JP2011232484A - Keyboard device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤楽器に用いられる鍵盤装置に関する。 The present invention relates to a keyboard device used for a keyboard instrument such as an electronic piano or an electronic organ.
従来、電子ピアノなどの鍵盤装置においては、特許文献1に記載されているように、並列に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の各後部にそれぞれ設けられて上下方向に撓み変形する複数の撓み部と、複数の鍵の後方にその配列方向に連続して配置され、且つ複数の撓み部の各後部がそれぞれ連結する連結支持部とを備え、これらを合成樹脂によって一体に成形した構成のものが知られている。
Conventionally, in a keyboard device such as an electronic piano, as described in
このような鍵盤装置は、連結支持部を鍵盤シャーシ上にビスによって取り付け、この連結支持部によって複数の鍵を支持した状態で鍵盤シャーシ上に配列させ、この状態で鍵が押鍵操作されると、撓み部が下側に向けて撓み変形し、この撓み部を中心として鍵が下側に押し下げられると共に、この押し下げられた鍵が撓み部の弾性復帰力によって初期位置に戻るように構成されている。 In such a keyboard device, the connection support portion is attached to the keyboard chassis with screws, and arranged on the keyboard chassis in a state where a plurality of keys are supported by the connection support portion, and the key is pressed in this state. The bent portion is bent and deformed downward, and the key is pushed down around the bent portion, and the depressed key is returned to the initial position by the elastic return force of the bent portion. Yes.
このような従来の鍵盤装置では、連結支持部を鍵盤シャーシ上に取り付けて複数の鍵を鍵盤シャーシ上に配列させた際に、隣接する複数の鍵間の隙間にばらつきが生じることがある。このような場合には、連結支持部を鍵盤シャーシに取り付けるためのビスの締付力を調整することにより、鍵を左右方向に変位させて隣接する鍵間の隙間を調整している。すなわち、ビスを強く締め付けると、そのビスの回転方向に向けて鍵が変位し、またビスの締付力を緩めると、そのビスの回転方向に向けて鍵が変位することにより、ビスの締付力によって隣接する複数の鍵間の隙間を調整している。 In such a conventional keyboard device, when the connection support portion is attached on the keyboard chassis and a plurality of keys are arranged on the keyboard chassis, there may be variations in the gaps between the adjacent keys. In such a case, by adjusting the tightening force of a screw for attaching the connection support portion to the keyboard chassis, the key is displaced in the left-right direction to adjust the gap between adjacent keys. That is, if the screw is tightened strongly, the key will be displaced in the direction of rotation of the screw, and if the tightening force of the screw is loosened, the key will be displaced in the direction of rotation of the screw. The gap between adjacent keys is adjusted by force.
しかしながら、このように隣接する鍵間の隙間をビスの締付力によって調整するためには、ビスを微妙に締め付けなければならないため、ビスの締付作業が難しく、調整作業に時間がかかるばかりか、経験を必要とするため、調整作業が面倒であり、隣接する鍵間の隙間を簡単に調整することができないという問題がある。特に、連結支持部を鍵盤シャーシに取り付けるためのビスは、複数の鍵にそれぞれ対応して設けられている訳ではなく、鍵の所定間隔ごとに設けられているため、隣接する鍵間の隙間を調整する作業は、一層、難しくなる。 However, in order to adjust the gap between adjacent keys with the screw tightening force in this way, the screw must be delicately tightened, which makes it difficult to tighten the screw and requires time for adjustment. Since this requires experience, the adjustment work is troublesome and there is a problem that the gap between adjacent keys cannot be easily adjusted. In particular, the screws for attaching the connection support part to the keyboard chassis are not provided for each of a plurality of keys, but are provided at predetermined intervals of the keys, so that there is a gap between adjacent keys. The adjustment work becomes even more difficult.
この発明が解決しようとする課題は、簡単に隣接する鍵間の隙間を各鍵ごとに個別に調整することができる鍵盤装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a keyboard device that can easily adjust the gap between adjacent keys individually for each key.
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、並列に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の各後部にそれぞれ設けられ、押鍵操作に応じてヒンジとして上下方向に撓み変形する複数の撓み部と、前記複数の鍵の後方にその配列方向に連続して配置され、前記複数の撓み部がそれぞれ連結される連結支持部と、前記複数の鍵と前記連結支持部との間にそれぞれ変形可能に設けられ、隣接する前記複数の鍵の隙間をそれぞれ変形によって調整するための複数の隙間調整部と、を備えていることを特徴とする鍵盤装置である。
In order to solve the above problems, the present invention includes the following components.
