JP2011235475A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル列における液体の噴射特性、コストおよびスペース効率を考慮した液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】液体噴射装置(1)は、液体噴射ヘッドユニット(7)と、複数の供給路(19、25)と、加熱手段18と、を備え、前記複数の供給路は、第1群供給路19と、第2群供給路25とを有しており、前記液体噴射ヘッドユニット(7)は、前記複数のノズル列の一部である第1群ノズル列8と、前記一部以外のノズル列である第2群ノズル列13とを有しており、前記第1群供給路19は、少なくとも一部において前記加熱手段18の第1面18aと接触し、前記第1群ノズル列8に液体を供給し、前記第2群供給路25は、少なくとも一部において前記加熱手段18の前記第1面18aと異なる第2面18bと接触し、前記第2群ノズル列13に液体を供給する構成であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体を噴射するノズル列を複数有する液体噴射ヘッドと、複数の前記ノズル列に対して液体をそれぞれ供給する複数の供給路と、を備えた液体噴射装置に関する。
本願において、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録材に記録を行なうプリンター、ラインプリンター、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被液体噴射材に噴射して、前記液体を前記被液体噴射材に付着させる装置をいう。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
また、インクとして、紫外線硬化型のインク(UVインク)、高温で溶ける所謂、ホットメルトインク、顔料インク、染料インク等を挙げることができる。
従来では、特許文献1に示す如く、液体噴射装置としてのインクジェットプリンターは、液体噴射ヘッドとしてのインクジェットヘッドと、液体の一例であるインクを供給する供給路としてのマニホールドと、加熱手段であるインクヒーターと、を備えていた。このうち、前記インクジェットヘッドには、インクを吐出するヘッドチップが設けられていた。また、前記マニホールドは、外部からインクを前記ヘッドチップに導くことができるように設けられていた。またさらに、前記インクヒーターは、複数設けられており、前記マニホールドを介して前記マニホールド内部のインクを加熱することができるように設けられていた。
特開2005−81597号公報
しかしながら、一の前記マニホールドに対して複数の前記インクヒーターが設けられており、該複数のインクヒーターが、前記一のマニホールド内部のインクを加熱する構成であった。ここで、前記複数のインクヒーター間において、温度差が生じる虞がある。係る場合、前記マニホールド内部のインクの温度にバラツキが生じる。また、前記インクヒーターを複数設けているため、コスト高となる。またさらに、スペース効率を考慮したものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、ノズル列における液体の噴射特性、コストおよびスペース効率を考慮した液体噴射装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の液体噴射装置は、液体を噴射するノズル列を複数有する液体噴射ヘッドユニットと、複数の前記ノズル列に対して液体をそれぞれ供給する複数の供給路と、該複数の供給路を加熱する加熱手段と、を備え、前記複数の供給路は、第1群供給路と、第2群供給路とを有しており、前記液体噴射ヘッドユニットは、前記複数のノズル列の一部である第1群ノズル列と、前記一部以外のノズル列である第2群ノズル列とを有しており、前記第1群供給路は、少なくとも一部において前記加熱手段の第1面と接触し、前記第1群ノズル列に液体を供給し、前記第2群供給路は、少なくとも一部において前記加熱手段の前記第1面と異なる第2面と接触し、前記第2群ノズル列に液体を供給する構成であることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、一の前記加熱手段によって加熱するので、各供給路内の液体の温度差を、複数の加熱手段と接している構成と比較して、小さくすることができる。具体的には、第1群供給路内の液体の温度と、第2群供給路内の液体の温度との差を小さくすることができる。
