JP2011231691A - 蒸気タービンの車室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気損失等を増大させることなく真空調整運転を不要にして、高真空度運転による発電利得の向上を実現できること。
【解決手段】タービンロータを収容する低圧車室11の外部車室15が、外部車室上半22と外部車室下半23に分割され、外部車室上半は、胴板26と、この胴板の両端に設けられる端板27と、これら胴板及び端板の下端に設けられる水平フランジ部上半24と、この水平フランジ部上半と端板間に設けられる軸受支持部上半28とを備えてなり、水平フランジ部上半と外部車室下半の水平フランジ部下半25とが結合され、軸受支持部上半と外部車室下半の軸受支持部下半33とが結合されて外部車室15が構成され、軸受支持部下半によりタービンロータの荷重が支持される蒸気タービンの車室構造であって、外部車室上半22では、端板27の下端が可撓性部材30を介して、軸受支持部上半28と水平フランジ部上半22に接合されたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気タービンの車室構造に関する。
蒸気タービンとは、ボイラーもしくは原子炉(以降、蒸気源と記載する)で発生させた蒸気の熱エネルギを機械的仕事に変換する原動機である。原子力または火力発電用大出力のタービンにおいては、蒸気源側の高圧部と復水器側の低圧部の温度・圧力の条件により、要求される材料仕様が異なることと、蒸気通路部面積の差異とから、一般的には少なくとも高圧タービンと低圧タービンによる複数気筒構成となり、低圧タービンからの排気が復水器に直接排出される復水タービンの形式が採用される。
低圧タービンでは、ノズル及び羽根を収める内部車室と、排気通路を構成する外部車室とを有する2重車室構造が一般的である。特に、発電プラント用の排気流量が多い大出力タービンにおいては、外部車室が大型化するためパッキン及び軸受を外部車室に設けることが多い。
ここで、従来の低圧タービンの低圧車室の構造を、図12及び図13を用いて説明する。
低圧タービン100は、低圧車室101内にタービンロータ102が収容されて構成される。このうち、低圧車室101は、タービンロータ102の羽根などを覆う内部車室103と、この内部車室103の外側に配置された外部車室104とを備えてなり、これらの内部車室103と外部車室104との間に排気通路105が形成される。
外部車室104に設けられた蒸気入口管106から内部車室103の入口蒸気室107に蒸気が導入され、この蒸気が図10の矢印Rに示すように、蒸気通路部108を流れてタービンロータ102を回転させた後、排気通路105内を流れ、その後図示しない復水器へ導かれる。
外部車室104は、外部車室上半109と外部車室下半110に分割され、これらの外部車室上半109と外部車室下半110とが、それぞれの水平フランジ部上半111、水平フランジ部下半112でボルト結合されて外部車室104が構成される。この外部車室104は、復水器に連通して、この復水器と同程度の真空状態に保持される。
外部車室上半109は、半円筒形状の胴板113と、この胴板113の両端に溶着された端板114と、これらの胴板113及び端板114の下端に溶着された前記水平フランジ部上半111と、この水平フランジ部上半111と端板114に溶着された軸受支持部上半115とを備えてなる。
また、外部車室下半110は、対向配置された一対の側板116と、これらの側板116の両端に溶着された一対の端板117と、これらの側板116及び端板117のそれぞれの上端に溶着された前記水平フランジ部半112と、この水平フランジ部112と端板117に溶着された軸受支持部下半118とを備えてなる。
外部車室上半109と外部車室下半110が、前述のごとく、それぞれの水平フランジ部上半111、水平フランジ部下半112でボルト結合されて外部車室104が構成されるが、このとき、軸受支持部上半115と軸受支持部下半118もボルト結合されて、軸受支持部119が外部車室104の一構成要素として形成される。この軸受支持部119内に軸受120及びバッキン121が配設され、軸受120を介してタービンロータ102の荷重が軸受支持部119、特に軸受支持部下半118により支持される。
外部車室104は、外圧が復水器と同様な真空度となっているので、大気圧(真空荷重)の作用により変形する。特に外部車室上半109における端板114が、図13の1点鎖線に示すように外部車室上半109の内側に撓むことで、この撓み変形が軸受支持部119及び外部車室下半110へ伝達され、軸受支持部下半118が図13の1点鎖線に示すように下方へ倒れ込み、タービンロータ102の軸心がずれてしまう。
従来の低圧タービンでは、もっぱら外部車室104の剛性を高めることで、上述の真空荷重による変形に対処している。例えば、特許文献1及び2に記載のように、外部車室上半109の端板114に、タービンロータ102のロータ軸を中心に放射状に延びる防撓材が配置されたり、また図12に示すように、外部車室上半109の端板114に格子状の防撓材122が配置されている。