The invention according to
請求項2に記載の発明は、前記隙間調整部が、上下方向に変形して前記鍵を前記撓み部と共にほぼ水平方向に変位させる変形部であることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、前記変形部が、前記鍵の長手方向に沿って複数個ずつ設けられていることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置である。 A third aspect of the present invention is the keyboard device according to the second aspect, wherein a plurality of the deforming portions are provided along the longitudinal direction of the key.
請求項4に記載の発明は、前記変形部が、前記撓み部における前記鍵の配列方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の鍵盤装置である。
The invention according to
この発明によれば、並列に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の各後部にそれぞれ設けられた複数の撓み部がそれぞれ連結される連結支持部との間に、それぞれ変形可能に設けられた複数の隙間調整部を変形させるだけの簡単な作業で、隣接する複数の鍵の間隔を各鍵ごとに個別に調整することができる。 According to the present invention, a plurality of keys arranged in parallel and a connection support portion to which a plurality of flexure portions respectively provided at the rear portions of the plurality of keys are respectively connected are deformably provided. The interval between a plurality of adjacent keys can be individually adjusted for each key by a simple operation of simply deforming the plurality of gap adjustment units.
(実施形態1)
以下、図1〜図9を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態1について説明する。
この鍵盤装置は、図1および図2に示すように、第1の白鍵ユニット1と、第2の白鍵ユニット2と、黒鍵ユニット3とを備えている。
(Embodiment 1)
Hereinafter, a first embodiment of a keyboard apparatus to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS.
As shown in FIGS. 1 and 2, the keyboard device includes a first
第1の白鍵ユニット1は複数の白鍵4(D、F、Aの各鍵)を有しており、第2の白鍵ユニット2は複数の白鍵5(C、E、G、Bの各鍵)を有している。また、黒鍵ユニット3は複数の黒鍵6(C#、D#、F#、G#、A#の各鍵)を有している。これら第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各鍵4、5および黒鍵ユニット3の各鍵6は、音階順に並列に配列されている。
The first
この場合、第1の白鍵ユニット1は、図3(a)および図3(b)に示すように、複数の白鍵4(D、F、Aの各鍵)の各後端部(図3(b)では右端部)が、白鍵4の配列方向に沿って連続する第1の白鍵連結支持部7に、それぞれ撓み部10および隙間調整部11を介して一体に連結されていることにより、複数の白鍵4が所定間隔で配列された構成になっている。すなわち、この第1の白鍵ユニット1は、複数の白鍵4、複数の撓み部10、複数の隙間調整部11、および白鍵連結支持部7が、ポリプロピレン樹脂やスチロール系樹脂などの合成樹脂によって一体に成形された構成になっている。
In this case, as shown in FIGS. 3A and 3B, the first
第2の白鍵ユニット2は、図4(a)および図4(b)に示すように、複数の白鍵5(C、E、G、Bの各鍵)の各後端部(図4(b)では右端部)が、白鍵5の配列方向に沿って連続する第2の白鍵連結支持部8に、それぞれ撓み部10および隙間調整部11を介して一体に連結されていることにより、複数の白鍵5が所定間隔、つまり第1の白鍵ユニット1の各鍵4の間に配置される間隔で配列された構成になっている。この第2の白鍵ユニット2も、複数の白鍵5、複数の撓み部10、複数の隙間調整部11、および白鍵連結支持部8が、ポリプロピレン樹脂やスチロール系樹脂などの合成樹脂によって一体に成形された構成になっている。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the second
黒鍵ユニット3は、図5(a)および図5(b)に示すように、複数の黒鍵6(C#、D#、F#、G#、A#の各鍵)の各後端部(図5(b)では右端部)が、黒鍵6の配列方向に沿って連続する黒鍵連結支持部9に、それぞれ撓み部10および隙間調整部11を介して一体に連結されていることにより、複数の黒鍵6が所定間隔、つまり第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各鍵4、5の間に配置される間隔で配列された構成になっている。この黒鍵ユニット3も、複数の黒鍵6、複数の撓み部10、複数の隙間調整部11、および黒連結支持部8が、ポリプロピレン樹脂やスチロール系樹脂などの合成樹脂によって一体に成形された構成になっている。
