側と下流側ともにガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された上流濃度と下流濃度を入力してファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものであり、上流のガス状汚染物質濃度を監視し、下流のガス状汚染物質濃度に合わせファンモータを回転制御することで、上流濃度が低い場合に無駄にケミカルフィルタを劣化させないという作用を有する。
本発明の請求項3記載の発明は、箱形状のチャンバー上部に吸込口を有し、ファンとモータからなるファンユニットを前記チャンバーに内蔵し、前記ファンユニットの下流側にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタをケミカル成分毎に多段層に配設し、前記ケミカルフィルタの各段の下流側にガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出濃度を入力して前記ファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものであり、各段のケミカル成分毎のガス状汚染物質濃度に合わせファンモータを回転制御することで、ガス状汚染物質を所定の濃度以下に抑えた空間を得ることができるという作用を有する。
本発明の請求項4記載の発明は、多段層であるケミカルフィルタの各段の上流側と下流側ともにガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された上流濃度と下流濃度を入力してファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものであり、上流のガス状汚染物質濃度を監視し、各段下流のケミカル成分毎のガス状汚染物質濃度に合わせファンモータを回転制御することで、上流濃度が低い場合に無駄にケミカルフィルタを劣化させないという作用を有する。
本発明の請求項5記載の発明は、検出手段により検出された濃度により回転制御されたファンモータの回転数から、ケミカルフィルタの破過により交換時期を検知するとしたものであり、ファンモータの回転数からケミカルフィルタの破過によるケミカルフィルタの交換時期を検知できるという作用を有する。
本発明の請求項6記載の発明は、ケミカルフィルタの下流側に風速を検知する風速センサーを備え、検出手段の検出濃度を入力して、前記風速センサーにて検知された風速が最適になるよう回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うとしたものであり、ガス状汚染物質がない空間であり、清浄空間としても所定の風速となる回転数を得るという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本発明の第1の実施の形態によるファンフィルタユニットの本体1は、ファン2、モータ3からなるファンユニット4を箱形状のチャンバー5に内蔵している。ファンユニット4の吹出側となる下方には、ガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタ6を配設している。また、本体1はファンユニット4を制御する本体制御部7を有している。ケミカルフィルタ6の下流側には、例えばアンモニアガスを検出するアンモニアガスモニタなどのケミカルセンサー8が設けられている。本体制御部7は、このケミカルセンサー8から入力されたガス状汚染物質濃度を検出する濃度検出手段9と、検出された検出濃度を受け、ファンユニット4を回転数制御する制御手段10を有している。
上記構成において、ケミカルセンサー8と濃度検出手段9で検出されたガス状汚染物質濃度に合わせてファンユニット4の回転制御を行う。これにより、ケミカルフィルタ6の通過風速を低下させ、通過風速に含まれるガス状汚染物質とケミカルフィルタ6が接する時間を長くすることになる。従って、吹出側のガス状汚染物質濃度をケミカルセンサー8の検出限界以下に抑えることができる。
また、ケミカルフィルタ6をケミカル成分毎に多段層に配設し、ケミカルフィルタ6の各段の下流側にあるケミカルセンサー8と濃度検出手段9とで検出された検出濃度を受け、ファンユニット4を回転制御する制御手段10を有することにより、各段のケミカル成分毎のガス状汚染物質濃度に合わせファンユニット4を回転制御することで各ケミカル成分の全てがガス状汚染物質を検出限界以下に抑えることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。図3に示すように、本発明の第2の実施の形態による、本体制御部7はケミカルフィルタ6の上流側と下流側それぞれにあるケミカルセンサー8と濃度検出手段9とで検出された検出濃度を比較し、ファンユニット4を回転数制御する制御手段10を有している。
上記構成において、上流のガス状汚染物質濃度を監視し、下流のガス状汚染物質濃度にあわせファンユニット4を回転制御することで、ケミカルフィルタ6の通過風速を低下させ、ガス状汚染物質濃度をケミカルセンサー8の検出限界以下に抑える。さらに、上流のガス状汚染物質濃度が低下しているときは、ファンユニット4を回転制御して風速をあげ、風速を低下しすぎないことにより、ケミカルフィルタ6を無駄に劣化させないことができる。
