JP2011234184A - 情報提供通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の蛍光灯照明器の取付け器具をそのまま利用し、電力線(PLC規格)、赤外線通信(IrDA規格)を利用して照明器と利用者携帯端末装置との間の通信を容易かつ確実に行い、製作コストを安価にして実用性の高い情報提供通信システムを提供する。
【解決手段】この情報提供通信システムは、照明用発光部と赤外線発光部30を有し赤外線発光部によって通信エリア内に情報配信用赤外線を発するLED照明器11と、電力線22を含み、照明用電力を供給する電力供給システムと、照明器に対応して設けられ、電力供給システムの電力線を通して伝送されてくるデータを取り出し照明器の赤外線発光部に供給するデータ処理モジュール40と、利用者に所持されかつ赤外線受信部を備える携帯電話18から構成される。携帯電話が通信エリアに存在する時、赤外線発光部から与えられる赤外線を受信してデータを取得する。
【選択図】図3

Description

本発明は情報提供通信システムに関し、特に、直管型LED照明器等の照明器および当該照明器に電力を供給する電力線を利用して情報提供等の通信を行うものであり、駅構内等に設置された多数の照明器から旅客等の携帯電話に赤外線で情報提供(情報配信)を行う情報提供通信システムに関するものである。
LED照明器を利用した可視光通信に基づいて構成される交通案内情報処理装置および交通案内システムとして特許文献1に開示される従来技術が存する。この交通案内システム等の構成としては、利用者は可視光通信部を有する携帯端末を備え、他方、交通案内システム側ではLEDで構成されかつ可視光通信部を有する複数の送受信機とサーバとを設け、複数の送受信機の各々と携帯端末との間で可視光通信を双方向に行って利用者は位置情報等を含む案内情報を取得する。こうして、この交通案内システムによれば、例えば鉄道を利用する者が目的地までの案内を希望する場合に、当該目的地まで、利用者の希望に沿って詳細な交通案内情報が提供される。
また、可視光通信や赤外線通信を利用した照明器通信あるいは情報送信における従来技術として特許文献2,3を挙げる。特許文献1のデータ転送装置は、携帯電話からマルチアクションプリンタへの単方向通信として IrSimple 規格を利用するとき、当該通信を行う携帯電話とマルチファンクションプリンタの各々にLEDとIrDAコントローラが設けられている。特許文献3は、携帯電話等の携帯端末装置での情報送信についてIrDA規格の赤外線送受信装置について言及しており、IrDA規格に基づく赤外線を用いた情報送信装置を開示している。
特開2009−85784号公報 特開2008−53947号公報 特開2006−115121号公報
例えば鉄道交通機関において、駅構内に設置された多数の照明器(特にLED照明器)および当該照明器に電力を供給する電力供給システム(電力線等)を利用して、当該鉄道交通機関を利用しようとする旅客に対して現在位置や移動路等の案内情報等を提供する場合、現時点で現に旅客等において活用されている携帯電話等の赤外線通信(IrDA規格)をさらに積極的に活用することが望まれる。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、鉄道交通機関の駅構内施設等に設けられた既存の蛍光灯照明器の取付け器具を基本的にそのまま利用し、さらに電力線通信(PLC規格等)および赤外線通信(IrDA規格等)を利用して照明器と利用者携帯端末装置との間の通信を容易かつ確実に行い、製作コストを安価にして実用性の高い情報提供通信システムを提供することにある。
本発明に係る情報提供通信システムは、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
第1の情報提供通信システム(請求項1に対応)は、照明用発光部と赤外線発光部を有し、照明用発光部によって照明を行いかつ赤外線発光部によって通信エリア内に情報配信用赤外線を発する照明器と、交流電源と電力線を含み、照明器の照明用発光部に電力を供給する電力供給システムと、照明器に対応して設けられ、例えばPLC規格を有する、電力供給システムの電力線を通して伝送されてくるデータを取り出し照明器の赤外線発光部に供給するデータ処理モジュールと、利用者に所持されかつ赤外線受信部を備える携帯端末とから構成され、携帯端末が通信エリアに存在する時、照明器の赤外線発光部から与えられる赤外線を受信することにより、利用者はデータを取得するように構成される。