As shown in FIG. 5 (a) and FIG. 5 (b), the
ところで、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4は、図3(a)および図3(b)に示すように、その各後端部に形成されて第1の白鍵連結支持部5に一体に連結された各撓み部10を支点として上下方向に回転するように構成されている。この撓み部10は、ヒンジに相当する部分であり、図6および図7に示すように、白鍵4の後端部における左右方向、つまり白鍵4の配列方向の中間部から白鍵連結支持部5に亘って上下方向に撓み変形するリブ状に形成されている。
By the way, as shown in FIGS. 3A and 3B, the plurality of
すなわち、この撓み部10は、白鍵4が押鍵されると、白鍵連結支持部5に支持された状態で、前部側(つまり白鍵4の後部側に位置する部分)が下側に撓むことにより、白鍵4を下側に向けて回転させ、この後、撓み部10の弾性復帰することにより、白鍵4を上側に回転させて初期位置に戻すように構成されている。この場合、撓み部10は、図3(b)に示すように、白鍵4の後端面における下部、つまり後端面の下端部よりも少し上側に位置する箇所に設けられている。
That is, when the
また、隙間調整部11は、図6および図7に示すように、複数の白鍵4の各後端部と白鍵連結支持部7との間にそれぞれ設けられている。この隙間調整部11は、撓み部10における白鍵4の配列方向の両側(図6では左右方向の両側)にそれぞれ設けられた一対の変形部12である。この一対の変形部12は、図6に示すように、それぞれ肉厚が薄く形成されたほぼ半分の角錐形状に膨出形成されている。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, the
すなわち、この変形部12は、図6に示すように、複数の白鍵4の各後端部と白鍵連結支持部7との間における中間部に向けて徐々に高くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に高くなるように形成されている。このため、この変形部12は、図6に示すように、撓み部10の側面から離れた辺部12aが撓み部10の前後方向の長さよりも長く形成されている。
That is, as shown in FIG. 6, the
これにより、この変形部12は、図7に示すように、上方から押されると、ほぼ半角錐形状に膨出された部分が潰れるように変形し、このときに変形部12の突っ張り力によって白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を押し広げ、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるようにほぼV字形状に変形することにより、白鍵4の後端部を前側に向けて押し出して白鍵4を左右方向に僅かに変位させるように構成されている。
As a result, as shown in FIG. 7, when the
すなわち、一対の変形部12のうち、撓み部10の右側に位置する変形部12は、図7に示すように、上方から押されてほぼV字形状に変形することにより、白鍵4を左方向に変位させるように構成されている。また、撓み部10の左側に位置する変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形することにより、白鍵4を右方向に変位させるように構成されている。この場合、変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形する際に、上方からの押し下げ力に応じて白鍵4の変位量が微妙に変化するように構成されている。
That is, of the pair of
このような第1の白鍵ユニット1の第1の白鍵連結支持部7は、図3(a)および図3(b)に示すように、白鍵4の配列方向に沿って連続する帯板状に形成され、その前端面(図3(b)では左端面)における下端部に撓み部10および隙間調整部11がそれぞれ一体に連結形成され、これにより撓み部10および隙間調整部11を介して複数の白鍵4を支持するように構成されている。この第1の白鍵連結支持部7は、その所定箇所がビス14によって鍵盤シャーシ13上に取り付けられている。
The first white key
一方、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵5は、図4(a)および図4(b)に示すように、その各後端部に形成されて第2の白鍵連結支持部8に一体に連結された各撓み部10を支点として上下方向に回転するように構成されている。この場合にも、撓み部10は、第1の白鍵ユニット1と同様、ヒンジに相当する部分であり、白鍵4の後端部における白鍵5の配列方向(図6では左右方向)の中間部から白鍵連結支持部8に亘って上下方向に撓み変形するリブ状に形成されている。この撓み部10は、図4(b)に示すように、白鍵5の後端面における下端部に設けられている。
On the other hand, the plurality of
また、この第2の白鍵ユニット2における各白鍵5の隙間調整部11も、第1の白鍵ユニット1と同様、複数の白鍵5の各後端部と白鍵連結支持部78の間にそれぞれ設けられている。すなわち、この隙間調整部11も、撓み部10における白鍵5の配列方向の両側にそれぞれ設けられた一対の変形部12である。この一対の変形部12も、第1の白鍵ユニット1と同様、それぞれ肉厚が薄く形成されたほぼ半分の角錐形状に膨出形成されている。
Further, the
すなわち、この変形部12も、図6に示すように、複数の白鍵5の各後端部と白鍵連結支持部8との間における中間部に向けて徐々に高くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に高くなるように形成されている。このため、この変形部12も、撓み部10の側面から離れた辺部12aが撓み部10の前後方向の長さよりも長く形成されている。