また、前記複数のノズル列の半分を前記第1群ノズル列、残りの半分を前記第2群ノズル列とすることが可能である。係る場合、第1群供給路内の液体の温度と、第2群供給路内の液体の温度との差を、より小さくすることができる。
その結果、前記ノズル列における噴射特性を安定させることができる。
また、複数の加熱手段と接している構成と比較して、コストを低減することができる。さらに、スペース効率を上げることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記液体噴射ヘッドユニットには、前記加熱手段における前記第1面側および前記第2面側の両側のそれぞれにおいて、複数の液体噴射ヘッドが設けられており、該複数の液体噴射ヘッドは、被液体噴射媒体が送られる送り方向において二つの位置で、かつ、液体噴射媒体の幅方向において二以上の位置で、互い違いとなる関係で配列されており、前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列は、被液体噴射媒体の幅方向に同じノズル間隔でそれぞれ延設されており、前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列の一方のノズルが他方のノズル間に位置するように、幅方向にずれて配設されている構成であることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、液体噴射の幅方向における解像度を、各ノズル列におけるノズル間隔の2倍にすることができる。これにより、被液体噴射媒体の品質を向上させることができる。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記加熱手段は、板状に形成されており、前記第2面は、前記第1面と反対側の面であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、前記加熱手段を板状に形成することにより、よりスペース効率を上げることができる。また、板状に形成することにより、前記第1面の温度と前記第2面の温度との差を略無にすることができる。その結果、第1群供給路内の液体の温度と、第2群供給路内の液体の温度との差を、より一層小さくすることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記第1群供給路によって供給される液体と、前記第2群供給路によって供給される液体とが、同種の液体である構成であることを特徴とする。
ここで、「同種」とは、液体中の主な成分が同じであることにより、特性が同じであることをいう。具体的に、「同種の液体」とは、温度と粘性との関係が同じであるものをいう。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、液体の種類によって加熱条件が異なる場合でも、同種の液体については同一条件で加熱することができる。即ち、一の前記液体噴射ヘッドユニットでは、一種類の液体を噴射する構成である。従って、一の前記液体噴射ヘッドユニット内の液体噴射の精度バラツキを低減することができる。
尚、複数の種類の液体を噴射する場合、前記液体噴射ヘッドユニットを複数設けることにより、実行することができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記第1群供給路は、第1基幹路と、該第1基幹路から枝分かれし、幅方向に並列に配設された複数の流路と、を有しており、同様に、前記第2群供給路は、第2基幹路と、該第2基幹路から枝分かれし、幅方向に並列に配設された複数の流路と、を有しており、前記第1群供給路の前記複数の流路および前記第2群供給路の前記複数の流路の少なくとも一部は、前記加熱手段と接触しており、流路の下流側へ向かって左右の一方へ曲がった後に他方へ曲がって形成されている構成であることを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記流路を比較的長くすることができ、長くした分、液体の温度を安定させることができる。