特開2009−209697号公報 特開2002−235505号公報
真空荷重の作用で外部車室104、特に外部車室上半109の端板114が内側に撓む変形は、通常、地域ごとに経済性を考慮して定められた設計真空度を用いて、タービンロータ102の軸心ずれが許容値に収まるよう設計される。
しかしながら、実際の運用では、外部車室104内の真空度は、冷却水温度が低下する冬季に設計真空度よりも過大になってしまい、軸受支持部下半118の下方への倒れ込み量が著しくなってしまう。
軸受支持部下半118の上記変形は、パッキン119のラビング等による有害な振動の原因となる。このため、設計真空度よりも高真空で低圧タービン100を運用する場合、振動レベルを監視しながらこの振動レベルが上昇しないように、例えば復水器内の非凝縮性ガスの濃度を上昇させることで真空度を調整する真空調整運転を実施している。
排気損失を低減させるために最終段翼長を長くした低圧タービン100では、最高出力点が設計真空度よりも高真空側にあることと、特に原子力発電プラントの定格熱出力一定運転への移行により冬季の高真空度運転による発電利得の向上が可能になったこと等とがあるにも拘らず、上述のように有害な振動の発生を懸念して真空調整運転を実施し、真空度に制約を設けているため、高真空度運転による発電利得の向上の機会を失している。
設計真空度の上限を引き上げて、真空調整運転が必要ない低圧タービン100とすれば上述の課題は解決されるが、従来技術のまま設計真空度を引き上げた場合には、外部車室104の剛性確保の大部分を内部補強に依存することになってしまう。この結果、外部車室104において、排気損失の増大や車室質量の増大による材料及び製造コストの上昇を招いてしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、排気損失や車室重量を増大させることなく真空調整運転を不要にして、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる蒸気タービンの車室構造を提供することにある。
本発明は、タービンロータを収容する車室が内部車室と外部車室を有してなり、前記外部車室が、前記タービンロータのロータ軸を通る水平面で外部車室上半と外部車室下半に分割され、前記外部車室上半は、半筒形状の胴板と、この胴板の両端に設けられる端板と、これら胴板及び端板のそれぞれの下端に設けられる水平フランジ部上半と、この水平フランジ部上半と前記端板間に設けられる軸受支持部上半とを備えてなり、前記水平フランジ部上半と前記外部車室下半の水平フランジ部下半とが結合され、前記軸受支持部上半と前記外部車室下半の軸受支持部下半とが結合されて、前記外部車室が構成され、前記軸受支持部下半により前記タービンロータの荷重が支持される蒸気タービンの車室構造であって、前記外部車室上半では、前記端板の下端が可撓性部材を介して、前記軸受支持部上半と前記水平フランジ部上半とに接合されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、外部車室上半の端板が真空荷重により内側に撓んでも、その撓み変形が可撓性部材により吸収されて外部車室下半へ伝達されず、この外部車室下半の軸受支持部下半が下方へ倒れ込むことを抑制できる。このため、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に、排気通路を形成する外部車室下半に補強部材を追加する必要がない。従って、排気損失や車室重量を増大させることなく真空調整運転を不要にできるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第1の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 図1の低圧タービンを示す側断面図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第2の実施の形態おける低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第3の実施の形態における低圧タービンを示し、(A)が部分側断面図、(B)が図4(A)のIV−IV線に沿う断面図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第4の実施の形態における低圧タービンを示し、(A)が部分側断面図、(B)が図5(A)のV−V線に沿う断面図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第5の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの低圧車室における第6の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第7の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第8の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第9の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第10の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 従来の低圧タービンの低圧車室を示す斜視図。 図12の低圧タービンを示す側断面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