That is, as shown in FIG. 6, the deforming
これにより、この変形部12は、図7に示すように、上方から押されると、ほぼ半角錐形状に膨出された部分が潰れるように変形し、このときに変形部12の突っ張り力によって白鍵5の後部と白鍵連結支持部8との間を押し広げ、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるようにほぼV字形状に変形することにより、白鍵5の後端部を前側に向けて押し出して、白鍵5を左右方向に僅かに変位させるように構成されている。この場合にも、変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形する際に、上方からの押し下げ力に応じて白鍵5の変位量が微妙に変化するように構成されている。
As a result, as shown in FIG. 7, when the
このような第2の白鍵ユニット2の白鍵連結支持部8も、図4(a)および図4(b)に示すように、白鍵7の配列方向に沿って連続する帯板状に形成され、その前端面(図4(b)では左端面)における中間部に撓み部10および隙間調整部11がそれぞれ一体に連結形成され、これにより撓み部10および隙間調整部11を介して複数の白鍵5を支持するように構成されている。この第2の白鍵連結支持部8も、その所定箇所がビス14によって鍵盤シャーシ13上に取り付けられている。
The white key
同様に、黒鍵ユニット3における複数の黒鍵6は、図5(a)および図5(b)に示すように、その各後端部に形成されて黒鍵連結支持部9に一体に連結された各撓み部10を支点として上下方向に回転するように構成されている。この場合にも、撓み部10は、第1、第2の各白鍵ユニット1、2と同様、ヒンジに相当する部分であり、黒鍵6の後端部における黒鍵6の配列方向(図6では左右方向)の中間部から黒鍵連結支持部9に亘って上下方向に撓み変形するリブ状に形成されている。この撓み部10は、図5(b)に示すように、黒鍵6の後端面における下部に設けられている。
Similarly, the plurality of
また、この黒鍵ユニット3における各黒鍵6の隙間調整部11も、第1、第2の各白鍵ユニット1、2と同様、複数の黒鍵6の各後端部と黒鍵連結支持部6との間にそれぞれ設けられている。すなわち、この隙間調整部11も、撓み部10における黒鍵6の配列方向の両側にそれぞれ設けられた一対の変形部12である。この一対の変形部12も、第1、第2の各白鍵ユニット1、2と同様、それぞれ肉厚が薄く形成されたほぼ半分の角錐形状に膨出形成されている。
Further, the
すなわち、この変形部12も、図6に示すように、複数の黒鍵6の各後端部と黒鍵連結支持部9との間における中間部に向けて徐々に高くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に高くなるように形成されている。このため、この変形部12も、撓み部10の側面から離れた辺部12aが撓み部10の前後方向の長さよりも長く形成されている。
That is, as shown in FIG. 6, the
これにより、この変形部12は、第1、第2の各白鍵ユニット1、2と同様、上方から押されると、ほぼ半角錐形状に膨出された部分が潰れるように変形し、このときに変形部12の突っ張り力によって黒鍵6の後部と黒鍵連結支持部9との間を押し広げ、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるようにほぼV字形状に変形することにより、黒鍵6の後端部を前側に向けて押し出して、黒鍵6を左右方向に僅かに変位させるように構成されている。この場合にも、変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形する際に、上方からの押し下げ力に応じて黒鍵6の変位量が微妙に変化するように構成されている。
As a result, like the first and second white
このような黒鍵ユニット3の黒鍵連結支持部9も、図5(a)および図5(b)に示すように、黒鍵6の配列方向に連続する帯板状に形成され、その前端部(図5(b)では左端面)における上面に撓み部10および隙間調整部11がそれぞれ一体に連結形成され、これにより撓み部10および隙間調整部11を介して複数の黒鍵6を支持するように構成されている。この黒鍵連結支持部9も、その所定箇所がビス14によって鍵盤シャーシ13上に取り付けられている。
As shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), the black key
ところで、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3は、図1および図2に示すように、第1、第2の各白鍵連結支持部7、8および黒鍵連結支持部9を重ね合わせ、この状態で第1、第2の各白鍵連結支持部7、8および黒鍵連結支持部9が、複数のビス14によって締め付けられて鍵盤シャーシ13上に固定されるように構成されている。
By the way, as shown in FIGS. 1 and 2, the first and second white
これにより、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3は、図1に示すように、第1の白鍵ユニット1における各白鍵4の間、第2の白鍵ユニット2における各白鍵5の間、および黒鍵ユニット3における各黒鍵6の間に、各白鍵4、5および各黒鍵6がそれぞれ交互に配置されて音階順に配列されるように構成されている。
As a result, the first and second white
次に、このような鍵盤装置を組み立てて、各白鍵4、5および各黒鍵6間の隙間を調整する場合について説明する。