また、前記流路を「S」字形状にすることができる。これにより、幅方向において前記加熱手段内における温度バラツキがあった場合であっても、該温度バラツキが、前記流路内の液体の温度のバラツキに影響する虞を小さくすることができる。また、複数の流路間の長さの差を小さくすることができる。これにより、複数の流路間の液体の温度差も小さくすることができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記加熱手段の前記第1面側における前記第1群供給路の前記複数の流路の形状と、前記第2面側における前記第2群供給路の前記複数の流路の形状との関係は、前記加熱手段の前記第1面から前記第2面へ向かって透かしてみた場合、幅方向左右対称となる関係であることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、第5の態様と同様の作用効果に加え、液体噴射状態を幅方向において安定させることができる。
例えば、仮に加熱手段内における幅方向一端側の温度が他端側の温度より低かった場合、前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列の一方において、液体噴射状態が低下する虞がある。係る場合であっても、前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列の他方において、液体噴射状態を維持することができるので、その分、前記液体噴射ヘッドユニット全体として液体噴射状態を安定させることができる。
本発明に係るプリンターの概略を示す側面図。 本発明に係る記録ヘッドユニットの概略を示す斜視図。 (A)(B)は本発明に係る記録ヘッドユニットを示す平面図および底面図。 本発明に係る記録ヘッドユニットを示す側面図。 (A)(B)は記録ヘッドユニットを示す正面図および正面透視図。 本発明に係る記録ヘッドユニットのノズル列の位置を示す拡大底面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の一例であるプリンターの概略を示す側面図である。
図1に示す如く、プリンター1は、媒体送り手段2と、記録部5と、排出手段の一例である巻き取り手段31と、を備えている。このうち、媒体送り手段2は、被記録媒体および被送り媒体の一例であるロール紙Pを送り方向下流側へ送ることができるように設けられている。具体的には、ロール状に巻かれたロール紙Pを解いて送り方向下流側へ送り出す送り出し手段3を有している。また、解かれたロール紙Pは、送りローラー対4によってさらに下流側の記録部5へ送られるように構成されている。
また、記録部5は、媒体送り手段2より下流側において、ロール紙Pに対してインクを吐出して記録を実行することができるように設けられている。具体的には、記録部5は、記録ヘッドユニット7と、媒体支持部6と、を備えている。このうち、記録ヘッドユニット7は、ロール紙Pの幅方向Xに延設されている。
またさらに、記録ヘッドユニット7は、第1群ノズル列8と、第2群ノズル列13と、加熱手段18と、を備えている。このうち、第1群ノズル列8および第2群ノズル列13は、記録ヘッドユニット7における媒体支持部6と対向する面に形成されており、インクを吐出することができるように構成されている。また、加熱手段18は、詳しくは後述するように、供給されるインクを加熱することができるように設けられている。またさらに、媒体支持部6は、ロール紙Pを支持し、ロール紙Pと記録ヘッドユニット7との間の距離を所定の距離に保つことができるように設けられている。
また、巻き取り手段31は、記録部5より下流側において、記録されたロール紙Pを巻き取ることができるように設けられている。
尚、X軸方向は、ロール紙Pの幅方向である。また、Y軸の矢印方向は、ロール紙Pが送られる送り方向である。またさらに、Z軸方向は、記録ヘッドユニット7と、媒体支持部6とが対向する方向である。
続いて、記録ヘッドユニット7についてより詳しく説明する。
図2に示すのは、本発明に係る記録ヘッドユニットの概略を示す斜視図である。また、図3(A)(B)に示すのは、本発明に係る記録ヘッドユニットを示す平面図および底面図である。このうち、図3(A)は平面図である。一方、図3(B)は底面図である。またさらに、図4に示すのは、本発明に係る記録ヘッドユニットを示す側面図である。また、図5(A)(B)に示すのは、記録ヘッドユニットを示す正面図および正面透視図である。このうち、図5(A)は送り方向下流側から上流側へ向かってみた正面図である。一方、図5(B)は正面透視図である。尚、図5(B)において第5枝流路〜第8枝流路についての理解を容易にするために、第1枝流路〜第4枝流路の図示は省略する。