[A]第1の実施の形態(図1、図2)
図1及び図2に示すように、蒸気タービンにおける低圧タービン10は、圧力容器である低圧車室11内にタービンロータ12が収容されて構成される。このうち、低圧車室11は、タービンロータ12の羽根(動翼)20等を覆う内部車室14と、この内部車室14の外側に配置された外部車室15とを備えてなり、これらの内部車室14と外部車室15との間の空間が排気通路16として形成される。
内部車室14は、鋼板溶接構造で上半部と下半部との2分割構造となっており、それぞれの水平フランジ部(不図示)がボルト結合される。この内部車室14の内部に、入口蒸気室17、蒸気通路部18等が形成される。内部車室14の蒸気通路部18にノズル板(静翼)19が設置され、このノズル板19が、タービンロータ12に植設された羽根20(動翼)と共にタービン段落を構成する。入口蒸気室17には、外部車室15を貫通する蒸気入口管21が接続されている。この蒸気入口管21と外部車室15との間に、ベローズなどが配設されて気密性が保持される。
外部車室15に設けられた蒸気入口管21から内部車室14の入口蒸気室17に蒸気が導入されると、この蒸気は、図2の矢印Pに示すように、蒸気通路部18を流れてタービンロータ12を回転させた後、排気通路16内へ流れ、その後図示しない復水器へ導かれる。
低圧車室11の外部車室15は、鋼板溶接構造であり、タービンロータ12のロータ軸Oを通る水平面で外部車室上半22と外部車室下半23に分割される。これらの外部車室上半22と外部車室下半23とが、それぞれの水平フランジ部上半24、水平フランジ部半25でボルト結合されて外部車室15が構成される。この外部車室15は復水器(不図示)と連通し、この復水器と同程度の真空状態に保持される。また、この外部車室15は、図示しないキーにより内部車室14を固定する。
外部車室上半22は、タービンロータ12のロータ軸O方向に延びる略半円筒形状の胴板26と、この胴板26におけるロータ軸O方向の両端に固着(例えば溶着)して設けられた略半円板形状の一対の端板27と、胴板26の下端に固着(例えば溶着)して設けられると共に、端板27の下端に可撓性部材30(後述)を介して接合して設けられた前記水平フランジ部上半24と、この水平フランジ部上半24と端板27との間で、水平フランジ部上半24に固着(例えば溶着)して設けられると共に、端板27に可撓性部材30を介して接合して設けられた軸受支持部上半28と、を備えてなる。
外部車室下半23は、タービンロータ12を挟んで対向配置され、且つタービンロータ12のロータ軸O方向に延出された長方形形状の一対の側板31と、これらの側板31におけるロータ軸O方向の両端に固着(例えば溶着)して設けられた長方形形状の一対の端板32と、側板31及び端板32のそれぞれの上端に固着(例えば溶着)して設けられた前記水平フランジ部下半25と、この水平フランジ部下半25と端板32との間に固着(例えば溶着)して設けられた軸受支持部間33と、を備えてなる。
この外部車室下半23は、側板31及び端板32に固着(例えば溶着)されたフートプレート37によってタービン基礎台38のソールプレート39に載置される。外部車室下半23のフートプレート37とタービン基礎台38のソールプレート39とは潤滑されており、熱膨張が可能な構成になっている。但し、フートプレート37の側板31側と端板32側に設けられたセンターキー40により、外部車室15はタービンロータ12のロータ軸Oとのアライメントが確保される。
外部車室上半22と外部車室下半23は、前述のごとく、それぞれの水平フランジ部上半24、水平フランジ部下半25がボルト結合されて外部車室15が構成される。このとき、軸受支持部上半28と軸受支持部下半33がボルト結合されて軸受支持部34が、外部車室15の一構成要素として形成される。この軸受支持部34内に軸受35及びパッキン36が配置される。軸受35を介してタービンロータ12の荷重が軸受支持部34、特に軸受支持部下半33により支持される。
タービンロータ12は、内部車室14及び外部車室15の中心を貫通して配置され、外部車室15の貫通部である軸受支持部34に配置されたパッキン36によって、大気の外部車室15内への侵入が防止される。このパッキン36は、シール蒸気を用いる非接触式のラビリンスパッキンである。また、タービンロータ12と内部車室14及び外部車室15との軸心調整は、タービンロータ12の据付時にタービンロータ12の重量による軸受35の沈み込み等を考慮して実施される。