この鍵盤装置では、まず、第1、第2の各白鍵連結支持部7、8および黒鍵連結支持部9を重ね合わせた状態で、第1、第2の各白鍵連結支持部7、8および黒鍵連結支持部9を、複数のビス14によって締め付けて鍵盤シャーシ13上に固定する。
Next, a case where such a keyboard device is assembled and the gap between the
In this keyboard device, first, the first and second white key
すると、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3は、図1に示すように、第1の白鍵ユニット1における各白鍵4の間、第2の白鍵ユニット2における各白鍵5の間、および黒鍵ユニット3における各黒鍵6の間に、各白鍵4、5および各黒鍵6がそれぞれ交互に配置されて音階順に配列される。
Then, the first and second white
この場合、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3は、それぞれ成形用金型で成形されて取り出される際に、その成形用金型からの離型不良や、組立て時における精度不良などによって、各白鍵4、5および各黒鍵6の間の隙間Sにばらつきが生じることがある。例えば、図8に示すように、第1の白鍵ユニット1における1つの白鍵4(Fの鍵)が離型不良や精度不良などによって右方向に偏って配置された場合には、このFの白鍵4に隣接する第2の白鍵ユニット2の白鍵5(Eの鍵)との間の隙間Sが大きくなる。
In this case, when each of the first and second white
このような場合には、図9に示すように、第1の白鍵ユニット1におけるFの白鍵4に対応する隙間調整部11の一対の変形部12のうち、撓み部10の右側に位置する変形部12を押し下げる。すると、図7に示すように、撓み部10の右側に位置する変形部12が潰れるように変形する。すなわち、この変形部12は、上方から押されると、ほぼ半角錐形状の部分が潰れるように変形し、このときに変形部12の突っ張り力によって白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を押し広げ、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるようにほぼV字形状に変形する。
In such a case, as shown in FIG. 9, of the pair of
このように、撓み部10の右側に位置する変形部12が変形すると、白鍵4の後部が前側に向けて押し出されるので、図9に2点鎖線で示すように、Fの白鍵4が左方向に僅かに変位する。これにより、離型不良や精度不良などによって生じたFの白鍵4の偏りが修正され、図1に示すように、各白鍵4、5および各黒鍵6の間の隙間Sが均一なり、各白鍵4、5および各黒鍵6を良好に配列させることができる。
In this way, when the deforming
この場合、変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形する際に、上方からの押し下げ力に応じて白鍵4の変位量を微妙に変化させるので、各白鍵4、5および各黒鍵6の間の隙間Sを均一になるように正確に調整することができる。また、白鍵4を右方向に変位させて隙間を調整する場合には、撓み部10の左側に位置する変形部12を押し下げて、上述した場合と同様に、変形部12を変形させれば良い。
In this case, when the deforming
このような隙間Sの調整は、第1の白鍵ユニット1の各白鍵4に限らず、第2の白鍵ユニット2の各白鍵5および黒鍵ユニット3の各黒鍵6にいずれかが、成形用金型からの離型不良や、組立て時における精度不良などによって、各白鍵5および各黒鍵6の各間の隙間Sにばらつきが生じた場合にも、上述したように、鍵5、6の偏りを修正し、各鍵4、6の各間の隙間Sを均一にして、各白鍵4、5および各黒鍵6を良好に配列させることができる。
Such adjustment of the gap S is not limited to each
このように、この鍵盤装置によれば、並列に配列された複数の鍵4〜6と、この複数の鍵4〜6の各後部にそれぞれ設けられ、押鍵操作に応じてヒンジとして上下方向に撓み変形する複数の撓み部10と、複数の鍵4〜6の後方にその配列方向に連続して配置され、複数の撓み部10がそれぞれ連結される連結支持部7〜9と、複数の鍵4〜6と連結支持部7〜9との間にそれぞれ変形可能に設けられ、隣接する複数の鍵4〜6の各隙間Sをそれぞれ変形によって調整するための複数の隙間調整部11と、を備えているので、隣接する鍵4〜6間の各隙間Sを簡単に調整することができる。
As described above, according to this keyboard device, the plurality of
すなわち、この鍵盤装置では、並列に配列された複数の鍵4〜6と、この複数の鍵4〜6の各後部にそれぞれ設けられた複数の撓み部10がそれぞれ連結される連結支持部7〜9との間に、それぞれ隙間調整部11を変形可能に設けた構成であるから、この隙間調整部11のいずれかを選択して変形させるだけの簡単な作業で、隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sを各鍵4〜6ごとに個別に良好に調整することができる。
That is, in this keyboard device, a plurality of
この場合、隙間調整部11は、上下方向に変形して鍵4〜6を撓み部10と共にほぼ水平方向に変位させる一対の変形部12であることにより、この一対の変形部12のいずれか一方を押すだけで、変形部12を簡単に変形させることができ、これにより隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sを容易に且つ確実に調整することができる。