図2〜図5(A)(B)に示す如く、記録ヘッドユニット7は、第1記録ヘッド9〜第8記録ヘッド17と、加熱手段18と、第1群供給路19と、第2群供給路25と、を有している。このうち、第1記録ヘッド9〜第4記録ヘッド12は、加熱手段18より送り方向下流側に設けられている。また、X軸の矢印方向上流側から下流側へ向かって順に、第1記録ヘッド9、第2記録ヘッド10、第3記録ヘッド11、第4記録ヘッド12となり、さらに、送り方向上流側および下流側の互い違いとなるように配列されている。即ち、第1記録ヘッド9および第3記録ヘッド11は、送り方向Yにおいて、第2記録ヘッド10および第4記録ヘッド12に対してずれた位置に設けられている。所謂、千鳥配置である。本実施例では、第1記録ヘッド9および第3記録ヘッド11は、第2記録ヘッド10および第4記録ヘッド12より送り方向下流側に設けられている。
また、第5記録ヘッド14〜第8記録ヘッド17は、加熱手段18より送り方向上流側に設けられている。そして、第1記録ヘッド9〜第4記録ヘッド12と同様に、X軸の矢印方向上流側から下流側へ向かって順に、第5記録ヘッド14、第6記録ヘッド15、第7記録ヘッド16、第8記録ヘッド17となり、さらに、送り方向上流側および下流側の互い違いとなるように配列されている。
またさらに、第1記録ヘッド9〜第8記録ヘッド17における媒体支持部6と対向する側には、第1ノズル列9a〜第8ノズル列17aがそれぞれ設けられている。また、第1ノズル列9a〜第8ノズル列17aは、幅方向Xに延設されている。
尚、本実施例において、記録ヘッドの数を八つに構成したが、これに限られるものではない。数を増減することができるのは勿論である。そして、数の増減に伴い、ノズル列の数を増減することは言うまでもない。
また、図示しないインクカートリッジから第1の供給路(図示せず)によってメインタンク(図示せず)へインクが供給され、さらに、メインタンクから第2の供給路(図示せず)によってサブタンク(図示せず)へインクが供給されるように構成されている。そして、サブタンクと接続された第3の供給路(図示せず)から第1群供給路19および第2群供給路25へ分岐するように設けられている。
このうち、第1群供給路19は、第1群ノズル列8にインクを供給することができるように設けられている。同様に、第2群供給路25は、第2群ノズル列13にインクを供給することができるように設けられている。
ここで、第1群ノズル列8とは、複数のノズル列のうちの一部のノズル列をいう。一方、第2群ノズル列13とは、前記複数のノズル列のうちの前記一部を除く残りのノズル列をいう。
本実施例において、第1群ノズル列8は、第1ノズル列9a〜第4ノズル列12aである。一方、第2群ノズル列13は、第5ノズル列14a〜第8ノズル列17aである。
そして、第1群供給路19の少なくとも一部は、幅方向Xに延びた板状に形成された加熱手段18の送り方向下流側の面である第1面18aと接触するように構成されている。同様に、第2群供給路25の少なくとも一部は、加熱手段18の送り方向上流側の面である第2面18bと接触するように構成されている。即ち、一の加熱手段18が、第1群供給路19および第2群供給路25の複数の供給路を加熱する構成である。
従って、第1群供給路19および第2群供給路25に対して、同じように加熱することができる。その結果、第1群供給路19を通過するインクの温度と、第2群供給路25を通過するインクの温度との差を略無にすることができる。
尚、本実施例では、一に加熱手段18に対して、第1群供給路19および第2群供給路25の二つの群の供給路が接触する構成としたが、三つ以上の群の供給路が接触する構成としてもよい。係る場合も同様の作用効果を得ることができるからである。
続いて、第1群供給路19および第2群供給路25の構成について、具体的に詳しく説明する。
第1群供給路19は、第1基幹路20と、第1枝流路21〜第4枝流路24と、を有している。このうち、第1基幹路20は、前記第3の供給路と接続されている。また、第1枝流路21〜第4枝流路24は、第1基幹路20から枝分かれし、それぞれ、第1記録ヘッド9〜第4記録ヘッド12と接続されている(図3(A)参照)。
言い換えると、同種の液体としての同色のインクを、それぞれ、第1ノズル列9a〜第4ノズル列12aへ供給することができるように設けられている。そして、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部は、加熱手段18の第1面18aと接触している。さらに、該接触している第1枝流路21〜第4枝流路24の一部は、幅方向Xに並んで配置されており、インクが供給される方向に向かって左右の一方に曲がった後に、他方へ曲がって形成されている(図5(A)参照)。所謂、「S」字形状である(逆向きの「S」でもよい)。