上記の情報提供通信システムでは、照明器への電力供給システムの電力線を利用してPLC規格等に基づきデータの伝送・配信を行う構成とし、かつ照明器に内蔵させた赤外線発光部により赤外線を利用してデータの配信を利用者の携帯電話等に対して行う。携帯電話は通常的に赤外線通信機能を有しているので、照明器の赤外線発光部から供給される赤外線を受けてデータを取得することが可能となる。
第2の情報提供通信システム(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、データ処理モジュール内のマイコンチップのメモリに照明器を一義的に特定するアドレスデータが保存されることを特徴とする。当該アドレスデータに基づくアドレスによって照明器の各々を特定することができ、そのため特定の照明器に対して必要なデータを配信することが可能となる。
第3の情報提供通信システム(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、電力供給システムの電力線には例えばPLC規格のアダプタを介してデータ配信コンピュータが接続され、このデータ配信コンピュータは電力線を通して照明器のデータ処理モジュールにデータを配信することを特徴とする。例えば多数の照明器が対象である場合に、データ配信コンピュータによって統括的に全ての照明器の各々のデータ処理モジュールにデータを配信することが可能となり、またアドレスを適宜に指定することにより特定の照明器のデータ処理モジュールにデータを配信することが可能となる。
第4の情報提供通信システム(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、照明器は、蛍光灯管と同形および同一構造の管型LED照明器であり、既設の蛍光灯管取付け器具に取付けられることを特徴とする。照明器を従来の蛍光灯管と同じものとすることにより、従来より設置されている照明器取付け具を利用して管型LED照明器を設置することが可能となる。
第5の情報提供通信システム(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、管型LED照明器は、両端の2本の口金端子のうち一方の端の口金端子は電力供給用として使用され、他方の端の口金端子はデータ通信用として使用されることを特徴とする。
本発明に係る情報提供通信システムによれば、例えば鉄道交通機関の駅構内の施設等に設けられた既存の多数の蛍光灯照明器の取付け器具を基本的にそのまま利用し、赤外線発光部を有して当該赤外線発光部によって通信エリア内に情報配信用赤外線を発するLED照明器等と、この照明器に電力を供給する電力供給システムと、照明器に対応して設けかつ電力線を通して伝送されるデータを取り出し赤外線発光部に供給するPLC規格のデータ処理モジュールと、利用者の赤外線受信部を備えた携帯電話等から構成するようにしたため、電力線通信(PLC規格等)および赤外線通信(IrDA規格等)を利用して照明器と利用者の携帯電話等との間の通信を容易かつ確実に行い、安価な製作コストで実用性の高い情報配信を行うことができるという効果が発揮される。
本発明に係る情報提供通信システムの利用状態を示す図である。 蛍光灯管状のLED照明器の外観形状を示す側面図である。 蛍光灯管状のLED照明器に照明用電力を供給する構成および情報を提供する構成を示す系統図である。 蛍光灯管状のLED照明器の内部構造を示す図である。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1は例えば鉄道交通機関の駅構内等で利用者(旅客等)が赤外線通信を利用してLED照明器から情報の提供を受ける状態の一例を示し、図2は蛍光灯管の形状を有したLED照明器の例を拡大して示している。
図1において、11はLED照明器であり、設置場所に対応する特定の被照明領域に対して照明光を照射している。このLED照明器11は、外観形状および電気的接続構造の点で、従来より存する既知の蛍光灯管と基本的に同じある。すなわち、従来の蛍光灯管に関して規格で決められた直径および長さの円管部材12で形成され、当該円管部材12の両端部は口金13A,13Bが設けられて当該口金13A,13Bにより封止されている。ただし、LED発光体では、蛍光灯管の内部のように放電を生じさせるために真空状態であることは必須でないので、LED照明器11の円管部材12の内部は真空になるように作られていない。円管部材12の下側部分12Aは、例えば光の拡散性を高めるポリカーボネイトで作られ、その上側部分12Bは例えばヒートシンク型のアルミ合金で作られている。当該円管部材12の内部にはLED発光体となる多数の例えば砲弾型発光ダイオードが配置されている。多数の発光ダイオードは原則的に白色光を発するように構成され、さらに赤外線を発する赤外線発光用のダイオードを備えている。なお照明用の光は白色光には限らない。両端の口金13A,13Bの構造は、従来の蛍光灯管の口金と同じであり、それぞれ外側に向かって2本の金属端子14(図2に示す)を有している。
