JP2011232833A - 帳票作成装置、帳票システム、帳票作成方法およびプログラム - Google Patents

帳票作成装置、帳票システム、帳票作成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票に使用されるデータやレイアウトが更新されたときの帳票作成者や利用者の負担を軽減する。
【解決手段】データ解釈部が、帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出する。レイアウト情報取得部が、データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先からレイアウト情報を取得する。帳票データ取得部が、参照先情報が示している参照先から帳票の各項目に対応した帳票データを取得する。帳票作成部が、帳票データ取得部によって取得された帳票データを、レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する。帳票出力部が、帳票作成部により作成された帳票を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、帳票作成装置、帳票システム、帳票作成方法およびプログラムに関する。
売上伝票など各種の帳票の電子化が進んでいる。特許文献1によれば、商品の品名、数量および単価などを記述したXML形式のデータを解析することで、帳票における商品の品名、数量および単価などの配置(レイアウト)を抽出し、この抽出したレイアウトにしたがって帳票を出力する発明が記載されている。これにより、XML形式のデータをCSV形式等の中間データを経由することなく、XML形式のデータを直接読み込んで帳票を出力することが可能となるという。
特開2004−21500号公報
ところで、帳票作成者が帳票を作成するために実行すべき従来の作業工程は次の通りであった。
1)帳票作成者がWebアプリケーション等を通して帳票に含めるべき項目名や項目の内容を示すデータにアクセスする。例えば、帳票作成者がWebブラウザに表示されたデータをコピー&ペーストしたり、CSV形式のデータファイルをダウンロードしたりする。
2)帳票作成者がデータを表計算ソフトに取り込んでファイルに保存する。
3)帳票作成者がファイルを利用者に配布する。
4)利用者が必要に応じてファイルを編集する。
しかし、このような作業手順では、帳票作成者が最新のデータに基づいてファイルを再編集したときには、利用者にその旨を告知してファイルを再配布しなければならなかった。つまり、データが更新されるたびに、上記の1)ないし4)の作業手順を帳票作成者も利用者も繰り返す必要があった。これは、帳票作成者にとっても利用者にとっても非常に面倒な作業であった。また、特許文献1は、帳票に使用されるデータやレイアウトの更新時について、帳票作成者や利用者への配慮は行っていない。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。例えば、本発明は、帳票に使用されるデータやレイアウトが更新されたときの帳票作成者や利用者の負担を軽減することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
上記目的を達成するため、本発明によれば、データ解釈部が、帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出する。レイアウト情報取得部が、データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先からレイアウト情報を取得する。帳票データ取得部が、参照先情報が示している参照先から帳票の各項目に対応した帳票データを取得する。帳票作成部が、帳票データ取得部によって取得された帳票データを、レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する。帳票出力部が、帳票作成部により作成された帳票を出力する。
本発明によれば、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、帳票の各項目に対応した帳票データとが参照により情報源から取得されて帳票が更新される。よって、帳票作成者はレイアウト情報や帳票データを更新したことを利用者に通知しなくてもよくなる。レイアウト情報や帳票データが参照によって常に最新のものに自動的に更新されるため、利用者は特に意図することなく、最新の帳票を閲覧することが可能となる。
帳票システムを示した図である。 帳票作成装置や帳票情報保持装置として機能するコンピュータの一例を示した図である。 帳票作成装置の機能を示したブロック図である。 帳票作成装置が実行する処理の流れを示したフローチャートである。 帳票情報保持および帳票作成装置と帳票出力装置として機能するコンピュータの一例を示した図である。
<第一実施形態>
(システム概要)
図1は、本発明に係る帳票システム100を示した概要図である。図1には、帳票を管理する管理サーバ装置として機能する帳票情報保持装置13と、クライアント端末として機能する帳票作成装置14とが示されている。帳票情報保持装置13はネットワークを介して帳票作成装置14に接続している。帳票情報保持装置13は、帳票における各項目の実データである帳票データ12と、帳票における各項目の配置を示すレイアウト情報11とを保持している。なお、レイアウト情報11には、帳票データ12から取得する情報(例えば、操作履歴情報一週間分)を指定するための指定情報などが含まれていてもよい。項目とは、例えば、品名や単価などの実データの分類を示す。実データは、例えば、品名を表すテキストデータや単価を示す数値を示している。なお、帳票の種類によって具体的な項目が異なることはいうまでもない。例えば、クライアント端末や管理サーバの操作履歴情報を示す帳票では、項目として操作コマンド名、コマンド実行時間、実行結果などが考えられる。レイアウト情報11は、予め帳票作成者によって作成される。帳票作成者は、帳票情報保持装置13や他のコンピュータを使用して、レイアウト情報11を更新することができる。