外部車室15は、内圧が復水器と同様な真空度になるので、外圧である大気圧(真空荷重)によって撓み変形し易い。この撓み変形を抑制するために、外部車室上半22には胴板26に補強リブ41が設置されている。また、外部車室下半23は、上述の真空荷重の他、内部車室14、タービンロータ12及び外部車室上半22の荷重を支持する。このため、水平フランジ部下半25とフートプレート37との間の側板31及び端板32に補強リブ42が設置される他、外部車室下半23の内部に多数の補強板43や、図示しないパイプステーが配置されて外部車室下半23が補強されている。
ところで、図1に示すように、外部車室15における外部車室上半22では、前述のごとく、端板27の下端は、軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に固着(例えば溶着)されず、ベローズなどの可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24にそれぞれ接合されている。このため、外部車室上半22の端板27が真空荷重により外部車室15の内側に撓んだ場合、この撓み変形が可撓性部材30の変形により吸収されて軸受支持部34及び外部車室下半23へ伝達されない構造となっている。更に、端板27と軸受支持部上半28及び水平フランジ部上半24とは、可撓性部材30により気密性が確保されている。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(1)を奏する。
(1)外部車室上半22では、端板27の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24にそれぞれ接合されている。このため、外部車室上半22の端板27が真空荷重により内側に撓んでも、その撓み変形が可撓性部材30により吸収されて軸受支持部34及び外部車室下半23へ伝達されず、この外部車室下半23の軸受支持部下半33が下方へ倒れ込むことを抑制できる。この結果、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に、排気通路16を形成する外部車室下半23に補強部材を追加する必要がない。従って、外部車室15内の真空度の低下を抑制する真空調整運転を、排気損失や車室重量を増大させることなく不要にできるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
[B]第2の実施の形態(図3)
図3は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第2の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室47が前記第1の実施の形態の外部車室15(図1)と異なる点は、外部車室上半48において、端板27の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に接合される他、胴板26の下端が可撓性部材30を介して水平フランジ部上半24に接合された点である。
このような外部車室47では、外部車室上半48の胴板26及び端板27が真空荷重により外部車室47の内側に撓み変形した場合、これらの撓み変形が可撓性部材30の変形により吸収されて、軸受支持部34及び外部車室下半23へ伝達されることが確実に防止される。更に、端板27と軸受支持部上半28及び水平フランジ部上半24との気密、胴板26と水平フランジ部上半24との気密は、ともに可撓性部材30により確保される。
従って、本実施の形態によれば、次の効果(2)を奏する。
(2)外部車室上半48では、端板27の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24にそれぞれ接合され、更に胴板26の下端が可撓性部材30を介して水平フランジ部上半24に接合されている。このため、外部車室上半48の端板27及び胴板26が真空荷重により内側に撓み変形した場合にも、その撓み変形が可撓性部材30により吸収されて軸受支持部34及び外部車室下半23へ伝達されず、この外部車室下半23の軸受支持部下半33が下方へ倒れ込むことをより一層抑制できる。この結果、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に、排気通路16を形成する外部車室下半23に補強部材を追加する必要がない。従って、外部車室47内の真空度の低下を抑制する真空調整運転を、排気損失や車室重量を増大させることなく不要にできるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
[C]第3の実施の形態(図4)