LED照明器12は照明器取付け具15に取り付けられている。照明器取付け具15は両端にソケット15A,15Bを備えている。照明器取付け具15は、代表的に、従来より、例えば鉄道交通機関である駅等の構内において天井部16やその他の壁部等に多数設置された既知の蛍光灯用取付け具である。駅の構内は、列車が入線するプラットホームや駅店も含む。当該プラットホームの天井部16等に取り付けられた多数の蛍光灯用取付け具も利用して、本願発明のLED照明器11は装着される。図1において複数の矢印19はLED照明器11から与えられる照明用の可視光を表している。この実施形態の説明では、さらに、LED照明器11と、利用者(旅客等)17が所持する携帯端末18との間において、LED照明器11に含まれる赤外線発光部30から与えられる赤外線20に基づいて赤外線通信が行われる。赤外線発光部30は前述した通り赤外線発光用ダイオード(赤外線LED)によって構成されている。携帯端末18は好ましくは携帯電話またはこれに類似した携帯用端末装置であり、IrDA規格に基づく赤外線通信機能を有するものである。図1で携帯端末18は赤外線受光部18aを有している。現在の携帯電話では通常的にIrDA規格に基づく赤外線通信機能を有するので、以下では携帯端末18を「携帯電話18」として説明する。
携帯電話18は、赤外線発光部21Bから与えられる赤外線通信(赤外線20)を介してLED照明器11に関連する各種の情報を取得する。そして携帯電話18は、赤外線20による赤外線通信に基づいて利用者17に対して各種の情報を提供し、例えば、ホームやホーム番線の情報、階段情報、エスカレータ情報、トイレ情報、駅店情報、利用者の自律移動支援のための情報等を提供する。
本実施形態に係る情報提供通信システムでは、好ましくは、駅構内の天井部16等に取り付けられた全ての照明器(従来では蛍光灯管であったもの)は、上記の赤外線発光部30を備えたLED照明器11として構成されることを前提としている。従って、利用者17が例えば駅構内等と移動するとき、利用者17は必要性に応じて、その携帯電話18によって、駅構内の天井部16等に取り付けられた多数のLED照明器11の各々から赤外線通信により情報配信される。必要な情報は、例えばメール配信形式にて提供される。携帯電話18の赤外線受光部18aにおいてIrDA受信モードで取得された情報は、携帯電話18の表示画面等に出力される。
図3と図4を参照して、LED照明器11の内部構造および電力供給システムを説明する。
図4に示すように、LED照明器11は、その本体部分で、蛍光灯と同じ形状を有する円管部材12の内部に発光ユニット21が設けられている。本実施形態では、発光ユニット21は、照明用白色発光を行う複数の発光ダイオード(白色光LED)21Aと、赤外線を発する少なくとも1つの発光ダイオード(赤外線LED)21Bと、を備えている。ブロック21Aで示した白色光LEDおよびブロック21Bで示した赤外線LEDは複数のLED素子を集合体として示したものである。赤外線LED21Bは上記の赤外線発光部30を形成する。なお赤外線発光部30の個数を、図示例では1つとしたが、通信エリア確保に最適な個数が目的または状況に応じて任意に設定される。また本実施形態の場合には赤外線発光部30を赤外線LED21Bとして発光ユニット21の内部に設けたが、例えば赤外線発光ライトとして、LED照明器21の内部であって発光ユニット21とは別器具として設けることもできる。
図3と図4に示されるように、円管部材12の両端には口金13A,13Bが取り付けられている。2つの口金13A,13Bの各々は2本の金属端子14を有し、当該金属端子14はソケット15A,15Bの差込穴に差し込まれる。この実施形態では一例として、一方の口金13Aの金属端子14は電源接続端子(ACライン接続用端子)としての機能を持たせ、他方の口金13Bは信号接続端子(信号ライン接続用端子)としての機能を持たせている。
LED照明器11の内部の発光ユニット21の一方の2本の給電入力線25は、口金13Aの2本の金属端子14にそれぞれ接続されている。給電入力線25は、発光ユニット21内の複数の白色光LEDに対して照明用の電力を供給するための入力線であり、そのため、電源接続端子として機能する口金13Aの金属端子14に接続される。