帳票の定義を保存した帳票ファイルは、例えば、帳票作成者から帳票利用者に予め配布される帳票ファイルである。ここでは、説明の便宜上、帳票ファイルをXML形式で記述されたXMLデータ21と仮定して説明する。なお、帳票ファイルの形式は、XML形式でなくともよく、CSV形式やHTML形式であってもよい。なぜなら、本発明は、記述言語によって限定される発明ではないからである。ここでは、XMLデータ21が、後述する帳票作成アプリケーションと関連付けられた拡張子(例えば、”.EMAE”や”.A”等)を付与されるものと仮定する。XMLデータ21には、参照先情報15が含まれている。参照先情報15は、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報11の参照先(パス、アドレス、URLなどによって表現される情報源)と、帳票の各項目に対応した帳票データ12の参照先とを参照形式により表現した情報である。つまり、参照先情報15は、いわゆるリンクであってもよい。
帳票作成装置14は、XMLデータ21を解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報11と、帳票の各項目に対応した帳票データ12と、を参照により取得するための参照先情報15を抽出する。帳票作成装置14は、参照先情報15が示している参照先からレイアウト情報11と、帳票データ12とを取得する。帳票作成装置14は、帳票データ12を、レイアウト情報11にしたがって配置して帳票を作成して出力する。
(ハードウェア構成)
図2は、帳票情報保持装置13や帳票作成装置14に適用可能なコンピュータ200のハードウェア構成例を示すブロック図である。CPU51は、ROM52やRAM53に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行う。本コンピュータを帳票情報保持装置13に適用した場合、CPU51は、帳票情報保持装置13が行うものとして後述する各処理を実行する。また、本コンピュータを帳票作成装置14に適用した場合には、CPU51は、帳票作成装置14が行うものとして後述する各処理を実行する。
ROM52には、本コンピュータの設定データや、ブートプログラムなどが格納されている。RAM53は、HDD(ハードディスクドライブ)54からロードされたコンピュータプログラムやデータ、インターフェース57を介して外部から受信したデータなどを一時的に記憶するためのエリアを有する。RAM53は、CPU51が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。即ち、RAM53は、各種のエリアを適宜提供することができる。HDD54には、OS(オペレーティングシステム)や、帳票情報保持装置13や帳票作成装置14としてコンピュータ200が機能する際にCPU51が実行すべき各処理を記述したコンピュータプログラムやデータが保存されている。例えば、コンピュータ200を帳票情報保持装置13として機能させた場合、コンピュータプログラムには、帳票情報保持装置13が行うものとして後述する各処理をCPU51に実行させるためのコンピュータプログラムやスクリプトが含まれる。レイアウト情報11や帳票データ12もHDD54内に記憶して保持される。コンピュータ200を帳票作成装置14として機能させた場合、コンピュータプログラムには、帳票作成装置14が行うものとして後述する各処理をCPU51に実行させるための帳票作成アプリケーション(プログラム)が含まれる。HDD54に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU51による制御にしたがってRAM53にロードされ、CPU51による処理対象となる。
入力装置55は、例えば、キーボードやマウスなどにより構成されている。コンピュータ200の操作者は、この入力装置55を操作することで、各種の指示をCPU51に対して入力することができる。表示装置56は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU51による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。例えば、表示装置56は、作成された帳票を出力する帳票出力部として機能する。インターフェース57は、様々なインターフェースを備えている。例えば、インターフェース57は、コンピュータ200をネットワークに接続して情報を送受信するためのネットワークインターフェースや、プリンタなどを接続するためのデバイスインターフェースを含む。ネットワークインターフェースは、情報の送信部や受信部として機能する。なお、プリンタも、作成された帳票を出力する帳票出力部として機能してもよい。作成した帳票をPDFファイルなどして他のPCに送信するときは、インターフェース57が帳票の帳票出力部として機能する。CPU51と他のユニットとはバス58を介して通信する。
本実施形態では説明を簡単にするために、帳票情報保持装置13および帳票作成装置14のいずれもがコンピュータ200によって実現されるものとして説明する。もちろん、これらを実現するためのコンピュータ200の構成については図2に示した構成に限定されることはない。また、帳票情報保持装置13と帳票作成装置14とで異なる構成を有するコンピュータが適用されてもよい。
(システム構成)