In this case, the
すなわち、この変形部12は、複数の鍵4〜6の各後部と連結支持部7〜9との間における中間部に向けて徐々に高くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に高くなるほぼ半分の角錐形状に形成されているので、変形部12が上方から押されると、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるように変形することにより、鍵4〜6を左右方向に変位させることができる。
That is, the
この場合、変形部12は、ほぼ半分の角錐形状に形成されていることにより、撓み部10の側面から離れた辺部12aが撓み部10の前後方向の長さよりも長く形成されているので、上方から押されると、ほぼ半角錐形状の部分が潰れるように変形し、このときに変形部12の突っ張り力によって白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を押し広げ、ほぼ半角錐形状の最も高い部分が最も低くなるようにほぼV字形状に変形することにより、鍵4〜6の後部を前側に向けて押し出すことができる。
In this case, since the
これにより、変形部12は、その変形によって鍵4〜6を確実に且つ良好に左右方向に変位させることができる。この場合、変形部12は、上方から押されてほぼV字形状に変形する際に、上方からの押し下げ力に応じて白鍵4の変位量を微妙に変化させることができるので、隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sをきめ細かく調整することができる。
Thereby, the deformation |
また、この変形部12は、撓み部10における鍵4〜6の配列方向の両側にそれぞれ設けられているので、撓み部10の右側に位置する変形部12が上方から押されてほぼV字形状に変形することにより、鍵4〜6を左方向に変位させることができ、また撓み部10の左側に位置する変形部12が上方から押されてほぼV字形状に変形することにより、鍵4〜6を右方向に変位させることができる。
Moreover, since this deformation |
このため、この変形部12は、1つの鍵4〜6を左右方向のいずれかの方向に変位させることができるので、鍵4〜6の各隙間Sをそれぞれ個別に調整することができると共に、撓み部10の両側に設けられた変形部12をそれぞれ上方から押す際に、その上方からの押し下げ力を左右で変えることにより、鍵4〜6を左右方向に微妙に変位させることができるので、隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sを正確に且つ微妙に調整することができる。
For this reason, since this deformation |
さらに、この鍵盤装置では、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3をそれぞれ一体に成形するための成形用金型の製作が容易にできるので、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3を安価に製作することができる。また、鍵4〜6が配列された鍵盤シャーシ13を収納する楽器ケース(図示せず)の底部にドライバーなどの工具が挿入する修理用の孔を設けることにより、製品を組立て後においても、鍵4〜6の隙間Sを容易に調整することができるので、保守点検などのメンテナンス性が良い。
Furthermore, in this keyboard device, the first and second white
(実施形態2)
次に、図10〜図13を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図9に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤装置は、図10に示すように、隙間調整部20が実施形態1と異なる構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。この場合、この鍵盤装置においても、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3を備えているが、以下では第1の白鍵ユニット1のみついて説明する。
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment of the keyboard apparatus to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same part as
As shown in FIG. 10, the keyboard device has a configuration in which the
この第1の白鍵ユニット1は、実施形態1と同様、複数の白鍵4の各後端部(図10では右端部)が、白鍵4の配列方向に沿って連続する第1の白鍵連結支持部7に、それぞれ撓み部10および隙間調整部20を介して一体に連結された構成になっている。この場合にも、第1の白鍵ユニット1は、複数の白鍵4が所定間隔で配列された状態で、複数の白鍵4、複数の撓み部10、複数の隙間調整部20、および白鍵連結支持部7が、ポリプロピレン樹脂やスチロール系樹脂などの合成樹脂によって一体に成形された構成になっている。
As in the first embodiment, the first white
撓み部10は、実施形態1と同様、白鍵4の後端部における左右方向、つまり白鍵4の配列方向における中間部から白鍵連結支持部5に亘って上下方向に撓み変形するリブ状に形成されている。この撓み部10も、ヒンジに相当する部分であり、白鍵4が押鍵されると、白鍵連結支持部5に支持された状態で、前部側(つまり白鍵4の後部に位置する部分)が下側に撓むことにより、白鍵4を下側に向けて回転させ、この後、撓み部10が弾性復帰することにより、白鍵4を上側に回転させて初期位置に戻すように構成されている。