ソケット15A,15Bを備えた上記の照明器取付け具15は、通常、駅の建物内に配線された電力線22を経由して供給される商用交流を調整する電源部23を備えている。電力線22は商用の交流電源24に接続されている。電源部23は、例えば、商用交流を所望の周波数等の交流電気に変換するインバータ回路等である。電源部23から出力される交流電気は、ソケット15Aおよび口金13Aの金属端子14を介して発光ユニット21の給電入力線25に対して供給される。給電入力線25に供給された交流電気は、さらに調整部26を経由して発光ユニット21の白色光LED21Aに供給される。
また他方の口金13Bの2本の金属端子14のうち一方が、データ処理モジュール40の出力線41に接続されている。データ処理モジュール40は、入力端42が電力線22に接続され、電力線通信およびLED照明器11の上記赤外線発光部30を利用したデータ配信を可能にするモジュールである。口金12Bにおいて、出力線41に接続された金属端子14は、LED照明器11の赤外線発光部30に電気的に接続されている。これにより、データ処理モジュール40の出力線41に出力されたデータに係る信号は、口金13Bの金属端子14を経由して赤外線発光部30(赤外線LED21B)に供給され、当該データに係る信号に基づいて発光動作が制御された赤外線発光部30(赤外線LED21B)は発光動作を行って赤外線20を出力する。赤外線発光部30に対して2〜3mの距離範囲内に存在する携帯電話18は、予め装備されている赤外線受光部18aによって赤外線20を受信することが可能となる。受信データはメール形式で提供される。これにより赤外線通信による情報配信が行われる。
図3に示された構成において、データ処理モジュール40は、図示された1つのLED照明器11に対して専用のものとして配置されている。データ処理モジュール40は、LED照明器11に関連づけられており、LED照明器11を特定することができる固有のアドレスを有している。LED照明器11については、前述の通り、駅構内等において多数のLED照明器が配備されているが、これらのLED照明器の各々(1本毎)は、LED照明器11と同様に、対応するデータ処理モジュール40を個別に備えている。データ処理モジュールの各々に割り与えられたアドレスによって多数のLED照明器を個々に識別することができる。識別の内容は、例えばLED照明器11の設置場所等である。
上記の電力線22の系統において、他の任意の箇所に、汎用のPLCアダプタ43を介してデータ配信コンピュータ44が接続されている。PLCアダプタ43は、PLC(Power Line Control)規格に基づく汎用の電力線接続ターミナルである。またデータ配信コンピュータ44は、データ処理モジュール40に対して必要なデータD1を用意しかつ送るためのコンピュータ(パーソナル・コンピュータ(PC)等)である。データD1は、メール形式で、電力線22を通して伝送され、上記のデータ処理モジュール40に供給される。
データ処理モジュール40は、カップリング部45とPLCチップ46とIrDAインターフェース部(IrDA I/F)47とVLCインターフェース部(VLC I/F)48を内蔵している。PLCチップ46は、前述したPLC(Power Line Control)規格に基づくデータ処理用マイコンのチップである。このPLCチップ46には例えばルネサス社製の「PLC Chip M16C/60」が用いられ、データ演算処理部とメモリを有している。
なお上記のPLC規格としては、一例として、米国で制定された電力線搬送通信の仕様であるHomePlug(HomePlug Powerline Allance)1.0規格が用いられる。
また上記の構成では、VLCインターフェース部48は、これはVLC(Visible Light Communication :可視光通信)の通信方式も可能にするために設けられたものであるが、必須の要素ではない。可視光通信を利用する場合には、赤外線LED21Bではなく、前述した複数の白色光LED21Aが利用されることになる。
データ処理モジュール40のPLCチップ46がデータ配信コンピュータ44から電力線22を経由して送られてくるデータD1を受ける際には、上記のカップリング部45によって、交流電力の印加を避けると共にデータのみがPLCチップ46に入力されるようにしている。PLCチップ46の上記メモリには予めアドレスデータが保存され、前述した通り特定のアドレスが割り当てられている。そのため、データ配信コンピュータ44の側から見ると、PLCチップ46すなわちデータ処理モジュール40を一義的に特定することができる。従って、データ配信コンピュータ44は、特定の1つのPLCチップ46すなわち1つのデータ処理モジュール40に対してメール形式でデータD1を送ることができる。複数のアドレスを指定すれば、任意の複数のデータ処理モジュール、あるいは全てのデータ処理モジュールに対してデータを送ることができる。