図4は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第3の実施の形態における低圧タービンを示し、(A)が部分側断面図、(B)が図4(A)のIV−IV線に沿う断面図である。この第3の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室50が前記第1の実施の形態の外部車室15(図1)と異なる点は、外部車室上半51の端板27の下端が軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に固着(例えば溶着)されると共に、外部車室下半52の軸受支持部下半53の強度を高めて軸受支持部54の剛性を向上させた点である。
つまり、軸受支持部下半53は、外部車室下半52の端板32に固着(例えば溶着)して接続される略半円錐台形状の強度メンバー55と、この強度メンバー55におけるロータ軸Oを挟む左右の外側に配設されて排気を案内し整流するフェアリング56と、を有して構成される。
上記強度メンバー55は、外部車室下半53の端板32に接続される下端縁55Aがフェアリング56の外周縁56Aに連続する位置まで下方へ延出して構成される。従って、強度メンバー55は、従来のフェアリングが配設されていた位置αまで延出されることになり、この延出された下端縁55Aにはフェアリング56が配設されない構成となっている。
外部車室上半51の軸受支持部上半28は、従来と同様に、略半円錐台形状の強度メンバー57と、この強度メンバー57が端板27に固着(例えば溶着)して接続される箇所の全ての外側に配設されて、排気を案内し整流するフェアリング58と、を有して構成される。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(3)及び(4)を奏する。
(3)軸受支持部下半53の強度メンバー55は、外部車室下半53の端板32に接続される下端縁55Aがフェアリング56の外周縁56Aに連続する位置まで下方へ延出して構成されている。このため、軸受支持部下半53の強度が高められて、軸受支持部54の剛性、特に上下方向の剛性が向上する。従って、外部車室50全体の剛性が向上し、この外部車室50に作用する真空荷重によっても、軸受支持部54(特に軸受支持部下半53)が下方へ倒れ込む変形を防止できる。
この結果、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に排気通路16を形成する外部車室下半52に補強部材を追加する必要がない。従って、排気損失や車室重量を増大させることなく真空調整運転を不要にできるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
(4)軸受支持部下半53の強度メンバー55が下方に限定して延出され、タービンロータ12のロータ軸Oを挟む左右方向に延出されることがないので、厚板構造の強度メンバー55の増加量が少なく、外部車室50の製造コストに対する影響を低減できる。
[D]第4の実施の形態(図5)
図5は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第4の実施の形態における低圧タービンを示し、(A)が部分側断面図、(B)が図5(A)のV−V線に沿う断面図である。この第5の実施の形態において、前記第1及び第3の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室60が前記第3の実施の形態の外部車室50(図4)と異なる点は、外部車室下半61の軸受支持部下半62における強度メンバー63が、軸受支持部下半62の内側(即ち、軸受支持部64の内側)に凸の湾曲面形状に形成された点である。
つまり、軸受支持部下半62の強度メンバー63は、略半円錐台形状で、外部車室下半61の端板32に接続される下端縁63Aがフェアリング56の外周縁56Aに連続する位置まで延出されると共に、排気の流れに沿うように、軸受支持部下半62の内側に凸の湾曲面形状に形成される。
従って、本実施の形態によれば、前記第3の実施の形態の効果(3)及び(4)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。
(5)軸受支持部下半62の強度メンバー63が、排気の流れに沿うように軸受支持部下半62の内側に凸の湾曲面形状に形成されたことから、軸受支持部下半62の強度メンバー63が下方に延出された場合にも、排気損失を良好に低減できる。
[E]第5の実施の形態(図6)
図6は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第5の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第5の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室65が前記第1の実施の形態の外部車室15(図1)と異なる点は、外部車室上半66の端板27の下端が軸受支持部上半28及び水平フランジ部上半24に固着(例えば溶着)されると共に、この端板27に第1防撓材67と、他の防撓材としての第2防撓材68が固着(例えば溶着)して配置された点である。