図3は、帳票作成装置14の機能を示すブロック図である。XMLデータ読取部22は、帳票作成装置14のHDD54からXMLデータ21を読み取る。データ解釈部23は、XMLデータ読取部22から受け取ったXMLデータ21を解釈し、参照先情報15を抽出する。データ解釈部23は、抽出した参照先情報15を帳票データ取得部24とレイアウト情報取得部26に渡す。帳票データ取得部24は、XMLデータ21の参照先情報15によって参照されている帳票データ12を、参照先情報15にしたがって帳票情報保持装置13にアクセスして取得する。レイアウト情報取得部26は、XMLデータ21の参照先情報15によって参照されているレイアウト情報11を、参照先情報15にしたがって帳票情報保持装置13にアクセスして取得する。帳票作成部25は、帳票データ12をレイアウト情報11にしたがってレイアウトして帳票16を作成して出力する。本実施形態では、主にCPU51が帳票作成アプリケーション27を実行することで、XMLデータ読取部22、データ解釈部23、帳票データ取得部24、帳票作成部25およびレイアウト情報取得部26として機能する。帳票作成装置14は、帳票作成アプリケーション27と関連づけられた拡張子を持つXMLデータ21をHDD54に保持している。XMLデータ21は、事前に帳票作成者から利用者に対して、例:電子メール、FTP、共有フォルダ、記憶媒体などを通じて配布された帳票ファイルである。
帳票の利用者は、帳票作成装置14の入力装置55を操作してXMLデータ21を開くための指示を入力すると、CPU51がその指示にしたがって帳票作成アプリケーション27を起動する。CPU51は、帳票作成アプリケーション27にしたがって、XMLデータ21に記述されている内容を解釈し、帳票情報保持装置13から必要な帳票データ12及びレイアウト情報11を取得して帳票16を作成する。このように、XMLデータ21を利用者がコンピュータ200で開く際に、帳票作成装置14がレイアウトやデータを取得して帳票を出力する。よって、利用者は、常に最新の帳票データとレイアウトにしたがった帳票16を作成することができる。
(帳票作成装置の処理)
図4は、帳票作成装置14が実行する処理の流れを示したフローチャートである。S41で、CPU51は、利用者が入力装置55を通じて入力したXMLデータ21を開くための指示を受け付ける。S42で、CPU51は、XMLデータ21の拡張子が、帳票を作成することを示す拡張子であるかどうかを判定する。XMLデータ21の拡張子が帳票を作成することを示す拡張子でなければ(S42のNO)、CPU51は、本処理を終了し、拡張子に応じた他の処理を実行する。XMLデータ21の拡張子が、帳票を作成することを示す拡張子であれば(S42のYES)、S43に進む。
S43で、CPU51は、帳票作成アプリケーション27を起動する。S44で、CPU51は、帳票作成アプリケーション27にしたがってデータ解釈部23として機能してXMLデータ21を解釈する。S45で、CPU51は、XMLデータ21に、帳票データ12およびレイアウト情報11が含まれているかどうかを判定する。このようにCPU51は、帳票を作成するために必要となる帳票データとレイアウト情報とがすべて帳票ファイルに含まれているか否かを判定する判定部として機能する。帳票を作成するために必要となる帳票データやレイアウト情報のすべてが参照形式の情報である必要はない。すなわち、一部はXMLデータ21に含まれており、残りの一部が参照によって帳票情報保持装置13からダウンロードされてもよいのである。帳票16を作成するために必要となるすべての帳票データ12とレイアウト情報11とがXMLデータ21に含まれていれば(S45のYES)、S47に進む。一方、帳票16を作成するために必要となるすべての帳票データ12とレイアウト情報11とがXMLデータ21に含まれていなければ、すなわち、いずれかの帳票データ12とレイアウト情報11を帳票情報保持装置13から取得する必要があれば(S45のNO)、S46に進む。
S46で、CPU51は、XMLデータ21に記述されている参照先情報15にしたがって、帳票情報保持装置13にアクセスし、参照先情報15によって参照されている帳票データ12帳票とレイアウト情報11を取得する。S47で、CPU51は、帳票作成部25として機能し、XMLデータ21に記述されている帳票データや帳票レイアウト情報、帳票情報保持装置13から取得した帳票データ12やレイアウト情報11にしたがって帳票16を作成して出力する。なお、帳票作成アプリケーション27は、ダイアログボックス等を用いて帳票16の出力形式を利用者に選択させてもよい。この場合、CPU51は、利用者により選択された出力形式(例えば、”.txt”や”.xls”などのファイル形式)にて出力する。これにより、同一のXMLデータ21であっても、利用者の希望に応じた出力形式の帳票を出力することができる。
このように、帳票データ取得部24は、帳票を作成するために必要となる帳票データのうち帳票ファイルに含まれていない残りの帳票データを参照先情報が示している参照先から取得する。また。レイアウト情報取得部26は、帳票を作成するために必要となるレイアウト情報のうち帳票ファイルに含まれていない残りのレイアウト情報を参照先情報が示している参照先から取得する。そして、帳票作成部25は、帳票データ取得部によって取得された帳票データを、レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置する。さらに、帳票作成部25は、帳票ファイルから帳票データとレイアウト情報とを抽出し、帳票ファイルから抽出したレイアウト情報にしたがって、帳票ファイルから取得した帳票データを配置する。帳票データやレイアウト情報には変更の必要性が小さなデータと、更新される必要のあるデータとが存在する。よって、後者のみを参照形式としてネットワーク介して送受信することで、ネットワークトラフィックを軽減できよう。