As in the first embodiment, the bending
ところで、隙間調整部20は、図10に示すように、複数の白鍵4の各後端部と白鍵連結支持部7との間に位置し、且つ撓み部10における白鍵4の配列方向の両側にそれぞれ設けられている。この隙間調整部20は、図10に示すように、肉厚の薄い3つの変形部21〜23が白鍵4の長手方向(つまり白鍵4の前後方向)に沿ってほぼ波形状に連続して形成されている。
By the way, as shown in FIG. 10, the
この3つの変形部21〜23は、図10に示すように、撓み部10の側面に位置する部分がほぼ直線的に形成され、撓み部10の側面から離れた辺部20aが上下に変化する波形状に形成されていることにより、その辺部20aが撓み部10の前後方向の長さよりも長く形成されている。
As shown in FIG. 10, the three
この場合、3つの変形部21〜23のうち、撓み部10の前後に位置する2つの変形部21、23は、図10に示すように、白鍵4の後端部と白鍵連結支持部7との間において上側に向けて徐々に高くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に高くなるように形成されている。また、中間に位置する変形部22は、白鍵4の後端部と白鍵連結支持部7との間の中間部において下側に向けて徐々に低くなると共に、撓み部10の側部から離れるに従って徐々に低くなるように形成されている。
In this case, of the three
これにより、この隙間調整部20は、図11に示すように、後部側に位置する変形部23が上方から押されて潰れるように変形すると、この変形部23の突っ張り力によって白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を押し広げ、この後部側の変形部23の最も高い部分が中間の変形部22と同様に低くなるように変形することにより、白鍵4の後端部を前側に向けて押し出して、白鍵4を左右方向に僅かに変位させるように構成されている。
As a result, as shown in FIG. 11, when the deforming
すなわち、一対の隙間調整部20のうち、撓み部10の右側に位置する隙間調整部20は、図11に示すように、3つの変形部21〜23のうち、後部側に位置する変形部23が上方から押されて変形すると、白鍵4を左方向に変位させるように構成されている。同様に、この隙間調整部20は、3つの変形部21〜23のうち、前部側に位置する変形部21が上方から押されて変形すると、白鍵4を左方向に変位させるように構成されている。
That is, among the pair of
また、この隙間調整部20は、3つの変形部21〜23のうち、前後部に位置する2つの変形部21、23がそれぞれ上方から押されて変形すると、図12に示すように、この2つの変形部21、23の突っ張り力によって白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を大きく押し広げ、この変形部21、23の最も高い部分が中間の変形部22と同様に低くなるように変形することにより、白鍵4を左方向に大きく変位させるように構成されている。
In addition, when the two deforming
さらに、撓み部10の右側に位置する隙間調整部20は、図13に示すように、中間に位置する変形部22が下方から押されると、上方に膨らむように変形して、白鍵4の後部と白鍵連結支持部7との間を縮めるように引き寄せ、この中間の変形部22の最も低い部分が最も高くなるように変形することにより、白鍵4の後端部を後側に向けて引っ張り、白鍵4を右方向に変位させるように構成されている。
Further, as shown in FIG. 13, the
このため、この隙間調整部20は、撓み部10の片側に位置する3つの変形部21〜23を選択的に変形させることにより、白鍵4を左右のいずれかの方向に微妙に変位させるように構成されている。また、この隙間調整部20は、撓み部10の両側にそれぞれ設けられていることにより、撓み部10の両側にそれぞれ位置する各3つの変形部21〜23をそれぞれ選択的に変形させることにより、白鍵4を左右のいずれかの方向に、より一層、微妙に変位させるように構成されている。
For this reason, this
この場合にも、3つの変形部21〜23は、上下方向から押されて変形する際に、その押す力に応じて白鍵4の変位量が微妙に変化するように構成されている。また、このような隙間調整部20は、第1の白鍵ユニット1の各白鍵4に限らず、第2の白鍵ユニット2の各白鍵5、および黒鍵ユニット3の各黒鍵6にも、それぞれ設けられている。
Also in this case, when the three deforming
このように、この鍵盤装置によれば、複数の鍵4〜6の各後部と連結支持部7〜9との間に位置し、且つ撓み部10における鍵4〜6の配列方向の両側に隙間調整部20がそれぞれ設けられ、この各隙間調整部20が、それぞれ肉厚の薄い3つの変形部21〜23を鍵4〜6の前後方向に沿ってほぼ波形状に連続させて形成した構成であるから、実施形態1と同様、隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sを各鍵4〜6ごとに個別に調整することができる。
Thus, according to this keyboard apparatus, it is located between each rear part of the some keys 4-6 and the connection support parts 7-9, and it is a clearance gap on the both sides of the arrangement direction of the keys 4-6 in the bending