これにより、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部と、加熱手段18の第1面18aとの接触面積を、流路を曲げていない構成と比較して、大きくすることができる。従って、加熱手段18による作用効果を高めることができる。具体的には、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部を通過するインクの温度を所定の温度まで高めて、該所定の温度で安定させることができる。
また、「S」字形状にすることにより、第1枝流路21〜第4枝流路24の長さを略同じにすることができる。即ち、第1枝流路21〜第4枝流路24の長さの差を、略無にすることができる。従って、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部を通過するインクの温度のバラツキを低減することができる。
またさらに、「S」字形状にすることにより、加熱手段18における幅方向Xの温度ムラの影響を小さくすることができる。具体的には、第1枝流路21〜第4枝流路24は、加熱手段18におけるX軸の矢印の上流側および下流側の両側に幅広く接触することができる。
例えば、加熱手段18におけるX軸の矢印の上流側の温度が下流側の温度より低くなっているような温度バラツキがあった場合を考える。係る場合であっても、前述したように、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部が、それぞれ同じように加熱手段18におけるX軸の矢印の下流側と接触している。従って、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部を通過するインクの温度を、所定の温度に限りなく近づけることができる。
このように、第1枝流路21〜第4枝流路24の一部を通過するインクの温度のバラツキを小さくすることによって、第1記録ヘッド9〜第4記録ヘッド12におけるインク吐出の状態のバラツキを小さくすることができる。即ち、各記録ヘッドにおけるインクの温度の差によるインク吐出の状態の差を無くすことができる。
第2群供給路25は、第1群供給路19と同様に、第2基幹路26と、第5枝流路27〜第8枝流路30と、を有している。このうち、第2基幹路26は、前記第3の供給路と接続されている。また、第5枝流路27〜第8枝流路30は、第2基幹路26から枝分かれし、それぞれ、第5記録ヘッド14〜第8記録ヘッド17と接続されている(図3(A)参照)。
そして、第5枝流路27〜第8枝流路30の一部は、加熱手段18の第2面18bと接触している。さらに、該接触している第5枝流路27〜第8枝流路30の一部は、幅方向Xに並んで配置されており、所謂、「S」字形状(逆向きの「S」でもよい)に形成されている。
従って、第1枝流路21〜第4枝流路24と同様に、第5枝流路27〜第8枝流路30の一部を通過するインクの温度を所定の温度まで高めて、該所定の温度で安定させることができる。
また、「S」字形状にすることにより、第5枝流路27〜第8枝流路30の長さを略同じにすることができる。そして、第5枝流路27〜第8枝流路30の一部を通過するインクの温度のバラツキを低減することができる。
またさらに、図5(B)に示す如く、第5枝流路27〜第8枝流路30は、送り方向下流側から上流側へ向かって透かしてみた場合、図5(A)に示す第1枝流路21〜第4枝流路24に対して、左右対称の関係が成立するように構成されている。これにより、記録ヘッドユニット全体として、インク吐出の状態を安定させることができる。
例えば、加熱手段18におけるX軸およびZ軸方向において温度バラツキがあった場合を考える。ここで、Z軸方向は、記録ヘッドユニット7と媒体支持部6とが対向する方向(鉛直方向)である。
係る場合であっても、第5枝流路27〜第8枝流路30は、X−Z座標において、第1枝流路21〜第4枝流路24と異なるように、加熱手段18と接触する。従って、仮に、第1記録ヘッド9におけるインク吐出が不調であった場合において、第5記録ヘッド14におけるインク吐出も不調になる虞を低減することができる。