つまり、端板27に固着して配置される第1防撓材67は、タービンロータ12のロータ軸Oに直交して水平方向に延び、両端が胴板26に支持されて両端支持梁構造に構成される。更にこの第1防撓材67は、断面係数が大きく設定され、例えばH型断面形状のフェイスプレート付き梁、またはコ字型断面形状のボックス梁などが好ましい。
また、同じく端板27に固着して配置される第2防撓材68は、第1防撓材67に交差して接続され、端板27に作用する真空荷重を第1防撓材67に効果的に伝達させるように構成されている。例えば、この第2防撓材68は、第1防撓材67に直交して複数本配置される。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(6)を奏する。
(6)外部車室上半66では、端板27に、両端が胴板26に接続されて両端支持梁構造に構成された第1防撓材67が配置されると共に、この第1防撓材67に接続される第2防撓材68が配置されている。このため、端板27の剛性が高められ、この端板27の真空荷重による撓み変形を低減できるので、外部車室下半23の軸受支持部下半33が下方へ倒れ込むことを抑制できる。
この結果、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に排気通路16を形成する外部車室下半23に補強部材を追加する必要がない。従って、排気損失や車室重量を増大させることなく真空調整運転が不要になるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
[F]第6の実施の形態(図7)
図7は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第6の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第6の実施の形態において、前記第1及び第5の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室70が前記第5の実施の形態の外部車室65(図6)と異なる点は、外部車室上半71の端板72に切欠き73が形成され、更に第1防撓材74が連結部材75により連結された点である。
つまり、切欠き73は、外部車室上半71の端板72における軸受支持部上半28に対応する位置に、軸受35調整用に形成されている。また、第1防撓材74は、ロータ軸Oに直交する水平方向に延びて端板27に固着(例えば溶着)され、両端が胴板26に支持される。この第1防撓材74は、上記切欠き73に対応する位置で左右に分断され、これらの分断部分が、着脱可能な連結部材75により連結されて、両端支持梁構造に構成される。
これらの第1防撓材74及び連結部材75は、断面係数の大きな、例えばフェイスプレート付き梁またはボックス梁等にて構成される。また、この第1防撓材74に、端板27に固着(例えば溶着)された複数本の第2防撓材68が交差して接続される。
従って、本実施の形態によれば、次の効果(7)を奏する。
(7)外部車室上半71の端板72に配置される第1防撓材74が、切欠き73に対応する位置で分断される場合にも、この分断部分が着脱可能な連結部材75にて連結されるので、第1防撓材74は、両端が胴板26に支持された両端支持梁構造になり、第2防撓材68と共に、外部車室上半71の端板72の剛性を高めることができる。このため、端板72の真空荷重による撓み変形を低減できるので、外部車室下半23の軸受支持部下半33が下方へ倒れ込むことを抑制できる。
この結果、高真空度運転時に有害な振動の発生を防止でき、更に排気通路16を形成する外部車室下半23に補強部材を追加する必要がない。従って、排気損失や車室重量を増大させることなく真空調整運転を不要にできるので、高真空度運転による発電利得の向上を実現できる。
[G]第7の実施の形態(図8)
図8は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第7の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第7の実施の形態において、前記第1及び第5の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室77は、第1の実施の形態の外部車室15(図1)と、第5の実施の形態の外部車室65(図6)とを組み合わせたものである。つまり、この外部車室77の外部車室上半78は、端板27の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に接合され、且つ、両端が胴板26に支持された第1防撓材67と、この第1防撓材67に交差する第2防撓材68とが端板27に固着(例えば溶着)して配置されたものである。
これにより、外部車室上半78の端板27の剛性が、第1実施の形態の外部車室上半22の端板27の場合よりも高められる。従って、本実施の形態によれば、前記第1及び第5の実施の形態の効果(1)及び(6)と同様な効果を奏する。