すなわち、この隙間調整部20は、3つの変形部21〜23が鍵4〜6の前後方向に沿ってほぼ波形状に連続して形成された構成であるから、撓み部10の前後に位置する2つの変形部21、23の一方を変形させることにより、鍵4〜6を左右の一方向(例えば、図11に示す左方向)に変位させることができ、また中間に位置する変形部22を変形させることにより、鍵4〜6を左右の他方向(例えば、図12に示す右方向)に変位させることができる。
That is, the
この場合、隙間調整部20は、3つの変形部21〜23のうち、前後部に位置する2つの変形部21、23がそれぞれ上方から押されて変形すると、鍵4〜6を左右の一方向(例えば、図11に示す左方向)に大きく変位させることができる。このため、この隙間調整部20は、撓み部10の片側に位置する3つの変形部21〜23を選択的に変形させることにより、鍵4〜6を左右のいずれかの方向に微妙に変位させることができる。
In this case, when the two
また、この3つの変形部21〜23は、上下方向から押されて変形する際に、その押される力に応じて鍵4〜6の変位量を微妙に変化させることができるので、各白鍵4、5および各黒鍵6の間の隙間Sを均一になるように、きめ細かく正確に且つ良好に調整することができる。
Further, when the three deforming
さらに、この隙間調整部20は、撓み部10における鍵4〜6の配列方向の両側にそれぞれ設けられていることにより、撓み部10の両側にそれぞれ位置する各3つの変形部21〜23をそれぞれ選択的に変形させることにより、鍵4〜6を左右のいずれかの方向に、より一層、微妙に変位させることができるので、実施形態1よりも、隣接する複数の鍵4〜6の各間隔Sを各鍵4〜6ごとに個別にきめ細かく調整することができる。
Further, the
なお、上述した実施形態2では、隙間調整部20が撓み部10における鍵4〜6の配列方向の両側にそれぞれ設けられている場合について述べたが、これに限らず、例えば隙間調整部20を撓み部10のいずれか一方のみに設けた構成であっても良い。このように片側のみに隙間調整部20を設けた構成であっても、3つの変形部21〜23のいずれかを変形させるだけで、鍵4〜6を左右方のいずれか一方に変位させることができる。
In addition, in
1、2 第1、第2の各白鍵ユニット
3 黒鍵ユニット
4、5 白鍵
6 黒鍵
7、8 白鍵連結支持部
9 黒鍵連結支持部
10 撓み部
11、20 隙間調整部
12、21〜23 変形部
13 鍵盤シャーシ
14 ビス
1, 2 Each of the first and second white
Claims (4)
この複数の鍵の各後部にそれぞれ設けられ、押鍵操作に応じてヒンジとして上下方向に撓み変形する複数の撓み部と、
前記複数の鍵の後方にその配列方向に連続して配置され、前記複数の撓み部がそれぞれ連結される連結支持部と、
前記複数の鍵と前記連結支持部との間にそれぞれ変形可能に設けられ、隣接する前記複数の鍵の隙間をそれぞれ変形によって調整するための複数の隙間調整部と、
を備えていることを特徴とする鍵盤装置。 A plurality of keys arranged in parallel;
A plurality of bending portions provided at each rear portion of the plurality of keys, and flexibly deforming vertically as a hinge in response to a key pressing operation,
A connection support part that is continuously arranged in the arrangement direction behind the plurality of keys and to which the plurality of bending parts are connected, respectively.
A plurality of gap adjusting portions provided in a deformable manner between the plurality of keys and the connection support portion, respectively, for adjusting the gaps between the adjacent keys by deformation; and
A keyboard device characterized by comprising:
The keyboard device according to claim 2, wherein the deforming portion is provided on each side of the bending portion in the key arrangement direction.
Priority Applications (1)
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KR101407803B1 (en) * | 2013-05-08 | 2014-06-17 | 김진문 | Keyboard Frame Adjustable Clearance Between Keyboards in Keyed Instrument |
JP2016170288A (en) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | ヤマハ株式会社 | Keyboard device |
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JP2001125573A (en) * | 1999-10-25 | 2001-05-11 | Casio Comput Co Ltd | Keyboard device |
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