即ち、幅方向Xにおいて同じ位置に配置されている第1記録ヘッド9および第5記録ヘッド14の少なくとも一方のインク吐出の特性を維持することができる。そして、両方のインク吐出の特性が不調になることを防止することができる。第2記録ヘッド10〜第4記録ヘッド12、第6記録ヘッド15〜第8記録ヘッド17についても同様である。
以上、説明したように、一の加熱手段18に対して第1群供給路19および第2群供給路25の複数の供給路が接触する構成は、特に、本実施例のような、同種の液体としての同色のインクを、第1群ノズル列8および第2群ノズル列13から吐出する構成である場合に有効である。
尚、本実施例において、第1枝流路〜第8枝流路におけるZ軸方向上方の位置である高さは、同じに構成されている。高さを揃えることによって、液体に作用する水圧を等しくし、インク吐出の条件を揃えることができるからである。また、第1枝流路〜第4枝流路における第1基幹路から枝分かれして上方へインクが流れる箇所を、加熱手段が加熱するように構成されている。これは、液体は温められると、上方へ移動する所謂、熱対流を妨げないようにするためである。ここで、仮に、インクが下方へ流れる箇所を、加熱したとすると、インクの流れを妨げる虞が生じる。本実施例では、そのような虞はない。
図6に示すのは、本発明に係る記録ヘッドユニットのノズル列の位置を示す拡大底面図である。
図6に示す如く、第1ノズル列9a〜第8ノズル列17aにおける幅方向Xのノズル間隔(ピッチ)Lは、全て同じである。そして、送り方向Yにおいて位置が異なる第1ノズル列9aと、第4ノズル列12aとがロール紙Pに対して送り方向Yにおいて同じ位置に対してインクを吐出するように構成されている。第2ノズル列10a〜第4ノズル列12aと、第6ノズル列15a〜第8ノズル列17aとについても同様である。即ち、第1ノズル列9a〜第8ノズル列17aが、インクを吐出して幅方向Xに延びた線Sを描くように構成されている。
ここで、第5ノズル列14aは、第1ノズル列9aの位置に対して幅方向Xにおいてノズル間隔(ピッチ)Lの半分の長さL/2だけずれた位置に設けられている。所謂、半ピッチずれの配置関係である。第2ノズル列10a〜第4ノズル列12aと、第6ノズル列15a〜第8ノズル列17aとの関係についても同様である。その結果、幅方向Xにおける解像度を一のノズル列のノズル間隔の二倍にすることができる。
尚、上記実施例において、第2群ノズル列としての第5ノズル列〜第8ノズル列のノズルの位置は、第1群ノズル列としての第1ノズル列〜第4ノズル列のノズル間の位置に位置していればよい。解像度を二倍にすることができるからである。上記実施例において、L/2だけずれた位置関係としたのは、最もきれいな仕上がりとなるからである。
また、上記実施例において、加熱手段18を板状に設けたのは、第1群供給路19と第1面18aで、第2供給路と第2面18bで接触させるためである。また、出来るだけ第1面18aと第2面18bとの間の厚みを薄くすることにより、温度ムラを小さくするためである。またさらに、「S」字状の第1枝流路21〜第8枝流路30の一部との接触面積を比較的大きくすることができるからである。
技術的思想としては、一の加熱手段18に対して複数の供給路が接触していればよい。従って、加熱手段18の形状は、板状に限られない。その他の形状であってもよいのは勿論である。
また、ロール紙Pに対して複数の色のインクを吐出するようにしたい場合、記録ヘッドユニット7を、送り方向Yにおいて複数設けることにより実現することができる。係る場合、記録ヘッドユニット毎に加熱手段18があるものとする。そして、それぞれのインク(液体)の特性に応じて、加熱手段18の温度を変える。従って、それぞれのインク(液体)に適した温度でインク(液体)を吐出することができる。特に、インク(液体)の成分が異なる場合に有効である。
インクには、紫外線硬化型のインク(UVインク)、高温で溶ける所謂、ホットメルトインク、顔料インク、染料インクが含まれる。本実施形態の構成は、このうち、特に高粘度のインクに有効である。
また、前記サブタンク、前記メインタンクおよび第1〜第8記録ヘッド内部には、インクを加熱するヒーター(図示せず)がそれぞれ設けられている。それぞれの箇所において、インクの温度を所定の温度で安定させるためである。
尚、被液体噴射媒体の一例としてロール紙を例に説明したが、これに限られるものではない。例えば、樹脂で形成されたフィルムやシートでもよい。また、必ずしもロール状に巻かれた媒体である必要はない。例えば、定型のA1サイズの用紙でもよい。さらに、用紙ではなく用紙搬送用ベルトや感光体ベルトなどの搬送時に位置合わせが必要となるウェブ状の被送り媒体に適用してもよい。