[H]第8の実施の形態(図9)
図9は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第8の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第8の実施の形態において、前記第1、第5及び第6の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室80は、第1の実施の形態の外部車室15(図1)と第6の実施の形態の外部車室70(図7)とを組み合わせたものである。つまり、この外部車室80の外部車室上半81では、端板72の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に接合され、且つ、端板72には、両端が胴板26に支持される第1防撓材74と、この第1防撓材74に交差する第2防撓材68とが配置されると共に、軸受支持部上半28に対応する位置に切欠き73が形成され、前記第1防撓材74は、切欠き73に対応する部分で分断され、この分断部分が着脱可能な連結部材75により連結されたものである。
これにより、外部車室上半81の端板72の剛性が第6の実施の形態の場合と同様に高められ、且つ端板72の撓み変形が、第1実施の形態の場合と同様に、可撓性部材30の変形により吸収されて軸受支持部下半33の下方への倒れ込みが抑制される。従って、本実施の形態によれば、前記第1及び第6の実施の形態の効果(1)及び(7)と同様な効果を奏する。
[I]第9の実施の形態(図10)
図10は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第9の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第9の実施の形態において、前記第1、第2及び第5の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室85は、第2の実施の形態の外部車室47(図3)と、第5の実施の形態の外部車室65(図6)とを組み合わせたものである。つまり、この外部車室85の外部車室上半86では、端板27の下端が可撓性部材30を介して軸受支持部上半28と水平フランジ部上半24に接合され、胴板26の下端が可撓性部材30を介して水平フランジ部上半24に接合され、且つ、両端が胴板26に支持された第1防撓材67と、この第1防撓材67に交差する第2防撓材68とが、端板27に固着して配置されたものである。
これにより、外部車室上半86の端板27の剛性が、第2の実施の形態の外部車室上半48の端板27の場合よりも高められる。従って、本実施の形態によれば、前記第2及び第5の実施の形態の効果(2)及び(6)と同様な効果を奏する。
[J]第10の実施の形態(図11)
図11は、本発明に係る蒸気タービンの車室構造が適用された第10の実施の形態における低圧タービンの低圧車室を示す斜視図である。この第10の実施の形態において、前記第1、第2、第5及び第6の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の外部車室90は、第2の実施の形態の外部車室47(図3)と、第6の実施の形態の外部車室70(図6)とを組み合わせたものである。つまり、この外部車室90の外部車室上半91では、端板72の下端が可撓性部材30を介して水平フランジ部上半24に接合され、胴板26の下端が可撓性部材30を介して水平フランジ部上半24に接合され、且つ、端板72には、両端が胴板26に支持される第1防撓材74と、この第1防撓材74に交差する第2防撓材68とが配置されると共に、軸受支持部上半28に対応する位置に切欠き73が形成され、前記第1防撓材74は、切欠き73に対応する部分で分断され、この分断部分が着脱可能な連結部材75により連結されたものである。
これにより、外部車室上半91の端板72の剛性が第6の実施の形態の場合と同様に高められ、且つ端板72及び胴板26の撓み変形が、第2の実施の形態の場合と同様に可撓性部材30の変形により吸収されて、軸受支持部下半33の下方への倒れ込みが抑制される。従って、本実施の形態によれば、前記第2及び第6の実施の形態の効果(2)及び(7)と同様な効果を奏する。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に他の実施の形態が本発明の範囲を逸脱しない範囲で含まれることは言うまでもない。
10 低圧タービン
11 低圧車室
12 タービンロータ
14 内部車室
15 外部車室
22 外部車室上半
23 外部車室下半
24 水平フランジ部上半
25 水平フランジ部下半
26 胴板
27 端板
28 軸受支持部上半
30 可撓性部材
33 軸受支持部下半
34 軸受支持部
47 外部車室
48 外部車室上半
50 外部車室
51 外部車室上半
52 外部車室下半
53 軸受支持部下半