レイアウト情報は、参照先に保持されている複数の期間にわたる帳票データのうち所定の期間を指定する指定情報を含んでもよい。例えば、帳票データ12には、1年分とか数ヶ月とかいった単位で情報が含まれていたと仮定する。しかし、帳票を作成する際にはそのすべてが必要でない場合もある。そこで、帳票の作成対象となる期間を指定する指定情報をレイアウト情報11に搭載しておいてもよい。指定情報としては、例えば、現在日時を基準とした直前の1週間分のデータの如くである。XMLデータ21が利用者のコンピュータに操作履歴を示す帳票ファイルであれば、利用者は、XMLデータ21を開くたびに、利用者の過去一週間分の行動を示した最新の週報(帳票)を出力することが可能となる。
本実施形態によれば、帳票を作成するために必要となる帳票データとレイアウト情報のすべてまたは一部を参照形式により記述しておくため、これらを更新したとしても帳票作成者はその旨を利用者に通知する必要がなくなる。レイアウト情報や帳票データが参照によって常に最新のものに自動的に更新されるため、利用者は特に意図することなく、最新の帳票を閲覧することが可能となる。よって、帳票作成者や利用者の負担が著しく軽減されよう。
帳票情報保持装置13は複数であってもよい。すなわち、レイアウト情報11や帳票データ12が複数のコンピュータに分散して記憶されていることもあるからである。これにより、帳票において表現可能な項目やデータの範囲を拡張することができる。
<第二実施形態>
本実施形態の帳票システムでは、帳票情報保持装置13が帳票データ取得部24、レイアウト情報取得部26および帳票作成部25を保持する。すなわち、本実施形態では、帳票情報保持装置13が帳票情報保持および帳票作成装置として機能し、帳票作成装置14が帳票出力装置として機能するといえよう。なお、第一実施形態と共通する事項については説明を省略する。
図5によれば、帳票作成装置14のCPU51が、データ解釈部23として機能して参照先情報15を抽出し、抽出した参照先情報15を含む帳票作成リクエストを帳票情報保持装置13に送信する。データ解釈部23は、データ解釈部により抽出された参照先情報を含む帳票作成リクエストを送信するリクエスト送信部としても機能する。
帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票データ取得部24、レイアウト情報取得部26として機能し、受信した帳票作成リクエストから抽出した参照先情報15にしたがって帳票データとレイアウト情報を取得する。帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票作成リクエストを受信するリクエスト受信部として機能する。さらに、帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票作成部25として機能し、レイアウト情報にしたがって帳票データをレイアウトして帳票16を作成し、帳票作成装置14に送信する。帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票作成部により作成された帳票を送信する帳票送信部としても機能している。
帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票作成リクエストに対する応答として受信した帳票16を表示装置56やインターフェース57から出力する。帳票情報保持装置13のCPU51は、帳票受信部としても機能する。
このように本実施形態でも、第一実施形態と同様の効果を奏することができる。また、サーバ装置である帳票情報保持装置13の負荷が増えるものの、クライアント端末である帳票作成装置14の負荷は軽減される。クライアント端末の演算能力が相対的に低い場合には、第二実施形態の利点が生かされよう。

Claims (9)

  1. 帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出するデータ解釈部と、
    前記データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先から前記レイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部と、
    前記参照先情報が示している参照先から前記帳票の各項目に対応した帳票データを取得する帳票データ取得部と、
    前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する帳票作成部と、
    前記帳票作成部により作成された帳票を出力する帳票出力部と
    を備えたことを特徴とする帳票作成装置。
  2. 前記レイアウト情報は、前記参照先に保持されている複数の期間にわたる帳票データのうち所定の期間を指定する指定情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の帳票作成装置。
  3. 前記帳票作成装置は、ネットワークを介して接続された帳票情報保持装置から、前記参照先情報にしたがって前記レイアウト情報と前記帳票データを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の帳票作成装置。
  4. 前記帳票作成部は、
    前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置するとともに、
    前記帳票ファイルから帳票データとレイアウト情報とを抽出し、前記帳票ファイルから抽出したレイアウト情報にしたがって、前記帳票ファイルから取得した帳票データを配置することによって、前記帳票を作成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の帳票作成装置。