また、上記実施例では、複数の記録ヘッドを有する記録ヘッドユニットについて説明したが、記録ヘッドは一つでもよい。技術的思想としては、記録ヘッドユニットが、複数のノズル列を有する構成であればよいからである。記録ヘッドおよびノズル列がロール紙の幅方向両端まで延設されている構成でもよい。所謂、ラインヘッドである。
本実施形態の液体噴射装置の一例であるプリンター1は、液体の一例であるインクを噴射するノズル列を複数有する液体噴射ヘッドユニットとしての記録ヘッドユニット7と、複数のノズル列に対してインクをそれぞれ供給する複数の供給路としての第1群供給路19および第2群供給路25と、第1群供給路19および第2群供給路25を加熱する加熱手段18と、を備え、複数の供給路は、第1群供給路19と、第2群供給路25とを有しており、記録ヘッドユニット7は、複数のノズル列の一部である第1群ノズル列8と、前記一部以外のノズル列である第2群ノズル列13とを有しており、第1群供給路19は、少なくとも一部において加熱手段18の第1面18aと接触し、第1群ノズル列8にインクを供給し、第2群供給路25は、少なくとも一部において加熱手段18の第1面18aと異なる第2面18bと接触し、第2群ノズル列13にインクを供給する構成であることを特徴とする。
また、本実施形態において、記録ヘッドユニット7には、加熱手段18における第1面側および第2面側の両側のそれぞれにおいて、複数の液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド(9〜12、14〜17)が設けられており、該複数の記録ヘッド(9〜12、14〜17)は、被液体噴射媒体の一例であるロール紙Pが送られる送り方向Yにおいて二つの位置で、かつ、ロール紙Pの幅方向Xにおいて二以上の位置で、互い違いとなる関係で配列されており、第1群ノズル列8および第2群ノズル列13は、ロール紙Pの幅方向Xに同じノズル間隔でそれぞれ延設されており、第1群ノズル列8および第2群ノズル列13の一方のノズルが他方のノズル間に位置するように、幅方向Xにずれて配設されている構成であることを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、加熱手段18は、板状に形成されており、第2面18bは、第1面18aと反対側の面であることを特徴とする。
また、本実施形態において、第1群供給路19によって供給されるインクと、第2群供給路25によって供給されるインクとが、同種のインクである構成であることを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、第1群供給路19は、第1基幹路20と、第1基幹路20から枝分かれし、幅方向Xに並列に配設された複数の流路である第1枝流路21〜第4枝流路24と、を有しており、同様に、第2群供給路25は、第2基幹路26と、第2基幹路26から枝分かれし、幅方向Xに並列に配設された複数の流路である第5枝流路27〜第8枝流路30と、を有しており、第1枝流路21〜第4枝流路24および第5枝流路27〜第8枝流路30の少なくとも一部は、加熱手段18と接触しており、流路の下流側へ向かって左右の一方へ曲がった後に他方へ曲がって形成されている構成であることを特徴とする。
また、本実施形態において、加熱手段18の第1面側における第1群供給路19の複数の流路である第1枝流路21〜第4枝流路24の形状と、第2面側における第2群供給路25の複数の流路である第5枝流路27〜第8枝流路30の形状との関係は、加熱手段18の第1面18aから第2面18bへ向かって透かしてみた場合、幅方向左右対称となる関係であることを特徴とする。
[他の実施形態]
上記実施形態では、一の記録ヘッドに一のノズル列を設けたが、他の実施形態では、一の記録ヘッドに、複数のノズル列を設けてもよい。そして、一の記録ヘッドにおける複数のノズル列間を半ピッチずれの配置関係としてもよい。係る場合、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1 プリンター、2 媒体送り手段、3 送り出し手段、4 送りローラー対、
5 記録部、6 媒体支持部、7 記録ヘッドユニット、8 第1群ノズル列、
9 第1記録ヘッド、9a 第1ノズル列、10 第2記録ヘッド、
10a 第2ノズル列、11 第3記録ヘッド、11a 第3ノズル列、
12 第4記録ヘッド、12a 第4ノズル列、13 第2群ノズル列、