またケミカルフィルタ6をケミカル成分毎に多段層に配設し、ケミカルフィルタ6の上流側と下流側それぞれにあるケミカルセンサー8と濃度検出手段9とで検出された検出濃度を比較し、ファンユニット4を回転制御する制御手段10を有することにより、上流のガス状汚染物質濃度を監視し、下流のガス状汚染物質濃度にあわせファンユニット4を回転制御することで、ケミカルフィルタ6の通過風速を低下させ、各ケミカル成分全てにおいて、ガス状汚染物質濃度をケミカルセンサー8の検出限界以下に抑え、さらに上流のガス状汚染物質濃度が低下しているときは、ファンユニット4を回転制御することで、風速をあげることで、風速を低下しすぎないことにより、ケミカルフィルタ6を無駄に劣化させないことができる。
(実施の形態3)
実施の形態1と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。図4に示すように、本発明の第3の実施の形態による本体制御部7はケミカルフィルタ6の下流側にあるケミカルセンサー8と濃度検出手段9とで検出された検出濃度を受け、ファンユニット4を回転数制御する制御手段10を有し、回転数からケミカルフィルタ6の破過を判定する判定手段13と表示する表示手段12を有している。
上記構成において、ガス状汚染物質濃度に合わせファンユニット4を回転制御することでケミカルフィルタ6の通過風速を低下させ、ガス状汚染物質濃度をケミカルセンサー8の検出限界以下に抑えており、ケミカルフィルタ6の通過風速を低下させるため回転数を低下させており、回転数が停止に至ることで、ケミカルフィルタ6が破過したことを検知し表示することができる。
また、回転数の停止をケミカルフィルタ6の破過としてが、回転数は使用環境に合わせた任意の設定でもよい。
(実施の形態4)
実施の形態1と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。図5に示すように、本発明の第3の実施の形態による本体制御部7はケミカルフィルタ6の下流側にあるケミカルセンサー8とその検出値を入力してガス濃度を算出する濃度検出手段9と、ケミカルフィルタ6の下流側にある風速センサー14とその検出値から吹出風速を算出する風速検知手段15を有し、検出されたガス状汚染物質濃度と検知された吹出風速を比較し、ファンユニット4を回転数制御する制御手段10を有している。
上記構成において、ガス状汚染物質濃度が検出限界以下に抑えられるよう、ファンユニット4の回転数を低下させるとともに、検知された風速が気流の乱れを発生させにくいとされる0.2〜0.4m/sとなるようにすることで、ガス状汚染物質が無い空間であり、清浄空間を乱さない風速とすることができる。
風路内の状況把握るセンサーを任意(希望)位置へ配置させつつ、ファンフィルタユニット下方に一体化させることにより、ばらばらなセッティングが不要となり、半導体工場、食品工場などの清浄空間を必要とし、省施工を必要とするクリーンルームや製造装置に適用できる。
1 本体
2 ファン
3 モータ
4 ファンユニット
5 チャンバー
6 ケミカルフィルタ
7 本体制御部
8 ケミカルセンサー
9 濃度検出手段
10 制御手段
12 表示手段
13 判定手段
14 風速センサー
15 風速検知手段

Claims (6)

  1. 箱形状のチャンバー上部に吸込口を有し、ファンとモータからなるファンユニットを前記チャンバーに内蔵し、前記ファンユニットの下流側にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタを配設し、前記ケミカルフィルタの下流側にガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出濃度を入力して前記ファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うファンフィルタユニット。
  2. ケミカルフィルタの上流側と下流側ともにガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された上流濃度と下流濃度を入力してファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うファンフィルタユニット。
  3. 箱形状のチャンバー上部に吸込口を有し、ファンとモータからなるファンユニットを前記チャンバーに内蔵し、前記ファンユニットの下流側にガス状汚染物質を除去するケミカルフィルタをケミカル成分毎に多段層に配設し、前記ケミカルフィルタの各段の下流側にガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出濃度を入力して前記ファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うファンフィルタユニット。
  4. 多段層であるケミカルフィルタの各段の上流側と下流側ともにガス状汚染物質濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された上流濃度と下流濃度を入力してファンモータの回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行うファンフィルタユニット。
  5. 検出手段により検出された濃度により回転制御されたファンモータの回転数から、ケミカルフィルタの破過により交換時期を検知する請求項1から4のいずれか1項記載のファンフィルタユニット。
  6. ケミカルフィルタの下流側に風速を検知する風速センサーを備え、検出手段の検出濃度を入力して、前記風速センサーにて検知された風速が最適になるよう回転制御する制御手段を備え、前記制御手段は所定のガス状汚染物質濃度となるよう回転制御を行う請求項1から4記載のいずれか1項記載のファンフィルタユニット。
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