  5. 前記帳票を作成するために必要となる帳票データとレイアウト情報とがすべて前記帳票ファイルに含まれているか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記帳票データ取得部は、前記帳票を作成するために必要となる帳票データのうち前記帳票ファイルに含まれていない残りの帳票データを前記参照先情報が示している参照先から取得し、
    前記レイアウト情報取得部は、前記帳票を作成するために必要となるレイアウト情報のうち前記帳票ファイルに含まれていない残りのレイアウト情報を前記参照先情報が示している参照先から取得することを特徴とする請求項4に記載の帳票作成装置。
  6. 帳票情報保持装置と帳票作成装置とを備えた帳票システムであって、
    前記帳票情報保持装置は、
    帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データとを予め記憶した記憶装置
    を備え、
    前記帳票作成装置は、
    帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出するデータ解釈部と、
    前記データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先である前記帳票情報保持装置から前記レイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部と、
    前記参照先情報が示している参照先である前記帳票情報保持装置から前記帳票の各項目に対応した帳票データを取得する帳票データ取得部と、
    前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する帳票作成部と、
    前記帳票作成部により作成された帳票を出力する帳票出力部と
    を備えたことを特徴とする帳票システム。
  7. 帳票情報保持および作成装置と帳票出力装置とを備えた帳票システムであって、
    前記帳票出力装置は、
    帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出するデータ解釈部と、
    前記データ解釈部により抽出された参照先情報を含む帳票作成リクエストを送信するリクエスト送信部と、
    前記帳票作成リクエストに対する応答として前記帳票情報保持および作成装置から送信されてきた帳票を受信する帳票受信部と、
    前記帳票受信部により受信した帳票を出力する帳票出力部と
    を備え、
    前記帳票情報保持および作成装置は、
    帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データとを予め記憶した記憶装置と、
    前記帳票作成リクエストを受信するリクエスト受信部と、
    前記帳票作成リクエストから抽出された参照先情報が示している参照先から前記レイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部と、
    前記参照先情報が示している参照先から前記帳票の各項目に対応した帳票データを取得する帳票データ取得部と、
    前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する帳票作成部と、
    前記帳票作成部により作成された帳票を送信する帳票送信部と
    を備えたことを特徴とする帳票システム。
  8. データ解釈部が、帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出し
    レイアウト情報取得部が、前記データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先から前記レイアウト情報を取得し、
    帳票データ取得部が、前記参照先情報が示している参照先から前記帳票の各項目に対応した帳票データを取得し、
    帳票作成部が、前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成し、
    帳票出力部が、前記帳票作成部により作成された帳票を出力することを特徴とする帳票作成方法。
  9. 帳票ファイルを解釈して、帳票における項目の配置を示すレイアウト情報と、該帳票の各項目に対応した帳票データと、を参照により取得するための参照先情報を抽出するデータ解釈部と、
    前記データ解釈部によって取得された参照先情報が示している参照先から前記レイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部と、
    前記参照先情報が示している参照先から前記帳票の各項目に対応した帳票データを取得する帳票データ取得部と、
    前記帳票データ取得部によって取得された帳票データを、前記レイアウト情報取得部によって取得されたレイアウト情報にしたがって配置して帳票を作成する帳票作成部と、
    前記帳票作成部により作成された帳票を出力する帳票出力部としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014048944A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Miroku Jyoho Service Co Ltd プログラム及び情報処理システム
JP2016001363A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 富士通株式会社 表生成方法、プログラム及び装置、並びに帳票生成方法、プログラム及び装置

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