14 第5記録ヘッド、14a 第5ノズル列、15 第6記録ヘッド、
15a 第6ノズル列、16 第7記録ヘッド、16a 第7ノズル列、
17 第8記録ヘッド、17a 第8ノズル列、18 加熱手段、18a 第1面、
18b 第2面、19 第1群供給路、20 第1基幹路、21 第1枝流路、
22 第2枝流路、23 第3枝流路、24 第4枝流路、25 第2群供給路、
26 第2基幹路、27 第5枝流路、28 第6枝流路、29 第7枝流路、
30 第8枝流路、31 巻き取り手段、L ノズル間隔、P ロール紙、S 線、
X 幅方向、Y 送り方向、Z 記録ヘッドと媒体支持部とが対向する方向(鉛直方向)

Claims (6)

  1. 液体を噴射するノズル列を複数有する液体噴射ヘッドユニットと、
    複数の前記ノズル列に対して液体をそれぞれ供給する複数の供給路と、
    該複数の供給路を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記複数の供給路は、第1群供給路と、第2群供給路とを有しており、
    前記液体噴射ヘッドユニットは、前記複数のノズル列の一部である第1群ノズル列と、前記一部以外のノズル列である第2群ノズル列とを有しており、
    前記第1群供給路は、少なくとも一部において前記加熱手段の第1面と接触し、前記第1群ノズル列に液体を供給し、
    前記第2群供給路は、少なくとも一部において前記加熱手段の前記第1面と異なる第2面と接触し、前記第2群ノズル列に液体を供給する構成である液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドユニットには、前記加熱手段における前記第1面側および前記第2面側の両側のそれぞれにおいて、複数の液体噴射ヘッドが設けられており、
    該複数の液体噴射ヘッドは、被液体噴射媒体が送られる送り方向において二つの位置で、かつ、液体噴射媒体の幅方向において二以上の位置で、互い違いとなる関係で配列されており、
    前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列は、被液体噴射媒体の幅方向に同じノズル間隔でそれぞれ延設されており、前記第1群ノズル列および前記第2群ノズル列の一方のノズルが他方のノズル間に位置するように、幅方向にずれて配設されている構成である液体噴射装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体噴射装置において、前記加熱手段は、板状に形成されており、前記第2面は、前記第1面と反対側の面である液体噴射装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記第1群供給路によって供給される液体と、前記第2群供給路によって供給される液体とが、同種の液体である構成である液体噴射装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載された液体噴射装置において、
    前記第1群供給路は、
    第1基幹路と、
    該第1基幹路から枝分かれし、幅方向に並列に配設された複数の流路と、を有しており、
    同様に、前記第2群供給路は、
    第2基幹路と、
    該第2基幹路から枝分かれし、幅方向に並列に配設された複数の流路と、を有しており、
    前記第1群供給路の前記複数の流路および前記第2群供給路の前記複数の流路の少なくとも一部は、前記加熱手段と接触しており、流路の下流側へ向かって左右の一方へ曲がった後に他方へ曲がって形成されている構成である液体噴射装置。
  6. 請求項5に記載された液体噴射装置において、前記加熱手段の前記第1面側における前記第1群供給路の前記複数の流路の形状と、前記第2面側における前記第2群供給路の前記複数の流路の形状との関係は、前記加熱手段の前記第1面から前記第2面へ向かって透かしてみた場合、幅方向左右対称となる関係である液体噴射装置。
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JP2016132226A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 コニカミノルタ株式会社 ヘッドユニット及びインクジェット記録装置
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