以上のごとく、図1および図3に示す通り、赤外線通信機能を備えた携帯電話18を所持した利用者17がその移動の際にLED照明器11の通信エリア内に進入した時には、携帯電話18は、LED照明器11に内蔵される赤外線発光部30(赤外線LED21B)から発する赤外線20を受信し、赤外線通信を行い、LED照明器11の設置場所に対応する各種の情報を取得する。
他方、LED照明器11は、利用者18の携帯電話18との間で必要な情報についての赤外線通信(赤外線20)を行えるように、当該必要情報を、データ配信コンピュータ44から電力線22、データ処理モジュール40を経由して配信される。なお電力線22は、LED照明器11に対して、口金13Aの2本の金属端子14に対して照明用交流電力を供給するための分岐路と、データ処理モジュール40の入力端42に対してデータ(D1)に係る信号を供給するための分岐路とを有している。データ処理モジュール40に対して供給されたデータ(D1)に係る信号は、データ処理モジュール40においてデータD1に含まれる送信先アドレスが確認された後に当該データD1のデータ内容を抽出され、IrDAインターフェース部47を経由して他方の口金13Bの1つの金属端子14に伝送される。
なお上記の実施形態の説明では、LED照明器として蛍光灯管に類似した例を説明したが、LED照明器の他の例として電球型LED照明器であっても同様に構成することができる。この場合には、電球型LED照明器は被照明用の照射範囲が略円形のスポット的に限定されるが、その意味では限定した正確な現在位置に関する情報を取得することができる。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明に係る情報提供通信システムは、鉄道交通機関等における駅構内等に配置される蛍光灯管等に類似した多数のLED照明器に赤外線通信機能を持たせ、当該LED照明器等に割り当てられたアドレスに基づき、かつ通常の携帯電話の赤外線通信機能を利用して利用者に情報を提供するのに利用することが可能である。
11 LED照明器
12 円管部材
13A,13B 口金
14 金属端子
15 照明器取付け具
15A,15B ソケット
16 天井部
17 利用者
18 携帯端末(携帯電話等)
18a 赤外線受光部
19 照明用可視光
20 赤外線
21 発光ユニット
21A 白色光LED
21B 赤外線LED
22 電力線
23 電源部
24 交流電源
25 給電入力線
30 赤外線発光部
40 データ処理モジュール
41 出力線
42 入力端
43 PLCアダプタ
44 データ配信コンピュータ
45 カップリング部
46 PLCチップ
47 IrDAインターフェース部(IrDA I/F)

Claims (5)

  1. 照明用発光部と赤外線発光部を有し、前記照明用発光部によって照明を行いかつ前記赤外線発光部によって通信エリア内に情報配信用赤外線を発する照明器と、
    交流電源と電力線を含み、前記照明器の照明用発光部に電力を供給する電力供給システムと、
    前記照明器に対応して設けられ、前記電力供給システムの前記電力線を通して伝送されてくるデータを取り出し前記照明器の前記赤外線発光部に供給するデータ処理モジュールと、
    利用者に所持されかつ赤外線受信部を備える携帯端末とから構成され、
    前記携帯端末が前記通信エリアに存在する時、前記照明器の前記赤外線発光部から与えられる前記赤外線を受信することにより、前記利用者は前記データを取得することを特徴とする情報提供通信システム。
  2. 前記データ処理モジュール内のマイコンチップのメモリに前記照明器を一義的に特定するアドレスデータが保存されることを特徴とする請求項1記載の情報提供通信システム。
  3. 前記電力供給システムの前記電力線にはアダプタを介してデータ配信コンピュータが接続され、このデータ配信コンピュータは前記電力線を通して前記照明器の前記データ処理モジュールに前記データを配信することを特徴とする請求項1または2記載の情報提供通信システム。
  4. 前記照明器は、蛍光灯管と同形および同一構造の管型LED照明器であり、既設の蛍光灯管取付け器具に取付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報提供通信システム。
  5. 前記管型LED照明器は、両端の2本の口金端子のうち一方の端の口金端子は電力供給用として使用され、他方の端の口金端子はデータ通信用として使用されることを特徴とする請求項4記載の情報提供通信システム。
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