54 軸受支持部
55 強度メンバー
55A 強度メンバーの下端縁
56 フェアリング
56A フェアリングの外周縁
60 外部車室
62 軸受支持部下半
63 強度メンバー
63A 強度メンバーの下端縁
65 外部車室
66 外部車室上半
67 第1防撓材
68 第2防撓材
70 外部車室
71 外部車室上半
72 端板
73 切欠き
74 第1防撓材
75 連結部材
77 外部車室
78 外部車室上半
80 外部車室
82 外部車室上半
85 外部車室
86 外部車室上半
90 外部車室
91 外部車室上半
O ロータ軸

Claims (9)

  1. タービンロータを収容する車室が内部車室と外部車室を有してなり、
    前記外部車室が、前記タービンロータのロータ軸を通る水平面で外部車室上半と外部車室下半に分割され、
    前記外部車室上半は、半筒形状の胴板と、この胴板の両端に設けられる端板と、これら胴板及び端板のそれぞれの下端に設けられる水平フランジ部上半と、この水平フランジ部上半と前記端板間に設けられる軸受支持部上半とを備えてなり、
    前記水平フランジ部上半と前記外部車室下半の水平フランジ部下半とが結合され、前記軸受支持部上半と前記外部車室下半の軸受支持部下半とが結合されて、前記外部車室が構成され、
    前記軸受支持部下半により前記タービンロータの荷重が支持される蒸気タービンの車室構造であって、
    前記外部車室上半では、前記端板の下端が可撓性部材を介して、前記軸受支持部上半と前記水平フランジ部上半とに接合されたことを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  2. 前記外部車室上半では、胴板の下端が可撓性部材を介して、水平フランジ部上半に接合されたことを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンの車室構造。
  3. タービンロータを収容する車室が内部車室と外部車室を有してなり、
    前記外部車室が、前記タービンロータのロータ軸を通る水平面で外部車室上半と外部車室下半に分割され、
    前記外部車室下半の軸受支持部下半により前記タービンロータの荷重が支持される蒸気タービンの車室構造であって、
    前記軸受支持部下半は、前記外部車室下半の端板に接続される強度メンバーと、この強度メンバーの外側に配設されて排気を案内するフェアリングとを備えてなり、
    前記強度メンバーは、前記端板に接続される下端縁が前記フェアリングの外周縁に連続する位置まで下方へ延出して構成されたことを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  4. 前記強度メンバーは、軸受支持部下半の内側に凸の湾曲面形状に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の蒸気タービンの車室構造。
  5. タービンロータを収容する車室が内部車室と外部車室を有してなり、
    前記外部車室が、前記タービンロータのロータ軸を通る水平面で外部車室上半と外部車室下半に分割され、
    前記外部車室上半は、半筒形状の胴板と、この胴板の両端に設けられる端板と、これら胴板及び端板のそれぞれの下端に設けられる水平フランジ部上半と、この水平フランジ部上半と前記端板間に設けられる軸受支持部上半とを備えてなり、
    前記水平フランジ部上半と前記外部車室下半の水平フランジ部下半とが結合され、前記軸受支持部上半と前記外部車室下半の軸受支持部下半とが結合されて、前記外部車室が構成され、
    前記軸受支持部下半により前記タービンロータの荷重が支持される蒸気タービンの車室構造であって、
    前記外部車室上半では、前記端板に、両端が前記胴板に支持された防撓材が配置されたことを特徴とする蒸気タービンの車室構造。
  6. 前記外部車室上半における端板には軸受支持部上半に対応する位置に切欠きが形成され、 前記端板に配置された防撓材は、前記切欠きに対応する部分で分断され、この分断部分が着脱可能な連結部材により連結されたことを特徴とする請求項5に記載の蒸気タービンの車室構造。
  7. 前記外部車室上半の端板には、防撓材に接続される他の防撓材が配置されたことを特徴とする請求項5または6に記載の蒸気タービンの車室構造。
  8. 前記外部車室上半では、両端が胴板に支持された防撓材が端板に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の蒸気タービンの車室構造。
  9. 前記外部車室上半における端板には、両端が胴板に支持される防撓材が配置されると共に、軸受支持部上半に対応する位置に切欠きが形成され、前記防撓材は前記切欠きに対応する部分で分断され、この分断部分が着脱可能な連結部材により連結されたことを特徴とする請求項1または2に記載の蒸気タービンの車室構造。
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